JPH11109741A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11109741A
JPH11109741A JP9287977A JP28797797A JPH11109741A JP H11109741 A JPH11109741 A JP H11109741A JP 9287977 A JP9287977 A JP 9287977A JP 28797797 A JP28797797 A JP 28797797A JP H11109741 A JPH11109741 A JP H11109741A
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toner
developer
developing
developing device
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JP9287977A
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Satoshi Hatori
聡 羽鳥
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回動型現像装置と、現像剤収容部の現像剤の
残量を検知することにより該残量の不足を現像剤ニアエ
ンドとして判別する現像剤ニアエンド判別手段とを備
え、該回動型現像装置の回動により上記補給現像剤収容
部から該現像剤収容部に現像剤を補給する画像形成装置
であって、連続現像動作がなされても、操作者に該補給
現像剤収容器内の現像剤切れを誤認知させることがな
く、且つ、不要な待ち時間を与えることのない画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 リボルバ現像ユニットを一回転させるこ
とにより、トナーカートリッジ内の残留トナーがトナー
受入用ケース内に補給される。この補給により、トナー
ニアエンド検知センサがトナーに埋没し、トナーニアエ
ンドが判別されなくなる。従って、操作パネル上にトナ
ーニアエンドである旨の表示を行わず、操作者にトナー
カートリッジ内のトナーが無くなったと誤認知させるこ
とがない。また、トナーニアエンドを判別した時のみ回
転を行うので、操作者に不要な待ち時間を与えることが
ない

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
表面に潜像を形成する潜像担持体と、回転軸の周りに配
設された複数の現像器とを有し、該回転軸を中心に該複
数の現像器を回転させて任意の現像器を該潜像担持体に
対向する現像位置に移動させて現像を行う回転型現像装
置を備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、補給現像剤収容器としてのトナー
カートリッジが複数の現像器とともに回動するように各
現像器にそれぞれ接続され、該回動の時にトナーカート
リッジ内のトナーが、各現像器に対応して設けられた現
像剤収容部としてのトナー収容部内に重力によって補給
される回動型現像装置(以下、単に回動型現像装置と称
する)を備える画像形成装置が知られている。
【0003】この種の画像形成装置においては、トナー
収容部へのトナー補給は上記回動型現像装置の回動によ
ってなされるので、任意の現像器のみを上記現像位置で
連続して動作させる連続現像動作を行う場合には、トナ
ー収容部へのトナー補給がなされずに該現像器の内部の
トナーが無くなってしまう。そこで、従来より、トナー
収容部内のトナー不足を引き起こすと予測される上記連
続現像動作の回数を上限値として設定しておき、該上限
値を超えた時点で該連続現像動作を中断させ、上記回動
型現像装置を回動させてトナー収容部へのトナー補給を
行う方法が広く用いられている(以下、このトナー補給
方法を上限値トナー補給方法と称する)。
【0004】また、上記トナーカートリッジを備える画
像形成装置においては、現像器内のトナーが無くなる前
に、現像器内のトナーもしくは現像器に供給されるトナ
ーが無くなりそうであること(以下、トナーニアエンド
と称する)を操作者に報知するようにしないと、操作者
が交換用のトナーカートリッジの在庫を有していない場
合には、手配されるまでの間、画像形成が行えなくなっ
てしまう。そこで、従来より、画像形成装置に上記トナ
ーニアエンドを判別・報知させる方法が種々用いられて
いる。例えば、トナー検知手段によりトナー収容部内の
トナーの有無を所定のタイミングで繰り返し検知させ、
このトナー検知手段がトナー無しを検知し始めたときか
らトナー無し検知の回数を積算させ、この積算回数が所
定回数に到達したらトナー収容部がトナーニアエンドで
あると判別させる方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現像動作1
回あたりのトナー消費量は、原稿の画像面積率及び画像
密度によって異なる。例えば、画像面積率が高い原稿
と、画像面積率の低い原稿とを比較すると、現像動作1
回あたりのトナー消費量は前者の方が多い。従って、上
記上限値トナー補給方法及び上記トナーニアエンド判別
方法を用いる画像形成装置においては、画像面積率の高
い原稿の上記連続現像動作を行うと、該連続現像動作の
回数が上記上限値に達する前、つまり、トナー補給を行
う前に、上記トナーニアエンドを判別・報知してしま
う。このため、トナーカートリッジ内にトナーが収容さ
れているにもかかわらず、操作者がトナーカートリッジ
内のトナー切れであると誤認知してトナーカートリッジ
を交換してしまう。そして、この交換によって、該交換
の前のトナーカートリッジ内に収容されているトナーが
無駄に廃棄されてしまうという不具合が生ずる。
【0006】また、画像面積率の低い原稿の上記連続現
像動作を行った場合には、該連続現像動作の回数が上記
上限値に達しても、トナー収容部内には、まだトナーが
存在する。それにもかかわらず、トナー補給を行うため
に上記回動型現像装置を回動してしまうので、操作者に
不要な待ち時間を与えて作業効率を低下させてしまうと
いう不具合が生ずる。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、上記回動型現像装置
と、上記現像剤収容部の現像剤の残量を検知することに
より該残量の不足を現像剤ニアエンドとして判別する現
像剤ニアエンド判別手段とを備え、該回動型現像装置の
回動により上記補給現像剤収容部から該現像剤収容部に
現像剤を補給する画像形成装置であって、任意の現像器
のみを上記現像位置で連続して動作させる連続現像動作
がなされても、操作者に該補給現像剤収容器内の現像剤
切れを誤認知させることがなく、且つ、該回動型現像装
置の不要な回動動作によって操作者に不要な待ち時間を
与えることのない画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、表面に潜像を形成する潜像担
持体と、回動軸の周りに配設された複数の現像器と、該
現像器に対して内部が連通するように該現像器と一体に
構成され、該現像器に供給する現像剤を収容する現像剤
収容部と、該現像剤収容部への装着時に該現像剤収容部
と内部が連通するように構成され、該現像剤収容部に補
給する現像剤を収容する補給現像剤収容器とを有する回
動型現像装置と、該現像剤収容部の現像剤の残量を検知
することにより該残量の不足を現像剤ニアエンドとして
判別する現像剤ニアエンド判別手段とを備え、該回動軸
を中心に該回動型現像装置を回動させて任意の現像器を
該潜像担持体に対向する現像位置に移動させて現像を行
い、該回動により該補給現像剤収容部から該現像剤収容
部に現像剤を補給する画像形成装置において、該現像剤
ニアエンドを判別した場合には、該回動型現像装置を少
なくとも1回動させる現像剤補給動作を行った後に、再
び該現像剤ニアエンドが判別された該現像剤収容部の現
像剤の残量を再検知し、続けて該現像剤ニアエンドを判
別した場合には、該現像剤収容部が該現像剤ニアエンド
である旨を操作者に報知することを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項1の発明においては、上記現像剤ニ
アエンドを判別した場合には、上記現像剤補給動作を行
う。そして、上記現像剤補給動作を行うときに上記補給
現像剤収容器に現像剤を収容している場合には、該現像
剤補給動作に伴って該現像剤が上記現像剤収容部に補給
される。上記現像剤が上記現像剤収容部に補給される
と、上記現像剤ニアエンド判別手段は、上記再検知の際
に上記現像剤ニアエンドを判別しなくなる。このため、
上記補給現像剤収容器に現像剤を収容している場合に
は、上記現像剤ニアエンドを判別しても、操作者への上
記現像剤ニアエンドである旨の報知を行わない。また、
上記現像剤ニアエンドを判別したとき、つまり、上記現
像剤収容部の現像剤の不足を判別したときに、上記回動
型現像装置の回動による上記補給現像剤収容器から該現
像剤収容部への現像剤の補給を行い、該現像剤収容部の
現像剤の不足を判別しないときには該回動を行わない。
このため、上記連続現像動作の最中に、上記現像剤収容
部に現像剤を十分に収容しているにもかかわらず該連続
現像動作を中断して該回動型現像装置を回動させてしま
う、つまり、該回動型現像装置の不要な回動動作を行う
ことがない。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記現像剤ニアエンドが判別された、上記
