JP3530151B2 - 発熱体を内蔵する電子機器およびこの電子機器に用いる冷却装置 - Google Patents

発熱体を内蔵する電子機器およびこの電子機器に用いる冷却装置

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JP3530151B2 JP2001174423A JP2001174423A JP3530151B2 JP 3530151 B2 JP3530151 B2 JP 3530151B2 JP 2001174423 A JP2001174423 A JP 2001174423A JP 2001174423 A JP2001174423 A JP 2001174423A JP 3530151 B2 JP3530151 B2 JP 3530151B2
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  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体パッケージ
のような発熱体を内蔵する電子機器およびこの電子機器
に用いられる空冷式の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ノート形のポータブルコンピュータや移
動体通信機器に代表される携帯形の電子機器は、マルチ
メディア情報を処理するためのマイクロプロセッサを装
備している。この種のマイクロプロセッサは、処理速度
の高速化や多機能化に伴って消費電力が増加の一途を辿
り、これに比例して発熱量が急速に増大する傾向にあ
る。そのため、電子機器の安定した動作を保障するため
には、マイクロプロセッサの放熱性を高める必要があ
る。
【0003】この熱対策として、従来の電子機器は、マ
イクロプロセッサを強制的に冷却する空冷式の冷却装置
を装備している。この冷却装置は、マイクロプロセッサ
の熱を奪って放散させるヒートシンクと、このヒートシ
ンクに冷却風を送風する電動ファンとで構成されてい
る。
【0004】ヒートシンクは、マイクロプロセッサの熱
を受ける受熱部および複数の放熱フィンと、冷却風が送
風される冷却風通路とを有している。冷却風通路は、受
熱部や放熱フィンに沿うように形成されており、この冷
却風通路の下流端は、筐体の側壁又は後壁に開口された
排気口に連なっている。
【0005】電動ファンは、吸込口および吐出口が開口
されたファンケーシングと、このファンケーシングに収
容された羽根車とを備えている。羽根車は、吸込口から
空気を吸い込むとともに、この吸い込んだ空気を吐出口
から冷却風通路に送風するようになっており、この空気
が冷却風となって冷却風通路を流れる。この冷却風は、
冷却風通路を流れる過程でヒートシンクとの熱交換によ
り暖められ、この冷却風通路の下流端から排気口を通じ
て筐体の外部に排出されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の冷却
装置によると、冷却風通路を流れる冷却風がマイクロプ
ロセッサの熱を奪う主要な冷却媒体となるので、マイク
ロプロセッサの冷却性能の多くは、冷却風とヒートシン
ク(マイクロプロセッサ)との温度差および冷却風の風
量に依存することになる。
【0007】この場合、筐体の内部には、マイクロプロ
セッサの他にも電源ユニットのような動作中に発熱を伴
う他の回路部品が収容されているので、筐体の内部の空
気が他の回路部品によって暖められた状態にある。この
ため、筐体の内部の空気を吸引してマイクロプロセッサ
の熱を受けるヒートシンクに吹き付けるようにすると、
冷却風とヒートシンクとの温度差が小さくなる。
【0008】この結果、筐体の内部温度は下がる傾向に
あるものの、冷却風とヒートシンクとの間で熱交換を効
率良く行なうことができなくなり、マイクロプロセッサ
の冷却性能が不足するといった問題が生じてくる。
【0009】これを改善するため、最近、筐体の外部の
冷たい空気を吸い込んでヒートシンクに直接吹き付ける
ようにした冷却装置が試されている。この冷却装置によ
ると、冷却風とヒートシンクとの温度差を充分に確保で
き、筐体の内部の空気を冷却風として利用する場合に比
べて、マイクロセッサの冷却性能を飛躍的に高めること
ができる。
【0010】しかしながら、この冷却装置は、マイクロ
プロセッサを集中して冷却するものであるため、筐体の
内部の暖かい空気を積極的に吸い出すことができず、筐
体の内部に他の回路部品から放出された熱が篭り易くな
る。このため、筐体の内部温度が高くなるのを避けられ
ず、この筐体の表面温度の上昇を招いたり、耐熱性の高
い回路部品を選択する必要が生じるといった不具合が生
じてくる。
