JP2001356582A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001356582A
JP2001356582A JP2000178026A JP2000178026A JP2001356582A JP 2001356582 A JP2001356582 A JP 2001356582A JP 2000178026 A JP2000178026 A JP 2000178026A JP 2000178026 A JP2000178026 A JP 2000178026A JP 2001356582 A JP2001356582 A JP 2001356582A
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toner
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developing
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JP2000178026A
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Kun Chin
クン 沈
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、トナーエンドを誤検知し、トナ
ーエンド検知時にトナー収容部内のトナー残量が多いと
いう課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、トナーの種類に応じてトナ
ー残量検知手段275のトナー残量検知に用いる電磁波
の発生量を変更するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の画像形成装置及びトナー残量検知方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた画像形成装置にお
いては、像担持体上の静電潜像を現像する現像部と、こ
の現像部に補給するトナーを収容したトナー収容部とを
有し、装置内のトナーが画像形成によって消費されるの
で、トナー収容部内のトナー残量が無くなって現像部内
のトナーが不足すれば、形成画像が薄くなったり、形成
画像の一部が部分的にかすれたりして良好な画像形成が
できなくなってしまう。
【0003】この問題を防止するために、トナー収容部
内のトナーの存在を光や超音波などを用いて直接に検知
してトナーニアエンド(トナー収容部が空になった状
態)し、トナーエンド(トナー収容部が空になった時点
からそのまま所定の枚数だけ画像形成を行った時点にお
ける状態)を検知する方式や、像担持体上に所定の基準
トナー像を形成してその画像濃度を光学的に検知したり
現像部内の現像剤のトナー濃度を検知したりすることに
よりトナー収容部内のトナー残量を検知してトナーエン
ドを間接的に検知する方式が種々知られている。
【0004】トナーエンドを間接的に検知する方式は、
トナー収容部内のトナーが無くなってから、トナーエン
ドを検知するまでに要する時間が長いので、トナーニア
エンドになったときに形成画像の画質の変動が大きい。
このため、最近は、トナーエンドを光により直接的に検
知する方式が多く使われている。この方式には、特開平
10−153908号公報記載のトナーエンド検知方式
などがある。
【0005】特開平10−153908号公報記載のト
ナーエンド検知方式は、トナーを収容するトナー収容部
の壁部分に形成された光透過部に対向するトナー収容部
外の発光部及び受光部を有し、この発光部から発せられ
て前記光透過部及び前記トナー収容部内を通過した光を
前記受光部で受光することにより前記トナー収容部内の
トナーの残量を検知してトナーニアエンドを検知し、こ
のトナーニアエンドから所定の枚数の画像形成後にトナ
ーエンドとする方式において、前記トナー収容部の前記
光透過部を有する壁部分におけるトナーとの接触面を、
この接触面に対する垂線の傾き方向が水平よりも下を向
くように構成したものである。
【0006】画像形成装置には、白黒画像を形成するも
のや、カラー画像を形成するカラー画像形成装置があ
る。カラー画像形成装置には、各像担持体上の静電潜像
をそれぞれ現像してブラック、イエロー、シアン、マゼ
ンタの各色のトナー像とする複数の現像部と、この複数
の現像部に補給するブラック、イエロー、シアン、マゼ
ンタの各色のトナーをそれぞれ収容した複数のトナー収
容部とをそれぞれ有する複数の画像形成部を備え、各像
担持体上のブラック、イエロー、シアン、マゼンタの各
色のトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成するもの
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記カラー画像形成装
置では、上記特開平10−153908号公報記載のト
ナーエンド検知方式を1つ用いて、複数のトナー収容部
内のトナー残量を検知する場合には、トナー収容部内の
トナーが無くなっても、トナー収容部内の残留トナーが
光透過部に付着してしまって光透過部の光透過性が悪く
なってしまう。光透過部に付着したトナーの光透過性は
図14に示すようにトナーの色によって異なる。上記発
光部の発光光量は各トナー収容部内にそれぞれ収容され
る4色のトナーともその残量を検知できるような出力に
設定されている。
【0008】ところが、図14に示すようにカラートナ
ー(イエロー、シアン、マゼンタの各色のトナー)の光
透過性はブラックトナーの光透過性よりかなり良いの
で、カラートナーが収容されているトナー収容部内のト
ナーが完全に無くなる前に光がカラートナーを透過する
ようになってトナーニアエンドを検知してしまうことに
よりトナーエンドを誤検知し、トナーエンド検知時にト
ナー収容部内のトナー残量が多いという問題点があっ
た。
【0009】本発明は、トナーエンドの誤検知を防止す
ることができ、トナーエンド検知時にトナー収容部内の
トナー残量が多いという問題を解決することができる画
像形成装置及びトナー残量検知方式を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、像担持体上の静電潜像を現
像する現像部と、この現像部に補給するトナーを収容し
たトナー収容部と、このトナー収容部内に設けられた被
検知部を有し、前記トナー収容部内のトナー残量が所定
の量より少なくなって前記被検知部が前記トナー収容部
内のトナーで埋まらなくなるかどうかによる電磁波の通
過の有無を検知することによって前記トナー収容部内の
トナー残量を検知するトナー残量検知手段とを備えた画
像形成装置において、前記トナーの種類に応じて前記ト
ナー残量検知手段のトナー残量検知に用いる電磁波の発
生量を変更するものである。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記トナー残量検知手段は電磁波
発生量を変更することが可能なセンサを用いるものであ
る。
【0012】請求項3に係る発明は、像担持体上の静電
潜像を現像する現像部と、この現像部に補給するトナー
を収容したトナー収容部とを有する画像形成装置のトナ
ー残量検知方式であって、前記トナー収容部内に設けら
れた被検知部を有し、前記トナー収容部内のトナー残量
が所定の量より少なくなって前記被検知部が前記トナー
収容部内のトナーで埋まらなくなるかどうかによる電磁
