JPH11107635A - 改装サッシ - Google Patents
改装サッシInfo
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- JPH11107635A JPH11107635A JP26600497A JP26600497A JPH11107635A JP H11107635 A JPH11107635 A JP H11107635A JP 26600497 A JP26600497 A JP 26600497A JP 26600497 A JP26600497 A JP 26600497A JP H11107635 A JPH11107635 A JP H11107635A
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- window
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 開口部の断熱性能を向上できる改装サッシを
提供すること。 【解決手段】 改装サッシ1は、建物の開口部Aに取り
付けられる支持枠10と、支持枠10内に取り付けられ
る窓枠20とを備える。支持枠10の支持上枠11、支
持下枠12、支持縦枠は、それぞれアルミなどの非鉄金
属製の室外部材11A〜12A,21A〜22Aおよび
室内部材11B〜12B,21B〜22Bと、これらの
室内外部材を連結する断熱部材11C〜12C,21C
〜22Cとを備えて構成する。建物の開口部Aに固定さ
れる支持枠10に断熱部材を介在させたので、支持枠に
おける室外部材および室内部材間での熱伝導を遮断で
き、支持枠部分での断熱性能が確保される。このため、
従来の改装サッシに比べて開口部Aの断熱性能を向上で
きる。
提供すること。 【解決手段】 改装サッシ1は、建物の開口部Aに取り
付けられる支持枠10と、支持枠10内に取り付けられ
る窓枠20とを備える。支持枠10の支持上枠11、支
持下枠12、支持縦枠は、それぞれアルミなどの非鉄金
属製の室外部材11A〜12A,21A〜22Aおよび
室内部材11B〜12B,21B〜22Bと、これらの
室内外部材を連結する断熱部材11C〜12C,21C
〜22Cとを備えて構成する。建物の開口部Aに固定さ
れる支持枠10に断熱部材を介在させたので、支持枠に
おける室外部材および室内部材間での熱伝導を遮断で
き、支持枠部分での断熱性能が確保される。このため、
従来の改装サッシに比べて開口部Aの断熱性能を向上で
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、改装に好適な改装
サッシに係り、引き違い窓、辷り出し窓、片引き窓、開
き窓、FIX窓、上げ下げ窓、内開き窓、外開き窓等の
各種窓に用いられる改装サッシに関する。
サッシに係り、引き違い窓、辷り出し窓、片引き窓、開
き窓、FIX窓、上げ下げ窓、内開き窓、外開き窓等の
各種窓に用いられる改装サッシに関する。
【0002】
【背景技術】従来より、建物の改装や部屋の用途変更に
ともない、建物の開口部に設けられているサッシの種類
を変更(例えば、引き違い窓から辷り出し窓等への変
更)する場合や、窓枠の破損や老朽化にともなってサッ
シを取り替える場合、あるいは窓の開閉時の音鳴りや勝
手違いによる不便さを解消するためにサッシを取り替え
る場合などには、建物の躯体に直に取り付けられている
窓枠を建物の開口部周りの内外装を一部壊して取り外す
必要があった。しかしながら、サッシを取り替える際に
開口部周りの内外装を壊すと、大掛かりな作業となって
コストがかかるため、特に窓枠の破損や老朽化および音
鳴りに対しては、補修等のメンテナンスのみで対応する
ことが多い。
ともない、建物の開口部に設けられているサッシの種類
を変更(例えば、引き違い窓から辷り出し窓等への変
更)する場合や、窓枠の破損や老朽化にともなってサッ
シを取り替える場合、あるいは窓の開閉時の音鳴りや勝
手違いによる不便さを解消するためにサッシを取り替え
る場合などには、建物の躯体に直に取り付けられている
窓枠を建物の開口部周りの内外装を一部壊して取り外す
必要があった。しかしながら、サッシを取り替える際に
開口部周りの内外装を壊すと、大掛かりな作業となって
コストがかかるため、特に窓枠の破損や老朽化および音
鳴りに対しては、補修等のメンテナンスのみで対応する
ことが多い。
【0003】このため、内外装を壊さずに交換できるサ
ッシが求められており、このような交換可能なサッシと
して、実開昭51−96237号公報、実開昭63−1
46086号公報、および特開平8−128268号公
報に記載された技術が提案されている。これらの従来の
サッシは、建物の開口部に枠体を固定しておき、この枠
体に窓枠を室外側から当接させてビス止めしており、窓
枠の取り付けや取り外しをその枠体に対して行うこと
で、開口部周りの内外装を壊さずに窓枠を交換できるよ
うに構成されている。
ッシが求められており、このような交換可能なサッシと
して、実開昭51−96237号公報、実開昭63−1
46086号公報、および特開平8−128268号公
報に記載された技術が提案されている。これらの従来の
サッシは、建物の開口部に枠体を固定しておき、この枠
体に窓枠を室外側から当接させてビス止めしており、窓
枠の取り付けや取り外しをその枠体に対して行うこと
で、開口部周りの内外装を壊さずに窓枠を交換できるよ
うに構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の建物
においては、快適な生活空間を形成し、かつ冷暖房に使
用するエネルギーを減少させて省エネルギー化をはかる
ために、外壁や建具等における断熱性能が重視されてい
る。しかし、前記従来の交換可能なサッシでは、断熱性
能の向上に関しては何ら考慮されておらず、特に、建物
の開口部に固定された枠体がアルミ等で構成されている
ため、仮に窓枠や障子を断熱性能の高いものに交換して
も、枠体を通して室外側および室内側間の熱伝導が発生
し、開口部の断熱性能を向上できないという問題があっ
た。
においては、快適な生活空間を形成し、かつ冷暖房に使
用するエネルギーを減少させて省エネルギー化をはかる
ために、外壁や建具等における断熱性能が重視されてい
る。しかし、前記従来の交換可能なサッシでは、断熱性
能の向上に関しては何ら考慮されておらず、特に、建物
の開口部に固定された枠体がアルミ等で構成されている
ため、仮に窓枠や障子を断熱性能の高いものに交換して
も、枠体を通して室外側および室内側間の熱伝導が発生
し、開口部の断熱性能を向上できないという問題があっ
た。
【0005】本発明の目的は、開口部の断熱性能を向上
できる改装サッシを提供することにある。
できる改装サッシを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の改装サッシは、
建物の開口部に取り付けられて開口部周りの外壁材を見
切る支持枠と、この支持枠内に着脱自在に取り付けられ
る窓枠とを備え、前記支持枠は、非鉄金属製の室内部材
および室外部材と、これらの室内外部材を連結する断熱
部材とを有して構成したものである。
建物の開口部に取り付けられて開口部周りの外壁材を見
切る支持枠と、この支持枠内に着脱自在に取り付けられ
る窓枠とを備え、前記支持枠は、非鉄金属製の室内部材
および室外部材と、これらの室内外部材を連結する断熱
部材とを有して構成したものである。
【0007】このような改装サッシにおいては、建物の
開口部に取り付けられて交換できない支持枠に断熱部材
を介在させたので、支持枠における室外部材および室内
部材間での熱伝導を遮断でき、支持枠部分での断熱性能
が確保される。このため、支持枠内に組み込まれる窓枠
