JPH11109800A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11109800A
JPH11109800A JP9287920A JP28792097A JPH11109800A JP H11109800 A JPH11109800 A JP H11109800A JP 9287920 A JP9287920 A JP 9287920A JP 28792097 A JP28792097 A JP 28792097A JP H11109800 A JPH11109800 A JP H11109800A
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JP
Japan
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image forming
main body
forming apparatus
unit
apparatus main
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JP9287920A
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English (en)
Inventor
Norikazu Okada
憲和 岡田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータが装置本体から遠くに離れていて
も、その装置本体の動作状態や異常状態の発生を周囲に
迷惑をかけることなく、速やかに検知するようにする。 【解決手段】 制御部34は、センサ29によって複写
機本体10のジャムを検知した検知信号を受け取ると、
音声出力部28でアラームを鳴動させ、表示部18に対
してジャム発生のメッセージを表示する。これと同時
に、信号送受信部26を介して遠隔複写状態伝達機12
に送信する。遠隔複写状態伝達機12の制御部46は、
信号送受信部40で受信した検知信号に基づいて振動発
生部42で振動を発生させる。これにより、オペレータ
が複写機本体10から離れていても、動作状態をリアル
タイムで周囲に迷惑をかけることなく検知することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、より詳しくは、画像形成処理を自動的に行うことの
できる画像形成装置であって、例えば、複写機、ファク
シミリあるいはプリンタなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、ファクシミリあるいはプ
リンタなどの画像形成装置では、画像形成処理の自動化
が進み、原稿をセットするだけで自動的に原稿を読み取
り部に搬送して読み取り動作を行うADF(自動原稿送
り装置)や印字用紙を自動的に供給するCSF(自動給
紙装置)などが採用されている。このため、オペレータ
は、プリンタに対して印刷指定を行って印字動作を開始
させたり、複写機に原稿をセットして指定枚数分をコピ
ーさせたり、ファクシミリで自動送受信を行わせている
間は何もする必要がなかった。しかし、上記した自動処
理動作が一通り終了したり、紙づまり(ジャム)等の何
らかのトラブルが発生した場合は、速やかにその状況を
オペレータに知らせて次の処置を仰ぐ必要がある。そこ
で、従来の画像形成装置では、動作状態や異常状態の発
生をオペレータに通知する手段として、画像形成装置に
設けられた表示パネル上にそれらの状況を文字表示した
り、音声発生装置によりアラームや音声によってメッセ
ージを伝達することが行われていた。この種の画像形成
装置としては、例えば、特開平8−97954号公報に
記載されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置にあっては、上記のように動作
状態や異常状態の発生を表示パネル上に文字表示してオ
ペレータにメッセージを知らせる場合、オペレータが装
置近辺にいて表示パネルを見ている時に限り有効である
が、遠くに離れている場合はメッセージが通知できない
という不都合があった。また、音声発生装置によりアラ
ームや音声でオペレータにメッセージを知らせる場合
は、オペレータが装置本体からある程度離れていても音
声の聞こえる範囲内にいればメッセージを通知すること
ができるが、オペレータがその範囲を越えて離れてしま
ったり、音声通知を1回しか行わない設定がなされてい
ると、メッセージが聞き取れなかったり、聞き逃してし
まうという不都合があった。そこで、アラームや音声が
遠くまで届くように音量を大きくしたり、聞き逃さない
