JP3657714B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリカードのような機能部品を増設可能とした情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ブック形あるいはノート形と称されるコンパクトなポータブルコンピュータにおいて、記憶容量を増大させるためにメモリカードを増設可能とした機種が知られている。
【0003】
この種のコンピュータは、箱状をなす筐体を有している。筐体は、底壁と、この底壁に連なる周壁とを有し、この筐体の内部には、回路基板が収容されている。回路基板は、筐体の底壁と略平行に配置されており、この回路基板と底壁との間に、上記メモリカードが取り外し可能に収容されるカード収容部が形成されている。カード収容部は、メモリカードを出し入れするための開口部を有し、この開口部は、筐体の底壁に開口されている。
【0004】
カード収容部の開口部は、取り外し可能な蓋によって覆われている。蓋は、複数のねじを介して筐体の底壁に固定されており、この蓋により、上記カード収容部やメモリカードが覆い隠されている。
【0005】
また、従来のコンピュータでは、上記回路基板における収容部に臨む面が絶縁シートによって覆われている。絶縁シートは、開口部と向い合っており、この絶縁シートには、開口部を取り囲むスポンジ製のシール材が接着等の手段により取り付けられている。シール材は、回路基板と底壁との間の隙間を埋めており、これら絶縁シートおよびシール材により上記カード収容部が筐体の内部から仕切られている。
【0006】
そのため、ねじを弛めて蓋を取り外した際に、誤ってねじを収容部に落としたとしても、このねじはシール材によって受け止められ、カード収容部に止まる。したがって、筐体の内部にねじが入り込むことはなく、このねじによる不所望な短絡あるいは断線事故を未然に防止することができる。
【0007】
ところで、最近のポータブルコンピュータの性能は飛躍的に進歩し、特にコンピュータに搭載されるCPUについては、その処理速度が一段と高速化する傾向にある。このCPUの処理速度が高まるにつれ、CPUの消費電力が大きくなり、その分、CPUを始めとして、このCPUが実装された回路基板の発熱量が多くなる。したがって、発熱量の大きなCPUや回路基板を上記筐体に収容するに当たっては、筐体の内部の通気性を高め、CPUや回路基板の放熱性能を高めることが必要となってくる。
【0008】
CPUの放熱を促進させるための方式として、従来、CPUが実装された回路基板にヒートシンクを取り付け、このヒートシンクを通じてCPUの熱を筐体の内部に自然放熱させるものが知られている。また、特に発熱量の大きなCPUが搭載されたコンピュータでは、ヒートシンクに隣接した位置に電動ファンを設置し、このヒートシンクの周囲に強制的に冷却風を送風することが行なわれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
メモリカードを増設可能としたコンピュータは、上記のように筐体の内部にカード収容部を備えている。ところが、このカード収容部は、ねじの侵入を防止するシール材を介して筐体の内部から区画されているため、上記のように筐体の内部の通気性を高めることを目的として、この筐体の内部に空気を流すようにした場合に、この空気は、カード収容部の周囲を迂回して流れることになる。
【0010】
したがって、筐体の内部での空気の流れがシール材によって妨げられるとともに、この空気の流れに偏りが生じ、筐体の内部の広い範囲に亘って効率良く空気を流すことができなくなる。この結果、カード収容部の存在によって筐体内部の通気性が損なわれてしまい、カード収容部の付近に熱溜まりが生じ易くなるとともに、CPUや回路基板の放熱が不十分なものとなる虞があり得る。
【0011】
本発明は、このような事情にもとづいてなされたもので、その目的は、筐体の内部の通気性を高めることができる情報処理装置を得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る情報処理装置は、
開口部が設けられた外壁を有する筐体と、
上記筐体の内部に設けられ、上記開口部を介して機能部品を収容可能な収容部と、
上記開口部の開口周縁から上記筐体の内側に延びるとともに、上記収容部と上記筐体の内部とを連通させる連通孔と、
上記開口部を塞ぐとともに、上記収容部に収容された機能部品を覆う蓋と、を備えていることを特徴としている。
【0013】
この構成によると、筐体の内部を自然対流あるいは強制的に流れる空気は、連通孔を通じて収容部を通り抜ける。そのため、筐体内部の空気の流れが収容部によって妨げられずに済み、筐体の内部の通気性が良好となる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下本発明の第1の実施の形態を、ポータブルコンピュータに適用した図1ないし図15にもとづいて説明する。
【0035】
図1は、ブック形のポータブルコンピュータ1を示している。このコンピュータ1は、合成樹脂製の筐体2と、この筐体2に支持されたディスプレイユニット3とを備えている。
【0036】
図2および図3に示すように、筐体2は、ベース4と、このベース4に連結されたアッパカバー5とで構成されている。ベース4は、平坦な底壁4aと、この底壁4aに連なる一対の側壁4b,4cおよび後壁4dとを有している。側壁4b,4cおよび後壁4dは、底壁4aの周縁部から上向きに延びている。
【0037】
底壁4aの後部には、下向きに張り出す凸部4eが形成されている。凸部4eは、筐体2を手元側が低くなるような姿勢にティルトさせるためのもので、ベース4の幅方向に延びている。そのため、図6から明らかなように、ベース4の後部の深さ寸法は、ベース4の前半部の深さ寸法よりも凸部4eの分だけ大きくなっている。
【0038】
アッパカバー5は、略平坦な上壁5aと、この上壁5aの後端部から下向きに延びる後壁5bとを有している。上壁5aは、ベース4の底壁4aと向かい合っており、この上壁5aの側縁部がベース4の側壁4b,4cに連なっている。アッパカバー5の後壁5bは、ベース4の後壁4dに連なっている。これら底壁4a側壁4b,4c、後壁4d、上壁5aおよび後壁5dは、互いに協働して筐体2の外壁を構成している。そのため、筐体2は、前方に向けて開放された偏平な四角形箱状をなしている。
