JPH11108580A - 熱交換素子 - Google Patents

熱交換素子

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JPH11108580A
JPH11108580A JP9268470A JP26847097A JPH11108580A JP H11108580 A JPH11108580 A JP H11108580A JP 9268470 A JP9268470 A JP 9268470A JP 26847097 A JP26847097 A JP 26847097A JP H11108580 A JPH11108580 A JP H11108580A
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Takuya Murayama
拓也 村山
Toshio Utagawa
敏男 歌川
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換形換気扇等に使用される熱交換素子に
おいて、仕切板を透湿性フィルムで構成することによ
り、温度と湿度の交換効率が向上する熱交換素子の提供
を目的とする。 【解決手段】 仕切板2aと間隔板3とからなる単位素
子4を一段おきに90度交互に積層し、2種類の気流間
で前記仕切板2aを介して熱交換が行われるよう構成さ
れた熱交換素子において、多湿側気流の水蒸気を水蒸気
分圧差を利用し低湿側へ移行させるか、多湿側気流の水
蒸気のみを溶解させ、内部で拡散させ、低湿側表面で脱
溶解する透湿性フィルム7を仕切板2aに使用すること
により、気体透過性を低減し、温度と湿度の交換効率が
向上する熱交換素子を得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換形換気扇等
に使用する積層構造の熱交換素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の熱交換素子は、特開昭5
5−72797号公報に記載されたものが知られてい
る。
【0003】以下、その熱交換素子について図7を参照
しながら説明する。図に示すように、熱交換素子101
は仕切板102と前記仕切板102を所定間隔に保持す
る波形の間隔板103からなり、1次気流Aと2次気流
Bとが直交するよう流入し、前記仕切板102を介して
熱交換される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の熱交
換素子では、熱交換素子101を構成する仕切板102
および間隔板103の基材は、和紙等の多孔質材料で形
成されているために、1次気流と2次気流が混合するの
で、多孔質材料にポリビニールアルコール等を含侵さ
せ、2種の気流の混合を抑制するような効果を持たせて
いるが、そのために1次気流または2次気流からの水蒸
気の移行が妨げられ、湿度交換効率が低下するという課
題があり、2種の気流の混合を抑制し、かつ湿度交換効
率の高い熱交換素子が要求されている。
【0005】また、仕切板102および間隔板103の
膜厚は100〜200μmと厚いために温度交換効率が
低くなり、仕切板の厚さを薄くし、温度交換効率を向上
させると仕切板に腰がなくなり作業性が低下するという
課題があり、仕切板の作業性が良く、熱交換素子の量産
性を向上させ、かつ温度および湿度の交換効率の高い熱
交換素子が要求されている。
【0006】また、多湿条件下では仕切板102がたわ
み、1次気流側と2次気流側で不均一になり、通気抵抗
が高くなるという課題があり、寸法安定性が良く、気流
の通気抵抗を低減することと、1次気流と2次気流の通
気抵抗の不均一をなくす熱交換素子が要求されている。
【0007】また、従来の熱交換素子101で気流の通
気抵抗を低減しようとした場合、間隔板103の幅ピッ
チwを広くする必要があり、幅ピッチwを広くすると、
湿度により波形が崩れ、間隔板103の高さピッチhを
高くすると、熱交換素子の一定高さ以内では仕切板の面
積が減少し、温度および湿度の交換効率が低下するとい
う課題があり、温度および湿度の交換効率が低下するこ
