JP3637164B2 - 発熱する回路素子を有する携帯形機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動作中に発熱する回路素子を備えたポータブルコンピュータのような携帯形機器に係り、特にその回路素子の放熱を促進させるための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ブック形あるいはノート形のポータブルコンピュータの性能は飛躍的に進歩し、特にコンピュータに搭載されるCPUについては、その処理速度が一段と高速化する傾向にある。この種のCPUは、回路基板に実装されており、この回路基板を介してコンピュータの筐体に収容されている。
【0003】
ところで、CPUの処理速度が高まるにつれ、このCPUの消費電力が大きくなり、その分、CPUの発熱量も多くなる。そのため、発熱量の大きなCPUを上記筐体に収容するに当たっては、この筐体の内部でのCPUの放熱性能を高めることが必要となってくる。
【0004】
CPUの放熱を促進させるための方式として、従来、CPUが実装された回路基板に、熱伝導性に優れる金属製のヒートシンクを取り付けたものが知られている。このヒートシンクは、CPUの熱が伝えられる放熱パネルを有している。放熱パネルは、上記回路基板と略平行をなして筐体の内部に収容されており、この放熱パネルには、多数の放熱用のフィンが形成されている。そのため、CPUからヒートシンクに伝えられた熱は、このヒートシンクの放熱パネルを通じて筐体の内部に自然放熱されるようになっている。
【0005】
また、特に発熱量の大きなCPUが搭載されたコンピュータでは、上記ヒートシンクに隣接した位置に電動ファンが配置されている。電動ファンは、上記CPUの雰囲気温度が予め規定された値に達した時に作動されるようになっている。そのため、電動ファンが作動されると、筐体の内部が排気されるとともに、上記ヒートシンクの周囲に冷却風が導かれ、このヒートシンクに伝えられたCPUの熱が筐体の外方に排出されるようになっている。
【0006】
そして、この従来の放熱方式では、ヒートシンクが筐体の内部に収容されているため、主に放熱パネルの大きさや形状ならびに放熱フィンの数を変化させることでCPUの放熱性能を高め、CPUの処理速度の高速化に対応している。また、電動ファンを併用した放熱方式の場合には、ファンの送風量を増大させることで、ヒートシンクの放熱性能を高めている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、最近のポータブルコンピュータは、市場からの要求に伴って筐体のコンパクト化が押し進められている。そのため、筐体の内部の実装スペースは益々狭くなる傾向にあり、それ故、ヒートシンクの設置スペースに制約が生じ、ヒートシンクにしても現行以上に大型化することができなくなる。
【0008】
これに対し、CPUは、その処理速度のさらなる高速化が要求されているため、発熱量がより大きくなる傾向にあり、ヒートシンクによる放熱効果も飽和状態に近づきつつあるのが現状である。そのため、上記従来の構成では、現行以上にCPUの発熱量が増大した場合に、CPUの放熱が不十分なものとなる虞があり、このCPUの放熱性をより一層高めるための構成が要望されている。
【0009】
なお、CPUのクロック周波数を下げれば、CPUの温度上昇に対処することが可能となる。しかしながら、このクロック周波数の低下は、コンピュータの性能の低下を招き、近年のコンピュータをより高性能化したいといった要請に逆行することになる。
【0010】
本発明は、このような事情にもとづいてなされたもので、その目的は、回路素子の熱を筐体の外方に効率良く排出することができ、しかも、筐体の小型化にも無理なく対応できるとともに、オペレータに熱影響を及ぼすこともない携帯形機器を得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る携帯形機器は、
上壁と、この上壁から突出する一対のディスプレイ支持部と、これらディスプレイ支持部の間に位置するように上記上壁に開口された複数の放熱孔とを有する筐体と、
上記筐体の上壁に設けられた入力手段と、
上記ディスプレイ支持部に支持され、上記入力手段を覆う閉じ位置と、上記入力手段を露出させる開き位置との間で回動可能であるとともに、上記閉じ位置又は上記開き位置のいずれの位置に回動された状態においても上記ディスプレイ支持部の間において上記放熱孔を向かい合う張り出し部を有するディスプレイユニットと
上記筐体の内部に収容され、動作中に発熱する回路素子と
