JPH11104994A - フイルムの孔位置検査方法および装置 - Google Patents

フイルムの孔位置検査方法および装置

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JPH11104994A
JPH11104994A JP27015397A JP27015397A JPH11104994A JP H11104994 A JPH11104994 A JP H11104994A JP 27015397 A JP27015397 A JP 27015397A JP 27015397 A JP27015397 A JP 27015397A JP H11104994 A JPH11104994 A JP H11104994A
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hole position
holes
cutting
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英行 唐木
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智明 鈴木
Yoshinobu Misumi
嘉信 三隅
Takayuki Kanbara
隆之 神原
Susumu Sato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】写真感光用フイルムの孔が切断位置に掛かって
いるか否かを確実かつ容易に検出するとともに、構成を
簡素化することを可能にする。 【解決手段】長尺フイルムFの側部に形成されたパーフ
ォレーション74が通過する通路S上に向かって配設さ
れ、前記通路S上に第1および第2検査光L1、L2を
照射する第1および第2検査手段142、144と、前
記第1および第2検査光L1、L2がそれぞれ前記パー
フォレーション74を通過した際にのみ、前記パーフォ
レーション74がいずれも端面162に掛かっていない
と判定する判定手段164とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フイルムロールか
ら巻き戻された長尺な写真感光用フイルムの孔が切断位
置に掛かっているか否かを検出するためのフイルムの孔
位置検査方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、写真感光用フイルムを加工して
包装する際には、フイルムの加工、加工された定寸フイ
ルムの巻き取り、巻き取られた定寸フイルムのパトロー
ネへの組み込み、および定寸フイルム入りパトローネの
ケースへの装填等の種々の処理が行われている。
【0003】この場合、各種処理を行うステーションと
して、具体的には、フイルムロールを巻き戻して所定の
長さ毎に切断し定寸フイルムを得るフイルム供給部と、
スプールに前記定寸フイルムを巻き込んで巻回体を形成
するフイルム巻き込み部と、丸め成形された胴板の一端
にキャップをかしめて片開パトローネを製造するパトロ
ーネ製造部と、前記片開パトローネ内に前記巻回体を挿
入した後に該片開パトローネの開口する他端にキャップ
をかしめて巻き込みパトローネを製造する組立部と、前
記巻き込みパトローネをケース内に収容した後に前記ケ
ースの開口端部にケースキャップを装着して包装品を得
るケース詰め部とを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フイルムロ
ールから巻き戻された長尺な写真感光用フイルムには、
予め、あるいは巻き戻し後に、その側部に所定間隔ずつ
離間してパーフォレーション(複数の孔)が形成されて
いる。このため、写真感光用フイルムが予め設定された
長さだけ切断位置に送り出された後、この写真感光用フ
イルムを切断する際、パーフォレーションの一つの孔が
前記切断位置に掛かってしまうおそれがある。
【0005】しかしながら、前記切断位置で切断(トリ
ミング)される写真感光用フイルムの端部は、巻き込み
パトローネから所定長さだけ外部に突出する、所謂、ベ
ロ部分であり、このベロ部分の先端に孔の一部が存在す
ると、カメラ内で巻き取る際に支障が生じ、品質(商品
価値)が著しく低下して商品として取り扱うことができ
ない。これにより、巻き込みパトローネの不良の発生率
が高くなってしまい、特に部品単価の高いパトローネを
数多く廃棄しなければならず、不経済であるという問題
が指摘されている。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、フイルムロールから巻き戻される長尺な写真感光
用フイルムから定寸フイルムを得る際、この写真感光用
フイルムの側部に形成された孔が切断位置に掛かってい
るか否かを確実かつ容易に検出するとともに、構成を簡
素化することが可能なフイルムの孔位置検査方法および
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明に係るフイルムの孔位置検査方法および装
置では、写真感光用フイルムが切断位置に停止された状
態で、この写真感光用フイルムの側部に形成された複数