【0011】よって、従来の冷却装置は、いずれもマイ
クロプロセッサあるいは筐体の内部の冷却性能のいずれ
かが犠牲となってしまい、マイクロプロセッサおよび筐
体の内部をバランス良く冷却する点において、いま一歩
改善の余地が残されている。
【0012】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、第1の発熱体の冷却性能を充分に確保し
つつ、この第1の発熱体、第2の発熱体および筐体をバ
ランス良く冷却でき、排熱効果を高めることができる電
子機器および冷却装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の一つの形態に係る電子機器は、第1および
第2の発熱体を内蔵するとともに、第1の排気口および
第2の排気口を有する筐体と、上記筐体に収容された冷
却装置とを具備している。上記冷却装置は、上記第1の
排気口に連なる第1の風路と、上記第2の排気口に連な
る第2の風路と、上記第1の風路に配置され、上記第1
の発熱体に熱的に接続されたヒートシンクと、上記筐体
の外部の空気を吸い込んで上記第1の風路に送風すると
ともに、上記筐体の内部の空気を吸い込んで上記第2の
風路に送風するファンと、を備えていることを特徴とし
ている。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】上記目的を達成するため、本発明の一つの
形態に係る冷却装置は、第1および第2の発熱体を内蔵
するとともに、第1および第2の排気口を有する電子機
器に用いられるものであって、上記第1の排気口に連な
る第1の風路と、上記第2の排気口に連なる第2の風路
と、上記第1の風路に配置され、上記第1の発熱体に熱
的に接続されたヒートシンクと、上記電子機器の外部の
空気を吸い込んで上記第1の風路に送風するとともに、
上記電子機器の内部の空気を吸い込んで上記第2の風路
に送風するファンとを備えていることを特徴としてい
る。
【0019】このような構成において、ファンが駆動さ
れると、電子機器の外部の冷たい空気が冷却風となって
第1の風路を流れ、この流れの過程で第1の発熱体の熱
を受けるヒートシンクを冷却する。ヒートシンクとの熱
交換により暖められた冷却風は、第1の排気口を通じて
電子機器の外部に排出される。したがって、ヒートシン
クに導かれる冷却風が電子機器の内部の熱影響を受け難
くなり、この冷却風とヒートシンクとの温度差が大きく
なる。この結果、冷却風とヒートシンクとの間での熱交
換を効率良く行なうことができ、第1の発熱体の冷却性
能を高めることができる。
【0020】また、ファンは、第2の風路を通じて電子
機器の内部の空気を吸引し、この空気を第2の排気口か
ら電子機器の外部に吐き出す。このため、電子機器の内
部の通気性が向上し、第2の発熱体から放出された熱を
電子機器の外部に積極的に排出することができる。
【0021】この結果、第1の発熱体、第2の発熱体お
よび電子機器の内部をバランス良く冷却することがで
き、電子機器の排熱性能を高めることができる。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態
を、ポータブルコンピュータに適用した図1ないし図4
にもとづいて説明する。
【0032】図1は、電子機器としてのポータブルコン
ピュータ1を開示している。ポータブルコンピュータ1
は、コンピュータ本体2と、このコンピュータ本体2に
支持されたディスプレイユニット3とで構成されてい
る。
【0033】コンピュータ本体2は、筐体4を備えてい
る。筐体4は、底壁4a、上壁4b、前壁4c、左右の
側壁4dおよび後壁4eを含む偏平な箱状をなしてい
る。前壁4c、側壁4dおよび後壁4eは、上壁4bの
外周縁部から下向きに延出されて、筐体4の周壁を構成
している。筐体4の上壁4bは、パームレスト5および
キーボード取り付け部6を有している。パームレスト5
は、筐体4の前端部に位置されている。キーボード取り
付け部6は、パームレスト5の後に位置され、このキー
ボード取り付け部6にキーボード7が設置されている。
【0034】ディスプレイユニット3は、ディスプレイ
ハウジング9と、このディスプレイハウジング9に収容
された液晶表示パネル10とを備えている。液晶表示パ
ネル10は、画像を表示する表示画面10aを有し、こ
の表示画面10aは、ディスプレイハウジング9の前面
の開口部11を通じて外方に露出されている。そして、
ディスプレイハウジング9は、上壁4bの後端部に図示
しないヒンジ装置を介して回動可能に連結されている。
【0035】図2ないし図4に示すように、筐体4の内
部には、回路基板13が収容されている。回路基板13
