JP2006184713A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ジョブ処理を一時停止するか否かをユーザに応じて設定することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 トレイセンサ61は、印刷された用紙を排出する排出トレイ上のユーザによる用紙の抜き取り作業を検知し、一時停止設定部12は、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するか否かを設定し、ジョブ停止部13は、一時停止設定部12によって一時停止すると設定されており、かつトレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ装置やプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置において、排出用紙を排出トレイから取り出そうとする時に次のジョブが始まった場合、ユーザが排出用紙を取り出しているにもかかわらず、排出用紙が急に排出されてしまう虞があった。
そこで、ユーザによる排出用紙の抜き取り作業を検知するセンサを排出トレイに設け、用紙排出動作中に排出用紙の抜き取り作業が行われた場合、用紙排出動作を一時停止する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−219941号公報
しかしながら、上記特許文献1の画像形成装置では、ユーザが用紙排出動作中に排出用紙の抜き取り作業を行う度に用紙排出動作が一時停止してしまう。そのため、このような機能は、用紙排出動作中の一時停止を望まないユーザにとって煩わしいものであった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、ジョブ処理を一時停止するか否かをユーザに応じて設定することができる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る画像形成装置は、印刷された用紙を排出する排出トレイと、ユーザによる前記排出トレイ上の用紙の抜き取り作業を検知する検知手段と、前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かを設定する設定手段と、前記設定手段によって一時停止すると設定されており、かつ前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止する一時停止手段とを備える。
この構成によれば、設定手段によって、検知手段により抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かが設定され、一時停止手段によって、設定手段により一時停止すると設定されており、かつ検知手段により抜き取り作業が検知された場合にジョブが一時停止される。このように、ジョブ処理を一時停止するか否かをユーザに応じて設定することができる。したがって、ジョブの一時停止を望むユーザにとっては、検知手段により抜き取り作業が検知された場合にジョブが一時停止されるので、安全に利用することができる。また、ジョブの一時停止を望まないユーザにとっては、検知手段により抜き取り作業が検知された場合にジョブが一時停止されないので、用紙を抜き取るたびにジョブが中断する煩わしさを解消することができる。
また、上記の画像形成装置において、前記設定手段は、前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かを切り替える切替ボタンを有することが好ましい。
この構成によれば、検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かが切替ボタンによって切り替えられるので、切替ボタンを押下するという簡単な操作により、検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かを設定することができる。
また、上記の画像形成装置において、前記設定手段によってジョブを一時停止する設定がなされていることを報知する報知手段をさらに備えることが好ましい。この構成によれば、報知手段によって、設定手段によってジョブを一時停止する設定がなされていることが報知されるので、ユーザは報知手段により現在の設定状態を確認することができる。
また、上記の画像形成装置において、前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かを予め初期設定する初期設定手段をさらに備え、前記設定手段は、前記初期設定手段によって設定された初期設定に応じて、検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かを設定することが好ましい。
この構成によれば、検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かが予め初期設定され、初期設定に応じて、検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かが設定される。したがって、ジョブの一時停止を望まないユーザが主に使用する場合、初期設定として予め設定しておくことにより、印刷する度に設定を変更する煩わしさを解消することができる。
また、上記の画像形成装置において、前記設定手段は、前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かをユーザが印刷する度に設定することが好ましい。
