JP2003189160A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

Info

Publication number
JP2003189160A
JP2003189160A JP2001380448A JP2001380448A JP2003189160A JP 2003189160 A JP2003189160 A JP 2003189160A JP 2001380448 A JP2001380448 A JP 2001380448A JP 2001380448 A JP2001380448 A JP 2001380448A JP 2003189160 A JP2003189160 A JP 2003189160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
subject
digital camera
photographed
photographing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001380448A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Uchida
光明 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001380448A priority Critical patent/JP2003189160A/ja
Publication of JP2003189160A publication Critical patent/JP2003189160A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Circuits (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数人が撮影された画像を簡単に得ることが
できるデジタルカメラを得る。 【解決手段】 シャッタボタンが半押しされた場合、測
光、測距を行い、被写体に焦点があうようにレンズを駆
動すると共に絞り値等を設定する(ステップ100〜1
04)。シャッタボタンが全押しされると撮影を行い、
ツーショットモードで撮影回数が1回目の場合には、撮
影画像をファインダ内のLCD装置へ出力する(ステッ
プ106〜118)。これにより、1回目に撮影した画
像と被写体からの反射光が重ね合わされた像をファイン
ダで視認することができ、それぞれが略一致するように
カメラアングルを調整することが容易となる。2回目の
撮影を行った場合には、1回目の撮影画像に含まれる被
写体と2回目の撮影画像に含まれる被写体とが隣り合う
ように画像を合成する(ステップ120)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラに
係り、特に、撮影画像を合成することが可能なデジタル
カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】観光地等において、恋人同士や友人同士
等で所謂ツーショットの写真を撮りたい場合、近辺にい
る人に頼んで撮影をしてもらったり、三脚を用いて撮影
したり、適当な所にカメラを置いてセルフタイマーやリ
モコン等を用いて撮影するのが一般的である。
【0003】また、デジタルカメラの場合には、撮影後
にパソコン等を用いて画像処理ソフトにより撮影画像を
編集してツーショット画像を得ることも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人に撮
影を頼みづらい場合もあり、近辺に人がいない場合や三
脚を持ち歩くのが面倒な場合には、1人ずつ撮影して我
慢しなければならなかった。また、フレームの中央しか
焦点が合わないようなカメラの場合、カメラを適当な場
所に置いてセルフタイマーやリモコンで撮影した場合、
ピントが合わない場合がある、という問題があった。
【0005】さらに、デジタルカメラの撮影の場合のよ
うに撮影画像を編集する場合、編集作業が煩雑であり、
時間がかかる、という問題があった。
【0006】本発明は、上記事実を考慮して、複数人が
撮影された画像を簡単に得ることができるデジタルカメ
ラを得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、被写体を撮影した第1画像を
記憶する記憶手段と、前記第1画像と、前記第1画像を
記憶した後に前記被写体と異なる他の被写体を撮影した
第2画像とに基づいて、前記被写体と前記他の被写体と
を含む第3画像を生成する生成手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0008】記憶手段は、被写体、例えば人を撮影した
画像を記憶する。生成手段は、記憶手段に記憶された第
