JP5372862B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、所定の基準位置と該基準位置よりも下方の下方位置との間で移動する可動部を備える遊技機に関する。

パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機では、遊技に関連する演出画像を表示するための表示装置が設けられているとともに、このような表示装置の近傍に、モータやソレノイド等の駆動源により駆動する可動体(いわゆる役物)が該表示装置の前方を上下・左右方向に移動可能に設けられ、表示装置による演出画像の表示と可動体の可動とを連動させること等により演出の向上を図るもの等が提案されている。

この種の遊技機として、先端に役物が設けられたアームの一端を揺動可能に軸支するとともに、モータにより伝達機構を介してアームの先端を上下方向に変位させるものがある(例えば、特許文献1参照)。

また、役物に形成された縦長の軸挿入孔内に、基端側が揺動可能に軸支された左右一対のアームの先端に突設された軸を挿入することにより役物とアームとを連結し、左右のアームそれぞれに対応して設けたモータによりアームの先端を上下方向に変位可能、かつ、各アームの先端を別個に上下に変位させることにより役物を左右に傾かせることができるようにしたものにおいて、役物を上方に向けて付勢する引張りバネ(図示略)を設け、この引張りバネにより役物を上方に移動する際にモータにかかる負荷を軽減したものがあった(例えば、特許文献2参照)。

特開2010−75550号公報(第12−13頁、第8図) 特開2008−125630号公報(段落0092、第6図)

上記特許文献1では、役物を上方に移動する際に役物の自重によりモータに負荷がかかるという問題があった。

また、上記特許文献2では、引張りバネ(図示略)の付勢力によりモータの負荷が軽減されるが、役物と左右一対のアームとは、各アームの先端を別個に上下に変位させたときに軸挿入孔に対する軸の挿入角度を変化させることができるように、縦長の軸挿入孔に軸を遊挿することにより連結されている。

このように、モータの駆動力を役物に伝達するための伝達機構(リンクやギヤ等)の連結部に遊び(所謂バックラッシュ等も含む)が設けられているものにおいて、役物の移動範囲内において役物の自重とバネの引張り力とが釣り合う位置が存在すると、モータの駆動力が役物に伝達されない遊び区間において役物の昇降動作が一瞬止まることがある。

具体的に説明すると、例えば図26に示すように、上記特許文献2の場合において、役物110が上方位置に位置しているときは、引張りバネBによる上向きの付勢力F1よりも役物110の自重によりバネBにかかる下向きの力F2の方を大きくし、アーム121により役物110を押し上げようにすると、軸挿入孔130の下端に軸125が当接することになる。一方、役物110が下方位置に位置しているときは、引張りバネBによる上向きの付勢力F1よりも役物110の自重によりバネBにかかる下向きの力F2の方を小さくし、アーム121により役物110を押し下げるようにすると、軸挿入孔130の上端に軸125が当接することになる。

このようにした場合、上方位置から下方位置に向けて役物110を下降させる途中で、引張りバネBによる上向きの付勢力F1と役物110の自重によりバネBにかかる下向きの力F2とが釣り合い、軸125が移動せずにアーム121のみが下降することで、軸挿入孔130の下端に当接していた軸125が上端に当接することになるが、このようにアーム121の駆動力が役物110に伝達されない遊び区間においては役物の下降動作が停止してしまうため、役物110の動作が不自然になり、遊技者に違和感を与えるという問題があった。

本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、伝達機構に設けられた遊びに影響されることなく可動部を動作させることができる遊技機を提供することを目的とする。

前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技機は、
所定の基準位置(上昇位置)と該基準位置よりも下方の下方位置(下降位置)との間で移動する可動部(可動ユニット502)を備える遊技機(パチンコ遊技機1)であって、
前記可動部を駆動させる駆動源(昇降モータ533)と、
駆動側部材(連結ピン595、第1連結孔591を有する昇降アーム534)および該駆動側部材に遊びを設けて連結される可動側部材(第2連結孔592、連結ピン563を有する昇降アーム534)を有し、前記駆動源の駆動力を前記可動部に伝達する伝達機構(駆動ユニット503)と、
前記所定の基準位置と前記下方位置との間において、前記可動部に対し上向きの付勢力(F1)を付与するバネ部材(引張りバネ535)と、
を備え、
前記バネ部材により前記可動部にかかる上向きの付勢力(F1)は、該可動部が前記基準位置から前記下方位置に移動するのに従い漸次大きくなるとともに、前記基準位置と前記下方位置との移動範囲内において、前記可動部の自重により前記バネ部材にかかる下向きの力(F2)よりも小さい(F1<F2)(図15参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、バネ部材により可動部に上向きの付勢力が付与されることで、可動部を上昇させる際に駆動源にかかる負荷を低減できるとともに、バネ部材は、該バネ部材により可動部にかかる上向きの付勢力が一番大きくなる下方位置においても、可動部の自重によりバネ部材にかかる下向きの力よりも小さくなるように設定されていることで、基準位置と下方位置との間では、可動部は常時バネ部材による上向きの付勢力に抗して下降することになる。すなわち、昇降途中で上向きの付勢力と下向きの力が釣り合うことにより、駆動側部材の駆動が可動側部材に伝達されない遊び区間で昇降動作が一時的に停止されることが防止されるため、遊技者に違和感を与えることがない。

本発明の手段1に記載の遊技機は、請求項1に記載の遊技機であって、
前記伝達機構は、前記駆動側部材(連結ピン595)に連結され、一端を中心として他端が上下方向に揺動可能に支持された前記可動側部材としてのリンク部材(昇降アーム534)を含むリンク機構であり、
前記リンク部材の他端に前記可動部(発光表示器800)が連結されている、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、伝達機構としてリンク機構を採用することで、可動部の移動範囲を長くとることができる。

本発明の手段2に記載の遊技機は、手段1に記載の遊技機であって、
前記可動部(可動ユニット502)は、所定の電源から電力供給線(接続ケーブル818,827)を介して電力が供給される電気部品(LED)を有し、該電力供給線は、前記可動部を基準として前記リンク部材の反対側に配線されている(図14参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、電力供給線がリンク部材に接触して可動部の動作が阻害されることを防止できるとともに、電力供給線の断線を回避することができる。

本発明の手段3に記載の遊技機は、請求項1、手段1、手段2のいずれかに記載の遊技機であって、
前記バネ部材(引張りバネ535)は、前記可動部(可動ユニット502)が前記基準位置に位置しているときにも、該可動部に対し上向きの付勢力(F1)を付与する、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、基準位置において付勢力が付与されることで、可動部の動作を阻害することが防止される。

本発明の手段4に記載の遊技機は、請求項1、手段1〜3のいずれかに記載の遊技機であって、
前記可動部(可動ユニット502)を前記基準位置(上昇位置)と前記下方位置(下降位置)との間で移動案内する案内手段(第1スライド板531、第2スライド板532)を備え、
前記案内手段は、
前記基準位置に設けられた支持部(スライド支持板530)に対して、該支持部に重畳する第1重畳位置と該第1重畳位置よりも下方に突出する第1突出位置との間で上下方向に移動可能に連結される第1案内部材(第2スライド板532)と、
前記第1案内部材に対して、該第1案内部材に重畳する第2重畳位置と該第2重畳位置よりも下方に突出する第2突出位置との間で上下方向に移動可能に連結され、前記可動部(発光表示器800)が設けられる第2案内部材(第1スライド板531)と、
を備え、
前記第1案内部材および前記第2案内部材は、それぞれ自重により下方位置に向けて移動可能に設けられている(図15参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1案内部材と第2案内部材とが支持部に対し段階的に昇降することにより可動部が昇降案内されるため、基準位置または下方位置において案内手段が邪魔になることがない。また、下方位置から上昇する際において、可動部には第2案内部材の荷重しか加わらず、第1案内部材の荷重は途中からしか加わらないので、駆動源にかかる負荷を軽減することができる。

パチンコ遊技機を示す正面図である。 パチンコ遊技機を示す背面図である。 主基板における回路構成の一例を示すブロック図である。 パチンコ遊技機を開放した状態を示す斜視図である。 遊技盤ユニットを示す分解斜視図である。 演出装置を示す正面図である。 演出装置を右斜め前方から見た状態を示す斜視図である。 演出装置を左斜め後方から見た状態を示す斜視図である。 演出装置を示す平面図である。 演出装置の内部構造を示す分解斜視図である。 (a)は発光表示器を示す正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)は底面図である。 発光表示器の構成を示す分解斜視図である。 図10の要部を示す拡大斜視図である。 演出装置の機構部を示す背面図である。 伝達機構の動作態様を示す図であり、(a)は上昇位置、(b)は中間位置、(c)は下降位置に位置する状態を示す。 駆動ユニットの変形例を示す図である。 同じく駆動ユニットの他の変形例を示す図である。 (A)、(B)は、演出制御パターンの構成例などを示す図である。 演出制御用データ保持エリアの構成例を示すブロック図である。 昇降位置初期化処理の一例を示すフローチャートである。 演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。 保留記憶表示制御処理の一例を示すフローチャートである。 演出制御指令処理の一例を示すフローチャートである。 疑似連予告を伴うスーパーリーチが実行されるときの演出表示装置における表示動作例などを示す図である。 スーパーリーチが実行されるときの演出表示装置における表示動作例などを示す図である。 特許文献2の概要を示す概略図である。

本発明の実施例を図面に基づいて以下に説明する。

まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1は、パチンコ遊技機1を正面からみた正面図である。図2は、パチンコ遊技機を示す背面図である。図3は、主基板における回路構成の一例を示すブロック図である。図4は、パチンコ遊技機を開放した状態を示す斜視図である。図5は、遊技盤ユニットを示す分解斜視図である。

パチンコ遊技機1は、図1、図2及び図4に示すように、縦長の方形枠状に形成された外枠100と、外枠100に開閉可能に取り付けられた前面枠101と、で主に構成されている。前面枠101の前面には、ガラス扉枠102及び下扉枠103がそれぞれ左側辺を中心に開閉可能に設けられている。

下扉枠103の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4や、打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。また、ガラス扉枠102の背面には、遊技盤6が前面枠101に対して着脱可能に取り付けられている。

遊技盤6は、図4に示すように、遊技領域7が前面に形成された合成樹脂製の盤面板200と、所定の厚み幅寸法を有し、盤面板200を取り付ける取付面が前面に設けられたスペーサ部材250と、から構成されている。また、遊技盤6の背面側には、後述する導光板ユニット700や、演出表示装置9及び演出制御基板80等を含む変動表示制御ユニット49等の遊技に関連する遊技用部品が組み付けられる遊技用部品ユニット300が一体的に組み付けられており、これら遊技盤6と遊技用部品ユニット300とが一体的に組み付けられて遊技盤ユニット400が構成される。

図4に示すように、遊技盤ユニット400を前面枠101の前面に取り付けるには、遊技盤6の左端部を図中太矢印に示すように、前面枠101に形成された縦長長方形状の開口部115の左上下位置に設けられた係止凹部116a,116bに、遊技盤6の左端部を差し込んだ状態で、右端部を盤押え金具692,693で係止することにより取り付けられるようになっている。係止凹部116a,116bには後述する盤押えバネ690,691が設けられており、係止凹部116a,116bに係止された遊技盤6の前後のガタツキが防止されている。盤面板200が取り付けられた状態において、該遊技盤6の背面に設けられた遊技用部品ユニット300が開口部115を介して前面枠101の背面側に臨むようになっている。

遊技領域7の中央付近には、それぞれが演出用の飾り図柄(演出図柄)を可変表示する複数の可変表示部を含む演出表示装置(飾り図柄表示装置)9が設けられている。演出表示装置9には、例えば「左」、「中」、「右」の3つの可変表示部(図柄表示エリア)がある。演出表示装置9は、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bによる特別図柄の可変表示期間中に、装飾用(演出用)の図柄としての演出図柄の可変表示を行う。演出図柄の可変表示を行う演出表示装置9は、演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータによって制御される。

遊技盤6における右側下部位置には、第1識別情報としての第1特別図柄を可変表示する第1特別図柄表示器(第1可変表示手段)8aが設けられている。この実施例では、第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。また、第1特別図柄表示器8aの上方位置には、第2識別情報としての第2特別図柄を可変表示する第2特別図柄表示器(第2可変表示手段)8bが設けられている。第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。

この実施例では、第1特別図柄の種類と第2特別図柄の種類とは同じ(例えば、ともに0〜9の数字)であるが、種類が異なっていてもよい。また、第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bは、それぞれ、例えば2つの7セグメントLED等を用いて00〜99の数字(または、2桁の記号)を可変表示するように構成されていてもよい。

以下、第1特別図柄と第2特別図柄とを特別図柄と総称することがあり、第1特別図柄表示器8aと第2特別図柄表示器8bとを特別図柄表示器と総称することがある。

第1特別図柄の可変表示は、可変表示の実行条件である第1始動条件が成立(例えば、遊技球が第1始動入賞口13aに入賞したこと)した後、可変表示の開始条件(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことにもとづいて開始され、可変表示時間(変動時間)が経過すると表示結果(停止図柄)を導出表示する。また、第2特別図柄の可変表示は、可変表示の実行条件である第2始動条件が成立(例えば、遊技球が第2始動入賞口13bに入賞したこと)した後、可変表示の開始条件(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことにもとづいて開始され、可変表示時間(変動時間)が経過すると表示結果(停止図柄)を導出表示する。なお、入賞とは、入賞口などのあらかじめ入賞領域として定められている領域に遊技球が入ったことである。また、表示結果を導出表示するとは、図柄(識別情報の例)を最終的に停止表示させることである。

演出表示装置9は、第1特別図柄表示器8aでの第1特別図柄の可変表示時間中、および第2特別図柄表示器8bでの第2特別図柄の可変表示時間中に、装飾用(演出用)の図柄としての演出図柄(飾り図柄ともいう)の可変表示を行う。第1特別図柄表示器8aにおける第1特別図柄の可変表示と、演出表示装置9における演出図柄の可変表示とは同期している。また、第2特別図柄表示器8bにおける第2特別図柄の可変表示と、演出表示装置9における演出図柄の可変表示とは同期している。同期とは、可変表示の開始時点および終了時点がほぼ同じ(全く同じでもよい。)であって、可変表示の期間がほぼ同じ(全く同じでもよい。)であることをいう。また、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が停止表示されるときと、第2特別図柄表示器8bにおいて大当り図柄が停止表示されるときには、演出表示装置9において大当りを想起させるような演出図柄の組み合せが停止表示される。

演出表示装置9の下方には、第1始動入賞口13aを有する入賞装置が設けられている。第1始動入賞口13aに入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第1始動口スイッチ14a(例えば、近接スイッチ)及び第1入賞確認スイッチ14b(例えば、フォトセンサ)によって検出される。

また、第1始動入賞口(第1始動口)13aを有する入賞装置の下側には、遊技球が入賞可能な第2始動入賞口13bを有する可変入賞球装置15が設けられている。第2始動入賞口(第2始動口)13bに入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第2始動口スイッチ15a(例えば、近接スイッチ)及び第2入賞確認スイッチ15b(例えば、フォトセンサ)によって検出される。可変入賞球装置15は、ソレノイド16によって開状態とされる。可変入賞球装置15が開状態になることによって、遊技球が第2始動入賞口13bに入賞可能になり(始動入賞し易くなり)、遊技者にとって有利な状態になる。可変入賞球装置15が開状態になっている状態では、第1始動入賞口13aよりも、第2始動入賞口13bに遊技球が入賞しやすい。また、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態では、遊技球は第2始動入賞口13bに入賞しない。なお、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態において、入賞はしづらいものの、入賞することは可能である(すなわち、遊技球が入賞しにくい)ように構成されていてもよい。

また、第1始動口スイッチ14aと第1入賞確認スイッチ14bの検出結果及び第2始動口スイッチ15aと第2入賞確認スイッチ15bの検出結果にもとづいて異常入賞の発生の有無が判定され、異常入賞の発生を検出したことにもとづいてセキュリティ信号が外部出力される。

以下、第1始動入賞口13aと第2始動入賞口13bとを総称して始動入賞口または始動口ということがある。

可変入賞球装置15が開放状態に制御されているときには可変入賞球装置15に向かう遊技球は第2始動入賞口13bに極めて入賞しやすい。そして、第1始動入賞口13aは演出表示装置9の直下に設けられているが、演出表示装置9の下端と第1始動入賞口13aとの間の間隔をさらに狭めたり、第1始動入賞口13aの周辺で釘を密に配置したり、第1始動入賞口13aの周辺での釘配列を、遊技球を第1始動入賞口13aに導きづらくして、第2始動入賞口13bの入賞率の方を第1始動入賞口13aの入賞率よりもより高くするようにしてもよい。

第2特別図柄表示器8bの上部には、第1始動入賞口13aに入った有効入賞球数すなわち第1保留記憶数(保留記憶を、始動記憶または始動入賞記憶ともいう。)を表示する第1特別図柄保留記憶表示部と、該第1特別図柄保留記憶表示部とは別個に設けられ、第2始動入賞口13bに入った有効入賞球数すなわち第2保留記憶数を表示する第2特別図柄保留記憶表示部と、が設けられた例えば7セグメントLEDからなる特別図柄保留記憶表示器18が設けられている。第1特別図柄保留記憶表示部は、第1保留記憶数を入賞順に4個まで表示し、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第1特別図柄表示器8aでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。また、第2特別図柄保留記憶表示部は、第2保留記憶数を入賞順に4個まで表示し、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第2特別図柄表示器8bでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。なお、この例では、第1始動入賞口13aへの入賞による始動記憶数及び第2始動入賞口13bへの入賞による始動記憶数に上限数(4個まで)が設けられているが、上限数を4個以上にしてもよい。

