JPH08291990A - 熱交換素子 - Google Patents

熱交換素子

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Publication number
JPH08291990A
JPH08291990A JP7098293A JP9829395A JPH08291990A JP H08291990 A JPH08291990 A JP H08291990A JP 7098293 A JP7098293 A JP 7098293A JP 9829395 A JP9829395 A JP 9829395A JP H08291990 A JPH08291990 A JP H08291990A
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JP
Japan
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ribs
heat exchange
rib
air flow
shielding
Prior art date
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Pending
Application number
JP7098293A
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English (en)
Inventor
Masato Suzuki
正人 鈴木
Toshio Utagawa
敏男 歌川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP7098293A priority Critical patent/JPH08291990A/ja
Publication of JPH08291990A publication Critical patent/JPH08291990A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/14Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
    • F24F3/147Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification with both heat and humidity transfer between supplied and exhausted air

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱交換効率の向上および低圧力損失化(低騒
音化)でき、軽量化、低コスト化もできる熱交換素子を
提供することを目的とする。 【構成】 伝熱性と透湿性を有する伝熱板1の表・裏面
には、曲線形状の突起物5a、5bを有した両端部を遮
蔽する遮蔽リブ2a、2bおよび間隔リブ4a、4bを
構成し、表・裏面において、気流の流入口6、10側お
よび吐出口7、11側近傍では、遮蔽リブ2a、2bお
よび複数本の間隔リブ4a、4bとは直交あるいは斜交
するように、中央部においては重なるように前記伝熱板
1を介して、樹脂にて一体成形した単体素子8と、伝熱
板1と同様の材質からなる仕切板12とを、交互に複数
枚積層接着した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換形換気扇等に使
用する積層構造の熱交換素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスおよび住宅の天井裏の高
さが狭くなる傾向があり、そこに設置されている省エネ
ルギーの換気装置内部の熱交換素子の小型化、高効率化
が要望されている。
【0003】従来、この種の熱交換素子は、図10に示
すような構造が一般的であった(例えば特開平5−15
7480号公報)。以下、その構成について図10を参
照しながら説明する。
【0004】図に示すように、伝熱性と透湿性を有する
伝熱板101の表面には、両端部を遮蔽する直線形状の
遮蔽リブ102aと、この遮蔽リブ102aの間に所定
間隔で複数本の直線形状の間隔リブ103aを設け、こ
の複数本の間隔リブ103aは前記遮蔽リブ102aと
並行となる直線形状をなし、また、前記伝熱板101の
裏面には、この伝熱板101の表面と同様に両端部を遮
蔽する直線形状の遮蔽リブ102bを設け、気流の流入
口および吐出口近傍では、前記伝熱板101の表面の複
数本の間隔リブ103aとは直交あるいは斜交するよう
に複数本の直線形状の間隔リブ103bを配置した単体
素子104を、仕切板105と交互に複数枚積層接着
し、熱交換素子を形成している。
【0005】上記構成において、1次気流C−C1と2
次気流D−D1を流すと、伝熱板101および仕切板1
05を介して1次気流C−C1と2次気流D−D1との
間で熱交換することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の熱交
換素子では、同素子構造で同面積であれば、厚さが数μ
