JP2000128125A - 製品を梱包容器内に挿入するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 梱包用機械において、梱包容器内に製品を挿
入するための装置を提供する。 【解決手段】 該装置は、製品に平行な経路に沿って案
内される挿入プランジャと、第１の変位制御部によって
製品の上方に予め位置付けられかつ第２の変位制御部に
よって製品の上に降ろされるカバー要素とを含み、挿入
プランジャとカバー要素とが協働して製品を容器内に挿
入する動きを実行する。第２の変位制御部は、実質的に
垂直な制御面と、該制御面に係合する、水平方向の変位
のための要素とを含む。該要素の水平方向の調節変位
は、変換装置によって、カバー要素を垂直方向に降ろす
動きに変換される。該制御面は、形態または構成の変更
のために、実質的に水平方向に変位が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、梱包用機械におい
て製品を梱包容器内に挿入するための装置であって、製
品に平行な経路に沿って案内される挿入プランジャと、
第１の変位制御部によって製品の上方に予め位置付ける
ことができかつ第２の変位制御部によって製品の上に降
ろすことができるカバー要素とを有し、該挿入プランジ
ャと該カバー要素とが製品を容器内に導くよう共同で挿
入動作を行なう、装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】上述のような装置は、通常、梱包される
べき製品（チューブ、ボトル、またはブリスターパック
（blister pack）片の積重ね）がその上で輸送される製
品チェーン等を備える、連続して動作する梱包用機械に
おいて使用される。折畳式箱等の容器は、製品を、選択
的にはパンフレットと共に挿入できるように、製品チェ
ーンと平行に案内される。挿入プランジャがこの挿入作
業を助けるが、挿入プランジャもまた、製品チェーンと
平行である輸送の主方向に沿ってチェーントランスポー
タによって動かされて、輸送の主方向に垂直な、挿入の
ための変位が実行される。

【０００３】特に積重ねられたブリスターパック片を挿
入するためには、その積重ねをわずかに圧迫して、挿入
前に安定にすることが必要である。この目的のために、
ＤＥ４３ ０６１ ７３１号は、パッケージ片の積重ね
の上方に持上げた状態で位置合せされその後パックの上
に降ろされる、カバー要素を提案している。このカバー
要素はその後、挿入プランジャと共に、互いに協働して
挿入動作を行なう。ここで、カバー要素は、パック片の
積重ねが梱包容器内に収められるまで、その積重ねの上
に載置される。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】したがって、カバー要
素の変位の依存関係が、挿入される製品のサイズに対し
て正確に調整されることが重要である。もしカバー要素
が不完全にパック片の積重ね上に載置された状態で、そ
の積重ねが側部から支持される前にカバー要素の上側に
圧力が加えられて変位されてしまえば、上方のパック片
がずれてしまい、その結果として、望ましい積重ね構成
が失われ、その積重ねを容器に挿入すること自体、もは
や不可能となるおそれがある。カバー要素の高さおよび
その上げ降しの変位は、調整可能なフレーム部材内に形
成された曲線形経路ガイドによって制御される。フレー
ム部材内では、水平軸のまわりを回転するよう支持され
たカーブローラが動いて、カバー要素の高さを決定す
る。曲線形経路の垂直方向で最も低い区分に達すると、
カーブローラはカバー要素とともに下げられる。曲線形
経路ガイドの垂直方向に上がる区分においては、カバー
要素は対応してカーブローラによって持上げられる。

【０００５】梱包すべき製品が変わると、制御カーブが
その中に形成されるフレーム部材の全体的な高さを上げ
たり下げたりする必要がある。この作業は冗長で時間も
かかり、したがって高くつく。

【０００６】本発明の根底にある目的は、カバー要素を
正確に載置でき、かつ、種々の製品の形態または構成に
合せて簡単に再構成することのできる、上述の種類の装
置を提供することである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この目的は、本発明に従
って、以下のような特徴を有する、製品を梱包容器内に
挿入するための装置によって達成される。すなわち、第
２の変位制御部が実質的に垂直な制御面と、該制御面上
に載置されてそれによって水平方向の調節をするための
要素とを含み、該要素の水平方向の調節動作を変換装置
によってカバー要素を垂直に降ろす動きに変換すること
が可能な装置、である。

