JP2839289B2 - 遊技機の可変表示装置 - Google Patents

遊技機の可変表示装置

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JP2839289B2
JP2839289B2 JP1189168A JP18916889A JP2839289B2 JP 2839289 B2 JP2839289 B2 JP 2839289B2 JP 1189168 A JP1189168 A JP 1189168A JP 18916889 A JP18916889 A JP 18916889A JP 2839289 B2 JP2839289 B2 JP 2839289B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、複数の識別情報を可変表示可能な遊技機
の可変表示装置に関する。
(従来の技術) 複数の7セグメントLED等の表示器を配設して構成
し、数字等の識別情報を可変表示させて、停止した識別
情報の組合わせに基づき特別遊技の起生を判定する可変
表示装置が知られている。これら可変表示装置は、7セ
グメントLED等の表示器から構成されていたために小型
であり、表示可能な情報も乏しいために制御も容易であ
り、遊技装置全般の制御を行う遊技制御装置により制御
が行われていた。
(発明が解決しようする課題) しかし、近年は可変表示装置に多彩な表示を可能にし
て、多色の表示やキャラクタ等を用いた識別情報の表示
を行ったり、遊技者に対する種々の報知を行うことによ
って、差別化を図る傾向にある。
したがって、可変表示装置が大型化すると共に、表示
制御の信号が増えるようになり、製造時やメンテナンス
時の作業性が低下することが避けられない。
(課題を解決するための手段) この発明は、遊技盤(1)の遊技部(3)の所定位置
に設けられて、複数の識別情報を可変表示可能な遊技機
の可変表示装置(例えば、画像表示装置4)において、
可変表示装置を、上記遊技盤に形成された開口部(48)
に対応して前面側に取付けられる前面ユニット(26)
と、上記遊技盤に形成された開口部に対して裏面側に取
付けられる取付基板(例えば、基枠51等)、表示ユニッ
ト(例えば、液晶表示パネル52、液晶駆動基板53、液晶
照明ランプ73、74等からなる)およびケース(例えば、
保護ケース54等)からなる後面ユニット(27)と、に分
割可能に構成し、上記表示ユニットは、遊技者に上記識
別情報を視認可能に表示する表示手段(例えば、液晶表
示パネル52等)と、該表示手段への識別情報の表示制御
を行う表示制御手段(例えば、液晶駆動基板53等)と、
を備え、上記表示制御手段は、遊技装置全般の制御を行
う遊技制御装置(例えば、制御装置82等)から表示指令
信号を伝達する接続コード(例えば、配線83等)が接続
されるコネクタ部(例えば、端子部84等)と、上記表示
手段に駆動信号を与える接続線(端子、リード線66、ジ
ャンパ線114等)が接続される接続部(例えば、穴88,89
等)と、を有し、上記取付基板には、上記表示手段と表
示制御手段とを接続した状態で上記ケース内で配設した
上記表示ユニットを上記前面ユニットと対向状態に着脱
自在に取付け、上記ケースには、開口窓部(150)を開
設し、該開口窓部を介して上記表示制御手段のコネクタ
部に上記接続コードを接続する構成にする。
(作用) 可変表示装置を前面ユニットと、取付基板、表示ユニ
ットおよびケースからなる後面ユニットとに分割構成す
ると共に、表示手段と表示制御手段とを接続した表示ユ
ニットのケースに開設した開口窓部を介して表示制御手
段のコネクタ部に遊技装置全般の制御を行う遊技制御装
置からの表示指令信号を伝達する接続コードを接続する
構成にしたため、可変表示装置の組付けおよび表示ユニ
ットの取付け、取り外しが容易になる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、遊技機としてのパチンコ機の遊技盤
1の表面には、ガイドレール2で囲われた遊技部3のほ
ぼ中央に可変表示装置としての画像表示装置4が画像表
示装置4の下方に変動入賞装置5が、画像表示装置4と
変動入賞装置5の間および画像表示装置4の左右に特定
入賞口6a、6b、6cが配設される。
7は画像表示装置4の上部に設けられる天入賞口(一
般入賞口)、8a、8b、9a、9bは遊技部3および変動入賞
装置5の左右に設けられる袖および落とし入賞口(一般
入賞口)、10a〜10dは風車等の転動誘導部材、11はアウ
トロである。
遊技盤1の下部には、パチンコ球の供給皿12と、受け
皿13と、打球発射装置の操作部14が配設され、打球発射
装置により発射された打球はガイドレール2に案内され
て遊技部3内に入る。
15は打球発射装置の作動中を示すパイロットランプ、
16は打ち止め等を示す完了ランプ、17は賞球ランプであ
る。また、18a、18b、19a、19b、20a、20bは当たり表示
ランプである。なお、遊技部3内の大部分の遊技釘は図
示省略してある。
各入賞口6〜9は、遊技盤1の裏面側から見ると第2
図のように配置され、各入賞口6〜9および変動入賞装
置5に入賞した入賞球は、裏面に取り付けた流下樋21a
〜21hと図示しない樋カバーを介して賞球排出装置の連
チャンへと導かれる。また、22a、22cは特定入賞口6a、
6b、6cに入賞した入賞球を検出するスイッチ(特定入賞
球検出スイッチ)を、23、24は変動入賞装置5に設けら
れ、変動入賞装置5に入賞した入賞球を検出するスイッ
チ(カウントスイッチ)と、変動入賞装置5内の連続作
動口25に入賞した入賞球を検出するスイッチ(サイクル
スイッチ)を示す。
画像表示装置4は、第3図〜第10図のように遊技盤1
の表面に取り付けられる前面ユニット26と、裏面に取り
付けられる後面ユニット27とからなる。
前記ユニット26の基板28には、下半部中央に所定の奥
行きを有する窓部29と、窓部29の後端に窓面132とが基
板28と同じく透明部材により一体的に形成される。窓部
29の左右には、裏面側から飾りランプ30a、30b(後述す
る)を着色光とする有色可視部材よりなる飾り枠31a、3
1bが取り付けられ、窓部29の桟部には裏面側にて4つの
記憶個数表示LED(発光素子)32a〜32dが配線基板33を
介して配置される。記憶個数表示LED32a〜32dは、特定
入賞口6a〜6cへ入賞した球数の未処理個数(後述する)
を点灯個数にて表示する。
基板28の上部には、前面に天入賞口7の流下棚34と左
右下部に鎧部35a、35bとを設けた前飾り板36が組付けら
れ、流下棚34に接続して基板28裏面に出口流路37が形成
される。鎧部35a、35bの筒部には、配線基板38を介して
それぞれ飾りLED39a〜39d、39e〜39hが前面の穴に臨む
ように配設される。
また、鎧部35a、35bの間にて、基板28に有色可視部材
よりなる保持プレート40が組付けられ、保持プレート40
の前面に壷の形をした装飾具(以下、壷部材と呼ぶ)41
が配設される。壷部材41は、保持プレート40に形成した
長穴を貫通するバー42の前端に吊着され、バー42を介し