この構成によれば、検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かが、ユーザが印刷する度に設定されるので、ジョブの一時停止を望むユーザと、ジョブの一時停止を望まないユーザとが画像形成装置を共用する場合、それぞれのユーザが印刷する度に設定を変更でき、ユーザに応じた利便性を向上させることができる。
また、上記の画像形成装置において、ユーザを特定するための特定情報と、前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かとを対応付けたテーブルデータを記憶する記憶手段と、ユーザを特定するための特定情報を発信する発信装置が所定の範囲以内に近づいた場合、当該特定情報を受信する受信手段とをさらに備え、前記設定手段は、前記受信手段によって受信された特定情報に基づいて前記記憶手段に記憶されているテーブルデータを参照し、前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かを設定することが好ましい。
この構成によれば、ユーザを特定するための特定情報を発信する発信装置を所持するユーザが近づくことで、特定情報に応じて設定が変更されるので、印刷する前に設定を行う煩わしい操作を不要とすることができる。
また、上記の画像形成装置において、前記設定手段は、前記一時停止手段によってジョブが一時停止されており、かつ前記受信手段によって前記特定情報が受信されなくなった場合、前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止する設定を解除することが好ましい。
この構成によれば、ジョブが一時停止されており、かつ特定情報が受信されなくなった場合、検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止する設定が解除されるので、発信装置を所持するユーザが近づいたときのみ、ジョブを一時停止する設定に変更することができる。
本発明によれば、ジョブ処理を一時停止するか否かをユーザに応じて設定することができる。したがって、ジョブの一時停止を望むユーザにとっては、検知手段により抜き取り作業が検知された場合にジョブが一時停止されるので、安全に利用することができる。また、ジョブの一時停止を望まないユーザにとっては、検知手段により抜き取り作業が検知された場合にジョブが一時停止されないので、用紙を抜き取るたびにジョブが中断する煩わしさを解消することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。複合機1は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等の機能を兼ね備えたものである。複合機1は、記録部100を備えた本体部2と、この本体部2の上部に設置された原稿押えを兼用する原稿送り機構3及び原稿読取部4と、本体部2の下部に設置された給紙部5と、本体部2の一側辺部に設置されたフィニッシャ6とからなる。
原稿送り機構3は、原稿載置部301と、搬入ローラ対等を備えた搬入駆動部302と、搬送ローラ対303と、排出ローラ対304と、排紙台305と、原稿の有無を検出する原稿検出スイッチ306とを備え、原稿載置部301に載置された原稿を自動的に一枚ずつコンタクトガラス402に接触させつつ搬送し、原稿の露光走査後に排紙台305に排出するものである。
原稿読取部4は、光学的に取得した原稿の画像から画像データを生成するスキャナ部(図略)等からなり、その上面にコンタクトガラス401とコンタクトガラス402とを備える。そして、原稿読取部4は、コンタクトガラス401上に載置された原稿、あるいは原稿送り機構3によってコンタクトガラス402に接するようにして搬送される原稿から得られた画像データをスキャナ部で読み取って、後述する制御部に出力する。
複合機1のフロント部には、操作部41が設けられている。この操作部41には、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー411と、印刷部数等を入力するためのテンキー412と、各種複写動作の操作ガイド情報等を表示し、これら各種設定入力用にタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等からなる表示部413と、表示部413で設定された設定内容等をリセットするリセットキー414と、実行中の印刷(画像形成)動作を停止させるためのストップキー415と、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能を切り換えるための機能切換キー416が備えられている。
給紙部5は、サイズ、縦横向きの種類毎の用紙が収納される給紙カセット501,502及び手差し給紙部503を備える。また、給紙部5は、給紙カセット501,502から記録部100へ用紙を搬送する搬送路504と、手差し給紙部503から記録部100へ用紙を搬送する搬送路505とを備える。各給紙カセット501,502および手差し給紙部503は、収納されている用紙(記録紙)を取り出すためのピックアップローラ506,507,508と、用紙を1枚ずつ搬送路に送り出す給紙ローラ対509,510,511とを備える。