ように音声通知が繰り返されるような設定を行うことも
可能であるが、今度はそのために画像形成装置の周囲に
いる人に迷惑がかかるという不都合があった。
【0004】本発明は、かかる従来技術の有する不都合
に鑑みてなされたもので、請求項1に記載の発明の目的
は、オペレータが画像形成装置から遠くに離れていても
装置本体の動作状態や異常状態の発生を周囲に迷惑をか
けずに、速やかに検知することが可能な画像形成装置を
提供することにある。請求項2に記載の発明の目的は、
装置本体の動作状態や異常状態の発生を周囲に迷惑をか
けることなく振動で通知する場合に、発生させた振動を
オペレータ側で検知後に任意に停止することができる画
像形成装置を提供することにある。請求項3に記載の発
明の目的は、装置本体の動作状態や異常状態の発生を音
声で通知する音声通知手段を有する場合に、オペレータ
側で装置本体の動作状態や異常状態を検知した後、遠隔
から任意に音声を停止することができる画像形成装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像形成を行う画像形成装置本体と、該画像形成装
置本体とは別に構成され、少なくとも前記画像形成装置
本体の動作状態を離れたオペレータに伝達する遠隔動作
状態伝達機とを備えた画像形成装置であって、前記画像
形成装置本体は、オペレータに通知すべき装置本体の動
作状態を検知する検知手段と、前記検知手段で所定の動
作状態を検知した検知信号を前記遠隔動作状態伝達機に
送信する検知信号送信手段とを有し、前記遠隔動作状態
伝達機は、前記検知信号送信手段から送られてきた前記
検知信号を受信する検知信号受信手段と、前記検知信号
受信手段で受信した検知信号に基づいて装置本体の動作
状態を通知する振動を発生させる振動発生手段とを有す
るものである。この発明によれば、画像形成装置本体の
検知手段によりオペレータに通知すべき装置本体の動作
状態が検知され、その検知手段で検知された検知信号を
検知信号送信手段により遠隔動作状態伝達機に送信され
る。遠隔動作状態伝達機では、検知信号送信手段から送
られてきた検知信号を検知信号受信手段で受信し、その
受信した検知信号に基づいて振動発生手段により装置本
体の動作状態を通知する振動を発生させる。これによ
り、オペレータは、画像形成装置本体から離れた所にい
ても、装置本体の動作状態や異常状態の発生等を周囲に
迷惑をかけることなく、確実に検知することが可能とな
る。請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形
成装置において、前記遠隔動作状態伝達機は、前記振動
発生手段により装置本体の動作状態を通知するための振
動を発生させた場合に、オペレータの指示により当該振
動を停止させる振動停止手段をさらに備えている。この
発明によれば、遠隔動作状態伝達機は、振動発生手段に
より装置本体の動作状態を通知する振動を発生させた場
合に、振動停止手段を用いてオペレータが任意にその振
動を停止させることができるため、装置本体の動作状態
や異常状態の発生を検知した後も、不愉快な振動をいつ
までも起こさせないようにすることができる。
【0006】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像形成装置において、前記画像形成装置本
体は、前記検知手段で所定の動作状態を検知した場合に
音声を発してオペレータに通知する音声通知手段をさら
に有し、前記遠隔動作状態伝達機は、前記音声通知手段
から発せられる音声を停止させる音声停止信号を生成す
る信号生成手段と、該信号生成手段で生成された音声停
止信号を前記画像形成装置本体に送信する音声停止信号
送信手段とをさらに有し、前記画像形成装置本体は、前
記音声停止信号送信手段から送られてきた音声停止信号
を受信する音声停止信号受信手段と、前記音声停止信号
受信手段で受信した音声停止信号に基づいて前記音声通
知手段から発生している音声を停止させる音声停止手段
とをさらに有するものである。この発明によれば、画像
形成装置本体に、検知手段により所定の動作状態が検知
されると、音声を発してオペレータにメッセージを通知
する音声通知手段を有する際に、遠隔動作状態伝達機側
では、信号生成手段と音声停止信号送信手段とをさらに
有して、音声通知手段から発せられた音声を停止させる
音声停止信号を生成し、その音声停止信号を画像形成装
置本体に送信するようにする。また、画像形成装置本体
側では、音声停止信号受信手段と音声停止手段とをさら
に有することにより、遠隔動作状態伝達機の音声停止信
号送信手段から送られてきた音声停止信号を受信して、
その受信した音声停止信号に基づいて音声通知手段から
