JPH11108041A - 自在継手装置およびその製造方法 - Google Patents

自在継手装置およびその製造方法

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JPH11108041A
JPH11108041A JP27075297A JP27075297A JPH11108041A JP H11108041 A JPH11108041 A JP H11108041A JP 27075297 A JP27075297 A JP 27075297A JP 27075297 A JP27075297 A JP 27075297A JP H11108041 A JPH11108041 A JP H11108041A
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Kazumasa Suzuki
計雅 鈴木
Toshiro Kurusu
俊郎 来栖
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Ishikawa Tekko KK
Toyota Motor Corp
Somic Ishikawa KK
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Ishikawa Tekko KK
Toyota Motor Corp
Somic Ishikawa KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で容易にソケットを組み付けでき
る自在継手装置を提供する。 【解決手段】 鋼板の一面に圧印加工により略円形の凹
部を形成する。凹部に中心が略一致し、縁に舌片部33,
33を内方に突設させて挿入孔をプレス加工にて打ち抜
き、バーリング加工にて保持部32を形成してリンク部3
を形成する。ソケット5の内室12内に球頭部21を摺動可
能に収容し、ソケット5の開口部10から軸部22を導出さ
せてボールスタッド6を組み付ける。ソケット5をリン
ク部3の保持部32内に舌片部33,33の凹部35による肉薄
側と反対側からソケット5の径小側の底面部11側より圧
入する。圧入の際、舌片部33,33が一面側に弾性変形
し、舌片部33,33の先端部をソケット5の溝部14に係止
させて嵌挿し、組み付ける。圧入力を低減でき、ソケッ
ト5を損傷なく容易に組み付けできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球頭部を摺動可能
に収容するハウジングをリンク部に取り付けた自在継手
装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自在継手装置としては、
例えば実開昭55−130924号公報に記載の構成が
知られている。
【0003】この実開昭55−130924号公報に記
載の自在継手装置は、ボールスタッドの球頭部を摺動可
能に収容し外周面に周方向に沿った環状溝部を設けたソ
ケットを、板状のリンクの端部に設けられ先端部が内方
に曲げられて等分割にスリットが切り欠き形成された鍵
状部を有した取付穴円筒部の内周側に圧入し、鍵状部の
先端部をソケットの環状溝部に係合させて抜け止めし
て、ソケットをリンクに保持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭55−130924号公報に記載の自在継手装置に
おいて、ソケットが嵌挿する取付穴円筒部はソケットが
がたつきなく保持されるために剛性を強く形成する必要
があるが、ソケットを抜け止めする鍵状部は取付穴円筒
部の先端部を内側に曲げて設けるために剛性が強く、ソ
ケットを圧入する際に大きな力が必要となり、装置が大
型化するとともに、ソケットを鍵状部の先端部分にて損
傷するおそれがある。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、簡単な構造で容易にソケットが組み付けられる自在
継手装置およびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自在継手
装置は、一端に球頭部を有した軸部を備えたボールスタ
ッドと、前記球頭部を摺動可能に収容し外周面に周方向
に沿って凹溝状に溝部を設けたソケットと、このソケッ
トが嵌挿される挿入孔、および、この挿入孔の縁に内方
に向けて突設され、前記ソケットが前記挿入孔に嵌挿さ
れた際に弾性変形して先端が前記溝部に係合して前記ソ
ケットを保持する少なくとも先端部が肉薄に形成された
複数の舌片部を備えたリンク部とを具備したものであ
る。
【0007】そして、ボールスタッドの軸部の一端に設
けた球頭部を摺動可能に収容し外周面に周方向に沿って
凹溝状の溝部を設けたソケットを、リンク部の挿入孔の
縁に内方に向けて突出した先端部が少なくとも肉薄の舌
片部を弾性変形しつつ挿入孔に嵌挿し、ソケットの溝部
に舌片部を係止させて抜け止めし、リンク部に保持す