搬送路504は、用紙を搬送する搬送ローラ対512,513と、記録部100の手前で搬送されてくる用紙を所定位置に待機させるためのレジストローラ対514とを備える。また、搬送路505は、レジストローラ対514の上流側で搬送路504と合流している。
記録部100は、回転可能に支持されたドラム状の感光体101と、この感光体101の周囲に配設された帯電部102と、現像部103と、クリーニング部104と、レーザ走査ユニット105と、転写ローラ106と、定着ローラ対107とを備えている。帯電部102は、感光体101の表面を所定電位に均一に帯電させるものである。レーザ走査ユニット105は、制御部10(図2)から送信された画像データに基づきレーザビームを感光体101の表面に照射し、感光体101表面に静電潜像を形成するものである。
また、現像部103は、静電潜像にトナーを付着させて画像を顕在化させるものであり、転写ローラ106は、顕在化したトナー像を用紙に転写するものであり、定着ローラ対107は、用紙に転写されたトナー像を定着させるものである。また、クリーニング部104は、画像転写後に感光体101の表面に残留しているトナーを清掃するものである。
また、本体部2の上部には、フェイスダウントレイ108が設けられ、定着ローラ対107から搬送されてきた用紙が、排出ローラ対109により搬送され、フェイスダウントレイ108に排出される。また、排出ローラ対110は、定着ローラ対107から搬送されてきた用紙をフィニッシャ6に排出するもので、制御部10からの制御信号に応じて駆動される排出分岐ガイド111により、用紙の排出方向を排出ローラ対109側と排出ローラ対110側とに切り換え可能になっている。
また、記録紙の両面に画像を形成する場合は、記録部100で記録紙の一方の面に画像を形成した後、この記録紙を排出ローラ対109にニップされた状態とする。この状態で排出ローラ対109を反転させて記録紙をスイッチバックさせ、記録紙を用紙搬送路Lに送って記録部100の上流域に再度搬送し、記録部100により他方の面に画像を形成した後、記録紙をフェイスダウントレイ108に排出、又はフィニッシャ6に搬送する。
次に、フィニッシャ6について説明する。フィニッシャ6は、上記本体部2の排出ローラ対110から搬入されてきた用紙に対して、後処理としてパンチ処理やステイプル処理を行うものである。フィニッシャ6には、後処理済みの用紙が排出される複数のビンからなるメールボックス622と、その下に配設されたサブトレイ623と、さらにその下に配設された用紙載置容量の最も大きいメイントレイ624とが備えられている。
フィニッシャ6の内部には、ステイプル処理やブック綴じ用の中折処理等を行う中間トレイ650(図1では、構成の詳細を省略して位置のみを示す)が設けられている。上記メールボックス622、サブトレイ623及びメイントレイ624は、この中間トレイでの後処理を終えた後の用紙が排出される。メールボックス622及びサブトレイ623へは、本体部2の排出ローラ対110から搬送されてきた用紙を、中間トレイ650を通さずに排出することも可能である。メイントレイ624には、本体部2の排出ローラ対110から搬送されてきた用紙を、中間トレイ650を通る経路を経なければ排出できないようになっている。また、本体部2上部のフェイスダウントレイ108には、フィニッシャ6を通さずに、記録部100での記録を終えた用紙が排出される。
また、フィニッシャ6の側面のメイントレイ624上部には、検知手段の一例に相当するトレイセンサ61が設けられている。トレイセンサ61は、例えば、赤外光を照射する発光部と、ユーザの手によって反射した赤外光を受光する受光部とで構成される。トレイセンサ61は、ユーザの手によって反射された赤外光を受光部に受光されることによって、ユーザによるメイントレイ624上の用紙の抜き取り作業を検知する。例えば、メイントレイ624に排出中の記録用紙をユーザが抜き取ろうとした場合、ユーザの手をトレイセンサ61によって検出することができる。
図2は、第1の実施形態における複合機1の概略構成を示す機能ブロック図である。なお、図2において、図1と同じ構成については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
図2に示す複合機1には、装置全体の動作制御を司る制御部10を備えて構成される。この制御部10には、露光ランプ及びCCD等からなる原稿画像の読み取りが可能なスキャナ部40と、記録部100とが接続されている。また、制御部10には、スキャナ部40で読み取られた文書データが一時的に保存される等の作業領域として使用される画像メモリ71と、大量の文書データを保存可能な記憶容量を有する大容量のHDD(内部記憶装置)72とが接続されている。
画像処理部73は、スキャナ部40による原稿読み取り時には、スキャナ部40から出力されるアナログ画像信号をデジタル画像に変換し、画質を向上させる画像処理を施した後、圧縮画像に変換する。この圧縮画像は画像メモリ71に書き込まれる。制御部10は、画像メモリ71に書き込まれた圧縮画像を、文書管理の対象となるファイルデータとしてHDD72に格納する。また、登録文書のプリントアウト時には、HDD72又はネットワーク上の各コンピュータから、プリントアウト対象のファイルデータ(圧縮画像)が画像メモリ71に書き出され、画像処理部73は、当該圧縮されたファイルデータを伸張処理し、出力状態に応じた画像処理を施し、例えばレーザ露光の場合には、レーザ信号にアナログ変調する。このアナログ変調された信号に基づいて記録部100でプリントアウトが行われる。