mの伝熱板および仕切板を替えても熱交換効率はあまり
変わらないという問題があった。
【0007】また、気流が素子内部のリブ間を流れてい
く際に偏流が起き、熱交換していない箇所が発生して、
有効な熱交換が得られていないという問題があった。
【0008】また、素子の中央部において、伝熱板およ
び仕切板を支えるものがないためたわみが生じ、圧力損
失が高くなり、また、騒音も高くなるという問題があっ
た。
【0009】また、従来の直交流型の熱交換素子に比
べ、通風路が長くなる分素子が重くなり、また、コスト
が高くなるという問題があった。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、熱交
換効率を向上させ、また、低圧力損失化を図り低騒音化
ができる熱交換素子を提供することを第1の目的とす
る。
【0011】第2の目的は、更に熱交換効率を向上さ
せ、また、軽量化、低コスト化する熱交換素子を提供す
ることにある。
【0012】第3の目的は、更に熱交換効率を向上さ
せ、その上、更に軽量化、低コスト化できる熱交換素子
を提供することにある。
【0013】第4の目的は、中央部の伝熱板のたわみを
防止して低圧力損失化を図り低騒音化するとともに、熱
交換効率の向上ができる熱交換素子を提供することにあ
る。
【0014】第5の目的は、中央部の伝熱板のたわみを
防止して低圧力損失化を図り低騒音化するとともに、更
に熱交換効率を向上させ、また、軽量化、低コスト化で
きる熱交換素子を提供することにある。
【0015】第6の目的は、中央部の伝熱板のたわみを
防止して低圧力損失化を図り低騒音化するとともに、更
に熱交換効率を向上させ、その上、更に軽量化、低コス
ト化できる熱交換素子を提供することにある。
【0016】第7の目的は、突起物を少なくして低圧力
損失化を図り低騒音化するとともに、熱交換効率の向上
ができる熱交換素子を提供することにある。
【0017】第8の目的は、突起物を少なくして低圧力
損失化を図り低騒音化するとともに、更に熱交換効率を
向上させ、また、軽量化、低コスト化できる熱交換素子
を提供することにある。
【0018】第9の目的は、突起物を少なくして低圧力
損失化を図り低騒音化するとともに、更に熱交換効率を
向上させ、その上、更に軽量化、低コスト化できる熱交
換素子を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換素子は、
上記第1の目的を達成するための第1の手段は、伝熱性
と透湿性を有する伝熱板の表面には、両端部を遮蔽する
直線形状の遮蔽リブと、前記遮蔽リブの間に所定間隔で
遮蔽リブと並行となる複数本の直線形状の間隔リブを設
け、前記中央部の遮蔽リブの気流が通る風路側に、気流
の流入口に近い方の遮蔽リブには流入口側寄りに複数個
の曲線形状の突起部を設け、他方の遮蔽リブには気流の
吐出口側寄りに複数個の曲線形状の突起部を設けて、前
記間隔リブの両側面には、遮蔽リブと同様な構成で複数
個の曲線形状の突起物を設け、また、前記伝熱板の裏面
には、気流の流入口および吐出口近傍では、前記伝熱板
の表面の遮蔽リブおよび複数本の間隔リブとは直交ある
いは斜交するようにし、中央部においては重なるよう複
数本の間隔リブおよび遮蔽リブに複数個の曲線形状の突
起物を設けて、前記伝熱板を介して、樹脂にて一体成形
した単体素子と、この単体素子の伝熱板と同様の材質か
らなる仕切板とを交互に複数枚積層接着した構成とす
る。
【0020】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、中央部の遮蔽リブの気流が通る風路側および複
数本の間隔リブに複数個の曲線形状の突起物を設け、か
つ、断続的な直線形状の断続間隔リブとし、気流の流入
口および吐出口近傍では連続的な直線形状の間隔リブと
した構成とする。
【0021】また、第3の目的を達成するための第3の
手段は、中央部の遮蔽リブの気流が通る風路側および複
数本の間隔リブに複数個の曲線形状の突起物を設け、か
つ、断続的な直線形状の断続間隔リブとした構成とす
る。
【0022】また、第4の目的を達成するための第4の
手段は、中央部にだけ遮蔽リブの気流が通る風路側およ
び複数本の間隔リブに複数個の曲線形状の突起物を設け
た構成とする。
【0023】また、第5の目的を達成するための第5の
手段は、中央部にだけ遮蔽リブの気流が通る風路側およ
び複数本の間隔リブに複数個の曲線形状の突起物を設
け、かつ、断続的な直線形状の断続間隔リブとし、気流
の流入口および吐出口近傍では連続的な直線形状の間隔
リブとした構成とする。
【0024】また、第6の目的を達成するための第6の
手段は、中央部にだけ遮蔽リブの気流が通る風路側およ
び複数本の間隔リブに複数個の曲線形状の突起物を設
け、かつ、断続的な直線形状の断続間隔リブとした構成
とする。
【0025】また、第7の目的を達成するための第7の
手段は、気流の流入口および吐出口近傍にだけ複数本の
間隔リブに複数個の曲線形状の突起物を設けた構成とす
る。
【0026】また、第8の目的を達成するための第8の
手段は、気流の流入口および吐出口近傍にだけ複数本の
間隔リブに複数個の曲線形状の突起物を設け、かつ、断
