JP4500474B2 - 画像レンダリング装置のカラー校正の警報装置及び方法 - Google Patents

画像レンダリング装置のカラー校正の警報装置及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像レンダリング装置において使用するカラー校正警報装置および方法に関するものである。カラー校正警報装置およびその関連方法は、センサ装置、比較装置、およびラッチ装置を使用して、適切な時に、印刷カラー値すなわち測定カラー値と予想カラー値すなわち理想カラー値とを比較する。もし測定カラー値が理想カラー値から大きく違っていれば、警報装置が校正を実施しなければならないことをユーザに知らせる。印刷カラー値すなわち測定カラー値はプリントジョブの間の区切りページに印刷されたテストパッチから得られる。警報装置は、画像レンダリング装置の出力トレーに設置されているが、別個の独立したハンドヘルド型ユニット等として具体化することができる。
【0002】
詳細には、本発明は画像レンダリング装置に使用するカラー校正警報装置の分野に向けられており、したがってそれに関して詳細に説明するが、本発明が他の分野および用途において役に立つかもしれないことは理解されるであろう。たとえば、本発明は、所望の出力を得るためにシステムの校正が必要であるすべての画像レンダリング装置において使用することができる。
【0003】
【従来の技術】
背景として、多数のカラー校正システムが知られている。それらのシステムの中には、簡単で、洗練されているものもあるが、より複雑で、特殊なカラー測定装置を必要とするものもある。しかし、それらの既存技術に共通する特徴は、一般に、装置がユーザまたは他の人に対し校正を行わなければならない時を決定するよう要求していることである。この手法に関する問題は、もしカラープリントが知覚的かつ明白に不十分な画質になるまでユーザが待っていれば、それ以前の多くのプリントが最高レベル以下の画質で作成されてしまうことと、他方もし決まったスケジュールで校正を実施すれば、校正の多くは必要ないことがあるので、そのため貴重な資源が浪費されることである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のことから、校正を実施する正しい時を指示する信頼できるシステムを備えることができれば望ましいであろう。これに関して、検出されたカラーをユーザに知らせる、またはカラー校正を実施する、またはその両方を行うシステムとは対照的に、カラー校正が必要であることをユーザに知らせるだけのカラー校正警報装置が得られれば都合がよいであろう。このやり方で、そのようなシステムはさまざまな異なる印刷環境における使用に適応できるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画像レンダリング装置において使用するカラー校正の警報装置を提供する。
【0006】
本発明の一態様においては、カラー校正警報装置は、テスト画像のカラーを検出して少なくとも1つの測定カラー値を得るセンサ装置と、少なくとも1つの理想カラー値が保存されているメモリ装置と、前記の少なくとも1つの測定カラー値と前記の少なくとも1つの理想カラー値とを比較する比較装置と、該比較装置の出力を選択的にラッチするラッチ装置と、前記ラッチされた出力を表示する表示装置とで構成されている。
【0007】
本発明の別の態様においては、カラー校正警報方法は、理想カラーをキャプチャするステップと、テスト画像を選択的にレンダリングするステップと、測定信号を生成するステップと、少なくとも1つのテストカラーパッチのカラーを検出して測定カラー値を得るステップと、前記測定カラー値と前記理想カラー値とを比較して比較結果を得るステップと、前記比較結果を結合して総合測定値にするステップと、もし前記測定信号が存在すれば、前記総合測定値をラッチするステップと、前記ラッチした結果を表示するステップとから成る。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に図面について説明するが、記載した図は発明の好ましい実施例を単に例示するだけのものであり、発明を限定するものではない。図1は、本発明が組み込まれた典型的な画像レンダリングシステムのブロック図である。図示のように、本発明が組み込まれた典型的な画像レンダリグシステムは、スキャナ10、画像処理ユニット(IPU)12、ユーザインタフェース14、およびプリントエンジン18より成っている。画像処理ユニット12には、適当な印刷制御機構が組み込まれている。さらに、システムには、カラー校正警報装置100と表示装置102が組み込まれている。
【0009】
