JPH11104320A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH11104320A
JPH11104320A JP27119297A JP27119297A JPH11104320A JP H11104320 A JPH11104320 A JP H11104320A JP 27119297 A JP27119297 A JP 27119297A JP 27119297 A JP27119297 A JP 27119297A JP H11104320 A JPH11104320 A JP H11104320A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技盤及び役物回路を誤った仕様の遊技機本
体に接続して使用されることを防止し、尚かつ双方の仕
様でハード面での構成を異ならせる必要の無い遊技機を
提供する。 【解決手段】 遊技機本体から着脱交換可能な役物回路
23に自らが属する仕様を特定可能な識別情報を出力す
る識別情報出力手段を設け、この識別情報出力手段から
入力された識別情報に基づいて、賞価値付与手段34の
判定手段35が自らの属する仕様と一致するか否かを判
定し、仕様が一致しないと判定した場合には、遊技不能
化手段36によって、当該遊技機1で遊技を行うために
必要不可欠な遊技機能を無効にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変動入賞装置等の
電気的遊技装置が設けられた遊技盤と、所定の遊技条件
の成立に基づいて、前記変動入賞装置を開閉させる制御
を行う役物回路と、前記役物回路と個別に構成するとと
もに電気的に接続され、打球の入賞を検出して当該役物
回路から送信される賞信号を受けて賞価値を遊技者へ付
与する制御を行う賞価値付与手段と、を備えて、前記遊
技盤は遊技機本体と着脱分離可能に構成されており、当
該遊技盤を新規に入れ替える際には、前記役物回路を当
該遊技機本体に対して交換するようにして成る遊技機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機に代表される遊技機において
は、遊技内容を決定する遊技盤と当該遊技盤に設けられ
た変動入賞装置等の各種電気的遊技装置の動作制御を行
うための役物回路とが交換可能なように構成されてお
り、これら遊技盤や役物回路等の遊技機本体から着脱交
換可能な構成物が取り付けられる遊技機の本体は、各メ
ーカー毎に採用した所定の基準範囲内で互換性を保持で
きるように製造されている。したがって、特定メーカー
の製造に係る遊技盤および役物回路は同一メーカーの製
造に係る本体に対してのみ互換性が保たれ、他メーカー
の製造に係る本体に対しては特定メーカーの製造に係る
遊技盤や役物回路を取り付けることはできないようにな
っている。斯くすることによって、特定メーカーが採用
した球処理システムや賞球排出制御システム等の仕様に
適合していない遊技盤や役物回路が、特定メーカー製造
の遊技機本体に組み込まれることで生ずる不具合を未然
に防止できるのである。
【0003】また、近年では、現金の代わりにプリペイ
ドカード等の有価カードを用いて球貸しが出来る特別仕
様の遊技機も開発されている。これは、有価カードの金
額データを読み取るカード処理装置と遊技機とを接続
し、当該カード処理装置から出力される使用金額データ
を受けた役物回路等が、当該遊技機に備わった球排出装
置を用いて球貸しを行うものである。このような球貸機
能を備えた特別仕様の遊技機は、遊技店で扱う現金の量
を減らせるといった効果があることから、従来仕様の遊
技機と併せて徐々に普及している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た球貸機能を備える特別仕様の遊技機と、球貸機能を備
えていない従来仕様の遊技機とは、球排出制御に関連し
た動作制御が異なっているにも拘わらず、同一メーカー
の製造に係る遊技機本体や遊技盤・役物回路であれば接
続可能な互換性を有しているために、特別仕様の遊技機
用遊技盤や役物回路が、従来仕様の遊技機本体に装着さ
れて使用される可能性があり、遊技機としての正常な動
作を行うことができなかったり、本来認められていない
特殊な機能が付加されてしまうといった不具合が生ずる
場合もある。例えば、単一の球排出機構を用いて賞球排
出動作と貸球排出動作とを行う特別仕様の本体に対し
て、賞球排出動作のみの制御を行う従来仕様の役物回路
を用いた場合や、その逆の場合には、正常な球排出動作
を行うことができないのである。
【0005】したがって、各メーカーが従来より採用し
ていた従来仕様に基づく遊技盤・役物回路・遊技機本体
の構成を、球貸機能を備えた特別仕様に基づく遊技盤・
役物回路・遊技機本体の構成と異ならしめて、同一メー
カーの製造に係る遊技機においても、各仕様毎に遊技盤
および役物回路と遊技機本体との互換性を無くすことが
望ましいのであるが、従来の遊技機の構造と著しく異な