上記筐体の内部に収容され、上記回路素子の熱を受けるとともに、上記複数の放熱孔の夫々から上記筐体の上壁に露出される複数の放熱突起を有するヒートシンクと、を具備したことを特徴としている。
【0012】
このような構成によると、ヒートシンクに伝えられた回路素子の熱は、複数の放熱突起から筐体の外部の大気中に直接放出されることになり、ヒートシンクの放熱効率を高めることができる。また、筐体の内部に放熱突起を収容する広いスペースを確保する必要はなく、その分、筐体を薄くコンパクトに形成することができる。
しかも、放熱突起は、ディスプレイユニットの張り出し部によって覆われるので、オペレータが入力手段を操作する際に、指先が上記放熱突起に触れることはなく、オペレータへの熱影響を少なく抑えることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下本発明の第1の実施の形態を、図1ないし図10にもとづいて説明する。
図1は、スーツのポケットに収容し得るような大きさを有する超小型のポータブルコンピュータ1を示している。このコンピュータ1は、偏平な箱形の筐体2と、この筐体2に支持されたディスプレイユニット3とを備えている。
【0032】
筐体2は、平坦な底壁4aこの底壁4aに連なる一対の側壁4b,4c、後壁4dおよび上壁4e有している。上壁4eは、底壁4aと略平行に配置されており、この上壁4eの前部は、平坦なパームレスト5となっている。パームレスト5は、筐体2の幅方向に沿って延びている。
【0033】
図3および図4に示すように、筐体2は、上記底壁4aと、この底壁4aに連なる周壁7aとを含むロアハウジング7と、上記上壁4eと、この上壁4eに連なる周壁8aとを含むアッパハウジング8とに分割されている。これらハウジング7,8の周壁7a,8aは、互いに連続されており、これら周壁7a,8aにより、上記筐体2の側壁4b,4cおよび後壁4dが構成されている。
【0034】
ロアハウジング7は、マグネシウム合金のような熱伝導性を有する金属材料にて構成されている。本実施の形態におけるロアハウジング7は、金属ダイカスト成型法とプラスティック射出成型法とを合体した、いわゆるハイブリット成型法によって製造されている。
【0035】
アッパハウジング8は、ABS樹脂のような合成樹脂材料にて構成されている。そのため、ロアハウジング7とアッパハウジング8とでは、金属製のロアハウジング7の方が熱伝導性に優れている。
【0036】
上記アッパハウジング8は、ロアハウジング7に取り外し可能に連結されている。すなわち、図3の(B)に示すように、ロアハウジング7の周壁7aおよびアッパハウジング8の周壁8aは、互いに重なり合う縁部を有している。ロアハウジング7の周壁7aの縁部には、複数の第1の嵌合爪9が一体に形成されている。これら第1の嵌合爪9は、周壁7aの周方向に間隔を存して配置されている。
【0037】
アッパハウジング8の周壁8aの縁部には、複数の第2の嵌合爪10が一体に形成されている。第2の嵌合爪10は、周壁8aの周方向に間隔を存して配置されている。これら第2の嵌合爪10を含むアッパハウジング8の周壁8aは、合成樹脂製であるため、ロアハウジング7の周壁7aに接離する方向に弾性変形が可能となっている。
【0038】
このため、ロアハウジング7とアッパハウジング8とを突き合わせると、第1および第2の嵌合爪9,10に対応した部分において周壁8aが弾性変形し、これら第1および第2の嵌合爪9,10が互いに嵌合し合うようになっている。この嵌合により、ロアハウジング7とアッパハウジング8とが結合され、箱状の筐体2が構成される。
【0039】
図2に示すように、アッパハウジング8の上壁4eには、キーボード装着部11が形成されている。キーボード装着部11は、上壁4eのうち上記パームレスト5を除いた部分の略全面に亘るような大きさを有する凹所にて構成されている。このキーボード装着部11の底部には、筐体2の内部に連なる開口部11aが形成されている。
【0040】
キーボード装着部11には、情報の入力手段としてのキーボード13が装着されている。キーボード13は、合成樹脂製のキーボードパネル14と、このキーボードパネル14の上面に支持された多数のキー15とを有している。キーボードパネル14は、キーボード装着部11に嵌合し得るような大きさを有する長方形板状をなしている。
【0041】
図3の(A)や図6に示すように、キーボードパネル14の下面には、補強板16が取り付けられている。補強板16は、アルミニウム合金のような熱伝導性に優れた金属材料にて構成され、キーボードパネル14の下面全面を覆っている。