の孔が通過する通路上に第1および第2検査光が照射さ
れる。その際、第1および第2検査光が孔を通過するか
否かを個別に検出し、それぞれの検出結果に基づいて前
記孔が切断位置に掛かっていないかどうかを判定する。
具体的には、第1および第2検査光がそれぞれ孔を通過
した際にのみ、または、第1検査光が感光用フイルムに
遮蔽されかつ第2検査光が孔の一つを通過した際にの
み、複数の孔がいずれも切断位置に掛かっていないと判
定する。
【0008】次いで、いずれかの孔が切断位置に掛かっ
ていると判定された際、写真感光用フイルムが切断され
て得られた不良フイルムは、巻き込み工程等の次段の処
理に送り出されることがなく、自動的に排出される。
【0009】従って、写真感光用フイルムの孔が切断位
置に掛かっている不良フイルムを確実かつ容易に排出す
ることができ、孔掛かりのない高品質な巻き込みパトロ
ーネを効率的に製造することが可能になる。また、フイ
ルムロールから巻き戻された写真感光用フイルムの側部
に、所定間隔ずつ離間してパーフォレーションが形成さ
れる。このため、フイルムロールから包装品を製造する
工程全体を容易に自動化することができる。
【0010】さらにまた、第1および第2検査光を照射
する第1および第2赤外線フォトセンサを備えている。
これにより、写真感光用フイルムの露光を回避するとと
もに、構成の簡素化が可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係るフイルムの孔位置検査方法を実施するためのフイ
ルム加工包装システム10により包装品12を製造する
際の概略斜視説明図であり、図2は、このフイルム加工
包装システム10の概略構成平面図であり、図3は、前
記フイルム加工包装システム10の概略構成側面図であ
る。
【0012】フイルム加工包装システム10は、長尺な
写真感光用フイルムF(以下、長尺フイルムFという)
が巻回されたフイルムロール14を巻き戻して所定の長
さに切断することにより定寸フイルム16を供給するフ
イルム供給部18と、スプール20と前記定寸フイルム
16とを互いに位置決めして前記スプール20に該定寸
フイルム16を巻き込むフイルム巻き込み部22と、胴
板24を丸めるとともに、その一方の端部にキャップ2
6aをかしめて片開パトローネ28を製造するパトロー
ネ製造部30と、このパトローネ製造部30で製造され
た前記片開パトローネ28内に前記スプール20に前記
定寸フイルム16が巻き込まれた巻回体32を挿入した
後、該片開パトローネ28の開口する他方の端部にキャ
ップ26bをかしめて巻き込みパトローネ34を形成す
る組立部36と、この巻き込みパトローネ34をケース
38内に収納し、このケース38の開口端部にケースキ
ャップ40を装着して包装品12を得るケース詰め部4
2とを備える。フイルム供給部18、フイルム巻き込み
部22および組立部36が一体的に暗室44に収容され
る一方、その他の設備、すなわち、ケース詰め部42等
が明室45に収容される。
【0013】図2に示すように、フイルム供給部18、
フイルム巻き込み部22、組立部36およびケース詰め
部42は、フイルム加工包装工程(矢印A方向)に沿っ
て直線上に配設されるとともに、パトローネ製造部30
から前記組立部36に片開パトローネ28を搬送する直
線状の第1搬送路46と、この組立部36から前記ケー
ス詰め部42に巻き込みパトローネ34を搬送する直線
状の第2搬送路48とが設けられる。
【0014】フイルム加工包装工程の下流側には、スプ
ール20をフイルム巻き込み部22に供給するためのス
プール供給部50と、キャップ26bを組立部36に供
給するためのキャップ供給部52と、ケースキャップ4
0を前記ケース詰め部42に供給するためのケースキャ
ップ供給部54と、ケース38を前記ケース詰め部42
に供給するためのケース供給部56とが集中的に配設さ
れることにより、部品供給部58が一体的に構成され
る。
【0015】図2に示すように、パトローネ製造部30
には、キャップ26aを供給するためのキャップ供給部
59と、胴板24をパレット57に収容した状態で供給
するための胴板供給部60とが近接して配設される。
【0016】部品供給部58に近接して製品集積部であ
る包装品集積部61a〜61cが配置される。包装品集
積部61a〜61cとケース詰め部42とが搬送コンベ
ア62を介して連結されるとともに、この搬送コンベア
62の途上に半製品集積部64が設けられる。搬送コン
ベア62に近接して操作盤66が配置されている。
【0017】図4および図5に示すように、フイルム供
給部18は、フイルムロール14を保持してこのフイル
ムロール14を巻き戻す送り出し部70と、前記フイル
ムロール14の終端と新たなフイルムロール14の先端
とを接合する接合部72と、前記フイルムロール14か
ら巻き戻される長尺フイルムFの両側にパーフォレーシ
ョン74(図1参照)を形成する穿孔部76と、前記長
尺フイルムFの片側または両側にサイドプリントを潜像
として記録するサイドプリント部78と、前記長尺フイ
ルムFを所定の長さに切断して定寸フイルム16を形成
する切断部80とを備える。
【0018】接合部72は、図4に示すように、長尺フ