らしめた全く新しい構造で遊技盤・役物回路・遊技機本
体を製造するには、多大の開発費と開発期間を要する上
に、従来仕様と特別仕様とで部品の共通化ができないた
めにコスト増になる等の問題もあり、必ずしも良策とは
いえない。
【0006】そこで、本発明は、遊技盤及び役物回路を
誤った仕様の遊技機本体に接続して使用されることを防
止し、尚かつ双方の仕様でハード面での構成を異ならせ
る必要の無い遊技機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、変動入賞装置(10)等の電気的遊技装
置が設けられた遊技盤(8)と、所定の遊技条件の成立
に基づいて、前記変動入賞装置を開閉させる制御を行う
役物回路(23)と、前記役物回路と個別に構成すると
ともに電気的に接続され、打球の入賞を検出して当該役
物回路から送信される賞信号を受けて賞価値を遊技者へ
付与する制御を行う賞価値付与手段(34)と、を備え
て、前記遊技盤は遊技機本体と着脱分離可能に構成され
ており、当該遊技盤を新規に入れ替える際には、前記役
物回路を当該遊技機本体に対して交換するようにして成
る遊技機において、前記役物回路は、当該役物回路に対
応する遊技機の種類が識別できる識別情報を、前記賞価
値付与手段へ送信する識別情報出力手段(33)を備
え、前記賞価値付与手段には、前記識別情報出力手段か
ら送信される識別情報に基づく前記役物回路に対応する
遊技機の種類と、当該賞価値付与手段に対応する遊技機
の種類との一致・不一致を判定する判定手段(35)
と、前記判定手段からの不一致出力に基づいて、当該遊
技機の所要の遊技機能を停止させる遊技不能化手段(3
6)と、を具備させものとした。
【0008】斯くすれば、役物回路の識別情報出力手段
から送信される識別情報を受けた賞価値付与手段の判定
手段が、識別情報に基づいて当該役物回路と遊技機本体
とが遊技機の種類として一致するか否かを判定し、判定
手段が不一致と判定した場合に出力する不一致出力を遊
技不能化手段が受けると、遊技不能化手段が当該遊技機
の所用の遊技機能を停止させることとなる。
【0009】なお、前記賞価値付与手段は、少なくと
も、賞品球を遊技者側へ排出可能な球排出装置と、当該
球排出装置の排出動作を制御する排出制御回路とを含ん
で構成されるものとしても良い。
【0010】また、前記識別情報は、前記賞信号に一体
的に含ませる信号形態で送信されるものとしても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る遊技機の実施
形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
【0012】図1に示すのは、球貸機能を備えた遊技機
1であり、パチンコ遊技等の遊技機能を備える遊技機本
体1aと、プリペイドカード等の有価カードを用いた球
貸を可能にするためのカードユニット1bとから成る。
なお、球貸機能を必要としない遊技機はカードユニット
を持たないと共に、カードユニットに対する球貸要求等
を行う操作スイッチ等が不要である。また、遊技機本体
とカードユニットを各々独立させた構成とせずに、カー
ドユニットの機能を遊技機本体側に組み込んで、外観上
は遊技機本体であるが球貸機能を持った遊技機とするこ
ともできる。
【0013】上記遊技機本体1aは、中空箱枠状の機枠
2の前面側へ額縁状の前面枠3を回動可能に設けること
で構成してある。上記前面枠3に開設した窓部にはガラ
ス枠4および前面パネル5を回動可能に設けてあり、透
明なガラスが配設されるガラス枠4の後方には、ガイド
レール6で囲まれた遊技部7を有する遊技盤8を配設し
てある。そして、遊技者が遊技盤8の遊技部7に遊技媒
体たる遊技球を発射し、遊技部7に適宜分散配置された
入賞具等により構成される入賞口9…に入賞すると、こ
の入賞球がセーフセンサ(図示省略)によって検出さ
れ、このセーフセンサの検出出力に基づいて、賞価値と
しての賞品球が遊技者に与えられるパチンコ遊技を行え
るようにしてある。
【0014】また、遊技盤8の遊技部7には、打球の流
下方向に変化を与える複数の遊技釘や風車等(符番省
略)を植設してあると共に、当該遊技機1の遊技状態に
応じて制御される種々の電気的遊技装置を設けてある。
この電気的遊技装置として、遊技者にとって有利な第1
状態から遊技者にとって不利な第2状態に変換可能な変
動入賞装置10と、複数の識別情報を可変表示可能な可
変表示装置11とを設けてある。
【0015】上記変動入賞装置10には、特図始動口1
2を設けてあり、この特図始動口12へ入賞した球を特
図始動スイッチ(図示省略)が検出すると、上記可変表
示装置11による特別図柄の可変表示および表示停止が
行われ、停止した図柄の組合せ等が予め定めた特別組合
せに該当すると、所定の遊技条件が成立して、変動入賞
装置10の大入賞口13を繰り返して開放することによ
り、盤面上を流下する球を受入れ易くする特別遊技が行
われるのである。この特別遊技が開始されて大入賞口1
