JP4003380B2 - 船外機のエンジン冷却構造 - Google Patents

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    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、船外機のエンジン冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
船外機等に搭載される小型の4サイクルエンジンで、水冷式のエンジン冷却方式を採用するものがある。その冷却水通路構造の具体例としては、例えば取水口から取り入れられた海水や湖水等の冷却水が冷却水ポンプによって加圧されてドライブシャフトハウジング内に設けられた冷却水チューブを介してエンジンに導かれる。
【0003】
エンジンに導かれた冷却水はまずエンジンのシリンダブロックに形成されたウォータジャケットを通過しながらシリンダスリーブ等を冷却した後、シリンダヘッドに導かれて燃焼室や排気通路等を冷却し、最終的に排水通路を経てエンジン外に排水されるようになっている。
【0004】
また、この排水通路には、冷却水が設定水温以上に上昇すると開くサーモスタットが設けられており、エンジンの暖気を促進するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、冷却水通路の最下流である排水通路にサーモスタットを設けると、このサーモスタットが開いていた場合、シリンダスリーブは常に水温の低い上がり水によって冷却されることになり、エンジンが過冷却される虞がある。その結果、潤滑オイルも十分に温められず、オイルの希釈問題を引き起こす。
【0006】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、エンジンの過冷却を防止して冷却効率の向上を図った船外機のエンジン冷却構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る船外機のエンジン冷却構造は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、エンジン内に冷却水を導いてこのエンジンを冷却する船外機において、上記エンジンを構成するシリンダヘッドには排気ポートが形成され、この排気ポートの周囲に第一のウォータジャケットを形成し、この第一ウォータジャケットに外部から取り入れられた冷却水を最初に導くと共に、上記第一ウォータジャケットの冷却水出口に、このウォータジャケット内の冷却水温度が所定値以上に上昇するまで閉じているサーモスタットを設ける一方、上記シリンダヘッドの燃焼室の周囲に第二のウォータジャケットを形成し、また、上記エンジンを構成するシリンダブロックのシリンダスリーブの周囲に第三のウォータジャケットを形成し、これらの第二および第三のウォータジャケットを上記サーモスタットの下流に配置したものである。
【0009】
また、上述した課題を解決するために、請求項2に記載したように、上記サーモスタットは上記シリンダヘッドの一面に配置され、サーモスタットカバーにより覆われると共に、この同一面には吸気ポートが開口し、この開口部にインレットパイプが接続され、さらにこの同一面にはブリーザ出口が形成され、このブリーザ出口をブリーザカバーで覆ってその内部にブリーザ室を形成する一方、上記サーモスタットカバーと、上記インレットパイプと、上記ブリーザカバーとを一体に形成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1は、本発明に係る船外機の一例を示す右側面図である。図1に示すように、この船外機1はその最上部に箱状のエンジンカバー2を有し、その内部にバーティカル型(縦形)エンジン3が収納される。エンジン3の前下部(図1における右側)からはステアリングハンドル4が前方に向かって延び、その先端にエンジン出力調整用のスロットルグリップ5が設けられる。
【0012】
また、エンジンカバー2の下部にはドライブシャフトハウジング6が設けられ、このドライブシャフトハウジング6の下部にギヤケース7が設けられる。ギヤケース7の内部にはプロペラシャフト8が軸支され、その後端にプロペラ9が設けられる。
【0013】
図2は、船外機1のエンジン3部分の縦断面図であり、図3はエンジン3の平面図である。図1および図2に示すように、エンジン3内にはクランクシャフト10がほぼ鉛直方向を向くよう縦置き(バーティカル)に設けられる。
【0014】
ドライブシャフトハウジング6内にはクランクシャフト10下端に連結されたドライブシャフト11が下方に向かって延び、ドライブシャフト11の下端がベベルギヤ12を介してプロペラシャフト8に連結される。エンジン3の出力、すなわちクランクシャフト10の回転はドライブシャフト11およびベベルギヤ12を経てプロペラシャフト8に伝達され、プロペラ9を回転させる。
【0015】