また、演出表示装置9の表示画面には、第1保留記憶数を表示する第1保留記憶表示部(図示略)と、第2保留記憶数を表示する第2保留記憶表示部(図示略)とが設けられている。なお、第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計である合計数(合算保留記憶数)を表示する領域(合算保留記憶表示部)が設けられるようにしてもよい。そのように、合計数を表示する合算保留記憶表示部が設けられているようにすれば、可変表示の開始条件が成立していない実行条件の成立数の合計を把握しやすくすることができる。

なお、この実施例では、図1に示すように、第2始動入賞口13bに対してのみ開閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられているが、第1始動入賞口13aおよび第2始動入賞口13bのいずれについても開閉動作を行う可変入賞球装置が設けられている構成であってもよい。

また、図1に示すように、可変入賞球装置15の下方には、特別可変入賞球装置20が設けられている。特別可変入賞球装置20は大入賞口扉を備え、第1特別図柄表示器8aに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたとき、および第2特別図柄表示器8bに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときに生起する特定遊技状態(大当り遊技状態)においてソレノイド21によって大入賞口扉が開放状態に制御されることによって、入賞領域となる大入賞口が開放状態になる。大入賞口に入賞した遊技球はカウントスイッチ23(例えば、近接スイッチ)及び第3入賞確認スイッチ23a(例えば、フォトセンサ)で検出される。

カウントスイッチ23によって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(例えば15個)の遊技球が賞球として払い出される。こうして、特別可変入賞球装置20において開放状態となった大入賞口を遊技球が通過(進入)したときには、例えば第1始動入賞口13aや第2始動入賞口13bといった、他の入賞口を遊技球が通過(進入)したときよりも多くの賞球が払い出される。したがって、特別可変入賞球装置20において大入賞口が開放状態となれば、遊技者にとって有利な第1状態となる。その一方で、特別可変入賞球装置20において大入賞口が閉鎖状態となれば、大入賞口に遊技球を通過(進入)させて賞球を得ることができないため、遊技者にとって不利な第2状態となる。

第1特別図柄表示器8aの右側には、普通図柄表示器10が設けられている。普通図柄表示器10は、例えば2つのランプからなる。遊技球がゲート32を通過しゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄表示器10の表示の可変表示が開始される。この実施例では、上下のランプ(点灯時に図柄が視認可能になる)が交互に点灯することによって可変表示が行われ、例えば、可変表示の終了時に下側のランプが点灯すれば当りとなる。そして、普通図柄表示器10の下側のランプが点灯して当りである場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。すなわち、可変入賞球装置15の状態は、下側のランプが点灯して当りである場合に、遊技者にとって不利な状態から有利な状態(第2始動入賞口13bに遊技球が入賞可能な状態)に変化する。特別図柄保留記憶表示器18の上部には、ゲート32を通過した入賞球数を表示する4つの表示部(例えば、7セグメントLEDのうち4つのセグメント)を有する普通図柄保留記憶表示器41が設けられている。ゲート32への遊技球の通過がある毎に、すなわちゲートスイッチ32aによって遊技球が検出される毎に、普通図柄保留記憶表示器41は点灯する表示部を1増やす。そして、普通図柄表示器10の可変表示が開始される毎に、点灯する表示部を1減らす。

なお、7セグメントLEDからなる普通図柄保留記憶表示器41には、ゲート32を通過した入賞球数を表示する4つの表示部(セグメント)とともに、例えば大当り時における特別可変入賞球装置20の開放回数(大当りラウンド数)を示す2つの表示部(セグメント)、及び遊技状態を示す2つの表示部(セグメント)が設けられているが、これら表示部を普通図柄保留記憶表示部とは別個の表示器にて構成してもよい。また、普通図柄表示器10は、普通図柄と呼ばれる複数種類の識別情報(例えば、「○」および「×」)を可変表示可能なセグメントLED等にて構成してもよい。

特別可変入賞球装置20の周辺には普通入賞装置の入賞口29a〜29dが設けられ、入賞口29a,29cに入賞した遊技球は入賞口スイッチ30aによって検出され、入賞口29b,29dに入賞した遊技球は入賞口スイッチ30bによって検出される。各入賞口29a〜29dは、遊技球を受け入れて入賞を許容する領域として遊技盤6に設けられる入賞領域を構成している。なお、第1始動入賞口13a、第2始動入賞口13bや大入賞口も、遊技球を受け入れて入賞を許容する入賞領域を構成する。

第1始動入賞口13a内には、始動入賞口内に入賞した遊技球を検出可能な2つのスイッチ(第1始動口スイッチ14aと第1入賞確認スイッチ14b)が設けられている。この実施例では、第1始動入賞口13a内で、第1始動口スイッチ14aと第1入賞確認スイッチ14bとが上下に配置されている(本例では、第1始動口スイッチ14aが上側に配置され、第1入賞確認スイッチ14bが下側に配置されている)。従って、この実施例では、第1始動入賞口13a内に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、まず第1始動口スイッチ14aで検出され、次いで第1入賞確認スイッチ14bで検出される。

また、第2始動入賞口13b内には、始動入賞口内に入賞した遊技球を検出可能な2つのスイッチ(第2始動口スイッチ15aと第2入賞確認スイッチ15b)が設けられている。この実施例では、第2始動入賞口13b内で、第2始動口スイッチ15aと第2入賞確認スイッチ15bとが上下に配置されている(本例では、第2始動口スイッチ15aが上側に配置され、第2入賞確認スイッチ15bが下側に配置されている)。従って、この実施例では、第2始動入賞口13b内に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、まず第2始動口スイッチ15aで検出され、次いで第2入賞確認スイッチ15bで検出される。

また、大入賞口内には、大入賞口内に入賞した遊技球を検出可能な2つのスイッチ(カウントスイッチ23と第3入賞確認スイッチ23a)が設けられている。この実施例では、大入賞口内で、カウントスイッチ23と第3入賞確認スイッチ23aとが配置されている(本例では、カウントスイッチ23が上側に配置され、第3入賞確認スイッチ23aが下側に配置されている)。従って、この実施例では、大入賞口内に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、まずカウントスイッチ23で検出され、次いで第3入賞確認スイッチ23aで検出される。

また、第1始動口スイッチ14aと第1入賞確認スイッチ14b、第2始動口スイッチ15aと第2入賞確認スイッチ15b、カウントスイッチ23と第3入賞確認スイッチ23aとして、それぞれ異なる検出方式のスイッチが用いられる。この実施例では、第1始動口スイッチ14a、第2始動口スイッチ15aおよびカウントスイッチ23として近接スイッチを用い、第1入賞確認スイッチ14b、第2入賞確認スイッチ15b、第3入賞確認スイッチ23aとしてフォトセンサを用いている。

また、第1始動口スイッチ14aによって遊技球が検出されたことにもとづいて、第1特別図柄の変動表示が開始され、賞球払出が実行される。また、第2始動口スイッチ15aによって遊技球が検出されたことにもとづいて、第2特別図柄の変動表示が開始され、賞球払出が実行される。また、第1カウントスイッチ23または第2カウントスイッチ24によって遊技球が検出されたことにもとづいて、賞球払出が実行される。また、第1始動口スイッチ14aによる検出結果に加えて第1入賞確認スイッチ14bの検出結果にもとづいて異常入賞の発生の有無が判定され、異常入賞の発生を検出したことにもとづいてセキュリティ信号が外部出力される。また、第2始動口スイッチ15aによる検出結果に加えて第2入賞確認スイッチ15bの検出結果にもとづいて異常入賞の発生の有無が判定され、異常入賞の発生を検出したことにもとづいてセキュリティ信号が外部出力される。また、カウントスイッチ23による検出結果に加えて第3入賞確認スイッチ23aの検出結果にもとづいて異常入賞の発生の有無が判定され、異常入賞の発生を検出したことにもとづいてセキュリティ信号が外部出力される。従って、第1入賞確認スイッチ14b、第2入賞確認スイッチ15b、第3入賞確認スイッチ23aは、異常入賞の判定のみに用いられる。

このように、第1始動口スイッチ14a、第2始動口スイッチ15a、カウントスイッチ23は近接スイッチを用いて構成し、第1〜第3入賞確認スイッチ14b,15b,23aはフォトセンサを用いているが、第1始動口スイッチ14aと第1入賞確認スイッチ14b、第2始動口スイッチ15aと第2入賞確認スイッチ15b、カウントスイッチ23と第3入賞確認スイッチ23aの検出方式はこの実施例で示したものにかぎらず、例えば、第1,2始動口スイッチ14a,15a及びカウントスイッチ23と、第1〜3入賞確認スイッチ14b,15b,23aとで異なる検出方式であれば、逆に第1,2始動口スイッチ14a,15a及びカウントスイッチ23としてフォトセンサを用い、第1〜3入賞確認スイッチ14b,15b,23aとして近接スイッチを用いてもよい。この場合、フォトセンサである第1,2始動口スイッチ14a,15a及びカウントスイッチ23の検出結果にもとづいて特別図柄の変動表示や賞球払出処理が実行され、近接スイッチである第1〜3入賞確認スイッチ14b,15b,23aの検出結果は、第1始動入賞口13a、第2始動入賞口13b、大入賞口の異常入賞の判定のみに用いられることになる。また、例えば、電磁式のスイッチである近接スイッチや光学式のフォトセンサに代えて、第1,2始動口スイッチ14a,15a及びカウントスイッチ23または第1〜3入賞確認スイッチ14b,15b,23aとして、機械式のスイッチ(マイクロスイッチなど)を用いてもよい。

また、この実施例では、特別図柄の変動表示や賞球払出処理の実行の契機となる第1,2始動口スイッチ14a,15aカウントスイッチ23は、異常入賞の判定に用いられる第1〜3入賞確認スイッチ14b,15b,23aよりも上流側に設けられていたが、異常入賞の判定に用いられるスイッチの下流側に設けてもよい。

そして遊技制御用マイクロコンピュータ1560は、第1始動口スイッチ14a(近接スイッチ)から入力した検出信号と第1入賞確認スイッチ14b(フォトセンサ)から入力した検出信号とにもとづいて、第1始動口スイッチ14aにて検出された遊技球数と第1入賞確認スイッチ14bにて検出された遊技球数との差が所定の閾値を超えた(本例では、15以上となった)と判定すると、所定のエラーとして、第1始動入賞口13aへの異常入賞が発生したと判定する。また、第2始動口スイッチ15a(近接スイッチ)から入力した検出信号と第2入賞確認スイッチ15b(フォトセンサ)から入力した検出信号とにもとづいて、第2始動口スイッチ15aにて検出された遊技球数と第2入賞確認スイッチ15bにて検出された遊技球数との差が所定の閾値を超えた(本例では、15以上となった)と判定すると、所定のエラーとして、第2始動入賞口13bへの異常入賞が発生したと判定する。また、カウントスイッチ23(近接スイッチ)から入力した検出信号と第3入賞確認スイッチ23a(フォトセンサ)から入力した検出信号とにもとづいて、カウントスイッチ23にて検出された遊技球数と第3入賞確認スイッチ23aにて検出された遊技球数との差が所定の閾値を超えた(本例では、5以上となった)と判定すると、所定のエラーとして、大入賞口への異常入賞が発生したと判定する。

このように、第1始動口スイッチ14aと第1入賞確認スイッチ14b、第2始動口スイッチ15aと第2入賞確認スイッチ15b、カウントスイッチ23と第3入賞確認スイッチ23aと、を互いに異なる検出方式のセンサ(本例では、近接スイッチとフォトセンサ)により構成していることで、例えば電磁波などを用いて第1始動入賞口13a、第2始動入賞口13b、大入賞口への入賞数が実際の入賞数よりも多くなるように認識させるような不正行為が行われた場合に、近接スイッチにて検出された遊技球数とフォトスイッチにて検出された遊技球数とに差が生じ、遊技制御用マイクロコンピュータ1560はこの差球数が所定の閾値を超えた場合に異常入賞が発生したと判定するため、確実な不正行為対策を講ずることができる。

遊技領域7には、遊技状態に応じて発光する複数の装飾LED25aを有する装飾部材25L,25Rが設けられ、下部には、入賞しなかった遊技球を回収するアウト口26がある。

装飾部材25L,25Rは、遊技盤6の前面側から配設される部材であって、左側の装飾部材25Lは、遊技領域7における左側下部位置に配置されている。一方、右側の装飾部材25Rは、遊技領域7における演出表示装置9を含む中央から右側の広範囲を覆うように形成された枠状の部材であって、遊技領域7の右側の周壁との間に遊技球が1球ずつ通過可能な球通路が形成されるように設けられている。このように遊技領域7における装飾部材25L,25Rの配設領域は遊技球が通過しない領域とされている。

また、盤面板200および導光板ユニット700における装飾部材25Rに囲まれた領域には開口部201,700aがそれぞれ前後に貫通して形成されており、導光板ユニット700の背面側に配設される演出表示装置9や、装飾体301の前面側に配設される演出装置500が、開口部を介して盤面板200の前面側に臨むように設けられている。なお、演出装置500の詳細な構造については後述するが、駆動源としてのモータにより、遊技状態に応じて所定の演出動作を行うことが可能に構成されている。

遊技領域7の外側の左右上下部には、効果音を発する4つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周には、天枠LED28a、左枠LED28bおよび右枠LED28cが設けられている。天枠LED28a、左枠LED28bおよび右枠LED28cおよび装飾LED25aは、遊技機に設けられている装飾発光体の一例である。

図1および図2では、図示を省略しているが、左枠LED28bの近傍に、賞球払出中に点灯する賞球ランプが設けられ、天枠LED28aの近傍に、補給球が切れたときに点灯する球切れランプが設けられている。なお、賞球ランプおよび球切れランプは、賞球の払出中である場合や球切れが検出された場合に、演出制御基板に搭載された演出制御用マイクロコンピュータによって点灯制御される。さらに、特に図示はしないが、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするプリペイドカードユニット(以下、「カードユニット」という。)50が、パチンコ遊技機1に隣接して設置されている。

遊技者の操作により打球発射装置から発射された遊技球は、打球レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7を下りてくる。遊技球が第1始動入賞口13aに入り第1始動口スイッチ14aで検出されると、第1特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第1の開始条件が成立したこと)、第1特別図柄表示器8aにおいて第1特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において演出図柄(飾り図柄)の可変表示が開始される。すなわち、第1特別図柄および演出図柄の可変表示は、第1始動入賞口13aへの入賞に対応する。第1特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第1保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第1保留記憶数を1増やす。

遊技球が第2始動入賞口13bに入り第2始動口スイッチ15aで検出されると、第2特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第2の開始条件が成立したこと)、第2特別図柄表示器8bにおいて第2特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において演出図柄(飾り図柄)の可変表示が開始される。すなわち、第2特別図柄および演出図柄の可変表示は、第2始動入賞口13bへの入賞に対応する。第2特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第2保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第2保留記憶数を1増やす。

第1特別図柄表示器8aにおける第1特別図柄の可変表示及び第2特別図柄表示器8bにおける第2特別図柄の可変表示は、一定時間が経過したときに停止する。停止時の特別図柄(停止図柄)が大当り図柄(特定表示結果)であると「大当り」となり、停止時の特別図柄(停止図柄)が大当り図柄とは異なる所定の小当り図柄(所定表示結果)であると「小当り」となり、停止時の特別図柄(停止図柄)が大当り図柄及び小当り図柄とは異なる特別図柄が停止表示されれば「ハズレ」となる。

特図ゲームでの可変表示結果が「大当り」になった後には、遊技者にとって有利なラウンド(「ラウンド遊技」ともいう)を所定回数実行する特定遊技状態としての大当り遊技状態に制御される。また、特図ゲームでの可変表示結果が「小当り」になった後には、大当り遊技状態とは異なる小当り遊技状態に制御される。

この実施例では、特図ゲームにおける確定特別図柄が「非確変」または「確変A」に対応する大当り図柄が停止表示された場合には、多ラウンド特定遊技状態としての第1大当り状態(15ラウンド大当り状態)に移行する。大当り遊技状態(通常15ラウンド大当り状態)では、特別可変入賞球装置20の大入賞口扉が、第1期間となる所定期間(例えば29.5秒間)あるいは所定個数(例えば8個)の入賞球が発生するまでの期間にて大入賞口を開放状態とすることにより、特別可変入賞球装置20を遊技者にとって有利な第1状態(開放状態)に変化させるラウンドが実行される。こうしてラウンドの実行中に大入賞口を開放状態とした大入賞口扉は、遊技盤6の表面を落下する遊技球を受け止め、その後に大入賞口を閉鎖状態とすることにより、特別可変入賞球装置20を遊技者にとって不利な第2状態(閉鎖状態)に変化させて、1回のラウンドを終了させる。15ラウンド大当り状態では、大入賞口の開放サイクルであるラウンドの実行回数が、第1ラウンド数(例えば「15」)となる。ラウンドの実行回数が「15」となる15ラウンド大当り状態における遊技は、15回開放遊技とも称される。このような15ラウンド大当り状態では、大入賞口に遊技球が入賞するたびに15個の出玉(賞球)が得られる。なお、15ラウンド大当り状態は、第1特定遊技状態ともいう。