となく、気流の通気抵抗の小さい熱交換素子が要求され
ている。
【0008】また、熱交換素子101の間隔板103は
通風路を構成するものであり、温度および湿度の交換効
率への寄与は小さく、間隔板を少なくし気流との接触を
少なくし通気抵抗を低減する熱交換素子が要求されてい
る。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、二酸化炭素および臭い成分等の他気流へ
の移行を抑制し、温度および湿度の交換効率を向上させ
ること、また仕切板の作業性を良くし、量産性を向上さ
せること、また寸法安定性を良くすることにより、気流
の通気抵抗が低減し、1次気流と2次気流の通気抵抗の
不均一をなくすことのできる熱交換素子の提供を目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換素子は上
記目的を達成するために、仕切板と、この仕切板を所定
間隔に保持する間隔板とからなる単位素子を一段おきに
90度交互に積層し、1次気流と2次気流とが前記仕切
板を介して、温度と湿度を交換させるもので、前記仕切
板のみ、または前記仕切板と前記間隔板を透湿性フィル
ムで構成したものである。
【0011】本発明によれば、温度および湿度の交換効
率を向上させることができる。また寸法安定性が良く、
気流の通気抵抗を低減することのできる熱交換素子が得
られる。
【0012】また他の手段は、仕切板として、透気度が
100秒/100cc以上か、あるいは平均開孔径が1
00nm以下からなる透湿性フィルムで構成したもので
ある。
【0013】そして本発明によれば、透気度が100秒
/100cc以上か、あるいは平均開孔径が100nm
以下にすることにより、二酸化炭素および臭い成分等の
他気流への移行を抑制することができる。
【0014】また他の手段は、仕切板と間隔板、または
少なくとも仕切板を構成する透湿性フィルムを、セルロ
ース繊維50〜99重量%および透湿性フィルムと同質
の成分1〜50重量%とからなる混抄紙で両面または少
なくとも片面をラミネートしたものである。
【0015】そして本発明によれば、熱交換素子製造の
作業性を良くし、量産性を向上させることができる。ま
た透湿性フィルムと混抄紙を部分的に溶着しているの
で、水蒸気分圧差での拡散による水蒸気の移行、または
溶解、拡散、脱溶解等により移行する水蒸気の伝熱面積
の減少を抑えることができ、湿度交換効率の低下を抑制
することのできる熱交換素子が得られる。
【0016】また他の手段は、仕切板に透湿性フィルム
を用い、その仕切板の表面の両端部を遮蔽する遮蔽リブ
と、この遮蔽リブと並行に所定間隔に複数本の間隔リブ
を設け、前記仕切板の裏面は、前記仕切板の表面の遮蔽
リブと直交または斜交するように遮蔽リブを設け、その
遮蔽リブと並行に所定間隔に複数本の間隔リブを、前記
仕切板を介して前記仕切板の表裏の遮蔽リブおよび間隔
リブを樹脂にて一体成形した単位素子と、前記仕切板と
を交互に複数枚積層接着したものである。
【0017】そして本発明によれば、温度および湿度の
交換効率が低下することなく、気流の通気抵抗を低減す
ることのできる熱交換素子が得られる。
【0018】また他の手段は、仕切板の表面および裏面
の間隔リブを断続的な構造としたものである。
【0019】そして本発明によれば、間隔リブを断続的
にすることにより気流は分岐と合流が行われることによ
り境界層が破壊され、温度および湿度の交換効率を向上
することのできる熱交換素子が得られる。
【0020】また他の手段は、ほぼ六角形を有する仕切
板の表面の両端部を遮蔽する遮蔽リブと、この遮蔽リブ
と並行に所定間隔に複数本の間隔リブを設け、前記仕切
板の裏面は、気流の流入口および吐出口の近傍では、前
記仕切板の表面の間隔リブと直交または斜交するよう
に、また中央部分では対向流部分が形成されるように間
隔リブと遮蔽リブを設けたものである。
【0021】そして本発明によれば、対向流の構造によ
り温度および湿度の交換効率を向上することのできる熱
交換素子が得られる。
【0022】また他の手段は、仕切板の表面の中央部分
の対向流部分はほぼS字状を有し、前記仕切板の裏面の
中央部分は、前記仕切板の表面の対向流部分のS字状の
