JP2012137284A - 全熱交換器 - Google Patents

全熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP2012137284A
JP2012137284A JP2012054473A JP2012054473A JP2012137284A JP 2012137284 A JP2012137284 A JP 2012137284A JP 2012054473 A JP2012054473 A JP 2012054473A JP 2012054473 A JP2012054473 A JP 2012054473A JP 2012137284 A JP2012137284 A JP 2012137284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
outlet
wall surface
inlet
triangular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012054473A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5442058B2 (ja
Inventor
Sadao Odajima
貞雄 小田島
Kenzo Takahashi
健造 高橋
Makoto Okada
誠 岡田
Akira Inoue
彰 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECHNO FRONTIER KK
Techno Frontier Ltd
Original Assignee
TECHNO FRONTIER KK
Techno Frontier Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TECHNO FRONTIER KK, Techno Frontier Ltd filed Critical TECHNO FRONTIER KK
Priority to JP2012054473A priority Critical patent/JP5442058B2/ja
Publication of JP2012137284A publication Critical patent/JP2012137284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5442058B2 publication Critical patent/JP5442058B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/56Heat recovery units

Abstract

【課題】接着部分を少なくして有効伝熱面積を拡大し、原理的に熱交換効率が高い対向流
型全熱交換器を実現することを目的とする。
【解決手段】仕切膜1と仕切膜1に接着されて流路7を形成する流路形成部材2から成る
熱交換部材20を複数枚上下に積層し、仕切膜1を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を
熱交換させる対向流型全熱交換器において、流路形成部材2が、仕切膜1の外縁1aに沿
って配設される複数のフレーム部材3と、2つのフレーム部材3間に所定間隔で配設され
ると共にフレーム部材3の幅寸法よりも小さい幅寸法の細リブ材4を備え、さらに、流路
7の入口5・出口6に入口5・出口6の形状変化を防止するための帯板状段ボール部材9
Aを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、仕切膜を介して新鮮な外気の給気と汚れた室内空気の排気を行うことにより顕熱および潜熱を同時に熱交換させる全熱交換器に関するものであり、空調システムや換気機器に組み込んで用いられる対向流型又は直交流型の全熱交換器及びその製法に関するものである。
近年、冷暖房効果を高めるために居住空間の高断熱化、高気密化が進むにつれて、室内空気の汚染が問題となり、換気の重要性が再認識されてきている。冷暖房効果を損なわずに換気を行う方法として、給気と排気の間で熱交換する方法が有効である。この時、温度(顕熱)と共に湿度(潜熱)の交換も同時に行うことができればその効果は著しい。この要求に応えるものとして、例えば特許文献1の図面に記載されているような給気と排気を仕切板を介して全熱交換させる直交流型全熱交換器がある。
この直交流型全熱交換器は図28に示すように平らな熱交換板41と波形の流路形成板42(但し、図28ではこの流路形成板42は過大に描いているが実際は十分小さなピッチと高さの波形である)を貼り合わせた熱交換部材43を交互に積層する際に、流路形成板42の方向を一段おきに直交させることにより、給気流路と排気流路を形成する。例えば給気として冬期の戸外の新鮮であるが冷たくて乾燥した空気を通し、排気として暖房された室内の汚れているが暖かくて湿度の高い空気を通してやると、上記熱交換板41を介して温度と湿度の交換が行われ、給気は暖められ、加湿されて室内に給気される。一方排気は冷やされ、減湿されて屋外に排気される。
特公昭47−19990号公報
平らな熱交換板41と波形をした流路形成板42を接着した前記直交流型全熱交換器は製造方法が容易であるので従来より市販されているが、接着部分が顕熱の伝熱には有効であるが潜熱の伝熱(水蒸気の透過)には無効である。また、直交流型全熱交換器は原理的に対向流型全熱交換よりも熱交換効率が低く、上記二つの理由より全熱交換効率は50%〜60%が限界であった。そこで本発明は、熱交換効率が高い全熱交換器を実現することを目的とする。また、長期間の使用あるいは寒冷地で結露した場合において、風路が形状変化して圧力損失が増加することを防止することを目的とする。特に、開口部(入口・出口)が変形して風が通りにくくなり(風量が低下し)、効率が悪くなったり圧力損失が上昇することを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る全熱交換器は、六角形状の仕切膜と仕切膜に接着されて流路を形成する流路形成部材から成る熱交換部材を複数枚上下に積層し、仕切膜を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる対向流型の全熱交換器において、熱交換部材は、四角形部と、その両端に配設される三角形部と、を有する六角形部に形成されており、かつ、気体が流入する入口は三角形部の一方に設けられ、気体が流出する出口は三角形部の他方に設けられ、入口と出口は相互に平行に配設され、流路形成部材が、仕切膜の六角形状の外縁のうち入口・出口が形成される2辺を残して四角形部の一辺を含む隣り合う2辺に沿って配設される2つのへの字状のフレーム部材と、2つのフレーム部材間に所定間隔で配設されると共にフレーム部材の幅寸法よりも小さい幅寸法の細リブ材を備え、さらに、流路の入口・出口に入口・出口の形状変化を防止するための帯板状段ボール部材を備え、段ボール部材が、上壁面と、下壁面と、上壁面と下壁面をつなぐ多数のリブ片が、一体的に成形されたものから成るものである。
また、六角形状の仕切膜と仕切膜に接着されて流路を形成する流路形成部材から成る熱交換部材を複数枚上下に積層し、仕切膜を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる対向流型の全熱交換器において、熱交換部材は、四角形部と、その両端に配設される三角形部と、を有する六角形部に形成されており、かつ、気体が流入する入口は三角形部の一方に設けられ、気体が流出する出口は三角形部の他方に設けられ、入口と出口は相互に平行に配設され、流路形成部材が、仕切膜の六角形状の外縁のうち入口・出口が形成される2辺を残して四角形部の一辺を含む隣り合う2辺に沿って配設される2つのへの字状のフレーム部材と、流路の入口・出口側の三角形部に対応する三角形状輪郭を有し三角形部の面積の70%以上95%以下の範囲を占める複数の貫通孔を形成した補強用三角形平板状段ボール部材と、入口・出口側の三角形部にはさまれた四角形部に対応する四角形状輪郭を有し四角形部の面積の70%以上95%以下の範囲を占める複数の貫通孔を形成した補強用四角形平板状段ボール部材を、備え、段ボール部材が、上壁面と、下壁面と、上壁面と下壁面をつなぐ多数のリブ片が、一体的に成形されたものから成り、段ボール部材が、四角形部に流路と平行な中間帯状部を具備せずに、流路と直交する方向の帯状部をもって長方形の貫通孔を形成し、三角形部に流路と平行な中間帯状部と流路に直交する中間帯状部を各々1本のみ具備するものである。
また、フレーム部材と段ボール部材を嵌合により固定したものである。
また、六角形状の仕切膜と仕切膜に接着されて流路を形成する流路形成部材から成る熱交換部材を複数枚上下に積層し、仕切膜を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる対向流型の全熱交換器において、熱交換部材は、四角形部と、その両端に配設される三角形部と、を有する六角形部に形成されており、かつ、気体が流入する入口は上記三角形部の一方に設けられ、気体が流出する出口は三角形部の他方に設けられ、入口と出口は相互に平行に配設され、流路形成部材が、仕切膜の六角形状の外縁のうち入口・出口が形成される2辺を残して四角形部の一辺を含む隣り合う2辺に沿って配設される分離した2つのへの字状のフレーム部材と、2つのフレーム部材間に配設された帯板状段ボール部材から成り、かつ、流路の入口・出口に入口・出口の形状変化を防止するための帯板状段ボール部材を配設し、さらに、フレーム部材と帯板状段ボール部材)を嵌合により固定し、段ボール部材が、上壁面と、下壁面と、上壁面と下壁面をつなぐ多数のリブ片が、一体的に成形されたものから成り、帯板状段ボール部材を、流路に直交する方向に配設したものである。
