JP2021123380A - パレット群およびパレット群の積み重ね構造 - Google Patents
パレット群およびパレット群の積み重ね構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021123380A JP2021123380A JP2020017266A JP2020017266A JP2021123380A JP 2021123380 A JP2021123380 A JP 2021123380A JP 2020017266 A JP2020017266 A JP 2020017266A JP 2020017266 A JP2020017266 A JP 2020017266A JP 2021123380 A JP2021123380 A JP 2021123380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- pallets
- frame
- group
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 17
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 17
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 abstract description 7
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 29
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 13
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 11
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 11
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 11
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 11
- 230000009471 action Effects 0.000 description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 8
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 7
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 6
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N (r)-(6-ethoxyquinolin-4-yl)-[(2s,4s,5r)-5-ethyl-1-azabicyclo[2.2.2]octan-2-yl]methanol;hydrochloride Chemical compound Cl.C([C@H]([C@H](C1)CC)C2)CN1[C@@H]2[C@H](O)C1=CC=NC2=CC=C(OCC)C=C21 QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000002285 radioactive effect Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000002910 solid waste Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pallets (AREA)
Abstract
Description
ドラム缶の保管方法としては、図11(a)に示すように、例えば、従来の薄厚の枠体であるパレット51aを互いに重ならないように左右へ複数枚配置する。次いで、配置したパレット51aの上にそれぞれ一定数ずつドラム缶50を載置し、これらを保管する。
監視方法としては、ドラム缶50周囲の点検用通路52(破線による斜線箇所)における任意の箇所からドラム缶50同士の隙間へ、監視用のファイバースコープカメラ53を先端に取り付けた伸縮可能な棒体54を、水平方向に沿って挿入し、ドラム缶50同士の隙間の周囲にあるドラム缶50の外観を観察する。このような保管方法及び監視方法は、図11(b)に示すように、従来の直方体状の枠体であるパレット51bを複数枚配列させ、その上に複数のドラム缶50を載置して保管する場合も同様である。
そこで、ファイバースコープカメラ53を複数のドラム缶50同士の隙間へ水平方向に挿入する代わりに、ドラム缶50の上方から鉛直下方に向かって挿入させようと試みた。しかし、パレット51a,51b及びドラム缶50を、上下方向に2段以上積み上げている場合では、ファイバースコープカメラ53が最上段のパレット51aまたはパレット51bに突き当たり、これを下段側へ進入させることができないという課題が発生した。
