JPH1097348A - 発熱する回路素子を有する回路モジュールおよび携帯形機器 - Google Patents

発熱する回路素子を有する回路モジュールおよび携帯形機器

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JPH1097348A
JPH1097348A JP8250038A JP25003896A JPH1097348A JP H1097348 A JPH1097348 A JP H1097348A JP 8250038 A JP8250038 A JP 8250038A JP 25003896 A JP25003896 A JP 25003896A JP H1097348 A JPH1097348 A JP H1097348A
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JP
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circuit board
heat sink
heat
circuit
housing
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JP8250038A
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Tomomi Murayama
友巳 村山
Satoshi Ooka
聡 大岡
Yoshinori Kamikawa
喜規 上川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/20Cooling means
    • G06F1/203Cooling means for portable computers, e.g. for laptops

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  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、回路基板上にヒートシンクを固定す
るための専用のスペースを確保する必要はなく、回路基
板上の実装面積を実質的に広げることができる回路モジ
ュールおよび携帯形機器を得ることにある。 【解決手段】携帯形のコンピュータ1 は、多数の回路部
品42および動作中に発熱するTCP76が実装された回路
基板40を備えている。回路基板には、ねじ59を介して機
能部品52が固定されており、この回路基板におけるTC
Pの実装部分には、TCPの熱を受けるとともに、この
熱を放出するためのヒートシンク85が取り付けられてい
る。このヒートシンクは、上記機能部品を固定する上記
ねじを介して上記回路基板に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作中に発熱する
回路素子が実装された回路基板を有する回路モジュー
ル、およびこの回路モジュールが収容された筐体を有す
るポータブルコンピュータのような携帯形機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ブック形あるいはノート形のポー
タブルコンピュータの性能は飛躍的に進歩し、特にコン
ピュータに搭載されるCPUについては、その処理速度
が一段と高速化する傾向にある。この種のCPUは、回
路基板に実装されており、この回路基板と共にコンピュ
ータの筐体に収容されている。
【0003】ところで、CPUの処理速度が高まるにつ
れ、このCPUの消費電力が増大し、その分、CPU自
体の発熱量が多くなる。そのため、発熱量の大きなCP
Uを上記筐体に収容するに当たっては、筐体の内部での
CPUの放熱性能を高めることが必要となってくる。
【0004】CPUの放熱を促進させるための方式とし
て、従来、CPUが実装された回路基板に、熱伝導性に
優れたヒートシンクを取り付け、このヒートシンクにC
PUを接触させたものが知られている。ヒートシンク
は、CPUの熱が伝えられる放熱パネルを有している。
放熱パネルは、上記回路基板と略平行をなして筐体の内
部に露出されており、この放熱パネルには、多数の放熱
用のフィンが形成されている。そのため、CPUからヒ
ートシンクに伝えられた熱は、放熱パネルを通じて筐体
の内部に自然放熱されるようになっている。
【0005】そして、従来のヒートシンクは、回路基板
に重ね合わされる複数の支持部を有し、これら支持部が
ねじを介して回路基板に固定されている。そのため、回
路基板は、上記支持部を受け止める複数の座面を有して
おり、これら座面に上記ねじがねじ込まれるねじ孔が開
口されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近のポータブルコン
ピュータは、市場からの要求に伴って、筐体のコンパク
ト化が押し進められている。そのため、筐体の内部の実
装スペースは、益々狭くなる傾向にあり、それ故、回路
基板の実装面積にしても現行以上に広げることができな
くなる。
【0007】この場合、回路基板上には、上記CPUば
かりでなく、各種のコネクタ類やDRAMのような多数
の回路部品が実装されているので、回路基板上にヒート
シンクを固定する専用の座面を必要とする従来の構成で
は、この座面の分だけ実装面積が減じられてしまい、上
記回路部品を実装するためのエリアを充分に確保できな
くなるといった問題がある。
【0008】そのため、回路部品の配置に苦慮したり、
無理が生じることがあり、高密度な実装を実現する上で
今一歩改善の余地が残されている。本発明は、このよう
な事情にもとづいてなされたもので、その目的は、回路
基板上にヒートシンクを固定するための専用のスペース
を確保する必要はなく、回路基板上の実装面積を実質的
に広げることができる回路モジュールおよび携帯形機器
を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載された回路モジュールは、多数の回
路部品および動作中に発熱する回路素子が実装された回
路基板と;この回路基板にねじを介して固定された機能
部品と;上記回路基板に配置され、上記回路素子の熱を
受けるとともに、この熱を放出するためのヒートシンク
と;を備えている。そして、上記ヒートシンクは、上記
機能部品を固定するための上記ねじを介して上記回路基
板に取り付けられている。
【0010】このような構成において、回路素子が発熱
すると、この回路素子の熱は、ヒートシンクに伝えら
れ、このヒートシンクを通じて回路基板の外方に放出さ
れる。このヒートシンクは、本来、機能部品を回路基板
に固定するためのねじによって回路基板に共締めされる
ので、回路基板にヒートシンクを固定する専用のねじ孔
を開ける必要はない。そのため、従来、ヒートシンクを
固定するためのねじ孔を開けていた部分を回路部品の実
装エリアとして活用することができ、回路基板を大きく
することなく、この回路基板上の実装面積を広げること
ができる。
【0011】請求項2によれば、上記請求項1に記載さ
れたヒートシンクは、複数の放熱フィンを備えている。
この構成によると、ヒートシンクの放熱面積を充分に確
保することができる。そのため、ヒートシンクと空気と
の接触面積が増大し、ヒートシンクの放熱効率を高める
ことができる。
【0012】請求項3によれば、上記請求項1に記載さ
れた回路基板は、第1の面と、この第1の面とは反対側
に位置された第2の面とを含んでいる。そして、上記回
路素子およびヒートシンクは、上記回路基板の第1の面
に配置されているとともに、上記機能部品は、上記回路
基板の第2の面に配置され、これらヒートシンクと機能
部品とは、上記回路基板を挾んで互いに向かい合ってい
る。
【0013】この構成によると、機能部品とヒートシン
クとを回路基板を挾んだ両側に振り分けて配置すること
ができる。そのため、機能部品とヒートシンクとが直接
重なり合うことはなく、機能部品に対するヒートシンク
の熱影響が少なくなる。
【0014】請求項4によれば、上記請求項1に記載さ
れた回路素子は、柔軟な樹脂フィルムからなるキャリア
と;このキャリアに支持され、動作中に発熱するICチ
ップと;上記キャリアに形成され、上記ICチップに接
続された第1の端部と、上記キャリアの外方に導出され
た第2の端部とを含む多数のリードと;を備えているテ
ープキャリアパッケージであり、このテープキャリアパ
ッケージのリードの第2の端部は、上記回路基板に半田
付けされているとともに、上記回路基板には、上記リー
ドと回路基板との半田付け部分を覆い隠すリードカバー
が取り付けられている。
【0015】この構成によると、上記リードと回路基板
との半田付け部分は、リードカバーによって覆われてい