ドライブシャフトハウジング6の上部はクランプブラケット13の回転支持部13aに回転自在に支持されると共に、このクランプブラケット13は船舶14のトランサム14aに固定される。すなわち、船外機1は船舶14に対しほぼ360°に亘って回転可能に設けられ、ステアリングハンドル4を水平方向に振ることにより船外機1全体の向きを変えて船舶14の操舵を行うことができるように構成される。
【0016】
一方、本実施形態に用いられるエンジン3は例えば4サイクル単気筒エンジンであり、図2および図3に示すように、エンジン3は船外機1の前側(図における右側)に配置される上下に分割式のクランクケース15と、このクランクケース15の後側(図における左側)に配置され、クランクケース15の上側部分と一体に形成されるシリンダブロック16と、このシリンダブロック16の後側(図における左側)に配置されるシリンダヘッド17とから構成される。そして、このエンジン3は、ドライブシャフトハウジング6の上端部に設けられたエクステンションケース18上に固定される。
【0017】
図4は図2のIV矢視図であり、シリンダヘッド17の上面を示す図である。また、図5は図2のV矢視図であり、シリンダヘッド17の下面を示す図である。さらに、図6は図4のVI−VI線に沿う断面図である。さらに、図7は図2のVII矢視図であり、エクステンションケース18の上面を示す図である。さらにまた、図8は図2のVIII矢視図であり、シリンダヘッド17のシリンダブロック16との合せ面を示す図である。そして、図9は図2のIX矢視図であり、シリンダブロック16のシリンダヘッド17との合せ面を示す図である。
【0018】
シリンダブロック16は、その後方(図における左側)に向かってクランクシャフト10に直交する方向に延びる筒状のシリンダスリーブ19を備えると共に、シリンダヘッド17の後部は開口されてその内部に動弁室20を形成し、シリンダヘッドカバー21によって塞がれる。また、シリンダヘッド17にはシリンダスリーブ19に整合する燃焼室22が形成される。なお、詳細には図示しないが、燃焼室22には外方から点火プラグ23が結合される(図3参照)。
【0019】
シリンダスリーブ19内にはピストン24が摺動自在に挿入される。このピストン24とクランクシャフト10とはコンロッド25によって連結され、これによりシリンダスリーブ19内におけるピストン24の往復運動がクランクシャフト10の回転運動に変換される。なお、クランクシャフト10の上端には発電用のフライホイール・マグネト装置26と、ロープ・リコイル式のエンジン始動装置27が設けられる。
【0020】
シリンダヘッド17内には燃焼室22に繋がる吸気ポート28と排気ポート29とが形成される。また、シリンダヘッド17内には両ポートを開閉する吸気バルブ30および排気バルブ31が配置される。
【0021】
排気ポート29はシリンダヘッド17内をエクステンションケース18に向かって下方に延び、このエクステンションケース18内に形成される排気通路32からドライブシャフトハウジング6内を経て排気ガスを機外に排出するように構成される。また、シリンダブロック16の上部には吸気装置33を構成するキャブレタ34が配置され、その下流側がインレットパイプ35を介してシリンダヘッド17の上面に開口する吸気ポート28の開口部28aに接続されると共に、キャブレタ34の上流側にはサイレンサ36が接続される。なお、図10は図2のX矢視図であり、インレットパイプ35の下面を示す図である。
【0022】
ところで、このエンジン3は水冷式のエンジン冷却方式を採用し、その冷却水通路構造は以下の通りである。
【0023】
図1に示すように、ドライブシャフトハウジング6の下面には取水口37が形成され、この取水口37から取り入れられる海水や湖水等の冷却水はドライブシャフト11によって駆動されるウォータポンプ38によって冷却水パイプ39を介してエンジン3に向かって圧送される。
【0024】
前記エクステンションケース18内には排気通路32と区画する隔壁18aと、エンジン3下部との間に介装されるプレート40とによって冷却水通路41が形成され、この冷却水通路41に冷却水パイプ39の下流端が導かれる。また、この冷却水通路41はシリンダヘッド17の下部に向かって延びる。
【0025】
一方、シリンダヘッド17に形成される吸気ポート28および排気ポート29の周囲には第一のウォータジャケット42が形成される。このウォータジャケット42はシリンダヘッド17を上下方向に貫通し、シリンダヘッド17の下面に冷却水の入口43が、シリンダヘッド17の上面に冷却水の出口44がそれぞれ形成される。このシリンダヘッド17の下面とエクステンションケース18上面との間には、詳細には図示しないが、ウォータジャケット42の冷却水入口43の断面形状と略同一な孔45が形成され、この孔45を介して冷却水通路41内の冷却水がウォータジャケット42に導かれる。
【0026】