て保持プレート40の裏面に枢支された揺動自在なアーム
43に連結、支持される。アーム43には、壷部材41を上方
に付勢するスプリングが係合される一方、ソレノイド44
(後述する)に対向するレバー45が突設され、ソレノイ
ド44を伸動するとアーム43が回動して壷部材41が上方の
所定位置から下降し、ソレノイド44を縮動するとスプリ
ングの付勢力により壷部材41が上方の所定位置に戻る
(第10図参照)。また、保持プレート40の裏面には、配
線基板46を介して図柄変動表示ランプ47が配設される。
前面ユニット26は、基板28を介して、基板28の周縁形
状に合わせて形成した遊技盤1の開口部48の表面に取付
けられ、基板28の裏面には周縁部の数ケ所に後面ユニッ
ト27側のピン穴49(後述する)と係合して位置決めを行
う位置決めピン50が立設される。
後面ユニット27は、遊技盤1の裏面に取付けられる基
枠51と、表示手段としての液晶表示パネル(液晶表示
部)52と、表示制御手段として液晶表示パネル52の表示
制御を行う液晶駆動基板53と、保護ケース54等からな
る。
基枠51には、前面ユニット26の窓面132よりも1回り
大きい開口部55が形成され、基枠51の前面の所定位置に
前面ユニット26の位置決めピン50と嵌まるピン穴49が設
けられ、開口部55の上方に前面ユニット26の天入賞口7
の出口流路37に接続する流下樋56が形成され、開口部55
と流下樋56の間に前面ユニット26の壷部材41のレバー45
を押動して壷部材41を作動するソレノイド44が配設され
る。
また、開口部55の左右の枠57には前面ユニット26の飾
り枠31a、31bに対応して飾りランプ30a、30bの挿入孔58
(2つ)が、挿入孔58の上下には液晶表示パネル52のラ
ンプハウス59を支承するハウス取付座60(4つ)が、ハ
ウス取付座60の外側には保護ケース54の台座61(4つ)
が、挿入孔58の外側には保護ケース54に取付けたワンタ
ッチ式ロック62の掛止穴63(2つ)が形成される。ハウ
ス取付座60は、枠57に形成した半円筒溝の途中に座部64
が、座部64に支持ピン65が垂設される。台座61は、その
半円筒溝の壁に沿って付設した円柱部により形成され
る。
液晶表示パネル52は、液晶物質を透明電極を付けたガ
ラス板で挟み、偏光板を重ね合わせたもので、縦16列、
横19列に素子が画成され、各素子の電極に接続する接続
線としての多数のリード線(ピン)66がパネル52の上端
部と下端部に1列に配列されている。
照明手段を構成するランプ収納部材としてのランプハ
ウス59は、液晶表示パネル52の背後から所定の光を透過
させると共に、液晶表示パネル52と液晶駆動基板53と中
継基板67とを一体的に支持するもので、ハウス前面に液
晶表示パネル52に対応する開口部68が形成され、開口部
68に続くハウス内部が後部上面と後部下面に傾斜部146,
147を設けた空間69に形成され、ハウス後面外部に設け
た複数のフック70および位置決めピン71を介して掛止さ
れるランプ基板72を介して、照明手段を構成する照明ラ
ンプとして異なる発光色の液晶照明ランプ73、74(各3
つ)がハウス後面中央の挿入孔75から空間69に望むよう
に嵌挿、配置される。
液晶照明ランプ73、74は、一方発光色のものを上側
に、他方の発光色のものを下側に千鳥に配列され、ラン
プハウス59にランプ基板72を介し組み付けられ点灯され
た状態では、液晶表示パネル52がランプ73、74によって
直接およびランプハウス59の内部面の反射光によって照
明されるが、ランプハウス59の内部後面に設けられた照
明均等化手段としての傾斜部146、147による反射光によ
って、液晶表示パネル52の表示領域の均等な照度が得ら
れる。また、この場合液晶表示パネル52にてランプ73、
74からの光量が均一かつ最大となるように、ハウス59の
開口部68から後面中央までの距離が設定される。また、
液晶照明ランプ73、74は、ランプ基板72とともに一度
に、およびハウス59にランプ基板72を取付けたままラバ
ープラグ76により1つずつ着脱自由である。
また、ランプハウス59の側面前端には、所定4ケ所に
前記基枠51のハウス取付座60の座部64と支持ピン65に対
応してピン穴77を有する取付用の耳78が形成され、ラン
プハウス59の上面と下面には多数のスリット状の放熱穴
79が、ランプハウス52の上面の周囲3ケ所と下面の周囲
4ケ所に脚80が、脚80にダボ81が形成されている。
液晶駆動基板53は、板上に後述する制御装置82と接続
する配線83を着脱可能に接続するコネクタ部としての端
子部84と、液晶表示パネル52の種々の表示データを記憶
した表示情報記憶手段としてのLCD表示用ROM85と、制御
装置82からの信号に応じてLCD表示用ROM85から所定の表
示データを読み出すLCD表示用CPU86(LCD表示用ROM85を
内蔵)と、読み出した表示データを液晶表示パネル52の
各素子に合わせて出力するコントローラドライバ87とを
配列、接続したもので、板前端側および前方両端側にそ
れぞれ1列に設けた接続部としての穴88、89、90にコン
トローラドライバ87の接続端が形成され、また板4ケ所
にランプハウス59の下面のダボ81を嵌める穴91が形成さ
れる。中継基板67は、液晶駆動基板53と同様に板前端側
および両端側にそれぞれ1列に穴92、93、94(溝でも良
い)が設けられ、穴93、94が穴92と接続され、また板3
ケ所にランプハウス59の上面のダボ81を嵌める穴95が形
成される。
液晶表示パネル52の下端部のリード線66とランプハウ
ス59の下面のダボ81を液晶駆動基板53の穴88と91に、液
晶表示パネル52の上端部のリード線66とランプハウス59
の上面のダボ81を中継基板67の穴92と95に差し込んで、
各ダボ81の先端を融着し、各リード線66を各穴88、92に
ハンダ付けし、さらに基板53、67の穴89、90と93、94に
ジャンパ線114を差し込んで、各穴89、90、93、94にハ
ンダ付けされる。
これにより、液晶表示パネル52と液晶駆動基板53とが
接続されると共に、液晶表示パネル52と、液晶駆動基板
53および中継基板67がランプハウス59に支持され、一体
構造となる。取付基板としての基枠51に取付けられる液
晶表示パネル52と、液晶表示パネル52に接続された液晶
駆動基板53と、液晶表示パネル52の背後から照らす液晶
照明ランプ73,74とを表示ユニットと総称する。
保護ケース54は、前記基枠51に対応して、ケース前面
の開口部の左右に設けたランプ孔96(2つ)に飾りラン
プ30a、30bが配置され、ランプ孔96の上下に基枠51のハ
ウス取付座60にランプハウス59の取付用の耳78を押しつ
ける押止部97(4つ)が、押止部97の外側に基枠51の台
座61に当接する耳98(4つ)が形成され、ランプ孔96の
外側にノブ99を押し引きすることで基枠51の掛止穴63と
により保護ケース54をワンタッチで基枠51に取付け、取
りはずし可能なコレット型のロック62(2つ)が設けら
れる。
また、保護ケース54の上面には、パチンコ球の径より
も小さい幅で多数の放熱穴100が開設され、後面には離