特図ゲームにおける確定特別図柄として「確変B」に対応する大当り図柄が停止表示された場合には、多ラウンド特定遊技状態としての第2大当り状態(高速15ラウンド大当り状態)に移行する。第2大当り状態では、特別可変入賞球装置20の大入賞口扉が、第1大当り状態における第1期間よりも短い第2期間(例えば0.5秒間)あるいは所定個数(例えば3個)の入賞球が発生するまでの期間にて大入賞口を開放状態とすることにより、特別可変入賞球装置20を遊技者にとって有利な第1状態(開放状態)に変化させるラウンドが実行される。こうしてラウンドの実行中に大入賞口を開放状態とした大入賞口扉は、遊技盤6の表面を落下する遊技球を受け止め、その後に大入賞口を閉鎖状態とすることにより、特別可変入賞球装置20を遊技者にとって不利な第2状態(閉鎖状態)に変化させて、1回のラウンドを終了させる。第2大当り状態では、大入賞口の開放サイクルであるラウンドの実行回数が、第2ラウンド数(例えば「15」)となる。

このような第2大当り状態では、大入賞口に遊技球が入賞すれば15個の出玉(賞球)が得られるが、大入賞口の開放期間が第2期間(0.5秒間)であって、非常に短い。そのため、第2大当り状態は実質的には出玉(賞球)が得られない大当り遊技状態である。なお、第2大当り状態は第2特定遊技状態ともいう。また、第2大当り状態は、第1大当り状態に比べてラウンドの実行回数が少ないものであってもよい。すなわち、第2大当り状態は、各ラウンドで大入賞口を開放状態に変化させる期間が第1大当り状態における第1期間よりも短い第2期間となることと、ラウンドの実行回数が第1大当り状態における第1ラウンド数よりも少ない第2ラウンド数となることのうち、少なくともいずれか一方となるものであってもよい。

また、「非確変」に対応する大当り図柄が特図ゲームにおける確定特別図柄として停止表示されたことに基づき第1大当り状態が終了した後には、特別遊技状態の1つとして、通常状態に比べて特図ゲームにおける特別図柄の可変表示時間(特図変動時間)が短縮される時間短縮制御(時短制御)が行われる時短状態に制御される。ここで、通常状態とは、大当り遊技状態等の特定遊技状態や確変状態及び時短状態とは異なる遊技状態としての通常遊技状態であり、パチンコ遊技機1の初期設定状態(例えばシステムリセットが行われた場合のように、電源投入後に初期化処理を実行した状態)と同一の制御が行われる。時短状態は、所定回数(例えば100回)の特図ゲームが実行されることと、可変表示結果が「大当り」となることのうち、いずれかの条件が先に成立したときに、終了すればよい。このように「非確変」に対応する大当り図柄特別図柄のように、特図ゲームにおける確定特別図柄として停止表示されたことに基づく第1大当り状態が終了した後に時短状態に制御される大当り図柄は、非確変大当り図柄(「通常大当り図柄」ともいう)と称される。また、大当り図柄のうち非確変大当り図柄が停止表示されて可変表示結果が「大当り」となることは、「非確変大当り」(「通常大当り」ともいう)と称される。

「確変A」に対応する大当り図柄が特図ゲームにおける確定特別図柄として停止表示されたことに基づき第1大当り状態が終了した後や、確変状態において「確変B」に対応する大当り図柄が特図ゲームにおける確定特別図柄として停止表示されたことに基づき第2大当り状態が終了した後には、時短状態とは異なる特別遊技状態の1つとして、例えば通常状態に比べて特図変動時間が短縮される時短制御とともに、継続して確率変動制御(確変制御)が行われる確変状態(高確率状態)に制御される。この確変状態では、各特図ゲームや飾り図柄の可変表示において、可変表示結果が「大当り」となって更に大当り遊技状態に制御される確率が、通常状態や時短状態よりも高くなるように向上する。このような確変状態は、特図ゲームの実行回数にかかわりなく、次に可変表示結果が「大当り」となるまで継続する。

こうした「確変A」に対応する大当り図柄のように、特図ゲームにおける確定特別図柄として停止表示されたことに基づく第1大当り状態が終了した後に確変状態に制御される大当り図柄は、確変大当り図柄と称される。また、「確変B」に対応する大当り図柄のように、特図ゲームにおける確定特別図柄として停止表示されたことに基づく大当り遊技状態が終了した後に確変状態に制御される大当り図柄は、突確大当り図柄と称される。また、大当り図柄のうち確変大当り図柄が停止表示されて可変表示結果が「大当り」となることは、「確変大当り」と称される。突確大当り図柄が停止表示されて可変表示結果が「大当り」となることは、「突確大当り」(「突確大当り」ともいう)と称される。なお、これら大当り図柄は任意であり、例えば、遊技者に大当り図柄であることや、大当り種別を認識されないようにするために、大当り図柄を数字とせずに予め定められた記号等にしてもよい。

「小当り」に対応する特別図柄が特図ゲームにおける確定特別図柄として停止表示された後には、小当り遊技状態に制御される。この小当り遊技状態では、第2大当り状態と同様に特別可変入賞球装置20において大入賞口を遊技者にとって有利な第1状態(開放状態)に変化させる可変入賞動作が行われる。すなわち、小当り遊技状態では、例えば特別可変入賞球装置20を第2期間にわたり第1状態(開放状態)とする動作が、第2回数{第2ラウンド数に等しい実行回数(本例では、15回)}に達するまで繰り返し実行される。なお、小当り遊技状態では、第2大当り状態と同様に、特別可変入賞球装置20を第1状態とする期間が第2期間となることと、第1状態とする動作の実行回数が第2回数となることのうち、少なくともいずれか一方が行われるように制御されればよい。小当り遊技状態が終了した後には、遊技状態の変更が行われず、可変表示結果が「小当り」となる以前の遊技状態に継続して制御されることになる。ただし、可変表示結果が「小当り」となる特図ゲームが実行されたときに、特別遊技状態における特図ゲームの実行回数が所定回数に達していれば、小当り遊技状態の終了後には、特別遊技状態が終了して通常状態となることがある。可変入賞動作により特別可変入賞球装置20を第1状態とする回数が「15」である小当り遊技状態における遊技は、第2大当り状態における遊技と同様に、15回開放遊技とも称される。なお、第2大当り状態における各ラウンドで特別可変入賞球装置20とは別個に設けられた入賞球装置を第1状態に変化させる場合には、小当り遊技状態でも、第2大当り状態と同様の態様で、その入賞球装置を第1状態に変化させるようにすればよい。

確変状態や時短状態では、普通図柄表示器10による普図ゲームにおける普通図柄の変動時間(普図変動時間)を通常状態のときよりも短くする制御や、各回の普図ゲームで普通図柄の可変表示結果が「普図当り」となる確率を通常状態のときよりも向上させる制御、可変表示結果が「普図当り」となったことに基づく可変入賞球装置15における可動翼片の傾動制御を行う傾動制御時間を通常状態のときよりも長くする制御、その傾動回数を通常状態のときよりも増加させる制御といった、遊技球が第2始動入賞口13bを通過(進入)しやすくして第2始動条件が成立する可能性を高めることで遊技者にとって有利となる制御が行われる。なお、確変状態や時短状態では、これらの制御のいずれか1つが行われるようにしてもよいし、複数の制御が組み合せられて行われるようにしてもよい。このように、確変状態や時短状態において第2始動入賞口13bに遊技球が進入しやすくして遊技者にとって有利となる制御は、高開放制御ともいう。高開放制御が行われることにより、第2始動入賞口13bは、高開放制御が行われていないときよりも拡大開放状態となる頻度が高められる。これにより、第2特別図柄表示器8bにおける第2特図を用いた特図ゲームを実行するための第2始動条件が成立しやすくなり、特図ゲームが頻繁に実行可能となることで、次に可変表示結果が「大当り」となるまでの時間が短縮される。したがって、確変状態や時短状態では、通常状態に比べて大当り遊技状態となりやすくなる。高開放制御が実行可能となる期間は、高開放制御期間ともいい、この期間は、パチンコ遊技機1における遊技状態が確変状態と時短状態のいずれかに制御されている期間と同一であればよい。また、高開放制御期間であるときには、遊技状態が高ベース中であるともいう。これに対して、高開放制御期間でないときには、遊技状態が低ベース中であるともいう。この実施例における時短状態は、低確高ベース状態とも称される遊技状態であり、通常状態は、低確低ベース状態とも称される遊技状態であり、高開放制御期間ではない確変状態である潜伏確変状態は高確低ベース状態とも称される遊技状態である。

また、この実施例では、通常状態において「確変B」に対応する「突確大当り」となったことに基づく第2大当り状態の終了後には、確変制御のみが行われて時短制御や高開放制御が行われない第2確変制御(潜伏確変状態)へ移行する。また、確変状態において「突確大当り」となったことに基づく第2大当り状態の終了後には、確変制御とともに時短制御や高開放制御が行われる第1確変状態へ移行する。

このように確変状態のうちには、確変制御とともに時短制御や高開放制御が行われるものの他に、確変制御のみが行われて時短制御や高開放制御が行われないもの(潜伏確変)が含まれていてもよい。また、例えば、特図ゲームにける可変表示結果が「確変大当り」となったことに基づく第1大当り状態の終了後には、確変制御とともに時短制御や高開放制御が行われる第1確変状態(高確高ベース状態ともいう)に制御され、その後、特図表示結果が「大当り」となることなく、特図ゲームの実行回数が所定回数(例えば70回)に達したときには、確変制御は継続して行われるものの、時短制御や高開放制御が終了して行われなくなる第2確変状態(高確低ベース状態ともいう)に制御されるようにしてもよい。

また、この実施例では、確変状態であるときに特図ゲームにおける可変表示結果が「突確大当り」となったことに基づく第2大当り状態の終了後には第2確変状態(潜伏確変状態)へと移行するようになっていたが、確変状態だけでなく、時短状態であるときに特図ゲームにおける可変表示結果が「突確大当り」となったことに基づく第2大当り状態の終了後にも第1確変状態へと移行するようにしてもよい。あるいは、「確変大当り」に基づく第1大当り状態の終了後には、再び特図表示結果が「大当り」となるまで第1確変状態に制御される一方、「突確大当り」に基づく第2大当り状態の終了後には、第1確変状態に移行して、特図表示結果が「大当り」となることなく特図ゲームの実行回数が所定回数に達したときに第2確変状態へと移行するようにしてもよい。時短制御と高開放制御は、それらの開始と終了が同時に(連動して)行われる一方で、確変制御の開始と終了は、時短制御や高開放制御の開始や終了と必ずしも連動するものでなくてもよい。

演出表示装置9に設けられた「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリアでは、第1特別図柄表示器8aにおける第1特図を用いた特図ゲームと、第2特別図柄表示器8bにおける第2特図を用いた特図ゲームとのうち、いずれかの特図ゲームが開始されることに対応して、飾り図柄の可変表示(変動表示)が開始される。そして、飾り図柄の可変表示が開始されてから「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリアにおける確定飾り図柄の停止表示により可変表示が終了するまでの期間では、飾り図柄の可変表示状態が所定のリーチ状態となることがある。ここで、リーチ状態とは、演出表示装置9の表示領域にて仮停止表示された飾り図柄が大当り組み合せの一部を構成しているときに未だ仮停止表示もされていない飾り図柄(「リーチ変動図柄」ともいう)については変動が継続している表示状態、あるいは、全部又は一部の飾り図柄が大当り組み合せの全部又は一部を構成しながら同期して変動している表示状態のことである。具体的には、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリアにおける一部(例えば「左」及び「右」の飾り図柄表示エリアなど)では予め定められた大当り組み合せを構成する飾り図柄(例えば「7」の英数字を示す飾り図柄)が仮停止表示されているときに未だ仮停止表示もしていない残りの飾り図柄表示エリア(例えば「中」の飾り図柄表示エリアなど)では飾り図柄が変動している表示状態、あるいは、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリアにおける全部又は一部で飾り図柄が大当り組み合せの全部又は一部を構成しながら同期して変動している表示状態である。

次に、パチンコ遊技機1の背面の構造について図2を参照して説明する。図2は、遊技機を背面から見た背面図である。図2に示すように、パチンコ遊技機1の背面側では、演出表示装置9を制御する演出制御用マイクロコンピュータが搭載された演出制御基板80を含む変動表示制御ユニット49、遊技制御用マイクロコンピュータ等が搭載された遊技制御基板(主基板)31、音声制御基板70、ランプドライバ基板35、および球払出制御を行なう払出制御用マイクロコンピュータ等が搭載された払出制御基板37等の各種基板が設置されている。なお、遊技制御基板31は基板収納ケース1800に収納されている。

さらに、パチンコ遊技機1背面側には、DC30V、DC21V、DC12VおよびDC5V等の各種電源電圧を作成する電源回路が搭載された電源基板990やタッチセンサ基板(図示略)が設けられている。電源基板990には、パチンコ遊技機1における遊技制御基板31および各電気部品制御基板(演出制御基板80および払出制御基板37)やパチンコ遊技機1に設けられている各電気部品(電力が供給されることによって動作する部品)への電力供給を実行あるいは遮断するための電力供給許可手段としての電源スイッチ、遊技制御基板31の遊技制御用マイクロコンピュータ1560のRAM55をクリアするためのクリアスイッチが設けられている。さらに、電源スイッチの内側(基板内部側)には、交換可能なヒューズが設けられている。

なお、この実施例では、主基板31は遊技盤側に設けられ、払出制御基板37は遊技枠側に設けられている。このような構成であっても、後述するように、主基板31と払出制御基板37との間の通信をシリアル通信で行うことによって、遊技盤を交換する際の配線の取り回しを容易にしている。

なお、各制御基板には、制御用マイクロコンピュータを含む制御手段が搭載されている。制御手段は、遊技制御手段等からのコマンドとしての指令信号(制御信号)に従って遊技機に設けられている電気部品(遊技用装置:球払出装置97、演出表示装置9、ランプやLEDなどの発光体、スピーカ27等)を制御する。以下、主基板31を制御基板に含めて説明を行うことがある。その場合には、制御基板に搭載される制御手段は、遊技制御手段と、遊技制御手段等からの指令信号に従って遊技機に設けられている電気部品を制御する手段とのそれぞれを指す。また、主基板31以外のマイクロコンピュータが搭載された基板をサブ基板ということがある。なお、球払出装置97は、遊技球を誘導する通路とステッピングモータ等により駆動されるスプロケット等によって誘導された遊技球を上皿や下皿に払い出すための装置であって、払い出された賞球や貸し球をカウントする払出個数カウントスイッチ等もユニットの一部として構成されている。なお、この実施例では、払出検出手段は、払出個数カウントスイッチによって実現され、球払出装置97から実際に賞球や貸し球が払い出されたことを検出する機能を備える。この場合、払出個数カウントスイッチは、賞球や貸し球の払い出しを1球検出するごとに検出信号を出力する。

パチンコ遊技機1の背面には、各種情報をパチンコ遊技機1の外部に出力するための各端子を備えたターミナル基板160が設置されている。ターミナル基板160には、例えば、大当り遊技状態の発生を示す大当り情報等の情報出力信号(始動口信号、図柄確定回数1信号、大当り1信号、大当り2信号、大当り3信号、時短信号、セキュリティ信号、賞球信号1、遊技機エラー状態信号)を外部出力するための情報出力端子が設けられている。なお、遊技機エラー状態信号に関しては必ずしもパチンコ遊技機1の外部に出力しなくてもよく、該情報出力端子から、この遊技機エラー状態信号の替わりに遊技枠が開放状態であることを示すドア開放信号等を出力するようにしてもよい。

貯留タンク38に貯留された遊技球は誘導レールを通り、カーブ樋を経て払出ケース40Aで覆われた球払出装置97に至る。球払出装置97の上方には、遊技媒体切れ検出手段としての球切れスイッチ187が設けられている。球切れスイッチ187が球切れを検出すると、球払出装置97の払出動作が停止する。球切れスイッチ187が遊技球の不足を検知すると、遊技機設置島に設けられている補給機構からパチンコ遊技機1に対して遊技球の補給が行なわれる。

入賞にもとづく景品としての遊技球や球貸し要求にもとづく遊技球が多数払出されて打球供給皿3が満杯になると、遊技球は、余剰球誘導通路を経て余剰球受皿4に導かれる。さらに遊技球が払出されると、感知レバー(図示略)が貯留状態検出手段としての満タンスイッチ(図示略)を押圧して、貯留状態検出手段としての満タンスイッチがオンする。その状態では、球払出装置内の払出モータの回転が停止して球払出装置の動作が停止するとともに打球発射装置の駆動も停止する。

図3は、主基板(遊技制御基板)31における回路構成の一例を示すブロック図である。なお、図3には、払出制御基板37および演出制御基板80等も示されている。主基板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する遊技制御用マイクロコンピュータ(遊技制御手段に相当)560が搭載されている。遊技制御用マイクロコンピュータ1560は、ゲーム制御(遊技進行制御)用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムに従って制御動作を行うCPU56およびI/Oポート部57を含む。この実施例では、ROM54およびRAM55は遊技制御用マイクロコンピュータ1560に内蔵されている。すなわち、遊技制御用マイクロコンピュータ1560は、1チップマイクロコンピュータである。1チップマイクロコンピュータには、少なくともRAM55が内蔵されていればよく、ROM54は外付けであっても内蔵されていてもよい。また、I/Oポート部57は、外付けであってもよい。遊技制御用マイクロコンピュータ156には、さらに、ハードウェア乱数(ハードウェア回路が発生する乱数)を発生する乱数回路53が内蔵されている。