本発明の全熱交換器によれば、顕熱交換効率、潜熱交換効率、及び、全熱交換効率を高くするとともに、圧力損失を低くすることができる。例えば、顕熱交換効率を85%以上、潜熱交換効率を70%以上、全熱交換効率を75%以上、圧力損失を45Pa以下とすることができる。特に、入口・出口が、十分に補強されて変形することがなく、従って、風が通り易く、圧力損失も減少して、全熱交換効率が高められる。
本発明の第1の実施の形態を示す斜視図である。 分解簡略斜視図である。 平面図である。 熱交換部材を示す平面図である。 第1の参考例を示す平面図である。 第2の実施の形態を示す平面図である。 第2の参考例を示す平面図である。 第3の実施の形態を示す平面図である。 第3の参考例を示す平面図である。 第4の実施の形態を示す平面図である。 第4の参考例を示す平面図である。 第5の参考例を示す平面図である。 第6の参考例を示す平面図である。 使用状態の一例を示す断面平面図である。 段ボール部材の一例を示す斜視図である。 段ボール部材の他例を示す斜視図である。 切欠きを有する帯板状段ボール部材を示す側面図である。 第7の参考例を示す平面図である。 第7の参考例を示す縦断面図である。 第8の参考例を示す平面図である。 第8の参考例を示す縦断面図である。 第9の参考例を示す平面図である。 第9の参考例を示す縦断面図である。 第10の参考例を示す平面図である。 第11の参考例を示す平面図である。 第10の参考例の製法を示す説明図である。 第11の参考例の製法を示す説明図である。 従来の直交流型全熱交換器を示す斜視図である。
図1〜図4は、本発明の第1の実施の形態を示す。この全熱交換器は、六角形状の仕切膜1と仕切膜1に接着されて流路7を形成する流路形成部材2から成る熱交換部材20を複数枚上下に積層し、仕切膜1を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる対向流型の全熱交換器である。熱交換部材20は、四角形部35と、その両端に配設される三角形部34と、を有する六角形部36の形状に形成されている。給気流路10を形成する給気用熱交換部材20Aと、排気流路11を形成する排気用熱交換部材20Bが、交互に積層されている。給気用熱交換部材20Aと排気用熱交換部材20Bは、向きが異なる。すなわち、給気用熱交換部材20Aと排気用熱交換部材20Bの入口5(給気入口32・排気入口22)・出口6(給気出口31・排気出口21)が、上下に重ならないように六角形の異なる辺に配設(形成)されている。
図14は、本発明の使用状態の一例を示す図であり、室内Xと屋外Yとを分ける壁Zには、内部に全熱交換器40を備えたケーシング25が付設されている。また、ケーシング25内には、給気送風機12と排気送風機13とが設けられ、室内X側の吸込口26aと屋外Y側の吸込口26b近傍には、フィルタ24が取付けられている。給気送風機12は、給気流路10(図2参照)の下流側に配設されると共に、排気送風機13は、排気流路11の下流側に配設されて、この全熱交換器40は両吸込方式に形成される。Aは流路形成部材2により形成された給気流路10を流れる空気(給気空気)の流れを示し、Bは流路形成部材2により形成された排気流路11を流れる空気(排気空気)の流れを示す。ケーシング25内で、給気空気と排気空気を混在させず全熱交換器40を通過させるために複数個の間仕切板27が設けられる。
図4にもどって第1の実施の形態を説明する。流路形成部材2が、仕切膜1の外縁1aに沿って配設される複数のフレーム部材3と、2つのフレーム部材3間に所定間隔で配設されると共にフレーム部材3の幅寸法D3 よりも小さい幅寸法D4 の細リブ材4を備え、さらに、流路7の入口5・出口6に入口5・出口6の形状変化を防止するための帯板状段ボール部材(切断部材)9Aを備えている。
仕切膜1は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、酢酸セルロース、ポリテトラフルオロエチレン等を素材とする多孔質シートの表面に親水性高分子の薄膜を塗布した透湿膜から成る。
フレーム部材3は、例えば、紙、樹脂等から成る。フレーム部材3の厚さ寸法T3 (図2参照)は、 1.5mm以上 2.5mm以下に設定される。厚さ寸法T3 が下限値未満の場合、強度不足となる。厚さ寸法T3 が上限値を超える場合、熱交換効率が悪くなる。
細リブ材4は、例えば、紙、樹脂等から成る。細リブ材4の厚さ寸法T4 (図2参照)は、 1.5mm以上 2.5mm以下に設定される。厚さ寸法T4 が下限値未満の場合、強度不足となる。厚さ寸法T4 が上限値を超える場合、熱交換効率が悪くなる。
段ボール部材9は、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂製、又は紙製、あるいは、アルミニウム等の金属箔を成形したもの等から成る。具体的には、図15に示すように、段ボール部材9は、上壁面16と、下壁面17と、上壁面16と下壁面17をつなぐ多数のリブ片18が、一体成形されたものから成る。図15では、段ボール部材9のリブ片18が、上下方向の直線状である。図16に示すように、段ボール部材9のリブ片18が、連続波形状に形成されているも良い。段ボール部材9の厚さ寸法T9 は、 1.5mm以上 2.5mm以下に設定される。厚さ寸法T9 が下限値未満の場合、製造するのが困難である。厚さ寸法T9 が上限値を超える場合、熱交換効率が悪くなる。
次に、全熱交換器40を作製する手順について説明する。
図2に於て、補強用基板15は、積層方向から見て仕切膜1と同形状を有し、厚さが2〜20mmのプラスチック板や金属板あるいは木板から成り、基板15の各頂点部位Cには、孔部19が設けられている。
そして、一対の基板15を、複数の熱交換部材20を挟むように配設し、各熱交換部材20の頂部に形成された孔部29を貫通状として、補強棒28にて連結する。具体的には、一方の基板15の各頂点部位Cの孔部19に、補強棒28の一端部を嵌込み、そして、各熱交換部材20を、その流路形成部材2(フレーム部材3)の孔部29をもって、補強棒28に貫通させる。このように、複数の熱交換部材20を次々に積層して補強棒28に通し、かつ、補強棒28の他端部に、他方の基板15の孔部19に嵌込む。そして、補強棒28の両端部は、ねじ止めや、接着剤による接着や、融着等により、基板15,15に固定される。補強棒28は、アルミ、鉄、ステンレス等の金属、あるいは樹脂にて形成される。
なお、図1は簡略図であり、全熱交換器40は、給気流路10を有する給気用熱交換部材20Aと、排気流路11を有する排気用熱交換部材20Bとを、交互に 150〜 250段、好ましくは約 200段積層されている。
図5は、本発明と関係が深い第1の参考例を示す。流路形成部材2が、流路7の入口5・出口6側の三角形部34に対応する三角形状輪郭を有し、三角形部34の面積S1 の70%以上95%以下の範囲を占める三つの貫通孔37を形成した補強用の三角形平板状段ボール部材(打抜部材)90a(すなわち、三角形の平板状段ボール部材9B)を備える。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図6は、第2の実施の形態を示す。流路形成部材2が、流路7の入口5・出口6側の三角形部34に対応する三角形状輪郭を有し三角形部34の面積S1 の70%以上95%以下の範囲を占める三つの貫通孔37を形成した補強用の三角形平板状段ボール部材90aと、入口5・出口6側の三角形部34にはさまれた四角形部35に対応する四角形状輪郭を有し四角形部35の面積S2 の70%以上95%以下の範囲を占める三つの貫通孔38を形成した補強用の四角形平板状段ボール部材(打抜部材)90b(すなわち、四角形の平板状段ボール部材9B)を、備える。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図7は、本発明と関係が深い第2の参考例を示す。流路形成部材2が、フレーム部材3にはさまれた六角形部36に対応する六角形状輪郭を有し六角形部36の面積の70%以上95%以下の範囲を占める九つの貫通孔39を形成した補強用の六角形平板状段ボール部材(打抜部材)90c(すなわち、六角形の平板状段ボール部材9B)を、備える。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図8は、第3の実施の形態を示す。フレーム部材3と段ボール部材9が嵌合により固定されている。すなわち、フレーム部材3と段ボール部材9の一方に蟻溝23を形成するとともに、他方に蟻溝23と着脱自在に嵌合される突条33が形成されている。三角形平板状段ボール部材90aと四角形平板状段ボール部材90bが嵌合により固定されている。すなわち、三角形平板状段ボール部材90aと四角形平板状段ボール部材90bの一方に蟻溝23を形成するとともに、他方に蟻溝23と着脱自在に嵌合される突条33が形成されている。その他の構成は、第2の実施の形態と同様である。
図9は、本発明と関係が深い第3の参考例を示す。フレーム部材3と段ボール部材9が嵌合により固定されている。その他の構成は、第2の参考例と同様である。
