JP2003131488A - 画像形成装置における現像方法 - Google Patents

画像形成装置における現像方法

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JP2003131488A JP2001326626A JP2001326626A JP2003131488A JP 2003131488 A JP2003131488 A JP 2003131488A JP 2001326626 A JP2001326626 A JP 2001326626A JP 2001326626 A JP2001326626 A JP 2001326626A JP 2003131488 A JP2003131488 A JP 2003131488A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像装置を複雑にすることなく連続現像時の
残像の発生を防ぎ、確実に帯電されたトナーを現像ロー
ルに供給し、長期にわたって安定した画像品質が得られ
るようにした画像形成装置における現像方法を提供す
る。 【解決手段】 現像動作による現像ロールの回転距離を
L1、トナー入れ替え動作により現像ロールが回転する
距離をL2としたとき、L1/L2<100の場合、及
び画像データを複数区間に分割し、該分割した区間のド
ット数を計数してドット数が0である場合に、現像ロー
ルと磁気ロールを回転させたまま両者の直流バイアスを
等しくした等電位状態を発生させると共に交流バイアス
のみを印加し、現像ロール上のトナーと磁気ブラシ中の
トナーとの入れ替えを促進させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法を利用
した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機
などの画像形成装置における現像方法に係り、特に、磁
性キャリアを用いて非磁性のトナーを帯電させる2成分
現像剤を使用し、現像ロール上に帯電されたトナーのみ
を保持させて静電潜像担持体(感光体)上の潜像に飛翔
させ、該潜像を現像する非接触現像方法に供されるべき
現像方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁性キャリアを用いて非磁性のト
ナーを帯電させる2成分現像剤を使用し、現像ロール上
に帯電されたトナーのみを保持させて静電潜像担持体
(感光体)上の潜像に飛翔させ、該潜像を現像する非接
触現像方法は、非接触の1成分現像の手段として検討さ
れてきたが、近年、高速画像形成が可能な現像方法とし
て、特に静電潜像担持体(感光体)上に複数のカラ−画
像を順次形成する1ドラム色重ね方法用としても検討さ
れてきた。この方法では、静電潜像担持体(感光体)上
に正確にトナーを重ねることで色ズレの少ないカラ−画
像形成が可能であり、カラ−の高画質化に対応する技術
として注目されてきた。
【0003】こういった技術に関する従来技術として
は、米国特許第3,866,574号公報に、静電潜像
担持体(感光体)に対して非接触に設置したドナーロー
ル(現像ロール)上に非磁性トナーで薄層を形成し、交
流電界によって静電潜像担持体(感光体)上の潜像に該
トナーを飛翔させる提案がなされている。また米国特許
第3,929,098号公報には、磁気ロールに2成分
現像剤による磁気ブラシを形成し、ドナーロール上にト
ナーを転移させてトナー層を形成する現像装置が示され
ている。
【0004】そして理論面では、電子写真学会誌第19
巻第2号(1981)に東芝(株)から、2成分現像剤
を用いた現像ロール上のトナー層の形成についての報告
がなされ、特開昭59−121077号公報に特許とし
ての出願がある。
【0005】しかしながらこれらの提案では、2成分現
像剤を採用してドナーロール上への薄層形成は可能なも
のの、トナーの帯電が高くなった場合にドナーロール上
のトナーの分離が困難になり、強い交流電界が必要とさ
れる。この電界が静電潜像担持体(感光体)上のトナー
層を乱してしまうので、色重ねなどには間題を有してい
た。そのため特開平3−113474号公報には、ドナ
ーロールと静電潜像担持体(感光体)の間にワイヤから
なる補助電極を設け、この補助電極に弱い交流電界を印
加してトナークラウドを形成することで強い電界を用い
ずに現像を可能とし、現像されたトナーを乱さないよう
にした、いわゆるパウダークラウド現像法が提案されて
いるが、補助電極のワイヤが非常に汚れやすく、また、
振動による画像劣化等が発生するため、あまり一般的な
方法とはなっていない。
【0006】また上記した従来の技術は、トナーの帯電
制御が複雑で、感光体に高い表面電位と大きな現像電界
を印加することを必要としていた。そのため、現像ロー
ル上にトナーの消費領域と非消費領域とが生じると、そ
の現像ロール上におけるトナーの付着状態とトナーの電
位差にばらつきが生じる関係から、図4に示したように
前の現像画像の一部が次の現像時に残像(ゴースト)と
して現れる現象、いわゆる履歴現象が発生しやすいとい
う不具合がある。すなわちこの図4において、40、4
1は矩形の黒ベタで構成されたソリッド画像であり、4
2、43はそれに続くこのソリッド画像より広いハーフ
トーン画像で、現像ロール上にトナーの消費領域と非消
費領域とが生じた場合、このソリッド画像40、41に
続けてこのハーフトーン画像42、43を印字すると、
図4(b)における44のような残像(ゴースト)が生
じる。
【0007】また連続印刷時においては、現像ロール上
の非消費領域のトナーは入れ替わりが少ないため、現像
ロール表面に強固に付着し、それが画像欠陥やトナー帯
電量低下、トナー飛散といった問題を引き起こすことが
ある。
【0008】これを防止するため特開平11−2316
52号公報には、現像ロール上の現像残トナーを掻き取
るための部材と、掻き取られたトナーの回収装置に関し
ての提案がなされ、さらに磁気ブラシを用いた履歴現象
の対応策として、特開平7−128983号公報に、磁
気ロールの磁束密度の半値幅領域を広く設定することに
より、現像ロール上のトナーの回収と供給を図る提案が
なされている。
【0009】さらに特開平7−72733号公報(US
P5,420,375号公報)、特開平7−92804
号公報には、ドナーロールと潜像担持体との間に設けら
れた電極を有し、この電極に直流と交流からなるバイア
スを印加してトナーを潜像担持体に飛翔させ、現像を行
うハイブリッド型現像装置において、選択現像による画
像濃度低下、トナーを現像ロールに保持させたままで長
