JPH10123837A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10123837A
JPH10123837A JP8298229A JP29822996A JPH10123837A JP H10123837 A JPH10123837 A JP H10123837A JP 8298229 A JP8298229 A JP 8298229A JP 29822996 A JP29822996 A JP 29822996A JP H10123837 A JPH10123837 A JP H10123837A
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JP
Japan
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developer
image
image forming
carrier
toner
Prior art date
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Pending
Application number
JP8298229A
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English (en)
Inventor
Takayuki Maruta
貴之 丸田
Takashi Bisaiji
隆 美才治
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置に出荷前にプリセットする現像
剤が高温下での放置によって固着等しないようにする。 【解決手段】 使用先への出荷時に、リボルバー現像装
置230に収容する現像剤の状態を、使用先での通常使
用時におけるトナー濃度よりも低いトナー濃度の現像剤
またはキャリアのみとする。また出荷時の状態では各色
現像スリーブ上の現像剤が、リボルバー現像装置230
外に露出しないようにする。梱包状態では、現像スリー
ブ231KS、231CS、231MS、231YS上
の現像剤が対向する感光体ドラム200に接触しないよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に関し、また、着色
粒子が磁性粒子に特定の割合で混合された現像剤(いわ
ゆる2成分現像剤)を用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス用の複写機においては、
感光体等を像担持体とする乾式2成分現像方式が主流と
なっている。さらに、フルカラー画像が得られる複写機
も使用されはじめている。しかしながらこれらの複写機
は、ユーザー先でのセットアップ(基本的には、機械の
クランパ類の解除、感光体や現像剤のセット、画像調整
等)が必要とされている。もちろんこれらの作業は時間
を要するので、極力設置場所での作業を減らすため、現
像剤のプレセット、画像調整の自動化が提案されてい
る。例えば特開昭62−229170号公報では、現像
器内に2成分現像剤を入れたまま梱包する技術が開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような状況のもと
で、特にカラー複写機の現像剤のプリセットを実施する
上では、(1)カラートナーは、一般的に白黒トナーと
比較してトナーの軟化点が低く(カラートナーの軟化点
は約60〜70℃である)、現像機に現像剤(2成分現
像剤)をプレセットした場合、高温下で放置されるとト
ナーが現像器内で固着してしまい、従って海外への船舶
での輸送が不可能であること、(2)現像剤が吸湿し
て、現像剤の帯電量が低下し、現像能力が高くなりすぎ
て、目標の画像が得られず、カラー複写機の場合は、微
妙な画像濃度の差でカラーバランスが崩れ、顕在化しや
すいこと、(3)カラー複写機の移動型現像装置、特に
リボルバー方式の現像装置などでは、輸送時の振動など
で、現像スリーブ上の現像剤が機内に落下し機内を汚染
しやすいこと、(4)現像スリーブ上に現像剤を汲み上
げたまま、かつ感光体に現像剤が接触したままで機械を
移動させると、振動で感光体表面にキズが発生する場合
があること、(5)プレセット剤としてトナー濃度が低
い現像剤またはキャリアのみとしておくと、設置場所に
着荷した時にその状態のままで画像を複写すると、画像
濃度が低く画像品質が劣ること、(6)それを解消する
ために、トナー補給モードを実行する際に感光体帯電電
位と現像バイアスを通常使用時の設定で行うと、感光体
にキャリア付着させてしまうこと、等の多くの問題が生
じる。
【0004】また2成分現像剤を用いる電子写真方式の
画像形成装置では、着色粒子(トナー)が磁性粒子(キ
ャリア)に特定の割合(トナー濃度)で混合された現像
剤が現像装置内にあり、例えば一様に帯電された感光体
上にイメージ露光により形成された静電潜像をキャリア
との摩擦帯電により帯電したトナーを静電的に上記静電
