JPH11105873A - パレット - Google Patents
パレットInfo
- Publication number
- JPH11105873A JPH11105873A JP27670597A JP27670597A JPH11105873A JP H11105873 A JPH11105873 A JP H11105873A JP 27670597 A JP27670597 A JP 27670597A JP 27670597 A JP27670597 A JP 27670597A JP H11105873 A JPH11105873 A JP H11105873A
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- JP
- Japan
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- pallet
- article
- bases
- belt
- deck
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的自由なサイズの物品を運搬することが
可能であるとともに、物品の運搬を行わない非使用時に
コンパクトな形状にまとめることのできるパレットを提
供する。 【解決手段】 物品を上下より挟み込んで収容するデッ
キ部１及び上面部２と、デッキ部１に設けられ収容する
物品の各コーナ部分を支持し該物品を水平方向に拘束す
るとともに、物品を拘束する位置を水平方向に調整可能
な物品ガイド８と、デッキ部１及び上面部２にそれぞれ
設けられ、デッキ部１及び上面部２を連結する固定ベル
ト３を保持するベルト固定金具７及びベルトガイド部１
４とを具備する分割型パレットを提供する。この分割型
パレットにより、比較的自由なサイズの物品を収容して
運搬することが可能であり、物品の運搬を行わない非使
用時においてパレット自体の運搬及び保管が容易とな
る。
可能であるとともに、物品の運搬を行わない非使用時に
コンパクトな形状にまとめることのできるパレットを提
供する。 【解決手段】 物品を上下より挟み込んで収容するデッ
キ部１及び上面部２と、デッキ部１に設けられ収容する
物品の各コーナ部分を支持し該物品を水平方向に拘束す
るとともに、物品を拘束する位置を水平方向に調整可能
な物品ガイド８と、デッキ部１及び上面部２にそれぞれ
設けられ、デッキ部１及び上面部２を連結する固定ベル
ト３を保持するベルト固定金具７及びベルトガイド部１
４とを具備する分割型パレットを提供する。この分割型
パレットにより、比較的自由なサイズの物品を収容して
運搬することが可能であり、物品の運搬を行わない非使
用時においてパレット自体の運搬及び保管が容易とな
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、箱型の物品
の運搬において有用なパレッ卜に関する。
の運搬において有用なパレッ卜に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、トラック等により例えば箱型の物
品を運搬する場合、透かし木箱、密閉木箱及びスチール
箱等の中に物品を収納して運搬することにより、収納し
た物品が傷ついたり、荷崩れしたりしないようにして物
品の運搬を行うことが一般的であった。
品を運搬する場合、透かし木箱、密閉木箱及びスチール
箱等の中に物品を収納して運搬することにより、収納し
た物品が傷ついたり、荷崩れしたりしないようにして物
品の運搬を行うことが一般的であった。
【０００３】しかしながら、箱等を用いた物品の運搬で
は、運搬する物品のサイズが変わる度に、その物品のサ
イズに対応した専用の箱を用意する必要があり、様々な
サイズの物品に対して流用することができなかった。ま
た、大型のサイズの物品を運搬するための箱等は、無論
大きなサイズとなるため、物品運搬後における箱自体の
運搬及び保管に苦労を要した。
は、運搬する物品のサイズが変わる度に、その物品のサ
イズに対応した専用の箱を用意する必要があり、様々な
サイズの物品に対して流用することができなかった。ま
た、大型のサイズの物品を運搬するための箱等は、無論
大きなサイズとなるため、物品運搬後における箱自体の
運搬及び保管に苦労を要した。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の箱
等を用いた物品の運搬では、運搬する物品のサイズに対
応した専用の箱をその都度用意しなければならず、しか
も物品運搬後における箱自体の運搬及び保管が不便であ
った。
等を用いた物品の運搬では、運搬する物品のサイズに対
応した専用の箱をその都度用意しなければならず、しか
