JPH10186831A - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

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JPH10186831A
JPH10186831A JP8355647A JP35564796A JPH10186831A JP H10186831 A JPH10186831 A JP H10186831A JP 8355647 A JP8355647 A JP 8355647A JP 35564796 A JP35564796 A JP 35564796A JP H10186831 A JPH10186831 A JP H10186831A
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image
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carrier
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JP8355647A
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Atsushi Takeda
篤志 竹田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パッチの濃度検知手段および2成分現像剤の
交換手段を備え、現像剤の劣化による濃度低下があった
判断されたときに、現像剤を自動で入れ換えることによ
り、長期間の使用によっても濃度低下やかぶりがない画
像を得ることができ、装置の非稼働時間の低減も可能と
した多色画像形成装置を提供することである。 【構成】 感光ベルト1に対し、第1帯電し、全面露光
後、第2帯電し、第2露光により最大濃度パッチの潜像
を形成し、電位センサー50で所定潜像電位を確認した
後、第2現像器(2成分現像器)7aで現像して、得ら
れたパッチの濃度を透過濃度センサー60で測定する。
そして、濃度信号をCPUに送って予め設定した参照信
号と比較し、参照信号よりも小さい場合は、濃度の低下
が発生していると判断し、混合比に異常のないことを確
認の上、現像剤の劣化があった判断する。そして、自動
交換手段により第2現像器7aの現像剤の交換をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置の画
像形成装置、特に多色刷りを行なう多色画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、多色画像形成装置として2色
電子写真装置が知られている。この2色電子写真装置に
よれば、図5から理解されるように、第1帯電器2によ
り感光ベルト1の表面をたとえば−600Vに一様帯電
し、第1露光装置3により第1画像光3aを感光ベルト
1に照射して、感光ベルト1上に露光部の表面電位をた
とえば−100Vとした第1潜像を形成する。この第1
潜像を第1現像器4により、たとえば磁性1成分トナー
(磁性一成分現像剤)の黒トナー(第1トナー)を用
い、たとえば2000Hz、1500Vppの交流に−
500Vの直流を重畳した現像バイアスの印加下に反転
現像し、第1潜像を黒トナー像として可視化する。
【0003】つぎに、感光ベルト1を第2帯電器5によ
り再帯電し、暗部電位を−700Vに、また第1トナー
像の電位をたとえば−520Vに上昇する。ついで、第
2露光装置6により第2露光6aを照射し、感光ベルト
1の表面上に露光部電位をたとえば−80Vとした第2
潜像を形成する。このように形成した第2潜像を、第2
現像器7によりたとえば赤トナー(第2トナー)を用い
て、たとえば2000Hz、1800Vppの交流に−
420Vの直流を重畳した現像バイアスを印加下に反転
現像すると、第1トナー像の部分に赤トナーを付着させ
ることなく、第2潜像の部分のみを現像して、赤トナー
像として可視化することができる。
【0004】上記のようにして、感光ベルト1上に黒ト
ナー像および赤トナー像の2色画像を形成したら、帯電
器12により帯電してそれらのトナーの帯電量を最適化
した後、レジストローラ34により画像形成と同期して
供給された転写材9上に、転写帯電器8の作用により黒
および赤のトナー像を一括して転写する。その後、分帯
除電帯電器30により除電して、転写材9を感光ベルト
1から分離した後、搬送ベルト36により転写材9を定
着器10に搬送し、そこで2色のトナー像を転写材9上
に定着した後、2色カラープリントとして画像形成装置
の機外に排出する。一方、感光ベルト1は、クリーニン
グ装置11により残留トナーを除去した後、次の画像形
成プロセスに供する。
