JPH11112852A - デジタル・スチル・カメラ - Google Patents

デジタル・スチル・カメラ

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Publication number
JPH11112852A
JPH11112852A JP9268489A JP26848997A JPH11112852A JP H11112852 A JPH11112852 A JP H11112852A JP 9268489 A JP9268489 A JP 9268489A JP 26848997 A JP26848997 A JP 26848997A JP H11112852 A JPH11112852 A JP H11112852A
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JP
Japan
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time interval
time
photographing
shooting
recording
Prior art date
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Application number
JP9268489A
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English (en)
Inventor
Koji Somei
浩二 染井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9268489A priority Critical patent/JPH11112852A/ja
Publication of JPH11112852A publication Critical patent/JPH11112852A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の時間間隔で、自動的に順次撮影し、記
録するデジタル・スチル・カメラを提供すること。 【解決手段】 撮影開始時間設定手段23により設定さ
れる撮影開始時間と、撮影終了時間設定手段24により
設定される撮影終了時間と、残り記録可能枚数計算手段
21により計算される記録手段19の残り枚数とに基づ
いて、等時間間隔計算手段22は等時間間隔を計算し、
カメラ制御手段18は、前記等時間間隔で、撮影開始時
間から順次撮影し、記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子など
の撮影手段により撮影された映像を記録媒体に記録する
デジタル・スチル・カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CCD(電荷結合素子)などの固
体撮像素子と、コンパクト・フラッシュ・メモリカード
などの記録媒体を用いた記録装置とを組合せ、スチル映
像を記録媒体に記録し、映像の再生をモニタやプリンタ
で行なうデジタル・スチル・カメラが普及してきてい
る。
【0003】このようなデジタル・スチル・カメラで
は、従来の銀塩フィルムを使用するカメラ(以下「銀塩
カメラ」と称する)と比べ、現像などの薬品処理が不要
であり、また、撮影記録した画像をモニタやプリンタで
即時に確認することができ、さらに、コンピュータなど
を使用して画像の修正加工などが容易であることなど、
数多くの長所を有している。
【0004】デジタル・スチル・カメラにも、銀塩カメ
ラと同じように時間間隔を置いて撮影を行なうことがで
きるセルフタイマー機能が用いられている。しかしなが
ら、セルフタイマー機能は、タイマー設定後、1回の撮
影しか行なうことができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなデジタル・
スチル・カメラでは、時間間隔を置き、タイマーにより
自動的に撮影を行なう場合、1回の撮影のみしか行なう
ことができないという問題点があった。また、指定した
時間間隔にわたって順次撮影を行なうには、人手で撮影
動作を開始する操作を毎回行なわなければならず、煩わ
しいという問題点があった。
【0006】本発明は、所定の時間間隔で、自動的に順
