JPH10100386A - 印刷物検査装置および印刷物検査方法 - Google Patents

印刷物検査装置および印刷物検査方法

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JPH10100386A
JPH10100386A JP8260571A JP26057196A JPH10100386A JP H10100386 A JPH10100386 A JP H10100386A JP 8260571 A JP8260571 A JP 8260571A JP 26057196 A JP26057196 A JP 26057196A JP H10100386 A JPH10100386 A JP H10100386A
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JP8260571A
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English (en)
Inventor
Takao Kanai
孝夫 金井
Yasushi Sasa
泰志 佐々
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人間の視覚特性に基づく弁別能力に応じた印
刷物の欠陥検査を行うことが可能な印刷物検査装置およ
び印刷物検査方法を提供する。 【解決手段】 階調補正部3は、カラーCCDカメラ1
から入力される画像データを明暗に対する人の目の感度
特性に応じて補正する。濃度変化検出部6は、参照画像
データの近接画素の差分の積算値を求めて検査ブロック
毎に濃度変化の程度を示す濃度変化信号を出力する。検
出判定部7は、濃度変化信号に応じて判定基準値を選択
し、参照画像データと被検査画像データの値の差分を検
査ウィンドウ毎に積算し、判定基準値と比較する。積算
値が判定基準値を越える場合には当該検査ウィンドウを
欠陥箇所と判定し、当該検査ウィンドウを含む検査ブロ
ックBKを欠陥箇所として出力部9に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷物の画像を参照
画像と比較して相違部分を検出する印刷物検査装置およ
び印刷物検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷物の良否を検査するために種々の検
査方法が提案されている。例えば、特公昭59−288
56号公報には、被検査印刷物の印刷面および判定基準
となる基準印刷物の印刷面に照射した光の反射光の光量
を検出し、その光量差に基づいて結果判定を行う方法が
開示されている。この方法は、被検査印刷物の印刷面か
らの反射光を変換して得られた電気信号と判定基準とな
る印刷物表面からの反射光を変換して得られた電気信号
の電圧差を検出し、予め定めた電圧レベルを越える場所
を印刷の欠陥箇所であると判定するものである。
【0003】また、例えば特開平5−77409号公報
には、色濃度を検出する方法が開示されている。この色
濃度検出方法は、センサカメラにより基準印刷物の印刷
面および被検査印刷物の印刷面をこれらの印刷物の移動
方向と直交する方向に走査し、センサカメラからの映像
信号を走査方向および移動方向に分割して印刷面を多数
のブロック状の検査対象領域に区分けすることに相当す
る分割処理を行い、区分けされた検査対象領域毎に映像
信号のレベルを加算して検査対象領域毎の濃度レベル基
準値および被検査濃度レベルを得て、検査対象領域毎に
被検査濃度レベルを濃度レベル基準値と比較するもので
ある。
【0004】一般的に、人の目では、高濃度の黒色系に
おける濃度レベルの差異は目につきやすく、低濃度の白
色系での濃度レベルの差異は目につきにくいことが知ら
れている。そこで、この方法では検出した被検査濃度レ
ベルに応じて濃度レベル基準値を補正することにより、
高濃度の黒色領域における欠陥の判定基準を厳しく設定
するとともに低濃度の白色領域での判定基準を緩和して
人の視覚の弁別能力に応じた結果判定を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人間の
視覚特性としては、濃度の高低のみならず、色相や明度
の変化が激しい部分では、均一な部分に比べて印刷パタ
ーンや欠陥の差異識別能力が低くなるという性質を有し
ている。すなわち、各種の模様が変化するような部分で
は、少しくらいの汚れや欠陥は見つけにくく、一方無地
部分では僅かな汚れ等も見つけることができる。
【0006】したがって、従来の前者の方法を用いて印
刷物の欠陥検出を行う場合、欠陥の判定基準は一定値で