山の部分と、前記仕切板の裏面の対向流部分のS字状の
谷の部分が重なるように構成したものである。
【0023】そして本発明によれば、S字状の通風路に
より1次気流と2次気流の接触時間が長くなり、温度お
よび湿度の交換効率を向上させることができ、また1次
気流と2次気流の通気抵抗の不均一をなくすことのでき
る熱交換素子が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明は、仕切板と、この仕切板
を所定間隔に保持する間隔板とからなる単位素子を、一
段おきに90度交互に積層し、1次気流と2次気流とが
前記仕切板を介して、温度と湿度を交換させるもので、
前記仕切板のみ、または前記仕切板と前記間隔板を透湿
性フィルムで構成したものであり、仕切板を介して1次
気流と2次気流との間で湿度交換される際に、多湿側の
気流中の水蒸気を水蒸気分圧差を利用し低湿側へ移行さ
せるか、多湿側の気流中の水蒸気のみを透湿性フィルム
の表面で溶解させ、内部で拡散させ、低湿側の表面で脱
溶解させ水蒸気を移行させるもので、二酸化炭素および
臭い成分等の他気流への移行が抑制でき、また従来の多
孔質材に比べ膜厚が薄いために、温度および湿度の交換
効率を向上させることができる。また、透湿性フィルム
は結晶性を有するために、多湿条件下においても寸法安
定性が高く、仕切板のたわみを防止し、気流の通気抵抗
を低減させるという作用を有する。
【0025】また、仕切板として、透気度が100秒/
100cc以上か、あるいは平均開孔径が100nm以
下の透湿性フィルムを用いたものであり、透気度を大き
くするか、平均開孔径を臭いや二酸化炭素の径より小さ
くすることにより、二酸化炭素および臭い成分等の他気
流への移行を抑制することができる。
【0026】また、仕切板と間隔板、または少なくとも
仕切板を構成する透湿性フィルムを、セルロース繊維5
0〜99重量%および透湿性フィルムと同質の成分1〜
50重量%とからなる混抄紙で両面または片面をラミネ
ートしたものであり、仕切板および間隔板または仕切板
の腰が強くなり、作業性が良く、量産性が向上する。ま
た、混抄紙中のセルロース繊維は透湿性フィルムと溶着
しないために、透湿性フィルムと混抄紙を部分的に溶着
しているので、水蒸気分圧差での拡散による水蒸気の移
行、または水蒸気の溶解、拡散、脱溶解する面積の減少
を抑えることができ、湿度交換効率の低下を抑制するこ
とができる。
【0027】また、仕切板に透湿性フィルムを用い、そ
の仕切板の表面の両端部を遮蔽する遮蔽リブと、この遮
蔽リブと並行に所定間隔に複数本の間隔リブを設け、前
記仕切板の裏面は、前記仕切板の表面の遮蔽リブと直交
または斜交するように遮蔽リブを設け、その遮蔽リブと
並行に所定間隔に複数本の間隔リブを、前記仕切板を介
して樹脂にて一体成形した単位素子と、前記仕切板とを
交互に複数枚積層接着したものであり、樹脂で遮蔽リブ
および間隔リブを構成するために、高さ方向を高くする
ことなく気流の通風路を広くし間隔リブを少なくするこ
とができるために、気流の通気抵抗を低減することがで
きる。また、リブを樹脂で成形することにより、湿度に
よる変形やリブ高さを高くすることなく安定な通風路が
構成されるので、熱交換素子の一定高さ内での仕切板面
積を減少させることなく、また仕切板に透湿性フィルム
を使用することにより、温度および湿度の交換効率も向
上することができる。
【0028】また、仕切板の表面および裏面の間隔リブ
を断続的な構造としたものであり、間隔リブを断続的に
することにより、流入口より流入した気流は断続した間
隔リブによって分岐と合流を繰り返すことにより境界層
が破壊され、温度および湿度の交換効率を高くすること
ができる。
【0029】また、ほぼ六角形を有する仕切板の表面の
両端部を遮蔽する遮蔽リブと、この遮蔽リブと並行に所
定間隔に複数本の間隔リブを設け、前記仕切板の裏面
は、気流の流入口および吐出口の近傍では、前記仕切板
の表面の間隔リブと直交または斜交するように、また中
央部分では対向流部分の通風路を構成するものであり、
直交流方式よりも高い温度および湿度の交換効率を得る
ことができる。