現像剤収容部及び上記現像器、の内部に残留する現像剤
を用いて、形成画像の品質を確実に低下させることなく
上記現像を行うことができる現像動作回数をリザーブ動
作回数として記憶しており、任意の現像器のみを上記現
像位置で連続して動作させる連続現像動作を行っている
ときに、該現像器の該現像剤ニアエンドを判別した場合
には、上記現像剤補給動作を行う前に、該リザーブ動作
回数と、該連続現像動作を行うべき残り回数とを比較
し、該リザーブ動作回数が該残り回数よりも多いときに
は、該残り回数の該連続現像動作を行った後に該現像剤
補給動作及び該現像剤補給動作以降の動作を行うことを
特徴とするものである。
【0011】請求項2の発明においては、上記現像剤ニ
アエンドが判別された、現像剤収容部及び現像器、の内
部に残留する現像を用いて、形成画像の品質を確実に低
下させることなく上記残り回数の該連続現像動作を行う
ことができる場合には、該連続現像動作を行った後に上
記現像剤補給動作を行う。すなわち、上記連続現像動作
の最中に上記現像剤ニアエンドを判別しても、形成画像
の品質を低下させない場合には、該連続現像動作を中断
させない。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の画像形成装
置において、上記現像器の現像剤の残量を検知する手段
を設け、上記リザーブ動作回数と、上記連続現像動作を
行うべき残り回数とを比較した際に該リザーブ動作回数
が該残り回数よりも少ないときには、該リザーブ動作回
数の該連続現像動作を行った後に該残量を検知し、該残
量の検知結果に応じて、該残り回数と該リザーブ動作回
数との差である最終残り回数の該連続現像動作を更に行
った後に上記現像剤補給動作を行うか、あるいは、該現
像剤補給動作を行った後に該最終残り回数の該連続現像
動作を行うかを決定することを特徴とするものである。
【0013】請求項3の発明においては、上記リザーブ
動作回数が上記残り回数よりも少ない場合でも、形成画
像の品質を低下させないで、且つ、上記現像剤補給動作
を行わないで、上記連続現像動作の開始当初における予
定回数の該連続現像動作を行うことができる可能性が高
い場合には、該連続現像動作を中断させない。
【0014】請求項4の発明は、請求項3の画像形成装
置において、上記現像器の上記残量の検知結果に基づい
て、形成画像の品質低下を引き起こす直前の該残量の状
態を現像剤エンドとして判別する現像剤エンド判別手段
を設け、該現像剤エンドを判別した場合には、上記連続
現像動作を中断して上記現像剤補給動作を行った後に、
再び該残量を検知し、続けて該現像剤エンドを判別した
場合には、該現像剤エンドである旨を操作者に報知する
とともに、該現像剤エンド及び上記現像剤ニアエンドを
判別しなくなるまで該連続現像動作を中断することを特
徴とするものである。
【0015】請求項4の発明においては、形成画像の品
質を低下させないで、且つ、上記現像剤補給動作を行わ
ないで、上記連続現像動作の開始当初における予定回数
の該連続現像動作を行うことができる可能性が高いと判
断した場合でも、該連続現像動作の最中に上記現像剤エ
ンドを判別した場合には該現像剤補給動作を行う。そし
て、上記現像剤補給動作の後に続けて上記現像剤エンド
を判別した場合、つまり、装置内の収容現像剤が不足し
た場合には、装置外からの現像剤の補給がなされるまで
上記連続現像動作を中断する。
【0016】
【発明の実施の形態】まず、請求項1の発明の構成を画
像形成装置である電子写真式カラー複写機(以下、カラ
ー複写機という)に適用した場合の一実施形態について
説明する。まず、図1を用いて、本実施形態に係るカラ
ー複写機の概略構成及び動作について説明する。このカ
ラー複写機は、カラー画像読取装置(以下、カラースキ
ャナという)1、カラー画像記録装置(以下、カラープ
リンタという)2、給紙バンク3、後述する制御部等で
構成されている。
【0017】上記カラースキャナ1は、コンタクトガラ
ス121上の原稿4の画像を照明ランプ122、ミラー
群123a,b,c、及びレンズ124を介してカラー
センサ125に結像して、原稿4のカラー画像情報を、
例えばRed,Green,Blue(以下、それぞれ
R,G,Bという)の色分解光毎に読み取り、電気的な
画像信号に変換する。カラーセンサ125は、本例では
R,G,Bの色分解手段とCCDのような光電変換素子
で構成され、原稿4の画像を色分解した3色のカラー画
像を同時に読み取っている。そして、このカラースキャ
ナ1で得たR,G,Bの色分解画像信号強度レベルをも
とにして、図示しない画像処理部で色変換処理を行い、
Black(以下、Bkという),Cyan(以下、C
という),Magenta(以下、Mという),Yel
low(以下、Yという)のカラー画像データを得る。
【0018】上記Bk,C,M,Yのカラー画像データ
を得るためのカラースキャナ1の動作は次のとおりであ
る。後述のカラープリンタ2の動作とタイミングを取っ
たスキャナスタ−ト信号を受けて、照明ランプ122及
びミラー群123a,b,c等からなる光学系が矢印左
方向へ原稿4を走査し、1回の走査毎に1色のカラー画
像データを得る。この動作を合計4回繰り返すことによ
って、順次4色のカラー画像データを得る。そして、そ
の都度カラープリンタ2で順次顕像化しつつ、これを重
ねあわせて最終的な4色フルカラー画像を形成する。
【0019】上記カラープリンタ2は、像担持体として
の感光体ドラム200、露光手段としての書き込み光学
ユニット220、現像手段としてのリボルバ現像ユニッ
ト230、中間転写装置260、定着装置270等で構
成されている。
【0020】上記感光体ドラム200は矢印の反時計方
向に回転し、その周りには、感光体クリーニング装置2
01、除電ランプ202、帯電手段としての帯電チャー
ジャ203、帯電電位検出手段としての電位センサ20
4、リボルバ現像ユニット230の選択された現像器、
現像濃度パターン検知器205、中間転写装置260の
中間転写ベルト261などが配置されている。
【0021】また、上記書き込み光学ユニット220
は、カラースキャナ1からのカラー画像データを光信号
に変換して、上記帯電チャージャ203で一様帯電され
た感光体ドラム200の表面に原稿4の画像に対応した
光書き込みを行い、感光体ドラム200に静電潜像を形
成する。この書き込み光学ユニット220は、光源とし
ての半導体レーザー221、図示しないレーザー発光駆
動制御部、ポリゴンミラー222とその回転用モ−タ2
23、f/θレンズ224、反射ミラー225などで構
成されている。
【0022】また、上記リボルバ現像ユニット230
は、黒現像器231K、シアン現像器231C、マゼン
タ現像器231M、イエロー現像器231Y、及びユニ
ット全体を反時計回りに回転させる後述の現像リボルバ
駆動部などで構成されている。このリボルバ現像ユニッ
ト230に設置された各現像器は、静電潜像を現像する
ために現像剤の穂を感光体ドラム200の表面に接触さ
せて回転する現像剤担持体としての現像スリ−ブと、現
像剤を汲み上げて撹拌するために回転する現像剤パド
ル、及び現像ローラを矢印の時計方向に回転させる後述
の現像ローラ駆動部などで構成されている。各現像器2
31内のトナーはフェライトキャリアとの撹拌によって
負極性に帯電され、また、各現像スリ−ブには図示しな
い現像バイアス印加手段としての現像バイアス電源によ
って負の直流電圧Vdc(直流成分)に交流電圧Vac(交
流成分)が重畳された現像バイアス電圧が印加され、現
像スリ−ブが感光体ドラム200の金属基体層に対して
所定電位にバイアスされている。
【0023】カラー複写機本体の待機状態では、リボル
バ現像ユニット230は黒現像器231Kが現像位置に
位置するホームポジションで停止しており、コピ−動作
が開始されると、カラースキャナ1で所定のタイミング
からBkカラー画像データの読み取りを開始し、このカ
ラー画像データに基づきレーザー光による光書き込み、
静電潜像形成が始まる(以下、Bk画像データによる静
電潜像をBk潜像という。C,M,Yについても同
様)。このBk静電潜像の先端部から現像可能とすべく
Bk現像位置に静電潜像先端部が到達する前に、Bk現
像スリ−ブを回転開始して、Bk静電潜像をBkトナー
で現像する。そして、以後Bk静電潜像領域の現像動作
を続けるが、静電潜像後端部がBk現像位置を通過した
時点で、速やかに次の色の現像器が現像位置にくるま
で、リボルバ現像ユニット230が回転する。これは少
なくとも、次の画像データによる静電潜像先端部が到達
する前に完了させる。
【0024】また、上記中間転写装置260は、中間転
写ベルト261、ベルトクリーニング装置262、紙転
写コロナ放電器(以下、紙転写器という)263などで
構成されている。中間転写ベルト261は駆動ローラ2
64a、転写対向ロ−ラ264b、クリーニング対向ロ
−ラ264c及び従動ロ−ラ群に張架されており、図示
しない駆動モ−タにより駆動制御される。この中間転写
ベルト261の材質は、ETFE(エチレンテトラフロ
ロエチレン)であり、その電気抵抗は表面抵抗で108
〜1010Ω/cm2程度である。またベルトクリーニン
グ装置262は、入口シ−ル、ゴムブレ−ド、排出コイ
ル、入口シ−ル及びゴムブレ−ドの接離機構等で構成さ
れており、1色目のBk画像を中間転写ベルト261に
転写した後の2、3、4色目の画像をベルト転写してい
