JPH1193525A - 改装サッシおよびその取付方法 - Google Patents

改装サッシおよびその取付方法

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JPH1193525A
JPH1193525A JP25212697A JP25212697A JPH1193525A JP H1193525 A JPH1193525 A JP H1193525A JP 25212697 A JP25212697 A JP 25212697A JP 25212697 A JP25212697 A JP 25212697A JP H1193525 A JPH1193525 A JP H1193525A
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JP
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frame
window
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window frame
support frame
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JP25212697A
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Inventor
Takafumi Fujii
貴文 藤井
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YKK AP Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓枠の取付作業を容易に行える改装サッシお
よびその取付方法を提供すること。 【解決手段】 改装サッシ1は、建物の開口部Aに取り
付けられる支持枠10と、支持枠10内に取り付けられ
る窓枠20とを備える。支持枠10の支持下枠12に係
合用凹部12Cを形成し、窓下枠22の係合用凸部22
Bを係合用凹部12Cに係合して窓枠20を支持枠10
に取り付ける。支持下枠12の係合用凹部12Cと窓下
枠22の係合用凸部22Bとが係合するため、窓枠20
が支持枠10から外れ難くなり、窓枠20を押さえずに
支持枠10にビス止め可能となり、作業者の負担が軽減
されて窓枠の取付作業が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、改装に好適な改装
サッシおよびその取付方法に係り、引き違い窓、辷り出
し窓、片引き窓、開き窓、FIX窓、上げ下げ窓、内開
き窓、外開き窓等の各種窓に用いられる改装サッシおよ
びその取付方法に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、建物の改装や部屋の用途変更に
ともない、建物の開口部に設けられているサッシの種類
を変更(例えば、引き違い窓から辷り出し窓等への変
更)する場合や、窓枠の破損や老朽化にともなってサッ
シを取り替える場合、あるいは窓の開閉時の音鳴りや勝
手違いによる不便さを解消するためにサッシを取り替え
る場合などには、建物の躯体に直に取り付けられている
窓枠を建物の開口部周りの内外装を一部壊して取り外す
必要があった。しかしながら、サッシを取り替える際に
開口部周りの内外装を壊すと、大掛かりな作業となって
コストがかかるため、特に窓枠の破損や老朽化および音
鳴りに対しては、補修等のメンテナンスのみで対応する
ことが多い。
【0003】このため、内外装を壊さずに交換できるサ
ッシが求められており、このような交換可能なサッシと
して、実開昭51−96237号公報、実開昭63−1
46086号公報、および特開平8−128268号公
報に記載された技術が提案されている。これらの従来の
サッシは、建物の開口部に枠体を固定しておき、この枠
体に窓枠を室外側から当接させてビス止めしており、窓
枠の取り付けや取り外しをその枠体に対して行うこと
で、開口部周りの内外装を壊さずに窓枠を交換できるよ
うに構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のサッシ
では、窓枠を枠体にビス止めする際、作業者が窓枠を押
さえながらビス止めしなければならず、作業性が良好と
はいえなかった。また、窓枠に加わる風圧をビス部分の
みで支持しなければならないため、ビスの締め付け箇所
を多くする必要があり、この点でも作業性が低下してい
た。
【0005】本発明の目的は、窓枠の取付作業を容易に
行える改装サッシおよびその取付方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の改装サッシは、
建物の開口部に取り付けられる支持枠と、この支持枠内
に取り付けられる窓枠とを備え、前記支持枠の支持下枠
および前記窓枠の窓下枠の一方には係合用凹部が形成さ
れ、他方には前記係合用凹部に係合する係合用凸部が形
成されていることを特徴とするものである。
【0007】このような本発明においては、支持下枠お