1画像と、第1画像を記憶した後に、第1画像に含まれ
る被写体と異なる他の被写体を撮影した第2画像とに基
づいて、第3画像を生成する。この第3画像には、第1
画像に含まれる被写体と、第2画像に含まれ、かつ第1
画像に含まれる被写体と異なる他の被写体とが含まれ
る。すなわち、例えば第1画像及び第2画像に含まれる
被写体が人の場合には、生成手段は、第1画像と第2画
像とを合成したツーショット画像を第3画像として生成
する。従って、1人ずつ撮影した場合でも、それらの画
像を合成した画像を第3画像として生成するため、ツー
ショットの画像を簡単に得ることができる。なお、被写
体は、人に限らず、動物等でもよい。
【0009】また、請求項2に記載したように、前記記
憶手段は、前記第2画像及び第3画像の少なくとも一方
の画像をさらに記憶するようにしてもよい。
【0010】また、請求項3に記載したように、被写体
を視認するための視認領域をさらに備え、前記視認領域
に、前記第1画像の少なくとも一部を、これから撮影す
る被写体を視認するための視認領域内に表示する表示手
段をさらに備えた構成としてもよい。
【0011】視認領域には、例えば被写体を視認するた
めの光学式のファインダや、LCD等の液晶表示装置等
を用いることができる。表示手段は、この視認領域に、
第1画像の少なくとも一部を、これから撮影する被写体
を視認するための視認領域内に表示する。例えば、視認
領域内に第1画像全体とこれから撮影する被写体とが重
なり合うように表示したり、視認領域を2つの領域に分
割し、第1画像とこれから撮影する被写体とをそれぞれ
分割された領域に表示するようにする。
【0012】これにより、第1画像とこれから撮影する
被写体との位置合わせを容易に行うことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。本発明が適用されたデジタ
ルカメラ10は、図1(A)及び図1(B)に示すよう
に、本体11が略箱型であり、正面から見て左側には、
本体11の把持を容易とするための把持部が形成されて
いる。
【0014】本体11の正面側には、図1(A)に示す
ように、レンズ14、撮影範囲等を目視で確認するため
のファインダ15、低照度での撮影等の場合に照明光を
発するためのストロボ16が取付けられている。
【0015】レンズ14とファインダ15との間には、
測光センサ50及び測距センサ52が設けられている。
測光センサ50は、被写体の輝度を測定し、測距センサ
52は、被写体までの距離を測定する。測距センサ52
は、例えばMOS型センサを用いてTTLコントラスト
検出方式により測距することができる。また、所謂パッ
シブ型やアクティブ型の測距センサを用いてもよい。
【0016】本体11の正面から見て右側の側面には、
スマートメディアなどの情報記録媒体としてのメモリー
カード18を装填可能なスロット23が設けられてい
る。
【0017】本体11の上面には、図1(A)において
左側にモードダイヤル47、及び電源スイッチ21が設
けられ、モードダイヤル47の中央部にシャッタボタン
12が設けられている。また、本体11の正面から見て
左側の側面には、デジタルカメラ10の電源であるバッ
テリー26の収容口28が設けられている。バッテリー
26は、図示しない充電器により充電される。
【0018】本体11の正面から見て左下の底面には、
三脚にデジタルカメラ10を固定するためのねじ穴32
が設けられている。
【0019】モードダイヤル47は、デジタルカメラの
動作モードを選択するダイヤルであり、例えば、オート
撮影モード、マニュアル撮影モード、セルフタイマー撮
影モード、再生モード、パソコンに接続して画像を出力
するPCモード、及び各種機能の初期条件を設定するセ
ットアップ項目設定モードのうちのいずれか1つを選択
する。シャッタボタン12は、半押しでAFロック、全
押しで撮像処理されるように構成されている。
【0020】セットアップ項目設定モードでは、ツーシ
ョットモード等の各種モードのオンオフを設定すること
ができる。詳細は後述するが、ツーショットモードをオ
ンに設定した場合には、以前撮影した被写体の撮影画像
と次に撮影した前記被写体と異なる他の被写体の撮影画
像とを合成し、ツーショット画像を生成する。
【0021】図1(B)に示すように、本体11の背面
の下方側には、反射型LCD又は透過型LCDから成る
カラーのディスプレイ46が取付けられており、ディス
プレイ46の上方側には、モノクロの液晶表示パネル1
3、ストロボボタン17、十字ボタン19、及びメニュ
ー実行ボタン25等の各種選択ボタンが設けられてい
る。
【0022】ディスプレイ46は、画面サイズが例えば
640×480ピクセルの液晶表示パネルより構成され
ており、画像表示指示がある場合に、後述するメモリ4
2に保存された画像ファイルやメモリーカード18から