あり、この判定基準値を無地部分に合わせて設定する
と、模様部分において人の目では検出することができな
い程度の僅かな差異部分も欠陥領域として検出し、良品
を不良品と判定する。一方、模様部分にあわせて判定基
準を設定すると、無地部分において人の目で容易に見つ
けることができるような欠陥部分も見逃され、欠陥判定
の不良が発生する。
【0007】また、従来の後者の方法においては、低濃
度の白色系の領域では欠陥の判定基準が緩やかに設定さ
れるため、この領域が模様の少ない無地部分の場合に
は、人の視覚特性によって汚れや欠陥を見つけ易い箇所
であっても良好箇所として見逃されやすくなる。一方、
高濃度の黒色領域では欠陥の判定基準が厳しく設定され
ているため、模様が多く人の目では欠陥が見つけにくい
箇所であっても欠陥箇所として判定され、良品とすべき
印刷物が不良品として過剰に判定される。
【0008】本発明の目的は、人間の視覚特性に基づく
弁別能力に応じた印刷物の欠陥検査を行うことが可能な
印刷物検査装置および印刷物検査方法を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
(1)第1の発明 第1の発明に係る印刷物検査装置は、印刷物の被検査画
像に対応する被検査画像データを参照画像に対応する参
照画像データと比較して相違部分を検出する印刷物検査
装置であって、参照画像を記憶する記憶手段と、記憶手
段に記憶された参照画像データを所定画素数の寸法を有
する複数の検査ブロックに区分し、各検査ブロック内で
各画素の値と近隣画素との値との差分の積算値を算出す
る積算値算出手段と、積算値算出手段により各検査ブロ
ック毎に算出された積算値に基づいて各検査ブロック毎
に判定基準値を設定する設定手段と、記憶手段に記憶さ
れた参照画像データおよび被検査画像データの対応する
領域の画素の値との差分値を算出する差分値算出手段
と、差分値算出手段により算出された各領域における差
分値を設定手段により対応する検査ブロックに設定され
た判定基準値と比較し、比較結果に基づいて検査ブロッ
ク内に相違部分があるか否かを判定する判定手段とを備
えたものである。
【0010】第1の発明に係る印刷物検査装置において
は、参照画像データの各検査ブロック内で各画素の値と
近隣画素の値との差分の積算値が算出され、各検査ブロ
ック毎に積算値に基づいて判定基準値が算出される。こ
れにより、各検査ブロック毎に参照画像の濃度変化の大
きさが検出され、濃度変化の大きさに応じて判定基準値
が定められる。さらに参照画像データおよび被検査画像
データの対応する各領域の画素の値の差分値が算出さ
れ、各差分値が対応する検査ブロックに設定された判定
基準値と比較され、比較結果に基づいて当該検査ブロッ
ク内に相違部分があるか否かが判定される。
【0011】これにより、濃度変化の大きさに応じて被
検査画像における相違部分の有無が判定される。したが
って、人の視覚感度に応じて検査感度を適切に調整する
ことが可能となる。
【0012】(2)第2の発明 第2の発明に係る印刷物検査装置は、第1の発明に係る
印刷物検査装置の構成において、差分値算出手段は、各
検査ブロック内で検査ブロックよりも小さな寸法を有す
る検査ウィンドウを順次設定し、各検査ウィンドウ内で
参照画像データの各画素の値と被検査画像データの対応
する画素の値との差分の積算値を算出し、判定手段は、
差分値算出手段により各検査ウィンドウ毎に算出された
差分の積算値を対応する検査ブロックに設定された判定
基準値と比較し、検査ブロック内の少なくとも1つの検
査ウィンドウで差分の積算値が判定基準値を越えた時に
検査ブロックに対応する被検査画像の領域が相違部分で
あると判定するものである。
【0013】第2の発明に係る印刷物検査装置において
は、各検査ブロック内で検査ウィンドウを順次設定し、
各検査ウィンドウ内で参照画像データと被検査画像デー
タの対応する各画素の値の差分の積算値が算出される。
この差分の積算値は、検査ウィンドウに対応する検査ブ
ロックに設定された判定基準値と比較され、検査ウィン
ドウ毎に相違部分の有無が判定される。さらに、検査ブ
ロック内で少なくとも1つの検査ウィンドウが判定基準
値を越えた時に検査ブロックに対応する被検査画像の領
域を相違部分と判定する。
【0014】したがって、検査ブロックの大きさを人が
認識しやすい大きさに設定することにより操作者に欠陥
の判定位置を容易に認識させることができる。 (3)第3の発明 第3の発明に係る印刷物検査装置は、第1または第2の
発明に係る印刷物検査装置の構成において、参照画像デ
ータおよび被検査画像データの各画素の値に基づいて参
照画像データおよび被検査画像データの画素の値を補正
する補正手段をさらに備えたものである。