や障子が一般的なサッシであっても、支持枠部分が断熱
性能を有するため、従来の改装サッシに比べて断熱性能
を向上でき、さらに、支持枠内に組み込まれる窓枠や障
子を断熱部材を有するものや断熱材で構成された断熱性
能の高いもので構成すれば、開口部の断熱性能を非常に
向上できる。また、前記支持枠によって開口部周りの外
壁材を見切っているため、支持枠に対して窓枠を着脱す
る際に、外壁材を破壊する必要が無く、改装作業を容易
に行うことができる。
開口部に取り付けられて交換できない支持枠に断熱部材
を介在させたので、支持枠における室外部材および室内
部材間での熱伝導を遮断でき、支持枠部分での断熱性能
が確保される。このため、支持枠内に組み込まれる窓枠
や障子が一般的なサッシであっても、支持枠部分が断熱
性能を有するため、従来の改装サッシに比べて断熱性能
を向上でき、さらに、支持枠内に組み込まれる窓枠や障
子を断熱部材を有するものや断熱材で構成された断熱性
能の高いもので構成すれば、開口部の断熱性能を非常に
向上できる。また、前記支持枠によって開口部周りの外
壁材を見切っているため、支持枠に対して窓枠を着脱す
る際に、外壁材を破壊する必要が無く、改装作業を容易
に行うことができる。
【0008】そして、前記窓枠は、非鉄金属製の室内部
材および室外部材と、これらの室内外部材を連結する断
熱部材とから構成され、前記窓枠および支持枠の各断熱
材は、室内外方向の位置がほぼ揃えられていることが望
ましい。このように、支持枠内に取り付けられる窓枠も
断熱材が介在された断熱性能の高いもので構成すれば、
開口部の断熱性能をより向上できる。その上、支持枠お
よび窓枠に介在された各断熱材の室内外位置が揃えられ
ていれば、支持枠および窓枠の断熱ラインが一致し、支
持枠および窓枠での断熱性能を確実に確保することがで
きる。
材および室外部材と、これらの室内外部材を連結する断
熱部材とから構成され、前記窓枠および支持枠の各断熱
材は、室内外方向の位置がほぼ揃えられていることが望
ましい。このように、支持枠内に取り付けられる窓枠も
断熱材が介在された断熱性能の高いもので構成すれば、
開口部の断熱性能をより向上できる。その上、支持枠お
よび窓枠に介在された各断熱材の室内外位置が揃えられ
ていれば、支持枠および窓枠の断熱ラインが一致し、支
持枠および窓枠での断熱性能を確実に確保することがで
きる。
【0009】この際、前記窓枠の室外部材は前記支持枠
の室外部材に接続され、前記窓枠の室内部材は前記支持
枠の室内部材に接続されていることが望ましい。窓枠を
支持枠に接続する際に、窓枠および支持枠の室外部材同
士、室内部材同士を接続すれば、断熱材の室外側と室内
側との熱伝導を確実に遮断できて、かつ窓枠に加わる荷
重も確実に支持枠から建物躯体側に伝達できる。
の室外部材に接続され、前記窓枠の室内部材は前記支持
枠の室内部材に接続されていることが望ましい。窓枠を
支持枠に接続する際に、窓枠および支持枠の室外部材同
士、室内部材同士を接続すれば、断熱材の室外側と室内
側との熱伝導を確実に遮断できて、かつ窓枠に加わる荷
重も確実に支持枠から建物躯体側に伝達できる。
【0010】また、前記窓枠としては、断熱材、例えば
ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)等の合成樹脂などで構成
されているものでもよい。窓枠全体が断熱部材で構成さ
れていれば、サッシ窓の断熱性能をより一層向上するこ
とができ、かつ支持枠の室内部材に窓枠を介して熱伝達
が生じることがないため、支持枠における断熱性能も確
実に確保できる。
ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)等の合成樹脂などで構成
されているものでもよい。窓枠全体が断熱部材で構成さ
れていれば、サッシ窓の断熱性能をより一層向上するこ
とができ、かつ支持枠の室内部材に窓枠を介して熱伝達
が生じることがないため、支持枠における断熱性能も確
実に確保できる。
【0011】さらに、前記窓枠は、非鉄金属製の枠材で
構成され、前記支持枠の室内部材に対しては断熱部材を
介して接続されていてもよい。窓枠として、アルミ等の
非鉄金属製の枠材からなる一般的なサッシを用いれば、
コストを低減できる。その上、非鉄金属製の窓枠は、支
持枠の室内部材に対しては断熱部材を介して接続される
ため、窓枠および支持枠の室内部材間で熱伝達が起こら
ず、支持枠の断熱性能を確保できる。
構成され、前記支持枠の室内部材に対しては断熱部材を
介して接続されていてもよい。窓枠として、アルミ等の
非鉄金属製の枠材からなる一般的なサッシを用いれば、
コストを低減できる。その上、非鉄金属製の窓枠は、支
持枠の室内部材に対しては断熱部材を介して接続される
ため、窓枠および支持枠の室内部材間で熱伝達が起こら
ず、支持枠の断熱性能を確保できる。
【0012】
〔第1実施形態〕以下、本発明の第1実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る改装サッ
シである引き違い窓1を示す縦断面図、図2は、引き違
い窓1の横断面図である。
基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る改装サッ
シである引き違い窓1を示す縦断面図、図2は、引き違
い窓1の横断面図である。
【0013】引き違い窓1は、室内外方向(見込み方
向)の略半分が建物の開口部Aから室外側に突出した半
外付けタイプであり、開口部Aに取り付けられた支持枠
10と、この支持枠10内に配置された窓枠20と、窓
枠20内に配置された一対の障子30とで構成されてい
る。
向)の略半分が建物の開口部Aから室外側に突出した半
外付けタイプであり、開口部Aに取り付けられた支持枠
10と、この支持枠10内に配置された窓枠20と、窓
枠20内に配置された一対の障子30とで構成されてい
る。
【0014】支持枠10は、支持上枠11、支持下枠1
2、および左右の支持縦枠13を枠組みして構成されて
いる。各枠11,12,13は、それぞれ非鉄金属であ
るアルミ製の室外部材11A,12A,13Aと、アル
ミ製の室内部材11B,12B,13Bと、これらの室
外部材11A,12A,13Aおよび室内部材11B,
12B,13Bをそれぞれ連結するウレタン樹脂製の断
熱部材11C,15,13Cとで構成されている。
2、および左右の支持縦枠13を枠組みして構成されて
いる。各枠11,12,13は、それぞれ非鉄金属であ
るアルミ製の室外部材11A,12A,13Aと、アル
ミ製の室内部材11B,12B,13Bと、これらの室
外部材11A,12A,13Aおよび室内部材11B,
12B,13Bをそれぞれ連結するウレタン樹脂製の断
熱部材11C,15,13Cとで構成されている。
【0015】なお、これらの各枠11,12,13は、
樹脂注入方式で製造されている。すなわち、前記室外部
材11A,12A,13Aおよび室内部材11B,12
B,13Bは、それぞれアルミの押出成形によって一体
成形されており、この一体成形された各枠11,12,
13の凹状のウレタン注入ポケットにウレタン樹脂を注
入して硬化させた後に、前記室外部材11A,12A,
13Aおよび室内部材11B,12B,13Bの連結部
をカッター等で切断して分離することで枠11,12,
13を製造している。そして、各断熱部材11C,1
5,13Cは、各枠11,12,13を枠組みすること
で互いに当接され、支持枠10に四周連続する断熱ライ
ンを形成している。
樹脂注入方式で製造されている。すなわち、前記室外部
材11A,12A,13Aおよび室内部材11B,12
B,13Bは、それぞれアルミの押出成形によって一体
成形されており、この一体成形された各枠11,12,
13の凹状のウレタン注入ポケットにウレタン樹脂を注