読み込んだ画像ファイルに基づいて画像を画面全体に表
示したり、複数の縮小画像を並べて表示(以下、サムネ
イル表示と称す。)したり、各種機能選択画面を表示す
る。液晶表示パネル13は、動作モード、画質、バッテ
リー量、ストロボの発光/非発光、撮影可能枚数等デジ
タルカメラの現在の設定を表示する。
【0023】十字ボタン19は、ディスプレイ46が各
種項目選択画面のときにディスプレイ46に表示された
ボタンを選択したり、カーソルを動かすためのボタンで
ある。また、ストロボボタン17はストロボを強制発光
するときに強制発光指示を出したり、ストロボを発光禁
止するときに発光禁止指示を出すボタンであり、メニュ
ー実行ボタン25は、ディスプレイ46に表示されて十
字ボタン19で選択された項目の実行指示を出すボタン
である。
【0024】また、図2にデジタルカメラ10の電気系
の構成を示す。レンズ14は、詳しくはステッピングモ
ータ等の駆動源の駆動力により焦点位置を変更可能な機
構(オートフォーカス(AF)機構)を備えたズームレ
ンズ(焦点距離可変レンズ)であり、レンズ14のAF
機構及びズーム機構は駆動回路24aによって駆動され
る。なお、駆動回路24aはストロボ16、及び後述す
る撮像素子としての撮像デバイス30の駆動等各種部品
の駆動制御も行う。また、レンズ14に代えて、AF機
構のみを備えた焦点距離固定レンズを用いてもよい。
【0025】本体11内部のレンズ14の焦点位置に相
当する位置には、エリアCCDから成り電子シャッタ機
構が設けられた撮像デバイス30が配置されており、被
写体から反射してレンズ14に入射された光が撮像デバ
イス30の受光面に結像されるようになっている。
【0026】なお、撮像デバイス30は、CCDに代え
て画像処理部を一体に形成可能なMOS型センサを用い
てもよい。これにより、CCDよりも高速にデータの読
み出しが可能になると共に、被写体の測光も同時に行う
ことができるため、測光センサを省略することができ
る。また、画像処理部において被写体の特徴抽出も行う
ことができるため、制御部22の処理負荷を減らすこと
ができる。
【0027】撮像デバイス30は、駆動回路24aによ
って駆動され、駆動回路24aは、タイミング信号発生
回路27によって発生されたタイミング信号に同期した
タイミングで撮像デバイス30を駆動して、画像信号
(受光面上にマトリクス状に配列された多数個の光電変
換セルの各々における受光量を表す信号)を出力する。
【0028】タイミング信号発生回路27は、マイコン
により構成された制御部22により制御され、撮像デバ
イス30やA/D変換部38等を動作させるための各種
のタイミング信号(クロック信号)を発生する。
【0029】また、撮像デバイス30は、画像信号を、
図示しない増幅器を介してアナログ信号処理部36に出
力する。アナログ信号処理部36はA/D変換部38に
接続されており、撮像デバイス30から出力された信号
は、増幅器で増幅されてA/D変換部38でデジタルデ
ータに変換される。
【0030】A/D変換部38の出力端は、図示しない
相関二重サンプリング回路(CDS回路)、図示しない
内部インタフェース(I/F)回路を順に介してデジタ
ル信号処理部40に接続されている。CDS回路では、
フィードスルー信号のレベルを表すフィードスルーデー
タ及び画素信号のレベルを表す画素データを各々サンプ
リングし、各画素毎に画素データからフィードスルーデ
ータを減算する。そして、演算結果(各CCDセルでの
蓄積電荷量に正確に対応する画素データ)を、I/F回
路を介してスキャン画像ファイルとしてデジタル信号処
理部40に順次出力する。
【0031】デジタル信号処理部40は、入力されたデ
ジタル信号に所定のデジタル信号処理(例えばシェーデ
ィング補正処理等)を施して、原画像ファイルとしてデ
ータバス88を介してメモリ42に出力する。また、デ
ジタル信号処理部40は、図示しない外部機器がビデオ
出力端子に接続されている場合はビデオ信号を出力す
る。また、デジタル信号処理部40は、制御部22から
サムネイル表示指示が出されると、メモリ42に記憶さ
れた複数の画像ファイルの各々に関連して記憶されてい
る複数のサムネイル画像をディスプレイ46に表示させ
る。
【0032】メモリ42は、再生時に検索用に読み込ん
だ画像ファイルを一時的に保存したり、データバス88
を介してデジタル信号処理部40から出力された画像フ
ァイルを保存する。このとき、スマートメディアやフレ
キシブルディスクなどのメモリーカード18に書き込み
指示があれば、記憶した画像ファイルを圧縮伸張部44
で所定の画像圧縮処理(例えばJPEG処理)が行われ
た後、メモリーカードドライブ20に出力され、外部イ
ンターフェース(外部I/F)43を介してメモリカー
ドに書き込まれる。なお、圧縮伸張部44で圧縮せずに
書き込むようにも設定できる。
