JPS6146899A - 全熱交換素子 - Google Patents

全熱交換素子

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JPS6146899A
JPS6146899A JP16981284A JP16981284A JPS6146899A JP S6146899 A JPS6146899 A JP S6146899A JP 16981284 A JP16981284 A JP 16981284A JP 16981284 A JP16981284 A JP 16981284A JP S6146899 A JPS6146899 A JP S6146899A
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exchange element
base material
porous base
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Fumihide Otsuki
文英 大槻
Tadashi Tamura
忠 田村
Takeo Fushiki
武男 伏木
Koji Takahashi
宏二 高橋
Yutaka Igarashi
豊 五十嵐
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Japan Vilene Co Ltd
Toyo Netsu Kogyo Kaisha Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F21/00Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は全熱交換器に関するものである、最近、住宅や
ビルの換気装置として熱交換器が利用される様になり、
特に顕熱交換だけではなく11、        潜熱
交換も同叶に行なうという全熱交換器が非常に有用なも
のとして普及しつつある。
この全熱交換は熱交換すべき2種の気流を熱伝導性と透
湿性を有する素子で仕切って達成されるものである。
本発明##3交換素子に関するものである、従来の技術 従来の全熱交換素子として壁、例えば特開昭55−72
797号公報には直径5μ以下の不燃性かつ親水性繊維
を抄紙してこれに吸湿剤と高分子物質とで2次処理を施
こしたものが開示されており、また特開昭55−14L
(197号公報にはホワイトカーボンとセルロース繊維
全混抄したものに吸湿剤と高分子物質とで2次処理する
ものが示されている、さらに特開昭57−117796
号公報には水酸化アルミニウムとバルブの混抄紙を用い
、必要に応じて塩化リチウムの如き吸湿剤を処理するこ
とが示されている。また特開昭58−124196号公
報には水酸化アルミニウムと繊維質素材を混抄したもの
に吸湿剤を含む高分子物・イを2次処理したものが開示
されている、 この様に従来技術において多孔質基材に高分子物質を2
次処理する手段は多く、その大抵のものけ水溶性高分子
を用いており、塩化リチウムの如き吸湿剤を併用するた
めこれらを水溶液の形態で2次処理する場合が多いもの
であった、発明が解決しようとする間是頁、壱 上記従来技術においては、水溶性高分子を水溶液として
多孔質基材上にコートするので、水溶媒であるためとね
を乾燥するのに是時間を要し、処理速度が遅く製造能率
がかなり悪く、高湿時や結露時に水溶性成分が溶出する
ことにより、素子同志の接合部の耐水接着性がなく経時
り・化を生ずるという大きな欠点を有していたのである
゛  一方、非水溶性の親水性高分子も多孔質基材の上
に塗布してやれば全熱交換素子として有用なものになる
と考えられるのである。
本発明者等はとhらの点に留意して、有機溶剤に非水溶
性の親水性高分子を溶解して2次処理することを考え検
討したのである、 によ−て皮膜を形成し得るカー、有機溶媒による高分子
液では基材のサイズ度を高くしただけでは内部への浸透
を駆出することはできず、基材の緻密性が適切なもので
あることが重要な課頌となって来るのである、 してなる全熱交換素子を提供しようとするものである。