波の通過の有無を検知することによって前記トナー収容
部内のトナー残量を検知するトナー残量検知手段を備え
たトナー残量検知方式において、前記トナーの種類に応
じて前記トナー残量検知手段のトナー残量検知に用いる
電磁波の発生量を変更するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は本発明の一実施例の概略を
示す。この実施例は、画像形成装置である電子写真式カ
ラー複写機(以下、カラー複写機という)の一例であ
る。このカラー複写機は、カラー画像読取装置(以下、
カラースキャナという)1、カラー画像記録装置(以
下、カラープリンタという)2、給紙バンク3、後述す
る制御部等で構成されている。
【0014】カラースキャナ1は、コンタクトガラス1
21上の原稿4を照明ランプ122により照明してその
反射光をミラー群123a,123b,123c及びレ
ンズ124を介してカラーセンサ125に結像し、原稿
4のカラー画像情報を、例えば赤,緑,青(以下、それ
ぞれR,G,Bという)の色成分に分解して各色分解光
毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。
【0015】カラーセンサ125は、本例ではR,G,
Bの色分解を行う色分解手段とCCDのような光電変換
素子で構成され、原稿4の画像をR,G,B3色のカラ
ー画像に色分解してその3色のカラー画像を同時に読み
取る。このカラースキャナ1で得たR,G,B3色の画
像信号は、その強度レベルをもとにして図示しない画像
処理部で色変換処理等が行われてブラック(以下、Bk
という),シアン(以下、Cという),マゼンタ(以
下、Mという),イエロー(以下、Yという)のカラー
画像データとなる。
【0016】このBk,C,M,Yのカラー画像データ
を得るためのカラースキャナ1の動作は次のとおりであ
る。カラースキャナ1は、後述のカラープリンタ2の動
作とタイミングを取ったスキャナスタ−ト信号を受けて
照明ランプ122及びミラー群123a,123b,1
23c等からなる光学系が矢印のように左方向へ原稿4
を走査し、1回の走査毎に1色のカラー画像データを得
る。カラースキャナ1がこの動作を合計4回繰り返すこ
とによって画像処理部から順次にBk,C,M,Yの4
色のカラー画像データが得られる。この4色のカラー画
像データは、カラープリンタ2で順次に顕像化されつ
つ、これらが重ね合わされて最終的な4色フルカラー画
像が形成される。
【0017】カラープリンタ2は、像担持体としての感
光体ドラム200、露光手段としての書き込み光学ユニ
ット220、現像手段としてのリボルバ現像ユニット2
30、中間転写装置260、定着装置270等で構成さ
れている。感光体ドラム200は図示しない駆動部によ
り回転駆動されて矢印のように反時計方向に回転する。
感光体ドラム200の周りには、感光体クリーニング装
置201、除電ランプ202、帯電手段としての帯電チ
ャージャ203、電位検出手段としての電位センサ20
4、リボルバ現像ユニット230の選択された現像器、
現像濃度パターン検知器205、中間転写装置260の
中間転写ベルト261などが配置されている。
【0018】また、書き込み光学ユニット220は、カ
ラースキャナ1から画像処理部を介して入力されたカラ
ー画像データを光信号に変換し、この光信号により、帯
電チャージャ203で一様に帯電された感光体ドラム2
00を露光してその表面に原稿4の画像に対応した光書
き込みを行い、感光体ドラム200上に静電潜像を形成
する。
【0019】この書き込み光学ユニット220は、光源
としての半導体レーザ221、図示しないレーザ発光駆
動制御部、ポリゴンミラー222とその回転駆動用モ−
タ223、f/θレンズ224、反射ミラー225など
で構成されている。レーザ発光駆動制御部は画像処理部
からの画像データにより半導体レーザ221を駆動して
発光させ、ポリゴンミラー222はモ−タ223により
回転駆動されて半導体レーザ221からのレーザ光を偏
向走査する。ポリゴンミラー222からのレーザ光がf
/θレンズ224、反射ミラー225を経由して感光体
ドラム200に照射されることにより感光体ドラム20
0が画像データに従って露光される。
【0020】リボルバ現像ユニット230は、Bk現像
器231K、C現像器231C、M現像器231M、Y
現像器231Y、及びユニット全体を反時計回りに回転
させる後述の現像リボルバ駆動部などで構成されてい
る。このリボルバ現像ユニット230に設置された各現
像器231K,231C,231M,231Yは、感光
体ドラム200上の静電潜像を現像するために現像剤の
穂を感光体ドラム200の表面に接触させて回転する現
像剤担持体としての現像ローラと、回転に伴って現像剤
を攪拌し汲み上げる現像剤パドル、及び現像ローラを時
計方向に回転させる後述の現像ローラ駆動部などで構成
されている。各現像器231K,231C,231M,
231Y内の2成分現像剤はトナーとフェライトキャリ
アとが撹拌によってそれぞれ負極性及び正極性に帯電さ
れる。また、各現像ローラには図示しない現像バイアス
印加手段としての現像バイアス電源によって負の直流電
圧Vdc(直流成分)に交流電圧Vac(交流成分)が重畳
された現像バイアス電圧が印加され、現像ローラが感光
体ドラム200の金属基体層に対して所定電位にバイア
スされる。
【0021】待機状態では、リボルバ現像ユニット23
0はBk現像器231Kが現像位置に位置するホームポ
ジションで停止しており、画像形成動作が開始される
と、カラースキャナ1が所定のタイミングでBk画像デ
ータを得るための原稿画像の読み取りを開始する。カラ
ースキャナ1からの画像データは画像形成部によりBk
画像データに変換され、このBk画像データに基づき書
き込み光学ユニット220が感光体ドラム200に対す
るレーザ光による光書き込みを行って静電潜像を形成す
る。以下、Bk画像データによる静電潜像をBk潜像と
言い、C画像データによる静電潜像,M画像データによ
る静電潜像,Y画像データによる静電潜像をそれぞれC
潜像、M潜像、Y潜像という。
【0022】Bk現像器231Kは、感光体ドラム20
0上のBk潜像の先端部から現像すべく現像位置にBk
潜像先端部が到達する前に、Bk現像ローラが回転を開
始して感光体ドラム200上のBk潜像をBkトナーで
現像する。Bk現像器231Kは、以後感光体ドラム2
00上のBk潜像領域の現像動作を続けるが、感光体ド
ラム200上の静電潜像後端部が現像位置を通過した時
点で、速やかに次のC現像器231Cが現像位置にくる
まで、リボルバ現像ユニット230が回転する。これは
少なくとも、次のC潜像先端部が現像位置に到達する前
に完了する。
【0023】中間転写装置260は、中間転写体として
の中間転写ベルト261、ベルトクリーニング装置26
2、転写手段としての紙転写コロナ放電器(以下、紙転
写器という)263などで構成されている。中間転写ベ
ルト261は、駆動ローラ264a、転写対向ロ−ラ2
64b、クリーニング対向ロ−ラ264c及び従動ロ−
ラ群に張架されており、図示しない駆動モ−タにより駆
動される。この中間転写ベルト261の材質は、ETF
E(エチレンテトラフロロエチレン)であり、その電気
抵抗が表面抵抗で108〜1010Ω/cm2程度である。
【0024】ベルトクリーニング装置262は、入口シ
−ルと、ゴムブレ−ドと、排出コイルと、入口シ−ル及
びゴムブレ−ドの接離機構等で構成されており、1色目
