JP2815406B2 - 遊技機の可変表示装置 - Google Patents

遊技機の可変表示装置

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JP2815406B2
JP2815406B2 JP1189170A JP18917089A JP2815406B2 JP 2815406 B2 JP2815406 B2 JP 2815406B2 JP 1189170 A JP1189170 A JP 1189170A JP 18917089 A JP18917089 A JP 18917089A JP 2815406 B2 JP2815406 B2 JP 2815406B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、液晶表示パネルに複数の識別情報が可変
表示可能な遊技機の可変表示装置に関するものである。
(従来の技術) 複数の7セグメントLED等の表示器を配設して構成
し、数字等の識別情報を可変表示させて、停止した識別
情報の組合わせに基づき特別遊技の起生を判定する可変
表示装置を備えた遊技機が知られている。これらの可変
表示装置は、7セグメントLED等の表示器から構成され
ていたために表示可能な情報も少なく制御も容易である
ので、遊技装置全般の制御を行う遊技制御装置により制
御が行われ、遊技制御装置と可変表示装置との間の配線
の数が余り多くなかった。
(発明が解決しようとする課題) 近年は可変表示装置に多彩な表示を可能にして、多色
の表示やキャラクタ等を用いた識別情報の表示を行った
り、遊技者に対する種々の報知を行うことにより差別化
を図るために、液晶表示パネルを可変表示装置に用いる
遊技機が増加してきた。
液晶表示パネルには、多くの情報が表示可能である
が、これを制御するためには、高速にかつ多くの信号を
制御しなければならず、従来のように遊技制御装置によ
り制御を行った場合には、液晶表示パネルと遊技制御装
置との間の配線が非常に多くなり、高速の制御を要求さ
れるために、遊技機に配設されたモータやソレノイドか
ら発生するノイズや遊技機の近傍に配設される設備機器
から発生するノイズにより、表示が乱れる等の誤動作の
発生が多くなってしまう。
また、7セグメントLED等は、表示する面積が狭いと
共に発光素子によりセグメントを構成しているために、
表示の明るさについては、略々均一になっており、多少
明るさが異なっても遊技者が見ずらくなることもなかっ
たが、多彩な表示を可能にするために表示面積が大きい
液晶表示パネルを用いた場合には、表示部の明るさが均
等でないと、遊技者が表示される識別情報を見ずらくな
り、目が疲れる等の問題が発生する。
(課題を解決するための手段) この発明は、遊技者が視認可能な状態に識別情報を表
示可能な所定の表示面積を有する液晶表示パネル(52)
を備え、該液晶表示パネルに複数の識別情報を可変表示
可能な遊技機の可変表示装置(例えば、画像表示装置4
等)において、上記液晶表示パネルの裏面側所定部位に
は、識別情報等が表示される表示領域を後方から照明可
能な照明手段を設け、上記照明手段は、前面側が開放し
た凹室状のランプ収納部材(例えば、ランプハウス59
等)を有し、該ランプ収納部材の所定部分には照明ラン
プ(例えば、液晶照明ランプ73,74等)を配設して構成
し、上記ランプ収納部材外面の所定位置には、上記液晶
表示パネルに複数の識別情報等の表示制御を行う液晶表
示制御基板(例えば、液晶駆動基板53等)を配設せし
め、該液晶表示パネルと該液晶表示制御基板を配線処理
することにより一体的に構成した。
また、上記照明手段は、照明ランプの照射光およびラ
ンプ収納室の反射光により上記液晶表示パネルを照明す
ると共に、該液晶表示パネルの所定の表示面積を略々均
等照度に照明する照明均等化手段(例えば、ランプハウ
ス59の傾斜部146、147等)を備えた。
(作用) 液晶表示パネルの裏面側所定部位に設けられ、識別情
報等が表示される液晶表示パネルの表示領域を後方から
照明する照明手段を構成する前面側が開放した凹室状の
ランプ収納部材外面の所定位置には、液晶表示パネルに
複数の識別情報等の表示制御を行う液晶表示制御基板を
配設し、液晶表示パネルと該液晶表示制御基板を配線処
理することにより一体的に構成して、液晶表示パネルと
液晶表示制御基板との間の配線距離を短縮する。
また、照明手段は、照明ランプの照射光およびランプ
収納室の反射光により液晶表示パネルを照明すると共
に、照明均等化手段を備えることで、識別情報が表示さ
れる液晶表示パネルの表示領域を略々均等照度に照明す
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、遊技機としてのパチンコ機の遊技盤
1の表面には、ガイドレール2で囲われた遊技部3のほ
ぼ中央に可変表示装置としての画像表示装置4が、画像