潜像へ選択付着させることで顕像化する、いわゆる現像
工程を有する。また、現像工程により消費されたトナー
は、別に設けられた補給手段により現像剤中へ補給さ
れ、継続的な現像工程が維持される。周知のように、2
成分現像の短所は、キャリアとの摩擦帯電により得られ
るトナーの帯電量が耐久に従い劣化(低下)することで
ある。この原因は、キャリアの帯電能力の変化、主にト
ナーとの摩擦帯電に寄与するキャリア表面へのトナー成
分(樹脂、帯電制御剤)、第三添加剤(流動性付与剤な
ど)の付着である。トナーの帯電量の低下は、現像トナ
ー量の増加による必要以上の画像濃度上昇や、非画像部
へのトナー付着に代表される画像劣化となり、ある時点
(耐久時間)にて交換されることになる。現像剤の交換
は、一般的にはユーザーでなくその装置を保守するサー
ビスマンにより行われるが、劣化した現像剤は上記のよ
うにトナーの帯電量が低下しているため、キャリアとの
静電的な付着力も低く、非常に飛散し易い状態にあり、
このため作業に慣れているサービスマンであっても交換
作業中に周囲にトナーを飛散させてしまうことがあり得
る。そのため従来では、周囲へのトナー飛散を防止する
ためにビニール袋内で交換工程を実施する等が行われて
いるが、このような交換作業は非常に面倒である。
【0005】そこで本発明は、高温下での放置による固
着等の不具合を解消でき、また寿命に至った現像剤を交
換する際にビニール袋等の特別な手段を用いなくとも周
囲へトナーを飛散させないですむ画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の
うち請求項1に係るものは、キャリアとトナーからなる
2成分現像剤を収容する現像装置を搭載する画像形成装
置において、使用先への出荷状態を、該使用先での通常
使用時におけるトナー濃度よりも低いトナー濃度の現像
剤またはキャリアのみを現像装置に収容してなることを
特徴とする。
【0007】同請求項2に係るものは、像担持体と対向
した位置で複数の現像剤担持体を動作させ、上記像担持
体と上記現像剤担持体との間にバイアスを印加し、上記
現像剤担持体上の現像剤を上記像担持体に現像する手段
を備え、上記各現像担持体を上記像担持体に対向した位
置に移動させて画像を形成する画像形成装置において、
使用先への出荷状態を、該使用先での通常使用時におけ
るトナー濃度よりも低いトナー濃度の現像剤またはキャ
リアのみを現像装置に収容し、上記現像剤担持体上の現
像剤またはキャリアが上記現像装置内の現像器外へ露出
しないようにしてなることを特徴とする。
【0008】同請求項3に係るものは、上記現像装置に
収容された出荷状態の現像剤に対してトナーを補給する
トナー補給モードを設定してなることを特徴とする。
【0009】同請求項4に係るものは、少なくとも着色
粒子が磁性粒子に特定の割合で混合された現像剤にて像
担持体に着色粒子を付着させ、該像担持体上に形成され
た潜像を顕像化する画像形成工程を行う画像形成装置に
おいて、上記磁性粒子に対する上記着色粒子の割合を通
常の画像形成工程時より低くする通常の画像形成工程と
は独立した予め設定されている工程を有することを特徴
とする。
【0010】同請求項5に係るものは、少なくとも着色
粒子が磁性粒子に特定の割合で混合され、該特定の混合
割合を検出手段により供給する着色粒子の供給量にて制
御された現像剤にて上記像担持体に着色粒子を付着さ
せ、上記像担持体上に形成された潜像を顕像化する画像
形成工程を有する装置において、上記磁性粒子に対する
着色粒子の割合を上記検出手段にて検出しながら通常の
画像形成工程時より低くする通常の画像形成工程とは独
立した予め設定されている工程を有することを特徴とす
る。
【0011】同請求項6に係るものは、上記通常の画像
形成工程とは独立した工程が、上記像担持体への着色粒
子の付着を行い、上記現像剤への上記着色粒子の供給は
行わない工程であることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の
一実施形態であるカラー複写機の概略構成を示す断面図
で、主に、カラー画像読み取り装置1、カラー画像記録
装置2、給紙バンク3、後述する制御部500(図1で
は図示を省略してある。)で構成されている。
【0013】カラー画像読み取り装置(以下、カラース
キャナーと称する。)1は、コンタクトガラス101上
の原稿4の画像を、照明ランプ102、ミラー群103
a、103b、103c、及びレンズ104を介してカ
ラーセンサ105に結像し、原稿のカラー画像情報を、
例えばブルー(B)、グリーン(G)、レッド(R)の
色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。
カラーセンサ105は、本例ではB、G、Rの色分解手
段とCCDのような光電変換素子で構成されており、3
色同時読み取りを行う。そして、このカラースキャナー
1で得たB、G、Rの色分解画像信号の強度レベルをも
とにして、画像処理部(図示せず)で色変換処理を行
