JPH1095450A - 容器及びこれに用いる耐熱キャップ - Google Patents
容器及びこれに用いる耐熱キャップInfo
- Publication number
- JPH1095450A JPH1095450A JP8248126A JP24812696A JPH1095450A JP H1095450 A JPH1095450 A JP H1095450A JP 8248126 A JP8248126 A JP 8248126A JP 24812696 A JP24812696 A JP 24812696A JP H1095450 A JPH1095450 A JP H1095450A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- heat
- weakening line
- resistant cap
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 酒類、ジュース類等のような加熱して充填す
る容器に用い、上記加熱液体の影響による密閉性の低下
が、実用上差支えない範囲に抑制でき、しかも飲料に特
有の封印機能を有し、かつ容器の分別回収に際しては極
めて容易に容器とキャップを分離できる、容器及びこれ
に用いる耐熱キャップの提供。 【解決手段】 容器の口部に螺条を、その下方に係合部
を設け、上記口部に、上壁、筒部を有する合成樹脂製の
中蓋を螺合して装着し、該中蓋の下部に弱化線を介し
て、下部に係止部を有する封印リングを設け、前記係止
部を前記係合部に係止させ、又前記中蓋の外側に蓋体、
外筒部を有する、前記中蓋の合成樹脂よりも軟化温度が
高く、剛性も大きく、かつ水の沸点よりも高い軟化温度
を有する合成樹脂製の外蓋を装着し、前記外筒部を前記
筒部の外側に圧接させた。
る容器に用い、上記加熱液体の影響による密閉性の低下
が、実用上差支えない範囲に抑制でき、しかも飲料に特
有の封印機能を有し、かつ容器の分別回収に際しては極
めて容易に容器とキャップを分離できる、容器及びこれ
に用いる耐熱キャップの提供。 【解決手段】 容器の口部に螺条を、その下方に係合部
を設け、上記口部に、上壁、筒部を有する合成樹脂製の
中蓋を螺合して装着し、該中蓋の下部に弱化線を介し
て、下部に係止部を有する封印リングを設け、前記係止
部を前記係合部に係止させ、又前記中蓋の外側に蓋体、
外筒部を有する、前記中蓋の合成樹脂よりも軟化温度が
高く、剛性も大きく、かつ水の沸点よりも高い軟化温度
を有する合成樹脂製の外蓋を装着し、前記外筒部を前記
筒部の外側に圧接させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は瓶等の容器及びこ
れに用いる耐熱性のある耐熱キャップに関するものであ
る。
れに用いる耐熱性のある耐熱キャップに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、瓶等の容器と、この容器の口部に
装着して用いられるキャップに関しては種々の問題があ
る。これについて述べると、まず、瓶等の容器に加熱液
体を収容して、この容器に合成樹脂製のキャップを装着
する場合がある。これは一例を挙げれば酒類、ジュース
類等を瓶に充填する場合等に見られる。この場合例えば
上記液体が酒類等であれば、その瓶内における充填以後
の発酵を停止するため、一例として約65℃程度に加熱
し、この加熱した酒類を瓶に充填し、ついでその口部に
キャップを装着するのである。又、充填する液体がジュ
ース等であれば、そのジュースを殺菌しなければなら
ず、このため充填するジュースは一例として85℃程度
に加熱されて充填される。
装着して用いられるキャップに関しては種々の問題があ
る。これについて述べると、まず、瓶等の容器に加熱液
体を収容して、この容器に合成樹脂製のキャップを装着
する場合がある。これは一例を挙げれば酒類、ジュース
類等を瓶に充填する場合等に見られる。この場合例えば
上記液体が酒類等であれば、その瓶内における充填以後
の発酵を停止するため、一例として約65℃程度に加熱
し、この加熱した酒類を瓶に充填し、ついでその口部に
キャップを装着するのである。又、充填する液体がジュ
ース等であれば、そのジュースを殺菌しなければなら
ず、このため充填するジュースは一例として85℃程度
に加熱されて充填される。
【0003】しかし、上記のような場合次のような問題
が生じる。それは現在一般のキャップは、通常柔軟で加
工しやすく、かつ価格も安いポリエチレンが用いられ
る。しかしポリエチレンは軟化温度が低く、一例として
ほぼ80℃程度で軟化する。このため加熱して収容した
前記酒類、ジュース類等の熱が、容器口部を介して上記
キャップに伝えられると軟化し、このためキャップに密
閉作用をもたらしていたキャップと容器口部の圧接の度
合いが減少し、密閉性が低下してしまうのである。又上
記のように酒類、ジュース類等のような飲料を収容した
容器に装着するキャップは封印機能がなければならな
い。これは容器内容品が不正に変更されるのを防止する
ために必要である。更に他の問題としてはその容器の内
容の酒類、ジュース類を消費した後、その容器を資源と