は、筐体4の底壁4aと平行に配置されている。回路基
板13は、筐体4の上壁4bやキーボード7と向かい合
う上面13aを有し、この上面13aに第1の発熱体と
しての半導体パッケージ14が実装されている。半導体
パッケージ14は、ポータブルコンピュータ1の中枢と
なるマイクロプロセッサを構成するものであり、筐体4
の後部の左端部に位置されている。
【0036】半導体パッケージ14は、矩形状のベース
基板15と、このベース基板15の上面中央部に半田付
けされたICチップ16とを有している。ICチップ16
は、マルチメディア情報を高速で処理するため、動作中
の消費電力が増加している。このため、ICチップ16
は、動作中の発熱量が非常に大きく、安定した動作を維
持するために冷却を必要としている。
【0037】また、回路基板13の上面には、第2の発
熱体としての電源ユニット17や複数のチップを集めた
チップセット18が実装されている。電源ユニット17
やチップセット18は、動作中に発熱を伴うけれども、
その発熱量は半導体パッケージ14の発熱量よりも遥か
に少なくなっている。これら電源ユニット17およびチ
ップセット18は、半導体パッケージ14の周囲に配置
されており、特にその電源ユニット17は、半導体パッ
ケージ14よりも筐体4の中央部の方向にずれている。
【0038】筐体4の内部には、半導体パッケージ14
を強制的に空冷するための冷却装置20が収容されてい
る。冷却装置20は、ヒートシンク21と電動ファン2
2とを備えている。これらヒートシンク21と電動ファ
ン22とは、一つのユニットとして一体化されており、
筐体4の左側の側壁4dと後壁4eとで規定される角部
に収められている。
【0039】ヒートシンク21は、例えばアルミニウム
合金のような熱伝導性に優れた金属材料にて構成され、
筐体4の幅方向に延びる偏平な細長い箱状をなしてい
る。このヒートシンク21は、ベース23と天板24と
で構成されている。ベース23は、底板25と、この底
板25の前後の側縁部から立ち上がる一対の側板26
a,26bとを有している。ベース23の底板25の上
面には、複数の放熱フィン27が形成されている。放熱
フィン27は、ヒートシンク21の長手方向に沿って延
びる壁状をなすとともに、互いに間隔を存して平行に配
置されている。天板24は、側板26a,26bの上端
部間に跨って固定されており、上記底板25や放熱フィ
ン27と向かい合っている。
【0040】ベース23は、天板24と協働して第1の
風路29を構成している。第1の風路29は、ヒートシ
ンク21の長手方向に延びており、この第1の風路29
の内部に放熱フィン27が露出されている。第1の風路
29は、その下流端に吐出口30を有している。吐出口
30は筐体4の左側の側壁4dに隣接するとともに、こ
の側壁4dに開口された第1の排気口31と向かい合っ
ている。
【0041】ヒートシンク21のベース23は、回路基
板13の上面13aにねじ止め等の手段により固定され
ている。ベース23の底板25は、回路基板13の上面
13aと向かい合っており、この底板25の下面は、平
坦な受熱面32となっている。受熱面32は、図示しな
い熱伝導シートあるいは熱伝導性のグリースを介して半
導体パッケージ14のICチップ16に熱的に接続されて
いる。
【0042】そのため、ICチップ16の熱は、受熱面3
2に伝えられた後、熱伝導によりベース23および天板
24に拡散されるようになっている。
【0043】図4に示すように、電動ファン22は、フ
ァンケーシング34と遠心式の羽根車35とを備えてい
る。ファンケーシング34は、ヒートシンク21と一体
化された中空の箱状をなしており、第1の風路29の上
流端となるヒートシンク21の右端部に連なっている。
【0044】ファンケーシング34は、ヒートシンク2
1の天板24に連なる上面34aと、ヒートシンク21
のベース23に連なる底面34bとを有している。ファ
ンケーシング34の上面34aは、上壁4bの後端部の
真下に位置されており、この上面34aに第1の吸込口
36が形成されている。第1の吸込口36は、上壁4b
に開口された第1の吸気口37と向かい合っている。
【0045】ファンケーシング34の底面34bは、回
路基板13の上面13aと向かい合っており、この底面
34bに第2の吸込口38が形成されている。第2の吸
込口38は、第1の吸込口36の真下に位置されてお
り、これら第1および第2の吸込口36,38は、互い
に同軸状に配置されている。
【0046】上記羽根車35は、その回転軸線O1を縦方
向に沿わせた横置きの姿勢でファンケーシング34に収
容されている。この羽根車35は、ファンケーシング3
4の第1の吸込口36と第2の吸込口38との間に介在