【0005】以上では、説明を簡単にするために、第1
トナー像上に第2トナー像を重ね合わせずに形成した2
色画像を念頭において説明したが、第1トナー像が存在
する場所を第2露光装置6で露光し、第2現像器7で現
像することにより、第1トナー像上に第2トナー像を意
図的に重ね合わせて形成した2色画像を作像できること
は当然である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、複写速度あ
るいはプリント速度が毎分40枚以上の電子写真装置、
特に高速機においては、画像の安定性および装置の耐久
性を考慮すると、磁性を持たない非磁性1成分現像剤
(いわゆるノンマグトナー)よりは、磁性1成分現像
剤、もしくはトナーとフェライト等の磁性キャリアとか
らなる2成分現像剤を用いる方が好ましい。色現像剤に
磁性トナーを用いるのは困難なため、少なくとも色現像
剤には2成分現像剤を用いるのが好都合である。
【0007】しかしながら、2成分現像剤には、長期間
の使用による劣化、特にキャリアの劣化が生じるデメリ
ットがある。つまり、トナーとキャリアの撹拌時や、現
像スリーブへの現像剤のコート時に、現像剤に剪断力が
かかって、キャリア表面にトナーが固着し(キャリア劣
化)、キャリアによるトナーへの摩擦帯電電荷の付与が
不安定になり、濃度低下やいわゆるかぶり増加の問題を
生じる。また、サービスマンによる劣化した現像剤の交
換が必要になり、装置の非稼働時間(ダウンタイム)の
増加やサービスの煩雑を招くといった欠点もあった。
【0008】本発明の目的は、パッチの濃度検知手段お
よび2成分現像剤の交換手段を備え、現像剤の劣化によ
る濃度低下があった判断されたときに、現像剤を自動で
入れ換えることにより、長期間の使用によっても濃度低
下やかぶりがない画像を得ることができ、装置の非稼働
時間の低減も可能とした多色画像形成装置を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明にかか
る多色画像形成装置にて達成される。要約すれば本発明
は、像担持体を一様帯電する第1帯電手段と、像担持体
上に第1潜像を形成する第1露光手段と、第1潜像を現
像する第1現像手段と、引き続き、前記像担持体を一様
帯電する第2帯電手段と、像担持体上に第2潜像を形成
する第2露光手段と、第2潜像を現像する第2現像手段
とを少なくとも有し、さらに、前記像担持体上に形成さ
れた複数色のトナー像を転写材上に一括して転写する転
写手段を備えた多色画像形成装置において、前記第1、
第2現像手段を含む現像手段のうちの少なくとも2つの
現像手段は2成分現像手段からなり、そして、画像形成
装置は、形成した最大濃度のパッチの潜像電位を確認す
る手段、現像したパッチの濃度を測定する手段、および
測定したパッチの濃度に応じて2成分現像手段の現像剤
を自動交換する手段を備え、該自動交換手段は、2成分
現像手段から現像剤を排出する手段、2成分現像手段に
キャリアを供給する手段およびトナーを供給する手段を
含んで構成されることを特徴とする多色画像形成装置で
ある。
【0010】本発明によれば、パッチの濃度測定手段が
透過型濃度センサーからなり、或いはパッチのトナー層
電位を測定する手段からなる。好ましくは、2成分現像
手段は全て、使用する現像剤のキャリアが共通であり、
該キャリアを収容したキャリアホッパーを共有してお
り、そして、トナーを収容したトナーホッパーを個別に
有する。
【0011】
【発明の実施の態様】
実施例1 図1は、本発明の一実施例にかかる多色画像形成装置を
示す構成図である。本発明では、第2露光装置6の後段
に2成分現像器を複数個、本例では、第2現像器7aお
よび第3現像器7bの2つ設けた点が、図5に示した従
来の多色画像形成装置と異なる。本発明のその他の構成
は、従来の多色画像形成装置と基本的に同様で、図1に
おいて図5に付した符号と同一の符号は同一の部材を示
す。感光ベルト1は背面からの光を透過可能なベルト感
光体で、矢印aの方向に回動する。
【0012】本実施例によれば、第2現像器7aと第3
現像器73は、使用する現像剤のキャリアを共通化して
おり、第2現像器7aと第3現像器73は、このキャリ
アを収容したキャリア用ホッパーを共有している。これ
は、キャリア用ホッパーを別々に設けるよりも、キャリ
ア用ホッパーのスペースを小さくできるからである。し
たがって、共有のキャリア用ホッパーを必ず設ける必要
があるということではない。トナーを収容したトナー用
ホッパーは、第2現像器7aと第3現像器73のそれぞ
れに対し個別に設けられる。
【0013】本実施例における作像プロセスを図2に示
す電位図を参照しながら説明する。まず、第1帯電器2
により感光ベルト1をたとえば−600V(暗部電位)
