JPH07199255A - 長尺フィルムのカール状態検出装置とその仕分け方法 - Google Patents

長尺フィルムのカール状態検出装置とその仕分け方法

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JPH07199255A
JPH07199255A JP6281849A JP28184994A JPH07199255A JP H07199255 A JPH07199255 A JP H07199255A JP 6281849 A JP6281849 A JP 6281849A JP 28184994 A JP28184994 A JP 28184994A JP H07199255 A JPH07199255 A JP H07199255A
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film
magazine
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curl
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JP6281849A
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Christopher T Mattson
クリストファー・トーマス・マットソン
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
    • G03D13/003Film feed or extraction in development apparatus
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B1/00Film strip handling

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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムの善駒撮影後の後処理を促進するた
めに、フィルムマガジンから引き出される長尺フィルム
のカールの度合いを検出する。 【構成】 フィルムマガジンから引き出された長尺フィ
ルムの先導端での著しい恒常捲縮現象を検出するもので
あって、フィルムマガジンの遮光スリットが所定位置を
臨んだ状態で当該フィルムマガジンを位置決めする手段
と、長尺フィルムの先導端を遮光スリットから引き出す
手段と、長尺フィルムのカールの度合いが正常の範囲で
あれば、遮光スリットから引き出される長尺フィルムの
先導端を受承する第1スロットと、長尺フィルムのカー
ルの度合いが前記正常の範囲を超えているのであれば、
遮光スリットから引き出される長尺フィルムの先導端を
受承する第2スロットと、前記第1及び第2スロットの
いずれか一方に受承されたかより当該長尺フィルムを仕
分け分離する手段とで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概して写真フィルムの
現像処理、印画処理またはマウント作りを含む、全駒撮
影後の露出済み長尺フィルムの取り扱いに関し、詳述す
れば、現像処理や印画処理またはマウント作りを正確に
行うに当たり過度の巻き癖のついた長尺フィルムを別に
取り扱えるように、長尺フィルムの切断や搬送に悪影響
が出るほど過度の巻き癖がついた露出済み長尺フィルム
と、通常の切断や搬送に適した普通の巻き癖がついた露
出済み長尺フィルムとを仕分ける装置と方法とに関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常の35ミリフィルムマガジンでは、
ベロを引っ張ることにより長尺フィルムがマガジンから
引き出されるようになっている。カメラ内においてこの
ようにして引き出された長尺フィルムは、カメラ内の矩
形露出窓において駒ごと露出された後に、マガジン内の
フィルムスプールからカメラ内の巻取りスプールに巻き
取られるようになっている。それはともかく、最新のフ
ィルムマガジンとして、カメラのフィルム室に装填する
に当たりマガジンの長手方向に沿って装填する「軸方向
装填型マガジン」が知られており、このような軸方向装
填型マガジンでは、米国特許第4,933,693号に開示され
ているように、フィルムスプールを巻きを解く(unwindi
ng)方向に回転させることによりマガジンの遮光スリッ
