JP4204624B2 - トナー流出防止方法及びこれを使用するトナー補給方法、並びに、画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、トナー搬送部材とトナー搬送パイプとの間にクリアランスがある場合においても、トナー搬送パイプの現像器に対する開口部にシャッタを設けて、トナー補給時にはシャッタを開け、トナー補給時以外にはシャッタを閉じておくように制御し、現像器への不要なトナー流出を防止する方法もあるが、シャッタの構成が複雑であるうえに、該シャッタの駆動部を設ける必要もあり、コスト的にもスペース的にも問題があった。
また、請求項2の発明は、請求項1のトナー流出防止方法において、前記磁界を、マグネットからなる磁界発生手段によって形成することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、トナー及び磁性キャリアからなる磁性現像剤を用いて潜像担持体上に現像を行う複数の現像器を有し、該潜像担持体に近接して該複数の現像器を回動させる回転型現像装置と、前記複数の現像器それぞれに一対一で対応する複数のトナー収容器と、各トナー収容器内と各現像装置とをそれぞれ連結し、各トナー収容器内のトナーを対応する現像器へ搬送するためのトナー搬送パイプと、該トナー搬送パイプの内壁と羽根部外周端との間にクリアランスが存在するように該トナー搬送パイプ内部に設けられた搬送スクリューとを備えた画像形成装置におけるトナー補給方法であって、請求項1又は2のトナー流出防止方法を行い、かつトナー補給時には前記搬送スクリューを駆動させて前記トナー搬送パイプ内を塞いでいる磁性現像剤の固定を解くことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、トナー及び磁性キャリアからなる磁性現像剤を用いて潜像担持体上に現像を行う複数の現像器を有し、該潜像担持体に近接して該複数の現像器を回動させる回転型現像装置と、前記複数の現像器それぞれに一対一で対応する複数のトナー収容器と、各トナー収容器内と各現像装置とをそれぞれ連結し、各トナー収容器内のトナーを対応する現像器へ搬送するためのトナー搬送パイプと、該トナー搬送パイプの内壁と羽根部外周端との間にクリアランスが存在するように該トナー搬送パイプ内部に設けられた搬送スクリューとを備えた画像形成装置において、前記搬送スクリューは、対応するトナー搬送パイプ内のトナーを該トナー搬送パイプの開口部及び対応する現像器の現像器開口部を介して該現像器に搬送し、前記回転型現像装置の回転に伴って前記各トナー搬送パイプの開口部と対応する前記現像器開口部との上下位置関係が変わるように構成されており、前記クリアランスに予め磁界を形成しておき、前記回転型現像装置が回転する際に前記トナー搬送パイプ内に流れ込んだ各現像器内の磁性現像剤を前記磁界によって該トナー搬送パイプ内に固定させることにより該クリアランスを塞ぐ磁界発生手段を備え、トナー補給時には前記搬送スクリューを駆動させて前記クリアランスを塞いでいる磁性現像剤の固定を解くことを特徴とするものである。
まず、図1を用いて、本実施の形態に係るカラー複写機の概略構成及び動作について説明する。このカラー複写機は、カラー画像読取装置(以下、カラースキャナという)1、カラー画像記録装置(以下、カラープリンタという)2、給紙バンク3等で構成されている。
なお、このリボルバ現像装置230については、後で詳しく説明する。
なお、M及びYの画像形成工程については、それぞれのカラー画像データ読み取り、静電潜像形成、現像の動作が上述のBK,Cの工程と同様であるので説明は省略する。
図2(a)は、各現像器231K,231C,231M,231Yが一体となったリボルバ現像装置230の内部構造を示す断面図、図3は、リボルバ現像装置230の外観を示す概略斜視図である。このリボルバ現像装置230の各現像器231K,231C,231M,231Yは、図3に示すような略円盤状の前後端板230a,230b間に設けられた中空角筒状のステー部材によってそれぞれ支持されている。また、各現像器231K,231C,231M,231Yは、それぞれ同型の現像器ケーシング部283、283C、283M、283Yを備えている。これらの各現像器ケーシング部283、283C、283M、283Yには、磁性現像剤としての磁性キャリア及び各色のトナーからなる二成分現像剤がそれぞれ収容されている。図示の例では感光体ドラム200に対向する現像位置にあるのが黒トナーと磁性キャリアを収容した黒現像器231Kで、図中反時計回りの順に、イエロートナーと磁性キャリアを収容したイエロー現像器231Y、マゼンタトナーと磁性キャリアを収容したマゼンタ現像器231M、シアントナーと磁性キャリアを収容したシアン現像器231Cになっている。