に一様帯電し(図2(1))、第1画像露光装置3によ
る画像露光3aを行なう。
【0014】この第1画像露光3aは、画像露光装置3
の半導体レーザ15を光源として第1画像信号により変
調したレーザビームである。該レーザビームをモータ1
4により一定回転数で回転する多面鏡13により偏光
し、結像レンズを経て折返しミラー16で反射した後、
感光ベルト1上をラスタ走査し、その露光部の表面電位
をたとえば−100Vに減衰させて、第1潜像を形成す
る(図2(2))。
【0015】その第1潜像を、1成分現像器からなる第
1現像器4により、磁性1成分トナーの黒トナーを用い
て、たとえば2000Hz、1500Vppの交流電圧
に−500Vの直流電圧(Vdc1)を重畳した現像バ
イアスを印加することにより反転現像し、第1潜像を黒
トナー像として可視化し、第1トナー像を得る(図2
(3))。この第1トナー像の電位は、トナー電荷によ
り−100V程度電位が下がり−200V前後となる。
【0016】つぎに、E.L.あるいは LED素子等を備えた
露光装置17により、感光ベルト1に背面から全面露光
を施して、第1トナー像の電位と感光ベルト1の暗部電
位とを、たとえばそれぞれ−150V、−300Vのよ
うに電位差が小さくなるようにする(図2(4))。そ
して、第2帯電器5により感光ベルト1を再帯電し、第
1トナー像の電位を−620V、暗部電位を−650V
とする(図2(5))。つまり、暗部電位をトナー像電
位より若干低く、かつトナー像電位を第2潜像のコント
ラストがとれる程度とする。
【0017】ついで、第2画像露光装置6により画像露
光6aを行なって、感光ベルト1上に第2静電潜像を形
成する。第2画像露光6aは、第1画像露光3aと同
様、画像露光装置6の半導体レーザ25を光源として第
2画像信号で変調したレーザビームであり、該第2レー
ザビームをモータ24により回転する多面鏡23により
偏光し、結像レンズを介して折返しミラー26で反射し
た後、感光ベルト1上をラスタ走査し、その露光部の表
面電位をたとえば−120Vに減衰させて、第2潜像を
形成する。
【0018】このようにして形成した第2潜像に対し、
第2現像器(2成分現像器)7aにより、負に帯電した
非磁性1成分トナー(ノンマグトナー)の赤トナーとフ
ェライト等の磁性キャリア(磁性粒子)とからなる2成
分現像剤を用いて、もしくは第3現像器(2成分現像
器)7bにより、負に帯電した非磁性1成分トナーの青
トナーと磁性キャリアとからなる2成分現像剤を用いて
反転現像する。現像器7aもしくは7bに、たとえば2
000Hz、1800Vppで、デューティ比30%の
交流電圧に−520Vの直流電圧(Vdc2)を重畳し
た現像バイアスを印加して現像すると、第2潜像部のみ
が現像される(図2(6))。かくして、感光ベルト1
上に黒トナー像と赤トナー像または青トナー像の2色画
像が形成される。
【0019】上記のようにして感光ベルト1上に2色画
像を形成したら、その後、直流電圧に交流電圧を重畳し
たバイアスを印加した帯電器12により、それらトナー
の帯電量を最適化した後、一般には、レジストローラ3
4により感光ベルト1に供給された転写材9上に、転写
帯電器8により一括転写される。
【0020】ついで、転写材9を分離帯電器30および
感光ベルト1の曲率により感光ベルト1から剥離し、定
着器10に送って2色画像を転写材9上に定着した後、
2色カラープリントとして画像形成装置の機外に排出す
る。一方、感光ベルト1はクリーニング装置11により
残留トナーを除去した後、つぎの画像形成プロセスに供
する。
【0021】本発明をさらに詳しく説明する。図3は、
たとえば第2現像器7aの赤現像における使用枚数(現
像枚数)と最大反射濃度の変化の例を示す。図3から、
使用枚数10万枚あたりから赤トナー像の最大濃度の低
下があることがわかる。これは、現像剤、特にそのキャ
リアの表面にトナー等が付着したために(キャリア劣
化)、キャリアからトナーに適正な摩擦帯電電荷を付与
できないからである。したがって、濃度の低下があった
後、現像剤を入れ換えると最大濃度は復帰する。
【0022】一般に、濃度低下を生じる使用枚数は、現
像剤の量や画像比率等により異なる。したがって、最大
濃度の変化を検知して濃度低下を知る必要がある。この
ため、たとえば装置本体に電源を投入して立ち上げを行
なう際の、帯電器や現像器への印加電圧、電流の設定制
御の終了した後の時点、あるいは予め設定した枚数の使
用後の時点で、パッチを形成して、その最大濃度の検知
を行なう。
【0023】第2現像器7aによる赤現像を例にとって
最大濃度の測定法を説明するが、第3現像器7bによる
青現像の場合でも同様にされる。画像形成装置には、図
1に示すように、感光ベルト1に対し、第3現像器7b
