JPH11105835A - 昇降装置及び包装機械 - Google Patents
昇降装置及び包装機械Info
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- JPH11105835A JPH11105835A JP10225781A JP22578198A JPH11105835A JP H11105835 A JPH11105835 A JP H11105835A JP 10225781 A JP10225781 A JP 10225781A JP 22578198 A JP22578198 A JP 22578198A JP H11105835 A JPH11105835 A JP H11105835A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65B31/00—Packaging articles or materials under special atmospheric or gaseous conditions; Adding propellants to aerosol containers
- B65B31/02—Filling, closing, or filling and closing, containers or wrappers in chambers maintained under vacuum or superatmospheric pressure or containing a special atmosphere, e.g. of inert gas
- B65B31/021—Filling, closing, or filling and closing, containers or wrappers in chambers maintained under vacuum or superatmospheric pressure or containing a special atmosphere, e.g. of inert gas the containers or wrappers being interconnected
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B65/00—Details peculiar to packaging machines and not otherwise provided for; Arrangements of such details
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
- Vacuum Packaging (AREA)
- Package Closures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 包装機械の作業ステーションのための改良
された昇降装置を提供する。 【解決手段】 包装機械の作業ステーションは、第１の
工具部材（８）と、第１の工具部材に対して下降位置に
下降させ、また、第１の工具部材に対して上昇位置に上
昇させることのできる第２の工具部材（９）とを有して
いる。両方の工具部材は、包装機械中を搬送される材料
ウェブの両側に配置されている。昇降装置は、第２の工
具部材を第１の工具部材に対して移動させるための第１
の昇降部材と、第２の工具部材に連結され、第２の工具
部材を下降位置に下降させる際に、第１の工具部材を材
料ウェブから離れる方向に移動させるための第２の昇降
部材とを有している。
された昇降装置を提供する。 【解決手段】 包装機械の作業ステーションは、第１の
工具部材（８）と、第１の工具部材に対して下降位置に
下降させ、また、第１の工具部材に対して上昇位置に上
昇させることのできる第２の工具部材（９）とを有して
いる。両方の工具部材は、包装機械中を搬送される材料
ウェブの両側に配置されている。昇降装置は、第２の工
具部材を第１の工具部材に対して移動させるための第１
の昇降部材と、第２の工具部材に連結され、第２の工具
部材を下降位置に下降させる際に、第１の工具部材を材
料ウェブから離れる方向に移動させるための第２の昇降
部材とを有している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装機械及びそれ
の作業ステーションのための昇降装置に関する。ここで
包装機械は、フレームと、フレームに沿って材料ウェブ