るので、回路基板にヒートシンクを取り付けるまでの過
程においても、上記リードの半田付け部分が直接外方に
露出することはない。そのため、回路基板の組み立て中
にテープキャリアパッケージに手や工具等が触れたとし
ても、リードが切れたり、リードの半田付け部分が破損
することはなく、リードと回路基板との接続状態を確実
に維持することができる。
【0016】上記目的を達成するため、請求項5に記載
された回路モジュールは、多数の回路部品および動作中
に発熱する回路素子が実装された回路基板と;上記回路
基板に第1のねじを介して固定された第1の機能部品
と;上記回路基板に第2のねじを介して固定され、上記
第1の機能部品に隣接された第2の機能部品と;上記回
路基板に配置され、上記回路素子の熱を受けるととも
に、この熱を放出するためのヒートシンクと;を備えて
いる。そして、上記ヒートシンクは、上記第1および第
2のねじを介して上記回路基板に固定されている。
【0017】このような構成において、回路素子が発熱
すると、この回路素子の熱は、ヒートシンクに伝えら
れ、このヒートシンクを通じて回路基板の外方に放出さ
れる。このヒートシンクは、本来、二つの機能部品を回
路基板に固定するための第1および第2のねじによって
回路基板に共締めされるので、回路基板にヒートシンク
を固定する専用のねじ孔を開ける必要はない。そのた
め、従来、ヒートシンクを固定するためのねじ孔を開け
ていた部分を回路部品の実装エリアとして活用すること
ができ、回路基板を大きくすることなく、この回路基板
上の実装面積を広げることができる。
【0018】請求項6によれば、上記請求項5に記載さ
れた回路基板は、第1の面と、この第1の面とは反対側
に位置された第2の面と、を含み、上記回路素子および
ヒートシンクは、上記回路基板の第1の面に配置されて
いるとともに、上記第1および第2の機能部品は、上記
回路基板の第2の面に配置されている。また、上記ヒー
トシンクは、上記回路基板を挾んで上記第1の機能部品
と向かい合う第1の支持部と、上記回路基板を挾んで上
記第2の機能部品と向かい合う第2の支持部と、を有
し、上記第1および第2のねじは、上記回路基板、上記
第1および第2の支持部を貫通して上記第1および第2
の機能部品にねじ込まれている。
【0019】この構成によると、第1および第2の機能
部品とヒートシンクとを回路基板を挾んだ両側に振り分
けて配置することができる。そのため、第1および第2
の機能部品とヒートシンクとが直接重なり合うことはな
く、これら機能部品に対するヒートシンクの熱影響が少
なくなる。
【0020】請求項7によれば、上記請求項6に記載さ
れたヒートシンクは、上記回路素子の熱を受ける受熱部
と、この受熱部に連なるとともに、上記回路基板の第1
の面に沿って延びる延長部と、を有し、この延長部の表
面には、複数の放熱フィンが形成されている。
【0021】この構成によると、ヒートシンクが回路基
板を覆うような形状に拡大され、その表面積が大きくな
る。また、放熱フィンの存在により、ヒートシンクと空
気との接触面積も充分なものとなり、回路素子から伝え
られた熱を回路基板上の広い範囲から効率良く放出する
ことができる。
【0022】上記目的を達成するため、請求項8に記載
された回路モジュールは、多数の回路部品および動作中
に発熱する回路素子が実装された回路基板と;この回路
基板に第1のねじを介して固定された機能部品と;上記
回路基板に配置され、上記回路素子の熱を受けるととも
に、この熱を放出するためのヒートシンクと;を備えて
いる。そして、上記ヒートシンクは、上記回路基板に支
持される第1および第2の支持部を有し、上記第1の支
持部は、上記第1のねじを介して上記回路基板に固定さ
れているとともに、上記第2の支持部は、上記第1のね
じとは別の第2のねじを介して上記回路基板に固定され
ている。
【0023】このような構成において、回路素子が発熱
すると、この回路素子の熱は、ヒートシンクに伝えら
れ、このヒートシンクを通じて回路基板の外方に放出さ
れる。このヒートシンクを回路基板に固定する第1のね
じは、本来、機能部品を回路基板に固定するものでもあ
るため、この第1のねじを利用してヒートシンクと機能
部品の双方を回路基板に固定することができる。そのた
め、回路基板にヒートシンクを固定する専用のねじ孔を
開けるにしても、このねじ孔は第2のねじに対応するも
のであれば良く、従来に比べて回路基板に開ける専用の
ねじ孔の数を減らすことができる。したがって、従来、
ヒートシンクを固定するためのねじ孔を開けていた部分
を回路部品の実装エリアとして活用することができ、回
路基板上の実装面積を無理なく広げることができる。
【0024】請求項9によれば、上記請求項8に記載さ
れた回路基板は、第1の面と、この第1の面とは反対側
に位置された第2の面と、を含み、上記回路素子および
ヒートシンクは、上記回路基板の第1の面に配置されて
いるとともに、上記機能部品は、上記回路基板の第2の
面に配置されている。そして、上記ヒートシンクの第1
の支持部は、上記回路基板を挾んで上記機能部品と向か
い合っている。
【0025】この構成によると、機能部品とヒートシン
クとを回路基板を挾んだ両側に振り分けて配置すること
ができる。そのため、機能部品とヒートシンクとが直接
重なり合うことはなく、機能部品に対するヒートシンク
の熱影響が少なくなる。
【0026】上記目的を達成するため、請求項10に記
載された携帯形機器は、箱状の筐体と;この筐体の内部
に収容され、多数の回路部品および動作中に発熱する回
路素子が実装された回路基板と;この回路基板にねじを
介して固定された機能部品と;上記回路基板に配置さ
れ、上記回路素子の熱を受けるとともに、この熱を放出
するためのヒートシンクと;を備えている。そして、上
記ヒートシンクは、上記機能部品を固定する上記ねじを
介して上記回路基板に取り付けられている。
【0027】このような構成において、回路素子が発熱
すると、この回路素子の熱は、ヒートシンクに伝えら
れ、このヒートシンクを通じて筐体の内部に放出され
る。このヒートシンクは、本来、機能部品を回路基板に
固定するためのねじによって回路基板に共締めされるの
で、回路基板にヒートシンクを固定する専用のねじ孔を
開ける必要はない。そのため、従来、ヒートシンクを固
定するためのねじ孔を開けていた部分を、回路部品の実
装エリアとして活用することができ、回路基板を大きく
することなく、この回路基板上の実装面積を広げること
ができる。
【0028】請求項11によれば、上記請求項10に記
載された筐体は、キーボード装着口が開口された上壁
と、上記キーボード装着口に取り付けられたキーボード
と、を備えている。このキーボードは、多数のキーを支
持するとともに、上記キーボード装着口に嵌合されるキ
ーボードパネルと、このキーボードパネルの下面を覆う
金属製の補強板と、を有し、この補強板に上記ヒートシ
ンクが接している。
【0029】この構成によると、ヒートシンクに伝えら
れた回路素子の熱は、キーボードの補強板に伝えられ、
この補強板からキーボードパネルおよび筐体の上壁に拡
散される。そのため、筐体の内部に回路素子の熱が籠り
難くなり、筐体の内部の温度上昇を防止できる。
【0030】請求項12によれば、上記請求項11に記
載された筐体は、キーボード装着口に位置される金属製
のシールド板を有している。このシールド板は、上記ヒ
ートシンクよりも大きな平面形状を有するとともに、上
記ヒートシンクと上記補強板との間に介在されている。
【0031】この構成によると、ヒートシンクに伝えら
れた回路素子の熱は、シールド板を介して補強板に伝え
られる。このシールド板は、ヒートシンクよりも大きな
平面形状を有するため、ヒートシンクの熱を補強板の広
い範囲に亘って拡散させることができ、補強板が局部的
に加熱されることはない。そのため、ヒートシンクの熱
をキーボード全体に逃がすことができ、放熱性を高める
ことができる。
【0032】請求項13によれば、上記請求項12に記
載されたヒートシンクは、複数の放熱フィンを備えてい
る。この構成によると、ヒートシンクの放熱面積を充分
に確保することができる。そのため、ヒートシンクと筐
体内部の空気との接触面積が増大し、ヒートシンクの放
熱効率を高めることができる。
【0033】請求項14によれば、上記請求項13に記
載された放熱フィンの先端は、上記シールド板に接して
いる。この構成によると、ヒートシンクに伝えられた回
路素子の熱を、シールド板の広い範囲に亘って効率良く
逃がすことができ、ヒートシンクの放熱性が向上する。
【0034】請求項15によれば、上記請求項12に記
載された筐体は、ロアハウジングと、このロアハウジン
グに取り外し可能に連結され、上記キーボード装着口が
開口されたアッパハウジングと、を有している。そし
て、上記ロアハウジングの内部に上記ヒートシンクを有