この課題を解決するため、複数の貫通孔が上下方向に沿って形成されたパレットを利用することが検討された。これに関し、解決すべき課題は本願発明の課題とは一致しないものの、貫通孔を備えるパレットに関する発明が既に開示されている。
以下、特許文献1に開示された考案について説明する。特許文献1に開示されたパレットは、上層部と中層部と下層部の3層構造であって、中層部は互いに平行に間隔をおいて並列する複数の角柱状のリブにより構成され、上層部と下層部は長手方向がリブに対し直角で互いに平行に間隔をおいて並列する複数の長方形板と、少なくとも上層部の長方形板の間におけるリブを覆う4角形板とにより構成されることを特徴とする。
このような特徴を有する考案においては、上層部と下層部における長方形板の間と、中層部のリブの間が、パレットを上下に貫通する開口となる。よって、特許文献1の図2に記載の符号を用いて説明すると、1枚のパレット1に載置された4個の容器13の間に、長方形板6と4角形板7で囲まれた隙間を形成することができる。したがって、この隙間の中にファイバースコープカメラを挿入可能であると考えられる。
以下、特許文献2に開示された発明について説明する。特許文献2に開示された平らな荷受け用パレットは、断面コ字状の複数本の桟を、そのコ字状の開口部が所要の間隔で配設した桟受部材に対向するように井桁状に組み立て固定した平らな荷受け用パレットであって、断面コ字状の複数本の桟の端面にエッジカバーを被せたことを特徴とする。
このような特徴を有する発明においては、一の荷受け用パレットの桟受部材と、この桟受部材に沿って並列した複数の桟の端部で囲まれた複数の開放空間が存在する。よって、一の荷受け用パレットの桟の端面と、二の荷受け用パレットの桟の端面を接触させて配列すると、一の荷受け用パレットに存在する複数の開放空間と、二の荷受け用パレットに存在する複数の開放空間が合わさって、複数の閉鎖隙間が形成される。したがって、この閉鎖隙間の中にもファイバースコープカメラを挿入可能であると考えられる。
このような構成の発明において、パレットは、平面視で正方形状をなすほか、長方形状をなしていても良い。また、単一の枠体又は板体によって形成されるほか、複数の枠体又は板体から直方体形状に形成され、枠体又は筒体として形成される場合がある。
さらに、パレットの外周に形成される切欠部は、パレットに外接する四角形の外周に対して欠損する部分であるので、パレットが平面視で正方形の角を落としたような形状の場合には、角がなくなった部分が切欠部となる。また、パレットが平面視で円形の場合には、外接する四角形の外周からの欠損として考えると、4箇所の切欠部が概念できる。さらに、パレットが平面視で格子状に形成されている場合には、外接する四角形の外周からの欠損として、格子を構成する縦方向と横方向の各部材間に複数の切欠部が形成されることになる。
なお、柱状体とは中実な形態で断面の形状は限定しないものであり、筒状体とは中空な形態で断面の形状は限定しない概念である。また、平面で配列した場合に隣接するパレット同士とは、東西南北方向(上下左右方向あるいは行方向と列方向)の他、斜め方向も含めて隣接するパレット同士も含む概念である。さらに、本願において、板体とは平面状の部材を意味し、平板状の枠体とは平面状の部材の中央に孔が穿設された部材を意味している。
このようにして形成された切欠部間隙は、監視用カメラをパレット群の上方から挿入可能に作用する。よって、パレット群を、鉛直方向に沿って積み重ねるときに、監視用カメラを切欠部間隙で通過させることで、パレット群の上方からその下段のパレット群へ監視用カメラを到達させることが可能である。
このような構成の発明においては、第1の発明の作用に加えて、第1の枠体又は筒体と、第2の枠体又は筒体がそれぞれ直方体状であるため、内部に一定高さを有する空間が形成される。そのため、パレットを例えばフォークリフト等を使用して移動させる際に、その内部の空間に貫通するようにフォークを差し込むことができる。
また、並列する直方体形状の第1の枠体又は筒体は、並列する直方体形状に形成される第2の枠体又は筒体の内部に挿入されることから、パレットの上面に積載されたドラム缶を、直方体形状に形成される第1の枠体又は筒体と直方体形状に形成される第2の枠体又は筒体の両方で支持し、その荷重を分散させるように作用する。
なお、直方体形状の枠体とは、平板状の板体と平板状の枠体を組み合わせて直方体形状とし、平面視して間隙が生じている場合を概念し、直方体形状の筒体とは平板状の板体と平板状の枠体を組み合わせて直方体形状とし、平面視して間隙が生じていない場合を概念するものである。
このような構成の発明においては、第2の発明の作用に加えて、第1の枠体又は筒体のうち、一対の少なくともいずれかが枠体の場合に、その上面を覆うように長手方向に架設された補強板が、第2の枠体又は筒体に接触又は接合されることで、第2の枠体又は筒体に載置される柱状体又は筒状体の荷重を、補強板を介して第1の枠体に支持し、分散させるように作用する。
このような構成の発明においては、第1の発明の作用に加えて、2行2列のパレットで構成されるパレット群毎に、それら4つのパレットの中央で4個の切欠部で切欠部間隙が形成される。したがって、例えば、行方向及び列方向に沿って複数のパレットを配列し、さらに各パレットの上に1個ずつ廃棄物貯蔵用のドラム缶を積載すると、切欠部間隙の周囲に4個のドラム缶が配置されると同時に1個のドラム缶の周囲には4の切欠部間隙が形成されることになる。