時間放置することによる現像欠陥、画像劣化、現像ゴー
スト、トナー飛散、スリーブ付着を防ぐことを目的に、
画像形成の完了時、ドナーロール(現像ロール)から磁
気ロールへトナーを剥離させるよう直流電圧を印加して
現像ロール上のトナーを回収し、また画像形成を始める
前に、磁気ロールの磁気ブラシからドナーロールへトナ
ーを飛翔させる直流電圧を印加して画像形成に備えるよ
うにして、上記問題を解消するようにした現像装置が提
案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
特開平11−231652号公報、特開平7−1289
83号公報に示された装置は、トナーの掻き取り装置や
特別な回収バイアスの印加などによってトナーのストレ
スが増し、トナーの耐久性能劣化の要因になっていた。
また長期使用時に、キャリアの耐久性能劣化によってト
ナーの帯電性が変化し、現像ロール上のトナーの帯電特
性が大きく変化して補給トナーや回収トナーの帯電の分
布が広くなり、帯電不良によるトナーの飛散やカブリの
原因になっていた。さらに劣化したキャリアの交換の煩
わしさがあり、実用にはいたっていないのが実情であ
る。
【0011】また、特開平6−67546号公報、特開
平7−72733号公報(USP5,420,375号
公報)、特開平7−792804号公報に示された装置
は、ドナーロールと潜像担持体(感光体)との間に電極
が設けられたパウダークラウド現像法であり、ワイヤが
非常に汚れやすく、また、振動による画像劣化等が発生
するおそれがある。また、特開平7−72733号公
報、特開平7−92804号公報に示された現像装置で
は、現像ロール上のトナー層は磁気ブラシから一定の電
圧を印加されて形成されるため、連続印刷時など繰り返
し磁気ブラシからの電界や摩擦を受け、現像ロール上の
トナー帯電量は磁気ブラシ中(2成分現像剤中)のトナ
ーに比べて高くなってくる。そしてこの現像装置では、
直流電位差を用いて現像ロール上のトナーの回収を行っ
ているが、現像ロール上のトナーは磁気ブラシ中のトナ
ーと殆ど入れ替わることなく磁気ブラシに掻き取られる
ため、短時間にトナーを回収させることができるが、そ
の反面、帯電量の異なる現像ロール上のトナーと磁気ブ
ラシ中のトナーが瞬時に混合されるため、2成分現像剤
中のトナー帯電分布がブロードとなり、逆チャージの帯
電を持つトナーが生じるなどして、磁気ブラシからのト
ナー飛散の悪化、画像欠陥等の不具合を起こす。
【0012】本発明は上記の事情に鑑み、現像装置を複
雑にすることなく連続現像時の残像の発生を防ぎ、確実
に帯電されたトナーを現像ロールに供給し、長期にわた
って安定した画像品質が得られるようにした画像形成装
置における現像方法を提供することが課題である。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明においては、請求項1に記載したように、電子写
真法で潜像を形成する感光体に対面配置した現像ロール
と、2成分現像剤による磁気ブラシを形成して前記現像
ロールに対面配置した磁気ロールとを有した現像装置を
持ち、前記現像ロールに第1の直流バイアスと交流バイ
アスを、前記磁気ロールに第2の直流バイアスを供給
し、前記第1と第2の直流バイアスの電位差と交流バイ
アスで前記現像ロール上にトナー薄層を形成して前記感
光体上の潜像を現像する現像動作を行う画像形成装置に
おける現像方法において、前記現像ロールと磁気ロール
を回転させたまま前記第1と第2の直流バイアス成分を
0、または等しくした状態で前記交流バイアスを印加
し、該交流バイアスで前記現像ロール上のトナーを前記
磁気ブラシと入れ替えるトナー入れ替え動作を、 1.前記現像動作で現像ロールが回転する距離をL1、
前記トナー入れ替え動作を連続印刷時に行う場合に現像
ロールが回転する距離をL2としたとき、 (L1/L2)<100の場合。 2.画像データを複数区間に分割し、該分割した区間の
ドット数を計数してドット数が0である場合。におこな
うことを特徴とする。
【0014】このように現像ロール上のトナーを磁気ブ
ラシや直流電位差のみで回収するのではなく、現像動作
による現像ロールの回転距離が一定距離を越える前に、
また、画像データを複数区間に分割し、該分割した区間
のドット数を計数してドット数が0である場合に、現像
ロールと磁気ロールを回転させたまま前記第1と第2の
直流バイアスを等しくした等電位状態を発生させると共
に前記交流バイアスのみを印加することにより、現像装
置を複雑にすることなく、またトナーの帯電量分布の変
化を起こすことなく現像ロール上のトナーと磁気ブラシ
中のトナーとの入れ替えを促進させることができ、連続
現像時における残像の発生を防ぎ、確実に帯電されたト
ナーを現像ロールに供給し、長期にわたって安定した画
像品質が得られるようにした画像形成装置における現像
方法を提供することができる。
【0015】特にタンデム型カラー画像形成装置のよう
に、複数色分存在する現像装置の各現像ロールと磁気ロ
ールとの間に現像ロール上にトナー層が形成される方向
に直流電位差、及び交流バイアスが印加されている画像
形成装置においては、連続印刷の際に特定の色の現像を
行わない場合、その現像装置における現像ロール上のト
ナーの帯電量上昇、トナー外添剤の劣化が急速に進む。
そのため、この特定色の現像ロール上のトナーを頻繁に
入れ替える必要があるが、連続印刷時においては、前記
現像動作による現像ロールの回転距離が一定距離を越え
る前のみでは十分にこのトナー入れ替えが行えない場合
がある。しかし本発明においては、画像データのドット
数が0である場合にもトナー入れ替え動作をおこなうか
ら、上記した特定色を使用しない原稿においては原稿デ
ータが0と判定されて連続したトナー入れ替え動作が実
施され、現像ロールへのトナー付着を防止し、現像残像
を発生しにくくすると共に現像装置、現像剤を長寿命化
することができる。
【0016】従って、特開平11−231652号公
報、特開平7−128983号公報に示された装置のよ
うに、トナーの掻き取り装置や特別な回収バイアスの印
加などによってトナーのストレスが増してトナーの耐久
性能劣化の要因になったり、また長期使用時に、キャリ
アの耐久性能劣化によってトナーの帯電性が変化し、現
像ロール上のトナーの帯電特性が大きく変化して補給ト
ナーや回収トナーの帯電の分布が広くなり、帯電不良に
よるトナーの飛散やカブリの原因になるなどの問題が防
止できる。また、特開平7−72733号公報、特開平
7−92804号公報に示された現像装置の場合、帯電
量の異なる現像ロール上のトナーと磁気ブラシ中のトナ