ト(ベロ引出し口)を介して長尺フィルムをマガジンか
ら引き出すようになっている。
【0003】軸方向装填型マガジンを使用する場合、ベ
ロが遮光スリットから出ていない状態でマガジンをカメ
ラに装填し、カメラのフィルム室の開閉蓋を閉じた後
に、長尺フィルムの最初の駒が露出窓に臨むまでモータ
ー駆動機構で長尺フィルムを前進させる。軸方向装填型
マガジンでは、ベロを含む最初の駒が露出窓に臨むまで
の長尺フィルムの部分の無駄がないメリットがある。
【0004】しかも、撮影後に現像したネガフィルムを
安全のために元通りマガジンに戻してユーザーに返すこ
とも考えられる。いずれにしても、全駒撮影ないし全駒
露出後に長尺フィルムを自動的、或いは機械的にフィル
ムマガジンに巻き戻した後にマガジンを取り出して、現
像、印画処理、もしくはポジフィルムの場合は現像、マ
ウント作りに付される。
【0005】長尺フィルムが全駒露出される前にあって
は、その長尺フィルムはマガジン内で温度や湿度が変わ
る環境の下で相当の時間ないし期間に亙ってほぼ全長が
巻回された状態にあるか、または全長の一部がカメラ内
の露出窓近傍で解き施された状態で臨んでいるから、長
尺フィルムはフィルムスプールないし心材に対してかな
り強度の巻き癖がついてしまう、所謂「恒常捲縮化(cor
e set)」(常に心材に巻回した状態の巻き癖が固まって
しまう現象)なる現象を起こしてしまう。この恒常捲縮
現象が発生すると、長尺フィルムを自由状態にしたとき
のカール(巻き戻り)の度合いが影響を受けることにな
る。
【0006】即ち、長尺フィルムが製造後に所定長さに
切断されたばかりでは、比較的柔軟で直線状に保つこと
ができる状態にある。何故なら、製造直後の長尺フィル
ムは比較的大径のコアないし心材に巻き取られていると
共に、相対湿度が50〜60%の環境下に保管されてい
るからである。ところが、所定長さに切断してマガジン
内のフィルムスプールに巻回すると、フィルムスプール
に近接して巻回されている最内層側は、その最外層側に
比べてカールの度合いが非常に大きく、しかもこのカー
ルの度合いは、高温度と低湿度のいずれか、または両方
の環境下にあれば時間の経過と共にますます強くなって
しまう。
【0007】その上、軸方向装填型マガジンを用いて全
駒撮影済み長尺フィルムを保存した場合、時間の経過と
共に当該長尺フィルムのコアセット現象が著しくなり、
殊に長期保存した長尺フィルムでの印画プリントの再注
文時には顕著になっている。この傾向はマガジンの寸法
を小さくするために径の小さいフィルムスプールを用い
て、乳化剤層に比べてフィルムベースの厚みが小さい場
合にフィルムスプールの径が小さく、発生しやすい。
【0008】また、長尺フィルムの切断や印画処理ない
しマウント作りなどの露出済み長尺フィルムの写真仕上
げを行うDPE処理機械では、切断した長尺フィルムを
引き出す、或いは、マガジンから長尺フィルムを引き出
して、現像槽と定着槽とに順次送り込むようにしている
が、その場合でのフィルム搬送機構は長尺フィルムの先
導端を把持するようにはなっていない。また、大部分の
長尺フィルムのベース材は、現像定着槽での液体を吸収
して、マガジンから取り出されたばかりの頃に比べて柔
軟になっている。他方では、ベース材として疎水性の材
料を使ったものもあり、この場合では巻き癖による長尺
フィルムの捲縮の傾向が非常に強く、そのために長尺フ
ィルムの内側と外側の対向する巻旋部が互いに密着して
長尺フィルムそれ自体が傷んだり、現像、印画などの写
真仕上げプロセスでフィルム搬送機構にからみついたり
し易いなどの問題がある。
【0009】前述したように、恒常捲縮現象を起こした
長尺フィルムのカールの度合いとその発生の頻度とは、
長尺フィルムの種類や製造後の経過期間、使用環境ない
し保存環境などに応じて著しく変わる。恒常捲縮現象を
起こした長尺フィルムは、長尺フィルムの切断や印画処
理ないしマウント作りなどの露出済み長尺フィルムの写
真仕上げを行うDPE処理機械での取り扱いが非常に困
難になる。
【0010】フィルム搬送機構でのフィルム処理能は非
常に様々あって、一般にカールの度合いが平均的な長尺
フィルムを処理できるように設定、ないし、構成されて
いて、操作者が何らかの入力操作でもしない限り、簡単
に変えられるものではない。従って、DPE処理機械は
常時モニターされている必要があり、一旦トラブルが発
生すると直ちに停止させる必要がある。下手でもすると
取り返しがつかない程長尺フィルムを傷つけてしまいか
ねないし、DPE処理に先立ってカールの度合いが大き