なお、遊技制御用マイクロコンピュータ1560においてCPU56がROM54に格納されているプログラムに従って制御を実行するので、以下、遊技制御用マイクロコンピュータ1560(またはCPU56)が実行する(または、処理を行う)ということは、具体的には、CPU56がプログラムに従って制御を実行することである。このことは、主基板31以外の他の基板に搭載されているマイクロコンピュータについても同様である。

また、遊技制御用マイクロコンピュータ1560には、乱数回路53が内蔵されている。乱数回路53は、特別図柄の可変表示の表示結果により大当りとするか否か判定するための判定用の乱数を発生するために用いられるハードウェア回路である。乱数回路53は、初期値(例えば、0)と上限値(例えば、65535)とが設定された数値範囲内で、数値データを、設定された更新規則に従って更新し、ランダムなタイミングで発生する始動入賞時が数値データの読出(抽出)時であることにもとづいて、読出される数値データが乱数値となる乱数発生機能を有する。

乱数回路53は、特別図柄の可変表示の表示結果により大当りとするか否か判定するための判定用の乱数を発生するために用いられるハードウェア回路である。乱数回路53は、初期値(例えば、0)と上限値(例えば、65535)とが設定された数値範囲内で、数値データを、設定された更新規則に従って更新し、ランダムなタイミングで発生する始動入賞時が数値データの読出(抽出)時であることにもとづいて、読出される数値データが乱数値となる乱数発生機能を有する。

乱数回路53は、数値データの更新範囲の選択設定機能(初期値の選択設定機能、および、上限値の選択設定機能)、数値データの更新規則の選択設定機能、および数値データの更新規則の選択切換え機能等の各種の機能を有する。このような機能によって、生成する乱数のランダム性を向上させることができる。

また、遊技制御用マイクロコンピュータ1560は、乱数回路53が更新する数値データの初期値を設定する機能を有している。例えば、ROM54等の所定の記憶領域に記憶された遊技制御用マイクロコンピュータ1560のIDナンバ(遊技制御用マイクロコンピュータ1560の各製品ごとに異なる数値で付与されたIDナンバ)を用いて所定の演算を行なって得られた数値データを、乱数回路53が更新する数値データの初期値として設定する。そのような処理を行うことによって、乱数回路53が発生する乱数のランダム性をより向上させることができる。

遊技制御用マイクロコンピュータ1560は、第1始動口スイッチ14aまたは第2始動口スイッチ15aへの始動入賞が生じたときに乱数回路53から数値データをランダムRとして読み出し、特別図柄および演出図柄の変動開始時にランダムRにもとづいて特定の表示結果としての大当り表示結果にするか否か、すなわち、大当りとするか否かを決定する。そして、大当りとすると決定したときに、遊技状態を遊技者にとって有利な特定遊技状態としての大当り遊技状態に移行させる。

また、遊技制御用マイクロコンピュータ1560には、払出制御基板37(の払出制御用マイクロコンピュータ)や演出制御基板80(の演出制御用マイクロコンピュータ)とシリアル通信で信号を入出力(送受信)するためのシリアル通信回路52が内蔵されている。なお、払出制御用マイクロコンピュータや演出制御用マイクロコンピュータにも、遊技制御用マイクロコンピュータ1560とシリアル通信で信号を入出力するためのシリアル通信回路が内蔵されている(図示略)。

また、RAM55は、その一部または全部が電源基板において作成されるバックアップ電源によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態すなわち遊技制御手段の制御状態に応じたデータ(特別図柄プロセスフラグや保留記憶数カウンタの値など)と未払出賞球数を示すデータ(具体的には、後述する賞球コマンド出力カウンタの値)は、バックアップRAMに保存される。遊技制御手段の制御状態に応じたデータとは、停電等が生じた後に復旧した場合に、そのデータにもとづいて、制御状態を停電等の発生前に復旧させるために必要なデータである。また、制御状態に応じたデータと未払出賞球数を示すデータとを遊技の進行状態を示すデータと定義する。なお、この実施例では、RAM55の全部が、電源バックアップされているとする。

遊技制御用マイクロコンピュータ1560のリセット端子には、電源基板からのリセット信号が入力される。電源基板には、遊技制御用マイクロコンピュータ1560等に供給されるリセット信号を生成するリセット回路が搭載されている。なお、リセット信号がハイレベルになると遊技制御用マイクロコンピュータ1560等は動作可能状態になり、リセット信号がローレベルになると遊技制御用マイクロコンピュータ1560等は動作停止状態になる。従って、リセット信号がハイレベルである期間は、遊技制御用マイクロコンピュータ1560等の動作を許容する許容信号が出力されていることになり、リセット信号がローレベルである期間は、遊技制御用マイクロコンピュータ1560等の動作を停止させる動作停止信号が出力されていることになる。なお、リセット回路をそれぞれの電気部品制御基板(電気部品を制御するためのマイクロコンピュータが搭載されている基板)に搭載してもよい。

さらに、遊技制御用マイクロコンピュータ1560の入力ポートには、電源基板からの電源電圧が所定値以下に低下したことを示す電源断信号が入力される。すなわち、電源基板には、遊技機において使用される所定電圧(例えば、DC30VやDC5Vなど)の電圧値を監視して、電圧値があらかじめ定められた所定値にまで低下すると(電源電圧の低下を検出すると)、その旨を示す電源断信号を出力する電源監視回路が搭載されている。なお、電源監視回路を電源基板に搭載するのではなく、バックアップ電源によって電源バックアップされる基板(例えば、主基板31)に搭載するようにしてもよい。また、遊技制御用マイクロコンピュータ1560の入力ポートには、RAMの内容をクリアすることを指示するためのクリアスイッチが操作されたことを示すクリア信号が入力される。

また、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ14a、第1入賞確認スイッチ14b、第2始動口スイッチ15a、第2入賞確認スイッチ15b、カウントスイッチ23、第3入賞確認スイッチ23aおよび各入賞口スイッチ30a,30bや、演出装置500に設けられる昇降センサ90からの検出信号を基本回路に与える入力ドライバ回路58も主基板31に搭載され、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、特別可変入賞球装置20を開閉するソレノイド21、演出装置500の発光表示器800を昇降する昇降モータ533を基本回路からの指令に従って駆動する出力回路59も主基板31に搭載され、電源投入時に遊技制御用マイクロコンピュータ1560をリセットするためのシステムリセット回路(図示せず)や、大当り遊技状態の発生を示す大当り情報等の情報出力信号を、ターミナル基板160を介して、ホールコンピュータ等の外部装置に対して出力する情報出力回路64も主基板31に搭載されている。

この実施例では、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段(演出制御用マイクロコンピュータで構成される。)が、中継基板77を介して遊技制御用マイクロコンピュータ156から演出内容を指示する演出制御コマンドを受信し、演出図柄を可変表示する演出表示装置9との表示制御を行う。

演出制御基板80は、演出制御用CPU120およびRAMを含む演出制御用マイクロコンピュータ(図示略)を搭載している。なお、RAMは外付けであってもよい。演出制御基板80において、演出制御用CPU120(図示略)は、内蔵または外付けのROM(図示略)に格納されたプログラムに従って動作し、中継基板77を介して入力される主基板31からの取込信号(演出制御INT信号)に応じて、入力ドライバおよび入力ポートを介して演出制御コマンドを受信する。また、演出制御用CPU120(図示略)は、演出制御コマンドにもとづいて、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)に演出表示装置9の表示制御を行わせる。

演出制御用CPU120(図示略)は、受信した演出制御コマンドに従ってキャラクタROM(図示せず)から必要なデータを読み出す。キャラクタROMは、演出表示装置9に表示されるキャラクタ画像データ、具体的には、人物、文字、図形または記号等(演出図柄を含む)をあらかじめ格納しておくためのものである。演出制御用CPU120(図示略)は、キャラクタROMから読み出したデータをVDPに出力する。VDPは、演出制御用CPU120から入力されたデータにもとづいて表示制御を実行する。

演出制御コマンドおよび演出制御INT信号は、演出制御基板80において、まず、入力ドライバに入力する。入力ドライバは、中継基板77から入力された信号を演出制御基板80の内部に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80の内部から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路でもある。

中継基板77には、主基板31から入力された信号を演出制御基板80に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路(図示略)が搭載されている。単方向性回路として、例えばダイオードやトランジスタが使用される。さらに、単方向性回路であるI/Oポート部を介して主基板31から演出制御コマンドおよび演出制御INT信号が出力されるので、中継基板77から主基板31の内部に向かう信号が規制される。すなわち、中継基板77からの信号は主基板31の内部(遊技制御用マイクロコンピュータ156側)に入り込まない。

さらに、演出制御用CPU120(図示略)は、出力ポート(図示略)を介してランプドライバ基板35に対してLEDを駆動する信号を出力する。また、演出制御用CPU120は、出力ポートを介して音声制御基板70に対して音番号データを出力する。

ランプドライバ基板35において、LEDを駆動する信号は、入力ドライバ(図示略)を介してLEDドライバに入力される。LEDドライバは、駆動信号を天枠LED28a、左枠LED28b、右枠LED28cなど枠側に設けられている各LEDや、導光板LED60、発光表示器800内に設けられる背面LED801、文字用LED802、導光板LED803、スポットLED804など導光板ユニット700や装飾体301などに設けられている各LEDに供給する。また、遊技盤側に設けられている装飾LED25aに駆動信号を供給する。なお、LED以外の発光体が設けられている場合には、それを駆動する駆動回路(ドライバ)がランプドライバ基板35に搭載される。

音声制御基板70において、音番号データは、入力ドライバ(図示略)を介して音声合成用IC(図示略)に入力される。音声合成用ICは、音番号データに応じた音声や効果音を発生し増幅回路(図示略)に出力する。増幅回路は、音声合成用ICの出力レベルを、ボリュームで設定されている音量に応じたレベルに増幅した音声信号をスピーカ27に出力する。音声データROM(図示略)には、音番号データに応じた制御データが格納されている。音番号データに応じた制御データは、所定期間(例えば演出図柄の変動期間)における効果音または音声の出力態様を時系列的に示すデータの集まりである。

図5に示すように、遊技盤ユニット400は、遊技盤6と、該遊技盤6の背面側に配置される導光板ユニット700と、該導光板ユニット700の背面側に配置され、遊技盤6を背面側から装飾する装飾体301と、該装飾体301を遊技盤6に対して取り付けるためのカバー体302と、装飾体301の背面に取り付けられ、演出表示装置9及び演出制御基板80等を含む変動表示制御ユニット49と、から主に構成されている。

装飾体301は、後述するように透明に形成される遊技盤6の遊技領域7を背面側から装飾する立体状に形成された装飾体であり、前後方向に所定幅の板厚を有している。装飾体301の前面は、特に詳細な図示はしないが、非平坦面状に形成され、奥行き感のある装飾部が形成されている。また、遊技盤6側に設けられる各種表示装置(例えば第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b等)、駆動手段(ソレノイド16,21等)、LED、各種スイッチ(例えばゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ14a、第2始動口スイッチ15a、カウントスイッチ23等)から延出される配線は、遊技盤6の背面と装飾体301の前面との間から側方に引き出されるため、これら配線は、装飾部と同色または同系色に着色され、これにより配線が目立たないようにしている。

また、装飾体301の略中央位置には、背面側に配設される演出表示装置9の表示面を視認可能とするための開口部303が形成されているとともに、その周辺には、遊技領域7に配設される各種入賞口(例えば第1始動入賞口13aや第2始動入賞口13b等)に入賞した遊技球を背面側に排出するための遊技球排出口(図示略)が複数形成されている。このように構成された装飾体301は、背面側のカバー体302に前面側から組み付けられる。

なお、本実施例の装飾体301は、所定板厚を有する一つの板状体にて構成されていたが、形状は種々に変形可能であるとともに、それぞれ個別に形成された複数の装飾部材から構成されていてもよい。

カバー体302は、透明な合成樹脂材からなり、前面が開口する箱状に形成された本体部311内に、装飾体301を前面側から収容可能に形成されている。本体部311の前面開口の周縁部からは、遊技盤6に取り付けるためのフランジ片310が外向きに形成されており、該フランジ片310の前面側には、遊技盤6に対する当該カバー体302の取付位置を決定するための複数の位置決め用ボス312a〜312d(312dは図示略)が前面側に向けて突設されているとともに、遊技盤6に当該カバー体302を取り付けるための取付ネジ313が取り付けられる取付穴314が複数箇所に形成されている。

本体部311の背板311aには、当該背板311aの背面側に組み付けられる演出表示装置9の表示面を視認可能とするための開口部315が形成されている。演出表示装置9を含む変動表示制御ユニット49は、背板311aの背面側から演出表示装置9の表示面を開口部315に臨ませるように背板311aの背面に取り付けられる。なお、変動表示制御ユニット49は、装飾体301の背面に直接取り付けてもよい。

カバー体302には、これら装飾体301、変動表示制御ユニット49だけでなく、他の装置や基板等が組み付け可能とされており、カバー体302及び該カバー体302に一体的に組み付けられる装飾体301、変動表示制御ユニット49等を含む遊技に関連する複数の遊技用部品により、遊技用部品ユニット300が構成される。このように構成される遊技用部品ユニット300は、遊技盤6に対して着脱可能に取り付けられ、複数の機種に共通して使用される機種共通部品であるカバー体302に、機種固有の装飾体301や変動表示制御ユニット49等の各種遊技用部品を着脱可能に組み付けることができるため、遊技盤6の背面側に配設される複数の遊技用部品を、カバー体302を取り付けるだけで一度に配設することができるばかりか、機種変更やメンテナンスの際には、カバー体302から機種固有の装飾体や遊技用部品を取り外すことができるため、作業性が向上する。

次に、本実施例の演出装置500の詳細な構造について、図6〜図15にもとづいて説明する。図6は、演出装置を示す正面図である。図7は、演出装置を右斜め前方から見た状態を示す斜視図である。図8は、演出装置を左斜め後方から見た状態を示す斜視図である。図9は、演出装置を示す平面図である。図10は、演出装置の内部構造を示す分解斜視図である。図11は、(a)は発光表示器を示す正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)は底面図である。図12は、発光表示器の構成を示す分解斜視図である。図13は、図10の要部を示す拡大斜視図である。図14は、演出装置の機構部を示す背面図である。図15は、伝達機構の動作態様を示す図であり、(a)は上昇位置、(b)は中間位置、(c)は下降位置に位置する状態を示す。

図6〜図10に示すように、演出装置500は、前述した装飾体301の所定箇所(本実施例では、演出表示装置9の上方位置)に固定される板状のベース部材501と、該ベース部材501の前面側に移動可能に設けられる可動ユニット502と、該ベース部材501の背面側に設けられ、可動ユニット502を駆動する駆動ユニット503と、可動ユニット502と駆動ユニット503とを連結する連結部材504と、から主に構成されている。

ベース部材501は、前面に所定の装飾部が施された下板部501aと、該下板部501aの上端から前方に連設された連結板部501bと、該連結板部501bの前端から上方に連設され、前面に所定の装飾部が施された上板部501cとからなる。所定の前後幅寸法を有する発光表示器800は、主に下板部501aの前面側に配置されるため、上板部501cの装飾部は、該発光表示器800の上方位置にて前方に張り出すようになっている。

また、下板部501aには略ハート型の開口部543が形成されており、発光表示器800の配線を背面側に挿通できるようになっているとともに、下端縁における開口部543の下方位置には、連結部材504との干渉を回避するための切欠部544が形成されている。

可動ユニット502は、正面視ハート形状をなす中空立体物からなる発光表示器800と、羽を模して形成された左右一対の装飾板505a,505bと、からなり、発光表示器800は、後述するようにベース部材501に対して昇降可能に支持されている。装飾板505a,505bは、背面の左右側端部に突設され、ベース部材501の左右側にそれぞれ形成された軸孔542(図10参照)に枢支される前後方向を向く揺動軸506を有している。また、内側端部には長孔508が形成されており、該長孔508には、一端が発光表示器800の背面に形成された凹部(図示略)に枢支されたリンク部材507a,507bの他端が長手方向に摺動可能に枢支されている。つまり、装飾板505a,505bは、内側端部がリンク部材507a,507bを介して発光表示器800に連結されているため、発光表示器800の昇降動作に応じて外側端部の揺動軸506を中心に揺動するようになっている(図6参照)。

また、発光表示器800の背面下端部には、連結部材504に嵌挿された前後方向を向く左右一対の連結棒509,509の前部が圧入されているとともに、該連結棒509,509の後端は、後述する駆動ユニット503を構成する第1スライド板531の下端に圧入されている。

一方、駆動ユニット503は、ベース部材501の背面に複数のネジ530aにより取り付けられるスライド支持板530と、該スライド支持板530の背面側に上下方向にスライド移動可能に設けられた第1スライド板531と、該第1スライド板531の背面側に該第1スライド板531に対して上下方向にスライド移動可能に設けられた第2スライド板532と、第2スライド板532の背面側に配置され、ベース部材501の背面に複数のネジ538aにより取り付けられるカバー板538と、カバー板538の背面に取り付けられ、可動ユニット502を駆動する昇降モータ533と、カバー板538の前面側に突出した昇降モータ533の駆動軸533aの先端に固着される駆動ギヤ537と、カバー板538の前面に突設された前後方向を向く回動軸539に回動可能に支持され、駆動ギヤ537に噛合する従動ギヤ536と、一端がベース部材501の背面に突設された揺動軸541に揺動可能に軸支されるとともに、他端が第1スライド板531に連結される昇降アーム534と、昇降アーム534を上方に付勢する引張りバネ535と、から構成されている。なお、駆動ユニット503の詳細な構造については後述する。