図10は、第4の実施の形態を示す。流路形成部材2が、仕切膜1の外縁1aに沿って配設される複数のフレーム部材3と、2つのフレーム部材3間に配設された帯板状段ボール部材9Aから成る。流路7の入口5・出口6に入口5・出口6の形状変化を防止するための帯板状段ボール部材9Aが配設されている。幅方向(図10の上下方向)に4本の帯板状段ボール部材9Aが配設されている。三角形部34の入口5・出口6が形成される辺と平行に帯板状段ボール部材9Aが配設されている。フレーム部材3と帯板状段ボール部材9Aが嵌合により固定されている。二つの帯板状段ボール部材9Aの接触部が嵌合により固定されている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図11は、本発明と関係が深い第4の参考例を示す。流路形成部材2が、仕切膜1の外縁1aに沿って配設される複数のフレーム部材3と、2つのフレーム部材3間に配設された帯板状段ボール部材9Aから成る。流路7の入口5・出口6に入口5・出口6の形状変化を防止するための帯板状段ボール部材9Aが配設されている。幅方向(図11の上下方向)に4本の帯板状段ボール部材9Aが一直線状に配設されるとともに、長手方向(図11の左右方向)に5本の帯板状段ボール部材9Aが配設されている。フレーム部材3と帯板状段ボール部材9Aが嵌合により固定されている。二つの帯板状段ボール部材9Aの接触部が嵌合により固定されている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図12は、本発明と関係が深い第5の参考例を示す。流路7の流れ方向中間部に帯板状段ボール部材9Aが配設されている。この帯板状段ボール部材9Aとしては、例えば、図17に示すように、細リブ材4を差込むための切欠き30を有するものが好ましい。また、この流れ方向中間部の帯板状段ボール部材9Aの幅寸法D9 は、例えば、10mm以上20mm以下に設定される。幅寸法D9 が下限値未満の場合、強度不足になる。幅寸法D9 が上限値を超える場合、熱交換率が悪くなる。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図13は、本発明と関係が深い第6の参考例を示す。流路7の流れ方向中間部に帯板状段ボール部材9Aが配設されている。その他の構成は、第1の参考例と同様である。
なお、本発明の対向流型全熱交換器は、(上述のように)仕切膜1の外縁1aの全部にわたってフレーム部材3又は流路形成部材2が配設されている。そして、入口5・出口6が長期間の使用等によって変形することを防止することができる。
次に、図18と図19は、本発明と関係が深い第7の参考例を示し、直交流型の全熱交換器の要部(主要構成部品)を例示する。正方形の仕切膜1と流路形成部材2を備えた熱交換部材20を、複数枚、順次、90°の位相を変えつつ積層する(組立図は図示省略)。
流路形成部材2が、正方形の仕切膜1の外縁(平行な2辺)1a,1aに沿って配設された2本のフレーム部材3,3と、このフレーム部材3,3間に所定間隔で配設された細リブ材4を備えている。この細リブ材4の幅寸法D4 は、フレーム部材3の幅寸法D3 よりも、小さい。図18と図19の熱交換部材20を、順次90°位置を変えつつ積層するが(図示省略、なお、図1を参照)、流路7の入口5・出口6に、入口5・出口6の形状変形を防止し、補強の役目を成す帯板状段ボール部材(切断部材)9Aを付設している。
フレーム部材3と細リブ材4と帯板状段ボール部材9の各々の材質や、各寸法は、既述の実施の形態と同様である。
次に、図20と図21は、本発明と関係が深い第8の参考例を示し、直交流型の全熱交換器の要部(主要構成部品)を例示し、図18と図19と相違する点について説明すれば、流路形成部材2が、仕切膜1の外縁(平行な辺)1a,1aに沿って配設されるのが、(フレーム部材3の代わりに)外縁細リブ材3Aである。従って、外縁細リブ材3Aの幅寸法D3 は、その間に平行に配設された細リブ材4との幅寸法D4 と同一である。
なお、図19〜図21に於て、直交状に接着して複数枚を順次積層するので、細リブ材4が直角に交差して(直交して)剛性と強度が大きく、図2に例示の補強棒28が省略可能であり、基板15も好ましくは省略しても良い。
図22と図23は、本発明と関係が深い第9の参考例を示し、直交流型の全熱交換器の要部(主要構成部品)を例示する。正方形状の仕切膜1と流路7を形成する流路形成部材2が交互に上下に積層されている(組立図は図示省略)。仕切膜1と流路形成部材2は、結果として交互に上下に積層されていれば良い。すなわち、積層する方法は、正方形状の仕切膜1と流路7を形成する流路形成部材2を一旦熱交換部材20としてから、熱交換部材20を、順次90°の位相を変えつつ積層しても良いし、あるいは、正方形状の仕切膜1と流路7を形成する流路形成部材2を、各々単独で(流路形成部材2を順次90°の位相を変えつつ)交互に積層しても良い。
流路形成部材2が、仕切膜1に対応する正方形状輪郭を有し仕切膜1の(上面の)面積S4 の70%以上95%以下の範囲を占める複数の貫通孔44を形成した補強用の正方形平板状段ボール部材90dから成る。具体的には、流路形成部材2が、正方形の平板状段ボール部材9Bから成る。段ボール部材9の材質や、各寸法は、既述の実施の形態と同様である。
図24は、本発明と関係が深い第10の参考例を示し、流路形成部材2が、帯板状段ボール部材9Aと、櫛形状の平板状段ボール部材9Bから成る。言い換えると、補強用正方形平板状段ボール部材9が、ふたつの分割平板状段ボール部材 100から成る。そして、分割平板状段ボール部材 100のうちひとつが(全体が仕切膜1とほぼ同じ大きさの)櫛形状、もうひとつが帯板状である。その他の構成は、第9の参考例と同様である。
図25は、本発明と関係が深い第11の参考例を示し、流路形成部材2が、ふたつの(全体が仕切膜1の半分の大きさの)櫛形状の平板状段ボール部材9Bから成る。言い換えると、補強用正方形平板状段ボール部材9が、ふたつの分割平板状段ボール部材 100から成る。そして、分割平板状段ボール部材 100がふたつとも櫛形状である。その他の構成は、第9の参考例と同様である。
次に、第10の参考例の全熱交換器の製法の要部(製法1)について説明する。
図26に示すように、上壁面16(図15・図16参照)と、下壁面17と、上壁面16と下壁面17をつなぐ多数のリブ片18が、一体的に成形されたものから成る1枚の平板状段ボール部材9から、(全体が仕切膜1とほぼ同じ大きさの)ふたつの櫛形状の分割段ボール部材 100を向い合わせ噛合状に切断する。すなわち、分割段ボール部材 100は、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂製、又は紙製、あるいは、アルミニウム等の金属箔を成形したもの等から成る。このうちひとつの櫛形状分割段ボール部材 100と、別途用意した帯板状の分割段ボール部材 100(図24参照)を用いて、仕切膜1に対応する正方形状輪郭を有する複数の貫通孔44を有する補強用正方形平板状段ボール部材9を形成し、補強用正方形平板状段ボール部材9をもって流路形成部材2とする。なお、図中Eはスクラップ(不要廃棄部分)を示す。
次に、第11の参考例の全熱交換器の製法の要部(製法2)について説明する。
上壁面16と、下壁面17と、上壁面16と下壁面17をつなぐ多数のリブ片18が、一体的に成形されたものから成る1枚の平板状段ボール部材9から、(全体が仕切膜1の半分の大きさの)ふたつの櫛形状の分割段ボール部材 100を向い合わせ噛合状に切断する。このふたつの櫛形状分割段ボール部材 100を用いて、仕切膜1(図25参照)に対応する正方形状輪郭を有する複数の貫通孔44を有する補強用正方形平板状段ボール部材9を形成し、補強用正方形平板状段ボール部材9をもって流路形成部材2とする。
本発明は、設計変更自在であって、例えば、段ボール部材9が、紙製であって、上壁面16と、下壁面17と、上壁面16と下壁面17をつなぐ多数のリブ片18が、一体的に成形されたものから成るも良い。また、フレーム部材3、細リブ材4の数は増減自由である。また、補強用三角形平板状段ボール部材90aの貫通孔37の数、補強用四角形平板状段ボール部材90bの貫通孔38の数、補強用六角形平板状段ボール部材90cの貫通孔39の数は、増減自由である。また、第4の実施の形態(図10)、第4の参考例(図11)の帯板状段ボール部材9Aの形状及び配設位置を変更自在である。また、給気用熱交換部材20Aの厚さ寸法を、排気用熱交換部材20Bの厚さ寸法より小さく設定するも好ましい。この場合、より熱交換率が良い。
また、製法1での櫛形状の分割段ボール部材 100の形状は、櫛形状であれば良く、例えば、櫛の刃の部分の長さが全て同一となるように平板状段ボール部材9を切断するも良い。また、製法2での櫛形状の分割段ボール部材 100の形状は、櫛形状であれば良く、例えば、櫛の刃の部分の長さを、スクラップの数が少なくなるように、一部短縮・延長した櫛形状に、平板状段ボール部材9を切断するも良い。
