JPH08230836A - 横型製袋充填包装機のボックスモ−ション型エンドシ−ル装置間移送装置 - Google Patents

横型製袋充填包装機のボックスモ−ション型エンドシ−ル装置間移送装置

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JPH08230836A
JPH08230836A JP6709996A JP6709996A JPH08230836A JP H08230836 A JPH08230836 A JP H08230836A JP 6709996 A JP6709996 A JP 6709996A JP 6709996 A JP6709996 A JP 6709996A JP H08230836 A JPH08230836 A JP H08230836A
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box motion
belt
sealers
end sealer
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裕 玉井
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/52Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 下側のエンドシーラが没したときにベルト搬
送面がエンドシーラ昇降空間を閉じてしまうように搬送
面の長さを変化することにより、短尺品、小物品、重量
品等の包装にも適用できる横型製袋充填包装機のボック
スモーション型エンドシール装置間移送装置。 【構成】 対称なボックスモ−ションを行うエンドシ−
ル装置の両側に第一の搬送路1aと第二の搬送路1bが
配されたベルトコンベア装置からなる。ベルトロール
4,5は、エンドシ−ラのボックスモ−ションと一体に
移動する。ベルトロール4,5は、カム板1,2の案内
作用により、エンドシ−ラ2,3が離間しているときは
相対的に閉じ、またエンドシ−ラ2,3が咬合すべく相
互に接近するときは相対的に離間する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横型製袋充填包装
機におけるエンドシ−ル装置の前後を占めている製品搬
出コンベア、特に、横型製袋充填包装機のボックスモ−
ション型エンドシ−ル装置間移送装置に関し、より具体
的にはエンドシ−ラの両側に配置された第一、第二の搬
送路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の横型製袋充填包装機のボックスモ
ーション型エンドシール装置間移送装置について概略を
説明する。この装置は、上下一対のエンドシーラがボッ
クスモーションするようになっている。ボックスモーシ
ョン動作とは、上下一対のエンドシーラが上下に開いた
状態で上流位置において包装紙のレジマークに合わされ
て閉じ、包装紙の速度に同調して所定距離を移動し、下
流位置で再び上下に開いた上流位置に復帰する動作であ
り、回転カッターに比べて包装紙を熱シールしている時
間が多くとれる特長がある。
【0003】上下一対のエンドシーラをボックスモーシ
ョンさせるための機構は、種々あり、例えば、上下エン
ドシーラのそれぞれ両端を、ダブルクランク機構の連接
リンクに取り付けた構造のものや、上下エンドシーラの
それぞれ両端を、正面カム(溝カム)に係合するととも
に、クランクによって正面カムの偏平円形なカム溝を旋
回させる構造もの(例えば、実開昭62-54910号)があ
る。
【0004】上下一対のエンドシーラがボックスモーシ
ョンするということは、エンドシーラの上流側と下流側
において、エンドシーラに近接して速度同調してテーブ
ル面積が実質的に変化するコンベアが必要であり、該コ
ンベアには、従来において、全く構造を異にする二つの
タイプがあり、現在でもこれらが使用されている。一つ
は、エンドレスなローラーコンベアで、すなわち、左右
にエンドレスな搬送チェーンを垂直に巻掛けして、該搬
送チェーンに多数のローラーを掛渡しかつ下流側のエン
ドシーラが昇降する箇所はローラーを間引きしてエンド
シーラ昇降空間を確保しここからエンドシーラが出没す
る構造であり、他の一つは、ベルトコンベアで、ベルト
搬送面の中途がエンドシーラ昇降空間を確保するように
