JP2004358209A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数組の図柄群表示により遊技性を高めるようにすること、リーチ状態から大当たりに発展する期待感を増大できるようにすること、大当たりの信頼性を高めるようにすること。
【解決手段】 3つの図柄を横1列状に並べた横向き姿勢の1組の図柄群80が変動開始され、左図柄が「2」で停止し、その後に右図柄が「2」で停止して、リーチ状態に発展する。このとき、相互に関連のない図柄「2」によるリーチ状態の横向き第1図柄群81と、図柄「7」によるリーチ状態の横向き第2図柄群82とからなる2組の図柄群表示に切換えられる。第1図柄群81の中図柄が「1」で停止して「外れ」が決定しても、第2図柄群82はリーチ状態で変動表示している。第2図柄群82の「大当たり」が決定し、大当たりした図柄「777」が大きく表示される。
【選択図】図9−1
【解決手段】 3つの図柄を横1列状に並べた横向き姿勢の1組の図柄群80が変動開始され、左図柄が「2」で停止し、その後に右図柄が「2」で停止して、リーチ状態に発展する。このとき、相互に関連のない図柄「2」によるリーチ状態の横向き第1図柄群81と、図柄「7」によるリーチ状態の横向き第2図柄群82とからなる2組の図柄群表示に切換えられる。第1図柄群81の中図柄が「1」で停止して「外れ」が決定しても、第2図柄群82はリーチ状態で変動表示している。第2図柄群82の「大当たり」が決定し、大当たりした図柄「777」が大きく表示される。
【選択図】図9−1
Description
本発明は、弾球遊技機に関し、特に図柄変動が開始してから停止するまでの変動途中で発生するリーチ状態での演出効果を高めるようにしたものに関する。
従来、パチンコ機等の弾球遊技機においては、遊技盤の中央部にカラー液晶ディスプレイからなる図柄表示手段が設けられ、遊技球が図柄始動手段に入賞した場合、その図柄表示手段に設けられた左右方向に並ぶ3つの図柄表示部において図柄が変動表示(スクロール表示)され、図柄始動手段への遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定される当たり又は外れの図柄パターンで変動停止する。
その図柄の変動中においては、ガラス扉の上部や遊技盤に設けられた複数のカラフルな装飾用ランプが点灯又は点滅表示され、遊技者に刺激と興奮を与えるとともに、電飾効果を高め、遊技者による弾球遊技を盛り上げるようになっている。特に、リーチ状態になったときや大当たりになったときには、スピーカによる音響効果も加わって、弾球遊技を大いに盛り上げるようになっている。ところで、最近、図柄表示手段に多数の表示部を設け、これら複数の表示部の各々に図柄を変動表示するようにした弾球遊技機が種々提案されている。
例えば、特開平10−249008号公報に記載の遊技機は、液晶ディスプレイに3列×3行からなるマトリックス状の9つの図柄表示部を設け、これら9つの図柄表示部の各々において図柄が変動表示された後、先ず左列上段と右列下段の2つの図柄表示部の第1図柄が変動停止し、その後に左列中段と中列上段及び下段と右列中段の4つの図柄表示部の第2図柄が変動停止し、次に左列下段と右列上段の2つの図柄表示部の第3図柄が変動停止し、最終的に中列中段の1つの第4図柄が変動停止するように図柄表示制御するようになっている(例えば、特許文献1)。
この場合、9つの図柄表示部の横方向の3本の横ラインと、縦方向の3本の縦ラインと、1対の対角線である2本の斜めラインからなる8本のラインの何れにおいて、3つの図柄の組合せが、「777」等の特定態様となったとき、その特定態様を含むラインが有効化され、大当たりが発生するようになっている。例えば、図14に示すように、可変表示装置116において、2つの第1図柄として「7」で停止し、4つの第2図柄として「5」と「7」とで停止し、2つの第3図柄として「5」で停止した場合、左列中段LMの「5」と右列中段RMの「5」により横ラインL1でリーチ状態であり、中列上段CUの「7」と中列下段CDの「7」により縦ラインL2でリーチ状態である。
更に、左列上段LUの「7」と右列下段RDの「7」により斜めラインL3でリーチ状態であり、左列下段LDの「5」と右列上段RUの「5」により斜めラインL4でリーチ状態である。それ故、最終的に中列中段CMの1つの第4図柄として「5」で停止した場合には、横ラインL1と斜めラインL4とで夫々大当たりが発生し、その第4図柄として「7」で停止した場合には、縦ラインL2と斜めラインL3とで夫々大当たりが発生する。このように、リーチ状態が4つのラインで成立しているため、第4図柄が停止するまで、遊技者による弾球遊技が一層盛り上がるようにしてある。
図14に示すように、4つのラインL1〜L4で夫々リーチ状態が成立している場合、最終的に変動停止する中列中段CMの1つの第4図柄がこれら4つのラインL1〜L4に大いに影響を及ぼすため、その第4図柄如何で、これらラインL1〜L4が有効化されるか否かが決定される。それ故、遊技者は大当たりに対する期待感が大きい反面、第4図柄として「5」又は「7」以外の図柄で停止した場合には、リーチ状態である4つのラインL1〜L4の全てが同時に無効化になり、大当たりに対する大きな期待感が一瞬にして無くなり、期待が外れた衝撃も大きいという問題がある。
更に、複数のラインでリーチ状態であっても、中列中段の1つの第4図柄により複数ラインの無効化が同時に決まるため、特定態様を期待できるラインが8本も有るにも係わらず、遊技性に欠けるという問題がある。