脱式の蝶香101とフック102により開閉および取りはずし
可能なカバー103に前記ランプ30a、30b、LED32a〜32d、
ソレノイド44等の中継基板104が配設される。中継基板1
04からは後述する制御装置82に接続する配線105が延設
され、中継基板104はフック106によりカバー103に着脱
自由である。保護ケース54の下部は、液晶駆動基板53に
対応して後方に膨出され、その膨出部150に所定の開口
窓部151が開設される。この開口窓部151を介して制御装
置82と接続する配線83が液晶駆動基板53の端子部84と着
脱される。
そして、後面ユニット27は、基枠51が遊技盤1の裏面
に、遊技盤1の表面に取付けた前面ユニット26の基板28
から裏面側に突き出した位置決めピン50に基枠51のピン
穴49を嵌め合わせた状態で取付られ、次に液晶表示パネ
ル52と基板53、67を一体化したランプハウス59が、ラン
プハウス59の耳78を基枠51のハウス取付座60に間に緩衝
用部材としてのラバーリング107を介在し、耳78のピン
穴77をハウス取付座60に設けた支持ピン65に嵌め合わせ
て組み付けられ、さらにランプハウス59の耳78との間に
ラバーリング108を介在して液晶表示パネル52、ランプ
ハウス59、基板53、67等を囲う保護ケース54が、押止部
97をラバーリング108に当接させ、耳98を基枠51の台座6
1に合わせ、ワンタッチ式ロック62を基枠51の掛止穴63
に挿入しノブ99を押すことで取付けられる。
したがって、前面ユニット26と後前ユニット27の取付
けおよび後面ユニット27の液晶表示パネル52、基板53、
67を一体化したランプハウス59とこれらを囲う保護ケー
ス54の取付け、取りはずしは容易である。また、ランプ
ハウス59は、下面に液晶駆動基板53を、上面に中継基板
67を、前面に液晶表示パネル52を配置するので、構造が
コンパクトであり、しかもダボ81の融着により基板53、
67を、液晶表示パネル52のリード線66を直接基板53、67
にハンダ付けすることで液晶表示パネル52を取付けると
共に、基板53、67をジャンパ線114により接続するの
で、配線が繁雑になることもなく、製作も極めて容易で
ある。
また、後面ユニット27の基枠51はピン穴49と前面ユニ
ット26の基板28の位置決めピン50により、ランプハウス
59は耳78のピン穴77と基枠51のハウス取付座60の支持ピ
ン65により、保護ケース54はロック62と基枠51の掛止穴
63等によりそれぞれ位置決めされるので、前面ユニット
26に対して後面ユニット27が適正位置に取付けられ、前
面ユニット26の基板28の窓面30に対して後面ユニット27
のランプハウス59と一体の液晶表示パネル52が適正位置
にセットされる。また、液晶駆動基板53の端子部84に接
続装置82と接続する配線83が着脱可能であり、その着脱
を保護ケース54に開設した開口窓部151を介して行える
ので、遊技盤1に後面ユニット27を取付けた後であって
も、制御装置82との配線83の接続、離脱を簡単に行え、
このため保護ケース54、表示ユニットの取付け、取り外
しが容易である。
また、前面ユニット26には遊技球(パチンコ球)が衝
突するが、前面ユニット26と後面ユニット27とが遊技盤
1を間に分離した構造となるので、その衝撃が後面ユニ
ット27に伝わることはなく、また液晶表示パネル52、基
板53、67を一体化したランプハウス59がラバーリング10
7、108を介して基枠51のハウス取付座60に保護ケース54
から浮いた状態で支持されるので、外部からの振動等は
液晶表示パネル52、基板53、67、液晶照明ランプ73、74
等に伝わることなくラバーリング107、108により吸収さ
れ、このため遊技球の衝突や振動等によって液晶表示パ
ネル52の画像に乱れを生じることが防止される。
また、ランプハウス59の後面中央に液晶照明ランプ7
3、74が千鳥にかつハウス59の開口部68から後面中央ま
での距離により液晶表示パネル52にて均一で最大の光量
が得られるようにランプ73、74が位置設定されると共
に、ランプハウス59の内部後面に液晶表示パネル52にて
均等な照度が得られるようにランプ73、74の照明を反射
させる傾斜部146、147を設けたため、表示部に明暗を生
じることがなく、明るくはっきりとした画像が得られ
る。このため、パチンコ店での照明の具合や設置場所等
にかかわらず、鮮明で極めて見やすい画像を実現でき
る。なお、ランプハウス59に別部材による照明均等化手
段として例えば内面に反射板等を設ければ、均等な照度
が得られると共に、少ない光量でも画像の光度を高める
ことが可能である。また、液晶照明ランプ73、74は、保
護ケース54の後面のカバー103を開き、ランプ基板72を
はずすことにより一度にあるいはラバープラグ76をはず
すことにより一つずつ簡単に交換でき、このためランプ
切れに迅速に対応できる。
また、液晶照明ランプ73、74からは熱が発生するが、
ランプハウス59の上面と下面および保護ケース54の上面
に多数の放熱穴79、100を設けたので、熱が内部にこも
ることはなく、しかもランプ73、74の下方に液晶駆動基
板53が位置するので、熱により液晶駆動基板53に悪影響
を及ぼす心配はない。なお、液晶駆動基板53の位置は熱
による悪影響が受けがたい位置であればランプハウス59
の下方に限定しなくても良い。また、液晶表示パネル5
2、基板53、67、ランプハウス59は保護ケース54に囲わ
れるため、遊技盤1の裏機構等からのこぼれ球によって
基板53、67等が破損するのを防止できる。
変動入賞装置5は、第11図、第12図のように遊技盤1
の表面に取付けられる基板109の中央上部前面に連続作
動口25が、連続作動口25の下方に奥方に向けて下り傾斜
する流下棚110を有する飾りカバー111が形成され、連続
作動口25の左右に連続作動口25の上方にて先端を合わせ
て流下してきた打球を受け入れない閉状態(第11図の1
点鎖線で示す)と、先端を起こして流下してきた打球を
受け入れる開状態(第11図の実線で示す)とに変換可能
な一対の可動部材112a、112bが配設される。
可動部材112a、112bは、図示しないが基板109に設け
た軸受部を貫通する回動軸に取付けられ、基板109の裏
面側にて回動軸の軸端に固定したアームと、アームに係
合するレバー等を介してソレノイドに連結される。ソレ
ノイドに通電されると、レバーを介してアームが所定角
度回動され、可動部材112a、112bは閉状態から開状態に
作動される。
基板109の飾りカバー111の奥方には流下棚110に接続
する一般入賞口113が形成され、連続作動口25には連続
作動口25への入賞球を検出するサイクルスイッチ24が設
けられ、基板109の裏面側にて連続作動口25と一般入賞
口113の合流出口流路には連続作動口25および一般入賞
口113を通過した入賞球を検出するカウントスイッチ23
が設けられる(第2図参照)。
また、飾りカバー111の内部には当たり表示ランプ20c
が、連続作動口25の左右裏面には連続作動表示ランプ11