入して硬化させた後に、前記室外部材11A,12A,
13Aおよび室内部材11B,12B,13Bの連結部
をカッター等で切断して分離することで枠11,12,
13を製造している。そして、各断熱部材11C,1
5,13Cは、各枠11,12,13を枠組みすること
で互いに当接され、支持枠10に四周連続する断熱ライ
ンを形成している。
【0016】この際、ウレタン注入ポケットの内面は、
プライマー処理、ショット処理、コロナ放電処理等が施
されてアルミ製の室外部材11A,12A,13Aおよ
び室内部材11B,12B,13Bとウレタン樹脂製の
断熱部材11C,15,13Cとの接着力(食い付き)
が向上されており、かつ各室外部材11A,12A,1
3Aおよび室内部材11B,12B,13Bには断熱部
材11C,15,13C内にくい込む突起が形成されて
断熱材11C,15,13Cの両側を嵌合保持するよう
に構成されている。これにより、断熱部材11C,1
5,13Cの各室外部材11A,12A,13Aおよび
室内部材11B,12B,13Bに対する連結力が強ま
り、断熱部材11C,15,13Cを各枠11,12,
13で1本としても十分な連結強度が得られる。
プライマー処理、ショット処理、コロナ放電処理等が施
されてアルミ製の室外部材11A,12A,13Aおよ
び室内部材11B,12B,13Bとウレタン樹脂製の
断熱部材11C,15,13Cとの接着力(食い付き)
が向上されており、かつ各室外部材11A,12A,1
3Aおよび室内部材11B,12B,13Bには断熱部
材11C,15,13C内にくい込む突起が形成されて
断熱材11C,15,13Cの両側を嵌合保持するよう
に構成されている。これにより、断熱部材11C,1
5,13Cの各室外部材11A,12A,13Aおよび
室内部材11B,12B,13Bに対する連結力が強ま
り、断熱部材11C,15,13Cを各枠11,12,
13で1本としても十分な連結強度が得られる。
【0017】このような各枠11〜13の室外部材11
A,12A,13Aは、その取付片11D,12D,1
3DをまぐさB、窓台D、柱Fに室外側から釘打ちする
ことで固定されている。また、各枠11〜13の室内部
材11B,12B,13Bは、まぐさB、窓台D、柱F
に窓の開口部A内面からねじ込まれるビスによって固定
されている。さらに、各室内部材11B,12B,13
Bの室内側の立ち上がり部11E,12E,13Eは、
図示しない額縁、膳板、縦額縁にそれぞれビス止めされ
ている。
A,12A,13Aは、その取付片11D,12D,1
3DをまぐさB、窓台D、柱Fに室外側から釘打ちする
ことで固定されている。また、各枠11〜13の室内部
材11B,12B,13Bは、まぐさB、窓台D、柱F
に窓の開口部A内面からねじ込まれるビスによって固定
されている。さらに、各室内部材11B,12B,13
Bの室内側の立ち上がり部11E,12E,13Eは、
図示しない額縁、膳板、縦額縁にそれぞれビス止めされ
ている。
【0018】支持下枠12の室外部材12Aには、支持
下枠12の長手方向に沿って連続して凹溝状に形成され
た係合用凹部15が形成されている。また、支持縦枠1
3の開口部内面側には、断熱性を有する板状の位置決め
部材16が、室外部材13Aおよび室内部材13Bに跨
って取り付けられている。
下枠12の長手方向に沿って連続して凹溝状に形成され
た係合用凹部15が形成されている。また、支持縦枠1
3の開口部内面側には、断熱性を有する板状の位置決め
部材16が、室外部材13Aおよび室内部材13Bに跨
って取り付けられている。
【0019】窓枠20は、窓上枠21、窓下枠22、お
よび左右の窓縦枠23で構成されている。各枠21,2
2,23は、それぞれ非鉄金属であるアルミ製の室外部
材21A,22A,23Aと、アルミ製の室内部材21
B,22B,23Bと、これらの室外部材21A,22
A,23Aおよび室内部材21B,22B,23Bをそ
れぞれ連結するウレタン樹脂製の断熱部材21C,22
C,23Cとで構成されている。なお、これらの各枠2
1,22,23も、前記支持枠10の各枠11,12,
13と同様に樹脂注入方式で製造され、各断熱部材21
C,22C,23Cは、各枠21,22,23を枠組み
することで互いに当接されて、窓枠20に四周連続する
断熱ラインを形成している。
よび左右の窓縦枠23で構成されている。各枠21,2
2,23は、それぞれ非鉄金属であるアルミ製の室外部
材21A,22A,23Aと、アルミ製の室内部材21
B,22B,23Bと、これらの室外部材21A,22
A,23Aおよび室内部材21B,22B,23Bをそ
れぞれ連結するウレタン樹脂製の断熱部材21C,22
C,23Cとで構成されている。なお、これらの各枠2
1,22,23も、前記支持枠10の各枠11,12,
13と同様に樹脂注入方式で製造され、各断熱部材21
C,22C,23Cは、各枠21,22,23を枠組み
することで互いに当接されて、窓枠20に四周連続する
断熱ラインを形成している。
【0020】窓上枠21の室外部材21Aは、支持上枠
11の室外部材11Aにビス止めされる取付片21D
と、下方に延出した二条の上側ガイドレール25とを備
えている。また、窓上枠21の室内部材21Bには、支
持上枠11の立ち上がり部11Eに密着されるシール材
24が保持されている。
11の室外部材11Aにビス止めされる取付片21D
と、下方に延出した二条の上側ガイドレール25とを備
えている。また、窓上枠21の室内部材21Bには、支
持上枠11の立ち上がり部11Eに密着されるシール材
24が保持されている。
【0021】窓下枠22の室外部材22Aは、前記支持
下枠12の係合用凹部15に係合される係合用凸部26
と、支持下枠12の室外部材12Aに載置される支持片
22Fと、上方に延出した2条の下側ガイドレール27
とを備えている。また、窓下枠22の室内部材22Bに
は、支持下枠12の立ち上がり部12Eに密着されるシ
ール材24が保持され、支持下枠12の室内部材12B
に載置される支持片22Gが設けられている。なお、前
記シール材24は立ち上がり部12Eのビスホール部上
に載置されている。
下枠12の係合用凹部15に係合される係合用凸部26
と、支持下枠12の室外部材12Aに載置される支持片
22Fと、上方に延出した2条の下側ガイドレール27
とを備えている。また、窓下枠22の室内部材22Bに
は、支持下枠12の立ち上がり部12Eに密着されるシ
ール材24が保持され、支持下枠12の室内部材12B
に載置される支持片22Gが設けられている。なお、前
記シール材24は立ち上がり部12Eのビスホール部上
に載置されている。
【0022】係合用凸部26は、窓下枠22から斜め下
方に突出された突片により構成され、その係合用凸部2
6の室内側(断熱部材22C側)には、ピース状のスペ
ーサ部材28が複数取り付けられている。
方に突出された突片により構成され、その係合用凸部2
6の室内側(断熱部材22C側)には、ピース状のスペ
ーサ部材28が複数取り付けられている。
【0023】窓縦枠23の室外部材23Aは、図2に示
すように、ピース状のスペーサ部材29と、支持縦枠1
3と接触するヒレ状のシール材24がはめ込まれてい
る。また、窓縦枠23の室内部材23Bは、支持縦枠1
3の室内部材13Bにビス止めされるとともに、支持縦
枠13の立上り部13Eに室外側から密着されるシール
材24が保持されている。
すように、ピース状のスペーサ部材29と、支持縦枠1
3と接触するヒレ状のシール材24がはめ込まれてい
る。また、窓縦枠23の室内部材23Bは、支持縦枠1
3の室内部材13Bにビス止めされるとともに、支持縦
枠13の立上り部13Eに室外側から密着されるシール
材24が保持されている。
【0024】そして、支持縦枠13の位置決め部材16
