JP2006337391A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長時間のウオームアップを必要とせず、且つトナー過帯電による現像ユニット内のトナー劣化を効果的に防止するカラー画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成が開始されると、各色の印字率Pc、Pm、Py及びPbを算出する。シアンの印字率Pc=0%である場合は、現像ユニット内の現像ローラに印加される直流バイアスVdc1、交流バイアスVac、及び磁気ローラに印加される直流バイアスVdc2を遮断してエージング動作のみを行い、Pc=0%でない場合は、直流バイアスVdc1、Vdc2及び交流バイアスVacを印加した状態で現像ユニットを駆動し、シアンのトナー像を現像する。以下、マゼンタ、イエロー、ブラックの印字率Pm、Py及びPbが0%であるか否かが順次判断され、それぞれシアンの場合と同様に直流バイアスVdc1、Vdc2及び交流バイアスVacを制御して現像ユニットを駆動する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に搬送ベルト上若しくは中間転写ベルト上にトナー画像が順次形成されるカラー画像形成装置に関するものである。
従来、磁性キャリアを用いて非磁性のトナーを帯電させる2成分現像剤を使用し、現像ローラ上に帯電されたトナーのみを保持させて静電潜像担持体(感光体)上の静電潜像に飛翔させ、該潜像を現像する非接触現像方法は、非接触の1成分現像の手段として検討されてきたが、近年、高速画像形成が可能な現像方法として、特に静電潜像担持体(感光体)上に複数のカラ−画像を順次形成する1ドラム色重ね方法用としても検討されてきた。この方法では、静電潜像担持体(感光体)上に正確にトナーを重ねることで色ズレの少ないカラ−画像形成が可能であり、カラ−の高画質化に対応する技術として注目されている。
また、近年高速化のため、トナーの色に対応した複数の感光体を用い、転写部材の送りに同期させてカラ−画像を形成して転写部材上で色重ねを行うタンデム方式が注目されてきている。この方式では高速性に優れている利点があるものの、各色の電子写真プロセス部材を並べて配置しなければならないため、大型化する欠点を有していた。この対策として、感光体同志の間隔を狭くし、小型化した画像形成ユニットを配置した小型タンデム型画像形成装置が提案されている。
図5はタンデム方式のカラー画像形成装置の構成を示す概略図である。図5を用いて従来のタンデム型カラー画像形成装置の画像形成過程を説明する。カラー画像形成装置100本体内には4つの画像形成部Pa、Pb、Pc及びPdが、搬送方向上流側(図5では右側)から順に配設されている。これらの画像形成部Pa〜Pdは、異なる4色(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの画像を順次形成する。
この画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム1a、1b、1c及び1dが配設されており、これらの感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像が、駆動手段(図示せず)により図5において時計回りに回転し、各画像形成部に隣接して移動する中間転写ベルト8上に順次転写された後、転写ローラ9において転写紙P上に一度に転写され、さらに、定着部7において転写紙P上に定着された後、装置本体より排出される構成となっている。感光体ドラム1a〜1dを図5において反時計回りに回転させながら、各感光体ドラム1a〜1dに対する画像形成プロセスが実行される。
トナー像が転写される転写紙Pは、装置下部の用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラ12a及びレジストローラ12bを介して転写ローラ9へと搬送される。中間転写ベルト8には誘電体樹脂製のシートが用いられ、その両端部を互いに重ね合わせて接合しエンドレス形状にしたベルトや、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられる。
次に、画像形成部Pa〜Pdについて説明する。回転自在に配設された感光体ドラム1a〜1dの周囲及び下方には、感光体ドラム1a〜1dを帯電させる帯電器2a、2b、2c及び2dと、各感光体ドラム1a〜1dに画像情報を露光する露光ユニット4と、感光体ドラム1a〜1d上にトナー像を形成する現像ユニット3a、3b、3c及び3dと、感光体ドラム1a〜1d上に残留した現像剤(トナー)を除去するクリーニング部5a、5b、5c及び5dが設けられている。