【0039】
アッパカバー5の上壁5aの前部は、パームレスト5cを兼ねている。パームレスト5cは、筐体2の幅方向に延びており、このパームレスト5cの後方にキーボード6が配置されている。
【0040】
図2ないし図4に示すように、ベース4は、バッテリ収容部7を備えている。バッテリ収容部7は、ベース4の底壁4aに開口された凹所にて構成され、このベース4の左端部に位置されている。このバッテリ収容部7は、ベース4の前方に向けて開放された挿入口8を有している。
【0041】
バッテリ収容部7には、挿入口8を通じてバッテリパック9が取り外し可能に装着されている。バッテリパック9は、コンピュータ1を商用交流電源が得られない場所で使用する際に、その駆動用電源として機能するものであり、コンピュータ1に標準装備されている。バッテリ収容部7の挿入口8は、取り外し可能なバッテリカバー10によって覆われており、このバッテリカバー10により、バッテリパック9がバッテリ収容部7に保持されている。
【0042】
図4に示すように、ベース4の内部には、フレーム11が収容されている。フレーム11は、マグネシウム合金のような軽量で、かつ熱伝導性を有する金属材料にて構成され、上記ベース4の内側にきっちりと嵌まり込むような大きさを有している。
【0043】
フレーム11は、機器収容部12と、基板支持部13とを一体に備えている。機器収容部12は、フレーム11の前半部に位置されている。機器収容部12は、底壁15と、この底壁15に連なる一対の側壁16a,16bとを有し、全体としてベース4の上方および前方に向けて開放された箱形状をなしている。
【0044】
機器収容部12は、仕切り壁17を介して第1のセクション18と第2のセクション19とに仕切られている。第1および第2のセクション18,19は、ベース4の幅方向に並んでおり、これら第1および第2のセクション18,19は、夫々ベース4の前方に向けて開口された挿入口20,21を有している。挿入口20,21は、ベース4の前端に位置されている。
【0045】
図5および図6に示すように、第1および第2のセクション18,19には、夫々インタフェースコネクタ22,23が配置されている。インタフェースコネクタ22,23は、第1および第2のセクション18,19の終端部に位置され、上記挿入口20,21と向かい合っている。
【0046】
図4および図6に示すように、フレーム11の基板支持部13は、バッテリ収容部7および機器収容部12の後方においてベース4の幅方向に延びている。この基板支持部13は、ベース4の凸部4eと向かい合う底壁25を有している。底壁25は、比較的大きな一対の通孔26a,26bを有している。この底壁25の上面には、通孔26a,26bの周囲に位置して、上向きに延びる複数のボス部27が配置されている。
【0047】
機器収容部12の第1のセクション18には、CD−ROM駆動装置30(図1に示す)又はフロッピーディスク駆動装置31(図2に示す)のいずれか一方が選択的に取り外し可能に装着されている。CD−ROM駆動装置30およびフロッピーディスク駆動装置31は、夫々一つのモジュールとしてパッケージ化されており、上記挿入口20を通じて第1のセクション18に挿入されている。これらCD−ROM駆動装置30又はフロッピーディスク駆動装置31は、上記インターフェースコネクタ22に電気的に接続されている。
【0048】
また、機器収容部12の第2のセクション19には、上記挿入口21を通じて図示しないハードディスク駆動装置が収容されている。ハードディスク駆動装置は、インタフェースコネクタ23に電気的に接続されている。
【0049】
図4および図6に示すように、ベース4の底壁4aの前端部には、上向きに延びる起立壁33が形成されている。起立壁33は、上記機器収容部12の底壁15の前端に連なっており、この機器収容部12の底壁15とベース4の底壁4aとの間の隙間34を前方から覆っている。
【0050】
起立壁33には、多数の第1の連通孔35が形成されている。第1の連通孔35は、上記ベース4の幅方向に間隔を存して一列に並べられており、これら第1の連通孔35は、機器収容部12の第1のセクション18に対応した位置において、上記隙間34に連なっている。
【0051】
図2および図3に示すように、ベース4の底壁4aの前端部には、多数の第2の連通孔36が形成されている。第2の連通孔36は、上記機器収容部12の第2のセクション19の下方において、上記隙間34に連なっている。
【0052】
ベース4の前端部には、フロントカバー38が取り付けられている。フロントカバー38は、底壁部39と、この底壁部39に連なる前壁部40と、これら底壁部39および前壁部40に連なる側壁部41とを有している。底壁部39および前壁部40は、ベース4の幅方向に延びており、この底壁部39の先端が、ピン42を介してベース4の底壁4aの前端部に支持されている。
【0053】
そのため、フロントカバー38は、その前壁部40が機器収容部12の挿入口20,21と向かい合う第1の位置と、上記前壁部40が挿入口20,21の前方に離脱する第2の位置とに亘って回動可能にベース4に支持されている。そして、フロントカバー38が第1の位置に回動された状態では、上記底壁部40がベース4の底壁4aに連続し、側壁部41がベース4の右側の側壁4cに連続するようになっている。
【0054】
フロントカバー38の前壁部40は、長方形状に切り欠かれた導出口43を有している。導出口43は、上記CD−ROM駆動装置30の前面およびフロッピーディスク駆動装置31の前面に対応した大きさを有している。このため、フロントカバー38が第1の位置に回動されている状態においても、CD−ROM駆動装置30の前面又はフロッピーディスク駆動装置31の前面がベース4の前方に露出され、光ディスク又はフロッピーディスクの出し入れ作業を行なえるようになっている。
【0055】