次に、発光表示器800の詳細な構造を説明する。

図11および図12に示すように、発光表示器800は、演出表示装置9から独立した単独の表示器とされており、図11(a)に示すように、略ハート形とされた飾りケース810に囲まれ、宝石のような多面体形状に形成された透明なアクリル樹脂製の外部レンズ811から成る略ハート形の表示部800’内に、所定の図形である「A」の飾り文字が、該発光表示器800に内蔵されている背面LED801、文字内LED802、導光板LED803が点灯されることで、浮かび上がるように表示される。

発光表示器800は、図12に示すように、発光表示器800の前面側から、発光表示器800の前面外周を覆う飾りケース810と、主に外周部に多面体部分が形成され、透明なアクリル樹脂製の外部レンズ811と、中心部から放射状に多面体部分が形成され、透明なアクリル樹脂製の内部レンズ812と、前記外部レンズ811と内部レンズ812とを飾りケース810との間に挟持して保持するとともに、導光板814と拡散板820とを基台ケース830との間に挟持して保持する固定ホルダ813と、飾り文字「A」の輪郭が発光部815とされた透明なアクリル樹脂製の導光板814と、該導光板814の上方端部に形成された光投入部816から導光板814内に光を入射する複数の導光板LED803が一列状に配置された基板から成る導光板照光モジュール817と、白濁したアクリル板から成り、入射する光を拡散する拡散板820と、飾り文字「A」の外形形状を有した、前方側に開口する有底箱状の文字箱体824を有し、その底部所定位置に該飾り文字「A」の内部を照光する文字内LED802が配置されている飾り文字ユニット821と、多数の背面LED801が点在して配置された略ハート状の基板から成り、飾り文字「A」の外部の領域を照光する背面基板825と、最も背面側に設けられ、背面基板825や飾り文字ユニット821の収納、並びに固定ホルダ813との間に導光板814や拡散板820を挟持して保持するとともに、発光表示器800を遊技盤6に固定するための基台ケース830とから構成されている。

導光板照光モジュール817において、導光板LED803が実装されている実装面と反対面の中央部位置には、図12に示すように、スポットLED804が前面に設けられた箱状のケーブル導出部819が設けられており、スポットLED804が発光することで、外部レンズ811に設けられているスポット発光部811’が発光するようになっている。

また、基台ケース830の上部中央位置には、箱状のケーブル導出部819が嵌着可能な嵌着部837が設けられており、該嵌着部837にケーブル導出部819を嵌着することで、導光板照光モジュール817を基台ケース830に固定できるようになっている。

基台ケース830は、図12に示すように、略ハート形をした有底箱状の樹脂製ケースとされており、その上方と下方の両端部位置に、該基台ケース830を遊技盤6にネジ固定するためのネジ固定部836が設けられている。

また、底面には、背面基板825を装着固定するためのネジ穴が形成された、上下2つの柱状突起832が形成されており、背面基板825に形成されたネジ孔828からネジを挿入して固定することで、背面基板825が基台ケース830に、底面との間に所定の間隙を有して固定される(図11(b)参照)。

また、基台ケース830の左右の側壁には、背面基板825の外周に設けられた切欠部と係合することで、該背面基板825を柱状突起832にガイドしつつ、該背面基板825の移動を規制するための円筒部831が設けられている。

尚、底面に設けられた834は、導光板照光モジュール817から導出された接続ケーブル818が挿通される挿通口であり、835は、背面基板825から導出された接続ケーブル827が挿通される挿通口であり、833は、飾りケース810の前方側から挿入される固定ネジ809のネジ受け部である。

背面基板825には、その前面側に、チップ型のLED素子からなる複数の背面LED801が、点在するように実装されており、該背面LED801により、飾り文字ユニット821の遮光性を有する文字箱体824により仕切られた文字内部以外の領域が、照光される。

また、飾り文字ユニット821も、文字箱体824の底面所定位置に、チップ型のLED素子からなる複数の文字内LED802が、点在するように実装されていて、文字箱体824により仕切られた文字内部が文字内LED802によって照光される。尚、これら文字内LED802の配置位置や個数は、文字全体が文字内LED802によってほぼ均一に照光されるように、飾り文字の形状等に応じて適宜に決定すれば良い。

また、背面基板825には、飾り文字ユニット821の背面に形成されている接続端子822が挿通される装着穴826が設けられており、該装着穴826に接続端子822を挿通してハンダ付けすることで、飾り文字ユニット821が背面基板825に実装されて固定されるとともに、該接続端子822を介して電気的に接続されることで、背面基板825から供給される電力により、飾り文字ユニット821内に設けられた文字内LED802が点灯される。

このように、有底箱状の飾り文字ユニット821が、背面LED801が実装された背面基板825上に配置され、該飾り文字ユニット821の文字箱体824底部に文字内LED802を設けることで、背面LED801の発光色の光が飾り文字ユニット821内部に入射して、文字内LED802の発光色の光と混成することが防止され、飾り文字の内部は文字内LED802によってのみ照光されことで、飾り文字ユニット821による飾り文字「A」は、文字内LED802の発光色のみにより表示される。

尚、本実施例では、第1領域となる文字箱体824の内部である飾り文字内部を照光する第1発光体や、第2領域となる飾り文字外部を照光する第2発光体として、チップ型のLED素子である文字内LED802や背面LED801を用いており、このようにすることは、LED素子を用いることで、発光による発熱を抑えることや、少ない面積に多くのLED素子を実装でき、LED素子の配置の自由度を向上できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら文字内LED802や背面LED801を、スルホール端子を有するチップ型以外のLED素子を用いたり、或いは、発光ダイオード以外の発光素子、例えば、面状に発光するエレクトロルミネッセンス(EL)素子や、小型の電球等を用いるようにしても良い。

また、本実施例では、文字内LED802や背面LED801のチップ型のLED素子として、R(赤)、G(緑)、B(青)に発光が可能であって、これらR(赤)、G(緑)、B(青)を同時に発光することで白色光を発光可能であるとともに、発光する色を組み合わせることで、7色の発光が可能なLED素子を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらLED素子として、所定の色のみに発光可能な単色LED素子を用いるようにしても良い。

また、本実施例では、有底箱状の飾り文字ユニット821を用いており、このようにすることは、背面LED801の光が、間隙等から飾り文字の内部に入射してしまうことを良好に防ぐことができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、飾り文字ユニット821を底面のない側壁のみの飾り文字ユニット821’とし、背面基板825上の該飾り文字ユニット821’の内部に位置する領域(第1領域)に、文字内LED802を実装し、該飾り文字ユニット821’の外部に位置する領域(第2領域)に背面LED801を設けるようにしても良い。但し、この場合には、飾り文字ユニット821’と背面基板825との接合部から、背面LED801の光が飾り文字内部に入射しないようにすることが好ましい。

尚、これら飾り文字ユニット821’の構成とする場合においては、例えば、本発明の導光板814に代えて、飾り文字ユニット821’を導光部材とし、該飾り文字ユニット821’の下端面にLEDを設けて、飾り文字の輪郭となる該飾り文字ユニット821’の前方端面を発光させるようにすることが考えられるが、この場合には、文字ユニット821’の前方端面から放射された光が拡散板820にて拡散されて、飾り文字の輪郭がぼけてしまうのに対し、本発明の場合には、導光板814が拡散板820の前方に設けられているので、これら飾り文字の輪郭がぼけてしまうことがなく、明瞭な輪郭を発光表示できる。

拡散板820と導光板814は、図11(b)並びに図12に示すように、第1領域を成す飾り文字ユニット821と、第2領域を成す飾り文字ユニット821の外部領域を成す背面基板825を覆うように、飾り文字ユニット821の直上位置に設けられており、飾り文字ユニット821の光や、背面LED801の光が、拡散板820により適宜に拡散された後、導光板814並びに、導光板814の前方に配置される内部レンズ812、外部レンズ811を透過することで、これら透過光を表示部800’において視認することができる。

つまり、拡散板820は、文字内LED802、背面LED801並びに文字箱体824と、導光板814との間に設けられており、このようにすることで、文字内LED802、背面LED801が視認されて発光表示器800が見苦しくなることを防止できるとともに、文字内LED802、背面LED801から放射された光が拡散されるので、飾り文字ユニット821の内部や飾り文字ユニット821の外部の領域の輝度ムラを低減できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら拡散板820を設けないようにしても良い。

次に、駆動ユニット503の詳細な構造を説明する。

図13〜図15に示すように、スライド支持板530は、ベース部材501の背面における開口部543との対向位置に、該背面に対して所定の間隔を隔てて取り付けられている。背面中央位置には、上下方向に延設される左右一対の案内片550が立設されており、該案内片550により第1スライド板531が上下方向に案内されている。案内片550の左右側方には、上下方向に延設される左右一対の摺接片551a,551bがそれぞれ2本ずつ立設されている。これら摺接片551a,551bは、案内片550よりも高さ幅寸法が短く形成され、先端辺には第2スライド板532の前面に当接されるようになっており、第2スライド板532のスライド移動の際に生じる摩擦抵抗を低減する。

また、ベース部材501の背面における左右一対の摺接片551a,551bの間における下部位置には、後端面にネジ穴を有する上下一対の円柱形状のボスと該ボスを連結する連結片とにより構成される縦長の第1案内部552a,552bが突設されている。ベース部材501の下端辺における左右一対の案内片550の間には、発光表示器800から延出される配線をする配線用切欠部553が形成されているとともに、下端辺における案内片550と左右の摺接片551a,551bとの間には、連結棒509との干渉を回避するための切欠部554がそれぞれ形成されている。

第1スライド板531は、スライド支持板530に対して、上下幅寸法は略同一、左右幅寸法は左右一対の摺接片551a,551b間に納まる長さを有する縦長に形成されている。また、前面における左右方向の中央位置には、スライド支持板530の左右一対の案内片550が嵌合される凹状の案内溝560が上下方向に向けて延設されており、案内溝560内に案内片550が嵌合されることにより、スライド支持板530に対して第1スライド板531が上下方向に摺動案内されるようになっている。

なお、この案内溝560の底部略中央位置には縦長の配線挿通孔561が形成されている。その下方には配線用切欠部553に挿通された配線を押える側面視略下向きL字形の配線押え562が背面側に突出して形成され、上方には、昇降アーム534の先端に連結される連結ピン563が背面側に突設されている。

第1スライド板531の背面における配線挿通孔561の左右側には、後端面にネジ穴を有する上下一対の円柱形状のボスと該ボスを連結する連結片とにより構成される縦長の第2案内部564a,564bが突設されている。また、背面における左右下部位置には、第2スライド板532の下端が当接する円柱状のボス565がそれぞれ背面側に向けて突設されている。

第2スライド板532は、スライド支持板530に対して、上下左右幅寸法が略同一の長さに形成されており、上端辺中央位置には切欠凹部570が形成されているとともに、第1切欠凹部570の下端辺中央には、連結ピン563との干渉を避けるための縦長の切欠溝571が上下方向の略中央位置付近まで形成されている。

左右側部には、ベース部材501の背面に突設された第1案内部552a,552bが嵌挿される左右一対の第1案内孔572a,572bが上下方向に向けて延設されているとともに、これら左右一対の第1案内孔572a,572bの内側には、第1スライド板531の背面に突設された第2案内部564a,564bが嵌挿される左右一対の第2案内孔573a,573bが上下方向に向けて延設されている。なお、第2案内孔573a,573bは、第1案内孔572a,572bよりも切欠凹部570の深さ寸法分だけ短寸に形成されている。

また、下端辺中央位置には、配線との干渉を避けるための切欠凹部574が形成されている。また、その上方位置には配線挿通孔575が形成されているとともに、さらにその上方には配線フック576が形成されている。

そして、スライド支持板530の背面に、案内溝560内に案内片550が嵌合されるように第1スライド板531が配置され、さらにその背面側に、第1案内部552a,552bが第1案内孔572a,572bに、第2案内部564a,564bが第2案内孔573a,573b内に嵌挿されるように第2スライド板532が配置される。また、第1案内孔572a,572bを介して背面側に臨んだ第1案内部552a,552bの後端面には、第1案内孔572a,572bよりも幅寸法が大きい押え板580a,580bがネジ581a,581bにより止着され、第2案内孔573a,573bを介して背面側に臨んだ第2案内部564a,564bの後端面には、第2案内孔573a,573bよりも幅寸法が大きい押え板582a,582bがネジ583a,583bにより止着されている。

このように、スライド支持板530に対して第1スライド板531および第2スライド板532が上下方向にスライド移動可能に支持されており、第2スライド板532は、第1案内部552a,552bにより上下の移動範囲が規制され、第1スライド板531は、第2案内部564a,564bにより上下の移動範囲が規制されている。第1スライド板531は、第2スライド板532に対する上下移動範囲に、スライド支持板530に対する第2スライド板532の上下移動範囲を加えた範囲内で上下移動できるようになっている(図15参照)。

つまり、第2スライド板532は、スライド支持板530に対して該スライド支持板530に重畳する第1重畳位置と該第1重畳位置よりも下方に突出する第1突出位置との間で上下方向に移動可能に連結され、第1スライド板531は、第2スライド板532に対して、該第2スライド板532に重畳する第2重畳位置と該第2重畳位置よりも下方に突出する第2突出位置との間で上下方向に移動可能に連結され、第1スライド板531および第2スライド板532は、それぞれ自重により下方位置に向けて移動可能に設けられている。

昇降アーム534は、ベース部材501の背面に突設された前後方向を向く揺動軸541が嵌合される揺動軸孔590が一端に形成され、連結ピン563が長手方向に摺動可能に嵌挿される横長の第1連結孔591が他端に形成されている。また、中央位置には、従動ギヤ536が連結される第2連結孔592が長手方向に向けて形成されているとともに、第2連結孔592の左側端部近傍には、引張りバネ535の下端が係止されている。なお、引張りバネ535の上端はベース部材501の背面に突設されたフック部597に係止される。

従動ギヤ536は、前後方向を向く回動軸539に相対回動可能に設けられ、その前面周縁部には、第2連結孔592に摺動可能に嵌合される連結ピン595が突設されている。また、ギヤ部の前側には環状のフランジ部596が形成されるとともに、該フランジ部596には、非検出用切欠部596aが約90度の範囲にわたり切欠形成されている。

このように、一端を中心として揺動可能に設けられた昇降アーム534は、従動ギヤ536により回転する連結ピン595に第2連結孔592を介して連結され、連結ピン595の円運動を昇降アーム534の上下揺動に変換するリンク機構が採用されている。よって、連結ピン595が従動ギヤ536の上部または下部の円弧軌道上で移動しているときは上下移動量が小さく、連結ピン595が従動ギヤ536の右側部にて円弧軌道上にて移動しているときは上下移動量が上部または下部の円弧軌道上で移動しているときよりも大きい。つまり、昇降アーム534が下降する際に連結ピン595の下降速度が中間位置付近で速くなっても、昇降アーム534が連結ピン595に追従して下降することで、第2連結孔592の内周面から連結ピン595が離れることがないので、その後下降位置付近で再び第2連結孔592の内周面に連結ピン595が当接する際に生じる衝撃等により発光表示器800の昇降動作が不自然になることが防止される。

図14に示すように、駆動ユニット503は、ベース部材501の背面に組み付けられた状態において、揺動軸541に一端が軸支された昇降アーム534の他端に形成された第1連結孔591に、可動ユニット502が取り付けられる第1スライド板531の連結ピン563が挿通されているとともに、昇降アーム534の第2連結孔592には連結ピン595が挿通されている。よって、昇降モータ533により駆動ギヤ537が駆動されこれに伴い従動ギヤ536が回転して連結ピン595の位置が変位することにより昇降アーム534が上下に揺動することで、発光表示器800がベース部材501の前面側に配設される上昇位置と、ベース部材501の前面下方位置に配置される下降位置と、の間で上下に往復移動可能に設けられている。

また、図12で説明したように、発光表示器800は、所定の電源から接続ケーブル818,827を介して電力が供給される電気部品であるLEDを有し、図14に示すように、発光表示器800の背面側に挿通される接続ケーブル818,827は、発光表示器800本体を基準として昇降アーム534の反対側に配線されていることで、昇降アーム534との接触による断線を回避することができる。

次に、このように構成された演出装置500の動作態様について説明する。

図15(a)に示すように、上昇位置において、昇降アーム534は背面側から見て右側に向けて斜め上方に傾斜した状態で保持される。このとき、第1スライド板531の連結ピン563は第1連結孔591内の下端縁に当接し、昇降アーム534により第1スライド板531が吊支されるとともに、連結ピン595が第2連結孔592の上端縁に当接し、昇降アーム534を下方から支持している。また、連結ピン595は、回動軸539の直上位置よりもやや左方にずれた位置において第2連結孔592の左端部に当接して反時計回りの回転が規制(ロック)されていることで、昇降モータ533を停止しても従動ギヤ536が回転することはないため、昇降アーム534の下降が規制される。言い換えると、発光表示器800や昇降アーム534に何らかの力が加わっても、昇降モータ533の駆動軸533aが回転してしまうことがない。

