JP2001128013A - カラー画像の処理方法 - Google Patents
カラー画像の処理方法Info
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- H04N1/58—Edge or detail enhancement; Noise or error suppression, e.g. colour misregistration correction
Abstract
る。 【解決手段】 入力画像データをバッファーで記憶され
(ステップ10)ベクトルスペースに転送する(ステッ
プ12)。注目画素の検査ウィンドーを設定し、そのウ
ィンドー内にあるバックグラウンド、及び、フォアグラ
ウンド画素を選択する(ステップ14)。注目画素が検
査されて、その画素が走査された対象のエッジ内にある
か否かを決定する(ステップ16)。注目画素がエッジ
内にあれば、カラー誤設定があるか否かを分析する(ス
テップ22)。分析にはストークスの定理を適用する。
ストークスの定理の適用の結果がカラー誤設定が閾値を
超えると、注目画素はカラー誤設定を有するとして分析
される。
Description
の読取装置におけるカラー画像の処理方法に関し、さら
に詳細には読取装置においてカラー誤設定(misregistr
ation )を検出するカラー画像の処理方法に関するもの
である。
各CCD(Charge Coupled Devices)から主要色成分で
ある赤、緑、青(RGB)を読み取ることによって動作
するようになっている。各CCDは通常サブ走査方向に
配列されている。走査バーの移動方向であるメイン走査
方向はX方向と呼び、それに対し垂直に移動するサブ走
査方向はY方向と呼ぶことにする。
回の走査で、1回あたり1つの主要色成分の割合で、画
像を読み取る。しかし、走査回数に関係なくRGB信号
には通常何らかの不整合(ずれ)が生じる。これらの色
間の不整合は、カラー誤設定と呼ばれ、3色の不完全な
重ねあわせによって引き起こされる。
はテキストでもグラフィックでも線画でもよいが、その
対象のエッジにカラーフリンジとして現れる。通常カラ
ーフリンジは走査された対象のエッジにシアンないしは
マゼンタのフリンジとして現れる。シアンフリンジは赤
の信号の誤設定から生じ、マゼンタフリンジは緑の信号
の誤設定から生じる。通常、青の信号はその帯域が狭
く、またコントラスト感度が低いため、人の眼は青の信
号の誤設定を識別することはない。
る。バイブレーション、走査モーション、及び、スキャ
ナの機械的あるいは光学的デザインに起因して、3つの
色成分の不完全な重ねあわせを生じさせる。この問題の
解決のために、幾つかの異なる解決法が提案されてい
る。
てスキャナの機械的問題を修正することを指向した幾つ
かの技術がある。これらのような技術例が1998年4月7
日発行の米国特許第5,737,003 号公報に開示されてい
る。
形成するレーザースキャナが、上記ベルトのエッジ位置
を検出するために用いられる。このとき、上記ベルト
は、上記ベルトの経路からの逸脱が少なくなるように制
御される。また、上記特許は、レーザーを制御する方法
を含み、それゆえ、ベルト位置に左右される画像形成を
制御する方法も含んでいる。
98年6月30日発行の米国特許第5,774,156 号公報に開示
されている。このシステムはいくつかの端末を用いる。
トナーの各色に対して、それぞれ端末は1つずつであ
る。個々のスキャナによって端末に形成された潜像は登
録エリアを含む。登録エリアはトナー印加に先立って整
列され、その後、登録エリアは登録マークが他のトナー
を吸着するのを避けるために再び電荷が印加される。こ
れは各端末で繰り返され、次の色の潜像が形成される前
に画像の正確な位置を確保する。
5 号公報はさらに他の方法を開示している。この特許で
は、ファイバー光学検出手段が、再反射器(retrorefle
ctor)によって生成された登録信号を検出するように用
いられている。再反射器からの光が分析され、ベルトの
設定位置を調節するために用いられる。
手段に着目している。これらの技術例は1986年4月15日
発行の米国特許第4,583,116 号公報に開示されている。
この特許では、カラー信号が処理されて、シアン、マゼ
ンタ、黄、黒のカラー分離信号に変換される。続いて、