このような構成の発明においては、第1乃至第4のいずれかの発明の作用に加えて、突起がドラム缶に対するストッパーとして作用する。これにより、枠体の上面に積載されたドラム缶がスライド移動して枠体から落下することが防止される。また、1枚のパレットに、例えば複数のドラム缶を積載する場合には、突起が各ドラム缶に外接するように、突出部以外の位置にも複数の突起が設けられることが望ましい。
このような構成の発明においては、第1乃至第5のいずれかの発明の作用に加えて、ステンレス鋼材は高強度で耐腐食性を有していることから、複数の廃棄物を貯蔵したドラム缶の荷重による、パレットの変形や破損、あるいは腐食が防止される。
このような構成の発明においては、各段のパレット群毎に切欠部間隙が形成されていることから、各段のパレット群において、積載物同士の間隙を間隙群の位置と一致させるように積載物を積載したときに、監視用カメラを最上段における積載物同士の間隙から鉛直下方に向けて挿入すると、この監視用カメラが、各段の積載物同士の間隙を通過して最下段のパレット群に積載された積載物の隙間へ速やかに到達する。その場での積載物の外観の点検が終了すると、監視用カメラは直ちに引き上げられる。
したがって、個々のドラム缶の周囲から隈なくドラム缶の変形、腐食や内容物の漏洩の有無を効率的に点検することができる。
したがって、パレット群の配列時やその配列の変更時においても効率的かつ安全に運搬することができる。
加えて、ドラム缶を直方体形状に形成される第1の枠体又は筒体と直方体形状に形成される第2の枠体又は筒体の両方で支持し、その荷重を分散させることができるので、パレットの強度を高めることができる。
したがって、パレット群によるドラム缶等の支持が安定し、ドラム缶による廃棄物貯蔵が長期間安定して実行され、そのメンテナンスや管理も容易に行うことができる。
よって、パレット群によるドラム缶等の支持がより安定し、ドラム缶による廃棄物貯蔵が長期間安定して実行され、そのメンテナンスや管理もより容易に行うことができる。
したがって、ドラム缶を効率的に点検可能であると同時にドラム缶の全周囲に亘って点検漏れを防止することが可能である。
図1(a)乃至図1(c)に示すように、実施例1に係るパレット1は、廃棄物貯蔵用のドラム缶を積載して保管する際に使用するパレットである。
このパレット1は、図1(a)に示すように、平面視において、1枚の略正方形状の枠体2からなる。
枠体2は、1枚のステンレス鋼板からなり、その中央に略正方形状の孔部2aが形成されている。また、パレット1を平面視した場合に、枠体2とこの枠体2に外接する四角形の外周に対して欠損する切欠部3が切り欠かれた状態に形成される。
この切欠部3は、枠体2に外接する四角形のすべての角部2bに相当するものであり、この角部2bを構成する2辺に対しいずれも45度の角度で直線状に切り欠かれてなる。さらに、切欠部3の長さl(Lの小文字:図1(b)左下隅参照)は、後述する切欠部間隙4が平面視で監視用のファイバースコープカメラ53を挿入可能な最小面積を有するように設計されている。
また、1枚の枠体2は、1個の廃棄物貯蔵用のドラム缶50を積載するように設計されている。そのため、行方向Y及び列方向Xに沿って複数の枠体2を配列するとともに枠体2の上にドラム缶50をそれぞれ積載すると、4個のドラム缶50で囲まれた隙間Sの位置が、鉛直方向において切欠部間隙4(破線による斜線部)と一致する。すなわち、1つの切欠部間隙4の周囲に4個のドラム缶50が配置されることになり、逆に言えば、周辺部を除けば、1個のドラム缶の周囲には4個の切欠部間隙4が形成されている。
また、パレット1は、ステンレス鋼材からなり、高強度で耐腐食性であることから、複数の廃棄物を貯蔵したドラム缶50の荷重による、パレット1の腐食や変形、破損が防止され、ドラム缶50の傾斜や転倒の発生を防ぐことができる。
図2(a)に示すように、実施例1の第1の変形例に係るパレット1aにおいては、実施例1に係る枠体2の代わりに枠体5を備える。枠体5は、外接する四角形の外周に対する欠損部として、枠体2の切欠部3に加え、各辺に長尺状の切欠部6がそれぞれ形成されたものである。
よって、複数のパレット1aを、行方向Y及び列方向Xに沿ってそれぞれ配列し、パレット群(図示せず)を構成した場合、このパレット群の外周縁を除いて、隣接するパレット1aの切欠部6,6同士で囲まれてなる長方形状の切欠部間隙(図示せず)が形成されることになる。この長方形状の切欠部間隙は、切欠部間隙4と同様にファイバースコープカメラ53を挿入可能な面積を有するように形成され、ファイバースコープカメラ53を挿通可能である。これ以外のパレット1aにおける構成、作用及び効果は、いずれも実施例1に係るパレット1と同様である。
具体的には、突起8は、板状のステンレス鋼材の小片を半分に折り曲げた後、形成された一対の開放端を枠体7の上面7aに溶接したものである。また、突起8は、ドラム缶50が積載されたとき、このドラム缶50の長軸を中心として90度毎に、1個のドラム缶50の周面に略外接して配置される。