より詳しくは、第2連結孔592に対する連結ピン595の配置位置が、従動ギヤ536の回動軸539と連結ピン595とを通過する仮想線(図15(a)中一点鎖線参照)が第2連結孔592の内周面に対して直交する位置であれば、第2連結孔592内での連結ピン595の移動、つまり従動ギヤ536の回転が規制されることで、昇降アーム534の下降が規制される。さらに、前記仮想線が第2連結孔592の内周面に対して直交する位置に連結ピン595が配置されなくても、第2連結孔592の端部に連結ピン595が当接すれば該連結ピン595の移動、つまり従動ギヤ536の回転が規制されるため、昇降アーム534の下降が規制される。

このように第2連結孔592と連結ピン595とにより昇降アーム534の下降が規制されることで、上昇位置において昇降モータ533の励磁を解除しても、発光表示器800が自重により落下することがないとともに、例えばパチンコ遊技機1の保管時や搬送時等において、昇降アーム534や発光表示器800に振動等の何らかの力が加わることにより発光表示器800が上昇位置から移動してしまうことが防止される。

さらに、上昇位置のみならず、下降位置においても、前記仮想線が第2連結孔592の内周面に対して直交する位置や第2連結孔592の端部に連結ピン595が配置されることにより昇降アーム534の上昇が規制されるため、パチンコ遊技機1の保管時や搬送時等において、昇降アーム534や発光表示器800に振動等の何らかの力が加わることにより発光表示器800が下降位置から移動してしまうことが防止される。

また、第1スライド板531はスライド支持板530の背面に重畳する重畳位置に位置しているとともに、第2スライド板532は、第2案内部564a,564bが第2案内孔573a,573bの上端に位置していることにより下降が規制されている。

また、昇降アーム534は、引張りバネ535により上方に向けて付勢されている。具体的には、ベース部材501の前面側に設けられる発光表示器800を含む可動ユニット502と、背面側に設けられる第1スライド板531,第2スライド板532およびアーム534の先端部と、を含む全ての部材の自重により引張りバネ535にかかる下向きの力F2に対し、引張りバネ535によって可動ユニット502にかかる上向きの力F1の方が小さくなるように設定している(F1<F2)。

つまり、引張りバネ535にかかる上向きの力F1よりも可動ユニット502にかかる下向きの力F2の方が小さいことで、引張りバネ535の付勢力によって発光表示器800が上昇することがないようにしている。なお、上昇位置においても、引張りバネ535は完全に縮小せずに若干の収縮力が残されていることで、上昇位置に配置されたときにも付勢力が働き、これにより上昇位置において連結ピン595にかかる荷重が僅かに軽減されるため、昇降アーム534の回転時に昇降モータ533にかかる負荷を軽減することができる。

また、上昇位置においては、昇降センサ90の対向位置には非検出用切欠部596aが配置され、フランジ部596が検出されない位置が初期位置とされている。また、昇降モータ533としてステッピングモータを使用しているとともに、演出制御用マイクロコンピュータは、上昇位置(初期位置)を基準とし、該上昇位置からのステップ数にて従動ギヤ536の回転角度を特定する。よって、例えば上昇位置から従動ギヤ536を約180度回転させたときに回転を停止する制御を行うことで、可動ユニット502を下降位置に停止させるようになっている。

ここで、図15(b)に示すように、昇降モータ533により従動ギヤ536が背面から見て時計回りに回転を始めると、連結ピン595は回動軸539の直上位置まで僅かに上昇したのち、頂部を乗り越えて下降を開始する。これに伴い、昇降アーム534の先端が揺動軸541を中心に回転して下降し始める。これにより、引張りバネ535は昇降アーム534により下方に向けて引張られることでバネの付勢力も高まっていくが、引張りバネ535にかかる下向きの力F2に対し、引張りバネ535によって可動ユニット502にかかる上向きの力F1の方が小さいことから、下降途中で引張りバネ535にかかる下向きの力F2と可動ユニット502にかかる上向きの力F1とが釣り合うことがないので、常に連結ピン563が第1連結孔591の下端縁を下方に向けて付勢する状態が続く。

なお、ステッピングモータからなる昇降モータ533は、可動ユニット502を上昇および下降させるのに必要なトルクを有しているため、下降させる際に、可動ユニット502の荷重に負けて可動ユニット502が一気に落下することはない。

また、下降させる際において、連結ピン595が回動軸539の直上位置を乗り越えた後に、昇降モータ533への電力の供給を停止することで、可動ユニット502の自重により可動ユニット502を一気に落下させてもよく、このような場合において、引張りバネ535が下降速度を抑制するとともに、下降位置における衝撃を緩和させることになる。

また、昇降アーム534の下降に伴い、第1スライド板531および第2スライド板532が自重によりスライド支持板530に対して下降する。そして、第1案内部552a,552bが第1案内孔572a,572bの上端に位置した時点で、第1スライド板531のみ下降が規制され、第2スライド板532のみが下降を継続する。

なお、この状態において、第1スライド板531はスライド支持板530により吊支されるため、昇降アーム534にはこの第1スライド板531の荷重は加わることがなく、第2スライド板532の荷重のみが加わる。

そして、図15(c)に示すように、第1スライド板531の第2案内部564a,564bが第2案内孔573a,573bの下端に位置すると、昇降アーム534は下降限界となり下降位置となる。

引張りバネ535は、昇降アーム534により下方に向けて引っ張られることで付勢力も最大値になるが、このように付勢力が最大値となる下降位置においても、引張りバネ535にかかる下向きの力F2に対し、引張りバネ535によって可動ユニット502にかかる上向きの力F1の方が小さいことから、例えば下降位置において昇降モータ533が停止された場合等において、発光表示器800が引張りバネ535の付勢力によって下降位置から浮き上がることが防止される。

すなわち、昇降アーム534により下方に向けて引っ張られることで付勢力が最大値となる下降位置において、引張りバネ535にかかる下向きの力F2に対し、引張りバネ535によって可動ユニット502にかかる上向きの力F1の方が小さいことから、例えば中間位置や上昇位置においても、F1<F2の関係が変わることがなく、昇降途中においてF1とF2とが釣り合う遊び区間(図26の従来例参照)が存在しないので、昇降動作が一時的に停止することが防止される。

また、下降位置から発光表示器800を上昇させるには、昇降モータ533により従動ギヤ536を逆駆動させればよい。この場合、昇降アーム534の回転に伴って連結ピン563が上昇すると、第1連結孔591の上端縁に当接して第1スライド板531を上昇させる。このとき、第2スライド板532は上昇せず、第2案内部564a,564bが第2案内孔573a,573bの上端に当接した時点で、第2スライド板532が第1スライド板531により上昇される(図15(b)参照)。そして第1案内孔572a,572bの下端に第1案内部552a,552bが当接した時点で昇降アーム534の上昇移動が規制される。

以上説明したように、引張りバネ535により発光表示器800に上向きの付勢力が付与されることで、発光表示器800を上昇させる際に昇降モータ533にかかる負荷を低減できるとともに、引張りバネ535は、発光表示器800にかかる上向きの付勢力F1が一番大きくなる下降位置においても、発光表示器800の自重により引張りバネ535にかかる下向きの力F2よりも小さくなるように設定されていることで、上昇位置と下降位置との間の昇降範囲内では、発光表示器800は常時引張りバネ535による上向きの付勢力F1に抗して下降することになる。

すなわち、昇降途中で上向きの付勢力F1と下向きの力F2が釣り合うことにより、例えば昇降アーム534の第1連結孔591(駆動側部材)の駆動が第1スライド板531の連結ピン563(可動側部材)に伝達されない遊び区間、あるいは従動ギヤ536の連結ピン595(駆動側部材)の駆動が昇降アーム534の第2連結孔592(可動側部材)に伝達されない遊び区間の存在によって昇降動作が一時的に停止することがないので、遊技者に違和感を与えることがない。

また、本実施例では、一端を中心として他端が上下方向に揺動可能に支持されたリンク部材としての昇降アーム534を含むリンク機構であり、昇降アーム534の他端に発光表示器800が連結されており、伝達機構としてリンク機構を採用することで、発光表示器800の移動範囲を長くとることができる。

なお、本実施例では、第1連結孔591と連結ピン563、連結ピン595と第2連結孔592との連結部に設けられる遊びについて説明したが、他にも例えば従動ギヤ536と駆動ギヤ537との刃部間に設けられる遊び等も考慮してもよい。

また、発光表示器800は、所定の電源から接続ケーブル818,827を介して電力が供給される電気部品であるLEDを有し、図14に示すように、接続ケーブル818,827は発光表示器800を基準として昇降アーム534の反対側に配線されていることで、接続ケーブル818,827により昇降アーム534の昇降が阻害されて発光表示器800の昇降動作が一時的に停止すること等が防止されるばかりか、接続ケーブル818,827の昇降アーム534との接触による断線を回避することができる。

また、発光表示器800を上昇位置と下降位置との間で移動案内する案内手段は、互いに上下方向に相対移動可能に連結された複数の案内部材である第1スライド板531,第2スライド板532により上下方向に伸縮可能に構成され、該第1スライド板531,第2スライド板532のうち、伸長状態において一端側に位置する第2スライド板532に固定され、他端側に位置する第1スライド板531に発光表示器800が設けられていることで、発光表示器800の移動に伴って第1スライド板531,第2スライド板532も伸縮することで、第1スライド板531,第2スライド板532を予め上昇位置と下降位置との間に延設しなくても発光表示器800を案内できるので、上昇位置または下降位置において第1スライド板531,第2スライド板532が邪魔になることがない。

また、発光表示器800を第1スライド板531,第2スライド板532によりガイドすることで、例えば、図15(c)に示す下降位置において、発光表示器800を上昇させる際に、昇降モータ533には、発光表示器800を含む可動ユニット502および第1スライド板532の荷重がかかるが、第2スライド板532の荷重はかからないため、モータの負担を軽減することができる。

また、引張りバネ535の取付位置は本実施例に記載のものに限定されるものではなく、例えば昇降アーム534への取付位置を昇降アーム534の長手方向に変更することで、バネによる付勢力が各位置において変化するようにしてもよい。

また、本実施例では、発光表示器800を上方に付勢する上向きの付勢力を付与する部材として引張りバネ535を適用していたが、例えば図16に示すように、押しバネ535Aを昇降アーム534の下方から上方に向けて付勢するようにしてもよい。

この場合、下降位置において押しバネ535Aによる付勢力が最大になるが、上昇位置と下降位置との間においてF1<F2の関係は変わらないため、引張りバネ535と同様の作用・効果を得ることができる。

また、本実施例では、昇降モータ533の駆動力を発光表示器800を昇降させる昇降アーム534の揺動力に変換するリンク機構が構成されているが、昇降モータ533の駆動力を伝達して発光表示器800を昇降させることができれば、リンク機構以外の伝達機構を適用してもよい。

例えば、図17に示すように、駆動ギヤ537に噛合する従動ギヤ536にピニオンギヤ600を噛合させるとともに、該ピニオンギヤ600に噛合する直線状のラックギヤ601が上下方向に向けて延設され、発光表示器800が前面側に取り付けられたギヤ部材602を昇降可能に設け、このようにこれら駆動ギヤ537、従動ギヤ536、ピニオンギヤ600、ラックギヤ601により伝達機構が構成されていてもよい。

また、この場合でも、下降位置において引張りバネ535Bによる付勢力が最大になるが、上昇位置と下降位置との間においてF1<F2の関係は変わらないため、引張りバネ535と同様の作用・効果を得ることができる。

また、伝達機構がギヤ部材からなる場合、駆動ギヤ537、従動ギヤ536、ピニオンギヤ600、ラックギヤ601からなる各ギヤ歯間に遊び(所謂バックラッシュ)が設けられているが、発光表示器800を下降位置に配置する際において、引張りバネ535Bの付勢力により発光表示器800が浮き上がることが防止される。

次に、図18(A)は、各種演出制御パターンの構成例を示している。図18(A)に示す構成例において、演出制御パターンは、例えば演出制御プロセスタイマ判定値、表示制御データ、音声制御データ、ランプ制御データ、操作検出制御データ、昇降制御データ、保留表示位置変更制御データ、終了コードといった、各種の演出動作を制御するための制御データとなるプロセスデータから構成され、時系列的に、各種の演出制御の内容や、保留表示位置変更フラグや演出制御の切換タイミング等が設定されていればよい。

演出制御プロセスタイマ判定値は、図19に示す演出制御タイマ設定部192に設けられた演出制御プロセスタイマの格納値である演出制御プロセスタイマ値と比較される値(判定値)であって、各演出動作の実行時間(演出時間)に対応した判定値が予め設定されている。なお、演出制御プロセスタイマ判定値に代えて、例えば主基板31から所定の演出制御コマンドを受信したことや、演出制御用CPU120において演出動作を制御するための処理として所定の処理が実行されたことといった、所定の制御内容や処理内容に対応して、演出制御の切換タイミング等を示すデータが設定されていてもよい。

表示制御データには、例えば飾り図柄の可変表示中における各飾り図柄の変動態様を示すデータといった、演出表示装置9の表示領域における演出画像の表示態様を示すデータが含まれている。すなわち、表示制御データは、演出表示装置9の表示領域における演出画像の表示動作を指定するデータである。音声制御データには、例えば飾り図柄の可変表示中における飾り図柄の可変表示動作に連動した効果音等の出力態様を示すデータといった、スピーカ27からの音声出力態様を示すデータが含まれている。すなわち、音声制御データは、スピーカ27からの音声出力動作を指定するデータである。ランプ制御データには、例えば装飾用LEDといった、発光体の点灯動作態様を示すデータが含まれている。すなわち、ランプ制御データは、発光体の点灯動作を指定するデータである。

昇降制御データには、例えば発光表示器800を動作させる昇降モータ533の駆動制御内容を指定するデータといった、発光表示器800を動作させることが可能なデータが含まれていれば良い。

保留表示位置変更フラグ制御データには、保留表示位置変更フラグのセット或いはリセットを指示するデータが含まれていれば良く、例えば、これら保留表示位置変更フラグのセットを指示する保留表示位置変更フラグ制御データが、昇降制御データによって発光表示器800が動作される直前のプロセスデータや、トリガボタン34Bやプッシュボタン34Cの操作を有効に検出する操作有効期間が開始される時点のプロセスデータに含まれるように設定されることで、発光表示器800が動作する直前またはトリガボタン34Bやプッシュボタン34Cの操作が有効とされたときに、第1保留記憶数表示エリア5D並びに第2保留記憶数表示エリア5Uの表示位置が変更されるようになっている。

なお、これらの制御データは、全ての演出制御パターンに含まれなければならないものではなく、各演出制御パターンによる演出動作の内容に応じて、一部の制御データを含んで構成される演出制御パターンがあってもよい。また、演出制御パターンに含まれる複数種類のプロセスデータでは、各タイミングで実行される演出動作の内容に応じて、それぞれのプロセスデータを構成する制御データの種類が異なっていてもよい。すなわち、表示制御データや音声制御データ、ランプ制御データ、操作検出制御データ、昇降制御データ、保留表示位置変更フラグ制御データの全部を含んで構成されたプロセスデータもあれば、これらの一部を含んで構成されたプロセスデータもあってよい。さらに、例えば、発光表示器800以外に演出用役物が備える他の可動部材を備える場合であれば、昇降制御データに加えて、該可動部材における動作態様を示す可動部材制御データといった、その他の各種制御データが含まれることがあってもよい。

図18(B)は、演出制御パターンの内容に従って実行される各種の演出動作を示している。演出制御用CPU120は、演出制御パターンに含まれる各種の制御データに従って、演出動作の制御内容を決定する。例えば、演出制御プロセスタイマ値が演出制御プロセスタイマ判定値のいずれかと合致したときには、その演出制御プロセスタイマ判定値と対応付けられた表示制御データにより指定される態様で飾り図柄を表示させるとともに、キャラクタ画像や背景画像といった演出画像を演出表示装置9の表示領域に表示させる制御を行う。また、音声制御データにより指定される態様でスピーカ27から音声を出力させる制御を行うとともに、ランプ制御データにより指定される態様で装飾LED25a等の発光体を点滅させる制御を行い、操作検出制御データにより指定される操作有効期間にてスティックコントローラ34の操作桿34Aやトリガボタン34Bあるいはプッシュボタン34Cに対する操作を受け付けて演出内容を決定する制御を行い、昇降制御データにより指定される態様で昇降モータ533を駆動して発光表示器800を昇降動作させる制御を行うとともに、保留表示位置変更フラグ制御データの指定により、保留表示位置変更フラグのセット或いはリセットを行う。なお、演出制御プロセスタイマ判定値と対応していても制御対象にならない演出用部品に対応するデータには、ダミーデータ(制御を指定しないデータ)が設定されてもよい。

演出制御用CPU120は、例えば飾り図柄の可変表示を開始するときなどに、変動パターン指定コマンドにより指定された変動パターンなどに基づいて演出制御パターンをセットする。ここで、演出制御パターンをセットする際には、該当する演出制御パターンを構成するパターンデータを、ROM121から読み出してRAM122の所定領域に一時記憶させてもよいし、該当する演出制御パターンを構成するパターンデータのROM121における記憶アドレスを、RAM122の所定領域に一時記憶させて、ROM121における記憶データの読出位置を指定するだけでもよい。その後、演出制御プロセスタイマ値が更新されるごとに、演出制御プロセスタイマ判定値のいずれかと合致したか否かの判定を行い、合致した場合には、対応する各種の制御データに応じた演出動作の制御を行う。こうして、演出制御用CPU120は、演出制御パターンに含まれるプロセスデータ#1〜プロセスデータ#n(nは任意の整数)の内容に従って、演出装置(演出表示装置9、スピーカ27、発光表示器800、装飾LED25a等の発光体など)の制御を進行させる。なお、各プロセスデータ#1〜プロセスデータ#nにおいて、演出制御プロセスタイマ判定値#1〜#nと対応付けられた表示制御データ#1〜表示制御データ#n、音声制御データ#1〜音声制御データ#n、ランプ制御データ#1〜ランプ制御データ#n、操作検出制御データ#1〜操作検出制御データ#n、昇降制御データ#1〜昇降制御データ#n、保留表示位置変更フラグ制御データは、演出装置における演出動作の制御内容を示し、演出制御の実行を指定する演出制御実行データ#1〜演出制御実行データ#nを構成する。