続的な直線形状の断続間隔リブとし、気流の流入口およ
び吐出口近傍では連続的な直線形状の間隔リブとした構
成とする。
【0027】また、第9の目的を達成するための第9の
手段は、気流の流入口および吐出口近傍にだけ複数本の
間隔リブに複数個の曲線形状の突起物を設け、かつ、断
続的な直線形状の断続間隔リブとした構成とする。
【0028】
【作用】本発明は上記した第1手段の構成により、流入
口から入ってきた気流は、曲線形状の突起物により遮蔽
リブおよび間隔リブで構成された通風路を均一的に流
れ、伝熱板および仕切板の全面に気流が接するため、熱
交換効率を向上することができる。また、中央部では曲
線形状の突起物により伝熱板のたわみも防止することが
できるので、低圧力損失化が図れ低騒音化することがで
きる。
【0029】また、第2手段の構成により、気流が曲線
形状の突起物により通風路内の均一化を図るとともに、
中央部を断続間隔リブにすることにより、分岐と合流に
よる乱流が加わり、更に熱交換効率を向上することがで
きる。また、断続間隔リブにすることにより軽量化、低
コスト化を図ることができる。
【0030】また、第3手段の構成により、気流の流入
口および吐出口近傍をも断続間隔リブにすることによ
り、更に乱流が加わり熱交換効率を向上させるととも
に、軽量化、低コスト化を図ることができる。
【0031】また、第4手段の構成により、中央部にだ
け曲線形状の突起物を設けることにより、熱の交換効率
の割合が高い中央部の気流を均一的に流すことができ、
伝熱板および仕切板の中央部の全面に気流が接するた
め、熱交換効率を向上することができる。また、突起物
を中央部に設けることにより、中央部の伝熱板のたわみ
をも防止して低圧力損失化を図り低騒音化にするととも
に、軽量化、低コスト化も図ることができる。
【0032】また、第5手段の構成により、中央部にだ
け曲線形状の突起物を設けることにより、中央部の伝熱
板のたわみを防止して低圧力損失化を図り低騒音化する
ことができる。また、中央部を断続間隔リブにすること
により、分岐と合流による乱流が加わり、更に熱交換効
率を向上することができるとともに、軽量化、低コスト
化も図ることができる。
【0033】また、第6手段の構成により、中央部にだ
け曲線形状の突起物を設けることにより、中央部の伝熱
板のたわみを防止して低圧力損失化を図り低騒音化する
ことができる。また、気流の流入口および吐出口近傍を
も断続間隔リブにすることにより、更に乱流が加わり熱
交換効率を向上させるとともに、更に軽量化、低コスト
化を図ることもできる。
【0034】また、第7手段の構成により、気流の流入
口および吐出口近傍にだけ曲線形状の突起物を設けるこ
とにより、流入口から入ってきた気流を通風路内で均一
的に流すことができ、気流の流入口および吐出口近傍の
伝熱板および仕切板の全面に気流が接するため、熱交換
効率を向上させるとともに、中央部の突起物をなくした
ことにより、低圧力損失化を図り低騒音化することがで
きる。
【0035】また、第8手段の構成により、気流の流入
口および吐出口近傍にだけ曲線形状の突起物を設けるこ
とにより、突起物が少なくなった分低圧力損失化を図り
低騒音化することができる。また、中央部を断続間隔リ
ブにすることにより、気流の分岐と合流よる乱流が加わ
り、更に熱交換効率が向上するとともに、軽量化、低コ
スト化も図ることができる。
【0036】また、第9手段の構成により、気流の流入
口および吐出口近傍にだけ曲線形状の突起物を設けるこ
とにより、突起物が少なくなった分低圧力損失化を図り
低騒音化することができる。また、気流の流入口および
吐出口近傍をも断続間隔リブにすることにより、更に乱
流が加わり熱交換効率を向上させるとともに、更に軽量
化、低コスト化も図ることができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1を
参照しながら説明する。
【0038】図に示すように、1は伝熱性と透湿性を有
するほぼ六角形の伝熱板で、この伝熱板1の表面には両
端部を遮蔽する遮蔽リブ2aと、前記遮蔽リブ2aの間
に所定間隔で1次気流X−X1の風路3を形成する遮蔽
リブ2aと並行となる複数本の直線形状の間隔リブ4a
で構成され、前記中央部の遮蔽リブ2aの1次気流X−
X1が通る風路3側に、流入口6側に近い方の遮蔽リブ
2aには流入口6側寄りに複数個の曲線形状の突起物5
aを設け、他方の遮蔽リブ2aには吐出口7側寄りに突
起物5aを設けて、前記間隔リブ4aの両側面には、遮
蔽リブ2aと同様な構成で曲線形状の突起物5aを設け
ている。
【0039】一方、前記伝熱板1での裏面の遮蔽リブ2
bは、前記1次気流X−X1の流入口6側と吐出口7側
が遮蔽されるように形成し、この遮蔽リブ2bも2次気
流Y−Y1の風路9側に、流入口10側に近い方の遮蔽
リブ2bには流入口10側寄りに複数個の曲線形状の突
起物5bを設け、他方の遮蔽リブには2bには吐出口1
1側寄りに突起物5bを設けて、前記遮蔽リブ2bの間
に所定間隔で2次気流Y−Y1の風路9を形成する遮蔽
リブ2bと並行となる複数本の直線形状の間隔リブ4b
が形成し、前記間隔リブ4bの両側面には、遮蔽リブ2
bと同様な構成で突起物5bを設け、また、前記間隔リ