のBk画像が中間転写ベルト261に転写された後、
2、3、4色目の画像が中間転写ベルト261に転写さ
れる間は接離機構によって中間転写ベルト261面から
入口シ−ル、ブレ−ドが離間される。紙転写器263
は、コロナ放電方式にてAC電圧+DC電圧、又はDC
電圧のみが電源から印加され、中間転写ベルト261上
の4色重ねトナー像を後述の転写紙に一括して転写す
る。
【0025】給紙装置を構成する転写紙カセット207
及び給紙バンク3内の転写紙カセット300a,300
b,300cには各種サイズの転写紙5が収納されてお
り、指定されたサイズの転写紙5が転写紙カセット20
7又は給紙バンク3から給紙コロ208,301a,3
01b,301cによって給紙されてレジストロ−ラ対
209へ搬送される。また、OHP用紙や厚紙などの手
差し給紙用にプリンタ2の右側面に手差しトレイ210
がある。
【0026】上記構成のカラー複写機において、カラー
画像形成サイクルが開始されると、まず感光体ドラム2
00は矢印の反時計方向に、中間転写ベルト261は矢
印の時計回りに図示しない駆動モ−タによって回転され
る。中間転写ベルト261の回転に伴って感光体ドラム
200上にBkトナー像形成が行われてBkトナー像が
感光体ドラム200から中間転写ベルト261上へ転写
手段としてのベルト転写器265により転写され、感光
体ドラム200上にCトナー像、Mトナー像、Yトナー
像が順次に形成されてこれらが感光体ドラム200から
中間転写ベルト261上へベルト転写器265によりB
kトナー像と重ねて転写され、最終的にBk、C、M、
Yの各トナー像を重ね合わせたフルカラー画像が中間転
写ベルト261上に形成される。
【0027】上記Bkトナー像形成は次のように行なわ
れる。帯電チャージャ203はコロナ放電によって感光
体ドラム200を負電荷で約−700Vに一様に帯電す
る。書き込み光学ユニット220は、半導体レーザ22
1が画像形成部からのBkカラー画像信号に基づいて発
光して感光体ドラム200のラスタ露光が行われる。こ
のラスタ露光が行われたとき、当初一様に荷電された感
光体ドラム200は露光された部分が露光光量に比例す
る電荷を消失し、Bk潜像が形成される。
【0028】この感光体ドラム200上のBk潜像にB
k現像器231KのBk現像ローラ上の負帯電のBkト
ナーが接触することにより、感光体ドラム200上の電
荷が残っている部分にはトナーが付着せず、感光体ドラ
ム200上の電荷の無い部分、つまり、露光された部分
にはBkトナーが吸着し、Bk潜像と相似なBkトナー
像が形成される。
【0029】感光体ドラム200上に形成されたBkト
ナー像は、感光体ドラム200と接触状態で等速駆動し
ている中間転写ベルト261の表面にベルト転写器26
5によって転写される。以下、感光体ドラム200から
中間転写ベルト261へのトナー像転写をベルト転写と
いう。感光体ドラム200上の若干の未転写残留トナー
は、感光体ドラム200の再使用に備えて感光体クリー
ニング装置201で清掃される。ここで感光体ドラム2
00から回収されたトナーは回収パイプを経由して図示
しない排トナータンクに蓄えられる。
【0030】感光体ドラム200側では上述のようなB
k画像形成工程の次にC画像形成工程に進み、所定のタ
イミングでカラースキャナ1による原稿画像の読み取り
が始まり、カラースキャナ1からの画像データが画像処
理部でC画像データに変換される。書き込み光学ユニッ
ト220は、半導体レーザ221が画像形成部からのC
画像信号に基づいて発光して感光体ドラム200のラス
タ露光を行い、感光体ドラム200上にC潜像を形成す
る。
【0031】先のBk潜像の後端部が現像位置を通過し
た後で、かつC潜像の先端部が現像位置に到達する前に
リボルバー現像ユニット230の回転動作が行なわれ、
C現像器231Cが現像位置にセットされてC潜像がC
現像器231CによりCトナーで現像される。以後、C
現像器231CはC潜像領域の現像を続けるが、C潜像
の後端部が現像位置を通過した時点で、先のBk現像器
231Bの場合と同様にリボルバー現像ユニット230
が回転動作を行ない、次のM現像器231Mが現像位置
に移動する。これもやはり次のM潜像の先端部が現像位
置に到達する前に完了する。
【0032】感光体ドラム200上に形成されたCトナ
ー像は、中間転写ベルト261の表面にBkトナー像と
重ねてベルト転写器265によってベルト転写される。
感光体ドラム200上の若干の未転写残留トナーは、感
光体ドラム200の再使用に備えて感光体クリーニング
装置201で清掃される。
【0033】感光体ドラム200側では上述のようなC
画像形成工程の次にM画像形成工程に進み、所定のタイ
ミングでカラースキャナ1による原稿画像の読み取りが
始まり、カラースキャナ1からの画像データが画像処理
部でM画像データに変換される。書き込み光学ユニット
220は、半導体レーザ221が画像形成部からのM画
像信号に基づいて発光して感光体ドラム200のラスタ
露光を行い、感光体ドラム200上にM潜像を形成す
る。
【0034】C潜像の後端部が現像位置を通過した後
で、かつM潜像の先端部が現像位置に到達する前にリボ
ルバー現像ユニット230の回転動作が行なわれ、M現
像器231Mが現像位置にセットされてM潜像がM現像
器231MによりMトナーで現像される。以後、M現像
器231MはM潜像領域の現像を続けるが、M潜像の後
端部が現像位置を通過した時点で、リボルバー現像ユニ
ット230が回転動作を行ない、次のY現像器231Y
が現像位置に移動する。これもやはり次のY潜像の先端
部が現像位置に到達する前に完了する。
【0035】感光体ドラム200上に形成されたMトナ
ー像は、中間転写ベルト261の表面にBkトナー像、
Cトナー像と重ねてベルト転写器265によってベルト
転写される。感光体ドラム200上の若干の未転写残留
トナーは、感光体ドラム200の再使用に備えて感光体
クリーニング装置201で清掃される。
【0036】感光体ドラム200側では上述のようなM
画像形成工程の次にY画像形成工程に進み、所定のタイ
ミングでカラースキャナ1による原稿画像の読み取りが
始まり、カラースキャナ1からの画像データが画像処理
部でY画像データに変換される。書き込み光学ユニット
220は、半導体レーザ221が画像形成部からのY画
像信号に基づいて発光して感光体ドラム200のラスタ
露光を行い、感光体ドラム200上にY潜像を形成す
る。
【0037】M潜像の後端部が現像位置を通過した後
で、かつY潜像の先端部が現像位置に到達する前にリボ
ルバー現像ユニット230の回転動作が行なわれ、Y現
像器231Yが現像位置にセットされてY潜像がY現像
器231YによりYトナーで現像される。以後、Y現像
器231YはY潜像領域の現像を続けるが、Y潜像の後
端部が現像位置を通過した時点で、リボルバー現像ユニ
ット230が回転動作を行ない、Bk現像器231Bk
が現像位置に移動する。
【0038】感光体ドラム200上に形成されたYトナ
ー像は、中間転写ベルト261の表面にBkトナー像、
Cトナー像、Mトナー像と重ねてベルト転写器265に
よってベルト転写される。感光体ドラム200上の若干
の未転写残留トナーは、感光体ドラム200の再使用に
備えて感光体クリーニング装置201で清掃される。
【0039】中間転写ベルト261は、このように感光
体ドラム200に順次に形成したBk、C、M、Yの各
トナー像が、同一面に順次に位置合わせして転写される
ことにより4色重ねのトナー像が形成され、この4色重