と、窓縦枠23のスペーサ部材29とは互いに対向する
位置に取り付けられている。位置決め部材16の室外側
は傾斜面とされており、窓枠20を支持枠10内に取り
付ける際に前記スペーサ部材29が位置決め部材16に
沿って移動することで窓枠20の支持枠10に対する左
右方向の位置合わせが行われるようになっている。
と、窓縦枠23のスペーサ部材29とは互いに対向する
位置に取り付けられている。位置決め部材16の室外側
は傾斜面とされており、窓枠20を支持枠10内に取り
付ける際に前記スペーサ部材29が位置決め部材16に
沿って移動することで窓枠20の支持枠10に対する左
右方向の位置合わせが行われるようになっている。
【0025】障子30は、上框31、下框32、および
左右の竪框33を四周枠組みして形成された框枠34
と、框枠34内にはめ込まれた複層ガラス35とで構成
されており、窓枠20に設けられた上側ガイドレール2
5および下側ガイドレール27間に係合され、下框32
に取り付けられた戸車36によって下側ガイドレール2
7上を摺動する。
左右の竪框33を四周枠組みして形成された框枠34
と、框枠34内にはめ込まれた複層ガラス35とで構成
されており、窓枠20に設けられた上側ガイドレール2
5および下側ガイドレール27間に係合され、下框32
に取り付けられた戸車36によって下側ガイドレール2
7上を摺動する。
【0026】各框31〜33は、それぞれアルミ製の室
外部材31A〜33Aと、アルミ製の室内部材31B〜
33Bと、これらの室外部材31A〜33Aおよび室内
部材31B〜33Bを連結するウレタン樹脂製の断熱部
材31C〜33Cとで構成されている。
外部材31A〜33Aと、アルミ製の室内部材31B〜
33Bと、これらの室外部材31A〜33Aおよび室内
部材31B〜33Bを連結するウレタン樹脂製の断熱部
材31C〜33Cとで構成されている。
【0027】なお、支持上枠11および窓上枠21に
は、窓上枠21を固定するビスを隠すためにカバー材4
0が取り付けられている。また、前記支持枠10の周囲
には、モルタル、サイディング、ALC等からなる外壁
材50が隣接配置されている。この外壁材50と支持枠
10との間には、バックアップ材およびシーリング材が
充填されて防水処理されている。これにより、外壁材5
0の端縁は、支持枠10で見切られている。
は、窓上枠21を固定するビスを隠すためにカバー材4
0が取り付けられている。また、前記支持枠10の周囲
には、モルタル、サイディング、ALC等からなる外壁
材50が隣接配置されている。この外壁材50と支持枠
10との間には、バックアップ材およびシーリング材が
充填されて防水処理されている。これにより、外壁材5
0の端縁は、支持枠10で見切られている。
【0028】このような本実施形態においては、以下の
ようにして引き違い窓1を建物の開口部Aに取り付け
る。先ず、開口部Aに支持枠10を釘、ビスで固定す
る。次いで、窓枠20をクレーン等で吊ったり持ち上げ
る等して支持枠10内に入れ込んで配置する。この際、
支持枠10に対する上下位置は、窓下枠22が支持下枠
12上に載置されることで設定され、左右位置は、窓縦
枠23のスペーサ部材29が支持縦枠13の位置決め部
材16にガイドされることで設定される。そして、窓枠
20をビスで支持枠10に固定し、最後に、障子30を
窓枠20内に配置する。
ようにして引き違い窓1を建物の開口部Aに取り付け
る。先ず、開口部Aに支持枠10を釘、ビスで固定す
る。次いで、窓枠20をクレーン等で吊ったり持ち上げ
る等して支持枠10内に入れ込んで配置する。この際、
支持枠10に対する上下位置は、窓下枠22が支持下枠
12上に載置されることで設定され、左右位置は、窓縦
枠23のスペーサ部材29が支持縦枠13の位置決め部
材16にガイドされることで設定される。そして、窓枠
20をビスで支持枠10に固定し、最後に、障子30を
窓枠20内に配置する。
【0029】また、建物の改装等により窓枠20を取り
替える場合には、障子30を取り外した後、ビスを外し
て窓枠20を取り外し、この後、新たな窓枠を前述した
手順で支持枠10内に配置すればよく、支持枠10を開
口部Aから取り外す必要はない。
替える場合には、障子30を取り外した後、ビスを外し
て窓枠20を取り外し、この後、新たな窓枠を前述した
手順で支持枠10内に配置すればよく、支持枠10を開
口部Aから取り外す必要はない。
【0030】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。 1)支持枠10を構成する各枠材11〜13を、断熱部
材11C〜13Cが介在された断熱性を有する枠材で構
成しているので、支持枠10における断熱性能を向上す
ることができる。このため、支持枠10における結露の
発生等を押さえることができるとともに、施工後には交
換できない支持枠10に断熱性能の高いものを用いてい
るので、前記実施形態のように、断熱性能の高い窓枠2
0や障子30を適宜用いることで開口部Aの断熱性能を
容易に高めることができる。
うな効果がある。 1)支持枠10を構成する各枠材11〜13を、断熱部
材11C〜13Cが介在された断熱性を有する枠材で構
成しているので、支持枠10における断熱性能を向上す
ることができる。このため、支持枠10における結露の
発生等を押さえることができるとともに、施工後には交
換できない支持枠10に断熱性能の高いものを用いてい
るので、前記実施形態のように、断熱性能の高い窓枠2
0や障子30を適宜用いることで開口部Aの断熱性能を
容易に高めることができる。
【0031】2)支持枠10の断熱部材11C〜13C
と、窓枠20の断熱部材21C〜23Cとの室内外方向
の位置がほぼ一致し、支持枠10および窓枠20の断熱
ラインがほぼ重なるため、支持枠10および窓枠20で
室外部材と室内部材とを確実に区画でき、断熱性能をよ
り一層向上することができる。
と、窓枠20の断熱部材21C〜23Cとの室内外方向
の位置がほぼ一致し、支持枠10および窓枠20の断熱
ラインがほぼ重なるため、支持枠10および窓枠20で
室外部材と室内部材とを確実に区画でき、断熱性能をよ
り一層向上することができる。
【0032】3)窓枠20の室外部材21A〜23A
は、支持枠10の室外部材11A〜13Aに接続され、
窓枠20の室内部材21B〜23Bは、支持枠10の室
内部材11B〜13Bに接続されているので、各室外部
材11A〜13A,21A〜23Aおよび室内部材11
B〜13B,21B〜23B間での熱伝導が発生せず、
断熱性能に優れた窓枠20および支持枠10を形成する
ことができる。
は、支持枠10の室外部材11A〜13Aに接続され、
窓枠20の室内部材21B〜23Bは、支持枠10の室
内部材11B〜13Bに接続されているので、各室外部
材11A〜13A,21A〜23Aおよび室内部材11
B〜13B,21B〜23B間での熱伝導が発生せず、
断熱性能に優れた窓枠20および支持枠10を形成する
ことができる。
【0033】4)支持縦枠13に、断熱性を有する部材
で構成された位置決め部材53を設けたので、室内外部
材13A,13B間で熱伝達が生じることを防止でき、
かつ窓枠20の左右位置を容易にかつ正確に設定するこ
とができる。
で構成された位置決め部材53を設けたので、室内外部
材13A,13B間で熱伝達が生じることを防止でき、
かつ窓枠20の左右位置を容易にかつ正確に設定するこ
とができる。
【0034】5)障子30にも断熱部材31C〜33C
が介在されているので、障子30における断熱性能も確
保できる。特に、室内側の障子(内障子)30の断熱部
材31C〜33Cは、窓枠20の断熱部材21C〜23
Cと室内外方向の位置がほぼ一致しているので、窓枠2
0と内障子30との断熱ラインが一致してサッシ窓にお