されており、第1の風路29の上流端に位置されてい
る。
【0047】羽根車35は、半導体パッケージ14の温
度が動作保障温度を上回った時に、ファンケーシング3
4の底面34bに支持された偏平モータ39を介して回
転駆動される。羽根車35が回転駆動されると、第1お
よび第2の吸込口36,38からファンケーシング34
内に空気が吸い込まれるとともに、この空気は羽根車3
5の外周部から径方向外側に向けて吐き出されるように
なっている。
【0048】図3および図4の(A)に示すように、フ
ァンケーシング34は、羽根車35の右側に延出された
延長部41を有している。延長部41は、羽根車35の
右側に第2の風路42を構成している。この第2の風路
42は、上記第1の風路29とは羽根車35を間に挟ん
だ反対側に位置されている。第2の風路42は、第1の
風路29と異なる方向、つまり羽根車35から筐体4の
後方に向けて延びており、その下流端に吐出口43を有
している。吐出口43は、筐体4の後壁4eに隣接する
とともに、この後壁4eに開口された第2の排気口44
と向かい合っている。
【0049】また、図3に見られるように、ファンケー
シング34の延長部41は、第1の風路29と第2の風
路42とを隔てる分離壁45を有している。分離壁45
は、羽根車35の後方からファンケーシング34の内部
に向けて張り出しており、この分離壁45の先端は、羽
根車35の外周部に近接されている。このため、羽根車
35は、その外周部の半分以上が第1の風路29の上流
端に露出されているとともに、残りの部分が第2の風路
42の上流端に露出されている。
【0050】したがって、羽根車35の回転によってフ
ァンケーシング34内に吸い込まれた空気は、その一部
が羽根車35の外周部から第1の風路29に吐き出され
るとともに、残りが羽根車35の外周部から第2の風路
42に吐き出されるようになっている。
【0051】図2や図4に示すように、ファンケーシン
グ34の上面34aと筐体4の上壁4bとの間には、第
1の外気導入路47が形成されている。第1の外気導入
路47は、シール部材48によって筐体4の内部と仕切
られている。シール部材48は、例えばスポンジのよう
な柔軟な材料にて構成され、ファンケーシング34の上
面34aと筐体4の上壁4bとの間に介在されている。
【0052】シール部材48は、その両端が後壁4eの
内面に接しているとともに、中間部48aがファンケー
シング34の第1の吸込口36の上を横切っている。こ
のため、第1の吸込口36は、第1の外気導入路47に
開口する第1の吸気領域36aと、第1の外気導入路4
7から外れた筐体4の内部に開口する第2の吸気領域3
6bとに分けられている。そして、第1の吸気領域36
aの開口面積は、第2の吸気領域36bの開口面積より
も大きく設定されている。
【0053】ファンケーシング34の下面34bと回路
基板13の上面13aとの間には、第2の外気導入路4
9が形成されている。第2の外気導入路49は、上記第
1の第1の外気導入路47と同様のシール部材50によ
って筐体4の内部と仕切られている。シール部材50
は、ファンケーシング34の下面34bと回路基板13
の上面13aとの間に介在されており、その両端が後壁
4eの内面に接している。
【0054】シール部材50の中間部50aは、ファン
ケーシング34の第2の吸込口38の上を横切ってい
る。このため、図3に見られるように、第2の吸込口3
8は、第2の外気導入路49に開口する第1の吸気領域
38aと、第2の外気導入路49から外れた筐体4の内
部に開口する第2の吸気領域38bとに分けられてい
る。そして、第1の吸気領域38aの開口面積は、第2
の吸気領域38bの開口面積よりも大きく設定されてい
る。
【0055】また、図2ないし図4に見られるように、
筐体4の後壁4eは、複数の第2の吸気口51を有して
いる。第2の吸気口51は、ファンケーシング34の後
方に位置されており、上記第1および第2の外気導入路
47,49に連なっている。
【0056】このような構成において、ポータブルコン
ピュータ1の使用中に半導体パッケージ14のICチップ
16が発熱すると、このICチップ16の熱は、受熱面3
2に伝えられた後、ここからベース23および天板24
への熱伝導によりヒートシンク21に拡散される。そし
て、このヒートシンク21に伝えられた熱は、ヒートシ
ンク21の表面から筐体4の内部に放出される。
【0057】半導体パッケージ14の温度が動作保障温
度を上回ると、電動ファン22の羽根車35が回転駆動
される。この羽根車35の回転により第1および第2の
吸込口36,38に負圧が作用し、筐体4の外部の冷た
い空気が第1および第2の吸気口37,51を通じて第