実施例1は次のように作製した。すなわち、レンゴー株式会社が開発した透湿膜(仕切膜1)を図3のように、幅寸法P3 390mm、長さ寸法P2 780mm、対向流部寸法P1 420mmの六角形にカットし、フレーム部材3、細リブ材4および帯板状の段ボール部材9を図4のように接着した熱交換部材20を作製した。六角形の仕切膜1の周辺(外縁1a)には幅寸法18mm、厚さ寸法2mmのフレーム部材3を接着し、その内側に幅寸法4mm、厚さ寸法2mmの細リブ材4を7本接着した。風路(流路7)の入口5・出口6には長さ寸法 247mm、幅寸法20mm、厚さ寸法2mmの帯板状の段ボール部材9を接着した。六角形状の透湿膜の面積は、2418cm2 であり、フレーム部材3、細リブ材4および帯板状段ボール部材9Aの全面積は約 580cm2 であるので、有効伝熱面積は1838cm2 となり、透湿膜の76%となることを確認した。向きが異なる二種類の熱交換部材20を図2のように補強用基板15上に交互に 200段積層し、さらに補強用基板15で挟んで各頂点部位Cに補強棒28を通して固定し、図1のような対向流型全熱交換器を作製した。
実施例2は次のように作製した。すなわち、レンゴー株式会社が開発した透湿膜を図3のように幅寸法P3 390mm、長さ寸法P2 780mm、対向流部寸法P1 420mmの六角形にカットし、フレーム部材3、細リブ材4および三角形の平板状段ボール部材9Bを図5のように接着した熱交換部材20を作製した。六角形の仕切膜1の周辺には幅寸法18mm、厚さ寸法2mmのフレーム部材3を接着し、その内側に幅寸法4mm、厚さ寸法2mmの細リブ材4を7本接着した。三角形の平板状段ボール部材9Bに表面積の60%の範囲を占める貫通孔37を形成した。六角形状の透湿膜の面積は2418cm2 であり、フレーム部材3、細リブ材4および三角形の平板状段ボール部材9Bの全面積は約 600cm2 であるので、有効伝熱面積は1818cm2 となり、透湿膜の75%となることを確認した。向きが異なる二種類の熱交換部材20を図2のように補強用基板15上に交互に 200段積層し、さらに補強用基板15で挟んで各頂点部位Cに補強棒28を通して固定し、図1のような対向流型全熱交換器を作製した。
実施例3は次のように作製した。すなわち、レンゴー株式会社が開発した透湿膜を図3のように幅寸法P3 390mm、長さ寸法P2 780mm、対向流部寸法P1 420mmの六角形にカットし、フレーム部材3と三角形および四角形に切断した平板状段ボール部材9Bを図6のように接着した熱交換部材20を作製した。六角形の仕切膜1の周辺には幅寸法18mm、厚さ寸法2mmのフレーム部材3を接着し、その内側に三角形および四角形に切断した平板状段ボール部材9Bを組み込んだ。三角形に切断した平板状段ボール部材9Bに表面積の75%の範囲を占める貫通孔37を形成した。四角形に切断した平板状段ボール部材9Bに表面積の75%の範囲を占める貫通孔38を形成した。六角形状の透湿膜の面積は、2418cm2 であり、フレーム部材3および平板状段ボール部材9Bの全面積は約 720cm2 であるので、有効伝熱面積は1698cm2 となり、透湿膜の70%となることを確認した。向きが異なる二種類の熱交換部材20を図2のように補強用基板15上に交互に 200段積層し、さらに補強用基板15で挟んで各頂点部位Cに補強棒28を通して固定し、図1のような対向流型全熱交換器を作製した。なお、図7のように三角形と四角形の平板状段ボール部材9Bを一体にした対向流型全熱交換器も同等の性能を有する。
実施例4は次のように作製した。すなわち、実施例3の対向流型全熱交換器のフレーム部材3と平板状段ボール部材9Bを嵌合して一体化したものを作製した。
実施例5は次のように作製した。すなわち、レンゴー株式会社が開発した透湿膜を図3のように幅寸法P3 390mm、長さ寸法P2 780mm、対向流部寸法P1 420mmの六角形にカットし、フレーム部材3および帯板状段ボール部材9Aを図10のように接着した熱交換部材20を作製した。六角形の仕切膜1の周辺には幅寸法18mm、厚さ寸法2mmのフレーム部材3を接着し、その内側に幅寸法10mm、厚さ寸法2mmの細リブ材を6本接着した。風路の入口5・出口6には長さ寸法247mm 、幅寸法20mm、厚さ寸法2mmの帯板状の平板状段ボール部材9Bを接着した。六角形状の透湿膜の面積は2418cm2 であり、フレーム部材3、細リブ材4および帯板状段ボール部材9Aの全面積は 550cm2 であるので、有効伝熱面積は1868cm2 となり、透湿膜の77%となることを確認した。向きが異なる二種類の熱交換部材20を図2のように補強用基板15上に交互に 200段積層し、さらに補強用基板15で挟んで各頂点部位Cに補強棒28を通して固定し、図1のような対向流型全熱交換器を作製した。なお、図11のように帯板状段ボール部材9Aを一体にした対向流型全熱交換器も同等の性能を有する。
実施例6は次のように作製した。すなわち、レンゴー株式会社が開発した透湿膜を図18のように 480mmの正方形にカットし、平行な二辺には幅寸法9mm、厚さ2mmのフレーム部材3を接着し、細リブ材4も前述の実施例と同様であって、同様の構成で、図18のものを90°ずつ位相を変えつつ 200段積層した。
比較例1は次のように作製した。すなわち、レンゴー株式会社が開発した透湿膜を図28のように一辺が 500mmの正四角形にカットし、剛性が高いクラフト紙を図28のようにコルゲート加工した熱交換部材を作製した。コルゲート加工したクラフト紙の高さは 2.0mm、幅は 2.5mm、接着幅は約1mmとした。正四角形状の透湿膜の面積は、2500cm2 であり、接着部の全面積は1000cm2 であるので、有効伝熱面積は1500cm2 となり、透湿膜の60%となることを確認した。熱交換部材を図28のように気流の方向が直交するように交互に 200段積層し、さらに補強板で挟んで各頂点に補強棒を通して固定し、図28のような直交流型全熱交換器を作製した。
上記実施例および比較例で作製した対向流型全熱交換器(実施例1〜5)、直交流型全熱交換器(比較例1)について顕熱交換効率、潜熱交換効率、及び、全熱交換効率を測定した。また、圧力損失を測定した。 JIS−B8628に規定された冬期暖房時の空気条件における顕熱交換効率、潜熱交換効率、及び、全熱交換効率の測定結果を表1に示す。また、夏期冷房時の空気条件における顕熱交換効率、潜熱交換効率、及び、全熱交換効率の測定結果を表2に示す。圧力損失の測定結果を表1、2に併記する。
Figure 2012137284
Figure 2012137284
表1、表2より本発明による実施例の顕熱交換効率は85%以上と優れており、潜熱交換効率も70%以上と優れていることを確認した。全熱交換効率は空気条件により異なるが、実施例1〜5では、冬期暖房時の空気条件では80%以上、夏期冷房時の空気条件では75%以上と優れていることを確認した。一方、直交流型全熱交換器である実施例6の顕熱交換効率、潜熱交換効率、及び、全熱交換効率は各々85%, 70%, 75%と比較的良好である。しかし、従来型の比較例1では、各々、50%〜65%程度と高くないことも確認した。圧力損失に関しても実施例は60Pa以下と低く、比較例1の約1/2であることを確認した。
以上のように、本発明は、仕切膜1と仕切膜1に接着されて流路7を形成する流路形成部材2から成る熱交換部材20を複数枚上下に積層し、仕切膜1を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる全熱交換器において、流路形成部材2が、仕切膜1の外縁1aに沿って配設される複数のフレーム部材3と、2つのフレーム部材3間に所定間隔で配設されると共にフレーム部材3の幅寸法D3 よりも小さい幅寸法D4 の細リブ材4を備え、さらに、流路7の入口5・出口6に入口5・出口6の形状変化を防止するための帯板状段ボール部材9(9A)を備え、段ボール部材9が、上壁面16と、下壁面17と、上壁面16と下壁面17をつなぐ多数のリブ片18が、一体成形されたものから成るので、顕熱交換効率、潜熱交換効率、及び、全熱交換効率を高くするとともに、圧力損失を低くすることができる。長期間の使用あるいは寒冷地で結露した場合において、流路7が形状変化して圧力損失が増加することを防止することができる。特に、開口部(入口5・出口6)が変形して風が通りにくくなり(風量が低下し)、効率が悪くなったり圧力損失が上昇することを防止することができる。
また、六角形状の仕切膜1と仕切膜1に接着されて流路7を形成する流路形成部材2から成る熱交換部材20を複数枚上下に積層し、仕切膜1を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる対向流型の全熱交換器において、流路形成部材2が、仕切膜1の外縁1aに沿って配設される複数のフレーム部材3と、2つのフレーム部材3間に所定間隔で配設されると共にフレーム部材3の幅寸法D3 よりも小さい幅寸法D4 の細リブ材4を備え、さらに、流路7の入口5・出口6側の三角形部34に対応する三角形状輪郭を有し、三角形部34の面積S1 の70%以上95%以下の範囲を占める一つ又は複数の貫通孔37を形成した補強用三角形平板状段ボール部材9(90a)を備え、段ボール部材9が、上壁面16と、下壁面17と、上壁面16と下壁面17をつなぐ多数のリブ片18が、一体成形されたものから成るので、顕熱交換効率、潜熱交換効率、及び、全熱交換効率を高くするとともに、圧力損失を低くすることができる。長期間の使用あるいは寒冷地で結露した場合において、流路7が形状変化して圧力損失が増加することを防止することができる。特に、開口部(入口5・出口6)が変形して風が通りにくくなり(風量が低下し)、効率が悪くなったり圧力損失が上昇することを防止することができる。また、製造工程を簡略化することができる。
