JP3971842B2 - 船外機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、4サイクルエンジンを備えている船外機に関し、特にカム室とオイルパンとの間のオイルおよびガスの流れに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カム室のカムシャフトの軸受けを潤滑した潤滑オイルは、下方に流れてカム室の底部に溜まっている。このカム室の底部とオイルパンとは流路で連通されており、カム室底部に溜まった潤滑オイルは、この流路を通ってオイルパンに回収されている。一方、オイルパン内のブローバイガスなどのガスは、この流路を通ってカム室に流入している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この様に、カム室とオイルパンとを結ぶ流路を、潤滑オイルはカム室からオイルパンの方向へ流れ、一方、ガスはオイルパンからカム室の方向へ流れている。したがって、潤滑オイルの流れとガスの流れとがぶつかり合っており、潤滑オイルやガスは円滑に流れることができなかった。その結果、流路の断面積を大きくする必要があり、船外機のエンジンが大きくなっていた。また、潤滑オイル用の流路と、ガス用の流路とを別々にエンジンケース内に形成することも考えられるが、エンジンケース内に多数の流路を形成すると、流路の配置スペースを確保するために、エンジンケースが大きくなってしまう。
【0004】
本発明は、以上のような課題を解決するためのもので、潤滑オイルおよびガスが、カム室とオイルパンとの間を円滑に流れることができる船外機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の船外機の4サイクルエンジン(16)は、シリンダー(41)が略水平に形成されているシリンダーボディ(39)、このシリンダーボディの燃焼室(45)側を覆うシリンダーヘッド(46)、このシリンダーヘッドに形成されている吸気孔(51a)および排気孔(52a)、この吸気孔を開閉する吸気弁(53)、排気孔を開閉する排気弁(54)、前記弁を駆動するとともに上下方向に延在する弁用カムシャフト(56,57)、カムシャフトが配置されているカム室(47)、および、このカム室の外側を覆うヘッドカバー(48)を具備している。船外機は、このエンジンと、エンジンの下方に配置されているオイルパン(66)と、カム室とオイルパンとを連通させるオイル通路(71)およびガス通路(87)とを備えている。そして、オイル通路が、排気弁または吸気弁の最下段の弁軸よりも低い位置で、カム室と接続されており、かつ、ガス通路が、排気弁または吸気弁の最下段の弁軸と略同じ高さまたはそれよりも高い位置で、カム室と接続されている。このガス通路の少なくとも一部がシリンダーボディの外側に配置されている配管(86)で構成されている。
【0006】
さらに、このガス通路とは、別に第2のガス通路(88)が設けられ、この第2のガス通路が、前記排気弁または吸気弁の最下段の弁軸と略同じ高さまたはそれよりも高い位置で、カム室と接続され、かつ、この2個のガス通路が、左右に振り分けて配置されている。
【0007】
また、オイルパンのオイル量を計測するためのオイルレベルゲージ用のレベルゲージ通路(83)が設けられ、このレベルゲージ通路にガス通路の配管が接続されている場合がある。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明における船外機の実施の一形態を図1ないし図7を用いて説明する。図1は本発明における船外機を横から見た断面図である。図2は船外機内部の上部の平面図である。図3は船外機内部の上部の一部切欠き左側面図である。図4は図1の IV-IV断面におけるエンジンの断面図である。図5は船外機内部の上部の一部切欠き右側面図である。図6は前から見た船外機内部の上部の一部切欠き図である。図7は後から見た船外機内部の上部の図である。なお、図1および図3において、吸排気弁および点火プラグは各シリンダーに設けられているが、弁または点火プラグの何れか一方のみが図示されている。
【0009】
船外機は、上側から順番にアッパーカウリング1、ロワーカウリング2、アッパーケーシング3およびロワーケーシング4からなるハウジングで覆われている。アッパーケーシング3およびロワーケーシング4で、ケーシングが構成されている。
【0010】
そして、アッパーカウリング1およびロワーカウリング2からなるカウリング内にエンジン16が設けられ、エンジン16のクランクシャフト17は、ドライブシャフト19に連結されている。ドライブシャフト19はアッパーケーシング3の内部を上下方向に貫通し、その下端はロワーケーシング4の下部に達しており、傘歯車などの伝達機構21を介して、後端部にプロペラ22が取り付けられているプロペラシャフト24を回転駆動している。