発生されている音声を停止させるようにする。このよう
に、画像形成装置本体側で動作状態や異常状態の発生を
音声で通知する場合であっても、遠隔動作状態伝達機を
携帯しているオペレータが装置本体の動作状態や異常状
態を検知した後に、遠隔地からその発せられている音声
を任意に停止することが可能なため、画像形成装置本体
周辺に不愉快な音声をいつまでも撒き散らさないように
することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1には、本実施の形態に係る
複写機100を構成する複写機本体10と遠隔複写状態
伝達機12との外観斜視図が示され、図2には、図1の
遠隔複写状態伝達機12の平面図が示され、図3には、
図1の複写機本体10の概略構成ブロック図が示され、
図4には、図1の遠隔複写状態伝達機12の概略構成ブ
ロック図が示されている。ここでは、画像形成装置とし
ての複写機100を用いて説明したものである。この複
写機100は、図1において、複写機本体10と遠隔複
写状態伝達機12とで構成されており、複写機本体10
には、複写する原稿用紙を搬送させて自動的に複写動作
を行う自動原稿送り装置(ADF:オート・ドキュメン
ト・フィーダ)14、複写動作の指示や設定を行う操作
部16、動作状況や異常メッセージ等を文字や絵などで
表示する液晶パネルディスプレイから成る表示部18、
原稿画像を転写するサイズの異なる転写紙を収納する給
紙トレイ20a,20b,20c,20d、原稿画像を
転写した用紙を排出するコピー受け22、装置本体内部
をメンテナンスする際に開く前ドア24、後述する遠隔
複写状態伝達機12との間で信号の送受信を無線で行う
信号送受信部26、装置本体10の動作状態や異常状態
の発生をアラームや音声メッセージでオペレータに通知
するスピーカから成る音声出力部28などを備えてい
る。一方、遠隔複写状態伝達機12は、オペレータがポ
ケット等に携帯可能な小型の信号送受信機である。
【0008】また、図2に示されるように、遠隔複写状
態伝達機12は、オペレータが複写機本体10から離れ
た場所にいても、複写機の動作状態や異常状態を振動で
検知することができるとともに、ハードボタンA12a
を押下して複写機本体10側のアラーム等の鳴動を遠隔
操作で停止させたり、ハードボタンB12bを押下して
遠隔複写状態伝達機12自体の振動を任意に停止するこ
とができる。さらに、複写機本体10は、図3に示され
るように構成されており、ADF14、操作部16、表
示部18、信号送受信部26、音声出力部28の各構成
部分についての説明は、図1で説明したのでここでは省
略し、その他の構成部分について説明する。複写機本体
10は、上記構成部分以外に、センサ29、画像読取部
30、画像記録部32、制御部34などを備えている。
センサ29は、複写機本体10のADF14で原稿を搬
送する搬送路、あるいは、給紙トレイ20a〜20dか
ら転写紙の搬送路を経由して、後述する画像記録部32
を通り、コピー受け22に至る途中の紙づまり(ジャ
ム)を検知するジャムセンサ、各部の異常発生を検知す
る各種センサ、給紙トレイ20a〜20dの転写紙切れ
を検知する用紙センサなどがあり、複写動作を自動処理
している最中にオペレータに通知すべき動作状態や異常
状態が発生したことを正確に検知するものである。
【0009】画像読取部30は、原稿用紙に光を照射
し、その反射光を取り出して光学的に画像情報を読み取
ったり、CCD(固体撮像素子)などを用いて反射光を
電気信号に変換して画像データ化することにより、原稿
用紙の画像情報を所定の解像度で読み取るものである。
画像記録部32は、電子写真技術を用いた場合、上記画
像読取部30で読み取った原稿の画像情報に基づいて感
光体ドラムに静電潜像を形成し、これにトナーを付着さ
せて現像を行い、転写紙にそのトナー像を転写して定着
部で定着させることにより、読み取った画像を転写紙に
記録するものである。また、電子写真技術以外にも、感
熱紙に対してサーマルヘッドを走査させて熱転写記録す
るものであっても勿論よい。制御部34は、CPU(Ce
ntral Processing Unit )、ROM(Read Only Memor
y)、RAM(Random Access Memory)等からなり、R
OM内の基本プログラムに従って複写機本体10を制御
するものである。また、遠隔複写状態伝達機12は、図
4に示されるように構成されており、ハードボタンA1
2a、ハードボタンB12bについては、図2で説明し
たのでここでは省略し、その他の構成部分について説明
する。
【0010】遠隔複写状態伝達機12は、上記構成部分