よって、4個の突起8はストッパーとして機能し、パレット1bの上面に積載されたドラム缶50(図1参照)がスライド移動して枠体7から落下することが防止される。また、突起8がドラム缶50をパレット1bに積載する際の位置の目安あるいは基準となり、積載作業を手早く行うことができる。さらに、複数のパレット1bからなるパレット群(図示せず)に積載された複数のドラム缶50の配列が、例えば地震の揺れによってずれたり、崩れたりすることを防止できるので、長期に亘って安定的にドラム缶50の配置を維持しながら保管することができる。これ以外のパレット1bにおける構成、作用及び効果は、いずれも実施例1に係るパレット1と同様である。
図3に示すように、実施例2に係るパレット10も、廃棄物貯蔵用のドラム缶を積載して保管する際に使用するパレットであって、ステンレス鋼材からなる。また、このパレット10は、直方体形状の一対の第1の枠体11,11と、直方体形状の一対の第2の枠体12,12からなる。
また、パレット10の外周には、平面視した第1の枠体11と第2の枠体12によって形成される4隅の切欠部13、平面視した第1の枠体11間(第1の間隔D1)に形成される2ヶ所の切欠部14、及び平面視した第2の枠体12間(第2の間隔D2)に形成される2ヶ所の切欠部15が存在する。
各々の第1の枠体11は、第1の板体11aに対し、二の方向(X方向)に第3の間隔D3を空けて対向する一対の第3の板体11bと、これら第3の板体11bと第1の板体11aの長手方向(Y方向)両端部同士を連結する4枚の第1のスペーサ11c,11cとをそれぞれ備えている。さらに、各々の第1の枠体11は、その補強を行うために補強板11dが架設されている。補強板11dは、第1のスペーサ11c,11cの下面に溶接等で強固に固定され、構造強度を担保している。
また、第2の枠体12は、鉛直方向に対向する上下一対の第2の板体12aの各々に対し、一の方向(Y方向)に第4の間隔D4を空けて配置される上下一対の第4の板体12bと、これら上下一対の第4の板体12bと一対の第2の板体12aとの長手方向両端部同士を連結する2枚の第2のスペーサ12c,12cとを備えている。
また、補強板11dは、第1の板体11aと第3の板体11bとの長手方向両端部における上端面に溶接された第1のスペーサ11cの下面に溶接されている。そして、補強板11dの上面は、第2の板体12a及び第4の板体12bと交差する部分において、それら第2の板体12a及び第4の板体12bの下面に、接触するように配置され、あるいは溶接等で強固に固定されている。
これにより、パレット10は、構造強度を担保している。また、パレット10は、補強板11dを設けることで、第1のスペーサ11c、第2の板体12a及び第4の板体12bにかかるドラム缶50の荷重を第1の枠体と第2の枠体で支持、分散することが可能である。また、第1のスペーサ11c、第2の板体12a及び第4の板体12bは、全て補強板11dの上面に接合されるか、あるいは第2の板体12a及び第4の板体12bは接触しているので、ドラム缶が積載される第1のスペーサ11c、第2の板体12a及び第4の板体12bの上面が略面一となるように配置できる。
これらの中央間隙18及び隣接中央間隙18a,18bは、ドラム缶を載置した後でも平面視でファイバースコープカメラ53(図1(c)参照)を挿入可能な最小面積を有するよう設けられている。
前述のとおり、本実施例のように直方体形状に構成される枠体とは、平板状の板体と平板状の枠体を組み合わせて直方体形状とし、平面視して内部に間隙が生じている場合を概念するものである。また、本願発明では直方体形状の枠体に限定するものではなく、直方体形状の筒体でもよい。直方体形状の筒体とは、平板状の板体と平板状の枠体を組み合わせて直方体形状とし、平面視して間隙が生じていない場合を概念するものである。なお、直方体形状の枠体や筒体を構成する平板状の板体と枠体は、いずれか一方のみでもよく混在していてもよい。また、本願では枠体としては2通りの概念が存在し、1つは平板状の枠体であり、もう1つは直方体形状の枠体である。前者は一枚の平板の中央に孔が穿設された平面的な部材であり、後者は平板状の板体と平板状の枠体を組み合わせて直方体形状とした立体的な部材であり、平面視して内部に間隙が生じている部材である。
これらの枠体11,12の板体やスペーサは、複数の角型ステンレス鋼を用いることで軽量かつ十分な強度を発揮することが可能であるが、必要な強度や重量に応じて複数の角型ステンレス鋼管を用いることなく1の角型ステンレス鋼管やステンレス鋼板や枠材を用いてもよい。
さらに、第1の板体11a及び第3の板体11bは、前述した2本の角型ステンレス鋼管が、パレット10の高さ方向Hに積み重ねられてなる。これにより、図5に示すように、第1の枠体11は、第3の間隔D3(図3参照)とほぼ等しい幅W11と、第1の板体11a及び第3の板体11bの横幅とほぼ等しい高さH11と、第1の板体11aの長手方向の長さと等しい奥行D11を有し、直方体形状の枠体に構成される。