する回路基板が収容されているとともに、上記アッパハ
ウジングには、上記シールド板が支持されており、上記
ヒートシンクは、上記ロアハウジングとアッパハウジン
グとを互いに連結した時に、上記シールド板に接してい
る。
【0035】この構成によると、キーボードおよびシー
ルド板は、共にアッパハウジングに支持されるので、こ
のキーボードの補強板とシールド板との接触状態を良好
に維持することができる。そして、ロアハウジングとア
ッパハウジングとを連結した時点で、上記シールド板に
ヒートシンクが接するので、ヒートシンクからキーボー
ドに至る熱の伝達経路上に、熱伝達を妨げるような隙間
が生じることはなく、ヒートシンクに伝えられた回路素
子の熱をキーボードに確実に導いて、筐体の外方に放出
することができる。
【0036】請求項16によれば、上記請求項10に記
載された回路基板は、第1の面と、この第1の面とは反
対側に位置された第2の面と、を含み、上記回路素子お
よびヒートシンクは、上記回路基板の第1の面に配置さ
れているとともに、上記機能部品は、上記回路基板の第
2の面に配置されている。また、上記ヒートシンクは、
上記回路基板を挾んで上記機能部品と向かい合う複数の
支持部を有し、上記ねじは、上記回路基板および上記支
持部を貫通して上記機能部品にねじ込まれている。
【0037】この構成によると、機能部品とヒートシン
クとを回路基板を挾んだ両側に振り分けて配置すること
ができる。そのため、機能部品とヒートシンクとが直接
重なり合うことがなく、機能部品に対するヒートシンク
の熱影響が少なくなる。
【0038】請求項17によれば、上記請求項16に記
載されたヒートシンクは、上記回路素子の熱を受ける受
熱部と、この受熱部に連なるとともに、上記回路基板の
第1の面に沿って延びる延長部と、を有し、この延長部
の表面には、複数の放熱フィンが形成されている。
【0039】この構成によると、ヒートシンクが回路基
板を覆うような形状に拡大され、その表面積が大きくな
る。そのため、空気との接触面積も充分なものとなり、
回路素子から伝えられた熱を回路基板上の広い範囲から
効率良く放出することができる。
【0040】請求項18によれば、上記請求項10に記
載された回路素子は、柔軟な樹脂フィルムからなるキャ
リアと;このキャリアに支持され、動作中に発熱するI
Cチップと;上記キャリアに形成され、上記ICチップ
に接続された第1の端部と、上記キャリアの外方に導出
された第2の端部とを含む多数のリードと;を備えてい
るテープキャリアパッケージであり、このテープキャリ
アパッケージのリードの第2の端部は、上記回路基板に
半田付けされているとともに、上記回路基板には、上記
リードと回路基板との半田付け部分を覆い隠すリードカ
バーが取り付けられている。
【0041】この構成によると、上記リードと回路基板
との半田付け部分は、リードカバーによって覆われてい
るので、回路基板にヒートシンクを取り付けるまでの過
程においても、上記リードの半田付け部分が直接外方に
露出することはない。そのため、回路基板の組み立て中
にテープキャリアパッケージに手や工具等が触れたとし
ても、リードが切れたり、半田付け部分が破損すること
はなく、リードと回路基板との接続状態を確実に維持す
ることができる。
【0042】上記目的を達成するため、請求項19に記
載された携帯形機器は、箱状の筐体と;この筐体の内部
に収容され、多数の回路部品および動作中に発熱する回
路素子が実装された回路基板と;この回路基板に第1の
ねじを介して固定された機能部品と;上記回路基板に配
置され、上記回路素子の熱を受けるとともに、この熱を
放出するためのヒートシンクと、を備えている。
【0043】そして、上記ヒートシンクは、上記回路基
板に支持される第1および第2の支持部を有し、上記第
1の支持部は、上記第1のねじを介して上記回路基板に
固定されているとともに、上記第2の支持部は、上記第
1のねじとは別の第2のねじを介して上記回路基板に固
定されている。
【0044】この構成において、回路素子が発熱する
と、この回路素子の熱は、ヒートシンクに伝えられ、こ
のヒートシンクを通じて筐体の内部に放出される。この
ヒートシンクを回路基板に固定する第1のねじは、機能
部品を回路基板に固定するものでもあるため、この第1
のねじを利用してヒートシンクと機能部品の双方を回路
基板に固定することができる。そのため、回路基板にヒ
ートシンクを固定する専用のねじ孔を開けるにしても、
このねじ孔は第2のねじに対応するものであれば良く、
従来に比べて回路基板に開ける専用のねじ孔の数を減ら
すことができる。したがって、従来、ヒートシンクを固
定するためのねじ孔を開けていた部分を回路部品の実装
エリアとして活用することができ、回路基板上の実装面
積を無理なく広げることができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態
を、図1ないし図13にもとづいて説明する。図1は、
スーツのポケットに収容し得るような大きさを有する超
小型のポータブルコンピュータ1を示している。このコ
ンピュータ1は、偏平な箱形の筐体2と、この筐体2に
支持されたディスプレイユニット3とを備えている。
【0046】筐体2は、平坦な底壁4aと、この底壁4
aに連なる一対の側壁4b,4c、後壁4dおよび上壁
4eとを有している。上壁4eは、底壁4aと略平行に
配置されており、この上壁4eの前部は、平坦なアーム
レスト5となっている。アームレスト5は、筐体2の幅
方向に沿って延びている。
【0047】図2に示すように、筐体2は、上記底壁4
aと、この底壁4aに連なる周壁7aとを含むロアハウ
ジング7と、上記上壁4eと、この上壁4eに連なる周
壁8aとを含むアッパハウジング8とに分割されてい
る。ハウジング7,8は、互いに取り外し可能に連結さ
れている。これらハウジング7,8の周壁7a,8a
は、ハウジング7,8を連結した時に互いに連続し、上
記筐体2の側壁4b,4cおよび後壁4dを構成するよ
うになっている。
【0048】ロアハウジング7は、マグネシウム合金の
ような熱伝導性を有する金属材料にて構成されている。
本実施の形態におけるロアハウジング7は、金属ダイカ
スト成型法とプラスティック射出成型法とを合体した、
いわゆるハイブリット成型法を用いて製造される。この
成型法では、チップ化されたマグネシウム合金のペレッ
トをシリンダに供給し、このシリンダ内で加熱しつつ攪
拌することにより、マグネシウム合金をスラリー状に形
成する。そして、このスラリー化されたマグネシウム合
金を金型の成型空間に射出し、この成型空間内で凝固さ
せることで、所望の成型品を得るようになっている。
【0049】アッパハウジング8は、ABS樹脂のよう
な合成樹脂材料にて構成されている。このアッパハウジ
ング8は、ロアハウジング7に取り外し可能に連結され
ている。すなわち、図3の(B)に示すように、ロアハ
ウジング7の周壁7aおよびアッパハウジング8の周壁
8aは、互いに重なり合う縁部を有している。ロアハウ
ジング7の周壁7aの縁部には、複数の第1の嵌合爪9
が一体に形成されている。これら第1の嵌合爪9は、周
壁7aの周方向に間隔を存して配置されている。
【0050】アッパハウジング8の周壁8aの縁部に
は、複数の第2の嵌合爪10が一体に形成されている。
第2の嵌合爪10は、周壁8aの周方向に間隔を存して
配置されている。これら第2の嵌合爪10を含むアッパ
ハウジング8の周壁8aは、合成樹脂製であるため、ロ
アハウジング7の周壁7aに接離する方向に弾性変形が
可能となっている。
【0051】このため、ロアハウジング7とアッパハウ
ジング8とを突き合わせると、第1および第2の嵌合爪
9,10に対応した部分において周壁8aが弾性変形
し、これら第1および第2の嵌合爪9,10が互いに嵌
合し合うようになっている。この嵌合により、ロアハウ
ジング7とアッパハウジング8とが結合され、箱状の筐
体2が構成される。
【0052】図2に示すように、アッパハウジング8の
上壁4eには、キーボード装着部11が形成されてい
る。キーボード装着部11は、上壁4eのうち上記アー
ムレスト5を除いた部分の略全面に亘るような大きさを
有する凹所にて構成されている。このキーボード装着部
11の底部には、筐体2の内部に連なる開口部11aが
形成されている。
【0053】キーボード装着部11には、キーボード1
3が装着されている。キーボード13は、合成樹脂製の
キーボードパネル14と、このキーボードパネル14の
上面に支持された多数のキー15とを有している。キー
ボードパネル14は、キーボード装着部11に嵌合し得
るような大きさを有する長方形板状をなしている。
【0054】図3に示すように、キーボードパネル14
の下面には、補強板16が取り付けられている。補強板