なお、リボルバ現像装置230の回転駆動方法については、以下に詳述する。
図5に示すように、上記リボルバ現像装置230よりその中心軸線方向の装置手前側に、該リボルバ現像装置230とほぼ同軸上になるように、前側板21を介してトナー収容器ユニット部240が取り付けられる。このトナー収容器ユニット部240の断面図を図2(b)に示す。トナー収容器ユニット部240には、各現像器に一対一で対応して互いに異なる色のトナーを収容したトナー収容器としてのトナーカートリッジ241K,241C,241M,241Yが着脱可能に設けられている。また、トナーカートリッジ241K、241C,241M,241Yからのトナーを受け入る、トナーホッパ242K,242C,242M,242Yも固設されている。
以下、図10及び図11を用いて、現像器231へのトナー流出防止のための構成について説明する。図11は、図10で示したトナー搬送パイプ245と現像器231との連通部の拡大図である。それぞれの図に示されるように、トナー搬送パイプ245のパイプ開口部300c近傍に、磁界発生手段としてのマグネット400が取り付けられている。図10及び図11の構成において、リボルバ現像装置230の回転によりトナー搬送パイプ245と現像器231の上下位置関係が変わると、現像器231内の磁性現像剤320がトナー搬送パイプ245側へ流れこむ。このとき、上記マグネット400により、トナー搬送パイプ245のパイプ開口部300c近傍には磁界が生じており、該磁界に磁性現像剤320が引きつけられ、固定される。そして、その後、リボルバ現像装置230がさらに回転し、現像器231が現像位置に移動しても、磁性現像剤320は、重力によって現像器231内へ落下することなく、該磁界によりトナー搬送パイプ245内に留められている。
2 カラープリンタ
3 給紙バンク
200 感光体ドラム
220 書込光学ユニット
230 リボルバ現像装置
231K,231C,231M,231Y 現像器
240 トナー収容器ユニット部
241K,241C,241M,241Y トナーカートリッジ
242K,242C,242M,242Y トナーホッパ
245K,245C,245M,245Y トナー搬送パイプ
250K,250C,250M,250Y トナー搬送スクリュー
260 中間転写装置
261 中間転写ベルト
270 定着装置
284 現像ローラ
286 第1撹拌スクリュー
291 第2撹拌スクリュー
294 リボルバギヤ
295 リボルバモータ
296 駆動ギヤ
300a トナーカートリッジの開口部
300b トナーホッパの開口部
300c トナー搬送パイプの開口部
300d 現像器の開口部
310 シール部材
320 現像剤
400 マグネット
Claims (4)
- トナー及び磁性キャリアからなる磁性現像剤を用いて潜像担持体上に現像を行う複数の現像器を有し、該潜像担持体に近接して該複数の現像器を回動させる回転型現像装置と、
前記複数の現像器それぞれに一対一で対応する複数のトナー収容器と、
各トナー収容器内と各現像装置とをそれぞれ連結し、各トナー収容器内のトナーを対応する現像器へ搬送するためのトナー搬送パイプと、
該トナー搬送パイプの内壁と羽根部外周端との間にクリアランスが存在するように該トナー搬送パイプ内部に設けられた搬送スクリューとを備え、
該搬送スクリューは、対応するトナー搬送パイプ内のトナーを該トナー搬送パイプの開口部及び対応する現像器の現像器開口部を介して該現像器に搬送し、
前記回転型現像装置の回転に伴って前記各トナー搬送パイプの開口部と対応する前記現像器開口部との上下位置関係が変わるように構成された画像形成装置における、前記回転型現像装置の回転時に前記トナー搬送パイプ内から現像器側へのトナーが流出するのを防止するトナー流出防止方法であって、