ねのトナー像が転写紙5に紙転写器263により一括し
て転写される。
【0040】転写紙5は、上記画像形成動作が開始され
る時期に上記転写紙カセット207、給紙バンク3、手
差しトレイのいずれかから給送されてレジストローラ対
209のニップで待機している。レジストローラ対20
9は、紙転写器263に中間転写ベルト261上の4色
重ねトナー像の先端がさしかかるときにちょうど転写紙
5の先端が4色重ねトナー像の先端に一致するように回
転し、転写紙5と4色重ねトナー像とのレジスト合わせ
が行われる。
【0041】転写紙5は、中間転写ベルト261上の4
色重ねトナー像と重ねられて正電位の紙転写器263の
上を通過するときに、紙転写器263によるコロナ放電
電流により正電荷で荷電され、4色重ねトナー画像が転
写される。続いて、転写紙5は、紙転写器263の左側
に配置された図示しないAC+DCコロナによる分離除
電器を通過するときに分離除電器により除電され、中間
転写ベルト261から剥離されて搬送ベルト211に移
る。転写紙5は、紙搬送ベルト211で定着装置270
に搬送され、所定温度に制御された定着ロ−ラ271と
加圧ロ−ラ272のニップ部でトナー像が溶融定着され
て排出ローラ対212で装置本体外に送り出され、図示
しないコピ−トレイに表向きにスタックされる。
【0042】一方、ベルト転写後の感光体ドラム200
の表面は、感光体クリーニング装置201のブラシロ−
ラ、ゴムブレ−ドでクリーニングされ、除電ランプ20
2で均一に除電される。また、転写紙5に4色重ねトナ
ー像を転写した後の中間転写ベルト261の表面に残留
したトナーは、ベルトクリーニング装置262のブレー
ドが再びブレ−ド接離機構で中間転写ベルト261に押
圧することによってクリーニングされる。
【0043】ここで、繰り返して連続的に画像形成を行
うリピ−トコピ−時には、カラースキャナ1の動作及び
感光体ドラム200への画像形成は、1枚目の4色目
(Y)の画像形成工程に引き続き、所定のタイミングで
2枚目の1色目(Bk)の画像形成工程に進む。また、
中間転写ベルト261の方は、1枚目の4色重ねトナー
像の転写紙5への一括転写工程に引き続き、ベルトクリ
ーニング装置262でクリーニングされた領域に2枚目
のBkトナー像がベルト転写される。その後は、1枚目
と同様な動作になる。
【0044】以上は、A4サイズ以下の4色フルカラー
画像を形成するコピ−モ−ドであるが、3色重ね画像を
形成するコピ−モ−ド、2色重ね画像を形成するコピ−
モ−ドの場合は、指定された色と回数の分について、上
記と同様な動作を行うことになる。また、単色画像を形
成するコピ−モ−ドの場合は、設定枚数の画像形成が終
了するまでの間、リボルバ現像ユニット230の指定色
の現像器のみが現像作動状態になり、ベルトクリーニン
グ装置262のブレ−ドが中間転写ベルト261に押圧
した状態のまま連続して画像形成動作が行われる。
【0045】また、A3サイズのフルカラー画像を形成
するコピーモードの場合には、中間転写ベルト261が
1周するごとに1色のトナー像を形成し、中間転写ベル
ト261の4回転で4色のトナー像を形成していくのが
望ましいが、装置全体を小さく、つまり中間転写ベルト
261の周長を抑え、小サイズの画像を形成する場合の
コピースピードを確保し、かつ最大サイズの画像形成時
のコピースピードも落さないようにするためには、中間
転写ベルト261が2周する間に1色のトナー像を形成
するのが好ましい。
【0046】この場合には、Bkトナー像が中間転写ベ
ルト261に転写された後、次の中間転写ベルト261
の1周では、カラープリンタ2における現像及び転写が
行なわれずに空回転し、その次の1周で次色のCトナー
による現像が行われ、そのCトナー像が中間転写ベルト
261に転写されるように各色画像形成工程が順次に行
われていく。このとき、現像器切り換えのためのリボル
バ現像ユニット230の回転動作は、上記空回転時に行
われる。
【0047】次に、リボルバ現像ユニット230につい
て説明する。図3は、現像器231K,231C,23
1M,231Yが一体となったリボルバ現像ユニット2
30の内部構造を示す断面図である。図3では、感光体
ドラム200に対向する現像位置にあるのがBk現像器
231Kの現像室であり、図中時計回りの順に、C現像
器231Cの現像室、M現像器231Mの現像室、Y現
像器231Yの現像室となっている。
【0048】ここで、4つの現像室の内部構造は全く同
じであるので、以下、図3で現像位置にあるBk現像器
231Kを代表としてその内部構造を説明する。現像ケ
ーシング230Aにより形成される現像室は、感光体ド
ラム200に向けた開口部が形成され、この開口部を介
して一部が露出するように、図示しない磁界発生手段で
あるマグネットローラを内包する現像剤担持体としての
現像ローラ231KRが設けられている。
【0049】また、現像室内には、現像ローラ231K
Rに担持されて感光体ドラム200との対向部へ搬送さ
れる現像剤の量を規制するドクタブレード231KD
と、このドクタブレード231KDで規制されて現像室
内に押し留められた現像剤の一部を中心軸線方向に沿っ
て奥側から手前側へ搬送する上搬送スクリュー231K
Sと、スクリューケース231KCと、現像室内の現像
剤を撹拌する撹拌パドル231KPとが設けられてい
る。
【0050】この撹拌パドル231KP内には、中心軸
線方向に沿って手前側から奥側へ現像剤を搬送する下搬
送スクリュー231KSPが収容されている。この下搬
送スクリュー231KSPの下方の現像ケーシング23
0Aには、現像室内の現像剤を回収するための図示しな
い剤回収口が形成され、常時は剤回収用フタ231KZ
で閉じられている。
【0051】図4は、上記リボルバ現像ユニット230
におけるトナー循環経路を示す断面図である。スクリュ
ーケース231KC内において、ドクタブレード231
KDで規制されて上搬送スクリュー231KSにより図
中右側から左側へ搬送された現像剤は、前側板231F
Fの開口部を通過して落下部232から下搬送スクリュ
ー231KSP上に落下し、さらに下搬送スクリュー2
31KSPにより図中左側から前側板231FFの開口
部を通過して右側へ搬送される。これにより、現像ロー
ラ231KR(図3参照)は、撹拌パドル231KP上
に存在する現像剤を担持して汲み上げ、現像領域へ搬送
する。
【0052】現像ローラ231KR上の現像剤のうちド
クタブレード231KDで規制された現像剤は、スクリ
ューケース231KC内に落下し、このスクリューケー
ス231KCで現像ローラ231KRの有効幅内に搬送
され、この有効幅内の撹拌パドル231KPの中空円筒
部の図示しない現像剤排出口から現像室内に排出され、
再び現像ローラ231KRに担持される。つまり、現像
室内での現像剤のいわゆる横撹拌が行われる。
【0053】撹拌パドル231KPの中空円筒部の図示
しない現像剤排出口から現像室下部に排出された現像剤
は、撹拌パドル231KPの回転によりその撹拌板部に
おいていわゆる縦撹拌が行われる。また、図示しないト
ナー補給ローラの回転により下搬送スクリュー231K
SP上に落下したトナーQは、下搬送スクリュー231
KSPにより落下部232まで搬送され、ここで上搬送
スクリュー231KSから落下した現像剤内に取り込ま
れて互いに混合され、この混合された現像剤が図示しな
い現像剤排出口から現像室内に入ることにより、現像室
内の現像剤のトナー濃度が上昇する。
【0054】次に、トナー補給について説明する。図5