次撮影し、記録するデジタル・スチル・カメラを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、撮影光学系と、撮影光学系により結像した
被写体像を電気的映像信号に変換する撮像手段と、映像
信号を記録する記録手段と、時間間隔撮影モードを選択
するモード選択手段と、撮影開始時間を設定する開始時
間設定手段と、撮影終了時間を設定する終了時間設定手
段と、記録手段の残り記録可能枚数を計算する記録可能
枚数計算手段と、撮影開始時間、撮影終了時間および残
り記録可能枚数に基づいて所定の時間間隔を計算する時
間間隔計算手段と、時間間隔撮影モードにおいて、時間
間隔計算手段により計算された所定の時間間隔で、撮影
開始時間から撮影記録を行うように制御する制御手段
と、を有する構成とした。
【0008】これにより、所定の時間間隔で、自動的に
順次撮影し、記録するデジタル・スチル・カメラが得ら
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、撮影光学系と、撮影光学系により結像した被写体像
を電気的映像信号に変換する撮像手段と、映像信号を記
録する記録手段と、時間間隔撮影モードを選択するモー
ド選択手段と、撮影開始時間を設定する開始時間設定手
段と、撮影終了時間を設定する終了時間設定手段と、記
録手段の残り記録可能枚数を計算する記録可能枚数計算
手段と、撮影開始時間、撮影終了時間および残り記録可
能枚数に基づいて所定の時間間隔を計算する時間間隔計
算手段と、時間間隔撮影モードにおいて、時間間隔計算
手段により計算された所定の時間間隔で、撮影開始時間
から撮影記録を行うように制御する制御手段と、を有す
る構成としたことにより、撮影間隔を特に指定せずに、
撮影開始時間と撮影終了時間とを設定することにより、
その時点での残り記録可能枚数に基づいて所定の時間間
隔で、撮影開始時間から、撮影記録することが可能にな
る。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、撮影光
学系と、撮影光学系により結像した被写体像を電気的映
像信号に変換する撮像手段と、映像信号を記録する記録
手段と、時間間隔撮影モードを選択する選択手段と、撮
影開始時間を設定する開始時間設定手段と、全体の撮影
時間を設定する全体時間設定手段と、記録手段の残り記
録可能枚数を計算する記録可能枚数計算手段と、撮影開
始時間、全体の撮影時間および残り記録可能枚数に基づ
いて所定の時間間隔を計算する時間間隔計算手段と、時
間間隔撮影モードにおいて、時間間隔計算手段により計
算された所定の時間間隔で、撮影開始時間から撮影記録
を行うように制御する制御手段と、を有する構成とした
ことにより、撮影間隔を特に指定せずに、撮影開始時間
と全体の撮影時間を設定することにより、その時点での
残り記録可能枚数から所定時間間隔で、撮影開始時間か
ら、撮影記録することが可能になる。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、撮影光
学系と、撮影光学系により結像した被写体像を電気的映
像信号に変換する撮像手段と、映像信号を記録する記録
手段と、時間間隔撮影モードを選択する選択手段と、全
体の撮影時間を設定する全体時間設定手段と、記録手段
の残り記録可能枚数を計算する記録可能枚数計算手段
と、全体の撮影時間および残り記録可能枚数に基づいて
所定の時間間隔を計算する時間間隔計算手段と、時間間
隔撮影モードにおいて、時間間隔計算手段により計算さ
れた所定の時間間隔で、現在時刻から撮影記録を行うよ
うに制御する制御手段と、を有する構成としたことによ
り、撮影間隔を特に指定せずに、全体の撮影時間を設定
することによりその時点での残り記録可能枚数から所定
の時間間隔で、撮影記録することが可能になる。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)本発明の第1の実施の形態について説
明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施の形態における
デジタル・スチル・カメラのハードウェアブロック図で
あり、ハードウェアによる構成を示したものである。
【0014】図1において、1は電源スイッチであり、
電源スイッチ1を操作することにより電源2が投入され
デジタル・スチル・カメラに電力が供給される。
【0015】電源2投入後、デジタル・スチル・カメラ