表示装置4の下方に変動入賞装置5が、画像表示装置4
と変動入賞装置5の間および画像表示装置4の左右に特
定入賞口6a、6b、6cが配設される。
7は画像表示装置4の上部に設けられる天入賞口(一
般入賞口)、8a、8b、9a、9bは遊技部3および変動入賞
装置5の左右に設けられる袖および落とし入賞口(一般
入賞口)、10a〜10dは風車等の転動誘導部材、11はアウ
トロである。
遊技盤1の下部には、パチンコ球の供給皿12と、受け
皿13と、打球発射装置の操作部14が配設され、打球発射
装置により発射された打球はガイドレール2に案内され
て遊技部3内に入る。
15は打球発射装置の作動中を示すパイロットランプ、
16は打ち止め等を示す完了ランプ、17は賞球ランプであ
る。また、18a、18b、19a、19b、20a、20bは当たり表示
ランプである。なお、遊技部3内の大部分の遊技釘は図
示省略してある。
各入賞口6〜9は、遊技盤1の裏面側から見ると第2
図のように配置され、各入賞口6〜9および変動入賞装
置5に入賞した入賞球は、裏面に取り付けた流下樋21a
〜21hと図示しない樋カバーを介して賞球排出装置の連
チャンへと導かれる。また、22a、22cは特定入賞口6a、
6b、6cに入賞した入賞球を検出するスイッチ(特定入賞
球検出スイッチ)を、23、24は変動入賞装置5に設けら
れ、変動入賞装置5に入賞した入賞球を検出するスイッ
チ(カウントスイッチ)と、変動入賞装置5内の連続作
動口25に入賞した入賞球を検出するスイッチ(サイクル
スイッチ)を示す。
画像表示装置4は、第3図〜第10図のように遊技盤1
の表面に取り付けられる前面ユニット26と、裏面に取り
付けられる後面ユニット27とからなる。
前面ユニット26の基板28には、下半部中央に所定の奥
行きを有する窓部29と、窓部29の後端に窓面132とが基
板28と同じく透明部材により一体的に形成される。窓部
29の左右には、裏面側から飾りランプ30a、30b(後述す
る)を着色光とする有色可視部材よりなる飾り枠31a、3
1bが取り付けられ、窓部29の桟部には裏面側にて4つの
記憶個数表示LED(発光素子)32a〜32dが配線基板33を
介して配置される。記憶個数表示LED32a〜32dは、特定
入賞口6a〜6cへ入賞した球数の未処理個数(後述する)
を点灯個数にて表示する。
基板28の上部には、前面に天入賞口7の流下棚34と左
右下部に鎧部35a、35bとを設けた前飾り板36が組付けら
れ、流下棚34に接続して基板28裏面に出口流路37が形成
される。鎧部35a、35bの筒部には、配線基板38を介して
それぞれ飾りLED39a〜39d、39e〜39hが前面の穴に臨む
ように配設される。
また、鎧部35a、35bの間にて、基板28に有色可視部材
よりなる保持プレート40が組付けられ、保持プレート40
の前面に壷の形をした装飾具(以下、壷部材と呼ぶ)41
が配設される。壷部材41は、保持プレート40に形成した
長穴を貫通するバー42の前端に吊着され、バー42を介し
て保持プレート40の裏面に枢支された揺動自由なアーム
43に連結、支持される。アーム43には、壷部材41を上方
に付勢するスプリングが係合される一方、ソレノイド44
(後述する)に対向するレバー45が突設され、ソレノイ
ド44を伸動するとアーム43が回動して壷部材41が上方の
所定位置から下降し、ソレノイド44を縮動するとスプリ
ングの付勢力により壷部材41が上方の所定位置に戻る
(第10図参照)。また、保持プレート40の裏面には、配
線基板46を介して図柄変動表示ランプ47が配設される。
前面ユニット26は、基板28を介して、基板28の周縁形
状に合わせて形成した遊技盤1の開口部48の表面に取付
けられ、基板28の裏面には周縁部の数ケ所に後面ユニッ
ト27側のピン穴49(後述する)と係合して位置決めを行
う位置決めピン50が立設される。
後面ユニット27は、遊技盤1の裏面に取付けられる基
枠51と、表示手段としての液晶表示パネル(液晶表示
部)52と、表示制御手段として液晶表示パネル52の表示
制御を行う液晶駆動基板53と、保護ケース54等からな
る。
基枠51には、前面ユニット26の窓面132よりも1回り
大きい開口部55が形成され、基枠51の前面の所定位置に
前面ユニット26の位置決めピン50と嵌まるピン穴49が設
けられ、開口部55の上方に前面ユニット26の天入賞口7
の出口流路37に接続する流下樋56が形成され、開口部55
と流下樋56の間に前面ユニット26の壷部材41のレバー45
を押動して壷部材41を作動するソレノイド44が配設され
る。
また、開口部55の左右の枠57には前面ユニット26の飾
り枠31a、31bに対応して飾りランプ30a、30bの挿入孔58
(2つ)が、挿入孔58の上下には液晶表示パネル52のラ
ンプハウス59を支承するハウス取付座60(4つ)が、ハ
ウス取付座60の外側には保護ケース54の台座61(4つ)