い、黒(Bk)、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエ
ロー(Y)のカラー画像データを得る。
【0014】これを、次に述べるカラー画像記録装置
(以下、カラープリンターと称する。)2によって、B
k、C、M、Yの顕像化を行い、最終的なカラーコピー
とする。なお、Bk、C、M、Yの画像データを得るた
めのカラースキャナー1の動作方式は、カラープリンタ
ー2の動作とタイミングを取ったスキャナースタート信
号を受けて、照明・ミラー光学系が図1に示す左矢印方
向へ原稿走査し、1回走査毎に1色の画像データを得る
ものであり、この動作を合計4回繰り返すことによっ
て、順次の4色画像データを得る。そして、その都度カ
ラープリンター2で順次顕像化しつつ、これを重ね合わ
して4色フルカラー画像を形成する。
【0015】次に、カラープリンター2の概要を説明す
る。書き込み光学ユニットは、カラースキャナー1から
のカラー画像データを光信号に変換し、原稿画像に対応
した光書き込みを行い、感光体ドラム200に静電潜像
を形成する。書き込み光学ユニットは、レーザー発光手
段221とその発光駆動制御部(図示せず)、ポリゴン
ミラー223とその回転用モータ223、f/θレンズ
224や反射ミラー225等で構成されている。
【0016】感光体ドラム200は、図中矢印で示すよ
うに反時計方向に回転するが、その周りには、図2に詳
細に示すように、感光体クリーニング装置201、除電
ランプ202、帯電器203、電位センサ204、リボ
ルバー現像装置230の選択された現像器、現像濃度パ
ターン検知器205、中間転写装置260の中間転写ベ
ルト261などが配置されている。
【0017】リボルバー現像装置230は、Bk現像器
231K、C現像器231C、M現像器231M、Y現
像器231Yと、各現像器を図中の矢印のように反時計
方向に回転させるリボルバー回転駆動部(図示せず)か
らなる。各現像器は、静電潜像を現像するために、現像
剤の穂を感光体ドラム200の表面に接触させて回転す
る現像スリーブ(231KS、231CS、231M
S、231YS)と、現像剤を汲み上げ・撹拌するため
に回転する現像パドル等で構成されている。
【0018】このような装置構成で、コピーを開始する
前の待機状態では、リボルバー現像装置230はBkの
位置にセットされており、コピー動作が開始されると、
カラースキャナ1で所定のタイミングからBk画像デー
タの読み取りがスタートし、この画像データに基づきレ
ーザー光による光書き込み・潜像形成が始まる(以下、
Bk画像データによる静電潜像をBk潜像と称する。
C、M、Yについても同じ)。このBk潜像の先端部か
ら現像可能とすべくBk現像器231Kの現像位置に潜
像先端部が到達する前に、現像スリーブ231KSを回
転開始させ、Bk潜像をBkトナーで現像する。それ以
後、Bk潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後端部が
Bk現像位置を通過した時点で、速やかにBk現像ユニ
ット現像位置から次の色現像位置まで、リボルバー現像
装置230が回転する。これは、少なくとも次の画像デ
ータによる潜像先端部が到達する前に完了させる。
【0019】像形成サイクルが開始されると、先ず感光
体ドラム200は図中矢印のように反時計廻りに、中間
転写ベルト261は時計廻りに、図示せぬ駆動モータに
よって回転駆動される。中間転写ベルト261の回転に
伴ってBkトナー像形成、C像形成、M像形成、Y像形
成が行われ、最終的にBk、C、M、Yの順に中間転写
ベルト261上に重ねてトナー像が作られる。
【0020】まずBk像形成は以下のようにして行われ
る。帯電器203はコロナ放電によって感光体ドラム2
00を負電荷で約−700Vに一様に帯電する。続いて
レーザーダイオード221はBk信号に基づいてラスタ
露光を行う。ラスタ像が露光されたとき、当初一様に荷
電された感光体ドラム200の露光された部分は、露光
光量に比例する電荷が消失し、静電潜像が形成される。
【0021】リボルバー現像装置230内のトナーは、
フェライトキャリアとの撹拌によって負極性に帯電さ
れ、またBk現像スリーブ231KSは感光体ドラム2
00の金属基体層に対して図示せぬ電源手段によって負
の直流電位と交流とが重畳された電位にバイアスされて
いる。この結果、感光体ドラム200の電荷が残ってい
る部分にはトナーが付着せず、電荷の無い部分、つまり
露光された部分にはBkトナーが吸着され、潜像と相似
なBk可視像が形成される。
【0022】中間転写ベルト261は、駆動ローラ26
4a、転写対向ローラ264b、クリーニング対向ロー
ラ264c及び従動ローラ群に張架されており、図示せ
ぬ駆動モータにより駆動制御される。ベルトの材質はE
TFE(エチレンテトラフロロエチレン)で、電気抵抗
は表面抵抗で108〜1010Ω/cm2の中抵抗といわれ
るものである。
【0023】さて、感光体ドラム200上に形成させた
Bkトナー像は、感光体ドラム200と接触状態で等速
