JPH1110668A - 開口を有する積層体の製造方法 - Google Patents

開口を有する積層体の製造方法

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Publication number
JPH1110668A
JPH1110668A JP16626497A JP16626497A JPH1110668A JP H1110668 A JPH1110668 A JP H1110668A JP 16626497 A JP16626497 A JP 16626497A JP 16626497 A JP16626497 A JP 16626497A JP H1110668 A JPH1110668 A JP H1110668A
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JP
Japan
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molding
molding surface
sheet material
mold
synthetic resin
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JP16626497A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Tanabe
仁 田辺
Naoki Kajita
尚樹 梶田
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Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開口を有する積層体の製造コストを低下させ
る。 【解決手段】 互いに対向する第1成形面11及び第2
成形面21をそれぞれ備えた第1成形型10及び第2成
形型20を互いに接近させ、第1成形型に設けた樹脂供
給通路15を通して供給した基材となる溶融状態の合成
樹脂材料32Aを、表皮となるシート材31Aと第1成
形面の間に押し広げて積層体を成形する。積層体の開口
と対応するように第2成形面から突出して形成された突
出部22は、両成形型の接近の途中において、第1成形
面に形成された嵌合孔12と、シート材を介して隙間な
く嵌合する。樹脂供給通路を通してのシート材と第1成
形面の間への溶融状態の合成樹脂材料の供給は、突出部
と嵌合孔がシート材を介して嵌合を開始する時点以前に
はこの嵌合する部分に達しないようなタイミングで両成
形型の型締め完了の直前まで行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタンピング成形
法により開口を有する積層体を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示す自動車のドアトリムのよう
に、基材32を表皮31で覆った積層体を製造する方法
としては、例えばスタンピング成形法がある。これは第
1成形面を上側に設けた下型に向かって第2成形面を下
側に設けた上型を接近させ、第2成形面に沿って配置さ
れて表皮となる熱可塑性のシート材と第1成形面の間に
下型に設けた樹脂供給通路を通して基材となる溶融状態
の合成樹脂材料を供給し、この合成樹脂材料を両型の接
近により第2成形面に密接されるシート材と第1成形面
の間に押し広げて成形する方法である。
【0003】このようなスタンピング成形法により開口
を有する積層体を製造する場合には、例えば図6に要部
を示すように、上型20の第2成形面21には積層体3
0の開口30aと対応する位置にこれと同一の一定断面
形状で下型1に向かって突出する突出部22を形成し、
下型1の第1成形面2には両型1,20の接近の途中に
おいてシート材31Aを介して突出部22と隙間なく嵌
合する嵌合孔3を形成し、この嵌合孔3には可動ピース
4を摺動自在に設けて上向きに弾性的に付勢した成形装
置を使用する。上型20の突出部22の先端部外周縁に
は、シート材31Aの破れを防ぐために相当大きいアー
ル面取りがなされている。
【0004】この従来技術では、上型20の下降の途中
に、突出部22がシート材31Aを介して下型1の嵌合
孔3と嵌合される前の時点(両型1,20の間隔が例え
ば25mmになった時点)で上型20の下降を一旦停止さ
せ、図6(a) に示すように下型1に設けた樹脂供給通路
5から第1成形面2とシート材31Aの間に合成樹脂材
料32Aを供給し、所定量の合成樹脂材料32Aを供給
した後に上型20の下降を再開して型締めを行ってい
る。供給された合成樹脂材料32Aは、再開された上型
20の下降により第1成形面2とシート材31Aの間に
押し広げられ、図6(b) に示すように上型20の突出部
22先端部に密接されたシート材31Aと下型1の嵌合
孔3と可動ピース4の間の隙間にも合成樹脂材料32A
が到達して充填される。更に上型20が下降すれば突出
部22はシート材31Aを介して下型1の嵌合孔3と嵌
合され、図6(c) に示すように両型1,20が最接近位
置となれば、合成樹脂材料32Aは第1成形面2とシー
ト材31Aの間に圧縮充填されるが、上型20の突出部