して回収する際にきわめて容易にキャップを外し取るこ
とのできることが要求される。
が生じる。それは現在一般のキャップは、通常柔軟で加
工しやすく、かつ価格も安いポリエチレンが用いられ
る。しかしポリエチレンは軟化温度が低く、一例として
ほぼ80℃程度で軟化する。このため加熱して収容した
前記酒類、ジュース類等の熱が、容器口部を介して上記
キャップに伝えられると軟化し、このためキャップに密
閉作用をもたらしていたキャップと容器口部の圧接の度
合いが減少し、密閉性が低下してしまうのである。又上
記のように酒類、ジュース類等のような飲料を収容した
容器に装着するキャップは封印機能がなければならな
い。これは容器内容品が不正に変更されるのを防止する
ために必要である。更に他の問題としてはその容器の内
容の酒類、ジュース類を消費した後、その容器を資源と
して回収する際にきわめて容易にキャップを外し取るこ
とのできることが要求される。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な各種の課題を解決するためになされたもので、その目
的は殺菌、発酵停止等のために加熱した液体を収容した
容器にキャップを装着した場合に、上記加熱液体の熱が
容器口部を介してキャップにもたらされた際、その熱に
よる密閉の度合いの減少が、実用上差支ない程度に抑制
することができ、かつ飲料収容容器として、封印機能を
有し、しかも容器の回収に際してはきわめて容易に、容
器からキャップを外し取ることのできる容器及びこれに
用いる耐熱キャップを提供することである。
な各種の課題を解決するためになされたもので、その目
的は殺菌、発酵停止等のために加熱した液体を収容した
容器にキャップを装着した場合に、上記加熱液体の熱が
容器口部を介してキャップにもたらされた際、その熱に
よる密閉の度合いの減少が、実用上差支ない程度に抑制
することができ、かつ飲料収容容器として、封印機能を
有し、しかも容器の回収に際してはきわめて容易に、容
器からキャップを外し取ることのできる容器及びこれに
用いる耐熱キャップを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するこ
の発明について述べるとそれは、容器1の口部2に形成
された螺条3、及び該螺条3の下方に形成された係合部
4:前記口部2に装着された、上壁5及び前記螺条3と
螺合する筒部6、及び後記外蓋7と掛合する掛合部8を
有する、合成樹脂製の中蓋9の主体10;前記上壁5に
形成された裂溝27及び裂取部材28;前記主体10の
下端部11に、周方向の弱化線12を介して設けられた
封印リング13;該封印リング13に設けられた、前記
係合部4に係止する係止部14;前記封印リング13の
上下方向に形成され、かつ前記弱化線12に接続させら
れた弱化ライン15;前記中蓋9上に装着された、蓋体
16及び前記筒部6外周に圧接する外筒17、前記掛合
部8に圧接掛止する掛止部18を有し、前記中蓋9を形
成する合成樹脂よりも軟化温度及び剛性が大きく、かつ
水の沸点よりも高い軟化温度を有する剛性樹脂により形
成された外蓋7;から成ることを特徴とする容器及びこ
れに用いる耐熱キャップである。
の発明について述べるとそれは、容器1の口部2に形成
された螺条3、及び該螺条3の下方に形成された係合部
4:前記口部2に装着された、上壁5及び前記螺条3と
螺合する筒部6、及び後記外蓋7と掛合する掛合部8を
有する、合成樹脂製の中蓋9の主体10;前記上壁5に
形成された裂溝27及び裂取部材28;前記主体10の
下端部11に、周方向の弱化線12を介して設けられた
封印リング13;該封印リング13に設けられた、前記
係合部4に係止する係止部14;前記封印リング13の
上下方向に形成され、かつ前記弱化線12に接続させら
れた弱化ライン15;前記中蓋9上に装着された、蓋体
16及び前記筒部6外周に圧接する外筒17、前記掛合
部8に圧接掛止する掛止部18を有し、前記中蓋9を形
成する合成樹脂よりも軟化温度及び剛性が大きく、かつ
水の沸点よりも高い軟化温度を有する剛性樹脂により形
成された外蓋7;から成ることを特徴とする容器及びこ
れに用いる耐熱キャップである。
【0006】又、係合部4と係止部14は上下方向にお
いて係止させられている前記容器及びこれに用いる耐熱
キャップである。又、係合部4は下方程大径となる斜面
19を有する突条であり、係止部14は封印リング13
の下端部又は内面から半径方向内方に突出して形成され
ている前記容器及びこれに用いる耐熱キャップである。
又、係合部4と係止部14とは周方向において係止させ
られている前記容器及びこれに用いる耐熱キャップであ
る。又、係合部4及び係止部14はラチエット機構であ
る前記容器及びこれに用いる耐熱キャップである。
いて係止させられている前記容器及びこれに用いる耐熱
キャップである。又、係合部4は下方程大径となる斜面
19を有する突条であり、係止部14は封印リング13
の下端部又は内面から半径方向内方に突出して形成され
ている前記容器及びこれに用いる耐熱キャップである。
又、係合部4と係止部14とは周方向において係止させ
られている前記容器及びこれに用いる耐熱キャップであ
る。又、係合部4及び係止部14はラチエット機構であ