【0030】また、仕切板の表面および裏面の中央部分
の対向流部分をほぼS字状にしたものであり、直線状通
風路よりも通風路が長くなるために1次気流と2次気流
の接触時間が長くなり、温度および湿度の交換効率が向
上する。また仕切板表面のS字状の間隔リブの山と裏面
のS字状の間隔リブの谷が重なるようにすることによ
り、対向流部分での仕切板のたわみが防止できるため
に、1次気流側と2次気流側の気流の通気抵抗の不均一
をなくすことができる。
【0031】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0032】
【実施例】
(実施例1)図1に示すように、熱交換素子1は仕切板
2aと、この仕切板2aを所定間隔に保持する間隔板3
とからなる単位素子4を一段おきに90度交互に積層し
た構成とし、前記仕切板2aと前記間隔板3は通風路5
および通風路6を形成し、1次気流Aと2次気流Bが交
錯して各々通風路5および通風路6を通るようにして、
仕切板2aを介して1次気流Aと2次気流Bの間で温度
および湿度の交換が行われるよう構成されている。上記
仕切板2aおよび間隔板3、または少なくとも前記仕切
板2aは、透湿性フィルム7で設けた構成としたもので
ある。前記透湿性フィルム7としては、ポリエステル、
4フッ化エチレン、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリ
エチレンテレフタレート、アクリル、ポリエステル、ポ
リ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポ
リエチレン−ポリオレフィン共重合体、ポリエチレン−
ポリ塩化ビニル共重合等を主成分とするフィルムを使用
することができるが、中でもポリエステル、4フッ化エ
チレン、ポリエチレン等を主成分とする透湿性フィルム
の使用が好ましいが、価格の安価なポリエチレン系透湿
性フィルムの使用が更に好ましい。以下、仕切板2aの
透湿性フィルム7はポリエチレン系で説明する。
【0033】温度及び湿度の交換効率を向上させるため
には、透湿性ポリエチレン系フィルムの膜厚は薄いほど
好ましいが、薄くなると透湿性ポリエチレン系フィルム
の取り扱いが悪くなり、作業性および量産性が低下す
る。本発明の透湿性ポリエチレン系フィルムの膜厚は5
〜100μm、好ましくは7〜30μm、更に好ましく
は7〜15μmである。
【0034】上記構成により、1次気流Aおよび2次気
流Bを熱交換素子1に送風すると、通風路5を流れる1
次気流Aと通風路6を流れる2次気流Bは、仕切板2a
を介して温度と湿度の交換をする。
【0035】仕切板2aを介して1次気流と2次気流と
の間で湿度交換される際に、多湿側の気流中の水蒸気を
水蒸気分圧差を利用し低湿側へ移行させるか、多湿気流
中の水蒸気のみを透湿性ポリエチレン系フィルム7の表
面で溶解させ、内部で拡散させ、低湿側の表面で脱溶解
させ水蒸気を移行させるもので、二酸化炭素および臭い
成分等の他気流への移行が抑制でき、また従来の多孔質
材に比べ膜厚が薄いために、温度および湿度の交換効率
を向上させることができる。また、透湿性ポリエチレン
系フィルム7は結晶性を有するために、多湿条件下にお
いても寸法安定性が高く、仕切板2aのたわみを防止
し、気流の通気抵抗を低減させることができる。
【0036】(実施例2)実施例2も図1を参照しなが
ら説明する。なお第1実施例と同一箇所には同一番号を
付し、その詳細な説明は省略する。
【0037】一般に、湿度交換効率を向上させるには透
湿性を向上させればよいのだが、透湿性を向上させるに
は、通気性のよい仕切板2a材料を使用すればよいが、
通気性のよい仕切板2a材料はガスバリア性が低く、排
気したい二酸化炭素や臭い成分が仕切板2aを介してま
た給気される。
【0038】本発明は、非多孔質で水蒸気のみを多湿側
の仕切板2aの表面で溶解し、内部で拡散、低湿側の表
面で脱溶解し移行させる仕切板2a材料か、あるいは、
微多孔質で水蒸気を水蒸気分圧差で拡散移行させる仕切
板2a材料の開孔径を100nm以下にすること、好ま
しくは1nm以下、更に好ましくは、二酸化炭素や臭い
成分の径よりも小さく、水蒸気よりも大きい開孔径2.