図示した複写機または複製装置においては、スキャナ10でドキュメントのページを走査し、走査したドキュメントの画像を画像処理ユニット12へ提供することによって、ドキュメントが入力されることを認識すべきである。画像処理ユニット12は、印刷する入力ドキュメントの画像を生成し、適切なデータをプリントエンジン18へ与える。プリントエンジン18は出力ドキュメントを印刷する。そのあと、カラー校正警報装置は、センサを使用して、印刷カラー値すなわち測定カラー値と予想カラー値すなわち理想カラー値とを比較する。もし測定カラー値が理想カラー値から大きく違っていれば、警報装置100は、校正を実施しなければならない旨を表示装置102またはユーザインタフェース14を通じてユーザに知らせる。
【0010】
詳しく述べると、カラー校正警報装置は、テスト画像たとえばテストカラーパッチのカラーを検出し、それらの測定カラー値と保存した理想カラー値とを比較する。テストカラーパッチはライトグレー色のものが好ましく、検出用のページに適当に配置される。テストカラーパッチはさまざまな形態を取ることができるが、警報装置による適当な検出を容易にする形状たとえば長方形が好ましい。さらに、テストパッチはそのような適当な検出を容易にするためページ上に適切に配置される。これに関して、テストパッチは、テストパッチが印刷されるすべてのページの同一場所に印刷することが好ましい。
【0011】
理解されるように、警報装置はもっぱら指定された時間(すなわち、テストカラーパッチを印刷する時)に満足に働くことが必要である。そのようなものとして、検出され比較された情報をラッチし、ユーザに表示し、校正が必要かどうかを指示する必要があることを警報装置に指示するため、システム内で測定信号が生成される。測定信号は、以下説明するように、分析する実際のテストパッチに先行するテスト画像の一部として、印刷テストパターンを検出する時、システムの制御機構に埋め込まれた異なる基準に基づいて、与えることができるであろう。考えられる印刷テストパターンはいろいろな形を取ることができるが、認識可能なバーコードあるいは都合のよい配列のカラー列の形を取ることが好ましい。
【0012】
図7に、本発明に従って印刷された、テスト画像を含む典型的なページが示される。詳しく説明すると、ページ700には、テスト画像702が印刷されている。テスト画像702はバーコードテストパターン704の後にテストカラーパッチ706が続く形を取っている。図示したテストパターン704は単なる見本であり、テストカラーパック706は(グレーで示していないが)グレーで印刷することが好ましいことを理解されたい。そのほかに、検出や分析のためにグレーテストカラーパッチに置き換えて、および/または補充して、他のいろいろなカラーパッチ706′、706″...等を印刷できるであろう。
【0013】
測定信号は、さらに、テストパターンを使用しないで、プリントジョブ間の区切りページにテストカラーパッチを印刷する時に与えることができるであろう。測定信号は、更に、ユーザが手動でシステムに入力することができるであろう。
【0014】
図1に示すように、カラー校正警報装置は、画像レンダリングシステムに組み込まれているが、そのほかに、ハンドヘルド型又はスタンドアロン型の装置の形で具体化できることを理解すべきである。この場合には、画像レンダリングシステムに組み込まれた警報装置に比べて、警報装置に対する修正は都合よく組み入れられることをこの分野の専門家は認めるであろう。
【0015】
たとえば、以下詳細に説明するように、校正警報装置は、画像レンダリング装置を校正した後にキャプチャした理想カラー値を使用する。警報装置を画像レンダリング装置に組み込む場合には、警報装置によって便利にアクセスできるように、データは単に画像レンダリング装置内に保存するだけであるが、ハンドヘルド型又はスタンドアロン型の装置として具体化する場合には、別のやり方で、たとえばユーザによって校正基準として識別したカラーパッチを測定することによって、理想カラー値情報をハンドヘルド型又はスタンドアロン型の装置へ送信する必要があるであろう。
【0016】
図1に示したシステムは、スキャナを使用する複写機または画像複製装置のシステムである。しかし、本発明はプリンタについても有益であることを理解すべきである。その場合には、画像が画像処理ユニットへ直接に与えられるから、スキャナは不要であろう。また、複写および/または印刷の用途の場合、本発明は、ゼログラフィ・プリントエンジンを使用して画像をレンダリングするゼログラフィ印刷環境で実施することが好ましい。さらに、本発明は、ディジタルおよびアナログ印刷環境および/または複製/複写環境の両方に用途を有することを理解されたい。これに関して、図2に関して説明する環境は、典型的なゼログラフィ・プリントエンジンを使用するディジタル複製環境であるが、本発明の用途はそれだけに限定されない。
【0017】
図2に、より詳細な例として、本発明の特徴を組み込んだ典型的な電子写真式印刷装置の正面図を示す。前にそれとなく触れたように、本発明はイオノグラフ式印刷装置、インクジェットプリンタ、および放電区域現像システムを含む多種多様な印刷装置ばかりでなく、複数出力またはさまざまな出力を与える他のより一般的な非印刷システムにおいて使用する場合にも等しくうまく適合するので、本発明の用途が必ずしもここに示した特定のシステムに限定されないことは、以下の検討から明らかになるであろう。