フロントカバー38の底壁部39と前壁部40とで規定される角部には、多数の通気孔45が形成されている。通気孔45は、ベース4の幅方向に間隔を存して一列に並べられている。これら通気孔45は、フロントカバー38が第1の位置に回動されている状態において、上記ベース4の前端の第1の連通孔35と向かい合っている。
【0056】
図6に示すように、フレーム11の下端には、第1の回路基板50が支持されている。第1の回路基板50は、フレーム11の機器収容部12および基板支持部13を下方から覆うような大きさを有している。第1の回路基板50は、フレーム11と共にベース4の内部に収容されている。この第1の回路基板50は、ベース4の底壁4aと略平行に配置されているとともに、上記隙間34に収められている。
【0057】
第1の回路基板50の後端部の上面には、周辺機器を接続するための複数の拡張コネクタ51が実装されている。拡張コネクタ51は、ベース4の後壁4dに隣接されており、この後壁4dは、拡張コネクタ51に対応した位置において切り欠かれている。そして、後壁4dには、開閉可能な複数のコネクタカバー52が支持されており、これらコネクタカバー52は、拡張コネクタ51に対応した位置に配置されている。
【0058】
第1の回路基板50の後端部には、金属製のコネクタパネル54が取り付けられている。コネクタパネル54は、上記拡張コネクタ51を支持しており、このコネクタパネル54の上部は、上記アッパカバー5の後壁5bの内面に重ねられている。コネクタパネル54は、上記フレーム11の基板支持部13を後方から覆っており、このコネクタパネル54および後壁5bには、筐体2の内部に連なる多数の通気孔55が形成されている。
【0059】
図6に示すように、ベース4の底壁4aの上面には、金属製のシールド板57がねじ止めされている。シールド板57は、第1の回路基板50の下面と向かい合っている。シールド板57のうち、上記第2の連通孔36に対応した位置には、図15に示すように、第2の連通孔36に連なる逃げ孔57aが開口されている。
【0060】
シールド板57の後部は、上記ベース4の凸部4eと上記フレーム11の基板支持部13との間に介在されている。シールド板57の後部と凸部4eの底との間には、ベース4の幅方向に延びる空間58が形成されている。このシールド板57の後部には、空間58に連なる複数の通孔59が開口されており、これら通孔59を介して上記隙間34と空間58とが互いに連通されている。
【0061】
図7に示すように、第1の回路基板50の上面および下面には、DRAMのような各種の回路部品60が実装されている。また、第1の回路基板50の後端部の下面には、CPUを構成する回路素子としてのTCP(Tape Carrier Package)61が実装されている。TCP61は、上記機器収容部12の第1のセクション18の後方であり、かつ上記基板支持部13の下方に位置されている。このTCP61は、コンピュータ1の処理速度の高速化に対応して、動作中の消費電力が大きくなっており、それに伴いTCP61の発熱量も非常に大きなものとなっている。
【0062】
図8および図9に示すように、TCP61は、柔軟な樹脂フィルムからなるキャリア62と、このキャリア62の中央部に支持され、動作中に発熱するICチップ63とを有している。キャリア62は、四つの縁部を有する四角形状をなしており、このキャリア62には、銅箔からなる多数のリード64が形成されている。
【0063】
リード64は、第1の端部64aと第2の端部64bとを有している。リード64の第1の端部64aは、ICチップ63のバンプに半田付けされている。これらリード64とICチップ63との半田付け部分は、ポッティング樹脂65によって覆われている。リード64の第2の端部64bは、キャリア62の縁部から外方に導出されている。
【0064】
TCP61は、リード64とICチップ63との半田付け部分を第1の回路基板50とは反対側に向けた、いわゆるフェースアップの姿勢で第1の回路基板50の下面に実装されている。第1の回路基板50の下面には、多数のパッド66が配置されており、これらパッド66にリード64の第2の端部64bが半田付けされている。
【0065】
図8および図10に示すように、第1の回路基板50は、TCP61の実装部分に正方形状の通孔68を有している。通孔68は、ICチップ63の平面形状よりも大きな開口形状を有するとともに、上記ICチップ63と向かい合っている。また、第1の回路基板50は、上記通孔68の周囲に四つの貫通孔69を有している。これら貫通孔69は、TCP61の実装領域の外側に位置されている。
第1の回路基板50の上面には、TCP61の熱を受けるコールドプレート70が配置されている。コールドプレート70は、熱伝導性に優れた銅系合金材料にて構成され、上記通孔68の開口形状およびTCP61の平面形状よりも大きな四角形板状をなしている。コールドプレート70の下面の中央部には、下向きに突出する受熱部71が形成されている。受熱部71は、第1の回路基板50の通孔68に嵌め込まれており、この受熱部71の下面は、平坦な受熱面72となっている。受熱面72は、上記ICチップ63の上面に熱伝導性の接着剤73を介して接着されている。
【0066】
図10に示すように、コールドプレート70は、その上面の四隅にねじ孔75を有する円柱状のボス部76を備えている。ねじ孔75は、ボス部76の上面およびコールドプレート70の下面に開口されており、これらねじ孔75は、上記第1の回路基板50の貫通孔69に連なっている。
【0067】
第1の回路基板50の下面には、TCPカバー79が配置されている。TCPカバー79は、TCP61を保護するとともに、このTCP61のリード64と回路基板50との半田付け部分を覆って保護するためのものである。TCPカバー79は、コールドプレート70と略同じ大きさを有する正方形状のカバーパネル80を有している。カバーパネル80は、アルミニウム合金のような熱伝導性に優れた金属材料にて構成され、このカバーパネル80の上面中央部がICチップ63と向かい合っている。
【0068】