ブ4bは、前記伝熱板1の表面の1次気流X−X1の流
入口6側および吐出口7側近傍では、前記間隔リブ4a
とは直交あるいは斜交するように形成され、中央部にお
いては、遮蔽リブ2bも含めて前記間隔リブ4aおよび
前記遮蔽リブ2aとは重なるように形成されている。前
記遮蔽リブ2a、2b、前記間隔リブ4a、4b、前記
曲線形状の突起物5a、5bが前記伝熱板1に樹脂で一
体成形した単体素子8を、前記伝熱板1と同様の材質か
らなる仕切板12を交互に複数枚積層接着し、1次気流
X−X1の風路3と2次気流Y−Y1の風路9が構成さ
れるように、熱交換素子を形成する。
【0040】上記の構成において、伝熱板1の表面を流
れる1次気流X−X1は、遮蔽リブ2aと複数本の間隔
リブ4aにより構成された流入口6側より入り、中央部
の複数本の間隔リブ4aを通り、他方の遮蔽リブ2aと
複数本の間隔リブ4aで構成された吐出口7側より出て
いく。
【0041】一方、2次気流Y−Y1は、伝熱板1の裏
面の遮蔽リブ2bと複数本の間隔リブ4bとからなる1
次気流X−X1とは対向する流入口10側より1次気流
X−X1とは直交あるいは斜交するように入り、中央部
では、前記1次気流X−X1と対向するように、また、
吐出口11側近傍では、1次気流X−X1と直交あるい
は斜交するように吐出され、この時に伝熱板1および仕
切板12を介して1次気流X−X1と2次気流Y−Y1
との間で温度と湿度の交換をする。
【0042】このように本発明の第1実施例の熱交換素
子によれば、中央部の遮蔽リブ2a、2bの1次気流X
−X1と2次気流Y−Y1の風路3、9側および複数本
の間隔リブ4a、4bに曲線形状の突起物5a、5bを
設けることにより、1次気流X−X1および2次気流Y
−Y1が風路3、9を均一的に流れ、伝熱板1および仕
切板12の全面に1次気流X−X1と2次気流Y−Y1
が接するため、熱交換効率が向上する。また、中央部で
の伝熱板1のたわみが突起物5a、5bにより防止され
るため低圧力損失化が図れ低騒音化されることになる。
【0043】なお、実施例では遮蔽リブ2a、2bの複
数個の曲線形状の突起物5a、5bを中央部にだけ設置
すると説明したが、流入口6、10側および吐出口7、
11側近傍に新たに設けても同様な効果をもたらすこと
はいうまでもない。
【0044】つぎに、本発明の第2実施例について図2
を参照しながら説明する。なお、第1実施例と同一部分
については、同一符号を付けて詳細な説明は省略する。
【0045】図に示すように、伝熱板1の中央部を複数
個の曲線形状の突起物5a、5bを設けた複数本の断続
間隔リブ13a、13bで形成し、また、中央部の遮蔽
リブ2a、2bおよび間隔リブ4a、4bの1次気流X
−X1および2次気流Y−Y1の流入口6、10側およ
び吐出口7、11側近傍にも複数個の曲線形状の突起物
5a、5bを設け、単体素子14と仕切板12とを交互
に複数枚積層接着し、熱交換素子を形成する。
【0046】上記の構成により、1次気流X−X1と2
次気流Y−Y1は、流入口6、10側より入り、前記流
入口6、10側近傍では、複数個の曲線形状の突起物5
a、5bにより、均一的に流れ、中央部では断続間隔リ
ブ13a、13bにより、分岐と合流を繰り返しながら
流れ、吐出口7、11側近傍では、流入口6、10側近
傍と同様な構成により、均一的に流れ吐出される。この
時に、伝熱板1および仕切板12を介して、1次気流X
−X1と2次気流Y−Y1との間で温度と湿度の交換を
する。
【0047】このように本発明の第2実施例の熱交換素
子によれば、複数個の曲線形状の突起物5a、5bを設
けた中央部の遮蔽リブ2a、2bの1次気流X−X1と
2次気流Y−Y1の風路3、9側と流入口6、10側お
よび吐出口7、11側近傍の複数本の間隔リブ4a、4
bより、1次気流X−X1および2次気流Y−Y1が均
一的に流れ、流入口6、10側および吐出口7、11側
近傍の伝熱板1および仕切板12の全面に1次気流X−
X1および2次気流Y−Y1が接するため、熱交換効率
が向上する。また、複数個の曲線形状の突起物5a、5
bを設けた複数本の断続間隔リブ13a、13bによ
り、分岐と合流を繰り返しながら乱流となって流れるた
め、熱交換効率が律速となる境界層が破壊され、更に熱
交換効率が向上される。また、断続間隔リブ13a、1
3bが断続的なため軽量化、低コスト化されることにな
る。
【0048】なお、実施例では遮蔽リブ2a、2bの複
数個の曲線形状の突起物5a、5bを中央部にだけ設置
すると説明したが、流入口6、10側および吐出口7、
11側近傍に新たに設けても同様な効果をもたらすこと
はいうまでもない。
【0049】つぎに、本発明の第3実施例について図3
を参照しながら説明する。なお、第1実施例および第2
実施例と同一部分については、同一符号を付けて詳細な
説明は省略する。
【0050】図に示すように、単体素子16は、中央部
の遮蔽リブ2a、2bの1次気流X−Xと2次気流Y−
Y1の風路3、9側および複数本の断続間隔リブ15
a、15bに複数個の曲線形状の突起物5a、5bを設
ける構成とし、仕切板12とを交互に複数枚積層接着
し、熱交換素子を形成する。
【0051】上記の構成により、1次気流X−X1と2