ける断熱性能をより一層向上することができる。
が介在されているので、障子30における断熱性能も確
保できる。特に、室内側の障子(内障子)30の断熱部
材31C〜33Cは、窓枠20の断熱部材21C〜23
Cと室内外方向の位置がほぼ一致しているので、窓枠2
0と内障子30との断熱ラインが一致してサッシ窓にお
ける断熱性能をより一層向上することができる。
【0035】6)窓枠20においては、四周連続する断
熱部材21C〜23Cをレール25,26よりも室内側
の位置に設けているので、各レール25,26は室外部
材21A,22Aに設けられ、各レール25,26が外
気に触れて冷やされても、その温度が室内部材21B,
22Bに伝達されることを防止でき、断熱性能をより向
上させることができる。
熱部材21C〜23Cをレール25,26よりも室内側
の位置に設けているので、各レール25,26は室外部
材21A,22Aに設けられ、各レール25,26が外
気に触れて冷やされても、その温度が室内部材21B,
22Bに伝達されることを防止でき、断熱性能をより向
上させることができる。
【0036】7)支持枠10が断熱性能を有しているの
で、当初は窓枠や障子に断熱部材が設けられていない一
般サッシを用いていた場合でも、後から断熱部材を備え
た窓枠20や障子30に交換することで、サッシ窓つま
り建物開口部の断熱性能を容易に向上することができ
る。
で、当初は窓枠や障子に断熱部材が設けられていない一
般サッシを用いていた場合でも、後から断熱部材を備え
た窓枠20や障子30に交換することで、サッシ窓つま
り建物開口部の断熱性能を容易に向上することができ
る。
【0037】8)引き違い窓1では、支持枠10の支持
下枠12と窓枠20の窓下枠22とがそれぞれの係合用
凹部15と係合用凸部26とで互いに係合されているた
め、窓枠20を支持枠10から外れ難くできる。従っ
て、作業者は窓枠20を支持枠10にビス止めする際に
窓枠20を押さえる必要がなく、作業者の負担を軽減で
き、窓枠20の取付作業も容易に行えうことができる。
また、反対に、建物の改装等に伴って支持枠10から窓
枠20を取り外す場合にも、同様に取外し作業を容易に
行うことができる。
下枠12と窓枠20の窓下枠22とがそれぞれの係合用
凹部15と係合用凸部26とで互いに係合されているた
め、窓枠20を支持枠10から外れ難くできる。従っ
て、作業者は窓枠20を支持枠10にビス止めする際に
窓枠20を押さえる必要がなく、作業者の負担を軽減で
き、窓枠20の取付作業も容易に行えうことができる。
また、反対に、建物の改装等に伴って支持枠10から窓
枠20を取り外す場合にも、同様に取外し作業を容易に
行うことができる。
【0038】9)窓枠20の係合用凸部26と、支持枠
10の係合用凹部15とが係止されているので、窓枠2
0を取り付けた後において、窓枠20に風圧が作用して
も良好に対抗することができ、耐風圧性能を向上させる
ことができる。
10の係合用凹部15とが係止されているので、窓枠2
0を取り付けた後において、窓枠20に風圧が作用して
も良好に対抗することができ、耐風圧性能を向上させる
ことができる。
【0039】10)支持枠10の係合用凹部15および窓
枠20の係合用凸部26は、長手方向に連続して設けら
れているため、これらの係合用凹部15および係合用凸
部26を支持下枠12および窓下枠22の押出成形と同
時に容易に形成でき、製造コストの上昇も抑えることが
できる。
枠20の係合用凸部26は、長手方向に連続して設けら
れているため、これらの係合用凹部15および係合用凸
部26を支持下枠12および窓下枠22の押出成形と同
時に容易に形成でき、製造コストの上昇も抑えることが
できる。
【0040】11)窓枠20の係合用凸部26を支持上枠
11に載置させてから窓枠20を移動して設置できるの
で、作業者が窓枠20を持ち上げて移動する必要が無
く、作業性を向上することができる。
11に載置させてから窓枠20を移動して設置できるの
で、作業者が窓枠20を持ち上げて移動する必要が無
く、作業性を向上することができる。
【0041】12)係合用凸部26の室外面が傾斜面とさ
れているので、係合用凸部26を係合用凹部15内に落
とし込む際に、窓枠20を斜め下方に徐々に移動するこ
とができる。このため、支持上枠11に載置した後、窓
枠20を室内側に移動することで容易にかつスムーズに
移動することができ、係合用凸部26が係合用凹部15
内に落下して衝突することもなく、窓枠20の破損など
も確実に防止できる。
れているので、係合用凸部26を係合用凹部15内に落
とし込む際に、窓枠20を斜め下方に徐々に移動するこ
とができる。このため、支持上枠11に載置した後、窓
枠20を室内側に移動することで容易にかつスムーズに
移動することができ、係合用凸部26が係合用凹部15
内に落下して衝突することもなく、窓枠20の破損など
も確実に防止できる。
【0042】13)窓枠20に設けられたシール材24
は、窓枠20を入れ込む方向(室外側から室内側に向か
う方向)に向かって設けられて、支持枠10に対向する
向きで配置されているため、窓枠20を支持枠10内に
入れ込むことでシール材24を支持枠10に確実に密着
でき、良好なシール性を得ることができる。
は、窓枠20を入れ込む方向(室外側から室内側に向か
う方向)に向かって設けられて、支持枠10に対向する
向きで配置されているため、窓枠20を支持枠10内に
入れ込むことでシール材24を支持枠10に確実に密着
でき、良好なシール性を得ることができる。
【0043】14)窓枠20の支持枠10への固定は、す
べて見付け方向に沿ったビス25,26で行われるた
め、ビス止め作業を室内側から容易に行うことができ
る。
べて見付け方向に沿ったビス25,26で行われるた
め、ビス止め作業を室内側から容易に行うことができ
る。
【0044】15)窓枠20は支持枠10に固定されてい
る構造であり、建物の外壁材50は支持枠10で見切ら
れているため、建物の改装や窓の種類を変更するために
窓枠20を外す場合には、支持枠10から取り外せばよ
く、開口部A周りを壊す必要がない。従って、窓枠20
の取り替え工事を簡単かつ安価に行える。
る構造であり、建物の外壁材50は支持枠10で見切ら
れているため、建物の改装や窓の種類を変更するために
窓枠20を外す場合には、支持枠10から取り外せばよ
く、開口部A周りを壊す必要がない。従って、窓枠20
の取り替え工事を簡単かつ安価に行える。
【0045】16)窓下枠22の支持片22F、22G
が、断熱部材22Cに近接して設けられているので、断
熱部材22C部分に加わる荷重を各支持片22F,22
Gで受けることができ、断熱部材22Cに応力が加わる
ことを防止できる。
が、断熱部材22Cに近接して設けられているので、断
熱部材22C部分に加わる荷重を各支持片22F,22
Gで受けることができ、断熱部材22Cに応力が加わる
ことを防止できる。
【0046】〔第2実施形態〕図3、図4には、本発明
の第2実施形態に係る改装サッシである縦辷り出し窓2
が示されている。縦辷り出し窓2は、前記第1実施形態
と同じ支持枠10を備えた半外付けタイプであり、支持
枠10内の窓枠20と、窓枠20内の障子30とを含ん
で構成されている。なお、以下の説明では、支持枠10
を含む第1実施形態と同じ構成部材には同一符号を付
し、それらの説明を省略または簡略化する。また、図示
しないが外壁材は前記第1実施形態と同様に設けられ
る。
の第2実施形態に係る改装サッシである縦辷り出し窓2
が示されている。縦辷り出し窓2は、前記第1実施形態
と同じ支持枠10を備えた半外付けタイプであり、支持
枠10内の窓枠20と、窓枠20内の障子30とを含ん
で構成されている。なお、以下の説明では、支持枠10
を含む第1実施形態と同じ構成部材には同一符号を付