9〜3.2Aで構成された仕切板2a材料を使用するこ
とが望ましい。
【0039】前記、仕切板2a材料を使用することによ
り、二酸化炭素や臭いの給気側への移行を抑制すること
ができる。前記のガスバリア性を確認する簡便な方法と
して、JIS−P8117の透気度試験方法であり、こ
の試験方法での透気度が100ccの空気が透過するの
に100秒以上、好ましくは600秒以上が望ましい。
【0040】上記構成により、1次気流Aおよび2次気
流Bを熱交換素子1に送風すると、通風路5を流れる1
次気流Aと通風路6を流れる2次気流Bは、仕切板2a
を介して温度と湿度の交換をする。
【0041】仕切板2aを介して1次気流と2次気流と
の間で湿度交換される際に、多湿側の気流中の水蒸気の
みを水蒸気分圧差を利用し低湿側へ移行させるか、多湿
気流中の水蒸気のみを透湿性ポリエチレン系フィルム7
の表面で溶解させ、内部で拡散させ、低湿側の表面で脱
溶解させ水蒸気を移行させるもので、二酸化炭素および
臭い成分等の他気流への移行が抑制できる。
【0042】(実施例3)図2を参照しながら説明す
る。なお第1および第2実施例と同一箇所には同一番号
を付し、その詳細な説明は省略する。
【0043】図2において、仕切板2aを構成する透湿
性ポリエチレン系フィルム7を、セルロース繊維50〜
99重量%およびポリエチレン系成分1〜50重量%と
からなる混抄紙8で両面をラミネートしたものである。
【0044】透湿性ポリエチレン系フィルム7と混抄紙
8のラミネートは、押し出しラミネートまたは熱ラミネ
ートによって溶着する。
【0045】上記混抄紙8を構成するセルロース繊維お
よびポリエチレン系成分の重量比について、透湿性ポリ
エチレン系フィルム7と混抄紙8をラミネートする時
は、各々のポリエチレン系成分により溶着されるため、
混抄紙8中のポリエチレン系成分が増えると透湿性ポリ
エチレン系フィルム7との溶着面積が増加し、水蒸気の
溶解、拡散、脱溶解する面積が減少するために湿度交換
効率を低くする。また混抄紙8中のポリエチレン系成分
が減ると透湿性ポリエチレン系フィルム7との溶着面積
が減少し、接着性が低下する。よって、本発明の混抄紙
8を構成するセルロース繊維およびポリエチレン系成分
の重量比は、セルロース繊維50〜99重量%およびポ
リエチレン系成分1〜50重量%、好ましくはセルロー
ス繊維75〜85重量%およびポリエチレン系成分15
〜25重量%が望ましい。
【0046】上記構成により、温度および湿度の交換効
率を向上させるために膜厚を薄くした結果、腰の弱い透
湿性ポリエチレン系フィルム7を混抄紙8で両面をラミ
ネートすることにより、仕切板2aの腰が強くなり、作
業性を良くし、量産性が向上する。また、混抄紙8中の
セルロース繊維は透湿性ポリエチレン系フィルム7と溶
着しないため、透湿性ポリエチレン系フィルム7と混抄
紙8を部分的に溶着しているので、水蒸気の溶解、拡
散、脱溶解する面積の減少を抑えることができ、湿度交
換効率の低下を抑制することができる。
【0047】(実施例4)図3を参照しながら説明す
る。なお第1、2および第3実施例と同一箇所には同一
番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0048】図3において、ほぼ四角形の仕切板2aの
表面に両端部を遮断する遮蔽リブ9aと、この遮蔽リブ
9aと並行に1次気流Aの通風路10と1次気流Aの流
入口12と吐出口13を間隔リブ11aで構成し、一
方、前記仕切板2aの裏面は前記流入口12と吐出口1
3を遮蔽するように遮蔽リブ9bで、2次気流Bの通風
路14と流入口15と吐出口16を形成するように遮蔽
リブ9bと間隔リブ11bを前記仕切板2aを介して樹
脂で一体成形し単位素子17を形成し、この単位素子1