また、制御部10は、複合機1が実行可能な各機能を制御するスキャナコントローラ、ファクシミリコントローラ、プリンタコントローラ、コピーコントローラ及びネットワークコントローラを備える。
スキャナコントローラは、スキャナ部40の動作に必要な各部の動作制御を行うものである。ファクシミリコントローラは、ファクシミリ動作に必要な各部の動作制御を行うものであり、ファクシミリ通信に必要なデータの調整を行うファクシミリ通信部(不図示)を制御する。ファクシミリ通信部には、データ送受信相手である相手先ファクシミリとの電話回線の接続を制御するNCU(Network Control Unit)が備えられている。コピーコントローラは、コピー動作に必要な各部の動作制御を行うものである。プリンタコントローラは、プリンタ動作に必要な各部の動作制御を行うものである。
ネットワークコントローラは、本複合機1とネットワーク上のコンピュータ等との間で行われるデータ送受信を制御するものである。ネットワークコントローラは、ネットワークI/F部(不図示)を介して外部とデータを送受信させる。
また、操作者から各種の操作指示が入力される操作部41が複合機1に備えられており、この操作部41も制御部10によって制御される。操作キー部410は、操作者によって印刷実行指示が入力されるスタートキーや、印刷部数等を入力するためのテンキー等からなる。表示部413は、各種複写動作の操作ガイド情報等を表示し、各種設定入力用にタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等からなる。
用紙搬送部150は、記録部100の用紙搬送方向下流側の用紙搬送路に設けられた搬送ローラ及びその駆動部等からなり、記録部100で記録が済んだ用紙を上記各トレイに搬送するものである。
さらに、制御部10は、初期設定部11、一時停止設定部12、ジョブ停止部13及び表示制御部14を備えて構成される。
初期設定部11は、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かを予め初期設定する。具体的には、初期設定部11は、初期設定時において、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かを受け付ける設定画面を表示部413に表示する。ユーザは、操作キー部410又は表示部413のタッチパネル機能を用いて、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合に、実行中のジョブ処理を一時停止するか否かを入力する。そして、初期設定部11は、ジョブ処理を一時停止するか否かを表す初期設定情報をHDD72に記憶する。
この場合、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するか否かが予め初期設定され、初期設定に応じて、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するか否かが設定される。したがって、ジョブ処理の一時停止を望まないユーザが主に複合機1を使用する場合、初期設定として予め設定しておくことにより、印刷する度に設定を変更する煩わしさを解消することができる。
一時停止設定部12は、初期設定部11によって設定された初期設定情報に応じて、トレイセンサ61によってユーザによる排出トレイ(メイントレイ624)上の用紙の抜き取り作業が検知された場合に実行中のジョブ処理を一時停止するか否かを設定する。具体的に、一時停止設定部12は、HDD72に記憶されている初期設定情報を読み出し、トレイセンサ61によって用紙の抜き取り作業が検知された場合に実行中のジョブ処理を一時停止するか否かを設定する。一時停止設定部12は、ジョブ処理を一時停止するか否かを表す一時停止設定情報をHDD72に記憶する。
なお、本実施形態では、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するか否かを初期設定に応じて設定するとしているが、本発明は特にこれに限定されず、ユーザが印刷する度に設定してもよい。
この場合、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するか否かが、ユーザが印刷する度に設定されるので、ジョブ処理の一時停止を望むユーザと、ジョブ処理の一時停止を望まないユーザとが複合機1を共用する場合、それぞれのユーザが印刷する度に設定を変更でき、ユーザに応じた利便性を向上させることができる。
ジョブ停止部13は、一時停止設定部12によって一時停止すると設定されており、かつトレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止する。具体的に、ジョブ停止部13は、ジョブ処理の実行中にトレイセンサ61によって抜き取り作業が検出された場合、HDD72に記憶されている一時停止設定情報を読み出す。そして、ジョブ停止部13は、HDD72から読み出した一時停止設定情報がジョブ処理を一時停止する情報である場合、ジョブ処理を一時的に停止させる。なお、本実施形態におけるジョブ処理とは、印刷された用紙を排出トレイ(メイントレイ624)から排出するジョブ処理であるが、本発明は特にこれに限定されず、例えば、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能における様々なジョブ処理に適用可能である。また、ジョブ停止部13は、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知されなくなった場合、ジョブ処理の一時停止を解除し、停止前の状態からジョブ処理を再開する。