し、それらの説明を省略または簡略化する。また、図示
しないが外壁材は前記第1実施形態と同様に設けられ
る。
【0047】支持枠10は、前記第1実施形態と同一の
ものであり、各枠11〜13は、アルミなどの非鉄金属
製の室外部材11A〜13Aおよび室内部材11B〜1
3Bと、これらの室内外部材をそれぞれ連結するウレタ
ン樹脂、塩化ビニル樹脂などの樹脂製の断熱部材11C
〜13Cとで構成されている。
ものであり、各枠11〜13は、アルミなどの非鉄金属
製の室外部材11A〜13Aおよび室内部材11B〜1
3Bと、これらの室内外部材をそれぞれ連結するウレタ
ン樹脂、塩化ビニル樹脂などの樹脂製の断熱部材11C
〜13Cとで構成されている。
【0048】窓枠20は、窓上枠21、窓下枠22、お
よび左右の窓縦枠23とで構成されている。これらの各
枠21,22,23は、窓枠20内に配置される縦辷り
出し窓2用の障子30に合わせて構成されているため、
前記第1実施形態とは形状が多少異なるが、基本的な構
成は前記第1実施形態と同様であり、それぞれ非鉄金属
であるアルミ製の室外部材21A,22A,23Aと、
アルミ製の室内部材21B,22B,23Bと、これら
の室外部材21A,22A,23Aおよび室内部材21
B,22B,23Bをそれぞれ連結するウレタン樹脂製
の断熱部材21C,22C,23Cとで構成されてい
る。
よび左右の窓縦枠23とで構成されている。これらの各
枠21,22,23は、窓枠20内に配置される縦辷り
出し窓2用の障子30に合わせて構成されているため、
前記第1実施形態とは形状が多少異なるが、基本的な構
成は前記第1実施形態と同様であり、それぞれ非鉄金属
であるアルミ製の室外部材21A,22A,23Aと、
アルミ製の室内部材21B,22B,23Bと、これら
の室外部材21A,22A,23Aおよび室内部材21
B,22B,23Bをそれぞれ連結するウレタン樹脂製
の断熱部材21C,22C,23Cとで構成されてい
る。
【0049】これらの窓枠20と支持枠10とは、各室
外部材11A〜13A,21A〜23A同士が接続さ
れ、各室内部材11B〜13B,21B〜23B同士が
接続されて、室外部材および室内部材間での熱伝導が発
生しないようにされている。また、窓下枠22の室外部
材22Aは、前記支持下枠12の係合用凹部15に係合
される係合用凸部26を備えている。
外部材11A〜13A,21A〜23A同士が接続さ
れ、各室内部材11B〜13B,21B〜23B同士が
接続されて、室外部材および室内部材間での熱伝導が発
生しないようにされている。また、窓下枠22の室外部
材22Aは、前記支持下枠12の係合用凹部15に係合
される係合用凸部26を備えている。
【0050】また、上枠21、下枠22の室内部材21
B,22Bには、障子30が当接される戸当たり部41
が一体に形成されている。また、窓縦枠23の室内部材
23Bには、室内外部材23A,23Bとは別体とさ
れ、横断面が略L字状に形成されたアルミやステンレス
製の戸当り材42がビスで固定されている。
B,22Bには、障子30が当接される戸当たり部41
が一体に形成されている。また、窓縦枠23の室内部材
23Bには、室内外部材23A,23Bとは別体とさ
れ、横断面が略L字状に形成されたアルミやステンレス
製の戸当り材42がビスで固定されている。
【0051】障子30は、上框31、下框32、および
左右の竪框33からなる框枠34と、框枠34内に配置
された複層ガラス35とで構成され、上框31と窓上枠
21との間および下框32と窓下枠22との間にそれぞ
れ配置されたステンレス製の辷り出しアーム(6バーヒ
ンジ)43により、窓枠20に対して開閉可能に設けら
れている。
左右の竪框33からなる框枠34と、框枠34内に配置
された複層ガラス35とで構成され、上框31と窓上枠
21との間および下框32と窓下枠22との間にそれぞ
れ配置されたステンレス製の辷り出しアーム(6バーヒ
ンジ)43により、窓枠20に対して開閉可能に設けら
れている。
【0052】これらの各框31〜33も、それぞれアル
ミ製の室外部材31A〜33Aと、アルミ製の室内部材
31B〜33Bと、これらの室外部材31A〜33Aお
よび室内部材31B〜33Bを連結するウレタン樹脂製
の断熱部材31C〜33Cとで構成されている。
ミ製の室外部材31A〜33Aと、アルミ製の室内部材
31B〜33Bと、これらの室外部材31A〜33Aお
よび室内部材31B〜33Bを連結するウレタン樹脂製
の断熱部材31C〜33Cとで構成されている。
【0053】そして、前記辷り出しアーム(6バーヒン
ジ)43は、窓枠20の室外部材21A,22Aに接続
されている。また、各枠21〜23には、それぞれ障子
30を閉じた際に、各框31〜33の室内部材31B〜
33Bおよび室外部材31A〜33Aに当接する気密材
44,45が保持されている。この気密材44,45
は、窓枠20の内周全体に渡って連続されており、これ
により窓枠20には室内外に離れた2本の気密ラインが
形成されている。
ジ)43は、窓枠20の室外部材21A,22Aに接続
されている。また、各枠21〜23には、それぞれ障子
30を閉じた際に、各框31〜33の室内部材31B〜
33Bおよび室外部材31A〜33Aに当接する気密材
44,45が保持されている。この気密材44,45
は、窓枠20の内周全体に渡って連続されており、これ
により窓枠20には室内外に離れた2本の気密ラインが
形成されている。
【0054】このような本実施形態においても、建物の
開口部Aに取り付けられている支持枠10内に窓枠20
を入れてその窓下枠22を支持枠10上の支持上枠11
上に載置し、さらに窓枠20を室内側に移動して係合用
凸部26が係合用凹部15内に係止されるように窓枠2
0を支持枠10内に落とし込むことで、縦辷り出し窓2
を取り付ける。また、窓枠20を取り替えるにあたって
は、支持枠10から窓枠20を取り外せばよく、支持枠
10を開口部Aから取り外す必要はない。
開口部Aに取り付けられている支持枠10内に窓枠20
を入れてその窓下枠22を支持枠10上の支持上枠11
上に載置し、さらに窓枠20を室内側に移動して係合用
凸部26が係合用凹部15内に係止されるように窓枠2
0を支持枠10内に落とし込むことで、縦辷り出し窓2
を取り付ける。また、窓枠20を取り替えるにあたって
は、支持枠10から窓枠20を取り外せばよく、支持枠
10を開口部Aから取り外す必要はない。
【0055】本実施形態によれば、支持枠10を断熱部
材11C〜13Cを有する枠材で構成したので、第1実
施形態で述べたように1)の効果を得ることができる。
また、他の同様な構成により、第1実施形態での2)〜
16)の効果も得ることができる。
材11C〜13Cを有する枠材で構成したので、第1実
施形態で述べたように1)の効果を得ることができる。
また、他の同様な構成により、第1実施形態での2)〜
16)の効果も得ることができる。
【0056】なお、本発明は、前記各実施形態に限定さ
れるものではない。すなわち、前記実施形態では、窓枠
20や障子30を断熱部材を有するものを用いていた
が、図5に示すように、窓枠や障子として断熱部材を備
えない非鉄金属製の一般的なサッシを用いてもよい。要
するに、本発明は、少なくとも支持枠10が断熱部材1
1C〜13Cを備えていればよく、窓枠20や障子30
は、そのサッシを取り付ける建物の立地地域、環境、窓
の設置位置等に合わせて断熱製を有するものなどを適宜
選択すればよい。
れるものではない。すなわち、前記実施形態では、窓枠
20や障子30を断熱部材を有するものを用いていた
が、図5に示すように、窓枠や障子として断熱部材を備
えない非鉄金属製の一般的なサッシを用いてもよい。要
するに、本発明は、少なくとも支持枠10が断熱部材1