は、まず、モニタモードに遷移する。
【0016】モニタモードにおいて、レンズ3を通して
被写体からの反射光は、CCD4内に含まれるフォトダ
イオード(図示せず)によって電荷に変換され、このC
CD4によって電荷は電気的アナログ信号に変換され、
タイミングジェネレータ5に送られる。
【0017】次に、タイミングジェネレータ5によって
アナログ信号をデジタル信号へ変換後、DSP(デジタ
ル・シグナル・プロセッサ)6に送られる。このDSP
6は、デジタル信号から輝度データおよび色差データを
生成する。輝度データおよび色差データは、システムA
SIC9を介してDRAM(ダイナミック・ランダム・
アクセス・メモリ)12内に書き込まれる。
【0018】システムASIC9内のCPU(中央処理
装置)91は、デジタル・スチル・カメラのすべての機
能を制御し、ROM(リード・オンリー・メモリ)11
は、CPU91用のプログラミングROMである。
【0019】DSP6内のNTSCコンバータ61は、
システムASIC9を介してDRAM12内の輝度デー
タおよび色差データを画像データとして読み取り、この
画像データをNTSCビデオ信号に変換し、ビデオアン
プ7で増幅してモニタディスプレイ8に画像として表示
する。
【0020】上記モニタモードにおいて、シャッターボ
タン10が押し下げられると、デジタル・スチル・カメ
ラは撮影モードに遷移する。
【0021】シャッターボタン10が押し下げられる
と、その時取り込まれている画像データとして、DRA
M12内の輝度データおよび色差データからシステムA
SIC9内のJPEGモジュール92にて、JPEG方
式にて画像データはJPEGデータに圧縮され、DRA
M12内にJPEGデータとして書き込まれる。
【0022】DRAM12内に書き込まれたJPEGデ
ータは、システムASIC9内のCPU91にて読み込
まれ、デジタル・スチル・カメラの撮影画像記録媒体と
して最も一般的なコンパクト・フラッシュ・メモリカー
ド13に記録される。
【0023】14はモードLCD(液晶ディスプレイ)
表示装置で、現在のデジタル・スチル・カメラの状態表
示、計時モジュール93の時間設定を行なうための設定
値表示や、操作ボタン15の操作内容のパラメータ表示
などに使用される。操作ボタン15は、モードボタン1
51、選択ボタン(△)152、選択ボタン(▽)15
3、決定ボタン154で構成される。
【0024】図2は本発明の第1の実施の形態における
デジタル・スチル・カメラの機能ブロック図であり、機
能手段による構成を示したものである。図2の各機能手
段について、図1のハードウェアと関連付けながら説明
する。
【0025】図1および図2において、撮影光学系16
は、レンズ3を基本要素として構成されている。撮像手
段17はCCD4、タイミングジェネレータ5およびD
SP6で構成される。カメラ制御手段18は、システム
ASIC9内のCPU91、計時モジュール93と、R
OM11、DRAM12を基本要素として構成される。
【0026】記録手段19は、システムASIC9内の
CPU91、JPEGモジュール92、DRAM12、
コンパクト・フラッシュ・メモリカード13を基本要素
として構成される。
【0027】等時間間隔撮影モード選択手段20は、操
作ボタン15のモードボタン151、モードLCD表示
装置14を基本要素として構成される。
【0028】撮影開始時間設定手段23は、操作ボタン
15の選択ボタン(△)152、選択ボタン(▽)15
3、決定ボタン154、モードLCD表示装置14、シ
ステムASIC9内のCPU91、DRAM12を基本
要素として構成される。撮影終了時間設定手段24は、
撮影開始時間設定手段23と同様の構成である。
【0029】残り記録可能枚数計算手段21は、システ
ムASIC9内のCPU91、コンパクト・フラッシュ
・メモリカード13、DRAM12を基本要素として構
成される。
【0030】等時間間隔計算手段22は、システムAS
IC91内のCPU91、DRAM12を基本要素とし
て構成される。
【0031】以上のように構成されたデジタル・スチル
・カメラについて、以下にその動作を説明する。
【0032】図3は本発明の第1の実施の形態における
デジタル・スチル・カメラの動作フローチャートであ
り、図1および図2と関連させて等時間間隔撮影の動作
を説明する。
【0033】図1、図2および図3に示すように、デジ