る前記容器及びこれに用いる耐熱キャップである。
【0007】又、弱化ライン15は、係止部14に、該
係止部14の上下に亘り延設されている前記容器及びこ
れに用いる耐熱キャップである。又、中蓋9の主体10
の下端部11は環状で鍔状に形成され、弱化線12は上
記鍔状の下端部11と封印リング13間に形成されてい
る前記容器及びこれに用いる耐熱キャップである。又、
中蓋9はポリエチレンにより形成され、外蓋7はポリプ
ロピレンにより形成されている前記容器及びこれに用い
る耐熱キャップである。又弱化線12はその一部に裂切
り困難な強化接続部36を有し、弱化ライン15は該強
化接続部36の近傍に、又はこれに接して形成されてい
る前記容器及びこれに用いる耐熱キャップである。又、
封印リング13は弱化線12及び弱化ライン15を裂切
る把持片20を有している前記容器及びこれに用いる耐
熱キャップである。
係止部14の上下に亘り延設されている前記容器及びこ
れに用いる耐熱キャップである。又、中蓋9の主体10
の下端部11は環状で鍔状に形成され、弱化線12は上
記鍔状の下端部11と封印リング13間に形成されてい
る前記容器及びこれに用いる耐熱キャップである。又、
中蓋9はポリエチレンにより形成され、外蓋7はポリプ
ロピレンにより形成されている前記容器及びこれに用い
る耐熱キャップである。又弱化線12はその一部に裂切
り困難な強化接続部36を有し、弱化ライン15は該強
化接続部36の近傍に、又はこれに接して形成されてい
る前記容器及びこれに用いる耐熱キャップである。又、
封印リング13は弱化線12及び弱化ライン15を裂切
る把持片20を有している前記容器及びこれに用いる耐
熱キャップである。
【0008】
【作用】請求項1の発明の作用について述べると、請求
項1に示す容器に一例として85℃に加熱したジュース
を収容し、この容器に請求項1の耐熱キャップを装着す
る。この場合上記ジュースの熱は容器1の口部2を経て
中蓋9の筒部6に達し、この筒部6の内側を軟化させ
る。このため、前記口部2に対する筒部6の圧接の度合
いは減少し、密閉性が損なわれようとする。しかし前記
筒部6の外側には、中蓋9を形成する合成樹脂よりも軟
化温度が高く、剛性が大きく、かつ水の沸点よりも高い
軟化温度を有する外蓋7の外筒17が圧接しており、前
記筒部6と前記口部2との圧接の減少は、前記筒部6と
外筒17との圧接により補われて、その密閉性の減少は
実用上差支えない範囲に留めることができるのである。
従って、酒類、ジュース類等を一例として、65℃及び
85℃に加熱して、前記容器1に収容し、これに前記耐
熱キャップを装着したものは、前記のような加熱液体の
熱により密閉性の損なわれるのを抑制することができ
る。
項1に示す容器に一例として85℃に加熱したジュース
を収容し、この容器に請求項1の耐熱キャップを装着す
る。この場合上記ジュースの熱は容器1の口部2を経て
中蓋9の筒部6に達し、この筒部6の内側を軟化させ
る。このため、前記口部2に対する筒部6の圧接の度合
いは減少し、密閉性が損なわれようとする。しかし前記
筒部6の外側には、中蓋9を形成する合成樹脂よりも軟
化温度が高く、剛性が大きく、かつ水の沸点よりも高い
軟化温度を有する外蓋7の外筒17が圧接しており、前
記筒部6と前記口部2との圧接の減少は、前記筒部6と
外筒17との圧接により補われて、その密閉性の減少は
実用上差支えない範囲に留めることができるのである。
従って、酒類、ジュース類等を一例として、65℃及び
85℃に加熱して、前記容器1に収容し、これに前記耐
熱キャップを装着したものは、前記のような加熱液体の
熱により密閉性の損なわれるのを抑制することができ
る。
【0009】又請求項1の発明における封印リング13
は、弱化線12を介して中蓋9の下端部11に設けら
れ、かつ該封印リング13に設けた係止部14は、容器
1の口部2に設けた係合部4に係止しているから、容器
1の内容品を不正に変更しようとして、この耐熱キャッ
プを螺解して開放しようとすると、前記弱化線12が裂
切られてしまいその修復は極めて困難である。従って前
記封印リング13により封印機能を果たすことができ
る。又、前記上壁5を裂取部材28により裂溝27から
裂切り、そこに形成された通口から内容品を注出し、容
器1の内容品を消費した後この容器1を資源として回収
する場合は、前記弱化線12及び弱化ライン15を裂切
ることにより前記封印リング13を除去できる。従って
又封印リング13を失った前記耐熱キャップは螺条3と
の螺合を解くことによりきわめて容易に容器1の口部2
から外し取ることができる。なお弱化線12を裂切る場
合、中蓋9の筒部6は、同筒部6よりも硬度の高い外筒
17により半径方向内方に押圧されているため、前記封
印リング13を引っ張り、引き裂きを行っても伸びを起
こすことが極めて少なく、従って壮快に裂切ることがで
きる。又請求項1の発明は、前記のように構成されたこ
とにより、容器1に装着するキャップは、85℃程度の
加熱液体を収容しても密閉度の減少が実用上差支えない
程度に抑制することができ、高い軟化点及び剛性を有し
て堅牢性を持つと共に、容器1の分別回収の場合には弱
化線2及び弱化ライン15等の各裂切部分が剛性が小さ
く、きわめて容易に裂き切ることができ、容易に分別回