る間はブレード接離機構によって中間転写ベルト261
面から入口シ−ル、ブレ−ドを離間させておく。また紙
転写器263は、コロナ放電方式にてAC電圧+DC電
圧、又はDC電圧を印加して、中間転写ベルト261上
の重ねトナー像を後述の転写紙に一括転写する。 (以下、余白)
【0025】また、カラープリンタ2内の転写紙カセッ
ト207及び給紙バンク3内の転写紙カセット300
a,b,cには、各種サイズの転写紙5が収納されてお
り、指定されたサイズの転写紙5が、その転写紙カセッ
トから、給紙コロ208,301a,b,cによってレ
ジストロ−ラ対209方向に給紙、搬送される。また、
OHP用紙や厚紙などの手差し給紙用にプリンタ2の右
側面に手差しトレイ210がある。
【0026】上記構成のカラー複写機において、画像形
成サイクルが開始されると、まず感光体ドラム200は
矢印の反時計方向に、中間転写ベルト261は矢印の時
計回りに図示しない駆動モ−タによって回転される。中
間転写ベルト261の回転に伴ってBkトナー像形成、
Cトナー像形成、Mトナー像形成、Yトナー像形成が行
われ、最終的にBk、C、M、Yの順に中間転写ベルト
261上に重ねてトナー像が形成される。
【0027】上記Bkトナー像形成は次のように行なわ
れる。帯電チャージャ203はコロナ放電によって感光
体ドラム200を負電荷で約−700Vに一様帯電す
る。そして、半導体レーザ221はBkカラー画像信号
に基づいてラスタ露光を行う。このラスタ像が露光され
たとき、当初一様荷電された感光体ドラム200の露光
された部分は、露光光量に比例する電荷が消失し、Bk
静電潜像が形成される。そして、このBk静電潜像にB
k現像ローラ上の負帯電のBkトナーが接触することに
より、感光体ドラム200の電荷が残っている部分には
トナーが付着せず、電荷の無い部分つまり露光された部
分にはBkトナーが吸着し、静電潜像と相似なBkトナ
ー像が形成される。そして、感光体ドラム200上に形
成されたBkトナー像は、感光体ドラム200と接触状
態で等速駆動している中間転写ベルト261の表面に、
ベルト転写器265によって転写される(以下、感光体
ドラム200から中間転写ベルト261へのトナー像転
写を「ベルト転写」という)。
【0028】感光体ドラム200上の若干の未転写残留
トナーは、感光体ドラム200の再使用に備えて感光体
クリーニング装置201で清掃される。ここで回収され
たトナーは回収パイプを経由して図示しない排トナータ
ンクに蓄えられる。
【0029】感光体ドラム200側ではBk画像形成工
程の次にC画像形成工程に進み、所定のタイミングでカ
ラースキャナ1によるC画像データ読み取りが始まり、
そのC画像データによるレーザー光書き込みで、C静電
潜像形成を行う。そして、先のBk静電潜像の後端部が
通過した後で、かつC静電潜像の先端部が到達する前に
リボルバー現像ユニット230の回転動作が行なわれ、
シアン現像器231Cが現像位置にセットされてC静電
潜像がCトナーで現像される。以後、C静電潜像領域の
現像を続けるが、C静電潜像の後端部が通過した時点
で、先の黒現像器231Bの場合と同様にリボルバー現
像ユニット230の回転動作を行ない、次のマゼンタ現
像器231Mを現像位置に移動させる。これもやはり次
のM静電潜像の先端部が現像位置に到達する前に完了さ
せる。なお、M及びYの画像形成工程については、それ
ぞれのカラー画像データ読み取り、静電潜像形成、現像
の動作が上述のBK,Cの工程と同様であるので説明は
省略する。
【0030】上記中間転写ベルト261には、感光体ド
ラム200に順次形成するBk、C、M、Yのトナー像
を、同一面に順次位置合わせして、4色重ねのトナー像
が形成され、次の転写工程において、この4色のトナー
像が転写紙5に紙転写器263により一括転写される。
【0031】上記画像形成動作が開始される時期に、転
写紙5は上記転写紙カセット又は手差しトレイのいずれ
かから給送され、レジストローラ対209のニップで待
機している。そして、紙転写器263に中間転写ベルト
261上のトナー像先端がさしかかるときに、ちょうど
転写紙5の先端がこのトナー像の先端に一致するように
レジストローラ対209が駆動され、転写紙5とトナー
像とのレジスト合わせが行われる。そして、転写紙5が
中間転写ベルト261上のトナー像と重ねられて正電位
の紙転写器263の上を通過する。このとき、コロナ放
電電流で転写紙5が正電荷で荷電され、トナー画像のほ
とんどが転写紙5上に転写される。続いて紙転写器26
3の左側に配置した図示しないAC+DCコロナによる
分離除電器との対向部を通過するときに、転写紙5は除
電され、中間転写ベルト261から剥離して搬送ベルト
211に移る。
【0032】そして、中間転写ベルト261面から4色
重ねトナー像を一括転写された転写紙5は、紙搬送ベル
ト211で定着装置270に搬送され、所定温度に制御
された定着ロ−ラ271と加圧ロ−ラ272のニップ部
でトナー像が溶融定着され、排出ローラ対212で装置
本体外に送り出され、図示しないコピ−トレイに表向き
にスタックされ、フルカラーコピーを得る。
【0033】一方、ベルト転写後の感光体ドラム200
の表面は、感光体クリーニング装置201(ブラシロ−
ラ、ゴムブレ−ド)でクリーニングされ、除電ランプ2
02で均一に除電される。また、転写紙5にトナー像を
転写した後の中間転写ベルト261の表面に残留したト
ナーは、ベルトクリーニング装置262のブレードを再
びブレ−ド接離機構で押圧することによってクリーニン
グされる。
【0034】ここで、リピ−トコピ−のときは、カラー
スキャナ1の動作及び感光体ドラム200への画像形成
は、1枚目の4色目(Y)の画像形成工程に引き続き、
所定のタイミングで2枚目の1色目(Bk)の画像形成
工程に進む。また、中間転写ベルト261の方は、1枚
目の4色重ねトナー像の転写紙5への一括転写工程に引
き続き、表面のベルトクリーニング装置262でクリー
ニングされた領域に、2枚目のBkトナー像がベルト転
写されるようにする。その後は、1枚目と同様動作にな
る。
【0035】以上は、4色フルカラーコピ−を得るコピ
−モ−ドであったが、3色コピ−モ−ド、2色コピ−モ
−ドの場合は、指定された色と回数の分について、上記
同様の動作を行うことになる。
【0036】また、単色コピ−モ−ドの場合は、所定枚
数が終了するまでの間、リボルバ現像ユニット230の
所定色の現像器のみを現像作動状態にして、ベルトクリ
ーニング装置262のブレ−ドを中間転写ベルト261
に押圧状態のまま連続してコピ−動作を行う。
【0037】また、A3サイズのフルカラーコピーモー
ドの場合には、中間転写ベルト261が1周するごとに
1色のトナー像を形成し、4回転で4色のトナー像を形
成していくのが望ましいが、装置全体を小さく、つまり
中間転写ベルト261の周長を抑え、小サイズの場合の
コピースピードを確保し、かつ最大サイズのコピースピ
ードも落さないようにするためには、中間転写ベルト2
61が2周する間に1色のトナー像を形成するのが好ま
しい。この場合には、Bkトナー像を中間転写ベルト2
61に転写した後、次の中間転写ベルト261の1周で
は、カラープリンタ2における現像及び転写が行なわれ
ずに空回転し、その次の1周で次色のCトナーによる現
像を行ない、そのCトナー像を中間転写ベルト261に
転写するように順次行なっていく。このとき現像器切り
換えのためのリボルバ現像ユニット230の回転動作
は、上記空回転時に行なう。
【0038】次に、上記リボルバ現像ユニット230に
ついて説明する。図2は、現像器231K,C,M,Y
が一体となったリボルバ現像ユニット230の内部構造
を示す断面図である。図2では、感光体ドラム200に
対向する現像位置にあるのが黒現像器231Kの現像室
で、図中時計回りの順に、シアン現像器231Cの現像
室、マゼンタ現像器231Mの現像室、イエロー現像器
231Yの現像室となっている。
【0039】ここで、4つの現像室の内部構造は全く同
じであるので、以下、図2で現像位置にある黒現像器2
31Kを代表して内部構造を説明する。現像ケーシング
230Aには、感光体ドラム200に向けた開口部が形
成され、この開口部を介して一部が露出するように、図
示しないマグネットローラを内包する現像ローラ231
KRが設けられている。また、現像室内には、現像ロー
ラ231KRに担持されて感光体ドラム200との対向
部へ搬送される現像剤量を規制するドクタブレード23
1KDと、このドクタブレード231KDで規制されて
現像室内に押し留められた現像剤の一部を中心軸線方向
に沿って奥側から手前側へ搬送する上搬送スクリュー2
31KSとスクリューケース231KC、及び現像室内
の現像剤を撹拌する撹拌パドル231KPとが設けられ
ている。この撹拌パドル231KP内には、中心軸線方
向に沿って手前側から奥側へ現像剤を搬送する下搬送ス
クリュー231KSPが収容されている。この下搬送ス
クリュー231KSPの下方の現像ケーシング230A
には、現像室内の現像剤を回収するための図示しない剤
回収口が形成され、常時は剤回収用フタ231KZで閉
じられている。
【0040】図3は、上記リボルバ現像ユニット230
におけるトナー循環経路を示す概念断面図である。スク
リューケース231KC内において、ドクタブレード2
31KDで規制され、上搬送スクリュー231KSによ
り図中右側から左側へ搬送された現像剤は、前側板23
1FFを通過して落下部232から下搬送スクリュー2
31KSP上に落下し、さらに下搬送スクリュー231