イルムFの終端を吸着保持する接合台82と、新たな長
尺フイルムFの先端を吸着保持する接合準備台84とを
備える。接合台82の上方には、両面貼着テープである
接合テープ86を所定の長さ毎に送り出す回転自在な断
面正方形状の貼り付け台88が設けられ、この貼り付け
台88は、シリンダ90を介してテープカッタ92と一
体的に昇降自在である。
【0019】穿孔部76は、固定されたダイブロック9
3と、このダイブロック93の下方に配置された駆動手
段(図示せず)によって昇降自在なパンチブロック94
とを備える。パンチブロック94の上流側および下流側
には、それぞれサクションチャンバ96、98が設けら
れ、このサクションチャンバ96の上部側には、パスロ
ーラ100およびフィードローラ102が配置されると
ともに、前記サクションチャンバ98の上部側には、ス
プロケットローラ104およびパスローラ106がそれ
ぞれ間欠回転が可能なように配置される。
【0020】サイドプリント部78は、定速搬送用のパ
スローラ110に対応して配置される第1プリント部1
12と、定尺フィード用スプロケット114に対応して
配置される第2プリント部116とを備える。第1プリ
ント部112は、長尺フイルムFの片側または両側にフ
イルムの品種に応じて帯状のサイドプリントを潜像とし
て記録する一方、第2プリント部116は、フイルムの
サイズに応じてDXバーコード、コマ番号数字、コマ番
号バーコード、商品名等を潜像として記録する。
【0021】切断部80は、図5に示すように、互いに
上下方向に対向して配置される可動刃118と固定刃1
20とを備え、フイルムのサイズに応じて長尺フイルム
Fを所定の長さ毎に切断して定寸フイルム16を形成す
る。切断部80の下流側には、端末送り用ニップローラ
122、開閉ガイド124、インサート用ローラ対12
6、128およびガイド板130、132が配設され
る。開閉ガイド124は、フイルム搬送路から退避自在
であり、その下方側に不良フイルムを排出するための排
出口部材136が配設される。
【0022】切断部80の上流側近傍には、第1の実施
形態に係るフイルムの孔位置検査装置140が装着され
る。図6に示すように、孔位置検査装置140は、フイ
ルム供給部18から矢印B方向に巻き戻される長尺フイ
ルムFの一方の側部に形成されたパーフォレーション7
4が通過する通路S上に向かって配設され、この通路S
上に第1および第2検査光L1、L2を照射する第1お
よび第2検査手段142、144を備える。
【0023】第1および第2検査手段142、144
は、それぞれ赤外線である第1および第2検査光L1、
L2を通路S上に照射する第1および第2投光器14
6、148と、長尺フイルムFを挟んで前記第1および
第2投光器146、148に対向する第1および第2受
光器150、152とを備える第1および第2赤外線フ
ォトセンサにより構成されている。
【0024】図7に示すように、第1および第2投光器
146、148側には、上側フイルムガイド154およ
び上側スリットプレート156が配設されるとともに、
第1および第2受光器150、152側には、下側フイ
ルムガイド158および下側スリットプレート160が
配設される。上側フイルムガイド154および下側フイ
ルムガイド158には、第1および第2検査光L1、L
2を通過させるための第1および第2孔部154a、1
58a、154bおよび158bが形成され、上側スリ
ットプレート156および下側スリットプレート160
には、第1および第2孔部156a、160a、156
bおよび160bが形成される。
【0025】長尺フイルムFは、厚さが140μmであ
り、図8に示すように、各部位の寸法が設定されてい
る。具体的には、各パーフォレーション74間の間隔R
1は4.75±0.03mm、前記パーフォレーション
74の長さR2は1.98±0.02mm、定寸フイル
ム16の後端(所謂、ベロ)16cの端面162から最
初のパーフォレーション74の端面162までの距離T
は1.50±0.60mm、さらに第1および第2検査
光L1、L2間の距離R3は4.75n−R2+αmm
である。定寸フイルム16の後端16cの端面162か
ら第2検査光L2までの距離R4は4.75n1−T−
α/2mmである。nは、第1および第2検査手段14
2、144の大きさにより設定される整数であり、第1
の実施形態では、n=3、α=1.2mmである。n1
は、切断部80および第2検査手段144の大きさによ
り設定される整数である。
【0026】このように設定されることにより、長尺フ
イルムFが切断部80に対して正確に配置された状態で
は、第1検査光L1が一つのパーフォレーション74を
通過するように第1投光器146および第1受光器15
0が配置される一方、第2検査光L2が前記パーフォレ
ーションから三つ離れたパーフォレーション74を通過
するように第2投光器148および第2受光器152が
配設される(図6参照)。
【0027】第1および第2検査光L1、L2の光軸径
は、φ1.0mm〜φ1.5mmであり、図9に示すよ
うに、パーフォレーション74に対してスリット状の検
出光として照射される。この検出光は、幅が0.5mm
で、長さが5mmに設定されており、検出精度の向上を