【０００８】本発明の根底にある概念は、カバー要素を
製品に対して「送る（deliver)」こと、すなわちカバー
要素を製品の積重ねの上方に位置合せすることと、その
カバー要素を製品の積重ねの上に降ろすこととを、２つ
の独立した変位制御部を使用して行なうことである。形
態または構成（format）を変更する場合、通常は、製品
の積重ねの高さを変更する必要があるだけで、上述の送
る動きは少なくともほぼ同じでよい。したがって、形態
または構成の変更には、第２の変位制御部の調整のみが
必要となる。

【０００９】カバー要素を送って予め位置付ける作業と
それを降ろす動きとを分けることで、梱包すべき製品に
対しても、また、機械内の構造上の境界条件に対して
も、それら両方の変位を互いに独立して最適化すること
ができる。その結果として、機能性に関する高い信頼度
が機械に与えられる。

【００１０】本発明に従えば、カバー要素の上げ下ろし
は、水平な制御面の垂直方向の変化に依存してではな
く、垂直な制御面の水平方向の変化に依存して行なわれ
る。垂直な制御面は、その面の上に載置される要素、た
とえば、垂直軸のまわりを回転するよう設けられたカー
ブローラ等を、水平方向で調整する。このカーブローラ
の水平方向の調節は、特定的には簡単な転送システムの
形の変換装置によって、カバー要素を垂直方向に上げ下
ろしする変位にマッピングされる。この構成によれば、
形態または構成の変更によって必要となるのが、機械内
の制御面をガイドに沿って水平方向に変位させることの
みである、という利点が得られる。これは、フレーム部
材の区分全体を垂直方向に持上げる場合よりも、操作員
にとって、実質的により簡単である。また、制御面は、
機械から横方向に取外して、交換することが可能であ
る。

【００１１】制御面を、形態または構成の変更に合せて
変位させることができ、カーブローラによって係合され
る表面または表面構造を有する、調整プレート上に配し
た場合には、制御面の特に簡単な構造が得られる。この
場合、形態または構成の変更に必要なのは、調整プレー
トを調整することのみとなる。

【００１２】カーブローラを制御面上に確実に載置する
ためには、ばねを使って制御面に対して予め張力をかけ
ておく必要がある。

【００１３】変換装置が、水平方向および垂直方向に対
して傾いたガイドロッドによって好ましくは形成され得
る、傾斜線形ガイドを含む場合、特に有利であることが
わかった。

【００１４】本発明の好ましい実施例によれば、第２の
変位制御部は、カバー要素とともに１つの単位として垂
直に調整することができかつ、カバー要素に対して水平
に変位することのできる、制御要素を含み、制御面に載
置されるカーブローラは、該制御要素上に支持される。
カバー要素を製品の積重ねの上方の位置へと実質的に水
平方向に送る動きは、したがって、制御要素を動かすこ
となく行なうことが可能である。なぜなら、この要素
は、カバー要素に対して水平方向に変位することが可能
なためである。該制御要素は、カバー要素を垂直に下げ
る動きを制御し、この目的のために、制御面をカーブロ
ーラによって係合する。斜め線形ガイドは、制御要素が
制御面のまたは調整プレートの水平方向の形状をたどる
ことを可能にし、したがって、垂直方向の変位を同時に
行なうことができるようにする。その結果として、制御
部材をかつしたがってカバー要素を降ろす動きのための
初期位置を、変更することが可能となる。制御要素の水
平方向の調節動作と垂直方向の調節動作との関係は、傾
斜ガイドロッドの角度によって与えられるが、ここでは
４５°の角度が好ましい。というのも、それによれば２
つの変位の割合が等しくなるためである。

【００１５】カバー要素を送って予め位置付ける作業を
制御する第１の変位制御部は、前方挿入キャリッジを含
む。該前方挿入キャリッジは、製品の方向に変位するこ
とができ、制御カーブによって動かすことができ、ま
た、カバー要素および制御要素がその上に垂直方向に調
節可能な態様で支持される垂直ガイドロッドを支持す
る。カバー要素は、製品またはパック片の積重ねの上
に、上方から、前述の態様で載置され、かつ、好適な、
通常は小さい圧力で負荷がかけられねばならない。この
圧力は、カバー要素の本来の重量によってかけることも
できるが、選択的に、カバー要素を製品の上に載置する
際にそのカバー要素にばねによって予め張力をかけてお
くことも可能である。