口 発明の構成 本発明は第1の発明と第2の発明を有するものである、 まず、第1の発明の構成は、透気度が20秒/ ] O
n cc以上となるよう緻密に形成した多孔質基材の上
に非水溶性の親水性高分子を塗布してなることを特斂と
する全熱交換素子、を要旨とし、次に、第2の発明の横
向け、梁側1度が3秒/1(1(lcccc以下孔質基
セの表面部に緻密化処理を施こして全体の透気度が10
秒/100cc以上となる様に形成した多孔質基材の上
に非水溶性の親水性高分子を塗布してなることを特徴と
する全熱交換素子、を要旨とするものである。
なお、ここで云う多孔〕C基材とけ、紙、不織布、布、
多孔フィルム等、透気度の条件が満足これるものであれ
ば何でも良い、 問題7壱を解決するための手段 前記した如く、多孔質基材の緻密性が適切なるものであ
れば、有機溶媒による親水性高分子の溶液を処理しても
その内部への浸透は駆出され表面にガスバリヤ−性と透
湿性のすぐれた皮膜が形成されることを見い出したので
ある、本発明者の実騎の結果、この適切な緻密性として
は2曲りが存在するととる知ったのである、まず、その
第1は多孔質基材全体が緻密であってその透気度が20
秒/100CC以上であること、そして、その第2は表
面部が緻密であって下層の大部分は粗孔質であるという
基材でこの基材全体の透気度が10秒/100CC以上
であること、の2通りがその緻密性として適切なもので
あることを見い出したのである、第1の発明において、
多孔質基材全体を緻密化する手段として、才ずこの多孔
質基材中に微粉末を充填することがあげられる、この場
合この微粉末の粒度が直径5μをこえるものでは透気度
20秒/1nnCC以上の緻密性が得に〈〈なp1粒子
径5μ以下の粉末であることが必要となるのである。こ
の微粉末の配合割合は元の基材の密度によっても異なる
が通常50〜90チの範囲が好ましく、90%をこえる
配合では強度的欠点を生じるものとなる、 1だ、この多孔質基材中に極細の親水性繊維を充填して
も全体の緻密性を透気度20秒/1(lncc以上とす
ることができるものである。
この親水性繊維の平均繊維径が1μをこえるものではや
けり緻密性向上が達成しに〈〈;の平均径が1μ以下の
ものを使用する4が望捷しいのである、この親水性繊維
としてはマイクロフイ7” IJワットルロースやホル
マイト系鉱物繊維が好適に使用できるものである。
このマイクロフィブリッドセルロースとけ微少繊維状セ
ルロースでマイクロフィブリルまで微純化されてお、す
、すぐれた保水性、分散性を有するものである。また、
このホルマイト系鉱物とは含水マグネシウムケイ酸塩鉱
物のセピオライトや含水マグネシウムアルミニウムケイ
酸塩鉱物のアタパルジャイトなど謂ゆる複鎖状構造を有
する粘土鉱物であρ、そのうちの繊維形状をなすものが
好適に利用できるものである。
さらに捷た、通常の多孔質基材を加圧、ス11加斤加熱
処理してその緻密性を向上させ透気度20秒/ 1 n
 n cc以下としてもよいことは勿論である。
この第1の発明において2次処理される前の多孔質基材
の透気度が20秒/100CC未満のものでは2次処理
の高分子液が浸透して本発明の目的を達成できないこと
はいう壕でもない、次に第2の発明においては、粗孔質
基材の表面部のみに緻密化処理を施こすのであるが、こ
の粗孔質基材の透気度が3秒/ 11111 cc以下
であることが必要で、3秒/1(10ccをこえる透気
度では表層を緻密化して全体の透気度を上げてこれを基
材として表面コートした場合全熱交換効率が低下するの
である。
つまシ表脂のみを緻密化するときは下層部はできるだけ
粗孔性の大きい方が、すなわち上層との緻密性の差の大
きいことが全熱交換効率上必要となって来るのである。
そして、この粗孔質基材の表面部のみにwl、密化処理
を施こして全体の透気度を10秒/100cc以上にし
てやると本発明の目的が達成されるのである。
この表面部のみの緻密化処理手段としては下記の如きも
のがあげられる。
(a)#酸セルロースの如きフィルム形成帥ヲ有する繊
維を粗孔質基材の表面に配し、これを適度に〔不完全に
)フィルム化させて緻密化きせること、 (b)  粒子径5μ以下の粉末を粗孔質基材の表面又
は表Wi−沖に配すること、この場合粒子径5μをこえ