7と前記仕切板2aとを交互に積層接着し、熱交換素子
を形成する。
【0049】上記構成により、1次気流Aおよび2次気
流Bを熱交換素子に送風すると仕切板2aの表面を流れ
る1次気流Aは、流入口12より流入し、通風路10を
通り、吐出口13より吐出する。一方、仕切板2aの裏
面を流れる2次気流Bは、流入口15より1次気流Aと
は直交または斜交するように流入し、通風路14を通
り、吐出口16より吐出する。この時に仕切板2aを介
して1次気流Aと2次気流Bの間で温度と湿度を交換す
ることとなる。遮蔽リブ9a、9bおよび間隔リブ11
a、11bを樹脂で形成するために、湿度による変形や
リブ高さを高くすることなく安定な通風路10、14を
構成するために、熱交換素子の一定高さ内での仕切板面
積を減少させることなく、また仕切板2aに透湿性ポリ
エチレン系フィルム7を使用することにより、温度およ
び湿度の交換効率も向上することができ、また高さ方向
を高くすることなく気流の通風路を広くすることができ
るために、気流の通気抵抗を低減することができる。
【0050】なお、実施例では、仕切板2aの表面およ
び裏面に遮蔽リブ9a、9b、間隔リブ11a、11b
を樹脂と一体成形した単位素子17を形成し、前記単位
素子17と前記仕切板2aとを交互に積層接着し、熱交
換素子を形成するよう説明したが、仕切板2aの片面の
両端部を遮蔽する遮蔽リブと、前記遮蔽リブと並行に所
定間隔に複数本の間隔リブを樹脂にて一体成形した単位
素子を一段おきに90度交互に積層接着し、熱交換素子
を形成してもよく、その作用効果に差異を生じない。
【0051】また、遮蔽リブ9a、9b、間隔リブ11
a、11bを樹脂と仕切板2aで一体成形した単位素子
17で説明したが、別に成形した遮蔽リブ9a、9b、
間隔リブ11a、11bを仕切板2aに接着し、単位素
子17として構成したものでもよい。
【0052】(実施例5)図4を参照しながら説明す
る。なお第1、2、3および第4実施例と同一箇所には
同一番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0053】図4において、1次気流Aの通風路10を
形成する間隔リブを断続とした断続間隔リブ19aと、
2次気流Bの通風路14を形成する間隔リブを断続とし
た断続間隔リブ19bで形成した単位素子20と、前記
仕切板2aとを交互に積層接着した熱交換素子を形成す
る。
【0054】上記構成により、1次気流Aと2次気流B
は、流入口12、15より流入し、複数の断続間隔リブ
19a、19bにより分岐と合流を繰り返しながら境界
層を破壊し、吐出口13、16より吐出する。この時に
仕切板2aを介して1次気流Aと2次気流Bの間で温度
と湿度を交換することとなる。間隔リブを断続的にする
ことにより、流入口12、15より流入した気流は複数
の断続間隔リブ19a、19bによって分岐と合流を繰
り返しながら境界層が破壊するために、仕切板2aの表
面で効率良く熱交換されるため、温度および湿度の交換
効率を高くすることができる。
【0055】なお、実施例では、仕切板2aの両面の断
続間隔リブ19a、19bを断続な構造としたが、仕切
板2aの片面の間隔リブは連続リブとし、他面の間隔リ
ブを断続な構造としてもよく、その作用効果に差異を生
じない。
【0056】(実施例6)図5を参照しながら説明す
る。なお第1、2、3、4および第5実施例と同一箇所
には同一番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0057】図5において、仕切板2bはほぼ六角形
で、この仕切板2bの表面には両端部を遮断する遮蔽リ
ブ21aと、前記遮蔽リブ21aと並行に間隔リブ23
aで1次気流Aの通風路22と1次気流Aの流入口24
と前記流入口24と相対向する面に吐出口25を設けた