【００１６】本発明のさらなる特徴および詳細は、図面
を参照して以下の実施例の説明から導き出すことができ
るであろう。

【００１７】

【発明の実施の形態】図１に示す梱包用機械は、輸送の
主方向、すなわち、図面に直交する、製品輸送チェーン
３がそれに平行にかつ隣接して走行する方向、に走行す
る、折畳式箱輸送チェーン１を有する。図１に示す状態
で、組立てられた折畳式箱２は、折畳式箱輸送チェーン
１上に置かれ、製品輸送チェーン３に面する側が開いて
いる。６つの垂直に積重ねられたブリスターパック片で
ある製品４が、製品輸送チェーン３上に置かれている。
パンフレット１８が、折畳式箱２と製品４との間に置か
れて、製品４とともに折畳式箱２に挿入される。

【００１８】製品４を折畳式箱２に挿入するための装置
は、２つの互いに間隔をおかれた輸送チェーン１４が輸
送の主方向に沿ってその中で走行する、基部２２を含
む。水平ガイドロッド１９は、輸送チェーン１４の間に
延び、その両側にそれぞれ、ベアリングブロック１０お
よび２０を有する。ベアリングブロック１０および２０
はそれぞれ、各輸送チェーン１４よって支持される。線
形の、斜めに配されたガイドロッド２３は、ガイドロッ
ド１９の、製品４とは反対の側に配置されたベアリング
ブロック２０に装着されており、製品の方向に、上向き
に４５°の角度で延びている。

【００１９】前方挿入キャリッジ１１は、水平ガイドロ
ッド１９上に、横方向の変位のために配されており、制
御カーブ９ｂ上に載置するガイドローラ９ａをその下方
端部に有する垂直ガイドロッド９を支持する。制御カー
ブ９ｂは、簡略化のために、図１には非常に概略化して
示す。制御カーブ９ｂは、梱包用機械を通過する間、予
め定められた態様で水平ガイドロッド１９に沿って前方
挿入キャリッジ１１を変位させる。

【００２０】横方向および垂直方向に変位が可能なキャ
リッジ８が、ガイドロッド９上に配置されて、製品輸送
チェーン３に向かって延びるアーム２１を支持する。こ
のキャリッジの前方の自由端部に、可撓性カバー要素６
が支持される。キャリッジ８の垂直ガイドロッド９に沿
った変位が、アーム２１および関連してカバー要素６を
垂直に上げ下げする。ローラ７が、キャリッジ８上に回
転のために配されて、制御要素１６内に形成された水平
ガイド溝１５内に係合する。制御要素１６は、斜めガイ
ドロッド２３に沿った横方向の変位のために載置されて
おり、引張りばね２７によって、下向きに斜め方向に予
め張力が加えられる。カーブローラ１７は、垂直軸Ｄの
まわりの回転のために制御要素１６に配されて、垂直調
整プレート２４内に形成された実質的に垂直な制御面２
４ａに沿ってころがる。カーブローラ１７は、斜めガイ
ドロッド２３上に配置された引張りばね２７によって、
制御面２４ａに対して押し付けられる。調節プレート２
４は、垂直スタンド２６に支持される水平ガイドロッド
２５に沿って調節することが可能である。

【００２１】さらに、軸方向に変位が可能な挿入キャリ
ッジ１２が、水平ガイドロッド１９上に配置される。こ
れもまた、制御カーブ１２ｂ上に載置されるガイドロー
ラ１２ａを有する。制御カーブ１２ｂは、図１において
は簡略化のために、非常に概略的に示される。挿入プラ
ンジャ１３は、挿入キャリッジ１２上に支持されて、製
品輸送チェーン３まで延びる。挿入プランジャ１３は、
その自由端部近傍でベアリングブロック２０内のガイド
を通過し、その前方自由端部で挿入部材５を支持する。
その高さは、梱包される製品４の高さに実質的に対応す
る。