ユーザにより画像形成開始が入力されると、先ず、帯電器2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させ、次いで露光ユニット4によって光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像信号に応じた静電潜像を形成する。現像ユニット3a〜3dには、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色のトナーが補給装置(図示せず)によって所定量充填されている。このトナーは、現像ユニット3a〜3dにより感光体ドラム1a〜1d上に供給され、静電的に付着することにより、露光ユニット4からの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
そして、中間転写ベルト8に所定の転写電圧で電界が付与された後、中間転写ローラ6a〜6dにより感光体ドラム1a〜1d上のシアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックのトナー像が中間転写ベルト8上に転写される。これらの4色の画像は、所定のフルカラー画像形成のために予め定められた所定の位置関係をもって形成される。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、感光体ドラム1a〜1dの表面に残留したトナーがクリーニング部5a〜5dにより除去される。
中間転写ベルト8は、上流側の搬送ローラ10と、下流側の駆動ローラ11とに掛け渡されており、駆動モータ(図示せず)による駆動ローラ11の回転に伴い中間転写ベルト8が時計回りに回転を開始すると、転写紙Pがレジストローラ12bから所定のタイミングで中間転写ベルト8に隣接して設けられた転写ローラ9へ搬送され、フルカラー画像が転写される。トナー像が転写された転写紙Pは定着部7へと搬送される。
定着部7に搬送された転写紙Pは、定着ローラ対13により加熱及び加圧されてトナー像が転写紙Pの表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された転写紙Pは、複数方向に分岐した分岐部14によって搬送方向が振り分けられる。転写紙Pの片面のみに画像を形成する場合は、そのまま排出ローラ15によって排出トレイ17に排出される。
一方、転写紙Pの両面に画像を形成する場合は、定着部7を通過した転写紙Pの一部を一旦排出ローラ15から装置外部にまで突出させる。その後、転写紙Pは排出ローラ15を逆回転させることにより分岐部14で用紙搬送路18に振り分けられ、画像面を反転させた状態で転写ローラ9に再搬送される。そして、中間転写ベルト5上に形成された次の画像が転写ローラ9により転写紙Pの画像が形成されていない面に転写され、定着部7に搬送されてトナー像が定着された後、排出トレイ17に排出される。
ここで、現像ユニット内のトナーの劣化が現像ユニットの駆動時間に比例して促進されることは良く知られているが、このようなタンデム型のカラー画像形成装置においては、各画像形成部Pa〜Pdを1つのモータで駆動していたため、モノクロ画像の印刷を行う場合であっても、ブラックのトナー像を形成する際に不必要な画像形成部Pa〜Pcも同時に駆動していた。従って、現像に関与しない現像ユニット3a〜3cが必要以上に駆動してしまい、現像ユニット3a〜3c内のシアン、マゼンタ、イエローのトナーが過帯電して劣化が速くなり、画像品質に影響を与えるという問題点があった。
そこで、現像に関与しない現像ユニットの駆動を制御する方法が種々提案されており、例えば特許文献1には、ブラックのトナー像を形成する画像形成部を他の画像形成部とは別駆動可能とし、モノクロ印刷とカラー印刷とを別制御とすることにより、モノクロ印刷時に使用しない現像ユニットの駆動を停止して内部のトナーの過帯電を抑制する方法が開示されている。