本発明の目的は、複数組の図柄群表示により遊技性を高めるようにすること、リーチ状態から大当たりに発展する期待感を増大できるようにすること、大当たりの信頼度を高めるようにすること、等である。
本発明の目的は、複数組の図柄群表示により遊技性を高めるようにすること、リーチ状態から大当たりに発展する期待感を増大できるようにすること、大当たりの信頼度を高めるようにすること、等である。
請求項1の弾球遊技機は、図柄始動手段と、図柄始動手段が遊技球を検出することを条件として複数個の図柄を含む図柄群を変動表示する図柄表示手段と、変動停止時の図柄群が特定態様となった場合に遊技者に有利な利益状態を発生する利益状態発生手段を備えた弾球遊技機において、図柄表示手段が、1組の図柄群を表示する第1表示モードと、複数組の図柄群を表示する第2表示モードとに亙って切換え可能に構成されたものである。
図柄表示手段により第1表示モードに切換えられた場合、1組の図柄群が表示されるため、通常の図柄変動と同様に、その図柄群に含まれる複数個の図柄が変動表示され、変動停止時に図柄群が特定態様となった場合には、利益状態発生手段により利益状態が発生する。図柄表示手段により第2表示モードに切換えられた場合には、相互に関連性のない複数組の図柄群が表示されるため、これら複数組の図柄群の各々において図柄変動が行われ、各図柄群毎に大当たり又は外れが決定する。それ故、表示された複数組の図柄群により、図柄変動を複数回楽しむことができ、遊技性が高まる。更に、表示される図柄群が多い程、それに応じて信頼度が高くなる。
請求項2の弾球遊技機は、請求項1の発明において、前記図柄表示手段が、第2表示モードにおいて複数組の図柄群を変動表示する場合には複数組の図柄群を独立に又は同期して変動表示するものである。それ故、複数組の図柄群を独立に変動表示する場合には、図柄始動手段に1個の遊技球が入賞した場合でも、複数個の遊技球が入賞したのと同様に、弾球遊技を複数回に亙って楽しむことができる。複数組の図柄群を同期して変動表示する場合には、これら図柄群のうちの1つが特定態様となるような期待感を持つことができる。
請求項1の発明によれば、図柄始動手段と図柄表示手段と利益状態発生手段とを備え、図柄表示手段は、1組の図柄群を表示する第1表示モードと、複数組の図柄群を表示する第2表示モードとに亙って切換え可能に構成されたので、第1表示モードにより1組の図柄群が表示されたときには、その図柄群の変動表示による大当たりを期待して遊技を楽しむことができる。第2表示モードに切換えられたときには、相互に関連性のない複数組の図柄群が表示されるため、表示された複数組の図柄群の図柄変動により、複数の大当たりを期待でき、遊技性が増大する。更に、表示される図柄群が多い程、信頼度が高くなる。
請求項2の発明によれば、前記図柄表示手段は、第2表示モードにおいて複数組の図柄群を変動表示する場合には複数組の図柄群を独立に又は同期して変動表示するので、複数組の図柄群を独立に変動表示する場合には、図柄始動手段に1個の遊技球が入賞した場合でも、複数個の遊技球が入賞したのと同様に、弾球遊技を複数回に亙って楽しむことができる。複数組の図柄群を同期して変動表示する場合には、これら図柄群のうちの1つが特定態様となるような期待感を持つことができる。その他請求項1と同様の効果が得られる。
本実施形態の弾球遊技機は、第1表示モードから第2表示モードに切換えられた場合、相互に関連性のない複数組の図柄群を図柄群表示手段に表示するとともに、複数組の図柄群を独立に又は同期して変動表示し、最終的に、表示群毎に大当たり又は外れが確定するようにしてある。
本実施形態は、パチンコホールの島構造体に設置される所謂カード式弾球遊技機と呼ばれる第1種パチンコ機に本発明を適用した場合の一例であり、パチンコホールに設けられた島構造体には、その長さ方向に複数のカード式球貸し機1と複数のパチンコ機2とが交互に配設され、カード式球貸し機1はパチンコ機2に電気的に接続されている。
図1〜図4に示すように、カード式弾球遊技機であるパチンコ機2は、矩形枠状の外枠3と、この外枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを有し、カード式球貸し機1をサンドイッチ状に挟持する状態で、外枠3が島構造体(図示略)に着脱自在に装着されている。前枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、遊技盤5の前側に対応させて、窓部6aを有するガラス扉6と球受け皿(上皿)8の前面板(図示略)とが夫々開閉自在に枢着されている。前枠4の下部には、球受け皿8から溢流し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿9と、発射手段10の発射ハンドル11とが設けられている。
発射手段10は、回動操作可能な発射ハンドル11と、この発射ハンドル11の回動角度に応じた打撃力で打撃槌12により遊技球を発射させる発射モータ13(図5参照)などを備えている。球受け皿8の右部には、カード式球貸し機1に対する球貸し操作用の操作パネル14が設けられ、この操作パネル14には、カード残額を3桁の数字で表示するカード残額表示部14aと、所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチ14bと、遊技終了時にカードの返却を指令する返却スイッチ14cとが設けられている。