よび窓下枠の一方に形成された係合用凹部と他方に形成
された係合用凸部とを係合させるため、窓枠を支持枠に
取り付ける際に窓枠が支持枠から外れ難くなる。従っ
て、窓枠を押さえなくとも支持枠にビス止め可能とな
り、作業者の負担が軽減されて窓枠の取付作業が容易に
行われるようになる。また、支持枠および窓枠同士が係
合用凹部および係止用凸部で係合しているため、窓枠取
り付け後における耐風圧性能も向上する。従って、ビス
の取付箇所も少なくでき、この点でも作業性を向上でき
る。
【0008】そして、本発明の改装サッシでは、前記係
合用凸部は、前記係合用凹部の室外側の内面に当接され
ていることが望ましい。このような場合には、係合用凹
部と係合用凸部とが常時当接することで窓枠の耐風圧性
能を向上かつ維持できる。さらに、窓枠の室内面を支持
枠に当接させれば、窓枠の位置合わせも容易に行うこと
ができる。
【0009】この際、前記係合用凸部の室外面はサッシ
の見込み方向に対して傾斜されていることが好ましい。
係合用凸部の室外面がサッシの見込み方向に対して傾
斜、つまり、室外側から室内側に向かうに従って下降す
るように斜め下向きに傾斜されていれば、窓枠を支持枠
内に配置する際に、前記窓下枠の傾斜面を支持下枠の係
合用凹部に当接させながら窓枠を室内側に移動すると、
窓枠は前記傾斜面によって徐々に下降しながら移動して
係合用凸部が係合用凹部内に係止される位置まで配置さ
れる。従って、窓枠を支持枠上に載置したまま、移動さ
せることができ、作業者が窓枠を持ち上げて移動する必
要がないため、取付作業時の負担を軽減でき、作業性も
向上できる。
【0010】また、前記係合用凸部は中空形状であるこ
とが好ましい。係合用凸部としては、突出片状に形成さ
れたものでも良いが、中空形状に形成されていれば、そ
の剛性を高くすることができ、その係合用凸部で窓枠の
荷重を支持することもでき、窓下枠の変形も確実に防止
できるとともに、構造も簡易なため容易に製造すること
ができる。
【0011】さらに、前記係合用凸部は、前記窓枠を支
持する支持片を兼用させてもよい。このような場合に
は、窓枠が係合用凸部で確実に支持されるため、取付作
業中における窓枠の安定性がより一層向上する。なお、
係合用凸部を支持片として兼用させるには、窓下枠側に
係合用凸部を設ける場合には、その係合用凸部が支持下
枠上面に当接され、支持下枠側に係合用凸部を設ける場
合には、その係合用凸部が窓下枠下面に当接されるよう
に構成すればよい。
【0012】また、前記窓枠は、少なくとも窓縦枠が前
記支持枠に固定されていることで支持枠内に取り付けら
れていることが好ましい。本実施形態では、窓下枠は係
合用凹凸部で支持下枠に係合されているため、少なくと
も窓縦枠をビスなどで支持枠に固定すれば、窓枠の左右
および下側の三辺が支持枠に固定、係合され、窓枠を支
持枠に確実に取り付けることができる。
【0013】一方、本発明の改装サッシの取付方法は、
建物の開口部に取り付けられている支持枠内に窓枠を入
れ、この窓枠を下方に落とし込んで、前記窓枠の窓下枠
および支持枠の支持下枠の一方に設けられた係合用凸部
を、他方に設けられた係合用凹部に係合することを特徴
とするものである。この際、前記窓枠を支持枠内に入れ
た際に前記窓下枠を前記支持下枠上に載置し、そのまま
窓枠を室内側に移動させて前記窓枠の窓下枠および支持
枠の支持下枠の一方に設けられた係合用凸部を、他方に
設けられた係合用凹部に係合させて窓枠を支持枠内に落
とし込むことが好ましい。これらの取付方法によれば、
前述したように、窓枠の取付作業が容易に行われるよう
になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕以下、本発明の第1実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る改装サッ
シである引き違い窓1を示す縦断面図、図2は、引き違
い窓1の横断面図である。
【0015】引き違い窓1は、室内外方向(見込み方
向)の略半分が建物の開口部Aから室外側に突出した半
外付けタイプであり、開口部Aに取り付けられた支持枠
10と、この支持枠10内に配置された窓枠20と、窓
枠20内に配置された一対の障子30とで構成されてい
る。
【0016】支持枠10は、それぞれアルミ製の押出形
材からなる支持枠材である支持上枠11、支持下枠1
2、および左右の支持縦枠13を枠組みして構成されて
いる。
【0017】支持上枠11は、室内側の鉛直部分に設け
られたリップ溝11Bを備えており、このリップ溝11
Bにはシール材14がはめ込まれている。
【0018】このような支持上枠11は、外壁面に沿っ
て上方に延出した取付片11Cが外側からの釘15でま
ぐさBに固定され、室内外方向の略中央の水平部分が上
向きの木ねじ16でまぐさBに固定され、最も室内寄り
の水平部分がやはり上向きの木ねじ17で額縁Cに固定
されている。
【0019】支持下枠12は、室外側に設けられた一段
低い水平な第1受面部12Aと、室内外方向の略中央に
かつ支持下枠12の長手方向に沿って連続して凹溝状に
形成された係合用凹部12Cと、この係合用凹部12C