なお、第2のスペーサ12cは、第1の板体11aや第3の板体11bと同様に、2本の角型ステンレス鋼管が、パレット10の高さ方向Hに積み重ねられてなる。これにより、図5に示すように、第2の枠体12は、第2の板体12aの長さと等しい幅W12と、第1の枠体11の高さH11と等しい高さH12と、第2のスペーサ12cの長さと等しい奥行D12を有し、直方体状に構成される。
そのため、パレット10を水平な床面に設置すると、床面から第1の枠体11を構成する第1のスペーサ11cの最上面までの高さ、すなわち第1の枠体11の高さH11と、床面から第2の枠体12を構成する第2の板体12aの最上面までの高さ、すなわち第2の枠体12の高さH12は、等しくなる。よって、第1のスペーサ11cの最上面と、第2の板体12aの最上面は、すべて面一となっていることから、第1のスペーサ11cの最上面と、第2の板体12aの最上面に、ドラム缶50を容易に安定させて積載可能となる。
また、第1の枠体11の端面においては、第1の枠体11a,11a及び第3の枠体11b,11bと第1のスペーサ11c,11cで囲まれた4つの開口部11eが形成される。
なお、本実施例では上述のとおり、第2の枠体12,12の筒状空間内に第1の枠体11,11をそれぞれ挿入し、第1の枠体11,11と第2の枠体12,12を構成する部材同士は、前述のとおり、接触するように対向させてもよいし、これらの対向する部材同士を溶接して強固に固定してもよい。溶接することなく対向のみさせる場合には、それぞれの枠体をずらしてパレット10の構成を調整したり、第2の枠体12と第1の枠体11を分離することが容易であるが、溶接で固定することによれば、パレット単位で移動等させなければならないが、パレット10の構造をより強固に安定させることが可能である。
そして、一対の第1の枠体又は筒体は第1の間隔を空けて並列させ、一対の第2の枠体又は筒体は第2の間隔を空けて並列させ、互いに直交するように組み合わせることで枠体のみの場合と同様に中央間隙が形成される。
また、このように構成されるパレットにおいて、パレットの外周には、平面視してパレットに外接する四角形の外周に対して欠損する切欠部は形成されるので、パレットを平面で配列した場合には、隣接するパレット同士との間で切欠部間隙も形成させることが可能である。
したがって、本実施例におけるパレット群10Aがパレット10として枠体を採用していることによって形成される開口部11eによる効果以外の効果は、一枚板からなる直方体形状の筒体を用いて構成されるパレットを採用するパレット群においても発揮することが可能である。
図6に示すように、パレット10を、行方向Yに沿って2個及び列方向Xに沿って3個配列し、パレット群10Aを構成した場合を実施例として説明する。その際に、例えば、パレット10(1,2)とは、行方向Yが2で列方向Xが1の位置にあるパレット10を意味する。図6には、パレット10(1,1)、パレット10(1,2)、パレット10(2,1)、パレット10(2,2)、パレット10(3,1)、パレット10(3,2)が存在していることになる。以下、図6のパレット10(1,1)を中心に参照しながら、パレット群10Aの構成を説明する。また、符号についてもパレット10(1,1)を中心にのみ付して、他のパレットの周囲については省略する。
また、各パレット10間において平面視して第1の枠体11間に形成される2ヶ所の切欠部14(図3参照)同士から第1の切欠部間隙20が形成される。例えば、パレット10(1,1)とパレット10(1,2)の間に形成されている。
また、平面視して第2の枠体12間に形成される2ヶ所の切欠部15(図3参照)同士から第2の切欠部間隙19が形成されている。例えば、パレット10(1,1とパレット10(2,1)の間に形成されている。
さらに、平面視した第1の枠体11と第2の枠体12によって形成される4隅の切欠部13(図3参照)同士から第3の切欠部間隙21が形成される。例えば、パレット10(1,1)、パレット10(1,2)、パレット10(2,1)、パレット(2,2)で囲まれる部分に存在している。
これらの切欠部間隙19,20,21には、前述の中央間隙18に対して隣接中央間隙18a,18bが存在する理由と同一の理由で、隣接切欠部間隙19a,19b、隣接切欠部間隙20a及び隣接切欠部間隙21aが存在している。同様に、これらの隣接切欠部間隙19a,19b,20a,21aは消失する可能性もある。
図7に示すように、1枚のパレット10は4個のドラム缶50を積載可能である。これら4個のドラム缶50で囲まれた隙間S1の位置が、右上がり一重破線による斜線部で示す中央間隙18及び隣接中央間隙18a,18bと一致する。
そして、パレット10を行方向Y及び列方向Xに沿ってそれぞれm行n列(m=1,2・・・,n=1,2・・・)配列して構成されるパレット群10Aに、複数のドラム缶50を積載するとき、1行n列目と、1行(n+1)列目のパレット10に積載されたドラム缶50で囲まれた隙間S2(右上がり二重破線による斜線部)の位置が、第1の切欠部間隙19及び隣接切欠部間隙19a,19bと一致し、m行1列目と、(m+1)行1列目のパレット10に積載されたドラム缶50で囲まれた隙間S3(右下がり一重破線による斜線部)の位置が、第2の切欠部間隙20と一致する。なお、隣接切欠部間隙20aはドラム缶50によって覆われてしまうので隙間S3には含まれない。