図2に示すように、遊技盤5には、金属製の外レールと内レールとからなるガイドレール15がほぼ環状に設けられ、このガイドレール15の内側の遊技領域5aには、カラーの液晶ディスプレイ16、図柄始動手段(図柄始動兼入賞手段)17、開閉式入賞手段(大入賞手段)18、複数の普通入賞手段19(この場合、上段の普通入賞手段19以外に、開閉式入賞手段18の左右両側部に、例えば6つの普通入賞手段19)、2つの作動口(ゲート又は通過口)20等が夫々所定の位置に配設されている。
液晶ディスプレイ16は、背景画像や各種のキャラクタの動画などを表示する表示機能を有し、この液晶ディスプレイ16には数字等の図柄を組合せた図柄群を変動表示する図柄群表示手段21が設けられている。図柄群表示手段21は、基本的には3個の図柄を横1列に並べた1組の図柄群を変動表示可能になっている。この場合、図柄始動手段17に遊技球が入賞することを条件に、図柄群の各図柄が変動表示(スクロール表示)される。そして、図柄始動手段17への遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定される停止図柄パターンで停止する。
ところで、図柄群表示手段21には、3個の図柄を横1列に並べた図柄群として、2組(図9−1〜図9−6参照)、3組(図11−1〜図11−6参照)〜10組(図12−1〜図12−4参照)の図柄群が表示可能になっている。但し、各図柄群に有する3つの図柄表示部においては、後述する図柄制御手段60により、数字「0」〜「9」までの10個の図柄を夫々サイクリックに表示するようになっている。ここで、液晶ディスプレイ16には、更に、2つの小型の普通図柄を変動表示する普通図柄表示部が設けられているが、ここではその説明を省略する。
図柄始動手段17は、開閉自在な左右1対の開閉爪17aを備えた電動式チューリップであり、普通図柄表示手段22の変動後に停止した普通図柄が当たり図柄となった当たり発生時に、開閉爪17aが所定時間だけ開放されて入賞し易くなる。開閉式入賞手段18は前方に開放可能な開閉板18aを備え、図柄群表示手段21の変動後に停止した特定図柄が「777」、「444」等の特定態様のとき、所謂「大当たり」と称する特別遊技が開始され、開閉板18aが前方傾斜状に開放される。この開閉式入賞手段18の内部に特定領域18bがあり、この特定領域18bを入賞球が通過したとき、特別遊技が継続される。
開閉式入賞手段18の開閉板18aが開放された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば、10個)の遊技球が入賞して開閉板18aが閉じるときに、遊技球が特定領域18bを通過していないときに特別遊技が終了するが、特定領域18bを通過していれば最大所定回数(例えば、16回)まで特別遊技が継続され、遊技者に有利な利益状態に制御される。
図3、図4に示すように、前枠4の裏側には、遊技盤5を裏側から押さえる裏機構板30が着脱自在に装着され、この裏機構板30には開口部30aが形成され、その上側に球タンク33と、これから延びるタンクレール34とが設けられ、このタンクレール34に接続された払出し手段35が裏機構板30の側部に設けられ、裏機構板30の下側には払出し手段35に接続された通路ユニット36が設けられている。払出し手段35から払出された遊技球は、通路ユニット36の賞球払出し通路を経由して、球受け皿8に払出される。
裏機構板30の開口部30aには、遊技盤5の裏側に装着された裏カバー37と、入賞手段17〜19に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(図示略)とが夫々嵌合されている。この裏カバー37に装着された基板ケース38の内部に主制御基板39が配設され、基板ケース38の前側に図柄制御基板40が配設されている。主制御基板39の下側で、裏カバー37に装着された基板ケース41aの内部にランプ制御基板42が設けられ、この基板ケース41aに隣接する基板ケース41bの内部にサウンド制御基板43が設けられている。
これら基板ケース41a,41bの下側で裏機構板30に装着された基板ケース44の内部には、電源基板45と払出し制御基板46が夫々設けられている。発射手段10の発射モータ13の後側に装着された基板ケース47の内部には、発射制御基板48が設けられている。即ち、これら制御基板39〜40,42〜43,45〜46,48は夫々独立の基板で構成されており、電源基板45と発射制御基板48を除く制御基板39,40,42,43,46には、CPUとROMやRAM等を有する1チップ集積回路からなるマイクロコンピュータが夫々設けられている。
主制御基板39とその他の制御基板40,42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介して電気的に接続され、主制御基板39から各制御基板40,42,43,46に、所定の遊技動作を実行させる種々の制御コマンドを一方向通信にて送信可能になっている。制御コマンドの一方向通信を採用することで、図柄停止に関する不正を確実に防止できるとともに、主制御手段50の制御負荷を格段に軽減でき、送信制御を格段に簡単化することができる。
次に、パチンコ機2の制御装置に予め格納した複数の制御プログラムを介して達成される種々の機能について、図5の機能ブロック図により説明する。但し、これら種々の機能は前述したマイクロコンピュータ等で達成される。主制御基板39上に構成された主制御手段50は、遊技盤5に設けられた種々の遊技部品や遊技球検出スイッチ等に対する信号の入出力に関わる遊技制御を主として司るとともに、後述する図柄制御手段60、払出し制御手段70、ランプ制御手段71、サウンド制御手段73等に必要に応じて制御コマンドを送信出力する。