また、特許文献2には、各画像形成部を1つのモータで駆動し、使用しない現像ユニットがある場合は、現像ローラに感光体ドラムの帯電電位に近いバイアスを印加して感光体ドラム上へトナーが移動しないようにした画像形成装置が開示されている。さらに、特許文献3には、画像形成を行わない画像形成部においては、現像ユニットの駆動及び現像ローラへのバイアス印加を停止する方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1の方法では、モータが2個必要となり、画像形成装置の大型化、高コスト化に繋がるという問題点があった。また、クラッチを介してモノクロ印刷に使用する現像ユニットを接続した場合は1つのモータで駆動可能となるが、例えばカラー印刷において使用しないトナーがある場合、その色の現像ユニットは駆動してしまうため、やはりトナーの過帯電が生じてしまう。
また、特許文献2の方法では、現像ローラ上にドラムと同電位のバイアスが印加されトナーが付着した状態であるため、過帯電によるトナーの劣化は避けられない。また、特許文献3の方法では、現像ローラへのバイアス印加を停止するためトナーの過帯電は防止できるものの、長期間使用しない現像ユニットにおいてはトナーの沈み込みが発生してしまい、現像ローラ上に所定のトナー薄層を形成して現像可能となるまでのウオームアップに時間を要するという問題があった。
特開平8−62924号公報 特開2000−66478号公報 特開2003−122087号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、長時間のウオームアップを必要とせず、且つトナー過帯電による現像ユニット内のトナー劣化を効果的に防止するタンデム方式のカラー画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、像担持体と、該像担持体に対向配置される現像ローラを回転させることにより前記像担持体表面に静電潜像に応じたトナー像を形成する現像ユニットと、を含む複数の画像形成部と、該画像形成部の駆動を制御する制御手段と、を備え、前記現像ローラに直流、交流バイアスを印加することにより前記像担持体表面にトナーを飛翔させて現像するカラー画像形成装置において、前記制御手段は、印刷画像データから各色の印字率を算出し、画像形成時に印字率が0%の色に対応する前記現像ユニットの駆動は継続しつつ、当該現像ユニット内の前記現像ローラへの直流及び交流バイアスの印加を遮断することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記現像ユニット内に、磁気ブラシを用いて前記現像ローラにトナー薄層を形成する磁気ローラが設けられており、前記制御手段は、画像形成時に印字率が0%の色に対応する前記現像ユニット内の前記磁気ローラへの直流バイアスの印加を遮断することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記各現像ユニットを、1つの駆動手段を用いて駆動することを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、画像形成時に現像に使用されない現像ユニット内の現像ローラへの直流及び交流バイアスの印加が遮断されるため、現像ローラ上にトナー薄層が形成されず、トナーの過帯電を抑制してトナー寿命を長くすることができる。また、現像ユニットが使用されない場合も駆動は継続するため、長期間使用しない現像ユニットにおいてトナーの沈み込みが発生せず、次に現像ユニットが現像可能となるまでのウオームアップ時間が短くなる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置において、磁気ブラシを用いて現像ローラにトナー薄層を形成する磁気ローラが設けられたハイブリッド現像方式の画像形成装置においても、上記と同様にトナーの長寿命化及び画像形成効率の向上に寄与する。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の画像形成装置において、1つの駆動手段を用いて各現像ユニットを駆動することにより、複数のモータを用いることなく各現像ユニットから像担持体へのトナー移動を個別に制御することができ、画像形成装置の小型化、低コスト化に貢献する。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明のタンデム型カラー画像形成装置の構成を示すブロック図である。従来例の図5と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。画像形成装置100は、画像形成部Pa〜Pd、定着部7、中間転写ベルト8、用紙カセット16、画像入力部30、AD変換部31、制御部32、記憶部33及び操作パネル34等から構成されている。