さらに、m行n列目と、m行(n+1)列目と、(m+1)行n列目と、(m+1)行(n+1)列目のパレット10に積載されたドラム缶50で囲まれた隙間S4(右下がり二重破線による斜線部)の位置が、第3の切欠部間隙21と一致する。ここでも隣接切欠部間隙21aが存在しているものの、ドラム缶50によって覆われてしまうので隙間S4には含まれない。
したがって、上段及び下段のパレット群10A, 10Aにそれぞれ形成された間隙群K10,K10が、上段及び下段のパレット群10A,10Aにそれぞれ積載されたドラム缶50同士の隙間S1〜S4,S1〜S4(図7参照)といずれも一致することになる。
図9に示すように、実施例2に係るパレット群10Aを最下段と中段とし、実施例1に係るパレット群1A(図1(b),図1(c)参照)を最上段に積み重ねた場合に、パレット群10A, 10Aにそれぞれ形成された切欠部間隙及び中央間隙からなる間隙群K10,K10が、鉛直方向Vに沿って連通している。さらに、パレット群1Aに形成された複数の切欠部間隙4も、間隙群(以下この間隙群を上述の「間隙群K10」と区別して「間隙群K1」という。)である。よって、間隙群K1,K10は、最上段のパレット群1Aから最下段のパレット群10Aにかけて、それぞれ鉛直方向Vに沿って連通している。
したがって、最上段のパレット群1Aに形成された間隙群K1と、最下段及び中段のパレット群10A, 10Aに形成された間隙群K10,K10が、これらに積載された複数のドラム缶50同士の隙間S,S1〜S4,S1〜S4とそれぞれ符合することになる。
フォークリフトのフォークを開口部11eから差し込んでパレット10を持ち上げる際には、補強板11dが存在することでフォークとパレット10の接触面積を広くして第2の枠体12の第2の板体12aや第4の板体12bに加わる荷重を軽減することが可能である。
また、ドラム缶50の荷重を第1の板体11a、第2の板体12a、第3の板体11b、第4の板体12b、第1のスペーサ11c及び第2のスペーサ12cによって支持することができるので、ドラム缶の荷重を分散させることが可能である。言い換えれば、パレット10自体の強度を高めることができる。
さらに、第1のスペーサ11cの最上面と、第2の板体12a及び第4の板体12bの最上面は、面一となっていることから、水平な床面に設置したパレット10の第1のスペーサ11cと、第2の板体12a及び第4の板体12bに、4個のドラム缶50を積載するとき、これらのドラム缶50を水平状態で安定に保管することができる。
さらに、パレット10は、中央間隙18及び隣接中央間隙18a,18bが形成されることから、ファイバースコープカメラ53は、中央間隙18あるいは隣接中央間隙18a,18bを通過して当該パレット10の下方に配置された複数のドラム缶50の隙間S,S1に進入することができる。この結果、点検作業者は、隙間Sに進入させたファイバースコープカメラ53を用いて、パレット10の下方に配置されたドラム缶50の外観を観察することができる。
加えて、パレット群10Aを形成した場合、パレット10同士の間には複数の切欠部間隙19,20,21及び隣接切欠部間隙19a,19bが形成される。ファイバースコープカメラ53は、切欠部間隙19,20,21あるいは隣接切欠部間隙19a,19bを通過して、当該パレット10の下方に配置された複数のドラム缶50の隙間S2〜S4に進入することができる。この結果、点検作業者は、隙間S2〜S4に進入させたファイバースコープカメラ53を用いて、パレット10の下方に配置されたドラム缶50の外観を観察することができる。
このようにして、作業者はパレット10(パレット群10A)を介して複数段に亘って積み重ねられたドラム缶50の内側及び外側を、ファイバースコープカメラ53を用いて迅速かつ容易に遠隔で確認・点検することができる。
なお、本実施例においては、最下段のパレット群10Aまで間隙群K10を設けているが、最下段のパレット群10より下方にはドラム缶50は存在しないので、技術的には間隙群K10を設けなくとも問題はない。但し、生産コスト等を下げることを考慮して設けてもよい。他の実施例や変形例においても同様である。
図10(a)及び図10(b)に示すように、実施例2の変形例に係るパレット22は、実施例2に係るパレット10に形成される3種類の切欠部、すなわち、平面視して第1の枠体11と第2の枠体12によって形成される切欠部13、平面視して第1の枠体11間に形成される切欠部14、平面視して第2の枠体11間に形成される切欠部15がそれぞれ1ヶ所のみ形成されている。
さらに、切欠部間隙26は、1行1列目乃至2行2列目の4つのパレット22で囲まれた部分に形成される。すなわち、切欠部間隙26は、1行1列目のパレット22が有する切欠部13が、1行2列目と2行1列目と2行2列目のパレット22によって囲まれて形成されたものである。本変形例の場合も、一の方向は行方向Y、かつ二の方向は列方向Xとしたが、行と列を入れ替えて一の方向は列方向X、かつ二の方向は行方向Yとなっても良い。