3が開き、大入賞口13内に球が入ると、それらの球は
大入賞口カウントスイッチ(図示省略)により検出され
て、遊技者に賞品球が与えると共に、特別遊技の遊技進
行情報としても使用される。さらに、大入賞口13内に
は、特別な入賞領域としてV入賞口を形成してあり、こ
のV入賞口を通過した球はV通貨検出スイッチによって
検出される。
【0016】なお、遊技部7内を転動する間に、入賞口
9…や特図始動口12,大入賞口13等の何れにも入賞
しなかった球は、遊技部7の最下部に開設されたアウト
口14から回収されて、遊技盤8の裏面側へ導かれるこ
ととなる。
【0017】一方、上記ガラス枠4の下方に位置する前
面パネル5には、遊技盤8の遊技部7内に設けた入賞口
9…等の入賞領域に打球が入賞することに基づいて遊技
者に与えられる賞品球や、上記カードユニット1bの球
貸制御機能により遊技者に貸し出される貸球を貯留する
球供給皿15を設けてあり、この球供給皿15より打球
発射機構へ球を1個宛て供給するのである。また、前面
枠3の下部適所には打球発射機構を操作するための操作
ハンドル16や、上記球供給皿15に貯留できない球を
受け入れる球受皿17等を適宜に設けてある。
【0018】上記カードユニット1b内には、球貸制御
装置(図示省略)を設けてあり、カード挿排口18より
挿入されたプリペイドカード等の有価カードから有価デ
ータを読み取ると共に、例えば球供給皿15に設けた球
貸スイッチ19を遊技客が操作することに応じて所定数
の遊技球を貸し出し、貸し出した遊技球に相当する有価
データを減算した値に有価カードの有価データを書き換
え、返却スイッチ20を遊技客が操作するか、もしくは
有価カードの有価データの残数が“0”になった場合
に、内部に取り込んでいた有価カードをカード挿排口1
8より排出するのである。なお、球貸スイッチ19の近
傍には、例えば3桁の数字を表示可能な球貸要求表示器
21を設けてあり、遊技者が行った球貸要求の内容(球
貸数や有価カードで消費される有価データ)が可視表示
されるようにしてある。
【0019】また、遊技機本体1aの裏面側(図2に示
す)には、上記遊技盤8の遊技部7内へ弾球された球
(セーフ球およびアウト球)を回収して、適宜に処理す
ると共に、各入賞球に応じた賞品球の排出制御、有価カ
ードに使用に基づいた遊技者の選択による球貸排出制御
を行えるように、各種の機能を備えた裏機構盤22を設
けてあり、該裏機構盤22の背面適所には、遊技盤8を
制御するための役物回路23、賞球排出および貸球排出
の動作制御と併せて打球発射機構の制御を行う排出・発
射制御回路24、打球発射機構としての諸機能をユニッ
ト化した発射ユニット25を着脱可能に取り付けてあ
る。
【0020】上記した裏機構盤22が備える主な機能
は、何れかの入賞口へ入賞した入賞球や何れの入賞口に
も入賞せずにアウト口14から回収されたアウト球を処
理する球処理機能と、入賞球に基づく賞球やカードユニ
ット1bからの球貸指令に基づく貸球排出機能であり、
これらの機能の概略を説明する。
【0021】裏機構盤22の裏面側には、遊技盤8の各
入賞口9…等から裏面に導かれた入賞球を集める入賞球
集合樋(図示省略)を設け、この入賞球集合樋によって
集められた入賞球を入賞球案内樋26によって一列状に
整列させ、非接触の磁気センサ等よりなるセーフセンサ
を備えたセーフユニット27へ導いて入賞球を一個宛て
検出させ、該セーフセンサからの検出信号に基づく所定
数の賞球排出動作が完了すると、セーフユニット27が
備えるセーフ球払い出し機構のセーフソレノイドを駆動
させて、処理済みの入賞球を機外へ排出する。また、ア
ウト口14から回収された球もアウト球排出樋(図示省
略)を介して機外へ排出する。なお、機外へ排出された
球は、研磨、洗浄された後に店内の遊技機へ供給されて
循環使用される。
【0022】裏機構盤22の上部には遊技媒体たる球を
貯留するための球貯留タンク28を設けてあり、該球貯
留タンク28内の球は、誘導樋29および調流ユニット
30を経て、遊技媒体たる球を排出する球排出ユニット
31へ供給される。この球排出ユニット31は、上記排
出・発射制御回路24によって動作制御され、任意数の
球を排出することが可能なものである。
【0023】球排出ユニット31の内部には、上記調流
ユニット30の球流路から球を受入れる流路を形成して
あり、この流路に排出ストッパ機構及び排出球の検出手
段たる排出センサ(図示省略)を臨ませてある。そし
て、排出ストッパ機構の排出ソレノイドがオフの状態で
は流下阻止部材(図示省略)が球流路に延出することに
よって球の流下が妨げられて、球が球流路内に滞留する
こととなるが、排出ソレノイドがONになると流下阻止
部材が球流路から待機する方向に移動することで、球流
路内に滞留している球の流下を許容することとなる。従
って、排出センサにより検出した排出球が所定数になる
タイミングで排出ソレノイドをオフにするような制御を
行うことで、任意数の球を排出することができるのであ
る。
【0024】上記球排出ユニット31から排出された球