各色のエッジが検出され、処理されて明るい色のエリア
を暗い色のエリアに転換したり、またその逆を行ったり
してストリークや他の欠陥を回避するようになってい
る。
ベルにおいて、カラー誤設定を検出するために用いられ
る。これらの例は米国特許第5,500,746 号公報、米国特
許第5,907,414 号公報、米国特許第5,477,335 号公報、
および、米国特許第5,764,388 号公報に見られる。
6 号公報では、形成されるドットが各色それぞれX方向
とY方向の両方の線上にあることを確保するように信号
が処理される。上記ドットは再び検出され、線修正装置
によって決定された位置に再度設定される。
4 号公報では、さらに強力な先行技術方法が示されてい
る。原稿を走査する画像センサが信号を生成し、これら
の信号が検査される。信号の検査で画素が文字画像のエ
ッジにあると決定されれば、そのように識別される。こ
れらの識別画素はその輝度が調整されて画像センサのバ
イブレーションに阻害されたエッジを平滑にする。
用な技術が1998年6月9日発行の米国特許第5,764,388
号公報で示されている。この特許では、画素のシアン−
マゼンタ−黄成分が分析される。信号のクロミナンスが
閾値未満であれば、想定されたカラー誤設定の誤差範囲
の設定値からのオフセット(ずれ)がゼロに設定され
る。
のほとんどが、費用がかかりすぎたり、不正確すぎて現
時点での画質への期待に見合わない。ディジタルカラー
画像化市場の競争は激化してきている。コピー機やスキ
ャナ、ディジタルカメラ、ファックス機、プリンタとい
った周辺の画像読取装置及び印刷装置は価格的には低下
している一方で、画質に対する期待は高まり続けてい
る。ゆえに、低価格で、かつ、高精度の、カラー誤設定
を解決する、カラー画像の処理方法が必要とされてい
る。
入力画像データがカラースペースデータとしてバッファ
ーに記憶され、その後、上記カラースペースデータはベ
クトルスペース(ベクトル空間)に転送され、注目画素
を囲むように検査用のウィンドーが設置され、このウィ
ンドーでバックグラウンド、およびフォアグラウンド画
素が決定され、注目画素が、テキスト、画像、グラフィ
ックといった走査された対象のエッジ上にあるか否か決
定するために検査され、上記注目画素がエッジ上にある
のならば、ストークスの定理が適応されて、カラー誤設
定の大きさが決定され、カラー誤設定の大きさが、ある
閾値を超えていれば、上記注目画素はカラー誤設定を有
するとして識別される、画像データにおけるカラー画像
の処理方法である。
囲を含む部分にウィンドーを設置して、注目画素に関す
る分析を軽減し、かつ、分析をベクトルスペースにて行
うことにより、カラー誤設定の分析を容易化できるの
で、カラー誤設定の検出を低価格で、かつ、高精度にて
実行できる。
に、他のどんな詳細分析が実行されるよりも前に実行す
る、必要に応じて選択されるエッジ検出ステップを含む
方法である。上記方法によれば、上記の初期の選別が、
詳細分析を経る必要のある、画素の数を低減できること
によって処理のスピードアップを計ることができる。
は、RGBカラースペースにて記述された画像データ
を、ベクトル処理(ベクトルスペースへの変換)を用い
ることにより、カラー誤設定検出を実行するものであ
る。しかし、このベクトル処理はシアン−マゼンタ−黄
(CMY)、あるいは、シアン−マゼンタ−黄−黒(C
MYK)のカラースペースにおいても同様に用いること
ができるものである。
置からのカラーの画像データを分析することと、これら
の装置は通常RGBカラースペースを用いることから、
本発明に関する説明をRGBカラースペースに基づいて
行うこととする。しかし、これは本発明の適応性を限定
する意図のものではない。
カラー誤設定の検出方法の一つの具体例は図1に示すフ
ローチャートに示されている。ステップ10において、
通常はRGBのカラーデータである画像データが、カラ
ー画像読取装置から受信されて入力される。なお、ステ
ップは、図中においてSと略記されている。画像データ
はデジタル化され、バッファ(メモリ)に対し、カラー
スペースデータの形態で記憶される。この説明のため
に、画像データは色ごとに、例えば8ビットでデジタル
化されると仮定する。続いて、上記画像データはカラー
誤設定の検出回路あるいは処理方法に設定されているR