いと判断した長尺フィルムは巻き解す必要があるもの
の、この巻き解しは簡単にできることではない。
【0011】前述の如くの問題点を解消する一方法とし
ては、これからDPE処理しょうとする全ての長尺フィ
ルムに対してマガジンからの引き出し時に巻き解き操作
を施すことが考えられる。このような巻き解き操作で
は、加熱ドラムに巻き癖のついた長尺フィルムを巻き癖
とは反対方向に巻回して所定時間だけ暖めることによ
り、長尺フィルムを直線状にするようになっている。こ
の操作を長尺フィルムごと一々行っていると、各長尺フ
ィルムのDPE処理が滞り、コスト高を惹起することに
なる。
【0012】また、前述の加熱による巻き解き操作は、
処理機械におけるフィルム感度測定性能にも悪影響がで
ることがある。つまり、長尺フィルムに作用させる熱と
張力とを長尺フィルムの種類に応じて適切に制御すると
共に設定してやらないと、高感度フィルもの場合ではカ
ラーバランスやフィルム感度が崩れて、良好な印画プリ
ントが得られなくなる。また、加温された長尺フィルム
を取り扱っているだけでも、その長尺フィルムの乳化剤
層にスクラッチができ易いなど、長尺フィルムに物理的
損傷が発生する可能性が大きくなる。
【0013】以上のことから、全てではないが一部の長
尺フィルムに発生する強い巻き癖による問題点を解消す
ると共に、巻き解き操作を行う必要をなくすことが従来
より望まれている。
【0014】
【発明の目的と構成】前述のことから、本発明は、著し
い巻き癖のついた長尺フィルムの取り扱い、特に露出済
みフィルの後処理に伴う諸問題点を解消するのを主目的
とする。
【0015】また、著しく巻き癖のついた長尺フィルム
と正常の巻き癖のついた長尺フィルムとを検出して仕分
けることにより、露出済み長尺フィルムの後処理操作時
に前述の如くの問題が発生しないようにすることも、本
発明の別の目的である。
【0016】前述の諸目的は、フィルムマガジンの殻か
ら突出する長尺フィルムの先導端での著しい恒常捲縮現
象を検出する長尺フィルムのカール状態検出装置と、そ
の装置の操作方法とを利用することにより本発明により
達成される。この長尺フィルムのカール状態検出装置
は、フィルムマガジンの遮光スリットが第1位置を臨ん
だ状態で当該フィルムマガジンを位置決めする手段と、
長尺フィルムの先導端を遮光スリットから引き出す手段
と、前記第1位置に対して位置決めされていて、当該長
尺フィルムのカールの度合いが正常の範囲であれば、遮
光スリットから引き出される長尺フィルムの先導端を受
承する第1偏向手段と、前記第1位置に対して位置決め
されていて、当該長尺フィルムのカールの度合いが前記
正常の範囲を超えているのであれば、遮光スリットから
引き出される長尺フィルムの先導端を受承する第2偏向
手段と、長尺フィルムの先導端の受承以後の処理のため
に、前記第1及び第2偏向手段のいずれか一方により当
該長尺フィルムを仕分け分離する手段とで構成されてい
る。
【0017】換言すれば、本発明は、長尺フィルムの先
導端の通る遮光スリットを介してフィルムマガジンの殻
から引き出された、著しい恒常捲縮現象を起こした長尺
フィルムのカール状態を検出する方法とその方法を実施
する装置とにより実現されるものであって、当該カール
状態検出方法と装置は、マガジンの遮光スリットが所定
位置を臨んだ状態で当該フィルムマガジンを位置決めす
るステップないし手段と、長尺フィルムの先導端を遮光
スリットを介してマガジンから所定距離だけ引き出すス
テップないし手段と、而して、マガジン内にで恒常捲縮
現象を起こした長尺フィルムの巻き方向に当該先導端が
著しくカールした場合に、当該先導端のマガジンへの捲
縮量だけの著しい長尺フィルムのカール状態を検出する
ステップないし手段で構成されている。
【0018】本発明によれば、本発明の装置と方法と
は、全駒撮影後の後処理後に、または、ネガフィルムで
印画作製して当該フィルムを返却するときに長尺フィル
ムを予め仕分けするのに用いたり、或いは、正常のカー
ル状態であればその長尺フィルムを直接全駒撮影後の後
処理に供するが、カールの状態が著しい場合ではその長
尺フィルムを正常のカール状態の長尺フィルムとは分離
して全駒撮影後の後処理に仕向けるのに用いることもで
きる。その場合、本発明の装置と方法とは、軸方向装填
型マガジンについて用いるのが望ましく、その場合、長
尺フィルムの先導端は第1及び第2偏向手段へと遮光ス
リットを介して自動的に引き出される。通常の35ミリ
フィルムマガジンでは、長尺フィルムの先導端を所定距