次気流Y−Y1は、流入口6、10側より入り、前記流
入口6、10側近傍では、複数本の断続間隔リブ15
a、15bと複数個の曲線形状の突起物5a、5bによ
り乱流となって流れ、中央部においても乱流となって流
れ、吐出口7、11側近傍においても乱流となって流れ
出し、伝熱板1および仕切板12を介して、1次気流X
−X1と2次気流Y−Y1との間で温度と湿度の交換を
する。
【0052】このように本発明の第3実施例によれば、
中央部の遮蔽リブ2a、2bの1次気流X−X1と2次
気流Y−Y1の風路3、9側および複数本の断続間隔リ
ブ15a、15bに複数個の曲線形状の突起物5a、5
bを設けることにより、分岐と合流を繰り返しながら乱
流となって流れるため、更に熱交換効率が律速となる境
界層が破壊され、更に熱交換効率が向上される。また、
断続間隔リブ15a、15bが全体的に断続的なため、
更に軽量化、低コスト化されることになる。
【0053】なお、実施例では遮蔽リブ2a、2bの複
数個の曲線形状の突起物5a、5bを中央部にだけ設置
すると説明したが、流入口6、10側および吐出口7、
11側近傍に新たに設けても同様な効果をもたらすこと
はいうまでもない。
【0054】つぎに、本発明の第4実施例について図4
を参照しながら説明する。なお、第1実施例〜第3実施
例と同一部分については、同一符号を付けて詳細な説明
は省略する。
【0055】図に示すように、単体素子17は、中央部
の遮蔽リブ2a、2bの1次気流X−X1と2次気流Y
−Y1の風路3、9側に複数個の曲線形状の突起物5
a、5bを設けるとともに、複数本の間隔リブ4a、4
bの中央部にだけ複数個の曲線形状の突起物5a、5b
を設ける構成とし、仕切板12とを交互に複数枚積層接
着し、熱交換素子を形成する。
【0056】上記の構成により、1次気流X−X1と2
次気流Y−Y1は、流入口6、10側より入り、前記流
入口6、10側近傍では、偏流となって流れ、中央部で
は、複数個の曲線形状の突起物5a、5bにより均一的
に流れ、吐出口7、11側近傍では、また偏流となって
流れ、吐出口7、11側より吐出され、伝熱板1および
仕切板12を介して、1次気流X−X1と2次気流Y−
Y1との間で温度と湿度の交換をする。
【0057】このように本発明の第4実施例によれば、
中央部の遮蔽リブ2a、2bの1次気流X−X1と2次
気流Y−Y1の風路3、9側および間隔リブ4a、4b
にだけ複数個の曲線形状の突起物5a、5bを設けるこ
とにより、1次気流および2次気流を均一的に流すこと
ができ、伝熱板1および仕切板12の中央部の全面に1
次気流X−X1および2次気流Y−Y1が接するため、
熱交換効率が向上する。また、中央部での伝熱板1およ
び仕切板12のたわみが突起物5a、5bにより防止さ
れるため低圧力損失化が図れ低騒音化されることにな
る。また、中央部にだけ突起物5a、5bを設けるた
め、1次気流および2次気流の流入口6、10側および
吐出口7、11側近傍の突起物5a、5bがなくなる
分、軽量化、低コスト化されることになる。
【0058】つぎに、本発明の第5実施例について図5
を参照しながら説明する。なお、第1実施例〜第4実施
例と同一部分については、同一符号を付けて詳細な説明
は省略する。
【0059】図に示すように、単体素子18は、中央部
の遮蔽リブ2a、2bの1次気流X−X1と2次気流Y
−Y1の風路3、9側に複数個の曲線形状の突起物5
a、5bを設けるとともに、中央部にだけ複数個の曲線
形状の突起物5a、5bを設けた複数本の断続間隔リブ
13a、13bで構成し、仕切板12とを交互に複数枚
積層接着し、熱交換素子を形成する。
【0060】上記の構成により、1次気流X−X1と2
次気流Y−Y1は、流入口6、10側より入り、前記流
入口6、10側近傍では、偏流となって流れ、中央部で
は、複数個の曲線形状の突起物5a、5bを設けた複数
本の断続間隔リブ13a、13bにより分岐と合流を繰
り返しながらも流れ、吐出口7、11側近傍では、また
偏流となって流れ、吐出口7、11側より吐出され、伝
熱板1および仕切板12を介して、1次気流X−X1と
2次気流Y−Y1との間で温度と湿度の交換をする。
【0061】このように本発明の第5実施例によれば、
中央部の遮蔽リブ2a、2bの1次気流X−X1と2次
気流Y−Y1の風路3、9側および断続間隔リブ13
a、13bにだけ複数個の曲線形状の突起物5a、5b
を設けることにより、中央部の伝熱板1のたわみを防止
して低圧力損失化を図り低騒音化にするとともに、1次
気流X−X1および2次気流Y−Y1を乱流にし分岐と
合流を繰り返すため、熱交換効率が律速となる境界層が
破壊され更に熱交換効率が向上する。また、中央部の断
続間隔リブ13a、13bが断続的なため軽量化、低コ
スト化されることになる。
【0062】つぎに、本発明の第6実施例について図6
を参照しながら説明する。なお、第1実施例〜第5実施
例と同一部分については、同一符号を付けて詳細な説明
は省略する。
【0063】図に示すように、単体素子19は、中央部
の遮蔽リブ2a、2bの1次気流X−X1と2次気流Y
−Y1の風路3、9側に複数個の曲線形状の突起物5
a、5bを設けるとともに、複数本の断続間隔リブ15
a、15bで構成し、また、中央部にだけ複数個の曲線