ーが瞬時に混合されるため、2成分現像剤中のトナー帯
電分布がブロードとなり、逆チャージの帯電を持つトナ
ーが生じるなどして磁気ブラシからのトナー飛散の悪
化、画像欠陥等の不具合を起こすことがあるが、こうい
ったことも防止できる。従って、この請求項1に記載し
た本発明によれば、現像装置を複雑にすることなく連続
現像時の残像の発生を防ぎ、確実に帯電されたトナーを
現像ロールに供給し、長期にわたって安定した画像品質
が得られるようにした画像形成装置における現像方法を
提供することができる。
【0017】そして本発明になる請求項2に記載した発
明は、前記トナー入れ替え動作時における現像ロールに
印加する交流バイアスを矩形波とし、正帯電トナーを使
用する場合は正デューティ比を、負帯電トナーを使用す
る場合は負デューティ比を45%以下にすることを特徴
とする。
【0018】このように、トナー入れ替え動作時におけ
る現像ロールに印加する交流バイアスを矩形波とし、正
帯電トナーを使用する場合は正デューティ比を、負帯電
トナーを使用する場合は負デューティ比を45%以下に
することによって現像ロール上のトナーの入れ替わりが
良くなり、現像ロール上へのトナー付着、現像ゴース
ト、トナー飛散等の問題が解消され、前記したように現
像装置を複雑にすることなく連続現像時の残像の発生を
防ぎ、確実に帯電されたトナーを現像ロールに供給し、
長期にわたって安定した画像品質が得られるようにした
画像形成装置における現像方法を提供することができ
る。
【0019】そして本発明の請求項3に記載した発明
は、前記連続印刷時にトナー入れ替え動作を行う場合、
記録媒体間の長さをトナー入れ替え動作により現像ロー
ルが回転する距離L2よりも広くするよう制御すること
を特徴とする。
【0020】すなわち、連続印刷時に前記したL1/L
2<100の条件によるトナー入れ替え動作を行う場合
は、現像ロールが1回転するに要する距離L2よりも記
録媒体間の距離を長くなるよう制御することにより、記
録媒体間においても現像ロールを1回転以上させて前記
した現像ロールのトナーと磁気ブラシ中のトナーとの入
れ替えを促進させることができ、連続印刷時において
も、長期にわたって安定した画像品質が得られる現像方
法を提供することができる。
【0021】そして、現像ロール上のトナーと磁気ブラ
シ中のトナーとの入れ替えを促進させるため、請求項4
に記載した発明は、前記磁気ロールの回転速度を現像ロ
ールの回転速度の少なくとも1.0倍を越える速度と
し、該速度差で磁気ブラシを現像ロールに接触させて現
像ロール上のトナーの入れ替えを行うことを特徴とす
る。
【0022】このように、磁気ロールの回転速度を現像
ロールの回転速度の少なくとも1.0倍を越える速度と
することにより、この速度差で現像ロールに接触した磁
気ブラシによって現像ロール上のトナーの入れ替えを行
うことができ、トナー入れ替えの効果を確実にすること
ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの
発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる
説明例に過ぎない。
【0024】図1は本発明になる画像形成装置における
現像方法を実施する現像装置の概略であり、図2は、本
発明に用いる静電潜像担持体(感光体)のa−Siの基
本的な層構成モデルを示したもの、図3は本発明になる
画像形成装置における現像方法で印加するバイアス電圧
の適正な現像領域を説明するための図、図4は残像(ゴ
ースト)の発生を評価するためのパターンを説明するた
めの図、図5はタンデム型画像形成装置に本発明になる
画像形成装置における現像方法を適用する場合を説明す
るための概略構成図、図6、図7、図8は、本発明の効
果を評価するための条件とその結果を示した図である。
【0025】図1において、1は内部に配設された磁石
によって現像剤に含まれるキャリア4による磁気ブラシ
10を発生させる磁気ロール、2は磁気ブラシ10から
供給されたトナー5によるトナー薄層6を担持して静電
潜像担持体(感光体)3上の静電潜像を現像する現像ロ
ール、4は現像剤を構成するキャリア、5はトナー、6
は現像ロール2上のトナー薄層、7は静電潜像担持体
(感光体)3と現像ロール2との間に現像バイアスを印
加する現像バイアス電源で、7aは第1の直流(DC)
バイアスVdc1を供給する直流電源、7bは交流(A
C)バイアスを供給する交流電源で、本発明において
は、トナー入れ替え時、正帯電トナーを使用する場合は
正デューティ比を、負帯電トナーを使用する場合は負デ
ューティ比を、45%以下とした矩形波を供給できる電
源とする。8は磁気ロール1へ第2の直流(DC)バイ
アスVdc2を供給する直流電源、9は磁気ロール1上
の磁気ブラシ10の厚さを規制する規制ブレードであ
る。
【0026】図2において、20は図1に3で示した静
電潜像担持体(感光体)における基材、21は阻止層、
22はa−Siで構成した感光層、23は表面保護層で
ある。なお、以下の説明において、a−Si静電潜像担
持体(感光体)3の「厚さ」と表現した場合には、静電
潜像担持体(感光体)3における基材20の表面から、
基材と反対側の静電潜像担持体(感光体)3の表面まで
の距離を意味する。したがって図2に示すように、静電
潜像担持体(感光体)3が阻止層21と感光層22、及
び表面保護層23とから構成されている場合には、感光
層の厚さは、それぞれの層の厚さを合算した値となる。
【0027】図5において、50は現像剤容器、51は
前記図1に1で示した磁気ロール、52は同じく図1に
2で示した現像ロール、53は記録媒体を収容した給紙
カセット、54は記録媒体の搬送ベルト、55は図1に
3で示した静電潜像担持体(感光体)、56は感光体を
帯電させるための帯電器、57は画像を感光体55に露
光する露光器、58は感光体55上のトナー像を記録媒
体に転写するための転写バイアスを印加するための転写
装置、59は記録媒体に転写されたトナー像を定着する
定着装置である。
【0028】画像形成装置に用いる静電潜像担持体(感
光体)3としては、従来から正帯電の有機感光体(OP
C)が知られている。しかしながら、OPC感光体は感
光層表面が軟らかく、クリーニングブレードの摺擦によ
り感光層が削れやすいという間題がある。そこで、OP
C感光体と比較して表面が硬質であると共に耐久性や機
能保持性(メンテナンスフリー)に優れていることか
ら、感光層の厚さが25μm以上のa−Si感光体が近
年使用されている。しかしながら、a−Si感光体はグ
ロー放電分解法等を用いて製膜するため、このように感