【0042】
キーボード13は、キーボードパネル14および補強板16の前縁部をキーボード装着部11の内面に係止させ、かつ、このキーボードパネル14および補強板15の後縁部をキーボード装着部11の内面にねじ止めすることで、アッパハウジング8に取り外し可能に支持されている。
【0043】
キーボード装着部11の後端部には、カバー18が取り外し可能に支持されている。カバー18は、アッパハウジング8の幅方向に延びる細長い棒状をなしている。このカバー18は、キーボード13の後端部とキーボード装着部11との間の隙間を埋めるとともに、このキーボード13をアッパハウジング8に固定するねじを覆い隠している。
【0044】
キーボード装着部11の底部には、金属製のシールド板20が取り付けられている。シールド板20は、キー15の操作に伴うスイッチングノイズが筐体2の内部に漏洩するのを防止するためのもので、上記キーボード装着部11の開口部11a内に位置されている。そしてシールド板20は、キーボード13の補強板16に重ね合わされている。
【0045】
図1や図4示すように、アッパハウジング8の上壁4eは、一対のディスプレイ支持部21a,21bを有している。ディスプレイ支持部21a,21bは、キーボード13の後方において、筐体2の幅方向に離間して配置されており、これらディスプレイ支持部21a,21bに上記ディスプレイユニット3が支持されている。
【0046】
ディスプレイユニット3は、偏平な箱状をなすハウジング23と、このハウジング23に収容されたカラー液晶ディスプレイ24とを備えている。ハウジング23の一端部には、筐体2の幅方向に延びる張り出し部25が形成されている。張り出し部25は、ディスプレイ支持部21a,21bの間に介在されており、この張り出し部25は、筐体2の上壁4eの後端部を覆うように、この上壁4eに向けて延びている。
【0047】
張り出し部25の一端部は、ヒンジ装置26を介して筐体2に支持されている。ヒンジ装置26は、ヒンジ軸27と、このヒンジ軸27の一端に回動可能に連結された第1のブラケット28と、ヒンジ軸27の他端に固定された第2のブラケット29とを備えている。ヒンジ軸27は、一方のディスプレイ支持部21aと張り出し部25との間に跨がって水平に配置されている。第1のブラケット28は、アッパハウジング8の内部に収容され、このアッパハウジング8およびロアハウジング7にねじ止めされている。第2のブラケット29は、ディスプレイユニット3のハウジング23の内部に収容され、このハウジング23にねじ止めされている。
【0048】
そのため、ディスプレイユニット3は、ヒンジ軸27を支点として、上記パームレスト5やキーボード13を上方から覆い隠す閉じ位置と、キーボード13の後方において起立する開き位置とに亘って回動可能に筐体2に支持されている。
【0049】
図3の(A)に示すように、ディスプレイユニット3のハウジング23は、上記カラー液晶ディスプレイ24を支持するLCDカバー31と、このLCDカバー31と協働してカラー液晶ディスプレイ24を覆うLCDマスク32とを備えている。
【0050】
LCDカバー31は、マグネシウム合金のような熱伝導性を有する金属材料にて構成されている。そして、本実施の形態におけるLCDカバー31は、上記ロアハウジング7と同様のハイブリッド成型法によって製造されている。
【0051】
LCDマスク32は、ABS樹脂のような合成樹脂材料にて構成されている。このLCDマスク32は、LCDカバー31に取り外し可能に連結されている。すなわち、図3の(C)に示すように、LCDカバー31およびLCDマスク32は、互いに重なり合う外周縁部を有している。LCDカバー31の外周縁部には、複数の第1の嵌合爪33が一体に形成されている。これら第1の嵌合爪33は、LCDカバー31の周方向に間隔を存して配置されている。
【0052】
LCDマスク32の外周縁部には、複数の第2の嵌合爪34が一体に形成されている。第2の嵌合爪34は、LCDマスク32の周方向に間隔を存して配置されており、これら第2の嵌合爪34を含むLCDマスク32は、合成樹脂製であるため弾性変形が可能となっている。
【0053】
このため、LCDカバー31とLCDマスク32とを突き合わせると、第1および第2の嵌合爪33,34に対応した部分においてLCDマスク32の外周縁部が弾性変形し、これら第1および第2の嵌合爪33,34が互いに嵌合し合うようになっている。そして、この嵌合により、LCDカバー31とLCDマスク32とが結合され、箱状のハウジング23が構成される。
【0054】