【0033】また、外部I/F43には、デジタルI/
Oポート31が設けられており、画像ファイルをデジタ
ルI/Oポート31に接続された他の機器にも出力でき
るように構成されている。
【0034】また、スロット23に装填されたメモリカ
ードに格納されている画像ファイルによる画像の再生
(表示)が指示された場合には、メモリカードから画像
ファイルが読み出される。読み出された画像ファイルが
圧縮されて格納されていた場合には、被圧縮画像ファイ
ルは圧縮伸張部44で伸張(解凍)された後にメモリ4
2に記憶される。そして、メモリ42に記憶された画像
ファイルをデジタル信号処理部40が液晶駆動回路24
bに転送してディスプレイ46に画像を表示(再生)さ
せる。
【0035】制御部22は、CPU、ROM及びRAM
から構成され、直接又はデータバス88を介してシャッ
タボタン12、メモリーカードドライブ20、駆動回路
24a、メモリ42、圧縮伸張部44、ディスプレイ4
6、メニュー実行ボタン25、測光センサ50、及び測
距センサ52が接続されている。
【0036】ROMには、制御部22に接続された上述
の各種構成要素を制御するプログラム等が記憶されてい
る。また、RAMには、データバス88を介して入力さ
れる前記各プログラムに必要な各種データが記憶され
る。CPUは、ROMから各種プログラムを読み出し
て、各部の制御を行う。
【0037】また、液晶駆動回路24bには、LCD装
置54も接続されている。このLCD装置54は、例え
ば透過型のLCD及びバックライト等を含んで構成さ
れ、図3に示すようにファインダ15内に設けられてい
る。被写体56からの反射光は、LCD装置54のLC
D及び接眼レンズ58を透過してファインダ15の接眼
部に到達する。これにより、撮影者60は、被写体56
を視認することができる。
【0038】また、ツーショットモードが設定されてい
る場合には、制御部22は、前回撮影した画像をメモリ
42から読み出して液晶駆動回路24bによりLCD装
置54に表示させる。これにより、次の撮影時には、被
写体56からの反射光がLCD装置54のLCDを透過
すると共に、前記LCDに、前回撮影した画像が表示さ
れるため、撮影者60は、被写体56と前回撮影した画
像とが重ね合わされた像を視認することができる。従っ
て、撮影者60は、前回撮影した画像に含まれる被写体
と今回撮影する被写体56とが並ぶように、すなわちツ
ーショット写真となるようにカメラアングルを調整した
り、前回撮影した画像に含まれる被写体の背景と今回撮
影する被写体56の背景とが略一致するようにカメラア
ングルを調整したりすることが容易となる。
【0039】なお、図4に示すように、LCD装置54
をファインダ15の下側に配置し、LCD装置54に表
示された画像を撮影者60側に反射させると共に、被写
体56からの反射光を透過させるハーフミラー62をL
CD装置54の上方に設けるようにしてもよい。これに
より、図3に示した構成と同様に、被写体56と前回撮
影した画像とが重ね合わされた像を撮影者60に視認さ
せることができる。
【0040】次に、本発明の作用として、制御部22で
実行される制御ルーチンについて図5に示すフローチャ
ートを参照して説明する。
【0041】図5に示す制御ルーチンは、シャッタボタ
ン12が半押しされた場合に実行される。
【0042】まず、ステップ100では、測光を行い、
測光センサ50により測光された被写体の測光値(例え
ば測光輝度値)を取り込む。
【0043】次に、ステップ102で測距を行い、測距
センサ52により測距された被写体までの測距値を取り
込む。
【0044】次のステップ104では、AF制御及び絞
り制御を行う。すなわち、取り込んだ測光値に基づいて
シャッタースピードや絞り値等の露光制御値を定めると
共に、被写体に焦点を合わせるべく測距値に基づいてA
F制御値を定め、これらの制御値をタイミング信号発生
回路27を介して駆動回路24aへ出力する。これによ
り、被写体に焦点があうようにレンズ14が駆動され、
シャッタースピード、絞り値が設定される。
【0045】次のステップ106では、シャッタボタン
12が全押しされたか否かが判断され、シャッタボタン
12が全押しされていない場合には、ステップ106で
否定され、ステップ110でシャッタボタン12の半押
しが解除されたか否かが判断される。シャッタボタン1
2の半押しが解除されている場合には、ステップ110
で肯定され、本ルーチンを終了する。一方、シャッタボ
タン12の半押しが解除されていない場合には、ステッ
プ110で否定され、ステップ106へ戻ってシャッタ
ボタン12が全押しされたか否かが判断される。
【0046】そして、シャッタボタン12が全押しされ
た場合には、ステップ106で肯定され、次のステップ
108で、設定されたシャッタースピード、絞り値で撮
影が行われる。すなわち、被写体から反射してレンズ1