収できるという脆弱性を有して、矛盾する二つの優れた
機能を有する容器及びこれに用いる耐熱キャップを提供
できる。
は、弱化線12を介して中蓋9の下端部11に設けら
れ、かつ該封印リング13に設けた係止部14は、容器
1の口部2に設けた係合部4に係止しているから、容器
1の内容品を不正に変更しようとして、この耐熱キャッ
プを螺解して開放しようとすると、前記弱化線12が裂
切られてしまいその修復は極めて困難である。従って前
記封印リング13により封印機能を果たすことができ
る。又、前記上壁5を裂取部材28により裂溝27から
裂切り、そこに形成された通口から内容品を注出し、容
器1の内容品を消費した後この容器1を資源として回収
する場合は、前記弱化線12及び弱化ライン15を裂切
ることにより前記封印リング13を除去できる。従って
又封印リング13を失った前記耐熱キャップは螺条3と
の螺合を解くことによりきわめて容易に容器1の口部2
から外し取ることができる。なお弱化線12を裂切る場
合、中蓋9の筒部6は、同筒部6よりも硬度の高い外筒
17により半径方向内方に押圧されているため、前記封
印リング13を引っ張り、引き裂きを行っても伸びを起
こすことが極めて少なく、従って壮快に裂切ることがで
きる。又請求項1の発明は、前記のように構成されたこ
とにより、容器1に装着するキャップは、85℃程度の
加熱液体を収容しても密閉度の減少が実用上差支えない
程度に抑制することができ、高い軟化点及び剛性を有し
て堅牢性を持つと共に、容器1の分別回収の場合には弱
化線2及び弱化ライン15等の各裂切部分が剛性が小さ
く、きわめて容易に裂き切ることができ、容易に分別回
収できるという脆弱性を有して、矛盾する二つの優れた
機能を有する容器及びこれに用いる耐熱キャップを提供
できる。
【0010】請求項2の発明は係合部4と係止部14は
上下方向において係止させられたことにより、容器1の
分別回収に際して、この耐熱キャップを螺解する場合、
前記係止部14は、上方移動ができないため、弱化線1
2切断の力は直ちに作動し、かつ中蓋9の筒部6は剛性
の大きい外蓋7の外筒17が圧接しているため、上下方
向の伸びが行われにくいため、前記弱化線12は直ちに
壮快に切断できる。
上下方向において係止させられたことにより、容器1の
分別回収に際して、この耐熱キャップを螺解する場合、
前記係止部14は、上方移動ができないため、弱化線1
2切断の力は直ちに作動し、かつ中蓋9の筒部6は剛性
の大きい外蓋7の外筒17が圧接しているため、上下方
向の伸びが行われにくいため、前記弱化線12は直ちに
壮快に切断できる。
【0011】請求項3の発明は、封印リング13が、こ
の耐熱キャップの螺合に伴い、斜面19上面により自動
的に大径となるように押し拡げられ、自動的に係止部1
4が係合部4に係止することができる。特にこの部分は
剛性が外筒17より小さい封印リング13としたことに
より、良好に自動的に押し拡げさせることができる。
の耐熱キャップの螺合に伴い、斜面19上面により自動
的に大径となるように押し拡げられ、自動的に係止部1
4が係合部4に係止することができる。特にこの部分は
剛性が外筒17より小さい封印リング13としたことに
より、良好に自動的に押し拡げさせることができる。
【0012】請求項4の発明は、係合部4と係止部14
は周方向において係止させたことにより、又中蓋9の筒
部6は剛性の大きい外蓋7の外筒17が圧接しているた
め、上下方向の伸びが行われにくいから、容器1の分別
回収の際にこの耐熱キャップを螺解すると、前記弱化線
12を直ちに、壮快に裂切ることができる。請求項5の
発明は係合部4と係止部14の係止をラチエット機構と
したことにより、かつ又、前記筒部6の外側に剛性の大
きい外筒17が圧接しているため、筒部6は伸びにくく
形成されているから、この耐熱キャップの螺解の際に弱
化線12は直ちに壮快に裂切ることができる。
は周方向において係止させたことにより、又中蓋9の筒
部6は剛性の大きい外蓋7の外筒17が圧接しているた
め、上下方向の伸びが行われにくいから、容器1の分別
回収の際にこの耐熱キャップを螺解すると、前記弱化線
12を直ちに、壮快に裂切ることができる。請求項5の
発明は係合部4と係止部14の係止をラチエット機構と
したことにより、かつ又、前記筒部6の外側に剛性の大
きい外筒17が圧接しているため、筒部6は伸びにくく
形成されているから、この耐熱キャップの螺解の際に弱
化線12は直ちに壮快に裂切ることができる。
【0013】請求項6の発明は、その構成により封印リ
ング13の弱化ライン15を裂切ることにより、自動的
に、係止部14に形成された弱化ライン15も連続して
裂切ることができる。
ング13の弱化ライン15を裂切ることにより、自動的
に、係止部14に形成された弱化ライン15も連続して
裂切ることができる。
【0014】請求項7の発明は、中蓋9の主体10の下
端部11を環状で鍔状に形成したことにより、その下に
弱化線12を介して設けられる封印リング13を大径に
形成でき、弱化線12を容器1の口部2から離間させる
ことができ、口部2のもたらす加熱液体の熱による変形
を避けることができる。しかも、前記鍔状部に剛性の大
きい外筒17を位置させて半径方向内方に圧接させるこ