以外に、信号送受信部40、振動発生部42、信号生成
部44、制御部46などを備えている。信号送受信部4
0は、ここでは無線の送受信機が用いられており、上記
した複写機本体10の信号送受信部26から無線送信さ
れた複写機本体10の動作状態や異常状態を検知した検
知信号を受信するとともに、ハードボタンA12aの押
下により生成する複写機本体10側の音声出力部28か
ら発する音声を停止するための音声停止信号を、複写機
本体10の信号送受信部26に対して無線送信を行うも
のである。振動発生部42は、偏心ロータ等を回転させ
ることにより振動を発生するもので、信号送受信部26
から無線送信された複写機本体10の動作状態や異常状
態を検知した検知信号を受信した際に、これを遠隔複写
状態伝達機12を携帯しているオペレータに振動で通知
するものである。信号生成部44は、ここではハードボ
タンA12aを押下した際に、複写機本体10側の音声
出力部28から発せられる音声を停止するための音声停
止信号を生成するものである。複写機本体10に送信す
る信号が複数種類ある場合は、それぞれに対応した信号
を生成するものである。制御部46は、複写機本体の制
御部34と同様に、CPUやメモリ等からなり、遠隔複
写状態伝達機12全体の動作を制御するものである。
【0011】本実施の形態に係る複写機100は、以上
述べたように構成されており、その動作について図5〜
図7を用いて説明する。図5は、複写機本体10の動作
状態や異常状態をオペレータが携帯している遠隔複写状
態伝達機12を振動させて通知する動作を説明するフロ
ーチャートである。まず、オペレータは、複写機本体1
0のADF14に複写する原稿をセットし、コピーを1
0部取るように操作部16と表示部18とを使って設定
を行い、スタートボタンを押下して、複写機本体10か
ら離れる。オペレータのポケットには、遠隔複写状態伝
達機12が入っている。コピー動作の途中で原稿、ある
いは転写紙にジャムが発生すると、センサ29がこれを
検知し(ステップS100)て制御部34に検知信号を
送る。制御部34は、センサ29からの検知信号に基づ
いて、音声出力部28からアラームを鳴動させるととも
に、表示部18に対してジャムした旨の異常メッセージ
を表示する(ステップS102)。これと同時に、制御
部34は、センサ29から送られてきた検知信号を信号
送受信部26に送出して、遠隔複写状態伝達機12に対
して無線送信するようにする(ステップS104)。
【0012】図4の遠隔複写状態伝達機12では、複写
機本体10から送られてきた検知信号を信号送受信部4
0で受信する。遠隔複写状態伝達機12の制御部46
は、検知信号を受信すると、振動発生部42を駆動する
ように制御して、振動を発生させる。また、ステップS
100で、ジャムは発生しなかったが、その他の異常が
発生した場合も同様であって(ステップS108)、ア
ラームの鳴動と表示部18への異常メッセージの表示を
行い(ステップS102)、遠隔複写状態伝達機12に
対する振動指令(ステップS104)を行うとともに、
遠隔複写状態伝達機12で振動を発生(ステップS10
6)させる。さらに、ステップS108で、異常発生も
なくコピーが無事終了した場合は(ステップS11
0)、アラームを鳴動させて表示部18にコピー終了の
メッセージを表示し(ステップS102)、遠隔複写状
態伝達機12に対する振動指令(ステップS104)を
行って、遠隔複写状態伝達機12に対してコピー終了を
知らせる振動を発生(ステップS106)させる。この
ように本実施の形態によれば、オペレータは、複写機本
体10から遠く離れていても、コピー動作の途中でジャ
ムやそれ以外の異常な状態の発生、あるいは、コピー動
作の終了などを振動等により(表示や音声などによって
も)リアルタイムで知ることができるので、すぐに複写
機本体10のところに戻ってジャムに対して処置するこ
とが可能となり、コピー動作をロスタイムなく効率良く
行うことができる。
【0013】つぎに、図6は、複写機本体10の動作状
態や異常状態をオペレータが携帯している遠隔複写状態
伝達機12を振動させて知らせた後に任意に振動を停止
する場合の動作を説明するフローチャートである。ま
ず、オペレータは、複写機本体10のADF14に複写
する原稿をセットし、コピーを10部取るように操作部
16と表示部18とを使って設定を行い、スタートボタ
ンを押下して、複写機本体10から離れる。オペレータ
のポケットには、遠隔複写状態伝達機12が入ってい
る。コピー動作の途中のジャムや異常の状態、あるいは
コピーの終了により遠隔複写状態伝達機12に振動を発
生させる(ステップS200)。オペレータは、遠隔複