【0011】
船外機を小型船舶に装着するための取り付けブラケット33は、小型船舶のトランサム36などに取り付けられて固定されている。この取り付けブラケット33の後部に、ピボット軸などを介して船外機本体が回動自在に取り付けられている。
【0012】
前記エンジン16は、アルミ合金製のガイドエキゾースト38上に載置固定され、L型の4サイクル4気筒であり、そのシリンダーボディ39には、略水平なシリンダー41が上下方向に4個設けられており、各シリンダー41にはピストン42が摺動可能に配置されている。このピストン42には、コンロッド43の一端が連結され、コンロッド43の他端は、クランクシャフト17に連結されている。シリンダーボディ39のクランクシャフト17側はクランクケース44で覆われ、クランク室40が形成されている。一方、シリンダーボディ39の燃焼室45側はシリンダーヘッド46で覆われている。このシリンダーヘッド46には、燃焼室45配置側とは反対側にカム室47が形成され、このカム室47の外側はヘッドカバー48で覆われている。ヘッドカバー48は略コの字状をしており、上下方向に延在する左右カバー部48a,48bと、この左右カバー部48a,48bの上端部同士を連結する連結カバー部48cとで構成されている。エンジン16のエンジンケースはアルミ合金製で、上記シリンダーボディ39、クランクケース44、シリンダーヘッド46およびヘッドカバー48などからなっており、燃焼室45がクランクシャフト17に対して後方になる様に設置されている。
【0013】
そして、シリンダーヘッド46には、点火プラグ49がシリンダー41毎に設けられているとともに、シリンダー41に空気を供給する吸気流路51と、燃焼室45の燃焼ガスを排気する排気流路52とが、各シリンダー41毎に形成されている。各吸気流路51の一端部(燃焼室45側の端部)には、各々上下一対の吸気孔51aが形成されており、各吸気孔51aを吸気弁53が開閉している。また、各排気流路52の一端部にも、同様に、各々上下一対の排気孔52aが形成されており、各排気孔52aを排気弁54が開閉している。
【0014】
各弁53,54の他端は、カム室47内に達しており、吸気弁用カムシャフト56または排気弁用カムシャフト57に当接している。このカムシャフト56,57はカム室47内を上下方向に延在しており、カムシャフト56,57の上端にはプーリー58,59が設けられている。このプーリー58,59と、クランクシャフト17の上端の駆動プーリー61との間には、ベルト62が掛け渡されており、クランクシャフト17が時計方向に回転すると、駆動プーリー61、ベルト62およびプーリー58,59などを介してカムシャフト56,57が回転駆動される。
【0015】
また、ガイドエキゾースト38の下側には、オイルパン66が垂下して設けられ、このオイルパン66には潤滑オイルが溜まっている。クランクシャフト17とドライブシャフト19との接続部には、オイルポンプ68が設けられ、クランクシャフト17が回転すると、オイルポンプ68が稼働し、オイルパン66内の潤滑オイルを汲み上げている。この潤滑オイルは、ガイドエキゾースト38、シリンダーボディ39およびシリンダーヘッド46内の油路69を通って、クランクシャフト17の軸受部およびカムシャフト56,57の軸受部に供給されている。そして、カムシャフト56,57に供給された潤滑オイルは、落下してカム室47の底部に溜まり、シリンダーヘッド46、シリンダーボディ39およびガイドエキゾースト38に形成されているカム室側戻りオイル通路71を通って、オイルパン66に回収されている。この戻りオイル通路71の流入口は、最下段の弁53,54の弁軸よりも下方に位置している。一方、クランクシャフト17に供給された潤滑オイルは、落下してクランク室40の底部に溜まり、シリンダーボディ39およびガイドエキゾースト38に形成されているクランク室側戻りオイル通路72を通って、オイルパン66に回収されている。この戻りオイル通路72の流入口は、クランク室40の底面に形成されている。
【0016】
さらに、シリンダーヘッド46の吸気流路51の流入口には、吸気マニホールド76、スロットルバルブ77、吸気管78およびサイレンサー79が順次接続されている。
【0017】