主制御基板39に設けられたマイコンのROMには、主に遊技盤5の遊技動作を制御するメインの遊技制御プログラム等が格納されている。図柄制御基板40上に構成された図柄制御手段60は、主制御手段50から送信されてくる図柄制御コマンドに基づいて、液晶ディスプレイ16に種々の動画や背景画を表示させる表示制御を実行したり、1組又は複数組の図柄群の図柄を変動制御し、指定された図柄パターンで停止するように制御する。払出し制御基板46上には払出し制御手段70が構成され、この払出し制御手段70は主制御手段50から払出し制御コマンドを受信し、払出し手段35による遊技球の払出し制御を司る。
ランプ制御基板42上に構成されたランプ制御手段71は、主制御手段50からランプ制御コマンドを受信し、遊技盤5やガラス扉6等に設けられた多数の装飾ランプや演出用ランプを含むランプ群72の点灯制御又は点滅制御を司る。サウンド制御基板43上に構成されたサウンド制御手段73は、主制御手段50からサウンド制御コマンドを受信し、スピーカ74に対する各種の音響効果音の為のサウンド出力制御を司る。発射制御基板48上に構成された発射制御手段75は、発射モータ13を駆動して遊技球の発射制御を司る。
主制御手段50は、抽選手段51と、判定手段52と、利益状態発生手段53と、確率変動手段54と、図柄決定手段55と、コマンド送信手段56等を備えている。抽選手段51は、抽選用カウンタを用いて微小な更新周期(例えば、約2msec周期)で数値を所定の範囲(例えば、0〜315)で更新し、図柄始動手段17に遊技球が入賞したときの数値を抽出することにより、当たり外れに関する抽選を行なう。判定手段52は、図柄始動手段17に遊技球が入賞したときに抽選手段51から供給される抽選された数値に基づいて、「大当り」又は「外れ(外れリーチを含む)」の何れであるかを判定する。ここで、これら抽選手段51と判定手段52とで抽選判定手段が構成されている。
利益状態発生手段53は、判定手段52から大当たりの判定結果を受ける、若しくは、図柄群表示手段21により表示された図柄群の変動後の停止図柄が大当たり図柄となることを条件に、遊技制御に含まれる所定の利益状態発生ルーチンにより開閉式入賞手段18の開閉板18aを前述したように作動させて、遊技者に利益状態を与える。確率変動手段54は、判定手段52から大当たりの判定結果を受けた場合に、その「大当たり」が確率変動型大当たりのときに確率変動モードを設定し、次回或いは次々回の大当たり迄、或いは所定回数図柄が変動する迄、抽選手段51による抽選に際して大当たりとする特定数値の数を通常のときよりも多くし、大当たり確率を高くする。
図柄決定手段55は、判定手段52からの判定結果に応じて、所定の抽選プログラムにより、複数の図柄変動パターンのうちから、抽選用数値が「大当たり」のときには大当たり変動パターンの何れかを、「外れ」のときには外れ図柄の組合せの何れかを、「外れリーチ」のときには外れリーチ図柄の何れかを、夫々抽選により決定する。この場合、例えば、「大当たり」のときには8つの図柄変動パターン(No.1〜No.8) のうちの何れかが適用され、「外れリーチ」のときには12の図柄変動パターン(No.9〜No.20)のうちの何れかが適用され、「外れ」のときには10の図柄変動パターン(No.21 〜No.30)のうちの何れかが適用されるものとする。
コマンド送信手段56は、図柄決定手段55で決定された図柄変動パターンに基づいて、図柄制御手段60と、払出し制御手段70と、ランプ制御手段71と、サウンド制御手段73等に、必要に応じて1つ又は複数の制御コマンドを送信する。例えば、コマンド送信手段56は図柄制御手段60に対して、図柄変動に際して、変動開始を指示する図柄変動パターン指定コマンドと、左図柄指定コマンドと、右図柄指定コマンドと、中図柄指定コマンドと、図柄停止コマンド等、一群の制御コマンドを順次送信する。
図柄制御手段60には、図柄群表示手段21において1組又は複数組の図柄群を変動表示制御する図柄群表示制御手段61と、1組の図柄群を表示する第1表示モードから複数組の図柄群を表示する第2表示モードに切換えるための選択率を図柄変動パターン番号(No.1〜No.30)に対応して記憶した表示モード切換えテーブル(図6参照)62と、第2表示モードで表示する図柄群の表示数を抽選により決定する図柄群表示数テーブル63とが設けられている。
ここで、図柄群表示制御手段61は、第2表示モードに切換えたときに表示する複数組の図柄群のリーチ状態からの変動パターンを複数種類記憶している。ここで、液晶ディスプレイ16に設けられた図柄群表示手段21や図柄制御手段60等で図柄表示手段が構成されている。表示モード切換えテーブル62においては、「大当たり」の場合の図柄変動パターン「No.1〜No.8」における第2表示モードに切換える選択率が高く設定され、「外れリーチ」の場合の図柄変動パターン「No.9〜No.20 」における選択率は「大当たり」よりも低く設定され、「外れ」の場合の図柄変動パターン「No.21 〜No.30 」における選択率は「外れリーチ」よりも低く設定されている。
それ故、図柄制御手段60は、コマンド送信手段56から送信される一連の図柄制御コマンドを受信して解析するとともに、解析により得られた制御コマンドに基づいて、1組又は複数組の図柄群を変動制御する。
次に、主制御手段50により実行される変動パターン決定制御について、図7のフローチャートに基づいて説明する。但し、図中の符号Si(i=10,11,12・・・)は各ステップである。
次に、主制御手段50により実行される変動パターン決定制御について、図7のフローチャートに基づいて説明する。但し、図中の符号Si(i=10,11,12・・・)は各ステップである。