【0018】
したがって、単なる例示として、本発明が利用される複写処理に関して説明するが、本発明が別の環境における実施に利用また適応できることは理解されるであろう。複写処理を始めるため、多色刷原稿38がラスタ入力スキャナ(RIS)10に置かれる。RIS10は、原稿38から画像全体をキャプチャするために、原稿照明ランプ、光学装置、機械式走査駆動装置、および電荷結合素子(CCD)アレイを備えている。RIS10は、画像を一連のラスタ走査線に変換し、原稿の各点で一組の三原色の濃度すなわち赤、緑、および青の濃度を測定する。この情報は電気信号として画像処理ユニット(IPU)12へ送られる。IPU12は受け取った一組の赤、緑、青の濃度信号を一組の表色座標に変換する。IPU12はラスタ出力スキャナ(ROS)16へ送る画像データフローを準備し、管理する制御電子回路を含んでいる。形式(たとえば図1に示した形式)によっては、IPU内にROSまたは機能的に同等な装置が組み込まれることを理解されたい。
【0019】
IPU12と通信するためユーザーインターフェース(UI)14が設けられている。UI14を通じて、オペレータはさまざまな調節可能な機能を制御できるので、UI14の適当なキーを操作してコピーのパラメータを調節することができる。UI14はタッチ画面であってもよいし、またシステムと一緒にオペレータ・インタフェースになる他の適当な装置であってもよい。UI14からの出力信号はIPU12へ送られ、次にIPU12は所望の画像に相当する信号をROS16へ送る。
【0020】
ROS16は回転ポリゴンミラーブロック付きのレーザーを有する。ROS16はミラー37を介してプリントエンジンすなわちマーキングエンジン18の光導電性ベルト20の帯電部分を照明する。1インチ当り約400画素の割合で光導電性ベルト20を照明するため、多面ポリゴンミラーが使用されている。ROS16は光導電性ベルト20を露光して、IPU12から送られた信号に相当する3つの減法混色の三原色潜像をベルト上に記録する。第1潜像はシアン現像剤で現像され、第2潜像はマゼンタ現像剤で現像され、第3潜像はイエロー現像剤で現像されるようになっている。次に、それらの現像された画像は互いに重ね合わせて整合した状態でコピーシートへ転写され、コピーシートの上に多色画像を形成する。続いて、多色画像はコピーシートに定着されてカラーコピーができ上がる。以下、このプロセスをより詳細に検討する。
【0021】
図2について説明を続けると、マーキングエンジン18は、転写ローラ24、26、テンションローラ28、及び駆動ローラ30のまわりに掛け渡された光導電性ベルト20を含むゼログラフィ・プリントエンジンすなわち電子写真式印刷装置の例である。駆動ローラ30は適当な手段たとえばベルト伝動装置32で連結されたモータまたは他の適当な機構によって回転される。駆動ローラ30が回転すると、光導電性ベルト20は矢印22の方向に移動し、その連続する部分をベルト移動通路の周囲に配置された種々の処理ステーションを順次通過させる。
【0022】
光導電性ベルト20は、カール防止層、支持基層、および単層または多層の電子写真像形成層より成る多色光導電性材料から作られていることが好ましい。像形成層は、均質、不均質、無機質、または有機質の配合物を含むことができるが、絶縁性の有機樹脂結合剤の中に光導電性の無機化合物の微粒子が分散しているものが好ましい。典型的な光導電性粒子としては、無金属フタロシアニン、たとえば銅フタロシアニン、キナクリドン、1,4−ジアミノトリアジン、および多核芳香族キニーネがある。また典型的な有機樹脂結合剤としては、ポリカーボネート、アクリレートポリマー、ビニルポリマー、ポリエステル、ポリシロクサン、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ、等がある。
【0023】
最初に、光導電性ベルト20の一部分が帯電ステーションAを通過する。帯電ステーションAでは、コロナ発生装置34又は他の帯電装置が帯電電圧を発生して、光導電性ベルト20を比較的高い実質上一様な電位に帯電させる。コロナ発生装置34は、コロナ発生電極、その電極を部分的に取り囲んでいるシールド、およびシールドで取り囲まれていない電極部分とベルト20の間の置かれたグリッドより成っている。電極はコロナ放電によってベルト20の光導電性表面を帯電させる。ベルト20の光導電性表面に加える電位は、ワイヤグリッドの電位を制御することによって変えられる。
【0024】
次に、帯電した光導電性表面は露光ステーションBへ移動する。露光ステーションBは、多色刷原稿38が上に置かれたRIS10によって得た情報に対応する変調された光ビームを受ける。変調された光ビームは光導電性ベルト20の表面に当って光導電性ベルトの帯電した部分を照明し、その上に静電潜像を形成する。光導電性ベルト20は3回露光されて、各カラーを表す3つの潜像が記録される。