カバーパネル80は、その四隅に挿通孔81を備えている。挿通孔81は、第1の回路基板50の貫通孔69に連なっており、これら挿通孔81には、第1の回路基板50の下方からねじ82が挿通されている。ねじ82は、貫通孔69を介してコールドプレート70のねじ孔75にねじ込まれている。このねじ込みにより、コールドプレート70とTCPカバー79とが第1の回路基板50を挾んだ状態で互いに締め付けられ、この第1の回路基板50に保持されている。
【0069】
図8や図10に示すように、カバーパネル80の上面中央部には、熱伝導性を有する弾性シート83が接着されている。弾性シート83は、シリコーン樹脂にアルミナを添加してなるゴム状の弾性体であり、上記カバーパネル80とICチップ63との間で挾み込まれている。そのため、ICチップ63が発熱すると、このICチップ63の熱は、弾性シート83を介してカバーパネル80に逃がされるようになっている。
【0070】
図7および図8に示すように、TCPカバー79のカバーパネル80の下面は、上記シールド板57と向かい合っている。このカバーパネル80の下面には、熱伝導性を有する弾性シート84が重ねられている。弾性シート84は、シリコーン樹脂にアルミナを添加してなるゴム状の弾性体であり、上記カバーパネル80とシールド板57との間で挾み込まれている。このため、カバーパネル80に伝えられたICチップ63の熱は、シールド板57に逃がされるようになっている。
【0071】
また、カバーパネル80は、ICチップ63の雰囲気温度を測定するためのサーミスタ85を備えている。サーミスタ85は、フレキシブルな配線基板86に支持されている。このサーミスタ85は、弾性シート83に埋め込まれており、カバーパネル80の中央部と向かい合っている。そのため、サーミスタ85は、主にICチップ63の熱影響を受けるカバーパネル80の温度を測定するようになっている。
【0072】
図9および図10に示すように、配線基板86は、カバーパネル80の外方に導出されている。配線基板86の導出端は、上記第1の回路基板50に接続されている。そのため、サーミスタ85で測定されたカバーパネル80の温度情報は、第1の回路基板50の制御部に入力されるようになっている。
【0073】
図6や図7に示すように、上記コールドプレート70は、上記基板支持部13の底壁25の通孔26aと向かい合っており、この通孔26aを通じて基板支持部13に露出されている。
【0074】
基板支持部13の底壁25には、図10に示すようなヒートシンク90が取り付けられている。ヒートシンク90は、上記フレーム11よりも熱伝導性に優れたアルミニウム合金のような金属材料にて構成されている。ヒートシンク90は、放熱パネル91を有している。放熱パネル91は、ベース4の幅方向に延びる長方形状をなしており、上記通孔26aを上方から覆っている。
【0075】
この放熱パネル91は、基板支持壁92と支柱93とを一体に備えている。基板支持壁92は、放熱パネル91の後縁部および左側縁部から上向きに延びており、その上部に水平なフランジ部92aを有している。支柱93は、放熱パネル91の右端部から上向きに延びている。基板支持壁92のフランジ部92aの上面と支柱93の上面とは、同一平面上に位置されている。
【0076】
基板支持壁92を含む放熱パネル91の周縁部には、複数の取り付け座95が一体に形成されている。取り付け座95は、上記基板支持部13のボス部27に対応して配置されている。これら取り付け座95は、図5に示すように、ボス部27の上端にねじ96を介して固定されている。この固定により、ヒートシンク90がフレーム11の基板支持部13に結合され、このヒートシンク90の放熱パネル91の両端部が基板支持部13の底壁25に重ね合わされている。
【0077】
なお、ヒートシンク90とフレーム11の基板支持部13とは、上記取り付け座95とボス部27との接触部分を除いて僅かな隙間(図示せず)を存して離れており、ヒートシンク90の熱がフレーム11に伝わり難くなるような構成が採用されている。
【0078】
放熱パネル91は、上記コールドプレート70の上面と向かい合う平坦な受熱面97を有している。この受熱面97には、四つの嵌合凹部98が形成されている。嵌合凹部98は、コールドプレート70のボス部76に対応して配置されており、これら嵌合凹部98にボス部76が嵌まり込んでいる。
【0079】
嵌合凹部98の終端には、夫々挿通孔99が開口されている。挿通孔99は、コールドプレート70のねじ孔75に連なるとともに、放熱パネル91の上面に開口されている。夫々の挿通孔99には、放熱パネル91の上方からねじ100が挿通されている。これらねじ100は、ねじ孔75にねじ込まれており、このねじ込みにより、放熱パネル91とコールドプレート70とが互いに連結されている。
【0080】
受熱面97と向かい合うコールドプレート70の上面には、熱伝導性を有する弾性シート101が重ねられている。弾性シート101は、シリコーン樹脂にアルミナを添加してなるゴム状の弾性体であり、この弾性シート101は、上記ねじ100の締め付けによって、放熱パネル91の受熱面97とコールドプレート70の上面との間で挾み込まれている。このため、コールドプレート70の上面は、弾性シート101を介して放熱パネル91の受熱面97に接しており、コールドプレート70に逃がされたICチップ63の熱が効率良く放熱パネル91に伝えられるようになっている。
【0081】
図7に示すように、放熱パネル91の上面は、筐体2の内部に露出された放熱面104となっている。この放熱面104は、多数の放熱フィン105と多数の放熱突起106とを一体に備えており、これら放熱フィン105および放熱突起106の存在により、放熱面104の放熱面積が十分に確保されている。
【0082】
放熱パネル91の左端部には、ファン支持部108が一体に形成されている。このファン支持部108には、電動ファン109が支持されている。図11に示すように、電動ファン109は、四角いファンフレーム110と、このファンフレーム110に支持されたロータ111とを有している。
【0083】
ファンフレーム110は、アルミニウム合金のような熱伝導性に優れた金属材料にて構成され、このファンフレーム110の上端がファン支持部108にねじ止めされている。このため、ファンフレーム110は、ファン支持部108を介して放熱パネル91に一体的に連なっており、このファンフレーム110が放熱パネル91の一部として機能している。