常に開いていて、しかも該エンドシーラ昇降空間がエン
ドシーラのボックスモーションの水平成分の移動を行
い、該エンドシーラ昇降空間より下側のエンドシーラが
出没するようになっている構造である。
【0005】なお、ベルトコンベアはエンドシーラの上
流側と下流側に分離されていてエンドシーラ昇降空間に
分離されていてエンドシーラ昇降空間がエンドシーラの
ボックスモーションの水平成分の移動を行うようになっ
ているものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ローラーコンベアは、
組付けが面倒で、大きな騒音を発生し、さらにローラー
間に隙間がある等により顧客がきらう場合があるが、ロ
ーラーが掛渡されていない間引き空間が下流側末端まで
行っていて下方へ逃げるので、包装品が短尺品、小物
品、重量品、あるいはばらものであっても、該包装品が
ローラーが設けられていない部分より落下することはな
い。
【0007】これに対し、ベルトコンベアは、静かな運
転が行われるが、包装品が小さいと、ベルト搬送面の中
途のエンドシーラ昇降空間に下側のエンドシーラが没し
たときにエンドシーラの下流側のテーブル面に分離され
た包装品が落下する不具合があるので、小物品等の包装
品にも適用できるようにした考案がある(実公昭49-281
33号)。
【0008】しかし、この考案は、高速運転すると、下
側のエンドシーラにより、ベルト搬送面の中途のエンド
シーラ昇降空間を閉じている小ローラーが強くはね上げ
られる。該小ローラーは耐久性が小さいため、短期間の
交換が必要となる。また、騒音の発生源となる。さらに
該小ローラーは、包装品に対して能動的な送りを与える
ものでないので、短尺品、小物品の包装ができるといっ
ても大きさには限度があり、一定の大きさ以下の短尺
品、小物品になると、やはりベルト搬送面の中途のエン
ドシーラ昇降空間より包装品が落下する不具合がある。
なおさらに、被包装物の種類によっては底面を痛めるこ
とになる惧れがある。
【0009】本発明は、上述した点に鑑み案出したもの
で、ボックスモーション型エンドシール装置の下側のエ
ンドシーラが没したときにベルト搬送面がエンドシーラ
昇降空間を閉じてしまうように搬送面の長さを変化する
ことにより、被包装物の形状にとらわれることなく安定
状態で搬送することができ、短尺品、小物品、重量品等
の包装にも適用できる横型製袋充填包装機のボックスモ
ーション型エンドシール装置間移送装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明の横型製袋充填
包装機のボックスモーション型エンドシール装置間移送
装置は、対称なボックスモ−ションを行い被包装物間の
包装フィルムfをエンドシ−ルする上下一対のエンドシ
−ラ2,3を備えたエンドシ−ル装置の搬入側に配され
た第一の搬送路1aと、搬出側に配された第二の搬送路
1bとが、ベルトコンベア装置からなり、第一、第二の
搬送路1a,1bの対向先端部のベルトロ−ル4,5
が、エンドシ−ラ2,3のボックスモ−ションの水平成
分に対応して移動するように構成された横型製袋充填包
装機のボックスモ−ション型エンドシ−ル装置間移送装
置において、前記第一、第二の搬送路1a,1bの対向
先端部のベルトロール4,5は、エンドシ−ラのボック
スモ−ションと一体に移動するように上側または下側の
エンドシ−ラ2,3の両端に一体的に設けられたカム板
12の案内作用により少なくともいずれか一方のベルト
ロ−ルが、該上下一対のエンドシ−ラ2,3が離間する
ことに連動して下側のエンドシ−ラ2の上昇に干渉しな
いように前記ボックスモ−ションの水平成分移動を行い
つつ相対的に近接するように構成されているともに、前
記カム板12の案内作用により前記少なくともいずれか
一方のベルトロ−ルが、前記上下一対のエンドシ−ラ
2,3が咬合することに連動して下側のエンドシ−ラ2
の上昇に干渉しないように前記ボックスモ−ションの水
平成分移動を行いつつ相対的に離間するように構成され
ている。
【0011】
【発明の実施の形態】本願発明の横型製袋充填包装機ノ
ボックスモーション型エンドシール装置間移送装置の実
施の形態を説明する。先ず、本願発明の横型製袋充填包
装機のボックスモーション型エンドシール装置間移送装
置の作用を図面を参照して説明する。エンドシール2,
3とカム板12がボックスモーションを行うと、ベルト