【0025】
静電潜像が光導電性ベルト20に記録された後、ベルト20は現像ステーションCへ進められる。しかし、現像ステーションCへ達する前に、光導電性ベルト20は、その表面の電位を測定するため、電圧モニター(静電電圧計33が好ましい)の下を通過する。静電電圧計33はこの分野で知られた適当などんな形式のものでもよく、そこでベルト20の光導電性表面上の電荷が検出される。
【0026】
典型的な静電電圧計は、プローブ電極にベルト20の検出された電圧レベルに相当する電荷が誘起される測定状態を与える切替装置によって制御される。誘起された電荷は、プローブとその関連回路の内部キャパシタンスと、プローブと被測定表面間のキャパシタンスの和に比例する。静電電圧計回路に、通常のテストメータで読み取ることができる出力すなわち制御回路への入力を与える直流測定回路が接続されている。光導電性ベルト20の電位測定値は、感光体表面上の所定の電位を維持する特定のパラメータを決定するために使用される。
【0027】
現像ステーションCには、4つの個別現像ユニット40、42、44、46が配置されている。現像ユニットは、この分野では一般に「磁気ブラシ現像ユニット」と呼ばれる形式のものである。一般に、磁気ブラシ現像システムは、磁性キャリア粒子と摩擦帯電作用でキャリア粒子に付着したトナー粒子とから成る可磁化現像剤を使用している。現像剤は連続的に運ばれて指向性磁束場を通過して現像剤ブラシを形成する。ブラシに新鮮な現像剤を連続的に供給するために、現像剤は絶えず移動している。現像は現像剤ブラシを光導電性表面に接触させることによって行われる。
【0028】
現像ユニット40、42および44は、それぞれ光導電性表面に記録された特定の色分解された静電潜像の補色に相当する特定の色のトナー粒子を塗布する。
各トナー粒子の色は、電磁波スペクトルのあらかじめ選択したスペクトル領域内の光を吸収するようになっている。たとえば、原稿の緑の領域に対応する光導電性ベルト20上の電荷部分を放電させることによって形成された静電潜像は、赤の部分と青の部分を比較的高い電荷密度の区域として光導電性ベルト20に記録する。他方、緑の領域は現像に効果のない電圧レベルまで低減される。次に、帯電した部分は、現像ユニット40によって光導電性ベルト20に記録された静電潜像に緑吸収(マゼンタ)トナー粒子が塗布され、可視化される。同様に、青に色分解された静電潜像は現像ユニット42によって青吸収(イエロー)トナー粒子で現像され、そして赤に色分解された静電潜像は現像ユニット44によって赤吸収(シアン)トナー粒子で現像される。現像ユニット46は黒トナー粒子が入っており、白黒原稿から形成された静電潜像を現像するため使用できる。
【0029】
図2において、現像ユニット40は作用位置に、そして現像ユニット42、44、46は非作用位置に示してある。各静電潜像の現像の間中、現像ユニットは1つだけ作用位置にあるが、残りの現像ユニットは非作用位置にある。各現像ユニットは動かされて所定の位置に出し入れされる。現像ユニットが作用位置にあるとき、磁気ブラシは光導電性ベルトにほぼ隣接した位置にあるが、非作用位置あるときは、光導電性ベルトから離れた位置にある。したがって、各静電潜像は混ざり合うことなく、適切な色のトナー粒子で現像される。
【0030】
現像後、トナー画像は転写ステーションDへ進められる。転写ステーションDは転写区域を有する。転写区域はトナー画像を支持材料のシートへ転写する場所の範囲を限定する。支持材料のシートは普通紙または他の適当な支持材料のシートであってもよい。シート搬送装置48はシートを搬送して光導電性ベルト20に接触させる。シート搬送装置48の1対の円筒形ローラー50、52にベルト54が掛け渡されている。摩擦遅延式送出装置58はスタック56から一番上のシートを転写前搬送装置60に送り込む。転写前搬送装置60は、シートの前縁があらかじめ選択した位置すなわちローディング区域に達するように、シート搬送装置48の動きに同期してシートをシート搬送装置48へ進める。シートはシート搬送装置48によって受け取られ、再循環通路の中を搬送装置48と一緒に移動する。シート搬送装置48のベルト54が矢印62の方向に動くと、シートは光導電性ベルト20上に現像されたトナー画像と同期してベルト20に接触する。
【0031】
転写区域では、トナー画像を光導電性ベルト20からシートに引付けるため、コロナ発生装置66がシートの裏側にイオンを散布してシートを適当な電位と極性で帯電させる。シートは再循環通路内で3回移動させるためシートグリッパーに固定されたままである。このやり方で、3つの異なる色のトナー画像が互いに重ね合わせて整合した状態でシートへ転写される。光導電性表面に記録された各静電潜像は適切な着色トナーで現像され、互いに重ね合わせて整合した状態でシートへ転写されて、カラー原稿の多色刷コピーが作成される。この分野の専門家は、下色ブラック除去を使用する時は、シートが再循環通路を4回移動することを理解されるであろう。
【0032】