離だけ遮光スリットから引き出す必要があり、その後に
フィルムスプールないし長尺フィルムのパーフォレーシ
ョンと係合する駆動機構により最2及び第2偏向手段へ
と送り込まれるようになっている。
【0019】前述したように、本発明によれば、著しく
カールした長尺フィルムを正常のカール状態の長尺フィ
ルムと自動的かつ迅速に仕分けることができ、それによ
り必要に応じて巻き解き操作を施すことができる。全駒
撮影後の後処理時に著しい巻き癖のついた長尺フィルム
によるフィルム搬送機構でのトラブルを避けることがで
き、それ故、全駒撮影後の後処理時でのコスト高と時間
損失を防ぐことができる利点などがある。
【0020】以後、本発明の好ましい実施例を示した添
付図面を参照しながら、本発明を詳述する。尚、添付図
面においては同一部品に対しては同一符号を以て示して
いる。
【0021】本発明の好ましい実施例を説明するに当た
っては、35ミリスチルカメラもしくはレンズ付きフィ
ルムに用いられる場合を想定して説明するが、特に疎水
性フィルムベースを有する長尺フィルムが収納されてい
る軸方向装填型フィルムマガジンについて説明する。し
かし、本発明は、収納した長尺フィルムが捲縮現象を起
こす傾向のあるものであれば、その他の35ミリフィル
ムマガジンや、35ミリに限らず他のフォーマットのフ
ィルムマガジン、カートリッジ、パトローネなど、既存
ないし将来開発されるフィルム容器についても適用でき
るのは言うまでもない。
【0022】前述したように、軸方向装填型35ミリフ
ィルムマガジンの詳細な構成は、本願出願人の米国特許
第4,423,943号と、1998年7月20日に出願した米国特
許出願第221,955号に開示されている。従って、当該マ
ガジンの詳細な構成についてはここでは説明しなが、本
発明の実施例を説明するに当たっては、その軸方向装填
型35ミリフィルムマガジンないしそれと類似のものを
利用したものとして説明する。
【0023】図1を参照するとして、10は軸方向装填
型フィルムマガジンを示す。このマガジン10は、仕分
け位置における位置決め支持体20に装填されたものと
して示してある。位置決め支持体20は樋状の構成をし
ているものとして図示してあるが、マガジン10は、当
該マガジン10の側方張出し口11に形成されている遮
光スリット12が偏向機構30に臨むように、また、マ
ガジン10の内蔵スプール15(図3)の露出端14が
駆動機構40と係合するように、前記位置決め支持体2
0に装填されている。
【0024】尚、マガジン10の装填の仕方としては、
ホッパーないし類似の供給容器から方向を定めて位置決
め支持体20へと落下させて、押付け部材(Ram)をマガ
ジン10の端部へと移動させることによりマガジン10
を駆動機構40に移動させてスプールの露出端14と駆
動機構40との係合を行わせても良いのは明らかであ
る。駆動機構40としては、マガジン10のスプール1
4と係合すると先ず側方張出し口11を偏向機構30に
指向させ、その後に後述のように仕分けテストを行うよ
うになっている。
【0025】仕分けテストを済ませた長尺フィルムやマ
ガジンのいずれか一方、または、両方を手動操作にた、
または、自動的に仕訳するために、種々の長尺フィルム
とマガジンの取扱いオプションが考えられる。本発明の
第1実施例では、仕分けテストを済ませると、マガジン
10は、その中に入っている長尺フィルムのカール状態
が正常のものであれば自動的に機械的に取り出される
が、カール状態が著しいものであれば操作者に対して警
報を発して、問題のマガジンの取り除け、または、再テ
ストを促すようになっている。
【0026】より自動化したシステムでは、巻き癖の著
しい長尺フィルムが入ったマガジンは排除回収箱に自動
的に偏向されるようになっている。他方、完全自動シス
テムでは、カール状態が正常の長尺フィルムが入ったマ
ガジンは通常のフィルム処理ラインに送り込まれれて、
当該マガジン内の長尺フィルムをマガジンから引き出し
た後に、切断ステーション、フィルム処理機などに連続
搬送するようになっている。
【0027】巻き癖の著しい長尺フィルムの入ったマガ
ジンは、巻き解き操作ラインへ送り込んで、前述した巻
き解き操作を当該長尺フィルムに施しても良いわけであ
るが、そのような長尺フィルムは巻き解き操作後に別途
処理しても良いし、または、通常のフィルム処理ライン
へ戻しても良い。
【0028】図2は、マガジン10を端面方向から見た
場合での、カール状態が正常の長尺フィルムとカール状