る。このため、ソケットをリンク部の挿入孔に舌片部を
弾性変形しつつ挿入する際の圧入力が低減し、舌片部の
先端部にてソケットが損傷することなく、容易にソケッ
トが組み付けられ、製造性が向上する。
【0008】請求項2記載の自在継手装置の製造方法
は、一端に球頭部を有した軸部を備えたボールスタッド
と、前記球頭部を摺動可能に収容し外周面に周方向に沿
って凹溝状に溝部を設けたソケットと、このソケットが
嵌挿される挿入孔およびこの挿入孔の内周縁に内方に向
けて突設され先端部が前記溝部に係合して前記ソケット
を保持する複数の舌片部を備えたリンク部とを備えた自
在継手装置の製造方法において、前記リンク部は、鋼板
の少なくとも一面に凹部を圧印加工し、この凹部が圧印
加工された前記鋼板を前記凹部の中心に中心が略一致し
て縁に内方に向けて前記舌片部を突設して挿入孔をプレ
ス加工し、前記ボールスタッドの球頭部を収容したソケ
ットを、前記舌片部を弾性変形させつつ前記挿入孔に嵌
挿して前記溝部に前記舌片部の先端を係合して保持する
ものである。
【0009】そして、ボールスタッドの軸部の一端に設
けた球頭部を摺動可能に収容し外周面に周方向に沿って
凹溝状の溝部を設けたソケットを、あらかじめ鋼板の少
なくとも一面に圧印加工にて形成した凹部の中心に中心
を略一致して縁に内方に向けて舌片部を突設させて挿入
孔をプレス加工したリンク部の少なくとも先端部が肉薄
の舌片部を弾性変形しつつ挿入孔に嵌挿し、ソケットの
溝部に舌片部を係止させて抜け止めし、リンク部に保持
する。このため、少なくとも先端部が肉薄な舌片部を有
したリンク部が容易に形成され、ソケットをリンク部の
挿入孔に舌片部を弾性変形しつつ挿入する際の圧入力が
低減し、舌片部の先端部にてソケットが損傷することな
く、容易にソケットが組み付けられ、製造性が向上す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自在継手装置の実
施の一形態を図面を参照して説明する。
【0011】図1において、1は自在継手装置本体で、
この自在継手装置本体1は、例えば図示しない自動車の
車高センサアームとサスペンションを繋ぐリンク機構な
どに用いられる。そして、この自在継手装置本体1は、
ボールジョイント2と、このボールジョイント2を一端
部に取り付けるリンク部3とを備えている。
【0012】そして、ボールジョイント2は、合成樹脂
製の有底略円筒状のソケット5と、金属製のボールスタ
ッド6とを備えている。
【0013】そして、ソケット5は、例えばポリアセタ
ール樹脂などの良好なベアリング特性を有する高摺動性
で耐荷重性の高い高剛性および高弾性の硬質の合成樹脂
製で、開口部10を有し、この開口部10と対向する位置に
底面部11を有する内室12が形成され、有底略円筒状に形
成されている。また、ソケット5の開口部10側である一
端部外周面には、周方向に沿ってフランジ状に鍔部13が
設けられている。さらに、ソケット5の外周面には、周
方向沿って凹溝状の溝部14が設けられている。なお、こ
の溝部14は、底面部11側が径小となるように傾斜する第
1嵌挿面15とこの第1の嵌挿面15に連続し開口部10側に
位置する略円筒状の第2嵌挿面16を有し、ソケット5が
底面部11側に従って径小となるようになっている。そし
て、この溝部14には、底面部11側の縁に第1段差部17が
設けられ、開口部10側に曲面状の第2段差部18が設けら
れている。
【0014】また、ボールスタッド6は、球状の球頭部
21に連続して軸部22が一体に形成され、この軸部22の先
端部の外周には、雄ねじ23が形成されている。そして、
軸部22の外周面には、球頭部21と軸部22との間には、フ
ランジ状に突出するフランジ部24が突設されている。
【0015】そして、このボールスタッド6は、球頭部
21がソケット5の内室12内に摺動自在に収容されて組み
付けられている。
【0016】さらに、ボールジョイント2には、ゴムや
合成樹脂などの弾性変形可能な略円筒状のダストカバー
25が取り付けられている。このダストカバー25は、一端
がボールスタッド6のフランジ部24の基端部に当接する
ように軸部22に嵌合され、他端がソケット5の鍔部13の
基端部に当接するようにソケット5の外周面に嵌合して
係合し取り付けられている。
【0017】一方、リンク部3は、例えば鋼板31が板金
プレスなどにて打ち抜き形成された略板状で、ソケット
5の溝部14の第2嵌挿面16に嵌合する一面側に突出して
略円筒状に形成された保持部32を一体形成している。そ
して、この保持部32の先端縁には、同方向に突出しソケ
ット5の溝部14の第1嵌挿面15に嵌合して先端部が第1
段差部17に係止される複数の舌片部33,33が突設されて
いる。また、舌片部33,33は、先端側が基端側より肉薄
に形成されている。なお、舌片部33の全体を肉薄に形成
してもよい。
【0018】そして、リンク部3の保持部32の内周面側
にソケット5の溝部14が嵌挿されて保持され、一体的に
組み付けられて自在継手装置本体1が構成されている。