KSPにより図中左側から前側板231FFを通過して
右側へ搬送される。これにより、現像ローラ231KR
(図2参照)は、撹拌パドル231KP上に存在する現
像剤を汲み上げ、現像領域へ搬送する。そして、一部ド
クタブレード231KDで規制された現像剤は、スクリ
ューケース231KC内に落下し、このスクリューケー
ス231KCで現像ローラ231KRの有効幅内に搬送
され、この有効幅内の撹拌パドル231KPの中空円筒
部の図示しない現像剤排出口から現像室内に排出され、
再び現像ローラ231KRに担持される。つまり、現像
室内での現像剤のいわゆる横撹拌が行われる。そして、
撹拌パドル231KPの中空円筒部の図示しない現像剤
排出口から現像室下部に排出された現像剤が、撹拌パド
ル231KPの回転によりその撹拌板部においていわゆ
る縦撹拌が行われる。また、自重によって下搬送スクリ
ュー231KSP上に落下したトナーQが、この下搬送
スクリュー231KSPにより落下部232まで搬送さ
れ、ここで上搬送スクリュー231KSから落下した現
像剤内に取り込まれて互いに混合され、この混合された
現像剤が図示しない現像剤排出口から現像室内に入るこ
とにより、現像室内の現像剤のトナー濃度を上昇させ
る。
【0041】図4は、本実施形態に係るカラー複写機の
制御系の構成を示すブロック図である。制御手段として
の制御部500は、上記カラー複写機における電子写真
プロセスや紙搬送処理を制御する部分であり、演算制御
処理を実行するCPU(中央処理装置)500Aと、前
記演算制御処理のための基本プログラム及びこれらの処
理のための基本データを蓄積しているROM500B
と、各種データを一時的に格納及び退避させるためのR
AM500Cと、外部機器と接続するためのI/Oイン
ターフェース500Dとを備えている。
【0042】上記I/Oインターフェース500Dの入
力側には、トナー残量検知センサ275、BK用カート
リッジセンサ273、カラー用カートリッジセンサ27
4がそれぞれ接続されている。
【0043】上記各カートリッジセンサ273及び27
4は、トナーカートリッジの交換の有無を検出するため
の光学センサである。上記トナー残量検知センサ275
は、各トナー受入用ケース内のトナー残量が所定の量よ
りも低下したか否かを検知するためのセンサである。
【0044】また、上記I/Oインターフェース500
Dの出力側には、現像バイアス電圧印加手段を含む現像
バイアス制御駆動部502、帯電制御駆動部503、レ
ーザ発光駆動部505、現像剤担持体駆動手段としての
現像ローラ駆動部501、現像リボルバ駆動部506、
像担持体駆動手段としての感光体駆動部507がそれぞ
れ接続されている。
【0045】次に、トナーカートリッジからトナー受入
用ケースへのトナー補給について説明する。図5は、ト
ナー補給部233の内部構造を示す断面図であり、図2
に示すように黒現像器231Kが現像位置にあるときの
状態を示している。トナー補給部233は、各色に対応
したトナー収容器としてのトナーカートリッジ230K
T、230CT、230MT、230YTにより構成さ
れている。このうち、黒トナーカートリッジ230KT
は、黒トナーの使用頻度が高いためリボルバ現像ユニッ
ト230の中心部分に設置されている。このトナーカー
トリッジ230KTは、紙面垂直方向に長く容量をもた
せており、リボルバ現像ユニット230の回転とともに
黒トナー受入用ケース230KTHにトナーが補給され
るように構成されている。また、その他のトナーカート
リッジ230CT、230MT、230YTは、各トナ
ーカートリッジの略凹形状に形成された部分と、各トナ
ー受入用ケース230CTH、230MTH、230Y
THの略凸形状に形成された部分とが嵌合した状態で組
み付けられている。
【0046】上記4つのトナー受入用ケース230KT
H、230CTH、230MTH、230YTHの内、
各カラー現像器に対応した3つのカラートナー受入用ケ
ース230CTH、230MTH、230YTHは、対
応する現像室が現像ポジションに位置するときに下搬送
スクリュー231CSP、231MSP、231YSP
の上方になる個所にトナー受入れ口が形成された周壁部
を有する。この周壁部が、図8に示すように、リボルバ
現像ユニット230の回転軸と平行なスライドによりト
ナー排出口を下向きにして上記トナー受入れ口に一致さ
せるようにカラートナーカートリッジ230CT、23
0MT、230YTを取り付けるカラートナー収容器取
付部234になっている。
【0047】上記3つのカラートナーカートリッジ23
0CT、230MT、230YTから、トナー受入用ケ
ース230CTH、230MTH、230YTHへのト
ナー補給の構成・動作は、互いに同様であるので、ここ
では、トナーカートリッジ230MTについて説明す
る。図6(a)は、マゼンタ現像器231Mが現像位置
にある状態を示している。通常の現像動作では、マゼン
タ現像器231Mによるマゼンタ画像の形成が終了する
と、イエロー画像を形成するためにイエロー現像器23
1Yが現像位置を取るようにリボルバ現像ユニット23
0が図中矢印D方向へ回転し、図6(b)に示す状態と
なる。イエロー画像の形成に続いて、黒画像、シアン画
像をそれぞれ形成するために、リボルバ現像ユニット2
30が回転し、図6(c)、図6(d)に示す状態とな
る。このようにリボルバ現像ユニット230が回転する
とき、マゼンタのトナーカートリッジ230MT内部の
トナーは、自重により図6に示すように同トナーカート
リッジ内を移動する。以上のように、リボルバ現像ユニ
ット230の回転動作を利用することで、何らかのトナ
ー搬送機構を用いずに、カラートナーカートリッジ23
0CT、230MT、230YTから、トナー受入用ケ
ース230CTH、230MTH、230YTHへ必要
量のトナーを供給する。
【0048】他方、黒現像器に対応した黒トナー受入用
ケース230KTHは、図5に示すように、上記カラー
トナー受入用ケース230CTH、230MTH、23
0YTHにカラートナーカートリッジ230CT、23
0MT、230YTを取り付けた状態の両者の全体周壁
形状とほぼ同一形状の周壁形状をしている。そして周壁
部分のリボルバ現像ユニットの中心線に面した個所に
は、黒トナーカートリッジ230KTのトナー排出口2
30KHに対応する形状のトナー受入れ口が形成されて
いる。このトナー受入れ口は、リボルバ現像ユニット回
転軸に平行な支軸により一端が回動自在に軸支されたシ
ャッタ230KSによって内側から塞ぐことができるよ
うになっている。
【0049】図7(a)は、黒現像器231Kが現像位
置にある状態を示している。通常の作像動作では、黒現
像器231Mによる黒画像の形成が終了すると、シアン
画像を形成するためにシアン現像器231Cが現像位置
を取るようにリボルバ現像ユニット230が図中矢印D
方向へ回転し、図7(b)に示す状態となる。黒トナー
カートリッジ230KTは前記状態になると、図示のよ
うにシャッタ230KSを開いて、同トナーカートリッ
ジから黒トナー受入用ケース230KTHへ、トナーを
補給する。シアン画像の形成に続いて、マゼンタ画像、
イエロー画像をそれぞれ形成するために、リボルバ現像
ユニット230が回転し、図7(c)、図7(d)に示
す状態となる。このようにリボルバ現像ユニット230
が回転するとき、黒トナーカートリッジ230KT内部
のトナーは、自重により図7に示すように同トナーカー
トリッジ及び黒トナー受入用ケース230KTH内を移
動する。以上のように、リボルバ現像ユニット230の
回転動作を利用することで、何らかのトナー搬送機構を
用いずに、黒トナーカートリッジ230KTからトナー
受入用ケース230KTHへ必要量のトナーを供給す
る。
【0050】自重によってトナー受入用ケース230K
TH内の下搬送スクリュー231KSP(図3)上に落
下したトナーは、この下搬送スクリュー231KSPの
回転とともに搬送され、混合撹拌されながら前側板23
1FF(図3)を通過して現像器内に送られる。なお、
この動作は、各カラー受入用ケース230CTH、23
0MTH、230YTHについても同様である。
【0051】次に、このカラー複写機におけるトナーニ
アエンドの判別方法について説明する。このカラー複写
機においては、各トナー受入用ケース230KTH、2
30CTH、230MTH、230YTHに収容される
トナーが所定量よりも低くなった状態を、操作者に対し
て該トナーカートリッジの交換を促すべき状態であるト
ナーニアエンドの状態として扱う。
【0052】図8にカラートナー用のトナー受入用ケー
スの一つ230MTHを例にして示すように、トナー受
入用ケース230MTHの装置前側の端壁部分230M
THaに、トナー受入用ケース230MTH内側に突出
させて、トナー残量検知用の被検知部としての、中空の
発光部対向凹部235Ma及び受光部対向凹部235M
bを形成している。以下、このトナー受入用ケース23
0MTHを例にして説明する。他のカラートナー用のト
ナー受入用ケースや黒トナー用のトナー受入用ケースに
ついても同様である。
【0053】上記両凹部235Ma,235Mbの図中
上下方向での具体的な位置は、図8に示すように、トナ
ー受入用ケース230MTH内の、下搬送スクリュウ2
31MSPより上側で、且つ、トナー収容器取付部23
4に近い位置に設けられている。図示の例では、図8中
のY−Y線による断面を示す図9(b)のように、リボ
ルバ現像ユニット230の回転に伴いマゼンタ現像器2