画像入力部30は、画像形成装置100が複写機である場合、複写時に原稿を照明するスキャナランプや原稿からの反射光の光路を変更するミラーが搭載された走査光学系、原稿からの反射光を集光して結像する集光レンズ、及び結像された画像光を電気信号に変換するCCD等から構成される画像読取部であり、画像形成装置100がプリンタである場合、パーソナルコンピュータ等から送信される画像データを受信する受信部である。画像入力部30より入力された画像信号はAD変換部31においてデジタル信号に変換された後、後述する記憶部34内の画像メモリ40に送出される。
記憶部33は、画像メモリ40、RAM41、及びROM42を備えており、画像メモリ40は、画像入力部30で読み取られ、AD変換部31においてデジタル変換された画像信号を記憶し、制御部32に送出する。RAM41及びROM42は、制御部32の処理プログラムや処理内容等を記憶する。
操作パネル34は、複数の操作キーから成る操作部と、設定条件や装置の状態等を表示する表示部(いずれも図示せず)とから構成されており、ユーザが印刷条件等の設定を行う他、例えば画像形成装置100がファクシミリ機能を有する場合は、記憶部33にファクシミリ送信先を登録し、さらに登録された送信先の読み出しや書き換えを行う等の種々の設定にも使用される。
メインモータ35は、制御部32からの制御信号に応じて画像形成部Pa〜Pdの感光体ドラム1a〜1d、現像ユニット3a〜3d、中間転写ローラ6a〜6dや、中間転写ベルト8、定着部7等を含む装置各部を駆動する。いずれかのユニットのみ駆動又は停止する場合は、メインモータ35と各ユニットとの間に設けられたクラッチ機構(図示せず)を接続又は遮断する。なお、各ユニットにそれぞれ専用モータを接続して、他のユニットとは別個に駆動させる構成としても良いが、その場合、画像形成部毎にモータを配置するとモータの数が増加してコストアップに繋がる。そのため、各画像形成部Pa〜Pdに共通して配置される感光体ドラム1a〜1d、現像ユニット3a〜3d等、ユニットの種類毎に専用モータを設けることが好ましい。
制御部32は、設定されたプログラムに従って画像入力部30、画像形成部Pa〜Pd、定着部7等を全般的に制御するとともに、画像入力部30から入力された画像信号を、必要に応じて変倍処理或いは階調処理して画像データに変換する。露光ユニット4は、処理後の画像データに基づいてレーザ光を照射し、感光体ドラム1a〜1d上に潜像を形成する。さらに制御部32は、画像メモリ40に記憶された画像データに基づいて印刷画像の印字率の算出を行う機能、算出された印字率に基づいて現像ユニット3a〜3dの現像バイアスを調整する機能を有している。
図2は、本発明のタンデム型カラー画像形成装置に用いられる現像ユニットのシステム構成を示す模式図である。なお、ここではシアンのトナー像を現像する現像ユニット3aについて説明しているが、現像ユニット3b〜3dについても全く同様に説明される。図2において、20は内部に配設された磁石(図示せず)によって現像剤に含まれるキャリアCによる磁気ブラシ21を発生させる磁気ローラ、22は磁気ブラシ21から供給されたトナーTによるトナー薄層23を担持して感光体ドラム1a上の静電潜像を現像する現像ローラである。
24は、現像ローラ22に直流バイアス(Vdc1)を印加する第1直流バイアス電源24a及び交流バイアス(Vac)を印加する交流バイアス電源24bから成り、感光体ドラム1aと現像ローラ22との間に現像バイアスを印加する現像バイアス電源である。25は磁気ローラ20に直流バイアス(Vdc2)を印加する第2直流バイアス電源、26は磁気ローラ20上の磁気ブラシ21の厚さを規制する規制ブレードである。
感光体ドラム1aは、例えばアルミドラムに感光層が積層されたものであり、帯電器2aにより表面を帯電させるようになっている。そして、露光ユニット4からのレーザビームを受けた表面に帯電を減衰させた静電潜像を形成する。感光層を形成する感光材料としては、アモルファスシリコン感光体や正帯電有機感光体(正OPC感光体)が用いられる。正OPCを用いた場合、オゾン等の発生が少なく帯電が安定しており、特に単層構造の正OPCは長期間使用して膜厚が変化した場合においても感光特性に変化が少なく、画質も安定するため長寿命のシステムには好適に用いられる。
現像ローラ22は、感光体ドラム1aに対し所定の間隔を隔てて対向配置されており、現像ローラ22の材質としては、SUS、アルミニウムやそれらに導電性樹脂被膜を形成した均一な導電体が用いられる。現像ローラ22には第1直流バイアス電源24a、及び交流バイアス電源24bが接続されており、これらの重畳されたバイアスを直接印加することで、感光体ドラム1a表面の静電潜像に対する現像性能と共に、後述する磁気ローラ20へのトナー回収性能も高まり、連続印刷時の画像安定性が改善される。