ロール4,5がボックスモーションの水平成分の移動を
行う。エンドシーラ2,3が開いた状態でボックスモー
ションの上流端ヘ移動してくるとき、ベルトロール4,
5は、下側のエンドシーラの昇降空間を閉じるように相
対的に接近した状態でボックスモーションの水平成分の
上流端へ移動してくる。次いで、エンドシーラ2,3が
互いに閉じ合うように相互に接近して行くと、ベルトロ
ール4,5がカム板12の作用により相対的に離間して
いきエンドシーラ昇降空間が開かれ下側のエンドシーラ
3が干渉することなく上昇し、下降してくる上側のエン
ドシーラ2と咬合い被包装物間の包装フィルムfにエン
ドシールすることになる。続いて、上下のエンドシーラ
2,3が咬合したまま下流側へ移動するとベルトロール
4,5がエンドシーラ昇降空間を開いた状態のままエン
ドシーラ2、3の移動に対応して下流がわへ移動する。
続いて、上下のエンドシーラ2,3が下流側へ来て相互
に離間していくと、ベルトーロール4,5がカム板12
の作用により下降していくエンドシーラ3と干渉するこ
となく相対的に接近していきエンドシーラ昇降空間を閉
じて、被包装物Wを第一の搬送路1aから該エンドシー
ラ2,3間を通して第二の搬送路1b側へ移送する。
【0012】次に実施の形態の構成について図面を参照
して説明する。第一図に示すように、ボックスモーショ
ンを行う上下のエンドシーラ2,3の中に、下側のエン
ドシーラ2の下方を迂回しかつ該下側のエンドシーラ2
の両側に第一、第二の搬送路(テーブル面)1a,1b
を形成するようにエンドレスベルト1が巻掛けられてい
るとともに、該下側のエンドシーラ2の両側近接位置に
おいてエンドレスベルト1を巻掛け案内している二本の
ベルトロール4,5、エンドシーラ2,3のボックスモ
ーションの水平成分速度と同調してベルト搬送方向に往
復直線移動するように設けられた左右一対の可動ブロッ
ク8にそれぞれ枢着された揺動レバー6,7に回転可能
に両端支持され、かつボックスモーション動作を行うエ
ンドシーラブロック11、16の両端に設けられたカム
板12によって揺動されるようになっている。
【0013】該カム板12は、エンドシーラ2,3が開
いたときには、前記ベルトロール4,5が、下側のエン
ドシーラ2の上方を閉じるように揺動レバー6,7を案
内するとともに、エンドシーラ2,3が閉じるときに
は、それに先行して前記ベルトロール4,5が、下側の
エンドシーラ2の上方を開くように揺動レバー6,7を
案内しており、さらに、前記ベルトロール4,5が下側
のエンドシーラ2の上方を閉じるのに対応して前記エン
ドレスベルト1の繰り返しを許容するベルトテンション
手段13が付設されている。
【0014】エンドレスベルト1は、モータ23によっ
て回転される大径な駆動ロール24に巻掛けされ、該駆
動ロール24を基準に時計回りに、ベルトロール25,
26,4,27〜32,33〜38の順に巻掛けされて
下側のエンドシーラ2の下方を迂回しており、下側のエ
ンドシーラ2の両側には、ベルトロール26,4により
テーブル面1aが形成されており、また、ベルトロール
5,33により第二の搬送路1bが形成されている。
【0015】ベルトロール4,5の両端が揺動レバー
6,7の上端に枢支され、揺動レバー6,7を揺動する
ことにより接近・離隔される。揺動レバー6,7は、エ
ンドシーラ2,3のボックスモーションの水平成分速度
と同調してベルト搬送方向に水平ロッド39に案内され
て往復直線移動するように設けられた左右一対の可動ブ
ロック8にそれぞれ中途を枢着されている。各揺動レバ
ー6,7の下側に設けられたカムフォロアー9,10は
下側のエンドシーラ2を支持してボックスモーション動
作を行うエンドシーラブロック11の両端に設けられた
カム板12のカム溝12a,12bに嵌合されている。
【0016】カム溝12a,12bは、互いの間隔が狭
く保たれた下部平行部分と、互いの間隔が広く保たれた
上部平行部分と、下部平行部分と上部平行部分とをつな
いでいる中間傾斜部分とからなるカム曲線となってい
て、下部平行部分において、エンドシーラ2がベルトロ
ール4,5よりも所要下のレベルにあるとき、カムフォ
ロアー9,10を互いに接近保持するように案内してお
り、中間傾斜部分において、エンドシーラ2がベルトロ
ール4,5の僅か下のレベルまで上昇する工程のとき、
カムフォロアー9,10を離隔させるように案内してお