31Mが現像ポジションに位置してトナーカートリッジ
230MTから落下してきたトナーに没する位置に設け
られている。
【0054】そして、図8中のX−X線による断面を示
す図9(a)や上記図9(b)に示すように、現像ポジ
ションに位置する現像器に対応するトナー受入用ケース
230MTHの両凹部235Ma,235Mbに対向す
るように、発光素子236や受光素子237が装置本体
側に固定的に設けられている。すなわち、本実施形態で
は、現像器が現像ポジションに位置するときに、該現像
器に対応するトナー受入用ケース230MTH内のトナ
ー残量を検知する。なお、発光素子236、受光素子2
37は前述のトナー残量検知センサ275を構成するも
のである。そして、上記両凹部235Ma,235Mb
及びトナー残量検知センサ275によって、上記トナー
受入用ケース内のトナー残量を検知するトナー残量検知
手段が構成されている。
【0055】図9(a)において、上記一対の中空の凹
部235Ma,235Mbの互いに対向する壁面部に
は、発光素子236からの光に対して透明な透過部23
8a,238bを有している。また、発光部対向凹部2
35Maには、発光素子236からの光を発光部対向凹
部235Maにおける透過部238aに向けて反射させ
る反射部239aを形成するとともに、受光部対向凹部
235Mbには、受光部対向凹部235Mbにおける透
過部238bを透過してきた光を受光素子237に向け
て反射させる反射部239bを形成している。
【0056】図示の例では、トナー受入用ケース230
MTHの装置前側の端壁部分230MTHaに四角窓を
形成し、この窓に、例えばポリカーボネート(以下、P
Cという)のような透明な材質からなる中空の三角柱状
部材をはめ込んで上記各凹部235Ma,235Mbを
構成している。そして、他の部分よりも光反射率の高い
部材、例えば銀色の反射テープ100a,100bを貼
り付けて、上記各凹部235Ma,235Mbの反射部
239a,239bを構成している。これに代え、反射
部239a,239bのみを他の部分よりも光反射率の
高い部材を用いて構成したり、反射部239a,239
bにのみ金を蒸着させたりしてもよい。
【0057】なお、発光素子236の光源として、指向
角の広い光源を採用した場合には、本来受光素子237
で受光されるべき光以外に、発光素子236及び受光素
子237が対向しているトナー受入用ケース230MT
Hの端壁部分230MTHaに入射して肉厚部を伝播
し、結果的に受光素子237で受光される伝播光38が
生じてしまう。そして、この光も受光素子237で検知
され、この伝播光38が検知出力におけるノイズとして
現れるため、トナーがあるにもかかわらず無いと誤検知
してしまう恐れがある。これを防止するためには、例え
ば、トナー受入用ケース230MTHの端壁部分230
MTHaを、該端壁部分230MTHaの肉厚部を光が
伝播しない材料として、例えば黒のPCを用いて構成す
る。これに代え、上記発光素子236と受光素子237
とにそれぞれ対向している上記トナー受入用ケース23
0MTHの壁部分を、発光素子236から発せられた光
の一部が、前記壁部分のうち発光部対向凹部235Ma
及び受光部対向凹部235Mb以外の端壁部分230M
THaで反射したとしても、この反射光34が受光素子
237で受光されない方向に反射されるように構成して
もよい。
【0058】また、上記トナー残量検知は、リボルバ現
像ユニット230の回転により所定の現像器を現像ポジ
ションに位置させた時点で該回転を停止した状態で該所
定の現像器についてのトナー受入用ケースについて行う
ため、この停止状態で、検知対象のトナー受入用ケー
ス、例えばマゼンタトナー受け入れ用ケース230MT
H、における両凹部235Ma,235Mbの各透過部
238a,238bが鉛直方向に並んで配設されている
と、現像によってトナー受入用ケース230MTH内の
トナーが消費されても、重力方向の下側に位置する透過
部にトナーが残留してしまうことがある。透過部にこの
ようなトナーが残留してしまうと、トナー受入用ケース
230MTH内にトナーがほとんど存在しないにもかか
わらず、まだ存在していると判断し誤判別につながって
しまう。よって、トナー残量検知の際にトナーが残留し
ないような態様で、透過部238a,238bの各面を
対向配置することが望ましい。例えば、図示の例のよう
に、前記透過部238a,238bの対向面が重力方向
に平行になるように対向配置する。このような配置にす
ることによって、トナーが重力により上記透過部238
a、238bに滞留しにくくさせることができる。
【0059】本実施形態におけるトナーニアエンド判別
は、現像ポジションに位置する現像器のトナーに対して
次のようになされる。なお、マゼンタ現像器230Mが
現像ポジションに位置するものとして説明する。図9
(a)において、まず、発光素子236から発せられた
光は、該発光素子236に対向する端壁部分230MT
Haに形成された上記発光部対向凹部235Maの反射
部239aで反射して、透過部238aを透過する。こ
こで、トナー受入用ケース230MTH内のトナー量が
所定量以上であると、前記透過部238aを透過した光
は、トナーで遮られるため上記受光部対向凹部235M
bの透過部238bに入射せず、受光素子237には到
達しない。一方、上記トナー量が所定量以下であると、
前記透過部238aを透過した光はトナーで遮られるこ
とがないので、上記受光部対向凹部235Mbの透過部
238bに入射した後、更に反射部239bで反射して
受光素子237で受光される。このように、発光素子2
36から発せられた光が、トナー量が所定量以下である
ときのみ受光素子237で受光されるため、受光素子2
37が受光されたか否かを検知することで、トナー受入
用ケース230MTHのトナー不足をトナーニアエンド
として判別する。
【0060】図10は、上記トナー残量検知センサ27
5の配置の一例を示す説明図である。図示の例において
は、現像ポジションには黒現像器が位置している。該ト
ナー残量検知センサ275は、装置本体に固定されてい
る支持部材240に取り付けられている。そして、トナ
ー残量検知センサ275は、現像ポジションに位置する
現像器、図示の例では黒現像器に対応するトナー受入用
ケース230KTHの両凹部235Ka,235Kbに
対向するように配置されている。
【0061】次に、トナーニアエンドを判別したときに
生ずる、不具合について説明する。図11(a)は、マ
ゼンタ現像器230Mの現像動作中に初めてトナーニア
エンドを判別したときのトナーカートリッジ230MT
内のトナーの状態を示す説明図、図12(a)は、黒現
像器230KTの現像動作中に初めてトナーニアエンド
を判別したときのトナーカートリッジ230KT内のト
ナーの状態を示す説明図である。それぞれ図に示すよう
に、現像位置の現像器に対応するトナー受入用ケースの
トナーニアエンドを判別しても、該トナー受入用ケース
に対応するトナーカートリッジ内に多くのトナーを収容
している場合がある。特に、黒トナーの場合には図12
(a)に示すように、黒トナーカートリッジ230KT
が多量のトナーを収容している状態である場合が多い。
このような状態で操作者にトナーニアエンドを報知して
しまうと、操作者の作業効率を低下させるばかりでな
く、この多量のトナーが無駄に廃棄されてしまうという
不具合が生ずる。
【0062】そこで、本実施例の複写機においては、ト
ナーニアエンドを判別した場合には、リボルバ現像ユニ
ット230を一回転させた後にもう一度トナー受入用ケ
ース内のトナー残量検知を行い(以下、このトナー残量
検知をトナー残量確認検知と称する)、続けてトナーニ
アエンドを判別した場合に、操作パネル(図示せず)上
にトナーニアエンドである旨の表示を行うような制御方
法が採られている。図11(b)、図12(b)は、そ
れぞれ図11(a)、図12(a)の状態から、リボル
バ現像ユニット230を一回転させたときのトナーカー
トリッジ内のトナーの状態を示す説明図である。それぞ
れ図に示すように、リボルバ現像ユニットを一回転させ
ることにより、トナーカートリッジ内の残留トナーがト
ナー受入用ケース内に補給される。この補給により、上
記発光部対向凹部及び上記発光部対向凹部がトナーに埋
没し、CPU500Aはトナーニアエンドを判別しない
状態になる。従って、操作パネル上にトナーニアエンド
である旨の表示を行わず、操作者にトナーカートリッジ
内のトナーが無くなったと誤認知させることがない。
【0063】図13は本実施形態の複写機において、4
色カラーコピーを行うときにおける黒トナーニアエンド
判別動作の制御の一例を示すフローチャートである。図
に示すように、黒現像器230Kが現像位置での現像動
作を終えると(s1)、CPU500Aはトナー残量検
知センサ275からの信号に基づいて、黒トナー受入用
ケース230KTHがトナーニアエンドであるか否かを
確認する(s2)。そして、トナーニアエンドを判別し
なかった場合は、黒トナー受入用ケース230KTHの
トナーニアエンド判別の履歴を示す値であるKPhが、
1であるか否かを確認する(s4)。KPh≠1の場
合、つまり、前記履歴がない場合は、リボルバ現像ユニ
ット230を回転させてシアン現像器230Cを現像位
置に移動させる(S5)。
【0064】上記s2でトナーニアエンドを判別した場
合には、上記KPhが1であるか否かを確認し(s
7)、KPh≠1の場合は、リボルバ現像装置230を