を受ける球排出樋32は、上記球供給皿15につながる
排球路の途中から分岐するオーバーフロー樋を備えるも
のとしてあり、球供給皿15がパチンコ球で一杯になる
と球排出路から溢れたパチンコ球を球受皿17へ排出で
きるようにしてある。
【0025】上記のような遊技機1においては、各種機
能の相違によって遊技機としての仕様が異なっており、
遊技盤8や役物回路23等の遊技機本体から着脱交換可
能な構成物の仕様と、遊技機本体の仕様とを合致させて
使うことを前提として、製造される。以下に、本発明の
特徴とするこれら遊技機本体や遊技盤・役物回路等の組
合せが不適合な状態で使用されることのない遊技機1を
図3に基づいて説明する。
【0026】遊技機1の本体から着脱交換可能な構成物
である遊技盤8には、変動入賞装置10等の電気的遊技
装置を備えることから、遊技盤8に適合した役物回路2
3でなければ正常な開閉制御を行うことはできないた
め、遊技盤8に不適合な役物回路23を組合せて使用さ
れることは考えられない。しかしながら、遊技盤8に設
けた各種入賞口9…等への入賞球に対する排出賞球数
は、遊技盤8の種類毎に異ならしめる場合があり、遊技
盤8の各種入賞口9…等へ打球が入賞してセーフセンサ
が入賞球を検出すると、この信号は役物回路23に一旦
供給され、この遊技盤8において設定されている賞球数
を役物回路23が賞信号として排出・発射制御回路24
へ送信するようにしてある。
【0027】而して、本発明に係る遊技機1において
は、上記役物回路23に識別情報出力手段33を設け、
該識別情報出力手段33によって識別情報を賞信号と併
せて出力できるようにすると共に、本体側の賞価値付与
手段34には、役物回路23からの識別情報に基づいて
仕様(遊技機の種類)の一致・不一致を判定する判定手
段35を設け、該判定手段35によって仕様の不一致と
判定された場合には、遊技不能化手段36によって、遊
技機1による遊技の実行に必要不可欠な所要の遊技機能
(例えば、発射ユニット25の発射装置,球排出ユニッ
ト31の球排出装置,電源部等)を不能化するものとし
てある。斯くして、遊技機本体の仕様と、遊技機本体か
ら着脱交換可能な構成物の仕様とが一致していない限
り、遊技機として用いることができないので、不適合な
組合せで使用されることを未然に防止できる。
【0028】そして、遊技機本体の仕様と遊技機本体か
ら着脱交換可能な構成物の仕様とが一致した場合には、
役物回路23からの賞信号に含まれる賞球データに基づ
いて排出制御回路37が球排出装置38を制御すること
で、所定数の賞品球が賞価値として遊技者に付与される
事となる。
【0029】なお、識別情報出力手段33が出力する識
別情報は、賞価値付与手段34での判定が可能なもので
あれば如何様な情報でも構わないが、本実施形態におけ
る識別情報としては、賞信号の賞球データに含ませるパ
リティビットと兼用するものとしてある。
【0030】また、上記実施形態に示した遊技機1は、
賞価値として実球を遊技者に与えるものとしたが、これ
に限定されるものではない。例えば、遊技者が実際に遊
技球を取り扱う必要が無いよう遊技内部に予め封入され
た所定数の球を循環使用する所謂封入式遊技機の場合に
は、図4に示す如く、賞価値付与手段34′には賞球の
排出機能を備える必要はなく、データとして記憶してお
き、遊技者が当該遊技機での遊技を止める際に一括して
付与するようにすれば良い。賞価値の付与方法として
は、レシートに打ち出して遊技者に与えるものや、磁気
カード等にデータを書込んで返却するもの等があり、重
くてかさばる球を遊技者が景品交換のために持ち歩く煩
雑さを解消できる。
【0031】なお、封入式遊技機は、遊技者に実球を与
える機能を備えていないので、役物回路23からの識別
情報が不一致と判定された場合には、例えば、遊技不能
化手段36によって遊技者の獲得球数データを更新する
機能を無効とするような制御を行うことが考えられる。
【0032】次に、本発明に係る遊技機1の具体的機能
を、図5に示す機能ブロック図に基づいて説明する。
【0033】遊技盤8の入賞球検出手段である、特図始
動スイッチ39,カウントスイッチ40,V通過検出ス
イッチ41からの検出信号は、役物回路23の入力イン
ターフェース42を介してワンチップマイコン43へ入
力される。このワンチップマイコン42はCPU・RO
M・RAMを一体的に備えるものであり、出力インター
フェース44を介して、遊技制御に関連した制御指令や
遊技情報を出力する。例えば、遊技中の効果音等をスピ
ーカー45へ、電気的遊技装置を駆動させる駆動信号等
を変動入賞装置10のソレノイド等のメカ機構46へ、
発光表示信号等を各種装飾ランプやLED等の装飾装置
47へ、当該遊技機1での遊技により収集された各種情
報を当該遊技店の管理装置へ送るために外部情報送出端
子48へ、表示制御信号等を可変表示装置11の表示装
置49へ送信する。
【0034】また、セーフユニット27のセーフセンサ
50が入賞球を検出すると、セーフ信号を役物回路23