最後の転写動作の後、シート搬送装置48はシートを真空コンベヤ68に送り込む。真空コンベヤ68は、シートを矢印70の方向に定着ステーションEへ運ぶ。定着ステーションEにおいて、転写されたトナー画像がシートに永久的に定着される。定着ステーションには、加熱された定着ロール74と加圧ロール72が配置されている。定着ロール74と加圧ロール72によって形成されたニップをシートが通過する時、トナー画像が定着ロール74に接触してシートに定着される。定着後、シートは、一対のロール76によってキャッチトレイ78へ送られ、そこからオペレータによって取り出される。
【0033】
ベルト20の移動方向22にある最後の処理ステーションは清掃ステーションFである。ランプ80は光導電性ベルト20の表面を照明して、その上に残っているすべての残留電荷を除去する。そのあと、次の連続する像形成サイクルが始まる前に、清掃ステーションに配置され、光導電性ベルト20に接触した状態に保たれ、回転自在に取り付けられた繊維ブラシ82が、転写動作からずっと残っていた残留トナー粒子を除去する。
【0034】
以上のほかに、図示のように画像レンダリング装置の出力部の近くにカラー校正警報装置100が配置されている。この典型的な実施例においては、警報装置100は画像処理ユニット12、ユーザインタフェース14、および表示装置102に接続されている。
【0035】
次に図3についてより詳細に説明する。カラー校正警報装置100は、センサ装置302、メモリ装置304、比較装置306、ラッチ装置308、および表示装置102より成っている。センサ装置302は、具体化する時、複数のセンサで構成することが好ましい。それらのセンサに、赤センサ302―1、緑センサ302−2、青センサ302−3が含まれる。センサ自体としては、本発明の目的を達成するならば、適当などんな形式のセンサを使用してもよい。より詳細には、3つの色成分の量を検出する能力を有する簡単なセンサ構成で十分であろう。センサは、周知のように、発光ダイオード(LED)と、本発明を実施するため使用したテストカラーパッチからの反射光を協同して検出するフォトセルで構成するとよいであろう。さらに、適切に配置した適当なフィルタを有益に使用して、いろいろな色の光を識別することができる。
【0036】
同様に、メモリ装置304は複数の設定値メモリより成っている。それらのメモリに、赤設定値メモリ304−1、緑設定値メモリ304−2、および青設定値メモリ304−3が含まれる。それらのメモリはさまざまな形を取ることができるが、保存した色とセンサによって測定された色を適当に比較できるように、十分なカラー情報を保存できるものが好ましい。各設定値メモリのコンテンツは単一カラー値またはカラー値の範囲のディジタル表現を含んでいる。それらの情報をキャプチャする方法について、図5を参照して詳細に説明する。
【0037】
好ましい形式の場合は、各センサの出力は、アナログディジタル変換器305へ送られて変換された後、ディジタル比較器へ送られる。比較器306−1は赤センサ302−1の変換された出力と、赤設定値メモリ304−1に接続されている。比較器306−2は緑センサ302−2の変換された出力と、緑設定値メモリ304−2に接続されている。最後の比較器306−3は青センサ302−3の変換された出力と、青設定値メモリ304−3に接続されている。比較器と関連ハードウェアおよびソフトウェアは、本発明の目的を達成するため適当などんな形を取ってもよい。
【0038】
システムの中で行われる比較に関して、メモリに保存する理想値すなわち設定値はディジタルフォーマットで保存するのが好ましいことを認識すべきである。したがって、許容理想カラー値の範囲または複数の許容理想カラー値をメモリに保存し、測定カラー値と適当に比較することができる。カラー値の範囲を保存する場合は、単に複数のカラー値を保存するのとは対照的に、保存した範囲の上限と下限の間に測定カラー値が入るかどうかを決定する(たとえば、測定値が上限より小さく、かつ下限より大きいかどうか決定する)ことによって、比較が行われる。代案として、キャプチャした単一カラー値を保存し、その値に許容限界(たとえばプラス(+)またはマイナス(−)3)を指定することによって、所望の範囲を実現することができる。どちらかのタイプの範囲記憶装置を使用する場合には、比較器は必要な算術計算を行うため適当な関連機構および/またはモジュールを含んでいるか、またはそれらのそそ範囲記憶装置に関連付けられていることが好ましい。値の範囲または複数の値を保存する代案として、単一理想カラー値を保存することができる。そして比較は、単に単一理想カラー値および比較しようとする単一測定カラー値の最上位ビットを使用することにより行うことができる。最上位ビットを比較する影響は、打切りの性質上ある程度制限されるが、値の範囲を保存せずに、かつ反復プロセスを実行せずに、カラーの有効範囲が比較されることである。
【0039】