また、シリンダーボディ39の下端部には、オイルレベルゲージ81用の筒部82が設けられ、この筒部82内にレベルゲージ通路83が形成されている。このレベルゲージ通路83は、ガイドエキゾースト38を貫通して、オイルパン66に達している。このレベルゲージ通路83に棒状のオイルレベルゲージ81を挿入して、オイルパン66内の潤滑オイルの量を測定することができる。筒部82には、ガス用配管86が接続され、このガス用配管86の他端が、カム室47の上部に接続されている。そして、このガス用配管86およびレベルゲージ通路83で第1のガス通路87が形成されている。
【0018】
さらに、ガイドエキゾースト38、シリンダーボディ39およびシリンダーヘッド46を貫通して第2のガス通路88(図4および図6参照)が形成され、オイルパン66とカム室47とを連通している。この第2のガス通路88の排気口は、最下段の弁53,54の弁軸よりも上方に位置している。また、第1のガス通路87と第2のガス通路88とは、エンジン16の左右両サイドに、左右に振り分けて配置されている。この実施の形態においては、第1のガス通路87が右側すなわち右舷側に、また、第2のガス通路88は左側すなわち左舷側に配置されている。
【0019】
ところで、燃焼室45からクランク室40に漏れ出たブローバイガスは、クランク室側戻りオイル通路72を通って、オイルパン66内に流入することがある。このオイルパン66内のブローバイガスなどのガスは、第1のガス通路87や第2のガス通路88を通って、カム室47内に流入している。
【0020】
ヘッドカバー48には、オイルセパレーター91が設けられ、カム室47内のガスと潤滑オイルとを分離しており、このオイルセパレーター91のガス出口には、ガス用パイプ92が接続され、このガス用パイプ92の他端は、サイレンサー79に接続されている。したがって、カム室47に流入したガスは、オイルセパレーター91で潤滑オイルが分離された後に、ガス用パイプ92を通ってサイレンサー79に流入している。そして、サイレンサー79の吸込口79aから吸い込まれたカウリング1,2内の空気とともに、吸気管78、スロットルバルブ77、吸気マニホールド76、およびシリンダーヘッド46の吸気流路51を通って、シリンダー41内に流入している。
【0021】
前述の様に、この実施の形態では、カム室側戻りオイル通路71とは、別に、オイルパン66とカム室47とを連通しているガス通路87,88が形成されている。したがって、カム室47に溜まっている潤滑オイルはカム室側戻りオイル通路71を通ってオイルパン66に流入し、一方、オイルパン66のブローバイガスなどのガスは、ガス通路87,88を通ってカム室47に流入している。その結果、オイルの流れとガスの流れとが干渉することがなく、オイルおよびガスは円滑に流れることができる。
【0022】
ところで、カム室側戻りオイル通路71の一端部は、カム室47のオイルが溜まっている部分(すなわち最下段の弁53,54の弁軸よりも下方の部分)に開口しており、カム室47に溜まっているオイルはカム室側戻りオイル通路71に流入する。一方、ガス通路87,88の一端部は、カム室47のオイルが溜まっていない部分(すなわち最下段の弁53,54の弁軸と略同じ高さまたはそれよりも上方の部分)に開口しており、カム室47に溜まっているオイルは、ガス通路87,88に流入することはなく、オイルパン66のガスはオイルに妨げられずに流れることができる。なお、オイルが弁53,54よりも上方まで溜まると、オイルが弁53,54の弁軸に沿って流れ、シリンダー41内に流入することがあるので、オイル量は弁53,54の弁軸よりも下方となるように設定されている。
【0023】
また、第1のガス通路87のガス用配管86が接続されているレベルゲージ用筒部82は、シリンダーボディ39の下部に形成されているので、ガス用配管86をエンジン16組み立て時に取り付けることができる。したがって、船外機組み立て時の作業工数を削減することができる。そして、船外機はエンジンと比較して格段に大きいので、この様に船外機での取付作業はできるだけ少なくした方が、作業効率が向上する。
【0024】
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を下記に例示する。
(1)実施の形態においては、エンジン16は4サイクル4気筒であるが、気筒数などは適宜変更可能である。たとえば、単気筒にしたりすることも可能である。
【0025】
(2)実施の形態においては、第2のガス通路88はシリンダーボディ39およびシリンダーヘッド46の内部に形成されているが、第1のガス通路87と同様に、外部配管で構成することも可能である。
(3)実施の形態においては、第1のガス通路87はレベルゲージ用筒部82を利用して形成されているが、必ずしもレベルゲージ用筒部82を利用する必要はない。
【0026】
(4)実施の形態においては、ガス通路は2個設けられているが、その数量は適宜変更可能で、3個以上でも可能である。