態が著しい長尺フィルムをそれぞれ実践と仮想線とで示
すと共に、カール状態が正常の場合での範囲と著しい場
合での範囲とを示している。長尺フィルムの先導端28
が所定の一定長さだけ遮光スリット12から外部に引き
出されると点Aから点Bとの間に臨むのであれば、当該
長尺フィルムのカール状態は正常の範囲にあるといえる
が、点Bから点Cとの間に臨むのであれば、当該長尺フ
ィルムのカール状態は著しい範囲にあるといえる。点A
から点Cまでの弧状範囲を二つの範囲に分ける境界点で
ある点Bの位置は、長尺フィルムのカール状態に起因す
る処理機や印画機での搬送上の問題点やスライドマウン
ト作りでの問題点がDPE処理装置により解消されるよ
う、特定の仕様のDPE処理装置に応じて定まる。
【0029】撮影済み長尺フィルムの後処理の場合で
は、長尺フィルムのカール状態は、当該フィルのカール
状態の判定方法に関して1985年に公表されたANSI/ASC規
格のPH1.29においてその特徴が説明されていると共に、
定量化されている。即ち、長尺フィルムのカールの度合
いは、標準規格の矩形フィルムサンプルが呈する曲率半
径を基準として定めている。
【0030】そこで、前述の境界点である点Bの位置を
定める代表例としては、長尺フィルムの先導端28がAN
SI規定の標準フィルムサンプルの条件を満たしているの
であれば、当該規格で規定の巻き癖#75に対応する13.3
ミリの曲率半径に相当する曲線A-X上に定めれてもよ
い。しかし、長さや幅が標準化されている長尺フィルム
の先導端28は前記規格における標準フィルムサンプル
の条件を満たしているとは必ずしも限らないから、点B
の位置としては、巻き癖#75の標準フィルムサンプルを
実際の長尺フィルムの前記先導端28の寸法に切り整え
て、実験により定めればよい。このようにして点Bの位
置を定めると、1ロットに含まれる幾つかのマガジンに
ついて実験したところ、その内の10%以下のマガジン
の長尺フィルムについてのみ、巻き解き操作やその他の
特別取扱いを必要とするほどの巻き癖がついているのが
判明した。
【0031】巻き癖の著しい長尺フィルムの巻き解き操
作は、当該長尺フィルムをその捲縮方向とは反対方向に
加熱ドラムの周囲に巻き付けて、フィルムベースが緩和
する程度の温度まで加熱することにより行っても良い。
この巻付けと加熱操作は、長尺フィルムの現像の前、ま
たは、その後に行っても良い。
【0032】図2に示したように、フィルム先導端28
でのカールの度合いが正常の長尺フィルムは、通常の方
法で好ましくは自動フィルム処理ラインで自動的に処理
するようにしているが、カールの度合いが著しい長尺フ
ィルムについては、前述の巻き解き操作を行うラインへ
自動的に送り込み、巻き解き処理で直線状になった長尺
フィルムを通常のフィルム処理ラインへ戻すようにして
いる。この際、マガジンを図1に示した位置決め支持体
20に装填したまま、マガジン内のテストシステムから
長尺フィルムを排除しても良いし、または、マガジンか
ら引き出してフィルム処理ラインと巻き解き操作ライン
のいずれかに送り込むようにしても良い。
【0033】図1に戻って、図示の軸方向装填型フィル
ムマガジン10は、前述したように公知の構成であっ
て、長尺フィルム28(図3と図4に示す)の先導端2
8が引き出される遮光スリット12が形成されている側
方張出し口11を有し、両端に端蓋18が冠着されてい
るほぼ円筒形の外ケース16からなる。側方張出し口1
1に形成されている遮光スリット12の幅は、35ミリ
フィルムの幅と等しいかそれより僅かだけ大きくなって
おり、周知のようにベルベットもしくはフラシテン布片
が、側方張出し口11の対向表面に貼付されている。
【0034】このフィルムマガジン10を位置決め支持
体20に装填すると、側方張出し口11から外方に出て
いる長尺フィルム26の先導端28が図示のように偏向
機構30に対向した状態で当該マガジン10が自動的に
位置決めされると共に、支持される。この偏向機構30
と位置決め支持体20とは、図3と図4とに示したよう
に側方張出し口11が偏向機構30により支持されるま
で、矢印の方向に沿って互いに近接させられる。
【0035】マガジン10の側方張出し口11には、当
該側方張出し口11と偏向機構30とが前述のように互
いに近接すると作動して、長尺フィルム26に作用して
いる張力を開放して遮光スリット12からの引き出しを
許容する遮光扉機構を設けておいても良い。駆動機構4
0は、この遮光扉機構の作動に応動してフィルムスプー
ル15を送出方向に回転駆動することにより、長尺フィ