図柄始動手段17に遊技球が入賞する毎に、抽選手段51により当たり/外れに関する抽選が行われ(S10)、その抽選された数値に基づいて判定手段52により大当たり又は外れの判定が行われる(S11)。その判定の結果、大当たりのときには(S12:Yes )、複数のリーチパターンのうちから1つのリーチパターンが抽選で決定される(S13)。但し、この抽選対象の複数のリーチパターンのうちには、単なるリーチパターンだけでなく、スーパーリーチとしてのリーチパターンも含まれている。
次に、リーチ状態を経て最終的に停止表示する大当たり図柄と、リーチパターンを含む一連の図柄変動を指定する1つの図柄変動パターン番号が「No.1〜No.8」のうちから選択的に決定され(S14)、この制御を終了し、メインルーチンにリターンする。そして、図柄決定手段55から、図柄変動パターン指定コマンドと、左図柄指定コマンドと、右図柄指定コマンドと、中図柄指定コマンドと、図柄停止コマンド等の一連の図柄制御コマンドが図柄制御手段60に送信される。
判定手段52による判定の結果、外れのときには(S12:No)、リーチ状態を発生するか否かが抽選により決定され(S16)、リーチ状態を発生する場合には(S17:Yes )、「左図柄」と「右図柄」として表示するリーチ図柄が抽選により決定されるとともに、図柄変動を指定する1つの図柄変動パターン番号が「No.9〜No.20 」のうちから選択的に決定され(S18)。
次に、最終的に停止表示する「中図柄」が抽選により決定され(S19)、同様にメインルーチンにリターンする。この場合にも、図柄決定手段55から、図柄変動パターン指定コマンドと、左図柄指定コマンドと、右図柄指定コマンドと、中図柄指定コマンドと、図柄停止コマンド等の一連の図柄制御コマンドが図柄制御手段60に送信される。ところで、リーチ状態を発生させない場合には(S17:No)、3つの外れ図柄が抽選により決定されるとともに、図柄変動を指定する1つの図柄変動パターン番号が「No.21 〜No.30 」のうちから選択的に決定される(S18)。
この場合にも、図柄決定手段55から、図柄変動パターン指定コマンドと、左図柄指定コマンドと、右図柄指定コマンドと、中図柄指定コマンドと、図柄停止コマンド等の一連の図柄制御コマンドが図柄制御手段60に送信される。
次に、図柄制御手段60により実行される図柄群表示制御について、図8のフローチャートに基づいて説明する。
図柄決定手段55から一連の図柄制御コマンドを受信し、図柄変動パターン番号と、表示モード切換えテーブル62の選択率とに基づいて、複数組の図柄群を表示するか否かが抽選により決定される(S30)。
次に、図柄制御手段60により実行される図柄群表示制御について、図8のフローチャートに基づいて説明する。
図柄決定手段55から一連の図柄制御コマンドを受信し、図柄変動パターン番号と、表示モード切換えテーブル62の選択率とに基づいて、複数組の図柄群を表示するか否かが抽選により決定される(S30)。
次に、抽選結果に基づいて、複数組の図柄群を変動表示しない場合には(S31:No)、第1表示モードが設定され(S36)、1組の図柄群により通常の図柄変動処理が実行され(S37)、図柄停止コマンドを受信したとき、その図柄変動処理が停止され(S35)、この制御を終了して、メインルーチンにリターンする。この通常の図柄変動制御においては、受信した一連の図柄制御コマンドに基づいて、図柄変動パターン番号で指定された図柄変動により、左図柄と右図柄と中図柄とが夫々変動表示された後、例えばリーチ状態を伴わない外れの場合には、左図柄として「2」、右図柄として「4」、中図柄として「6」で停止し図柄が確定する。
抽選の結果、複数組の図柄群を変動表示する場合には(S31:Yes )、第2表示モードが設定され(S32)、第2表示モードで表示する図柄群の表示数が図柄群表示数テーブル63に基づいて抽選により決定される(S33)。次に、S33で決定された複数組の図柄群による図柄変動処理が実行され(S34)、S35を経てメインルーチンにリターンする。この複数組による図柄群の変動制御について、図9−1〜図9−6に基づいて説明する。この場合、受信した図柄制御コマンドにより、図柄変動パターン番号「1」、「大当たり」、リーチパターン「7,7」、大当たり図柄「7,7,7」として指定され、図柄群表示数「2」が決定されているものとする。
この図柄群変動制御が実行されて、3つの図柄(左図柄、右図柄、中図柄)を横1列状に並べた横向き姿勢の1組の図柄群80が変動開始され、先ず左図柄が「2」で停止(図9−1)し、その後に右図柄が「2」で停止(図9−2)して、リーチ状態に発展する。このとき、1組の横向き図柄群表示に代えて、図柄「2」によるリーチ状態の横向き第1図柄群81と、図柄「7」によるリーチ状態の横向き第2図柄群82とからなる2組の図柄群表示に切換えられる(図9−3)。この場合、これら2組の図柄群81,82は、1組の図柄群80よりも夫々小さく、第1図柄群81の中図柄と第2図柄群82の中図柄とが独立に変動制御される。しかも、上側の第1図柄群81の方が下側の第2図柄群82よりも小さく表示されている。
このように、第2表示モードに切換えられたときには、相互に関連性のない2組の図柄群81,82が表示され、しかも、これら図柄群81,82の全てがリーチ状態にして変動表示されるため、2組の図柄群81,82の何れかが必ず大当たりになるのではないかという期待感を持ったり、表示が大きい第2図柄群82の方の大当たり確率が高いかもしれない、という様々な期待感が湧き、更には、表示される図柄群81,82の組数が多い程信頼度が高くなり、遊技性を増大させることができる。