構成とする。一方、前記仕切板2bの裏面の遮蔽リブ2
1bは、前記1次気流Aの流入口24側と吐出口25側
が遮蔽されるように構成し、前記遮蔽リブ21bと間隔
リブ23bで2次気流Bの通風路26と流入口27と吐
出口28を構成する。前記遮蔽リブ21bと前記間隔リ
ブ23bは、前記仕切板2b表面の1次気流Aの流入口
24と吐出口25の近傍では、前記間隔リブ23aとは
直交または斜交するように構成し、中央部では前記仕切
板2b表面の1次気流Aと対向するように構成し、前記
遮蔽リブ21a、21b、間隔リブ23a、23bを樹
脂と仕切板2bを介して一体成形し単位素子29を形成
する。
【0058】前記単位素子29と前記仕切板2bとを交
互に積層接着し、1次気流Aの通風路22と2次気流B
の通風路26が構成されるように、熱交換素子を形成す
る。
【0059】上記構成により、1次気流Aおよび2次気
流Bを熱交換素子に送風すると仕切板2bの表面を流れ
る1次気流Aは、流入口24より流入し、中央部の対向
流部分を通り、吐出口25より吐出する。
【0060】一方、仕切板2bの裏面を流れる2次気流
Bは、流入口27より1次気流Aとは直交または斜交す
るように流入し、中央部の対向流部分では1次気流Aと
は対向するように、また吐出口28近傍では1次気流A
とは直交または斜交するように吐出する。この時に仕切
板2bを介して1次気流Aと2次気流Bの間で温度と湿
度を交換する。
【0061】熱交換素子の中央部に対向流部分が形成さ
れることにより、直交流方式よりも温度および湿度の交
換効率を高くすることができる。
【0062】(実施例7)図6を参照しながら説明す
る。なお第1、2、3、4、5および第6実施例と同一
箇所には同一番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0063】図6において、1次気流Aと2次気流Bの
通風路22、26の中央部をS字状のS字間隔リブ30
a、30bで構成し、仕切板2bの表面のS字間隔リブ
30aのS字の山の部分と、前記仕切板2bの裏面のS
字間隔リブ30bの谷の部分とが前記仕切板2bを介し
て重なるように形成した単位素子31に前記仕切板2b
を交互に積層接着した熱交換素子を形成する。
【0064】上記構成により、1次気流Aと2次気流B
は、流入口24、27より流入し、中央部のS字の通風
路内を通り、吐出口25、28から吐出する。この時に
仕切板2bを介して1次気流Aと2次気流Bの間で温度
と湿度を交換する。
【0065】仕切板2bの表面および裏面の中央部分の
対向流部分をS字状にすることにより、直線状通風路よ
りも通風路が長くなるために1次気流Aと2次気流Bの
接触時間が増加し、温度および湿度の交換効率が向上す
る。また仕切板2b表面のS字間隔リブ30aのS字の
山と裏面のS字間隔リブ30bのS字の谷が重なるよう
にすることにより、対向流部分での仕切板2bのたわみ
が防止できるために、仕切板2bのたわみによる1次気
流側と2次気流側の気流の通気抵抗の不均一をなくすこ
とができる。
【0066】なお、実施例では、仕切板2bの表面およ
び裏面の中央部の間隔リブをS字に形成して説明した
が、複数の山と谷のある波形状にしてもよく、その作用
効果に差異を生じない。
【0067】また、熱交換素子の中央部の対向流部分が
仕切板2bを介して、表面のS字間隔リブ30aと裏面
のS字間隔リブ30bのS字の山と谷が重なる形状で説
明したが、表面のS字間隔リブ30aと裏面のS字間隔
リブ30bの山と山、谷と谷が重なる形状に構成したも
のでも温度および湿度の交換効率は向上する。
【0068】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、二酸化炭素および臭い成分等の他気流への