が、挿入孔58の外側には保護ケース54に取付けたワンタ
ッチ式ロック62の掛止穴63(2つ)が形成される。ハウ
ス取付座60は、枠57に形成した半円筒溝の途中に座部64
が、座部64に支持ピン65が垂設される。台座61は、その
半円筒溝の壁に沿って付設した円柱部により形成され
る。
液晶表示パネル52は、液晶物質を透明電極を付けたガ
ラス板で挟み、偏光板を重ね合わせたもので、縦16列、
横19列に素子が画成され、各素子の電極に接続する接続
線としての多数のリード線(ピン)66がパネル52の上端
部と下端部に1列に配列されている。
照明手段を構成するランプ収納部材としてのランプハ
ウス59は、液晶表示パネル52の背後から所定の光を透過
させると共に、液晶表示パネル52と液晶駆動基板53と中
継基板67とを一体的に支持するもので、ハウス前面に液
晶表示パネル52に対応する開口部68が形成され、開口部
68に続くハウス内部が後部上面と後部下面に傾斜部146,
147を設けた空間69に形成され、ハウス後面外部に設け
た複数のフック70および位置決めピン71を介して掛止さ
れるランプ基板72を介して、照明手段を構成する照明ラ
ンプとして異なる発光色の液晶照明ランプ73、74(各3
つ)がハウス後面中央の挿入孔75から空間69に望むよう
に嵌挿、配置される。
液晶照明ランプ73、74は、一方の発光色のものを上側
に、他方の発光色のものを下側に千鳥に配列され、ラン
プハウス59にランプ基板72を介し組み付けられ点灯され
た状態では、液晶表示パネル52がランプ73、74によって
直接およびランプハウス59の内部面の反射光によって照
明されるが、ランプハウス59の内部後面に設けられた照
明均等化手段としての傾斜部146、147による反射光によ
って、液晶表示パネル52の表示領域の均等な照度が得ら
れる。また、この場合液晶表示パネル52にてランプ73、
74からの光量が均一かつ最大となるように、ハウス59の
開口部68から後面中央までの距離が設定される。また、
液晶照明ランプ73、74は、ランプ基板72とともに一度
に、およびハウス59にランプ基板72を取付けたままラバ
ープラグ76により1つずつ着脱自由である。
また、ランプハウス59の側面前端には、所定4ケ所に
前記基枠51のハウス取付座60の座部64と支持ピン65に対
応してピン穴77を有する取付用の耳78が形成され、ラン
プハウス59の上面と下面には多数のスリット状の放熱穴
79が、ランプハウス52の上面の周囲3ケ所と下面の周囲
4ケ所に脚80が、脚80にダボ81が形成されている。
液晶駆動基板53は、板上に後述する制御装置82と接続
する配線83を着脱可能に接続するコネクタ部としての端
子部84と、液晶表示パネル52の種々の表示データを記憶
した表示情報記憶手段としてのLCD表示用ROM85と、制御
装置82からの信号に応じてLCD表示用ROM85から所定の表
示データを読み出すLCD表示用CPU86(LCD表示用ROM85を
内蔵)と、読み出した表示データを液晶表示パネル52の
各素子に合わせて出力するコントローラドライバ87とを
配列、接続したもので、板前端側および前方両端側にそ
れぞれ1列に設けた接続部としての穴88、89、90にコン
トローラドライバ87の接続端が形成され、また板4ケ所
にランプハウス59の下面のダボ81を嵌める穴91が形成さ
れる。中継基板67は、液晶駆動基板53と同様に板前端側
および両端側にそれぞれ1列に穴92、93、94(溝でも良
い)が設けられ、穴93、94が穴92と接続され、また板3
ケ所にランプハウス59の上面のダボ81を嵌める穴95が形
成される。
液晶表示パネル52の下端部のリード線66とランプハウ
ス59の下面のダボ81を液晶駆動基板53の穴88と91に、液
晶表示パネル52の上端部のリード線66とランプハウス59
の上面のダボ81を中継基板67の穴92と95に差し込んで、
各ダボ81の先端を融着し、各リード線66を各穴88、92に
ハンダ付けし、さらに基板53、67の穴89、90と93、94に
ジャンパ線114を差し込んで、各穴89、90、93、94にハ
ンダ付けされる。
これにより、液晶表示パネル52と液晶駆動基板53とが
接続されると共に、液晶表示パネル52と、液晶駆動基板
53および中継基板67がランプハウス59に支持され、一体
構造となる。取付基板としての基枠51に取付けられる液
晶表示パネル52と、液晶表示パネル52に接続された液晶
駆動基板53と、液晶表示パネル52の背後から照らす液晶
照明ランプ73,74とを表示ユニットと総称する。
保護ケース54は、前記基枠51に対応して、ケース前面
の開口部の左右に設けたランプ孔96(2つ)に飾りラン
プ30a、30bが配置され、ランプ孔96の上下に基枠51のハ
ウス取付座60にランプハウス59の取付用の耳78を押しつ
ける押止部97(4つ)が、押止部97の外側に基枠51の台
座61に当接する耳98(4つ)が形成され、ランプ孔96の