光層が厚いと製造時間や製造コストがかかり、経済的に
不利である。そこで本件出願人は、特開平7−1752
76号公報において、感光層の厚さを25μm未満に設
定したa−Si感光体について提案している。
【0029】静電潜像担持体(感光体)3に感光材料と
して、a−Si感光体を用いた場合、その膜厚を薄くす
ると飽和帯電電位が低下し、絶縁破壊に至る耐電圧が低
下する。その一方、潜像形成した時の静電潜像担持体
(感光体)3における表面の電荷密度は向上し、現像性
能は向上する傾向がある。この特性は誘電率が約10程
度と高いa−Si感光体では25μm以下、さらに好ま
しくは20μm以下の場合に特に顕著である。従って、
現像バイアス7a(Vdc1)は200V以下、好まし
くは100V以下、AC成分の7bとしてVp−pが5
00〜2000V、周波数が1〜3kHzに設定し、現
像することが可能である。
【0030】しかし感光層22の厚さが10μm未満と
なると、静電潜像担持体(感光体)3の電位の調節が困
難となり、いわゆる黒点やカブリが発生しやすくなる。
また、感光層22の厚さが10μm未満となると飽和帯
電電位が低下し、必要な帯電電位を確保できない傾向が
ある。一方、感光層22の厚さが25μmを超えると低
電位現像が困難となり、オゾンが発生しやすくなった
り、あるいは、感光層の製造時間が長くなるなどして経
済的に不利になりやすい。さらには、感光層22におけ
る電荷発生層で発生した正孔が感光層の表面まで移動す
る時間が長くなるため、静電潜像担持体(感光体)3の
電位の調節が困難となり、いわゆるカブリが発生した
り、画像濃度が低下しやすいなどの間題が生じやすい。
よって、静電潜像担持体(感光体)3の電位の調節や、
経済性等とのバランスがより優れている観点から、静電
潜像担持体(感光体)3における感光層22の厚さを、
11〜25μmの範囲の値とするのがより好ましく、1
2〜18μmの範囲内の値とするのがさらに好ましい。
【0031】また、より好ましい感光層の態様として、
この感光層を感光層22と表面保護層23とから構成し
た場合、表面保護層23の厚さを0.3μm以上、5μ
m以下の値とするのが好ましい。すなわち表面保護層2
3の厚さが0.3μm未満となると、感光層22の飽和
帯電電位、耐磨耗性、耐環境性等の特性が低下する傾向
があるためであり、一方、表面保護層23の厚さが5μ
mを超えると、画質劣化の要因になり、また製造時間が
長くなり経済的に不利となる。したがって、感光層22
の飽和帯電電位と製造時間等とのバランスがより良好な
観点から、表面保護層23の厚さを0.3〜3μmの範
囲内の値とするのがより好ましい。
【0032】感光層22を構成する材料は、アモルファ
スシリコン(a−Si)であれば特に制限されるもので
はなく、好ましい材料として、a−Si、a−SiC、
a−SiO、a−SiON等の無機材料を例示すること
できる。また、表面保護層23としては、a−SiCが
特に高抵抗であり、より優れた飽和帯電電位、耐磨耗
性、耐環境性が得られることより、本実施形態における
感光層材料として好適である。また、a−SiCのう
ち、SiとC(炭素)との比率が特定のものを使用する
のが好ましく、このようなa−SiCとしては、a−S
(1−X)(0.3≦X<1.0)があげられ、
さらに好ましくは、a−Si(1−X)(0.5≦
X≦0.95)である。この理由は、このようなa−S
iCは10 〜1013Ωcmという特に高い抵抗を
有しており、優れた飽和帯電電位、耐摩耗性、耐環境性
(耐湿性)が得られるためである。
【0033】規制ブレード9と磁気ロール1とのギャッ
プは0.3〜1.5mm、磁気ロール1と現像ロール2
間のギャップは同様に0.3〜1.5mm程度である。
現像ロール上のトナー薄層6は、10〜100μm、好
ましくは30〜70μmの厚さに設定される。この厚さ
は、トナーの平均粒度を7μmとした場合にトナー層4
から10層程度である。また、現像ロール2と静電潜像
担持体(感光体)3との間のギャップは、150〜40
0μm、好ましくは200〜300μmである。150
μmより狭いとカブリの要因になり、400μmより広
いとトナーを感光体に飛翔させることが困難になり、充
分な画像濃度を得ることができない。また、選択現像を
発生させる要因になる。
【0034】静電潜像担持体(感光体)3における表面
電位(帯電電位)は、200〜500Vの範囲の値とす
ることが好ましい。静電潜像担持体(感光体)3におけ
る表面電位が200V未満となると、現像が不十分とな
りやすく、一方、500Vを超えると、感光層22の飽
和帯電電位(飽和帯電電流)を超えたり、あるいはオゾ
ンが発生しやすくなるおそれがある。特に、感光層22
の厚さを減少させた場合には、それに対応して感光層2
2の飽和耐電電位が低下する傾向にある。従って、感光
層22の長寿命化を図り、よりオゾンの発生を防止でき
る観点から、感光層22における表面電位を500V以
下の値とすることが好ましい。また、現像性と感光層の
飽和耐電電位等のバランスがよい観点から、表面電位の
値を100〜450Vの範囲の値とすることがより好ま
しく、さらに好ましくは、表面電位の値を150〜35
0Vの範囲内の値とすることである。
【0035】現像ロール2と静電潜像担持体(感光体)
3との間のバイアスは、バイアス電源7a、7bで決定
されるが、現像ロール2上のトナー5を効率よく入れ替
えるためには、直流バイアス7a(Vdc1)の電位は
200V以下であることが好ましい。200V以上の電
界を印加すると、現像ロール2にトナー5が付着する静
電気力が増大し、磁気ブラシ10での回収が困難にな
る。また、交番電界を用いることにより、静電潜像担持
体(感光体)3への現像が正確にでき、現像ロール2上
のトナー5の入れ替えが容易になるなどのメリットがあ
る。
【0036】図3は、本発明の現像方法を実施する現像
装置における現像ロール2の第1の直流バイアス電位7
a(Vdc1)と、磁気ロール1の第2の直流バイアス
電位8(Vdc2)とにおける現像残像(ゴースト)や
カブリが生じない良好な範囲を示したものである。横軸
は電位差|Vdc2−Vdc1|を表し、縦軸は現像ロ
ール2の第1の直流バイアス電位Vdc1を表す。そし
て、図3からわかるように、バイアス電位Vdc1が2
00Vよりも高い場合と、電位差|Vdc2−Vdc1
|が100V未満の場合に残像(ゴースト)が発生す
る。またこの電位差が、350V以上になると今度はト
ナーが飛散してカブリが発生する。そのため現像ロール
2の第1の直流バイアス電位7a(Vdc1)としては