図1に示すように、筐体2は、バッテリ収容部37を備えている。バッテリ収容部37は、上記パームレスト5の下方に位置し、このバッテリ収容部37にはバッテリパック38が取り外し可能に収容されている。バッテリパック38は、コンピュータ1を商用交流電源が得られない場所で使用する際に、その駆動用電源として機能するものであり、コンピュータ1に標準装備されている。
【0055】
図3ないし図5に示すように、筐体2の内部には、回路基板40が収容されている。回路基板40は、ロアハウジング7の底壁4aにねじ41を介して固定されている。この回路基板40は、上記キーボード13の下方において、底壁4aと略平行に配置されている。この回路基板40の上面40aおよび下面40bには、DRAMのような各種の回路部品42が実装されている。
【0056】
また、回路基板40の下面40bの前端中央部には、バッテリコネクタ43が配置されている。バッテリコネクタ43は、上記バッテリ収容部37に露出されており、このバッテリコネクタ43に上記バッテリパック38が取り外し可能に接続されるようになっている。
【0057】
筐体2の内部には、カード収容部50が形成されている。カード収容部50は、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association )カードのような拡張カード(図示せず)を収容するためのものである。このカード収容部50は、上記回路基板40の下面40bとロアハウジング7の底壁4aとの間に形成され、上記筐体2の右側に位置されている。
【0058】
カード収容部50は、拡張カードを出し入れするためのカードスロット51を備えている。カードスロット51は、筐体2の右側の側壁4cに開口されている。カード収容部50には、多数のピン端子を有するカードコネクタ53が配置されている。カードコネクタ53は、回路基板40の下面40bに支持され、上記カードスロット51と向かい合っている。
【0059】
図5から明らかなように、カード収容部50は、カードスロット51を通じて筐体2の外方に開放されている。そのため、本実施の形態のコンピュータ1は、拡張カードを使用しない時に、カードスロット51を塞ぐ閉塞部材61を装備している。閉塞部材61は、拡張カードに類似した形状を有し、上記カード収容部50に挿入されている。そして、閉塞部材61をカード収容部50に挿入した状態では、閉塞部材61の端面61aがカードスロット51に臨んでおり、このことにより、カードスロット51が閉塞されている。
【0060】
図3や図5に示すように、回路基板40の上面40aには、CPUを構成する回路素子としてのTCP(Tape Carrier Package)76が実装されている。このTCP76は、コンピュータ1の処理速度の高速化に対応して、動作中の消費電力が大きくなっており、それに伴いTCP76の発熱量も非常に大きなものとなっている。
【0061】
図6および図7に示すように、TCP76は、柔軟な樹脂フィルムからなるキャリア77と、このキャリア77の中央部に支持され、動作中に発熱するICチップ78とを有している。キャリア77は、四つの角部を有する四角形状をなしており、このキャリア77には、銅箔からなる多数のリード79が形成されている。
【0062】
リード79は、第1の端部79aと第2の端部79bとを有している。リード79の第1の端部79aは、ICチップ78のバンプに半田付けされている。これらリード79とICチップ78の半田付け部分は、ポッティング樹脂80によって覆われている。リード79の第2の端部79bは、キャリア78の縁部から外方に導出されている。
【0063】
TCP76は、リード79とICチップ78との半田付け部分を回路基板40とは反対側に向けた、いわゆるフェースアップの姿勢で回路基板40の上面40aに実装されている。そして、回路基板40の上面40aには、多数のパッド81が配置されており、これらパッド81にリード79の第2の端部79bが半田付けされている。
【0064】
回路基板40の上面40aには、合成樹脂製のリードカバー82が配置されている。リードカバー82は、リード79の第2の端部79bとパッド81との半田付け部分を覆って保護するためのものである。このリードカバー82は、粘着テープ84を介して回路基板40の上面40aに固定されている。このリードカバー82の中央部には、通孔83が開口されており、この通孔83を通じて上記ICチップ78が回路基板40の上方に露出されている。
【0065】