タル・スチル・カメラの電源スイッチ1が操作され、電
源2がONになると、デジタル・スチル・カメラに電力
が供給される(ステップ3a)。電源2投入後、デジタ
ル・スチル・カメラのすべての構成要素が動作を開始
し、デジタル・スチル・カメラのソフトウェアが保存さ
れているROM11の先頭番地からCPU91はプログ
ラムを実行する。
【0034】ステップ3aの電源2投入後、通常は、デ
ジタル・スチル・カメラは、モニタモードに移行する
(ステップ3b)。このモニタモードでは、シャッター
ボタン10の押し下げにより撮影モードに移行し、現在
とらえている画像を撮影記録することができる。
【0035】等時間間隔撮影モード選択手段20によ
り、等時間間隔撮影モードの選択がなされる(ステップ
3c)。これは、操作ボタン15のモードボタン151
を複数回押し下げることにより、モードLCD表示装置
14で確認しながら等時間間隔撮影モードの選択を行な
う。
【0036】等時間間隔撮影モードが設定されると、撮
影開始時間(T1)の設定、撮影終了時間(T2)の設
定を行うための画面がモードLCD表示装置14に表示
される。
【0037】最初に、撮影開始時間設定手段23によ
り、撮影開始時間(T1)が設定される(ステップ3d
−1)。これは、操作者により、操作ボタン15の選択
ボタン(△)152、選択ボタン(▽)153、決定ボ
タン154が操作されることによって行われ、DRAM
12に記憶される。
【0038】次に、撮影終了時間設定手段24により、
撮影終了時間(T2)の設定が行われる(ステップ3e
−1)。これも操作者により操作ボタン15が操作され
ることによって行われ、DRAM12に記憶される。
【0039】撮影終了時間(T2)の設定を完了する
と、CPU91にて、コンパクト・フラッシュ・メモリ
カード13から得た情報に基づいて算出され、DRAM
12に記憶された残り記憶容量から、残り記録可能枚数
計算手段21により、残り記録可能枚数(N)の計算が
行われる(ステップ3f)。
【0040】カメラ制御手段18により、残り記録可能
枚数(N)は0ではないことが成立すれば(ステップ3
g)、等時間間隔計算手段22により、等時間間隔
(W)の計算『W←(T2−T1)/(N−1)』が行
なわれる(ステップ3h−1)。その後、撮影開始時間
(T1)で、最初の撮影時間(T)の設定『T←T1』
を行なう(ステップ3i−1)。
【0041】カメラ制御手段18は、計時モジュール9
3の計時する撮影時間(T)まで待機後(ステップ3
j)、撮影記録を行う(ステップ3k)。この動作を説
明すると次のようになる。
【0042】レンズ3からなる撮影光学系16によりC
CD4内に含まれるフォトダイオード(図示せず)によ
って電荷に変換され、CCD4によって電荷は電気的ア
ナログ信号に変換され、タイミングジェネレータ5に送
られる。タイミングジェネレータ5によってアナログ信
号をデジタル信号へ変換後、DSP6に送られる。この
DSP6は、デジタル信号から輝度データおよび色差デ
ータを生成し、システムASIC9を介してDRAM1
2内に書き込まれる。システムASIC9内のJPEG
モジュール92においてJPEG方式にて画像データは
JPEGデータに圧縮され、DRAM12内にJPEG
データとして書き込まれる。DRAM12内に書き込ま
れたJPEGデータはシステムASIC9内のCPU9
1によって読み込まれ、コンパクト・フラッシュ・メモ
リカード13に記録される。
【0043】撮影記録を終えると、カメラ制御手段18
は、次の撮影時間(T)の設定『T←T+W』を行ない
(ステップ3l)、最終撮影画像を超えたか?『T>T
2』どうかを判断し(ステップ3m−1)、超えるまで
等時間間隔(W)で1枚撮影記録が繰り返される。最終
撮影画像を超えたか?『T>T2』が成立したとき、モ
ニタモードに復帰する(ステップ3n)。
【0044】以上のように、本実施の形態では、撮影の
撮影開始時間(T1)を設定する撮影開始時間設定手段
23と、撮影の撮影終了時間(T2)を設定する撮影終
了時間設定手段24と、その時の残り記録可能枚数
(N)を計算する残り記録可能枚数計算手段21とによ
り、『W←(T2−T1)/(N−1)』の計算式で計
算される時間間隔(W)に基づいて、撮影開始時間(T
1)からN回の撮影、記録を自動的に行なうことができ
る。
【0045】(実施の形態2)本発明の第2の実施の形
態について説明する。