好ましい実施例では、各ディジタル比較器のディジタル出力は、ORゲート306―4へ送られる。上記ディジタル出力は、比較を行うやり方にもかかわらず、測定値が理想値すなわち設定値メモリに保存した値に十分に近いか否かを示すことが好ましい。
【0040】
また、本発明の代替実施例は、アナログ比較器の使用を含んでいるので、アナログディジタル変換器305を取り外し、メモリ304―1、304―2、および304−3の出力側にディジタルアナログ変換器を追加する必要があることを理解すべきである。アナログのケースでは、センサはアナログ出力を直接にアナログ比較器へ送る。設定値メモリに保存されたカラー値のディジタル表現は、ディジタルアナログ変換器によってアナログ形式へ変換された後、同様にアナログ比較器へ送られる。したがって、アナログ比較器の出力は2つのアナログ信号の差である。その差が許容範囲内であれば、校正を要求する信号は与えられない。しかし、その差が許容範囲外であれば、校正が要求されるであろう。それらの決定は、しきい値素子を用いて行うことが好ましい。
【0041】
ディジタルまたはアナログ環境のどちらにおいても、ORゲート306−4の出力は、表示装置102に接続されたラッチ308へ与えられる。代わりに、ラッチの出力をユーザインタフェースへ送って、ユーザに表示することができる。ラッチ308には、そのほかに、測定信号とクリヤ信号が与えられる。これに関して、測定信号が存在する時は、ラッチ308はORゲートから与えられた情報をラッチするように作用する。測定信号は、以下より詳細に説明するやり方でラッチに与えられる。もちろん、、ラッチ内の情報がもはや装置の動作に役立たない時は、ユーザがクリヤ信号を手動で与えることが好ましい。
【0042】
図4に、測定信号をラッチ308に与える好ましいやり方を示す。特定のパターン、バーコードまたはカラーパターンのどれかを検出したときだけ、測定信号を与えるように、パターン検出論理モジュール402に種々のセンサの変換された出力が与えられる。より詳細に説明すると、赤センサ404、緑センサ406、および青センサ408の出力はすべてアナログディジタル変換器410へ送られ、変換器410によって変換された出力がパターン検出論理モジュール402に与えられる。もしセンサの出力が所定のパターンが検出されたことを示していれば、パターン検出論理モジュール402は図3に示したラッチ308に与える測定信号を生成する。センサ404、406、408は、図3に示したセンサと同じ形式でもよいし、異なる形式でもよいことを認識されたい。実施例によっては、システムに対するハードウェア要求を減らすために、図3と図4の両方の目的に同じ一組のセンサを使用することが有利なことがある。
【0043】
代わりに、区切りページを印刷する時に、システムのコマンドで測定信号を簡単に与えることができる。もちろん、この形式のシステムもまた検出のため区切りページの適切な位置にテストカラーパッチを印刷することが好ましい。ハンドヘルド型のカラー校正警報装置の場合は、印刷されたテストパッチをユーザが分析したい時に、手動で簡単に測定信号を与えることができる。
【0044】
次に図5Aに、各設定値メモリに理想カラー値をキャプチャする好ましい構成を示す。理想カラー値すなわち設定値をキャプチャすることは、校正を実施したすぐ後に、テストカラーパッチに関するセンサの値を検出することによって達成できる。これを達成するため、図示のように、センサ500はカラーをアナログ形式で検出し、それをアナログディジタル変換器502へ送る。変換器502のディジタル出力は次に範囲生成モジュール503へ送られる。範囲生成モジュール503は生成した範囲情報を設定値メモリ504(図3に示した設定値メモリのどれでもよい)へ送って保存する。たとえば、範囲生成モジュール503は、キャプチャしたカラー値に所定の増分値を加えて所望の範囲の上限を得て、そしてキャプチャしたしたカラー値から所定の減分値を差し引いて所望の範囲の下限を得た後、その上限と下限を設定値メモリへ送る。以下に述べるように、この情報を使用して比較を行うことができる。前に言及した範囲のすべての値を保存するオプションに適応させるため、より初歩的なプロセスとして、範囲生成モジュール503によって所望の範囲内のすべてのそのような値を実際に計算した後、それらの値を設定値メモリへ送る必要がある。
【0045】
範囲生成モジュール503の代案として、図5Bに示すように、キャプチャした値を単に設定値メモリ504に直接保存し、そして増分値を設定値メモリ内のレジスタモジュール504′またはシステム内のどこかに別々に保存することができる。比較器またはその関連算術モジュール/機構は、比較処理を実行するたびに、この保存した情報を使用して許容カラー値の範囲を計算する。
【0046】
もちろん、もしキャプチャした単一カラー値を保存すれば、範囲情報を生成する必要はない。この場合には、増分値記憶レジスタを除去するよう修正された図5Bの実施例を具体化することができる。キャプチャしたカラー値自体は設定値メモリに直接保存される。
【0047】