移行を抑制し、温度および湿度の交換効率の向上に効果
のある熱交換素子が提供できる。
【0069】また仕切板の作業性を良くし、量産性の向
上に効果のある熱交換素子を提供できる。
【0070】また寸法安定性を良くすることにより、気
流の通気抵抗が低減し、1次気流と2次気流の通気抵抗
の不均一をなくすことに効果のある熱交換素子を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1および実施例2の熱交換素子
の斜視図
【図2】同実施例3の仕切板の断面図
【図3】同実施例4の熱交換素子の斜視図
【図4】同実施例5の熱交換素子の斜視図
【図5】同実施例6の熱交換素子の斜視図
【図6】同実施例7の熱交換素子の斜視図
【図7】従来の熱交換素子の斜視図
【符号の説明】
1 熱交換素子 2a、2b 仕切板 3 間隔板 4、17、20、29、31 単位素子 5、6、10、14、22、26 通風路 7 透湿性ポリエチレン
系フィルム 8 混抄紙 9a、9b、21a、21b 遮蔽リブ 11a、11b、23a、23b 間隔リブ 12、15、24、27 流入口 13、16、25、28 吐出口 19a、19b 断続間隔リブ 30a、30b S字間隔リブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切板と、この仕切板を所定間隔に保持
    する間隔板とからなる単位素子を、一段おきに90度交
    互に積層し、1次気流と2次気流とが前記仕切板を介し
    て、温度と湿度を交換させるもので、前記仕切板のみ、
    または前記仕切板と前記間隔板を透湿性フィルムで構成
    した熱交換素子。
  2. 【請求項2】 仕切板として、透気度が100秒/10
    0cc以上か、あるいは平均開孔径が100nm以下の
    透湿性フィルムからなる請求項1記載の熱交換素子。
  3. 【請求項3】 仕切板と間隔板、または少なくとも仕切
    板を構成する透湿性フィルムを、セルロース繊維50〜
    99重量%および透湿性フィルムと同質の成分1〜50
    重量%とからなる混抄紙で両面または片面をラミネート
    した請求項1または2記載の熱交換素子。
  4. 【請求項4】 仕切板の表面の両端部を遮蔽する遮蔽リ
    ブと、この遮蔽リブと並行に所定間隔に複数本の間隔リ
    ブを設け、前記仕切板の裏面は、前記仕切板の表面の遮
    蔽リブと直交または斜交するように遮蔽リブを設け、そ
    の遮蔽リブと並行に所定間隔に複数本の間隔リブを、前
    記仕切板を介して樹脂にて一体成形した単位素子と、前
    記仕切板とを交互に複数枚積層接着してなる請求項1、
    2または3記載の熱交換素子。
  5. 【請求項5】 仕切板の表面および裏面の間隔リブを断
    続的な構造とした請求項4記載の熱交換素子。
  6. 【請求項6】 ほぼ六角形を有する仕切板の表面の両端
    部を遮蔽する遮蔽リブと、この遮蔽リブと並行に所定間
    隔に複数本の間隔リブを設け、前記仕切板の裏面は、気
    流の流入口および吐出口の近傍では、前記仕切板の表面
    の間隔リブと直交または斜交するように、また中央部分
    では対向流部分が形成されるように間隔リブと遮蔽リブ
    を設けた請求項1、2または3記載の熱交換素子。
  7. 【請求項7】 仕切板の表面の中央部分の対向流部分は
    ほぼS字状を有し、前記仕切板の裏面の中央部分は、前
    記仕切板の表面の対向流部分のS字状の山の部分と、前
    記仕切板の裏面の対向流部分のS字状の谷の部分が重な
    るように構成した請求項6記載の熱交換素子。
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