の室内側に設けられた水平な第3受面部12Dと、第3
受面部12Dの室内側の鉛直部分に設けられたリップ溝
12Eとを備えており、このリップ溝12Eにもシール
材14がはめ込まれている。なお、前記係合用凹部12
Cの底面は水平な第2受面部12Bとしても利用され
る。
【0020】このような支持下枠12は、外壁面に沿っ
て下方に延出した第1取付片12Fが室外側からの釘1
5で窓台Dに固定され、室内側の下部に設けられた第2
取付片12Gが斜め下向きの木ねじ16で窓台Dに固定
され、室内側の上部に設けられた最も室内寄りの第3取
付片12Hが下向きの木ねじ17で膳板Eに固定されて
いる。
【0021】支持縦枠13は、室外の中空部分に設けら
れた段差部13Aと、室内側の見付け方向に沿った部分
に設けられたリップ溝13Bと、リップ溝13Bの中寄
り(開口部Aの中央寄り)に設けられて室内外方向に沿
ってかつ室外側に延出された接合片13Cとを備えてお
り、リップ溝13Bにはシール材14がはめ込まれてい
る。このシール材14は、連続部材であり、各支持枠材
11,12,13のリップ溝11B,12E,13Bに
はめ込まれて支持枠10を四周にわたって確実にシール
している。また、段差部13Aにおいて窓枠20で隠れ
た部位には、室外側に突出した水返し部13Dが設けら
れ、雨水等が浸入し難くなっている。
【0022】このような支持縦枠13は、外壁面に沿っ
て見付け方向に延出した取付片13Eが室外側からの釘
15で柱Fに固定され、リップ溝13Bの室外側が見付
け方向に沿った木ねじ16で柱Fに固定され、最も室内
寄りの部分がやはり見付け方向に沿った木ねじ17で縦
額縁Gに固定されている。
【0023】窓枠20は、それぞれアルミ製の押出形材
からなる窓枠材である窓上枠21、窓下枠22、および
左右の窓縦枠23で構成されている。
【0024】窓上枠21は、室外側端縁から支持上枠1
0の室外側端縁11Aまで延長されて端縁11Aに当接
された当接部21Aと、下方に延出した二条の上側ガイ
ドレール21Bとを備えており、室内側の鉛直面には支
持上枠11のシール材14が密着している。
【0025】窓下枠22は、前記係合用凹部12C内に
係合される係合用凸部22Bと、第3受面部12Dで受
けられる支持片22Cと、上方に延出した2条の下側ガ
イドレール22Dとを備えており、支持片22Cを形成
している鉛直面の上部側には支持下枠12のシール材1
4が密着している。前記係合用凸部22Bは、中空形状
とされ、その室外面22Gは室外側から室内側に向かっ
て斜め下方に傾斜されている。また、前記係合用凸部2
2Bの底面は前記係合用凹部12Cの第2受面部12B
で受けられており、前記係合用凸部22Bは支持片とし
ても機能している。
【0026】窓縦枠23は、支持縦枠13に当接する第
1〜第3当接片23A〜23Cと、第1当接片23Aの
室外側に設けられたリップ溝23Dとを備えており、リ
ップ溝23Dには支持縦枠13と接触するヒレ状のシー
ル材24がはめ込まれ、第3当接片23Cの室内側の面
には支持縦枠13のシール材14が密着している。この
窓縦枠23は、第1、第2当接片23A,23B間が見
付け方向に沿ったビス25で支持縦枠13の中空部分に
固定され、最も室内寄りの部分が同様に見付け方向に沿
ったビス26で支持縦枠13の接合片13Cに固定され
ている。
【0027】一方、障子30は、それぞれアルミ製の押
出形材からなる上框31、下框32、および左右の竪框
33を四周枠組みして形成された框枠34と、框枠34
内にはめ込まれた複層ガラス35とで構成されており、
窓枠20に設けられた上側ガイドレール21Bおよび下
側ガイドレール22D間に係合され、下框32に取り付
けられた戸車36によって下側ガイドレール22D上を
摺動する。
【0028】このような本実施形態においては、以下の
ようにして引き違い窓1を建物の開口部Aに取り付け
る。先ず、図3(A)に示すように、開口部Aに支持枠
10を釘15、木ねじ16,17(図1、図2)で固定
する。次いで、窓枠20をクレーン等で吊ったり持ち上
げる等して支持枠10内に入れ込んで配置する。この
際、図3(B)に示すように、窓枠20の窓下枠22を
支持枠10の支持下枠12上に載置し、さらに窓枠20
を室内側に移動して係合用凸部22Bが係合用凹部12
C内に係合されるように窓枠20を支持枠10内に落と
し込み、これにより、窓枠20を図3(C)に示すよう
に配置する。そして、窓枠20をビス25,26で支持
枠10の支持縦枠(図2)に固定し、最後に、障子30
(図1、図2)を窓枠20内に配置する。
【0029】また、建物の改装等により窓枠20を取り
替える場合には、障子30を取り外した後、ビス25,
26を外して図3(C)→(A)の手順で窓枠20を取
り外し、この後、新たな窓枠を前述した手順で支持枠1
0内に配置すればよく、支持枠10を開口部Aから取り
外す必要はない。
【0030】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。 1)引き違い窓1では、支持枠10の支持下枠12と窓
枠20の窓下枠22とがそれぞれの係合用凹部12Cと