図っている。
【0028】第1および第2受光器150、152は、
判定手段164にそれぞれのオン/オフ信号を送給す
る。判定手段164は、第1検査光L1がパーフォレー
ション74の一つを通過し、かつ第2検査光L2が他の
パーフォレーション74を通過した際にのみ、前記パー
フォレーション74がいずれも切断位置である端面16
2に掛かっていないと判定する。図8に示すように、長
尺フイルムFの位置が、矢印B方向とは反対方向に対し
て距離αの範囲内であれば、パーフォレーション74が
端面162に掛かることはない。
【0029】図10に示すように、フイルム巻き込み部
22は、矢印方向に回転駆動される主軸170に固着さ
れたターンテーブル172と、このターンテーブル17
2に等角度間隔離間して、例えば6箇所に設けられるス
プールチャック手段174と、このスプールチャック手
段174に保持されたスプール20の位置決めを行うス
プール位置決め手段176と、前記スプール20に先端
16aが挿入された定寸フイルム16を押さえるニップ
ローラ178と、前記定寸フイルム16をプレワインド
するプレワインド手段180と、前記プレワインドされ
た定寸フイルム16を所望の状態に巻回するワインド手
段182とを備える。
【0030】フイルム巻き込み部22の下流側には、第
1トランスファ188と第2トランスファ190とが配
列される。第1トランスファ188は、スプール20に
定寸フイルム16が巻回された巻回体32をスプールチ
ャック手段174から受け取った後に180°旋回する
際、この巻回体32を水平姿勢から立位姿勢に姿勢変換
させる。この第1トランスファ188は、回転軸192
とこの回転軸192により矢印方向に旋回するホルダ1
94とを備える。
【0031】第2トランスファ190は、鉛直回転軸1
96を介して鉛直軸回りに旋回自在な旋回台198を備
え、この旋回台198には、昇降自在な複数の把持部材
200が配設される。第2トランスファ190は、第1
トランスファ188から受け取った巻回体32を、組立
部36のインデックステーブル202に載置された片開
パトローネ28内に挿入する。インデックステーブル2
02は、鉛直回転軸206に固着されて割り出し可能に
構成されており、各ステーションに片開パトローネ28
を位置決め保持するためのチャック208が装着され
る。
【0032】図5に示すように、ケース詰め部42は、
インデックステーブル210を備え、このインデックス
テーブル210が鉛直回転軸212に固着されて割り出
し自在である。このインデックステーブル210の各割
り出し位置には、ケース38を供給するステーション、
このケース38内に巻き込みパトローネ34を挿入する
ステーション、前記巻き込みパトローネ34の有無を検
出するステーション、前記ケース38の開放端部にケー
スキャップ40を挿入するステーション、包装品12を
排出するステーション、および不良な包装品12を排出
するステーションが設けられている。
【0033】図2に示すように、フイルム加工包装シス
テム10は、コンピュータ220を組み込む工場内ネッ
トワークにより制御されており、このコンピュータ22
0が前記フイルム加工包装システム10を複数のブロッ
クに分割してそれぞれ専用のコンピュータにより個別に
制御する。
【0034】このように構成されるフイルム加工包装シ
ステム10の動作について、第1の実施形態に係るフイ
ルムの孔位置検査方法との関連で以下に説明する。
【0035】先ず、図4および図5に示すように、フイ
ルム供給部18では、送り出し部70が駆動されてフイ
ルムロール14が矢印方向に回転し、その巻き戻し先端
部が接合部72に搬送される。図4に示すように、接合
部72では、接合台82に長尺フイルムFの後端16c
が吸着保持されており、送り出し部70から送り出され
た新たな長尺フイルムFの先端が接合準備台84に吸着
保持される。
【0036】接合テープ86が貼り付け台88の周囲に
巻き付けられた後、シリンダ90の駆動作用下に前記貼
り付け台88およびテープカッタ92が下降する。これ
により、接合台82上の長尺フイルムFの後端に接合テ
ープ86が所定の幅に貼り付けられ、次いで、接合準備
台84に吸着されている新たな長尺フイルムFの先端1
6aに前記接合テープ86を介して長尺フイルムFの後
端が一部を重ね合わされて貼り付けられる。
【0037】上記接合処理が行われた後、長尺フイルム
Fは、穿孔部76に搬送される。この穿孔部76では、
サクションチャンバ96、98が吸引されることによ
り、長尺フイルムFの上流側がフィードローラ102と
パスローラ100との間で吸引されるとともに、この長
尺フイルムFの下流側がスプロケットローラ104とパ
スローラ106との間で吸引される。従って、長尺フイ
ルムFは、スプロケットローラ104とフィードローラ
102との間で所定の張力が付与されており、パンチブ
ロック94が昇降することによって、前記パンチブロッ
ク94およびダイブロック93の作用下に前記長尺フイ
ルムFの両側にパーフォレーション74が形成される。
【0038】次に、図示しないインデックス装置を介し
てフィードローラ102とスプロケットローラ104と
が間欠回転される。そして、長尺フイルムFが、所定の