り、上部平行部分において、カムフォロアー9,10を
引き続き離隔した状態に案内している。
【0017】ベルトロール4,5を支持する揺動レバー
6,7は、エンドシーラ2,3のボックスモーションの
水平成分速度と同調してベルト搬送方向に往復直線移動
するように設けられた左右一対の可動ブロック8にそれ
ぞれ中途を枢着されている。これら揺動レバー6,7を
揺動するカム板12は、下側のエンドシーラ2のボック
スモーションと一体に動作するように構成されている。
エンドシーラ2,3が上下に開くときは、カム板12が
下降しカムフォロアー9,10がカム溝12a,12b
に規制されて離隔し、ベルトロール4,5が下降した下
側のエンドシーラ2の上方を閉じるようになっている。
また、エンドシーラ2,3が閉じるときは、カム板12
が上昇し、カムフォロアー9,10がカム溝12a,1
2bに規制されて接近し、ベルトロール4,5が離隔し
てその間を下側のエンドシーラ2がコンベア上の製品の
半分の高さまで突上がるようになっている。
【0018】そうして、ベルトロール29,36のそれ
ぞれの両端を枢支するスィングアーム13aと、該スィ
ングアーム13aを持上げるばね13bとからなるベル
トテンション手段13が付設されており、ベルトロール
4,5が離隔したり接近する際のエンドレスベルト1の
長さの調節を行う。
【0019】なお、上述の説明から分かるように、本発
明のベルトコンベアはボックスモーション型エンドシー
ル装置に組み込まれるものなので、以下に、ボックスモ
ーションかたエンドシール装置について説明しておく。
【0020】この実施例に示されたボックスモーション
型エンドシール装置は、従来に類例が全くないタイプに
構成されてボックスモーションを行いつつ、横シール・
カットするようになっている。エンドシーラ2,3は、
ベルトコンベアの両端に一体的に立設される4本のガイ
ドロッド15,15に嵌合案内されるエンドシーラブロ
ック11,16にそれぞれ設置され、エアシリンダ1
7,18によって互いに接近・離隔されるようになって
いる。ガイドロッド15,15は可動テーブル19に立
設され、該可動テーブル19は、水平ガイドロッド20
に案内されているとともに、ボールネジ21に螺合され
ており、該ボールネジ21が減速機付きサーボモータ2
2で回転されることにより、ベルトコンベアの搬送方向
に平行に往復動されるようになっている。ボールネジ2
1に螺合して水平移動される可動テーブル19に立設さ
れている。ボックスモーションの上流端である位置P
は、エンドシーラ2,3の待機位置である。サーボモー
タ22は、エンドシーラ2,3がボックスモーションの
上流端P2に待機した状態において、該上流Pよりも僅
かに上流に離れた位置P1に包装フィルムfのレジマー
クmが来ると、この一致を検出する図示しない上流位置
に設置されたレジマークセンサーの検出信号により、急
速に立上がり回転するようになっていて、エンドシーラ
2,3が位置P3に移動した時点で包装フィルムfの流
れ速度同調を完了し、以後、エンドシーラ2,3が位置
P5に移動するまで速度同調し、さらに、エンドシーラ
2,3が位置P5に移動した時点で急速に減速し、エン
ドシーラ2,3がボックスモーションの下流端P6に一
致した時点で回転を停止し、引き続いて直ちに急速な立
ち上がりで反対回転して、エンドシーラ2,3がボック
スモーションの上流端P2に復帰するまで該反対回転を
行うようになっている。エンドシーラ2,3の接近は、
ボックスモーションの上流端P2の上流端において、エ
ンドシーラ2,3の移動開始とともに行われ、エンドシ
ーラ2が位置P3に移動した時点では、該エンドシーラ
2がベルトロール4,5に干渉直前のレベルに上昇した
状態となるように調整されている。また、エンドシーラ
2,3は、これらエンドシーラ2,3が位置P5に移動
した時点で離隔開始し、ボックスモーションの下流端p
6に移動した時点で離隔を終了する。従って、エンドシ
ーラ23はエアシリンダ17,18の伸縮作動と可動テ
ーブル19の移動とが合成されたボックスモーションを
行う。
【0021】続いて、上記のように構成された横型製袋
充填包装機のボックスモーション型エンドシール装置間
移送装置の作用を説明する。第一図の状態から、エンド
シーラ2,3とカム板12がボックスモーションを行う
と、可動ブロック8が該ボックスモーションに同期して
その水平成分速度でベルト搬送方向に往復移動すること