形状の突起物5a、5bを設けて、仕切板12とを交互
に複数枚積層接着し、熱交換素子を形成する。
【0064】上記の構成により、1次気流X−X1と2
次気流Y−Y1は、流入口6、10側より入り、前記流
入口6、10側近傍では、分岐と合流を繰り返しながら
流れ、中央部では、複数個の曲線形状の突起物5a、5
bおよび断続間隔リブ15a、15bにより分岐と合流
を繰り返しながら流れ、吐出口7、11側近傍では、前
記流入口6、10側近傍と同様な構成により、分岐と合
流を繰り返しながら流れ、吐出口7、11側より吐出さ
れ、伝熱板1および仕切板12を介して、1次気流X−
X1と2次気流Y−Y1との間で温度と湿度の交換をす
る。
【0065】このように本発明の第6実施例によれば、
中央部の遮蔽リブ2a、2bの1次気流X−X1と2次
気流Y−Y1の風路3、9側および断続間隔リブ15
a、15bに複数個の曲線形状の突起物5a、5bを設
けることにより1次気流X−X1および2次気流が乱流
となり分岐と合流を繰り返すため、熱交換効率が律速と
なる境界層が破壊され更に熱交換効率が向上する。ま
た、断続間隔リブ15a、15bが全体的に断続的なた
め更に軽量化、低コスト化されることになる。
【0066】つぎに、本発明の第7実施例について図7
を参照しながら説明する。なお、第1実施例〜第6実施
例と同一部分については、同一符号を付けて詳細な説明
は省略する。
【0067】図に示すように、単体素子20は、複数本
の間隔リブ4a、4bの1次気流X−X1と2次気流Y
−Y1の流入口6、10側および吐出口7、11側近傍
の風路側に複数個の曲線形状の突起物5a、5bを設け
た構成にし、仕切板12とを交互に複数枚積層接着し、
熱交換素子を形成する。
【0068】上記の構成により、1次気流X−X1と2
次気流Y−Y1は、流入口6、10側より入り、前記流
入口6、10側近傍では、均一的に流れ、中央部では、
偏流的に流れ、吐出口7、11側近傍では、前記流入口
6、10側近傍と同様な構成により、均一的に流れ、吐
出口7、11側より吐出され、伝熱板1および仕切板1
2を介して、1次気流X−X1と2次気流Y−Y1との
間で温度と湿度の交換をする。
【0069】このように本発明の第7実施例によれば、
流入口6、10側および吐出口7、11側近傍の複数本
の間隔リブ4a、4bにだけ複数個の曲線形状の突起物
5a、5bを設けることにより、1次気流X−X1およ
び2次気流Y−Y1を均一的に流し、伝熱板1および仕
切板12の流入口6、10側および吐出口7、11側近
傍の全面に1次気流X−X1および2次気流Y−Y1が
接するため、熱交換効率が向上する。また、流入口6、
10側および吐出口7、11側近傍にだけ突起物5a、
5bを設けるため、中央部の突起物5a、5bがなくな
る分低圧力損失化が図れ低騒音化されることになる。
【0070】なお、実施例では遮蔽リブ2a、2bの複
数個の曲線形状の突起物5a、5bを中央部にだけ設置
すると説明したが、流入口6、10側および吐出口7、
11側近傍に新たに設けても同様な効果をもたらすこと
はいうまでもない。
【0071】つぎに、本発明の第8実施例について図8
を参照しながら説明する。なお、第1実施例〜第7実施
例と同一部分については、同一符号を付けて詳細な説明
は省略する。
【0072】図に示すように、単体素子21は、1次気
流X−X1と2次気流Y−Y1の流入口6、10側およ
び吐出口7、11側近傍の複数本の間隔リブ4a、4b
にだけ複数個の曲線形状の突起物5a、5bを設けた構
成にし、また、中央部を断続間隔リブ13a、13bに
構成し、仕切板12とを交互に複数枚積層接着し、熱交
換素子を形成する。
【0073】上記の構成により、1次気流X−X1と2
次気流Y−Y1は、流入口6、10側より入り、前記流
入口6、10側近傍では、均一的に流れ、中央部では、
分岐と合流を繰り返しながら流れ、吐出口7、11側近
傍では、前記流入口6、10側近傍と同様な構成によ
り、均一的に流れ、吐出口7、11側より吐出され、伝
熱板1および仕切板12を介して、1次気流X−X1と
2次気流Y−Y1との間で温度と湿度の交換をする。
【0074】このように本発明の第8実施例によれば、
流入口6、10側および吐出口7、11側近傍の複数本
の間隔リブ4a、4bにだけ複数個の曲線形状の突起物
5a、5bを設けることにより、1次気流X−X1およ
び2次気流Y−Y1を均一的に流し、伝熱板1および仕
切板12の流入口6、10側および吐出口7、11側近
傍の全面に1次気流X−X1および2次気流Y−Y1が
接するため、熱交換効率が向上するとともに1次気流お
よび2次気流の分岐と合流の繰り返しのため、熱交換効
率が律速となる境界層が破壊され熱交換効率が向上す
る。また、断続間隔リブ13a、13bが断続的なた
め、軽量化、低コスト化されることになる。
【0075】なお、実施例では遮蔽リブ2a、2bの複
数個の曲線形状の突起物5a、5bを中央部にだけ設置
すると説明したが、流入口6、10側および吐出口7、
11側近傍に新たに設けても同様な効果をもたらすこと
はいうまでもない。
【0076】つぎに、本発明の第9実施例について図9
を参照しながら説明する。なお、第1実施例〜第8実施