駆動している中間転写ベルト261の表面にベルト転写
コロナ放電器(以下ベルト転写器という。)265によ
って転写される(以下においては、感光体ドラム200
から中間転写ベルト261へのトナー像転写をベルト転
写と称する。)。また感光体ドラム200上の若干の未
転写残留トナーは、感光体ドラム200の次色の再使用
に備えて感光体クリーニング装置201で清掃され、回
収されたトナーは回収パイプを経由して図示せぬ排トナ
ータンクに蓄えられる。なお、中間転写ベルト261に
は、感光体ドラム200に順次形成するBk、C、M、
Yのトナー像を、同一面に順次位置合わせして、4色重
ねのベルト転写画像を形成し、その後、転写紙5にコロ
ナ放電転写器にて一括転写を行う。
【0024】ところで、感光体ドラム200側ではBk
工程の次にC工程に進むが、所定のタイミングからカラ
ースキャナー1によるC画像データ読み取りが始まり、
その画像データによるレーザー光書き込みで、C潜像形
成を行う。C現像器231Cはその現像位置に対して、
先のBk潜像後端部が通過した後で、且つC潜像の先端
が到達する前にリボルバー現像装置230の回転動作を
行い、C潜像をCトナーで現像する。以後、C潜像領域
の現像を続けるが、潜像後端部が通過した時点で、先の
Bk現像器231Kの場合と同様にC現像ユニットの回
転動作を行うが、これもやはり次のM潜像先端部が到達
する前に完了させる。なお、M及びYの工程について
は、それぞれの画像データ読み取り・潜像形成・現像の
動作が上述のBk、Cの工程と同様であるので説明は省
略する。
【0025】ベルトクリーニング装置262は、 詳細
な図示は省略するが、入口シール、ゴムブレード、排出
コイル、及び入口シール、ブレードの接離機構などで構
成されており、1色目のBk画像をベルト転写した後
の、2、3、4色目をベルト転写している間は、ブレー
ド接離機構によってベルト面から入口シール、ブレード
を離間させておくようになっている。
【0026】紙転写コロナ放電器263(以下、紙転写
器という。)は、コロナ放電方式にてAC+DC、又は
DC成分を印加して、中間転写ベルト上の重ねトナー像
を転写紙5に転写するものである。
【0027】給紙バンク3内の転写紙カセット300a
〜330cには、各種サイズの転写紙5が収納されてお
り、指定されたサイズ紙の収納カセットから、給紙コロ
301a〜301cによってレジストローラ方向に給紙
・搬送される。なお図中210は、OHP用紙や厚紙な
どの手差し給紙トレイである。
【0028】像形成が開始される時期に、転写紙5は上
記いずれかの給紙カセット300a〜330cあるいは
手差し給紙トレイ210から給送され、レジストローラ
対209のニップで待機している。そして紙転写器26
3に中間転写ベルト261上のトナー像先端がさしかか
るときに、ちょうど転写紙5先端がこの像先端に一致す
るようにレジストローラ対209が駆動され、転写紙5
と像のレジスト合わせが行われ、転写紙5が中間転写ベ
ルト像と重ねられて正電位につながれた紙転写器263
の上を通過するとき、コロナ放電電流で転写紙5が正電
荷で荷電され、トナー画像の殆どが転写紙5上に転写さ
れる。続いて紙転写器263の図中左側に配した図示せ
ぬAC+DCコロナによる分離除電器を通過するとき
に、転写紙5は除電され、中間転写ベルト261から剥
離して搬送ベルト211上に移る。
【0029】そして、中間転写ベルト261面から4色
重ねトナー像を一括転写された転写紙5は、紙搬送ベル
ト211で定着器270に搬送され、所定温度にコント
ロールされた定着ローラ271と加圧ローラ272のニ
ップ部でトナー像を熔融定着され、排出ローラ対212
で機外に送り出され、図示せぬコピートレイに表向きに
スタックされ、フルカラーコピーを得る。なお、ベルト
転写後の感光体ドラム200は、感光体クリーニング装
置201(ブラシローラ、ゴムブレード)で表面をクリ
ーニングされ、また、除電ランプ202で均一に除電す
る。また、転写紙5にトナー像を転写した後の中間転写
ベルト261は、ベルトクリーニング装置262を再び
ブレード接離機構でブレードを押圧して表面をクリーニ
ングする。
【0030】さらに、リピートコピー時は、カラースキ
ャナ1の動作及び感光体ドラム200への画像形成は、
1枚目(4色目)の画像工程に引き続き、所定のタイミ
ングで2枚目(1色目)の画像工程に進む。また、中間
転写ベルト261へは、1枚目の4色重ね画像の転写紙
5への一括転写工程に引き続き、表面をベルトクリーニ
ング装置262でクリーニングされた領域に、2枚目の
Bkトナー像がベルト転写される。その後は、1枚目と
同様動作になる。
【0031】以上は、A4サイズ横送りの4色フルカラ
ーを得るコピーモードの説明であったが、3色コピーモ
ード、2色コピーモードの場合は、指定された色と回数
の分について、上記同様の動作を行うことになる。ま
た、単色コピーモードの場合は、所定枚数が終了するま
での間、リボルバー現像装置230の所定色の現像器の