また、シリンダヘッド17の上面に形成された第一のウォータジャケット42の冷却水出口44にはサーモスタット46が設けられる。このサーモスタット46はウォータジャケット42内の冷却水温度が所定値以上に上昇すると開いてウォータジャケット42内の冷却水を外部に放出するものである。また、図4および図6に示すように、冷却水の出口44に隣接して冷却水の連通路47が形成され、その入口47aがシリンダヘッド17の上面に開口される。そして、図6に示すように、サーモスタット46および冷却水連通路47の入口47aはインレットパイプ35と一体に形成されたサーモスタットカバー48によって覆われ、ウォータジャケット42からサーモスタットカバー48内に放出された冷却水を冷却水連通路47に導くように構成される。
【0027】
図2および図8に示すように、シリンダヘッド17に形成される燃焼室22の周囲にも第二のウォータジャケット49が形成され、このウォータジャケット49に上記冷却水連通路47の出口47bが接続される。また、図2および図9に示すように、シリンダブロック16のシリンダスリーブ19の周囲にも第三のウォータジャケット50が形成され、このウォータジャケット50は燃焼室22のウォータジャケット49に対向した位置に配置される。
【0028】
さらに、図9に示すように、第三のウォータジャケット50からは落し水通路51が下方に向かって延び、エンジン3冷却後の冷却水をエクステンションケース18内の排気通路32に放出する。なお、排気通路32内に放出された冷却水は排気ガスと共にドライブシャフトハウジング6内を経て機外に排出される。
【0029】
ところで、この船外機1のエンジン3にはブリーザ装置52が備えられる。ブリーザ装置52は、ピストン24とシリンダスリーブ19との間の隙間を通って微量づつクランクケース15内に漏出する圧力を伴ったガス、すなわちブローバイガスを外部に逃がすと共に、ブローバイガス中に混入しているオイル分を分離するための手段である。
【0030】
シリンダブロック16およびシリンダヘッド17にはクランクケース15内と動弁室20内とを連通するブリーザ通路53が一体に形成される。なお、このブリーザ通路53は図示しないプッシュロッドの通路を兼ねる。
【0031】
一方、図4に示すように、シリンダヘッド17の上面には動弁室20の内外を連通するブリーザ出口54が形成される。このブリーザ出口54の外側には弁装置であるリードバルブ55が設けられ、このリードバルブ55はブローバイガスが動弁室20内から動弁室20外に向かってのみ通行可能に設定される。
【0032】
そして、ブリーザ出口54はブリーザカバー56によって覆われ、その内部にブリーザ室57を形成する。ブリーザ室57は、その内部でブローバイガス中に混入しているオイル分を分離させるものであって、ブリーザカバー56は前記サーモスタットカバー48と共にインレットパイプ35と一体に形成され、シリンダヘッド17の上面に形成された座面58に例えばボルト59で固着される(図3参照)。
【0033】
ブリーザ室57の底面であるシリンダヘッド17の上面には動弁室20内に連通するブリーザオイル排出口60が形成され、ブリーザ室57内にて分離されたブローバイガス中のオイル分、すなわち潤滑オイルを動弁室20内に戻す役割を備える。
【0034】
一方、ブリーザカバー56の上面にはブローバイガス排出ユニオン61が形成され、このブローバイガス排出ユニオン61に図示しないブリーザホースの一端が接続される。そして、詳細には図示しないが、このブリーザホースの他端は吸気装置33に接続され、ブローバイガスは燃焼室22にて再燃焼される。
【0035】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0036】
ウォータポンプ38によって取水口37から取り入れられた冷却水は冷却水パイプ39を介して一旦エクステンションケース18内の冷却水通路41に導かれ、この冷却水通路41から最初にシリンダヘッド17に形成される第一のウォータジャケット42に導かれる。エンジン3内において始動後最も早く高温となるのは排気ポート29であって、この排気ポート29周囲に形成されたウォータジャケット42に常に水温の低い上がり水を最初に導くようにしたことにより冷却効率が向上すると共に、冷却水が早く温まり、エンジン3の暖機運転の短縮化を図ることができる。なお、第一のウォータジャケット42は吸気ポート28の周囲にも形成されているため、吸気温度を低下させて充填効率を向上させることにもなる。
【0037】
ところで、第一のウォータジャケット42の冷却水出口44にはサーモスタット46が設けられ、ウォータジャケット42内の冷却水温度が所定値以上に上昇するまで、すなわち暖機運転が終了するまでウォータジャケット42内の冷却水を外部に放出しないので、サーモスタット46の下流に位置する、燃焼室22の周囲に形成される第二のウォータジャケット49およびシリンダスリーブ19の周囲に形成される第三のウォータジャケット50に導かれる冷却水の水温をサーモスタット46通過後の、設定温度以上に保つことができる。その結果、シリンダスリーブ19の過冷却が防止され、また、潤滑オイルも十分に温められ、オイルの希釈問題を引き起こすことがない。