ルム26の先導端28を所定長さだけ遮光スリット12
を介してマガジン内から送出する。
【0036】このようにフィルム先導端28がマガジン
10から所定長さだけ送出されると、当該先導端28
は、恒常捲縮現象を起こした長尺フィルムの巻き癖の度
合いに比例する量だけ巻き戻ろうとする。偏向機構30
は、このように巻き戻ろうとするフィルム先導端28の
カールの度合いが、正常か、または著しいかを弁別する
ようになっている。
【0037】偏向機構30の内部構造については図3と
図4とに詳細に示すが、これは図2に示した範囲に入る
カールの度合いを有する長尺フィルムの入ったマガジン
10に対応させたものである。前述したように、フィル
ムマガジン10の側方張出し口11は偏向機構30の入
口側と接触している。図示のように側方張出し口11を
偏向機構30の入口和賀と接触させるのに、図3と図4
とにおいて矢印で示したように押圧力を作用させても良
い。図3に示した長尺フィルム26は、その先導端28
が側方張出し口11の遮光スリット12から突出して、
偏向機構30の第1スロット32に入り込んだ状態で、
外ケース16内のスプール15に巻回されている。
【0038】偏向機構30の前記第1スロット32は、
偏光器30の入口をなしており、ほぼV字形を呈する第
1及び第2傾斜ガイド壁34、36により形成されてい
る。この第1及び第2傾斜ガイド壁34、36の開き具
合は、図2に示した点Aから点Bまでの範囲を包含する
ように選定されているから、フィルムマガジン10から
遮光スリット12を介して送出されたフィルム先導端2
8は、それが正常のカール状態であれば、第1もしくは
第2傾斜ガイド壁32、34に先ず接触して、その傾斜
ガイド壁に案内されて第1スロット32に入り込む。
【0039】このようにカールの度合いが正常のフィル
ム先導端28を検出すると共に、当該フィルム先導端2
8の前進を検出するために、第1スロット32の両側に
第1光源27と第1光電検出器29を配置している。写
真フィルムは不透明であるから、本発明の実施例の説明
で用いている長尺フィルム26の先導端28も不透明で
あり、これが第1光源27と第1光電検出器29との間
の第1光路を横切ると、光電検出器29から光電出力が
発生し、これにより目下通過している長尺フィルム26
は巻き癖の著しいものでないこと、即ち、カールの度合
いが正常の範囲内のものであることが判明する。それと
同時に、前記光電出力に応答して駆動機構40が再駆動
することによりフィルム先導端28がマガジン10に巻
き戻される。
【0040】前述したように、フィルム先導端28が第
1スロット32に入り、それにより第1光源27と第1
光電検出器29との間の第1光路を遮蔽すれば、当該フ
ィルム先導端28のカールの度合いは正常の範囲にある
ことが判断されるのである。そして、第1光電検出器2
9からの光電出力により駆動機構40は逆転されてフィ
ルム先導端28を下のマガジン10に巻き戻し、その後
当該マガジン10は位置決め支持体10から良品回収箱
へと排出されるか、または、前述した通常の長尺フィル
ムの後処理ラインへ送り込まれるのである。
【0041】他方、図4はカールの度合いが著しいフィ
ルム先導端28の場合を示すもので、この場合、マガジ
ン10から遮光スリット12を介して出たフィルム先導
端28は、第1及び第2傾斜ガイド壁34、36の何れ
とも接触しないほど、同図から見て下方へ折曲している
ので、第1スロット32には入らず、第2スロット38
へと入り込む。この第2スロット38の両側にも第2光
源33と第2光電検出器35が設けられているから、第
2スロット38に入り込んだフィルム先導端28は第2
光源33と第3光電検出器35との間の第2光路を横切
ることになる。
【0042】前述のようにフィルム先導端28が前記第
2光路を横切ると第2光電検出器35から光電出力が発
生するが、この光電出力によりフィルム先導端28はそ
のカールの状態が著しいものであることが判明すると共
に、駆動機構40が逆転されてフィルム先導端28をマ
ガジン10に巻き戻すようになる。同時に、第2光電検
出器35からの光電出力により、警報機と表示器のいず
れか一方、または両方が駆動されて、操作者にカールの
度合いが著しい長尺フィルムであることが知らされるの
である。操作者はそれにより問題のフィルムマガジンを
取り除けるか、または、問題のフィルムマガジンが自動
的に不良品回収箱に排出される、或いは、前述した巻き
解き操作ラインに送り込まれるようにしても良い。