も物品運搬後における箱自体の運搬及び保管が不便であ
った。
【０００５】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、比較的自由なサイズの物品を運
搬することが可能であるとともに、物品の運搬を行わな
い非使用時にコンパクトな形状にまとめることのできる
パレットを提供することを目的とする。
になされたものであり、比較的自由なサイズの物品を運
搬することが可能であるとともに、物品の運搬を行わな
い非使用時にコンパクトな形状にまとめることのできる
パレットを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のパレットは、請求項１に記載されるよう
に、被収容物を上下より挟み込んで収容する一対のパレ
ット基体と、前記各パレット基体のうち一方のパレット
基体に設けられ、各パレット基体間に収容された被収容
物を水平方向に拘束する拘束部材と、前記拘束部材の水
平方向の位置を調整する調整部と、前記各パレット基体
に各々設けられ、前記各パレット基体どうしを連結する
ベルトを保持するベルト保持部とを具備することを特徴
とする。
に、本発明のパレットは、請求項１に記載されるよう
に、被収容物を上下より挟み込んで収容する一対のパレ
ット基体と、前記各パレット基体のうち一方のパレット
基体に設けられ、各パレット基体間に収容された被収容
物を水平方向に拘束する拘束部材と、前記拘束部材の水
平方向の位置を調整する調整部と、前記各パレット基体
に各々設けられ、前記各パレット基体どうしを連結する
ベルトを保持するベルト保持部とを具備することを特徴
とする。
【０００７】この発明のパレットによれば、上下一対の
パレット基体により被収容物を挟み込んで収容するよう
にしたセパレート構造を採っており、しかも被収容物を
水平方向に拘束する拘束部材の位置が調整可能となって
いるので、比較的自由なサイズの被収容物を収容して運
搬することが可能である。また、被収容物を収容してい
ないときには各々のパレット基体をコンパクトにまとめ
ることができるので、パレット自体の運搬及び保管が容
易となる。
パレット基体により被収容物を挟み込んで収容するよう
にしたセパレート構造を採っており、しかも被収容物を
水平方向に拘束する拘束部材の位置が調整可能となって
いるので、比較的自由なサイズの被収容物を収容して運
搬することが可能である。また、被収容物を収容してい
ないときには各々のパレット基体をコンパクトにまとめ
ることができるので、パレット自体の運搬及び保管が容
易となる。
【０００８】また、本発明のパレットは、請求項２に記
載されるように、請求項１記載のパレットにおいて、前
記各パレット基体のうちの他方のパレット基体に設けら
れ、各々のパレット基体どうしを重ね合わせた状態で前
記一方のパレット基体に設けられた前記拘束部材と係合
して水平方向の拘束を受ける部分をさらに具備すること
を特徴とする。
載されるように、請求項１記載のパレットにおいて、前
記各パレット基体のうちの他方のパレット基体に設けら
れ、各々のパレット基体どうしを重ね合わせた状態で前
記一方のパレット基体に設けられた前記拘束部材と係合
して水平方向の拘束を受ける部分をさらに具備すること
を特徴とする。
【０００９】この発明のパレットによれば、各パレット
基体どうしを重ね合わせた状態では、各々が水平方向に
移動してしまうことがないので、パレット自体の運搬が
容易となる。
基体どうしを重ね合わせた状態では、各々が水平方向に
移動してしまうことがないので、パレット自体の運搬が
容易となる。
【００１０】さらに、本発明のパレットは、請求項３に
記載されるように、請求項１記載のパレットにおいて、
前記各パレット基体どうしを連結するための長さの調整
自在なベルトをさらに具備することを特徴とする。
記載されるように、請求項１記載のパレットにおいて、
前記各パレット基体どうしを連結するための長さの調整
自在なベルトをさらに具備することを特徴とする。
【００１１】この発明のパレットによれば、被収容物の
サイズに対応する長さに調整したベルトにより、各パレ
ット基体どうしを連結することができるので、各パレッ
ト基体間に収容された被収容物を確実に挟持することが
できる。
サイズに対応する長さに調整したベルトにより、各パレ
ット基体どうしを連結することができるので、各パレッ
ト基体間に収容された被収容物を確実に挟持することが
できる。
【００１２】さらに、本発明のパレットは、請求項４に
記載されるように、請求項１記載のパレットにおいて、
上下一対の前記各パレット基体のうち下方のパレット基
体に前記拘束部材より水平方向に突出して設けられ、被
収容物と外部とが直接、接触することを回避する部分を
さらに具備することを特徴とする。