16は、アルミニウム合金のような熱伝導性に優れた金
属材料にて構成され、キーボードパネル14の下面全面
を覆っている。
【0055】キーボード13は、フレキシブルな配線基
板17を有している。配線基板17は、キーボードパネ
ル14の前端中央部から導出されており、この配線基板
17の前端部には、端子部17aが形成されている。配
線基板17は、キーボード装着部11の開口部11aを
通じて筐体2の内部に導かれている。
【0056】キーボード13は、キーボードパネル14
および補強板16の前縁部をキーボード装着部11の内
面に係止させ、かつ、このキーボードパネル14および
補強板15の後縁部の中央部をキーボード装着部11の
内面にねじ止めすることで、アッパハウジング8に取り
外し可能に支持されている。
【0057】図2や図3に示すように、キーボード装着
部11の後端部には、カバー18が取り外し可能に係合
されている。カバー18は、アッパハウジング8の幅方
向に延びる細長い棒状をなしている。このカバー18
は、キーボード13の後端部とキーボード装着部11と
の間の隙間を埋めるとともに、このキーボード13をア
ッパハウジング8に固定するねじを覆い隠している。
【0058】そのため、カバー18をアッパハウジング
8から取り外して、ねじによるキーボード13の固定を
解除した後、このキーボード13の後端部を引き起こせ
ば、キーボード13をキーボード装着部11から取り外
すことができる。そして、キーボード13を取り外した
状態では、キーボード装着部11の底部の開口部11a
が外方に露出されるようになっている。
【0059】キーボード装着部11の底部には、金属製
のシールド板20が取り付けられている。シールド板2
0は、キー15の操作に伴うスイッチングノイズが筐体
2の内部に漏洩するのを防止するためのもので、上記キ
ーボード装着部11の開口部11a内に位置されてい
る。そして、シールド板20は、キーボード13の補強
板16に重ね合わされている。
【0060】図1、図4および図5に示すように、アッ
パハウジング8の上壁4eの後端部には、一対のディス
プレイ支持部21a,21bが形成されている。ディス
プレイ支持部21a,21bは、筐体2の幅方向に離間
して配置されており、これらディスプレイ支持部21
a,21bに上記ディスプレイユニット3が支持されて
いる。
【0061】ディスプレイユニット3は、偏平な箱状を
なすハウジング23と、このハウジング23に収容され
たカラー液晶ディスプレイ24とを備えている。ハウジ
ング23の一端部には、筐体2の幅方向に延びる連結部
25が形成されている。連結部25は、ディスプレイ支
持部21a,21bの間に介在されており、この連結部
25の一端部がヒンジ装置26を介して筐体2に支持さ
れている。
【0062】図5に示すように、ヒンジ装置26は、ヒ
ンジ軸27と、このヒンジ軸27の一端に回動可能に連
結された第1のブラケット28と、ヒンジ軸27の他端
に固定された第2のブラケット29とを備えている。ヒ
ンジ軸27は、一方のディスプレイ支持部21aと連結
部25との間に跨がって水平に配置されている。第1の
ブラケット28は、アッパハウジング8の内部に収容さ
れ、このアッパハウジング8およびロアハウジング7に
ねじ止めされている。第2のブラケット29は、ディス
プレイユニット3のハウジング23の内部に収容され、
このハウジング23にねじ止めされている。
【0063】そのため、ディスプレイユニット3は、ヒ
ンジ軸27を支点として、上記アームレスト5やキーボ
ード13を上方から覆い隠す閉じ位置と、キーボード1
3の後方において起立する開き位置とに亘って回動可能
に筐体2に支持されている。
【0064】図3に示すように、ディスプレイユニット
3のハウジング23は、上記カラー液晶ディスプレイ2
4を支持するLCDカバー31と、このLCDカバー3
1と協働して液晶ディスプレイ24を覆うLCDマスク
32とを備えている。
【0065】LCDカバー31は、マグネシウム合金の
ような熱伝導性を有する金属材料にて構成されている。
そして、本実施の形態におけるLCDカバー31は、上
記ロアハウジング7と同様に、金属ダイカスト成型法と
プラスティック射出成型法とを合体した、いわゆるハイ
ブリット成型法を用いて製造される。
【0066】LCDマスク32は、ABS樹脂のような
合成樹脂材料にて構成されている。このLCDマスク3
2は、LCDカバー31に取り外し可能に連結されてい
る。すなわち、図3の(C)に示すように、LCDカバ
ー31およびLCDマスク32は、互いに重なり合う外
周縁部を有している。LCDカバー31の外周縁部に
は、複数の第1の嵌合爪33が一体に形成されている。
これら第1の嵌合爪33は、LCDカバー31の周方向
に間隔を存して配置されている。
【0067】LCDマスク32の外周縁部には、複数の
第2の嵌合爪34が一体に形成されている。第2の嵌合
爪34は、LCDマスク32の周方向に間隔を存して配
置されており、これら第2の嵌合爪34を含むLCDマ
スク32は、合成樹脂製であるため弾性変形が可能とな
っている。
【0068】このため、LCDカバー31とLCDマス
ク32とを突き合わせると、第1および第2の嵌合爪3
3,34に対応した部分においてLCDマスク32の外
周縁部が弾性変形し、これら第1および第2の嵌合爪3
3,34が互いに嵌合し合うようになっている。この嵌
合により、LCDカバー31とLCDマスク32とが結
合され、箱状のハウジング23が構成される。
【0069】そして、上記のようにディスプレイユニッ
ト3を閉じ位置に回動させた状態では、剛性の高い金属
製のLCDカバー31がLCDマスク32の上方に位置
し、ハウジング23の上面を構成する。そのため、筐体
2の底となるロアハウジング7も剛性の高い金属製であ
ることと合わせて、ディスプレイユニット3を閉じた時
には、コンピュータ1の外周部分の大部分が金属とな
る。よって、コンピュータ1を携帯している時に、この
コンピュータ1に外方から圧力が加わっても、この圧力
に充分に対抗することができ、筐体2やディスプレイユ
ニット3が破損し難くなる。
【0070】図1および図2に示すように、筐体2は、
バッテリ収容部37を備えている。バッテリ収容部37
は、上記アームレスト5の下方において、上記筐体2の
幅方向に延びている。バッテリ収容部37は、筐体2の
前方および下方に向けて開放された凹所にて構成されて
いる。このバッテリ収容部37には、バッテリパック3
8が取り外し可能に収容されている。バッテリパック3
8は、コンピュータ1を商用交流電源が得られない場所
で使用する際に、その駆動用電源として機能するもので
あり、コンピュータ1に標準装備されている。
【0071】図2ないし図5に示すように、筐体2の内
部には、回路基板40が収容されている。回路基板40
は、ロアハウジング7の底壁4aにねじ41を介して固
定されている。この回路基板40は、上記キーボード1
3の下方において、底壁4aと略平行に配置されてい
る。
【0072】回路基板40は、第1の面としての上面4
0aと、第2の面としての下面40bとを有している。
回路基板40の上面40aには、DRAMのような各種
の回路部品42やキーボードコネクタ43が配置されて
いる。キーボードコネクタ43は、上記キーボード装着
部11の前端部の下方に位置されており、このキーボー
ドコネクタ43に上記配線基板17の端子部17aが取
り外し可能に接続されている。
【0073】この場合、キーボード13は、上記のよう
にキーボード装着部11の上方に向けて引き起こすこと
で、このキーボード装着部11から取り外すようになっ
ているので、このキーボード13を引き起こした際に、
配線基板17に引っ張り力が加わったり、配線基板17
の端子部17aとキーボードコネクタ43との接続部分
に無理な力が加わる虞があり得る。
【0074】この問題に対処するため、本実施形態のコ
ンピュータ1では、図6に示すように、キーボード13
の補強板16とアッパハウジング8との間に一対のスト
ッパベルト45,46が掛け渡されている。ストッパベ
ルト45,46は、柔軟なポリエチレンフィルムにて構
成されている。
【0075】ストッパベルト45,46は、第1の端部
45a,46aと、第2の端部45b,46bとを備え
ている。第1の端部45a,46aは、補強板16の裏
面の両端部に粘着テープ(図示せず)を介して接着され
ており、これら第1の端部45a,46aの間に上記配
線基板17が位置されている。第2の端部45b,46
bは、上記キーボード装着部11の前端部に導かれ、こ
の前端部に露出されてりるシールド板20にねじ止めさ
れている。そして、ストッパベルト45,46の全長
は、キーボード13の前端部から導出された配線基板1
7の全長よりも短く定められている。