係合用凸部22Bとで互いに係合されているため、窓枠
20を支持枠10から外れ難くできる。従って、作業者
は窓枠20を支持枠10にビス止めする際に窓枠20を
押さえる必要がなく、作業者の負担を軽減でき、窓枠2
0の取付作業も容易に行うことができる。また、反対
に、建物の改装等に伴って支持枠10から窓枠20を取
り外す場合にも、同様に取外し作業を容易に行うことが
できる。
【0031】2)窓枠20の係合用凸部22Bと、支持
枠10の係合用凹部12Cとが係止されているので、窓
枠20を取り付けた後において、窓枠20に風圧が作用
しても良好に対抗することができ、耐風圧性能を向上さ
せることができる。
【0032】3)支持枠10の係合用凹部12Cおよび
窓枠20の係合用凸部22Bは、長手方向に連続して設
けられているため、これらの係合用凹部12Cおよび係
合用凸部22Bを支持下枠12および窓下枠22の押出
成形と同時に容易に形成でき、製造コストの上昇も抑え
ることができる。
【0033】4)窓枠20の係合用凸部22Bを支持上
枠11に載置させてから窓枠20を移動して設置できる
ので、作業者が窓枠20を持ち上げて移動する必要が無
く、作業性を向上することができる。
【0034】5)係合用凸部22Bの室外面22Gが傾
斜面とされているので、係合用凸部22Bを係合用凹部
12C内に落とし込む際に、窓枠20を斜め下方に徐々
に移動することができる。このため、支持上枠11に載
置した後、窓枠20を室内側に移動することで容易にか
つスムーズに移動することができ、係合用凸部22Bが
係合用凹部12C内に落下して衝突することもなく、窓
枠20の破損なども確実に防止できる。
【0035】6)窓枠20を落とし込む場合には、窓上
枠21と支持上枠11との間にその落とし込みによる移
動量分の隙間を設ける必要があり、この隙間を塞ぐため
のアタッチメントを別途設ける必要があるが、本実施形
態では、窓枠20を斜め下方に徐々に移動できるので、
窓上枠21の室外側端部に当接部21Aを設けておけ
ば、アタッチメントを不要にでき、部品点数を少なくで
きてコストを低減できるとともに、設置作業性も向上で
きる。
【0036】7)係合用凸部22Bは窓枠20の下側を
支持枠10に係止させる作用の他、窓枠20を支持する
作用を有するため、窓枠20を支持片22Cとともに確
実に支持でき、取付作業中の窓枠20の安定性をより一
層向上させることができる。
【0037】8)係合用凸部22Bは、中空形状とされ
ているので、特に窓下枠22の剛性を高めることがで
き、窓枠20の変形も防止できる。さらに、係合用凸部
22Bの室内外方向に設けられた2つの側面部は、窓枠
20の各下側ガイドレール22Dのほぼ下方にそれぞれ
配置されているので、下側ガイドレール22Dに加わる
障子30の荷重を係合用凸部22Bを通して支持でき、
支持強度をより一層向上することができる。
【0038】9)支持枠10に設けられたシール材14
は、窓枠20の入れ込み方向(室外側から室内側に向か
う方向)に対して対向する向きで配置されているため、
窓枠20を支持枠10内に入れ込むことでシール材14
に確実に密着させることができ、良好なシール性を得る
ことができる。
【0039】10)支持縦枠13の段差部13Aには水
返し部13Dが設けられているため、支持縦枠13と窓
縦枠23との間において雨水等を浸入し難くできる。ま
た、浸入した場合でも、窓縦枠23にはシール材24が
設けられているため、雨水がより室内側に入り込むのを
防止できる。さらに、窓縦枠23の第1〜第3当接片2
3A〜23Bが支持縦枠13に当接しているため、この
点からも雨水の室内側への浸入をより確実に防止でき
る。
【0040】11)窓枠20の支持枠10への固定は、
すべて見付け方向に沿ったビス25,26で行われるた
め、ビス止め作業を室内側から容易に行うことができ、
取付け作業性を向上することができる。その上、窓枠2
0は、窓下枠22を支持下枠12に係合するとともに、
窓縦枠23を支持縦枠13にビス止めすることで支持枠
10に固定されており、特にビス止めしているのが、縦
枠23のみであるため、ビス止め作業を少なくでき、取
付け作業性をより一層向上することができる。
【0041】12)窓枠20は支持枠10に固定されて
いる構造であるため、建物の改装や窓の種類を変更する
ために窓枠20を外す場合には、支持枠10から取り外
せばよく、開口部A周りを壊す必要がない。従って、窓
枠20の取り替え工事を簡単かつ安価に行える。
【0042】〔第2実施形態〕図4、図5には、本発明
の第2実施形態に係る改装サッシである縦辷り出し窓2
が示されている。縦辷り出し窓2は、前記第1実施形態
と同じ支持枠10を備えた半外付けタイプであり、支持
枠10内の窓枠20と、窓枠20内の障子30とを含ん
で構成されている。なお、以下の説明では、支持枠10
を含む第1実施形態と同じ構成部材には同一符号を付
し、それらの説明を省略または簡略化する。
【0043】支持枠10は、前記第1実施形態と同一の
ものであり、支持下枠12には係合用凹部12Cが支持
下枠12の長手方向に沿って連続形成されている。
【0044】窓枠20は、窓上枠21、窓下枠22、お