前記クリアランスに予め磁界を形成しておき、前記回転型現像装置が回転する際に前記トナー搬送パイプ内に流れ込んだ各現像器内の磁性現像剤を前記磁界によって該トナー搬送パイプ内に固定させることにより、前記回転型現像装置の回転時に前記トナー搬送パイプ内から現像器側へのトナーが流出するのを防止することを特徴とするトナー流出防止方法。 - 請求項1のトナー流出防止方法において、
前記磁界を、マグネットからなる磁界発生手段によって形成することを特徴とするトナー流出防止方法。 - トナー及び磁性キャリアからなる磁性現像剤を用いて潜像担持体上に現像を行う複数の現像器を有し、該潜像担持体に近接して該複数の現像器を回動させる回転型現像装置と、
前記複数の現像器それぞれに一対一で対応する複数のトナー収容器と、
各トナー収容器内と各現像装置とをそれぞれ連結し、各トナー収容器内のトナーを対応する現像器へ搬送するためのトナー搬送パイプと、
該トナー搬送パイプの内壁と羽根部外周端との間にクリアランスが存在するように該トナー搬送パイプ内部に設けられた搬送スクリューとを備えた画像形成装置におけるトナー補給方法であって、
請求項1又は2のトナー流出防止方法を行い、かつ
トナー補給時には前記搬送スクリューを駆動させて前記トナー搬送パイプ内を塞いでいる磁性現像剤の固定を解くことを特徴とするトナー補給方法。 - トナー及び磁性キャリアからなる磁性現像剤を用いて潜像担持体上に現像を行う複数の現像器を有し、該潜像担持体に近接して該複数の現像器を回動させる回転型現像装置と、
前記複数の現像器それぞれに一対一で対応する複数のトナー収容器と、
各トナー収容器内と各現像装置とをそれぞれ連結し、各トナー収容器内のトナーを対応する現像器へ搬送するためのトナー搬送パイプと、
該トナー搬送パイプの内壁と羽根部外周端との間にクリアランスが存在するように該トナー搬送パイプ内部に設けられた搬送スクリューとを備えた画像形成装置において、
前記搬送スクリューは、対応するトナー搬送パイプ内のトナーを該トナー搬送パイプの開口部及び対応する現像器の現像器開口部を介して該現像器に搬送し、
前記回転型現像装置の回転に伴って前記各トナー搬送パイプの開口部と対応する前記現像器開口部との上下位置関係が変わるように構成されており、
前記クリアランスに予め磁界を形成しておき、前記回転型現像装置が回転する際に前記トナー搬送パイプ内に流れ込んだ各現像器内の磁性現像剤を前記磁界によって該トナー搬送パイプ内に固定させることにより該クリアランスを塞ぐ磁界発生手段を備え、
トナー補給時には前記搬送スクリューを駆動させて前記クリアランスを塞いでいる磁性現像剤の固定を解くことを特徴とする画像形成装置。
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JP2007181453A JP4204624B2 (ja) | 2007-07-10 | 2007-07-10 | トナー流出防止方法及びこれを使用するトナー補給方法、並びに、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007181453A JP4204624B2 (ja) | 2007-07-10 | 2007-07-10 | トナー流出防止方法及びこれを使用するトナー補給方法、並びに、画像形成装置 |
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JP24109598A Division JP4026949B2 (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | 画像形成装置 |
Related Child Applications (1)
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JP2008174030A Division JP2008268975A (ja) | 2008-07-02 | 2008-07-02 | 画像形成装置 |
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