および排出・発射制御回路24へ送信する。このセーフ
信号を受けた役物回路23は、当該入賞球に応じた賞球
データを生成し、送信クロックのタイミングに合わせて
排出・発射制御回路24へ送信する。
【0035】役物回路23からの賞球データおよび送信
クロックと、セーフユニット27からのセーフ信号を受
けた排出・発射制御回路24は、入出力インターフェー
ス51を介して、ワンチップマイコン52へ入力され
る。このワンチップマイコン52もCPU・ROM・R
AMを一体的に備えるものであり、賞球データに応じた
数の賞球を払い出すように、排出ユニット31の排出セ
ンサ53からの検出信号に応じて排出ソレノイド54を
制御する。このようにして、セーフセンサ50からの検
出信号に基づく賞品球の排出動作が完了すると、セーフ
ソレノイド55を駆動させて、処理済みの入賞球を排出
する。
【0036】また、排出・発射制御回路24は、カード
ユニットインターフェース56を介してカードユニット
1bと接続しており、その接続状態は接続確認信号によ
って確認されるものとしてある。正常に接続されていれ
ば、遊技者によって球貸スイッチ19が操作されると、
カードユニット1bから球貸要求信号がカードユニット
インターフェース56を介してワンチップマイコン52
に入力され、このワンチップマイコン52が排出ユニッ
ト31の排出ソレノイド54を制御することで、要求さ
れた数の球貸排出動作が行われるのである。
【0037】さらに、排出・発射制御回路24は、発射
ユニット25のタッチセンサ57からのタッチ信号が入
力されていることを条件に、発射ユニット25の発射モ
ータ58を駆動させ、遊技者が操作ハンドル16を回動
することによって、球供給皿15から供給された球が発
射される。なお、発射停止スイッチ59からの発射停止
信号が入力されると、ワンチップマイコン52は、一時
的に発射モータ58の動作を停止させる。従って、遊技
者が発射停止スイッチ59を押した状態から瞬時的に発
射停止スイッチ59を離し、再び発射停止スイッチ59
を押すと、瞬時的に発射モータ58が駆動することとな
って、単発打ちを行える。
【0038】しかして、上記役物回路23は確率設定回
路60を備えるものとしてあり、この確率設定回路60
で設定可能な範囲であれば、可変表示装置11に特別図
柄の組合せが停止表示される確率を適宜増減できる特別
な機能を備えることから、このような特別仕様の役物回
路23および遊技盤8は、同様に特別仕様に合致した遊
技機本体と組み合わせて使うものとする。例えば、排出
・発射制御回路24がカードユニット1bからの球貸要
求に応じた球貸排出動作を行える仕様の遊技機本体に対
してのみ、使用可能であるとする。この場合、図5に示
す役物回路23と排出・発射制御回路24との組合せは
適合しているので、役物回路23からの賞信号として送
られた識別情報を排出・発射制御回路24が認めること
で、発射モータ58の動作を許容する。一方、不適合な
役物回路23との組合せとなった場合には、役物回路2
3から賞信号として送られた識別情報を排出・発射制御
回路24が不一致と判定することで、発射モータ58の
動作を一切不能とすることで、当該遊技機1での遊技を
不可能とする。
【0039】なお、識別情報出力手段33としての機能
は、図5における役物回路23のワンチップマイコン4
3や出力インターフェース44によって実現し、賞価値
付与手段34における判定手段35や遊技不能化手段3
6の機能は、図5における排出・発射制御回路24のワ
ンチップマイコン52や入出力インターフェース52に
よって実現するのである。また、賞価値付与手段34に
おける排出制御回路37としての機能は、図5における
ワンチップマイコン52や入出力インターフェース51
によって実現し、賞価値付与手段34における球排出装
置38としての機能は、図5における球排出ユニット3
1によって実現するのである。
【0040】次に、上述した役物回路23による処理の
流れを、図6に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0041】電源投入等によって役物回路23が起動す
ると、先ず、RAMやポートのクリア等の初期化処理を
行い、次いで確率設定回路60による確率設定処理を行
う。この確率設定処理が終了すると、遊技盤8から特定
スイッチ(特図始動スイッチ39やカウントスイッチ4
0)が球を検出したか否かを判定し、特定スイッチが球
を検出していた場合にのみ特定スイッチの検出数を記憶
する。
【0042】続いて、セーフセンサ50が球を検出した
か否かを判定し、セーフセンサ50が球を検出していた
場合にのみ賞球データのデータ部を生成する。この賞球
データの一例は、図8に示すようなもので、賞球数をD
0〜D4の4ビットで現すと共に、この賞球数データに
付加するパリティビットで、当該役物回路の仕様が特別
仕様か従来仕様かの情報を付加する。例えば、役物回路
23が特別仕様の場合には偶数パリティとなるようにP