こうしてセットした演出制御パターンに従った指令が、演出制御用CPU120から表示制御部や音声制御基板70や昇降モータ533などに対して出力される。演出制御用CPU120からの指令を受けた表示制御部では、例えば所定のVDP等がその指令に示される画像データをCGROM等の画像データメモリから読み出してVRAMに一時記憶させることなどにより展開させる。また、演出制御用CPU120からの指令を受けた音声制御基板70では、例えば音声合成用ICがその指令に示される音声データを音声データROMから読み出して音声RAM等に一時記憶させることなどにより展開させる。また、演出制御用CPU120からの指令(駆動信号)を受けた昇降モータ533は、発光表示器800を動作させて、演出表示装置9の表示領域の開閉を行う。

図3に示す演出制御基板80に搭載されたRAM122には、保留表示や演出動作を制御するために用いられる各種データを保持する領域として、例えば図19に示すような演出制御用データ保持エリア190が設けられている。図19に示す演出制御用データ保持エリア190は、特図保留記憶部195と、演出制御フラグ設定部191と、演出制御タイマ設定部192と、演出制御カウンタ設定部193と、演出制御バッファ設定部194とを備えている。

特図保留記憶部195には、第1始動入賞口または第2始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)による保留番号に対応付けて、その遊技球の通過(進入)における第1始動条件または第2始動条件の成立に基づいて入賞時演出判定処理が実施されることに応じて主基板31から送信される入賞時判定結果指定コマンドに対応した値(0(入賞なし)、1(入賞あり)、2(予告対象、はずれ)、4(予告対象、当り))が、第1特図と第2特図のそれぞれについて記憶される。こうして特図保留記憶部195に記憶されたデータは、第1保留記憶数表示エリア5D並びに第2保留記憶数表示エリア5Uに第1保留記憶数や第2保留記憶数の表示並びに保留予告の表示に使用される(図22参照)。尚、第1特図についての入賞時判定結果指定コマンドに対応した値が記憶される領域を第1保留記憶部と、第2特図についての入賞時判定結果指定コマンドに対応した値が記憶される領域を第2保留記憶部と称する場合がある。

演出制御フラグ設定部191には、例えば演出表示装置9の表示画面における演出画像の表示状態といった演出動作状態または保留記憶表示の表示状態や主基板31から伝送された演出制御コマンド等に応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、演出制御フラグ設定部191には、複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。

演出制御タイマ設定部192には、例えば演出表示装置9の表示画面における演出画像の表示動作といった各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のタイマが設けられている。例えば、演出制御タイマ設定部192には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。

演出制御カウンタ設定部193には、各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のカウンタが設けられている。例えば、演出制御カウンタ設定部193には、複数種類のカウンタそれぞれにおけるカウント値を示すデータが記憶される。一例として、演出制御カウンタ設定部193には、演出動作の進行を制御するために用いられる乱数値(演出用乱数)を示す数値データの一部又は全部をカウントするためのランダムカウンタが設けられていればよい。

演出制御バッファ設定部194には、各種演出動作の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、演出制御バッファ設定部194には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。

図3に示す演出制御基板80に搭載された表示制御部は、演出制御用CPU120からの表示制御指令などに基づき、演出表示装置9における表示動作の制御内容を決定する。例えば、表示制御部は、演出表示装置9の画面上に表示させる演出画像の切換タイミングを決定することなどにより、飾り図柄の可変表示やリーチ演出における演出表示といった各種の演出表示を実行させるための制御や、演出制御用CPU120からの保留表示指示や保留非表示指示により第1保留記憶数表示エリア5D並びに第2保留記憶数表示エリア5Uに第1保留記憶数や第2保留記憶数を表示または非表示とするための制御を行う。表示制御部は、VDP(VideoDisplay Processor)、CGROM(Character GeneratorROM)、VRAM(VideoRAM)、LCD駆動回路などを備えて構成されていればよい。

演出制御基板80に搭載されたI/Oは、例えば主基板31などから伝送された演出制御コマンドや、トリガセンサ35A、プッシュセンサ35B及び傾倒方向センサユニット32、昇降センサ90から伝送された操作検出信号等の各種信号を取り込むための入力ポートと、演出制御基板80の外部へと各種信号を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。例えば、I/Oの出力ポートからは、演出表示装置9へと伝送される映像信号や、音声制御基板70へと伝送される指令(効果音信号)、ランプドライバ基板35へと伝送される指令(電飾信号)、昇降モータ533へ伝送され指令(駆動信号)などが出力される。

音声制御基板70には、例えば入出力ドライバや音声合成用IC、音声データROM、増幅回路、ボリュームなどが搭載されている。一例として、音声制御基板70では、演出制御基板80から伝送された効果音信号に示される音番号データが入出力ドライバを介して音声合成用ICに入力される。音声合成用ICは、音番号データに応じた音声や効果音を生成し増幅回路に出力する。増幅回路は、音声合成用ICの出力レベルを、ボリュームで設定されている音量に応じたレベルに増幅した音声信号を、スピーカ27に出力する。音声データROMには、音番号データに応じた制御データが格納されており、音声合成用ICが音番号データに応じた制御データを読み出して、音声や効果音が生成される。音声データROMの記憶データは、所定期間における音声や効果音の出力態様を時系列的に示すデータなどから構成されていればよい。

ランプドライバ基板35には、例えば入出力ドライバやランプドライバなどが搭載されている。一例として、ランプドライバ基板35では、演出制御基板80から伝送された電飾信号が、入出力ドライバを介してランプドライバに入力される。ランプドライバは、電飾信号を増幅して装飾LED25aなどに供給する。

ここで、電源投入に応じて主基板31から送信される電源投入指定コマンドの受信時、或いは停電復旧に応じて主基板31から送信される停電復旧指定コマンドの受信時にて実施される昇降位置初期化処理について以下に説明する。

昇降位置初期化処理において演出制御用CPU120は、まず、昇降モータ533に対して予め定められた所定の確認動作駆動信号を出力することで、昇降センサ90の作動確認を行うための所定の動作、例えば、初期位置となる上昇位置から所定量だけ移動させた後、再度初期位置に戻す動作等を実施させて、初期位置から移動させた時には、昇降センサ90による発光表示器800の検出がないとともに、初期位置(上昇位置)に移動させたときには、昇降センサ90による発光表示器800の検出がなされていることを確認する等により、昇降センサ90が良好に作動しているか否かを確認する(ステップS680)。

そして、昇降センサ90が良好に作動していない場合には(ステップS681でNo)、ステップS688に進み、画像表示装置に昇降センサ90が不良である旨を特定可能なエラーコードを表示するとともに、これら昇降センサ90が不良であることで、発光表示器800が所定の上昇位置にないことにより、遊技者から保留表示が発光表示器800によって見えない状態となる事態が発生してしまうことを防止するために、保留表示禁止フラグをセットして第1保留記憶数表示エリア5D並びに第2保留記憶数表示エリア5Uに特図保留記憶数が表示されないようにして、昇降位置初期化処を終了する。

昇降センサ90が良好に作動している場合には、ステップS681においてYesと判断されることでステップS682に進み、リトライ回数に対して初期値である0をセットした後、昇降センサ90が共に発光表示器800を検出している状態、つまり、発光表示器800が共に初期位置である上昇位置に停止しているか否かを判定する(ステップS683)。

該判定において発光表示器800が共に初期位置である上昇位置に停止している場合には、ステップS687に進んで保留表示禁止フラグがセットされていれば、該セットされている保留表示禁止フラグをリセットして昇降位置初期化処を終了する一方、いずれかの発光表示器800が初期位置である上昇位置に停止していない場合には、ステップS684に進んで、リトライ回数が3に達しているか否かを判定する。

リトライ回数が3に達していない場合には、リトライ回数に1を加算した後(ステップS685)、発光表示器800を検出していない昇降センサ90に対応する昇降モータ533に対して、初期位置方向(格納方向)に向けて移動可能なステップ数を上回る所定ステップ数の駆動信号を出力して初期位置方向(格納方向)に向けて動作させた後(ステップS686)、ステップS683に戻って発光表示器800が共に初期位置である上昇位置に停止しているか否かを判定することで、初期位置方向(格納方向)に向けての動作を最大3回実施する。

そして、リトライ回数が3回に達しても発光表示器800が共に初期位置である上昇位置に停止していないと判定された場合、つまり、ステップS684でYesと判定された場合には、ステップS688に進み、演出表示装置9に発光表示器800が良好に格納されていない旨を特定可能なエラーコードを表示するとともに、これら発光表示器800が初期位置である所定の上昇位置に良好に格納されていないことにより、遊技者から保留表示が発光表示器800によって見えない状態となる事態が発生してしまうことを防止するために、保留表示禁止フラグをセットして第1保留記憶数表示エリア5D並びに第2保留記憶数表示エリア5Uに特図保留記憶数が表示されないようにして、昇降位置初期化処を終了する。

つまり、本実施例においては、新たに電源が投入された場合となる主基板31から電源投入指定コマンドが送信されてきたとき、並びに、停電等が発生した後、停電が復旧した場合となる主基板31から停電復旧指定コマンドが送信されてきたときのいずれにおいても、昇降位置初期化処理を実施して発光表示器800が、初期位置に正しく格納されているか否かを判定し、初期位置に正しく格納されていない場合には、保留表示禁止フラグをセットして第1保留記憶数表示エリア5D並びに第2保留記憶数表示エリア5Uに特図保留記憶数が表示されないようにすることで、保留記憶表示による誤認等が発生してしまうことを防止できるようになっている。

図21は、演出制御プロセス処理を示すフローチャートである。この演出制御プロセス処理において、演出制御用CPU120は、図22(A)に示すステップS169の保留記憶表示制御処理を毎回実施するとともに、演出制御フラグ設定部191に設けられた演出プロセスフラグの値に応じて、以下のようなステップS170〜S177の処理のいずれかを選択して実行する。

ステップS170の可変表示開始待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“0”のときに実行される処理である。この可変表示開始待ち処理は、主基板31からの第1変動開始コマンドあるいは第2変動開始コマンドなどを受信したか否かに基づき、演出表示装置9における飾り図柄の可変表示を開始するか否かを判定する処理などを含んでいる。

ステップS171の可変表示中演出設定処理は、演出プロセスフラグの値が“1”のときに実行される処理である。この可変表示中演出設定処理は、第1特別図柄表示器8aや第2特別図柄表示器8bによる特図ゲームにおいて特別図柄の可変表示が開始されることに対応して、演出表示装置9における飾り図柄の可変表示や、その他の各種演出動作を行うために、特別図柄の変動パターンや表示結果の種類などに応じた確定飾り図柄や各種の演出制御パターンを決定する処理などを含んでいる。

ステップS172の可変表示中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“2”のときに実行される処理である。この可変表示中演出処理において、演出制御用CPU120は、演出制御タイマ設定部192に設けられた演出制御プロセスタイマにおけるタイマ値に対応して、演出制御パターンから各種の制御データを読み出し、飾り図柄の可変表示中における各種の演出制御を行うための処理が含まれている。こうした演出制御を行った後、例えば図柄変動制御パターンから飾り図柄の可変表示終了を示す終了コードが読み出されたこと、あるいは、主基板31から伝送される飾り図柄停止コマンドを受信したことなどに対応して、飾り図柄の可変表示結果となる最終停止図柄としての確定飾り図柄を完全停止表示させる。図柄変動制御パターンから終了コードが読み出されたことに対応して確定飾り図柄を完全停止表示させるようにすれば、変動パターン指定コマンドにより指定された変動パターンに対応する可変表示時間が経過したときに、主基板31からの演出制御コマンドによらなくても、演出制御基板80の側で自律的に確定飾り図柄を導出表示して可変表示結果を確定させることができる。確定飾り図柄を完全停止表示したときには、演出プロセスフラグの値が“3”に更新される。

ステップS173の特図当り待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“3”のときに実行される処理である。この特図当り待ち処理において、演出制御用CPU120は、主基板31から伝送された当り開始指定コマンドの受信があったか否かを判定する。そして、当り開始指定コマンドを受信したきに、その当り開始指定コマンドが大当り遊技状態の開始を指定するものであれば、演出プロセスフラグの値を大当り中演出処理に対応した値である“6”に更新する。これに対して、当り開始指定コマンドを受信したときに、その当り開始指定コマンドが小当り遊技状態の開始を指定するものであれば、演出プロセスフラグの値を小当り中演出処理に対応した値である“4”に更新する。また、当り開始指定コマンドを受信せずに、演出制御プロセスタイマがタイムアウトしたときには、特図ゲームにおける特図表示結果が「ハズレ」であったと判断して、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新する。

ステップS174の小当り中演出処理は、演出制御プロセスフラグの値が“4”のときに実行される処理である。この小当り中演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば小当り遊技状態における演出内容に対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく演出画像を演出表示装置9の表示領域に表示させることや、音声制御基板70に対する指令(効果音信号)の出力によりスピーカ27から音声や効果音を出力させること、ランプドライバ基板35に対する指令(電飾信号)の出力により装飾LED25aや装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、小当り遊技状態における各種の演出制御を実行する。また、小当り中演出処理では、例えば主基板31からの当り終了指定コマンドを受信したことに対応して、演出プロセスフラグの値を小当り終了演出に対応した値である“5”に更新する。

ステップS175の小当り終了演出処理は、演出制御プロセスフラグの値が“5”のときに実行される処理である。この小当り終了演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば小当り遊技状態の終了などに対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく演出画像を演出表示装置9の表示領域に表示させることや、音声制御基板13に対する指令(効果音信号)の出力によりスピーカ27から音声や効果音を出力させること、ランプドライバ基板35に対する指令(電飾信号)の出力により装飾LED25aや装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、小当り遊技状態の終了時における各種の演出制御を実行する。その後、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新する。

ステップS176の大当り中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“6”のときに実行される処理である。この大当り中演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば大当り遊技状態における演出内容に対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく演出画像を演出表示装置9の表示領域に表示させることや、音声制御基板70に対する指令(効果音信号)の出力によりスピーカ27から音声や効果音を出力させること、ランプドライバ基板35に対する指令(電飾信号)の出力により装飾LED25aや装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、大当り遊技状態における各種の演出制御を実行する。また、大当り中演出処理では、例えば主基板31からの当り終了指定コマンドを受信したことに対応して、演出制御プロセスフラグの値をエンディング演出処理に対応した値である“7”に更新する。

ステップS177のエンディング演出処理は、演出プロセスフラグの値が“7”のときに実行される処理である。このエンディング演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば大当り遊技状態の終了などに対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく演出画像を演出表示装置9の表示領域に表示させることや、音声制御基板70に対する指令(効果音信号)の出力によりスピーカ27から音声や効果音を出力させること、ランプドライバ基板35に対する指令(電飾信号)の出力により装飾LED25aや装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、大当り遊技状態の終了時における各種の演出制御を実行する。その後、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新する。

ここで、ステップS169において実施される保留記憶表示制御処理について図22を用いて説明すると、保留記憶表示制御処理において、演出制御用CPU120は、まず、保留表示位置変更フラグがセットされているかを判定する(ステップS920)。

保留表示位置変更フラグがセットされている場合において、演出制御用CPU120は、保留表示位置変更指示を表示制御部に出力することで、第1保留記憶数表示エリア5D並びに第2保留記憶数表示エリア5Uの位置を変更する(ステップS921)。そして、演出制御用CPU120は、第1保留記憶部並びに第2保留記憶部から読み出した各保留番号のデータを含む保留表示指示を表示制御部に出力することで、表示位置の変更後の第1保留記憶数表示エリア5D並びに第2保留記憶数表示エリア5Uに、第1保留記憶部並びに第2保留記憶部のデータに応じた保留記憶表示を実施させる(ステップS924)。

保留表示位置変更フラグがセットされていない場合は、保留表示禁止フラグがセットされているかを判定する(ステップS922)。保留表示禁止フラグがセットされている場合において、演出制御用CPU120は、保留非表示指示を表示制御部に出力することで、第1保留記憶数表示エリア5D並びに第2保留記憶数表示エリア5Uにおける保留記憶数表示を非表示として処理を終了する(ステップS923)一方、保留表示禁止フラグ或いは保留表示位置変更フラグのいずれもがセットされていない場合において演出制御用CPU120は、第1保留記憶部並びに第2保留記憶部から読み出した各保留番号のデータを含む保留表示指示を表示制御部に出力することで、第1保留記憶数表示エリア5D並びに第2保留記憶数表示エリア5U(なお、表示位置は変更されていない。)に、第1保留記憶部並びに第2保留記憶部のデータに応じた保留記憶表示を実施させる(ステップS924)。