送り量で間欠送りされた後、パンチブロック94が昇降
することにより、このパンチブロック94とダイブロッ
ク93とを介して前記長尺フイルムFの両側にパーフォ
レーション74が形成される。上記の動作を繰り返すこ
とにより、長尺フイルムFには、一定のピッチでパーフ
ォレーション74が連続して形成されることになる(図
1参照)。
【0039】穿孔処理された長尺フイルムFは、サイド
プリント部78に搬送され、この長尺フイルムFの片側
または両側には、第1プリント部112を介してフイル
ム品種に応じた帯状のサイドプリントが潜像として記録
される(図4および図5参照)。サイドプリントされた
長尺フイルムFは、パスローラ110とスプロケット1
14との間でフリーループが設けられた後、このスプロ
ケット114に対応して配置された第2プリント部11
6を介してフイルムのサイズに応じたDXバーコード、
コマ番号数字、コマ番号バーコードおよび商品名等が潜
像として記録される。
【0040】サイドプリント部78を通過した長尺フイ
ルムFは、切断部80を介して定寸フイルム16の先端
16aの加工が行われた後、この定寸フイルム16の撮
影枚数に応じて予め設定された切断長さだけ、図6中、
矢印B方向に送り出されて前記長尺フイルムFが停止さ
れる。この状態で、孔位置検査装置140を構成する第
1および第2検査手段142、144が駆動される。
【0041】すなわち、第1および第2検査手段14
2、144を構成する第1および第2投光器146、1
48から通路S上に第1および第2検査光L1、L2が
照射され、この第1検査光L1が一のパーフォレーショ
ン74を通って第1受光器150により検出されるとと
もに、この第2検査光L2が他のパーフォレーション7
4を通って第2受光器152により検出される。
【0042】これにより、第1受光器150から判定手
段164にオン信号が送られるとともに、第2受光器1
52から判定手段164にオン信号が送られ、前記判定
手段164は、長尺フイルムFのいずれのパーフォレー
ション74も端面162に掛かっていないと判定する。
【0043】ここで、パーフォレーション74が所定の
切断停止位置に対してずれている場合には、判定手段1
64には上記とは異なる信号が入力される。これを、図
11および表1を参照しながら以下に説明する。
【0044】
【表1】
【0045】すなわち、図11(c)の孔位置P3に示
すように、パーフォレーション74が正規の位置から距
離αの範囲内だけずれて設定されていると、この孔位置
P3から図11(d)の孔位置P4の範囲内では、第1
検査光L1が前記パーフォレーション74を通って第1
受光器150に照射されるとともに、第2検査光L2が
他のパーフォレーション74を通って第2受光器152
に照射される。従って、判定手段164には、第1およ
び第2受光器150、152からオン信号のみが入力さ
れ、この判定手段164は、パーフォレーション74の
位置がOKである、すなわち、いずれのパーフォレーシ
ョン74も端面162に掛かっていないと判定する。
【0046】一方、図11(a)の孔位置P1に示すよ
うに、パーフォレーション74が正規の位置から矢印B
方向に距離α以上ずれていると、第1および第2検査光
L1、L2がパーフォレーション74間に位置して長尺
フイルムFに遮蔽される。従って、第1および第2受光
器150、152に第1および第2検査光L1、L2が
照射されず、判定手段164には、前記第1および第2
受光器150、152からオフ信号のみが入力される。
【0047】上記の状態は、図11(b)の孔位置P2
に至るまで維持される。そして、検査位置のパーフォレ
ーション74が孔位置P1〜孔位置P2の範囲内に存在
していれば、判定手段164がNGと判定する。さら
に、パーフォレーション74が孔位置P2から図11
(c)の孔位置P3の範囲内では、第1検査光L1がパ
ーフォレーション74を通って第1受光器150に照射
される一方、第2検査光L2が長尺フイルムFに遮蔽さ
れる。このため、判定手段164には、第1受光器15
0からオン信号が入力されるとともに、第2受光器15
2からオフ信号が入力される。判定手段164は、パー
フォレーション74の位置がNGであると判定する。
【0048】さらに、パーフォレーション74が孔位置
P4から矢印C方向(矢印B方向とは逆方向)に大きく
ずれると(図11(e)の孔位置P5参照)、第1検査
光L1が長尺フイルムFに遮蔽される一方、第2検査光
L2がパーフォレーション74を通って第2受光器15
2に照射される。これにより、判定手段164には、第
1受光器150からオフ信号が、第2受光器152から
オン信号が、それぞれ入力され、前記判定手段164
は、パーフォレーション74の位置がNGであると判定
する。
【0049】次いで、切断部80を構成する可動刃11
8と固定刃120とにより長尺フイルムFが切断され、
所定の長さを有する定寸フイルム16が得られる。この
切断時には、切り離された定寸フイルム16の後端16
cと、次に作成される定寸フイルム16の先端16aと
の加工が行われ、さらにこの先端16aにはスプール係
止用の孔が形成される。
【0050】ここで、判定手段164によりいずれかの