【0046】図4は本発明の第2の実施の形態における
デジタル・スチル・カメラの機能ブロック図であり、機
能手段による構成を示したものである。なお、ハードウ
ェア構成は第1の実施の形態と同様であり、図4の各機
能手段について、図1と関連づけて説明する。
【0047】図1および図4において、撮影光学系16
はレンズ3を基本要素として構成されている。撮像手段
17はCCD4、タイミングジェネレータ5、DSP6
で構成される。カメラ制御手段18は、システムASI
C9内のCPU91、計時モジュール93と、ROM1
1、DRAM12を基本要素として構成される。
【0048】記録手段19は、システムASIC9内の
CPU91、JPEGモジュール92、DRAM12、
コンパクト・フラッシュ・メモリカード13を基本要素
として構成される。
【0049】等時間間隔撮影モード選択手段20は、操
作ボタン15のモードボタン151、モードLCD表示
装置14を基本要素として構成される。
【0050】撮影開始時間設定手段23は、操作ボタン
15の選択ボタン(△)152、選択ボタン(▽)15
3、決定ボタン154、モードLCD表示装置14、シ
ステムASIC9内のCPU91、DRAM12を基本
要素として構成される。全体の撮影時間設定手段26
は、撮影開始時間設定手段23と同様の構成である。
【0051】残り記録可能枚数計算手段21は、システ
ムASIC9内のCPU91、コンパクト・フラッシュ
・メモリカード13、DRAM12を基本要素として構
成される。
【0052】等時間間隔計算手段22は、システムAS
IC9内のCPU91、DRAM12を基本要素として
構成される。
【0053】以上のように構成されたデジタル・スチル
・カメラについて、以下にその動作を説明する。
【0054】図5は本発明の第2の実施の形態における
デジタル・スチル・カメラの動作フローチャートであ
り、図1および図4と関連させて等時間間隔撮影の動作
を説明する。
【0055】図1、図4および図5に示すように、デジ
タル・スチル・カメラの電源スイッチ1が操作され、電
源2がONになると、デジタル・スチル・カメラに電力
が供給される(ステップ3a)。電源2投入後、デジタ
ル・スチル・カメラのすべての構成要素が動作を開始
し、デジタル・スチル・カメラのソフトウェアが保存さ
れているROM11の先頭番地からCPU91はプログ
ラムを実行する。
【0056】ステップ3aの電源2投入後、通常は、デ
ジタル・スチル・カメラは、モニタモードに移行する
(ステップ3b)。このモニタモードでは、シャッター
ボタン10の押し下げにより撮影モードに移行し、現在
とらえている画像を撮影記録することができる。
【0057】等時間間隔撮影モード選択手段20によ
り、等時間間隔撮影モードの選択がなされる(ステップ
3c)。これは、操作ボタン15のモードボタン151
を複数回押し下げることにより、モードLCD表示装置
14で確認しながら等時間間隔撮影モードの選択を行な
う。
【0058】等時間間隔撮影モードが設定されると、撮
影開始時間(T1)の設定、全体の撮影時間(T3)の
設定を行うための画面がモードLCD表示装置14に表
示される。
【0059】最初に、撮影開始時間設定手段23によ
り、撮影開始時間(T1)が設定される(ステップ3d
−2)。これは、操作者により、操作ボタン15の選択
ボタン(△)152、選択ボタン(▽)153、決定ボ
タン154が操作されることによって行われ、DRAM
12に記憶される。
【0060】次に、全体の撮影時間設定手段26によ
り、全体の撮影時間(T3)が設定される(ステップ3
e−2)。これも操作者により操作ボタン15が操作さ
れることによって行われ、DRAM12に記憶される。
【0061】全体の撮影時間(T3)の設定を完了する
と、CPU91にてコンパクト・フラッシュ・メモリカ
ード13から得た情報に基づいて算出され、DRAM1
2に記憶された残り記憶容量から、残り記録可能枚数計
算手段21により、残り記録可能枚数(N)の計算が行
なわれる(ステップ3f)。
【0062】カメラ制御手段18により、残り記録可能
枚数(N)は0ではないことが成立すれば(ステップ3
g)、等時間間隔計算手段22により、等時間間隔
(W)の計算『W←T3/(N−1)』が行なわれる
(ステップ3h−2)。その後、撮影開始時間(T1)
で、最初の撮影時間(T)の設定『T←T1』を行なう
(ステップ3i−2)。