図2や図5に示すように、筐体2の内部には、TCP76の実装部分に対応してヒートシンク85が配置されている。本実施の形態におけるヒートシンク85は、コールドプレート86と、このコールドプレート86に連なる熱拡散プレート87とに分割されている。
【0066】
コールドプレート86は、アルミニウム合金あるいは銅系合金材料のような熱伝導性に優れた金属材料にて構成され、上記シールド板20の下方に位置されている。そして、このシールド板20は、コールドプレート86よりも大きな平面形状を有している。
【0067】
コールドプレート86は、上記TCP76と向かい合う受熱部88と、この受熱部88の周囲から回路基板40の上面40aに沿って広がる延長部89とを一体に備えている。図2や図6に示すように、受熱部88は、上記リードカバー82と略同じ大きさを有する四角形状をなしている。この受熱部88の下面には、回路基板40に向けて突出する凸部91が形成されている。この凸部91の先端は、ICチップ78に対応した大きさを有する平坦な受熱面92となっている。受熱面92は、熱伝導性を有するゴム状の弾性体93を介してICチップ78に接している。
【0068】
そのため、ICチップ78が発熱すると、このICチップ78の熱は、弾性体93を介してコールドプレート86の受熱部88に逃がされるようになっている。また、受熱部88は、一対のねじ孔94a,94bを有している。ねじ孔94a,94bは、受熱部88の対角位置に配置されており、上記凸部91から外れている。
【0069】
図8に示すように、コールドプレート86の延長部89は、受熱部88から回路基板40の前方、左側方および右側方に向けて延びている。延長部89は、回路基板40と略平行をなしており、この延長部89の上面には、複数の放熱フィン95が一体に形成されている。放熱フィン95の先端は、上記シールド板20の下面に接している。そして、コールドプレート86は、その延長部89の左端部および右端部を夫々ねじ96を介して回路基板40に固定することで、この回路基板40の上面40aに保持されている。
【0070】
そのため、上記TCP76と上記コールドプレート86とは、共に回路基板40の上面40aに保持されており、これらTCP76とコールドプレート86との位置合わせが精度良くなされている。
【0071】
上記ヒートシンク85の熱拡散プレート87は、上記キーボード13とコールドプレート86との間に位置されている。熱拡散プレート87は、アルミニウム合金のような熱伝導性に優れた金属材料にて構成されている。この熱拡散プレート87は、伝熱部101と、この伝熱部101に連なる放熱部102とを一体に備えている。
【0072】
伝熱部101は、コールドプレート86の受熱部88に対応した大きさを有する四角形状をなしている。この伝熱部101は、一対の挿通孔103a,103bを有し、これら挿通孔103a,103bは、コールドプレート86のねじ孔94a,94bに夫々連なっている。
【0073】
放熱部102は、筐体2の幅方向に延びる帯状をなしている。放熱部102は、その上面に複数の放熱突起104を一体に有している。放熱突起104は、筐体2の奥行き方向に延びる板状をなしており、これら放熱突起104は、筐体2の幅方向に間隔を存して配置されている。
【0074】
このような熱拡散プレート87は、上記キーボード装着部11に臨む上壁4eの下面に図示しない粘着テープを介して固定されている。この固定により、伝熱部101がキーボード装着部11の開口部11aの内側に位置されるとともに、放熱部102がキーボード装着部11の後方に位置されている。
【0075】
伝熱部101は、上記シールド板20の下方に位置されている。このシールド板20は、伝熱部101と向かい合う部分に開口部106を有し、この開口部106の開口周縁には、一対の舌片107a,107bが形成されている。舌片107a,107bは、上記挿通孔103a,103bに対応した位置において、伝熱部101の上面に重ねられている。
【0076】
図9に示すように、伝熱部101は、上記アッパハウジング8をロアハウジング7に連結した時に、上記受熱部88の上面に重ねられるようになっている。この伝熱部101の挿通孔103a,103bには、ねじ108が挿通されており、このねじ108は、コールドプレート86のねじ孔94a,94bにねじ込まれている。このねじ込みにより、伝熱部101の下面が受熱部88の上面に隙間なく押し付けられ、受熱部88から放熱部102に至る熱伝達経路が構成されるようになっている。
【0077】
なお、ねじ108は、上記シールド板20の舌片107a,107bを熱拡散プレート87の伝熱部101に共締めしている。