【００２２】次に、挿入サイクルを、図１および図２を
参照して説明する。図１に示した収縮された位置におい
ては、アーム２１およびその上に形成されたカバー要素
６は引込められた位置に置かれている。このとき、ロー
ラ７は、ガイド溝１５内の、製品４とは反対側の端部近
辺に配置され、カーブローラ１７は、調節プレート２４
の、すなわち、制御面２４ａの外側に載置されている。
カバー要素６は、製品４の上方に配置され、製品４から
は離れて引込められている。

【００２３】梱包用機械を通過する間、前方挿入キャリ
ッジ１１はまず、水平ガイドロッド１９に沿って図面の
左に向かって、すなわち、製品輸送チェーン３の方へと
変位され、その結果、カバー要素６を有するアーム２１
が左の方に変位される。このとき、ローラ７は、水平ガ
イド溝１５内をころがって、それによりアーム２１およ
び、製品４上方のカバー要素６を保持する。前方挿入キ
ャリッジ１１は、カバー要素６が製品４の上方に配置さ
れるまで、変位される。

【００２４】梱包用機械をさらに通過する間、カーブロ
ーラ１７が調節プレート２４の制御面２４ａの、くぼみ
２４ｂを有する区分に達すると、引張りばね２７が制御
要素１６を、図１の右方向へと動かす。しかし、斜めガ
イドロッド２３は、この制御要素１６を線形に走行させ
て、右方向に向かう水平方向の動きが同時に垂直方向に
下向きの動きにつながるようにする。このように制御部
材１６が垂直方向に降ろされることで、対応してローラ
７が降り、その結果としてキャリッジ８が、垂直制御ロ
ッド９に沿って下向きに動かされる。これにより、キャ
リッジ８に接続されたアーム２１が、カバー要素６が製
品４の上にその上方から載置されてそれを安定にするま
で、降ろされる。この状態を図２に示す。非常に繊細な
製品の場合には、カバー要素６を、その上に力を加える
ことなく、製品４のすぐ上方で保持することも可能であ
る。

【００２５】梱包用機械をさらに通過する間、挿入キャ
リッジ１２のガイドローラ１２ａが曲線形経路ガイド１
２ｂによって変位されて、挿入キャリッジ１２を水平ガ
イドロッド１９に沿って、製品輸送チェーン３の方に、
かつしたがって折畳式箱輸送チェーン１の方に（図面の
左方向に）移動させる。挿入キャリッジ１１が同時に関
連する動作を行なって、製品４およびパンフレット１８
を折畳式箱２内へと挿入するために、カバー要素６と挿
入部材５とを互いに協働する態様で変位させる。前方挿
入キャリッジ１１および挿入キャリッジ１２はその後引
込められ、カーブローラ１７は調節プレート２４の制御
面２４ａ内のくぼみ２４ｂから抜け出て、図１に示した
最初の位置に戻る。

【００２６】先の説明から理解されるように、カバー用
ふた６が製品の上方の最初の位置において持上げられる
高さは、調節プレート２４の位置によって制御される。
これに対して、カバーふた６を垂直にどれだけ降ろすか
は、カーブローラ１７および斜めガイドロッド２３と協
働する調節プレート２４内のくぼみ２４ｂの深さから導
出される。形態または構成の変更を行なうためには、調
節プレート２４をガイドロッド２５に沿って水平方向に
変位すればよく、それにより、カバー要素６の最初の高
さが変更される。調節プレート２４を交換しない場合、
カバー要素６を垂直方向に降ろす度合いは変化しない。
図３は、調節プレート２４を変位することによって形態
または構成の変更を行なった後の様子を示す。ここで、
挿入部材５は、異なるサイズの挿入部材５ａに交換され
ている。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明に従った梱包用機械の装置を、収縮し
た位置で示す側面概略図である。