なお、本実施形態では、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知されなくなった場合、ジョブ処理の一時停止を解除するとしているが、本発明は特にこれに限定されず、例えば、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知されなくなってから所定時間経過した場合、ジョブ処理の一時停止を解除してもよい。
表示制御部14は、一時停止設定部12によってジョブ処理を一時停止する設定がなされていることを表示部413に表示し、ユーザに対して報知する。例えば、表示制御部14は、一時停止設定部12によってジョブ処理を一時停止する設定がなされている場合、その旨を表示部413に表示する。これにより、現在の設定状態をユーザに対して提示することができ、ユーザは現在の設定状況を知ることができる。
なお、本実施形態では、一時停止設定部12によってジョブ処理を一時停止する設定がなされていることを表示部413に表示することによって、ユーザに報知しているが、本発明は特にこれに限定されず、例えば、LED等の発光素子を複合機1の表面のユーザに見える位置に配置し、一時停止設定部12によってジョブ処理を一時停止する設定がなされている場合、発光素子を点灯させることによって、一時停止設定部12によってジョブ処理を一時停止する設定がなされていることをユーザに報知してもよい。また、一時停止設定部12によってジョブ処理を一時停止する設定がなされている場合、音声や警告音を出力することによって、一時停止設定部12によってジョブ処理を一時停止する設定がなされていることをユーザに報知してもよい。このように、一時停止設定部12によってジョブ処理を一時停止する設定がなされていることが報知されるので、ユーザは現在の設定状態を確認することができる。
フィニッシャ6は制御部10によって制御される。フィニッシャ6では、フィニッシャ制御部62が制御部10から受け取った制御信号に従って、フィニッシャ6の各部の動作を制御する。例えば、フィニッシャ制御部62は、ユーザによって選択されたメールボックス622の各々、サブトレイ623及びメイントレイ624による用紙の排出動作や、ステイプル処理などの後処理動作を制御する。
次に、第1の実施形態における複合機1によるジョブ一時停止処理について説明する。図3は、図2に示す複合機1によるジョブ一時停止処理について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1において、制御部10は、印刷実行指示が入力されることでジョブ処理を開始する。なお、ここでの印刷実行指示は、ユーザによりスタートキー411が押下されることによって入力される。ジョブ処理は、スキャナ部40によって読み取られた原稿画像を記録用紙に印刷し、印刷した記録用紙をフィニッシャ6のメイントレイ624から排出する処理である。なお、印刷実行指示としては、ネットワークを介して接続されたコンピュータからの指示や、受信したファクシミリデータを印刷する指示などがある。
次に、ステップS2において、制御部10は、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知されたか否かを判断する。ユーザがメイントレイ624上に排出された用紙を抜き取ろうとしたとき、トレイセンサ61の発光部から発光された光がユーザの手によって反射し、反射した光が受光部によって受光される。トレイセンサ61は、受光部によって光が受光されると、ユーザがメイントレイ624上の用紙を抜き取り作業中であることを検知する。そして、トレイセンサ61は、検知された場合、検知信号を制御部10へ出力する。ここで、抜き取り作業が検知されたと判断された場合(ステップS2でYES)、ステップS3の処理に移行し、抜き取り作業が検知されていないと判断された場合(ステップS2でNO)、ジョブ処理が継続して実行される。
抜き取り作業が検知されたと判断された場合、ステップS3において、一時停止設定部12は、初期設定部11によって、トレイセンサ61により抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止すると初期設定されているか否かを判断する。すなわち、一時停止設定部12は、HDD72に記憶されている初期設定情報を読み出し、読み出した初期設定情報に基づいて、トレイセンサ61により抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止すると初期設定されているか否かを判断する。ここで、抜き取り作業が検知された場合に実行中のジョブ処理を一時停止すると初期設定されていると判断された場合(ステップS3でYES)、ステップS4の処理に移行し、抜き取り作業が検知された場合に実行中のジョブ処理を一時停止しないと初期設定されている場合(ステップS3でNO)、ステップS8の処理に移行する。
抜き取り作業が検知された場合に実行中のジョブ処理を一時停止すると初期設定されていると判断された場合、ステップS4において、一時停止設定部12は、トレイセンサ61により抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止すると設定する。
次に、ステップS5において、ジョブ停止部13は、実行中のジョブ処理を一時的に停止する。すなわち、ジョブ停止部13は、メイントレイ624に用紙を排出するジョブ処理を停止する。