1および第2の外気導入路47,49に吸い込まれる。
【0058】第1および第2の外気導入路47,49
は、第1および第2の吸込口36,38の第1の吸気領
域36a,38aに連なっている。このため、第1およ
び第2の外気導入路47,49に吸い込まれた空気は、
冷却風となってファンケーシング34に導入され、羽根
車35の外周部からヒートシンク21の第1の風路29
に吐き出される。この冷却風は、図3に矢印で示すよう
に、第1の風路29の放熱フィン27の間を通り抜け、
この流れの過程でICチップ16の熱を受けるヒートシン
ク21を強制的に冷却する。
【0059】ヒートシンク21に伝えられたICチップ1
6の熱は、冷却風との熱交換により持ち去られる。この
熱交換により暖められた冷却風は、第1の風路29の吐
出口30から第1の排気口31を通じて筐体4の外方に
排出される。
【0060】一方、電動ファン22の第1および第2の
吸込口36,38は、その第2の吸気領域36b,38
bが筐体4の内部に開口されているので、羽根車35が
回転されると、筐体4の内部の空気が第2の吸気領域3
6b,38bを通じてファンケーシング34に吸い込ま
れる。このため、筐体4の内部に第1および第2の吸込
口36,38の第2の吸気領域36b,38bに向かう
冷却風の流れが形成され、この冷却風により電源ユニッ
ト17やチップセット18が冷やされる。
【0061】これら電源ユニット17やチップセット1
8の熱は、冷却風との熱交換により持ち去られる。この
熱交換により暖められた冷却風は、第2の吸気領域36
b,38bに吸い込まれた後、羽根車35の外周部から
ファンケーシング34の第2の風路42に吐き出され、
図3に矢印で示すように、第2の風路42の吐出口43
から第2の排気口44を通じて筐体4の外方に排出され
る。
【0062】このような構成によれば、ICチップ16の
熱を受けるヒートシンク21に、筐体4の外部の冷たい
空気を冷却風として直接導くことができ、このヒートシ
ンク21に向かう冷却風が筐体4の内部の熱影響を受け
難くなる。このため、冷却風とヒートシンク21ひいて
は冷却すべきICチップ16との温度差が大きくなり、こ
れら冷却風とヒートシンク21との間での熱交換を効率
良く行なうことができる。
【0063】よって、ICチップ16の冷却性能を高める
ことができ、マイクロプロセッサとしての半導体パッケ
ージ14が最大能力で駆動されるような使用形態におい
ても、この半導体パッケージ14の動作環境温度を適正
に保つことができる。
【0064】また、筐体4の内部の空気は、ヒートシン
ク21の冷却系統とは別の第2の風路42を通じて筐体
4の外部に排出されるので、この筐体4の内部の換気性
(通気性)も充分に確保することができる。このため、
電源ユニット17やチップセット18から放出された熱
を筐体4の外部に積極的に放出することができ、これら
電源ユニット17やチップセット18の冷却性能が高ま
るとともに、筐体4の温度上昇を防止することができ
る。
【0065】特に上記実施の形態によると、電動ファン
22は、第1の排気口31が開口された筐体4の側壁4
dに対しヒートシンク21を間に挟んだ反対側に位置さ
れ、この電動ファン22そのものが側壁4dよりも筐体
4の中央部の方向に偏って位置されている。このため、
電動ファン22は、外気温の影響を受け難く、しかも熱
が篭り易い筐体4の中央付近の奥まった位置から空気を
吸い出すことができ、この筐体4の内部に局部的な熱溜
りが発生し難くなる。
【0066】したがって、半導体パッケージ14を始め
として、その他の発熱を伴う電源ユニット17やチップ
セット18および筐体4をバランス良く冷却することが
可能となり、ポータブルコンピュータ1の排熱性能をよ
り一層高めることができる。
【0067】また、上記構成の冷却装置20によると、
第1の風路29とは羽根車35を間に挟んだ反対側に第
2の風路42を配置したので、羽根車35の略全周に亘
って送風用の空間が形成され、この羽根車35の外周部
から吐き出される風量が増大する。このため、ヒートシ
ンク21に冷却風を過不足なく送風しつつ、筐体4の内
部の空気を効率良く吸い出すことができる。
【0068】それとともに、ファンケーシング34の第
1および第2の吸込口36,38は、筐体4の外部に連
なる第1の開口領域36a,38aと、筐体4の内部に
開口される第2の開口領域36b,38bとに分けられ
ているので、一つの電動ファン22によって筐体4の外
部の冷たい空気をヒートシンク21に導くと同時に、こ
の筐体4の内部の空気を筐体4の外部に排出することが
できる。
【0069】このため、筐体4の内部に二つの送風経路
が存在するにも拘わらず、電動ファン22は一つあれば