【0015】第3の発明に係る印刷物検査装置において
は、参照画像データおよび被検査画像データの各画素
は、当該画素の値に基づいて補正される。これにより、
暗い部分では感度が高く、明るい部分では感度が低いと
いう人の目の視覚特性に応じて参照画像データおよび被
検査画像データの画素の値が補正され、人の視覚特性に
応じてさらに適切に印刷物の欠陥判定を行うことが可能
となる。
【0016】(4)第4の発明 第4の発明に係る印刷物検査装置は、第3の発明に係る
印刷物検査装置の構成において、補正手段は、参照画像
データおよび被検査画像データの画素の値が高くなるに
つれて変化率が小さくなるように補正を行うものであ
る。
【0017】第4の発明に係る印刷物検査装置において
は、暗い部分の画素の値が明るい部分の画素の値に比べ
て大きな変化率を与えるように補正される。このため、
暗い部分では参照画像データと被検査画像データの値の
差が強調され、白い部分では逆に抑制される。これによ
り、白い部分より黒い部分の方が弁別能力が高い人の視
覚特性に対応した適切な印刷物の欠陥判定を行うことが
できる。
【0018】(5)第5の発明 第5の発明に係る印刷物検査方法は、印刷物の被検査画
像に対応する被検査画像データを参照画像に対応する参
照画像データと比較して相違部分を検出する印刷物検査
方法であって、参照画像を記憶手段に記憶し、記憶手段
に記憶された参照画像データを所定画素数の寸法を有す
る複数の検査ブロックに区分し、各検査ブロック内で各
画素の値と近隣画素の値との差分の積算値を算出し、各
検査ブロック毎に算出された積算値に基づいて各検査ブ
ロック毎に判定基準値を設定し、記憶手段に記憶された
参照画像データおよび被検査画像データの対応する領域
の画素の値の差分値を算出し、算出された各領域におけ
る差分値を対応する検査ブロックに設定された判定基準
値と比較し、比較結果に基づいて検査ブロック内に相違
部分があるか否かを判定するものである。
【0019】第5の発明に係る印刷物検査方法において
は、参照画像データの各検査ブロック内で各画素の値と
近隣画素の値との差分の積算値が算出され、各検査ブロ
ック毎に積算値に基づいて判定基準値が算出される。こ
れにより、各検査ブロック毎に参照画像の濃度変化の大
きさが検出され、濃度変化の大きさに応じて判定基準値
が定められる。さらに、参照画像データおよび被検査画
像データの対応する各領域の画素の値の差分値が算出さ
れ、各差分値が対応する検査ブロックに設定された判定
基準値と比較され、比較結果に基づいて当該検査ブロッ
ク内に相違部分があるか否かが判定される。
【0020】これにより、濃度変化の大きさに応じて被
検査画像における相違部分の有無が判定される。したが
って、人の視覚感度に応じて検査感度を適切に調整する
ことが可能となる。
【0021】(6)第6の発明 第6の発明に係る印刷物検査方法は、第1の発明に係る
印刷物検査方法の構成において、各検査ブロック内で検
査ブロックよりも小さな寸法を有する検査ウィンドウを
順次設定し、各検査ウィンドウ内で参照画像データの各
画素の値と被検査画像データの対応する画素の値との差
分の積算値を算出し、各検査ウィンドウ毎に算出された
差分の積算値を対応する検査ブロックに設定された判定
基準値と比較し、検査ブロック内の少なくとも1つの検
査ウィンドウで差分の積算値が判定基準値を越えた時に
検査ブロックに対応する被検査画像の領域が相違部分で
あると判定するものである。
【0022】第6の発明に係る印刷物検査方法において
は、各検査ブロック内で検査ウィンドウを順次設定し、
各検査ウィンドウ内で参照画像データと被検査画像デー
タの対応する各画素の値の差分の積算値が算出される。
この差分の積算値は、検査ウィンドウに対応する検査ブ
ロックに設定された判定基準値と比較され、検査ウィン
ドウ毎に相違部分の有無が判定される。さらに、検査ブ
ロック内で少なくとも1つの検査ウィンドウが判定基準
値を越えた時に検査ブロックに対応する被検査画像の領
域を相違部分と判定する。
【0023】したがって、検査ブロックの大きさを人が
認識しやすい大きさに設定することにより操作者に欠陥
の判定位置を容易に認識させることができる。 (7)第7の発明 第7の発明に係る印刷物検査方法は、第5または第6の
発明に係る印刷物検査方法の構成において、参照画像デ
ータおよび被検査画像データの各画素の値に基づいて参
照画像データおよび被検査画像データの画素の値を補正
するものである。
【0024】第7の発明に係る印刷物検査方法において
は、参照画像データおよび被検査画像データの各画素
は、当該画素の値に基づいて補正される。これにより、
暗い部分では感度が高く、明るい部分では感度が低いと