パーフォレーション74が端面162に掛かっていると
判断された不良の定寸フイルム16は、NG信号をシフ
トしながら後述するように、自動的に排出される。
【0051】フイルム巻き込み部22では、図5および
図10に示すように、スプール20がターンテーブル1
72のスプールチャック手段174に送り込まれた後、
主軸170が矢印方向に間欠回転されることにより、ス
プール位置決め手段176を介して前記スプール20の
位置決めが行われる。ターンテーブル172が矢印方向
に回転し、定寸フイルム16の先端16aがスプール2
0の溝部に挿入されると、前記ターンテーブル172が
さらに回転し、プレワインド手段180が駆動されて前
記スプール20が回転される。このため、スプール20
に先端16aが係止されている定寸フイルム16がこの
スプール20に所定の長さまでプレワインドされる。
【0052】次に、ターンテーブル172が回転し、ワ
インド手段182が駆動されることにより、スプール2
0に定寸フイルム16がワインドされ、巻回体32が得
られる。
【0053】巻回体32は、第1トランスファ188を
構成するホルダ194に把持された後、このホルダ19
4が180°旋回される際に水平姿勢から垂直姿勢に9
0°だけ回転され、この立位姿勢で第2トランスファ1
90を構成する把持部材200に把持される。この第2
トランスファ190では、良好な定寸フイルム16が巻
回された巻回体32を受け取ると、旋回台198が鉛直
回転軸196と一体的に回転し、把持部材200に把持
されている前記巻回体32を立位姿勢のまま組立部36
を構成するインデックステーブル202に配置されてい
るチャック208の上方に待機させる。このチャック2
08には、片開パトローネ28が載置されている。
【0054】一方、第2トランスファ190は、判定手
段164により不良(NG)であると判定された定寸フ
イルム16が巻回された巻回体32を受け取ると、NG
信号に基づいてこの不良の巻回体32を排出シュート
(図示せず)から自動的に排出する。
【0055】良好な巻回体32が挿入された片開パトロ
ーネ28は、定寸フイルム16の後端16cの有無が検
出された後、キャップ26bが上方開口端に配置され、
さらに、前記キャップ26bが前記片開パトローネ28
の開口部側に圧入され、かしめられる。
【0056】片開パトローネ28にキャップ26bがか
しめられて巻き込みパトローネ34が得られた後、この
巻き込みパトローネ34が第2搬送路48に移載されて
暗室44から明室45に送り出され、ケース詰め部42
側に移送される。ケース詰め部42では、インデックス
テーブル210にケース38が送り込まれ、このケース
38内に巻き込みパトローネ34が挿入される。次に、
巻き込みパトローネ34が挿入されたケース38の開放
端部にケースキャップ40が挿入され、包装品12が得
られる。この包装品12は、搬送コンベア62に送り出
され、包装品集積部61a〜61cに選択的に導入され
る。
【0057】この場合、第1の実施形態では、図6に示
すように、長尺フイルムFが切断部80側に所定の長さ
だけ送り出されて切断停止位置に対応して停止された状
態で、第1および第2検査手段142、144が駆動さ
れ、通路S上に第1および第2検査光L1、L2が照射
される。そして、第1検査光L1が一つのパーフォレー
ション74を通過して第1受光器150に入射され、か
つ第2検査光L2が他のパーフォレーション74を通過
して第2受光器152に入射される際にのみ、判定手段
164を介して前記パーフォレーション74のいずれも
が端面162に掛かっていないと判定する。
【0058】これにより、切断部80を介して定寸フイ
ルム16の後端16cを切断(トリミング)する際に
は、この後端16cの端面162にパーフォレーション
74の一部が掛かっているか否かを確実に検出すること
ができる。従って、不良の定寸フイルム16を組立部3
6に移送することなく自動排出することにより、良好な
定寸フイルム16のみを収容する巻き込みパトローネ3
4が得られる。この巻き込みパトローネ34は、外部に
延在する後端16cに不良が存在することがなく、これ
により前記巻き込みパトローネ34の不良の発生率を可
及的に低減し得るという効果がある。
【0059】さらに、第1の実施形態では、第1および
第2検査光L1、L2がパーフォレーション74を通っ
て第1および第2受光器150、152に入射されたこ
とを検出した場合にのみ、判定手段164は、パーフォ
レーション74の位置がOKであると判定している。こ
れにより、塵埃等に起因して第1および第2検査光L
1、L2が不透過となった際には、常に、NGと判定さ
れるため、OKであると誤判定することがない。すなわ
ち、不良な定寸フイルム16を巻回収容した包装品12
を出荷してしまうおそれがない。
【0060】また、特に、胴板24から製造される片開
パトローネ28は、単品部品として相当に高価である。
このため、片開パトローネ28を用いて得られる巻き込
みパトローネ34の廃棄個数が大幅に削減され、極めて
経済的であるという利点がある。
【0061】さらに、第1の実施形態では、それぞれフ
ォトセンサで構成される第1および第2検査手段14