を搬送するための手段とを有するものである。また作業
ステーションは、基部と、基部に固定的に接続され材料
ウェブの一方の側に配置された第１の工具部材と、材料
ウェブの反対側に配置された第２の工具部材とを有する
ものである。
の作業ステーションのための昇降装置に関する。ここで
包装機械は、フレームと、フレームに沿って材料ウェブ
を搬送するための手段とを有するものである。また作業
ステーションは、基部と、基部に固定的に接続され材料
ウェブの一方の側に配置された第１の工具部材と、材料
ウェブの反対側に配置された第２の工具部材とを有する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】包装機械は、成形、充填、密封、切断な
どの種々の機能を果たす作業ステーションを有してい
る。従来、作業ステーションは、下部工具部材と上部工
具部材とを有し、これらの工具部材は、作業を行なう作
業位置にある場合には、それらの間に包装ウェブを把持
する。通常、上部工具部材は静止しており、下部工具部
材は、昇降装置によって、上部工具部材に対して上下に
移動可能である。各作業ステーションでの作業動作を実
行した後、下部工具部材を下降させ、包装ウェブを前進
させると、処理済みの容器を作業ステーションから取り
出し、次の作業ステーションへ搬送することができる。
どの種々の機能を果たす作業ステーションを有してい
る。従来、作業ステーションは、下部工具部材と上部工
具部材とを有し、これらの工具部材は、作業を行なう作
業位置にある場合には、それらの間に包装ウェブを把持
する。通常、上部工具部材は静止しており、下部工具部
材は、昇降装置によって、上部工具部材に対して上下に
移動可能である。各作業ステーションでの作業動作を実
行した後、下部工具部材を下降させ、包装ウェブを前進
させると、処理済みの容器を作業ステーションから取り
出し、次の作業ステーションへ搬送することができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】搬送すべきパッケージ
が下部工具部材の方向にのみ延在している場合、即ち、
カップに製品を充填した後にカバーフィルムで閉じる場
合には、１つの作業ステーションから次の作業ステーシ
ョンへの搬送に何の問題もない。しかしながら、容器
が、上部工具部材の方向にも延在している場合、例え
ば、充填された製品が材料ウェブの面を越えて延在する
場合には、このような容器を、次の作業ステーションに
導入することは容易ではない。
が下部工具部材の方向にのみ延在している場合、即ち、
カップに製品を充填した後にカバーフィルムで閉じる場
合には、１つの作業ステーションから次の作業ステーシ
ョンへの搬送に何の問題もない。しかしながら、容器
が、上部工具部材の方向にも延在している場合、例え
ば、充填された製品が材料ウェブの面を越えて延在する
場合には、このような容器を、次の作業ステーションに
導入することは容易ではない。
【０００４】本発明の目的は、包装機械の作業ステーシ
ョンのための改良された昇降装置を提供することであ
る。
ョンのための改良された昇降装置を提供することであ
る。
【０００５】本発明の他の目的は、任意に形成された容
器を作業ステーションに容易に出し入れすることのでき
る、包装機械の作業ステーションのための昇降装置を提
供することである。
器を作業ステーションに容易に出し入れすることのでき
る、包装機械の作業ステーションのための昇降装置を提
供することである。
【０００６】本発明のさらに他の目的は、上述した昇降
装置を備えた包装機械を提供することである。
装置を備えた包装機械を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、包装機械の作業ステーションの
ための昇降装置において、前記包装機械は、フレーム
と、前記フレームに沿って材料ウェブを搬送するための
手段とを有し、前記作業ステーションは、基部と、前記
基部に固定的に接続され、前記材料ウェブの一方の側に
配置された第１の工具部材と、前記材料ウェブの反対側
に配置された第２の工具部材とを有し、前記昇降装置
は、前記基部と前記第２の工具部材との間に設けられ、
前記第２の工具部材を前記第１の工具部材に関して下降
位置に下降させ、また、前記第２の工具部材を前記第１
の工具部材に関して上昇位置に上昇させるための第１の
昇降部材と、前記第２の工具部材と前記第１の工具部材
とに連結され、前記第２の工具部材を前記下降位置に下