【0084】
電動ファン109は、リード線112を介して第1の回路基板50に接続されている。このため、電動ファン109は、第1の回路基板50の制御部によって制御されるようになっており、本実施形態の場合は、上記サーミスタ85で測定されたカバーパネル80の温度が80゜を上回った時に、ロータ111が回転駆動され、筐体2の内部の空気が吸引されるようになっている。
【0085】
電動ファン109は、ベース4の内部において、上記凸部4eの左端部に位置されているとともに、ベース4の左側の側壁4bと向かい合っている。そして、側壁4bは、電動ファン109に連なる排気口113を有し、この排気口113を介して筐体2の内部の空気が排気されるようになっている。
【0086】
図11に示すように、上記放熱パネル91の下面には、嵌合溝116が形成されている。嵌合溝116は、上記受熱面97を横切って放熱パネル91の長手方向に延びている。嵌合溝116の一端は、上記電動ファン109の直前に達しており、この嵌合溝116の一端には、電動ファン109と向かい合うように後方に向けて向けて延びる延長部116aが連続して形成されている。
【0087】
嵌合溝116には、ヒートパイプ117が圧入されている。ヒートパイプ117は、従来周知のものと同様の構成であり、作動液が封入された金属製のパイプ本体118を備えている。このヒートパイプ117は、嵌合溝116の全長に亘ってこの嵌合溝116の内面に接触し、上記放熱パネル91と一体化されている。
【0088】
図11から明らかなように、嵌合溝116の溝深さは、受熱面97を横切る部分において浅くなっている。そのため、ヒートパイプ117は、受熱面97に対応した位置において、この受熱面97よりも僅かに張り出しており、このヒートパイプ117の周面が弾性シート101に強く押し付けられている。この結果、ヒートパイプ117と弾性シート101との間に、熱伝達を妨げるような隙間が生じることはなく、上記コールドプレート70に逃がされたICチップ63の熱が効率良くヒートパイプ117に伝えられるようになっている。
【0089】
図7に示すように、ヒートシンク90には、第2の回路基板120と第3の回路基板121とが支持されている。第2の回路基板120は、上記基板支持壁92のフランジ部92aの上面および支柱93の上面にねじ122を介して締め付け固定されている。第3の回路基板121は、基板支持壁92の上端にねじ123を介して締め付け固定されている。そのため、第2の回路基板120と第3の回路基板121とは、互いに平行をなして上下に積み上げた姿勢でヒートシンク90に支持されている。
【0090】
図12に示すように、第2の回路基板120は、ヒートシンク90の放熱パネル91と略同じ大きさを有している。第2の回路基板120は、放熱パネル91の放熱面104と向かい合っている。この第2の回路基板120は、上記放熱フィン105や放熱突起106を有する放熱面104と協働して導風路125を構成している。導風路125は、上記バッテリ収容部7および機器収容部12の第1のセクション18の後方において、ベース4の幅方向に延びており、上記凸部4eとシールド板57との間の空間58の上方に位置されている。
【0091】
導風路125の右端部は、上記第1のセクション18の後方において、筐体2の内部に連なっている。導風路125の左端部は、上記電動ファン109に連なっている。そのため、電動ファン109が駆動されると、導風路125が負圧となって、ここを空気が流れるようになっている。
【0092】
導風路125に臨む第2の回路基板120の下面には、バッテリコネクタ127を始めとしてコイル、コンデンサおよびパワートランジスタのような発熱する回路部品128が実装されている。バッテリコネクタ127は、上記バッテリ収容部7の終端に位置され、このバッテリコネクタ127に上記バッテリパック9が接続されている。また、発熱する回路部品128は、上記導風路125に位置されており、この導風路125を流れる空気により強制的に冷却されるようになっている。
【0093】
図13および図14に示すように、上記筐体2の内部には、カード収容部130が設置されている。カード収容部130は、記憶容量を増大させるための拡張用メモリカード131を収容するためのものである。メモリカード131は、矩形状をなす合成樹脂製の基板132と、この基板132に実装されたDRAMのような複数の半導体チップ133と、上記基板132の一端に配置されたインターフェースコネクタ134とを備えている。基板132は、一対の挿通孔135,135bを有している。挿通孔135135bは、インターフェースコネクタ134から遠ざかった位置において、基板132の幅方向に離間して配置されている。
【0094】
図14の(A)に示すように、カード収容部130は、ベース4の底壁4aと第1の回路基板50との間において、上記の第1のセクション18の前半部の下方に位置されている。このカード収容部130は、メモリカード131を出し入れする矩形状の開口部138と、第1の回路基板50の下面に支持されたカードコネクタ139とを有している。開口部138は、ベース4の底壁4aに開口されており、この開口部138に内側に上記カードコネクタ139が位置されている。カードコネクタ139は、メモリカード131のインターフェースコネクタ134に対応するものであり、このメモリカード131をカード収容部130に収容した時に、上記インターフェースコネクタ134に取り外し可能に接続されるようになっている。
【0095】
図6、図14の(A)および図15に示すように、カード収容部130に臨む第1の回路基板50の下面は、カードコネクタ139に対応した部分を除いて絶縁シート141により覆われている。この絶縁シート141は、上記シールド板57の上面に接着されており、その一部がカード収容部130に張り出している。
【0096】
図13に示すように、底壁4aの開口部138は、取り外し可能な蓋143によって覆われている。蓋143は、平坦な四角形板状をなしており、上記開口部138にきっちりと嵌まり込むような大きさを有している。この蓋143は、一対のねじ挿通孔144a,144bを有する一端部と、一対の係止片145a,145bを有する他端部とを備えている。