5a、115bが配置される。9a、9bは基板109に一体的に設
けた落し入賞口である。
第13図は遊技盤1の裏機構(第2図の背部となる)を
示すもので、116は賞球排出装置の賞球タンク117が導か
れた球を図示しない球ザヤに整列流下させる球ザヤレー
ル、118は賞球時に球ザヤを傾動させる駆動モータ、119
は賞球条件に応じて図示しない球ザヤフックを介して球
ザヤからの排出球数を切り換える賞球数切り換えソレノ
イドである。駆動モータ118により球ザヤが傾動される
と、賞球数切り換えソレノイド119により賞球条件に応
じた数の賞球が球ザヤから排出樋、ダンパ、賞球ボック
ス120を介して遊技盤1の下部前面の供給皿12や受け皿1
3へ排出される。
また、121は打球発射装置のモータ、122は杵、123は
球送り、124はスピーカで、82は電気的遊技装置として
の前記画像表示装置4、変動入賞装置5、各ランプ18
a、18b、19a、19b、20a〜20c、30a、30b、47、73、74、
115a、115b、各LED32a〜32d、39a〜39h、スピーカ124な
らびにその他の電気機器を制御する遊技制御手段として
の制御装置である。図示しないが、各電気機器は配線を
介して制御装置82の入出力端子に接続され、画像表示装
置4の液晶駆動基板53は前述したように基板53に接続さ
れる配線83を介して可変表示制御手段としての制御装置
82の入出力端に接続される。なお、制御装置82の電源コ
ードは裏機構の上部に設けたターミナルベース126に接
続され、ターミナルベース126から外部電源に接続され
る。
第14図は制御系のブロック構成を示すもので、制御装
置82はCPU127、ROM128、RAM129、バッファゲート、出力
ポート等からなるマイクロコンピュータにて構成され
る。
ROM128にはCPU127を制御するプログラムデータや画像
表示装置4の制御データ等が格納され、CPU127はプログ
ラムデータおよび各スイッチ22a、22c、23、24、131の
検出信号等に基づいて、ROM128、RAM129とでデータの授
受および処理等を行い、出力ポートを介して画像表示装
置4の液晶駆動基板53のLCD表示用CPU86、壷部材41のソ
レノイド44、変動入賞装置5の可動部材112a、112bのソ
レノイド130、ランプ18a、18b、19a、19b、20a〜20c、3
0a、30b、47、114、115a、115b、LED39a〜39h、記憶個
数表示LED32a〜32d、液晶照明ランプ73、74等に制御信
号を出力する。
また画像表示装置4の液晶駆動基板53のLCD表示用ROM
85には前述したように液晶表示パネル(デジタル)52の
表示データが格納されており、LCD表示用CPU82は制御装
置82の出力ポータから送られた制御信号に応じて、LCD
表示用ROM85から所定の表示データを読み出し、コント
ローラドライバ87を介してデジタル52に出力する。第26
図(A)、第27図にLCD表示用ROM85に格納された数字、
文字等の遊技用データと、メッセージや動画等のディス
プレイ用データの例を示す。なお、遊技用のデータ表示
は、デジタル52の左側(左デジタル)、中央(中デジタ
ル)、右側(右デジタル)とも第33図のように2字ずつ
行われる。
また、制御装置82は、分周回路が2m秒毎に発生するリ
セット信号を割り込みとして用いており、したがってCP
U127は2m秒毎に定期的に1回分のプログラムを実行す
る。なお、ストップスイッチ131は遊技者がデジタル52
の回転停止を指令するもので、遊技盤1の左下部に設け
られる。
制御装置82は、遊技盤1の裏機構に配置されるが(第
13図参照)、既述のようにデジタル52と一体的に組み付
けた液晶駆動基板53に、デジタル52の表示データを記憶
したLCD表示用ROM85と、制御装置82からの信号に応じて
LCD表示用ROM85から所定の表示データを読み出し、この
データによりデジタル52を制御するLCD表示用CPU86を設
けたので、制御装置82からの信号線、即ち液晶駆動基板
53と制御装置82との間の配線83を簡略化でき、配線数を
大幅に消滅でき、制御装置82からLCD表示用CPU86に送る
信号が少なくてすむ。また、制御装置82は、LCD表示用C
PU86にデジタル52の制御を指令する信号のみを送るた
め、高速制御を行う必要がない。このため、制御装置82
と液晶駆動基板53との間の配線83に対するノイズの影響
を低減でき、液晶式のデジタル52であっても、パチンコ
台の島設備内を多数流動するパチンコ球や遊技盤1の裏
機構を流動するパチンコ球等により発生する静電気の影
響を受けたり、あるいは打球発射装置等のモータや変動
入賞装置5等のソレノイド等から発生するノイズをひろ
って画像が乱れるといった不具合を防止することがで
き、したがってデジタル52に多彩な表示を行えると共
に、デジタル52から常に安定した良好な画像を確保する
ことができ、静電気やノイズに対する高い信頼性が得ら
れる。
次に制御内容を第15図〜第25図に基づいて説明する。
第15図はメインプログラムを示すもので、各スイッチ
に対する“入力処理(フェーズ0)”、電源投入等に対
する“初期化処理(フェーズ1)”、“不正監視処理
(フェーズ2)”、“ゲーム動作処理(フェーズ
3)”、“出力編集(フェーズ4)”、“出力処理、音
の編集・出力および乱数の生成(フェーズ5)”の順に
進行する。
第16図はフェーズ0のフローを示すもので、スタック
ポインタの開始アドレスを設定し(0.00)、各スイッチ
の状態を読み込み、チャタリングの除去後(0.02〜0.0
4)、各スイッチの現状態、アクティブ状態(立ち上が
りエッジ)を検出、記憶する(0.05〜0.11)。チャタリ
ングの除去により誤検出を防止し、他のフェーズにて使
用可能とする。
第17図はフェーズ1のフローを示すもので、電源投入
時、およびRAM検査領域が異常の場合に、RAM領域の不確
定なデータを加算しながらRAM領域をクリアし、その加
算値を所定の乱数領域(SUBGEN、RANDOM)に設定する
(1.01〜1.05)。次に、デジタル52に普段動作を設定
し、RAM検査領域に検査データを設定して初期化処理を
終了する(1.06〜1.08)。
第18図(A)、(B)、第19図(A)、(B)はフェ
ーズ2のフローを示すもので、二系統賞球処理、不正検
出処理、不正除去監視処理よりなる。
第18図(A)、(B)の二系統賞球処理は、賞球排出
装置から排出される賞球数を、特定入賞口6a、6b、6cの
入賞に対しては7個に、特定入賞口6a、6b、6c以外の入
賞に対しては13個とするものである。賞球排出装置に
は、球ザヤレール117に接続する球ザヤに排出球を規制
する球ザヤフックを介して賞球数を切り換え可能なソレ
ノイド119が配設されており(第13図参照)、特定入賞
口6a、6b、6c以外に入賞したときは、ソレノイド119を
オンに保って13個の賞球を、特定入賞口6a、6b、6cの入
賞スイッチ22(特定入賞球検出スイッチ22a、22c)がオ
ンしたときは、その入賞数を記憶すると共にその記憶に
応じてソレノイド119をオフして7個の賞球を行う(2.0