1C〜13Cを備えていればよく、窓枠20や障子30
は、そのサッシを取り付ける建物の立地地域、環境、窓
の設置位置等に合わせて断熱製を有するものなどを適宜
選択すればよい。
【0057】なお、図5に示すように、断熱部材を有さ
ない窓枠20を用いる場合には、支持枠10の室内部材
11B〜13Bに、窓枠20の各枠21〜23が直接接
触しないように、例えばシール材24の一部が窓枠20
と支持枠10との間に介在されるようにすることなど
で、シール材24等の断熱部材を介して接触するように
構成することが好ましい。
ない窓枠20を用いる場合には、支持枠10の室内部材
11B〜13Bに、窓枠20の各枠21〜23が直接接
触しないように、例えばシール材24の一部が窓枠20
と支持枠10との間に介在されるようにすることなど
で、シール材24等の断熱部材を介して接触するように
構成することが好ましい。
【0058】また、支持枠10や窓枠20の構成として
は、前記各実施形態のものに限らない。例えば、図6,
7に示すように、支持枠10の内周側に、取付溝60を
形成し、窓枠20を支持枠10内に配置した際に、窓枠
20の内周側から取付ビス61を取付溝60内にねじ込
むことで窓枠20を支持枠10に着脱自在に取り付けて
もよい。
は、前記各実施形態のものに限らない。例えば、図6,
7に示すように、支持枠10の内周側に、取付溝60を
形成し、窓枠20を支持枠10内に配置した際に、窓枠
20の内周側から取付ビス61を取付溝60内にねじ込
むことで窓枠20を支持枠10に着脱自在に取り付けて
もよい。
【0059】また、前記窓枠20の室外側端部に、支持
枠10に圧着するパッキン(シール材)62を取り付け
て、支持枠10および窓枠20間の水密性を確保するよ
うにしてもよい。なお、支持下枠12の係合用凹部15
および支持下枠12下面等には、水抜き孔63を形成
し、仮にパッキン62を越えて雨水等が浸入しても水抜
き孔63から排水できるように構成することが望まし
い。
枠10に圧着するパッキン(シール材)62を取り付け
て、支持枠10および窓枠20間の水密性を確保するよ
うにしてもよい。なお、支持下枠12の係合用凹部15
および支持下枠12下面等には、水抜き孔63を形成
し、仮にパッキン62を越えて雨水等が浸入しても水抜
き孔63から排水できるように構成することが望まし
い。
【0060】さらに、支持枠10や窓枠20の構成とし
ては、図8,9に示すように、支持枠10に化粧額縁7
0を取付ビス71で固定し、この化粧額縁70および支
持枠10の室内部材11Bで窓枠20を挟持すること
で、窓枠20を支持枠10に着脱自在に取り付けてもよ
い。また、室外方向に開口した嵌合溝73を支持下枠1
2に形成し、この嵌合溝73に窓下枠22の嵌合凸部7
4を嵌合してもよい。このように嵌合溝73に嵌合凸部
74を嵌合すれば、特に支持下枠12、窓下枠22間の
係合を確実にでき、パッキン62も確実に支持下枠12
に圧着することができる。さらに、これらの嵌合溝7
3、嵌合凸部74の当接面をテーパ面とすれば、嵌合溝
73に嵌合凸部74を容易に嵌合でき、窓枠20の支持
枠10に対する位置合わせも容易に行える。
ては、図8,9に示すように、支持枠10に化粧額縁7
0を取付ビス71で固定し、この化粧額縁70および支
持枠10の室内部材11Bで窓枠20を挟持すること
で、窓枠20を支持枠10に着脱自在に取り付けてもよ
い。また、室外方向に開口した嵌合溝73を支持下枠1
2に形成し、この嵌合溝73に窓下枠22の嵌合凸部7
4を嵌合してもよい。このように嵌合溝73に嵌合凸部
74を嵌合すれば、特に支持下枠12、窓下枠22間の
係合を確実にでき、パッキン62も確実に支持下枠12
に圧着することができる。さらに、これらの嵌合溝7
3、嵌合凸部74の当接面をテーパ面とすれば、嵌合溝
73に嵌合凸部74を容易に嵌合でき、窓枠20の支持
枠10に対する位置合わせも容易に行える。
【0061】また、図9に示すように、窓縦枠23に
は、支持縦枠13側に突出されたフィン76を形成し、
このフィン76を支持縦枠13に当接することにより、
窓枠20の左右方向の位置決めを容易に行えるように構
成してもよい。
は、支持縦枠13側に突出されたフィン76を形成し、
このフィン76を支持縦枠13に当接することにより、
窓枠20の左右方向の位置決めを容易に行えるように構
成してもよい。
【0062】なお、図8,9においても、図示しないが
図6,7と同様の外壁材50が設けられている。また、
図6,7は、引違い窓1用であり、図8,9は縦辷り出
し窓2用の窓枠20、支持枠10であるが、これらを互
いに交換してもよい。
図6,7と同様の外壁材50が設けられている。また、
図6,7は、引違い窓1用であり、図8,9は縦辷り出
し窓2用の窓枠20、支持枠10であるが、これらを互
いに交換してもよい。
【0063】また、窓枠20や障子30としては、枠材
や框材がポリ塩化ビニル樹脂(PVC)等の合成樹脂な
ど、断熱材で形成されたものを用いてもよい。このよう
な断熱性の枠材、框材で構成された窓枠20や障子30
を用いれば、断熱性能をより一層向上することができる
利点がある。
や框材がポリ塩化ビニル樹脂(PVC)等の合成樹脂な
ど、断熱材で形成されたものを用いてもよい。このよう
な断熱性の枠材、框材で構成された窓枠20や障子30
を用いれば、断熱性能をより一層向上することができる
利点がある。
【0064】さらに、支持枠10、窓枠20、障子30
等で用いられる断熱部材11C〜13C、21C〜23
C、31C〜33Cは、前記実施形態のものに限らず、
例えば、室内外部材に対してかしめられて連結される合
成樹脂製の板状の断熱部材を用いて構成してもよい。
等で用いられる断熱部材11C〜13C、21C〜23
C、31C〜33Cは、前記実施形態のものに限らず、
例えば、室内外部材に対してかしめられて連結される合
成樹脂製の板状の断熱部材を用いて構成してもよい。
【0065】また、本発明の改装サッシは、引き違い窓
1や縦辷り出し窓2に限定されるものではなく、例え
ば、横辷り出し窓、片引き窓、開き窓、FIX窓、上げ
下げ窓、内開き窓、外開き窓等の各種平面窓や、これら
の窓種における出窓にも適用できる。特に、窓枠20の
外周形状を、支持枠10の内周側形状に合わせて形成す
れば、支持枠10を各種窓で共通化でき、例えば引違い
窓用の窓枠20を取り外して縦辷り出し窓などの他の種
類の窓枠20に交換することも可能であり、利用者の要
望に応じて自由に改装することができる。
1や縦辷り出し窓2に限定されるものではなく、例え
ば、横辷り出し窓、片引き窓、開き窓、FIX窓、上げ
下げ窓、内開き窓、外開き窓等の各種平面窓や、これら
の窓種における出窓にも適用できる。特に、窓枠20の
外周形状を、支持枠10の内周側形状に合わせて形成す
れば、支持枠10を各種窓で共通化でき、例えば引違い
窓用の窓枠20を取り外して縦辷り出し窓などの他の種
類の窓枠20に交換することも可能であり、利用者の要
望に応じて自由に改装することができる。
【0066】さらに、支持下枠12を含む支持枠10
は、窓が半外付け、内付け、外付けであるか、つまり支
持枠10の建物に対する室内外方向の取付位置によって
構造が変わるが、その取付位置が同じであれば同一の支
持枠10を用いることができ、半外付け、内付け、外付
けの3種類の支持枠10を形成するだけでよいので、支
持枠10の生産性を向上することができる。
は、窓が半外付け、内付け、外付けであるか、つまり支
持枠10の建物に対する室内外方向の取付位置によって
構造が変わるが、その取付位置が同じであれば同一の支
持枠10を用いることができ、半外付け、内付け、外付
けの3種類の支持枠10を形成するだけでよいので、支
持枠10の生産性を向上することができる。