【0097】
図15に示すように、開口部138は、ベース4の幅方向に延びる開口前縁138aおよび開口後縁138bと、ベース4の奥行き方向に延びる一対の開口側縁138c,138dとを備えている。開口前縁138aは、底壁4aの前端の起立壁33に隣接されている。左側の開口側縁138cは、上記バッテリ収容部7に隣接されている。
【0098】
底板4aは、開口部138の開口前縁138aおよび開口後縁138bに連なる一対のフランジ部147a,147bを有している。フランジ部147a,147bは、蓋143を受け止めるためのもので、これらフランジ部147a,147bの下面に蓋143が重なり合うようになっている。
【0099】
開口前縁138aに連なるフランジ部147aには、一対の係止孔148が形成されている。係止孔148は、蓋143の係止片145a,145bに対応するもので、これら係止孔148に係止片145a,145bが取り外し可能に差し込まれるようになっている。開口後縁138bに連なるフランジ部147bには、一対のナット149が埋め込まれている。これらナット149は、蓋143のねじ挿通孔144a,144bに対応している。
【0100】
そのため、蓋143は、係止片145a,145bを係止孔148に差し込んだ状態でフランジ部147a,147bに重ねられている。そして、蓋143は、そのねじ挿通孔144a,144bに夫々ねじ150を挿入し、これらねじ150をナット149にねじ込むことで、底壁4aに固定されている。
【0101】
図14の(A)および図15に示すように、フランジ部147a,147bは、夫々開口部138に向けて張り出すカード支持部152a,152bを備えている。カード支持部152a,152bは、メモリカード131の中間部の上面に接するようになっている。これらカード支持部152a,152bには、夫々連通孔153が開口されている。連通孔153は、上記基板132の挿通孔135a,135bに対応している。
【0102】
メモリカード131がカード収容部130に収容されている状態において、カード支持部152a,152bの連通孔153には、夫々ねじ155が挿通されている。ねじ155は、基板132の挿通孔135a,135bを貫通して上記フレーム11の機器収容部12の底壁15にねじ込まれており、このねじ込みにより、メモリカード131がカード収容部130に保持されている。
【0103】
図4、図14の(B)および図15に示すように、上記底壁4aの内面には、多数のリブ状の突部160が一体に形成されている。突部160は、底壁4aの内面から上向きに延びている。これら突部160は、上記開口部138の開口後縁138bおよび右側の開口側縁138dに沿って一列に並べられているとともに、互いに間隔を存して配置されている。そして、突部160の上端は、上記絶縁シート141に接しており、これら突部160および絶縁シート141は、カード収容部130と筐体2の内部との間を仕切っている。
【0104】
このため、突部160は、カード収容部130の側壁を構成しているとともに、絶縁シート141は、カード収容部130の底壁を構成していることになり、このカード収容部130は、ベース4の底壁4aから筐体2の内側に向かって向かって凹むような形状をなしている。
【0105】
隣り合う突部160は、互いに協働してスリット状の連通路161を構成しており、これら連通路161により、カード収容部130と筐体2の内部との間が連通されている。そのため、連通路161は、カード収容部130の側壁に開けられた孔と見なすことができる。
【0106】
そして、図15に示すように、連通路161の幅寸法Wは、上記蓋143を底壁4aに止めるねじ150の寸法、具体的には、ねじ150の頭部の直径や、この頭部に連なる軸部の全長よりも狭く形成されている。
【0107】
このような構成のコンピュータ1において、コンピュータ1が動作すると、TCP61の電力消費に伴いICチップ63が発熱する。このICチップ63は、コールドプレート70の受熱面72に接しているので、ICチップ63の熱の多くは、コールドプレート70に逃がされる。
【0108】
この場合、コールドプレート70の上面には、ヒートシンク90の放熱パネル91がねじ止めされており、この放熱パネル91の受熱面97に弾性シート101を介してコールドプレート70の上面が接している。そのため、コールドプレート70に逃がされたICチップ63の熱は、放熱パネル91に伝えられ、この放熱パネル91の放熱面104、放熱フィン105および放熱突起106を通じて筐体2の内部に自然空冷による放熱により拡散される。
【0109】
また、本実施形態によると、上記受熱面97を含む放熱パネル91の下面にヒートパイプ117が組み込まれており、このヒートパイプ117が弾性シート101を介してコールドプレート70に接している。そのため、コールドプレート70に伝えられた熱の二割ないし三割程度がヒートパイプ117によって吸収される。この熱の吸収により、パイプ本体118に封入された作動液が蒸発し、その蒸気がパイプ本体118の内部をファン支持部108に向けて高速で移動する。
【0110】
この結果、放熱パネル91の受熱面97に伝えられた熱がヒートパイプ117を介して受熱面97から遠ざかったファン支持部108に強制的に持ち去られることになり、放熱パネル91上での熱の拡散が効率良く行なわれる。よって、放熱パネル91の受熱面97の付近に局部的な熱溜まりが生じることはなく、放熱パネル91の放熱効率が良好となる。
【0111】
さらに、本実施形態では、TCPカバー79のカバーパネル80に取り付けたサーミスタ85でICチップ63の雰囲気温度を測定し、この雰囲気温度が80゜を上回った時にヒートシンク90の電動ファン109を作動させている。電動ファン109が作動されると、筐体2の内部が負圧となり、コンピュータ1の外方の空気が、フロントカバー38の通気孔45やベース4の底壁4aの第2の連通孔36さらにはアッパカバー5の後壁5bの通気孔55を通じて筐体2の内部に吸い込まれる。
【0112】