22の外周面と下型1の嵌合孔3の内周面の間に挟まれ
たシート材31Aの裏面である下型1側には合成樹脂材
料32Aが残り、バリとして固着される。成形後の表皮
31にソフト感を与えるためにシート材31Aの下型1
側に発泡層をラミネートしたシート材31Aを使用した
場合には、このバリは厚くなる。また図6(d) に示すよ
うに、突出部22先端縁のアール面取り部に密接された
シート材31Aの外面にも、符号33で示すように略三
角形断面形状の合成樹脂材料(これもバリの一部であ
る)が固着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような開口を有す
る積層体では、例えば図4に示すように、成形後に開口
30aのフランジ部32aの縁を表皮31により巻き込
んで仕上げることが好ましいが、上述した従来技術で
は、表皮31の裏側のフランジ部32aに続く部分には
合成樹脂材料32Aのバリが固着されて固くなっている
ので、そのままでは巻き込むことができない。巻き込み
を行うためにはこのバリの層を引きはがす(発泡層があ
る場合はそれと共に)必要があるが、そのために余分の
加工工数を必要として製造コストが増大するという問題
がある。
【0006】またこの従来技術では、嵌合孔3内に入り
込む合成樹脂材料32Aの量を少なくし、また嵌合孔3
内に閉じこめられた合成樹脂材料32Aにより下型1の
下降が妨げられないようにするためには可動ピース4を
必要とするので、型構造が複雑になるという問題があ
る。
【0007】更にこの従来技術では、上型20の下降を
一旦停止させて溶融状態の合成樹脂材料32Aを供給
し、その終了後に上型20の下降を再開しているので、
サイクルタイムが長くなって製造コストが上昇するとい
う問題がある。本発明はこのような各問題を解決するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による開口を有す
る積層体の製造方法は、互いに対向する第1成形面及び
第2成形面をそれぞれ備えた第1成形型及び第2成形型
を互いに接近させ、第2成形面に沿って配置されて表皮
となる熱可塑性のシート材と第1成形面の間に第1成形
型に設けた樹脂供給通路を通して基材となる溶融状態の
合成樹脂材料を供給し、両成形型の接近により合成樹脂
材料を第2成形面に密接されるシート材と第1成形面の
間に押し広げるスタンピング成形法により開口を有する
積層体を製造する方法に関するものであり、第2成形型
には積層体に形成される開口と対応する位置にこの開口
と同一の一定断面形状で第2成形面から第1成形型に向
かって突出する突出部を形成し、第1成形型の第1成形
面には両成形型の接近の途中においてシート材を介して
突出部と隙間なく嵌合する嵌合孔を形成し、樹脂供給通
路を通してのシート材と第1成形面の間への溶融状態の
合成樹脂材料の供給は突出部と嵌合孔がシート材を介し
て嵌合を開始する時点以前にはこの嵌合する部分に達し
ないようなタイミングで両成形型の型締め完了の直前ま
で行うことを特徴とするものである。
【0009】両成形型は連続的に互いに接近させ、で溶
融状態の合成樹脂材料の供給はこの接近の途中に行うよ
うにすることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による開口を有す
る積層体の製造方法を自動車のドアトリムの製造に適用
した場合の実施の形態を、図1〜図5により説明する。
この実施の形態により製造されるドアトリム30は、図
4に示すように基材32を表皮31で覆った積層体で、
収納ポケットのための開口30aを有している。主とし
て図1〜図3に示すように、この実施の形態に使用する
成形装置は、成形装置下部の固定側型支持部材(図示省
略)に取り付けられる下型(第1成形型)10と、成形
装置上部の可動側型支持部材(図示省略)に取り付けら
れる上型(第2成形型)20を備えている。下型10の
上面にはドアトリム30の基材10の裏面を成形する第
1成形面11が形成されている。この第1成形面11に
は表皮31となるシート材31Aを介して次に述べる上
型20の突出部22と隙間なく嵌合可能な異形断面形状
の嵌合孔12が形成され、この嵌合孔12の上縁にはド
アトリム30の開口30a周辺となる基材32にフラン
ジ部32aを形成するための段部12aが形成されてい
る。下型10に形成した樹脂供給通路15は複数の分岐
路15aに分岐されて、各先端は第1成形面11に開口
され、樹脂供給通路15の供給口にはスタンピング成形
用の樹脂供給装置(先端の一部のみを示す)36の先端
が接合されて、所定量の溶融状態の合成樹脂材料32A
が供給される。樹脂供給通路15と分岐路15aの回り
には、保温用のヒータを設けてもよい。
【0011】可動側型支持部材に取り付けられた上型2
0は下型10に対し上方から接近離隔可能であり、図1
は離隔状態を、図2は途中まで接近した状態を、図3は
最接近状態を示している。上型20の下面には、ドアト
リム30の表皮31の表面形状に対応する形状の第2成
形面21が形成されている。上型20にはドアトリム3
0の開口30aと対応する位置に、この開口30aと同
じ異形の一定断面形状で第2成形面21から下型10に