降させる際に、前記第１の工具部材を前記材料ウェブか
ら離れる方向に移動させるための第２の昇降部材とを有
し、前記第２の昇降部材は、第１の接続ロッドを介して
前記フレームに連結された支点と、前記基部に旋回可能
に枢支された１つの外側端部と、第２の接続ロッドを介
して前記第２の工具部材に連結された別の外側端部とを
有する少なくとも１つのレバーを備えたことを特徴とす
る昇降装置が得られる。
めに、本発明によれば、包装機械の作業ステーションの
ための昇降装置において、前記包装機械は、フレーム
と、前記フレームに沿って材料ウェブを搬送するための
手段とを有し、前記作業ステーションは、基部と、前記
基部に固定的に接続され、前記材料ウェブの一方の側に
配置された第１の工具部材と、前記材料ウェブの反対側
に配置された第２の工具部材とを有し、前記昇降装置
は、前記基部と前記第２の工具部材との間に設けられ、
前記第２の工具部材を前記第１の工具部材に関して下降
位置に下降させ、また、前記第２の工具部材を前記第１
の工具部材に関して上昇位置に上昇させるための第１の
昇降部材と、前記第２の工具部材と前記第１の工具部材
とに連結され、前記第２の工具部材を前記下降位置に下
降させる際に、前記第１の工具部材を前記材料ウェブか
ら離れる方向に移動させるための第２の昇降部材とを有
し、前記第２の昇降部材は、第１の接続ロッドを介して
前記フレームに連結された支点と、前記基部に旋回可能
に枢支された１つの外側端部と、第２の接続ロッドを介
して前記第２の工具部材に連結された別の外側端部とを
有する少なくとも１つのレバーを備えたことを特徴とす
る昇降装置が得られる。
【０００８】また本発明によれば、機械フレームと、前
記フレームに搭載された作業ステーションと、材料ウェ
ブを前記フレームに沿って前記作業ステーションを通過
して搬送するための手段とを備え、前記作業ステーショ
ンは、基部と、前記基部に固定的に接続され、前記材料
ウェブの一方の側に配置された第１の工具部材と、前記
材料ウェブの反対側に配置された第２の工具部材とを有
し、さらに、前記基部と前記第２の工具部材の間に配置
され、前記第２の工具部材を前記第１の工具部材に関し
て下降位置へ下降させ、また、前記第２の工具部材を前
記第１の工具部材に関して上昇位置へ上昇させるための
第１の昇降部材と、前記第２の工具部材と前記第１の工
具部材に連結され、前記第２の工具部材を前記下降位置
に下降させる際に、前記第１の工具部材を前記材料ウェ
ブから離れる方向に移動させるための第２の昇降部材と
を含む昇降装置を備え、前記第２の昇降部材は、第１の
接続ロッドを介して前記フレームに連結された支点と、
前記基部に旋回可能に接続された１つの外側端部と、第
２の接続ロッドを介して前記第２の工具部材に連結され
た別の外側端部とを有する少なくとも１つのレバーを備
えたことを特徴とする包装機械が得られる。
記フレームに搭載された作業ステーションと、材料ウェ
ブを前記フレームに沿って前記作業ステーションを通過
して搬送するための手段とを備え、前記作業ステーショ
ンは、基部と、前記基部に固定的に接続され、前記材料
ウェブの一方の側に配置された第１の工具部材と、前記
材料ウェブの反対側に配置された第２の工具部材とを有
し、さらに、前記基部と前記第２の工具部材の間に配置
され、前記第２の工具部材を前記第１の工具部材に関し
て下降位置へ下降させ、また、前記第２の工具部材を前
記第１の工具部材に関して上昇位置へ上昇させるための
第１の昇降部材と、前記第２の工具部材と前記第１の工
具部材に連結され、前記第２の工具部材を前記下降位置
に下降させる際に、前記第１の工具部材を前記材料ウェ
ブから離れる方向に移動させるための第２の昇降部材と
を含む昇降装置を備え、前記第２の昇降部材は、第１の
接続ロッドを介して前記フレームに連結された支点と、
前記基部に旋回可能に接続された１つの外側端部と、第
２の接続ロッドを介して前記第２の工具部材に連結され
た別の外側端部とを有する少なくとも１つのレバーを備
えたことを特徴とする包装機械が得られる。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１に示すように、包装機械は、
機械フレーム１と、その上に連続して配置された成形ス
テーション２、排気密封ステーション３、及び切断装置
４を有している。この包装機械において、材料ウェブと
なるフィルムシート５が、入口側に供給される。成形ス
テーション２において、フィルムシート５を加工して容