を、役物回路23が従来使用の場合には奇数パリティと
あるようにP′を各々付加するのである。
【0043】上記のようにして賞球データが生成される
と、送信クロックと賞球データとから成る賞信号を送信
する。この送信タイミングの一例は、図9,図10に示
すようなものである。すなわち、セーフセンサ50がO
Nとなって、信号がLレベルに落ちた後、確定時間が経
過すると、ノイズ等による誤動作ではないもの看做して
賞球データの送信を送信クロックの立ち上がりタイミン
グで開始し、ストップビットとしても機能する空白部を
置いて、データ部の送信を行う。このデータ部は、スタ
ートビット1,賞球データ4ビット,パリティ兼識別情
報1ビットから成るものとし、例えば、送信クロックの
立ち上がりを役物回路23のデータ送信タイミング、送
信クロックの立ち下がりを排出・発射回路24のデータ
受信タイミングとして用いることにより、送信クロック
の1サイクルで1ビットの送信および受信が可能なもの
としてある。
【0044】なお、セーフセンサ50がオフで、賞球デ
ータが生成されていない場合は、送信クロックと併せ
て、空白の賞球データ信号(例えば、常時ハイレベルの
信号)を送信する。
【0045】賞球データの送信が終了すると、変動入賞
装置10や可変表示装置11等の電気的遊技装置を動作
制御したり、各種の装飾ランプを点滅させたりといった
遊技処理を行って、一連の処理を終了し、例えば2ms
毎のリセット割り込みがあるまで待機状態となる。そし
て、リセット割り込みがあると、再び特定スイッチの検
出判定やセーフセンサ50の検出判定を行うのである。
【0046】上記のようにして役物回路23が送信した
賞球データを受信する排出・発射制御回路24による処
理の流れを、図7に示すフローチャートに基づいて説明
する。
【0047】電源投入等によって排出・発射制御回路2
4が起動すると、先ず、RAMやポートのクリアおよび
フラグの初期設定等の初期化処理を行い、次いで異常フ
ラグがセットされている(異常フラグ=1)か否かを判
定する。起動直後には、初期化処理で異常フラグは立っ
ていないので、カードユニット1bと接続しているか否
かを判定し、断線等により接続していない場合にのみ異
常フラグを“1”にセットする。次いで、カードユニッ
ト1bからの球貸要求が有るか否かを判定し、球貸要求
があった場合には、球排出ユニット31の排出ソレノイ
ド54を作動させて、25個の球排出動作を行う。な
お、本実施形態におけるカードユニット1bは、1貸出
単位毎に球貸要求を行うものとしてあるので、球貸要求
毎に25個の球貸動作を行えばよいが、カードユニット
1bから任意数の球貸要求を受入れ可能とした場合に
は、要求された貸出球数に応じて、排出ソレノイド54
の動作制御を行うようにすればよい。
【0048】続いて、上記役物回路23から賞信号を受
信し(図7中)、賞球データのデータ部を検出したか
否かの判定を行い、データ部に賞球データが含まれてい
た場合には、当該賞球データ中のパリティビットの検査
に基づいて仕様の一致・不一致を判定する。そして、異
常と判定した場合(例えば、偶数パリティで送信される
べきものが奇数パリティになっていたような場合)に
は、異常フラグをセットして、送信データに応じた賞球
数を記憶する。
【0049】その後、セーフユニット27のセーフセン
サ50がONになっているか否かを判定し、ONであっ
た場合には、役物回路23から送信された賞球データに
基づいて記憶した賞球数の球を排出するように排出ユニ
ット31の排出ソレノイド54を作動させる。そして、
記憶していた賞球数分の球排出動作が完了すると、セー
フユニット27のセーフソレノイド55を駆動させて、
処理済みの入賞球を1個払い出し、発射ユニット25の
発射モータ58の制御を行った後、再び異常フラグのセ
ット判定を行う。
【0050】しかして、カードユニット1bの断線や役
物回路23からの賞球データ異常に基づいて異常フラグ
がセットされていた場合には、発射モータ58を停止さ
せると共に、排出ユニット31の排出ソレノイド54の
動作を禁止することで、遊技不能にする。斯くすれば、
適正でない状態(仕様の適合しない組合せ)の遊技機1
で遊技が行われることを防げるのである。
【0051】なお、上記した役物回路23から排出・発
射制御回路24へ送られる識別情報は、賞球データに含
ませるパリティビットと兼用して、賞球データのデータ
量を増やすことなく識別できるようにしたが、識別情報
はこれ限定されるものではなく、役物回路23が属する
仕様と排出.発射制御回路24が属する仕様とを相互に
判別できるものであれば良い。
【0052】例えば、賞球データのパリティビットでは
なく、“従来仕様機=1”“特別仕様機=0”の固定デ
ータを、賞球データとともにデータ部に含ませても良い
し、役物回路23が送信する送信クロックのON/OF
Fの周期時間を従来仕様機と特別仕様機とで変化させ、
排出・発射制御回路24側にてその時間を計測し、仕様
を判別するようにしても良い。また、電源投入直後に、