は、上記リボルバー現像ユニット230のトナー補給部
の内部構造を示す断面図であり、図3に示すようにBk
現像器231Kが現像位置にあるときの状態を示してい
る。上記トナー補給部は、各色に対応したトナー収容器
としてのトナーカートリッジ230KT、230CT、
230MT、230YTにより構成されている。このう
ち、黒用のトナーカートリッジ230KTは、黒トナー
の使用頻度が高いためにリボルバ現像ユニット230の
中心部分に設置されている。
【0055】このトナーカートリッジ230KTは、紙
面垂直方向に長く容量をもたせており、リボルバ現像ユ
ニット230の回転とともにBKトナー受入用ケース2
30KTHにトナーが補給されるように構成されてい
る。このBKトナー受入用ケース230KTHとトナー
を搬送する下搬送スクリュー231KSPとの間には、
トナー補給ローラ230KRを回転させるトナー補給モ
ータ230HMが配置されている。また、その他のトナ
ーカートリッジ230CT、230MT、230YT
は、各トナーカートリッジ230CT、230MT、2
30YTの略凹形状に形成された部分と、各トナー受入
用ケース230CTH、230MTH、230YTHの
略凸形状に形成された部分とが嵌合した状態で組み付け
られている。
【0056】4つのトナー受入用ケース230KTH、
230CTH、230MTH、230YTHの内、各カ
ラー現像器231C,231M,231Yに対応した3
つのカラートナー受入用ケース230CTH、230M
TH、230YTHは、対応する現像室が現像位置に位
置するときにトナー補給ローラ230CR、230M
R、230YRの上方になる個所にトナー受入れ口が形
成された周壁部を有する。この周壁部が、図6に示すよ
うに、リボルバ現像ユニットの回転軸と平行なスライド
によりトナー排出口を下向きにして上記トナー受入れ口
に一致させるようにカラートナーカートリッジ230C
T、230MT、230YTを取り付けるカラートナー
収容器取付部234になっている。
【0057】他方、黒現像器231Kに対応した黒トナ
ー受入用ケース230KTHは、図5に示すように、カ
ラートナー受入用ケース230CTH、230MTH、
230YTHにカラートナーカートリッジ230CT、
230MT、230YTを取り付けた状態の両者の全体
周壁形状とほぼ同一形状の周壁形状をしている。この周
壁部分のリボルバ現像ユニット中心線に面した個所に
は、黒トナーカートリッジ230KTのトナー排出口2
30KHに対応する形状のトナー受入れ口が形成されて
いる。このトナー受入れ口は、リボルバ現像ユニット回
転軸に平行な支軸により一端が回動自在に軸支されたシ
ャッタ230KSによって内側から塞ぐことができるよ
うになっている。
【0058】Bk現像器231Kへのトナー補給を実施
する場合は、まずトナー補給モータ230HMによりト
ナー補給ローラ230KRを回転させる。すると、トナ
ーカートリッジ230KTやBKトナーホッパ230K
TH内のトナーが、下搬送スクリュー231KSP(図
4参照)上に落下して下搬送スクリュー231KSPの
回転とともに搬送され、混合撹拌されながら前側板23
1FF(図4参照)の開口部を通過してBk現像器23
1K内に送られる。
【0059】図1は、本実施例の制御系の構成を示す。
制御手段としての制御部500は、本実施例の上記電子
写真プロセスや紙搬送処理を制御する部分であり、演算
制御処理を実行するCPU(中央処理装置)500A
と、上記演算制御処理のための基本プログラム及びこれ
らの処理のための基本データを蓄積しているROM50
0Bと、各種データを一時的に格納及び退避させるため
のRAM500Cと、外部機器と接続するためのI/O
インターフェース500Dとを備えている。
【0060】I/Oインターフェース500Dの入力側
には、トナー残量検知センサ275、感光体ドラム20
0と対向配置されている光学センサ(発光素子及び受光
素子との組み合わせからなる現像濃度パターン検知器)
205、電位センサ(電位検出器)204、BK用カー
トリッジセンサ273、カラー用カートリッジセンサ2
74がそれぞれ接続されている。
【0061】電位センサ204は、現像位置前で感光体
ドラム200の表面電位を検出するためのセンサであ
る。各カートリッジセンサ273及び274は、トナー
カートリッジの交換の有無を検出するための光学センサ
である。トナー残量検知センサ275は、トナーカート
リッジ内のトナー残量が所定の量よりも低下したか否か
を検知するためのセンサである。
【0062】I/Oインターフェース500Dの出力側
には、現像バイアス印加手段を含む現像バイアス制御駆
動部502、帯電制御駆動部503、トナー補給駆動部
504、レーザ発光駆動部505、現像剤担持体駆動手
段としての現像ローラ駆動部501、現像リボルバ駆動
部506、像担持体駆動手段としての感光体駆動部50
7がそれぞれ接続されている。
【0063】上述したようなトナー補給のための動作
(以下、リカバリ動作という)が実施される場合には、
その制御は制御部500によって行われる。具体的に
は、感光体ドラム200上に基準パターンを形成し、そ
の反射光量を現像濃度パターン検知器205で検出す
る。制御部500のCPU500Aは、現像濃度パター
ン検知器205で検出された反射光量から基準パターン
のトナー付着量を算出し、そのトナー付着量と画像面積
とから、適切なトナー補給量を決定する。CPU500
Aがその決定したトナー補給量に基づいてトナー補給駆
動部504を制御し、リカバリ動作が実行される。
【0064】次に、トナー付着量の算出について説明す
る。図7は、本実施例で使用した光学センサである現像
濃度パターン検知器205の出力特性を示す。特性曲線
aは黒トナーに対する現像濃度パターン検知器205の
出力特性を示し、特性曲線bはカラートナーに対する現
像濃度パターン検知器205の出力特性を示している。
この現像濃度パターン検知器205の出力特性は、顕像
化後の基準パターンのトナー付着量が少ないときにその
反射光量が増えて該検知器205の出力、すなわちVsp
の値が上昇する。逆に、顕像化後の基準パターンのトナ
ー付着量が多いときにその反射光量が減ってVspの値が
下降する。ただし、特性曲線bから分かるようにカラー
トナーの場合はトナー付着量が所定以上になるとトナー
表面からの反射光が増えて再びゆるやかに上昇する特性
を持っている。
【0065】現像濃度パターン検知器205の出力特性
は、図7の特性曲線bで示すようなカラートナーの場合
には、感光体ドラム200の地肌部の反射光量(Vsg
=4.0)に対してダイナミックレンジが特性曲線aで
示すような黒トナーの場合に比して狭い。これは、カラ
ートナーの場合、カラートナー表面からの直接反射光
が、感光体ドラム200からの反射光に対して多くなる
ために起こる現象である。現像濃度パターン検知器20
5の出力特性が飽和するVsp値(以下、Vminとい
う)は、現像濃度パターン検知器205として用いる光
学センサの特性、感光体ドラム200、現像条件などの
ばらつきによって変化するため、次式によって規格化し
ている。 k=(Vsp−Vmin)/(Vsg−Vmin) 次に、トナー補給制御時の処理について説明する。図8
はトナー補給制御を示すフローチャートである。制御部
500は、まずレーザ発光駆動部505などを制御して
感光体ドラム200上に中間調の静電潜像を基準パター
ンとして形成する(ステップS1)。この場合、感光体
ドラム200は、帯電チャージャ203により一様に帯