器６を形成する。図示しない充填ステーションにおいて
容器に充填した後、その容器を、排気密封ステーション
３においてカバーフィルムで密封し、最後に、切断装置
４によって互いに切り離す。機械フレーム１は、さら
に、フィルムシート５或いは成形された梱包容器６を搬
送するためのチェーンドライブ（図示せず）のための案
内部を有している。
機械フレーム１と、その上に連続して配置された成形ス
テーション２、排気密封ステーション３、及び切断装置
４を有している。この包装機械において、材料ウェブと
なるフィルムシート５が、入口側に供給される。成形ス
テーション２において、フィルムシート５を加工して容
器６を形成する。図示しない充填ステーションにおいて
容器に充填した後、その容器を、排気密封ステーション
３においてカバーフィルムで密封し、最後に、切断装置
４によって互いに切り離す。機械フレーム１は、さら
に、フィルムシート５或いは成形された梱包容器６を搬
送するためのチェーンドライブ（図示せず）のための案
内部を有している。
【００１０】図２〜図５に最もよく示されているよう
に、排気密封ステーション３として例示されている作業
ステーションは、基部７と、基部７に固定的に接続され
た上部工具部材８と、上部工具部材８に対して移動可能
な下部工具部材９とを有している。作業ステーションの
基部７及び上部工具部材８は、案内ロッド１０によっ
て、互いに接続されている。
に、排気密封ステーション３として例示されている作業
ステーションは、基部７と、基部７に固定的に接続され
た上部工具部材８と、上部工具部材８に対して移動可能
な下部工具部材９とを有している。作業ステーションの
基部７及び上部工具部材８は、案内ロッド１０によっ
て、互いに接続されている。
【００１１】上部工具部材８に対して下部工具部材８
を、図２及び図３に示す開放位置から図４及び図５に示
す閉鎖位置に移動させるために昇降装置が設けられてい
る。この閉鎖位置において、下部工具部材９が上部工具
部材８と共働する。昇降装置は、横断部材１１を介して
接続されている２つのピストンシリンダ装置１２を有し
ている。両方のピストンシリンダ装置１２のそれぞれの
シリンダ１３は、基部７に接続され、それぞれのピスト
ンロッド１４は、下部工具部材９を支えている横断部材
１１に接続されている。横断部材１１及びそこに搭載さ
れた下部工具部材９は、案内ロッド１０に沿って摺動す
る案内スリーブ１５に接続されている。
を、図２及び図３に示す開放位置から図４及び図５に示
す閉鎖位置に移動させるために昇降装置が設けられてい
る。この閉鎖位置において、下部工具部材９が上部工具
部材８と共働する。昇降装置は、横断部材１１を介して
接続されている２つのピストンシリンダ装置１２を有し
ている。両方のピストンシリンダ装置１２のそれぞれの
シリンダ１３は、基部７に接続され、それぞれのピスト
ンロッド１４は、下部工具部材９を支えている横断部材
１１に接続されている。横断部材１１及びそこに搭載さ
れた下部工具部材９は、案内ロッド１０に沿って摺動す
る案内スリーブ１５に接続されている。
【００１２】ピストンシリンダ装置１２は、約２００ｍ
ｍ以上もの長い昇降ストロークにわたる第１の閉鎖運動
において、下部工具部材９を開放位置から閉鎖位置へま
たはその逆に移動させることができる。
ｍ以上もの長い昇降ストロークにわたる第１の閉鎖運動
において、下部工具部材９を開放位置から閉鎖位置へま
たはその逆に移動させることができる。
【００１３】図２及び図４の立面図に示されているよう
に、作業ステーション３は、作業ステーションの長手方
向両側において、可動の下部工具部材９と機械フレーム
１の間に設けられたレバーシステム２０を有している。
図３及び図５は、作業ステーション３の側面図であり、
レバーシステム２０の構造及び動作を最もよく表してい
る。
に、作業ステーション３は、作業ステーションの長手方
向両側において、可動の下部工具部材９と機械フレーム
１の間に設けられたレバーシステム２０を有している。
図３及び図５は、作業ステーション３の側面図であり、
レバーシステム２０の構造及び動作を最もよく表してい
る。
【００１４】レバーシステム２０は、２つのダブルレバ
ー２１ａと２１ｂとを有している。レバー２１ａと２１
ｂの支点２２ａと２２ｂは、対応する接続ロッド２６ａ
と２６ｂを介して、機械フレーム１の対応するリンクポ
イント２７ａと２７ｂに連結されている。これらの接続
ロッド２６ａ及び２６ｂは、リンクポイント２７ａと２
７ｂにおいて枢支されている。各レバー２１ａ及び２１