いう人の目の視覚特性に応じて参照画像データおよび被
検査画像データの画素の値が補正され、人の視覚特性に
応じてさらに適切に印刷物の欠陥判定を行うことが可能
となる。
【0025】(8)第8の発明 第8の発明に係る印刷物検査方法は、第7の発明に係る
印刷物検査装置の構成において、参照画像データおよび
被検査画像データの画素の値が高くなるにつれて変化率
が小さくなるように補正を行うものである。
【0026】第8の発明に係る印刷物検査方法において
は、暗い部分の画素の値が明るい部分の画素の値に比べ
て大きな変化率を与えるように補正される。このため、
暗い部分では参照画像データと被検査画像データの値の
差が強調され、白い部分では逆に抑制される。これによ
り、白い部分より黒い部分の方が弁別能力が高い人の視
覚特性に対応した適切な印刷物の欠陥判定を行うことが
できる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例にお
ける印刷物検査装置の構成を示すブロック図である。
【0028】図1の印刷物検査装置は、カラーCCD
(電荷結合素子)カメラ1、アナログ・デジタル変換器
(以下、A/D変換器と呼ぶ)2、階調補正部3、スイ
ッチ4a,4b,4c、マスタメモリ部5、濃度変化検
出部6、検出判定部7、総合判定部8および出力部9を
含む。
【0029】マスタメモリ部5は、R画像(赤色画
像)、G画像(緑色画像)およびB画像(青色画像)に
それぞれ対応するR画像用メモリ部5a、G画像用メモ
リ部5bおよびB画像用メモリ部5cを含む。同様に濃
度変化検出部6は、R画像用濃度変化検出部6a、G画
像用濃度変化検出部6b、およびB画像用濃度変化検出
部6cを含み、検出判定部7は、R画像用検出判定部7
a、G画像用検出判定部7b、およびB画像用検出判定
部7cを含む。
【0030】階調補正部3、マスタメモリ部5、濃度変
化検出部6、検出判定部7および総合検出部8はハード
ウェアにより構成される。また、出力部9はモニタまた
はプリンタからなる。
【0031】カラーCCDカメラ1により撮像された印
刷物の参照パターン(参照画像)および被検査パターン
(被検査画像)は映像信号としてA/D変換器2に与え
られる。A/D変換器2は、参照パターンの映像信号ま
たは被検査パターンの映像信号をアナログ・デジタル変
換し、多値のR画像データ100a、G画像データ10
0bおよびB画像データ100cを出力する。
【0032】以下、参照パターンに対応するR画像デー
タ、G画像データおよびB画像データを参照画像データ
と総称する。また、被検査パターンに対応するR画像デ
ータ、G画像データおよびB画像データを被検査画像デ
ータと総称する。
【0033】階調補正部3は、A/D変換器2から出力
された参照画像データおよび被検査画像データに対して
階調補正を行う。この階調補正は、画像の明暗に対する
人の視覚特性に合致するように参照画像データおよび被
検査画像データの出力を補正するものである。人が判別
できる明暗の変化量は、明るい部分(白部分)では大き
く、暗い部分(黒部分)では小さいことが実験により確
かめられている。すなわち、人は暗い部分では明るい部
分よりも少ない明暗の変化量でも判別することができ、
暗い部分の方が明るい部分よりも明暗の変化に対する感
度が高くなっている。そのため、暗い部分に対応する参
照画像データおよび被検査画像データの入力レベルに対
し、明るい部分に対応する参照画像データおよび被検査
画像データの入力レベルよりも相対的に大きな増加率の
補正値を与えるように階調補正を行う。
【0034】図2は、階調補正に用いられる補正曲線図
である。横軸はA/D変換器2から出力される画像デー
タの入力レベルを示し、縦軸は補正後の画像データの出
力レベルを示している。また、直線Aは補正を行わない
場合の入力レベルと出力レベルの関係を示す直線であ
り、曲線Bは補正後の入力レベルと出力レベルの関係を
示す補正曲線である。
【0035】曲線Bを用いて補正を行うと、入力レベル
が高い画像データに対し、入力レベルが低い画像データ
の方が出力レベルの増加率が高く設定される。このた
め、例えば、参照画像データの暗い部分の入力レベルが
R 、被検査画像データの暗い部分の入力レベルがID
の場合、補正曲線Bを用いて補正された出力レベルはそ
れぞれOR 、OD となる。この場合、参照画像データと
被検査画像データの入力レベル差(IR −ID )に対し
て、補正後の出力レベルの差△OB (OD −OR)が補
正されない場合の出力レベル差△OA に比べて大きい値
となるように設定される。一方、上記と逆に、明るい部
分に対応する参照画像データおよび被検査画像データに