4に入射された光が撮像デバイス30の受光面に結像さ
れる。撮像デバイス30は、タイミング信号発生回路2
7によって発生されたタイミング信号に同期したタイミ
ングで撮像デバイス30を駆動して、画像信号を図示し
ない増幅器を介してアナログ信号処理部36に出力す
る。
【0047】アナログ信号処理部36でアナログ信号処
理された画像信号は、増幅器で増幅されてA/D変換部
38でデジタルデータに変換される。このデジタルデー
タは、図示しないCDS回路、内部インタフェース回路
を順に介してデジタル信号処理部40に出力される。そ
して、デジタル信号処理部40において、所定のデジタ
ル信号処理が施され、原画像ファイルとしてデータバス
88を介してメモリ42に出力される。
【0048】次のステップ112では、ツーショットモ
ードが設定されているか否かが判断され、ツーショット
モードが設定されていない場合には、ステップ112で
否定され、本ルーチンを終了する。
【0049】一方、ツーショットモードが設定されてい
る場合には、ステップ112で肯定され、次のステップ
114で、撮影回数カウンタCが0か否かが判断され
る。なお、撮影回数カウンタCは、電源スイッチ21が
オンされたときにゼロクリアされている。すなわち、ス
テップ114では、ツーショットモードにおいて1回目
の撮影が行われたか否かが判断される。
【0050】そして、撮影回数カウンタCが0の場合、
すなわちツーショットモードにおいて1回目の撮影が行
われた場合には、ステップ114で肯定され、次のステ
ップ116では、1回目の撮影画像をメモリ42から読
み出し、液晶駆動回路24bへ出力する。液晶駆動回路
24bは、LCD装置54のLCDへ1回目の撮影画像
を表示させる。次に、ステップ118で、撮影回数カウ
ンタCに1を代入して本ルーチンを終了する。
【0051】これにより、被写体からの反射光がLCD
装置54のLCDを透過すると共に、前記LCDに、1
回目に撮影した画像が表示される。従って、2回目の撮
影時の撮影者は、被写体と1回目に撮影した画像とが重
ね合わされた像を視認することができ、1回目に撮影し
た画像に含まれる被写体と2回目に撮影する被写体とが
並ぶように、すなわちツーショット写真となるようにカ
メラアングルを調整したり、1回目に撮影した画像に含
まれる被写体の背景と2回目に撮影する被写体の背景と
が略一致するようにカメラアングルを調整したりするこ
とが容易となる。
【0052】例えば、1回目の撮影画像(第1画像)が
図6(A)に示すような撮影画像64だった場合におい
て、撮影者(被写体)を交代して2回目の撮影を行う場
合に、ファインダ15を覗くと、図6(B)に示すよう
に、1回目の撮影画像66(図中点線で示す画像)と現
在の被写体(図中実線で示す像)とが重ね合わされた像
を視認することができる。これにより、2回目の撮影時
にカメラアングルを調整したりすることが容易となる。
【0053】なお、撮影倍率が変更されると、1回目の
撮影画像と2回目の撮影画像とを略一致させることが困
難になるため、ツーショットモードにおいては、撮影倍
率を変更する操作を禁止するようにすると共に、警告メ
ッセージをLCD装置54やディスプレイ46に表示さ
せるようにしてもよい。また、2回目の撮影時にプレ撮
影を行い、1回目の撮影画像とプレ撮影時の画像とのず
れ量を検出し、検出したずれ量に基づいてカメラの移動
量を指示するメッセージを表示させたり、一致した場合
にその旨を示すメッセージを表示させたりするようにし
てもよい。
【0054】撮影者が交代し、2回目の撮影を行った場
合には、上記と同様にステップ100〜114の処理が
行われる。そして、2回目の撮影時には、撮影回数カウ
ンタCが1になっているため、ステップ114で否定さ
れ、ステップ120へ進み、画像合成処理が行われる。
すなわち、1回目の撮影画像(第1画像)と2回目の撮
影画像(第2画像)とを合成した合成画像(第3画像)
が生成される。画像合成処理が行われた後は、ステップ
122において、撮影回数カウンタCがクリア、すなわ
ち0が代入され、本ルーチンを終了する。
【0055】画像合成処理では、例えば2回目の撮影画
像から図6(B)に示す被写体66のみを特徴抽出処理
により抽出し、これを図6(A)に示す1回目の撮影画
像64と合成する。このとき、1回目の撮影画像64の
被写体68の隣りに、被写体66が合成されるようにす
る。すなわち、例えば1回目の撮影画像64の被写体6
8を抽出して被写体68の位置を検出し、その隣りに、
抽出した被写体66の画像を合成する(上書きする)。
これにより、図6(C)に示すような被写体66,68
のツーショットの合成画像70を得ることができる。
【0056】また、1回目の撮影画像と2回目の撮影画
像と略一致する領域を検出し、検出した領域を合成する
ようにしてもよい。このとき、略一致する領域のサイズ