2、144を備え、この第1および第2検査手段14
2、144で得られるオン/オフ信号に基づいてパーフ
ォレーション74の位置検査を行っている。従って、孔
位置検査装置140全体の構成が有効に簡素化かつ小型
化されるとともに、前記孔位置検査装置140が安価に
得られるという効果がある。
【0062】次に、本発明の第2の実施形態に係るフイ
ルムの孔位置検査方法について、図12および表2を参
照しながら説明する。なお、この第2の実施形態におい
ても、第1の実施形態に係る孔位置検査装置140が使
用される。
【0063】
【表2】
【0064】第2の実施形態では、第1検査光L1が長
尺フイルムFに遮蔽されかつ第2検査光L2がパーフォ
レーション74を通過した際にのみ、いずれのパーフォ
レーション74も端面162に掛かっていないと判定す
る。
【0065】第2の実施形態では、図12に示すよう
に、第1および第2検査光L1、L2間の距離R3aは
4.75n2+Hmmであり、n2=3、H=1.2m
mである。
【0066】このような構成において、先ず、図12
(a)の孔位置P10に示すように、パーフォレーショ
ン74が正規の位置から距離H以上ずれている場合に
は、第1および第2検査光L1、L2が長尺フイルムF
に遮蔽されて第1および第2受光器150、152に入
射されない。このため、判定手段164には、第1およ
び第2受光器150、152からオフ信号のみが入力さ
れ、この判定手段164がNGであると判定する。
【0067】次に、パーフォレーション74が孔位置P
10から図12(b)の孔位置P11の範囲内では、第
2検査光L2がパーフォレーション74を通って第2受
光器152に照射される一方、第1検査光L1が長尺フ
イルムFに遮蔽される。このため、判定手段164に
は、第2受光器152からオン信号が入力されるととも
に、第1受光器150からオフ信号が入力される。判定
手段164は、いずれのパーフォレーション74も端面
162に掛かっていない、すなわち、OKであると判定
する。
【0068】さらに、パーフォレーション74が孔位置
P11から図12(c)の孔位置P12の範囲内では、
第1検査光L1がパーフォレーション74を通って第1
受光器150に照射されるとともに、第2検査光L2が
他のパーフォレーション74を通って第2受光器152
に照射される。従って、判定手段164には、第1およ
び第2受光器150、152からオン信号のみが入力さ
れ、この判定手段164がNGであると判定する。
【0069】そして、パーフォレーション74が孔位置
P12から図12(d)の孔位置P13の範囲内では、
第2検査光L2が長尺フイルムFに遮蔽される一方、第
1検査光L1がパーフォレーション74を通って第1受
光器150に照射される。これにより、判定手段164
には、第1検査光L1のオン信号と第2検査光L2のオ
フ信号が入力され、NGであると判定する。
【0070】このように、第2の実施形態では、第1検
査光L1が長尺フイルムFに遮蔽され、かつ第2検査光
L2が一つのパーフォレーション74を通過した際にの
み、判定手段164を介して前記パーフォレーション7
4がいずれも端面162に掛かっていないと判定する。
これにより、第1の実施形態と同様の効果が得られるこ
とになる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るフイルムの
孔位置検査方法および装置では、写真感光用フイルムが
切断位置に停止された状態で、第1および第2検査光が
この写真感光用フイルムの側部に照射される。そして、
第1および第2検査光がそれぞれ孔を通過するか否かを
検出することにより、複数の孔がいずれも切断位置に掛
かっていないかどうかが判定される。従って、写真感光
用フイルムの切断端部に孔の一部が存在する、所謂、孔
掛かりフイルムを収容した包装品が出荷されることを可
及的に阻止し、高品質な包装品を効率的に製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るフイルムの孔位
置検査方法を実施するためのフイルム加工包装システム
により包装品を製造する際の概略斜視説明図である。
【図2】前記フイルム加工包装システムの概略構成平面
図である。
【図3】前記フイルム加工包装システムの概略構成側面
図である。
【図4】前記フイルム加工包装システムを構成するフイ
ルム供給部の構成側面図である。
【図5】前記フイルム供給部から組立部に至る概略構成
図である。
【図6】前記孔位置検査方法を実施するための孔位置検
査装置の概略斜視説明図である。
【図7】前記孔位置検査装置の概略断面説明図である。
【図8】前記孔位置検査装置を構成する第1および第2
検査手段から照射される第1および第2検査光と定寸フ
イルムの平面説明図である。
【図9】前記第1および第2検査光とパーフォレーショ
ンの平面説明図である。
【図10】前記フイルム加工包装システムを構成するフ
イルム巻き込み部および組立部の構成説明図である。
【図11】前記孔位置検査方法の説明図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る孔位置検査方
法の説明図である。
【符号の説明】