対しては、補正後の参照画像データおよび被検査画像デ
ータの出力レベルの差は補正されない場合の出力レベル
の差に比べて小さい値となるように設定される。この補
正結果は、暗い部分の方が明るい部分よりも人の目の感
度が高いという特性に対応している。
【0036】なお、この補正曲線は、入力レベルをアド
レスとし、出力レベルをデータとするテーブル形式でR
OM(リードオンリーメモリ)に記憶して参照される。
スイッチ4a,4b,4cは階調補正が施された参照画
像データをマスタメモリ部5へ導き、被検査画像データ
を検出判定部7へ導くように切り換え動作を行う。参照
パターンの入力時には、階調補正が行われた参照画像デ
ータのR画像データ100a、G画像データ100bお
よびB画像データ100cがマスタメモリ部5のR画像
用マスタメモリ部5a、G画像用マスタメモリ部5bお
よびB画像用マスタメモリ部5cにそれぞれ入力され
る。
【0037】マスタメモリ部5に記憶される各参照画像
データは、図3(a)に示すように、m画素×n画素の
サイズを有する複数の検査ブロックBKに区分される。
ここで、mおよびnは任意の整数であり、検査ブロック
BKのサイズは、例えば40画素×40画素からなる。
【0038】濃度変化検出部6は、参照パターンの濃度
変化の程度を検出し、検出判定部7における欠陥判定の
基準を濃度変化に応じて変化させるための濃度変化信号
を生成する。図4は、濃度変化検出部6の処理を示す説
明図である。マスタメモリ部5から入力された参照画像
データは網点やノイズの影響を軽減するために平滑フィ
ルタ51によりフィルタ処理される(ステップS5
1)。次に、図3(a)に示す検査ブロックBK毎に近
隣画素との値の差を求め(ステップS52)、その絶対
値を検査ブロックBK内で積算する(ステップS5
3)。この積算値は、検査ブロックBK内の画素の濃度
の変化の程度を示し、値が大きい場合には検査ブロック
BKに対応する画像領域が色相や明度の変化が激しい模
様領域等であることを示す。そして、その積算値を予め
設定した基準値X1〜X3とそれぞれ比較し、濃度変化
信号を作成する。基準値X1〜X3は、濃度変化の程度
を複数段階、例えば4段階に区分する境界値である。そ
して、検査ブロックBK内の濃度変化の積算値とそれぞ
れの基準値X1〜X3とを比較することによってそれぞ
れの比較結果を示す濃度変化信号54a〜54cが出力
される(ステップS54)。
【0039】検出判定部7は、参照パターンと被検査パ
ターンの濃度差を検出し、その濃度差を濃度変化検出部
6からの濃度変化信号54a〜54cに基づいて選択し
た判定基準値と比較し、印刷欠陥の有無を判定する。図
5は、検査判定部7の処理を示す説明図である。検査判
定部7は、図3(a),(b)に示す各参照画像データ
の各検査ブロックBK内でk画素×k画素のサイズを有
する検査ウィンドウWN毎にマスタメモリ部5から参照
画像データを入力し、また同様にカラーCCDカメラ1
から被検査画像データを入力する。そして、参照画像デ
ータと被検査画像データとの間で検査ウィンドウWN内
の各画素毎に差分(濃度差)を検出し(ステップS6
1)、検査ウィンドウWN内で差分の積算値を求める
(ステップS62)。
【0040】また、検出判定部7には予め複数の判定基
準値が定められている。例えば、参照パターンと被検査
パターンとの差を高感度に判定するための高感度判定基
準値64a、低感度に判定する低感度判定基準値64
b、あるいは中感度判定基準値64c、中感度判定基準
値64d等である。人の視覚特性では、色相や明度の変
化の激しい部分では欠陥の検出感度が低下し、変化の緩
やかな無地部分では検出感度が高くなる。そこで、人の
視覚特性に対応させるために、複数の判定基準値64a
〜64dを濃度変化検出部6によって検出された濃度変
化信号54a〜54cに基づいて切り換えて使用する。
例えば、濃度変化信号54a〜54cが濃度変化が
「大」であることを示す信号の場合には、低感度判定基
準値64bが選択される。
【0041】そして、低感度判定基準値64bに基づい
て参照画像データと被検査画像データとの相違が判定さ
れる(ステップS63)。検査ウィンドウWN内の参照
画像データと被検査画像データの差分の累積値が低感度
判定基準値64aを越える場合には、当該検査ウィンド
ウ内に欠陥があるとしてエラー信号Yが総合判定部8
(図1参照)に出力される。
【0042】また、他の判定基準値64a,64c,6
4dが選択された場合には、当該判定基準値64a,6
4c,64dに基づいて参照画像データと被検査画像デ
ータとの相違が判定され、判定結果に応じてエラー信号
Yが出力される。
【0043】上記の判定処理は1つの検査ブロックBK