一回転させるのではなく、KPhを1として、つまり、
上記履歴を有りとしてRAM500Cに格納する(s
8)。
【0065】4色カラーコピーにおいては、前述したよ
うに、黒現像器230Kが現像ポジションでの現像動作
を終えると、次に、シアン現像器230Cが現像ポジシ
ョンに位置する。そして、順次、各色の現像器が現像ポ
ジションに移動し、リボルバ現像ユニット230が一回
転すると、黒現像器230Kが再び現像ポジションに位
置する。このため、上記s7において、上記KPhが1
である場合には、上記トナー残量確認検知の際にCPU
500Aが続けてトナーニアエンドを判別したことにな
る。従って、上記s7においてKPh=1の場合には、
上記操作パネル上に黒トナー受入用ケース230KTH
のトナーニアエンドを判別した旨の表示を行う(s1
0)。
【0066】以上のように、4色カラーコピーにおいて
は、黒トナー受入用ケース230KTHのトナーエンド
判別の履歴を示す値であるKPhが1であるか否かを確
認することにより、黒トナー受入用ケース230KTH
のトナーエンドを判別したときに直ちにリボルバ現像ユ
ニット230を回転させさくても、上記トナー残量確認
検知を行うことができる。
【0067】上記s4で上記KPhが1である場合に
は、該KPhを0としてRAM500C上に格納する
(s6)ことにより、トナーニアエンドを続けて2度判
別した場合にのみ、上記操作パネル上へのトナーニアエ
ンドである旨の表示を行うことができる。なお、本実施
形態の複写機において、4色カラーコピーを行うときに
おけるトナーニアエンド判別動作の制御の方法は、他色
のトナーについても同様である。
【0068】図14は、本実施形態の複写機において、
黒色トナーの単色コピーを行うときにおけるトナーニア
エンド判別動作の制御の一例を示すフローチャートであ
る。図に示すように、黒現像器230Kの現像位置での
現像動作を行った後に(s11)、トナー残量検知セン
サ275からの信号に基づいて、黒トナー受入用ケース
230KTHがトナーニアエンドであるか否かを確認す
る(s12)。そして、トナーニアエンドを判別しなか
った場合には、コピー動作を終了する。トナーニアエン
ドを判別した場合には、リボルバ現像ユニット230を
一回転させた後に再びトナー受入用ケース230KTH
がトナーニアエンドであるか否かを確認する(s14、
s15)。前記確認の結果、続けてトナーニアエンドを
判別した場合には、上記操作パネル上にトナーニアエン
ドである旨の表示を行った後に(s17)、コピー動作
を終了する。また、続けてトナーニアエンドを判別しな
かった場合には、そのままコピー動作を終了する(s1
6)。なお、本実施形態の複写機において、単色コピー
を行うときにおけるトナーニアエンド判別動作の制御の
方法は、他色のトナーについても同様である。
【0069】以上の構成において、本実施形態の複写機
では、トナー受入用ケースのトナーニアエンドを判別し
た場合には、リボルバ現像ユニット230を一回転させ
ることにより、トナーカートリッジから該トナー受入用
ケースへのトナー補給動作を行う。そして、前記トナー
補給動作を行うときにトナーカートリッジにトナーを収
容している場合には、該トナー補給動作に伴って該トナ
ーが上記トナー受入用ケースに補給される。前記トナー
が前記トナーカートリッジに補給されると、CPU50
0Aは、上記トナー残量確認検知の際にトナーニアエン
ドを判別しなくなる。このため、トナーカートリッジに
トナーを収容している場合には、トナーニアエンドを判
別しても、操作パネル上へのトナーニアエンドである旨
の表示を行わない。また、トナーニアエンドを判別した
とき、つまり、トナー受入用ケースのトナーの不足を判
別したときに、リボルバ現像ユニット230の回転によ
るトナーカートリッジから該トナー受入用ケースへのト
ナーの補給を行い、該トナー受入用ケースのトナーの不
足を判別しないときには該回転を行わない。このため、
上記連続現像動作の最中に、トナー受入用ケースにトナ
ーを十分に収容しているにもかかわらず該連続現像動作
を中断してリボルバ現像ユニット230をの回転させて
しまう、つまり、リボルバ現像ユニット230の不要な
回転動作を行うことがない。
【0070】以上のように本実施例の複写機によれば、
トナーカートリッジにトナーを収容している場合には、
トナーニアエンドを判別しても、操作パネル上へのトナ
ーニアエンドである旨の表示を行わないので、操作者に
該トナーカートリッジ内のトナー切れを誤認知させるこ
とがないという優れた効果がある。また、上記連続現像
動作の最中に、リボルバ現像ユニット230の不要な回
転動作を行うことがないので、操作者に不要な待ち時間
を与えることがないという優れた効果がある。
【0071】次に、上記実施形態の複写機に、請求項2
の構成を適用した一実施例について説明する。図11
(a)、図12(a)に示すように、トナーニアエンド
を判別したときには、トナー受入用ケース内には、まだ
多くのトナーが存在する。このため、前記トナー受入用
ケース内へのトナー補給を行わなくても、前記トナーが
無くなる直前までは、形成画像の品質を低下させること
なく現像動作を行うことができる。
【0072】そこで、本実施例の複写機では、上記連続
現像動作の最中にトナーニアエンドを判別しても、形成
画像の品質を低下させない場合には、該連続現像動作を
中断させない、つまり、リボルバ現像ユニットを回転さ
せない制御方法が採られている。以下、この制御方法を
具体的に説明する。
【0073】本実施例の複写機は、トナー受入用ケース
内の発光部対向凹部235Ma及び受光部対向凹部Mb
よりも下側部分のトナー収容量と、現像器内のトナー収
容量とを加えた量のトナーを用いて、形成画像の品質を
確実に低下させることなく現像動作を行うことができる
回数をリザーブ動作回数としてRAM500C上に格納
している。このリザーブ動作回数は、前記量のトナーを
用いてA3のコピー用紙一面にトナーが付着するような
現像動作を行うことができる回数である。
【0074】上記連続現像動作の最中にトナーニアエン
ドを判別した場合には、リボルバ現像ユニット230を
一回転させる前に、上記リザーブ動作回数と、該連続現
像動作を行うべき残り回数とを比較する。そして、上記
リザーブ動作回数が前記残り回数よりも多いときには、
トナー補給を行わなくても該残り回数の現像動作を行う
ことができるので、上記連続現像動作を行った後にリボ
ルバ現像ユニット230を一回転させる。
【0075】図15は、本実施例の複写機において、連
続現像動作を行うときにおける黒トナーニアエンド判別
動作の制御の一例を示すフローチャートである。なお、
本実施例の複写機においては、4色カラーコピーでの連
続現像動作を行うことはできない。図に示すように、現
像位置での原稿1枚分の現像動作を行った後に(s2
1)、黒連続現像動作の残り回数KPsから1を減じる
(s22)。次に、黒連続現像動作の保持指令値Kkp
が1であるか否かを確認し(s23)、Kkp≠1であ
る場合は、トナー残量検知センサ275からの信号に基
づいて、黒トナー残量の確認を行う(s24)。そし
て、黒トナー受入用ケース230KTHのトナーニアエ
ンドを判別しなかった場合には、KPsが0であるか否
かを確認し(s26)、KPs≠0の場合には、再び上
記s21以降の動作を行う。KPs=0の場合には、予
定回数の連続現像動作を終了したので、KkP=0とし
てRAM500C上に格納した後(s27)に、コピー
動作を終了する。
【0076】上記s24の確認によって、トナーニアエ
ンドを判別した場合には、黒リザーブ動作回数KPrが
KPsよりも多いか否かを確認する(s28)。そし
て、KPr>KPsの場合には、Kkp=1としてRA
M500C上に格納した後(s29)に、上記s26以
降の動作を行う。上記s28でKPr≦KPsの場合に
は、リボルバ現像ユニット230を一回転させた後(s
32)、再度黒トナー残量の確認を行う(s33)。前
記s33の確認によって、トナーニアエンドを判別しな
かった場合はKPrを工場出荷時の値にリセットした後
(s35)に、また、トナーニアエンドを判別した場合
は上記操作パネル上にトナーニアエンドを判別した旨の
表示を行った後(s36)に、上記s26以降の動作を
行う。なお、図中のsAについては後述する。
【0077】上記s23でKkp=1である場合には、
KPr=KPr−1としてRAM500C上に格納した
後(s30)に、KPsが0であるか否かを判断する
(s31)。そして、KPs≠0である場合は上記s2
1以降の動作を、KPs=0である場合は上記s32以
降の動作を行う。なお、本実施形態の複写機において、
連続現像動作を行うときにおけるトナーニアエンド判別
動作の制御の方法は、他色のトナーについても同様であ
る。
【0078】以上の構成において、本実施例の複写機で
は、トナーニアエンドが判別された、トナー受入用ケー
ス及びこれに対応する現像器、の内部に残留するトナー
を用いて、形成画像の品質を確実に低下させることなく
予定回数の連続現像動作を行うことができる場合には、
該連続現像動作を行った後にリボルバ現像ユニット23
0を一回転させる。すなわち、連続現像動作の最中にト
ナーニアエンドを判別しても、形成画像の品質を低下さ
せない場合には、該連続現像動作を中断させない。
【0079】以上のように、本実施例の複写機によれ
ば、連続現像動作の最中にトナーニアエンドを判別して
も、形成画像の品質を低下させない場合には、該連続現