更に、各図柄群81,82毎に独立に変動制御が行われていることが明確になり、リーチ状態や大当たりに対する期待感を図柄群81,82毎に持つことができる。ここで、1組の図柄群80は2組の図柄群81,82よりも大きく表示され、第1表示モードにおける1組の図柄群80が見やすくなる。また、第2表示モードにおいて表示される2組の図柄群81,82の方が小さいため、液晶ディスプレイ16が大型化することがない。
その後、第1図柄群81において中図柄が「1」で停止し、第1図柄群81の「外れ」が決定する(図9−4)。しかし、第2図柄群82はまだリーチ状態で変動表示しているため、遊技者はこの第2図柄群82に期待感を持つことができる。そして、最終的に、第2図柄群82において中図柄が「7」で停止し、第2図柄群82の「大当たり」が決定する(図9−5)。次に、第1表示モードに切換えられ、第2図柄群82に代えて1組の図柄群80として大当たりした図柄「777」が大きく表示される(図9−6)。
ところで、別の複数組による図柄群の変動制御について、図10−1〜図10−6に基づいて説明する。この場合、受信した図柄制御コマンドにより、図柄変動パターン番号「2」、「大当たり」、リーチパターン「7,7」、大当たり図柄「7,7,7」として指定され、図柄群表示数「2」が決定されているものとする。図柄群変動制御が実行されて、3つの図柄を含む1組の図柄群80が変動開始され、左図柄が「3」で停止してから右図柄も「3」で停止(図10−1)して、リーチ状態に発展する。
このとき、1組の図柄群表示に代えて、図柄「3」によるリーチ状態の第1図柄群83と、図柄「7」によるリーチ状態の第2図柄群84とからなる2組の図柄群表示に切換えられる(図10−2)。この場合、これら2組の図柄群83,84は1組の図柄群80よりも夫々小さく、第1及び第2図柄群83,84の中図柄が夫々独立に変動制御される。しかも、下側の第2図柄群84の方が上側の第1図柄群83よりも小さく表示されている。この場合にも、リーチ状態の図柄群83,84の何れかが必ず大当たりになるのではないかという期待感を持ったり、表示が大きい第1図柄群83の方の大当たり確率が高いかもしれない、という様々な期待感が湧き、遊技性を増大させることができる。
その後、第1図柄群83において中図柄が「7」で停止して「外れ」が決定する(図10−3)。しかし、第2図柄群84は、まだリーチ状態で変動表示しているため、遊技者はこの第2図柄群84に対して期待感を持つことができる。次に、「外れ」が決定した第1図柄群83が小さく表示され且つ変動表示している第2図柄群84が大きく表示される(図10−4)。そして、最終的に、第2図柄群84において中図柄が「7」で停止して「大当たり」が決定する(図10−5)。次に、第1表示モードに切換えられ、第1及び第2図柄群83,84に代えて1組の図柄群80として大当たりした図柄「777」が大きく表示される(図10−6)。
ところで、別の複数組による図柄群の変動制御について、図11−1〜図11−6に基づいて説明する。この場合、図柄制御コマンドにより、図柄変動パターン番号「3」、「大当たり」、リーチパターン「五,五」、大当たり図柄「五,五,五」として指定され、図柄群表示数として「2」と「3」が決定されているものとする。図柄群変動制御が実行されて、3つの図柄を含む1組の図柄群80が変動開始され、左図柄が「7」で停止してから右図柄も「7」で停止(図11−1)して、リーチ状態に発展する。
このとき、1組の図柄群表示に代えて、図柄「7」によるリーチ状態の第1図柄群85と、図柄「五」によるリーチ状態の第2図柄群86とからなる2組の図柄群表示に切換えられる(図11−2)。この場合、これら2組の図柄群85,86は1組の図柄群80よりも夫々小さく、第1及び第2図柄群85,86の中図柄が夫々独立に変動制御される。しかも、これら第1及び第2図柄群85,86は同じ大きさで表示されている。その後、2組の図柄群表示に代えて、図柄「7」によるリーチ状態の第1図柄群85と、図柄「五」によるリーチ状態の第2図柄群86と、図柄「☆」によるリーチ状態の第3図柄群87からなる3組の図柄群表示に切換えられる(図11−3)。
ここで、これら3組の図柄群85〜87は1組の図柄群80よりも夫々小さく、第1〜第3図柄群85〜87の中図柄が夫々独立に変動制御される。この場合にも、リーチ状態の図柄群85〜87の何れかが必ず大当たりになるかもしれないという期待感が湧き、遊技性を増大させることができる。その後、第1図柄群85において中図柄が「6」で停止して「外れ」が決定され、その第1図柄群85が小さく表示される(図11−4)。しかし、第2及び第3図柄群86,87がリーチ状態で変動表示しているため、遊技者はこれら2組の図柄群86,87に対して期待感を持つことができる。
更に、第3図柄群87において中図柄が「□」で停止して「外れ」が決定され、その第3図柄群87も小さく表示される(図11−5)。しかし、第2図柄群86がリーチ状態で変動表示しているため、遊技者はその第2図柄群86に期待感を持つことができる。そして、最終的に、第2図柄群86において中図柄が「五」で停止して「大当たり」が決定したとき、第1表示モードに切換えられ、第1〜第3図柄群85〜87に代えて1組の図柄群80として、大当たり図柄「五五五」が大きく表示される(図11−6)。