内に設定された検査ウィンドウ毎に行われた後、順次す
べての検査ブロックBKに対して行われる。総合判定部
8は、検出判定部7のR画像用検出判定部7a、G画像
用検出判定部7bおよびB画像用検出判定部7cから各
検査ウィンドウ毎にエラー信号Yを受け取る。そして、
各色毎のエラー信号Yを論理和処理し、少なくとも1つ
の色画像にエラー信号Yがあれば、その検査ウィンドウ
を欠陥と判定する。また、検査ブロックBK内の少なく
とも1つの検査ウィンドウが欠陥と判定された場合に
は、その検査ブロックBKを欠陥箇所として出力部9に
出力する。
【0044】出力部9は、総合判定部8からの出力に基
づいて欠陥箇所を検査ブロック単位で表示するととも
に、欠陥内容を表示する。検査ブロックは人の目で認識
できる大きさに設定されているため、操作者は欠陥位置
を容易に認識することができる。
【0045】このように、上記の印刷物検査装置では、
階調補正部3により画像の明暗によって画像の検出感度
を補正し、さらに濃度変化検出部6によって検出した画
像の色相や明度の変化度合いに応じて判定基準値を変化
させることにより、人の目に視覚特性に応じて適切な印
刷物の欠陥判定を行うことができる。
【0046】ここで、上記のマスタメモリ部5が記憶手
段を構成し、濃度変化検出部6および検出判定部7の一
部が積算値算出手段を構成し、検出判定部7の他の一部
が差分値算出手段を構成し、検出判定部7のさらに一部
および総合判定部8が判定手段を構成する。また、階調
補正部3が補正手段を構成する。
【0047】図6は本発明の第2の実施例における印刷
物検査装置の構成を示すブロック図である。図6の印刷
物検査装置においては、検査部20の主要部がソフトウ
ェアにより構成される。
【0048】カラーCCDカメラ11から出力される映
像信号はA/D変換器12に与えられる。A/D変換器
12は、映像信号をアナログ・デジタル変換し、R画像
データ、G画像データおよびB画像データとして一時収
納用バッファメモリ13に入力する。この一時収納用バ
ッファメモリ13は、カラーCCDカメラ11により参
照パターンまたは被検査パターンの入力とソフトウェア
の処理とを時間軸上で整合させるために設けられてい
る。
【0049】コンピュータシステム14は、パーソナル
コンピュータまたはワークステーションからなる。A/
D変換器12および一時収納用バッファメモリ13は、
このコンピュータシステム14の拡張ボード上に構成さ
れる。コンピュータシステム14は、図7、図8および
図9に示す判定処理を実行し、判定結果をモニタ15お
よびプリンタ16に出力する。
【0050】次に、図6のコンピュータシステム14の
動作の一例を図7〜図9のフローチャートを参照しなが
ら説明する。まず、検査ウィンドウ単位で一時収納用バ
ッファメモリ13からRGB各色の画像データを取り込
む(図7のステップS1)。次に、各画像データに対
し、画素毎に図2に示す補正曲線(補正テーブル)を用
いて階調補正を行う(ステップS2)。この階調補正の
方法は、第1の実施例における階調補正部3の動作と同
様である。さらに、階調補正後の画像データの種類を判
別する(ステップS3)。
【0051】画像データが参照画像データである場合に
は、その参照画像データをメモリに記憶する(図8のス
テップS4)。そして、近隣画素間の差分(濃度差)を
求め、検査ブロック内で順次積算する(ステップS
5)。さらに、ステップS1〜S5の処理を検査ブロッ
ク内で行う。
【0052】検査ブロック内での差分の積算処理が終了
すると(ステップS6)、当該検査ブロック内の差分の
積算値に応じた判定基準値を決定する(ステップS
7)。ここで、判定基準値は、差分の積算値が大きい場
合には参照画像データと被検査画像データとの差の許容
値が大きく、また積算値が小さい場合には許容値が小さ
くなるように設定される。これは、濃度変化が大きい場
合には画像の相違の判定基準を緩く、濃度変化が小さい
場合には判定基準を厳しくしている。
【0053】当該検査ブロックが最終の検査ブロックで
ない場合には(ステップS8)、次の検査ブロックの処
理に移り(ステップS9)、ステップS1〜S7の濃度
変化判定処理を参照画像データのすべての検査ブロック
について行う。
【0054】当該検査ブロックが最終の検査ブロックで
ある場合には(ステップS8)、参照画像データの濃度
変化判定処理を終了する。これにより、参照画像データ
の検査ブロック毎に判定基準値がメモリに記憶される。
【0055】図7のステップS3において、画像データ
が被検査画像データである場合には、対応する参照画像
データと当該検査ウィンドウを含む検査ブロックに対し
て定められた判定基準値とをメモリから読出す(ステッ