外側にノブ99を押し引きすることで基枠51の掛止穴63と
により保護ケース54をワンタッチで基枠51に取付け、取
りはずし可能なコレット型のロック62(2つ)が設けら
れる。
また、保護ケース54の上面には、パチンコ球の径より
も小さい幅で多数の放熱穴100が開設され、後面には離
脱式の蝶番101とフック102により開閉および取りはずし
可能なカバー103に前記ランプ30a、30b、LED32a〜32d、
ソレノイド44等の中継基板104が配設される。中継基板1
04からは後述する制御装置82に接続する配線105が延設
され、中継基板104はフック106によりカバー103に着脱
自由である。保護ケース54の下部は、液晶駆動基板53に
対応して後方に膨出され、その膨出部150に所定の開口
窓部151が開設される。この開口窓部151を介して制御装
置82と接続する配線83が液晶駆動基板53の端子部84と着
脱される。
そして、後面ユニット27は、基枠51が遊技盤1の裏面
に、遊技盤1の表面に取付けた前面ユニット26の基板28
から裏面側に突き出した位置決めピン50に基枠51のピン
穴49を嵌め合わせた状態で取付られ、次に液晶表示パネ
ル52と基板53、67を一体化したランプハウス59が、ラン
プハウス59の耳78を基枠51のハウス取付座60に間に緩衝
用部材としてのラバーリング107を介在し、耳78のピン
穴77をハウス取付座60に設けた支持ピン65に嵌め合わせ
て組み付けられ、さらにランプハウス59の耳78との間に
ラバーリング108を介在して液晶表示パネル52、ランプ
ハウス59、基板53、67等を囲う保護ケース54が、押止部
97をラバーリング108に当接させ、耳98を基枠51の台座6
1に合わせ、ワンタッチ式ロック62を基枠51の掛止穴63
に挿入しノブ99を押すことで取付けられる。
したがって、前面ユニット26と後面ユニット27の取付
けおよび後面ユニット27の液晶表示パネル52、基板53、
67を一体化したランプハウス59とこれらを囲う保護ケー
ス54の取付け、取りはずしは容易である。また、ランプ
ハウス59は、下面に液晶駆動基板53を、上面に中継基板
67を、前面に液晶表示パネル52を配置するので、構造が
コンパクトであり、しかもダボ81の融着により基板53、
67を、液晶表示パネル52のリード線66を直接基板53、67
にハンダ付けすることで液晶表示パネル52を取付けると
共に、基板53、67をジャンパ線114により接続するの
で、配線が繁雑になることもなく、製作も極めて容易で
ある。
また、後面ユニット27の基枠51はピン穴49と前面ユニ
ット26の基板28の位置決めピン50により、ランプハウス
59は耳78のピン穴77と基枠51のハウス取付座60の支持ピ
ン65により、保護ケース54はロック62と基枠51の掛止穴
63等によりそれぞれ位置決めされるので、前面ユニット
26に対して後面ユニット27が適正位置に取付けられ、前
面ユニット26の基板28の窓面30に対して後面ユニット27
のランプハウス59と一体の液晶表示パネル52が適正位置
にセットされる。また、液晶駆動基板53の端子部84に制
御装置82と接続する配線83が着脱可能であり、その着脱
を保護ケース54に開設した開口窓部151を介して行える
ので、遊技盤1に後面ユニット27を取付けた後であって
も、制御装置82との配線83の接続、離脱を簡単に行え、
このため保護ケース54、表示ユニットの取付け、取り外
しが容易である。
また、前面ユニット26には遊技球(パチンコ球)が衝
突するが、前面ユニット26と後面ユニット27とが遊技盤
1を間に分離した構造となるので、その衝撃が後面ユニ
ット27に伝わることはなく、また液晶表示パネル52、基
板53、67を一体化したランプハウス59がラバーリング10
7、108を介して基枠51のハウス取付座60に保護ケース54
から浮いた状態で支持されるので、外部からの振動等は
液晶表示パネル52、基板53、67、液晶照明ランプ73、74
等に伝わることなくラバーリング107、108により吸収さ
れ、このため遊技球の衝突や振動等によって液晶表示パ
ネル52の画像に乱れを生じることが防止される。
また、ランプハウス59の後面中央に液晶照明ランプ7
3、74が千鳥にかつハウス59の開口部68から後面中央ま
での距離により液晶表示パネル52にて均一で最大の光量
が得られるようにランプ73、74が位置設定されると共
に、ランプハウス59の内部後面に液晶表示パネル52にて
均等な照度が得られるようにランプ73、74の照明を反射
させる傾斜部146、147を設けたため、表示部に明暗を生
じることがなく、明るくはっきりとした画像が得られ
る。このため、パチンコ店での照明の具合や設置場所等
にかかわらず、鮮明で極めて見やすい画像を実現でき
る。なお、ランプハウス59に別部材による照明均等化手
段として例えば内面に反射板等を設ければ、均等な照度