よび左右の窓縦枠23とで構成されている。これらの各
枠21,22,23は、窓枠20内に配置される縦辷り
出し窓2用の障子30に合わせて構成されているため、
前記第1実施形態とは形状が多少異なるが、基本的な構
成は前記第1実施形態と同様であり、窓下枠22には、
前記係合用凹部12Cに係止される係合用凸部22Bが
設けられている。窓縦枠23は、第1実施形態と同様に
第1〜第3当接片23A〜23Cを有し、見付け方向に
沿ったビス25,26で支持縦枠13に固定されてい
る。
【0045】障子30は、上框31、下框32、および
左右の竪框33からなる框枠34と、框枠34内に配置
された複層ガラス35とで構成され、上框31と窓上枠
21との間および下框32と窓下枠22との間にそれぞ
れ配置されたステンレス製の辷り出しアーム(6バーヒ
ンジ)37により、窓枠20に対して開閉可能に設けら
れている。
【0046】このような本実施形態においても、建物の
開口部Aに取り付けられている支持枠10内に窓枠20
を入れてその窓下枠22を支持枠10上の支持上枠11
上に載置し、さらに窓枠20を室内側に移動して係合用
凸部22Bが係合用凹部12C内に係止されるように窓
枠20を支持枠10内に落とし込むことで、縦辷り出し
窓2を取り付ける。また、窓枠20を取り替えるにあた
っては、支持枠10から窓枠20を取り外せばよく、支
持枠10を開口部Aから取り外す必要はない。
【0047】本実施形態によれば、支持枠10の支持下
枠12には係合用凹部12Cが設けられ、窓枠20の窓
下枠22にも係合用凸部22Bが設けられているため、
第1実施形態で述べたように1)の効果を得ることがで
きる。また、他の同様な構成により、第1実施形態での
2)〜12)の効果も得ることができる。
【0048】〔第3実施形態〕図6、図7には、本発明
の第3実施形態に係る改装サッシである引き違い窓3が
示されている。引き違い窓3は、内付けタイプである点
で第1実施形態の引き違い窓1と異なる。具体的には、
支持枠10の形状が異なっており、他の窓枠20、障子
30は同じ形状である。従って、以下には、支持枠10
についてのみ説明し、他の構成部材の説明を省略する。
【0049】略全体が開口部A内に納められている支持
枠10の支持上枠11では、室外側端縁11Aと取付片
11Cとが近接し、また、図1に示す額縁Cが設けられ
ていないことで、木ビス17(図1)で固定される水平
部分が省かれている。支持下枠12では、室外に突出し
た中空部分が設けられておらず、第1受面部12Aと第
1取付片12Fとが近接し、また、図1に示す膳板Eが
設けられていないことで、第3取付片12H(図1)が
省かれている。しかし、第1受面部12A、係合用凹部
12C(第2受面部12B)、第3受面部12D等は前
記第1実施形態と同様に設けられている。支持縦枠13
でも中空部分がなく、段差部13Aと取付片13Eとが
近接し、また、図1に示す縦額縁Gが設けられていない
ことで、木ビス17(図1)で固定される部分が省かれ
ている。
【0050】本実施形態でも、第1実施形態と同じ方法
によって引き違い窓3が取り付けられる。そして、本実
施形態では、第1実施形態の1)〜12)の効果を同様
に得ることができるのに加え、以下の効果がある。 13)内付けタイプの引き違い窓3では、支持枠10を
開口部Aに取り付けるにあたって、木ねじ16,17に
よる締付箇所を第1実施形態の引き違い窓1に比べて削
減でき、引き違い窓3の取り付けを一層容易に行うこと
ができる。
【0051】〔第4実施形態〕図8、図9には、本発明
の第4実施形態に係る改装サッシである引き違い窓4が
示されている。引き違い窓4は、外付けタイプである点
で第1実施形態の引き違い窓1と異なる。具体的には、
支持枠10の形状が異なっており、他の窓枠20、障子
30は同じ形状である。従って、以下には、第3実施形
態と同じ様に支持枠10についてのみ説明し、他の構成
部材の説明を省略する。
【0052】略全体が開口部Aの外側に取り付けられて
いる支持枠10の支持上枠11では、釘打ちされる取付
片11Cが室内寄りに設けられている。また、室内側の
下端が斜め上向きの木ねじ18でまぐさBに固定されて
おり、他の木ねじは使用されていない。そして、支持上
枠11には中空部分が設けられて剛性が確保されるよう
になっている。支持下枠12でも、釘打ちされる取付片
12Fが室内寄りに設けられている。また、支持下枠1
2には二つの中空部分が設けられて剛性が確保されるよ
うになっている。ただし、図1に示すような第2取付片
12Gは設けられていない。しかし、第1受面部12
A、係合用凹部12C(第2受面部12B)、第3受面
部12D等は前記第1実施形態と同様に設けられてい
る。支持縦枠13でも、取付片13Eが室内寄りに設け
られており、さらに、最も室内よりの部分が斜めの木ね
じ18で柱Fに固定され、他の木ねじは使用されていな
い。そして、支持縦枠13は、略全体が中空部分とされ
て剛性が確保されるようになっている。
【0053】本実施形態では、第1実施形態と基本的に
同じ方法によって引き違い窓4が取り付けられる。ただ
し、支持枠10を柱Fに固定するにあたって木ねじ18