また、六角形状の仕切膜1と仕切膜1に接着されて流路7を形成する流路形成部材2から成る熱交換部材20を複数枚上下に積層し、仕切膜1を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる対向流型の全熱交換器において、流路形成部材2が、仕切膜1の外縁1aに沿って配設される複数のフレーム部材3と、流路7の入口5・出口6側の三角形部34に対応する三角形状輪郭を有し三角形部34の面積S1 の70%以上95%以下の範囲を占める一つ又は複数の貫通孔37を形成した補強用三角形平板状段ボール部材9(90a)と、入口5・出口6側の三角形部34にはさまれた四角形部35に対応する四角形状輪郭を有し四角形部35の面積S2 の70%以上95%以下の範囲を占める一つ又は複数の貫通孔38を形成した補強用四角形平板状段ボール部材9(90b)を、備え、段ボール部材9が、上壁面16と、下壁面17と、上壁面16と下壁面17をつなぐ多数のリブ片18が、一体成形されたものから成るので、顕熱交換効率、潜熱交換効率、及び、全熱交換効率を高くするとともに、圧力損失を低くすることができる。長期間の使用あるいは寒冷地で結露した場合において、流路7が形状変化して圧力損失が増加することを防止することができる。特に、開口部(入口5・出口6)が変形して風が通りにくくなり(風量が低下し)、効率が悪くなったり圧力損失が上昇することを防止することができる。また、製造工程を簡略化することができる。
また、六角形状の仕切膜1と仕切膜1に接着されて流路7を形成する流路形成部材2から成る熱交換部材20を複数枚上下に積層し、仕切膜1を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる対向流型の全熱交換器において、流路形成部材2が、仕切膜1の外縁1aに沿って配設される複数のフレーム部材3と、フレーム部材3にはさまれた六角形部36に対応する六角形状輪郭を有し六角形部36の面積S3 の70%以上95%以下の範囲を占める一つ又は複数の貫通孔39を形成した補強用六角形平板状段ボール部材9(90c)を、備え、段ボール部材9が、上壁面16と、下壁面17と、上壁面16と下壁面17をつなぐ多数のリブ片18が、一体成形されたものから成るので、顕熱交換効率、潜熱交換効率、及び、全熱交換効率を高くするとともに、圧力損失を低くすることができる。長期間の使用あるいは寒冷地で結露した場合において、流路7が形状変化して圧力損失が増加することを防止することができる。特に、開口部(入口5・出口6)が変形して風が通りにくくなり(風量が低下し)、効率が悪くなったり圧力損失が上昇することを防止することができる。また、製造工程を簡略化することができる。
また、フレーム部材3と段ボール部材9を嵌合により固定したので、フレーム部材3と段ボール部材9の位置ずれを防止することができるとともに、仕切膜1にしわが発生することを防止することができる。さらに、流路7の形状保持効果が高く、長期間の使用や結露した場合に圧力損失の上昇を抑制することができる。
また、仕切膜1と仕切膜1に接着されて流路7を形成する流路形成部材2から成る熱交換部材20を複数枚上下に積層し、仕切膜1を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる対向流型の全熱交換器において、流路形成部材2が、仕切膜1の外縁1aに沿って配設される複数のフレーム部材3と、2つのフレーム部材3間に配設された帯板状段ボール部材9(9A)から成り、かつ、流路7の入口5・出口6に入口5・出口6の形状変化を防止するための帯板状段ボール部材9(9A)を配設し、さらに、フレーム部材3と帯板状段ボール部材9(9A)を嵌合により固定し、段ボール部材9が、上壁面16と、下壁面17と、上壁面16と下壁面17をつなぐ多数のリブ片18が、一体成形されたものから成るので、顕熱交換効率、潜熱交換効率、及び、全熱交換効率を高くするとともに、圧力損失を低くすることができる。長期間の使用あるいは寒冷地で結露した場合において、流路7が形状変化して圧力損失が増加することを防止することができる。特に、開口部(入口5・出口6)が変形して風が通りにくくなり(風量が低下し)、効率が悪くなったり圧力損失が上昇することを防止することができる。また、比較的高価な平板状段ボール部材9Bを有効に活用することができる。そして、低コスト化することができる。
また、仕切膜1と仕切膜1に接着されて流路7を形成する流路形成部材2から成る熱交換部材20を複数枚上下に積層し、仕切膜1を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる直交流型の全熱交換器において、流路形成部材2が、仕切膜1の外縁1aに沿って配設される複数のフレーム部材3と、2つのフレーム部材3間に所定間隔で配設されると共にフレーム部材3の幅寸法D3 よりも小さい幅寸法D4 の細リブ材4を備え、さらに、流路7の入口5・出口6に入口5・出口6の形状変化を防止するための帯板状段ボール部材9を備え、段ボール部材9が、上壁面16と、下壁面17と、上壁面16と下壁面17をつなぐ多数のリブ片18が、一体成形されたものから成るので、顕熱交換効率、潜熱交換効率、及び、全熱交換効率を高くするとともに、圧力損失を低くすることができる。長期間の使用あるいは寒冷地で結露した場合において、流路7が形状変化して圧力損失が増加することを防止することができる。特に、開口部(入口5・出口6)が変形して風が通りにくくなり(風量が低下し)、効率が悪くなったり圧力損失が上昇することを防止することができる。
また、仕切膜1と仕切膜1に接着されて流路7を形成する流路形成部材2から成る熱交換部材20を複数枚上下に積層し、仕切膜1を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる直交流型の全熱交換器において、流路形成部材2が、仕切膜1の外縁1aに沿って配設される外縁細リブ材3Aと、2つの外縁細リブ材3A間に所定間隔で配設されると共に外縁細リブ材3Aの幅寸法D3 と同一の幅寸法D4 の細リブ材4を備え、さらに、流路7の入口5・出口6に入口5・出口6の形状変化を防止するための帯板状段ボール部材9を備え、段ボール部材9が、上壁面16と、下壁面17と、上壁面16と下壁面17をつなぐ多数のリブ片18が、一体成形されたものから成るので、顕熱交換効率、潜熱交換効率、及び、全熱交換効率を高くするとともに、圧力損失を低くすることができる。長期間の使用あるいは寒冷地で結露した場合において、流路7が形状変化して圧力損失が増加することを防止することができる。特に、開口部(入口5・出口6)が変形して風が通りにくくなり(風量が低下し)、効率が悪くなったり圧力損失が上昇することを防止することができる。さらに、外縁細リブ材3Aと細リブ材4とを共通化して、素材の種類を低減して、コストダウンと在庫管理等の容易化を図り得る。
また、流路7の流れ方向中間部に帯板状段ボール部材9(9A)を配設したので、仕切膜1をぴんと張ることができ、長期間の使用や結露等で濡れた場合にも、仕切膜1の変形を軽減し、圧力損失の上昇を抑えることができる。
また、正方形状の仕切膜1と流路7を形成する流路形成部材2を交互に上下に積層し、仕切膜1を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる直交流型の全熱交換器において、流路形成部材2が、仕切膜1に対応する正方形状輪郭を有し仕切膜1の面積S4 の70%以上95%以下の範囲を占める複数の貫通孔44を形成した補強用正方形平板状段ボール部材9から成り、段ボール部材9が、上壁面16と、下壁面17と、上壁面16と下壁面17をつなぐ多数のリブ片18が、一体的に成形されたものから成るので、段ボール部材9の接着部分を除く仕切膜1の有効伝熱面積が80%以上となり、熱交換率を向上することができる。また、流路7の入口5・出口6の形状変化を防止することができるので、圧力損失が低減するとともに、長期使用においても圧力損失の上昇を抑制することができる。
また、補強用正方形平板状段ボール部材9が、複数の分割平板状段ボール部材 100から成り、分割平板状段ボール部材 100のうち少なくともひとつが櫛形状であるので、1枚の平板状段ボール部材9から、ふたつの櫛形状の分割段ボール部材 100を向い合わせ噛合状に切断して、平板状段ボール部材9を有効に活用して製造することができる。
また、段ボール部材9のリブ片が、上下方向の直線状、又は、連続波形状に形成されているので、簡素な構造でありながら、強度的に優れる。
また、仕切膜1と流路7を形成する流路形成部材2を交互に上下に積層し、仕切膜1を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる直交流型の全熱交換器の製法であって、上壁面16と、下壁面17と、上壁面16と下壁面17をつなぐ多数のリブ片18が、一体的に成形されたものから成る1枚の平板状段ボール部材9から、ふたつの櫛形状の分割段ボール部材 100を向い合わせ噛合状に切断し、分割段ボール部材 100を用いて、仕切膜1に対応する正方形状輪郭を有する複数の貫通孔44を有する補強用正方形平板状段ボール部材9を形成し、補強用正方形平板状段ボール部材9をもって流路形成部材2としたので、平板状段ボール部材9を有効に活用することができる(スクラップEを減少させることができる)。そして、製造コストを低減することができる。
1 仕切膜
1a 外縁
2 流路形成部材
3 フレーム部材
4 細リブ材
5 入口
6 出口
7 流路
9 段ボール部材
16 上壁面
17 下壁面
18 リブ片
20 熱交換部材
34 三角形部
35 四角形部
36 六角形部
37 貫通孔
38 貫通孔
3 幅寸法
4 幅寸法
1 面積
2 面積