が得られると共に、少ない光量でも画像の光度を高める
ことが可能である。また、液晶照明ランプ73、74は、保
護ケース54の後面のカバー103を開き、ランプ基板72を
はずすことにより一度にあるいはラバープラグ76をはず
すことにより一つずつ簡単に交換でき、このためランプ
切れに迅速に対応できる。
また、液晶照明ランプ73、74からは熱が発生するが、
ランプハウス59の上面と下面および保護ケース54の上面
に多数の放熱穴79、100を設けたので、熱が内部にこも
ることはなく、しかもランプ73、74の下方に液晶駆動基
板53が位置するので、熱により液晶駆動基板53に悪影響
を及ぼす心配はない。なお、液晶駆動基板53の位置は熱
による悪影響が受けがたい位置であればランプハウス59
の下方に限定しなくても良い。また、液晶表示パネル5
2、基板53、67、ランプハウス59は保護ケース54に囲わ
れるため、遊技盤1の裏機構等からのこぼれ球によって
基板53、67等が破損するのを防止できる。
変動入賞装置5は、第11図、第12図のように遊技盤1
の表面に取付けられる基板109の中央上部前面に連続作
動口25が、連続作動口25の下方に奥方に向けて下り傾斜
する流下棚110を有する飾りカバー111が形成され、連続
作用口25の左右に連続作動口25の上方にて先端を合わせ
て流下してきた打球を受け入れない閉状態(第11図の1
点鎖線で示す)と、先端を起こして流下してきた打球を
受け入れる開状態(第11図の実線で示す)とに変換可能
な一対の可動部材112a、112bが配設される。
可動部材112a、112bは、図示しないが基板109に設け
た軸受部を貫通する回動軸に取付けられ、基板109の裏
面側にて回動軸の軸端に固定したアームと、アームに係
合するレバー等を介してソレノイドに連結される。ソレ
ノイドに通電されると、レバーを介してアームが所定角
度回動され、可動部材112a、112bは閉状態から開状態に
作動される。
基板109の飾りカバー111の奥方には流下棚110に接続
する一般入賞口113が形成され、連続作動口25には連続
作動口25への入賞球を検出するサイクルスイッチ24が設
けられ、基板109の裏面側にて連続作動口25と一般入賞
口113の合流出口流路には連続作動口25および一般入賞
口113を通過した入賞球を検出するカウントスイッチ23
が設けられる(第2図参照)。
また、飾りカバー111の内部には当たり表示ランプ20c
が、連続作動口25の左右裏面には連続作動表示ランプ11
5a、115bが配置される。9a、9bは基板109に一体的に設
けた落し入賞口である。
第13図は遊技盤1の裏機構(第2図の背部となる)を
示すもので、116は賞球排出装置の賞球タンク117から導
かれた球を図示しない球ザヤに整列流下させる球ザヤレ
ール、118は賞球時に球ザヤを傾動させる駆動モータ、1
19は賞球条件に応じて図示しない球ザヤフックを介して
球ザヤからの排出球数を切り換える賞球数切り換えソレ
ノイドである。駆動モータ118により球ザヤが傾動され
ると、賞球数切り換えソレノイド119により賞球条件に
応じた数の賞球が球ザヤから排出樋、ダンパ、賞球ボッ
クス120を介して遊技盤1の下部前面の供給皿12や受け
皿13へ排出される。
また、121は打球発射装置のモータ、122は杵、123は
球送り、124はスピーカで、82は電気的遊技装置として
の前記画像表示装置4、変動入賞装置5、各ランプ18
a、18b、19a、19b、20a〜20c、30a、30b、47、73、74、
115a、115b、各LED32a〜32d、39a〜39h、スピーカ124な
らびにその他の電気機器を制御する遊技制御手段として
の制御装置である。図示しないが、各電気機器は配線を
介して制御装置82の入出力端子に接続され、画像表示装
置4の液晶駆動基板53は前述したように基板53に接続さ
れる配線83を介して可変表示制御手段としての制御装置
82の入出力端子に接続される。なお、制御装置82の電源
コードは裏機構の上部に設けたターミナルベース126に
接続され、ターミナルベース126から外部電源に接続さ
れる。
第14図は制御系のブロック構成を示すもので、制御装
置82はCPU127、ROM128、RAM129、バッファゲート、出力
ポート等からなるマイクロコンピュータにて構成され
る。
ROM128にはCPU127を制御するプログラムデータや画像
表示装置4の制御データ等が格納され、CPU127はプログ
ラムデータおよび各スイッチ22a、22c、23、24、131の
検出信号等に基づいて、ROM128、RAM129とでデータの授
受および処理等を行い、出力ポートを介して画像表示装
置4の液晶駆動基板53のLCD表示用CPU86、壷部材41のソ
レノイド44、変動入賞装置5の可動部材112a、112bのソ
レノイド130、ランプ18a、18b、19a、19b、20a〜20c、3
0a、30b、47、114、115a、115b、LED39a〜39h、記憶個