記載されるように、請求項１記載のパレットにおいて、
上下一対の前記各パレット基体のうち下方のパレット基
体に前記拘束部材より水平方向に突出して設けられ、被
収容物と外部とが直接、接触することを回避する部分を
さらに具備することを特徴とする。
【００１３】この発明のパレットによれば、運搬時の振
動によりパレット自体が水平方向に移動し、例えば運搬
用トラックの荷台の壁等へ衝突してしまった場合でも、
被収容物を拘束する拘束部材よりも水平方向に突出して
いる部分が設けられているので、被収容物が壁等に直
接、衝突することを防ぐことができ、被収容物の破損等
を招くような恐れはない。
動によりパレット自体が水平方向に移動し、例えば運搬
用トラックの荷台の壁等へ衝突してしまった場合でも、
被収容物を拘束する拘束部材よりも水平方向に突出して
いる部分が設けられているので、被収容物が壁等に直
接、衝突することを防ぐことができ、被収容物の破損等
を招くような恐れはない。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態について図面に基づき説明する。
態について図面に基づき説明する。
【００１５】図１は、本発明の実施形態にかかる分割型
パレットを示す斜視図である。
パレットを示す斜視図である。
【００１６】同図に示すように、この分割型パレット
は、物品を搭載するためのデッキ部１と搭載する物品の
上部を囲う上面部２とにより構成されており、このデッ
キ部１と上面部２との間に物品を介在し固定ベルト３に
よりデッキ部１及び上面部２を結わえ付け物品を固定し
て運搬を行うものとなっている。
は、物品を搭載するためのデッキ部１と搭載する物品の
上部を囲う上面部２とにより構成されており、このデッ
キ部１と上面部２との間に物品を介在し固定ベルト３に
よりデッキ部１及び上面部２を結わえ付け物品を固定し
て運搬を行うものとなっている。
【００１７】デッキ部１には、図２にも示すように、底
部に滑材４が並設されており、この滑材４の各々の両端
部上面にエッジボード５が直交するように組み込まれ滑
材４を固定している。また、滑材４上面において、この
各エッジボード５と平行で、かつ滑材４の両端部に対し
て内側の位置にはデッキボード６がそれぞれ組み込まれ
ており、このデッキボード６上に物品が搭載されるもの
となっている。各滑材４の中央部外側面には、図３にも
示すように、ベルト固定金具７が設けられており、この
ベルト固定金具７は前述した固定ベルト３を結わえ付け
るために用いられる。
部に滑材４が並設されており、この滑材４の各々の両端
部上面にエッジボード５が直交するように組み込まれ滑
材４を固定している。また、滑材４上面において、この
各エッジボード５と平行で、かつ滑材４の両端部に対し
て内側の位置にはデッキボード６がそれぞれ組み込まれ
ており、このデッキボード６上に物品が搭載されるもの
となっている。各滑材４の中央部外側面には、図３にも
示すように、ベルト固定金具７が設けられており、この
ベルト固定金具７は前述した固定ベルト３を結わえ付け
るために用いられる。
【００１８】各デッキボード６と各滑材４とが直交する
部分の近傍には、物品の水平方向の移動を規制するため
の物品ガイド８がそれぞれ設けられており、この物品ガ
イド８が有するパッド８ａにより物品のコーナ部分を直
接支持するようになっている。また、物品ガイド８にお
ける滑材４の外側面と平行な面には、長穴８ｂが設けら
れており、物品ガイド８は、この長穴８ｂと、滑材４の
外側面に打設されるとともに長穴８ｂ内に嵌挿されてい
るシャフト８ｃとのクリアランス分だけ滑材４に対して
調整移動可能に設けられている。これにより、滑材４の
長手方向において比較的自由なサイズの物品をデッキ部
１に搭載することができる。
部分の近傍には、物品の水平方向の移動を規制するため
の物品ガイド８がそれぞれ設けられており、この物品ガ
イド８が有するパッド８ａにより物品のコーナ部分を直
接支持するようになっている。また、物品ガイド８にお
ける滑材４の外側面と平行な面には、長穴８ｂが設けら
れており、物品ガイド８は、この長穴８ｂと、滑材４の
外側面に打設されるとともに長穴８ｂ内に嵌挿されてい
るシャフト８ｃとのクリアランス分だけ滑材４に対して
調整移動可能に設けられている。これにより、滑材４の
長手方向において比較的自由なサイズの物品をデッキ部
１に搭載することができる。
【００１９】また、各物品ガイド８の近傍には、滑材４
の外側面から膨出したかたちで凸部９がそれぞれ設けら
れており、運搬時の振動によりパレット自体が水平方向
に移動し、水平方向にある壁等の他の物体に衝突した場
合でも、この凸部９にガイドされるので、運搬対象の物
品が直接、壁等に衝突することが防止される。さらに、