図2ないし図4に示すように、上記アッパハウジング8の上壁4eは、上記ヒートシンク85の放熱部102と向かい合う後端部109を有している。上壁4eの後端部109は、上記キーボード13の後方であり、かつ、ディスプレイ支持部21a,21bの間に位置されており、上記ディスプレイユニット3が閉じ位置又は開き位置のいずれの位置に回動されている状態においても、その張り出し部25によって覆い隠されている。そして、この上壁4eの後端部109は、ディスプレイユニット3の回動方向に沿うように円弧状に湾曲された凹面となっている。
【0078】
図3の(A)、図4および図10に示すように、上壁4eの後端部109には、複数の放熱孔110が開口されている。放熱孔110は、アッパハウジング8の奥行き方向に延びるスリット状をなしている。これら放熱孔110は、上記ディスプレイ支持部21a,21bの間において、アッパハウジング8の幅方向に間隔を存して配置されている。放熱孔110は、上記ディスプレイユニット3が閉じ位置又は開き位置のいずれの位置に回動されている状態においても、そのハウジング23の張り出し部25と向かい合っている。そして、放熱孔110が開口された上壁4eの後端部109と張り出し部25との間には、所定の隙間111が形成されており、この隙間111を外気が流通するようになっている。
【0079】
放熱部102の放熱突起104は、上記放熱孔110に挿入されている。放熱突起104の先端は、円弧状に凹むように湾曲されているとともに、上記放熱孔110を介して上記隙間111に露出されている。そして、これら放熱突起104の先端は、上記ディスプレイユニット3の張り出し部25によって上方から覆われている。
【0080】
このような構成において、コンピュータ1が動作すると、TCP76の電力消費に伴いICチップ78が発熱する。このICチップ78は、ヒートシンク85を構成するコールドプレート86の受熱部88に弾性体93を介して接しているので、ICチップ78の熱の多くは、受熱部88に伝えられる。
【0081】
この場合、コールドプレート86は、受熱部88から回路基板40の上面40aに沿うように拡張された延長部89を備えているので、受熱部88に伝えられた熱は、延長部89に拡散される。この延長部89は、多数の放熱フィン95を有するので、コールドプレート86と空気との接触面積が多くなる。この結果、コールドプレート86に伝えられたICチップ78の熱は、回路基板40上の広い範囲から筐体2の内部に自然空冷による放熱により拡散される。
【0082】
また、コールドプレート86の受熱部88は、熱拡散プレート87の伝熱部101に接しているので、受熱部88に伝えられたICチップ78の熱は、伝熱部101を経て放熱部102に伝えられる。この放熱部102は、複数の放熱突起104を有するとともに、これら放熱突起104は、アッパハウジング8の放熱孔110を通じて筐体2とディスプレイユニット3との間の隙間111に露出されている。そのため、放熱突起104は、隙間111を流れる外気に直接さらされることになり、放熱部102に伝えられたICチップ78の熱を筐体2の外方に放出することができる。
【0083】
したがって、ICチップ78の熱を筐体2の内部に自然放熱するだけのものに比べて、TCP76の放熱効果を最大限に高めることができる。
その上、熱拡散プレート87の放熱突起104は、アッパハウジング8の幅方向に間隔を存して配置されているので、放熱部102に伝えられたICチップ78の熱は、アッパハウジング8の幅方向に間隔を存した複数箇所から筐体2の外方に放出されることになり、上壁4eの後端部109の局部的な温度上昇を防止することができる
また、上記構成の場合、上壁4eと張り出し部25との間の隙間111を流れる外気が断熱層として機能するため、ディスプレイユニット3に対する放熱突起104の熱影響を少なく抑えることができる。
【0084】
さらに、上記構成によると、コールドプレート86の冷却フィン95は、シールド板20を介してキーボード13の補強板16に重ね合わされているので、このコールドプレート86に伝えられたICチップ78の熱は、シールド板20を経て補強板16に逃がされる。このシールド板20は、コールドプレート86よりも大きな平面形状を有するため、コールドプレート86の熱を補強板16の広い範囲に亘って拡散させることができ、この補強板16が局部的に加熱されることはない。
【0085】
そのため、コールドプレート86に伝えられた熱を、キーボード13に効率良く逃がすことができ、TCP76の放熱性能を高めることができる。