が所定のフォーマットのサイズと異なる場合には、略一
致する領域が所定のフォーマットのサイズとなるように
拡大・縮小処理を行うようにしてもよい。なお、略一致
する領域をユーザが指定できるようにしてもよい。
【0057】このように、1人ずつ撮影した撮影画像を
合成するため、人に撮影を頼みづらい場合や近辺に人が
いない場合でも簡単にツーショット画像を得ることがで
き、、三脚を持ち歩く必要もない。また、ユーザが撮影
後、パソコン等を用いて画像を編集する必要もなく、簡
単にツーショット画像を得ることができる。さらに、焦
点がフレームの中央にしか合わないようなカメラの場合
でも、それぞれの撮影画像を合成するため、それぞれの
撮影において被写体を中央にして撮影するようにすれ
ば、ピンぼけを防ぐこともできる。
【0058】また、略一致する領域が撮影画像の端部に
ある場合、例えば1回目の撮影画像の右端の所定領域と
2回目の撮影画像の左端の所定領域とが略一致する場合
には、この略一致する領域が重ね合うように1回目の撮
影画像と2回目の撮影画像とを合成して横長の合成画像
を得るようにしてもよい。
【0059】また、被写体66,68を含む所定領域を
それぞれ切り出して繋げるよう合成してもよく、1回目
の撮影画像と2回目の撮影画像とを単に重ね合わせるよ
うに合成してもよい。
【0060】また、1回目の撮影で撮像デバイス30か
ら画像信号を出力させずに、2回目の撮影後に画像信号
を出力させるようにしてもよい。すなわち、多重露光に
より1回目の撮影画像と2回目の撮影画像とを合成する
ようにしてもよい。これにより、ツーショット画像を得
ることができる。
【0061】なお、上記では、被写体が2人の場合につ
いて説明したが、これに限らず、被写体が3人以上の場
合にも本発明を適用可能であることは言うまでもない。
【0062】また、上記では、連続して撮影した画像を
合成する場合について説明したが、これに限らず、過去
に撮影した画像、例えば前々回撮影した画像をメモリか
ら読み出して合成するようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数人が撮影された画像を簡単に得ることができる、とい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はデジタルカメラの正面図、(B)はデ
ジタルカメラの背面図である。
【図2】デジタルカメラの電気系の構成を示すブロック
図である。
【図3】ファインダ15内の概略構成図である。
【図4】ファインダ15内の他の例を示す概略構成図で
ある。
【図5】制御部で実行される制御ルーチンのフローチャ
ートである。
【図6】(A)は、1回目の撮影画像の一例を示す図、
(B)は、2回目の撮影時にファインダにて視認される
像の一例を示す図、(C)は、1回目の撮影画像と2回
目の撮影画像との合成画像の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ 15 ファインダ(視認領域) 22 制御部(生成手段) 24b 液晶駆動回路 30 撮像デバイス 42 メモリ(記憶手段) 46 ディスプレイ(視認領域) 54 LCD装置(表示手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影した第1画像を記憶する記
    憶手段と、 前記第1画像と、前記第1画像を記憶した後に前記被写
    体と異なる他の被写体を撮影した第2画像とに基づい
    て、前記被写体と前記他の被写体とを含む第3画像を生
    成する生成手段と、 を備えたデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、前記第2画像及び第3
    画像の少なくとも一方の画像をさらに記憶することを特
    徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 被写体を視認するための視認領域をさら
    に備え、前記視認領域に、前記第1画像の少なくとも一
    部を、これから撮影する被写体を視認するための視認領
    域内に表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のデジタルカメラ。
JP2001380448A 2001-12-13 2001-12-13 デジタルカメラ Pending JP2003189160A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001380448A JP2003189160A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 デジタルカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001380448A JP2003189160A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 デジタルカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003189160A true JP2003189160A (ja) 2003-07-04