役物回路23から排出・発射制御回路24へ1回だけ、
賞球信号とは別個独立した識別情報信号を賞球データの
信号線にて送信し、排出・発射制御回路24側でも、電
源投入直後の最初のデータは識別情報として認識するよ
うに設定しても良い。
【0053】更に、賞球データ自体の送信方法もシリア
ル送信に限らず、パラレル送信でも良いので、図11に
示す如く、例えば4ビットのパラレルデータの各データ
送信周期を従来仕様の遊技機と特別仕様の遊技機とで異
ならしめるだけでも、識別情報として機能させることが
できる。
【0054】図12に示すのは、球貸機能を備えていな
い遊技機1′の機能ブロック図であり、上記した遊技機
1と同様の構成には同一符号を付してある。この遊技機
1′では、役物回路23′が確率設定機能を備えていな
い点と、排出・発射制御回路24′がカードユニットか
らの球貸要求に基づく球貸制御機能を備えていない点で
ある。
【0055】なお、識別情報出力手段33としての機能
は、図12における役物回路23′のワンチップマイコ
ン43や出力インターフェース44によって実現し、賞
価値付与手段34における判定手段35や遊技不能化手
段36の機能は、図12における排出・発射制御回路2
4′のワンチップマイコン52や入出力インターフェー
ス52によって実現するのである。また、賞価値付与手
段34における排出制御回路37としての機能は、図1
2におけるワンチップマイコン52や入出力インターフ
ェース51によって実現し、賞価値付与手段34におけ
る球排出装置38としての機能は、図12における球排
出ユニット31によって実現するのである。
【0056】次に、上述した役物回路23′による処理
の流れを、図13に示すフローチャートに基づいて説明
する。
【0057】電源投入等によって役物回路23′が起動
すると、先ず、RAMやポートのクリア等の初期化処理
を行い、次いで遊技盤8から特定スイッチ(特図始動ス
イッチ39やカウントスイッチ40)が球を検出したか
否かを判定し、特定スイッチが球を検出していた場合に
のみ特定スイッチの検出数を記憶する。
【0058】続いて、セーフセンサ50が球を検出した
か否かを判定し、セーフセンサ50が球を検出していた
場合にのみ賞球データのデータ部を生成する。賞球デー
タが生成されると、送信クロックと賞球データとから成
る賞信号を送信する。賞球データの送信が終了すると、
変動入賞装置10や可変表示装置11等の電気的遊技装
置を動作制御したり、各種の装飾ランプを点滅させたり
といった遊技処理を行って、一連の処理を終了し、例え
ば2ms毎のリセット割り込みがあるまで待機状態とな
る。そして、リセット割り込みがあると、再び特定スイ
ッチの検出判定やセーフセンサ50の検出判定を行うの
である。
【0059】上記のようにして役物回路23′が送信し
た賞球データを受信する排出・発射制御回路24′によ
る処理の流れを、図7に示すフローチャートに基づいて
説明する。
【0060】電源投入等によって排出・発射制御回路2
4′が起動すると、先ず、RAMやポートのクリアおよ
びフラグの初期設定等の初期化処理を行い、次いで異常
フラグがセットされている(異常フラグ=1)か否かを
判定する。起動直後には、初期化処理で異常フラグは立
っていないので、カードユニット1bと接続しているか
否かを判定し、断線等により接続していない場合にのみ
異常フラグを“1”にセットする。次いで、上記役物回
路23′から賞信号を受信し(図13中)、賞球デー
タのデータ部を検出したか否かの判定を行い、データ部
に賞球データが含まれていた場合には、当該賞球データ
中のパリティビットの検査に基づいて仕様の一致・不一
致を判定する。そして、異常と判定した場合(例えば、
偶数パリティで送信されるべきものが奇数パリティにな
っていたような場合)には、異常フラグをセットして、
送信データに応じた賞球数を記憶する。
【0061】その後、セーフユニット27のセーフセン
サ50がONになっているか否かを判定し、ONであっ
た場合には、役物回路23′から送信された賞球データ
に基づいて記憶した賞球数の球を排出するように排出ユ
ニット31の排出ソレノイド54を作動させる。そし
て、記憶していた賞球数分の球排出動作が完了すると、
セーフユニット27のセーフソレノイド55を駆動させ
て、処理済みの入賞球を1個払い出し、発射ユニット2
5の発射モータ58の制御を行った後、再び異常フラグ
のセット判定を行う。
【0062】しかして、カードユニット1bの断線や役
物回路23′からの賞球データ異常に基づいて異常フラ
グがセットされていた場合には、発射モータ58を停止
させると共に、排出ユニット31の排出ソレノイド54
の動作を禁止することで、遊技不能にする。斯くすれ
ば、適正でない状態(仕様の適合しない組合せ)の遊技
機1で遊技が行われることを防げるのである。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
役物回路の識別情報出力手段から送信される識別情報を
受けた賞価値付与手段の判定手段が、識別情報に基づい