になり、第2図,第3図,第4図の順に変動して再び第
1図の状態にもどる。
【0022】第1図は、ボックスモーション型エンドシ
ール装置のエンドシーラ2,3がボックスモーションの
上流端P2に位置して開いている状態を示す。エンドシ
ーラ2,3がボックスモーションの上流端P2に待機し
た状態では、ベルトロール4,5が下降した下側のエン
ドシーラ2の上方を閉じている。すなわち、エンドシー
ラブロック11が下降し、カム板12のカム溝12a,
12bによってカムフォロアー9,10が開かれ、揺動
レバー6,7の上端に枢支されたベルトロール4,5が
接近して、テーブル面より下方に没したボックスモーシ
ョン型エンドシール装置の下側のエンドシーラ2の上方
を閉じている。そうして、位置P1に包装フィルムfの
レジマークmが来ると、この一致を検出する図示しない
上流位置に設置されたレジマークセンサーの検出信号に
より、サーボモータ22が回転するとともに、若干遅れ
た時間でエアシリンダ17,18が伸長作動してエンド
シーラ2.3が接近開始する。
【0023】第2図は、エンドシーラ2,3が互いに接
近中で位置P3に水平移動した状態を示す。エンドシー
ラ2,3は、位置P3に移動した時点より包装フィルム
fの流れ速度と速度同調を開始し、第4図に示すよう
に、位置P5に移動するまで速度同調を行う。ベルトロ
ール4,5は、上昇するエンドシーラ2と干渉しないよ
うに離隔し、下側のエンドシーラ2がベルトロール4,
5に上昇接近したときに開動作を完了する。ベルトロー
ル4,5は、エンドシーラ2と一体にカム板12が上昇
しカム溝12a,12bによってカムフォロアー9,1
0が互いに接近し、揺動レバー6,7が揺動することに
より互いに離隔される。
【0024】第3図は、エンドシーラ2,3が、位置P
4に水平移動するとともに、横シール・カットしている
状態を示す。離隔維持されるベルトロール4,5の間を
咬合するエンドシーラ2,3が、被包装物W,W間にお
いて包装フィルムfを挟持して加熱シールするととも
に、ボックスモーション型エンドシール装置の上側のエ
ンドシーラ3に組み込まれたカッター14がレジマーク
mに一致して包装フィルムfをカットする。
【0025】第4図は、エンドシーラ2,3がボックス
モーションの下流端P6まで移動した時点で完全に開い
た状態を示す。エンドシーラ2,3は、位置P5に移動
した時点で、これらエンドシーラ2,3が開き始め、カ
ム板12がエンドシーラ2とともに下降し、カム溝12
a,12bによりカムフォルアー9,10を開くので、
ベルトロール4,5は接近した状態になり、下側のエン
ドシーラ2の上方を閉じる。
【0026】引き続いて、サーボモータ22が直ちに急
速な立上がりで反対回転することにより、エンドシーラ
2,3が開いたままボックスモーションを続行すると、
ベルトロール4,5が下側のエンドシーラ2の上方を閉
じたまま、第1図の状態に復帰する。このときベルトコ
ンベア上の被包装物Wが一個、ベルトロール4,5間を
通過するが、ベルトローラ4,5が下側のエンドシーラ
2の上方を閉じているので、重量が大きい短尺品、小物
品である場合でも、ベルトロール4,5間に落ち込んだ
り、落下したりせずに、ベルトロル4,5間を良好に通
過できる。以上により、横シール・カットの1サイクル
を完了し、以後、これを反復する。
【0027】上記構成では、ベルトロール4,5を可動
して下側のエンドシーラ2の上方を閉じるようにしてい
るが、ベルトロール4,5の少なくとも一方のみを可動
できるようにして下側のエンドシーラ2が下降したと
き、その上方を閉じるようにしても良い。その場合、反
可動側のベルトロールは、下側のエンドシーラ2の上方
と干渉しないように従来通りの位置に設けられ、可動側
のベルトロールは、板カムによって揺動リンクを揺動し
て下側のエンドシーラの上方を閉じるようにする。
【0028】ベルトロール4,5の両端を揺動レバー
6,7の下端に枢支し、揺動レバー6,7の中途を可動
ブロック8にそれぞれ枢着し、さらに揺動レバー6,7
の上端を、上側のエンドシーラブロック16の両端に天
地を逆にして垂下した板カム12と係合させてもよい。
さらに上記構成では、上下エンドシーラ2,3にボック
スモーションを与える機構について、おむすび円のカム
溝を持ったカム板によらずサーボモータ18,22を用
いてX軸とY軸の変動を生じるようにしているが、冒頭
