JPH1111173A - シフトレバーブッシュ - Google Patents

シフトレバーブッシュ

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Publication number
JPH1111173A
JPH1111173A JP17914097A JP17914097A JPH1111173A JP H1111173 A JPH1111173 A JP H1111173A JP 17914097 A JP17914097 A JP 17914097A JP 17914097 A JP17914097 A JP 17914097A JP H1111173 A JPH1111173 A JP H1111173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
shift lever
magnets
upper buffer
magnet
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17914097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinya Okajima
欣哉 岡島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Megulastik Co Ltd
Original Assignee
Nok Megulastik Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nok Megulastik Co Ltd filed Critical Nok Megulastik Co Ltd
Priority to JP17914097A priority Critical patent/JPH1111173A/ja
Publication of JPH1111173A publication Critical patent/JPH1111173A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0208Selector apparatus with means for suppression of vibrations or reduction of noise

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイドル回転域ないし低速回転域において共
振が発生して振動が増加するのを防止することができ、
もって優れた防振性能を発揮することが可能なシフトレ
バーブッシュ1を提供する。 【解決手段】 トランスミッション側に連結される軸5
2とこの軸52に外挿される筒状部53aを備えた把手
部53との間に、弾性体9を備えた下側緩衝部6ととも
に介装される上側緩衝部2を有しており、この上側緩衝
部2が、軸52に固定される内側磁石3と、この内側磁
石3と対向するように筒状部53aに固定される外側磁
石4とを有している。両磁石3,4の間には間隙5が設
けられており、両磁石3,4は互いに反発するように同
極を対向させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車部品等とし
て用いられるシフトレバーブッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンないしトランスミッシ
ョン側に発生するビビリ振動がシフトレバーを操作する
人の手元に伝わることがないように、従来から図4に示
すシフトレバーブッシュ51が開発されており、このシ
フトレバーブッシュ51は、トランスミッション側に連
結される軸52とこの軸52に外挿される筒状部53a
を備えた把手部53との間に、下側緩衝部54および上
側緩衝部55を介装している(実開平4−124520
号公報参照)。
【0003】しかしながらこの従来技術では、下側緩衝
部54および上側緩衝部55が何れもブッシュタイプで
あって、それぞれがゴム状弾性材製の弾性体56,57
を有しているために、以下のような不都合がある。
【0004】すなわち上記従来技術では、シフトレバー
ブッシュ51全体の上下方向についての系の固有振動数
が次式で求められる。
【0005】
【数1】 但し、fe :系の固有振動数 k1 :下側緩衝部54の弾性体56のバネ定数 k2 :上側緩衝部55の弾性体57のバネ定数 m :把手部53およびシフトノブの質量
【0006】したがって、k1 +k2 で決定される系の
バネ定数が比較的高いために系の固有振動数fe も比較
的高くなり、これにより図5に示すようにアイドル回転
域ないし低速回転域Aにおいて共振が発生して振動が増
加する虞がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、アイドル回転域ないし低速回転域において共振が発
生して振動が増加するのを防止することができ、もって
優れた防振性能を発揮することが可能なシフトレバーブ
ッシュを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシフトレバーブッシュは、トランスミッシ
ョン側に連結される軸と前記軸に外挿される筒状部を備
えた把手部との間に、弾性体を備えた下側緩衝部ととも
に介装される上側緩衝部を有し、前記上側緩衝部が、前
記軸に固定される内側磁石と、前記内側磁石と対向する
ように前記筒状部に固定される外側磁石とを有し、前記
両磁石の間に間隙が設けられ、前記両磁石が互いに反発
するように同極を対向させていることにした。
【0009】上記構成を備えた本発明のシフトレバーブ
ッシュにおいては、上側緩衝部に備えられた内側磁石お
よび外側磁石が径方向に間隙を介して対向していて上下
方向(軸方向)に相対変位自在であるために、軸側から
上下方向のビビリ振動が入力したときに、この上側緩衝
部を介しては振動が軸から把手部に伝達されない。した
がってこのシフトレバーブッシュでは、上下方向につい
ての系の固有振動数fe が上記イ式ではなく、次式で求
められることになる。
【0010】
【数2】 但し、fe :系の固有振動数 k1 :下側緩衝部の弾性体のバネ定数 m :把手部およびシフトノブの質量
【0011】したがって、上記従来技術のようにk1
2 ではなく、k1 のみで決定される系のバネ定数が従
来より低くなるために、系の固有振動数fe を従来より
下げることができ、これにより固有振動数fe を実質的
に共振周波数から外すことが可能となる。
【0012】但し、これだけではシフト方向(径方向)
の剛性が不足して、同方向にシフトレバーを操作すると
きにガタツキが発生することが懸念される。したがって
上記したように上側緩衝部に互いに反発するように一対
の磁石を設けることにし、これによりシフト方向のガタ
ツキを抑えて、シフトフィーリングを良好な状態に維持
する。磁石の間の間隙の大きさは実寸で1mm前後と
し、1mm以下であることが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
【0014】図1は、当該実施形態に係るシフトレバー
ブッシュ1を、トランスミッション側に連結される軸5
2とこの軸52に外挿される筒状部53aを備えた把手
部53との間に装着した状態の断面を示している。図2
は図1の要部拡大図である。
【0015】図1に示すように、当該シフトレバーブッ
シュ1は、上側緩衝部2と下側緩衝部6とを有してい
る。
【0016】上側緩衝部2は先ず、軸52の上端小径部
52aの外周に固定された内側磁石3を有しており、こ
の内側磁石3と径方向に対向するように、把手部53の
筒状部53aの内周に外側磁石4が固定されている。両
磁石3,4の間には所定の大きさの間隙5が設けられて