各滑材４の両端部も物品を支持する物品ガイド８より外
側に膨出したかたちとなっており、この各滑材４の両端
部は前述した凸部９と同等の役割を果たすものとなって
いる。
の外側面から膨出したかたちで凸部９がそれぞれ設けら
れており、運搬時の振動によりパレット自体が水平方向
に移動し、水平方向にある壁等の他の物体に衝突した場
合でも、この凸部９にガイドされるので、運搬対象の物
品が直接、壁等に衝突することが防止される。さらに、
各滑材４の両端部も物品を支持する物品ガイド８より外
側に膨出したかたちとなっており、この各滑材４の両端
部は前述した凸部９と同等の役割を果たすものとなって
いる。
【００２０】一方、上面部２には、デッキ部１と上面部
２とを重ね合わすときに滑材４と直交する位置関係とな
るトップフレーム１０と、トップフレーム１０とは異な
り滑材４と平行な位置関係となるサイドフレーム１１と
が外枠として設けられている。この各々のサイドフレー
ム１１に対してやや内側には上面ボード支持板１２が平
行にそれぞれ設けられている。さらに、前述したデッキ
部１のデッキボード５と対向する面には、上面ボード支
持板１２に両端部を支持され上面ボード１３が設けられ
ており、この上面ボード１３とデッキボード６との間
に、運搬される物品が介在される。
２とを重ね合わすときに滑材４と直交する位置関係とな
るトップフレーム１０と、トップフレーム１０とは異な
り滑材４と平行な位置関係となるサイドフレーム１１と
が外枠として設けられている。この各々のサイドフレー
ム１１に対してやや内側には上面ボード支持板１２が平
行にそれぞれ設けられている。さらに、前述したデッキ
部１のデッキボード５と対向する面には、上面ボード支
持板１２に両端部を支持され上面ボード１３が設けられ
ており、この上面ボード１３とデッキボード６との間
に、運搬される物品が介在される。
【００２１】サイドフレーム１１及び上面ボード支持板
１２の中央部付近には、ベルトガイド部１４が設けられ
ており、このベルトガイド部１４とデッキ部１のベルト
固定金具７とを介し図１に示すように、デッキ部１と上
面部２との間に介在された物品を固定ベルト３によっ
て、垂直方向に巻き付けデッキ部１と上面部２との間の
物品を固定する。この際用いられる固定ベルト３には、
アジャスタ３ａが設けられており、パレットに搭載する
物品の高さに応じて固定ベルト３の長さを調整できるも
のとなっている。さらに、デッキ部１と上面部２とを重
ね合わせたときには、物品ガイド８がいかなる位置に調
整移動されていても上面ボード支持板１２の内側及びフ
レーム１０の内側に、この物品ガイド８が入り込むよう
になっており、デッキ部１及び上面部２の各々が水平方
向へ移動してしまうことを規制する。これにより、図４
に示すように、分割型パレット自体を運搬が容易で、し
かもコンパクトな形状にまとめることができる。
１２の中央部付近には、ベルトガイド部１４が設けられ
ており、このベルトガイド部１４とデッキ部１のベルト
固定金具７とを介し図１に示すように、デッキ部１と上
面部２との間に介在された物品を固定ベルト３によっ
て、垂直方向に巻き付けデッキ部１と上面部２との間の
物品を固定する。この際用いられる固定ベルト３には、
アジャスタ３ａが設けられており、パレットに搭載する
物品の高さに応じて固定ベルト３の長さを調整できるも
のとなっている。さらに、デッキ部１と上面部２とを重
ね合わせたときには、物品ガイド８がいかなる位置に調
整移動されていても上面ボード支持板１２の内側及びフ
レーム１０の内側に、この物品ガイド８が入り込むよう
になっており、デッキ部１及び上面部２の各々が水平方
向へ移動してしまうことを規制する。これにより、図４
に示すように、分割型パレット自体を運搬が容易で、し
かもコンパクトな形状にまとめることができる。
【００２２】以上説明したように、本実施形態の分割型
パレットによれば、長さの調整可能な固定ベルト３を用
いデッキ部１と上面部２とにより運搬する物品を挟み込
んで収容するようにしたセパレート構造を採っており、
しかも物品のコーナ部分を支持する物品ガイド８を滑材
４の長手方向に対して移動することができるので、比較
的自由なサイズの物品を固定して運搬することが可能で
ある。
パレットによれば、長さの調整可能な固定ベルト３を用
いデッキ部１と上面部２とにより運搬する物品を挟み込
んで収容するようにしたセパレート構造を採っており、
しかも物品のコーナ部分を支持する物品ガイド８を滑材
４の長手方向に対して移動することができるので、比較
的自由なサイズの物品を固定して運搬することが可能で
ある。
【００２３】また、本実施形態の分割型パレットは、デ
ッキ部１と上面部２とを重ねあわせた時に上面部２の上
面ボード支持板１２の内側及びフレーム１０の内側にデ