良く、部品点数の増大を抑えてポータブルコンピュータ
1のコストの低減や軽量化が可能となる。
【0070】さらに、電動ファン22の第1および第2
の吸込口36,38は、筐体4の上壁4bに開口された
第1の吸気口37と筐体4の後壁4eに開口された第2
の吸気口51との双方に連なっている。そのため、ポー
タブルコンピュータ1の使用中に、万一第1の吸気口3
7又は第2の吸気口51のいずれかが塞がれたとして
も、電動ファン22への空気の吸い込み経路が閉ざされ
ることはなく、ヒートシンク21への冷却風の送風機能
および筐体4の内部の空気の吸い出し機能が損なわれず
に済むといった利点がある。
【0071】なお、本発明は上記第1の実施の形態に特
定されるものではなく、図5に本発明の第2の実施の形
態を示す。
【0072】この第2の実施の形態は、ファンケーシン
グ34の上面34aにのみ吸込口61を形成したもので
あり、それ以外の構成は上記第1の実施の形態と同様で
ある。
【0073】この第2の実施の形態によると、ファンケ
ーシング34の上面34aと筐体4の上壁4bとの間に
吸込口61に連なる外気導入路62が形成されており、
この外気導入路62は、上記第1の実施の形態と同様の
シール部材48によって筐体4の内部と仕切られてい
る。
【0074】この構成によると、回路基板13の上面1
3aのうち、ファンケーシング34の底面34bと向か
い合う部分に隙間が生じるので、この隙間に臨む回路基
板13の上面13aに背の低い回路部品63を実装する
ことができる。
【0075】また、図6は、本発明の第3の実施の形態
を開示している。
【0076】この第3の実施の形態は、ファンケーシン
グ34の第1および第2の吸込口36,38の全てを筐
体4の内部に開口させたものであり、それ以外の構成
は、基本的に上記第1の実施の形態と同様である。
【0077】このような構成において、電動ファン22
の羽根車35が回転駆動されると、筐体4の内部の空気
が第1および第2の吸込口36,38を通じてファンケ
ーシング34の内部に吸い込まれる。この吸い込まれた
空気の一部は、図6の(A)に矢印Aで示すように、羽
根車35の外周部から第1の風路29に吐き出される。
残りの空気は、図6の(A)に矢印Bで示すように、羽
根車35の外周部から第2の風路42に吐き出される。
そのため、ヒートシンク21に冷却風を送風しつつ、こ
の送風経路とは別の経路を通して筐体4の内部の空気を
筐体4の外部に排出することができる。
【0078】このように送風経路を二方向とすること
で、羽根車35の略全周から空気が吐き出されるので、
ファンケーシング34に吸い込まれる空気量が増大し、
ヒートシンク21に送風される冷却風の風量を何ら減じ
ることなく、筐体4の内部の暖められた空気を筐体4の
外部に積極的に排出することができる。このため、筐体
4の内部の排熱性能が向上し、半導体パッケージ14、
電源ユニット17およびチップセット18をバランス良
く冷却することができる。
【0079】図7は、本発明の第4の実施の形態を開示
している。
【0080】この第4の実施の形態は、筐体4に対する
冷却装置20の姿勢が上記第1の実施の形態と相違して
おり、この冷却装置20の基本的な構成は、第1の実施
の形態と同様である。
【0081】図7の(A)に示すように、ヒートシンク
21は、筐体4の奥行き方向に沿うような姿勢で筐体4
の内部に収容されており、その第1の風路29の吐出口
30が筐体4の後壁4eに隣接されている。この後壁4
eには、吐出口30と向かい合う第1の排気口31が開
口されている。
【0082】また、電動ファン22は、ヒートシンク2
1の前方に位置されており、筐体4の左側の側壁4dに
隣接されている。側壁4dは、ファンケーシング34の
第2の風路42の吐出口43に隣接されており、この側
壁4dに吐出口43と向かい合う第2の排気口44と第
2の吸気口51とが形成されている。第2の吸気口51
は、第1および第2の外気導入路47,49を介して第
1および第2の吸込口36,38の第1の吸気領域36
a,38aに連なっている。
【0083】このような構成において、電動ファン22
の羽根車35が回転駆動されると、筐体4の外部の冷た
い空気が第1および第2の吸気口37,51、第1およ
び第2の外気導入路47,49を通じて第1および第2
の吸込口36,38の第1の吸気領域36a,38aに
導かれ、ここから、ファンケーシング34の内部に吸い
込まれる。この吸い込まれた空気は、図7の(A)に矢
印で示すように、羽根車35の外周部から第1の風路2
9に吐き出され、ヒートシンク21を冷却する。
【0084】また、筐体4の内部の空気は、第1および