る大きな粒子では緻密化は達成しにくいのである。この
粗孔質基材に粉末を配する手段としてはサイズプレス法
を用いてやると非常に効果的な表面緻密化が得られるも
のである、寸だこの(b)の手段において粗孔質基柑そ
のものの表J曽をサイズプレスにより緻密化してもよい
し、粗孔質基柑の上に粉末を配した上層を設けてもよい
ものである。
(C)平均声11ル維径1μ以下の親水性繊維を粗孔質
基材の表面に−すること、この場合、平均繊維径が1μ
をこえる太いものでは緻密化は得にくくなるのである、 なお、この場合は粗孔質基材の表面に別層としての上層
を設けてやることが望ましいものである。才だこの親水
性繊維としては第1の発明において説明したマイクロフ
ィブリッドセルローみ等が好適に使用できるものである
、(d)  ポリビニルアルコールの如き親水性高分子
又は粘土鉱物によって粗孔質基材にブレコーティングを
施こしておくと。
なお、この粘土鉱物でブレコーティングする場合はこの
粘土鉱物がフィルム形成能を有することが望捷しく、例
えば前述したセピオライトやアタパルジャイトの如きホ
ルマイト糸鉱物、膨潤性フッ素雲母、ソジウムモンモリ
ロナイトやヘクトライトの如きモンモリロナイト系鉱物
などが好適に利用できるものである、 上記の(a)(b)(c)の各実施態様におけるその2
層構造を得るための手段としては、湿式抄造による抄合
せ法を利用すると非常に好ましい結果が得られるもので
ある、 本発明は以上の如くにして得られた多孔質基材、つ捷り
全体が−I?rJ枠−造であってその透喧度が20秒/
 1 n Occ以上のもの、又は緻密化層と粗孔質層
の2層構造となっていて全体の透気度が10秒/100
CC以上のもの、に非水溶性であ−てかつ親水性の高分
子物質を塗布してなる全勿を交換素子である、 なお、前述した種々なる緻密化手段において。
特に親水性原料を(す!用するものが、とりわけ号吸水
性のすぐれた原料を耐水性に悪影響を及ぼさない範囲で
使用する場合が、最終製品の全熱交換効率を向上させる
点で好ましいものである、捷た、この様な吸水性原料を
配しておくと2次処理時の有機溶剤溶液の浸透防出がそ
の非親油性によっても補足されるので)・イルム形成効
果は一層向上するものとなる、例えばこの吸水性原料と
してはポリビニルアルコール、吸湿剤、界面活性剤、粘
土鉱物などがあげられる、本発明において、2次処理に
用いられる非水溶性の親水性高分子としては、例えば酢
酸セルロース、ポリアミノ酸等が好適に使用できるもの
である、 作用 本発明は以上の如き構成であり、一定条件の緻密性を有
する一層構造の多孔質基材を用いるか、若しくは表面部
の緻密性のみ高く下脚は粗孔質となっている所定条件の
2層構造の多孔′α基材を用いるかして、これに有接溶
剤に溶解した非水溶性親水性高分子物質を塗布してなる
全熱交換素子であり、その基材の緻密性が適切な条件で
あるため2次処理液の浸透はほとんどなく、しかも有機
溶剤であるため乾燥が速く、結露時等の耐水接着性や経
時安定性に優れ、その製造能率が向上しコスト的にも有
利なものとなるのである。また、2次処理の浸透防止効
果が大きいためガスバリヤ−性と透湿性にすぐれた表面
皮膜が形成されておシ、全熱交換効率も高度なものとな
っているのである。
実施例 1 バルブ80Ll)と平均粒径2μの水酸化アルミニウム
70チを配してなる緻密性多孔質基材を湿式抄造法にて
製造した。このものの目付け100g/nfS厚濾け0
.12mtsであった。
この表面に酢酸セルロースとその可塑剤であるトリエチ
レングリコールジアセテートとを酢酸エチルに溶解した
粘稠溶液をコーティング処理し、酢酸セルロースを5g
/#/、トリエチレングリコールジアセテートを1g/
dの割合で付着させ全熱交換素子とした。
実施例 ? バルブ80φとセビオライト20係とを配してなる緻密
性多孔質基材を湿式抄造法にて製造した。なおこのもの
の目付と厚さは実施例1と同じになる様に作成した、 この表面に実施例】と同じコーティング処理を旌こし、
全熱交換素子とした、 実施例 3 バルブ90%とマイクロッイブリットセルロース】0チ
とを配してなる緻密性多孔質基材を湿式抄造法にて、目
付10<’Ig/#/、厚さ0.12、となる様に製造
した。