【0043】本発明の別実施例として、図3と図4に示
した第1光源27と第1光電検出器29との第1検出セ
ットを用いず、第2光源33と第2光電検出器35との
第2検出セットのみを用いる一方、第1スロット32を
仮想線32Aで示すように延長させても良い。この別実
施例は、偏向機構30の後段に、カールの度合いが正常
の長尺フィルムを通常のDEP処理ラインへと搬送する
フィルム搬送機構を設けた場合に特に有利なものでる。
この場合、カールの度合いが著しい長尺フィルムは、前
述のようにフィルムマガジン10に巻き戻されるのであ
る。
【0044】また別の実施例としては、前記別実施例の
構成を併用するか、しないかに関係なく、第2スロット
38を仮想線38Aで示すように延長させても良い。こ
のまた別の実施例は、偏向機構30の後段に、カールの
度合いが著しい長尺フィルムを前記した巻き解き操作ラ
インへと搬送するフィルム搬送機構を設けた場合に特に
有利なものでる。この場合、第2検出セットは駆動機構
40の逆転駆動に用いるのではなく、駒数計数に用いて
も良いし、或いは、第2検出セットそれ自体を用いなく
ても良い。
【0045】尚、本発明は、矩形ないし通常のスタイル
のマガジンに入っているフィルムのカール状態の検出に
適用することもできる。この場合、所定長さだけフィル
ムの先導端を、当該フィルムと係合する一対のピンチロ
ーラや、スプロケット駆動機構、送り爪機構の何れかで
マガジンから引き出す必要がある。例えば、フィルムの
先導端が所定長さよりも短い場合に当該先導端を把持し
て引き出すか、または、フィルム先導端が所定長さより
も長ければ、所定のマーク位置にフィルム先導端をセッ
トしてマガジンのフィルムスプールが巻かれるようにし
ても良い。何れにしても、マガジンから突出しているフ
ィルム先導端と偏向機構30とは互いに近接させて、フ
ィルムの巻き癖に応じてフィルム先導端が第1スロット
32か第2スロット38に入るようにし、これにより前
述のようにフィルムのカールの度合いを検出するように
しても良い。
【0046】尚、本発明を好ましい実施例について添付
図面を参照しながら詳述したが、当業者にはこのほかに
改変や変形例が容易に想到できるであろうから、後述の
特許請求の範囲を逸脱しない限り、これらの改変や変形
例も本発明の範囲に含まれるものと解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 仕分け位置における位置決め支持体に対して
支持させた状態での軸方向装填型フィルムマガジンの斜
視図。
【図2】 軸方向装填型フィルムマガジンから引き出さ
れた長尺フィルム先導端のカール状態を説明するための
概略端面図。
【図3】 長尺フィルム先導端が正常のカール状態であ
る場合での、位置決め支持体とそれと連繋するフィルム
偏向機構とを示す概略断面図。
【図4】 長尺フィルム先導端が著しいカール状態であ
る場合での、位置決め支持体とそれと連繋するフィルム
偏向機構とを示す概略断面図。
【符号の説明】
10・・・・・軸方向装填型フィルムマガジン 11・・・・・側方張出し口 12・・・・・遮光スリット 14・・・・・フィルムスプールの露出端 15・・・・・フィルムスプール 16・・・・・外ケース 18・・・・・端蓋 20・・・・・位置決め支持体 26・・・・・長尺フィルム 27・・・・・第1光源 28・・・・・フィルム先導端 29・・・・・第1光電検出器 30・・・・・偏向機構 32・・・・・第1スロット 32A・・・・・第1スロットの延長部 33・・・・・第2光源 34・・・・・第1傾斜ガイド壁 35・・・・・第2光電検出器 36・・・・・第2傾斜ガイド壁 38・・・・・第2スロット 38A・・・・・第2スロットの延長部 40・・・・・駆動機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮光スリットを有するフィルムマガジン
    において捲縮現象を起こした長尺フィルムのカールの度
    合いを検出する装置であって、 遮光スリットが所定位置に向かった状態でフィルムマガ
    ジンを位置決めする手段と、 遮光スリットを介してフィルムマガジンから長尺フィル
    ムの先導端を前進させる手段と、 前記所定位置に配置されていて、カールの度合いが正常
    の範囲にある長尺フィルムの前記先導端を受け入れる第
    1検出手段と、 前記所定位置に配置されていて、カールの度合いが著し
    い範囲にある長尺フィルムの前記先導端を受け入れる第
    2検出手段と、 前記第1および第2検出手段の何れかに長尺フィルムの