さらに、TCP76は、回路基板40に実装されているとともに、この回路基板40は、筐体2のロアハウジング7にねじ止めされているので、TCP76の熱の一部は、回路基板40を介してロアハウジング7に逃がされる。この場合、ロアハウジング7は、合成樹脂材料に比べて熱伝導性に優れた金属製であり、この金属部分が筐体2の外方に直接露出されているため、ロアハウジング7の放熱性が良好となる。この結果、筐体2の内部にTCP76の熱が籠り難くなり、TCP76や回路基板40の雰囲気温度を低く抑えることができる。
【0086】
加えて、熱拡散プレート87の放熱突起104は、アッアハウジング8の放熱孔110を貫通して筐体2の外方に露出されているため、筐体2の内側に数多くの放熱突起104を収容する広いスペースを確保する必要はない。このため、筐体2を薄くコンパクトに形成することができ、コンピュータ1の小形化に寄与する。
【0087】
しかも、上記ヒートシンク85の放熱突起104は、上壁4eの後端部109において、ディスプレイユニット3の張り出し部25の下側に入り込み、この張り出し部25によって覆われているので、ディスプレイユニット3が放熱突起104のガードとして機能することになる。そのため、オペレータが指先でキーボード13を操作する際に、指先が放熱突起104に触れる虞はなく、オペレータに対する熱影響を少なく抑えることができる。
【0088】
それとともに、キーボード13を操作する際に、オペレータの手が触れ易いアッパハウジング8は、金属に比べて熱が伝わり難い合成樹脂製であるから、ロアハウジング7にTCP76の熱を積極的に逃がすようにしたにも拘らず、アッパハウジング8の温度上昇を抑えることができる。したがって、キーボード13の操作時にオペレータが熱い思いをすることはなく、キーボード13の操作性が損なわれずに済む。
【0089】
なお、本発明は、上記第1の実施の形態に特定されるものではなく、図11に本発明の第2の実施の形態を示す。
この第2の実施の形態は、主に筐体2に関する事項が上記第1の実施の形態と相違しており、それ以外の構成は上記第1の実施の形態と同様である。そのため、第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同一の構成部分については同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
【0090】
図11の(A)に示すように、筐体2のアッパハウジング120は、ロアハウジング7と同様にマグネシウム合金のような熱伝導性を有する金属材料にて構成されている。そのため、本実施の形態においては、筐体2全体が放熱性に優れた金属製となっている。
【0091】
また、このアッパハウジング120のうち、オペレータが手を触れやすい部分、具体的には、キーボード13を操作する際に手を載せるパームレスト5あるいは上壁4eにおけるキーボード装着部11の周囲は、断熱性を有する表面層121によって被覆されている。この表面層121は、弾性を有し、かつ手触りの良い合成樹脂材料にて構成されている。
【0092】
このような構成によれば、筐体2全体が熱伝導性に優れた金属材料にて構成され、この金属部分の多くが外方に露出されているため、筐体2の放熱性が良好となる。この結果、ヒートシンク85からの自然放熱による熱伝達や回路基板40を介して筐体2に逃がされるTCP76の熱を、この筐体2の外方に効率良く放出することができ、この筐体2の内部にTCP76の熱が籠り難くなる。
【0093】
また、ヒートシンク85から筐体2への熱伝達が良好に行なわれるために、筐体2自体が一種のヒートシンクとしての機能を兼ねることになり、回路基板40上の本来のヒートシンク85を無理に大型化する必要はない。したがって、筐体2の内側にヒートシンク85を収める広いスペースを確保する必要はなく、この筐体2を薄くコンパクトに形成することができる。
【0094】
しかも、筐体2のうち、パームレスト5のようにオペレータの手が触れ易い部分は、断熱性を有する表面層121によって覆われているから、パームレスト5の温度上昇が抑えられる。したがって、筐体2全体を金属製として、この筐体2の放熱効果を高めるようにしたにも拘らず、キーボード13を操作する際に、オペレータが熱い思いをすることはなく、オペレータに対する熱影響を少なく抑えることができる。
【0095】
なお、上記実施の形態においては、発熱する回路素子としてTCPを例に掲げて説明したが、この回路素子はTCPに制約されるものではなく、その他のLSIパッケージであっても同様に実施可能である。