おり、また両磁石3,4は互いに反発するように同極
(図ではS極)を対向させている。
【0017】磁石3,4は何れも永久磁石であって、そ
れぞれ環状に成形されるか、またはそれぞれ複数が等配
状に並べられるかしている。間隙5の大きさは上記した
ように実寸で1mm前後とし、1mm以下が好適であ
る。対向する極はN極同士であっても良い。
【0018】下側緩衝部6は、図4に示した従来技術と
同一の構成を備えている。すなわち軸52の外周に固定
された内側スリーブ7と筒状部53aの内周に固定され
た外側スリーブ8とが、これらに加硫接着された環状を
呈するゴム状弾性材製の弾性体9を介して連結されてお
り、またこの弾性体9の下側に環状のストッパ10が設
けられている。但し本発明において、この下側緩衝部6
の構成は特に限定されず、ゴム状弾性材製の弾性体9を
備えたものであれば良い。
【0019】上記構成を備えたシフトレバーブッシュ1
は、以下の作用効果を奏する。
【0020】すなわち、上側緩衝部2に備えられた両磁
石3,4が径方向に間隙5を介して対向していて上下方
向(軸方向)に互いに相対変位自在であるために、軸5
2側から上下方向のビビリ振動が入力したときに、この
上側緩衝部2を介しては振動が軸52から把手部53に
伝達されない。したがって上下方向についての系の固有
振動数fe が上記イ式ではなく上記ロ式で求められるこ
とになって、上記従来技術のようにk1 +k2 ではな
く、k1 のみで決定される系のバネ定数が従来より低く
なるために、系の固有振動数fe が従来より低くなり、
これによりこの固有振動数fe を実質的に共振周波数か
ら外すことができる。したがって回転域ないし低速回転
域において共振が発生するのを防止することができ、振
動が増加するのを防止することができる。
【0021】また上側緩衝部2において両磁石3,4が
互いに反発するように配置されているために、シフト方
向(径方向)のガタツキを抑えることができ、これによ
りシフトフィーリングを良好な状態に維持することがで
きる。
【0022】尚、シフト方向の荷重入力時に磁石3,4
同士が直接接触することにより、磁石3,4に摩耗また
は接触音が発生することが懸念される場合には、図3に
示すように磁石3,4の対向面に、ゴムまたは樹脂より
なる緩衝体11,12を設けると良い。また磁石3,4
全体をこのような材質の緩衝体により被覆するのも有効
である。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0024】すなわち、上記構成を備えた本発明のシフ
トレバーブッシュにおいては、上側緩衝部に備えられた
内側磁石および外側磁石が径方向に間隙を介して対向し
ていて上下方向に互いに相対変位自在であるために、軸
側から上下方向のビビリ振動が入力しても、この上側緩
衝部を介しては振動が軸から把手部に伝達されない。し
たがって上下方向についての系のバネ定数が従来より低
くなるために、系の固有振動数が従来より低くなり、こ
れにより固有振動数を実質的に共振周波数から外すこと
ができる。したがって回転域ないし低速回転域において
共振が発生するのを防止することができ、振動が増加す
るのを防止することができる。
【0025】また上側緩衝部において内側磁石および外
側磁石が互いに反発するように配置されているために、
シフト方向のガタツキを抑えることができ、これにより
シフトフィーリングを良好な状態に維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシフトレバーブッシュ
の装着状態を示す断面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】本発明の他の実施形態に係るシフトレバーブッ
シュの要部断面図
【図4】従来例に係るシフトレバーブッシュの装着状態
を示す断面図
【図5】エンジンの回転数と振動の大きさの関係を示す
グラフ図
【符号の説明】
1 シフトレバーブッシュ 2 上側緩衝部 3 内側磁石 4 外側磁石 5 間隙 6 下側緩衝部 7 内側スリーブ 8 外側スリーブ 9 弾性体 10 ストッパ 11,12 緩衝体 52 軸 52a 上端小径部 53 把手部 53a 筒状部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスミッション側に連結される軸
    (52)と前記軸(52)に外挿される筒状部(53
    a)を備えた把手部(53)との間に、弾性体(9)を
    備えた下側緩衝部(6)とともに介装される上側緩衝部
    (2)を有し、前記上側緩衝部(2)が、前記軸(5
    2)に固定される内側磁石(3)と、前記内側磁石
    (3)と対向するように前記筒状部(53a)に固定さ
    れる外側磁石(4)とを有し、前記両磁石(3)(4)
    の間に間隙(5)が設けられ、前記両磁石(3)(4)
    が互いに反発するように同極を対向させていることを特
    徴とするシフトレバーブッシュ。
JP17914097A 1997-06-20 1997-06-20 シフトレバーブッシュ Withdrawn JPH1111173A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17914097A JPH1111173A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 シフトレバーブッシュ

Applications Claiming Priority (1)

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JP17914097A JPH1111173A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 シフトレバーブッシュ

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Publication Number Publication Date
JPH1111173A true JPH1111173A (ja) 1999-01-19

Family

ID=16060686

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17914097A Withdrawn JPH1111173A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 シフトレバーブッシュ

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JP (1) JPH1111173A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6783297B2 (en) * 2001-01-25 2004-08-31 Kurashiki Kako Co., Ltd. Shift lever bush
CN103925360A (zh) * 2014-04-30 2014-07-16 天津博信汽车零部件有限公司 换挡杆组件、换挡机构、车辆和换挡杆件
DE112017001103T5 (de) 2016-03-03 2018-12-06 Mazda Motor Corporation Lufteinlassvorrichtung Für Motoren

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CN103925360A (zh) * 2014-04-30 2014-07-16 天津博信汽车零部件有限公司 换挡杆组件、换挡机构、车辆和换挡杆件
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040907