キャリアCとしては、マグネタイトキャリア、Mn系フェライト、Mn−Mg系フェライト等が用いられ、これらのキャリアをそのまま、或いは適正な抵抗を上げない範囲で表面処理して用いることができる。また、キャリアの平均粒度が50μmを超えるとキャリアのストレスが増大するとともにトナー濃度を上げられず、現像ローラ22へのトナー供給両が減少するため、平均粒度が50μm以下のキャリアを用いることが好ましい。
トナーTは、選択現像性を回避するために粒度分布を規定することが重要である。一般的にトナーの粒度分布はコールカウンタで測定され、粒度分布の広がりはその体積分布平均径と個数分布平均径の比で表現される。粒度分布が広いと連続印刷において現像ローラ22に比較的粒度の小さいトナーが堆積し、現像性を低下させるため、選択現像を防止するためにはこの比率を小さくすることが必要となる。
このように構成された現像ユニット3aにおいては、磁気ローラ20に図示しないトナーコンテナからトナーTが供給され、第1攪拌スクリュー及び第2攪拌スクリュー(いずれも図示せず)によって撹拌されることでトナーTが適正なレベルに正帯電される。そしてキャリアC及びトナーTから成る現像剤によって磁気ローラ20上に磁気ブラシ21が形成され、規制ブレード26で層規制されながら一定の層厚で現像ローラ22に接触し、磁気ローラ20と現像ローラ22間の電位差|Vdc2−Vdc1|によって、磁気ブラシ21から現像ローラ22上にトナーTが移動し、トナー薄層23が形成される。トナー薄層23のトナーTは、現像ローラ22と感光体ドラム1aとの間に交流バイアス電源24bから印加された交流バイアス(Vac)により、感光体ドラム1a上に形成された静電潜像に飛翔し、現像が行われる。
現像後に現像ローラ22上に残ったトナーTは、各画像形成部において複数の画像を連続形成する際の、1つの画像を現像してから次の画像の現像を開始するまでの非画像形成期間、又は画像形成開始前に、現像ローラ22と磁気ローラ20を回転させたまま両ローラ間の電位を等しくした等電位状態を発生させ、磁気ローラ20上の磁気ブラシ21が現像ローラ22上のトナー薄層23に接触することにより、掻き取りブレードなどの特別な装置を設けることなく各ローラ間の周速差によるブラシ効果のみで磁気ブラシ21に回収される。
即ち、現像終了時に交流バイアスVacを印加した状態で、直流バイアス(Vdc1又はVdc2)を変化させてトナー薄層23を磁気ブラシ21に回収する。回収されたトナーTは磁気ブラシ21から外れ、新たなトナーTが磁気ブラシ21に付着する。そして、規制ブレード26を通過した磁気ブラシ21を現像ローラ22に接触させてトナーTを供給し、現像ローラ22上に新たなトナー薄層23を再形成することにより、現像ローラ22上のトナーTの回収及び入れ替え(リフレッシュ)を行う。
トナー薄層23のトナー量は、基本的には現像ローラ22に印加される直流バイアスVdc1と磁気ローラ20に印加されるVdc2との電位差によって決定される。例えばVdc1を100V、Vdc2を400Vに設定した場合、現像ローラ22の2周目において約1.0mg/cm2のトナー薄層23が得られる。トナー薄層23が0.5mg/cm2以下であると、高濃度画像が連続した場合の濃度追随性が低下し、画像むらが発生し易くなる。一方、トナー薄層23が1.5mg/cm2以上であると、現像ゴーストやトナー飛散が目立つ傾向がある。
また、トナー帯電量が10μC/g以下、特に5μC/g以下と低い場合、トナー薄層23の厚みが増大し、飛散が多くなる。一方、トナー帯電量が20μC/g以上になるとトナー薄層23の厚みが薄くなり、トナー帯電が上昇して現像性が低下する。さらに、最適なトナー薄層23の調整には印刷される画像濃度(印字率)も寄与するため、Vdc2の値を画像データに応じて可変させることとすれば、印字率に関係なく均一な画像を得ることができる。
本発明においては、カラー画像形成時に、印刷画像の各色の印字率を算出し、印字率が0%、即ち現像に用いられないトナーがある場合には、その色のトナー像を現像する現像ユニットの駆動(エージング動作)は継続したまま、直流バイアスVdc1、Vdc2、及び交流バイアスVacを遮断することを特徴とするものである。