1〜2.07,2.08,2.10,2.11,2.20,2.21,2.25)。なお、球
ザヤの駆動中にソレノイド119を切り換えないように、
その切り換えは球ザヤの駆動モータ118の位置を検出す
るスイッチ(MSW)の信号とのタイミングをとって行う
(2.09,2.15,2.24)。
第19図(A)、(B)の不正検出処理、不正除去監視
処理では、カウントスイッチ23が約2.896秒以上連続し
てオンの場合、あるいは特別遊技の大当たり動作中のカ
ウントスイッチ23の有効時間(例えば29+1.9秒)中に
1回もカウントスイッチ23がオンとならなかった場合、
あるいは同じく大当たり動作中にサイクルスイッチ24の
オン約2.896秒以内にカウントスイッイ23がオンとなら
なかった場合、該当不正フラグをセットして不正有と判
定する(2.33〜2.43)。そして、不正有の場合、ランプ
30a、30bの点滅要求をセットし、変動入賞装置5のアタ
ッカ(可動部材)112a、112bの閉要求、デジタル52およ
びその他のランプ等の消灯要求をセットし、不正音(大
当たり動作中は20秒後)をセットする(2.52〜2.64)。
なお、通過時間監視要求、ノーカウント監視要求はフェ
ーズ3にてセットされる。
第20図(A)〜(C)、第21図(A)〜第21図(N)
はフェーズ3のフローを示すもので、入賞スイッチ22の
貯留処理、ストッブスイッチ131の入力監視、カウント
スイッチ23、サイクルスイッチ24の入力監視、ゲームシ
ーケンス用タイマの監視および更新、ゲーム進行により
変化するステップ処理よりなる。
まず、第20図(A)にて入賞スイッチ22に打球の入賞
がある場合、入賞毎に入賞スイッチ22の記憶数を最大4
個まで更新し、入賞音の出力要求をセットし、また入賞
毎に乱数RNDGEN(後述する)の値を抽出し、記憶する
(3.01〜3.06)。次にストップスイッチ131の入力を監
視し、ストップスイッチ131の有効期間中につまりデジ
タル52の回転の自然停止時間内にストップスイッチ131
のオン、オフが検出された場合、シーケンスタイマをク
リア(デジタル52の回転時間を短縮)し、入賞スイッチ
22の入賞時に記憶した乱数RNDGENの値を変更する。な
お、ストップスイッチ131を2秒以上押し続けたときは
ストップスイッチ131のオンを無効とする(3.07〜3.1
6)。
次に、第20図(B)にて大当たり動作中になければ、
3.36以降に進み(3.17)、大当たり動作中にあれば、カ
ウントスイッチ23のオン毎に入賞音の出力要求ならびに
入賞数の表示要求をセットし、入賞数が10個になるとシ
ーケンスタイマを初期化する(3.18〜3.26)。そして、
大当たり動作中にサイクルスイッチ24がオンすれば、フ
ェーズ2の不正処理の通過時間監視要求をセットし、サ
イクル継続が10回未満であれば、後述するステップ番号
を切り換え、デジタル52に継続表現を設定し、継続音の
出力要求をセットして3.36以降に進み、さらにアタッカ
112a、112bのウェイトタイム時間(インターバル時間)
を補正する(3.27〜3.35)。
第20図(C)にて、3.36以降ではシーケンスタイマが
0のときに実行ステップ番号に対応したゲーム処理に入
る(3.36〜3.53)。
STEP0(貯留監視)では、入賞スイッチ22の貯留情報
を判定し、貯留がある場合は貯留情報を更新(−1)
し、乱数RNDGENの記憶領域を更新し、図柄変動表示ラン
プ47の点滅情報、デジタル52の回転音の出力、デジタル
52の装飾表現をセットする(3.001〜3.006)。
STEP1(装飾表示動作)では、壷部材41の上昇動作
(ソレノイド44のオン)をセットし、デジタル52の回転
時間となるランダム時間(後述する)を設定すると共
に、デジタル52の回転動作を起動し、デジタル52の自然
停止時間をセットする(3.101〜3.104)。
STEP2(デジタル回転)では、デジタル52の左テジタ
ルA、中デジタルB、右デジタルCの回転停止データの
作成を行うが、ここで各デジタルの表示図側(表示記
号)、回転停止データを決める乱数およびランダム時間
について説明する。
表示図柄 表示図柄は第26図(A)のように左デジタルA、中デ
ジタルBに13種類、右デジタルCに12種類あり、変動順
序(回転順序)は各デジタルA、B、Cとも図の上から
下である。また、表示図柄は各デジタルA、B、Cとも
上段と下段とで連続した複数(回転停止時は2つ)の図
柄が表示される。図中カッコ内はプログラムで扱う数値
である。
また、表示図柄の組み合わせは13×13×12=2028通り
あり、そのうち大当たりとなる組み合わせはデジタル
A、B、Cの上段の組み合わせもしくは下段の組み合わ
せにより、第26図(B)のように8通りある。
乱数 乱数には主乱数RNDGEN、大当たりを除いた表示用乱数
RANDOM、大当たり図柄選択用乱数HITGEN、副乱数SUBGEN
を用いる。
主乱数RNDGENは、大当たり確率を生成する乱数で、0
〜252までのバイナリカウンタで構成され、リセット割
り込み毎に元の値に“7"を加算することにより更新を行
い、253以上となった場合は253を引くことにより0〜25
2の値を発生する。このRNDGENの値は入賞ス22の入賞時
に抽出され、またストップスイッチ131が押された場合
は入賞時の抽出値にストップスイッチ131の認識時の値
が加算補正される。(第20図(A)の3.06,3.14)、こ
のRNDGENの値が“0"のとき大当たりとし、それ以外はRA
NDOMの値により外れとなる。したがって、大当たりの発
生確率=1/RNDGENの総組み合わせ数=1/253となる。
表示用乱数RANDOMは、大当たり以外の2020通りの表示
図柄組み合わせを発生させるもので、2バイトのバイナ
リカウンタで構成され、CPUの処理時間の余りを利用し
て次のリセット割り込みまで元の値に繰り返し“273"を
加算することにより更新を行い、2020以上となった場合
は2020を引くことにより0〜2019の値を発生する。
大当たり図柄選択用乱数HITGENは、大当たりのときの
表示図柄を選択するもので、1バイトのバイナリカウン
タで構成され、リセット割り込み毎に元の値に“1"を加
算することにより更新を行い、8以上となった場合は8
を引くことにより0〜7の値を発生する。
副乱数SUBGENは、表示図柄を確定するまでのランダム
時間の設定等に用いるもので、1バイトのバイナリカウ
ンタで構成され、CPUの処理時間の余りを利用して次の
リセット割り込みまで、繰り返し更新を行う。更新はビ
ット6とビット0の排他論理和をビット0に入れ、元の
ビット0〜6を順にシフトすることにより行い、127通
りのビットパターンを発生する。
なお、各乱数RNDGEN、RANDOM、HITGEN、SUBGENの更
新、生成はフェーズ5の第24図(D)にて行われる。
ランダム時間 ランダム時間は、副乱数SUBGENから算出するα時間な
らびにβ時間、γ時間、δ時間、ε時間よりなる。
α時間は、乱数RANDOM、HITGENの抽出時期を設定する
もので、図柄が回転を開始するときにSUBGENの下6桁を
抽出し、抽出した値を基に算出する(第21図(B)の3.