もちろん、このカラーをキャプチャする技法は、キャプチャ信号を生成して設定値メモリに与える時にだけ使用される。キャプチャ信号はユーザの命令で画像処理ユニットが与えることが好ましい。センサ500は図3および図4のセンサと同じ形式でもよいし、異なる形式でもよいことを認識されたい。実施例によっては、システムに対するハードウェア要求を減らすために、図3、図4、および図5の目的に同じ一組のセンサを使用することが有利なことがある。
【0048】
図6に、本発明に係る典型的な方法を示す。最初に、画像レンダリング装置を校正する(ステップ602)。次に、図5Aおよび図5Bに関して説明したように、赤メモリ、緑メモリ、および青メモリのそれぞれについて、装置が理想カラー値すなわち設定値をキャプチャする(そして値又は範囲として保存する)(ステップ604)。これらのステップが実行されさえすれば、システムは画像をレンダリングする準備が完了する。
【0049】
これに関し、適切な時間にレンダリング処理を開始する(ステップ606)。印刷する各ページについて、テストパターンとカラーパッチをページに印刷するかどうかを決定する(ステップ608)。この決定はシステム内で設定された制御パラメータに基づいている。たとえば、テストパターンと少なくとも1つのカラーパッチを各プリントジョブの区切りページに印刷することができる。その場合には、上記ステップ608の決定は、区切りページが印刷中であったか否かによって左右されるであろう。もしテストパターンとカラーパッチをページに印刷することになっていれば、印刷処理のため、システム内の適切な記憶場所からテストパターンとカラーパッチを検索する(ステップ610)。テストパターンとカラーパッチを印刷することになっていてもいなくても、ページを印刷する(ステップ612)。そのあと、ページはカラー校正警報装置のそばを通過し、警報装置によってテストパターンが検出されたかどうか決定する(ステップ614)。もしテストパターンが検出されたならば、測定信号を生成する(ステップ616)。テストパターンが検出されなければ、センサは、そのそばを通過中のページ上のカラーを検出する(ステップ618)。この時点で、測定カラー値とステップ604でキャプチャした理想カラー値とを比較する(ステップ620)。次に、測定信号が存在するかどうか決定する(ステップ622)。もし測定信号が存在しなければ、処理は終了する(ステップ624)。しかし、もし測定信号が存在すれば、ステップ620のテストカラーパッチと理想カラー値の比較結果をラッチする(ステップ626)。そのあとラッチのコンテンツを表示する(ステップ628)。
【0050】
したがって、ユーザは校正を行う必要があるかどうかに関してシステムから指示を受ける。これに関して、カラー校正警報装置によって検出された測定カラー値が理想カラー値に十分に近くなければ、校正は必要である。これは、ユーザインタフェースを通じて、あるいは単に画像レンダリング装置上のLEDの点灯によってユーザに指示される。しかし、もし測定カラー値が理想カラー値の許容範囲内にあれば、校正は不要である。これも、同様に、ユーザインタフェースを通じて、あるいは単にLEDを点灯しないことによってユーザに指示することができる。
【0051】
図6について説明した方法は、本発明が内部に具体化されたシステムの厳密な構成と作用に応じて、若干変わることを認識されたい。たとえば、複写機の場合は、テストパターンと理想カラーテストパッチを含む画像を複写することによって、テストパターンとカラーテストパッチを生成できるであろう。テストパターンを印刷しない場合は、テストパターンの生成および検出を含むステップは必要ない。代わりに、システムがテストパターンを印刷する時、あるいはシステムがテストパッチを含む区切りページを処理する時、測定信号を生成できるであろう。測定信号のソースはIPUの制御構造であるが、測定信号は種々の異なるソースによつて生成することができる。これは、方法の厳密なステップに影響を及ぼすことがある。そのほかに、もしカラー校正警報装置100をハンドヘルド型またはスタンドアロン型のユニットに具体化すれば、本方法が影響を受けることをこの分野の専門家は理解されるであろう。
【0052】
以上説明した発明を適当なハードウェアおよびソフトウェア技術を使用して具体化できることをこの分野の専門家は理解されるであろう。しかし、そのようなハードウェアおよびソフトウェア技術は、与えられたシステムに対する具体化要求と使用環境に応じて変わるかもしれない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組込んだ画像レンダリングシステムのブロック図である。
【図2】本発明を組込んだ画像レンダリング装置のより具体的な実施例の図である。
【図3】本発明に係るカラー校正警報装置のブロック図である。
【図4】本発明の別の特徴的機能を示すブロック図である。
【図5A】本発明のさらに別の特徴的機能を示すブロック図である。