なお、ダストカバー25のソケット5に嵌合する端部は、
ソケット5の鍔部13とリンク部3との間に嵌合するよう
に位置決めされる。
【0019】次に、上記自在継手装置本体1の組み立て
動作を説明する。
【0020】まず、図3および図4に示すように、鋼板
31の一面の一端部の所定位置に例えば圧印加工により略
円形の凹部35を形成する。そして、図2に示すように、
凹部35の中心に中心が略一致し、内周縁に中心に向けて
舌片部33,33が突出するように挿入孔36を例えばプレス
加工にて打ち抜き加工する。さらに、図2中のDで示す
位置、すなわちソケット5の溝部14の第2嵌挿面16の位
置する径寸法と略同寸法の内径となる略円筒状の保持部
32を例えばバーリング加工により形成してリンク部3を
形成する。
【0021】なお、保持部32は、舌片部33,33の凹部35
により肉薄加工された側と反対側から加圧されてこの肉
薄加工された側が外方に向くように形成される。そし
て、挿入孔36は、保持部32の形成によりソケット5の溝
部14の第2嵌挿面16の位置する径寸法と略同寸法に広が
り保持部32の内周縁となる。また、挿入孔36の形成によ
り打ち残った舌片部33,33は、保持部32の突出方向に向
けて、かつ、内方に向けて斜めに傾斜して突出するよう
に屈曲される。そして、これら舌片部33,33の先端側
は、凹部35が位置する部分に対応して肉薄に形成され
る。
【0022】一方、あらかじめソケット5の内室12内に
球頭部21を摺動可能に収容し、ソケット5の開口部10か
ら軸部22が導出するようにボールスタッド6とソケット
5を組み付けておく。そして、このボールスタッド6を
組み付けたソケット5を、リンク部3の保持部32の内周
側である挿入孔36内に、保持部32および舌片部33,33が
突出する側と反対側からソケット5の底面部11側より圧
入する。この圧入により、ソケット5の底面部11にて舌
片部33,33が広がるように外方に弾性変形される。そし
て、舌片部33,33の先端部がソケット5の溝部14の第1
段差部17に係止するまでソケット5を挿入する。この状
態で、舌片部33,33の先端部がソケット5の溝部14の第
1段差部17に係止され、保持部32の基端部縁がソケット
5の溝部14の第2段差部18に係止されてソケット5がリ
ンク部3に圧入嵌挿されて保持され、自在継手装置本体
1が組み付けられる。
【0023】上記実施の形態によれば、ボールスタッド
6の軸部22の一端に設けた球頭部21を摺動可能に収容し
外周面に周方向に沿って凹溝状の溝部14を設けたソケッ
ト5を、リンク部3の挿入孔36の内周縁に内方に向けて
突出した先端部が少なくとも肉薄の舌片部33,33を弾性
変形しつつ挿入孔36に嵌挿し、ソケット5の溝部14の第
1段差部17に舌片部33,33の先端を係止させて抜け止め
し、リンク部3に保持する。このため、肉薄の舌片部3
3,33は弾性変形が容易となり、ソケット5をリンク部
3の挿入孔36に舌片部33,33を弾性変形しつつ挿入する
際の圧入力を低減でき、組付装置を小型化できるととも
に、圧入力の低減により舌片部33,33の先端部にてソケ
ット5が損傷することなく、容易にソケット5を組み付
けでき、製造性を向上できる。
【0024】また、リンク部3を鋼板31の一面に圧印加
工にて凹部35を設け、同心状に内周縁に内方に向けて舌
片部33,33が突出するように挿入孔36をプレス加工して
形成した後、バーリング加工するため、少なくとも先端
部が肉薄な舌片部33,33を有したリンク部3を容易に形
成でき、製造性を向上できる。
【0025】さらに、溝部14を挿入側となる底面部11側
に傾斜する第1嵌挿面15を設けてソケット5の挿入側が
径小となるように形成したため、ソケット5の挿入孔36
への圧入の際の舌片部33,33の弾性変形が容易となり、
製造性を向上できる。
【0026】そして、凹部35の形成にて肉薄に形成され
た舌片部33,33の肉薄側と反対側の面からソケット5を
圧入するため、凹部35の圧印加工により仮にバリなどが
生じていても、このバリによりソケット5が圧入時に傷
付くなどの損傷を防止できる。
【0027】なお、上記実施の形態において、自動車の
部品に限らず、いずれの自在継手装置に用いてもよい。
【0028】また、挿入孔36を拡径するように広げつつ
ソケット5を圧入して保持部32を形成して説明したが、
例えば挿入孔36の径寸法をソケット5の溝部14の径寸法
と略同寸法に形成し、保持部32を設けず舌片部33,33の
みを屈曲してリンク部を形成し、この舌片部を弾性変形
しつつ挿入して保持させる構成としても同様の効果が得
られる。
【0029】そして、舌片部33,33を肉薄に形成する際
に、鋼板31の一面側に凹部35を設けて説明したが、鋼板
31の両面に凹部35を設けて肉薄に形成するなどしてもよ
い。
【0030】さらに、リンク部3の形成は、圧印加工や
プレス加工に限られず、いずれの加工方法でもよい。
【0031】次に、本発明の他の実施の形態を図5およ