【0067】同様に、窓枠20も、窓の種類が同じであ
れば、例えば引違い窓であれば、窓が半外付け、内付
け、外付けであるかを問わず同一の窓枠20を用いるこ
とができ、窓枠20の生産性も向上することができる。
つまり、支持枠10および窓枠20とを設けているの
で、建物の躯体側への取付構造の相違は支持枠10側が
吸収し、窓の種類による相違は窓枠20側で吸収できる
ので、支持枠10および窓枠20の種類を少なくでき、
生産性を向上することができる。そして、本発明の改装
サッシが取り付けられる建物としては、各種の建築方法
で建てられる住宅の他、ビル等であってもよい。
れば、例えば引違い窓であれば、窓が半外付け、内付
け、外付けであるかを問わず同一の窓枠20を用いるこ
とができ、窓枠20の生産性も向上することができる。
つまり、支持枠10および窓枠20とを設けているの
で、建物の躯体側への取付構造の相違は支持枠10側が
吸収し、窓の種類による相違は窓枠20側で吸収できる
ので、支持枠10および窓枠20の種類を少なくでき、
生産性を向上することができる。そして、本発明の改装
サッシが取り付けられる建物としては、各種の建築方法
で建てられる住宅の他、ビル等であってもよい。
【0068】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
支持枠の各枠材を、非鉄金属製の室内部材および室外部
材と、これらの室内外部材を連結する断熱部材とで構成
したので、支持枠における断熱性能を向上でき、よって
本発明の改装サッシが配置される建物開口部の断熱性能
を向上できるという効果がある。
支持枠の各枠材を、非鉄金属製の室内部材および室外部
材と、これらの室内外部材を連結する断熱部材とで構成
したので、支持枠における断熱性能を向上でき、よって
本発明の改装サッシが配置される建物開口部の断熱性能
を向上できるという効果がある。
【図1】本発明の第1実施形態に係る改装サッシを示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】第1実施形態の改装サッシを示す横断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2実施形態に係る改装サッシを示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図4】第2実施形態の改装サッシを示す横断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の変形例に係る改装サッシの窓下枠およ
び支持下枠を示す縦断面図である。
び支持下枠を示す縦断面図である。
【図6】本発明の他の変形例に係る改装サッシの窓枠お
よび支持枠を示す縦断面図である。
よび支持枠を示す縦断面図である。
【図7】図6に示す変形例に係る改装サッシの窓枠およ
び支持枠を示す横断面図である。
び支持枠を示す横断面図である。
【図8】本発明の他の変形例に係る改装サッシの窓枠お
よび支持枠を示す縦断面図である。
よび支持枠を示す縦断面図である。
【図9】図8に示す変形例に係る改装サッシの窓枠およ
び支持枠を示す横断面図である。
び支持枠を示す横断面図である。
1…改装サッシである引き違い窓、2…他の改装サッシ
である縦辷り出し窓、10…支持枠、11…支持上枠、
12…支持下枠、13…支持縦枠、15…係合用凹部、
20…窓枠、21…窓上枠、22…窓下枠、23…窓縦
枠、26…係合用凸部、30…障子、31…上框、32
…下框、33…竪框、11A〜13A,21A〜23
A,31A〜33A…室外部材、11B〜13B,21
B〜23B,31B〜33B…室内部材、11C〜13
C,21C〜23C,31C〜33C…断熱部材、A…
開口部。
である縦辷り出し窓、10…支持枠、11…支持上枠、
12…支持下枠、13…支持縦枠、15…係合用凹部、
20…窓枠、21…窓上枠、22…窓下枠、23…窓縦
枠、26…係合用凸部、30…障子、31…上框、32
…下框、33…竪框、11A〜13A,21A〜23
A,31A〜33A…室外部材、11B〜13B,21
B〜23B,31B〜33B…室内部材、11C〜13
C,21C〜23C,31C〜33C…断熱部材、A…
開口部。
Claims (5)
- 【請求項1】 建物の開口部に取り付けられて開口部周
りの外壁材を見切る支持枠と、この支持枠内に着脱自在
に取り付けられる窓枠とを備え、前記支持枠は、非鉄金
属製の室内部材および室外部材と、これらの室内外部材
を連結する断熱部材とを有して構成されている改装サッ
シ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の改装サッシにおいて、
前記窓枠は、非鉄金属製の室内部材および室外部材と、
これらの室内外部材を連結する断熱部材とから構成さ
れ、前記窓枠および支持枠の各断熱材は、室内外方向の
位置が揃えられている改装サッシ。 - 【請求項3】 請求項2に記載の改装サッシにおいて、
前記窓枠の室外部材は前記支持枠の室外部材に接続さ
れ、前記窓枠の室内部材は前記支持枠の室内部材に接続
されている改装サッシ。 - 【請求項4】 請求項1に記載の改装サッシにおいて、
前記窓枠は、断熱材で構成されている改装サッシ。 - 【請求項5】 請求項1に記載の改装サッシにおいて、
前記窓枠は、非鉄金属製の枠材で構成され、前記支持枠
の室内部材に対しては断熱部材を介して接続されている
改装サッシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26600497A JPH11107635A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 改装サッシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26600497A JPH11107635A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 改装サッシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11107635A true JPH11107635A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17425040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26600497A Pending JPH11107635A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 改装サッシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11107635A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014194113A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Ykk Ap株式会社 | 建具の交換方法及び建具 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26600497A patent/JPH11107635A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014194113A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Ykk Ap株式会社 | 建具の交換方法及び建具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010403 |