写状態伝達機12の振動に気づいて複写機本体10に向
かう際に、振動が継続していると不快になるので、遠隔
複写状態伝達機12のハードボタンB12bを押下する
(ステップS202)。これにより、制御部46は、振
動発生部42に対して振動を停止するように制御するた
め、振動を任意にストップさせることができる(ステッ
プS204)。このように、本実施の形態では、オペレ
ータは、複写機本体10から遠く離れていても、コピー
動作の途中でジャムやそれ以外の異常な状態の発生、あ
るいは、コピー動作の終了などを振動等によりリアルタ
イムで知ることができると同時に、その遠隔複写状態伝
達機12に発生した振動をハードボタンB12bを押下
するだけで、任意に停止させることが可能なため、不快
な振動をいつまでも感じなくて済むという利点がある。
【0014】つぎに、図7は、複写機本体10の音声出
力部28からのアラームの鳴動によって動作状態や異常
状態を知らせる場合にアラームの鳴動を遠隔操作で停止
させる場合の動作を説明するフローチャートである。ま
ず、オペレータは、複写機本体10のADF14に複写
する原稿をセットし、コピーを10部取るように操作部
16と表示部18とを使って設定を行い、スタートボタ
ンを押下して、複写機本体10から離れる。オペレータ
のポケットには、遠隔複写状態伝達機12が入ってい
る。コピー動作の途中のジャムや異常の状態、あるいは
コピーの終了により、遠隔複写状態伝達機12に振動を
発生させるとともに、音声出力部28のアラームを鳴動
させている(ステップS300)。オペレータは、遠隔
複写状態伝達機12の振動や複写機本体10の音声出力
部28のアラームの鳴動に気づいて複写機本体10に向
かう際に、アラームが継続して鳴動していると周囲に迷
惑がかかるので、遠隔複写状態伝達機12のハードボタ
ンA12aを押下する(ステップS302)。これによ
り、制御部46は、信号生成部44に対してアラームの
鳴動を停止させる音声停止信号を生成し、信号送受信部
40を介して複写機本体10に送信する。
【0015】複写機本体10では、信号送受信部26で
音声停止信号を受信すると、制御部34が音声出力部2
8に対してアラームの鳴動を停止するように制御する。
これにより、オペレータは、遠隔複写状態伝達機12を
使った遠隔操作により複写機本体10側のアラームの鳴
動を任意に停止させることができる。このように、本実
施の形態では、オペレータは、複写機本体10から遠く
離れていても、コピー動作の途中でジャムやそれ以外の
異常な状態の発生、あるいは、コピー動作の終了などを
振動や音声等によりリアルタイムで知ることができると
同時に、複写機本体10の音声出力部28から発生した
るアラームの鳴動をハードボタンA12aを押下するだ
けで、任意に停止させることが可能となり、不快なアラ
ーム音をいつまでも鳴らして周囲に迷惑をかけることを
防止することができる。なお、本実施の形態では、画像
形成装置として複写機を用いて説明したが、これに限定
されるものではなく、ファクシミリやプリンタなどの画
像形成装置についても同様に好適に適用することができ
る。また、本実施の形態では、複写機本体10と遠隔複
写状態伝達機12との間の信号の送信手段に電波を使っ
た無線通信を用いたが、超音波などの音や赤外線等の光
を使って信号の送信を行うのでも良く、さらには、オペ
レータの所在が決まった場所であれば、有線を使って信
号を送受信するようにしても良い。さらに、本実施の形
態では、遠隔複写状態伝達機12で発生させる振動パタ
ーンを同じにしたが、発生した動作状態に応じて、振動
周波数を変えたり、振動パターンを変えることにより、
オペレータ側で区別できるようにしても良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、オペレータが画像形成装置から遠くに離
れていても装置本体の動作状態や異常状態の発生を周囲
に迷惑をかけずに、速やかに検知することができる。請
求項2に記載の発明によれば、装置本体の動作状態や異
常状態の発生を周囲に迷惑をかけることなく振動で通知
する場合に、発生させた振動をオペレータ側で検知後に
任意に停止することができる。請求項3に記載の発明に
よれば、装置本体の動作状態や異常状態の発生を音声で
通知する音声通知手段を有する場合に、オペレータ側で
装置本体の動作状態や異常状態を検知した後、遠隔から
任意に音声を停止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る複写機を構成する複写機本
体と遠隔複写状態伝達機との外観斜視図である。
【図2】図1の遠隔複写状態伝達機の平面図である。
【図3】図1の複写機本体の概略構成ブロック図であ
る。
【図4】図1の遠隔複写状態伝達機の概略構成ブロック
図である。
【図5】複写機本体の動作状態や異常状態をオペレータ
が携帯している遠隔複写状態伝達機を振動させて通知す
る動作を説明するフローチャートである。
【図6】複写機本体の動作状態や異常状態をオペレータ
が携帯している遠隔複写状態伝達機を振動させて知らせ
た後に任意に振動を停止する場合の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図7】複写機本体の音声出力部からのアラームの鳴動
によって動作状態や異常状態を知らせる場合にアラーム
の鳴動を遠隔操作で停止させる場合の動作を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 複写機本体(画像形成装置本体) 12 遠隔複写状態伝達機(遠隔動作状態伝達機) 12a ハードボタンA(音声停止手段の一部) 12b ハードボタンB(振動停止手段の一部) 26 信号送受信部(検知信号送信手段、音声停止信
号受信手段) 28 音声出力部(音声通知手段) 29 センサ(検知手段) 40 信号送受信部(検知信号受信手段、音声停止信
号送信手段) 42 振動発生部(振動発生手段) 44 信号生成部(信号生成手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B41J 29/42 B41J 29/42 F 29/46 29/46 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成を行う画像形成装置本体と、該
    画像形成装置本体とは別に構成され、少なくとも前記画
    像形成装置本体の動作状態を離れたオペレータに伝達す
    る遠隔動作状態伝達機とを備えた画像形成装置であっ
    て、 前記画像形成装置本体は、 オペレータに通知すべき画像形成装置装置本体の動作状
    態を検知する検知手段と、 前記検知手段で所定の動作状態を検知した検知信号を前
    記遠隔動作状態伝達機に送信する検知信号送信手段とを
    有し、 前記遠隔動作状態伝達機は、 前記検知信号送信手段から送られてきた前記検知信号を
    受信する検知信号受信手段と、 前記検知信号受信手段で受信した検知信号に基づいて画
    像形成装置装置本体の動作状態を通知する振動を発生さ
    せる振動発生手段と、を有することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記遠隔動作状態伝達機は、 前記振動発生手段により画像形成装置装置本体の動作状
    態を通知するための振動を発生させた場合に、オペレー
    タの指示により当該振動を停止させる振動停止手段をさ
    らに備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成装置本体は、前記検知手段
    で所定の動作状態を検知した場合に音声を発してオペレ
    ータに通知する音声通知手段をさらに有し、 前記遠隔動作状態伝達機は、前記音声通知手段から発せ
    られる音声を停止させる音声停止信号を生成する信号生
    成手段と、該信号生成手段で生成された音声停止信号を
    前記画像形成装置本体に送信する音声停止信号送信手段
    とをさらに有し、 前記画像形成装置本体は、前記音声停止信号送信手段か
    ら送られてきた音声停止信号を受信する音声停止信号受
    信手段と、前記音声停止信号受信手段で受信した音声停
    止信号に基づいて前記音声通知手段から発生している音
    声を停止させる音声停止手段とをさらに有することを特
    徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
JP9287920A 1997-10-03 1997-10-03 画像形成装置 Pending JPH11109800A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008292592A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2011141560A (ja) * 2011-02-24 2011-07-21 Brother Industries Ltd 画像形成装置
JP2018149772A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム

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