第2の吸込口36,38の第2の吸気領域36b,38
bからファンケーシング34の内部に吸い込まれる。こ
の吸い込まれた空気は、図7の(A)に矢印で示すよう
に、羽根車35の外周部から第2の風路42に吐き出さ
れ、その吐出口43および第2の排気口51を介して筐
体4の外部に排出される。
【0085】したがって、ヒートシンク21に冷却風を
送風しつつ、この送風経路とは別の経路を通して筐体4
の内部の空気を筐体4の外部に排出することができ、上
記第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0086】
【0087】
【0088】
【0089】
【0090】
【0091】
【0092】
【0093】
【0094】
【0095】
【0096】
【0097】
【0098】
【0099】
【0100】
【0101】
【0102】
【0103】
【0104】
【0105】
【0106】
【0107】
【0108】
【0109】
【0110】
【0111】
【0112】なお、上記第1の実施の形態では、ヒート
シンクと電動ファンとを一体化したが、本発明はこれに
限らず、別々のヒートシンクと電動ファンとを互いに並
べて配置したり、あるいはヒートシンクにファン取り付
け部を設けて、このファン取り付け部の上に電動ファン
を設置するようにしても良い。
【0113】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、第1の発
熱体を始めとして、その他の発熱を伴う第2の発熱体お
よび筐体の内部をバランス良く冷却することができ、電
子機器の排熱性能をより一層高めることができる。この
ため、第1の発熱体の発熱量が最大となるような使用形
態においても、この第1の発熱体の動作環境温度を適正
に保つことができるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るポータブルコ
ンピュータの斜視図。
【図2】筐体と冷却装置との位置関係を平面的に示すポ
ータブルコンピュータの断面図。
【図3】冷却装置のヒートシンクおよび電動ファンと筐
体との位置関係を平面的に示すポータブルコンピュータ
の断面図。
【図4】(A)は、図2の4A−4A線に沿うポータブルコ
ンピュータの断面図。 (B)は、図2の4B−4B線に沿うポータブルコンピュー
タの断面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るポータブルコ
ンピュータの断面図。
【図6】(A)は、本発明の第3の実施の形態におい
て、冷却装置のヒートシンクおよび電動ファンと筐体と
の位置関係を平面的に示すポータブルコンピュータの断
面図。 (B)は、図6の(A)の6B−6B線に沿うポータブルコ
ンピュータの断面図。
【図7】(A)は、本発明の第4の実施の形態におい
て、冷却装置のヒートシンクおよび電動ファンと筐体と
の位置関係を平面的に示すポータブルコンピュータの断
面図。 (B)は、図7の(A)の7B−7B線に沿うポータブルコ
ンピュータの断面図。
【符号の説明】1…電子機器(ポータブルコンピュータ)、4…筐体、
4d,4e…周壁(側壁、後壁)、14…第1の発熱体
(半導体パッケージ)、17,18…第2の発熱体(電
源ユニット、チップセット)、20…冷却装置、21…
ヒートシンク、22…ファン(電動ファン)、29…第
1の風路、31…第1の排気口、42…第2の風路、4
4…第2の排気口。
フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−227823(JP,A) 特開 平2−296418(JP,A) 特開2001−57493(JP,A) 特開2000−353890(JP,A) 特開 平9−134233(JP,A) 特開 平11−161379(JP,A) 特開 平10−303580(JP,A) 特開2001−144466(JP,A) 特開 平10−224061(JP,A) 実開 平2−31191(JP,U) 実開 平4−15893(JP,U) 実開 平1−61892(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/20

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の発熱体を内蔵するとと
    もに、第1の排気口および第2の排気口を有する筐体
    と、 上記筐体に収容された冷却装置と、を含む電子機器にお
    いて、 上記冷却装置は、 上記第1の排気口に連なる第1の風路と、 上記第2の排気口に連なる第2の風路と、 上記第1の風路に配置され、上記第1の発熱体に熱的に