とができるため、弱化線12近傍の強度を高めることが
できるから、弱化線12近傍の強度差を高めることがで
き、弱化線12裂切りの際に直ちに壮快に裂切ることが
できる。
端部11を環状で鍔状に形成したことにより、その下に
弱化線12を介して設けられる封印リング13を大径に
形成でき、弱化線12を容器1の口部2から離間させる
ことができ、口部2のもたらす加熱液体の熱による変形
を避けることができる。しかも、前記鍔状部に剛性の大
きい外筒17を位置させて半径方向内方に圧接させるこ
とができるため、弱化線12近傍の強度を高めることが
できるから、弱化線12近傍の強度差を高めることがで
き、弱化線12裂切りの際に直ちに壮快に裂切ることが
できる。
【0015】請求項8の発明は、中蓋9をポリエチレン
により形成し、外蓋7はポリプロピレンにより形成した
ことにより、容器1に収容した水性の加熱液体による密
閉性の減少を実用上差支えない程度に抑制することがで
きる。しかも容器の分別回収に際しては剛性の大きいポ
リプロピレン製の外筒17が、弱化線12近傍の筒部6
に圧接して強度を強くしているため、弱化線12近傍は
強度差が大きく形成されているから、直ちに容易に裂切
るこができる。即ち、中蓋9は熱による変形に対抗でき
る強さと、裂切り易い弱さの矛盾する二つの機能を果た
すことができる。
により形成し、外蓋7はポリプロピレンにより形成した
ことにより、容器1に収容した水性の加熱液体による密
閉性の減少を実用上差支えない程度に抑制することがで
きる。しかも容器の分別回収に際しては剛性の大きいポ
リプロピレン製の外筒17が、弱化線12近傍の筒部6
に圧接して強度を強くしているため、弱化線12近傍は
強度差が大きく形成されているから、直ちに容易に裂切
るこができる。即ち、中蓋9は熱による変形に対抗でき
る強さと、裂切り易い弱さの矛盾する二つの機能を果た
すことができる。
【0016】請求項9の発明は弱化線12の一部に裂切
り困難な強化接続部36を設け、弱化ライン15は該強
化接続部36の近傍に、又はこれに接して形成されたこ
とにより、この耐熱キャップを螺解すれば、自動的に弱
化線12は一部を残して裂切られると共に弱化ライン1
5も裂切られるから、このキャップの容器1からの除去
をきわめて容易にすることができる。請求項10の発明
は封印リング3に把持片20を設けたことにより、この
把持片20を外方に引っ張って、弱化線12、及び弱化
ライン15を一度に裂切ることができる。
り困難な強化接続部36を設け、弱化ライン15は該強
化接続部36の近傍に、又はこれに接して形成されたこ
とにより、この耐熱キャップを螺解すれば、自動的に弱
化線12は一部を残して裂切られると共に弱化ライン1
5も裂切られるから、このキャップの容器1からの除去
をきわめて容易にすることができる。請求項10の発明
は封印リング3に把持片20を設けたことにより、この
把持片20を外方に引っ張って、弱化線12、及び弱化
ライン15を一度に裂切ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1において1は容器であり、一
例として瓶が示されている。この瓶はガラス製でも合成
樹脂製でもよく、この場合ガラス製である。そしてその
口部2に螺条3が形成され、該螺条3の下方に、後記中
蓋9の係止部14と係合する係合部4が設けられてい
る。9は中蓋であり、合成樹脂、一例としてポリエチレ
ンにより形成され、上壁5及び筒部6を有し、該筒部6
は前記螺条3に、螺溝22により螺合させられている。
8は後記外蓋7と掛合する掛合部である。10は前記中
蓋9の主体を示す。そして該主体10の下端部11は鍔
状に形成され、該下端部11に、弱化線12を介して封
印リング13が一体的に設けられている。上記弱化線1
2は一例として薄肉の溝状に形成されたが、この場合は
その外ミシン目、連続した小孔等でもよく、又はそれら
を組合せたものでもよい。そして該封印リング13に、
前記係合部4に係止する係止部14が設けられている。
図1において該係止部14は半径方向内側に、かつ斜上
向きに環状に形成されている。
例として瓶が示されている。この瓶はガラス製でも合成
樹脂製でもよく、この場合ガラス製である。そしてその
口部2に螺条3が形成され、該螺条3の下方に、後記中
蓋9の係止部14と係合する係合部4が設けられてい
る。9は中蓋であり、合成樹脂、一例としてポリエチレ
ンにより形成され、上壁5及び筒部6を有し、該筒部6
は前記螺条3に、螺溝22により螺合させられている。
8は後記外蓋7と掛合する掛合部である。10は前記中
蓋9の主体を示す。そして該主体10の下端部11は鍔
状に形成され、該下端部11に、弱化線12を介して封
印リング13が一体的に設けられている。上記弱化線1
2は一例として薄肉の溝状に形成されたが、この場合は
その外ミシン目、連続した小孔等でもよく、又はそれら
を組合せたものでもよい。そして該封印リング13に、
前記係合部4に係止する係止部14が設けられている。
図1において該係止部14は半径方向内側に、かつ斜上
向きに環状に形成されている。
【0018】なおこの係止部4はその外、図7に示すよ
うに突起部状に形成されていてもよい。即ちこのように