プS10)。そして、参照画像データと被検査画像デー
タの検査ウィンドウ内の差分の積算値を検出し(ステッ
プS11)、メモリから読み出した判定基準値と比較す
る(ステップS12)。積算値が判定基準値よりも大き
いか等しい場合には当該検査ウィンドウに対して欠陥フ
ラグをセットする(ステップS13)。また、ステップ
S12において積算値が判定基準値よりも小さい場合に
はステップS13をスキップする。
【0056】ステップS14では、検査ブロック内で当
該検査ウィンドウが最終の検査ウィンドウであるかどう
かを判別する。当該検査ウィンドウが最終の検査ウィン
ドウでない場合には、検査ブロック内で次の検査ウィン
ドウに対してステップS1〜S3,S10〜S14の判
定処理を繰り返す。
【0057】検査ブロック内で最終の検査ウィンドウの
判定処理が終了すると、当該検査ブロック内に欠陥フラ
グがあるかどうかを判定する(図9のステップS1
5)。当該検査ブロック内に欠陥フラグがある場合に
は、当該検査ブロックに欠陥があると判定する(ステッ
プS16)。当該検査ブロック内に欠陥フラグがない場
合には、当該検査ブロックには欠陥がないと判定する
(ステップS17)。
【0058】当該検査ブロックが最終の検査ブロックで
ない場合には(ステップS18)、次の検査ブロックの
処理に移り(ステップS19)、ステップS1〜S3,
S10〜S17の判定処理を全ての検査ブロックについ
て行う。
【0059】当該検査ブロックが最終の検査ブロックで
ある場合には(ステップS18)、欠陥を有する検査ブ
ロックの位置をモニタ15またはプリンタ16に表示す
る(ステップS20)。
【0060】このように、第2の実施例による印刷物検
査装置においても、第1の実施例による印刷物検査装置
と同様に、画像の明暗に応じた検出感度の補正処理と、
画像の濃度変化の度合いに応じた欠陥判定基準値の選択
処理により、人の目の視覚特性に応じて適切な印刷物の
欠陥判定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における印刷物検査装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】階調補正部の補正処理の用いられる補正曲線を
示す図である。
【図3】画像データの検査ブロックおよび検査ウィンド
ウを示す図である。
【図4】濃度変化検出部の処理動作を示す説明図であ
る。
【図5】検出判定部の処理動作を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例における印刷物検査装置
の構成を示すブロック図である。
【図7】図6の印刷物検査装置におけるコンピュータシ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【図8】図6の印刷物検査装置におけるコンピュータシ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【図9】図6の印刷物検査装置におけるコンピュータシ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,11 カラーCCDカメラ 2 A/D変換器 3 階調補正部 4a,4b,4c スイッチ 5 マスタメモリ部 6 濃度変化検出部 7 検出判定部 8 総合判定部 9 出力部 13 一時収納用バッファメモリ 14 コンピュータシステム 15 モニタ 16 プリンタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷物の被検査画像に対応する被検査画
    像データを参照画像に対応する参照画像データと比較し
    て相違部分を検出する印刷物検査装置であって、 参照画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記参照画像データを所定画
    素数の寸法を有する複数の検査ブロックに区分し、各検
    査ブロック内で各画素の値と近隣画素の値との差分の積
    算値を算出する積算値算出手段と、 前記積算値算出手段により各検査ブロック毎に算出され
    た積算値に基づいて各検査ブロック毎に判定基準値を設
    定する設定手段と、 前記記憶手段に記憶された前記参照画像データおよび前
    記被検査画像データの対応する各領域の画素の値の差分
    値を算出する差分値算出手段と、 前記差分値算出手段により算出された各領域における差
    分値を前記設定手段により対応する検査ブロックに設定
    された前記判定基準値と比較し、比較結果に基づいて当
    該検査ブロック内に相違部分があるか否かを判定する判