ところで、別の複数組による図柄群の変動制御について、図12−1〜図12−4に基づいて説明する。この場合、受信した図柄制御コマンドにより、図柄変動パターン番号「4」、「大当たり」、リーチパターン「3,3」、大当たり図柄「3,3,3」として指定され、図柄群表示数として「10」が決定されているものとする。図柄群変動制御が実行されて、3つの図柄を含む1組の図柄群80が変動開始され、左図柄が「4」で停止してから右図柄も「4」で停止(図12−1)して、リーチ状態に発展する。
このとき、1組の図柄群表示に代えて、図柄「0」〜「9」によるリーチ状態の第1図柄群90〜第10図柄群99からなる10組の図柄群表示に切換えられる(図12−2))。これら10組の図柄群90〜99の各々は1組の図柄群80よりも夫々小さく、しかも、これら10組の図柄群90〜99は同じ大きさで表示されている。この場合、10組の図柄群90〜99の中図柄が同期して、つまり同時に変動開始するとともに、同じ図柄「1、2、3・・・」が同期して、1→2→3→4→・・・のように変動制御される。
そして、最終的に、10組の図柄群90〜99の中図柄が夫々「3」で同期して同時に停止し(図12−3)、図柄「3」でリーチ状態の第4図柄群93に「大当たり」が決定する。そして、第1〜第10図柄群90〜99に代えて1組の図柄群80として、大当たり図柄「333」が大きく表示される(図12−4)。このように、10組の図柄群90〜99の中図柄が同期して、変動開始し、同期して図柄変動し、更に同時に変動停止するので、図柄の変動時間を複数組に亙って等しくすることができ、しかもこれら図柄群90〜99のうちの、少なくとも1つが必ず大当たりとなるような期待感を持つことができる。
ところで、別の複数組による図柄群の変動制御について、図13−1〜図13−5に基づいて説明する。この場合、受信した図柄制御コマンドにより、図柄変動パターン番号「5」、「大当たり」、リーチパターン「スイカ,スイカ」、大当たり図柄「スイカ,スイカ,スイカ」として指定され、図柄群表示数として「2」が決定されているものとする。図柄群変動制御が実行されて、3つの図柄を縦1列状に並べた縦向き姿勢の1組の図柄群100が変動開始され、上図柄が「3」で停止してから下図柄も「3」で停止(図13−1)して、リーチ状態に発展する。
このとき、1組の縦向き図柄群表示に代えて、図柄「3」によるリーチ状態の縦向き第1図柄群101と、図柄「スイカ」によるリーチ状態の縦向き第2図柄群102とからなる2組の図柄群表示に切換えられる(図13−2)。この場合、これら2組の図柄群101,102は1組の図柄群100よりも夫々小さく表示され、第1及び第2図柄群101,102の中図柄が夫々独立に変動制御される。しかも、これら第1及び第2図柄群101,102は同じ大きさで表示されている。
ここで、第2表示モードにおいては、図柄群101,102毎に、数字と果物のように、異なる種類の図柄を変動表示するので、第1及び第2図柄群101,102を識別し易くなり、しかも図柄群101,102毎の図柄変動が分かり易くなる。この場合にも、リーチ状態の図柄群101〜102の何れかが大当たりになるかもしれないという期待感が湧き、遊技性を増大させることができる。その後、第1図柄群101において中図柄が「5」で停止して「外れ」が決定し、その第1図柄群101が小さく表示される(図13−3)。
しかし、第2図柄群102がリーチ状態で変動表示しているため、遊技者はこの第2図柄群102に対して期待感を持つことができる。そして、最終的に、第2図柄群102において中図柄が「スイカ」で停止して「大当たり」が決定したとき(図13−4)、第1表示モードに切換えられ、第1及び第2図柄群101,102に代えて1組の図柄群100として、大当たり図柄「スイカ,スイカ,スイカ」が大きく表示される(図13−5))。
前記実施形態の変更形態について説明する。
1〕図9−1〜図9−6、図10−1〜図10−6、図11−1〜図11−6に示す複数組の図柄群表示において、これら複数組の図柄群を同期させて、つまり変動開始や図柄変動、更には変動停止を同時に行うようにしてもよい。
2〕図6に示す図柄変動パターン番号に対する選択率は一例を示したに過ぎず、リーチ状態の変動パターンや変動時間に応じて選択率を適宜変更するようにしてもよく、これらの選択率を変更可能に構成するようにしてもよい。
1〕図9−1〜図9−6、図10−1〜図10−6、図11−1〜図11−6に示す複数組の図柄群表示において、これら複数組の図柄群を同期させて、つまり変動開始や図柄変動、更には変動停止を同時に行うようにしてもよい。
2〕図6に示す図柄変動パターン番号に対する選択率は一例を示したに過ぎず、リーチ状態の変動パターンや変動時間に応じて選択率を適宜変更するようにしてもよく、これらの選択率を変更可能に構成するようにしてもよい。
3〕第2表示モードが設定された場合、最初の変動開始時から複数組の図柄群を変動表示するようにしてもよい。
4〕本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更を付加し、更に確率変動モードに代えて時間短縮モードを設定可能なパチンコ機に本発明を適用してもよく、パチンコ機に限らず、各種の遊技媒体を用いるアレンジボール機、雀球機等の種々の弾球遊技機に本発明を適用することが可能である。
4〕本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更を付加し、更に確率変動モードに代えて時間短縮モードを設定可能なパチンコ機に本発明を適用してもよく、パチンコ機に限らず、各種の遊技媒体を用いるアレンジボール機、雀球機等の種々の弾球遊技機に本発明を適用することが可能である。