10…フイルム加工包装システム 12…包装品 16…定寸フイルム 18…フイルム供給
部 22…フイルム巻き込み部 30…パトローネ製
造部 36…組立部 42…ケース詰め部 74…パーフォレーション 80…切断部 140…孔位置検査装置 142、144…検
査手段 146、148…投光器 150、152…受
光器 162…端面 164…判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神原 隆之 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 佐藤 進 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺な写真感光用フイルムが巻回されたフ
    イルムロールを巻き戻す工程と、 前記写真感光用フイルムを予め設定された切断長さだけ
    送り出して切断位置に停止させる工程と、 前記写真感光用フイルムが前記切断位置に停止された状
    態で、該写真感光用フイルムの側部に所定間隔ずつ離間
    して形成された複数の孔が通過する通路上に、第1およ
    び第2検査光を照射する工程と、 前記第1および第2検査光が前記孔を通過するか否かを
    個別に検出し、それぞれの検出結果に基づいて前記複数
    の孔がいずれも前記切断位置に掛かっていないかどうか
    を判定する工程と、 を有することを特徴とするフイルムの孔位置検査方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の孔位置検査方法において、
    前記第1および第2検査光がそれぞれ前記孔を通過した
    際にのみ、複数の孔がいずれも前記切断位置に掛かって
    いないと判定することを特徴とするフイルムの孔位置検
    査方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の孔位置検査方法において、
    前記第1検査光が前記写真感光用フイルムに遮蔽されか
    つ前記第2検査光が前記孔の一つを通過した際にのみ、
    複数の孔がいずれも前記切断位置に掛かっていないと判
    定することを特徴とするフイルムの孔位置検査方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の孔
    位置検査方法において、前記複数の孔のいずれかが前記
    切断位置に掛かっていると判定された際、前記写真感光
    用フイルムを切断して得られた不良フイルムを自動的に
    排出する工程を有することを特徴とするフイルムの孔位
    置検査方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の孔位置検査方法において、
    前記フイルムロールから巻き戻された前記写真感光用フ
    イルムの側部に、所定間隔ずつ離間して前記孔であるパ
    ーフォレーションを形成する工程を有することを特徴と
    するフイルムの孔位置検査方法。
  6. 【請求項6】フイルムロールから巻き戻される長尺な写
    真感光用フイルムの側部に所定間隔ずつ離間して形成さ
    れた複数の孔が通過する通路上に向かって配設され、前
    記通路上に第1および第2検査光を照射する第1および
    第2検査手段と、 前記写真感光用フイルムが切断位置に停止された状態
    で、前記第1および第2検査光が前記孔を通過するか否
    かを個別に検出し、それぞれの検出結果に基づいて前記
    複数の孔がいずれも前記切断位置に掛かっていないかど
    うかを判定する判定手段と、 を備えたことを特徴とするフイルムの孔位置検査装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の孔位置検査装置において、
    前記判定手段は、前記第1および第2検査光がそれぞれ
    前記孔を通過した際にのみ、複数の孔がいずれも前記切
    断位置に掛かっていないと判定することを特徴とするフ
    イルムの孔位置検査装置。
  8. 【請求項8】請求項6記載の孔位置検査装置において、
    前記判定手段は、前記第1検査光が前記写真感光用フイ
    ルムに遮蔽されかつ前記第2検査光が前記孔の一つを通
    過した際にのみ、複数の孔がいずれも前記切断位置に掛
    かっていないと判定することを特徴とするフイルムの孔
    位置検査装置。
  9. 【請求項9】請求項6記載の孔位置検査装置において、
    前記第1および第2検査手段は、第1および第2赤外線
    フォトセンサを備えることを特徴とするフイルムの孔位
    置検査装置。
  10. 【請求項10】請求項6記載の孔位置検査装置におい
    て、前記フイルムロールから巻き戻された前記写真感光
    用フイルムの側部に、所定間隔ずつ離間して前記孔であ
    るパーフォレーションを形成する穿孔手段を備えること
    を特徴とするフイルムの孔位置検査装置。
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