GBベクトルスペースに変換されて処理される。本発明
はソフトウェアにおいてもハードウェアにおいても実施
できるものである。
れた、ベクトル解析における線要素に相当する画像デー
タがベクトルスペースに転送つまり変換される。ベクト
ルスペースでは、2つの色画素が用いられている。それ
ら各色画素を、それぞれ画素A(PA )、画素B
(PB )と呼ぶことにする。
り示される。
(Rb 、Gb 、Bb ) 2つの色画素間の勾配は、dab=(dRAB 、dGAB 、d
BAB )となり、その大きさはDAB=絶対値(dAB)であ
る。
像データがバッファで記憶されてベクトルスペースに転
送されるとき、カラー誤設定の可能性を備えた画素の検
出範囲を減らす幾つかのステップを実行することができ
る。しかし、これらのステップに先立って、ステップ1
4で示されるように、各画素を示す画像データである、
注目検査エリア、あるいは注目ウィンドーが設置される
ことが好ましい。
発明を用いる人により任意に設定される。本発明の説明
のために、ウィンドーのサイズは5ピクセル(画素)×
1ピクセルと仮定する。このタイプのウィンドーの概略
図が図2で示されている。
の画素は分析で用いられる注目画素の前(−)後(+)
となる。この例では、これらの5つの画素はサブ走査方
向、つまりY方向に沿って設定されている。1画素の幅
だけが走査方向で用いられる。既に述べたように、ウィ
ンドーの大きさは必要に応じて任意に設定される。
ウインドーを設置すると、その画素に対する詳細分析が
必要か否かの決定を迅速に行うことができるようにな
る。図1で示されるステップ16では、画素に対応する
画像データが、ベクトルスペース上にて分析されてそれ
が画像のエッジ上にあるか否かを決定する。エッジ検出
には、多くの方法を用いることが可能であり、例えば、
ソーベル(Sobel)フィルター、あるいは勾配フィルター
が挙げられる。なお、以下において、特に他の指示をし
なければ、画素は、画像を表現するための各画素に対応
する画像データを示す。
ジ検出器も用いることができる。ステップ16で設置さ
れたウィンドーを用いて、注目画素とその隣接する各画
素との間にある勾配が決定される。勾配が所定の閾値未
満になればエッジは検出されない。カラー誤設定は、通
常、走査された、テキストや線画や画像といった対象の
エッジで生じるので、エッジ上にない画素はカラー誤設
定を検出するための候補であるとは判断されない。ステ
ップ16でのエッジ検出の結果がネガティブ(ノー)で
あれば、処理はステップ26に進み、その画素に関して
は、誤設定無しとして終了する。
り予め決定することのみを実行するということを留意す
る必要がある。さらに詳細な分析が、本発明の処理方法
の中で実行される。ステップ16は、必要に応じて選択
されるステップであり、より高度な計算方法(computat
ion )が実行されなければならない画素の数をさらに低
減することによって処理のスピードアップを図ることが
できる。
ィブ(イエス)であれば、処理はステップ18に移り、
フォアグラウンド画素とバックグラウンド画素とを区別
する。ここでもこの決定に関して、幾つかの選択肢があ
る。しかし、この説明のためには、2つのアプローチの
うちの1つを説明することにする。ウィンドー内にある
各画素が分析されて、一番暗い、あるいは一番明るい画
素を検出する。あるいは、各画素は所定のパターンと比
較される。さらにこの処理では、注目画素がフォアグラ
ウンドとバックグラウンドとの比較で分析されるので、
これらの画像成分の識別が重要になる。
クグラウンドの決定が行われると、処理はステップ20
の対象検出へと移行する。上述したように、走査された
対象はテキスト文字(characters)、線画、あるいは画
像を含む。これら対象のエッジがカラー誤設定の候補で
ある。ここでも画素が走査された対象の一部であるか否
かを決定するいくつかの方法がある。
法が処理のステップ20に用いられることにする。第1
のステップは注目画素の勾配をチェックするものとす
る。対象のエッジ内にあるためには、フォアグラウンド
とバックグラウンドの間の勾配は、注目画素とバックグ
ラウンドとの間の勾配、および注目画素とフォアグラウ
ンドの間の勾配よりも高くならねばならない。
グラウンド、bがバックグラウンドを示す。