103)。
β、γ、δ時間は、左、中、右デジタルA、B、Cの
図柄の切り換え時期を設定するもので、適宜選択され
る。ε時間は、最後に停止する右デジタルCのスクロー
ル時間を設定するもので、左デジタルAの停止図柄と中
デジタルBの停止図柄との比較に応じて選択される。
STEP2に入ると、前記α時間が経過したときに表示用
乱数RANDOMの値を抽出し、抽出した値を大当たり以外の
値に補正し、また記憶している主乱数RNDGENの値が0か
どうかを判定し、RNDGEN=0であれば大当たりとして大
当たり図柄選択用乱数HITGENの抽出値に対応する大当た
り図柄となる値を選出し、RNDGEN≠0であれば前記補正
後のRANDOMの値を選出する(3.201〜3.208)。そして、
この選択値をサブルーチンCHGBCD(第25図(A))にて
3桁の数値に変換し、百位の値を左デジタルA(下段)
の停止データに、十位の値を中デジタルB(下段)の停
止データに、一位の値を右デジタルC(下段)の停止デ
ータにセットし、スクロール音の出力、各デジタルA、
B、Cのスクロール動作をセットし、シーケンスタイマ
に後述するリーチ目判定時間(1.6秒)を設定する(3.2
09〜3.217)。
STEP3(スクロール/リーチ目検査)では、左デジタ
ルA、中デジタルBの停止後、これらの停止図柄が同一
の大当たり図柄かどうかを判定し、YESであれば大当た
りのリーチ目音の出力、リーチ目時のランプの点滅情
報、壷部材41のソレノイド44のオン要求をセットする
(3.301〜3.308)。
STEP4(大当たり/外れ判定処理)では、左デジタル
A、中デジタルB、右デジタルCの下段の図柄から大当
たりか外れかを判定し、外れの場合には、シーケンスタ
イマの外れ動作情報(1.0秒)を設定する(3.401〜3.40
7)。大当たりの場合には、デジタル52の大当たりファ
ンファーレの表示要求をセットし、壷部材41のソレノイ
ド44の大当たり動作要求をセットし、カウントスイッチ
23、サイクルスイッチ24の入力カウンタを初期化し、フ
ァンファーレ音の出力をセットし、シーケンスタイマに
ファンファーレ動作時間(6秒)を設定する(3.409〜
3.414)。外れの場合はSTEP5に、大当たりの場合はSTEP
6に進む。
STEP5(外れ動作)では、外れのため、音停止要求を
セットし、デジタル52に外れ表現をセットし、外れ動作
時間(1.12秒)を設定し、STEPCでの普段動作に移行す
る(3.502〜3.504)。また、入賞スイッチ22に入賞があ
れば、STEP0、1と同様の処理を行い、STEP2からのデジ
タル回転処理に移行する(3.501、3.506〜3.512)。
STEP6(ファンファーレ動作)では、大当たりのサイ
クル継続が10回未満であれば1〜9回目の大当たり動作
音の出力を、10回目であれば10回目の大当たり動作音の
出力をセットすると共に、アタッカ112a、112bのオープ
ン要求をセットし、オープン時間29秒を設定する(3.60
1〜3.607)。
STEP7(大当たり継続前動作)では、サブルーチンNCC
HK(第25図(B))にて不正処理のノーカウント監視要
求をセットし、大当たり動作音の出力停止をセットし、
カウントスイッチ23、サイクルスイッチ24の有効時間の
1.9秒を設定する(3.701〜3.703)。この場合、サイク
ルスイッチ24の入力があれば(第20図(B)の3.27)ST
EPAの3.A04に進み、入力がなければSTEP8に進む。
STEP8(大当たり1〜9回目終了動作)では、アタッ
カ112a、112bのクローズ要求をセットし、デジタル52に
1〜9回目での終了表現をセットし、シーケンスタイマ
に終了動作時間5.376秒を設定する(3.801,3.802)。
STEPA(大当たり継続後動作/10回目動作)の3.A04以
降では、継続回数を更新し、カウントスイッチ23の入力
カウンタをクリアし、ウェイトタイム音の出力をセット
し、デジタル52にウェイトタイム表現をセットし、STEP
6に移行する(3.A04〜3.A07)。また、サイクル継続が1
0回目であれば、大当たり終了動作音をセットし、デジ
タル52に10回目での終了表現をセットする(3.A02、3.A
09、3.A10)。なお、STEPBにシーケンスタイマに10回目
終了動作時間8.788秒を設定する(3.B01)。
STEPCでは、デジタル52に普段動作をセットし、シー
ケンスタイマをクリアする(3.C02、3.C03)。また、ST
EX10では各ステップで設定された情報をRAMにストアす
る(3.D01〜3.D04)。
第22図、第23図(A)〜(E)はフェーズ4のフロー
を示すもので、他のフェーズで設定された動作処理情報
を出力デバイスに対する情報に変換する処理を行い、そ
の処理項目はデジタル52のデータ転送制御、アタツカ11
2a,112bのソレノイド130、ランプ、LEDの制御、壷部材4
1のソレノイド44、液晶照明ランプ73、74の制御からな
る。
デジタル52のデータ転送制御は、他のフェーズでの情
報を基にデジタル52の表示動作を選択して対応する制御
信号をインタフェース部からデジタル52の液晶駆動基板
53のLCD表示用CPU86に転送する。制御信号は、普段動
作、回転動作、大当たり動作、大当たり終了動作等を指
令する表示態様指令信号としての制御コード、表示内容
指令信号としてのデータ信号およびデータ信号の有効、
無有効を示すと共に受信側のLCD表示用CPU86がインター
フェイス部から送信されたデータを読み込むタイミング
を取るために必要な同期信号であるストローブ信号より
なり、第22図のように、データ転送要求に応じて制御域
に設定された所定のデータを出力する。なお、データ転
送制御は制御装置82側の所定のタイミングで行っても良
い(4.107,4.108,4.112〜4.123,4.133)。また、LCD表
示用CPU86からのステータス信号によりデジタル52が正
常動作中にあるかを監視する(4.104〜4.106,4.124〜4.
132)。
データ転送制御により、LCD表示用CPU86は、普段動作
であれば(第17図の1.06,第21図(M)の3.C02)、LCD
表示用ROM85から順に「襖が開き人形が現れる」、「人
形が腕を交差させる」のキャラクター、「ショウブ」の
文字、「サイコロがころがる」のキャラクター、「333
555 777 アラシが大当たり」の文字、「ちどり模
様」のキャラクターの表示データをセットし(第27図参
照)、デジタル52に普段動作のディスプレイ表示を行
う。第28図に人形キャラクターの表示例を示す。
回転動作であれば(第21図(B))、デジタルA,B,C
の図柄が変動(回転)する前にLCD表示用ROM85から「壷
とサイコロ」のキャラクターの表示データをセットし
(第21図(A)の3.006)、このディスプレイ表示後、L
CD表示用ROM85から図柄データをセットし(第26図
(A))、デジタルA,B,Cの図柄の回転表示を行う。第2
9図に壷とサイコロのキャラクターの表示例を、第30図
にデジタルA.B.Cの図柄回転の表示例を示す。そして、
デジタルA.B.Cの回転を停止する際には、既に決定され
た停止データ(第21図(C)の3.210,3.212,3.214)の
図柄よりいくつか前の図柄の表示データを切り換え、さ
らにスクロール要求により(第21図(C)の3.216)回
転速度を減速してスクロール表示を行い、停止データの
図柄にて所定の位置に停止する。なお、デジタルA,Bは
1ドット32m秒でスクロールし、デジタルCはリーチ目
であればリーチ表示としてε時間(ランダムに選択され
る)低速状態として1ドット64m秒で、リーチ目でなけ
れば通常状態として1ドット32m秒でスクロールする。
第31図にデジタルA,B,Cが停止する際の図柄の移行例を
示すと、図柄の回転途中で停止図柄[7]のいくつか前
の図柄[5]が現れ、スクロールしながら図柄[7]で
停止する。
大当たり動作であれば(第21図(E)の3.409)、第3
2図のように大当たりの図柄の表示を行い、LCD表示用RO
M85から「花火の打ち上げ模様」のキャラクター、「ヨ
ッ!日本一」の文字の表示データをセットし、ディスプ
レイ表示を行う。そして、大当たり中はデジタル52の左
半分に継続回数を、デジタルの右半分に入賞個数を表示
し(第21図(K)の3.A04,第20図(B)の3.21)、大当
たりのサイクル継続となれば(第20図(B)の3.31、第
21図(K)の3.A07)、継続回数に応じて「二番勝負
!」…「十番勝負!」の文字をセットし、継続表示を行
う。
大当たり終了動作であれば、LCD表示ROM85から継続1
〜9回目での終了のときは「ムネン!サクラチル」の文
字をディスプレイ表示し、継続10回目のときは「あっぱ
れ大勝利」の文字および「バンザイの人形」のキャラク
ターのディスプレイ表示を行う。
アタッカ112a,112bのソレノイド130、当たり表示ラン
プ18a,18b、19a,19b、20a〜20c、飾りランプ30a,30b、
図柄変動ランプ47、連続作動表示ランプ115a,115bの制
御は、第23図(A)のように各フェーズで表示された情
報に基づいて第一点滅データあるいは第二点滅データ
(ソレノイド130のオンオフデータを含む)を取り出
し、これらのデータを対応する出力域にセットする(4.