像動作を中断させないので、操作者の作業効率を向上さ
せることができるという優れた効果がある。
【0080】次に、上記実施例の複写機に、請求項3及
び請求項4の構成を適用した一具体例について説明す
る。図16は、本具体例に係るカラー複写機の制御系の
構成を示すブロック図である。図に示すように、I/O
インターフェース500Dの入力側には、感光体ドラム
200と対向配置されている光学センサ(発光素子及び
受光素子との組み合わせからなる現像濃度パターン検知
器)205、電位センサ(電位検出器)204がそれぞ
れ接続されている。この電位センサ204は、感光体ド
ラム200の現像位置前の帯電電位を検出するためのセ
ンサである。
【0081】本具体例の複写機においては、コピー動作
時の感光体ドラム200の表面上に基準パターンの画像
を形成し、その反射光量を現像濃度パターン検知器20
5で検出する。そして、制御部500のCPU500A
が、検出された反射光量からトナー付着量を算出し、こ
のトナー付着量から、現像器内のトナー残量を算出す
る。
【0082】次に、上記トナー付着量の算出について説
明する。図17は、本具体例の複写機に適用した光学セ
ンサである現像濃度パターン検知器205の出力特性の
一例である。特性線aは、黒トナーを示し、特性線b
は、カラートナーを示している。この現像濃度パターン
検知器205の出力特性は、顕像化後のパターン上のト
ナー付着量が少ないときに反射光量が増え、該検知器2
05の出力、すなわちVspの値が上昇する。逆に、顕像
化後のパターン上のトナー付着量が多いときに反射光量
が減り、Vspの値も下降する。ただし、特性線bで示す
カラートナーの場合は、トナー付着量が所定以上になる
とトナー表面からの反射光が増えて再びゆるやかに上昇
する特性を持っている。
【0083】図17からわかるように、特性線bで示す
カラートナーの場合には、感光体地肌部の反射光量Vs
g(=4.0)に対してのダイナミックレンジが特性線
aで示す黒トナーの場合に比して狭い。これは、カラー
トナー像の場合、該カラートナー表面からの直接反射光
が、感光体ドラム200からの反射光に対して多くなる
ために起こる現象である。特性が飽和するVsp値(以
下、Vminという)は、上記現像濃度パターン検知器
205として用いる光学センサの特性、感光体ドラム2
00、現像条件などのばらつきによって変化するため、
次式によって規格化している。
【0084】
【数1】 k=(Vsp−Vmin)/(Vsg−Vmin)
【0085】次に、コピー動作時の基準パターン処理に
ついて図18を用いて説明する。図18は、基準パター
ン処理制御の一例を示すフローチャートである。まず、
上記感光体ドラム200上に中間調の静電潜像を、基準
パターンとして形成する(s41)。そして、電位セン
サ204によって、この基準パターンの静電潜像の電位
を読み込み、RAM500Cに格納する(s42)。そ
の後、上記基準パターンの静電潜像をリボルバ現像ユニ
ット230の現像器によって現像することで、基準パタ
ーンのトナー像を作成する。該基準パターンのトナー像
は、RAM500Cに格納された電位に対して、一定の
ポテンシャルVpp(本具体例においてはブラック:1
30V,カラー:130Vで、図示しない環境補正テー
ブルによって高温高湿で−10V、低温低湿で+10V
の補正を行っている)を加えた現像バイアスを印加し
て、トナーを用いて顕像化することで形成する。このよ
うな基準パターンのトナー像に関して現像濃度パターン
検知器205によって、その反射光量を検出し(s4
3)、数1によって規格化したトナー付着量kを算出す
る(s44)。このようにして求められた規格化したト
ナー付着量kから、予め定められた規格化したトナー付
着量と現像器内トナー残量のテーブル(図示せず)に基
づいて現像器内トナー残量を算出する。そして、前記現
像器内トナー残量が所定量よりも少なくなった状態をト
ナーエンドとして判別する。
【0086】ところで、前述したように、リザーブ動作
回数は、残留するトナーを用いてA3のコピー用紙一面
にトナーが付着するような現像動作を行うことができる
回数である。また、現像動作1回あたりのトナー消費量
は、原稿の画像面積率及び画像密度によって異なる。こ
のため上記実施例の複写機においては、連続現像動作を
行う際に、図15のs28でKPrがKPs以下であっ
ても原稿の画像面積率等によっては、トナー補給を行わ
ないで予定回数の連続現像動作を行うことが出来る場合
がある。そこで、本具体例の複写機においては、図15
のs28でKPrがKPs以下であっても、形成画像の
品質を低下させないで、且つ、トナー補給を行わない
で、予定回数の連続現像動作を行うことができる可能性
が高い場合には、該連続現像動作を中断させない制御方
法が採られている。
【0087】図19は、本具体例の複写機において、連
続現像動作を行うときにおける黒トナーエンド判別動作
の制御の一例を示すフローチャートである。この黒トナ
ーエンド判別動作の制御は、図15のsAで行われる。
図に示すように、図15のs28若しくはs31の後
に、Kkpを0と、KPsから1を減じた値を現像動作
の最終残り回数KPfと、それぞれ変更してRAM50
0C上に格納する(sA1、sA2)。この格納の後、
サブルーチン(sb)を行う。前記sbでは、原稿一枚
分の現像動作を行い(sb1)、KPsをKPs−1
と、KPrをKPr−1と、それぞれ変更してRAM5
00C上に格納する(sb2、sb3)。このsbを終
えると、次に、KPrが0であるか否か、すなわち、リ
ザーブ動作回数の現像動作を行ったか否かの確認を行い
(sA3)、KPr≠0の場合は、再びsbを行う。前
記sA3の確認で、KPr=0の場合には、現像器内ト
ナー残量を算出し(sA4)、この算出結果に基づい
て、現像器内の残留トナーを用いてKPf回分の現像動
作が行えるか否かの判断を行う(sA5)。前記判断の
結果がNOの場合には、図15のs32以降の動作を行
うことにより、リボルバ現像ユニット230を一回転さ
せる。このように、リザーブ動作回数の現像動作を行っ
た結果、最終残り回数KPfの現像動作を続けて行うこ
とができないと判断した場合には、連続現像動作を一時
中断してリボルバ現像ユニット230を一回転させるこ
とにより、黒トナー受入用ケース230KTH内へのト
ナー補給動作を行う。
【0088】上記sA5の結果がYESの場合には、上
記sbを行った後、現像器内トナー残量の算出を行い
(sA6)、該算出を行った結果、現像剤エンドを判別
した場合には、黒現像器230Kのトナーエンド判別の
履歴を示す値であるKPh2が1であるか否かの確認を
行う(sA8)。この確認の結果、KPh2≠1である
場合には、初めてのトナーエンドを判別したことになる
ので、リボルバ現像ユニット230を一回転させてトナ
ー補給を行った後(sA9)に、KPh2を1として、
つまり、トナーエンド判別の履歴を有りとして、RAM
500C上に格納する(sA10)。この格納の後は、
上記sbを行った後に再び上記sA6以降の動作を行
う。
【0089】上記sA6の算出を行った結果、現像剤エ
ンドを判別しなかった場合には、KPh2を0としてR
AM500C上に格納した後(sA11)に、KPfが
0であるか否か、つまり、予定回数の連続現像動作を行
ったか否かを確認する(sA12)。この確認の結果、
KPf≠0の場合は再び上記sbを行った後に上記A6
以降の動作を行い、KPf=0の場合は図15のs32
以降の動作を行う。
【0090】上記sA8の確認で、KPh2=1であっ
た場合、つまり、トナーエンド判別の履歴が有る場合に
は、連続現像動作を一時中断する(sA13)。そし
て、上記操作パネル上にトナーエンドを判別した旨の表
示を行い(sA14)、黒トナーカートリッジ230K
Tの交換を待機する(sA15)。黒トナーカートリッ
ジ230KTの交換がなされたら、トナーニアエンドを
判別しなくなるまで、リボルバ現像ユニット230、上
搬送スクリュー231KS及び下搬送スクリュー231
KSPの回転動作を続ける(sA16)。そして、トナ
ーニアエンドを判別しなくなったら、次に、上搬送スク
リュー231KS及び下搬送スクリュー231KSPの
回転動作を行いながら感光体ドラム200上に基準パタ
ーンを形成させて現像器内トナー残量を再算出する(s
A17)。この算出の結果、さらにトナーエンドを判別
した場合は、再びsA16以降の動作を行う。sA17
の算出の結果、トナーエンドを判別しなかった場合は、
KPh2を0と、KPfを0としてRAM500C上に
格納した後に、図15のS35以降の動作を行う(sA
19、sA20)。
【0091】以上の構成において、本具体例の複写機で
は、s28におけるリザーブ動作回数KPrが連続現像
動作を行うべき残り回数KPsよりも少ない場合でも、
形成画像の品質を低下させないで、且つ、トナー補給を
行わないで、予定回数の該連続現像動作を行うことがで
きる可能性が高い場合には、該連続現像動作を中断させ
ない。また、形成画像の品質を低下させないで、且つ、
トナー補給を行わないで、予定回数の連続現像動作を行
うことができる可能性が高いと判断した場合でも、該連
続現像動作の最中にトナーエンドを判別した場合にはト
ナー補給を行う。そして、前記トナー補給の後に続けて
トナーエンドを判別した場合、つまり、装置内の収容ト
ナーが不足した場合には、装置外からのトナー現像剤の
補給がなされるまで上記連続現像動作を中断する。
【0092】以上のように、本具体例の複写機によれ