を用いる点が第1実施形態とは異なる。そして、本実施
形態では、第1実施形態の1)〜12)の効果、および
第3実施形態での13)の効果を同様に得ることができ
る。
【0054】〔第5実施形態〕図10,11には、本発
明の第5実施形態に係る改装サッシである引き違い窓5
が示されている。なお、以下の説明では、第1実施形態
と同一または相当する構成部材には同一符号を付し、そ
れらの説明を省略または簡略化する。
【0055】引き違い窓5は、断熱タイプである点で第
1実施形態の引き違い窓1と異なる。具体的には、支持
枠10、窓枠20、障子30の各枠11〜13,21〜
23,31〜33がそれぞれアルミなどの非鉄金属製の
室外部材および室内部材と、これらの室内外部材をそれ
ぞれ連結するウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂などの樹脂
製の断熱材50とで構成されている。なお、支持上枠1
1、支持下枠12、支持縦枠13の各断熱材50は、窓
上枠21、窓下枠22、窓縦枠23の各断熱材50とそ
の室内外方向の位置がほぼ一致するように配置されてい
る。そして、各支持枠10、窓枠20に設けられた各断
熱材50は、枠体の四周に連続した断熱ラインを形成し
ている。
【0056】支持下枠12において、断熱材50の室外
側には係合用凹部12C(第2受面部12B)が形成さ
れ、窓下枠22には、係合用凹部12Cに係止される係
合用凸部22Bが形成されている。係合用凸部22B
は、窓下枠22から斜め下方に突出された突片により構
成され、その係合用凸部22Bの室内側(断熱材50
側)には、ピース状のスペーサ部材51が複数取り付け
られている。
【0057】また、窓下枠22の室外部材は支持片を介
して支持下枠12の室外部材上に載置され、窓下枠22
の室内部材は支持片22Cを介して支持下枠12の室内
部材上に載置されている。
【0058】窓縦枠23には、図11に示すように、ピ
ース状のスペーサ部材52が取付けられ、支持縦枠13
には、スペーサ部材52が取り付けられた位置に対応し
て板状の位置決め部材53が取り付けられている。この
位置決め部材53の室外側は傾斜面とされており、窓枠
20を支持枠10内に取り付ける際に前記スペーサ部材
52が位置決め部材53に沿って移動することで窓枠2
0の支持枠10に対する左右方向の位置合わせが行われ
るようになっている。
【0059】窓上枠21、窓下枠22、窓縦枠23の室
内側端縁部分には、リップ溝54がそれぞれ設けられ、
支持上枠11、支持下枠12、支持縦枠13の室内側端
縁部分の室外面に圧着されるシール材14が取り付けら
れている。また、支持上枠11には、窓上枠21を支持
上枠11に固定するビス18を隠すカバー55が係止さ
れ、このカバー55は窓上枠21にビス18に固定され
ている。
【0060】本実施形態では、第1実施形態と基本的に
同じ方法によって引き違い窓4が取り付けられる。すな
わち、窓枠20を支持枠10内に配置する際に、窓枠2
0の窓下枠22に取り付けられたスペーサ部材51を、
支持下枠12の係合用凹部12Cの室外側突片上に載置
し、さらに窓枠20を室内側に移動して係合用凸部22
Bが係合用凹部12C内に係合されるように窓枠20を
支持枠10内に落とし込み配置する。そして、窓上枠2
1を支持上枠11にビス止めした後、カバー55を取り
付けて引き違い窓5を設置する。
【0061】このような本実施形態では、第1実施形態
の1)〜12)の効果、および第3実施形態での13)
の効果を同様に得ることができる。さらに、14)ピー
ス状に形成されて窓下枠22や窓縦枠23に複数取り付
けられたスペーサ部材51,52を設けたので、支持枠
10に対して窓枠20をスライド移動する際に、支持枠
10と窓枠20との接触面積を小さくできてスムーズに
移動することができる。
【0062】また、15)位置決め部材53を設けたの
で、窓枠20の支持枠10に対する左右方向の位置合わ
せを容易にかつ正確に行うことができる。なお、窓枠2
0の支持枠10に対する上下方向は、係合用凸部22B
や各支持片22Cが支持下枠12に当接することなどで
正確にかつ容易に位置合わせできる。
【0063】〔第6実施形態〕図12,13には、本発
明の第6実施形態に係る改装サッシである縦辷り出し窓
6が示されている。縦辷り出し窓6は、前記第2実施形
態の縦辷り出し窓2を断熱タイプにしたものであり、支
持枠10は前記第5実施形態の引き違い窓5と同一のも
のが用いられている。なお、以下の説明では、第2実施
形態の縦辷り出し窓2および第5実施形態の引き違い窓
5と同一または同様な構成部材には同一符号を付し、そ
れらの説明を省略または簡略化する。
【0064】支持枠10、窓枠20、障子30の各枠1
1〜13,21〜23,31〜33は、引き違い窓5と
同様に、アルミなどの非鉄金属製の室外部材および室内
部材と、これらの室内外部材をそれぞれ連結するウレタ
ン樹脂、塩化ビニル樹脂などの樹脂製の断熱材50とで
構成されている。支持上枠11、支持下枠12、支持縦
枠13と、窓上枠21、窓下枠22、窓縦枠23との各
断熱材50は、その室内外方向の位置がほぼ一致するよ