134〜4.146)。
記録個数表示LED32a〜32dの制御は、第23図(B)の
ように入賞スイッチ22の記憶数がないときは点滅情報
を、記憶数があるときは記憶数を点灯情報に変換してダ
イナミック点灯領域にセットし(4.147〜4.155)、飾り
LED39a〜39hの制御は、第23図(B)のように各フェー
ズで指示された情報に応じて普段動作時の点滅情報、デ
ジタル回転時の点滅情報、大当たり時の点滅情報をダイ
ナミック領域にセットする(4.156〜4.166)。これらの
LED32a〜32b,39a〜39hは第23図(E)にてダイナミック
制御される。
壷部材41のソレノイド44の制御は、第23図(C)のよ
うにデジタル回転時、リーチ目時、大当たり発生時の動
作要求(第21図(B)の3.102、第21図(D)の3.308、
第21図(E)の3.411)に応じてオンオフ情報をセット
する(4.174〜4.181)。
液晶照明ランプ73,74の制御は、LCD表示用CPU86から
のランプ制御信号に基づいて第23図(D)のようにデジ
タル回転やディスプレイ表示によって緑ランプ73の点灯
情報または赤ランプ74の点灯情報を選択し、出力域にセ
ットする(4.182〜4.185)。
第24図(A)〜(D)はフェーズ5のフローを示すも
ので、出力処理、デジタル電源制御、音の編集およびそ
の出力処理、前述した各乱数の生成を行う。音の出力制
御はフェーズ4にて要求された音データにより音階デー
タ(周波数データ)、発音時間、発音停止時間および音
量データ(アッテネーションデータ)を取り出し、逐次
サウンドジェネレータの各チャンネルに出力する(5.01
〜5.37)。
次に、上記のように構成されたパチンコ機における遊
技を説明する。
まず、遊技が行われていないときあるいは遊技が行わ
れていても打球発射装置により遊技部3に発射された打
球が特定入賞口6a〜6cに入賞しないときは、デジタル52
に普段動作のディスプレイ表示が行われる。
普段動作のディスプレイ表示では、「襖が開き人形が
現れる」、「人形が腕を交差させる」のキャラクター、
「ショウブ」の文字、「サイコロがころがる」のキャラ
クター、「333 555 777 アラシが大当たり」の文
字、「ちどり模様」のキャラクターが順に繰り返し表示
される(第28図参照)。このためパチンコ台を選ぶとき
に遊技者を充分に引き付けることができるとともに、遊
技の楽しさが増す。
そして、遊技部3に発射された打球がうまく特定入賞
口6a〜6cに入賞すると、デジタル上部の壷部材41が昇降
され、デジタル52に「壷とサイコロ」のキャラクターが
表示された後(第29図参照)、デジタル52の図柄が第30
図のように上方から下方へ回転を始める。次に、デジタ
ル52の自然停止時間が経過するとあるいはストップスイ
ッチ131が押されると、乱数SUBGENによるα時間後に乱
数RNDGEN、RANDOM、HITGENが抽出され、各乱数により大
当たりかどうかおよび左、中、右デジタルA、B、Cに
停止する図柄が決定される。
左デジタルAの所定回転時間が経過すると、左デジタ
ルAは第31図のように停止図柄のいくつか前の図柄に切
り換えられ、緩やかな速度でスクロールしながら定位置
に停止する。この停止後、中デジタルBの所定回転時間
が経過すると、中デジタルBは同様に停止図柄のいくつ
か前の図柄に切り換えられ、緩やかな速度でスクロール
しながら定位置に停止する。そして、これらの停止後、
右デジタルCの所定回転時間が経過すると、右デジタル
Cは同様に停止図柄のいくつか前の図柄に切り換えら
れ、この場合左デジタルAと中デジタルBの停止図柄が
リーチ目(同一の大当たり図柄)であれば、壷部材41が
昇降されるとともに、右デジタルCは左デジタルA、中
デジタルBよりもさらに緩やかな速度でランダム時間
(ε時間)スクロールし、定位置に停止する。また、左
デジタルAと中デジタルBの停止図柄がリーチ目でなけ
れば、右デジタルCは左、中デジタルA、Bと同様にス
クロールし、停止する。
デジタルA、B、Cの回転を停止する際に、図柄を緩
やかな速度でスクロールつまり図柄が流れるように表示
および更新されるため、図柄および図柄の切り換わりが
大変見やすくなり、このため遊技者にとってデジタル
A、B、Cが目標(大当たり)の図柄で停止するかどう
かの高い期待感が得られる。また、左、中デジタルA、
Bの停止図柄が同一となるともちろん大当たりの期待感
が高まるが、この場合最後に停止する右デジタルCがラ
ンダムな時間、左、中デジタルA、Bのスクロールより
もさらに緩やかにスクロールするため、スクロール中の
図柄がいずれの図柄かを遊技者が容易に視認でき、右デ
ジタルCに目標(大当たり)の図柄が現れたきたとき
等、その目標の図柄で停止するか否か、さらには目標の
図柄が通り過ぎてしまうか否かのスリルに溢れ、しかも
そのスクロールは一義的には停止しないため、意外性に
富み、また壷部材41が作動するため、楽しみも増し、こ
のため大当たりが発生するかどうかの大きな期待感が得
られる。
そして、デジタルA、B、Cのすべてが停止し、停止
図柄が大当たりでなければデジタルA、B、Cは普段表
示に戻るが、大当たりとなれば、以下の特別遊技が行わ
れる。大当たりは乱数RNDGENはにより1/253の確率で発
生し、このときのデジタルA,B,Cの停止図柄(当たり図
柄)の組み合わせは第26図(B)の中から選ばれる。
なお、特定入賞口6a〜6cへの打球の入賞後、大当た
り、外れの判定が出るまでの間にさらに特定入賞口6a〜
6cに打球が入賞すると、その入賞個数を未処理貯留数と
して記憶個数表示LED32a〜32dが点灯し、大当たり、外
れの判定後(あるいは特別遊技終了後)、再び前記制御
が繰り返される。また、打球の入賞により賞球排出装置
の球ザヤが駆動され所定の賞球が行われるが、特定入賞
口6a〜6cの入賞に対しては、ソレノイド119により駆動
される球ザヤフックにより排出球が規制され7個とされ
る。
そして、大当たりとなれば、所定のウェイトタイム
(ファンファーレ動作時間)中にデジタル52にまず大当
たりの図柄が(第32図参照)、次に「花火の打ち上げ模
様」のキャラクター、「ヨッ!日本一」の文字が表示さ
れ、ウェイトタイムが経過すると、変数入賞装置5のア
タッカ(可動部材112a、112b)が開かれる。大当たりの
ディスプレイ表示により、大当たり発生のたのしさや喜
びが増し、大きな満足感が得られる。
そして、アタッカ112a、112bが開かれると、遊技部3
の上方から流下してきた打球が多数アタッカ112a、112b
の開口側から直接あるいはアタッカ112a、112bに受けと
められて変動入賞装置5内に流入するようになり、流入
した打球は中央の連続作動口25へもしくは連続作動口25
の左右下方の流下棚110から一般入賞口113へ入る。
一般入賞口113や中央の連続作動口25に入賞した打球
は、合流出口流路を通過する際カウントスイツチ23によ
り入賞打球をカウントされ、デジタル52の左半分に表示