【図２】 図１に従った装置を、カバー要素を載置した
直後の状態で示す図である。

【図３】 製品の形態または構成を変更した場合を示
す、図２に対応した図である。

【符号の説明】

１ 箱輸送チェーン、２ 折畳式箱、３ 製品輸送チェ
ーン、４ 製品、５挿入部材、６ カバー要素、７ ロ
ーラ、８ キャリッジ、９ 垂直ガイドロッド、１０，
２０ ベアリングブロック、１１ 前方挿入キャリッ
ジ、１２ 挿入キャリッジ、１３ 挿入プランジャ、１
４ 輸送チェーン、１５ ガイド溝、１６ 制御要素、
１７ カーブローラ、１８ パンフレット、１９ 水平
ガイドロッド、２１ アーム、２２ 基部、２３ 斜め
ガイドロッド、２４ 調整プレート、２４ａ 制御面、
２４ｂ くぼみ、２５ 水平ガイドロッド、２６ 垂直
スタンド、２７ ばね。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルント・ハーネル ドイツ連邦共和国、デー−76297 シュト ゥーテンゼー、グリューネバルトシュトラ ーセ、４ (72)発明者 バルター・ドライツラー ドイツ連邦共和国、デー−76872 ミンフ ェルト、イム・ライゼンガルテン、28

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 梱包用機械において製品（４）を梱包容
   器（２）内に挿入するための装置であって、前記装置
   は、製品（４）に平行な経路に沿って案内される挿入プ
   ランジャ（１３）と、第１の変位制御部（９ａ、１１、
   １９）によって製品（４）の上方に予め位置付けること
   ができかつ第２の変位制御部（８、９、１７、２３、２
   ４、２４ａ）によって製品（４）の上に降ろすことがで
   きるカバー要素（６）とを有し、前記挿入プランジャ
   （１３）と前記カバー要素（６）とが互いに協働して製
   品（４）を容器（２）内に挿入する動きを行ない、 前記第２の変位制御部（８、９、１７、２３、２４、２
   ４ａ）が、実質的に垂直な制御面（２４ａ）と、前記制
   御面（２４ａ）上に載置されその結果として水平に動く
   ための要素（１７）とを有し、前記要素（１７）の水平
   方向の調節動作を、変換装置（１６、２３）によって、
   前記カバー要素（６）を水平に降ろす動きに変換するこ
   とが可能であることを特徴とする、装置。
2. 【請求項２】 形態または構成の変更のために、前記制
   御面（２４ａ）を実質的に水平方向に変位させることが
   可能であることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
3. 【請求項３】 前記制御面（２４ａ）が調節プレート
   （２４）上に形成されることを特徴とする、請求項２に
   記載の装置。
4. 【請求項４】 前記制御面（２４ａ）を係合する要素は
   カーブローラ（１７）であることを特徴とする、請求項
   １から３のいずれかに記載の装置。
5. 【請求項５】 前記カーブローラ（１７）に、ばね（２
   ７）によって前記制御面（２４ａ）に対する張力が予め
   かけられることを特徴とする、請求項４に記載の装置。
6. 【請求項６】 前記変換装置が斜め線形ガイド（２３）
   を有することを特徴とする、請求項１から５のいずれか
   に記載の装置。
7. 【請求項７】 前記線形ガイドが水平方向および垂直方
   向に斜めであるガイドロッド（２３）によって形成され
   ることを特徴とする、請求項６に記載の装置。
8. 【請求項８】 前記第２の変位制御部が、前記カバー要
   素（６）とともに１つの単位として垂直方向に変位する
   ことが可能であって前記カバー要素（６）に対して水平
   に変位することが可能である制御要素（１６）を含み、
   前記制御面（２４ａ）を係合する前記要素（１７）が前
   記制御要素（１６）上に支持されることを特徴とする、
   請求項１から７のいずれかに記載の装置。
9. 【請求項９】 前記制御要素（１６）が傾斜線形ガイド
   （２３）に沿って走行するようにされることを特徴とす
   る、請求項８に記載の装置。
10. 【請求項１０】 前記第１の変位制御部が、製品（４）
    に向かって変位することができ、制御経路に沿って移動
    することができ、かつ、前記カバー要素（６）がその上
    に垂直に調節可能な態様で支持される垂直ガイドロッド
    （９）を支持する、前方挿入キャリッジ（１１）を含む
    ことを特徴とする、請求項１から９のいずれかに記載の
    装置。