ここで、前記第1表示モードにおいて表示される図柄群は、第2表示モードにおいて表示される図柄群よりも大きい場合には、第1表示モードにおいては、1組の図柄群が大きく表示されるため、その図柄群が見やすくなる。また、第2表示モードにおいて表示される複数組の図柄群の方が小さいため、図柄表示手段の表示器が大型化することがない。
ここで、前記複数組の図柄群を独立に変動表示する場合に、少なくとも図柄変動の開始と停止が図柄群別に変動制御される場合には、各図柄群毎に個別に変動制御が行われていることが明確になり、リーチ状態や大当たりに対する期待感を図柄群毎に持つことができる。
ここで、前記複数組の図柄群を同期させて変動表示する場合に、少なくとも図柄変動の開始と停止が同期するように変動制御される場合には、複数組の図柄群が一斉に変動開始し、その図柄変動が同時に停止するため、図柄の変動時間を複数組に亙って等しくすることができる。
ここで、前記図柄始動手段が遊技球を検出したときに利益状態を発生させるか否かを抽選により判定する抽選判定手段を設け、この抽選判定手段が利益状態を発生させると判定した場合に、第1表示モードから第2表示モードに切換える場合には、第2表示モードに切換えられた場合、複数組の図柄群の何れかが、利益状態を発生させる特定態様となる可能性が高いため、複数組の図柄群によりリーチ演出や大当たり演出等の演出効果を高めることができる。
ここで、前記図柄表示手段が、第1表示モードから第2表示モードに切換えた場合に複数組の図柄群の全てをリーチ状態にして変動表示する場合には、複数組の図柄群の何れかが必ず大当たりになるという期待感や遊技性を高めることができる。
ここで、前記図柄表示手段が、第2表示モードにおいて図柄群毎に異なる種類の図柄を変動表示する場合には、図柄群毎に図柄の種類が異なるため、図柄群を識別し易くなり、しかも図柄群毎の図柄変動が分かり易くなる。
ここで、前記図柄表示手段が、第2表示モードにおいて変動表示する複数組の図柄群に含まれる複数個の図柄を横1列状に並べた場合には、複数個の図柄の変動状態が見やすく、図柄表示手段の表示器の向きを横方向に長く配置できる。また、図柄群に含まれる複数個の図柄を縦1列状に並べた場合には、図柄表示手段の表示器の向きを縦方向に長く配置できる。
2 パチンコ機(弾球遊技機)
16 液晶ディスプレイ
17 図柄始動手段
21 図柄表示手段
51 抽選手段
52 判定手段
53 利益状態発生手段
80,100 1組の図柄群
81〜87 複数組の図柄群
90〜99 複数組の図柄群
101,102 複数組の図柄群
16 液晶ディスプレイ
17 図柄始動手段
21 図柄表示手段
51 抽選手段
52 判定手段
53 利益状態発生手段
80,100 1組の図柄群
81〜87 複数組の図柄群
90〜99 複数組の図柄群
101,102 複数組の図柄群
Claims (2)
- 図柄始動手段(17)と、図柄始動手段(17)が遊技球を検出することを条件として複数個の図柄を含む図柄群を変動表示する図柄表示手段(21,60) と、変動停止時の図柄群が特定態様となった場合に遊技者に有利な利益状態を発生する利益状態発生手段(53)を備えた弾球遊技機において、
前記図柄表示手段(21,60) は、1組の図柄群(80,100)を表示する第1表示モードと、複数組の図柄群(81 〜87,90 〜99,101〜102)を表示する第2表示モードとに亙って切換え可能に構成されたことを特徴とする弾球遊技機。 - 前記図柄表示手段(21,60) は、第2表示モードにおいて複数組の図柄群(81 〜87,90 〜99,101〜102)を変動表示する場合には複数組の図柄群(81 〜87,90 〜99,101〜102)を独立に又は同期して変動表示することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003408506A JP2004358209A (ja) | 2003-12-08 | 2003-12-08 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003408506A JP2004358209A (ja) | 2003-12-08 | 2003-12-08 | 弾球遊技機 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000360651A Division JP2002159675A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004358209A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006246975A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Samii Kk | パチンコ遊技機 |
JP2008073447A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
JP2011050764A (ja) * | 2010-11-10 | 2011-03-17 | Sammy Corp | パチンコ遊技機 |
-
2003
- 2003-12-08 JP JP2003408506A patent/JP2004358209A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008073447A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
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