されるとともに、この場合入賞球数が10個になるとある
いは所定時間(29秒)が経過すると、アタッカ112a、11
2bが閉じ、1サイクル終了となる。また、デジタル52の
右半分に経続回数が表示されるとともに、この場合連続
作動口25に打球の入賞があれば、サイクルスイッチ24に
より次のサイクルを継続するように指示される。なお、
連続作動口25に入賞すると、入賞時点でデジタル52の右
半分の入賞球数の表示が点滅から点灯に切り換わり、こ
のためサイクル中に遊技者はデジタル52の表示の変化に
よって次のサイクルが継続可能なことを確認でき、安心
してゲームを続行することができる。
そして、連続作動口25に入賞があれば1サイクルの終
了後、所定のインターバル時間が経過したときに、新し
いサイクルに入り、再びアタッカ112a、112bが開かれ
る。このインターバル中に、デジタル52に継続回数に応
じて「二番勝負!」…「十番勝負!」の文字が表示され
る。
新しいサイクルに入ってアタッカ112a、112bが開かれ
ると、打球が多数変動装置5の一般入賞口113や連続作
動口25に入賞し、入賞球数が10個になるとあるいは所定
時間(29秒)が経過すると、アタッカ112a、112bが閉じ
てサイクルが終了となる。また、この場合連続作動口25
に打球の入賞があれば、次のサイクルを継続可能とな
る。
これらのサイクルは最高10回繰り返され、10回目のサ
イクル中に変動入賞装置5への入賞球数が10個になると
あるいは所定時間(29秒)が経過すると、アタッカ112
a、112bが閉じ、大当たりが終了となり、このときデジ
タル52に「あっぱれ大勝利」の文字、「バンザイの人
形」のキャラクターが表示される。また、サイクルが継
続されないときは、その時点で大当たりが終了となり、
このときデジタル52に「ムネン!サクラチル」の文字が
表示される。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、可変表示装置を前面ユ
ニットと、取付基板、表示ユニットおよびケースからな
る後面ユニットとに分割構成することで、遊技盤に別々
に取付可能とし、表示手段と表示制御手段とを接続した
状態で配設した表示ユニットのケースに開設した開口窓
部を介して表示制御手段のコネクタ部に遊技装置全般の
制御を行う遊技制御装置からの表示指令信号を伝達する
接続コードを接続する構成にしたので、取扱いが容易で
あり、製造時やメンテナンス時の作業性が向上するた
め、可変表示装置を大型化すると共に遊技装置全般の制
御を行う遊技制御装置と表示制御手段との間の表示制御
信号を増やすことなく表示手段と表示制御手段との間の
制御信号を増やして、多彩な表示を可能とし、多色の表
示やキャラクタ等を用いた識別情報の表示を行ったり、
遊技者に対する種々の報知を行うことにより、差別化を
図ることが可能な遊技機の可変表示装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例を示す遊技盤の正面図
と背面図、第3図〜第10図は画像表示装置の正面図と斜
視図と側面図と分解斜視図と要部斜視図、第11図、第12
図は変動入賞装置の正面図と斜視図、第13図は裏機構を
示す斜視図、第14図は制御系のブロック構成図、第15図
はプログラムの概略図、第16図は入力処理を示すフロー
チャート、第17図は初期化処理を示すフローチャート、
第18図(A)、(B)、第19図(A)、(B)は不正監
視処理を示すフローチャート、第20図(A)〜(C)、
第21図(A)〜(N)はゲーム動作処理を示すフローチ
ャート、第22図、第23図(A)〜(E)は出力編集を示
すフローチャート、第24図(A)〜(D)は出力処理を
示すフローチャート、第25図(A)、(B)はサブルー
チンを示すフローチャート、第26図(A)、(B)は表
示図柄の例を示す表図、第27図は表示データ例を示す表
図、第28図〜第33図はデジタルの表示動作を示す図であ
る。 1……遊技盤、3……遊技部、4……画像表示装置、5
……変動入賞装置、6a〜6c……特定入賞口、7、8a、8
b、9a、9b……一般入賞口、18a、18b、19a、19b、20a〜
20c……当たり表示ランプ、22a、22c……特定入賞球検
出スイッチ、23……カウントスイッチ、24……サイクル
スイッチ、25……連続作動口、26……前面ユニット、27
……後面ユイット、28……基板、29……窓部、30a、30b
……飾りランプ、32a〜32d……記憶個数表示LED、39a〜
39h……飾りLED、41……壷部材、44……ソレノイド、47
……図柄変動表示ランプ、49……ピン穴、50……位置決
めピン、51……基枠、52……液晶表示パネル(液晶表示
部)、53……液晶駆動基板、54……保護ケース、59……
ランプハウス、60……ハウス取付座、62……ワンタッチ
式ロック、65……支持ピン、67……中継基板、72……ラ
ンプ基板、73、74……液晶照明ランプ、78……耳、79…
…放熱穴、81……ダボ、82……制御装置、83……配線、
85……LCD表示用ROM、86……LCD表示用CPU、100……放
熱穴、104……中継基板、107、108……ラバーリング、1
12a、112b……可動部材(アタッカ)、113……一般入賞
口、114……ジャンパー線、115a、115b……連続作動表
示ランプ、119……賞球数切り換えソレノイド、130……
ソレノイド、146、147……傾斜部、151……開口窓部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤の遊技部の所定位置に設けられて、
    複数の識別情報を可変表示可能な遊技機の可変表示装置
    において、 可変表示装置を、上記遊技盤に形成された開口部に対応
    して前面側に取付けられる前面ユニットと、上記遊技盤
    に形成された開口部に対して裏面側に取付けられる取付
    基板、表示ユニットおよびケースからなる後面ユニット
    と、に分割可能に構成し、 上記表示ユニットは、遊技者に上記識別情報を視認可能
    に表示する表示手段と、該表示手段への識別情報の表示
    制御を行う表示制御手段と、を備え、 上記表示制御手段は、遊技装置全般の制御を行う遊技制
    御装置からの表示指令信号を伝達する接続コードが接続
    されるコネクタ部と、上記表示手段に駆動信号を与える
    接続線が接続される接続部と、を有し、 上記取付基板には、上記表示手段と表示制御手段とを接
    続した状態で上記ケース内に配設した上記表示ユニット
    を上記前面ユニットと対向状態に着脱自在に取付け、 上記ケースには、開口窓部を開設し、該開口窓部を介し
    て上記表示制御手段のコネクタ部に上記接続コードを接
    続する構成にしたことを特徴とする遊技機の可変表示装
    置。
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