ば、形成画像の品質を低下させないで、且つ、トナー補
給を行わないで、予定回数の該連続現像動作を行うこと
ができる可能性が高い場合には、該連続現像動作を中断
させないので、操作者の作業効率を向上させることがで
きるという優れた効果がある。また、装置内の収容トナ
ーが不足した場合には装置外からのトナー現像剤の補給
がなされるまで上記連続現像動作を中断するので、形成
画像の品質を低下させることがないという優れた効果が
ある。
【0093】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、上記補給現像
剤収容器に現像剤を収容している場合には、上記現像剤
ニアエンドを判別しても操作者への上記現像剤ニアエン
ドである旨の報知を行わないので、操作者に該補給現像
剤収容器内の現像剤切れを誤認知させることがないとい
う優れた効果がある。また、上記連続現像動作の最中
に、上記回動型現像装置の不要な回動動作を行うことが
ないので、操作者に不要な待ち時間を与えることがない
という優れた効果がある。
【0094】請求項2の発明によれば、上記連続現像動
作の最中に上記現像剤ニアエンドを判別しても、形成画
像の品質を低下させない場合には、該連続現像動作を中
断させないので、操作者の作業効率を向上させることが
できるという優れた効果がある。
【0095】請求項3の発明によれば、上記リザーブ動
作回数が上記残り回数よりも少ない場合でも、上記連続
現像動作の開始当初における予定回数の該連続現像動作
を行うことができる可能性が高い場合には、該連続現像
動作を中断させないので、操作者の作業効率を向上させ
ることができるという優れた効果がある。
【0096】請求項4の発明によれば、装置内の収容現
像剤が不足した場合には、現像剤の補給がなされるまで
上記連続現像動作を中断するので、形成画像の品質を低
下させることがないという優れた効果がある。。
【0097】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るカラー複写機の概略構成図。
【図2】同カラー複写機のリボルバ現像ユニットの内部
構造を示す断面図。
【図3】同リボルバ現像ユニットにおけるトナー循環経
路を示す概念断面図。
【図4】同カラー複写機の制御系の構成を示すブロック
図。
【図5】同カラー複写機のトナー補給部の内部構造を示
す断面図。
【図6】同カラー複写機のマゼンタ現像器が現像位置に
ある状態を示した断面図。
【図7】同カラー複写機の黒現像器が現像位置にある状
態を示した断面図。
【図8】同カラー複写機におけるトナーカートリッジの
トナー受入用ケースへの脱着操作を示す説明図。
【図9】(a)は図8中のX−X線による断面図。
(b)は図8中のY−Y線による断面図。
【図10】同カラー複写機におけるトナー残量検知セン
サの配置の一例を示す説明図。
【図11】(a)は、同カラー複写機におけるマゼンタ
トナー受入用ケースのトナーニアエンドを、初めて判別
したときのマゼンタトナーカートリッジ内のトナーの状
態を示す説明図。(b)は、(a)の状態からリボルバ
現像ユニットを一回転させたときのマゼンタトナーカー
トリッジ内のトナーの状態を示す説明図。
【図12】(a)は、同カラー複写機における黒トナー
受入用ケースのトナーニアエンドを、初めて判別したと
きの黒トナーカートリッジ内のトナーの状態を示す説明
図。(b)は、(a)の状態からリボルバ現像ユニット
を一回転させたときの黒トナーカートリッジ内のトナー
の状態を示す説明図。
【図13】同カラー複写機において、4色カラーコピー
を行うときにおける黒トナーニアエンド判別動作の制御
の一例を示すフローチャート。
【図14】同カラー複写機において、単色コピーを行う
ときにおける黒トナーニアエンド判別動作の制御の一例
を示すフローチャート。
【図15】本実施例に係るカラー複写機において、連続
現像動作を行うときにおける黒トナーニアエンド判別動
作の制御の一例を示すフローチャート。
【図16】本具体例に係るカラー複写機の制御系の構成
を示すブロック図。
【図17】同カラー複写機に適用した現像濃度パターン
検知器の出力特性図。
【図18】同カラー複写機のトナー補給制御の一例を示
すフローチャート。
【図19】同カラー複写機において、連続現像動作を行
うときにおける黒トナーエンド判別動作の制御の一例を
示すフローチャート。
【符号の説明】
1 カラースキャナ 2 カラープリンタ 200 感光体ドラム 203 帯電チャージャ 204 電位センサ 205 光学センサ 220 書き込み光学ユニット 230 リボルバ現像ユニット 231 現像器 275 トナー残量検知センサ 500 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に潜像を形成する潜像担持体と、回動
    軸の周りに配設された複数の現像器と、該現像器に対し
    て内部が連通するように該現像器と一体に構成され、該
    現像器に供給する現像剤を収容する現像剤収容部と、該
    現像剤収容部への装着時に該現像剤収容部と内部が連通
    するように構成され、該現像剤収容部に補給する現像剤
    を収容する補給現像剤収容器とを有する回動型現像装置
    と、該現像剤収容部の現像剤の残量を検知することによ
    り該残量の不足を現像剤ニアエンドとして判別する現像
    剤ニアエンド判別手段とを備え、該回動軸を中心に該回
    動型現像装置を回動させて任意の現像器を該潜像担持体
    に対向する現像位置に移動させて現像を行い、該回動に
    より該補給現像剤収容部から該現像剤収容部に現像剤を
    補給する画像形成装置において、該現像剤ニアエンドを
    判別した場合には、該回動型現像装置を少なくとも1回
    動させる現像剤補給動作を行った後に、再び該現像剤ニ
    アエンドが判別された該現像剤収容部の現像剤の残量を
    再検知し、続けて該現像剤ニアエンドを判別した場合に
    は、該現像剤収容部が該現像剤ニアエンドである旨を操
    作者に報知することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、上記現
    像剤ニアエンドが判別された、上記現像剤収容部及び上
    記現像器、の内部に残留する現像剤を用いて、形成画像
    の品質を確実に低下させることなく上記現像を行うこと
    ができる現像動作回数をリザーブ動作回数として記憶し
    ており、任意の現像器のみを上記現像位置で連続して動
    作させる連続現像動作を行っているときに、該現像器の
    該現像剤ニアエンドを判別した場合には、上記現像剤補
    給動作を行う前に、該リザーブ動作回数と、該連続現像
    動作を行うべき残り回数とを比較し、該リザーブ動作回
    数が該残り回数よりも多いときには、該残り回数の該連
    続現像動作を行った後に該現像剤補給動作及び該現像剤
    補給動作以降の動作を行うことを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、上記現
    像器の現像剤の残量を検知する手段を設け、上記リザー
    ブ動作回数と、上記連続現像動作を行うべき残り回数と
    を比較した際に該リザーブ動作回数が該残り回数よりも
    少ないときには、該リザーブ動作回数の該連続現像動作
    を行った後に該残量を検知し、該残量の検知結果に応じ
    て、該残り回数と該リザーブ動作回数との差である最終
    残り回数の該連続現像動作を更に行った後に上記現像剤
    補給動作を行うか、あるいは、該現像剤補給動作を行っ
    た後に該最終残り回数の該連続現像動作を行うかを決定
    することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3の画像形成装置において、上記現
    像器の上記残量の検知結果に基づいて、形成画像の品質
    低下を引き起こす直前の該残量の状態を現像剤エンドと
    して判別する現像剤エンド判別手段を設け、該現像剤エ
    ンドを判別した場合には、上記連続現像動作を中断して
    上記現像剤補給動作を行った後に、再び該残量を検知
    し、続けて該現像剤エンドを判別した場合には、該現像
    剤エンドである旨を操作者に報知するとともに、該現像
    剤エンド及び上記現像剤ニアエンドを判別しなくなるま
    で該連続現像動作を中断することを特徴とする画像形成
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005195823A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びプログラム
US7478900B2 (en) 2006-03-01 2009-01-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Toner remain amount detecting method, image forming apparatus and MFP
JP2010049200A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Ricoh Co Ltd 消耗品管理システム、消耗品管理方法及び消耗品管理プログラム

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