【0038】
そして、サーモスタット46を覆うサーモスタットカバー48と、ブリーザ室57を形成するブリーザカバー56とをインレットパイプ35と一体に形成したことにより、組付け用のボルト59数を含む部品点数の削減および組付け工程数の削減を図ることができ、コストの削減およびエンジン3の軽量化に繋がる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る船外機のエンジン冷却構造によれば、エンジン内に冷却水を導いてこのエンジンを冷却する船外機において、上記エンジンを構成するシリンダヘッドには排気ポートが形成され、この排気ポートの周囲に第一のウォータジャケットを形成すると共に、このウォータジャケットに外部から取り入れられた冷却水を最初に導いたため、エンジン始動後に最も高温となる排気ポートを効率よく冷却できるとともに、エンジンの暖機運転の短縮化が図れる。
【0040】
また、上記第一ウォータジャケットの冷却水出口に、このウォータジャケット内の冷却水温度が所定値以上に上昇するまで閉じているサーモスタットを設ける一方、上記シリンダヘッドの燃焼室の周囲に第二のウォータジャケットを形成し、また、上記エンジンを構成するシリンダブロックのシリンダスリーブの周囲に第三のウォータジャケットを形成し、これらの第二および第三のウォータジャケットを上記サーモスタットの下流に配置したため、シリンダスリーブの過冷却が防止されると共に、潤滑オイルの希釈問題も起こらない。
【0041】
さらに、上記サーモスタットは上記シリンダヘッドの一面に配置され、サーモスタットカバーにより覆われると共に、この同一面には吸気ポートが開口し、この開口部にインレットパイプが接続され、さらにこの同一面にはブリーザ出口が形成され、このブリーザ出口をブリーザカバーで覆ってその内部にブリーザ室を形成する一方、上記サーモスタットカバーと、上記インレットパイプと、上記ブリーザカバーとを一体に形成したため、部品点数の削減や組付け工程数の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る船外機のエンジン冷却構造の一実施形態を示す船外機の右側面図。
【図2】船外機のエンジン部分の縦断面図。
【図3】エンジンの平面図。
【図4】図2のIV矢視図であり、シリンダヘッドの上面を示す図。
【図5】図2のV矢視図であり、シリンダヘッドの下面を示す図。
【図6】図4のVI−VI線に沿う断面図。
【図7】図2のVII矢視図であり、エクステンションケースの上面を示す図。
【図8】図2のVIII矢視図であり、シリンダヘッドのシリンダブロックとの合せ面を示す図。
【図9】図2のIX矢視図であり、シリンダブロックのシリンダヘッドとの合せ面を示す図。
【図10】図2のX矢視図であり、インレットパイプの下面を示す図。
【符号の説明】
1 船外機
3 エンジン
16 シリンダブロック
17 シリンダヘッド
19 シリンダスリーブ
22 燃焼室
28 吸気ポート
28a 吸気ポートの開口部
29 排気ポート
35 インレットパイプ
42 第一のウォータジャケット
44 第一のウォータジャケットの冷却水出口
46 サーモスタット
48 サーモスタットカバー
49 第二のウォータジャケット
50 第三のウォータジャケット
54 ブリーザ出口
56 ブリーザカバー

Claims (2)

  1. エンジン内に冷却水を導いてこのエンジンを冷却する船外機において、上記エンジンを構成するシリンダヘッドには排気ポートが形成され、この排気ポートの周囲に第一のウォータジャケットを形成し、この第一ウォータジャケットに外部から取り入れられた冷却水を最初に導くと共に、上記第一ウォータジャケットの冷却水出口に、このウォータジャケット内の冷却水温度が所定値以上に上昇するまで閉じているサーモスタットを設ける一方、上記シリンダヘッドの燃焼室の周囲に第二のウォータジャケットを形成し、また、上記エンジンを構成するシリンダブロックのシリンダスリーブの周囲に第三のウォータジャケットを形成し、これらの第二および第三のウォータジャケットを上記サーモスタットの下流に配置したことを特徴とする船外機のエンジン冷却構造。
  2. 上記サーモスタットは上記シリンダヘッドの一面に配置され、サーモスタットカバーにより覆われると共に、この同一面には吸気ポートが開口し、この開口部にインレットパイプが接続され、さらにこの同一面にはブリーザ出口が形成され、このブリーザ出口をブリーザカバーで覆ってその内部にブリーザ室を形成する一方、上記サーモスタットカバーと、上記インレットパイプと、上記ブリーザカバーとを一体に形成した請求項1記載の船外機のエンジン冷却構造。
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