みを現像作動(所定色の現像位置)状態にして、ベルト
クリーニング装置262のブレードをベルトに押圧状態
のまま連続してコピー動作を行う。
【0032】図3は制御部500の構成を示すブロック
図である。この制御部500は、内部メモリに格納され
ている所定のプログラムに従ってカラースキャナ1、カ
ラープリンター2、給紙バンク3等を作動制御する。制
御部500は、CPU500Aで演算制御処理を行うマ
イクロコンピュータを備え、このCPU500Aには演
算制御処理のための基礎プログラム及びこれらの処理の
ための基礎データを蓄積しているROM50OB及び各
種データを取り込むためのRAM500Cが接続する。
【0033】そして、この制御部500にはI/Oイン
ターフェース500Dを介して外部機器が接続しする。
即ち、I/Oインターフェース500Dの入力側には、
感光体ドラム200と対向設置してある現像濃度パター
ン検知器(発光素子及び受光素子との組み合わせからな
る光学センサ)205、電位検出器(電位センサ)20
4及びトナー収容器検出用光学センサ(ブラック用)2
73、トナー収容器検出用光学センサ(カラー用)27
4が接続する。
【0034】また、I/Oインターフェース500Dの
出力側には、現像バイアス制御駆動部502、帯電制御
駆動部503、トナー補給駆動部504、レーザー発光
駆動部505、現像ローラ駆動部501、現像リボルバ
ー駆動部506、及び感光体駆動部507が各々接続す
る。
【0035】次に現像剤の撹拌方法について説明する。
図2はリボルバー現像装置230の断面図、図4は同側
面断面図で、感光体ドラム200に対向してBk現像ユ
ニットがセットされている状態を示している。リボルバ
ー現像装置230は、現像ケーシング230AでBk、
C、M、Yの4つに分割されている。
【0036】各色同一構成であるのでBkについて説明
すると、現像ケーシング230A内には、図示せぬマグ
ネットローラを内包する現像ローラ230KS、現像ロ
ーラ230KS上の現像剤を感光体ドラム200に導く
際に現像剤の汲み上げ量を規制する現像ドクタ230K
D、現像剤撹拌用のパドル230KP、スクリューパド
ル230KSP、スクリュー230KS、スクリューケ
ース230KCが配置されている。現像剤は、図5に示
すように循環搬送され、現像剤のトナー濃度の偏りがな
いよう撹拌される。
【0037】現像剤の循環形態を説明する。スクリュー
ケース230KC内の現像剤は、スクリュー230KS
により奥側から手前へ搬送され、前側板を通過して下方
のスクリューパドル230KSPへ落下し、スクリュー
パドル230KSPにより図面手前側から奥側へ前側板
を通過して搬送されていく。現像ローラ230KSはス
クリューパドル230KSP上に存在する現像剤を汲み
上げ、現像領域へ搬送し、一部現像ドクタ230KDに
て規制された現像剤は、スクリューケースへ落下する。
【0038】次にトナー補給について説明する。トナー
補給部には図5に示すように、各色のトナーカートリッ
ジ(トナー収容器)230KT、230CT、230M
T、230YTが設置されている。Bkカートリッジ2
30KTはBkの使用頻度が高いためリボルバー現像2
30の中央に設置され、図の紙面垂直方向に長くして容
量を大きくしてあり、リボルバー現像装置230の回転
とともにBkトナーホッパ230KTHにトナーを供給
するようになっている。Bkトナーホッパ230KTH
と補給トナーを搬送するスクリューパドル230KSP
の間には、補給ローラ230KRで規制され補給ローラ
230KRを回転させる補給モータ230HMが設置さ
れている。また、リボルバー現像装置230は、現像剤
を回収するために剤回収用フタ230KZを備えてい
る。
【0039】トナー補給を実施する場合には、補給モー
タ230HMを回転させ、補給ローラ230KRを回転
させることでBkカートリッジ230KTかBkトナー
ホッパ230KTH内のトナーがスクリューパドル23
0KSP上に落下してスクリューパドル230KSPの
回転とともに搬送され、前述したスクリューケースから
スクリューパドル230KSPへの現像剤落下部で混合
撹拌されながら前側板を通過して現像器内におくられる
ようになっている。
【0040】上記のようなトナー補給は、感光体ドラム
200上に作成される基準パターンを光学センサ205
で検出し、制御部500に送られた検出データを基にト
ナー補給量が決定され、トナー補給駆動部504が制御
されトナー補給が行われる。制御部500では、上記基
準パターンに対して、目標となる制御値に達成せず、ト
ナー補給動作を続けた場合に、トナーカートリッジ23
0KT、230CT、230MT、230YT内のトナ
ーがないものと判断するようになっており、リボルバー
現像装置230を回転させ、この場合に該当するトナー
カートリッジを交換ポジションに配置するものである。
この動作は、通常の作像動作終了時に行う。なおBkの
交換位置は、図5のリボルバーが90度反時計廻りにな
ったところである。