フロントカバー38の通気孔45から吸い込まれた空気は、図6に矢印で示すように、ベース4の前端の第1の連通孔35を通じて第1の回路基板50とシールド板57との間の隙間34に流れ込み、この隙間34を通って後方のヒートシンク90の方向に導かれる。
【0113】
また、ベース4の底壁4aの第2の連通孔36から吸い込まれた空気は、図15に矢印で示すように、シールド板57の逃げ孔57aを通じて上記隙間34に流れ込み、この隙間34を通って後方のヒートシンク90の方向に導かれる。
【0114】
この場合、上記電動ファン109は、ベース4の後部の凸部4eとシールド板57との間の空間58の側方に位置しているので、電動ファン109が作動されると、空間58の内部の空気が積極的に吸引され、この空間58が一種の負圧室として機能する。そして、この空間58は、通孔59を介して隙間34に連なっているので、上記隙間34を流れる空気が一気に空間58に吸引され、この隙間34を流れる空気の流速が早くなる。このため、筐体2の内部の通気性が良好となり、筐体2の内部に熱溜まりが生じ難くなる。
【0115】
筐体2の内部の隙間34を経てヒートシンク90に導かれた空気は、放熱パネル91の放熱面104と第2の回路基板120との間の導風路125に流れ込む。このため、放熱面104や放熱フィン105および放熱突起106が空気の流れに直接さらされることになり、この放熱面104に伝えられた熱が空気流に乗じて持ち去られる。そして、導風路125は、放熱面104と第2の回路基板120との間に形成されているので、ヒートシンク90に導かれた空気が筐体2の内部に拡散することはない。このため、導風路125を流れる空気の流量および流速を十分に確保することができ、放熱パネル91を効率良く冷却することができる。
【0116】
しかも、上記電動ファン109の直前に上記ヒートパイプ117の端部が導かれているので、ICチップ63の熱を電動ファン109の近くまで効率良く持ち去ることができる。このため、特に電動ファン109が作動するような温度状態の時に、ICチップ63から放熱パネル91に伝わる熱を効率良く筐体2の外方に逃がすことができ、ICチップ63の過熱を未然に防ぐことができる。
【0117】
また、上記構成によると、ヒートシンク90は、フレーム11と別体であり、このフレーム11とヒートシンク90とは、そのねじ止め部分を除いて離れているので、ヒートシンク90に伝えられたICチップ63の熱がフレーム11に伝わり難くなる。そのため、フレーム11に支持された第1の回路基板50やCD−ROM駆動装置30又はフロッピーディスク駆動装置31あるいはハードディスク駆動装置に対する熱影響が少なくなる。
【0118】
TCP61が実装された第1の回路基板50は、コンピュータ1の動作時に発熱する。この第1の回路基板50は、フレーム11の機器収容部12および基板支持部13を下方から覆った状態でこのフレーム11に支持されているので、第1の回路基板50の熱は、フレーム11全体に亘って広く拡散されることになり、筐体2の内部の温度分布を均等化することができる。そして、フレーム11は、ベース4の内部を流れる空気によって冷やされるので、フレーム11ひいては第1の回路基板50の温度を低く抑えることができる。
【0119】
ところで、上記構成のコンピュータ1においては、フレーム11の機器収容部12とベース4の底壁4aとの間にカード収容部130が配置され、このカード収容部130は、ベース4の前端から筐体2の内部に吸い込まれた空気の流れ経路上に位置されている。
【0120】
この場合、カード収容部130の側壁は、互いに間隔を存して配置された多数の突部160によって構成され、これら隣り合う突部160の間には、カード収容部130と筐体2の内部とを連通させる連通路161が形成されている。このため、上記ベース4の前端の第1の連通孔35やベース4の底壁4aの第2の連通孔36から筐体2の内部に吸い込まれた空気は、連通路161を介してカード収容部130を通り抜け、このカード収容部130を迂回することなく筐体2の後方に導かれる。
【0121】
したがって、筐体2の内部、特に第1の回路基板50とベース4の底壁4aとの間の隙間34での空気の流れがカード収容部130によって妨げられることはなく、筐体2の内部の広い範囲に亘って効率良く空気を流すことができる。
【0122】
よって、筐体2の内部の通気性が良好となり、カード収容部130の付近に熱溜まりが生じることはない。
【0123】
また、カード収容部130の内部を空気が流れるので、このカード収容部130にメモリカード131を収容した場合に、このメモリカード131も同時に冷却することができる。そのため、メモリカード用の専用の冷却系統が不要となるとともに、メモリカード131の過熱も防止することができる。
【0124】
しかも、上記構成によると、連通路161の幅寸法Wは、蓋143を固定するねじ150の寸法より狭いために、ねじ150を弛めて蓋143を取り外した際に、誤ってねじ150をカード収容部130に落としたとしても、このねじ150は突部160に引っ掛かり、カード収容部130に止まる。この結果、カード収容部130と筐体2の内部とを互いに連通させた構成でありながら、ねじ150が筐体2の内部に入り込むのを防止でき、ねじ150の侵入による不所望な短絡や断線事故を未然に防止することができる。
【0125】
加えて、突部160は、ベース4の底壁4aと一体であるから、従来のシール材のようなねじを受け止める専用の部品が不要となる。このため、部品点数を削減できるとともに、部品を取り付けるための作業も不要となり、コンピュータ1の製造コストを低減することができる。
【0126】
なお、本発明は上記第1の実施の形態に特定されるものではなく、図16に本発明の第2の実施の形態を示す。
【0127】
この第2の実施の形態は、主にヒートシンク90に関する構成が上記第1の実施の形態と相違しており、それ以外の構成は、第1の実施の形態と同一である。そのため、第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同一の構成部分については同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
【0128】