この構成とすることにより、現像に関与しない現像ユニット内のトナーの過帯電を抑制してトナー劣化を効果的に防止することができる。また、現像ユニットのエージング動作は継続させておくので、例えばモノクロ印刷のみを連続して行った場合でも、長期間使用しないカラートナーの現像ユニットにおいてトナーの沈み込みが発生せず、次にカラー印刷を行う場合に現像ローラ上に所定のトナー薄層を形成して現像可能となるまでのウオームアップ時間が短くなり、画像形成効率を向上させることができる。
次に、本発明の画像形成装置の動作について説明する。図3は、本発明の画像形成装置を用いた画像形成手順を示すフローチャートである。図1及び図2を参照しながら、図3のステップに従い現像ユニット3a〜3dの駆動制御方法について説明する。先ず、ユーザにより画像形成が開始されると(ステップS1)、画像入力部30から入力された原稿画像データを画像信号に変換する。この画像信号はAD変換部31においてデジタル信号に変換された後、画像メモリ40に出力される。
そして、画像メモリ40内のデジタル信号が制御部32に読み出され、制御部32はデジタル信号に基づいて各色の印字率Pc、Pm、Py及びPbを算出する(ステップS3)。次に、シアンの印字率Pcが0%であるか否かが判断される(ステップS4)。Pc=0%である場合は、現像ユニット3a内の現像ローラ22に印加される直流バイアスVdc1、交流バイアスVac、及び磁気ローラ20に印加される直流バイアスVdc2を遮断してエージング動作のみを行う(ステップS5)。一方、Pc=0%でない場合は、直流バイアスVdc1、交流バイアスVac、及び磁気ローラ直流バイアスVdc2を印加した状態で現像ユニット3aを駆動し、シアンのトナー像を現像する。
以下、マゼンタ、イエロー、ブラックの印字率Pm、Py及びPbが0%であるか否かが順次判断され、それぞれ0%である場合と0%でない場合とで、シアンの場合と同様に現像ユニット3b〜3d内の現像ローラ22に印加される直流バイアスVdc1、交流バイアスVac、及び磁気ローラ20に印加される直流バイアスVdc2を制御して現像ユニット3b〜3dを駆動する(ステップS5〜S10)。そして、画像形成が終了したか否かが判断され(ステップS11)、画像形成が継続している場合はステップS2に戻り、以下同様の手順を繰り返す(ステップS3〜S10)。
上記制御手順とすることにより、使用されない現像ユニット内のトナーの過帯電を効果的に防止してトナーの長寿命化を図ることができる。また、各現像ユニットは同時に駆動させつつ、使用しない現像ユニットへのバイアス印加のみを遮断することにより感光体ドラムへのトナー移動を防止するため、複数のモータやクラッチ機構を必要とせず、駆動機構を簡素化することができる。さらに、現像ユニットが使用されない場合もエージング動作は継続させるので、トナーの沈み込みによる濃度むらが発生するおそれもなくなる。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上記実施形態では、2成分現像剤で形成した磁気ブラシから現像ローラにトナーを供給する磁気ローラを備えたハイブリッド現像式の現像ユニットを例に挙げて説明したが、現像ローラのみを備えた非接触現像式の現像ユニットについても全く同様に適用することができる。その場合、印字率0%の色に対応する現像ローラに印加される直流、交流バイアスを遮断する構成とすれば良い。
また、上記各実施形態においては、各色のトナー像を中間転写ベルト上に順次積層してカラー画像を形成した後、転写紙上に一度に転写する中間転写方式のタンデム式カラー画像形成装置について説明したが、本発明は、転写紙を搬送手段により各画像形成部に搬送し、各色のトナー像を転写紙上に直接形成するタンデム式カラー画像形成装置や、1つの像担持体の周囲に複数の現像ユニットが配置されており、各色のトナー像を像担持体上に順次形成する方式のカラー画像形成装置においても同様の効果を得ることができる。
本発明の画像形成装置を用いて画像形成を行った場合の、現像ローラ及び磁気ローラへのバイアス印加制御とトナーの帯電量との関係を調査した。印字率が0%の現像ユニットに印加される直流バイアスVdc1、Vdc2、及び交流バイアスVacを全て0Vとした場合(本発明)と、直流バイアスVdc1、Vdc2を0V、交流バイアスVacを1.6kV、周波数2.7kHz、DUTY27%とした場合(比較例)について、それぞれ白色画像を印字した時のトナー帯電量を測定した。結果を図4に示す。図4において、X軸は積算印字時間(分)、Y軸はトナー帯電量(μC/g)である。