【0041】図6は、リボルバー現像装置230に収容
する現像剤の状態(図の斜線)を示しており、図6
(A)は、画像形成装置が工場から出荷されるときの状
態、図6(B)は、ユーザ先ですでに画像形成装置を着
荷したあとの状態を示している。出荷時の状態では各色
現像スリーブ231KS、231CS、231MS、2
31YS上の現像剤が、リボルバー現像装置230外に
露出しないようになっている。このような梱包に代えて
現像スリーブ231KS、231CS、231MS、2
31YS表面を覆うようなシャッターを設けてよい。
【0042】また梱包状態では、現像スリーブ231K
S、231CS、231MS、231YS上の現像剤が
対向する感光体ドラム200に接触しないようになって
いる。現像剤は、キャリア径50μmのシリコンコート
フェライトキャリアと粒径7.5μmの樹脂トナーで、
通常使用下5wt%のところ、梱包される現像剤は2w
t%以下または、キャリアのみとする。そしてユーザ先
への着荷後、図6(B)で示すように、現像スリーブ2
31KS、231CS、231MS、231YS上に現
像剤が汲み上げられた状態でそのまま、リボルバー現像
装置230が回転するようになっている。
【0043】図7は、着荷時に動作させるトナー補給モ
ードのタイミングチャートを示す。トナー補給モードを
実行すると、所定のタイミングで感光体ドラム200が
帯電され、リボルバー現像装置230には所定の現像バ
イアスが印加される。ほぼ同時に現像駆動モータが駆動
され、まずBk現像スリーブ231KSに対してトナー
補給が行われる。トナー補給が行われたあと、現像バイ
アス交流電源をONとし、所定の現像ポテンシャルでP
センサのパターン出力を行い、Pセンサにて感光体ドラ
ム200上のトナー付着量を検出し、決められた目標付
着量に達するまでトナー補給を繰り返す。Bkトナーの
付着量が目標に達したところで、リボルバーモータをO
Nとし、現像器をC現像に切り換え、Bkと同様の動作
を繰り返す。
【0044】なお、通常作後時のバイアス条件では、感
光体帯電電位VD−650V、現像バイアス(DC)−
530V、トナー補給時のバイアス条件では、感光体帯
電電位VD−650V、現像バイアス(DC)−630
Vである。
【0045】図8は本発明の第2の実施形態を説明する
ために、電子写真方式を用いた画像形成装置の感光体ド
ラム周りのみを取り出して示す概念図である。原稿を照
明光学系にて露光し、露光光学系(以上いずれも図示せ
ず)により露帯電器である帯電チャージャ12にて一様
に帯電された感光体ドラム11へイメージ露光を行い、
静電潜像を形成する。次に、その静電潜像を2成分現像
剤が入った現像器13によりトナーで顕像化する。感光
体ドラム11上の像に同期するよう給紙・搬送された転
写紙(図示せず)表面へ転写・分離器である転写チャー
ジャ14と分離チャージャ15により感光体ドラム11
上からトナー像を移し、定着器(図示せず)にてトナー
を固定することで最終像を得る。また転写・分離工程終
了後、残留したトナーはクリーニング器16にて除去
し、感光体ドラム11をクエンチングランプ17での一
様露光により初期化し、次の画像形成工程へ移る。
【0046】図9は、図8の画像形成装置の概略構成を
示すブロック図である。図中20は制御用のCPU、2
1は画像形成装置の動作を操作するための操作部、22
はメインモータ、23は帯電チャージャ12の電源、2
4は現像バイアス電源、25は転写チャージャ14の電
源、26は分離チャージャ15の電源、27は現像器モ
ータ、28はトナー補給モータ、29はトナー濃度検知
センサ、30は所定のプログラムやデータ等を格納した
ROM、31はRAM、32はクエンチングランプ17
の電源である。
【0047】ところでこのような画像形成装置において
は、帯電量が低下したトナーにおいてもキャリアとの摩
擦回数を増やせば帯電量をあるレベルまでは上げること
ができることから、通常の画像形成工程では使用できな
い値ではあるが装置としては許容できる値までトナー濃
度を自動的に低下させ、トナーとキャリアとの摩擦回数
が増える状態にてトナーの帯電量を上げ、現像剤交換時
トナー飛散等の不具合が発生しないようにすることがで
きる。
【0048】このような現像剤交換時の動作モードの内
容を図10のフローチャートで示す。まず現像剤交換を
行うことサービスマンが操作部21からキー入力等する
と(ステップ1)、現像交換時において感光体ドラム1
1に予め設けられた特定の潜像パターンを形成し(ステ
ップ2)、その潜像パターンを現像し(ステップ3)、
これにより現像剤中のトナーを消費させ、ついで潜像パ
ターンをクリーニングし(ステップ4)、現像剤交換工
程の実施回数が予め定めた回数nになったかどうかを判
断し(ステップ5)、判断結果がYESであれば現像剤
交換モードを終了し(ステップ6)、そうでなければス
テップ2へ戻ってそれ以降の工程を繰り返す。ステップ
5における判断内容としては、交換工程を予め決められ
た時間にわたり行ったかどうかでもよい。このような工