    先導端が受け入れられることにより、カールの度合いに
    応じて長尺フィルムを仕分ける手段とからなる長尺フィ
    ルムのカール状態検出装置。
  2. 【請求項2】 長尺フィルムの先導端が出入りする遮光
    スリットを有するフィルムマガジンにおいて捲縮現象を
    起こした長尺フィルムのカールの度合いを検出する装置
    であって、 遮光スリットが所定位置に向かった状態でフィルムマガ
    ジンを位置決めする手段と、 遮光スリットを介してフィルムマガジンから長尺フィル
    ムの先導端を所定距離だけ引き出す手段と、 巻き癖の著しいことを、フィルムマガジンから引き出し
    た長尺フィルムの先導端のフィルムマガジンの方へのカ
    ールの度合いに応じて検出する手段とからなる長尺フィ
    ルムのカール状態検出装置。
  3. 【請求項3】 長尺フィルムの先導端が出入りする遮光
    スリットを有するフィルムマガジンにおいて捲縮現象を
    起こした長尺フィルムのカールの度合いを検出する方法
    であって、 遮光スリットが所定位置に向かった状態でフィルムマガ
    ジンを位置決めするステップと、 遮光スリットを介してフィルムマガジンから長尺フィル
    ムの先導端を前進させるステップと、 前記所定位置に配置されていて、カールの度合いが正常
    の範囲にある長尺フィルムの前記先導端を第1スロット
    に受け入れるステップと、 前記所定位置に配置されていて、カールの度合いが著し
    い範囲にある長尺フィルムの前記先導端を第2スロット
    に受け入れるステップと、 前記第1および第2スロットの何れかに長尺フィルムの
    先導端が受け入れられることにより、カールの度合いに
    応じて長尺フィルムを偏向させるステップとからなる長
    尺フィルムのカール状態検出方法。
  4. 【請求項4】 長尺フィルムの先導端が出入りする遮光
    スリットを有するフィルムマガジンにおいて捲縮現象を
    起こした長尺フィルムのカールの度合いを検出する方法
    であって、 遮光スリットが所定位置に向かった状態でフィルムマガ
    ジンを位置決めするステップと、 遮光スリットを介してフィルムマガジンから長尺フィル
    ムの先導端を所定距離だけ引き出すステップと、 巻き癖の著しいことを、フィルムマガジンから引き出し
    た長尺フィルムの先導端のフィルムマガジンの方へのカ
    ールの度合いに応じて検出するステップとからなる長尺
    フィルムのカール状態検出方法。
JP6281849A 1993-12-09 1994-11-16 長尺フィルムのカール状態検出装置とその仕分け方法 Pending JPH07199255A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/164,180 US5373337A (en) 1993-12-09 1993-12-09 Method and apparatus for sorting excessive core set film
US164180 1993-12-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07199255A true JPH07199255A (ja) 1995-08-04

Family

ID=22593336

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JP6281849A Pending JPH07199255A (ja) 1993-12-09 1994-11-16 長尺フィルムのカール状態検出装置とその仕分け方法

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US (1) US5373337A (ja)
EP (1) EP0657768A1 (ja)
JP (1) JPH07199255A (ja)
KR (1) KR950019874A (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
US5373337A (en) 1994-12-13
EP0657768A1 (en) 1995-06-14
KR950019874A (ko) 1995-07-24

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