(5)ガス用配管86をレベルゲージ用筒部82に取り付ける取付構造は適宜選択可能で、たとえば、圧入または螺子止めなどで行うことができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、カム室とオイルパンとを連通させるオイル通路およびガス通路が設けられているので、オイルはオイル通路を流れ、ガスはガス通路を流れることができる。したがって、オイルの流れとガスの流れとが干渉することを防止することができ、オイルおよびガスが円滑に流れることができる。そして、オイル通路は排気弁または吸気弁の最下段の弁軸よりも低い位置すなわちオイルが溜まっている位置で、カム室と接続されており、確実にオイルをオイルパンに流すことができる。一方、ガス通路は、排気弁または吸気弁の最下段の弁軸と略同じ高さまたはそれよりも高い位置すなわちオイルが溜まっていない位置で、カム室と接続されており、ガスの流れが、溜まっているオイルで妨げられることがない。しかも、ガス通路の少なくとも一部がシリンダーボディの外側に配置されている配管で構成されているので、シリンダーボディ内に形成した場合と比して、必要な断面積を簡単に確保することができ、ガスを円滑に流すことができるとともに、シリンダーボディをコンパクトにすることができる。さらに、この様に外部配管すると、既存のエンジンのシリンダーボディを利用でき、加工や設計も簡単である。
【0028】
さらに、ガス通路とは別に第2のガス通路が設けられ、かつ、この2個のガス通路が左右に振り分けて配置されているので、エンジンが左右に傾いて、一方のガス通路のオイルパン側の端部がオイルパン内のオイルで閉じられても、オイルパンのガスは、他方のガス通路を通ってカム室に流入することができる。
【0029】
また、オイルパンのオイル量を計測するためのオイルレベルゲージ用のレベルゲージ通路が設けられ、このレベルゲージ通路にガス通路の配管が接続されている場合には、レベルゲージ通路を利用して、ガス通路が形成されており、ガス通路を形成するための加工や材料を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明における船外機を横から見た断面図である。
【図2】 図2は船外機内部の上部の平面図である。
【図3】 図3は船外機内部の上部の一部切欠き左側面図である。
【図4】 図4は図1の IV-IV断面におけるエンジンの断面図である。
【図5】 図5は船外機内部の上部の一部切欠き右側面図である。
【図6】 図6は前から見た船外機内部の上部の一部切欠き図である。
【図7】 図7は後から見た船外機内部の上部の図である。
【符号の説明】
16 エンジン
39 シリンダーボディ
41 シリンダー
45 燃焼室
46 シリンダーヘッド
47 カム室
48 ヘッドカバー
51a 吸気孔
52a 排気孔
53 吸気弁
54 排気弁
56 吸気弁用カムシャフト
57 排気弁用カムシャフト
66 オイルパン
71 戻りオイル通路
83 レベルゲージ通路
86 ガス用配管
87 第1のガス通路
88 第2のガス通路

Claims (2)

  1. シリンダーが略水平に形成されているシリンダーボディ、このシリンダーボディの燃焼室側を覆うシリンダーヘッド、このシリンダーヘッドに形成されている吸気孔および排気孔、この吸気孔を開閉する吸気弁、前記排気孔を開閉する排気弁、前記弁を駆動するとともに上下方向に延在する弁用カムシャフト、前記カムシャフトが配置されているカム室、および、このカム室の外側を覆うヘッドカバーを具備する4サイクルエンジンと、
    このエンジンの下方に配置されているオイルパンと、
    前記カム室と前記オイルパンとを連通させるオイル通路およびガス通路とを備え、
    前記オイル通路が、前記排気弁または吸気弁の最下段の弁軸よりも低い位置で、カム室と接続され、
    かつ、前記ガス通路が、前記排気弁または吸気弁の最下段の弁軸と略同じ高さまたはそれよりも高い位置で、カム室と接続されているとともに、ガス通路の少なくとも一部がシリンダーボディの外側に配置されている配管で構成され
    このガス通路とは、別に第2のガス通路が設けられ、
    この第2のガス通路が、前記排気弁または吸気弁の最下段の弁軸と略同じ高さまたはそれよりも高い位置で、カム室と接続され、
    かつ、この2個のガス通路が、左右に振り分けて配置されていることを特徴とする船外機。
  2. 前記オイルパンのオイル量を計測するためのオイルレベルゲージ用のレベルゲージ通路が設けられ、
    このレベルゲージ通路にガス通路の配管が接続されていることを特徴とする請求項1記載の船外機。
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