【0076】このため、図6に示すように、キーボード
13をキーボード装着部11からアームレスト5の上方
に引き出した時のように、ストッパベルト45,46が
最大限に引っ張られた状態でも、配線基板17は余裕を
もって引き回されている。したがって、キーボード13
をキーボード装着部11から引き出した時に、配線基板
17に引っ張り力が加わらずに済むとともに、配線基板
17の端子部17aとキーボードコネクタ43との接続
部分に無理な力が加わらずに済み、配線基板17の損傷
を防止することができる。
【0077】図3や図4に示すように、筐体2の内部に
は、カード収容部50が形成されている。カード収容部
50は、PCMCIA(Personal Computer Memory Car
dInternational Association )カードのような拡張カ
ード(図示せず)を収容するためのものである。このカ
ード収容部50は、上記回路基板40の下面40bとロ
アハウジング7の底壁4aとの間に形成されており、上
記筐体2の右側に位置されている。
【0078】カード収容部50は、拡張カードを出し入
れするためのカードスロット51を備えている。カード
スロット51は、筐体2の右側の側壁4cに開口されて
いる。このカードスロット51は、筐体2の奥行き方向
に延びる開口形状を有している。
【0079】カード収容部50には、第1の機能部品と
してのカードホルダ52が配置されている。図8に示す
ように、カードホルダ52は、上記回路基板40の下面
40bに支持されている。このカードホルダ52は、多
数のピン端子を有するカードコネクタ53と、このカー
ドコネクタ53に連なる一対のガイド部54a,54b
とを備えている。
【0080】カードコネクタ53は、カードスロット5
1と向かい合っており、このカードコネクタ53に拡張
カードが取り外し可能に接続されるようになっている。
ガイド部54a,54bは、カードスロット51に挿入
された拡張カードをカードコネクタ53に導くためのも
ので、上記カードスロット51の近傍からカードコネク
タ53に向けて延びている。
【0081】図7や図8に示すように、ガイド部54
a,54bは、筐体2の奥行き方向に離間して互いに平
行に配置されている。ガイド部54a,54bは、カー
ドスロット51側の端部に、夫々ねじ孔56を有するボ
ス部57を備えている。また、回路基板40は、一対の
第1のねじ挿通孔58a,58bを有している。これら
第1のねじ挿通孔58a,58bは、ボス部57のねじ
孔56に連なっている。第1のねじ挿通孔58a,58
bには、夫々回路基板40の上方から第1のねじ59が
挿通されている。第1のねじ59は、上記ガイド部54
a,54bのねじ孔56にねじ込まれており、このこと
により、カードホルダ52のガイド部54a,54bが
回路基板40に固定されている。
【0082】図2や図4に示すように、カード収容部5
0は、カードスロット51を通じて筐体2の外方に開放
されている。そのため、本実施形態のコンピュータ1
は、拡張カードを使用しない時に、カードスロット51
を塞ぐための閉塞部材61を装備している。閉塞部材6
1は、熱伝導性に優れたアルミニウム合金にような金属
材料にて構成され、上記拡張カードに類似した形状を有
している。
【0083】この閉塞部材61は、上記ガイド部54
a,54bを通じてカード収容部50に取り出し可能に
挿入されるようになっている。閉塞部材61は、回路基
板40とロアハウジング7の底壁4aとの間に介在され
ている。そして、この閉塞部材61をカード収容部50
に挿入した状態では、閉塞部材61の端面61aがカー
ドスロット51に臨んでおり、このことによりカードス
ロット51が閉塞されている。
【0084】そのため、閉塞部材61の端面61aは、
カードスロット51を通じて筐体2の外方に露出されて
いる。図4や図8に示すように、上記回路基板40の下
面40bには、第2の機能部品としてのハードディスク
コネクタ63が配置されている。ハードディスクコネク
タ63は、回路基板40の下面40bの略中央部に位置
され、上記カードコネクタ53に隣接されている。ハー
ドディスクコネクタ63は、筐体2の奥行き方向に延び
ており、このハードディスクコネクタ63の両端部に
は、夫々ねじ孔64が開口されている。
【0085】また、回路基板40は、ねじ孔64に連な
る一対の第2のねじ挿通孔65a,65b(図2に示
す)を有している。第2のねじ挿通孔65には、回路基
板40の上方から第2のねじ67が挿通されている。第
2のねじ67は、上記ハードディスクコネクタ63のね
じ孔64にねじ込まれており、このことにより、ハード
ディスクコネクタ63が回路基板40に固定されてい
る。
【0086】図4に示すように、ハードディスクコネク
タ63には、ハードディスク駆動装置68が接続されて
いる。ハードディスク駆動装置68は、回路基板40の
下面40bとロアハウジング7の底壁4aとの間に収め
られている。このハードディスク駆動装置68は、回路
基板40の下面40bにねじ止めされている。
【0087】なお、回路基板40の下面40bの前端中
央部には、バッテリコネクタ69が配置されている。バ
ッテリコネクタ69は、上記バッテリ収容部37に露出
されており、このバッテリコネクタ69に上記バッテリ
パック38が取り外し可能に接続されるようになってい
る。
【0088】図3および図4に示すように、回路基板4
0の上面40aには、CPUを構成する回路素子として
TCP(Tape Carrier Package)76が実装されてい
る。このTCP76は、コンピュータ1の処理速度の高
速化に対応して、動作中の消費電力が大きくなってお
り、それに伴いTCP76の発熱量も非常に大きなもの
となっている。
【0089】TCP76は、柔軟な樹脂フィルムからな
るキャリア77と、このキャリア77の中央部に支持さ
れ、動作中に発熱するICチップ78とを有している。
キャリア77は、四つの縁部を有する四角形状をなして
おり、このキャリア77には、銅箔からなる多数のリー
ド79が形成されている。
【0090】リード79は、第1の端部79aと第2の
端部79bとを有している。リード79の第1の端部7
9aは、ICチップ78のバンプに半田付けされてい
る。これらリード79とICチップ78との半田付け部
は、ポッティング樹脂80によって覆われている。リー
ド79の第2の端部79bは、キャリア77の縁部から
外方に導出されている。
【0091】TCP76は、リード79とICチップ7
8との半田付け部を回路基板40とは反対側に向けた、
いわゆるフェースアップの姿勢で回路基板40の上面4
0aに実装されている。そして、回路基板40の上面4
0aには、多数のパッド81が配置されており、これら
パッド81にリード79の第2の端部79bが半田付け
されている。そして、このTCP76は、図4に示すよ
うに、上記カードコネクタ53の略上方に位置されてい
る。
【0092】回路基板40の上面40aには、合成樹脂
製のリードカバー82が配置されている。リードカバー
82は、上記リード79の第2の端部79bとパッド8
1との半田付け部を覆って保護するためのものである。
リードカバー82は、粘着テープ84を介して回路基板
40に固定されている。このリードカバー82の中央部
には、通孔83が開口されており、この通孔83を通じ
て上記ICチップ78が回路基板40の上方に露出され
ている。
【0093】図2および図12に示すように、回路基板
40の上面40aには、TCP76の実装部分に対応し
てヒートシンク85が配置されている。ヒートシンク8
5は、アルミニウム合金あるいは銅系合金材料のような
熱伝導性に優れた金属材料にて構成され、上記シールド
板20の下方に位置されている。このシールド板20
は、ヒートシンク85よりも大きな平面形状を有してい
る。
【0094】ヒートシンク85は、上記TCP76と向
かい合う受熱部86と、この受熱部86から回路基板4
0に沿って広がる延長部87と、この延長部87に連な
る一対の第1の支持部88a,88bおよび第2の支持
部89a,89bとを一体に備えている。
【0095】図3の(A)、図4および図11に示すよ
うに、受熱部86は、上記リードカバー82と略同じ大
きさを有する四角形状をなしている。この受熱部86の
下面には、回路基板40に向けて突出する凸部91が形
成されている。この凸部91の先端は、ICチップ78
に対応した大きさを有する平坦な受熱面92となってい
る。受熱面92は、ICチップ78と向かい合ってお
り、これら受熱面92とICチップ78との間には、熱
伝導性を有するゴム状の弾性体93が介在されている。
【0096】そのため、ICチップ78が発熱すると、
このICチップ78の熱は、弾性体93を介してヒート
シンク85の受熱部86に逃がされるようになってい