次に、ステップS6において、制御部10は、ジョブ処理の一時停止を解除するか否かを判断する。すなわち、制御部10は、トレイセンサ61による検知信号の出力がある場合、ジョブ処理の一時停止を解除しないと判断し、トレイセンサ61による検知信号の出力がない場合、ジョブ処理の一時停止を解除すると判断する。ここで、ジョブ処理の一時停止を解除すると判断された場合(ステップS6でYES)、ステップS7の処理に移行し、ジョブ処理の一時停止を解除しないと判断された場合(ステップS6でNO)、ステップS5の処理に戻る。
ジョブ処理の一時停止を解除すると判断された場合、ステップS7において、制御部10は、ジョブ処理の一時停止を解除し、一時停止していたジョブ処理を再開する。
次に、ステップS8において、制御部10は、ジョブ処理を終了するか否かを判断する。ここで、ジョブ処理を終了すると判断された場合(ステップS8でYES)、ステップS9の処理に移行し、ジョブ処理を終了しないと判断された場合(ステップS8でNO)、ステップS2の処理に戻る。
ジョブ処理を終了すると判断された場合、ステップS9において、制御部10は、ジョブ処理を終了し、ジョブ一時停止処理を終了する。
このように、一時停止設定部12によって、トレイセンサ61により抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するか否かが設定され、ジョブ停止部13によって、一時停止設定部12により一時停止すると設定されており、かつトレイセンサ61により抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理が一時停止される。そのため、ジョブ処理を一時停止するか否かをユーザに応じて設定することができる。したがって、ジョブ処理の一時停止を望むユーザにとっては、トレイセンサ61により抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理が一時停止されるので、安全に利用することができる。また、ジョブ処理の一時停止を望まないユーザにとっては、トレイセンサ61により抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理が一時停止されないので、近づくたびにジョブ処理が中断する煩わしさを解消することができる。
なお、本実施形態では、フィニッシャ6のメイントレイ624における用紙の抜き取り作業を検知しているが、本発明は特にこれに限定されず、例えば、フェイスダウントレイ108、メールボックス622及びサブトレイ623等の他の排出トレイにおける用紙の抜き取り作業を検知してもよい。
また、本実施形態では、ユーザが操作部41を用いて、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するか否かを設定するとしているが、本発明は特にこれに限定されず、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するか否かを切り替えるための切替ボタンを設け、切替ボタンの押下によって、設定を切り替えてもよい。
図4は、本発明の変形例における複合機の外観を概略的に示す側面図である。図4に示すように、フィニッシャ6の側面には切替ボタン63が設けられている。この切替ボタン63をユーザが押下することによって、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するか否かを切り替える。ジョブ処理を一時停止すると設定されている状態で、切替ボタン63が押下された場合、ジョブ処理を一時停止しないと設定する。また、ジョブ処理を一時停止しないと設定されている状態で、切替ボタン63が押下された場合、ジョブ処理を一時停止すると設定する。
このように、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するか否かが切替ボタン63によって切り替えられるので、切替ボタン63を押下するという簡単な操作により、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するか否かを設定することができる。
また、特に、複数の排出トレイを有するマルチジョブトレイのように、ジョブ処理に応じて排出トレイが上下方向に移動する機構を画像形成装置が備えている場合、ジョブ処理の実行中にユーザが排出用紙を抜き取る作業を行うとジョブ処理が一時停止されるので、安全性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、ジョブ処理を一時停止するか否かを、初期設定時又は印刷時にユーザが予め設定するものである。これに対し、第2の実施形態では、ユーザ毎にジョブ処理を一時停止するか否かを自動的に設定するものである。
図5は、第2の実施形態における複合機1’の概略構成を示す機能ブロック図である。なお、図5に示す複合機1’において、図2に示す複合機1と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
RFID(Radio Frequency-Identification)カード8は、無線通信により複合機1’とデータの送信を行う。RFIDカード8はユーザによって所持される。RFIDカード8は、通信部81と、ユーザ特定情報記憶部82とを備えて構成される。ユーザ特定情報記憶部82は、ユーザを特定するためのユーザ特定情報を記憶している。なお、ユーザ特定情報は、例えば専用のリーダライタにより情報が書き込まれる。通信部81は、ユーザ特定情報をユーザ特定情報記憶部82から読み出し、読み出したユーザ特定情報を複合機1’へ送信するものである。