ｂの一方の自由端は、対応するピボットジョイント２３
ａと２３ｂを介して基部７に枢支されている。各レバー
２１ａ及び２１ｂの他方の自由端は、対応する接続ロッ
ド２４ａ及び２４ｂを介して横断部材１１に接続されて
いる。ロッド２４ａ及び２４ｂの横断部材１１とのリン
クポイント２５ａ及び２５ｂと、ロッド２４ａ及び２４
ｂのレバーとのリンクポイント２８ａ及び２８ｂは、い
ずれもピボットジョイントである。
ー２１ａと２１ｂとを有している。レバー２１ａと２１
ｂの支点２２ａと２２ｂは、対応する接続ロッド２６ａ
と２６ｂを介して、機械フレーム１の対応するリンクポ
イント２７ａと２７ｂに連結されている。これらの接続
ロッド２６ａ及び２６ｂは、リンクポイント２７ａと２
７ｂにおいて枢支されている。各レバー２１ａ及び２１
ｂの一方の自由端は、対応するピボットジョイント２３
ａと２３ｂを介して基部７に枢支されている。各レバー
２１ａ及び２１ｂの他方の自由端は、対応する接続ロッ
ド２４ａ及び２４ｂを介して横断部材１１に接続されて
いる。ロッド２４ａ及び２４ｂの横断部材１１とのリン
クポイント２５ａ及び２５ｂと、ロッド２４ａ及び２４
ｂのレバーとのリンクポイント２８ａ及び２８ｂは、い
ずれもピボットジョイントである。
【００１５】レバーと接続ロッドの長さは、作業ステー
ションにおける幾何学的条件、特に、下部工具部材９を
上部工具部材８の方向へ移動させるための昇降ストロー
クの関数として、および、下部工具部材９を開放位置に
移動させる際に昇降装置全体を上昇させるための所望の
上昇（ｄｅｓｉｒｅｄ ｌｉｆｔ）の関数として、選択
される。
ションにおける幾何学的条件、特に、下部工具部材９を
上部工具部材８の方向へ移動させるための昇降ストロー
クの関数として、および、下部工具部材９を開放位置に
移動させる際に昇降装置全体を上昇させるための所望の
上昇（ｄｅｓｉｒｅｄ ｌｉｆｔ）の関数として、選択
される。
【００１６】本発明の昇降装置の動作を以下に説明す
る。加工作業を開始する前には、作業ステーションは、
図２及び図３に示す開放位置にあり、上部工具部材８
は、下部工具部材９から離れている。加工作業を開始す
るために、ピストンシリンダ装置１２が起動され、下部
工具部材９が、上部工具部材８に向かって、２００ｍｍ
以上の上昇ストロークの最初の閉鎖運動を行う。基部７
は、上部工具部材８に固定的に接続され、ピストンシリ
ンダ装置１２は、下部工具部材９を基部７に対して垂直
方向上方に移動させるため、下部工具部材９は、図４及
び図５に示す作業ステーションの閉鎖位置において、両
工具部材８と９が共働するまで、上部工具部材８に近付
く。この位置においては、上部工具部材の下端は、フィ
ルムシート５に接触している。
る。加工作業を開始する前には、作業ステーションは、
図２及び図３に示す開放位置にあり、上部工具部材８
は、下部工具部材９から離れている。加工作業を開始す
るために、ピストンシリンダ装置１２が起動され、下部
工具部材９が、上部工具部材８に向かって、２００ｍｍ
以上の上昇ストロークの最初の閉鎖運動を行う。基部７
は、上部工具部材８に固定的に接続され、ピストンシリ
ンダ装置１２は、下部工具部材９を基部７に対して垂直
方向上方に移動させるため、下部工具部材９は、図４及
び図５に示す作業ステーションの閉鎖位置において、両
工具部材８と９が共働するまで、上部工具部材８に近付
く。この位置においては、上部工具部材の下端は、フィ
ルムシート５に接触している。
【００１７】加工作業を実行した後、下部工具部材９
は、図２及び図３に示す開放位置に戻る。下部工具部材
９を作業ステーションの開放位置に下降させる際には、
接続ロッド２４ａ及び２４ｂは、下部工具部材９とそれ
に接続されている横断部材１１の下方への運動を、接続
ロッド２４ａ及び２４ｂにそれぞれ結合されたレバー２
１ａ及び２１ｂの端部に伝える。これにより、レバー２
１ａ及び２１ｂの両方が、支点２２ａ及び２２ｂのまわ
りに回転する。その結果、基部７に接続されたレバー２
１ａ及び２１ｂの外側端部がこれに対応して上方に移動
し、これにより、基部７は、フレーム１に対して、した
がって、フィルムシート５に対して上昇する。上部工具
部材８は、基部７に固定的に接続されているため、フィ
ルムシート５から離れてゆく。したがって、上下延在部
を有する容器６は、上部工具部材８の下端にぶつかるこ
となく、問題を生じずに搬送することができる。下部工
具部材９が、再び作業位置に上昇すると、レバー２１ａ
及び２１ｂは、反対方向に回転し、それにより、基部７