る。また、受熱部86は、一対のねじ孔94a,94b
を有している。ねじ孔94a,94bは、受熱部86の
対角位置に配置されており、上記凸部91から外れてい
る。
【0097】図12に示すように、ヒートシンク85の
延長部87は、受熱部86から回路基板40の前方、左
側方および右側方に向けて延びている。延長部87は、
回路基板40と略平行をなしており、この延長部87の
上面には、複数の放熱フィン95が一体に形成されてい
る。放熱フィン95の先端は、上記シールド板20の下
面に接している。そして、延長部87の右端部は、回路
基板40上の第1のねじ挿通孔58a,58bの付近ま
で達しているとともに、延長部87の左端部は、回路基
板40の第2のねじ挿通孔65a,65bの付近まで達
している。
【0098】ヒートシンク85の第1の支持部88a,
88bは、延長部87の右端部において、筐体2の奥行
き方向に互いに離間して配置されている。第1の支持部
88a,88bは、夫々回路基板40の上面40aに重
なり合う座部96を有し、この座部96は、上記第1の
ねじ挿通孔58a,58bに対応している。そして、こ
れら第1の支持部88a,88bの座部96に、ヒート
シンク85の上方から上記第1のねじ59が挿通されて
いる。
【0099】ヒートシンク85の第2の支持部89a,
89bは、延長部87の左端部において、筐体2の奥行
き方向に互いに離間して配置されている。第2の支持部
89a,89bは、夫々回路基板40の上面40aに重
なり合う座部97を有し、この座部97は、上記第2の
ねじ挿通孔65a,65bに対応している。そして、こ
れら第2の支持部89a,89bの座部97に、ヒート
シンク85の上方から上記第2のねじ67が挿通されて
いる。
【0100】したがって、ヒートシンク85は、上記カ
ードホルダ52のガイド部54a,54bおよびハード
ディスクコネクタ63と共に回路基板40に固定されて
いる。
【0101】図2,図9および図13に示すように、ヒ
ートシンク85と上記キーボード13との間には、熱拡
散板100が配置されている。熱拡散板100は、アル
ミニウム合金のような熱伝導性に優れた金属材料にて構
成されている。この熱拡散板100は、伝熱部101
と、この伝熱部101に連なる放熱部102とを一体に
備えている。
【0102】伝熱部101は、ヒートシンク85の受熱
部86に対応した大きさを有する四角形状をなしてい
る。この伝熱部101には、受熱部86のねじ孔94
a,94bに連なる一対の挿通孔103a,103bが
開口されている。
【0103】放熱部102は、筐体2の幅方向に延びる
帯状をなしている。放熱部102は、その上面に多数の
放熱突起104を一体に有している。これら放熱突起1
04は、筐体2の幅方向に間隔を存して配置されてい
る。
【0104】このような熱拡散板100は、上記キーボ
ード装着部11に臨む上壁4eの下面に図示しない粘着
テープを介して固定されている。この固定により、伝熱
部101がキーボード装着部11の開口部11aの内側
に位置されるとともに、放熱部102がアッパハウジン
グ8の上壁4eの後端部の下方に位置されている。
【0105】伝熱部101は、上記シールド板20の下
方に位置されている。このシールド板20は、伝熱部1
01との対向部に開口部106を有し、この開口部10
6の開口周縁には、一対の舌片107が形成されてい
る。舌片107は、上記挿通孔103a,103bに対
応した位置において、伝熱部101の上面に重ねられて
いる。
【0106】伝熱部101は、上記アッパハウジング8
をロアハウジング7に連結した時に、上記ヒートシンク
85の受熱部86の上面に重ねられている。この伝熱部
101の挿通孔103a,103bには、筐体2の上方
からねじ108が挿通されており、このねじ108は、
受熱部86のねじ孔94a,94bにねじ込まれてい
る。このねじ込みにより、伝熱部101の下面が受熱部
86の上面に押し付けられ、受熱部86から伝熱部10
1に至る熱伝達経路が構成されるようになっている。
【0107】なお、ねじ108は、上記シールド板20
の舌片107a107bを熱拡散板100の伝熱部10
2に共締めしている。図3の(A)や図5に示すよう
に、放熱部102と向かい合う上壁4eの後端部には、
多数の放熱孔110が開口されている。放熱孔110
は、上記ディスプレイ支持部21a,21bの間におい
て、アッパハウジング8の幅方向に間隔を存して配置さ
れている。放熱孔110は、上記ディスプレイユニット
3のハウジング23の連結部25と向かい合っており、
これら放熱孔110が開口された上壁4eの後端部と連
結部25との間には、所定の隙間111が形成されてい
る。
【0108】上記放熱部102の放熱突起104は、上
記放熱孔110に挿入されている。これら放熱突起10
4の先端は、放熱孔110を通じて上記隙間111に露
出されており、これら放熱突起104の露出部分は、上
記ディスプレイユニット3の連結部25によって隠され
ている。
【0109】このような構成において、コンピュータ1
が動作すると、TCP76の電力消費に伴いICチップ
78が発熱する。このICチップ78は、ヒートシンク
85の受熱部86に弾性体93を介して接しているの
で、ICチップ78の熱の多くは、受熱部86に伝えら
れる。
【0110】この場合、ヒートシンク85は、受熱部8
6から回路基板40に沿うように拡張された延長部87
を備えているので、受熱部86に伝えられた熱は、延長
部87に拡散される。そして、この延長部87には、多
数の放熱フィン95が形成されているので、空気との接
触面積が多くなる。この結果、ヒートシンク85に伝え
られた熱は、回路基板40上の広い範囲から筐体2の内
部に自然空冷による放熱により拡散される。
【0111】放熱フィン95の先端は、シールド板20
に接しているとともに、このシールド板20は、キーボ
ード13の補強板16に重ね合わされているので、ヒー
トシンク85に伝えられた熱は、シールド板20を介し
て補強板16に逃がされる。このシールド板20は、ヒ
ートシンク85よりも大きな平面形状を有するため、ヒ
ートシンク85の熱を補強板16の広い範囲に亘って拡
散させることができ、補強板16が局部的に加熱される
ことはない。
【0112】したがって、ヒートシンク85に伝えられ
た熱を、筐体2およびキーボード13に効率良く逃がす
ことができ、TCP76の放熱性能を高めることができ
る。ヒートシンク85の受熱部86は、アッパハウジン
グ8に支持された熱拡散板100の伝熱部101に接し
ているので、受熱部86に伝えられたICチップ76の
熱は、伝熱部101を経て放熱部102に伝えられる。
放熱部102の放熱突起104は、アッパハウジング8
の放熱孔110を通じて筐体2とディスプレイユニット
3との間の隙間111に露出されているので、これら放
熱突起104は、直接外気にさらされることになる。そ
のため、放熱部102に伝えられた熱は、筐体2の外方
に放熱されることになり、筐体2の内部に自然放熱する
だけのものに比べて、TCP76の放熱効果を最大限に
高めることができる。
【0113】また、本実施の形態によると、カード収容
部50に収容された閉塞部材61は、金属製であるた
め、回路基板40の熱や筐体2の内部の熱が閉塞部材6
1に効率良く伝えられる。この閉塞部材61の端面61
aは、カードスロット51を通じて筐体2の外方に露出
されているため、閉塞部材61に伝えられた熱は、その
端面61aから筐体2の外方に直接放熱される。
【0114】したがって、カードスロット51を閉じる
閉塞部材61を、一種のヒートシンクとして活用するこ
とができ、筐体2の内部の熱を外方に効率良く逃がすこ
とができる。
【0115】その上、筐体2のロアハウジング7は、樹
脂材料に比べて熱伝導性に優れた金属製であり、この金
属部分が筐体2の外方に露出されているため、筐体2の
内部の熱を外方に効率良く逃がすことができる。そのた
め、筐体2の内部に熱が籠り難くなり、TCP76や回
路基板40の雰囲気温度を低く抑えることができる。
【0116】それとともに、ロアハウジング7をマグネ
シウム合金製としたことにより、ロアハウジング7の剛
性を低下させることなく、このロアハウジング7の底壁
4aおよび周壁7aの肉厚を薄くすることができる。そ
のため、ロアハウジング7ひいては筐体2の軽量化が可
能となるとともに、肉厚が薄くなった分だけロアハウジ
ング7の内側の実装スペースを広げることができる。
【0117】ところで、上記TCP76の放熱を促進さ
せるためのヒートシンク85は、カードホルダ52のガ
イド部54a,54bを回路基板40に固定する第1の
ねじ59と、ハードディスクコネクタ63を回路基板4
0に固定する第2のねじ67を利用して回路基板40に