なお、複数の突起8が2本の第2の板体12a及び2本の第4の板体12bと、第1のスペーサ11cに設けられ、1枚のパレット22に4個のドラム缶50を積載可能に配置される。
さらに、1行1列目乃至2行2列目のパレット22に積載されたドラム缶50で囲まれた隙間S4(右下がり二重破線による斜線部)の位置が、切欠部間隙26と一致する。
したがって、図示は省略するが、パレット群22Aを、鉛直方向Vに沿って複数段積み重ねた場合に、各段における複数の中央間隙23及び隣接中央間隙23a,23b、そして複数の切欠部間隙及び隣接切欠部間隙24bからなる間隙群K22は、最上段のパレット群22Aから最下段のパレット群22Aにかけて、それぞれ鉛直方向Vに沿って連通している。これ以外の実施例2の変形例に係るパレット22,パレット群22Aにおける構成、作用及び効果は、それぞれ実施例2に係るパレット10,パレット群10Aと同様である。
また、実施例2に係るパレット10では、一の方向を列方向X、二の方向を行方向Yとしても良い。このほか、パレット10のサイズや突起8の配置を調整することで、1枚のパレット10に、4個以外の任意の個数のドラム缶50が積載されても良い。
あるいは、実施例1に係るパレット1によるパレット群1Aが複数段積み重ねられて、複数の間隙群K1が、最上段のパレット群1Aから最下段のパレット群1Aにかけて、それぞれ鉛直方向Vに沿って連通していても良い。
Claims (7)
- 柱状体または筒状体を積載して鉛直方向に段積み可能なパレット群であって、
前記パレット群を構成するパレットの外周には、平面視して前記パレットに外接する四角形の外周に対して欠損する切欠部が形成され、
複数の前記パレットを平面で配列した場合に、隣接する前記パレット同士のうち、少なくともいずれか1の前記パレットは前記切欠部を含んで他の前記パレットとの間に切欠部間隙が形成されることを特徴とするパレット群。 - 前記パレットは、第1の間隔を空けて並列し、直方体形状からなる一対の第1の枠体又は筒体と、この第1の枠体又は筒体に平面視して直交する方向に第2の間隔を空けて並列し、直方体形状からなる一対の第2の枠体又は筒体とを備え、一対の前記第1の枠体又は筒体のそれぞれは、一対の前記第2の枠体又は筒体のそれぞれに挿入され格子状に組み合わされて、平面視した前記パレットの中央に中央間隙が形成されることを特徴とする請求項1に記載のパレット群。
- 一対の前記第1の枠体又は筒体のうち、一対の少なくともいずれかが枠体の場合に、その上面を覆うように長手方向に架設された補強板を備え、一対の前記第1の枠体又は筒体が一対の前記第2の枠体又は筒体に挿入された状態で前記補強板は第2の枠体又は筒体に接触又は接合されることを特徴とする請求項2に記載のパレット群。
- 複数の前記パレットを平面で行方向及び列方向に配列した場合に、2行2列毎にその中央は4個の前記切欠部で囲まれて前記切欠部間隙が形成されることを特徴とする請求項1に記載のパレット群。
- 前記パレットの上面から上方に突出する突起が設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のパレット群。
- ステンレス鋼材からなることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のパレット群。
- 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のパレット群を複数段積み重ねたパレット群の積み重ね構造であって、
前記パレットの前記切欠部によって形成された前記パレット群における前記切欠部間隙の少なくとも一部は、最上段から最下段の前記パレット群のうち、最下段の前記パレット群を除いて鉛直方向に連通していることを特徴とするパレット群の積み重ね構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020017266A JP7419089B2 (ja) | 2020-02-04 | 2020-02-04 | パレット群およびパレット群の積み重ね構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020017266A JP7419089B2 (ja) | 2020-02-04 | 2020-02-04 | パレット群およびパレット群の積み重ね構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021123380A true JP2021123380A (ja) | 2021-08-30 |
JP7419089B2 JP7419089B2 (ja) | 2024-01-22 |
Family
ID=77459914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020017266A Active JP7419089B2 (ja) | 2020-02-04 | 2020-02-04 | パレット群およびパレット群の積み重ね構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7419089B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11105873A (ja) * | 1997-10-09 | 1999-04-20 | Toshiba Logistics Corp | パレット |