の従来技術の項で述べた種々のボックスモーションを与
える機構の採用が可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願発明の横
型製袋充填包装機のボックスモーション型エンドシール
装置間移送装置によれば、ボックスモーション型エンド
シール装置の下側のエンドシーラの少なくとも片側近傍
のベルトロールを、カム板によってボックスモーション
の水平成分速度と同調して移動するように設けて、上下
のエンドシーラが開いたときには、ベルトロールが、下
側のエンドシーラの上方に移動するように構成し、上下
のエンドシーラが閉じるときには、それに先行してベル
トロールが下側のエンドシーラの上方から退くように構
成したので、ボックスモーション型エンドシール装置に
組込むことができ、エンドシーラがボックスモーション
を行うと、横シール・カット時以外は、下側のエンドシ
ーラが没したときにベルト搬送面がエンドシーラ昇降空
間を閉じてしまうように搬送面の長さを変化することに
より、被包装物の形状にとらわれることなく安定状態で
搬送することができ、隙間をほぼ完全に埋めるように搬
送面の長さを変化することになるから、重量が大きい短
尺品、小物品、重量品等の包装に好適な横型製袋充填包
装機のボックスモーション型エンドシール装置間移送装
置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の横型製袋充填包装機のボックスモー
ション型エンドシール装置間移送装置実施例に係り、第
一の搬送面と第二の搬送路が閉じ合っている動作状態を
示す図である。
【図2】〔図1〕の次の動作工程を示すものであって、
第一の搬送路と第二の搬送路が開いて上下のエンドシー
ラが咬合開始する動作状態を示す図である。
【図3】〔図2〕の次の動作工程を示すものであって、
第一の搬送路と第二の搬送路が開いて上下のエンドシー
ラが咬合し開始するエンドシール中を示す図である。
【図4】〔図3〕の次の動作工程を示すものであって、
上下のエンドシーラが離間し第一の搬送路と第二の搬送
路が閉じて上流側へ復帰移動する復帰動作を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ・・・エンドレスベルト、 1a ・・・第一の搬送路、 1b ・・・第二の搬送路、 2,3 ・・・エンドシーラ、 4,5 ・・・ベルトロール、 6,7 ・・・揺動レバー 8 ・・・可動ブロック 11 ・・・エンドシーラブロック 12 ・・・カム板、 13 ・・・ベルトテンション手段、 16 ・・・エンドシーラブロック、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対称なボックスモ−ションを行い被包装
    物間の包装フィルムをエンドシ−ルする上下一対のエン
    ドシ−ラを備えたエンドシ−ル装置の搬入側に配された
    第一の搬送路と、搬出側に配された第二の搬送路とが、
    ベルトコンベア装置からなり、第一、第二の搬送路の対
    向先端部のベルトロ−ルが、エンドシ−ラのボックスモ
    −ションの水平成分に対応して移動するように構成され
    た横型製袋充填包装機のボックスモ−ション型エンドシ
    −ル装置間移送装置において、 前記第一、第二の搬送路の対向先端部のベルトロール
    は、 エンドシ−ラのボックスモ−ションと一体に移動するよ
    うに上側または下側のエンドシ−ラの両端に一体的に設
    けられたカム板の案内作用により少なくともいずれか一
    方のベルトロ−ルが、該上下一対のエンドシ−ラが離間
    することに連動して下側のエンドシ−ラの下降に干渉し
    ないように前記ボックスモ−ションの水平成分移動を行
    いつつ相対的に近接するように構成されているともに、 前記カム板の案内作用により前記少なくともいずれか一
    方のベルトロ−ルが、前記上下一対のエンドシ−ラが咬
    合することに連動して下側のエンドシ−ラの上昇に干渉
    しないように前記ボックスモ−ションの水平成分移動を
    行いつつ相対的に離間するように構成されていることを
    特徴とする横型製袋充填包装機のボックスモ−ション型
    エンドシ−ル装置間移送装置。
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