て当該役物回路と遊技機本体とが遊技機の種類として一
致するか否かを判定し、判定手段が不一致と判定した場
合に出力する不一致出力を遊技不能化手段が受けると、
遊技不能化手段が当該遊技機の所用の遊技機能を停止さ
せることとなるので、遊技機の種類が予め定められてい
る賞価値付与手段と、異なる遊技機の種類の役物回路と
を接続して使用されることを防止できる。
【0064】従って、特別仕様の遊技機本体に設けられ
た賞価値付与手段は、その判定手段によって一致判定さ
れた役物回路が接続された場合にのみ正常動作し、同様
に従来仕様の遊技機本体に設けられた賞価値付与手段
も、その判定手段によって一致判定された役物回路が接
続された場合にのみ正常動作するので、仮に、同一機種
名で仕様が異なる役物回路等があったとしても、それら
が異なる仕様の組合せとなって適正でない動作をするよ
うな事態を未然に防止できる。
【0065】また、既存の遊技機を本発明に係る遊技機
とする場合、役物回路及び賞価値付与手段に関して、賞
信号を送受する制御に関わる箇所を変更するだけで良
く、その他の遊技盤、遊技機本体の構造、電源回路部等
は変更を要しないので、従来仕様と特別仕様のように異
なる仕様の遊技機に対しても接続に関連したハード面で
の構成を異ならせる必要が無いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の正面図である。
【図2】遊技機の裏面図である。
【図3】実球を排出する遊技機の概略システムを示すブ
ロック図である。
【図4】実球を排出しない遊技機の概略システムを示す
ブロック図である。
【図5】有価カードを用いて球貸を行える遊技機の機能
ブロック図である。
【図6】有価カードを用いて球貸を行える遊技機の役物
回路処理を示すフローチャートである。
【図7】有価カードを用いて球貸を行える遊技機の排出
・発射制御回路の処理を示すフローチャートである。
【図8】役物回路から送信される賞球数データの一例を
示す図である。
【図9】セーフセンサによる入賞球の検出と賞球データ
送信のタイミングチャートである。
【図10】賞球データにおけるデータ部の詳細を示すタ
イミングチャートである。
【図11】(a)は4ビットのパラレル通信で従来仕様
の遊技機に適合した賞球データを送信するパルスチャー
トである。(b)は4ビットのパラレル通信で特別仕様
の遊技機に適合した賞球データを送信するパルスチャー
トである。
【図12】球貸機能のない遊技機の機能ブロック図であ
る。
【図13】球貸機能のない遊技機の役物回路処理を示す
フローチャートである。
【図14】球貸機能のない遊技機の排出・発射制御回路
の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技機 8 遊技盤 10 変動入賞装置 23 役物回路 33 識別情報出力手段 34 賞価値付与手段 35 判定手段 36 遊技不能化手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変動入賞装置等の電気的遊技装置が設け
    られた遊技盤と、 所定の遊技条件の成立に基づいて、前記変動入賞装置を
    開閉させる制御を行う役物回路と、 前記役物回路と個別に構成するとともに電気的に接続さ
    れ、打球の入賞を検出して当該役物回路から送信される
    賞信号を受けて賞価値を遊技者へ付与する制御を行う賞
    価値付与手段と、 を備えて、 前記遊技盤は遊技機本体と着脱分離可能に構成されてお
    り、当該遊技盤を新規に入れ替える際には、前記役物回
    路を当該遊技機本体に対して交換するようにして成る遊
    技機において、 前記役物回路は、当該役物回路に対応する遊技機の種類
    が識別できる識別情報を、前記賞価値付与手段へ送信す
    る識別情報出力手段を備え、 前記賞価値付与手段には、 前記識別情報出力手段から送信される識別情報に基づく
    前記役物回路に対応する遊技機の種類と、当該賞価値付
    与手段に対応する遊技機の種類との一致・不一致を判定
    する判定手段と、 前記判定手段からの不一致出力に基づいて、当該遊技機
    の所要の遊技機能を停止させる遊技不能化手段と、 を具備させたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記賞価値付与手段は、少なくとも、賞
    品球を遊技者側へ排出可能な球排出装置と、当該球排出
    装置の排出動作を制御する排出制御回路とを含んで構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記識別情報は、前記賞信号に一体的に
    含ませる信号形態で送信されることを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の遊技機。
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