Claims (4)

  1. 六角形状の仕切膜(1)と該仕切膜(1)に接着されて流路(7)を形成する流路形成部材(2)から成る熱交換部材(20)を複数枚上下に積層し、該仕切膜(1)を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる対向流型の全熱交換器において、
    上記熱交換部材(20)は、四角形部(35)と、その両端に配設される三角形部(34)(34)と、を有する六角形部(36)に形成されており、かつ、気体が流入する入口(5)は上記三角形部(34)(34)の一方に設けられ、気体が流出する出口(6)は上記三角形部(34)(34)の他方に設けられ、上記入口(5)と出口(6)は相互に平行に配設され、
    上記流路形成部材(2)が、上記仕切膜(1)の上記六角形状の外縁(1a)のうち上記入口(5)・出口(6)が形成される2辺を残して四角形部(35)の一辺を含む隣り合う2辺に沿って配設される2つのへの字状のフレーム部材(3)と、2つの該フレーム部材(3)間に所定間隔で配設されると共に該フレーム部材(3)の幅寸法(D3 )よりも小さい幅寸法(D4 )の細リブ材(4)を備え、さらに、上記流路(7)の入口(5)・出口(6)に該入口(5)・出口(6)の形状変化を防止するための帯板状段ボール部材(9)を備え、
    上記段ボール部材(9)が、上壁面(16)と、下壁面(17)と、該上壁面(16)と下壁面(17)をつなぐ多数のリブ片(18)が、一体的に成形されたものから成ることを特徴とする全熱交換器。
  2. 六角形状の仕切膜(1)と該仕切膜(1)に接着されて流路(7)を形成する流路形成部材(2)から成る熱交換部材(20)を複数枚上下に積層し、該仕切膜(1)を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる対向流型の全熱交換器において、
    上記熱交換部材(20)は、四角形部(35)と、その両端に配設される三角形部(34)(34)と、を有する六角形部(36)に形成されており、かつ、気体が流入する入口(5)は上記三角形部(34)(34)の一方に設けられ、気体が流出する出口(6)は上記三角形部(34)(34)の他方に設けられ、上記入口(5)と出口(6)は相互に平行に配設され、
    上記流路形成部材(2)が、上記仕切膜(1)の上記六角形状の外縁(1a)のうち上記入口(5)・出口(6)が形成される2辺を残して四角形部(35)の一辺を含む隣り合う2辺に沿って配設される2つのへの字状のフレーム部材(3)と、上記流路(7)の入口(5)・出口(6)側の三角形部(34)に対応する三角形状輪郭を有し上記三角形部(34)の面積(S1 )の70%以上95%以下の範囲を占める複数の貫通孔(37)を形成した補強用三角形平板状段ボール部材(9)と、上記入口(5)・出口(6)側の三角形部(34)にはさまれた四角形部(35)に対応する四角形状輪郭を有し上記四角形部(35)の面積(S2 )の70%以上95%以下の範囲を占める複数の貫通孔(38)を形成した補強用四角形平板状段ボール部材(9)を、備え、
    上記段ボール部材(9)が、上壁面(16)と、下壁面(17)と、該上壁面(16)と下壁面(17)をつなぐ多数のリブ片(18)が、一体的に成形されたものから成り、
    上記段ボール部材(9)が、上記四角形部(35)に流路と平行な中間帯状部を具備せずに、流路と直交する方向の帯状部をもって長方形の貫通孔(39)を形成し、上記三角形部(34)に流路と平行な中間帯状部と流路に直交する中間帯状部を各々1本のみ具備することを特徴とする全熱交換器。
  3. 上記フレーム部材(3)と上記段ボール部材(9)を嵌合により固定した請求項2記載の全熱交換器。
  4. 六角形状の仕切膜(1)と該仕切膜(1)に接着されて流路(7)を形成する流路形成部材(2)から成る熱交換部材(20)を複数枚上下に積層し、該仕切膜(1)を介して二種類の気体の顕熱および潜熱を熱交換させる対向流型の全熱交換器において、
    上記熱交換部材(20)は、四角形部(35)と、その両端に配設される三角形部(34)(34)と、を有する六角形部(36)に形成されており、かつ、気体が流入する入口(5)は上記三角形部(34)(34)の一方に設けられ、気体が流出する出口(6)は上記三角形部(34)(34)の他方に設けられ、上記入口(5)と出口(6)は相互に平行に配設され、
    上記流路形成部材(2)が、上記仕切膜(1)の上記六角形状の外縁(1a)のうち上記入口(5)・出口(6)が形成される2辺を残して四角形部(35)の一辺を含む隣り合う2辺に沿って配設される分離した2つのへの字状のフレーム部材(3)と、2つの該フレーム部材(3)間に配設された帯板状段ボール部材(9)から成り、かつ、上記流路(7)の入口(5)・出口(6)に該入口(5)・出口(6)の形状変化を防止するための帯板状段ボール部材(9)を配設し、さらに、上記フレーム部材(3)と上記帯板状段ボール部材(9)を嵌合により固定し、
    上記段ボール部材(9)が、上壁面(16)と、下壁面(17)と、該上壁面(16)と下壁面(17)をつなぐ多数のリブ片(18)が、一体的に成形されたものから成り、
    上記帯板状段ボール部材(9)を、流路に直交する方向に配設したことを特徴とする全熱交換器。
JP2012054473A 2007-03-14 2012-03-12 全熱交換器 Active JP5442058B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012054473A JP5442058B2 (ja) 2007-03-14 2012-03-12 全熱交換器