上下方向に係止するように形成されていてもよい。又図
5、6に示すように周方向に係止するように形成されて
いてもよい。即ち同図に示すものはラチエット機構によ
り、係合部4に、係止部14が係止させられており、こ
の耐熱キャップの螺合の際は、上記ラチエット機構は空
転し、かつ螺解の際にかみ合い、なおも螺解を進めると
前記弱化線12が破壊するようになっている。この作用
は図1、図7に示す係止部14も係止の形態は異るが同
様に作用する。
うに突起部状に形成されていてもよい。即ちこのように
上下方向に係止するように形成されていてもよい。又図
5、6に示すように周方向に係止するように形成されて
いてもよい。即ち同図に示すものはラチエット機構によ
り、係合部4に、係止部14が係止させられており、こ
の耐熱キャップの螺合の際は、上記ラチエット機構は空
転し、かつ螺解の際にかみ合い、なおも螺解を進めると
前記弱化線12が破壊するようになっている。この作用
は図1、図7に示す係止部14も係止の形態は異るが同
様に作用する。
【0019】次に図2〜図4において15は前記封印リ
ング13及び係止部14に亘って形成された上下方向の
弱化ラインであり、一例として薄肉の溝状に形成されて
いる。なお該弱化ライン15も前記弱化線12と同様
に、この外ミシン目、又は連続した小孔等でもよく、又
はそれらを組み合わせたものでもよい。なお該弱化ライ
ン15は図7に示すように封印リング13のみに形成さ
れ、係止部14には形成されない場合もあり、この発明
はその両方を含むものである。次に7は外蓋であり、蓋
体16、外筒17、前記掛合部8に掛止する掛止部18
を有している。なおこの掛止部18は前記筒部6の上方
において、前記掛合部8に対し、半径方向と共に上下方
向においても圧接して掛止している
ング13及び係止部14に亘って形成された上下方向の
弱化ラインであり、一例として薄肉の溝状に形成されて
いる。なお該弱化ライン15も前記弱化線12と同様
に、この外ミシン目、又は連続した小孔等でもよく、又
はそれらを組み合わせたものでもよい。なお該弱化ライ
ン15は図7に示すように封印リング13のみに形成さ
れ、係止部14には形成されない場合もあり、この発明
はその両方を含むものである。次に7は外蓋であり、蓋
体16、外筒17、前記掛合部8に掛止する掛止部18
を有している。なおこの掛止部18は前記筒部6の上方
において、前記掛合部8に対し、半径方向と共に上下方
向においても圧接して掛止している
【0020】そして、前記中蓋9を形成する合成樹脂よ
りも軟化温度が高く、硬度も高く、かつ水の沸点よりも
高い軟化温度を有する合成樹脂、一例としてポリプロピ
レンによって形成されている。前記中蓋9の主体10の
下端部11は環状で鍔状に形成され、弱化線12は一例
としてその鍔状の下端部11と同一の外周面を形成し
て、薄肉の溝状に形成されている。又前記係合部4は下
方程大径となる斜面19を有して形成され、その下面は
水平面を構成している。
りも軟化温度が高く、硬度も高く、かつ水の沸点よりも
高い軟化温度を有する合成樹脂、一例としてポリプロピ
レンによって形成されている。前記中蓋9の主体10の
下端部11は環状で鍔状に形成され、弱化線12は一例
としてその鍔状の下端部11と同一の外周面を形成し
て、薄肉の溝状に形成されている。又前記係合部4は下
方程大径となる斜面19を有して形成され、その下面は
水平面を構成している。
【0021】次に図2〜図4において20は把持片であ
り、図2、図3に示すものは前記封印リング13の、弱
化線12、弱化ライン15の両方に接して、弧状に設け
られている。24は裂切れ易い接続片を示す。又図4に
示す把持片20は小孔25を形成し、該小孔25に弱化
ライン15を接続させたことによって形成されたもので
ある。
り、図2、図3に示すものは前記封印リング13の、弱
化線12、弱化ライン15の両方に接して、弧状に設け
られている。24は裂切れ易い接続片を示す。又図4に
示す把持片20は小孔25を形成し、該小孔25に弱化
ライン15を接続させたことによって形成されたもので
ある。
【0022】次に、図1において26は内筒であり、上
壁5の下面に設けられ、前記筒部6と共に前記口部2を
内外から圧接挟持している。27は上壁5に形成された
無端状の裂溝で、上壁5上に設けられた裂取部材28を
上方に引っ張ることにより裂切られるようになってい
る。29は蓋体16と外筒17間に設けられたヒンジ、
30は摘み、31は加熱された液体を示し、一例とし
て、85℃に熱せられたジュースである。消費者等がこ
のキャップを開放して前記ジュースを注出する場合は、
まず蓋体16を開き、裂取部材28を引っ張り、上壁5
に通口を形成して上記ジュースを注出する。このキャッ
プは中蓋9の主体10の下端部11を鍔状に形成し、前
記外筒17の下端を上記鍔状部の上に載置し、この状態
で前記掛止部18を前記掛合部4に係止させて固定し、
しかも外筒17は筒部6に圧接し、又筒部6は内筒26
と共に、前記口部2にそれぞれ圧接し、このような状態
において前記封印リング13は前記鍔状の下端部11の
外周と同一面を形成して設けられ、前記封印リング13
に設けられた係止部14が前記係合部4の下面に圧接し
ている。
壁5の下面に設けられ、前記筒部6と共に前記口部2を