200V以下で、且つ、磁気ロール1の第2の直流バイ
アス電位8(Vdc2)と現像ロール2の第1の直流バ
イアス電位7a(Vdc1)との電位差|Vdc2−V
dc1|が、100Vから350Vの範囲であれば高品
質の画質が得られることがわかる。そして、現像ロール
2に印加する交流(AC)バイアス電源7bの電圧は、
そのピ−ク間電圧Vp−pが500〜2000V、周波
数が2〜4kHzの範囲で、トナー入れ替え動作を行う
とき、正帯電トナーを使用する場合は正デューティ比
を、負帯電トナーを使用する場合は負デューティ比を、
45%以下とした矩形波を発生するように設定するとよ
い。この様に現像バイアスを低く設定することは、静電
潜像担持体(感光体)3のa−Si薄膜の絶縁破壊を抑
制するとともに、トナー5の過剰帯電を防止し、現像の
履歴現象の発生を抑止するのに有効である。
【0037】2成分現像剤は、磁気ロール1上にトナー
5とキャリア4からなる磁気ブラシ10を形成し、トナ
ー5は撹拌によって帯電する。このキャリア4は、フェ
ライト表面を高分子量のポリエチレンの表面重合体で覆
うと共に抵抗調整剤で処理し、トナー付着やコ−ト剥が
れなどの間題に対して強靭な表面性能を有するようにし
て、現像装置の機械的寿命が尽きるまで被覆剤が剥がれ
ないようにしたものを用いる。一般的に表面被覆キャリ
アの場合、表面のコート剤が20%以上剥がれるとトナ
ーへの帯電性能が変化し、本発明の現像方法の場合、帯
電不良トナーの飛散による画像汚染の発生や現像性の低
下が見られ、いわゆる選択現像などが発生する。そのた
め、キャリアの耐久安定性を確保することが重要で、上
記したように、現像装置寿命まで被覆剤の剥がれのない
重合法のフェライト表面の高分子ポリエチレン被覆によ
って、表面の抵抗を調整したキャリアを用いる。
【0038】このように構成した現像装置において、磁
気ロール1には図示していない現像剤容器からトナー
5、キャリア4で構成された2成分現像剤が供給され、
これら現像剤は、撹拌によってトナー5を帯電すると共
に磁気ブラシ10を形成し、規制ブレード9で層厚規制
がなされる。そしてこの帯電されたトナー5は、磁気ロ
ール1と現像ロール2間の電位差|Vdc2−Vdc1
|で現像ロール2側に移って現像ロール2上にトナーの
みの薄層6を形成し、さらにこのトナー薄層6は、静電
潜像担持体(感光体)3との間に印加された第1の直流
(DC)バイアス7a(Vdc1)、交流(AC)バイ
アス7bの重畳されたバイアスにより、静電潜像担持体
(感光体)3上に形成された静電潜像に飛翔し、現像動
作が行われる。
【0039】そして本発明においては、現像ロール2と
磁気ロール1とを回転させたまま両者間の直流電位差を
無くした等電位状態を発生させると共に、交流バイアス
電源7bにより矩形波で構成される交流電界を形成し、
磁気ロール1上の磁気ブラシ10を現像ロール2上のト
ナー層6に接触させ、現像後に現像ロール2上に残った
トナー薄層6を磁気ブラシ10と交流バイアス7bで入
れ替えるトナー入れ替え動作を、次のようなときに行う
こととした。この現像ロール2と磁気ロール1の等電位
状態は両表面電位が互いに等しければよいから、例えば
両表面電位を0Vとしたり、或いは50Vとしてもよ
い。またこの等電位状態は、現像ロール2と磁気ロール
1の両表面電位を制御して実現してもよいし片側の表面
電位を他方に合わせるように制御してもよい。
【0040】まずその1は、前記した現像動作、すなわ
ち磁気ロール1に形成された磁気ブラシ10のトナー5
を、磁気ロール1と現像ロール2間の電位差|Vdc2
−Vdc1|で現像ロール2側に移して現像ロール2上
にトナーのみの薄層6を形成し、さらに静電潜像担持体
(感光体)3との間に印加された第1の直流(DC)バ
イアス7a(Vdc1)、交流(AC)バイアス7bの
重畳されたバイアスにより、このトナー薄層6上のトナ
ー5を静電潜像担持体(感光体)3上に形成された静電
潜像に飛翔させて行う動作によって現像ロール2が回転
する距離をL1、前記トナー入れ替え動作、すなわち現
像ロール2と磁気ロール1とを回転させたまま両者間の
直流電位差を無くした等電位状態を発生させると共に矩
形波で構成される交流(AC)バイアス7bのみを現像
ロール2に供給し、磁気ロール1上の磁気ブラシ10を
現像ロール2上のトナー層6に接触させ、現像後に現像
ロール2上に残ったトナー薄層6を磁気ブラシ10と交
流バイアスで入れ替える動作によって現像ロール2が回
転する距離をL2としたとき、 L1/L2<100 ……… (1) を満足する状態において定期的に行うものである。
【0041】すなわち、現像ロール2と磁気ロール1が
回転しているとき、現像ロール2上に第1と第2の直流
バイアスによる電位差と交流バイアスでトナー層を形成
した状態を長時間保つと、現像ロール2にトナー5が薄
くフィルミングする。分析したところ、これはトナー5
の微粉が強固に付着したものだということが分かった。
そのため、トナー5の付着によって現像ロール2上のト
ナー5の帯電量が低下し、飛散を起こす。また現像ロー
ル2と磁気ロール1との間には一定電位が印可されてい
るため、付着が起こると現像に寄与できる現像ロール2
上のトナー5の量が減少し、現像性低下、現像残像など
の原因となる。
【0042】連続印刷時におけるこういった問題を解決
するためには、現像ロール2上のトナー5をあるタイミ
ングで定期的に入れ替えることが必要である。そのため
本発明においては、前記(1)式の条件を満たす場合に
前記トナー入れ替え動作を現像ロール2の周長以上にわ
たって行うようにしたもので、それ以下とすると十分に
入れ替わりが出来ず、現像ロール上のトナー付着を引き
起こす場合がある。また、現像ロール2上の現像残トナ
ー5を入れ替わりやすくするため薄膜のa−Si感光体
を用い、現像電界を低く設定して十分な現像濃度を得る
ことや、そのシステムを安定に維持させるため、フェラ
イトの表面をポリエチレンで重合被覆させた長寿命キャ
リアによる2成分現像方式を用いることで、トナー5を
耐久変化の少ないキャリア4で均一に帯電させ、トナー
5の飛散、カブリを防止することも重要な要因となる。
【0043】そしてトナー入れ替え動作を行うその2
は、画像形成装置が印刷する各ページを2分割以上の複
数区間に分割し、各区間における画像データのドット数
を画像形成装置内のCPU(不図示)等で計測し、ドッ
ト数が0である場合に行うものである。
【0044】そして前記(1)式で示した条件でトナー
入れ替え動作を行う場合、現像ロール2の回転距離L2
は現像ロール2の周長以上とし、また現像動作時の現像
ロール2の回転距離L1は画像形成装置内のCPU(不