図4から明らかなように、直流バイアスVdc1、Vdc2、及び交流バイアスVacを全て印加しない本発明においては、印字時間が120分に達してもトナー帯電量が20μC/gを超えず、良好な細線画像が得られた。一方、現像ローラ22に交流バイアスVacを印加してトナー層を形成した比較例では、印字時間が60分を超えるとトナー帯電量が20μC/g以上となり、細線画像が印字されにくい状態となった。
本発明は、像担持体と、該像担持体に対向配置される現像ローラを回転させることにより像担持体表面に静電潜像に応じたトナー像を形成する現像ユニットとを含む複数の画像形成部と、該画像形成部の駆動を制御する制御手段とを備え、現像ローラに直流、交流バイアスを印加することにより像担持体表面にトナーを飛翔させて現像するカラー画像形成装置において、制御手段は、印刷画像データから各色の印字率を算出し、画像形成時に印字率が0%の色に対応する現像ユニットの駆動は継続しつつ、当該現像ユニット内の現像ローラへの直流及び交流バイアスの印加を遮断する。
これにより、現像に用いられない現像ローラ上には直流、交流バイアスが印加されず、トナー薄層が形成されないため、不必要なトナーの帯電を抑制してトナー寿命を長期化する画像形成装置を低コストで提供することができる。また、現像ユニットのエージング動作は継続させておくので、例えばある色のトナーを長期間使用しなかった場合でもトナーの沈み込みが発生せず、次にそのトナーを用いて印刷を行う場合に現像ローラ上に所定のトナー薄層を形成するまでのウオームアップ時間を短縮することができる。
また、磁気ブラシを用いて現像ローラにトナー薄層を形成する磁気ローラを現像ユニット内に設けたハイブリッド現像方式の画像形成装置においても、印字率が0%の色に対応する現像ユニット内の現像ローラ及び磁気ローラへのバイアス印加を遮断することとしたので、トナーの過帯電の抑制による長寿命化及び画像形成効率の向上に寄与する。
また、1つのモータを用いて各現像ユニットを駆動することにより、複数のモータやクラッチ機構を用いることなく各現像ユニットから像担持体へのトナー移動を個別に制御することができ、画像形成装置の小型化、低コスト化に貢献する。
は、本発明のタンデム式カラー画像形成装置の構成を示すブロック図である。 は、本発明の画像形成装置に用いられる現像ユニット周辺の構成を示す模式図である。 は、本発明の画像形成装置の画像形成手順を示すフローチャートである。 は、本発明の制御を実行した場合と実行しない場合における印字時間とトナー帯電量の関係を示すグラフである。 は、従来のタンデム式カラー画像形成装置の全体構成を示す概略図である。
符号の説明
Pa〜Pd 画像形成部
1a〜1d 感光体ドラム(像担持体)
2a〜2d 帯電器
3a〜3d 現像ユニット
4 露光ユニット
20 磁気ローラ
21 磁気ブラシ
22 現像ローラ
23 トナー薄層
24 現像バイアス電源
24a 第1直流バイアス電源
24b 交流バイアス電源
25 第2直流バイアス電源
32 制御部(制御手段)
33 記憶部
35 メインモータ(駆動手段)
T トナー
C キャリア

Claims (3)

  1. 像担持体と、該像担持体に対向配置される現像ローラを回転させることにより前記像担持体表面に静電潜像に応じたトナー像を形成する現像ユニットと、を含む複数の画像形成部と、
    該画像形成部の駆動を制御する制御手段と、を備え、
    前記現像ローラに直流、交流バイアスを印加することにより前記像担持体表面にトナーを飛翔させて現像するカラー画像形成装置において、
    前記制御手段は、印刷画像データから各色の印字率を算出し、画像形成時に印字率が0%の色に対応する前記現像ユニットの駆動は継続しつつ、当該現像ユニット内の前記現像ローラへの直流及び交流バイアスの印加を遮断することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像ユニット内に、磁気ブラシを用いて前記現像ローラにトナー薄層を形成する磁気ローラが設けられており、前記制御手段は、画像形成時に印字率が0%の色に対応する前記現像ユニット内の前記磁気ローラへの直流バイアスの印加を遮断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記各現像ユニットを、1つの駆動手段を用いて駆動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
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