内外から圧接挟持している。27は上壁5に形成された
無端状の裂溝で、上壁5上に設けられた裂取部材28を
上方に引っ張ることにより裂切られるようになってい
る。29は蓋体16と外筒17間に設けられたヒンジ、
30は摘み、31は加熱された液体を示し、一例とし
て、85℃に熱せられたジュースである。消費者等がこ
のキャップを開放して前記ジュースを注出する場合は、
まず蓋体16を開き、裂取部材28を引っ張り、上壁5
に通口を形成して上記ジュースを注出する。このキャッ
プは中蓋9の主体10の下端部11を鍔状に形成し、前
記外筒17の下端を上記鍔状部の上に載置し、この状態
で前記掛止部18を前記掛合部4に係止させて固定し、
しかも外筒17は筒部6に圧接し、又筒部6は内筒26
と共に、前記口部2にそれぞれ圧接し、このような状態
において前記封印リング13は前記鍔状の下端部11の
外周と同一面を形成して設けられ、前記封印リング13
に設けられた係止部14が前記係合部4の下面に圧接し
ている。
【0023】従って、収容した加熱液体31に密閉性を
損わない、かつ硬度の高い、前記主体10より上の部分
と、裂切り、除去し易い、外蓋7より硬度の小さい封印
リング13の部分、即ち矛盾する両部分を一体的に有す
るキャップを得ることができ、耐熱性を有し、加熱液体
によっても密閉性が損なわれず、しかも容器の分別回収
の際はきわめて容易に容器とキャップを分別でき、しか
も封印リング13の部分も敏感に封印機能の作用をす
る、容器及びこれに用いる耐熱キャップを提供すること
ができる。なお図7に示す係止部14については、図1
に示す耐熱キャップにおいて、係合部4を、図7に示す
係止部14と合致するような形状に構成された耐熱キャ
ップが形成されたが、図示を省略する。又図5、図6に
示すように係合部4をラチエットに、係止部14をラチ
エット爪に形成して、周方向に係止するように形成して
もよい。又、図7に示すように前記弱化線12は、その
一部に裂切り困難な強化接続部36が設けられ、そして
前記弱化ライン15は該強化接続部36の近傍に、又は
それに接して形成される。このように形成したことによ
り、この耐熱キャップを螺解すれば、前記弱化線12は
強化接続部36を残して裂切れると共に弱化ライン15
も自動的に裂切られ、この耐熱キャップの、容器1から
の除去はきわめて容易にできる。
損わない、かつ硬度の高い、前記主体10より上の部分
と、裂切り、除去し易い、外蓋7より硬度の小さい封印
リング13の部分、即ち矛盾する両部分を一体的に有す
るキャップを得ることができ、耐熱性を有し、加熱液体
によっても密閉性が損なわれず、しかも容器の分別回収
の際はきわめて容易に容器とキャップを分別でき、しか
も封印リング13の部分も敏感に封印機能の作用をす
る、容器及びこれに用いる耐熱キャップを提供すること
ができる。なお図7に示す係止部14については、図1
に示す耐熱キャップにおいて、係合部4を、図7に示す
係止部14と合致するような形状に構成された耐熱キャ
ップが形成されたが、図示を省略する。又図5、図6に
示すように係合部4をラチエットに、係止部14をラチ
エット爪に形成して、周方向に係止するように形成して
もよい。又、図7に示すように前記弱化線12は、その
一部に裂切り困難な強化接続部36が設けられ、そして
前記弱化ライン15は該強化接続部36の近傍に、又は
それに接して形成される。このように形成したことによ
り、この耐熱キャップを螺解すれば、前記弱化線12は
強化接続部36を残して裂切れると共に弱化ライン15
も自動的に裂切られ、この耐熱キャップの、容器1から
の除去はきわめて容易にできる。
【0024】又、この発明は前記のように外筒17が半
径方向内方に筒部6と圧接すると共に、前記掛止部18
が上下方向に対しても前記掛合部4に対して圧接してい
るため、中蓋9は三次元方向において圧接されているこ
とになり、前記のような内容液の熱による、中蓋9の密
閉性の減少の補いが、効果的に作用し、同密閉性減少を
効果的に抑制できるのである。又中蓋9の主体10の下
端部11を環状で鍔状に形成したものは下記のような効
果を有する。それは、この耐熱キャップの製造工程にお
いて外蓋7に中蓋9を嵌装する場合、図8に示すよう
に、弾性部材32を有する下治具33により外蓋7を上
下逆に保持し、これに、上下を逆にした中蓋9を圧入す
るが、この場合中蓋9を保持する保持部が薄く小さいた
め保持が困難である。しかし前記のように主体10の下
端部11を鍔状に形成したことにより、内治具34、外
治具35により厚さを増したことになる前記鍔状部を圧
接保持することにより確実に把持することができる。
径方向内方に筒部6と圧接すると共に、前記掛止部18
が上下方向に対しても前記掛合部4に対して圧接してい
るため、中蓋9は三次元方向において圧接されているこ
とになり、前記のような内容液の熱による、中蓋9の密
閉性の減少の補いが、効果的に作用し、同密閉性減少を
効果的に抑制できるのである。又中蓋9の主体10の下
端部11を環状で鍔状に形成したものは下記のような効
果を有する。それは、この耐熱キャップの製造工程にお
いて外蓋7に中蓋9を嵌装する場合、図8に示すよう
に、弾性部材32を有する下治具33により外蓋7を上