図示)で算出するものとする。また、この(1)式の条
件によるトナー入れ替え時期が印刷終了時に生じた場合
はそのまま前記したトナー入れ替え動作を行えばよく、
また、現像ロール2が現像を行わない機械の立ち上げ時
などに行っても良いが、連続印刷時に前記(1)式の条
件を越えることが判明した場合は、(1)式の条件を超
える前の印刷における記録媒体と記録媒体の間、すなわ
ち記録媒体間の長さを現像ロール2のトナー入れ替え動
作に要する回転距離L2(現像ロール2の周長以上)以
上となるよう制御する。なおこの記録媒体間は、例えば
画像を静電潜像担持体(感光体)3に露光する露光器に
送られる印刷画像データに基づいて検出したり、記録媒
体を収容する給紙カセットにおける記録媒体の先端や後
端により検出し、記録媒体間の長さが現像ロール2のト
ナー入れ替え動作に要する回転距離L2(現像ロール2
の周長以上)以上となるよう制御する。
【0045】このように前記(1)式によって定期的
に、及び画像データが0である場合の任意の時期にトナ
ー入れ替え動作を実施することにより、回収されたトナ
ーの帯電分布をブロードにしたり殆ど変化させることな
く、また、各ロールの周速差によるブラシ効果のみで掻
き取りプレ−ドなどの特別な装置を設けることなく、容
易にトナーの回収と入れ替えが可能になり、現像ロール
2上のトナー付着、トナー飛散、現像残像などの現象が
生じなくなる。また本発明においては、このトナーの入
れ替えを容易にするため、前記磁気ロール1の回転速度
を現像ロール2の回転速度の少なくとも1.0倍を越え
る速度とした。また、印刷前後、及び記録媒体間で現像
ロール2と磁気ロール1との間に直流電位差を無くして
交流電界を形成するとき、現像ロール2に印加する交流
電圧を矩形波とし、正帯電トナーを使用する場合は正デ
ューティ比を、負帯電トナーを使用する場合は負デュー
ティ比を45%以下にすることで、現像ロール2上のト
ナーの入れ替えを向上させることができる。
【0046】また、前記したその2の条件でのトナー入
れ替え動作、すなわち画像形成装置が印刷する各ページ
を2分割以上の複数区間に分割し、各区間における画像
データのドット数を画像形成装置内のCPU(不図示)
等で計測してドット数が0である場合に行うトナー入れ
替え動作は、図5に示したようなタンデム型画像形成装
置において、例えば4色中の現像に寄与しない現像装置
に適用した場合に特に有効である。
【0047】すなわちこの図5に示したタンデム型画像
形成装置においては、現像剤容器50のうち、例えばブ
ラックの現像剤容器50、シアンの現像剤容器5
、マゼンタの現像剤容器50、イエローの現像剤
容器50に収容されたトナーとキャリアからなる現像
剤によって、前記したように磁気ロール51、5
、51、51上に磁気ブラシが形成され、その
磁気ブラシによってそれぞれ対応した現像ロール52上
にトナー薄層が形成される。そして図示していない制御
回路からプリント開始の信号が来ると、給紙カセット5
3から記録媒体が送り出されて搬送ベルト54に送ら
れ、その記録媒体が各色の感光体55、55、55
、55に達するタイミングに合うように、帯電器5
、56、56 、56による各感光体55の帯
電、各露光器57に送られた画像信号による各感光体5
5への露光と潜像の形成、各現像ロール52上のトナー
による潜像の現像が行われる。そして記録媒体が感光体
55に達すると、転写装置58による転写バイアス
が印加されて記録媒体にトナー像が転写され、それが各
感光体55、55、55、転写装置58、58
、58で繰り返され、定着装置59で定着されて排
紙される。
【0048】このように構成されたタンデム型画像形成
装置において、例えばブラックとマゼンタ、そしてイエ
ローのみを使用し、シアンを使用しない原稿などでは、
シアン現像装置における現像ロール52と磁気ロール
51との間に現像ロール52上にトナー層が形成さ
れる方向に直流電位差、及び交流バイアスが印加されて
いるため、連続印刷した場合、現像ロール52上のト
ナーの帯電量上昇、トナー外添剤の劣化が急速に進む。
そのため、現像ロール52上のトナーを頻繁に入れ替
える必要があるが、連続印刷時においては、前記(1)
式による記録媒体間のみでは十分にこのトナー入れ替え
が行えない場合がある。
【0049】そのため、前記したその2の条件でのトナ
ー入れ替え動作、すなわち画像形成装置が印刷する各ペ
ージを2分割以上の複数区間に分割し、各区間における
画像データのドット数を画像形成装置内のCPU(不図
示)等で計測してドット数が0である場合にトナー入れ
替え動作をおこなうことにより、上記したシアンを使用
しない原稿などにおいてはシアンの原稿データが0であ
るから連続したトナー入れ替え動作が実施され、現像ロ
ールへのトナー付着を防止し、現像残像を発生しにくく
すると共に現像装置、現像剤を長寿命化することができ
る。なお、以上の説明では、シアンを使用しない原稿の
場合を例にとって説明したが、他の色の場合も全く同様
であることは自明である。
【0050】このような本発明の画像形成装置における
現像方法の効果を確認するため、図6の表に示した条件
による評価を行った。すなわち、 1.画像データの無い部分で、現像ロール2と磁気ロー
ル1との直流電位差を0Vにする場合としない場合。 2.トナー入れ替え動作を行うために現像ロール2と磁
気ロール1との直流電位差を0Vにした時の現像ロール
2の回転距離L2と、現像動作を行うために現像ロール
2側にトナーを移動させる方向に直流電圧を印加した時
の現像ロール2の全回転距離L1との比、L1/L2を
変化させた場合。 3.上記1と2を組み合わせた場合。 4.交流バイアスのデューティ比を変化させた場合。 といろいろ変化させ、12枚機の試作機で連続印刷を行
って画像の濃度、残像、カブリ、現像ロールへのトナー
付着状況などを確認した。なおここでは、トナー入れ替
え動作を行わない記録媒体間で、直流電位差、交流バイ
アス共に通常の状態とした。
【0051】そしてこの評価のため、図4に示したよう
な矩形の黒ベタで構成されたソリッド画像40、41
と、このソリッド画像より広いハーフトーン画像42、
43を連続して現像するように配置した画像パターンで
画像形成し、初期、100枚、1000枚と印刷して、
濃度、黒ベタのソリッド画像40の残像44が現れるか
否か、カブリの発生状態はどうかなどをチェックし、こ
れを図7にまとめた。また現像ロール2へのトナー付着
状況を、白紙パターンを100枚、1000枚、300
0枚と印刷して、現像ロール2へのトナー付着状況を調
べ、結果を図8にまとめた。