共締めされているので、回路基板40にヒートシンク8
5を固定するための専用のねじ孔を開けなくとも良いこ
とになる。
【0118】このため、従来、ヒートシンク85を固定
するためのねじ孔を開けていた部分を、回路部品42の
実装エリアとして活用することができ、回路基板40を
大型化することなく実装面積を広げることができる。し
たがって、回路部品42の配置を無理なく行なえるとと
もに、高密度の実装が可能となる。
【0119】また、上記構成によると、TCP76の熱
を受けるヒートシンク85とカードホルダ52およびハ
ードディスクコネクタ63とは、回路基板40の上下両
側に振り分けて配置されるので、ヒートシンク85とカ
ードホルダ52およびハードディスクコネクタ63とが
直接重なり合うことはない。そのため、カードホルダ5
2およびハードディスクコネクタ63に対する熱影響を
少なく抑えることができる。
【0120】加えて、上記のようにヒートシンク85
を、カードホルダ52やハードディスクコネクタ63の
固定用の第1および第2のねじ59,67を介して回路
基板40に固定する場合、このヒートシンク85の固定
は、回路基板40へのTCP76や回路部品42等の実
装が完了した後に行なわれる。この際、TCP76のリ
ード79と回路基板40との半田付け部が露出されてい
ると、ヒートシンク85を取り付けるまでの過程におい
て、上記半田付け部に手や工具類が触れることがあり、
リード79の半田付け部分が破損したり、リード79が
切れる虞がある。
【0121】しかるに、上記構成によると、回路基板4
0の上面40aには、リード79と回路基板40との半
田付け部分を覆うリードカバー82が取り付けられてい
るので、このリードカバー82によってリード79の半
田付け部分やリード79を保護することができる。この
ため、ヒートシンク85を取り付けるまでの過程におい
て、リード79と回路基板40との接続状態を確実に維
持することができる。
【0122】なお、本発明は、上記第1の実施の形態に
特定されるものではなく、図14および図15に本発明
の第2の実施の形態を示す。この第2の実施の形態は、
主にヒートシンク200に関する事項が上記第1の実施
の形態と相違しており、それ以外の構成は上記第1の実
施の形態と同様である。そのため、第2の実施の形態に
おいて、上記第1の実施の形態と同一の構成部分には、
同一の参照符号を付してその説明を省略する。
【0123】図15に示すように、ヒートシンク200
は、略四角形状の受熱部201を有している。この受熱
部201は、リードカバー82よりも一回り大きな平面
形状を有している。受熱部201の四つの角部には、第
1ないし第4の支持部202a〜202dが一体に形成
されている。第1ないし第4の支持部202a〜202
dは、受熱部201から下向きに延びており、夫々の先
端部には、回路基板40の上面40aに重なり合う座部
203が形成されている。
【0124】第1の支持部202aと第2の支持部20
2bとは、筐体2の奥行き方向に互いに離間して配置さ
れている。また、回路基板40は、一対のねじ孔204
(一方のみを図示)を有している。ねじ孔204は、ヒ
ートシンク200を固定するためのものであり、上記支
持部202a,202bの座部203に対応している。
第1および第2の支持部202a,202bの座部20
3には、ヒートシンク200の上方からねじ205が挿
通されており、このねじ205は、ねじ孔204にねじ
込まれている。
【0125】第3の支持部202cと第4の支持部20
2dとは、筐体2の奥行き方向に互いに離間して配置さ
れており、これら支持部202c,202dの座部20
3は、回路基板40の第2のねじ挿通孔65a,65b
に対応している。これら第1および第2の支持部202
c,202dの座部203には、ヒートシンク200の
上方から第2のねじ67が挿通されており、この第2の
ねじ67は、ハードディスクコネクタ63のねじ孔64
にねじ込まれている。
【0126】このような構成によれば、ヒートシンク2
00の第3および第4の支持部202c,202dを回
路基板40に固定する第2のねじ67は、ハードディス
クコネクタ63を回路基板40に固定するものでもある
ため、回路基板40にヒートシンク200を固定するね
じ孔204を開けるにしても、これらねじ孔204は、
第1および第2の支持部202a,202bに対応する
ものであれば良い。
【0127】そのため、従来に比べて回路基板40に開
けるねじ孔204の数を減らすことができ、これまでね
じ孔204を開けていた部分を回路部品42の実装エリ
アとして活用することができる。
【0128】なお、上記実施の形態においては、回路基
板の上面にTCPを実装したが、この回路基板の下面に
TCPを実装するようにしても良い。また、上記実施の
形態では、発熱する回路素子としてTCPを例に掲げて
説明したが、この回路素子はTCPに特定されるもので
はなく、その他のLSIパッケージであっても良い。
【0129】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、回路素子
の熱をヒートシンクを介して外方に放出することがで
き、回路素子の放熱効果を高めることができる。しか
も、ヒートシンクは、機能部品を回路基板に固定するた
めのねじによって回路基板に共締めされるので、回路基
板にヒートシンクを固定するための数多くのねじ孔を開
ける必要はなく、従来、ヒートシンクを固定するための
ねじ孔を開けていた部分を回路部品の実装エリアとして
有効に活用することができる。したがって、回路基板を
大きくすることなく、その実装面積を広げることがで
き、回路部品の配置を無理なく行なえるとともに、高密
度な実装が可能となるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるポータブル
コンピュータの斜視図。
【図2】ポータブルコンピュータの筐体を分解して示す
斜視図。
【図3】(A)は、ポータブルコンピュータの断面図。
(B)は、筐体のロアハウジングとアッパハウジングと
の連結部分の断面図。(C)は、ディスプレイユニット
のLCDカバーとLCDマスクとの連結部分の断面図。
【図4】図3の(A)のA−A線に沿う断面図。
【図5】図3の(A)のB−B線に沿う断面図。
【図6】キーボード装着部からキーボードを取り外した
状態を示すポータブルコンピュータの斜視図。
【図7】ヒートシンクの取り付け部分を示すポータブル
コンピュータの断面図。
【図8】回路基板の下面にカードホルダおよびハードデ
ィスクコネクタを装着した状態を示す斜視図。
【図9】回路基板に実装されたTCPとヒートシンクと
の位置関係を示す断面図。
【図10】回路基板に実装されたTCPとリードカバー
との関係を示す斜視図。
【図11】ヒートシンクの斜視図。
【図12】筐体のロアハウジングにヒートシンクを有す
る回路基板を組み込んだ状態を示す斜視図。
【図13】ヒートシンクと熱拡散板との関係を示す斜視
図。
【図14】本発明の第2の実施の形態におけるポータブ
ルコンピュータの断面図。
【図15】ヒートシンクの斜視図。
【符号の説明】
2…筐体 40…回路基板 42…回路部品 52…第1の機能部品(カードホルダ) 59…第1のねじ 63…第2の機能部品(ハードディスクコネクタ) 67…第2のねじ 76…回路素子(TCP) 85,200…ヒートシンク

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の回路部品および動作中に発熱する
    回路素子が実装された回路基板と;この回路基板にねじ
    を介して固定された機能部品と;上記回路基板に配置さ
    れ、上記回路素子の熱を受けるとともに、この熱を放出
    するためのヒートシンクと;を備えており、 上記ヒートシンクは、上記機能部品を固定する上記ねじ
    を介して上記回路基板に取り付けられていることを特徴
    とする回路モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記ヒートシ
    ンクは、複数の放熱フィンを備えていることを特徴とす
    る回路モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、上記回路基板
    は、第1の面と、この第1の面とは反対側に位置された
    第2の面と、を含み、上記回路素子およびヒートシンク
    は、上記回路基板の第1の面に配置されているととも
    に、上記機能部品は、上記回路基板の第2の面に配置さ
    れ、これらヒートシンクと機能部品とは、上記回路基板
    を挾んで互いに向かい合っていることを特徴とする回路
    モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、上記回路素子