電されて書き込み光学ユニット220によりレーザ光で
露光されて基準パターンの静電潜像が形成される。
【0066】この基準パターンの静電潜像の電位は電位
センサ204によって読み込まれ、制御部500は基準
パターンの潜像電位に対する電位センサ204の出力値
をRAM500Cに格納する(ステップS2)。その
後、上記基準パターンの静電潜像はリボルバ現像ユニッ
ト230の現像器によって現像されることで、基準パタ
ーンのトナー像となる。この場合、制御部500は、リ
ボルバ現像ユニット230の現像位置に位置している現
像器に現像バイアス制御駆動部502を介して、RAM
500Cに格納された電位に対して一定のポテンシャル
Vpp(本実施例においてはブラック:130V,カラ
ー:130Vで、図示しない環境補正テーブルによって
高温高湿で−10V、低温低湿で+10Vの補正を行っ
たもの)を加えた現像バイアスを印加する。
【0067】現像濃度パターン検知器205は、基準パ
ターンのトナー像に対して反射光量(濃度)を検出し
(ステップS3)、制御部500は現像濃度パターン検
知器205の出力値から上記式によって規格化したトナ
ー付着量kを算出する(ステップS4)。制御部500
は、このようにして求めた規格化したトナー付着量kか
ら、予め定められた規格化したトナー付着量とトナー補
給量との関係を示すテーブル(図示せず)を参照してト
ナー補給量を求め、このトナー補給量に基づいて上記ト
ナー補給モータを制御することにより上記トナー補給部
から上記現像器へトナー補給を行う(ステップS5)。
【0068】次に、この実施例におけるトナーニアエン
ド及びトナーエンドの検知について説明する。この実施
例においては、トナーカートリッジ230KT、230
CT、230MT、230YTが空になった状態を、ユ
ーザに対して該トナーカートリッジの交換を促すべき状
態であるトナーニアエンドの状態として扱う。本実施例
においては、トナーニアエンドの時にはトナーカートリ
ッジ中にトナーが存在しない状態となっている。この実
施例では該トナーカートリッジの交換は現像位置におい
て行う。
【0069】また、トナーカートリッジ230KT、2
30CT、230MT、230YTが空になった時点か
ら、その空になったトナーカートリッジを交換すること
なく、所定の枚数だけ画像形成を行った時点におけるそ
の空になったトナーカートリッジの状態を、トナーエン
ドの状態として扱う。この所定の枚数は、例えば、トナ
ーエンド状態になった時点におけるトナー受入用ケース
の内部のトナーを消費し、各現像室内のトナーを消費す
るまでに画像形成可能な画像形成枚数を、平均的な画像
形成におけるトナー消費量を考慮して予測したものであ
る。なお、トナーエンドの検知には、トナーニアエンド
になった時点以後の画像データによりトナー消費量を計
算してトナーエンドを検知する方式などを用いてもよ
い。
【0070】この実施例では、上記トナーニアエンド
を、トナー受入用ケース内のトナー量によって検知す
る。このため、図6にカラートナー用のトナー受入用ケ
ースの一つ230MTHを例にして示すように、トナー
受入用ケース230MTHの装置前側の端壁部分230
MTHaに、トナー残量検知用の被検知部としての中空
の発光部対向凹部235Ma及び受光部対向凹部235
Mbをトナー受入用ケース230MTH内側に突出させ
て形成しており、発光部対向凹部235Ma及び受光部
対向凹部235Mbの内側にはトナー受入用ケース23
0MTH内のトナーが入らない。以下、このトナー受入
用ケース230MTHを例にして説明するが、他のカラ
ートナー用のトナー受入用ケースや黒トナー用のトナー
受入用ケースについても同様である。
【0071】発光部対向凹部235Ma及び受光部対向
凹部235Mbは、図中上下方向での具体的な位置とし
ては、図6に示すように、トナー受入用ケース230M
TH内であって、トナー補給ローラ230MR及び、該
ローラとケース内壁面とをシールするシール部材230
MRaで区画された下搬送スクリュウ231MSP側と
トナーカートリッジ内部側のうち、トナーカートリッジ
内部側に設けられている。
【0072】図示の例では、図6中のY−Y線による断
面を示す図9(b)のように、発光部対向凹部235M
a及び受光部対向凹部235Mbは、トナー補給ローラ
230MRの上側であって、リボルバ現像ユニット23
0の回転に伴いマゼンタ現像器231Mが現像ポジショ
ンに位置してトナーカートリッジ230MTから落下し
てきたトナーに没する位置に設けられている。
【0073】図6中のX−X線による断面を示す図9
(a)や上記図9(b)に示すように、現像ポジション
に位置する現像器に対応するトナー受入用ケース230
MTHの両凹部235Ma,235Mbに対向するよう
に、発光部としての赤外LEDからなる発光素子236
及び受光部としてのリモコン用受光素子237が装置本
体側に設けられて同一の基板に取り付けられている。す
なわち、本実施例では、発光素子236及び受光素子2
37は、現像器が現像ポジションに位置するときに、該
現像器に対応するトナー受入用ケース230MTH内の
トナー残量を検知する。なお、発光素子236、受光素
子237は上述のトナー残量検知センサ275を構成す
るものである。上記両凹部235Ma,235Mb及び
トナー残量検知センサ275によって、上記トナー受入
用ケース内のトナー残量を検知するトナー残量検知手段
が構成されている。
【0074】図9(a)において、上記一対の中空の凹
部235Ma,235Mbの互いに対向する壁面部に
は、発光素子236からの光に対して透明な透過部23
8a,238bを有している。また、発光部対向凹部2
35Maには、発光素子236からの光を発光部対向凹
部235Maにおける透過部238aに向けて反射する
反射部239aを形成するとともに、受光部対向凹部2
35Mbには、受光部対向凹部235Mbにおける透過
部238bを透過してきた光を受光素子237に向けて
反射させる反射部239bを形成している。
【0075】図示の例では、トナー受入用ケース230
MTHの装置前側の端壁部分230MTHaに四角窓を
形成し、この窓に例えばポリカーボネート(以下、PC
という)のような透明な材質からなる中空の三角柱状部
材をはめ込んで上記各凹部235Ma,235Mbを構
成している。そして、各凹部235Ma,235Mb
は、他の部分よりも光反射率の高い部材、例えば銀色の
反射テープ100a,100bを貼り付けて反射部23
9a,239bを構成している。これに代え、反射部2
39a,239bのみを他の部分よりも光反射率の高い
部材を用いて構成したり、反射部239a,239bに
のみ金を蒸着したりしてもよい。
【0076】なお、発光素子236の光源として指向角
の広い光源を採用した場合には、本来受光素子237で
受光されるべき光以外に、発光素子236及び受光素子
237が対向しているトナー受入用ケース230MTH
の端壁部分230MTHaに入射してその肉厚部を伝播
し、結果的に受光素子237で受光される伝播光が生じ
てしまう。そして、この光も受光素子237で検知され
て検知出力におけるノイズとして現れるため、トナーが
あるにもかかわらず無いと誤検知してしまう恐れがあ
る。
【0077】これを防止するためには、例えば、トナー
受入用ケース230MTHの端壁部分230MTHa
を、該端壁部分230MTHaの肉厚部を光が伝播しな
い材料として、例えば黒のPCを用いて構成する。これ
に代え、上記発光素子236と受光素子237とにそれ
ぞれ対向している上記トナー受入用ケース230MTH
の壁部分を、発光素子236から発せられた光の一部
が、前記壁部分のうち発光部対向凹部235Ma及び受
光部対向凹部235Mb以外の端壁部分230MTHa
で反射したとしても、この反射光が受光素子237で受
光されない方向に反射されるように構成してもよい。
【0078】また、上記トナー残量検知は、リボルバ現
像ユニット230の回転により所定の現像器を現像ポジ
ションに位置させた時点でリボルバ現像ユニット230
の回転を停止した状態で該所定の現像器についてのトナ
ー受入用ケースについて行うため、この停止状態で、検
知対象のトナー受入用ケース、例えばマゼンタトナー受
け入れ用ケース230MTHにおける両凹部235M
a,235Mbの各透過部238a,238bが鉛直方
向に並んで配設されていると、現像によってトナー受入
用ケース230MTH内のトナーが消費されても、重力
方向の下側に位置する透過部にトナーが残留してしまう
ことがある。透過部にこのようなトナーが残留してしま
うと、トナー受入用ケース230MTH内にトナーがほ
とんど存在しないにもかかわらず、まだトナー受入用ケ
ース230MTH内にトナーが存在していると検知して
誤検知につながってしまう。
【0079】よって、トナー残量検知の際にトナー受入
用ケース230MTH内にトナーが残留しないような態
様で、透過部238a,238bの各面を対向配置する
ことが望ましい。例えば、図示の例のように、透過部2
38a,238bの対向面が重力方向に平行になるよう
に対向配置する。このような配置にすることによって、
トナーが重力により透過部238a、238bに滞留し
にくくさせることができる。
【0080】本実施例におけるトナーニアエンド検知
は、現像ポジションに位置する現像器のトナーに対して
次のようになされる。なお、マゼンタ現像器230Mが
現像ポジションに位置するものとして説明するが、他の
現像器が現像ポジションに位置する場合も同様である。
図9(a)において、まず、発光素子236から発せら
れた光は、発光素子236に対向する端壁部分230M
THaに形成された発光部対向凹部235Maの反射部
239aで反射され、透過部238aを透過する。ここ
で、トナー受入用ケース230MTH内のトナー量が所
定量以上であると、透過部238aを透過した光は、ト
ナーで遮られるために受光部対向凹部235Mbの透過
部238bに入射せず、受光素子237には到達しな
い。一方、トナー受入用ケース230MTH内のトナー
量が所定量以下であると、透過部238aを透過した光
は、トナーで遮られることがなく、受光部対向凹部23
5Mbの透過部238bに入射した後、更に反射部23
9bで反射されて受光素子237で受光される。このよ
うに、発光素子236から発せられた光が、トナー受入
用ケース230MTH内のトナー量が所定量以下である
ときのみ受光素子237で受光されるので、受光素子2
37が光を受光したか否かを検知することで、トナー受
入用ケース230MTH内に所定量のトナーがあるか否
かを検知できる。すなわち、発光素子236及び受光素
子237によりトナー受入用ケース230MTH内に所
定量以上のトナーが無いことを検知したときは、トナー
カートリッジが空である、すなわち、トナーニアエンド
であると検知できる。このように、トナーカートリッジ
内のトナーが消費されたことを検知することで、画像濃
度を落とすことなく、また、該トナーカートリッジ内の
トナーを無駄にせず、有効に利用することができる。
【0081】制御部500は、受光素子237の出力信
号からトナーカートリッジがトナーニアエンド状態であ
るか否かを判断し、トナーカートリッジがトナーニアエ
ンド状態であると判断した時には例えば操作パネル上に
トナーニアエンドである旨及びトナーニアエンド状態で
あるトナーカートリッジを表示させてそのトナーカート
リッジの交換を促す。制御部500は、この表示の後、
そのトナーニアエンド状態であるトナーカートリッジが
交換されることなく、所定の枚数の画像形成が行われた
時点で、トナーエンドと判断して画像形成動作を禁止す
る。
【0082】図11はトナー残量検知センサ275の受
光素子237の出力信号電圧を示す。受光素子237の
出力信号電圧は、トナーカートリッジ内のトナー残量が
有れば高レベル621となり、トナーカートリッジ内の
トナー残量が無ければ低レベル822となる。
【0083】図10は本実施例のトナー収容部内のトナ
ー残量を検知する制御を示す。制御部500は、現像リ
ボルバ駆動部506を制御して上述のようにリボルバ現
像ユニット230を回転させ、画像形成する色の現像器
(感光体ドラム200上に形成すべきトナー像の色の現
像を行う現像器)を現像位置へ移動させる(ステップS
11)。次いで、現像位置の現像器を用いて上述のよう
に感光体ドラム200上にBk,C,M,Yのいずれか
の色のトナー像が形成されて中間転写ベルト261へ転
写される(ステップS12)。
【0084】次に、画像形成する色のトナー収容部とし
てのトナーカートリッジに対してトナー残量検知センサ
275の発光素子236が最適な発光光量の光を出力
し、この光が発光部対向凹部235Maの反射部239
a及び透過部238a、トナーカートリッジ内の透過部
238a,238b間のトナー残量検知箇所、受光部対
向凹部235Mbの透過部238b及び反射部239b
を経由して受光素子237に向かう。ここで、発光素子
236からの光は、透過部238a,238b間のトナ
ー残量検知箇所にトナーが有ればトナーで遮断され、透
過部238a,238b間のトナー残量検知箇所にトナ
ーが無ければトナーによる遮断がなされずに受光素子2
37に到達して光電変換されることにより、トナーカー
トリッジ内のトナー残量の有無が検知される(ステップ
S13)。
【0085】トナー残量検知センサ275の受光素子2
37の出力信号はI/Oインターフェース500Dへ送
られ、CPU500AはI/Oインターフェース500
Dを介して受光素子237の出力信号を読み込んでトナ
ーカートリッジ内のトナー残量の有無を判断する(ステ
ップS14)。CPU500Aは、受光素子237の出
力信号が高レベルであればトナーカートリッジ内のトナ
ー残量が有ると判断してステップS15で連続して同じ
色の現像を行うか否かを判断し、連続して同じ色の現像
を行う場合にはステップSS12に戻る。
【0086】また、CPU500Aは、連続して同じ色
の現像を行わない場合には、ステップS16で画像形成
が全て終了したか否かを判断し、画像形成が終了してい
ない場合にはステップS11に戻る。また、CPU50
0Aは、受光素子237の出力信号が低レベルであれば
トナーカートリッジ内のトナー残量が無いと判断し、表
示部にトナーカートリッジ内がトナーニアエンドである
ことを表示させてステップS15に進む。
【0087】図12はトナー残量検知センサ275の概
略を示す。トナー残量検知センサ275の発光部236
は、940nmの光を発し、基本周波数8kHzのパル
ス発光のオン/オフを10μsの間隔で繰返す。発光部
236は、一回のトナーカートリッジ内トナー残量の有
無検知にはオン/オフ動作を20回繰返す。一方、受光
部237からの出力信号は、発光部236が点灯しない
状態や、発光部236からの光を受光部237で受光し
ない状態のときに高レベルとなり、発光部236からの
光を受光部237で受光したときに低レベルとなる。ま
た、トナー残量検知センサ275は、可変抵抗器として
のボリューム抵抗800を有し、この抵抗800の抵抗
値が変わることによって発光部236の発光出力が変わ
る。ボリューム抵抗800は制御部500により制御さ
れて抵抗値が変更される。
【0088】制御部500は、K、C、M、Y各色のト
ナーが収容されるトナーカートリッジ230KT、23
0CT、230MT、230YTのトナーエンド検知時
にトナーカートリッジ230KT、230CT、230
MT、230YT内に残っているトナーの量が少なくな
るように、リボルバ現像ユニット230の現像位置に位
置している現像器で用いる色のトナーに応じてボリュー
ム抵抗800の抵抗値を変更する。
【0089】例えば、制御部500は、トナー残量検知
センサ275の発光素子236から発射されて発光部対
向凹部235Maの反射部239a及び透過部238
a、トナーカートリッジ内の透過部238a,238b
間のトナーを透過した光の光量がトナーカートリッジ2
30KT、230CT、230MT、230YT内の同
じ残量のK、C、M、Y各色のトナーに対して概略等し
くなるように(同じ値に近づくように)、リボルバ現像
ユニット230の現像位置に位置している現像器で用い
る色のトナーに応じてボリューム抵抗800の抵抗値を
変更する。
【0090】図13は、ボリューム抵抗800の抵抗値
を変更しない対策前におけるトナーエンド検知時の各ト
ナーカートリッジ内のトナー残量と、本実施例における
対策後のトナーエンド検知時の各トナーカートリッジ2
30KT、230CT、230MT、230YT内のト
ナー残量を示す。対策前におけるトナーエンド検知時の
各トナーカートリッジ内のトナー残量は、Bkトナーの
残量6.2gに対してC,M,Yのカラートナーの残量
が47.1g,43.5g,42.9gと多い。しか
し、本実施例におけるトナーエンド検知時の各トナーカ
ートリッジ230KT、230CT、230MT、23
0YT内のトナー残量は、Bkトナーの残量6.9gに
対してC,M,Yのカラートナーの残量も5.2g,
6.4g,7.4gと少なくなる。このため、カラート
ナーが収容されているトナー収容部内のトナーが完全に
無くなる前に光がカラートナーを透過するようになって
トナーニアエンドを検知してしまってトナーエンドを誤
検知するということを防止することができ、トナーエン
ド検知時にトナーカートリッジ230KT、230C
T、230MT、230YT内のトナー残量が多いとい
う問題を解決することができる。
【0091】このように、本実施例によれば、トナーの
種類に応じてトナー残量検知手段としてのトナー残量検
知センサ275のトナー残量検知に用いる光の発生量を
変更するので、トナーエンドの誤検知を防止することが
でき、トナーエンド検知時にトナー収容部内のトナー残
量が多いという問題を解決することができる。なお、本
発明は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば
トナー残量検知手段は光の代りに超音波などの電磁波を
用いるセンサでもよい。また、本発明は、ファクシミ
リ、プリンタ等の画像形成装置、ベルト状感光体やシー
ト状感光体などの像担持体を有する画像形成装置に適用
することができる。
【0092】
【発明の効果】以上のように請求項1〜3に係る発明に
よれば、トナーエンドの誤検知を防止することができ、
トナーエンド検知時にトナー収容部内のトナー残量が多
いという問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制御系の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】同実施例の概略を示す断面図である。
【図3】同実施例におけるリボルバ現像ユニットの内部
構造を示す断面図である。
【図4】同実施例のリボルバ現像ユニットにおけるトナ
ー循環経路を示す断面図である。
【図5】同実施例におけるリボルバー現像ユニットのト
ナー補給部の内部構造を示す断面図である。
【図6】同実施例におけるトナーカートリッジのトナー
受入用ケースの着脱操作を説明するための図である。
【図7】同実施例における現像濃度パターン検知器の出
力特性を示す特性図である。
【図8】同実施例のトナー補給制御を示すフローチャー
トである。
【図9】図6のX−X線断面及びY−Y線断面を示す断
面図である。
【図10】同実施例のトナー収容部内のトナー残量を検
知する制御を示すフローチャートである。
【図11】同実施例におけるトナー残量検知センサの受
光素子の出力信号電圧を示す波形図である。
【図12】同実施例のトナー残量検知センサの概略を示
す図である。
【図13】従来例におけるトナーエンド検知時の各トナ
ーカートリッジ内のトナー残量と、本実施例におけるト
ナーエンド検知時の各トナーカートリッジ内のトナー残
量を示す図である。
【図14】従来のトナーエンド検知方式の光透過部に付
着したトナーの光透過性を示す特性図である。
【符号の説明】
200 感光体ドラム 203 帯電チャージャ 204 電位センサ 205 光学センサ 220 書込み光学ユニット 230 リボルバ現像ユニット 231K、231C、231M、231Y 現像器 236 発光素子 237 受光素子 275 トナー残量検知センサ 800 ボリューム抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上の静電潜像を現像する現像部
    と、この現像部に補給するトナーを収容したトナー収容
    部と、このトナー収容部内に設けられた被検知部を有
    し、前記トナー収容部内のトナー残量が所定の量より少
    なくなって前記被検知部が前記トナー収容部内のトナー
    で埋まらなくなるかどうかによる電磁波の通過の有無を
    検知することによって前記トナー収容部内のトナー残量
    を検知するトナー残量検知手段とを備えた画像形成装置
    において、前記トナーの種類に応じて前記トナー残量検
    知手段のトナー残量検知に用いる電磁波の発生量を変更
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記トナー残量検知手段は電磁波発生量を変更することが
    可能なセンサを用いることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体上の静電潜像を現像する現像部
    と、この現像部に補給するトナーを収容したトナー収容
    部とを有する画像形成装置のトナー残量検知方式であっ
    て、前記トナー収容部内に設けられた被検知部を有し、
    前記トナー収容部内のトナー残量が所定の量より少なく
    なって前記被検知部が前記トナー収容部内のトナーで埋
    まらなくなるかどうかによる電磁波の通過の有無を検知
    することによって前記トナー収容部内のトナー残量を検
    知するトナー残量検知手段を備えたトナー残量検知方式
    において、前記トナーの種類に応じて前記トナー残量検
    知手段のトナー残量検知に用いる電磁波の発生量を変更
    することを特徴とするトナー残量検知方式。
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CN102880026A (zh) * 2012-10-30 2013-01-16 富美科技集团有限公司 一种新型激光硒鼓

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