【0052】この評価における条件は、図6に示したよ
うに静電潜像担持体(感光体)3として層厚14μmの
a−Siを用いて表面電位を250Vとし、現像ロール
2における第1の直流バイアス7a(Vdc1)を50
V、交流(AC)バイアス7bのピ−ク間電圧Vp−p
を1.3kVで周波数3.0kHz、デューティ比50
%とした。また磁気ロール1への第2の直流バイアス8
(Vdc2)を200Vとし、磁気ロール1と現像ロー
ル2間の周速差を2倍として磁気ロール1の回転速度を
早くした。そして実施例1〜4として、トナー入れ替え
動作時の現像ロール2の表面電位と磁気ロール1の表面
電位とをいずれも0Vとした等電位状態を発生させると
共に、ピ−ク間電圧Vp−pを1.3kVとして実施例
1〜3ではデューティ比を50%、実施例4、比較例
1、2では45%とした矩形波で構成した交流電界を印
加し、また、実施例1、3では画像データ無し部分でト
ナー入れ替え動作を行い、さらに実施例2、3では前記
L1/L2を100に、実施例4と比較例2では110
に、実施例1ではこのL1/L2にはよらずに画像デー
タ無し部分でのトナー入れ替え動作のみとし、比較例1
ではそれも行わないこととした。
【0053】そして濃度、残像、カブリの評価において
は、図7に示したように初期状態と、100枚、100
0枚と印刷した三段階における濃度、残像、及びカブリ
の発生を確認した。この図7において、濃度の欄の
「○」印は形成された画像にかすれが認められないこと
を示し、「△」印はかすれがわずかに認められた場合
を、「×」印ははっきりかすれが認められた場合を示し
ている。さらに残像とカブリの欄における「○」、
「△」、「×」印は、図4に示した画像パタ−ンを印字
し、(a)のようにハ−フ画像上に残像やカブリがまっ
たく見えない場合は○を、(b)のようにハ−フ画像上
に残像やカブリがわずかに認められた場合にΔを、また
はっきり認められた場合に×を付した。
【0054】この図7からわかるように、トナー入れ替
えを全く行なわずに連続印刷を続けた比較例1の場合は
画像濃度が低下し、残像も悪化する。また比較例2のよ
うに、画像データ無し部分でトナー入れ替えを行わない
と共に、トナー入れ替えの比率L1/L2を110と設
定した場合は画像度濃度が低下し、残像が若干起こって
いる。一方、画像データが無い部分でトナー入れ替え動
作を行うか、またはトナー入れ替えの比率L1/L2を
一定とした実施例1から4においては、現像ロール上の
トナーの入れ替わりが効率良く行われるため、デューテ
ィ比を45%と下げたものを含めて1000枚印字した
時点でも画像濃度、残像、カブリ共に良好であった。
【0055】そして白紙パターンを連続耐刷し、現像ロ
ール2へのトナー付着を加速的に評価した図8において
は、初期状態と、100枚、1000枚、3000枚、
10000枚と印刷した五段階における現像ロール2へ
のトナーの付着状況をチェックした。この図8におい
て、「○」印は現像ロール2へのトナー付着が全く見ら
れない状態を示し、「△」印はうっすらとトナーが付着
した状態、「×」印は現像ロール2全面にトナーが付着
し、トナー飛散により現像ロール下部の汚染、現像器か
らのトナー落ち等が発生した状態を示す。
【0056】この図8からわかるように、比較例1では
100枚耐刷した時点で既に現像ロール2上にうっすら
トナーが付着しており、1000枚印字後には現像ロー
ル2上全面にトナー付着が見られた。これは現像ロール
2上のトナーの入れ替わりが殆ど無かったためと考えら
れる。付着したトナーは現像には関与せずに常に現像ロ
ール2上に居続けるため、新たにその上に載るトナーの
帯電量を下げ、トナー飛散の原因となる。またトナー帯
電量の低下により、付着部分に対応する画像部分の濃度
が濃く出てしまう。また付着トナーの電気抵抗のため、
現像ロール2上の現像に関与するトナー層厚が薄くなっ
て現像ゴースト(図4の残像44)が顕著に現われる。
そして10000枚印字後には、トナー飛散によって現
像ロール2下部の汚染、現像装置からのトナー落ちが顕
著に発生した。
【0057】また比較例2では、100枚、1000枚
印字後には全くトナー付着が見られなかったが、300
0枚印字した時点で現像ロール全面にトナー付着が見ら
れた。2成分現像剤中のトナー帯電量を測定すると、初
期における12μC/gから3000枚印字後には19
μC/gまで上昇しており、現像ロール2上のトナー帯
電量が上昇して現像性が低下していた。これはL1/L
2が110であったため、L1/L2=100に比べて
現像ロール2上のトナー入れ替わりが少なかったものと
思われる。
【0058】一方実施例1から3では、初期から100
0枚印字時まで全くトナー付着が見られなかったが、3
000枚印字時から様子は変わり、実施例1より実施例
2の方が、また実施例2より実施例3の方がトナー付着
の結果が良くなった。この結果から、現像ロール2上の
トナーの入れ替えをより向上していくためには画像デー
タの無い領域でトナー入れ替え動作を行うことと、L1
/L2<100とすることを併用することが必要だと分
かった。また実施例4のように、印加する交流電圧のデ
ューティ比を45%以下(正帯電トナーを使用している
ため正のデューティ比)に下げていくことでも、現像ロ
ール上のトナーの入れ替わりが良くなって現像ロールへ
のトナー付着が軽減されたことがわかる。
【0059】
【発明の効果】以上記載の如く請求項1に記載した本発
明によれば、現像ロール上のトナーを磁気ブラシや直流
電位差のみで回収するのではなく、現像動作による現像
ロールの回転距離が一定距離を越える前に、また、画像
データを複数区間に分割し、該分割した区間のドット数
を計数してドット数が0である場合に、現像ロールと磁
気ロールを回転させたまま前記第1と第2の直流バイア
スを等しくした等電位状態を発生させると共に前記交流
バイアスのみを印加することにより、現像装置を複雑に
することなく、またトナーの帯電量分布の変化を起こす
ことなく現像ロール上のトナーと磁気ブラシ中のトナー
との入れ替えを促進させることができ、連続現像時にお
ける残像の発生を防ぎ、確実に帯電されたトナーを現像
ロールに供給し、長期にわたって安定した画像品質が得
られるようにした画像形成装置における現像方法を提供
することができる。
【0060】特にタンデム型カラー画像形成装置のよう
に、複数色分存在する現像装置の各現像ロールと磁気ロ
ールとの間に現像ロール上にトナー層が形成される方向
に直流電位差、及び交流バイアスが印加されている画像
形成装置においては、連続印刷の際に特定の色の現像を
行わない場合、その現像装置における現像ロール上のト