ッキ部１のデッキボード６から突出している物品ガイド
部８が入り込むようになっているので、デッキ部１及び
上面部２の各々が水平方向へ移動してしまうことを規制
することができるとともに、分割型パレット自体をコン
パクトな形状にまとめることが可能である。これによ
り、物品の運搬を行っていない非使用時において分割型
パレット自体の運搬及び収納が容易となる。
ッキ部１と上面部２とを重ねあわせた時に上面部２の上
面ボード支持板１２の内側及びフレーム１０の内側にデ
ッキ部１のデッキボード６から突出している物品ガイド
部８が入り込むようになっているので、デッキ部１及び
上面部２の各々が水平方向へ移動してしまうことを規制
することができるとともに、分割型パレット自体をコン
パクトな形状にまとめることが可能である。これによ
り、物品の運搬を行っていない非使用時において分割型
パレット自体の運搬及び収納が容易となる。
【００２４】さらに、本実施形態の分割型パレットは、
滑材４の外側面から水平方向に膨出した凸部９、及び滑
材４の両端部が、物品の水平方向の移動を規制する物品
ガイド８の移動可能な位置よりも水平方向に突出するよ
うに構成されているので、運搬時の振動によりパレット
自体が水平方向に移動し、水平方向にある壁等の他の物
体に衝突した場合でも、運搬対象の物品が直接、壁等に
衝突することが防止され物品の破損を招くような恐れは
ない。
滑材４の外側面から水平方向に膨出した凸部９、及び滑
材４の両端部が、物品の水平方向の移動を規制する物品
ガイド８の移動可能な位置よりも水平方向に突出するよ
うに構成されているので、運搬時の振動によりパレット
自体が水平方向に移動し、水平方向にある壁等の他の物
体に衝突した場合でも、運搬対象の物品が直接、壁等に
衝突することが防止され物品の破損を招くような恐れは
ない。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１のパレッ
トによれば、上下一対のパレット基体により被収容物を
挟み込んで収容するようにしたセパレート構造を採って
おり、しかも被収容物を水平方向に拘束する拘束部材の
位置が調整可能となっているので、比較的自由なサイズ
の被収容物を収容して運搬することが可能である。ま
た、被収容物を収容していないときには各々のパレット
基体をコンパクトにまとめることができるので、パレッ
ト自体の運搬及び保管が容易となる。
トによれば、上下一対のパレット基体により被収容物を
挟み込んで収容するようにしたセパレート構造を採って
おり、しかも被収容物を水平方向に拘束する拘束部材の
位置が調整可能となっているので、比較的自由なサイズ
の被収容物を収容して運搬することが可能である。ま
た、被収容物を収容していないときには各々のパレット
基体をコンパクトにまとめることができるので、パレッ
ト自体の運搬及び保管が容易となる。
【００２６】また、請求項２のパレットによれば、各パ
レット基体どうしを重ね合わせた状態では、各々が水平
方向に移動してしまうことがないので、パレット自体の
運搬が容易となる。
レット基体どうしを重ね合わせた状態では、各々が水平
方向に移動してしまうことがないので、パレット自体の
運搬が容易となる。
【００２７】さらに、請求項３のパレットによれば、被
収容物のサイズに対応する長さに調整したベルトによ
り、各パレット基体どうしを連結することができるの
で、各パレット基体間に収容された被収容物を確実に挟
持することができる。
収容物のサイズに対応する長さに調整したベルトによ
り、各パレット基体どうしを連結することができるの
で、各パレット基体間に収容された被収容物を確実に挟
持することができる。
【００２８】また、請求項４のパレットによれば、運搬
時の振動によりパレット自体が水平方向に移動し、例え
ば運搬用トラックの荷台の壁等へ衝突してしまった場合
でも、被収容物を拘束する拘束部材よりも水平方向に突
出している部分が設けられているので、被収容物が壁等
に直接、衝突することを防ぐことができ、被収容物の破
損等を招くような恐れはない。
時の振動によりパレット自体が水平方向に移動し、例え
ば運搬用トラックの荷台の壁等へ衝突してしまった場合
でも、被収容物を拘束する拘束部材よりも水平方向に突
出している部分が設けられているので、被収容物が壁等
に直接、衝突することを防ぐことができ、被収容物の破
損等を招くような恐れはない。
【図１】本発明の実施形態にかかる分割型パレットを示
す斜視図
す斜視図
【図２】図１の分割型パレットのデッキ部を３方向から
見た図
見た図
【図３】図１の分割型パレットの物品ガイドを示す詳細
図
図
【図４】図１の分割型パレットが一体化された状態を示
す側面図
す側面図