及びそれに接続されている上部工具部材８は、再び下降
する。
は、図２及び図３に示す開放位置に戻る。下部工具部材
９を作業ステーションの開放位置に下降させる際には、
接続ロッド２４ａ及び２４ｂは、下部工具部材９とそれ
に接続されている横断部材１１の下方への運動を、接続
ロッド２４ａ及び２４ｂにそれぞれ結合されたレバー２
１ａ及び２１ｂの端部に伝える。これにより、レバー２
１ａ及び２１ｂの両方が、支点２２ａ及び２２ｂのまわ
りに回転する。その結果、基部７に接続されたレバー２
１ａ及び２１ｂの外側端部がこれに対応して上方に移動
し、これにより、基部７は、フレーム１に対して、した
がって、フィルムシート５に対して上昇する。上部工具
部材８は、基部７に固定的に接続されているため、フィ
ルムシート５から離れてゆく。したがって、上下延在部
を有する容器６は、上部工具部材８の下端にぶつかるこ
となく、問題を生じずに搬送することができる。下部工
具部材９が、再び作業位置に上昇すると、レバー２１ａ
及び２１ｂは、反対方向に回転し、それにより、基部７
及びそれに接続されている上部工具部材８は、再び下降
する。
【００１８】他の実施例によれば、昇降装置は、ピスト
ンシリンダ装置１２に加えて、作業ステーションの閉鎖
位置において、加工作業中に作用する有効力を受けるた
めに、下部工具部材９と上部工具部材８の間に高い閉鎖
力を発生させるためのパワー昇降部材３０を有してい
る。ピストンシリンダ装置を用いた、下部工具部材９の
上部工具部材８へ向かう１回目の閉鎖運動が終了した
後、パワー昇降部材３０によって起こされ第１の閉鎖運
動に比して短い昇降ストロークをもつ第２の閉鎖運動の
間、高い閉鎖力が発生される。パワー昇降部材３０は、
駆動装置と、実質的に一定の閉鎖力が得られるように構
成された機械的伝動装置とを有している。これにより、
第２の閉鎖運動のための閉鎖力は、抵抗が生じたときに
生成される。
ンシリンダ装置１２に加えて、作業ステーションの閉鎖
位置において、加工作業中に作用する有効力を受けるた
めに、下部工具部材９と上部工具部材８の間に高い閉鎖
力を発生させるためのパワー昇降部材３０を有してい
る。ピストンシリンダ装置を用いた、下部工具部材９の
上部工具部材８へ向かう１回目の閉鎖運動が終了した
後、パワー昇降部材３０によって起こされ第１の閉鎖運
動に比して短い昇降ストロークをもつ第２の閉鎖運動の
間、高い閉鎖力が発生される。パワー昇降部材３０は、
駆動装置と、実質的に一定の閉鎖力が得られるように構
成された機械的伝動装置とを有している。これにより、
第２の閉鎖運動のための閉鎖力は、抵抗が生じたときに
生成される。
【００１９】以上、本発明を好ましい実施形態において
述べたが、本発明はこれらに限定されることなく、本発
明の趣旨及び範囲から逸脱することなく種々の変更が可
能であることは言うまでもない。
述べたが、本発明はこれらに限定されることなく、本発
明の趣旨及び範囲から逸脱することなく種々の変更が可
能であることは言うまでもない。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
包装機械の作業ステーションのための改良され、任意に
形成された容器を作業ステーションに容易に出し入れす
ることのできる、包装機械の作業ステーションのための
昇降装置、及びそれを用いた包装機械を提供することが
できる。
包装機械の作業ステーションのための改良され、任意に
形成された容器を作業ステーションに容易に出し入れす
ることのできる、包装機械の作業ステーションのための
昇降装置、及びそれを用いた包装機械を提供することが
できる。
【図１】本発明の実施の形態に係る包装機械の側面カバ
ーを除いた側面図である。
ーを除いた側面図である。
【図２】図１の包装機械における開放状態の作業ステー
ションを容器の搬送方向から見た立面図である。
ションを容器の搬送方向から見た立面図である。
【図３】図１の包装機械における開放状態の作業ステー
ションの側面図である。
ションの側面図である。
【図４】図１の包装機械における閉鎖状態における作業
ステーションの搬送方向から見た立面図である。
ステーションの搬送方向から見た立面図である。
【図５】図１の包装機械における閉鎖状態における作業
ステーションの側面図である。
ステーションの側面図である。