うに配置されている。
【0065】支持下枠12には、係合用凹部12Cが形
成され、窓下枠22には、係合用凹部12Cに係止され
る係合用凸部22Bが形成されている。係合用凸部22
Bは、窓下枠22から斜め下方に突出された突片により
構成され、その係合用凸部22Bの室内側には、ピース
状のスペーサ部材51が複数取り付けられている。
【0066】また、窓下枠22の室外部材はスペーサ部
材51を介して支持下枠12の室外部材上に載置され、
窓下枠22の室内部材は支持片22Cを介して支持下枠
12の室内部材上に載置されている。
【0067】窓縦枠23には、図13に示すように、ピ
ース状のスペーサ部材52が取付けられ、支持縦枠13
には、スペーサ部材52が取り付けられた位置に対応し
て板状の位置決め部材53が取り付けられている。
【0068】窓上枠21、窓下枠22、窓縦枠23の室
内側端縁部分には、リップ溝54がそれぞれ設けられ、
支持上枠11、支持下枠12、支持縦枠13の室内側端
縁部分の室外面に圧着されるシール材14が取り付けら
れている。また、支持上枠11には、窓上枠21を支持
上枠11に固定するビス18を隠すカバー55が係止さ
れ、このカバー55は窓上枠21にビス18に固定され
ている。
【0069】本実施形態では、第5実施形態と基本的に
同じ方法によって縦辷り出し窓6が取り付けられる。そ
して、このような本実施形態では、第1実施形態の1)
〜12)の効果、および第3実施形態での13)の効果
を同様に得ることができる。さらに、第5実施形態での
14)〜15)の効果を同様に得ることができる。
【0070】なお、本発明は、前記各実施形態に限定さ
れるものではない。すなわち、本発明に係る係合用凹部
および係合用凸部としては、第1〜第6実施形態に示す
ような凹溝状の係合用凹部12Cや中空形状の係合用凸
部22Bに限らず、例えば、係合用凸部を突出片で形成
し、係合用凹部をこの突出片が係合される細溝形状に形
成してもよい。
【0071】また、前記各実施形態の係合用凹部12C
や係合用凸部22Bは、支持下枠12や窓下枠22の長
手方向に沿って連続形成されていたが、断続的に設けて
もよい。
【0072】さらに、前記実施形態では、係合用凸部2
2Bの室外面22Gを傾斜させていたが、傾斜させずに
鉛直面としてもよい。また、第1〜第4実施形態では、
係合用凸部22Bは、係合用凹部12Cの第2受面部1
2B上に載置されて支持片を兼用していたが、係合用凸
部としては第5,6実施形態のように係合用凹部に係止
されて係合用凹部の室外側の内面に当接して窓枠20が
支持枠10から外れないように構成されるものであれば
よく、係合用凹部の底面に載置しないものでもよい。つ
まり、必ずしも係合用凸部が窓枠20の垂直荷重を支持
する支持片を兼ねる必要はない。さらに、そのような係
合用凸部は、窓枠20が支持枠10に固定された際、必
ずしも支持下枠12の係合用凹部12Cの室外側内面に
当接されている必要はない。このような場合でも、窓枠
20が外側に外れようとすると、突出片がいずれ係合用
凹部12Cの室外側内面に当接するため、窓枠20が外
れるのを確実に防止でき、また、風圧に対しても確実に
抗することができる。
【0073】また、前記各実施形態では、窓下枠22に
係合用凸部22Bを形成し、支持下枠12に係合用凹部
12Cを形成していたが、図14に示すように、窓下枠
22側に係合用凹部61を形成し、支持下枠12側に係
合用凸部62を形成して係合させてもよい。要するに、
本発明では、窓下枠22および支持下枠12の一方に係
合用凸部が形成され、他方に係合用凹部が形成されてい
ればよく、その構成、形状などは実施にあたって適宜設
定すればよい。
【0074】さらに、前記実施形態では、窓枠20は、
窓縦枠23を支持枠10にビス止めすることで取り付け
られていたが、窓縦枠23だけではなく、窓上枠21や
窓下枠22をビス等で支持枠10に固定めしてもよい
し、窓縦枠23は支持枠10に固定せず、窓上枠21や
窓下枠22のみを支持枠10に固定してもよい。
【0075】さらに、前記第5,6実施形態では、各断
熱材50を支持枠10、窓枠20、障子30のすべてに
配置していたが、必要とする断熱性能によっては、支持
枠、窓枠、および障子のいずれかに断熱材50を配置し
てもよい。
【0076】さらに、本発明の改装サッシは、引き違い
窓や縦辷り出し窓に限定されるものではなく、例えば、
横辷り出し窓、片引き窓、開き窓、FIX窓、上げ下げ
窓、内開き窓、外開き窓等の各種窓に適用できるもので
ある。特に、支持枠10の内周側形状と、窓枠20の外
周形状を、各種窓で共通化しているので、例えば引違い
窓用の窓枠20を取り外して縦辷り出し窓などの他の種
類の窓枠20に交換することも可能であり、利用者の要
望に応じて自由に改装することができる。
【0077】さらに、支持下枠12を含む支持枠10
は、窓が半外付け、内付け、外付けであるか、つまり支
持枠10の建物に対する室内外方向の取付位置によって
構造が変わるが、その取付位置が同じであれば同一の支
持枠10を用いることができ、半外付け、内付け、外付
けの3種類の支持枠10を形成するだけでよいので、支