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007065643 2007-03-14
JP2007065643 2007-03-14
JP2007198510 2007-07-31
JP2007198510 2007-07-31
JP2012054473A JP5442058B2 (ja) 2007-03-14 2012-03-12 全熱交換器

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007290472A Division JP5110641B2 (ja) 2007-03-14 2007-11-08 全熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012137284A true JP2012137284A (ja) 2012-07-19
JP5442058B2 JP5442058B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=40504101

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007290472A Active JP5110641B2 (ja) 2007-03-14 2007-11-08 全熱交換器
JP2012054473A Active JP5442058B2 (ja) 2007-03-14 2012-03-12 全熱交換器

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007290472A Active JP5110641B2 (ja) 2007-03-14 2007-11-08 全熱交換器

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JP5110641B2 (ja)
CN (1) CN101266109B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014173786A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Techno Frontier:Kk 熱交換素子
WO2014203519A1 (ja) * 2013-06-20 2014-12-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 全熱交換素子用仕切部材、その部材を用いた全熱交換素子、および全熱交換形換気装置
CN106918127A (zh) * 2017-03-22 2017-07-04 杭州奥普卫厨科技有限公司 一种新风机用热交换芯
JP2021076291A (ja) * 2019-11-07 2021-05-20 株式会社テクノフロンティア 熱交換素子