数表示LED32a〜32d、液晶照明ランプ73、74等に制御信
号を出力する。
また画像表示装置4の液晶駆動基板53のLCD表示用ROM
85には前述したように液晶表示パネル(デジタル)52の
表示データが格納されており、LCD表示用CPU86は制御装
置82の出力ポートから送られた制御信号に応じて、LCD
表示用ROM85から所定の表示データを読み出し、コント
ローラドライバ87を介してデジタル52に出力する。第15
図(A)、第16図にLCD表示用ROM85に格納された数字、
文字等の遊技用データと、メッセージや動画等のディス
プレイ用データの例を示す。なお、遊技用のデータ表示
は、デジタル52の左側(左デジタル)、中央(中デジタ
ル)、右側(右デジタル)とも第22図のように2字ずつ
行われる。
また、制御装置82は、分周回路が2m秒毎に発生するリ
セット信号を割り込みとして用いており、したがってCP
U127は2m秒毎に定期的に1回分のプログラムを実行す
る。なお、ストップスイッチ131は遊技者がデジタル52
の回転停止を指令するもので、遊技盤1の左下部に設け
られる。
制御装置82は、遊技盤1の裏機構に配置されるが(第
13図参照)、既述のようにデジタル52と一体的に組み付
けられた液晶駆動基板53に、デジタル52の表示データを
記憶したLCD表示用ROM85と、制御装置82からの信号に応
じてLCD表示用ROM85から所定の表示データを読み出し、
このデータによりデジタル52を制御するLCD表示用CPU86
を設けたので、制御装置82からの信号線、即ち液晶駆動
基板53と制御装置82との間の配線83を簡略化でき、配線
数を大幅に消滅でき、制御装置82からLCD表示用CPU86に
送る信号が少なくてすむ。また、制御装置82は、LCD表
示用CPU86にデジタル52の制御を指令する信号のみを送
るため、高速制御を行う必要がない。このため、制御装
置82と液晶駆動基板53との間の配線83に対するノイズの
影響を低減でき、液晶式のデジタル52であっても、パチ
ンコ台の島設備内を多数流動するパチンコ球や遊技盤1
の裏機構を流動するパチンコ球等により発生する静電気
の影響を受けたり、あるいは打球発射装置等のモータや
変動入賞装置5等のソレノイド等から発生するノイズを
ひろって画像が乱れるといった不具合を防止することで
き、したがってデジタル52に多彩な表示を行えると共
に、デジタル52から常に安定した良好な画像を確保する
ことができ、静電気やノイズに対する高い信頼性が得ら
れる。
次に、上記パチンコ機の制御および作用を説明する。
まず、遊技が行われていないときあるいは遊技が行わ
れていても打球発射装置により遊技部3に発射された打
球が特定入賞口6a〜6cに入賞しないときは、デジタル52
に普段動作のディスプレイ表示が行われる。
普段動作のディスプレイ表示では、「襖が開き人形が
現れる」、「人形が腕を交差させる」のキャラクター、
「ショウブ」の文字、「サイコロがころがる」のキャラ
クター、「333 555 777 アラジが大当たり」の文
字、「ちどり模様」のキャラクターが順に繰り返し表示
される(第17図に人形キャラクターの表示例を示す)。
このためパチンコ台を選ぶときに遊技者を充分に引き付
けることができるとともに、遊技の楽しさが増す。
そして、遊技部3に発射された打球がうまく特定入賞
口6a〜6cに入賞すると、デジタル上部の壷部材41が昇降
され、デジタル52に「壷とサイコロ」のキャラクターが
表示された後(第18図に壷とサイコロの表示例を示
す)、デジタル52の図柄が第19図のように上方から下方
へ回転を始める。次に、デジタル52の自然停止時間が経
過するとあるいはストップスイッチ131が押されると、
制御装置82により生成される乱数SUBGENによるα時間後
に同じく制御装置82により生成される乱数RNDGEN、RAND
OM、HITGENが抽出され、各乱数により大当たりかどうか
および左、中、右デジタルA、B、Cに停止する図柄が
決定される。
左デジタルAの所定回転時間が経過すると、左デジタ
ルAは第20図のように停止図柄のいくつか前の図柄に切
り換えられ、緩やかな速度でスクロールしながら定位置
に停止する。この停止後、中デジタルBの所定回転時間
が経過すると、中デジタルBは同様に停止図柄のいくつ
か前の図柄に切り換えられ、緩やかな速度でスクロール
しながら定位置に停止する。そして、これらの停止後、
右デジタルCの所定回転時間が経過すると、右デジタル
Cは同様に停止図柄のいくつか前の図柄に切り換えら
れ、この場合左デジタルAと中デジタルBの停止図柄が
リーチ目(同一の大当たり図柄)であれば、壷部材41が
昇降されるとともに、右デジタルCは左デジタルA、中
デジタルBよりもさらに緩やかな速度でランダム時間
(ε時間)スクロールし、定位置に停止する。また、左
デジタルAと中デジタルBの停止図柄がリーチ目でなけ