向かって突出する突出部22が形成され、この突出部2
2の下面外周縁には、シート材31Aの破れを防ぐため
に相当大きいアール面取りがなされている。この嵌合孔
12と突出部22は、両型10,20が途中まで接近し
た状態において、シート材31Aを介して互いに隙間な
く嵌合される。また下型10及び上型20の各成形面1
1,21の外周部には、図3に示すように、嵌合孔12
と突出部22の嵌合よりも多少早く、シート材31Aを
介して互いに隙間なく嵌合される外向段部13及び内向
段部23が形成されている。
【0012】樹脂供給装置36より溶融状態で供給され
て基材32となる合成樹脂材料32Aはポリプロピレン
等の比較的弾性に富んだ熱可塑性樹脂である。表皮31
となるシート材31Aは、柔軟な合成樹脂のソリッド層
よりなる薄いシート状の表面層(例えば厚さ0.35ミ
リメートルの塩化ビニル樹脂シート)と、柔軟な合成樹
脂発泡材よりなるシート状の発泡層(例えば厚さ2ミリ
メートルの耐熱性ポリエチレン発泡体シート)を、予め
ラミネート接着してシート状としたものである。シート
材31Aの表面層の表面には、意匠的効果を高めるため
に、皮革模様などのしぼが形成されている。
【0013】次に上述した成形装置を使用した開口を有
するドアトリム30の製造方法を、図1〜図5により説
明する。下型10及び上型20は、例えば50〜80℃
の温度に予め加熱されている。先ず図1に示すように、
シート材31Aの外周部を上下の保持枠35の間に挟ん
で保持し、遠赤外線ヒータ等により加熱(例えば120
℃)して軟化させ、表面層が第2成形型20側となるよ
うにして、下型10と上昇させた上型20の間に入れ
る。そして上型20及び保持枠35を下型10に向かっ
て下降させ、図5(a) の実線に示すように上型20の突
出部22の先端部に当接されたシート材31Aが下型1
0の嵌合孔12に接近した時点(両型10,20の間隔
が例えば10mmになった時点)で、樹脂供給通路15の
分岐路15aを通して樹脂供給装置36から第1成形面
11とシート材31Aの間への溶融状態(180〜20
0℃)の合成樹脂材料32Aの供給を開始する。この供
給の開始直後に、二点鎖線に示すように、突出部22の
先端部に密接されたシート材31Aは嵌合孔12に当接
され、突出部22と嵌合孔12は厚さ方向に少し撓んだ
シート材31Aを介しての隙間のない嵌合が開始され
る。
【0014】引き続き分岐路15aから供給される合成
樹脂材料32Aは、引き続き行われる上型20の下降に
より第1成形面11とシート材31Aの間に押し広げら
れるが、この時点では突出部22の先端部はシート材3
1Aを介して嵌合孔12と嵌合されているので、この嵌
合が開始される以前に溶融状態の合成樹脂材料32Aが
この嵌合する部分に達することはなく、従って基材32
の開口30aのフランジ部32aから下方に延びる表皮
31の裏面にまで溶融状態の合成樹脂材料32Aが入り
込んでバリが形成されることはない。また図2に示すよ
うに、突出部22が嵌合孔12と嵌合されるよりも多少
早い時点で、両型10,20の外周の外向段部13及び
内向段部23は、前述同様厚さ方向に多少撓んだシート
材31Aを介して隙間なく互いに嵌合され、従って基材
32外周のフランジ部から下方に延びる表皮31の裏面
にもバリが形成されることはない。
【0015】下型10に対する上型20の型締め完了の
直前(図5(b) 参照)において、分岐路15aを通して
の合成樹脂材料32Aの供給は停止され、図5(c) に示
す最接近位置まで上型20が下降して型締めして更に加
圧すれば、図3及び図5(c)に示すように合成樹脂材料
32Aは第1成形面11とシート材31Aの間に圧縮充
填され、シート材31Aと一体的に結合される。シート
材31A及び合成樹脂材料32Aが冷却硬化してから上
型20を上昇させて、表皮31及び基材32が一体的に
結合された半成形品を取り出す。前述のように、開口3
0aから下方に延びる表皮31にはバリが形成されるこ
とはないので、表皮31を図5(d) に示す符号Cの位置
で切断すれば、特別な予備的作業を要することなく、直
ちにフランジ部32aの下縁を巻き込むように接着する
ことができる。同様に基材32外周のフランジ部から下
方に延びる表皮31にもバリが形成されることはないの
で、巻き込み代を残して表皮31を切断すれば、直ちに
表皮31の外縁を巻き込み接着することができる。これ
により、図4に示すような開口30aを有するドアトリ
ム30が完成する。
【0016】上記実施の形態では、両型10,20を連
続して接近させ、この接近の途中で溶融状態の合成樹脂
材料32Aを供給しており、両成形型の接近を一時的に
停止する必要がないので、加工サイクルタイムを減少せ
ることができる。なおこれに関連して、本発明では型締
めの直前まで下型10に設けた樹脂供給通路15から溶
融状態の合成樹脂材料32Aを供給しているので、樹脂
供給通路15の出口付近となるシート材31Aを裏面か
ら局部的に加熱して表面のしぼ模様にダメージを与える
ことがある。従って樹脂供給通路15の吐出口は、加飾
材により隠される部分やスピーカを取り付ける部分な
ど、意匠面とならない部分の裏面側に設けることが好ま
しい。
【0017】また嵌合孔12内に合成樹脂材料32Aが