例と同一部分については、同一符号を付けて詳細な説明
は省略する。
【0077】図に示すように、単体素子22は、流入口
6、10側および吐出口7、11側近傍の断続間隔リブ
15a、15bにだけ複数個の曲線形状の突起物5a、
5bを設ける構成とし、仕切板12とを交互に複数枚積
層接着し、熱交換素子を形成する。
【0078】上記の構成により、1次気流X−X1と2
次気流Y−Y1は、流入口6、10側より入り、前記流
入口6、10側近傍では、乱流となりながら分岐と合流
を繰り返しながら流れ、中央部では、分岐と合流を繰り
返しながら流れ、吐出口7、11側近傍では、前記流入
口6、10側近傍と同様な構成により、乱流となりなが
ら分岐と合流を繰り返しながら流れ、吐出口7、11側
より吐出され、伝熱板1および仕切板12を介して、1
次気流X−X1と2次気流Y−Y1との間で温度と湿度
の交換をする。
【0079】このように本発明の第9実施例によれば、
流入口6、10側および吐出口7、11側近傍の断続間
隔リブ21a、21bにだけ複数個の曲線形状の突起物
5a、5bを設けることにより、1次気流X−X1およ
び2次気流Y−Y1が乱流となり分岐と合流を繰り返す
ため、熱交換効率が律速となる境界層が破壊され更に熱
交換効率が向上する。また、断続間隔リブ15a、15
bが全体的に断続的なため更に軽量化、低コスト化され
ることになる。
【0080】なお、実施例では遮蔽リブ2a、2bの複
数個の曲線形状の突起物5a、5bを中央部にだけ設置
すると説明したが、流入口6、10側および吐出口7、
11側近傍に新たに設けても同様な効果をもたらすこと
はいうまでもない。
【0081】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、中央部の遮蔽リブの気流の風路側および間
隔リブに曲線形状の突起物を設けることにより、気流が
風路を均一的に流れ、伝熱板および仕切板の全面に気流
が接するため、熱交換効率が向上する。また、中央部で
の伝熱板のたわみが突起物により防止されるため低圧力
損失化が図れ低騒音化できる熱交換素子を提供できる。
【0082】また、曲線形状の突起物を設けた中央部の
遮蔽リブの気流の風路側と流入口側および吐出口側近傍
の間隔リブより、気流が均一的に流れ、流入口側および
吐出口側近傍の伝熱板および仕切板の全面に気流が接す
るため、熱交換効率が向上する。また、曲線形状の突起
物を設けた断続間隔リブにより、分岐と合流を繰り返し
ながら乱流となって流れるため、熱交換効率が律速とな
る境界層が破壊され、更に熱交換効率が向上される。ま
た、断続間隔リブが断続的なため軽量化、低コスト化で
きる熱交換素子を提供できる。
【0083】また、中央部の遮蔽リブの気流の風路側お
よび断続間隔リブに曲線形状の突起物を設けることによ
り、分岐と合流を繰り返しながら乱流となって流れるた
め、更に熱交換効率が律速となる境界層が破壊され、更
に熱交換効率が向上される。また、断続間隔リブが全体
的に断続的なため、更に軽量化、低コスト化できる熱交
換素子を提供できる。
【0084】また、中央部の遮蔽リブの気流の風路側お
よび間隔リブにだけ曲線形状の突起物を設けることによ
り、気流を均一的に流すことができ、伝熱板および仕切
板の中央部の全面に気流が接するため、熱交換効率が向
上する。また、中央部での伝熱板および仕切板のたわみ
が突起物により防止されるため低圧力損失化が図れ低騒
音化されることになる。また、中央部にだけ突起物を設
けるため、気流の流入口側および吐出口側近傍の突起物
がなくなる分、軽量化、低コスト化できる熱交換素子を
提供できる。
【0085】また、中央部の遮蔽リブの気流の風路側お
よび断続間隔リブにだけ曲線形状の突起物を設けること
により、中央部の伝熱板のたわみを防止して低圧力損失
化を図り低騒音化にするとともに、気流を乱流にし分岐
と合流を繰り返すため、熱交換効率が律速となる境界層
が破壊され更に熱交換効率が向上する。また、中央部の
断続間隔リブが断続的なため軽量化、低コスト化できる
熱交換素子を提供できる。
【0086】また、中央部の遮蔽リブの気流の風路側お
よび断続間隔リブに曲線形状の突起物を設けることによ
り気流が乱流となり分岐と合流を繰り返すため、熱交換
効率が律速となる境界層が破壊され更に熱交換効率が向
上する。また、断続間隔リブが全体的に断続的なため更
に軽量化、低コスト化できる熱交換素子を提供できる。
【0087】また、流入口側および吐出口側近傍の間隔
リブにだけ曲線形状の突起物を設けることにより、気流
を均一的に流し、伝熱板および仕切板の流入口側および
吐出口側近傍の全面に気流が接するため、熱交換効率が
向上する。また、流入口側および吐出口側近傍にだけ突
起物を設けるため、中央部の突起物がなくなる分低圧力
損失化が図れ低騒音化できる熱交換素子を提供できる。
【0088】また、流入口側および吐出口側近傍の間隔
リブにだけ曲線形状の突起物を設けることにより、気流
を均一的に流し、伝熱板および仕切板の流入口側および
吐出口側近傍の全面に気流が接するため、熱交換効率が
向上するとともに気流の分岐と合流の繰り返しのため、
熱交換効率が律速となる境界層が破壊され熱交換効率が
向上する。また、断続間隔リブが断続的なため、軽量
