JPH1165237A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1165237A
JPH1165237A JP9233389A JP23338997A JPH1165237A JP H1165237 A JPH1165237 A JP H1165237A JP 9233389 A JP9233389 A JP 9233389A JP 23338997 A JP23338997 A JP 23338997A JP H1165237 A JPH1165237 A JP H1165237A
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JP9233389A
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English (en)
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Takao Ogata
隆雄 尾形
Kazuhiro Hasegawa
和弘 長谷川
Tsuneji Masuda
恒司 桝田
Shigeo Kimura
木村  茂雄
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カブリのない良好な出力画像を得ることので
きる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光ドラム1の近傍に画像濃度検知セン
サ13を具備し、初期設置及び初期設定時に、基準画像
の画像濃度検知手センサ13による出力を基準値とし、
それ以外の基準画像の画像濃度検知センサ13の出力値
を検出値とし、検出値と基準値とを比較し、帯電装置2
の出力値を補正することによりカブリの発生を防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機やプリンター等の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来のカラー画像形成装置の概
略構成を示す。本画像形成装置は、上部にデジタルカラ
ー画像リーダー部を有し、下部にデジタルカラー画像プ
リンタ部を有する。
【0003】リーダー部において、原稿30を原稿台ガ
ラス31上に載せ、露光ランプ32で露光走査すること
により、原稿30からの反射光像をレンズ33によりフ
ルカラーセンサー34に集光し、カラー色分解画像信号
を得る。カラー色分解画像信号は、増幅器(図示せず)
を経てビデオ処理ユニット(図示せず)により処理さ
れ、プリンタ部に送られる。
【0004】プリンタ部において、像担持体である感光
ドラム1は矢印方向に回転自在に担持され、感光ドラム
1の回りに、前露光ランプ11、コロナ帯電器2、レー
ザ露光光学系3、電位センサ12、色の異なる4個の現
像器4Y、4C、4Mおよび4K、ドラム上光量検知手
段(画像濃度センサ)13、転写装置5およびクリーニ
ング器6が配置される。
【0005】レーザ露光光学系3において、リーダ部か
らの画像信号は、レーザ出力部(図示せず)で光信号に
変換され、変換されたレーザ光(光像)Eがポリゴンミ
ラー3aで反射され、レンズ3bおよびミラー3cを通
って、感光ドラム1の面に投影される。
【0006】プリンタ部は、画像形成時、感光ドラム1
を矢印R1方向に回転させ、前露光ランプ11で除電し
た後、感光ドラム1を帯電器2により一様に帯電して、
各分解色ごとに光像Eを照射し、感光ドラム1の表面上
に静電潜像を形成する。この静電潜像は、現像器4Y、
4C、4M、4Kにより反転現像にて可視像とされる。
【0007】このような反転現像における、感光ドラム
16の表面電位と現像コントラストとの関係を図6に示
す。図6にてVD は図5の帯電器2により均一に帯電さ
れた感光ドラム表面のマイナス電位を表わしている。V
00はデジタル化された00H(0レベル)の画像信号が
レーザを駆動し、そのレーザ光により照射された感光ド
ラム表面電位であり、VFFはデジタル化されたFFH
(256レベル)の画像信号がレーザを駆動し、そのレ
ーザ光により照射された感光ドラム表面電位である。
【0008】ここで、VDEV は、現像時に現像器に印加
する印加電界(以下、適宜「現像バイアス」という。)
で、DC現像バイアスとそれに重畳させたAC現像バイ
アス、例えば周波数2kHz、電圧2kVpp(ピーク
トゥピーク)を印加させたものである。従ってXXH
画像信号に基づくレーザ光が照射された感光ドラム表面
電位がVXXとされる静電潜像は、|VDEV −VXX|で示
される現像コントラストに相当するだけの現像が行なわ
れる。
【0009】従って、図6に示されるところの|VDEV
−VFF|を適正コントラスト電位(Vcont)とし、V
contによって現像される画像濃度をDmax とすると、好
ましい画像濃度(一般に電子写真においては、1.2〜
1.8程度)を得るためにはこのVcontの値を適宜に設
定すればよいことがわかる。
【0010】なお、図6中のかぶりとり電位(Vback
とは00H 光量で照射される画像白地部のかぶりを完全
に取り除くためのものである。
【0011】次に、再度図5において、上述のようにし
て、各分解色の潜像ごとに所定の現像器を動作させて現
像し、感光ドラム1上に樹脂を基体としたトナーによる
画像、つまりトナー像を形成する。本例では、現像器4
Y、4C、4M、4Kは、トナーと磁性キャリアを混合
した2成分現像剤を収容しており、トナーにはそれぞれ
イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのトナーが用い
られている。この現像器4Y〜4Kは、偏心カム24
Y、24C、24M、24Kの動作により、潜像に応じ
て択一的に感光ドラム1に接近するようにしている。
【0012】一方、記録材カセット7a、7bまたは7
cから記録材が搬送系及び転写装置5を介して、感光ド
ラム1と対向した画像転写部に搬送され、感光ドラム1
上に形成されたトナー像は、画像転写部において記録材
上に転写される。
【0013】転写装置5は、本例では、転写ドラム5a
を有し、その周囲に、転写帯電器5b、吸着帯電器5c
とこれに対向した吸着ローラ5g、内側帯電器5d、お
よび外側帯電器5e等を有する。転写ドラム5aは、回
転駆動されるように軸支され、その周面開口域に記録材
担持シート5fが円筒状に一体的に張設されている。記
録材担持シート5fには、ポリカーボネートフィルム等
の誘電体シートが使用される。記録材は、吸着帯電器5
cおよび吸着ローラ5gの作用により、記録材担持シー
ト5fの表面に静電吸着され、転写ドラム5aの回転に
従って画像転写部を経て繰り返し回転される。
【0014】感光ドラム1上のトナー像は、感光ドラム
1の回転につれて画像転写部に移動され、転写ドラム5
aの搬送によって画像転写部を通過する記録材上に、転
写帯電器5bの作用により転写される。このようにし
て、転写ドラム5a上の記録材上に、所望数の色、本例
では4色のトナー像が重ね合わせて転写され、フルカラ
ー画像が形成される。
【0015】片面のフルカラー画像形成の場合は、記録
材への4色のトナー像の転写が終了すると、分離爪8
a、分離押し上げコロ8bおよび分離帯電器5hの作用
により転写ドラム5aから記録材を分離し、分離した記
録材を熱ローラ定着器9に送って定着することにより画
像形成が終了し、片面フルカラー画像の記録材がトレイ
10に排紙される。転写が終了した感光ドラム1は、表
面の残留トナーをクリーニング器6で清掃した後、再
度、画像形成工程に供させる。
【0016】記録材の両面にフルカラーの画像形成をす
る場合は、記録材が定着器9を出た後に搬送パス切替ガ
イド19を駆動し、搬送縦パス20を経て、記録材を反
転パス21aに一旦送り込む。その後、反転ローラ21
bの逆転により、送り込まれた際の後端を先頭にして、
記録材を送り込まれた方向と反対方向に退出させ、中間
トレイ22に収納する。その後、記録材を中間トレイ2
2から転写ドラム5aに送って、再び、上述した画像形
成工程により、記録材のもう一方の面にフルカラー画像
形成し、これにより両面フルカラー画像の記録材が得ら
れる。
【0017】なお、転写ドラム5aの記録材担持シート
5f上には、感光ドラム1、現像器4Y〜4K、クリー
ニング器6等からの飛散した粉体の付着、あるいは記録
材のジャム(紙づまり)時のトナーの付着、両面画像形
成時に付着した記録材上からのオイルの付着が発生する
ことがあり、記録材担持シート5fが汚染される。これ
に対し、記録材担持シート5fを挟んで対向したファー
ブラシ14とバックアップブラシ15や、オイル除去ロ
ーラ16とバックアップブラシ17の作用により、記録
材担持シート5fの清掃が行なわれる。このような清掃
は、画像形成の前もしくは後に行ない、またジャムの発
生時に行なう。
【0018】また、本例においては、所望のタイミング
で偏心カム25を動作させ、転写ドラム5aと一体化し
ているカムフォロワ5iを作動させることにより、記録
材担持シート5fと感光ドラム1とのギャップを任意に
設定可能な構成としている。たとえばスタンバイ中また
は電源オフ時には、転写ドラム5aと感光ドラム1の間
隔を離し、感光ドラム1の駆動回転から転写ドラム5a
の回転を独立可能とする。
【0019】上記の一連の画像形成動作において、現像
器4Y〜4Kは次のように動作している。
【0020】図7に示すように、現像器4(4Y〜4
K)は、感光ドラム1の静電潜像の形成に同期して、現
像スリーブ43が図示しない駆動系により矢印A方向に
回転され、また加圧カムにより加圧されて感光ドラム1
に対し位置決めされる。これと同時に現像バイアス電源
50により現像スリーブ43に、AC電圧とDC電圧が
重畳された現像バイアスが印加される。
【0021】現像器4内は、図示しない2つの連絡口を
有する隔壁47により第1撹拌室41と第2撹拌室42
とに区画され、第1撹拌室41の感光ドラム1と対面し
た開口部に上記の現像スリーブ43が配置され、この現
像スリーブ43の内部にはマグネットローラ44が非回
転に配置されている。撹拌室41、42内には、それぞ
れ矢印B、Cの方向に回転する撹拌スクリュー45a、
45bが設置されている。
【0022】第2撹拌室42内の現像剤は、撹拌スクリ
ュー45bにより撹拌されながらその長手方向の一方向
に搬送され、隔壁47の一方端の連絡口を通って第1撹
拌室41内に移送される。第1撹拌室41内の現像剤
は、撹拌スクリュー45aによって撹拌されながら上記
と逆方向に移送され、その移送途上で、マグネットロー
ラ44の汲み上げ極により現像スリーブ43上に汲み上
げ担持され、現像スリーブ43の回転により感光ドラム
1と対向した現像部に搬送される。そして現像スリーブ
44に印加された上記の現像バイアスにより、現像剤中
のトナーが感光ドラムに飛翔して、感光ドラム1上の静
電潜像が現像される。
【0023】現像によってトナーを消費した現像剤は、
現像スリーブ43の回転により撹拌スクリュー45aの
手前迄搬送され、その位置でマグネットローラ44の反
発極により現像スリーブ43の表面から剥ぎ取られて、
第1撹拌室41内に落下する。第1撹拌室41内に落下
した現像剤は、撹拌スクリュー45aにより搬送され
て、隔壁47の前記と別の他方端の連絡口から第2撹拌
室42内に移送される。
【0024】第2撹拌室42内の上部には濃度センサー
46が設置されており、第2撹拌室42内の現像剤の濃
度(トナーとキャリアの混合比)を光学反射方式で検知
して、その検知結果に基づき、現像器4内の現像剤の濃
度が所定濃度となるように、図示しないトナー補給槽か
ら第2撹拌室42内にトナーを補給するようになってい
る。第2撹拌室42内に戻された現像剤は、第2撹拌室
42内の他の現像剤とともに、撹拌スクリュー42によ
りトナーと撹拌されて、所定濃度に回復される。これに
より、現像器4内現像剤の濃度を一定に維持して、現像
した画像濃度を一定にすることを図っている。
【0025】第2撹拌室42内の現像剤の濃度を検出す
る代わりに、感光ドラム1上に画像濃度制御用パッチ画
像の潜像を形成し、それを現像器4により現像したパッ
チ画像を図5の画像濃度センサ13により検知し、これ
によって現像器4内の現像剤濃度を知って、上記と同様
なトナー補給により現像剤濃度を一定に制御する方法も
ある。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、感光ドラム1の電位を測定する電位センサ1
2と、各色現像器(4Y、4C、4M、4K)の現像位
置が異なるため、測定した電位と現像する電位とが異な
り、感光ドラム1の耐久劣化、即ち長期間使用による劣
化によって電位の減衰が早くなり、よりその差は大きく
なる。
【0027】そのため、図6のVD の値、即ち、現像位
置における帯電器2により均一に帯電されるマイナス電
位の値が小さくなり、0レベルでの感光ドラム表面電位
00と現像バイアスVDEV との差であるかぶりとり電位
backが小さくなり、画像上にかぶりトナーが生じ、出
力画像を乱す原因となる。
【0028】そのため、従来では、(1)ハイライト部
の階調を補正するようにルックアップテーブルを作り直
す、(2)現像剤濃度を低下させることによって、かぶ
りを除去する、(3)サービスマンが電位の微調整を行
なう、又は部品の交換を行う、等の手法により対処して
いたが満足の行くものではなかった。
【0029】従って、本発明の目的は、更にカブリのな
い良好な出力画像を得ることのできる画像形成装置を提
供することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体の近傍に具備した帯電装置によって前記像担持
体の表面電位を制御し、現像装置によって前記像担持体
上に画像を形成する画像形成装置において、前記像担持
体近傍に画像濃度検知手段を具備し、所定の基準画像を
形成し、前記画像濃度検知手段によって検知し、その出
力値によって前記帯電装置の出力を制御することを特徴
とする画像形成装置である。
【0031】初期設置及び初期設定時に、前記基準画像
の前記画像濃度検知手段による出力を基準値とし、それ
以外の前記基準画像の前記画像濃度検知手段の出力値を
検出値とし、該検出値と前記基準値とを比較し、前記帯
電装置の出力値を補正することが好ましい。
【0032】トナーとキャリアとからなる2成分現像剤
によって画像を形成することが好ましい。複数個の前記
現像装置を具備し、カラー画像を形成することが好まし
い。
【0033】本発明による他の態様によれば、像担持体
の近傍に具備した帯電装置によって前記像担持体の表面
電位を制御し、現像装置に直流電圧に交流電圧を重畳し
た電界を印加することで前記像担持体上に画像を形成
し、フルカラー画像を得る画像形成装置において、前記
像担持体近傍に画像濃度検知手段を具備し、所定の基準
画像を形成し、前記画像濃度検知手段によって検知し、
その出力値によって前記印加電界の出力を制御すること
を特徴とする画像形成装置が提供される。
【0034】前記印加電界の直流電圧を制御することが
好ましい。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。尚、次に説明する
実施例では、本発明は、図5のカラー画像形成装置に具
現化するものとする。従って、カラー画像形成装置の全
体的な構成、及び機能についての詳しい説明は省略し、
本発明の特徴部分について説明する。
【0036】実施例1 本発明の実施例1を図1〜図3により説明する。本実施
例では、画像形成のためのコピーシーケンスとは別モー
ドで、感光ドラム上の電位を制御する。
【0037】先ず、この感光ドラム電位制御モードの初
期設定について説明する。図1において、本制御モード
を動作させることによって感光ドラム1が矢印R1方向
に回転する。次にコロナ帯電器2によって感光ドラム1
上に所定の電位が帯電され、所定のレーザーレベルを数
パターン照射する。この潜像像が現像域に達する直前
に、現像バイアス電源40より電界を現像器4Kに印加
し、不図示の駆動ユニットにより現像器4Kを動作し、
潜像像を可視像化する。この可視像の画像濃度を画像濃
度検知手段である検知センサ13によって読み取り、C
PU42にて演算する。この動作を現像各色毎に行な
う。これらの値を基準値としてバックアップする。
【0038】次に実際の感光ドラム電位制御について説
明する。基本的には初期設定時と同様の動作を行ない、
画像濃度検知センサ13の出力を検出値としてCPU4
2に入力する。図2にレーザー出力に対する検知センサ
出力のグラフを示す。
【0039】図2は所定の設定時におけるレーザー出力
と検知センサ出力を示すグラフであり、の曲線は初期
状態のものである。の曲線はよりかぶりとり電位V
backを10V小さくしたときのものであり、の曲線は
よりVbackを20V小さくした時のものである。
【0040】本グラフからもわかるようにVbackが小さ
くなると、検知センサ出力が上り出力画像濃度がアップ
するが、画像かぶりが発生し易くなる。
【0041】初期設定時に基準値として例えばレーザー
レベル16の値の時の検知センサ出力をとっておけば、
感光ドラム1が耐久劣化して表面電位の減衰が早くなっ
たとしても、この検出値を初期の基準値と比較すること
によって感光ドラムの劣化を推測することができる。
【0042】図3において説明すれば、初期状態での電
位はそれぞれVD1、V001 、VFF1、VDEV となってい
る。尚、先に説明したように、VD1は帯電器2により均
一に帯電されるマイナス電位、V001 はデジタル化され
た00H (0レベル)の画像信号がレーザを駆動し、そ
のレーザ光により照射される感光ドラム表面電位、V
FF1 は同様にFFH (256レベル)のそれであり、V
DEV は現像時に現像器に印加する印加電界である。
【0043】これらの値は、感光ドラムの耐久劣化が進
むと、感光ドラムが帯電したときには変わらないが、そ
の潜像が現像位置に達したときに、V001 はV002 、V
FF1はVFF2 へと電位が変わって、V00とVDEV との電
位であるVback(かぶりとり電位)が狭くなり、かぶり
が発生し易くなる。
【0044】そこで、低濃度部画像を基準画像とし、そ
の画像を検知センサ13により読み込んで基準値とし、
耐久、経時変化を同一画像で検知し、その検出値と基準
値とを比較することによって、感光ドラムの電位変動を
検知する。
【0045】図3より、このレベルの出力画像を選択す
れば、出力値の差分が50mVであれば電位が10V、
出力値の差分が100mVであれば電位が20Vのずれ
が生じていることがわかり、この値をもとに帯電器2の
出力を補正することで、即ち、帯電器2により帯電され
る感光ドラム表面電位をVD1 からVD2 へと増大する
ことで出力画像のかぶりを減少させ、濃度変動も減少
し、適正な出力画像を得ることができる。
【0046】また、現像器4M、4C、4Yにおいても
同様に制御することができる。
【0047】この一連の動作を別モードとしてではな
く、コピーシーケンスにて行なうことも可能である。こ
の所定の検知用画像は反射濃度で0.5以下が望まし
い。
【0048】実施例2 次に本発明の実施例2を図4により説明する。
【0049】実施例1で説明したように感光ドラムの劣
化により電位は、図4に示す如くその潜像が現像位置に
達したときに、V001 はV002 、VFF1 はVFF2 へと電
位が変わってしまい、V00とVDEV1との電位であるV
back(かぶりとり電位)が狭くなり、かぶりが発生しや
すくなる。そこで、低濃度部画像を基準画像とし、その
画像を検知センサ13により読み込み、基準値とし、耐
久、経時変化を同一画像で検知し、その検出値と基準値
とを比較することによって感光ドラムの電位変動を検知
する。図4より、このレベルの出力画像を選択すれば、
出力値の差分が50μVであれば電位が10V、出力値
の差分が100mVであれば電位が20Vのずれが生じ
ていることがわかり、この値をもとに、現像バイアスの
DC成分であるVDEV に補正をかけることでVDEV2
し、かぶりとり電位であるVbackを一定に保つことが可
能となり、かぶりのない適正な出力画像を得ることがで
きる。また、現像器4M、4C、4Yにおいても同様に
制御できる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、像担持体近傍に画像濃度検知手段を具備し、
所定の基準画像を形成し、前記画像濃度検知手段によっ
て検知し、その出力値によって帯電装置の出力を制御す
ることにより、かぶりのない適正な画像を得ることがで
きる。
【0051】また、像担持体近傍に画像濃度検知手段を
具備し、所定の基準画像を形成し、画像濃度検知手段に
よって検知し、その出力値によって現像装置の印加電界
の出力を制御することによっても、上記と同様の効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を説明するための説明図であ
る。
【図2】実施例1におけるレーザ出力に対する検知セン
サ出力を示すグラフである。
【図3】実施例1における感光ドラムの表面電位を説明
するための説明図である。
【図4】実施例2における感光ドラムの表面電位を説明
するための説明図である。
【図5】従来のカラー画像形成装置の一例を示す構成図
である。
【図6】感光ドラムの表面電位の関係を示す説明図であ
る。
【図7】図5のカラー画像形成装置の一現像器を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(像担持体) 2 帯電装置 4 現像装置 5 転写ドラム 13 画像濃度検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 茂雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体の近傍に具備した帯電装置によ
    って前記像担持体の表面電位を制御し、現像装置によっ
    て前記像担持体上に画像を形成する画像形成装置におい
    て、 前記像担持体近傍に画像濃度検知手段を具備し、所定の
    基準画像を形成し、前記画像濃度検知手段によって検知
    し、その出力値によって前記帯電装置の出力を制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 初期設置及び初期設定時に、前記基準画
    像の前記画像濃度検知手段による出力を基準値とし、そ
    れ以外の前記基準画像の前記画像濃度検知手段の出力値
    を検出値とし、該検出値と前記基準値とを比較し、前記
    帯電装置の出力値を補正することを特徴とする請求項1
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 トナーとキャリアとからなる2成分現像
    剤によって画像を形成することを特徴とする請求項1又
    は2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数個の前記現像装置を具備し、カラー
    画像を形成することを特徴とする請求項1、2、又は3
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 像担持体の近傍に具備した帯電装置によ
    って前記像担持体の表面電位を制御し、現像装置に直流
    電圧に交流電圧を重畳した電界を印加することで前記像
    担持体上に画像を形成する画像形成装置において、 前記像担持体近傍に画像濃度検知手段を具備し、所定の
    基準画像を形成し、前記画像濃度検知手段によって検知
    し、その出力値によって前記現像装置の印加電界の出力
    を制御することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記印加電界の直流電圧を制御すること
    を特徴とする請求項5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 初期設置及び初期設定時に、前記基準画
    像の前記画像濃度検知手段による出力を基準値とし、そ
    れ以外の基準画像の前記画像濃度検知手段の出力値を検
    出値とし、該検出値と前記基準値とを比較し、前記印加
    電界の出力値を補正することを特徴とする請求項5の画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 トナーとキャリアとからなる2成分現像
    剤によって画像を形成することを特徴とする請求項5、
    6、又は7の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 複数個の前記現像装置を具備し、カラー
    画像を形成することを特徴とする請求項5、6、7、又
    は8の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7587149B2 (en) 2005-12-13 2009-09-08 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and method for controlling the same
JP4500474B2 (ja) * 2000-11-29 2010-07-14 ゼロックス コーポレイション 画像レンダリング装置のカラー校正の警報装置及び方法
JP2014081458A (ja) * 2012-10-16 2014-05-08 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

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