この表面に実施例1と同じコーティング処理を施とし全
熱交換素子とした。
実施例 4 バルブ100%からなる多孔質基材を湿式抄造法により
製造し、これを線圧8(1Kg/c+++・120°C
の条件でカレンダー処理して、日付1(10g/n/、
厚さ0.12Aの緻密性多孔質基材を製造した、 この表面に実施例1と同じコーティング処理を施こし全
熱交換素子とした。
比較例1 バルブ100%からηる多孔質基材を湿式抄造法で製造
し、これを未処理のまま(目付100g/#/、厚さ0
.18酎)用いて、その表面に実施例1と同じコーティ
ング処理を雄とし全熱交換素子とした、 実施例 5 粗孔質基材としてバルブ60g/#/と直径7μ投さ1
0#lηのガラス繊維10g/ゴとからなる混抄層を形
BY シ、上層として酢酸セルロース繊維50%とバル
ブ50係とからなる層を形成する様に、2層抄合せ法に
て多孔質基材を製造し一外、この上層部にトリエチレン
グリコールジアセテートをスブV−塗布し、130°C
の加熱ロールにて処理1し、酢〜(?セルロース繊維を
フィルム化させた。
この基材の目付け1 n n g/ nfであり、厚さ
け眠18屑1シであった。
このものの表面に実施例1と同じコーティング処理を施
こし全熱交換素子とした。
実加1例6 実h8i例5と同じ粗孔質基材の上に、バルブ30%と
平均粒符2μの水酸化アルミニウム70係とからなる上
層緻密層を、同様にして2層抄合せ法にて形成させ、目
付と厚さも実施例5と同一に調整した多孔質基材を製造
したやこのものの表面に実施例1と同じコーティング処
理を施こし全熱交換素子とした、 実施例 7 実施例5と同じ粗孔質基材の上に、バルブ80チとセビ
オライト20チとからなる上層緻密層を同じく2〜抄合
せ法によp形成させ、目付も厚さも実施例5と同一にな
る様にして多孔質基材を製造した。
このものの表面に実施例]と同じコーティング処理を施
こし全熱交換素子とした。
実施例 8 実施例5と同じ粗孔質基材の上に、バルブ90%とマイ
クロフィブリッドセルロース10チとからなる上層緻密
層を同じく2層抄合せ法により形成させ、日付けと厚さ
も実施例5と同−KfXる様にして多孔質基材を製造し
た。
このものの表面[丈旌例1と同じコーティング処理をし
、全熱交換素子とした。
実加1例 9 湿式抄造法にて、バルブ80g/nfとガラス繊維20
g/dとからなり、サイズ度300秒、目付1 nn(
x、/〆、厚さQ、2mgの粗孔質基材を製造した、 コノものの表面に、水酸化アルミニウム95チとポリビ
ニルアルコ−/L/F1%とからなる混合液を10g/
n/の付着量となる様にサイズプレス処理して緻密性上
層部を形股させた。
このものに実施例1と同じコーティング処理を施とし全
熱交換効率とした、 実施例 10 実施例9と同じ粗孔質基材の上に、ポリビニルアルコー
ルの水溶液を、付着量が固形分で3g/〆となる様にコ
ーティング処理(ブVコーティング)して緻密性上層部
を形成させた。
このものに実施例1と同じコーティング処理を施こして
全熱交換素子とした。
比較例 ? 実施例9と同じ粗孔質基材の上にポリビニルアルコ−/
L/8(1%と塩化リチウム20係を配合した水溶液を
、付着量が固形分で6g/n/となる様にコーティング
処理して全熱交換素子とした。
実施例 11 実施例9と同じ粗孔W基材の上に、モンモリロナイト9
5チとポリビニルアルコ−/v5%、!:を配合した水
溶液を、固形分付着量が8g/n/となる様にコーティ
ング処理(プVコーティング)して、緻密性上層部を形
成させた、このものの表面に実M倒1と同じコーティン
グ処理を施とし全熱交換素子とした、 以上の実施例]−11及び比較例によって得たシート状
の各全熱交換素子を使用して下記の如きパイプ式全熱交
換器を製作した、 すなわち、各シートをスパイラル状に巻いて−(の接H
部をエチレン酢酢ビニル樹脂で接着して内径611m長
ざ1mのパイプを多数作成し、このバイツブ50木A5
酊間隔に並べて両端にマウスピースを取付け、これを1
0段に5 mmの間隔で積層し合計500本のパイプか
らなる全熱交換器を製作した。
これらのパイプ式全熱交換器を使用して、パイプ内にR
Hfi5%・32°Cの外気を通し、パイプ外周にRH