持枠10の生産性を向上することができる。同様に、窓
枠20も、窓の種類が同じであれば、例えば引違い窓で
あれば、窓が半外付け、内付け、外付けであるかを問わ
ず同一の窓枠20を用いることができ、窓枠20の生産
性も向上することができる。つまり、支持枠10および
窓枠20とを設けているので、建物の躯体側への取付構
造の相違は支持枠10側が吸収し、窓の種類による相違
は窓枠20側で吸収できるので、支持枠10および窓枠
20の種類を少なくでき、生産性を向上することができ
る。
【0078】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
支持枠の支持枠材と窓枠の窓枠材とが係合用凹部および
係合用凸部で係合されているため、窓枠を支持枠から外
れ難くできる。従って、窓枠の支持枠への取付作業を窓
枠を押さながら行う必要がなく、作業者の負担が軽減さ
れて窓枠の取付作業を容易に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る改装サッシを示す
縦断面図である。
【図2】第1実施形態の改装サッシを示す横断面図であ
る。
【図3】第1実施形態の改装サッシの取付方法を説明す
るための模式図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る改装サッシを示す
縦断面図である。
【図5】第2実施形態の改装サッシを示す横断面図であ
る。
【図6】本発明の第3実施形態に係る改装サッシを示す
縦断面図である。
【図7】第3実施形態の改装サッシを示す横断面図であ
る。
【図8】本発明の第4実施形態に係る改装サッシを示す
縦断面図である。
【図9】第4実施形態の改装サッシを示す横断面図であ
る。
【図10】本発明の第5実施形態に係る改装サッシを示
す縦断面図である。
【図11】第5実施形態の改装サッシを示す横断面図で
ある。
【図12】本発明の第6実施形態に係る改装サッシを示
す縦断面図である。
【図13】第6実施形態の改装サッシを示す横断面図で
ある。
【図14】本発明の変形例の改装サッシを示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1,3〜5…改装サッシである引き違い窓、2,6…他
の改装サッシである縦辷り出し窓、10…支持枠、11
…支持上枠、12…支持下枠、12C,61…係合用凹
部、13…支持縦枠、20…窓枠、21…窓上枠、22
…窓下枠、22B,62…係合用凸部、23…窓縦枠、
30…障子、50…断熱材、A…開口部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の開口部に取り付けられる支持枠
    と、この支持枠内に取り付けられる窓枠とを備え、前記
    支持枠の支持下枠および前記窓枠の窓下枠の一方には係
    合用凹部が形成され、他方には前記係合用凹部に係合す
    る係合用凸部が形成されている改装サッシ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の改装サッシにおいて、
    前記係合用凸部は、前記係合用凹部の室外側内面に当接
    されている改装サッシ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の改装サッシに
    おいて、前記係合用凸部の室外面はサッシの見込み方向
    に対して傾斜されている改装サッシ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の改装サ
    ッシにおいて、前記係合用凸部は中空形状である改装サ
    ッシ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の改装サ
    ッシにおいて、前記係合用凸部は、前記窓枠を支持する
    支持片を兼用している改装サッシ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の改装サ
    ッシにおいて、前記窓枠は、少なくとも窓縦枠が前記支
    持枠に固定されていることで支持枠内に取り付けられて
    いる改装サッシ。
  7. 【請求項7】 建物の開口部に取り付けられている支持
    枠内に窓枠を入れ、この窓枠を下方に落とし込んで、前
    記窓枠の窓下枠および支持枠の支持下枠の一方に設けら
    れた係合用凸部を、他方に設けられた係合用凹部に係合
    する改装サッシの取付方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の改装サッシの取付方法
    において、前記窓枠を支持枠内に入れた際に前記窓下枠
    を前記支持下枠上に載置し、そのまま窓枠を室内側に移
    動させて前記窓枠の窓下枠および支持枠の支持下枠の一
    方に設けられた係合用凸部を、他方に設けられた係合用
    凹部に係合させて窓枠を支持枠内に落とし込む改装サッ
    シの取付方法。
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