化、低コスト化できる熱交換素子を提供できる。
【0089】また、流入口側および吐出口側近傍の断続
間隔リブにだけ曲線形状の突起物を設けることにより、
気流が乱流となり分岐と合流を繰り返すため、熱交換効
率が律速となる境界層が破壊され更に熱交換効率が向上
する。また、断続間隔リブが全体的に断続的なため更に
軽量化、低コスト化できる熱交換素子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の熱交換素子を構成する単
体素子と仕切板の斜視図
【図2】同第2実施例の熱交換素子を構成する単体素子
と仕切板の斜視図
【図3】同第3実施例の熱交換素子を構成する単体素子
と仕切板の斜視図
【図4】同第4実施例の熱交換素子を構成する単体素子
と仕切板の斜視図
【図5】同第5実施例の熱交換素子を構成する単体素子
と仕切板の斜視図
【図6】同第6実施例の熱交換素子を構成する単体素子
と仕切板の斜視図
【図7】同第7実施例の熱交換素子を構成する単体素子
と仕切板の斜視図
【図8】同第8実施例の熱交換素子を構成する単体素子
と仕切板の斜視図
【図9】同第9実施例の熱交換素子を構成する単体素子
と仕切板の斜視図
【図10】従来の熱交換素子を構成する単体素子と仕切
板の斜視図
【符号の説明】
1 伝熱板 2a 遮蔽リブ 2b 遮蔽リブ 4a 間隔リブ 4b 間隔リブ 5a 突起物 5b 突起物 6 流入口 7 吐出口 8 単体素子 10 流入口 11 吐出口 12 仕切板 13a 断続間隔リブ 13b 断続間隔リブ 14 単体素子 15a 断続間隔リブ 15b 断続間隔リブ 16 単体素子 17 単体素子 18 単体素子 19 単体素子 20 単体素子 21 単体素子 22 単体素子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝熱性と透湿性を有する伝熱板の表面に
    は、両端部を遮蔽する直線形状の遮蔽リブと、前記遮蔽
    リブの間に所定間隔で遮蔽リブと並行となる複数本の直
    線形状の間隔リブを設け、前記中央部の遮蔽リブの気流
    が通る風路側に、気流の流入口に近い方の遮蔽リブには
    流入口側寄りに複数個の曲線形状の突起部を設け、他方
    の遮蔽リブには気流の吐出口側寄りに複数個の曲線形状
    の突起部を設けて、前記間隔リブの両側面には、遮蔽リ
    ブと同様な構成で複数個の曲線形状の突起物を設け、ま
    た、前記伝熱板の裏面には、気流の流入口および吐出口
    近傍では、前記伝熱板の表面の遮蔽リブおよび複数本の
    間隔リブとは直交あるいは斜交するようにし、中央部に
    おいては重なるよう複数本の間隔リブおよび遮蔽リブに
    複数個の曲線形状の突起物を設けて、前記伝熱板を介し
    て、樹脂にて一体成形した単体素子と、この単体素子の
    伝熱板と同様の材質からなる仕切板とを交互に複数枚積
    層接着してなる熱交換素子。
  2. 【請求項2】 中央部の遮蔽リブの気流が通る風路側お
    よび複数本の間隔リブに複数個の曲線形状の突起物を設
    け、かつ、断続的な直線形状の断続間隔リブとし、気流
    の流入口および吐出口近傍では連続的な直線形状の間隔
    リブとした請求項1記載の熱交換素子。
  3. 【請求項3】 中央部の遮蔽リブの気流が通る風路側お
    よび複数本の間隔リブに複数個の曲線形状の突起物を設
    け、かつ、断続的な直線形状の断続間隔リブとした請求
    項1または2記載の熱交換素子。
  4. 【請求項4】 中央部にだけ遮蔽リブの気流が通る風路
    側および複数本の間隔リブに複数個の曲線形状の突起物
    を設けた請求項1記載の熱交換素子。
  5. 【請求項5】 中央部にだけ遮蔽リブの気流が通る風路
    側および複数本の間隔リブに複数個の曲線形状の突起物
    を設け、かつ、断続的な直線形状の断続間隔リブとし、
    気流の流入口および吐出口近傍では連続的な直線形状の
    間隔リブとした請求項1または4記載の熱交換素子。
  6. 【請求項6】 中央部にだけ遮蔽リブの気流が通る風路
    側および複数本の間隔リブに複数個の曲線形状の突起物
    を設け、かつ、断続的な直線形状の断続間隔リブとした
    請求項1,4または5記載の熱交換素子。
  7. 【請求項7】 気流の流入口および吐出口近傍にだけ複
    数本の間隔リブに複数個の曲線形状の突起物を設けた請
    求項1記載の熱交換素子。
  8. 【請求項8】 気流の流入口および吐出口近傍にだけ複
    数本の間隔リブに複数個の曲線形状の突起物を設け、か
    つ、断続的な直線形状の断続間隔リブとし、気流の流入
    口および吐出口近傍では連続的な直線形状の間隔リブと
    した請求項1または7記載の熱交換素子。
  9. 【請求項9】 気流の流入口および吐出口近傍にだけ複
    数本の間隔リブに複数個の曲線形状の突起物を設け、か
    つ、断続的な直線形状の断続間隔リブとした請求項1,
    7または8記載の熱交換素子。
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