【0063】カメラ制御手段18は、計時モジュール9
3の計時する撮影時間(T)まで待機後(ステップ3
j)、撮影記録を行う(ステップ3k)。この動作につ
いて説明すると次のようになる。
【0064】レンズ3からなる撮影光学系16によりC
CD4内に含まれるフォトダイオード(図示せず)によ
って電荷に変換され、CCD4によって電荷は電気的ア
ナログ信号に変換され、タイミングジェネレータ5に送
られる。タイミングジェネレータ5によってアナログ信
号をデジタル信号へ変換後、DSP6に送られる。この
DSP6は、デジタル信号から輝度データおよび色差デ
ータを生成し、システムASIC9を介してDRAM1
2内に書き込まれる。システムASIC9内のJPEG
モジュール92においてJPEG方式にて画像データは
JPEGデータに圧縮され、DRAM12内にJPEG
データとして書き込まれる。DRAM12内に書き込ま
れたJPEGデータはシステムASIC9内のCPU9
1によって読み込まれ、コンパクト・フラッシュ・メモ
リカード13に記録される。
【0065】撮影記録を終えると、カメラ制御手段18
は、次の撮影時間(T)の設定『T←T+W』を行い
(ステップ3l)、最終撮影画像を超えたか?『T>T
1+T3』どうかを判断し(ステップ3m−2)、超え
るまで等時間間隔(W)で1枚撮影記録が繰り返され
る。最終撮影画像を超えたか?『T>T1+T3』が成
立したとき、モニタモードに復帰する(ステップ3
n)。
【0066】以上のように、本実施の形態では、撮影の
撮影開始時間(T1)を設定する撮影開始時間設定手段
23と、全体の撮影時間(T3)を設定する全体の撮影
時間設定手段26と、その時の残り記録可能枚数(N)
を計算する残り記録可能枚数計算手段21とにより、
『W←T3/(N−1)』の計算式で計算される時間間
隔(W)に基づいて、撮影開始時間(T1)からN回の
撮影、記録を行なうことができる。
【0067】(実施の形態3)本発明の第3の実施の形
態を説明する。
【0068】図6は本発明の第3の実施の形態における
デジタル・スチル・カメラの機能ブロック図であり、機
能手段による構成を示したものである。なお、ハードウ
ェア構成は第1の実施の形態と同様であり、図6の各機
能手段を図1と関連づけて説明する。
【0069】図1および図6において、撮影光学系16
はレンズ3を基本要素として構成されている。撮像手段
17はCCD4、タイミングジェネレータ5、DSP6
で構成される。カメラ制御手段18は、システムASI
C9内のCPU91、計時モジュール93と、ROM1
1、DRAM12を基本要素として構成される。
【0070】記録手段19は、システムASIC9内の
CPU91、JPEGモジュール92、DRAM12、
コンパクト・フラッシュ・メモリカード13を基本要素
として構成される。
【0071】等時間間隔撮影モード選択手段20は、操
作ボタン15のモードボタン151、モードLCD表示
装置14を基本要素として構成される。
【0072】全体の撮影時間設定手段26は、操作ボタ
ン15の選択ボタン(△)152、選択ボタン(▽)1
53、決定ボタン154、モードLCD表示装置14、
システムASIC9内のCPU91、DRAM12を基
本要素として構成される。
【0073】残り記録可能枚計算手段21は、システム
ASIC9内のCPU91、コンパクト・フラッシュ・
メモリカード13、DRAM12を基本要素として構成
される。
【0074】等時間間隔計算手段22は、システムAS
IC9内のCPU91、DRAM12を基本要素として
構成される。
【0075】図7は本発明の第3の実施の形態における
デジタル・スチル・カメラの動作フローチャートであ
り、図1、図6と関連させて等時間間隔撮影の仕組みを
説明する。
【0076】図1、図6および図7において、デジタル
・スチル・カメラの電源スイッチ1が操作され、電源2
がONになると、デジタル・スチル・カメラに電力が供
給される(ステップ3a)。電源2投入後、デジタル・
スチル・カメラのすべての構成要素が動作を開始し、デ
ジタル・スチル・カメラのソフトウェアが保存されてい
るROM11の先頭番地からCPU91はプログラムを
実行する。
【0077】ステップ3aの電源2投入後、通常は、デ
ジタル・スチル・カメラは、モニタモードに移行する
(ステップ3b)。このモニタモードでは、シャッター
ボタン10の押し下げにより撮影モードに移行し、現在