(a,b)>D(b,0) 勾配チェックに加えて、ルミナンス(輝度)チェックも
実行されることになる。なんらかの概算(approximatio
n)が行われて、フォアグラウンド(a)、バックグラウ
ンド(b)、注目画素(0)をルミナンス値に変換す
る。このような変換の一例がフォアグラウンド値も用い
て以下のように示される。
(a)十0.2B(a) 対象のエッジ内にあるためには、注目画素のルミナンス
はフォアグラウンドとバックグラウンドのルミナンス値
の間になければならない。
L(a)<L(0)<L(b) このステップの結果がポジティブ(Yes)であり、よ
って注目画素が走査された対象のエッジ内にあるなら
ば、処理はステップ22に移る。結果がネガティブ(N
o)であれば、この画素がカラー誤設定の検出のための
候補としては省かれる。続いて、処理はステップ26ま
で進行し、この画素に関しては処理を終了する。
はない画素の範囲を低減する処理は、本発明の処理方法
のスピードアップを促進するものである。十分な候補と
なる画素のみに対して、詳細分析が実施される。この詳
細分析はステップ22で実行される。
カラー誤設定の誤差範囲を計算するためにストークスの
定理が用いられる。ストークスの定理とは下記の(式
1)にて示されるものである。
vは体積、nはsの法線ベクトル、及び、sは制御表面
(面要素)である。
法、流体動力学、および電磁気学においてよく知られて
いる。しかし、ストークスの定理は、ディジタルカラー
画像処理においてはあまり知られていない。
いるのは、ベクトルフィールドの循環(circulation )
が制御体積(体積要素)あるいは制御領域(面要素)全
体の回転(curl)積分であるということであり、同じ制
御表面あるいは制御体積どちらか全体の循環勾配のネッ
トフラックスが、表面あるいは境界の間にある等高線境
界に沿った線積分あるいは表面積分と同等になることを
示すものである。カラー誤設定に関しては、カラー誤設
定が起きていないときのストークスの定理による式はゼ
ロになる。
れた画像のエッジに交差すると想定される3つの画素
(ピクセル)を用いることが挙げられる。3つの画素、
即ち1つがバックグラウンドからのもの(画素b)、注
目画素(画素0)、そしてフォアグラウンドからのもの
(画素a)にわたる積分は下記の(式2)で表される。
0 )、フォアドラウンドまたはバックグラウンドをPa
(Ra ,Ga ,Ba )、Pb (Rb ,Gb ,Bb )(実
際にフォアドラウンドやバックグラウンドを求めるわけ
ではなく、注目画素に対して右にあるか、左にあるかの
違い)とした場合、G0 は注目画素の濃度値、BbaはP
b のBb 値からPa のBa 値を差分したもの。以下、他
の項目について同様に定義を行ったものです。
ルで表し、注目画素とその両側の3点を閉じた表面とし
てベクトル積分(式2)すると、ベクトルの回転量が算
出される。算出されたベクトルの回転量はベクトルで表
現された色相のズレを示すものである。上記ベクトルの
回転量の値が大きければカラー誤設定の程度が大きいこ
とになる。
の量が大きいということになる一方、計算結果が小さけ
れば、カラー誤設定は極めて小さいということになる。
カラー誤設定の量の決定、あるいはカラー誤設定が無い
と決定するための動的調整(dynamic adjustment)を可
能にするため、結果が閾値Tと比較される。この閾値は
アプリケーションないしは画像に応じて調整できる。
ればカラー誤設定があり、処理は、カラー誤設定を示す
ステップ24に進む。結果が閾値より小さければカラー
誤設定がなく、処理はステップ26へと進む。一旦、カ
ラー誤設定が検出されれば、実際の画像の表現までに、
上記カラー誤設定は、調整されて軽減される。カラー誤
設定を軽減するこれらの技術については本明細書では記
載しないが、公知のものを用いることができる。
像読取装置内に設定されたソフトウェアで実施される。
上記処理方法は、画像読取装置から画像を受信する画像
出力装置において実施するのも可能なものである。上記
処理方法は、画像読取及び画像出力両方を実行する装置
の何れかの部分での実施も可能なものであろう。上記処
理方法は、画像あるいはグラフィック適用のソフトウェ
ア、ラスター画像プロセッサ、あるいはコピー機または
出力装置のドライバーなどでの実施も可能なものであろ
う。