れば、右デジタルCは左、中デジタルA、Bと同様にス
クロールし、停止する。
デジタルA、B、Cの回転を停止する際に、図柄を緩
やかな速度でスクロールつまり図柄が流れるように表示
および更新されるため、図柄および図柄の切り換わりが
大変見やすくなり、このため遊技者にとってデジタル
A、B、Cが目標(大当たり)の図柄で停止するかどう
かの高い期待感が得られる。また、左、中デジタルA、
Bの停止図柄が同一となるともちろん大当たりの期待感
が高まるが、この場合最後に停止する右デジタルCがラ
ンダムな時間、左、中デジタルA、Bのスクロールより
もさらに緩やかにスクロールするため、スクロール中の
図柄がいずれの図柄かを遊技者が容易に視認でき、右デ
ジタルCに目標(大当たり)の図柄が現れたきたとき
等、その目標の図柄で停止するか否か、さらには目標の
図柄が通り過ぎてしまうか否かのスリルに溢れ、しかも
そのスクロールは一義的には停止しないため、意外性に
富み、また壷部材41が作動するため、楽しみも増し、こ
のため大当たりが発生するかどうかの大きな期待感が得
られる。
そして、デジタルA、B、Cのすべてが停止し、停止
図柄が大当たりでなければデジタルA、B、Cは普段表
示に戻るが、大当たりとなれば、以下の特別遊技が行わ
れる。大当たりは乱数RNDGENにより1/253の確率で発生
し、このときのデジタルA、B,Cの停止図柄(当たり図
柄)の繰り合わせは第15図(B)の中から選ばれる。
なお、特定入賞口6a〜6cへの打球の入賞後、大当た
り、外れの判定が出るまでの間にさらに特定入賞口6a〜
6cに打球が入賞すると、その入賞個数を未処理貯留数と
して記憶個数時LED32a〜32dが点灯し、大当たり、外れ
の判定後(あるいは特別遊技終了後)、再び前記制御が
繰り返される。また、打球の入賞により賞球排出装置の
球ザヤが駆動され所定の賞球が行われるが、特定入賞口
6a〜6cの入賞に対しては、ソレノイド119により駆動さ
れる球ザヤフックにより排出球が規制され7個とされ
る。
そして、大当たりとなれば、所定のウェイトタイム
(ファンファーレ動作時間)中にデジタル52にまず大当
たりの図柄が(第21図参照)、次に「花火の打ち上げ模
様」のキャラクター、「ヨッ!日本一」の文字が表示さ
れ、ウェイトタイムが経過すると、変動入賞装置5のア
タッカ(可動部材112a、112b)が開かれる。大当たりの
ディスプレイ表示により、大当たりの発生のたのしさや
喜びが増し、大きな満足感が得られる。
そして、アタッカ112a、112bが開かれると、遊技部3
の上方から流下してきた打球が多数アタッカ112a、112b
の開口側から直接あるいはアタッカ112a、112bに受けと
められて変動入賞装置5内に流入するようになり、流入
した打球は中央の連続作動口25へもしくは連続作動口25
の左右下方の流下棚110から一般入賞口113へ入る。
一般入賞口113や中央の連続作動口25に入賞した打球
は、合流出口流路を通過する際カウントスイッチ23によ
り入賞球数をカウントされ、デジタル52の左半分に表示
されるとともに、この場合入賞球数が10個になるとある
いは所定時間(29秒)が経過すると、アタッカ112a、11
2bが閉じ、1サイクル終了となる。また、デジタル52の
右半分に経続回数が表示されるとともに、この場合連続
作動口25に打球の入賞があれば、サイクルスイッチ24に
より次のサイクルを継続するように指示される。なお、
連続作動口25に入賞すると、入賞時点でデジタル52の右
半分の入賞球数の表示が点滅から点灯に切り換わり、こ
のためサイクル中に遊技者はデジタル52の表示の変化に
よって次のサイクルが継続可能なことを確認でき、安心
してゲームを続行することができる。
そして、連続作動口25に入賞があれば1サイクルの終
了後、所定のインターバル時間が経過したときに、新し
いサイクルに入り、再びアタッカ112a、112bが開かれ
る。インターバル中に、デジタル52に継続回数に応じて
「二番勝負!」…「十番勝負!」の文字が表示される。
新しいサイクルに入ってアタッカ112a、112bが開かれる
と、打球が多数変動装置5の一般入賞口113や連続作動
口25に入賞し、入賞球数が10個になるとあるいは所定時
間(29秒)が経過すると、アタッカ112a、112bが閉じて
サイクルが終了となる。また、この場合連続作動口25に
打球の入賞があれば、次のサイクルを継続可能となる。
これらのサイクルは最高10回繰り返され、10回目のサ
イクル中に変動入賞装置5への入賞球数が10個になると
あるいは所定時間(29秒)が経過すると、アタッカ112
a、112bが閉じ、大当たりが終了となり、このときデジ
タル52に「あっぱれ大勝利」の文字、「バンザイの人
形」のキャラクターが表示される。また、サイクルが継
続されないときは、その時点で大当たりが終了となり、
このときデジタル52に「ムネン!サクラチル」の文字が