とらえている画像を撮影記録することができる。
【0078】等時間間隔撮影モード選択手段20によ
り、等時間間隔撮影モードの選択がなされる(ステップ
3c)。これは、操作ボタン15のモードボタン151
を複数回押し下げることにより、モードLCD表示装置
14で確認しながら等時間間隔撮影モードの選択を行な
う。
【0079】等時間間隔撮影モードが設定されると、全
体の撮影時間(T3)の設定を行うための画面がモード
LCD表示装置14に表示され、全体の撮影時間設定手
段26により、全体の撮影時間(T3)が設定される
(ステップ3e−3)。これも操作者により操作ボタン
15が操作されることによって行われ、DRAM12に
記憶される。
【0080】全体の撮影時間(T3)の設定を完了する
と、CPU91にてコンパクト・フラッシュ・メモリカ
ード13から得た情報に基づいて算出され、DRAM1
2に記憶された残り記憶容量から、残り記録可能枚数計
算手段21により、残り記録可能枚数(N)の計算が行
なわれる(ステップ3f)。
【0081】カメラ制御手段18により、残り記録可能
枚数(N)は0ではないことが成立すれば(ステップ3
g)、等時間間隔計算手段22により、等時間間隔
(W)の計算『W←T3/(N−1)』が行なわれる
(ステップ3h−3)。その後、現在時刻(T1)で、
最初の撮影時間(T)の設定『T←T1』を行なう(ス
テップ3i−3)。
【0082】カメラ制御手段18は、計時モジュール9
3の計時する撮影時間(T)まで待機後(ステップ3
j)、撮影記録を行う(ステップ3k)。この動作につ
いて説明すると次のようになる。
【0083】レンズ3からなる撮影光学系16によりC
CD4内に含まれるフォトダイオード(図示せず)によ
って電荷に変換され、CCD4によって電荷は電気的ア
ナログ信号に変換され、タイミングジェネレータ5に送
られる。タイミングジェネレータ5によってアナログ信
号をデジタル信号へ変換後、DSP6に送られる。この
DSP6は、デジタル信号から輝度データおよび色差デ
ータを生成し、システムASIC9を介してDRAM1
2内に書き込まれる。システムASIC9内のJPEG
モジュール92においてJPEG方式にて画像データは
JPEGデータに圧縮され、DRAM12内にJPEG
データとして書き込まれる。DRAM12内に書き込ま
れたJPEGデータはシステムASIC9内のCPU9
1によって読み込まれ、コンパクト・フラッシュ・メモ
リカード13に記録される。
【0084】撮影記録を終えると、カメラ制御手段18
は、次の撮影時間(T)の設定『T←T+W』を行い
(ステップ3l)、最終撮影画像を超えたか?『T>T
1+T3』どうかを判断し(ステップ3m−3)、超え
るまで等時間間隔(W)で1枚撮影記録が繰り返され
る。最終撮影画像を超えたか?『T>T1+T3』が成
立したとき、モニタモードに復帰する(ステップ3
n)。
【0085】以上のように、本実施の形態によれば、全
体の撮影時間(T3)を設定する全体の撮影時間設定手
段26と、その時の残り記録可能枚数(N)を計算する
残り記録可能枚数計算手段21とにより、『W←T3/
(N−1)』の計算式で計算される時間間隔(W)に基
づいて、N回の撮影、記録を行なうことができる。
【0086】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、撮影光
学系と、撮影光学系により結像した被写体像を電気的映
像信号に変換する撮像手段と、映像信号を記録する記録
手段と、時間間隔撮影モードを選択するモード選択手段
と、撮影開始時間を設定する開始時間設定手段と、撮影
終了時間を設定する終了時間設定手段と、記録手段の残
り記録可能枚数を計算する記録可能枚数計算手段と、撮
影開始時間、撮影終了時間および残り記録可能枚数に基
づいて所定の時間間隔を計算する時間間隔計算手段と、
時間間隔撮影モードにおいて、時間間隔計算手段により
計算された所定の時間間隔で、撮影開始時間から撮影記
録を行うように制御する制御手段と、を有する構成とし
たことにより、撮影間隔を特に指定せずに、撮影開始時
間と撮影終了時間とを設定することにより、その時点で
の残り記録可能枚数に基づいて所定の時間間隔で、撮影
開始時間から、撮影記録することができるので、時間間
隔設定の操作性の向上が図れると共に、残り記録可能枚
数に基づいて計算された撮影間隔で撮影対象を最大限に
記録できる。また、撮影間隔を手動で設定する場合の、