ナーの帯電量上昇、トナー外添剤の劣化が急速に進む。
そのため、この特定色の現像ロール上のトナーを頻繁に
入れ替える必要があるが、連続印刷時においては、前記
現像動作による現像ロールの回転距離が一定距離を越え
る前のみでは十分にこのトナー入れ替えが行えない場合
がある。しかし本発明においては、画像データのドット
数が0である場合にもトナー入れ替え動作をおこなうか
ら、上記した特定色を使用しない原稿においては原稿デ
ータが0と判定されて連続したトナー入れ替え動作が実
施され、現像ロールへのトナー付着を防止し、現像残像
を発生しにくくすると共に現像装置、現像剤を長寿命化
することができる。
【0061】そして請求項2に記載した本発明によれ
ば、トナー入れ替え動作時における現像ロールに印加す
る交流バイアスを矩形波とし、正帯電トナーを使用する
場合は正デューティ比を、負帯電トナーを使用する場合
は負デューティ比を45%以下にすることによって現像
ロール上のトナーの入れ替わりが良くなり、現像ロール
上へのトナー付着、現像ゴースト、トナー飛散等の問題
が解消され、前記したように現像装置を複雑にすること
なく連続現像時の残像の発生を防ぎ、確実に帯電された
トナーを現像ロールに供給し、長期にわたって安定した
画像品質が得られるようにした画像形成装置における現
像方法を提供することができる。
【0062】そして請求項3に記載した本発明によれ
ば、連続印刷時に前記したL1/L2<100の条件に
よるトナー入れ替え動作を行う場合、現像ロールが1回
転するに要する距離L2よりも記録媒体間の距離を長く
なるよう制御することにより、記録媒体間においても現
像ロールを1回転以上させて現像ロールのトナーと磁気
ブラシ中のトナーとの入れ替えを促進させることがで
き、連続印刷時においても、長期にわたって安定した画
像品質が得られる現像方法を提供することができる。
【0063】そして、請求項4に記載した本発明によれ
ば、磁気ロールの回転速度を現像ロールの回転速度の少
なくとも1.0倍を越える速度とすることにより、この
速度差で現像ロールに接触した磁気ブラシによって現像
ロール上のトナーの入れ替えを行うことができ、トナー
入れ替えの効果を確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる画像形成装置における現像方法
を実施する現像装置の概略である。
【図2】 本発明に用いる静電潜像担持体(感光体)の
a−Siの基本的な層構成モデルを示したものである。
【図3】 本発明になる画像形成装置における現像方法
で印加するバイアス電圧の適正な現像領域を説明するた
めの図である。
【図4】 残像(ゴースト)の発生を評価するためのパ
ターンを説明するための図である。
【図5】 タンデム型画像形成装置の概略構成図であ
る。
【図6】 本発明になる画像形成装置における現像方法
を評価するための条件を示した表である。
【図7】 本発明になる画像形成装置における現像方法
の評価結果を示した表である。
【図8】 本発明になる画像形成装置における現像方法
の評価結果を示した表である。
【符号の説明】
1 磁気ロール 2 現像ロール 3 静電潜像担持体(感光体) 4 キャリア 5 トナー 6 トナー薄層 7a 第1の直流バイアスVdc1(直流電源) 7b 交流バイアス電源 8 第2の直流バイアスVdc2(直流電源) 9 規制ブレード 10 磁気ブラシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小沢 義夫 三重県度会郡玉城町野篠字又兵衛704番地 19 京セラ株式会社三重工場玉城ブロック 内 Fターム(参考) 2H031 AC04 AC07 AC30 AE01 BA04 BA05 BB01 CA02 CA11 CA15 FA01 2H073 AA09 BA04 BA09 BA13 BA22 BA45 CA03 CA22 2H077 AC05 AC12 AD02 AD06 AD14 AD36 AE06 CA07 DA08 DA24 DA78 DA81 DB08 EA01 GA03 GA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真法で潜像を形成する感光体に対
    面配置した現像ロールと、2成分現像剤による磁気ブラ
    シを形成して前記現像ロールに対面配置した磁気ロール
    とを有した現像装置を持ち、前記現像ロールに第1の直
    流バイアスと交流バイアスを、前記磁気ロールに第2の
    直流バイアスを供給し、前記第1と第2の直流バイアス
    の電位差と交流バイアスで前記現像ロール上にトナー薄
    層を形成して前記感光体上の潜像を現像する現像動作を
    行う画像形成装置における現像方法において、 前記現像ロールと磁気ロールを回転させたまま前記第1
    と第2の直流バイアス成分を0、または等しくした状態
    で前記交流バイアスを印加し、該交流バイアスで前記現
    像ロール上のトナーを前記磁気ブラシと入れ替えるトナ
    ー入れ替え動作を、 1.前記現像動作で現像ロールが回転する距離をL1、
    前記トナー入れ替え動作を連続印刷時に行う場合に現像
    ロールが回転する距離をL2としたとき、 (L1/L2)<100の場合。 2.画像データを複数区間に分割し、該分割した区間の
    ドット数を計数してドット数が0である場合。におこな
    うことを特徴とする画像形成装置における現像方法。
  2. 【請求項2】 前記トナー入れ替え動作時における現像
    ロールに印加する交流バイアスを矩形波とし、正帯電ト
    ナーを使用する場合は正デューティ比を、負帯電トナー
    を使用する場合は負デューティ比を45%以下にするこ
    とを特徴とする請求項1に記載した画像形成方装置にお
    ける現像方法。
  3. 【請求項3】 前記連続印刷時にトナー入れ替え動作を
    行う場合、記録媒体間の長さをトナー入れ替え動作によ
    り現像ロールが回転する距離L2よりも広くするよう制
    御することを特徴とする請求項1に記載した画像形成装
    置における現像方法。
  4. 【請求項4】 前記磁気ロールの回転速度を現像ロール
    の回転速度の少なくとも1.0倍を越える速度とし、該
    速度差で磁気ブラシを現像ロールに接触させて現像ロー
    ル上のトナーの入れ替えを行うことを特徴とする請求項
    1に記載した画像形成装置における現像方法。
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