つまり、後述するように、発光表示器800の開閉演出が実施されるときや、トリガボタン34Bに対する指示操作やプッシュボタン34Cに対する指示操作を有効とするときに保留表示位置変更フラグがセットされることにより、第1保留記憶数表示エリア5D並びに第2保留記憶数表示エリア5Uの位置が変更ようになっている。

図23は、演出制御指令処理の一例を示すフローチャートである。この演出制御指令処理において、演出制御用CPU120は、まず、読み出された演出制御実行データの種類を特定する(ステップS721)。このときには、演出制御実行データに含まれる表示制御データ、音声制御データ、ランプ制御データ、操作検出制御データ、昇降制御データ、保留表示位置変更フラグ制御データのうち、いずれの制御データであるかが特定されればよい。

その後、特定された演出制御実行データが表示制御データであるか否かを判定する(ステップS722)。このとき、表示制御データであると判定された場合には(ステップS722;Yes)、その表示制御データが指定する表示制御指令を表示制御部のVDP等に対して送出するための設定を行う(ステップS723)。

ステップS722にて表示制御データではないと判定された場合や(ステップS722;No)、ステップS723の処理を実行した後には、特定された演出制御実行データが音声制御データであるか否かを判定する(ステップS724)。このとき、音声制御データであると判定された場合には(ステップS724;Yes)、その音声制御データが指定する音番号データに応じた効果音信号を音声制御基板70に対して送出するための設定を行う(ステップS725)。

ステップS724にて音声制御データではないと判定された場合や(ステップS724;No)、ステップS725の処理を実行した後には、特定された演出制御実行データがランプ制御データであるか否かを判定する(ステップS726)。このとき、ランプ制御データであると判定された場合には(ステップS726;Yes)、そのランプ制御データが指定する電飾信号をランプドライバ基板35に対して送出するための設定を行う(ステップS727)。

ステップS726にてランプ制御データではないと判定された場合や(ステップS726;No)、ステップS727の処理を実行した後には、特定された演出制御実行データが操作検出制御データであるか否かを判定する(ステップS728)。

このとき、操作検出制御データではないと判定された場合や(ステップS728;No)や、ステップS735の処理を実行した後には、特定された演出制御実行データが昇降制御データであるか否かを判定する(ステップS736)。このとき、昇降制御データであると判定された場合には(ステップS736;Yes)、その昇降制御データにより特定される昇降モータ533に対して、昇降制御データが指定する駆動信号を出力する設定を行う(ステップS737)。

また、ステップS736にて昇降制御データではないと判定された場合や(ステップS736;No)や、ステップS737の処理を実行した後には、特定された演出制御実行データが保留表示位置変更フラグ制御データであるか否かを判定する(ステップS738)。このとき、保留表示位置変更フラグ制御データであると判定された場合には(ステップS738;Yes)、その保留表示位置変更フラグ制御データにより、保留表示位置変更フラグのセット或いはリセットを行い(ステップS739)、演出制御指令処理を終了する。

尚、ステップS728の判定において操作検出制御データであると判定された場合には(ステップS728;Yes)、その操作検出制御データに基づいて、遊技者のプッシュボタン34Cに対する所定の指示操作(例えば押下操作など)を有効に検出して、検出結果に応じて演出動作を切換可能な期間であるプッシュボタン有効検出期間であるか否かを判定する(ステップS729)。例えば、プッシュボタン単発CBY1やプッシュボタン連打CBY2に分類される予告演出において、プッシュボタン34Cの操作を促す演出画像を演出表示装置9の表示領域に表示させたときから所定時間が経過するまでをプッシュボタン有効検出期間とするように、所定の演出制御プロセスタイマ判定値と対応付けられた操作検出制御データにより予め規定しておけばよい。

ステップS729にてプッシュボタン有効検出期間であると判定された場合には(ステップS729;Yes)、スティックコントローラ34に設けられたトリガボタン34Bに対する遊技者の指示操作を検出しないように制限するための検出制限設定を行う(ステップS730)。例えば、ステップS730の処理では、トリガボタン34Bに対する指示操作を検出するトリガセンサ35Aの動作を停止させることなどにより、トリガボタン34Bに対する指示操作を検出しないように制限できればよい。あるいは、トリガセンサ35Aから伝送される操作検出信号をチェックしないように制御することなどにより、指示操作の検出を制限してもよい。また、トリガボタン34Bに対する指示操作を検出しないように制限するときには、スティックコントローラ34の操作桿34Aに対する傾倒操作も検出しないように制限してもよい。

ステップS730の処理に続いて、プッシュボタン34Cに対する指示操作の検出結果に基づく演出制御を実行してから(ステップS731)、演出制御指令処理を終了する。例えば、ステップS731の処理では、プッシュセンサ35Bから演出制御基板80へと伝送される操作検出信号に基づいて、プッシュボタン34Cに対する所定の指示操作(例えば押下操作など)が検出されたか否かを判定する。そして、プッシュボタン34Cに対する指示操作が検出されたときには、その検出結果に応じて演出内容の変更などを行うための設定が行われればよい。なお、プッシュボタン有効検出期間である場合でも、トリガボタン34Bに対する遊技者の指示操作が検出されたときには、その検出結果に応じて演出内容の変更などを行うための設定が行われるようにしてもよい。この場合、トリガボタン34Bに対する指示操作が検出されたときには、プッシュボタン34Cに対する指示操作が検出されたときと同様に演出内容を変更してもよいし、プッシュボタン34Cに対する指示操作が検出されたときとは異なる態様で演出内容を変更してもよい。

ステップS729にてプッシュボタン有効検出期間ではないと判定された場合には(ステップS729;No)、操作検出制御データに基づいて、スティックコントローラ34の操作桿34Aに対する遊技者の傾倒操作やトリガボタン34Bに対する所定の指示操作(例えば押引操作など)を有効に検出して、検出結果に応じて演出動作を切換可能な期間であるスティックコントローラ有効検出期間であるか否かを判定する(ステップS732)。例えば、トリガボタン単発CBY3やトリガボタン連打CBY4に分類される予告演出において、スティックコントローラ34の操作桿34Aやトリガボタン34Bの操作を促す演出画像を演出表示装置9の表示領域に表示させたときから所定時間が経過するまでをスティックコントローラ有効検出期間とするように、所定の演出制御プロセスタイマ判定値と対応付けられた操作検出制御データにより予め規定しておけばよい。

ステップS732にてスティックコントローラ有効検出期間であると判定された場合には(ステップS732;Yes)、プッシュボタン34Cに対する遊技者の指示操作を検出しないように制限するための検出制限設定を行う(ステップS733)。例えば、ステップS733の処理では、プッシュボタン34Cに対する指示操作を検出するプッシュセンサ35Bの動作を停止させることなどにより、プッシュボタン34Cに対する指示操作を検出しないように制限できればよい。あるいは、プッシュセンサ35Bから伝送される操作検出信号をチェックしないように制限することなどにより、指示操作の検出を制限してもよい。

ステップS733の処理に続いて、トリガボタン34Bに対する指示操作の検出結果等に基づく演出制御を実行してから(ステップS734)、演出制御指令処理を終了する。例えば、ステップS734の処理では、トリガセンサ35Aから演出制御基板80へと伝送される操作検出信号に基づいて、トリガボタン34Bに対する所定の指示操作(例えば押引操作など)が検出されたか否かを判定する。また、傾倒方向センサユニット32から演出制御基板80へと伝送される操作検出信号に基づいて、スティックコントローラ34の操作桿34Aに対する傾倒操作が検出されたか否かを判定する。そして、操作桿34Aに対する傾倒操作やトリガボタン34Bに対する指示操作が検出されたときには、その検出結果に応じて演出内容の変更などを行うための設定が行われればよい。なお、トリガボタン有効検出期間である場合でも、プッシュボタン34Cに対する遊技者の指示操作が検出されたときには、その検出結果に応じて演出内容の変更などを行うための設定が行われるようにしてもよい。この場合、プッシュボタン34Cに対する指示操作が検出されたときには、トリガボタン34Bに対する指示操作が検出されたときと同様に演出内容を変更してもよいし、トリガボタン34Bに対する指示操作が検出されたときとは異なる態様で演出内容を変更してもよい。

ステップS732にてスティックコントローラ有効検出期間ではないと判定された場合には(ステップS732;No)、操作検出制御データに基づくその他の操作検出制御を行ってから(ステップS735)、演出制御指令処理を終了する。例えば、ステップS735の処理では、操作検出制御データに基づいて、プッシュボタン有効検出期間やスティックコントローラ有効検出期間を終了して、遊技者による指示操作等が以後に検出されないように制限するための設定を行えばよい。

ここで、上記のように制御される本実施例のパチンコ遊技機1で実施される演出の具体例を、図24,図25を用いて説明する。尚、図24,図25では、紙面左上から紙面右下に、(a)、(b)、(c)、(d)…の順に、演出表示装置9の表示画面が遷移する。

図24は、3回の疑似連後にスーパーリーチとなる場合の演出形態を示している。まず、飾り図柄の可変表示前においては、図24(a)に示すように、第1保留記憶数表示エリア5Dにおいて、次に可変表示の対象とされる第1保留記憶数表示エリア5Dが示されている。

そして、図24(b)に示すように、今回の可変表示の対象となる保留記憶表示が消費(消去)されて保留記憶表示数が減少して可変表示が開始される。尚、これら保留記憶表示の消去により、向かって右側に表示された保留記憶表示が、図24(b)に示すように、向かって左方向に順次シフトされる。

飾り図柄の可変表示が開始されると、例えば、可変表示中のキャラクタ等が表示されて、疑似連となる可能性が報知される場合がある。

そして、図24(b)に示すように、疑似連チャンス目の中から決定された疑似連チャンス目の左図柄である例えば「5」が左表示エリア5Lに、右図柄である例えば「6」が右表示エリア5Rに仮停止表示されることでチャンス目の1つである「5」、「5」、「6」の仮停止図柄となって疑似連となるのではとの期待感を遊技者に与えた後、図24(d)に示すように、中図柄である例えば「5」が中表示エリア5Cに仮停止表示されることでチャンス目「5」、「5」、「6」が一旦仮停止表示される。

そして、仮停止後に1回目の可変表示が再度開始されるときには、図24(e)に示すように、発光表示器800が演出表示装置9の上方位置において上下に僅かに昇降する動作を行う。

このように発光表示器800が動作する際には、図24(e)に示すように、チャンス目である「5」、「5」、「6」の仮停止図柄の表示とともに演出表示装置9の表示領域(第1保留記憶数表示エリア5D)に表示されていた保留記憶表示が、発光表示器800が動作することによって遊技者から見えなくなり、保留記憶数がいくつであるか遊技者に認識させることができなくなる。そこで、第1保留記憶数表示エリア5Dおよび第2保留記憶数表示エリア5Uの位置を発光表示器800で隠れない位置(発光表示器800の可動範囲と重畳しない位置)に変更する。この実施例では、演出表示装置9の下方の表示領域に設けられた第1保留記憶数表示エリア5Dの位置を演出表示装置9の左側の表示領域に変更し、演出表示装置9の上方の表示領域に設けられた第2保留記憶数表示エリア5Uの位置を演出表示装置9の右側の表示領域に変更している。

なお、この実施例では、第1保留記憶数表示エリア5Dの位置だけではなく、発光表示器800によって隠されてしまうことのない、演出表示装置9の上方の表示領域に設けられた第2保留記憶数表示エリア5Uの位置も変更する。これは、第2保留記憶数表示エリア5Uの保留記憶表示が、発光表示器800によって隠された第1保留記憶数表示エリア5Dの保留記憶表示であると誤認されてしまうことを防止するためである。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、これら発光表示器800のみを動作する場合には、該発光表示器800にて隠される第1保留記憶数表示エリア5Dの位置だけを変更するようにしても良い。この場合は、第1保留記憶数表示エリア5Dの位置だけを変更することが、発光表示器800が動作する予告となり得る。

尚、これら第1保留記憶数表示エリア5D並びに第2保留記憶数表示エリア5Uの位置が変更されている期間において、第1始動入賞口または第2始動入賞口に始動入賞があって保留記憶数が増加した場合には、第1始動入賞口または第2始動入賞口に対応した異なる音が、スピーカ27から出力されるようにしてもよい。

そして、このような再変動が1〜3回継続した後、3回目の再変動の開始後において、図24(f)に示すように、左表示エリア5Lと右表示エリア5Rとに、同一の飾り図柄である例えば「7」が表示されることでリーチが成立して、所定のリーチ演出が実施された後、図24(g)に示すように、中表示エリア5Cに、「7」以外の飾り図柄が表示されることで、リーチハズレとなる演出が実施される。

その後、演出表示装置9の表示領域には、図24(h)に示すように、例えば、プッシュボタン34Cの画像(図示略)とともに「連打!」等のメッセージが表示され、遊技者によりプッシュボタン34Cによる操作が所定条件(例えば、所定時間内における操作回数が所定数以上)を満たすことで、図24(i)に示すように、発光表示器800が下降して発光することによりスーパーリーチの演出に発展する。一方、操作が所定条件を満たさなければ、発光表示器800は下降せずスーパーリーチの演出に発展することなく、飾り図柄の変動表示が終了する(図24(l))。尚、最終的に大当りとなる場合には、遊技者による操作が所定条件を満たすか否かに係わらず、スーパーリーチの演出に発展する。

スーパーリーチの演出において、最終的に大当りとなる場合には、例えば戦闘に勝利することで、図24(j)に示すように、「勝利!」の表示が表示された後、図24(k)に示すように、大当りを示す飾り図柄である、例えば、「7」、「7」、「7」が、飾り図柄表示エリアに導出表示される一方、最終的にはずれとなる場合には、戦闘に敗北することで、図24(l)に示すように、はずれとなる飾り図柄である、例えば、「7」、「8」、「7」が、飾り図柄表示エリアに導出表示される。なお、図24(k)および(l)に示すように、飾り図柄の変動が終了すると、第1保留記憶数表示エリア5Dおよび第2保留記憶数表示エリア5Uの表示位置は、元の位置(演出表示装置9の上方および下方の表示領域)に戻される。

図25は、第1保留記憶数表示エリア5Dおよび第2保留記憶数表示エリア5Uの表示を消去する場合の一例が示されている。

図25(a)に示すように、第1保留記憶数表示エリア5Dにおいて、次に可変表示の対象とされる第1保留記憶数表示エリア5Dが示されている。

そして、図25(c)に示すように、左表示エリア5Lと右表示エリア5Rとに、同一の飾り図柄である例えば「7」が表示されることでリーチが成立して、図25(d)(e)に示すように所定のリーチ演出が実施された後、図25(f)に示すように、中表示エリア5Cに、「7」以外の飾り図柄が表示されることで、リーチハズレとなる演出が実施される。この時点で、第1保留記憶数表示エリア5Dおよび第2保留記憶数表示エリア5Uの表示が消去される。

その後、図25(g)に示すように、発光表示器800が少しだけ下降して発光する演出が行われた後、図25(h)に示すように、発光表示器800が下限位置まで下降することによりスーパーリーチの演出に発展する。また、はずれの場合には発光表示器800が下限位置まで下降することなく上昇して、図25(k)の画面に移行する。

スーパーリーチの演出において、最終的に大当りとなる場合には、例えば戦闘に勝利することで、図25(i)に示すように、「勝利!」の表示が表示された後、図25(j)に示すように、大当りを示す飾り図柄である、例えば、「7」、「7」、「7」が、飾り図柄表示エリアに導出表示される一方、最終的にはずれとなる場合には、戦闘に敗北することで、図25(k)に示すように、はずれとなる飾り図柄である、例えば、「7」、「8」、「7」が、飾り図柄表示エリアに導出表示される。なお、図25(j)および(k)に示すように、飾り図柄の変動が終了すると、第1保留記憶数表示エリア5Dおよび第2保留記憶数表示エリア5Uは、元の位置(演出表示装置9の上方および下方の表示領域)に表示される。

以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。

また、前記実施例では、遊技媒体の一例として、球状のパチンコ球(遊技球)が適用されていたが、球状の遊技媒体に限定されるものではなく、例えばメダル等の非球状の遊技媒体であってもよい。

また、遊技機の一例として、パチンコ遊技機1が適用されていたが、メダル等の遊技用価値を用いて1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、各々が識別可能な複数種類の図柄を変動表示可能な可変表示装置に表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置に導出された表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシン、雀球、アレンジボール等の種々の遊技機にも適用可能である。

1 パチンコ遊技機
500 演出装置
501 ベース部材
502 可動ユニット
503 駆動ユニット
504 連結部材
531 第1スライド板
532 第2スライド板
533 昇降モータ
534 昇降アーム
535 引張りバネ
536 従動ギヤ
541 揺動軸
563 連結ピン
591 第1連結孔
592 第2連結孔
595 連結ピン

Claims (1)

  1. 所定の基準位置と該基準位置よりも下方の下方位置との間で移動する可動部を備える遊技機であって、
    前記可動部を駆動させる駆動源と、
    駆動側部材および該駆動側部材に遊びを設けて連結される可動側部材を有し、前記駆動源の駆動力を前記可動部に伝達する伝達機構と、
    前記所定の基準位置と前記下方位置との間において、前記可動部に対し上向きの付勢力を付与するバネ部材と、
    を備え、
    前記バネ部材により前記可動部にかかる上向きの付勢力は、該可動部が前記基準位置から前記下方位置に移動するのに従い漸次大きくなるとともに、前記基準位置と前記下方位置との移動範囲内において、前記可動部の自重により前記バネ部材にかかる下向きの力よりも小さい、
    ことを特徴とする遊技機。
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