撮影終了時間に満たない記録可能枚数しか残っていない
ことに起因する撮影の取りこぼしを未然に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるデジタル・
スチル・カメラのハードウェアブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるデジタル・
スチル・カメラの機能ブロック図
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるデジタル・
スチル・カメラの動作フローチャート
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるデジタル・
スチル・カメラの機能ブロック図
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるデジタル・
スチル・カメラの動作フローチャート
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるデジタル・
スチル・カメラの機能ブロック図
【図7】本発明の第3の実施の形態におけるデジタル・
スチル・カメラの動作フローチャート
【符号の説明】
1 電源スイッチ 2 電源 3 レンズ 4 CCD 5 タイミングジェネレータ 6 DSP 7 ビデオアンプ 8 モニタディスプレイ 9 システムASIC 10 シャッターボタン 11 ROM 12 DRAM 13 コンパクト・フラッシュ・メモリカード 14 モードLCD表示装置 15 操作ボタン 61 NTSCコンバータ 91 CPU 92 JPEGモジュール 93 計時モジュール 151 モードボタン 152 選択ボタン(△) 153 選択ボタン(▽) 154 決定ボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影光学系と、 前記撮影光学系により結像した被写体像を電気的映像信
    号に変換する撮像手段と、 前記映像信号を記録する記録手段と、 時間間隔撮影モードを選択する選択手段と、 撮影開始時間を設定する開始時間設定手段と、 撮影終了時間を設定する終了時間設定手段と、 前記記録手段の残り記録可能枚数を計算する記録可能枚
    数計算手段と、 前記撮影開始時間、前記撮影終了時間および前記残り記
    録可能枚数に基づいて所定の時間間隔を計算する時間間
    隔計算手段と、 前記時間間隔撮影モードにおいて、前記時間間隔計算手
    段により計算された所定の時間間隔で、撮影開始時間か
    ら撮影記録を行うように制御する制御手段と、を有する
    ことを特徴とするデジタル・スチル・カメラ。
  2. 【請求項2】撮影光学系と、 前記撮影光学系により結像した被写体像を電気的映像信
    号に変換する撮像手段と、 前記映像信号を記録する記録手段と、 時間間隔撮影モードを選択する選択手段と、 撮影開始時間を設定する開始時間設定手段と、 全体の撮影時間を設定する全体時間設定手段と、 前記記録手段の残り記録可能枚数を計算する記録可能枚
    数計算手段と、 前記撮影開始時間、前記全体の撮影時間および前記残り
    記録可能枚数に基づいて所定の時間間隔を計算する時間
    間隔計算手段と、 前記時間間隔撮影モードにおいて、前記時間間隔計算手
    段により計算された所定の時間間隔で、撮影開始時間か
    ら撮影記録を行うように制御する制御手段と、と有する
    ことを特徴とするデジタル・スチル・カメラ。
  3. 【請求項3】撮影光学系と、 前記撮影光学系により結像した被写体像を電気的映像信
    号に変換する撮像手段と、 前記映像信号を記録する記録手段と、 時間間隔撮影モードを選択する選択手段と、 全体の撮影時間を設定する全体時間設定手段と、 前記記録手段の残り記録可能枚数を計算する記録可能枚
    数計算手段と、 前記全体の撮影時間および前記残り記録可能枚数に基づ
    いて所定の時間間隔を計算する時間間隔計算手段と、 前記時間間隔撮影モードにおいて、前記時間間隔計算手
    段により計算された所定の時間間隔で、現在時刻から撮
    影記録を行うように制御する制御手段と、を有すること
    を特徴とするデジタル・スチル・カメラ。
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