１……デッキ部 ２……上面部 ３……固定ベルト ３ａ……固定ベルトのアジャスタ ４……滑材 ５……エッジボード ６……デッキボード ７……ベルト固定金具 ８……物品ガイド ８ａ……物品ガイドのパッド ８ｂ……物品ガイドの長穴 ８ｃ……シャフト ９……凸部 １０……トップフレーム １１……サイドフレーム １２……上面ボード支持板 １３……上面ボード １４……ベルトガイド部
Claims (4)
- 【請求項１】 被収容物を上下より挟み込んで収容する
一対のパレット基体と、 前記各パレット基体のうち一方のパレット基体に設けら
れ、各パレット基体間に収容された被収容物を水平方向
に拘束する拘束部材と、 前記拘束部材の水平方向の位置を調整する調整部と、 前記各パレット基体に各々設けられ、前記各パレット基
体どうしを連結するベルトを保持するベルト保持部とを
具備することを特徴とするパレット。 - 【請求項２】 請求項１記載のパレットにおいて、 前記各パレット基体のうちの他方のパレット基体に設け
られ、各々のパレット基体どうしを重ね合わせた状態で
前記一方のパレット基体に設けられた前記拘束部材と係
合して水平方向の拘束を受ける部分をさらに具備するこ
とを特徴とするパレット。 - 【請求項３】 請求項１記載のパレットにおいて、 前記各パレット基体どうしを連結するための長さの調整
自在なベルトをさらに具備することを特徴とするパレッ
ト。 - 【請求項４】 請求項１記載のパレットにおいて、 上下一対の前記各パレット基体のうち下方のパレット基
体に前記拘束部材より水平方向に突出して設けられ、被
収容物と外部とが直接、接触することを回避する部分を
さらに具備することを特徴とするパレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27670597A JPH11105873A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | パレット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27670597A JPH11105873A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | パレット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11105873A true JPH11105873A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17573186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27670597A Pending JPH11105873A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | パレット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11105873A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007106442A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Kyocera Mita Corp | パレット |
| JP2021123380A (ja) * | 2020-02-04 | 2021-08-30 | 中国電力株式会社 | パレット群およびパレット群の積み重ね構造 |
-
1997
- 1997-10-09 JP JP27670597A patent/JPH11105873A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007106442A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Kyocera Mita Corp | パレット |
| JP2021123380A (ja) * | 2020-02-04 | 2021-08-30 | 中国電力株式会社 | パレット群およびパレット群の積み重ね構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040909 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20071002 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20071016 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080304 |