び図6を参照して説明する。
【0032】この図5および図6に示す実施の形態は、
上記図1ないし図4に示す実施の形態の鋼板31に凹部35
を形成する前に鋼板31に例えば略円形の逃げ孔39を中心
が凹部35の中心と略一致する位置に設けたものである。
【0033】この図5および図6に示す実施の形態によ
れば、凹部35の圧印加工の際に、余肉部分が凹部35に逃
げる状態となり、圧印加工時の加工圧が低減するととも
に、凹部35の周縁に余肉部分がバリとなることを防止で
き、窪み性が向上する。
【0034】なお、逃げ孔39は、略円形に限らず、角形
などいずれの形状でもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の自在継手装置によれば、
ボールスタッドの球頭部を摺動可能に収容し外周面に周
方向に沿って凹溝状の溝部を設けたソケットを、リンク
部の挿入孔の縁に内方に向けて突出した先端部が少なく
とも肉薄の舌片部を弾性変形しつつ挿入孔に嵌挿し、ソ
ケットの溝部に舌片部を係止させて抜け止めして保持す
るため、ソケットをリンク部の挿入孔に舌片部を弾性変
形しつつ挿入する際の圧入力を低減でき、舌片部の先端
部にてソケットを損傷することなく、容易にソケットを
組み付けでき、製造性を向上できる。
【0036】請求項2記載の自在継手装置の製造方法に
よれば、ボールスタッドの球頭部を摺動可能に収容し外
周面に周方向に沿って凹溝状の溝部を設けたソケット
を、あらかじめ鋼板の少なくとも一面に圧印加工にて形
成した凹部の中心に中心を略一致して縁に内方に向けて
舌片部を突設させて挿入孔をプレス加工したリンク部の
少なくとも先端部が肉薄の舌片部を弾性変形しつつ挿入
孔に嵌挿し、ソケットの溝部に舌片部を係止させて抜け
止めして保持するため、少なくとも先端部が肉薄な舌片
部を有したリンク部を容易に形成でき、ソケットをリン
ク部の挿入孔に舌片部を弾性変形しつつ挿入する際の圧
入力を低減でき、舌片部の先端部にてソケットを損傷す
ることなく、容易にソケットを組み付けでき、製造性を
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自在継手装置の実施の一形態を示す一
部を切り欠いた側面図である。
【図2】リンク部を示す平面図である。
【図3】同上リンク部を形成する際の鋼板に凹部を圧印
加工した状態を示す平面図である。
【図4】同上断面図である。
【図5】本発明の自在継手装置の実施の一形態を示すリ
ンク部を形成する際の鋼板に凹部を圧印加工した状態を
示す平面図である。
【図6】同上断面図である。
【符号の説明】
1 自在継手装置本体 3 リンク部 5 ソケット 6 ボールスタッド 14 溝部 21 球頭部 22 軸部 33 舌片部 35 凹部 36 挿入孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に球頭部を有した軸部を備えたボー
    ルスタッドと、 前記球頭部を摺動可能に収容し外周面に周方向に沿って
    凹溝状に溝部を設けたソケットと、 このソケットが嵌挿される挿入孔、および、この挿入孔
    の縁に内方に向けて突設され、前記ソケットが前記挿入
    孔に嵌挿された際に弾性変形して先端が前記溝部に係合
    して前記ソケットを保持する少なくとも先端部が肉薄に
    形成された複数の舌片部を備えたリンク部とを具備した
    ことを特徴とする自在継手装置。
  2. 【請求項2】 一端に球頭部を有した軸部を備えたボー
    ルスタッドと、前記球頭部を摺動可能に収容し外周面に
    周方向に沿って凹溝状に溝部を設けたソケットと、この
    ソケットが嵌挿される挿入孔およびこの挿入孔の内周縁
    に内方に向けて突設され先端部が前記溝部に係合して前
    記ソケットを保持する複数の舌片部を備えたリンク部と
    を備えた自在継手装置の製造方法において、 前記リンク部は、鋼板の少なくとも一面に凹部を圧印加
    工し、 この凹部が圧印加工された前記鋼板を前記凹部の中心に
    中心が略一致して縁に内方に向けて前記舌片部を突設し
    て挿入孔をプレス加工し、 前記ボールスタッドの球頭部を収容したソケットを、前
    記舌片部を弾性変形させつつ前記挿入孔に嵌挿して前記
    溝部に前記舌片部の先端を係合して保持することを特徴
    とする自在継手装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020080184A (ko) * 2001-04-12 2002-10-23 이연우 작동구조물의 지지 힌지장치

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KR20020080184A (ko) * 2001-04-12 2002-10-23 이연우 작동구조물의 지지 힌지장치

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