程を自動的に実行すると、現像剤交換時のトナー濃度が
低くなる。
【0049】図11は他の現像剤交換時の動作モードの
内容を示すフローチャートである。即ち、現像剤のトナ
ー濃度を検知するセンサ29を有することから、予め低
くすべきトナー濃度を設定しておき、特定の潜像パター
ンを形成、現像し(ステップ2、3)、現像剤のトナー
濃度を検出し(ステップ3a)、潜像パターンをクリー
ニングした(ステップ4)後、トナー濃度が所定の割合
(X%以下)となったかどうかを判断(ステップ5a)
する。なおこの例では、主に図10の動作と異なる部分
についてのみ説明した。その他は図10の動作と同じで
ある。
【0050】なお、上記2つの現像剤交換モードにおけ
る動作においては、現像剤中のトナーを消費させる工程
中トナー補給を行わないことを規定し、効果的に現像剤
のトナー濃度の低下させるようにすることができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1に係る画像形成装置は、以上説
明してきたように、現像剤をプリセットする際、通常使
用下のトナー濃度より極端に下げた現像剤またはキャリ
アのみを使用するようにしたので、高温下での放置時の
固着の不具合が解消される。即ち、カラートナーの軟化
点は約60〜70℃であるが、キャリアは、約200〜
230℃で焼成することから、キャリアのみの場合は、
さらに高温下での固着は発生せず、したがって、現像剤
のプリセット化が問題なく可能となり、いかなる環境に
おいても機械を放置できるようになる。特に海外への輸
出機においてもプリセット化が可能となり、また、プリ
セット化に伴ってユーザ先での現像剤投入時間を削減で
き、機械着荷時の時間短縮が可能となる。
【0052】請求項2に係る画像形成装置は、以上説明
してきたように、現像剤プリセット時に現像器外に現像
剤が露出しないので、上記共通の効果に加え、機械着荷
時の現像剤の吸湿による現像剤の帯電量の低下または画
像濃度過多を防止できる。
【0053】請求項3に係る画像形成装置は、以上説明
してきたように、現像剤プリセット状態で出荷されたも
のについてトナー補給を行うモードを設けることで、上
記共通の効果に加え、早急に現像剤を実使用下のトナー
濃度にすることができ、機械着荷・調整時間を短縮でき
る。
【0054】請求項4に係る画像形成装置は、以上説明
してきたように、磁性粒子に対する着色粒子の割合を通
常の画像形成工程時より低くする通常の画像形成工程と
は独立した予め設定されている工程を有し、現像剤交換
時、サービスマンが予め設定された工程を実行すること
で、現像剤のトナー濃度を通常使用している値より低く
するようにしたので、トナーとキャリアとの摩擦回数が
増え、トナーの帯電量が上がり、現像剤交換時のトナー
飛散等不具合が解消できる。
【0055】請求項5に係る画像形成装置は、以上説明
してきたように、磁性粒子に対する着色粒子の割合を検
出手段にて検出しながら通常の画像形成工程時より低く
する通常の画像形成工程とは独立した予め設定されてい
る工程を有し、現像剤交換時、サービスマンが予め設定
された工程を実行することで、現像剤のトナー濃度を通
常使用している値よりトナー濃度を検知する手段に従い
低くするようにしたので、請求項4の装置と同様の効果
を奏するものとなる。
【0056】請求項6に係る画像形成装置は、以上説明
してきたように、磁性粒子に対する着色粒子の割合を通
常の画像形成工程時より低くする通常の画像形成工程と
は独立した工程で、像担持体への着色粒子の付着を行
い、現像剤への着色粒子の供給は行わないようにしたの
で、上記請求項4、5と共通の効果に加え、効果的にト
ナー濃度が低くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施形態である
カラー複写機の概略構成を示す断面図である。
【図2】図1のリボルバー現像装置の断面図である。
【図3】図1の装置の制御部の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図1のリボルバー現像装置の側面断面図であ
る。
【図5】図1のリボルバー現像装置における現像剤の循
環搬送を示す断面図である。
【図6】リボルバー現像装置に収容する現像剤の状態を
示す断面図で、(A)は工場出荷状態、(B)はユーザ
先ですでに着荷したあとの状態を示す。
【図7】着荷時に動作させるトナー補給モードのタイミ
ングチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態を説明するために、感
光体ドラム周りのみを取り出して示す概念図である。
【図9】図8の画像形成装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図10】電子写真装置の一例の作像部の拡大図であ
る。