Family

ID=27591505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001380448A Pending JP2003189160A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 デジタルカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003189160A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7586535B2 (en) 2005-05-31 2009-09-08 Eastman Kodak Company Camera having a detection circuit for detecting operational interval T between the half-press operation and full-press operation
JP2011135437A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Casio Computer Co Ltd 撮像装置、画像合成方法及びプログラム
JP2011249962A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 画像合成装置およびそのプログラム
JP2017153063A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7586535B2 (en) 2005-05-31 2009-09-08 Eastman Kodak Company Camera having a detection circuit for detecting operational interval T between the half-press operation and full-press operation
JP2011135437A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Casio Computer Co Ltd 撮像装置、画像合成方法及びプログラム
JP2011249962A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 画像合成装置およびそのプログラム
JP2017153063A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4644883B2 (ja) 撮像装置
JP4090276B2 (ja) デジタルカメラ
JP4193485B2 (ja) 撮像装置及び撮像制御プログラム
JP2007311861A (ja) 撮影装置及び方法
JP2006203811A (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2007201539A (ja) デジタルカメラ
JP4697549B2 (ja) 撮影装置及びその顔検出方法
JP2009267831A (ja) 画像記録装置及び方法
JP2005229326A (ja) カメラ装置及びスルー画像表示方法
JP2006217505A (ja) 撮影装置
JP2004032524A (ja) デジタルカメラ
JP2004120225A (ja) デジタルカメラ
JP2005260879A (ja) デジタルカメラ
JP4964992B2 (ja) 撮影装置及びその画像記録方法
JP4935559B2 (ja) 撮像装置
JP2003189160A (ja) デジタルカメラ
JP2002101330A (ja) デジタル撮影装置
JP4278948B2 (ja) カメラ
JP3913046B2 (ja) 撮像装置
JP2003319246A (ja) デジタルカメラ
JP2004096328A (ja) 電子カメラ
JP2003255428A (ja) カメラ
JP2010135963A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP4838644B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、及びプログラム
JP2007178453A (ja) 撮像装置および撮像方法