【0096】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、ヒートシンクに伝えられた回路素子の熱は、複数の放熱突起から筐体の外部の大気中に直接放出されるので、ヒートシンクの放熱効率を高めることができる。また、筐体の内部に放熱突起を収容する広いスペースを確保する必要はなく、その分、筐体を薄くコンパクトに形成することができる。しかも、オペレータが入力手段を操作する際に、ヒートシンクの放熱突起に指先が触れることもなく、オペレータへの熱影響を少なく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。
【図2】回路基板上のTCPとヒートシンクおよびキーボードとの位置関係を分解して示す斜視図。
【図3】(A)は、ポータブルコンピュータの断面図。(B)は、筐体のロアハウジングとアッパハウジングとの連結部分の断面図。(C)ディスプレイユニットのLCDカバーとLCDマスクとの連結部分の断面図。
【図4】図3の(A)のA−A線に沿う断面図。
【図5】図3の(A)のB−B線に沿う断面図。
【図6】回路基板に実装されたTCPとヒートシンクとの位置関係を示す断面図。
【図7】回路基板に実装されたTCPとリードカバーとの関係を示す斜視図。
【図8】筐体のロアハウジングに、コールドプレートを有する回路基板を組み込んだ状態を示す斜視図。
【図9】ヒートシンクの熱拡散プレートとコールドプレートとの関係を示す斜視図。
【図10】キーボードを有する筐体の平面図。
【図11】(A)は、筐体を一部断面で示すポータブルコンピュータの側面図。(B)は、図11の(C)部を拡大して示す断面図。
【符号の説明】
2…筐体、3…ディスプレイユニット、4e…上壁、13…入力手段(キーボード)、21a,21b…ディスプレイ支持部、25…張り出し部、76…回路素子( TCP )、85…ヒートシンク、104…放熱突起、110…放熱孔。

Claims (7)

  1. 上壁と、この上壁から突出する一対のディスプレイ支持部と、これらディスプレイ支持部の間に位置するように上記上壁に開口された複数の放熱孔とを有する筐体と
    上記筐体の上壁に設けられた入力手段と
    上記ディスプレイ支持部に支持され、上記入力手段を覆う閉じ位置と、上記入力手段を露出させる開き位置との間で回動可能であるとともに、上記閉じ位置又は上記開き位置のいずれの位置に回動された状態においても上記ディスプレイ支持部の間において上記放熱孔と向かい合う張り出し部を有するディスプレイユニットと
    上記筐体の内部に収容され、動作中に発熱する回路素子と
    上記筐体の内部に収容され、上記回路素子の熱を受けるとともに、上記複数の放熱孔の夫々から上記筐体の上壁に露出される複数の放熱突起を有するヒートシンクと、を具備したことを特徴とする携帯形機器。
  2. 請求項1の記載において、上記複数の放熱突起が露出する上記筐体の上壁と上記ディスプレイユニットの張り出し部との間、外気が流通する隙間が形成されていることを特徴とする携帯形機器。
  3. 請求項2の記載において、上記複数の放熱突起は、上記複数の放熱孔に夫々挿入されるとともに、これら放熱孔を介して上記筐体の外に露出されることを特徴とする携帯形機器。
  4. 請求項3の記載において、上記回路素子は、回路基板に実装され、上記筐体は、上記回路基板が支持された底壁を有するロアハウジングと、このロアハウジングに連結され、上記上壁を有するアッパハウジングとを備え、上記アッパハウジングは合成樹脂製であるとともに、上記ロアハウジングは上記アッパハウジングよりも熱伝導性に優れた金属製であることを特徴とする携帯形機器。
  5. 請求項4の記載において、上記ヒートシンクは、上記回路基板に支持され上記回路素子の熱を受けるコールドプレートと、上記放熱突起を有するととに上記アッパハウジングに支持された熱拡散プレートとを備え、上記熱拡散プレートは、上記ロアハウジングと上記アッパハウジングとを連結した時に、上記コールドプレートに接することを特徴とする携帯形機器。
  6. 請求項1の記載において、上記入力手段は、下面に金属製の補強板を有するキーボードであり、このキーボードの補強板に上記ヒートシンクが接していることを特徴とする携帯形機器。
  7. 請求項6の記載において、上記筐体は、上記キーボードが装着されるキーボード装着口と、このキーボード装着口に配置された金属製のシールド板とを有し、上記シールド板は上記ヒートシンクよりも大きな平面形状を有するとともに、上記ヒートシンクと上記補強板との間で挟み込まれていることを特徴とする携帯形機器。
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