    接続されたヒートシンクと、 上記筐体の外部の空気を吸い込んで上記第1の風路に送
    風するとともに、上記筐体の内部の空気を吸い込んで上
    記第2の風路に送風するファンと 、を備えていることを
    特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記筐体は、
    外部の空気を吸い込むための吸気口を有し、また、上記
    ファンは、吸込口を有するファンケーシングと、このフ
    ァンケーシングに収容され、上記吸込口を通じて空気を
    吸い込む羽根車とを備え、上記ファンケーシングの吸込
    口は、その一部が上記筐体の内部と仕切られた外気導入
    路を介して上記筐体の吸気口に連なっているとともに、
    上記吸込口の残りの部分は、上記筐体の内部に開口され
    ていることを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項2の記載において、上記ファンの
    羽根車は、上記吸込口から吸い込んだ空気を径方向外側
    に向けて吐き出すことを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、上記第1の風
    路と上記第2の風路とは、上記羽根車を間に挟んで配置
    されているとともに、互いに異なる方向に延びているこ
    を特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】 請求項4の記載において、上記ファンケ
    ーシングは、上記羽根車の周囲に上記第1の風路と上記
    第2の風路とを隔てる分離壁を有することを特徴とする
    電子機器。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし請求項5のいずれかの記
    載において、上記筐体は、上壁と、この上壁の外周縁部
    から下向きに延びる周壁とを有し、上記吸気口は、上記
    筐体の上壁および上記周壁に夫々開口されていること
    特徴とする電子機器。
  7. 【請求項7】 第1の排気口が開口された側壁および第
    2の排気口が開口された後壁を有するとともに、第1お
    よび第2の発熱体を内蔵する筐体と、 上記筐体内に収容された冷却装置と、を含む電子機器に
    おいて、 上記冷却装置は、 上記第1の排気口に連なる第1の風路と、 上記第2の排気口に連なる第2の風路と、 上記第1の風路に配置され、上記第1の排気口と隣り合
    うとともに、上記第1の発熱体に熱的に接続されたヒー
    トシンクと、 上記第1の排気口とは上記ヒートシンクを間に挟んだ反
    対側に配置され、上記筐体の外部の空気を吸い込んで上
    記第1の風路に送風するとともに、上記筐体の内部の空
    気を吸い込んで上記第2の風路に送風するファンと、を
    備えていること を特徴とする電子機器。
  8. 【請求項8】 第1および第2の発熱体を内蔵するとと
    もに、第1および第2の排気口を有する電子機器に用い
    られる冷却装置であって、 上記第1の排気口に連なる第1の風路と、 上記第2の排気口に連なる第2の風路と、 上記第1の風路に配置され、上記第1の発熱体に熱的に
    接続されたヒートシンクと、 上記電子機器の外部の空気を吸い込んで上記第1の風路
    に送風するとともに、上記電子機器の内部の空気を吸い
    込んで上記第2の風路に送風するファンと、を備えてい
    ることを特徴とする冷却装置。
  9. 【請求項9】 請求項8の記載において、上記電動ファ
    ンは、吸込口が開口されたフ ァンケーシングと、このフ
    ァンケーシングに収容され、上記吸込口から吸い込んだ
    空気を径方向外側に吐き出す羽根車とを備え、上記ファ
    ンケーシングの吸込口は、その一部が外気導入路を介し
    て上記電子機器の外部に連なるとともに、上記吸込口の
    残りの部分は、上記電子機器の内部に開口されることを
    特徴とする冷却装置。
  10. 【請求項10】 請求項9の記載において、上記第1の
    風路と上記第2の風路とは、上記羽根車を間に挟んで配
    置されているとともに、互いに異なる方向に延びている
    ことを特徴とする冷却装置。
  11. 【請求項11】 請求項10の記載において、上記ファ
    ンケーシングは、上記羽根車の周囲に上記第1の風路と
    上記第2の風路とを隔てる分離壁を有することを特徴と
    する冷却装置。
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