図16に示すように、電動ファン109のファンフレーム110は、ボス部200を一体に備えている。ボス部200は、放熱パネル91の左端部に隣接されており、このボス部200には、挿入孔201が開口されている。
【0129】
また、ヒートパイプ117は、その電動ファン109に隣接する一端部に、ファンフレーム110に向けて延びる延長部202を有している。延長部202は、放熱パネル91の左端部から突出されるとともに、上記ボス部200の挿入孔201に差し込まれている。
【0130】
このような構成によると、ファンフレーム110は、ロータ111の回転により直接冷却されるので、放熱性能が極めて良好であり、ヒートパイプ117を通じてファンフレーム110に伝えられる熱を、効率良く外部に逃がすことができる。そのため、放熱パネル91ひいてはTCP61の放熱性がより良好となるといった利点がある。
【0131】
なお、筐体の内部に形成する収容部は、メモリカードを収容するカード収容部に特定されるものではなく、例えばバッテリパックやCD−ROM駆動装置のようなパック状機器を収容するためのものであっても良い。
【0132】
また、収容部に連なる開口部は、筐体の底壁ばかりでなく、この筐体の側壁あるいは上壁に位置させても良い。
【0133】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、筐体内部の空気の流れが収容部によって妨げられずに済み、筐体の内部の通気性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。
【図2】筐体を底側から見たポータブルコンピュータの斜視図。
【図3】筐体を底側から見たポータブルコンピュータの斜視図。
【図4】ベースにフレームを装着した状態を示す斜視図。
【図5】フレームにヒートシンクを装着した状態を示す斜視図。
【図6】筐体内部の空気の流れ経路を示すポータブルコンピュータの断面図。
【図7】コールドプレートとヒートシンクとの位置関係を示すポータブルコンピュータの断面図。
【図8】TCPおよびコールドプレートの実装部分を示す断面図。
【図9】TCPとコールドプレートおよびTCPカバーとの位置関係を示す斜視図。
【図10】ヒートシンクとコールドプレートとの位置関係を示す斜視図。
【図11】ヒートパイプと電動ファンとの位置関係を示すヒートシンクの斜視図。
【図12】ヒートシンクと第2の回路基板との位置関係を示す斜視図。
【図13】カード収容部の開口部から蓋を取り外した状態を示すポータブルコンピュータの斜視図。
【図14】(A)は、カード収容部の断面図。
(B)は、カード収容部の開口部と突部との関係を示す断面図。
【図15】カード収容部の開口部を示す底壁の平面図。
【図16】本発明の第2の実施の形態に係るヒートシンクの斜視図。
【符号の説明】
2…筐体、4a…外壁(底壁)、50…回路基板(第1の回路基板)、130…収容部(カード収容部)、131…機能部品(メモリカード)、138…開口部、143…蓋、160…突部、161…連通路(連通孔)。

Claims (9)

  1. 開口部が設けられた外壁を有する筐体と、
    上記筐体の内部に設けられ、上記開口部を介して機能部品を収容可能な収容部と、
    上記開口部の開口周縁から上記筐体の内側に延びるとともに、上記収容部と上記筐体の内部とを連通させる連通孔と、
    上記開口部を塞ぐとともに、上記収容部に収容された機能部品を覆う蓋と、を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1の記載において、上記筐体は、動作中に発熱する回路素子を収容するとともに、上記筐体の外壁は、上記筐体の内部に連なる通気孔を有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2の記載において、上記筐体は、この筐体の内部の空気を吸引するとともに、この空気を上記筐体の外方に排出するファンを備えており、このファンは、上記回路素子の近傍に配置されていることを特徴とする情報処理装置。
  4. 開口部が設けられた外壁を有する箱状の筐体と、
    上記筐体の内部に収容された回路基板と
    上記回路基板と上記筐体の外壁との間に設けられ、上記開口部を介して機能部品を収容可能な収容部と、
    上記開口部を塞ぐとともに、上記収容部に収容された機能部品を覆う蓋と、
    上記開口部の周方向に間隔を存して配置され、上記開口部の開口縁部から上記回路基板に向けて延びる複数の突部と、
    上記突部の間に形成され、上記収容部と上記筐体の内部との間を連通させる連通路と、を具備することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項4の記載において、上記蓋は、ねじを介して上記筐体に固定されているとともに、上記連通路は、上記ねじの寸法よりも狭く形成されていることを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項4の記載において、上記回路基板における上記収容部と向かい合う面は、絶縁シートにより覆われており、この絶縁シートは、上記突部に接していることを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項4の記載において、上記筐体は、動作中に発熱する回路素子を収容するとともに、上記筐体の外壁は、この筐体の内部に連なる通気孔を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項7の記載において、上記筐体は、この筐体の内部の空気を吸引するとともに、この空気を上記筐体の外方に排出するファンを備えており、このファンは、上記回路素子の近傍に配置されていることを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項8の記載において、上記通気孔の一部は、上記収容部の前方に配置されているとともに、上記回路素子および上記ファンは、上記収容部の後方に配置されていることを特徴とする情報処理装置。
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