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5824240B2 (ja) * 2010-05-11 2015-11-25 株式会社キーレックス 車両用高圧タンク
CN102367978A (zh) * 2011-10-11 2012-03-07 北京德能恒信科技有限公司 一种空气热交换器
EP2618090B1 (en) * 2012-01-20 2014-10-15 Westwind Limited Heat exchanger element and method for the production
CN105190217B (zh) * 2013-03-15 2017-04-26 达纳加拿大公司 具有接合的框架的热交换器
CA2872185C (en) 2013-07-19 2015-12-15 Marcel Riendeau Heat / enthalpy exchanger element and method for the production
KR101431211B1 (ko) * 2013-08-12 2014-08-18 주식회사 클린에어나노테크 전열소자를 이용한 대향류 환기장치
CN103994677B (zh) * 2014-04-30 2015-10-21 叶立英 间接蒸发冷却芯体
KR101583921B1 (ko) 2014-05-02 2016-01-11 현대자동차주식회사 차량용 열교환기 제조장치 및 제조방법
CN105806005A (zh) * 2014-12-31 2016-07-27 松下电器研究开发(苏州)有限公司 冰箱
KR101730890B1 (ko) 2016-05-19 2017-04-28 충남대학교산학협력단 열회수용 플라스틱 열교환기
US11486650B2 (en) * 2017-03-31 2022-11-01 Mitsubishi Electric Corporation Total heat exchange element, method of manufacturing total heat exchange element, and total heat exchanger
CN107490211B (zh) * 2017-07-31 2019-10-11 郑州轻工业学院 一种建筑空调暖通用六边形纸芯全热交换器优化设计方法
CN108895866B (zh) * 2018-07-24 2020-07-31 扬州三丰新能源科技有限公司 板片冷却器
JP6537760B1 (ja) * 2018-12-17 2019-07-03 三菱電機株式会社 熱交換素子及び熱交換換気装置
CN109855436A (zh) * 2019-02-27 2019-06-07 西安交通大学 剑鱼梭型-倾斜沟槽仿生微细通道冷凝器
CN113574343B (zh) * 2019-04-05 2023-10-03 大金工业株式会社 热交换器
CN109974259B (zh) * 2019-04-14 2024-02-09 宁波东大空调设备有限公司 亲水膜逆向流风道空气热湿回收机芯
CN110004681A (zh) * 2019-04-16 2019-07-12 广东技术师范大学 一种内循环干衣机及干燥系统
CN117213295A (zh) * 2021-09-16 2023-12-12 青岛海信日立空调系统有限公司 全热交换器芯体及全热交换器
CN114485245A (zh) * 2021-12-24 2022-05-13 山东翔宇航空技术服务有限责任公司 飞机空调系统板翅式高效热交换器芯体

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54119153A (en) * 1978-03-08 1979-09-14 Mitsubishi Electric Corp Manufacture of heat exchange devices for air conditioning
JPH08291990A (ja) * 1995-04-24 1996-11-05 Matsushita Seiko Co Ltd 熱交換素子
JPH11230688A (ja) * 1998-02-17 1999-08-27 Mitsubishi Electric Corp 熱交換素子
JPH11270987A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Daikin Ind Ltd 浄化機能付熱交換エレメント
JP2003290620A (ja) * 2002-04-01 2003-10-14 Daikin Ind Ltd 空気流通素子

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3577863B2 (ja) * 1996-09-10 2004-10-20 三菱電機株式会社 対向流型熱交換器
JPH11201683A (ja) * 1998-01-13 1999-07-30 Daikin Ind Ltd 熱交換エレメント
JP2003262487A (ja) * 2002-01-07 2003-09-19 Daikin Ind Ltd 熱交換素子
JP2005155996A (ja) * 2003-11-25 2005-06-16 Nissan Motor Co Ltd 熱交換器
JP4466156B2 (ja) * 2004-03-29 2010-05-26 パナソニック株式会社 熱交換器
JP2006002982A (ja) * 2004-06-16 2006-01-05 Nitta Ind Corp 熱交換素子
JP2006029692A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱交換器
CN2755547Y (zh) * 2004-12-07 2006-02-01 周登利 一种热回收交换器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54119153A (en) * 1978-03-08 1979-09-14 Mitsubishi Electric Corp Manufacture of heat exchange devices for air conditioning
JPH08291990A (ja) * 1995-04-24 1996-11-05 Matsushita Seiko Co Ltd 熱交換素子
JPH11230688A (ja) * 1998-02-17 1999-08-27 Mitsubishi Electric Corp 熱交換素子
JPH11270987A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Daikin Ind Ltd 浄化機能付熱交換エレメント
JP2003290620A (ja) * 2002-04-01 2003-10-14 Daikin Ind Ltd 空気流通素子

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014173786A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Techno Frontier:Kk 熱交換素子
WO2014203519A1 (ja) * 2013-06-20 2014-12-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 全熱交換素子用仕切部材、その部材を用いた全熱交換素子、および全熱交換形換気装置
JP2015025645A (ja) * 2013-06-20 2015-02-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 全熱交換素子用仕切部材およびその素材を用いた全熱交換素子および全熱交換形換気装置
US9879869B2 (en) 2013-06-20 2018-01-30 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Partition member for total heat exchange element, total heat exchange element using this member, and total heat exchange type ventilation device
CN106918127A (zh) * 2017-03-22 2017-07-04 杭州奥普卫厨科技有限公司 一种新风机用热交换芯
JP2021076291A (ja) * 2019-11-07 2021-05-20 株式会社テクノフロンティア 熱交換素子
JP6994775B2 (ja) 2019-11-07 2022-01-14 株式会社テクノフロンティア 熱交換素子

Also Published As

Publication number Publication date
JP5110641B2 (ja) 2012-12-26
CN101266109B (zh) 2010-12-08
CN101266109A (zh) 2008-09-17
JP5442058B2 (ja) 2014-03-12
JP2009052873A (ja) 2009-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5442058B2 (ja) 全熱交換器
JP3577863B2 (ja) 対向流型熱交換器
JP5905015B2 (ja) 熱伝達および湿気伝達を改良した二重空気流交換器
US11906199B2 (en) Enthalpy exchanger
US9404689B2 (en) Heat exchange matrix
JPH09152292A (ja) 熱交換素子
JP4928295B2 (ja) 顕熱交換素子
JP5610777B2 (ja) 全熱交換素子
JP2008070070A (ja) 全熱交換器
JP5191877B2 (ja) 全熱交換器
KR101276562B1 (ko) 전열 교환기 및 그 제조법
JP2008122042A (ja) 換気装置
KR101443053B1 (ko) 현열 교환 소자
JP6994775B2 (ja) 熱交換素子
JPH05157480A (ja) 熱交換エレメント
JP7126617B2 (ja) 熱交換素子および熱交換換気装置
WO2024053082A1 (ja) 熱交換素子および熱交換換気装置
JP7372472B2 (ja) 熱交換素子および熱交換換気装置
JP4021048B2 (ja) 熱交換素子
JP3156162U (ja) 全熱交換素子
JPS61175487A (ja) 熱交換器
JPH0534087A (ja) 熱交換エレメント

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5442058

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250