    は、柔軟な樹脂フィルムからなるキャリアと;このキャ
    リアに支持され、動作中に発熱するICチップと;上記
    キャリアに形成され、上記ICチップに接続された第1
    の端部と、上記キャリアの外方に導出された第2の端部
    とを含む多数のリードと;を備えているテープキャリア
    パッケージであり、このテープキャリアパッケージのリ
    ードの第2の端部は、上記回路基板に半田付けされてい
    るとともに、上記回路基板には、上記リードと回路基板
    との半田付け部分を覆い隠すリードカバーが取り付けら
    れていることを特徴とする回路モジュール。
  5. 【請求項5】 多数の回路部品および動作中に発熱する
    回路素子が実装された回路基板と;この回路基板に第1
    のねじを介して固定された第1の機能部品と;上記回路
    基板に第2のねじを介して固定され、上記第1の機能部
    品に隣接された第2の機能部品と;上記回路基板に配置
    され、上記回路素子の熱を受けるとともに、この熱を放
    出するためのヒートシンクと;を備えており、 上記ヒートシンクは、上記第1および第2のねじを介し
    て上記回路基板に固定されていることを特徴とする回路
    モジュール。
  6. 【請求項6】 請求項5の記載において、上記回路基板
    は、第1の面と、この第1の面とは反対側に位置された
    第2の面と、を含み、上記回路素子およびヒートシンク
    は、上記回路基板の第1の面に配置されているととも
    に、上記第1および第2の機能部品は、上記回路基板の
    第2の面に配置されており、また、上記ヒートシンク
    は、上記回路基板を挾んで上記第1の機能部品と向かい
    合う第1の支持部と、上記回路基板を挾んで上記第2の
    機能部品と向かい合う第2の支持部と、を有し、上記第
    1および第2のねじは、上記回路基板、上記第1および
    第2の支持部を貫通して上記第1および第2の機能部品
    にねじ込まれていることを特徴とする回路モジュール。
  7. 【請求項7】 請求項6の記載において、上記ヒートシ
    ンクは、上記回路素子の熱を受ける受熱部と、この受熱
    部に連なるとともに、上記回路基板の第1の面に沿って
    延びる延長部と、を有し、この延長部の表面には、複数
    の放熱フィンが形成されていることを特徴とする回路モ
    ジュール。
  8. 【請求項8】 多数の回路部品および動作中に発熱する
    回路素子が実装された回路基板と;この回路基板に第1
    のねじを介して固定された機能部品と;上記回路基板に
    配置され、上記回路素子の熱を受けるとともに、この熱
    を放出するためのヒートシンクと;を備えており、 上記ヒートシンクは、上記回路基板に支持される第1お
    よび第2の支持部を有し、上記第1の支持部は、上記第
    1のねじを介して上記回路基板に固定されているととも
    に、上記第2の支持部は、上記第1のねじとは別の第2
    のねじを介して上記回路基板に固定されていることを特
    徴とする回路モジュール。
  9. 【請求項9】 請求項8の記載において、上記回路基板
    は、第1の面と、この第1の面とは反対側に位置された
    第2の面と、を含み、上記回路素子およびヒートシンク
    は、上記回路基板の第1の面に配置されているととも
    に、上記機能部品は、上記回路基板の第2の面に配置さ
    れており、上記ヒートシンクの第1の支持部は、上記回
    路基板を挾んで上記機能部品と向かい合っていることを
    特徴とする回路モジュール。
  10. 【請求項10】 箱状の筐体と;この筐体の内部に収容
    され、多数の回路部品および動作中に発熱する回路素子
    が実装された回路基板と;この回路基板にねじを介して
    固定された機能部品と;上記回路基板に配置され、上記
    回路素子の熱を受けるとともに、この熱を放出するため
    のヒートシンクと;を備えており、 上記ヒートシンクは、上記機能部品を固定する上記ねじ
    を介して上記回路基板に取り付けられていることを特徴
    とする携帯形機器。
  11. 【請求項11】 請求項10の記載において、上記筐体
    は、キーボード装着口が開口された上壁と、上記キーボ
    ード装着口に取り付けられたキーボードと、を備えてお
    り、このキーボードは、多数のキーを支持するととも
    に、上記キーボード装着口に嵌合されるキーボードパネ
    ルと、このキーボードパネルの下面を覆う金属製の補強
    板と、を有し、この補強板に上記ヒートシンクが接して
    いることを特徴とする携帯形機器。
  12. 【請求項12】 請求項11の記載において、上記筐体
    は、上記キーボード装着口に位置される金属製のシール
    ド板を有し、このシールド板は、上記ヒートシンクより
    も大きな平面形状を有するとともに、上記ヒートシンク
    と上記補強板との間に介在されていることを特徴とする
    携帯形機器。
  13. 【請求項13】 請求項12の記載において、上記ヒー
    トシンクは、複数の放熱フィンを備えていることを特徴
    とする携帯形機器。
  14. 【請求項14】 請求項13の記載において、上記放熱
    フィンの先端は、上記シールド板に接していることを特
    徴とする携帯形機器。
  15. 【請求項15】 請求項12の記載において、上記筐体
    は、ロアハウジングと、このロアハウジングに取り外し
    可能に連結され、上記キーボード装着口が開口されたア
    ッパハウジングと、を有し、上記ロアハウジングの内部
    に上記ヒートシンクを有する回路基板が収容されている
    とともに、上記アッパハウジングには、上記シールド板
    が支持されており、上記ヒートシンクは、上記ロアハウ
    ジングとアッパハウジングとを互いに連結した時に、上
    記シールド板に接することを特徴とする携帯形機器。
  16. 【請求項16】 請求項10の記載において、上記回路
    基板は、第1の面と、この第1の面とは反対側に位置さ
    れた第2の面と、を含み、上記回路素子およびヒートシ
    ンクは、上記回路基板の第1の面に配置されているとと
    もに、上記機能部品は、上記回路基板の第2の面に配置
    されており、また、上記ヒートシンクは、上記回路基板
    を挾んで上記機能部品と向かい合う複数の支持部を有
    し、上記ねじは、上記回路基板および上記支持部を貫通
    して上記機能部品にねじ込まれていることを特徴とする
    携帯形機器。
  17. 【請求項17】 請求項16の記載において、上記ヒー
    トシンクは、上記回路素子の熱を受ける受熱部と、この
    受熱部に連なるとともに、上記回路基板の第1の面に沿
    って延びる延長部と、を有し、この延長部の表面には、
    複数の放熱フィンが形成されていることを特徴とする携
    帯形機器。
  18. 【請求項18】 請求項10の記載において、上記回路
    素子は、柔軟な樹脂フィルムからなるキャリアと;この
    キャリアに支持され、動作中に発熱するICチップと;
    上記キャリアに形成され、上記ICチップに接続された
    第1の端部と、上記キャリアの外方に導出された第2の
    端部とを含む多数のリードと;を備えているテープキャ
    リアパッケージであり、このテープキャリアパッケージ
    のリードの第2の端部は、上記回路基板に半田付けされ
    ているとともに、上記回路基板には、上記リードと回路
    基板との半田付け部分を覆い隠すリードカバーが取り付
    けられていることを特徴とする携帯形機器。
  19. 【請求項19】 箱状の筐体と;この筐体の内部に収容
    され、多数の回路部品および動作中に発熱する回路素子
    が実装された回路基板と;この回路基板に第1のねじを
    介して固定された機能部品と;上記回路基板に配置さ
    れ、上記回路素子の熱を受けるとともに、この熱を放出
    するためのヒートシンクと、を備えており、 上記ヒートシンクは、上記回路基板に支持される第1お
    よび第2の支持部を有し、上記第1の支持部は、上記第
    1のねじを介して上記回路基板に固定されているととも
    に、上記第2の支持部は、上記第1のねじとは別の第2
    のねじを介して上記回路基板に固定されていることを特
    徴とする携帯形機器。
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