表示される。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、液晶表示パネルの裏面
側所定部位に設けられ、識別情報等が表示される液晶表
示パネルの表示領域を後方から照明する照明手段を構成
する前面側が開放した凹室状のランプ収納部材外面の所
定位置には、液晶表示パネルに複数の識別情報等の表示
制御を行う液晶表示制御基板を配設し、液晶表示パネル
と該液晶表示制御基板を配線処理することにより一体的
に構成して、液晶表示パネルと液晶表示制御基板との間
の配線距離を短縮可能としたので、液晶表示パネルに、
多くの情報を表示させるために、高速の制御を行わせる
と共に多くの信号を制御した場合においても、遊技機に
配設されたモータやソレノイドから発生するノイズや遊
技機の近傍に配設される設備機器から発生するノイズに
より、表示が乱れる等の誤動作が発生することが防止さ
れ、安定した表示が可能となる。
また照明手段は、照明ランプの照射光およびランプ収
納室の反射光により液晶表示パネルを照明すると共に、
照明均等化手段を備えることで、識別情報が表示される
液晶表示パネルの表示領域を略々均等照度に照明するこ
とが可能となり、多彩な表示を可能にするために表示面
積が大きい液晶表示パネルを用いた場合においても、識
別情報が見やすく、遊技者の目が疲れる等の問題が発生
することを防止可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例を示す遊技盤の正面図
と背面図、第3図〜第10図は画像表示装置の正面図と斜
視図と側面図と分解斜視図と要部斜視図、第11図、第12
図は変動入賞装置の正面図と斜視図、第13図は裏機構を
示す斜視図、第14図は制御系のブロック構成図、第15図
(A)、(B)は表示図柄の例を示す表図、第16図は表
示データ例を示す表図、第17図〜第22図はデジタルの表
示動作を示す図である。 1……遊技盤、3……遊技部、4……画像表示装置、5
……変動入賞装置、6a〜6c……特定入賞口、7、8a、8
b、9a、9b……一般入賞口、18a、18b、19a、19b、20a〜
20c……当たり表示ランプ、22a、22c……特定入賞球検
出スイッチ、23……カウントスイッチ、24……サイクル
スイッチ、25……連続作動口、26……前面ユニット、27
……後面ユニット、28……基板、29……窓部、30a、30b
……飾りランプ、32a〜32d……記憶個数表示LED、39a〜
39h……飾りLED、41……壷部材、44……ソレノイド、47
……図柄変動表示ランプ、49……ピン穴、50……位置決
めピン、51……基枠、52……液晶表示パネル(液晶表示
部)、53……液晶駆動基板、54……保護ケース、59……
ランプハウス、60……ハウス取付座、62……ワンタッチ
式ロック、65……支持ピン、67……中継基板、72……ラ
ンプ基板、73、74……液晶照明ランプ、78……耳、79…
…放熱穴、81……ダボ、82……制御装置、83……配線、
85……LCD表示用ROM、86……LCD表示用CPU、100……放
熱穴、104……中継基板、107、108……ラバーリング、1
12a、112b……可動部材(アタッカ)、113……一般入賞
口、114……ジャンパー線、115a、115b……連続作動表
示ランプ、119……賞球数切り換えソレノイド、130……
ソレノイド、146、147……傾斜部、151……開口窓部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技者が視認可能な状態に識別情報を表示
    可能な所定の表示面積を有する液晶表示パネルを備え、
    該液晶表示パネルに複数の識別情報を可変表示可能な遊
    技機の可変表示装置において、 上記液晶表示パネルの裏面側所定部位には、識別情報等
    が表示される表示領域を後方から照明可能な照明手段を
    設け、 上記照明手段は、前面側が開放した凹室状のランプ収納
    部材を有し、該ランプ収納部材の所定部分には照明ラン
    プを配設して構成し、 上記ランプ収納部材外面の所定位置には、上記液晶表示
    パネルに複数の識別情報等の表示制御を行う液晶表示制
    御基板を配設せしめ、該液晶表示パネルと該液晶表示制
    御基板を配線処理することにより一体的に構成したこと
    を特徴とする遊技機の可変表示装置。
  2. 【請求項2】上記照明手段は、照明ランプの照射光およ
    びランプ収納室の反射光により上記液晶表示パネルを照
    明すると共に、該液晶表示パネルの所定の表示面積を略
    々均等照度に照明する照明均等化手段を備えていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の遊技機の可
    変表示装置。
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