複合機1’は通信部74をさらに備えて構成される。通信部74は、所定の範囲以内に近づいた場合、RFIDカード8の通信部81によって送信されたユーザ特定情報を受信する。なお、所定の範囲は、RFIDカード8が使用する周波数帯によって異なる。一時停止設定部12は、ユーザを特定するユーザ特定情報毎に、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するか否かを設定する。具体的に、HDD72には、ユーザを特定するユーザ特定情報と、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するか否かの設定状態とが対応付けられたテーブルデータが予め記憶されている。一時停止設定部12は、通信部74によってユーザ特定情報を受信した場合、テーブルデータを参照し、受信したユーザ特定情報に対応する設定状態に設定する。そして、一時停止設定部12は、ジョブ処理を一時停止するか否かを表す一時停止設定情報をHDD72に記憶する。
また、一時停止設定部12は、通信部74によってユーザ特定情報が受信されなくなった場合、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止する設定を解除する。すなわち、一時停止設定部12は、通信部74によってユーザ特定情報が受信されなくなった場合、HDD72に記憶されている一時停止設定情報を、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止しない設定に変更する。
次に、第2の実施形態における複合機1’によるジョブ一時停止処理について説明する。図6は、図5に示す複合機1’によるジョブ一時停止処理について説明するためのフローチャートである。なお、以下の説明では、ユーザ特定情報がユーザ特定情報記憶部82に予め記憶されているものとする。
次に、ステップS11において、通信部74は、RFIDカード8を所持したユーザが複合機1’に近づくと、ユーザ特定情報を受信する。制御部10は、通信部74によってユーザ特定情報が受信されたか否かを判断する。ここで、ユーザ特定情報が受信されたと判断された場合(ステップS11でYES)、ステップS12の処理に移行し、ユーザ特定情報が受信されていないと判断された場合(ステップS11でNO)、ユーザ特定情報が受信されるまで待機状態となる。
ユーザ特定情報が受信されたと判断された場合、ステップS12において、一時停止設定部12は、通信部74によって受信されたユーザ特定情報に基づいて、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合に実行中のジョブ処理を一時停止するか否かを設定する。
ステップS13〜S20までの処理は、図3に示すステップS1〜S3,S5〜S9までの処理と同じであるので説明を省略する。
ステップS21において、一時停止設定部12は、ジョブ処理の一時停止設定を解除するか否かを判断する。すなわち、一時停止設定部12は、通信部74によってユーザ特定情報が受信されている間はジョブ処理の一時停止設定を解除しないと判断し、通信部74によってユーザ特定情報が受信されなくなった場合、ジョブ処理の一時停止設定を解除すると判断する。ここで、ジョブ処理の一時停止設定を解除すると判断された場合、すなわち、ユーザが通信部74の受信範囲以内から離れた場合(ステップS21でYES)、ステップS22の処理に移行する。ジョブ処理の一時停止設定を解除しないと判断された場合(ステップS21でNO)、ステップS13の処理に戻る。
ジョブ処理の一時停止設定を解除すると判断された場合、ステップS22において、一時停止設定部12は、HDD72に一時停止設定情報として記憶されている設定状態を解除し、ジョブ一時停止処理を終了する。
このように、ユーザを特定するためのユーザ特定情報を発信するRFIDカード8(発信装置の一例に相当する)を所持するユーザが近づくことで、ユーザ特定情報に応じて設定が変更されるので、印刷する前に設定を行う煩わしい操作を不要とすることができる。また、ジョブ処理が一時停止されており、かつ通信部74によってユーザ特定情報が受信されなくなった場合、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止する一時停止設定が解除されるので、RFIDカード8を所持するユーザが近づいたときのみ、ジョブ処理を一時停止する設定に変更することができる。
なお、本実施形態では、通信部74によってユーザ特定情報が受信されなくなった場合、ジョブ処理の一時停止設定を解除しているが、本発明は特にこれに限定されず、通信部74によってユーザ特定情報が受信されなくなってから所定時間経過した後、ジョブ処理の一時停止設定を解除してもよい。