入り込むことがなく、従って図6に示す従来技術のよう
な可動ピースが不要であるので、型構造を簡略化するこ
とができる。なお嵌合孔12は、図示の実施の形態のよ
うに底のあるものとする代わりに、下型10の底面まで
突き抜けるものとしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、溶融状態の合成樹脂材
料は、突出部と嵌合孔がシート材を介して嵌合を開始す
る時点以前にはこの嵌合する部分に達しないので、第2
成形型の突出部の外周面に密接されたシート材と第1成
形型の嵌合孔の内周面の間に溶融状態の成樹脂材料が入
り込んで、シート材の裏面にバリが形成されることはな
い。従って、表皮の開口の内面に続く部分は柔軟である
ので、この部分の表皮を巻き込み代を残して切除すれ
ば、直ちにこの巻き込み代の部分を開口の縁を巻き込む
ように接着して仕上げることができる。このように、巻
き込みのための予備的作業が不要になるので加工工数が
減少し、製造コストを低下させることができる。
【0019】また、嵌合孔内に合成樹脂材料が入り込む
ことがないことにより可動ピースが不要であるので、型
構造が簡略化することができ、これによっても製造コス
トを低下させることができる。
【0020】更に、両成形型を連続して接近させ、この
接近の途中で溶融状態の合成樹脂材料を供給するように
すれば、両成形型の接近を一時的に停止することがない
ので、加工サイクルタイムが減少し、これによれば更に
一層製造コストを低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による開口を有する積層体の製造方法
に使用する成形装置の一例の断面図で、第2成形型を上
方に離隔した状態を示している。
【図2】 図1に示す成形装置の断面図で、第2成形型
を第1成形型に向けて途中まで下降させた状態を示る。
【図3】 図1に示す成形装置の断面図で、両成形型を
型締めした状態を示している。
【図4】 本発明により成形された開口を有する積層体
の完成状態を示す正面図である。
【図5】 図1〜図3に示す成形装置の要部の、各工程
における部分拡大断面図である。
【図6】 従来技術による成形装置の、図5にほゞ対応
する部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10…第1成形型(下型)、11…第1成形面、12…
嵌合孔、15…樹脂供給通路、20…第2成形型(上
型)、21…第2成形面、22…突出部、30…積層体
(ドアトリム)、30a…開口、31…表皮、31A…
シート材、32…基材、32A…合成樹脂材料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 31:58

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する第1成形面及び第2成形
    面をそれぞれ備えた第1成形型及び第2成形型を互いに
    接近させ、前記第2成形面に沿って配置されて表皮とな
    る熱可塑性のシート材と前記第1成形面の間に前記第1
    成形型に設けた樹脂供給通路を通して基材となる溶融状
    態の合成樹脂材料を供給し、前記両成形型の接近により
    前記合成樹脂材料を前記第2成形面に密接される前記シ
    ート材と前記第1成形面の間に押し広げるスタンピング
    成形法により開口を有する積層体を製造する方法におい
    て、前記第2成形型には前記積層体に形成される開口と
    対応する位置にこの開口と同一の一定断面形状で前記第
    2成形面から前記第1成形型に向かって突出する突出部
    を形成し、前記第1成形型の第1成形面には前記両成形
    型の接近の途中において前記シート材を介して前記突出
    部と隙間なく嵌合する嵌合孔を形成し、前記樹脂供給通
    路を通しての前記シート材と第1成形面の間への溶融状
    態の合成樹脂材料の供給は前記突出部と嵌合孔が前記シ
    ート材を介して嵌合を開始する時点以前にはこの嵌合す
    る部分に達しないようなタイミングで前記両成形型の型
    締め完了の直前まで行うことを特徴とする開口を有する
    積層体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記両成形型は連続的に互いに接近さ
    せ、この接近の途中で前記溶融状態の合成樹脂材料の供
    給を行うことを特徴とする請求項1に記載の開口を有す
    る積層体の製造方法。
JP16626497A 1997-06-23 1997-06-23 開口を有する積層体の製造方法 Pending JPH1110668A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5158731B1 (ja) * 2012-04-13 2013-03-06 株式会社名機製作所 圧縮成形方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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