4(1%・25°Cの室内空気を通1−で、対向流式に
全牲交換略せ/ζ、これらの全熱交換効率及び伏酸ガス
移行率を測定したところ下記の表のD[lき結果が得ら
ね、た。
なお、各々の透気度は2次処理のコーティングをする前
の各々多孔質基材のイ16を示している、又、耐水接着
性は各々パイプだけを5分間水中に浸漬して、剥離しな
かったものを○印、剥離したものをX印として示した。
この表より本発明全熱交換素子はいずれもすぐれ、た全
熱交換効率と耐水接着性及びガスバリヤ−性を有し、基
材表面に皮膜が形成されており、有を慟溶剤による高分
子溶液を片いてもその浸透防出性が非常にすぐわている
ことが判るのである、 なお、この表より全体が−N状態となってbる緻密性基
梢よりも上層のみに緻密性層を有する2層構造の方が全
熱交換効率においてやや勝っていることが判断される。
従って素子の保型性や強度を特に必要とする場合は全体
に助密な基材を、全熱交換効率を特に必要とする焦合は
表面のみ緻デな基材を選べば良いのである、比較例1の
バルブ100%だけのものでは炭酸ガス移行性が大きく
ガスバリヤ−性に著るしく劣るものとなっており、比較
例2の水溶性物質のみ△コーティングでガスバリヤ−性
を出そうとすると耐水接着性が縣くなるのである。
ハ 発明の効果 以上、詳細に説明した様に本発明は非水溶性の親水性高
分子を多孔lu基材の表面に塗布したものであり、従来
、この様な有機溶剤による高分子溶液ではその浸透性が
大きいため多孔質基材上に皮膜化することは困難であっ
たという点を、その多孔質基材の緻密化により解決した
ものであり、したがってその製造工程において大巾なス
ピードアップが達成され、安価な全熱交換素子を提供で
きるものであり、しかもこの全熱交換素子の全熱交換効
率や耐水接着性、ガスバリヤ−性が非常にすぐれている
、など全熱交換素子として曲者な効果を奏するものであ
る、特許出願人 日本バイリーン株式会社 (他1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、透気度が20秒/100cc以上となる緻密性に形
    成した多孔質基材の上に非水溶性の 親水性高分子を塗布してなることを特徴と する全熱交換素子。 2、機密性を得る手段として、多孔質基材中に粒子径5
    μ以下の粉末を混合した特許請 求の範囲第1項記載の全熱交換素子。 3、緻密性を得る手段として、平均繊維径1μ以下の親
    水性繊維を混合した特許請求の範 囲第1項記載の全熱交換素子。 4、親水性繊維がマイクロフィブリットセルロースであ
    る特許請求の範囲第3項記載の 全熱交換素子。 5、親水性繊維がホルマイト系鉱物である特許請求の範
    囲第3項記載の全熱交換素子。 6、緻密性を得る手段として、多孔質基材を加圧又は加
    圧加熱処理した特許請求の範囲第1項記載の全熱交換素
    子。 7、透気度が3秒/100cc以下の粗孔質基材の表面
    部に緻密化処理を施こし全体の透気度が10秒/100
    cc以上となる様に形成した多孔質基材の上に非水溶性
    の親水性高分子を塗布してなることを特徴とする全熱交
    換素子。 8、緻密化処理の手段として、フィルム形成能を有する
    親水性繊維を粗孔質基材の表面に配し、適度にフィルム
    化させた特許請求の範囲第7項記載の全熱交換素子。 9、緻密化処理の手段として、粒子径5μ以下の粉末を
    配してなる特許請求の範囲第7項記載の全熱交換素子。 10、粉末を配する手段としてサイズプレス法を用いた
    特許請求の範囲第9項記載の全熱交換素子。 11、緻密化処理の手段として、平均繊維径1μ以下の
    親水性繊維を配してなる特許請求の範囲第7項記載の全
    熱交換素子。 12、緻密化処理の手段として、プレコーティングを施
    してなる特許請求の範囲第7項記載の全熱交換素子。 13、プレコーティング剤が親水性高分子である特許請
    求の範囲第12項記載の全熱交換素子。 14、プレコーティング剤が粘土鉱物である特許請求の
    範囲第12項記載の全熱交換素子。
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