回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲート配
列(FPGA)あるいはディジタル信号プロセッサにお
いても実施も可能なものであろう。しかし、これらのハ
ードウェアヘの実施はソフトウェアのものほど柔軟性が
なく、よって、ソフトウェアでの実施例が好適なもので
ある。
以外のカラースペースにも応用可能なものであり、CM
YやCMYK、及び、LAB、LCH、HLSなどに基
づくクロミナンス(色度)やルミナンス(輝度)にも実
施可能なものである。上記の明細書の記載や実施例の記
載は本発明の適応を制限する意図をもって述べられたも
のではない。
び、検出装置のための実施例を挙げて説明してきたが、
このような実施例は、前述の特許請求の範囲を除いて
は、本発明の範囲を制限するよう考慮されるものではな
い。
画像のエッジ部分において、エッジ内部およびエッジ外
部(背景)とで、ほぼ均一な色(またはほぼ一様に色が
変化する)となっていると共に、エッジ部分を含む、微
小領域では、エッジ内部とエッジ外部とがほぼ同程度の
面積にて存在している画像データに対し、より好適に用
いることができる。上記画像データとしては、文字画像
データや、表画像データ、グラフ画像データ等を挙げる
ことができる。
のように、a)画像読取装置から受信された画像データ
をバッファにカラースペースデータの形態で記憶し、
b)上記カラースペースデータをベクトルスペースに転
送し、c)注目画素およびその周囲を含む部分にウィン
ドーを設置し、d)上記ウィンドー内でバックグラウン
ド、およびフォアグラウンドの画素を選択し、e)上記
注目画素が対象のエッジにあるか否かを決定し、及び
f)カラー誤設定の絶対値が閾値を超えるか否か、上記
画素が対象のエッジにある否かを決定するために上記画
素を分析する、各ステップを有する方法である。
の周囲を含む部分にウィンドーを設置して、注目画素に
関する分析を軽減し、かつ、分析をベクトルスペースに
て行うことにより、カラー誤設定の分析を容易化できる
ので、カラー誤設定の検出を低価格で、かつ、高精度に
て実行できるという効果を奏する。
のフローチャートである。
走査方向での各画素のレイアウトの概念図である。
Claims (9)
- 【請求項1】a)画像読取装置から受信された画像デー
タをバッファにカラースペースデータの形態で記憶し、 b)上記カラースペースデータをベクトルスペースに転
送し、 c)注目画素およびその周囲を含む部分にウィンドーを
設置し、 d)上記ウィンドー内でバックグラウンド、およびフォ
アグラウンドの画素を選択し、 e)上記注目画素が対象のエッジにあるか否かを決定
し、及び f)カラー誤設定の絶対値が閾値を超えるか否か、上記
画素が対象のエッジにある否かを決定するために上記画
素を分析する、各ステップを有する入力画像のカラー誤
設定を検出するカラー画像の処理方法。 - 【請求項2】さらに、前記ステップは前記設置ステップ
c)と前記選択ステップd)との間で行う、前記画素が
エッジ上にあるか否かを予め決定するステップを含む請
求項1記載のカラー画像の処理方法。 - 【請求項3】さらに、前記設置ステップc)は、サブ走
査方向で5画素、メイン走査方向で1画素であるウィン
ドーを設置することを含む請求項1または2記載のカラ
ー画像の処理方法。 - 【請求項4】さらに、前記決定ステップe)は、前記注
目画素の勾配チェック、及び、ルミナンスチェックを含
む請求項1、2または3記載のカラー画像の処理方法。 - 【請求項5】さらに、前記分析ステップf)は、前記ベ
クトルスペースに対しストークスの定理を適応すること
を含む請求項1ないし4の何れかに記載のカラー画像の
処理方法。 - 【請求項6】前記カラースペースはRGBである請求項
1ないし5の何れかに記載のカラー画像の処理方法。 - 【請求項7】前記カラースペースはCMYである請求項
1ないし5の何れかに記載のカラー画像の処理方法。 - 【請求項8】前記カラースペースはCMYKである請求
項1ないし5の何れかに記載のカラー画像の処理方法。 - 【請求項9】前記カラースペースはルミナンス、および
クロミナンスカラースペースである請求項1ないし5の
何れかに記載のカラー画像の処理方法。
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