１ 機械フレーム ２ 成形ステーション ３ 排気密封ステーション ４ 切断装置 ５ フィルムシート ６ 容器 ７ 基部 ８ 上部工具部材 ９ 下部工具部材 １０ 案内ロッド １１ 横断部材 １２ ピストンシリンダ装置 １３ シリンダ １４ ピストンロッド １５ 案内スリーブ ２０ レバーシステム ２１ａ， ２１ｂ ダブルレバー ２２ａ， ２２ｂ 支点 ２３ａ， ２３ｂ ピボットジョイント ２４ａ， ２４ｂ 接続ロッド ２５ａ， ２５ｂ リンクポイント ２６ａ， ２６ｂ 接続ロッド ２７ａ， ２７ｂ リンクポイント ２８ａ， ２８ｂ リンクポイント ３０ パワー昇降部材
Claims (7)
- 【請求項１】 包装機械の作業ステーションのための昇
降装置において、前記包装機械は、フレームと、前記フ
レームに沿って材料ウェブを搬送するための手段とを有
し、前記作業ステーションは、基部と、前記基部に固定
的に接続され、前記材料ウェブの一方の側に配置された
第１の工具部材と、前記材料ウェブの反対側に配置され
た第２の工具部材とを有し、 前記昇降装置は、 前記基部と前記第２の工具部材との間に設けられ、前記
第２の工具部材を前記第１の工具部材に関して下降位置
に下降させ、また、前記第２の工具部材を前記第１の工
具部材に関して上昇位置に上昇させるための第１の昇降
部材と、 前記第２の工具部材と前記第１の工具部材とに連結さ
れ、前記第２の工具部材を前記下降位置に下降させる際
に、前記第１の工具部材を前記材料ウェブから離れる方
向に移動させるための第２の昇降部材とを有し、 前記第２の昇降部材は、第１の接続ロッドを介して前記
フレームに連結された支点と、前記基部に旋回可能に枢
支された１つの外側端部と、第２の接続ロッドを介して
前記第２の工具部材に連結された別の外側端部とを有す
る少なくとも１つのレバーを備えたことを特徴とする昇
降装置。 - 【請求項２】 前記第２の昇降部材は、レバーシステム
を有していることを特徴とする請求項１記載の昇降装
置。 - 【請求項３】 前記包装機械の前記フレームは、横方向
において前記材料ウェブを画定し、前記レバーシステム
は、前記フレーム及び前記第２の工具部材に連結されて
いることを特徴とする請求項２記載の昇降装置。 - 【請求項４】 前記レバーシステムは、２つのレバーか
らなり、前記２つのレバーは、前記第２の工具部材を上
昇または下降させる際に、前記レバーを反対方向に回転
させるために、前記第１及び第２の接続ロッドに連結さ
れていることを特徴とする請求項２記載の昇降装置。 - 【請求項５】 前記第２の昇降部材が、前記作業ステー
ションの長手方向両側に２つ配置されていることを特徴
とする請求項１に記載の昇降装置。 - 【請求項６】 前記第２の工具部材の前記上昇位置で前
記第２の工具部材を前記第１の工具部材に向けて付勢す
る増大された閉鎖力を発生するためのパワー昇降部材を
有していることを特徴とする請求項１記載の昇降装置。 - 【請求項７】 機械フレームと、前記フレームに搭載さ
れた作業ステーションと、材料ウェブを前記フレームに
沿って前記作業ステーションを通過して搬送するための
手段とを備え、前記作業ステーションは、基部と、前記
基部に固定的に接続され、前記材料ウェブの一方の側に
配置された第１の工具部材と、前記材料ウェブの反対側
に配置された第２の工具部材とを有し、さらに、前記基
部と前記第２の工具部材の間に配置され、前記第２の工
具部材を前記第１の工具部材に関して下降位置へ下降さ
せ、また、前記第２の工具部材を前記第１の工具部材に
関して上昇位置へ上昇させるための第１の昇降部材と、
前記第２の工具部材と前記第１の工具部材に連結され、
前記第２の工具部材を前記下降位置に下降させる際に、
前記第１の工具部材を前記材料ウェブから離れる方向に
移動させるための第２の昇降部材とを含む昇降装置を備
え、前記第２の昇降部材は、第１の接続ロッドを介して
前記フレームに連結された支点と、前記基部に旋回可能
に接続された１つの外側端部と、第２の接続ロッドを介
して前記第２の工具部材に連結された別の外側端部とを
有する少なくとも１つのレバーを備えたことを特徴とす
る包装機械。
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| DE19734513.1 | 1997-08-08 |
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| JP2985080B2 JP2985080B2 (ja) | 1999-11-29 |
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