【図5B】本発明のさらに別の特徴的機能を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る方法のフローチャートである。
【図7】本発明に係るテスト画像を含む印刷されたページの例である。
【符号の説明】
A 帯電ステーション
B 露光ステーション
C 現像ステーション
D 転写ステーション
E 定着ステーション
F 清掃ステーション
10 ラスタ入力スキャナ(RIS)
12 画像処理ユニット(IPU)
14 ユーザーインタフェース(UI)
16 ラスタ出力スキャナ(ROS)
18 プリントエンジン
20 光導電性ベルト
22 ベルト移動方向
24,26 転写ローラ
28 テンションローラ
30 駆動ローラ
32 モータ
33 静電電圧計
34 コロナ発生装置
37 ミラー
38 原稿
40、42、44、46 現像ユニット
48 シート搬送装置
50、52 一対の円筒形ローラー
54 ベルト
56 シートスタック
58 摩擦遅延式送出装置
60 転写前搬送装置
62 ベルト移動方向
66 コロナ発生装置
68 真空コンベヤ
70 シート移動方向
72 加圧ローラ
74 加熱された定着ローラ
76 一対のロール
78 キャッチトレイ
80 ランプ
82 繊維ブラシ
100 本発明に係るカラー校正警報装置
102 表示装置
302‐1 赤センサ
302−2 緑センサ
302−3 青センサ
304−1 赤設定値メモリ
304−2 緑設定値メモリ
304−3 青設定値メモリ
305 アナログディジタル変換器
306−1、−2、−3 比較器
306−4 ORゲート
308 ラッチ
402 パターン検出論理モジュール
404 赤センサ
406 緑センサ
408 青センサ
410 アナログディジタル変換器
500 センサ
502 アナログディジタル変換器
503 範囲生成モジュール
504 設定値メモリ
504′レジスタ・モジュール
700 ページ
702 テスト画像
704 バーコードテストパターン
706、706′、706″テストカラーパッチ

Claims (2)

  1. 画像レンダリング装置に有用なカラー校正の警報装置であって、
    少なくとも1つの測定カラー値を得るように、テスト画像(302)のカラーを検出する動作を常に行うセンサ装置(302)と、
    少なくとも1つの理想カラー値が保存されているメモリ装置(304)と、
    前記少なくとも1つの測定カラー値と前記少なくとも1つの理想カラー値とを常に比較する比較装置(306)と、
    前記比較装置の出力をラッチするラッチ装置(308)と、
    所定のパターンが検出されたとき前記測定カラー値と前記理想カラー値の比較結果をラッチ(記憶)させるための測定信号を生成して前記ラッチ装置を該測定信号に応答させて該測定信号が存在するときにだけ前記比較装置の出力を前記ラッチ装置にラッチさせるように動作するパターン検出装置(402)と、
    前記ラッチした出力を表示して前記画像レンダリング装置のユーザにカラー校正が必要なことを報知する表示装置(102)とを備え
    前記測定信号が存在しないとき、少なくとも1つの測定カラー値を得るようにテスト画像のカラーが前記センサ装置によって検出され且つ前記少なくとも1つの測定カラー値と前記少なくとも1つの理想カラー値とが前記比較装置によって比較されているが前記ラッチ装置への前記ラッチ動作は行われない
    ことを特徴とするカラー校正警報装置。
  2. 複数のカラーで成るカラー画像をレンダリングする画像レンダリング装置において使用する、カラー校正の警報を提供する方法であって、
    前記複数のカラーに対応する理想カラーを各カラー毎にキャプチャするステップと、
    テスト画像を選択的にレンダリングするステップと、
    所定のパターンを検出するステップと、
    前記所定のパターンが検出されたとき測定カラー値と理想カラー値の比較結果をラッチ(記憶)させるための測定信号を生成するステップと、
    前記テスト画像内のテストカラーパッチのカラーを、各カラー毎に常に検出して複数の測定カラー値を得るステップと、
    前記測定カラー値と前記理想カラーとを各カラー毎に比較して、前記複数のカラーに対応する、複数の比較結果を常に得るステップと、
    前記複数の比較結果を論理和(OR)して1つの比較結果にするステップと、
    前記測定信号が存在するときにだけ、前記1つの比較結果をラッチするステップと、
    前記ラッチした結果を表示して前記画像レンダリング装置のユーザにカラー校正が必要なことを報知するステップとから成り、
    前記測定信号が存在しないとき、前記テスト画像内のテストカラーパッチのカラーを各カラー毎に検出して得た前記複数の測定カラー値と前記理想カラーとが各カラー毎に比較されて前記複数のカラーに対応する複数の比較結果は得られるが、前記比較結果をラッチすることは行われない、
    ことを特徴とする方法。
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