【図11】他の現像剤交換時の動作モードの内容を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 カラー画像読み取り装置(カラースキャナー) 2 カラー画像記録装置(カラープリンター) 3 給紙バンク 4 原稿 5 転写紙 12 帯電チャージャ 11 感光体ドラム 13 現像器 14 転写チャージャ 15 分離チャージャ 16 クリーニング器 17 クエンチングランプ 200 感光体ドラム 201 感光体クリーニング装置 202 除電ランプ 203 帯電器 204 電位センサ 205 現像濃度パターン検知器 209 レジストローラ対 210 手差し給紙トレイ 211 搬送ベルト 230 リボルバー現像装置 231KS、231CS、231MS、231YS 現
像スリーブ 260 中間転写装置 261 中間転写ベルト 262 ベルトクリーニング装置 263 紙転写コロナ放電器(紙転写器) 265 ベルト転写コロナ放電器(ベルト転写器) 270 定着器 273 トナー収容器検出用光学センサ 274 トナー収容器検出用光学センサ 300a〜330c 転写紙カセット 301a〜301c 給紙コロ 500 制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアとトナーからなる2成分現像剤
    を収容する現像装置を搭載する画像形成装置において、
    使用先への出荷状態を、該使用先での通常使用時におけ
    るトナー濃度よりも低いトナー濃度の現像剤またはキャ
    リアのみを現像装置に収容してなることを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体と対向した位置で複数の現像剤
    担持体を動作させ、上記像担持体と上記現像剤担持体と
    の間にバイアスを印加し、上記現像剤担持体上の現像剤
    を上記像担持体に現像する手段を備え、上記各現像担持
    体を上記像担持体に対向した位置に移動させて画像を形
    成する画像形成装置において、使用先への出荷状態を、
    該使用先での通常使用時におけるトナー濃度よりも低い
    トナー濃度の現像剤またはキャリアのみを現像装置に収
    容し、上記現像剤担持体上の現像剤またはキャリアが上
    記現像装置内の現像器外へ露出しないようにしてなるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記現像装置に収容された出荷状態の現
    像剤に対してトナーを補給するトナー補給モードを設定
    してなることを特徴とする請求項1または2の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも着色粒子が磁性粒子に特定の
    割合で混合された現像剤にて像担持体に着色粒子を付着
    させ、該像担持体上に形成された潜像を顕像化する画像
    形成工程を行う画像形成装置において、上記磁性粒子に
    対する上記着色粒子の割合を通常の画像形成工程時より
    低くする通常の画像形成工程とは独立した予め設定され
    ている工程を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも着色粒子が磁性粒子に特定の
    割合で混合され、該特定の混合割合を検出手段により供
    給する着色粒子の供給量にて制御された現像剤にて上記
    像担持体に着色粒子を付着させ、上記像担持体上に形成
    された潜像を顕像化する画像形成工程を有する装置にお
    いて、上記磁性粒子に対する着色粒子の割合を上記検出
    手段にて検出しながら通常の画像形成工程時より低くす
    る通常の画像形成工程とは独立した予め設定されている
    工程を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記通常の画像形成工程とは独立した工
    程が、上記像担持体への着色粒子の付着を行い、上記現
    像剤への上記着色粒子の供給は行わない工程であること
    を特徴とする請求項4または5の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1548518A1 (en) 2003-12-25 2005-06-29 Ricoh Company, Ltd. Developing device, process cartridge, and image forming appratus
JP2005345494A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Ricoh Co Ltd 現像装置およびプロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2006084892A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Ricoh Co Ltd プロセスカートリッジの現像装置

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