JP6541166B1 (ja) * | 2019-02-06 | 2019-07-10 | 東北電力株式会社 | 円柱型容器の転倒・落下防止緩衝器材及びこれを用いた転倒・落下防止方法 |
-
2020
- 2020-02-04 JP JP2020017266A patent/JP7419089B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11105873A (ja) * | 1997-10-09 | 1999-04-20 | Toshiba Logistics Corp | パレット |
JP6541166B1 (ja) * | 2019-02-06 | 2019-07-10 | 東北電力株式会社 | 円柱型容器の転倒・落下防止緩衝器材及びこれを用いた転倒・落下防止方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7419089B2 (ja) | 2024-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10854346B2 (en) | Fuel basket for spent nuclear fuel and container implementing the same | |
CA2840062C (en) | Method for constructing low-temperature tank and low-temperature tank | |
JP5197472B2 (ja) | 使用済燃料貯蔵ラック | |
JP2011149903A (ja) | 核燃料貯蔵用ラックの連結構造及び核燃料貯蔵用ラックの連結方法 | |
JP2021123380A (ja) | パレット群およびパレット群の積み重ね構造 | |
US20130213968A1 (en) | Processes and assemblies for connecting modular tank systems | |
KR20050084029A (ko) | 위험물의 보관, 특히 핵연료의 최종 처분을 위한 컨테이너장치 및 그 컨테이너 장치를 제조하는 설비 | |
JP3227046U (ja) | パレット | |
JP6809992B2 (ja) | キャスク用架台、キャスク貯蔵構造、およびキャスク貯蔵方法 | |
JP6865545B2 (ja) | サイロホッパ部の構築方法 | |
JP6155656B2 (ja) | 駐車設備 | |
JP7238197B1 (ja) | コイル状部材の搬送用支持台 | |
JP5701345B2 (ja) | 核燃料貯蔵用ラックの連結構造及び核燃料貯蔵用ラックの連結方法 | |
JP2020139807A (ja) | 収納セル、核燃料貯蔵用ラック、収納セルの製造方法並びに核燃料貯蔵用ラックの製造方法 | |
JP7361768B2 (ja) | コンテナ構成体 | |
JP3156559U (ja) | パレットサポートセット | |
JP2023005218A (ja) | ドラム缶用パレット | |
KR102650794B1 (ko) | 현장체결용 사료빈 구조체 및 그 시공 방법 | |
JP2020002711A (ja) | 構造体及びその施工方法 | |
JP3203731U (ja) | メタルパレット | |
JP6161366B2 (ja) | 折り畳み式パレット | |
US20220246321A9 (en) | Canister apparatus and/or fuel rack for storing and/or transporting spent nuclear fuel | |
JP6956001B2 (ja) | キャスクの貯蔵方法および放射性物質貯蔵施設 | |
JP5010641B2 (ja) | 放射性物質の貯蔵室 | |
JP2541734B2 (ja) | 組立式資材収納ボックス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220922 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230623 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230725 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230921 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240110 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7419089 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |