JPH11194674A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH11194674A
JPH11194674A JP9368852A JP36885297A JPH11194674A JP H11194674 A JPH11194674 A JP H11194674A JP 9368852 A JP9368852 A JP 9368852A JP 36885297 A JP36885297 A JP 36885297A JP H11194674 A JPH11194674 A JP H11194674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
operator
image forming
state
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9368852A
Other languages
English (en)
Inventor
Norikazu Okada
憲和 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9368852A priority Critical patent/JPH11194674A/ja
Publication of JPH11194674A publication Critical patent/JPH11194674A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の操作者が、遠隔位置にいる場
合であっても、受信機の振動により画像形成装置の状態
変化だけでなく、その状態変化の概略の内容を操作者に
通知できるようにする。 【解決手段】 遠隔複写状態伝達部の受信手段には表示
部15を有し、画像形成装置の操作者が、遠隔位置にい
る場合であっても、受信機12の振動により画像形成装
置の状態変化を通知すると共に、その受信機12に設け
られた表示部15の表示により、振動により操作者に通
知された画像形成装置の状態変化の内容が、画像形成処
理の正常終了による状態変化であるのか、或いは、画像
形成処理の異常の発生による状態変化であるのかを操作
者に通知し、異常の発生による状態変化の場合には、更
に、その発生した異常の概略の内容は何なのかを操作者
に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置から
遠隔位置にいる操作者に複写動作状態を伝達する機能を
有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通常の複写機、ファクシミリ、プ
リンタ等の画像形成装置では、全くその動作通知を操作
者に行わないタイプの装置もあるが、一般的に、その複
写動作状態を操作者に通知する手段としては、画像形成
装置本体の表示部に文字又は図表示で通知するものや、
音声や警告音等の音により通知するものが知られてい
る。近年になり、画像形成装置本体の複写動作状態の変
化を検知して、遠隔位置にいる操作者にその遠隔複写動
作状態を画像形成装置本体から送信し、操作者の携帯す
る受信機を振動させて、操作者に画像形成装置本体の複
写動作の変化を通知する手段が知られるようになった。
その操作者が携帯する受信機には、操作者がその通知を
認識した場合には操作者が受信機を操作することにより
振動を停止させる機能が備わっている。又、操作者が携
帯する受信機にも送信機能を持たせることで送受信機と
し、その送受信機を操作者が操作して送信信号を出し、
画像形成装置本体の側でその信号を受信して画像形成装
置本体が複写動作の変化を通知するために発している警
報音等の音を、操作者が携帯する送受信機側から停止さ
せることができるものも知られるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た操作者に携帯される受信機を有している画像形成装置
の場合であっても、遠隔位置にいる操作者は、携帯する
受信機又は送受信機が振動することにより、画像形成装
置の動作状態が変化したという事実を知ることができる
だけであり、その変化の内容については全く知ることが
できなかった。具体的には、遠隔位置の操作者は、画像
形成装置の状態が変化したことがわかるだけで、例え
ば、その状態変化が、画像形成処理の正常終了であるの
か、或いは、画像形成処理中に異常が発生して異常終了
したという状態の変化なのかを知ることができなかっ
た。請求項1の本発明は、上記の課題に鑑みてなされた
もので、画像形成装置の操作者が、遠隔位置にいる場合
であっても、受信機の振動により画像形成装置の状態変
化だけでなく、その状態変化の概略の内容を操作者に通
知できるようにすることを目的とする。又、上記した受
信機の振動による通知は、操作者における受信機の携帯
される場所や、携帯者の着衣の状況等の環境条件や、操
作者の個人差によって、受信機を同一設定で振動させる
ようにしてしまうと、人によっては振動が大きすぎて強
い不快感を感じたり、又は、逆に振動が小さすぎて、画
像形成装置本体の画像形成状態の変化に気付けない人が
いるという問題があった。請求項2の本発明は、上記の
課題に鑑みてなされてもので、受信機が画像形成装置本
体からの状態の変化した信号を受けて行う振動の大きさ
を、操作者が個人の好みで適切なレベルの振動強さに調
節できるようにすることを目的とする。更に、上記のよ
うに操作者の個人差を考慮して、受信機の振動の強さを
調節したとしても、操作者の置かれた環境によって、振
動に対する感じ方は変化してしまう。例えば、操作者が
静止中は十分に認知可能なレベルに受信機の振動の強さ
を調節したとしても、操作者が歩行中や何らかの動作中
である場合には、受信機の振動を感知できなくなってし
まうこともある。そのため、受信機が操作者に通知する
べく振動しても、環境条件によっては操作者はその一定
の振動に気付かず、画像形成装置の状態の変化に気付か
ない時が出てきてしまうという問題があった。請求項3
の本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、所定
の時間毎に、受信機の振動の大きさを強くすることで、
環境条件に関わらず、どのような状況の操作者にも受信
機の振動に気付かせることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明では、
画像形成装置の複写状態の変化の信号を遠隔位置にいる
操作者が携帯する受信装置に送信する送信手段と送信手
段による複写状態の変化の信号が受信されると筐体を振
動させて操作者に通知する受信手段からなる遠隔複写状
態伝達部を有する画像形成装置において、遠隔複写状態
伝達部の受信手段には表示部を有することを特徴とし、
画像形成装置の操作者が、遠隔位置にいる場合であって
も、受信機の振動により画像形成装置の状態変化を通知
すると共に、その受信機に設けられた表示部の表示によ
り、振動により操作者に通知された画像形成装置の状態
変化の内容が、画像形成処理の正常終了による状態変化
であるのか、或いは、画像形成処理の異常の発生による
状態変化であるのかを操作者に通知し、異常の発生によ
る状態変化の場合には、更に、その発生した異常の概略
の内容は何なのかを操作者に通知する。請求項2の本発
明では、請求項1の受信手段は、操作者に通知するため
の振動の強さの調整手段を有することを特徴とし、操作
者の置かれた環境、操作者の振動に対する感じ方を考慮
し、振動の大きさを個人で適度に調節する。請求項3の
本発明では、請求項1又は2の受信手段は、時間経過の
計時手段を有し、前記振動の強さの調整手段は、前記複
写状態の変化の信号の受信された後の筐体の振動が時間
経過と共に強くなるように調整可能なことを特徴とし、
所定の時間毎に、受信機の振動の大きさを強くする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図を用いて説明する。尚、以下の実施形態におい
ては、本発明の画像形成装置の例として、デジタル複写
機(以下、複写機と記載する)を用いて説明する。図1
は、本実施の形態に係る複写機と受信機の全体構成を示
す斜視図である。複写機100は、複写機本体10と本
発明の受信機としての遠隔複写状態伝達機12とにより
構成される。尚、遠隔複写状態伝達機12は、本発明の
受信機としての機能だけではなく、複写機本体10の複
写動作の変化を通知するために発している警報音等の音
を操作者の操作により停止させるための送信手段も有し
ているものとする。図1において、複写機100は、複
写機本体10と遠隔複写状態伝達機12とで構成されて
おり、複写機10には、複写する原稿用紙を搬送させて
自動的に複写動作を行う自動原稿送り装置(ADF:オ
ートドキュメントフィーダ)14、複写動作の指示や設
定を行う操作部16、動作状況や異常メッセージ等を文
字や絵などで表示する液晶パネルディスプレイからなる
表示部18、原稿画像を転写する転写紙をサイズ毎に収
納した給紙トレイ20a、20b、20c、20d、原
稿画像を転写した用紙を排出するコピー受け22、装置
本体内部をメンテナンスする際に開く前ドア24、後述
する遠隔複写状態伝達機12との間で信号の送受信を無
線で行う信号送受信部26、装置本体10の動作状態や
異常状態の発生をアラームや音声メッセージで操作者に
通知するスピーカからなる音声出力部28などを備えて
いる。一方、遠隔複写状態伝達機12は、操作者がポケ
ット等に携帯可能な小型の信号送受信機であり、その仕
様は次の図2に説明する。
【0006】図2は、図1の遠隔複写状態伝達機12の
平面図である。図2において、遠隔複写状態伝達機12
は、操作者が複写機本体10から離れた場所にいても、
複写機本体10の複写状態の変化や異常状態の発生を検
知できるように振動する機能を有すると共に、遠隔複写
状態伝達機の表示部15で、動作状態や異常状態の内容
を知ることが出来る。更に、ハードボタンA12aを押
下することで信号を送信して複写機本体10側のアラー
ム等の鳴動を遠隔操作で停止させたり、ハードボタンB
12bを押下して複写機本体10の状態の変化を通知す
る遠隔複写状態伝達機12の振動を任意に停止すること
ができる。又、振動調節部17を回転させることによ
り、遠隔複写状態伝達機12の振動の強さを調整するこ
とができる。遠隔複写状態伝達機12を振動させる振動
装置や複写機本体10との送受信を行う送受信装置等
は、無線通信装置等で用いられている一般的なものであ
り、ここでの詳しい説明は省略する。
【0007】図3は、図1の複写機本体10の概略構成
ブロック図である。図3の概略構成ブロックで示したよ
うに、複写機本体10は、上記図1の構成部分以外に
も、センサ29、画像読取部30、画像記録部32、制
御部34等を備えている。センサ29は、具体的には、
複写機本体10のADF14で原稿を搬送する搬送路、
あるいは給紙トレイ20a〜20dから転写紙の搬送路
を経由して、後述する画像記録部32を通り、コピー受
け22に至る途中の紙詰まり(ジャム)を検知するジャ
ムセンサ、各部の異常発生を検知する各種センサ、給紙
トレイ20a〜20dの転写紙切れを検知する用紙セン
サなどであり、複写動作を自動処理している最中に操作
者に通知すべき動作状態や異常状態が発生したことを正
確に検知するものである。画像読取部30は、原稿用紙
に光を照射し、その原稿用紙からの反射光を取り出して
光学的に画像情報を読み取るもので、具体的には、CC
D(固体撮像素子)などを用いて反射光を電気信号に変
換して画素データ化することにより、原稿用紙の画像情
報を所定の解像度で読み取るものである。画像記録部3
2は、例えば、電子写真プロセス技術を用いる場合であ
れば、上記画像読取部30で読み取った原稿の画像情報
に基づいて感光体ドラムに静電潜像を形成し、これにト
ナーを付着させて現像を行ない、転写紙にそのトナー像
を転写して定着部で定着させることにより、読み取った
画像を転写紙に記録するものである。又、電子写真プロ
セス技術を用いる場合以外でも、例えば、感熱紙に対し
てサーマルヘッドを走査させて熱転写記録するものであ
ってもよい。制御部34は、CPU(Central
Processing Unit)や、メモリであるR
OM(Read Only Memory)、RAM
(Random Access Memory)等から
なり、ROM内の基本プログラムに従って、複写機本体
10の全体や各部の動作や各処理を制御するものであ
る。
【0008】図4は、図1の遠隔複写状態伝達機12の
概略構成ブロック図を示している。図4に示される遠隔
複写状態伝達機12の構成の内で、ハードボタンA12
a、ハードボタンB12b、表示部15、振動調節部1
7については、上記した図2の説明において既に説明し
たので、ここでは省略し、その他の構成部分について説
明する。遠隔複写状態伝達機12は上記構成部分以外
に、信号送受信部40、振動発生部42、信号生成部4
4、制御部46などを備えている。信号送受信部40
は、ここでは一般的な無線機で用いられる送受信機が用
いられており、上記した複写機本体10の信号送受信部
26から無線送信された複写機本体10の動作状態変化
や異常状態発生を検知した検知信号を受信すると共に、
その受信内容を表示部15に文字で表示する。振動発生
部42は、偏心ロータ等の振動発生装置であり、上記し
た信号送受信部40で検知信号を受信した場合には、上
記表示部の表示と共に、偏心ロータ等を回転させること
により振動を発生させる。振動調節部43は、遠隔複写
状態伝達機12の携帯者(操作者)により任意(好み)
の強さに調整された振動の強さを設定するためのもの
で、検知信号を受信して振動を行う初期にその強さで振
動が再現される。ハードボタンA12aは、その押下に
より、遠隔複写状態伝達機12の内部で複写機本体10
側の音声出力部28から発する音声を停止するための音
声停止信号を生成し、そのオン制定し信号を、複写機本
体10の信号受信部26に対して信号送受信部40から
無線で送信を行うものである。信号生成部44は、ここ
では上記したハードボタンA12a押下の際の音声停止
信号を生成するものである。制御部46は、複写機本体
10の制御部34と同様に、CPUやメモリ等からな
り、遠隔複写状態伝達機12全体や各部の動作や各処理
を制御するものである。検知信号を受信して振動発生部
42で振動を、振動調節部43で設定された強さで開始
した後に、その振動の強さを、一定の時間間隔の経過毎
に強める制御等を行うのもこの制御部46である。
【0009】本実施例の複写機は以上のように構成さ
れ、以下にその動作について説明する。図5は、複写機
本体10における複写処理の状態の変化を検出して遠隔
複写状態伝達機12に通知して表示する動作を示すフロ
ーチャートである。ここで、この図5の動作が行われる
状況として、操作者は、複写機本体10のADF14に
複写する原稿をセットし、コピーを10部取るように、
操作部16と表示部18とを使って設定を行ない、スタ
ートボタンを押下して、複写機本体10から離れた場合
であり、その操作者のポケットには遠隔複写状態伝達機
12が入っている場合とする。ステップS1では、複写
機本体10におけるコピー動作の途中で、ADF14で
送られる原稿、あるいは複写機本体10の中で送られる
転写紙の経路途中でジャムが発生したかどうかの判断を
行っている。ジャムが発生した場合(ステップS1:Y
es)には、ステップS4に進むが、具体的には、セン
サ29でジャムを検知して制御部34にその検知信号を
送っている。又、ジャムが発生しない場合(ステップS
1:No)には、ステップS2に進む。ステップS2で
は、ジャムは発生しなかったが他の異常が発生したかど
うかの判断を行っている。異常が発生した場合(ステッ
プS2:Yes)には、ステップS4に進み、異常が発
生しない場合(ステップS2:No)には、ステップS
3に進む。異常発生時には、具体的には、ステップ1の
場合とほぼ同様に、センサ29でジャムを検知して制御
部34にその検知信号を送っている。ステップS3で
は、ジャムや他の異常も発生せず、無事にコピーが終了
したかどうかの判断を行っている。無事にコピーが終了
した場合(ステップS3:Yes)には、ステップS4
にすすみ、コピーが何らかの原因で終了しない場合(ス
テップS3:No)には、その処理を終了する。異常発
生時には、具体的には、ステップ1の場合とほぼ同様
に、センサ29でジャムを検知して制御部34にその検
知信号を送っている。
【0010】ステップS4では、制御部34が、センサ
29からの検知信号に基づいて音声出力部28からアラ
ームを鳴動させると共に、ステップ1からステップS4
に来た場合には、表示部18に対してジャムした旨の異
常メッセージを表示する。又、ステップS2からステッ
プS4に来た場合には、表示部18に対して異常発生し
た旨の異常メッセージを表示する。更に、ステップS3
からステップS4に来た場合には、表示部18にコピー
終了のメッセージを表示する。ステップS5では、ステ
ップS4の処理と同時に、制御部34は、センサ29か
ら送られてきた検知信号を信号送受信部26に送出し
て、遠隔複写状態伝達機12に対して無線送信する。ス
テップS6では、図4の遠隔複写状態伝達機12におい
て、複写機本体10から送られてきた検知信号を信号送
受信部40で受信する。そして、遠隔複写状態伝達機1
2の制御部46では、送られてきた検知信号を受信する
と、振動発生部42を駆動して、振動を発生させるとと
もに表示部15に、受信した検知信号の内容を文字で表
示し処理を終了する。
【0011】図6は、複写機本体10からの検知信号を
受信した遠隔複写状態伝達機12において、操作者が振
動の強さを振動調節部17により調節する場合の動作を
示すフローチャートである。ステップS11では、複写
機本体10で複写状態が変化したことをセンサ29で検
知して、信号送受信部26から遠隔複写状態伝達機12
に振動指令を送信し、遠隔複写状態伝達機12では、そ
の指令を受けて振動発生部42で振動を発生させる。ス
テップS12では、遠隔複写状態伝達機12に発生した
振動に対して、操作者が強いと感じているかどうかの判
断を行っている。操作者により振動が強いと感じられた
場合(ステップS12:Yes)には、ステップS13
に進み、操作者により振動が強くないと感じられた場合
(ステップS12:No)には、ステップS14に進
む。ステップS13では、操作者により遠隔複写状態伝
達機12の振動調節部17が下に回されて、振動が弱め
られ、再びステップS12に進む。ステップS14で
は、遠隔複写状態伝達機12に発生した振動に対して、
操作者が弱いと感じているかどうかの判断を行ってい
る。操作者により振動が弱いと感じられた場合(ステッ
プS14:Yes)には、ステップS15に進み、操作
者により振動が弱くないと感じられた場合(ステップS
14:No)には、処理を終了する。ステップS15で
は、操作者により遠隔複写状態伝達機12の振動調節部
17が上に回されて、振動が強められ、再びステップS
12に進む。上記のステップS14で、振動が強くもな
く(ステップS12:No)であり、且つ、振動が弱く
もない(ステップS14:No)で適切な振動になれば
調整が終了する。
【0012】図7は、複写機本体10からの検知信号を
受信した遠隔複写状態伝達機12において、振動の強さ
が時間の経過により徐々に強まる場合の動作を示すフロ
ーチャートである。尚、本実施形態では、振動の強さを
可変する時間間隔は5秒とする。ステップS21では、
複写機本体10で複写状態が変化したことをセンサ29
で検知して、信号送受信部26から遠隔複写状態伝達機
12に振動指令を送信し、遠隔複写状態伝達機12で
は、その指令を受けて振動発生部42で振動を発生させ
ると共に不図示のタイマをスタートさせる。尚、この場
合のタイマはCPU等に通常備わっているクロック信号
等を利用した一般的なタイマで良い。ステップS22で
は、遠隔複写状態伝達機12に発生した振動に対して、
その振動がタイマで5秒経過したかどうかの判断を行っ
ている。5秒以上経過した場合(ステップS22:Ye
s)には、ステップS23に進み、5秒未満の場合(ス
テップS22:No)には、ステップS24に進む。ス
テップS23では、5秒が経過したのでタイマのカウン
ト値をクリアしてステップS25に進む。ステップS2
4では、遠隔複写状態伝達機12の振動を停止させるた
めのハードボタンBが押下されたかどうかの判断を行っ
ている。ハードボタンBが押し下げられた場合(ステッ
プS24:Yes)には、遠隔複写状態伝達機12の振
動を停止させて処理を終了し、ハードボタンBが押し下
げられていない場合(ステップS24:No)には、ス
テップS22に戻る。ステップS25では、振動発生部
42で発生している振動が、更に強く振動させることが
可能かどうかの判断を行っている。振動を強く設定でき
る場合(ステップS25:Yes)には、ステップS2
6に進み、振動が既に最強でこれ以上は強く振動を設定
できない場合(ステップS25:No)には、ステップ
S22に戻る。ステップS26では、振動発生部42で
発生する振動を強くして、再びタイマをスタートさせ、
ステップS22に戻る。上記のように構成し動作させる
ことで、ハードボタンBが押下されない限り5秒毎に、
振動を強くすることができ、最大の振動の強さになれ
ば、その振動の強さを維持することができる。尚、本実
施形態では、振動の強さの変更を5秒毎にしたが、例え
ば、3秒ごとや7秒ごとの任意の時間間隔で変更するよ
うにしても良い。
【0013】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置においては、遠
隔複写状態伝達機の表示部で複写状態を通知するので、
操作者が画像形成装置本体から離れた場所にいても、画
像形成装置本体における複写状態が、画像形成正常終了
か、異常終了か、又、異常終了の場合には、その異常内
容の概略を知ることができる。請求項2の画像形成装置
においては、遠隔複写状態伝達機の振動の大きさの調整
することができるので、振動の大きさを適度に調整する
ことが可能になる。請求項3の画像形成装置において
は、遠隔複写状態伝達機の振動の大きさを一定時間毎に
強めることができるので、操作者が歩行中等の振動に気
付きにくい状況であっても、遠隔複写状態伝達機の振動
に気付きやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る複写機と受信機の全体構成
を示す斜視図である。
【図2】図1の受信機の平面図である。
【図3】図1の複写機本体の概略構成ブロック図であ
る。
【図4】図1の受信機の概略構成ブロック図である。
【図5】複写機本体における複写処理の状態の変化を検
出して遠隔複写状態伝達機に通知して表示する動作を示
すフローチャートである。
【図6】複写機本体からの検知信号を受信した遠隔複写
状態伝達機において、操作者が振動の強さを振動調節部
により調節する場合の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】複写機本体からの検知信号を受信した遠隔複写
状態伝達機において、振動の強さが時間の経過により徐
々に強まる場合の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・複写機本体、12・・・遠隔複写状態伝達
機、12a・・・ハードボタンA、12b・・・ハード
ボタンB、14・・・自動原稿送り曽於内、15、18
・・・表示部、16・・・操作部、17・・・振動調節
部、20a〜20d・・・給紙トレイ、22・・・コピ
ー受け、24・・・前ドア、26・・・信号送受信部、
28・・・音声出力部、30・・・画像読取部、32・
・・画像記録部、34、46・・・制御部、40・・・
信号送受信部、42・・・振動発生部、44・・・信号
生成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の複写状態の変化の信号を
    遠隔位置にいる操作者が携帯する受信装置に送信する送
    信手段と、該送信手段による複写状態の変化の信号が受
    信されると筐体を振動させて操作者に通知する受信手段
    と、からなる遠隔複写状態伝達部を有する画像形成装置
    において、 前記遠隔複写状態伝達部の受信手段には表示部を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記受信手段は、操作者に通知するため
    の振動の強さの調整手段を有することを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記受信手段は、時間経過の計時手段を
    有し、前記振動の強さの調整手段は、前記複写状態の変
    化の信号の受信された後の筐体の振動が時間経過と共に
    強くなるように調整可能なことを特徴とする請求項2に
    記載の画像形成装置。
JP9368852A 1997-12-29 1997-12-29 画像形成装置 Pending JPH11194674A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9368852A JPH11194674A (ja) 1997-12-29 1997-12-29 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9368852A JPH11194674A (ja) 1997-12-29 1997-12-29 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11194674A true JPH11194674A (ja) 1999-07-21

Family

ID=18492922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9368852A Pending JPH11194674A (ja) 1997-12-29 1997-12-29 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11194674A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014111353A (ja) * 2012-11-07 2014-06-19 Canon Inc 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム
US9641704B2 (en) 2014-12-25 2017-05-02 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, information processing apparatus, and control method
US10268152B2 (en) 2015-06-30 2019-04-23 Kyocera Document Solutions, Inc. Image forming system, mobile terminal apparatus, and image forming apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014111353A (ja) * 2012-11-07 2014-06-19 Canon Inc 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム
US9641704B2 (en) 2014-12-25 2017-05-02 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, information processing apparatus, and control method
US10268152B2 (en) 2015-06-30 2019-04-23 Kyocera Document Solutions, Inc. Image forming system, mobile terminal apparatus, and image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11265427B2 (en) Image forming apparatus and notification control method for notifying a detected intruder
US10824381B2 (en) Image forming apparatus forming images based on received image data, terminal device transmitting image data to the image forming apparatus, image forming system including image forming apparatus and terminal device, and non-transitory computer readable medium
JP2020145493A (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
CN110830673B (zh) 图像形成装置、存储控制程序的存储介质以及控制方法
JPH11194674A (ja) 画像形成装置
JP2015093395A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法
JPH11109800A (ja) 画像形成装置
US20220021773A1 (en) Information processing apparatus, method for adjusting operation of information processing apparatus, and storage medium
JP2019179577A (ja) 画像形成装置、端末装置、及び画像形成システム、並びにコンピュータプログラム
JP2020061671A (ja) 画像形成装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法
JP6101673B2 (ja) 画像形成装置、端末装置、及び画像形成システム、並びにコンピュータプログラム
JP5450367B2 (ja) 画像形成装置
JP6558336B2 (ja) 画像形成システム
JP2013094980A (ja) 電子機器および画像形成装置
JP7371460B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP6280259B2 (ja) 画像形成装置、端末装置、及び画像形成システム、並びにコンピュータプログラム
JP2018056918A (ja) 画像形成装置
JP2006184713A (ja) 画像形成装置
JP2021057639A (ja) 画像処理装置及び制御プログラム
CN117527975A (zh) 图像形成装置以及信息处理方法
JP2001092327A (ja) 画像形成装置
JP2021078005A (ja) 画像形成装置
JP2021074961A (ja) 画像形成装置
JP2013166285A (ja) 電子機器
JP2018077904A (ja) 画像形成装置、端末装置、及び画像形成システム、並びにコンピュータプログラム