また、本実施形態では、ユーザを特定するためのユーザ特定情報を受信し、受信したユーザ特定情報に応じて、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するか否かを設定しているが、本発明は特にこれに限定されず、一時停止設定部12は、所定の情報を受信した場合、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止する設定にしてもよい。つまり、ユーザが、RFIDカード8を所持しているだけで、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止する設定にする。この場合、RFIDカード8を所持するユーザが近づいただけで、ジョブ処理を一時停止する設定に変更されるという問題が生じる。しかしながら、ジョブ処理の一時停止を望むユーザのみがRFIDカード8を所持することにより、この問題を解消することができる。
さらに、例えば、静電容量方式のタッチパネルを備え、一時停止設定部12は、当該タッチパネルにユーザの一方の手が触れると、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止しないように設定してもよい。また、一時停止設定部12は、当該タッチパネルにユーザの一方の手が触れると、トレイセンサ61によって抜き取り作業が検知された場合にジョブ処理を一時停止するように設定してもよい。
さらにまた、一時停止設定部12は、当該タッチパネルにユーザの一方の手が触れた状態で、トレイセンサ61によってユーザの他方の手が検知された場合にジョブ処理を一時停止しないように設定してもよい。また、一時停止設定部12は、当該タッチパネルにユーザの一方の手が触れた状態で、トレイセンサ61によってユーザの他方の手が検知された場合にジョブ処理を一時停止するように設定してもよい。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。 第1の実施形態における複合機の概略構成を示す機能ブロック図である。 図2に示す複合機によるジョブ一時停止処理について説明するためのフローチャートである。 本発明の変形例における複合機の外観を概略的に示す側面図である。 第2の実施形態における複合機の概略構成を示す機能ブロック図である。 図5に示す複合機によるジョブ一時停止処理について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 複合機
6 フィニッシャ
10 制御部
11 初期設定部
12 一時停止設定部
13 ジョブ停止部
14 表示制御部
40 スキャナ部
41 操作部
61 トレイセンサ
62 フィニッシャ制御部
71 画像メモリ
72 HDD
73 画像処理部
100 記録部
150 用紙搬送部
410 操作キー部
413 表示部

Claims (7)

  1. 印刷された用紙を排出する排出トレイと、
    ユーザによる前記排出トレイ上の用紙の抜き取り作業を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かを設定する設定手段と、
    前記設定手段によって一時停止すると設定されており、かつ前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止する一時停止手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記設定手段は、前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かを切り替える切替ボタンを有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記設定手段によってジョブを一時停止する設定がなされていることを報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かを予め初期設定する初期設定手段をさらに備え、
    前記設定手段は、前記初期設定手段によって設定された初期設定に応じて、検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かを設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記設定手段は、前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かをユーザが印刷する度に設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. ユーザを特定するための特定情報と、前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かとを対応付けたテーブルデータを記憶する記憶手段と、
    ユーザを特定するための特定情報を発信する発信装置が所定の範囲以内に近づいた場合、当該特定情報を受信する受信手段とをさらに備え、
    前記設定手段は、前記受信手段によって受信された特定情報に基づいて前記記憶手段に記憶されているテーブルデータを参照し、前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止するか否かを設定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記設定手段は、前記一時停止手段によってジョブが一時停止されており、かつ前記受信手段によって前記特定情報が受信されなくなった場合、前記検知手段によって抜き取り作業が検知された場合にジョブを一時停止する設定を解除することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
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