の後段に電位センサー50が設置され、さらにその下流
に、感光ベルト1を挟んで対置された発光素子および受
光素子からなる透過型濃度センサー60が設置される。
【0024】まず、感光ベルト1に対し、帯電器2によ
り第1帯電し、露光装置3による第1露光3aは行なわ
ずに、背面露光装置17により全面露光し、帯電器5に
より第2帯電した後、露光装置6により最大濃度パッチ
を作成する条件で第2露光6aを行ない、感光ベルト1
上にパッチの潜像を形成する。この潜像について、電位
センサー50により所定の潜像電位の確認を行なう。つ
づいて、感光ベルト1を1回転して、赤色の現像器であ
る第2現像器7aによりパッチの現像を行ない、最後
に、透過濃度センサー60により得られたパッチの濃度
を測定する。
【0025】濃度センサー60により測定して得られた
濃度信号は、装置の図示しないCPUに送って予め設定
した参照信号と比較し、参照信号よりも小さい場合は、
濃度の低下が発生していると判断する。この際、第2現
像器7aに配設してあるトナーとキャリアの混合比の測
定手段により、混合比に異常のないことを確認する。濃
度の低下を検知した場合は、現像剤の劣化があった判断
して自動交換モードを実行し、自動交換手段により現像
剤の交換をさせる。
【0026】自動交換手段は、第2現像器7a、第3現
像器7bから現像剤を排出するそれぞれの排出手段、排
出された現像剤を貯めるそれぞれの廃容器、トナー用ホ
ッパーからトナーを供給するそれぞれのトナー供給手
段、および共通のキャリア用ホッパーからキャリアを供
給するそれぞれのキャリア供給手段を含んで構成され
る。
【0027】第2現像器7aには、たとえば容器の底の
一部に開口およびその開口を塞ぐシャッターが設けてあ
り、このシャッターは自動交換モード開始信号により、
たとえばソレノイドを用いて開けられる。現像器の駆動
系が動作することにより、現像器内の現像剤が開口から
排出され、廃容器に送られる。現像器の現像剤量は、た
とえばピエゾセンサーによりモニターされており、規定
量または規定時間まで現像剤の排出動作が続けられる。
【0028】現像剤の排出動作が終了したら、シャッタ
ーを閉じ、キャリア用ホッパーからキャリアが第2現像
器7aに供給される。現像器のキャリア量は、上記のピ
エゾセンサーによりモニターされており、あるしきい値
に達するまで供給される。これと同時にもしくはキャリ
アが供給された後、トナーも現像器に供給される。供給
は、トナーとキャリアを撹拌しながら、混合比測定手段
により所定の混合比になるまで続けられる。
【0029】以上のように、本発明では、パッチの濃度
検知手段および2成分現像剤の自動交換手段を備え、検
知したパッチの濃度により現像剤の劣化があったと判断
したときに、現像剤を自動で入れ換えるので、長期間の
使用によっても濃度低下やかぶりがない画像を得ること
ができ、装置の非稼働時間の低減も可能となった。
【0030】実施例2 本実施例では、図1の多色画像形成装置において、第1
現像器4および第2現像器7aを2成分現像器とした。
したがって、第1現像器4および第2現像器7aにおい
て、2成分現像剤の長期間の使用による劣化が生じるの
で、パッチの濃度検知により現像剤の劣化を知って、現
像剤を自動交換する。使用する2成分現像剤は、実施例
1のときと同様、たとえば負に帯電したトナーとフェラ
イト等の磁性キャリアとからなり、キャリアは共通化し
た。
【0031】実施例1と同様、装置本体に電源を投入し
て立ち上げを行なう際の、帯電器や現像器への印加電
圧、電流の設定制御の終了した後の時点、あるいは予め
設定した枚数の使用後の時点で、第1現像用のパッチを
形成し、第2現像用のパッチを形成して、それらの最大
濃度の検知を行なう。
【0032】まず、感光ベルト1を帯電器2により第1
帯電し、露光装置3により最大濃度パッチを作成する条
件で第1露光3aを行ない、感光ベルト1上にパッチの
潜像を形成する。この潜像について、電位センサー50
により所定の潜像電位の確認を行なう。つづいて、感光
ベルト1を1回転して、同一条件で改めて第1帯電、第
1露光によりパッチの潜像を形成し、第1現像して最大
濃度のパッチを作成し、電位センサー50によりパッチ
の電位を測定する。
【0033】図4に、パッチの最大反射濃度とパッチの
潜像を現像した場合と現像しない場合の表面電位の差と
の関係を示す。図4から、パッチの最大反射濃度とパッ
チの現像−非現像の電位差、すなわちパッチのトナー層
電位との関係は、濃度低下が問題となる0.6〜1.2
においてほぼリニアであることが分かり、たとえばパッ
チの反射濃度で1.0以下、すなわち電位差で80V以
下の場合は、第1現像器4の現像剤が劣化したと判断す
ることができる。
【0034】上記に引き続き、同様に、、第2現像用の
パッチの非現像−現像の電位差を測定する。すなわち、