    定手段とを備えたことを特徴とする印刷物検査装置。
  2. 【請求項2】 前記差分値算出手段は、各検査ブロック
    内で前記検査ブロックよりも小さな寸法を有する検査ウ
    ィンドウを順次設定し、各検査ウィンドウ内で前記参照
    画像データの各画素の値と前記被検査画像データの対応
    する画素の値との差分の積算値を算出し、 前記判定手段は、前記差分値算出手段により各検査ウィ
    ンドウ毎に算出された差分の積算値を対応する検査ブロ
    ックに設定された判定基準値と比較し、当該検査ブロッ
    ク内の少なくとも1つの検査ウィンドウで前記差分の積
    算値が前記判定基準値を越えた時に当該検査ブロックに
    対応する前記被検査画像の領域が相違部分であると判定
    することを特徴とする請求項1記載の印刷物検査装置。
  3. 【請求項3】 前記参照画像データおよび前記被検査画
    像データの各画素の値に基づいて前記参照画像データお
    よび被検査画像データの当該画素の値を補正する補正手
    段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2記
    載の印刷物検査装置。
  4. 【請求項4】 前記補正手段は、前記参照画像データお
    よび前記被検査画像データの画素の値が高くなるにつれ
    て変化率が小さくなるように補正を行うことを特徴とす
    る請求項4記載の印刷物検査装置。
  5. 【請求項5】 印刷物の被検査画像に対応する被検査画
    像データを参照画像に対応する参照画像データと比較し
    て相違部分を検出する印刷物検査方法であって、 参照画像データを記憶手段に記憶し、 前記記憶手段に記憶された前記参照画像データを所定画
    素数の寸法を有する複数の検査ブロックに区分し、各検
    査ブロック内で各画素の値と近隣画素の値との差分の積
    算値を算出し、 各検査ブロック毎に算出された積算値に基づいて各検査
    ブロック毎に判定基準値を設定し、 前記記憶手段に記憶された前記参照画像データおよび被
    検査画像データの対応する領域の画素の値の差分値を算
    出し、 算出された各領域における差分値を対応する検査ブロッ
    クに設定された判定基準値と比較し、比較結果に基づい
    て当該検査ブロック内に相違部分があるか否かを判定す
    ることを特徴とする印刷物検査方法。
  6. 【請求項6】 各検査ブロック内で前記検査ブロックよ
    りも小さな寸法を有する検査ウィンドウを順次設定し、
    各検査ウィンドウ内で前記参照画像データの各画素の値
    と前記被検査画像データの対応する画素の値との差分の
    積算値を算出し、 各検査ウィンドウ毎に算出された差分の積算値を対応す
    る検査ブロックに設定された判定基準値と比較し、当該
    検査ブロック内の少なくとも1つの検査ウィンドウで前
    記差分の積算値が前記判定基準値を越えた時に当該検査
    ブロックに対応する前記被検査画像の領域が相違部分で
    あると判定することを特徴とする請求項5記載の印刷物
    検査方法。
  7. 【請求項7】 前記参照画像データおよび被検査画像デ
    ータの各画素の値に基づいて前記参照画像データおよび
    前記被検査画像データの当該画素の値を補正することを
    特徴とする請求項5または6に記載の印刷物検査方法。
  8. 【請求項8】 前記参照画像データおよび前記被検査画
    像データの画素の値が高くなるにつれて変化率が小さく
    なるように補正を行うことを特徴とする請求項7記載の
    印刷物検査方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4500474B2 (ja) * 2000-11-29 2010-07-14 ゼロックス コーポレイション 画像レンダリング装置のカラー校正の警報装置及び方法
JP2014089156A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Toyota Motor Corp 外観検査方法
US11968332B2 (en) 2020-02-26 2024-04-23 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method evaluating print quality based on density difference data

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