感光ベルト1に対し、帯電器5による第2帯電、露光装
置6の第2露光6aによるパッチの潜像形成、電位セン
サー50による7潜像の電位測定を行ない、また、第2
帯電、露光6aによるパッチの潜像形成、現像器7aの
第2現像による最大濃度のパッチの作像、そのパッチの
電位測定をおこなう。そして、上記と同じようにして、
第2現像器7aの現像剤の劣化を判断する。
【0035】以上のようにして、第1現像器4および/
または第2現像器7aにおいて、現像剤の劣化が判断さ
れたら、実施例1に準じて、第1現像器4および/また
は第2現像器7aに対し、現像剤の自動交換モードを実
行する。現像剤の交換が終了したら、再度、最大濃度の
検知を行ない異常のないことを確認する。
【0036】本実施例では、第1現像器4の現像剤によ
るパッチを作成して、その現像剤の劣化を検知し、つぎ
に第2現像器7aの現像剤によるパッチを作成して、そ
の現像剤の劣化を検知するというように、2つの現像剤
の劣化を2回に分けて検知したが、第1現像器4、第2
現像器7aの現像剤によるパッチを感光ベルト1の移動
方向上の異なる場所で引き続いて作成して、それぞれの
現像剤の劣化を引き続き検知するようにすることも可能
である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多色画像
形成装置は、2成分現像手段を少なくとも2つ有し、パ
ッチの濃度検知手段および2成分現像剤の自動交換手段
を備える。そして検知したパッチの濃度により現像剤の
劣化があったと判断したときに、現像剤を自動で入れ換
えるので、長期間の使用によっても濃度低下やかぶりが
ない画像を得ることができ、装置の非稼働時間の低減も
可能となった。これらの2成分現像手段は、使用する現
像剤のキャリアを共通化することができ、キャリアを収
容したキャリア用ホッパーを共有させることにより、ホ
ッパーのスペースを小さくできる等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる多色画像形成装置を
示す構成図である。
【図2】図1の画像形成装置における作像プロセスを説
明する電位図である。
【図3】使用枚数と最大反射濃度との関係を示す図であ
る。
【図4】トナー層電位と最大反射濃度との関係を示す図
である。
【図5】従来の多色画像形成装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 感光ベルト 2 第1帯電器 3 第1露光装置 4 第1現像器 5 第2帯電器(再帯電器) 6 第2露光装置 7a 第2現像器 7b 第3現像器 17 背面露光装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体を一様帯電する第1帯電手段
    と、像担持体上に第1潜像を形成する第1露光手段と、
    第1潜像を現像する第1現像手段と、引き続き、前記像
    担持体を一様帯電する第2帯電手段と、像担持体上に第
    2潜像を形成する第2露光手段と、第2潜像を現像する
    第2現像手段とを少なくとも有し、さらに、前記像担持
    体上に形成された複数色のトナー像を転写材上に一括し
    て転写する転写手段を備えた多色画像形成装置におい
    て、前記第1、第2現像手段を含む現像手段のうちの少
    なくとも2つの現像手段は2成分現像手段からなり、そ
    して、画像形成装置は、形成した最大濃度のパッチの潜
    像電位を確認する手段、現像したパッチの濃度を測定す
    る手段、および測定したパッチの濃度に応じて2成分現
    像手段の現像剤を自動交換する手段を備え、該自動交換
    手段は、2成分現像手段から現像剤を排出する手段、2
    成分現像手段にキャリアを供給する手段およびトナーを
    供給する手段を含んで構成されることを特徴とする多色
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 パッチの濃度測定手段が透過型濃度セン
    サーである請求項1の多色画像形成装置。
  3. 【請求項3】 パッチの濃度測定手段がパッチのトナー
    層電位を測定する手段からなる請求項1の多色画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 2成分現像手段は全て、使用する現像剤
    のキャリアが共通であり、該キャリアを収容したキャリ
    アホッパーを共有しており、そして、トナーを収容した
    トナーホッパーを個別に有する請求項1、2または3の
    多色画像形成装置。
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