下逆に保持し、これに、上下を逆にした中蓋9を圧入す
るが、この場合中蓋9を保持する保持部が薄く小さいた
め保持が困難である。しかし前記のように主体10の下
端部11を鍔状に形成したことにより、内治具34、外
治具35により厚さを増したことになる前記鍔状部を圧
接保持することにより確実に把持することができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は容器に加熱液体を充填
した場合、中蓋9は上記加熱液体の熱が口部2を介して
伝わり、その熱により軟化して圧接が減少し、密閉性が
減少しようとするが、その場合中蓋9の筒部6の外側に
は中蓋9の合成樹脂よりも軟化温度が高く、剛性が大き
く、かつ水の沸点よりも高い沸点を有する外蓋7の外筒
17が圧接しているため、筒部6の圧接の減少は筒部6
と外筒17の圧接により補われてその密閉性の減少は実
用上差支えない範囲に抑制することができる。又請求項
1の発明における封印リング13は、弱化線12を介し
て中蓋9の下端部11に設けられ、かつ該封印リング1
3に設けた係止部14は、容器1の口部2に設けた係合
部4に係止しているから、容器1の内容ひんを不正に変
更しようとして、この耐熱キャップを螺解して開放しよ
うとすると、前記弱化線12が裂切られてしまいその修
復は極めて困難である。従って、前記封印リング13に
より封印機能を果たすことができる。又、前記上壁5を
裂取部材28により裂溝27から裂切り、そこに形成さ
れた通口から内容品を注出し、容器1の内容品を消費し
た後この容器1を資源として回収する場合は、前記弱化
線12及び弱化ライン15を裂切ることにより前記封印
リング13を除去できる。従って又封印リング13を失
った前記耐熱キャップは螺条3との螺合を解くことによ
りきわめて容易に容器1の口部2から外し取ることがで
きる。なお弱化線12を裂切る場合、中蓋9の筒部6
は、同筒部6よりも硬度の高い外筒17により半径方向
に押圧されているため、前記封印リング13を引っ張
り、引き裂きを行っても伸びを起こすことが極めて少な
く、従って壮快に裂切ることができる。又請求項1の津
名は、前記のように構成されたこおにより、容器1に装
着するキャップは、85℃程度の加熱液体を収容しても
密閉度の減少が実用上差支えない程度に抑制することが
でき、高い軟化点及び剛性を有して堅牢性を持つと共
に、容器1の分別回収の場合には弱化線2及び弱化ライ
ン15等の各裂切部分が剛性が小さく、きわめて容易に
裂き切ることができ、容易に分別回収できるという脆弱
性を有して、矛盾する二つの優れた機能を有する容器及
びこれに用いる耐熱キャップを提供できる。請求項2の
発明は係合部4と係止部14は上下方向において係止さ
せられたことにより、容器1の分別回収に際して、この
耐熱キャップを螺解する場合、前記係止部14は、上方
移動ができないため、弱化線12切断の力は直ちに作動
し、かつ中蓋9の筒部6は剛性の大きい外蓋7の外筒1
7が圧接しているため、上下方向の伸びが行われにくい
ため、前記弱化線12は直ちに壮快に切断できる。請求
項3の発明は、封印リング13が、この耐熱キャップの
螺合に伴い、斜面19上面により自動的に大径となるよ
うに押し拡げられ、自動的に係止部14が係合部4に係
止することができる。特にこの部分は剛性が外筒17よ
り小さい封印リング13としたことにより、良好に自動
的に押し拡げさせることができる。請求項4の発明は、
係合部4と係止部14は周方向において係止させたこと
により、又中蓋9の筒部6は剛性の大きい外蓋7の外筒
17が圧接しているため、上下方向の伸びが行われにく
いから、容器1の分別回収の際に、この耐熱キャップを
螺解すると、前記弱化線12を直ちに、壮快に裂切るこ
とができる。請求項5の発明は係合部4と係止部14の
係止をラチエット機構としたことにより、かつ又、前記
筒部6の外側に剛性の大きい外筒17が圧接しているた
め、筒部6は伸びにくく形成されているから、この耐熱
キャップの螺解の際に弱化線12は直ちに壮快に裂切る
ことができる。請求項6の発明は、その構成により封印
リング13の弱化ライン15を裂切ることにより自動的
に、係止部14に形成された弱化ライン15も連続して
裂切ることができる。請求項7の発明は、中蓋9の主体
10の下端部11を環状で鍔状に形成したことにより、
その下に弱化線12を介して設けられる封印リング13
を大径に形成でき、弱化線12を容器1の口部2から離
間させることができ、口部2のもたらす加熱液体の熱に
よる変形を避けることができる。しかも、前記鍔状部に
剛性の大きい外筒17を位置させて半径方向内方に圧接
させることができるため、弱化線12近傍の強度を高め
ることができるから、弱化線に近傍の強度差を高めるこ
とができ、弱化線12裂切りの際に直ちに壮快に裂切る
ことができる。請求項8の発明は、中蓋9をポリエチレ
ンにより形成し、外蓋7はポリプロピレンにより形成し
たことにより、容器1に収容した水性の加熱液体による
密閉性の減少を実用上差支えない程度に抑制することが
できる。しかも容器の分別回収に際しては剛性の大きい
ポリプロピレン製の外筒17が、弱化線12近傍の筒部
6に圧接して強度を強くしているため、弱化線12近傍
は強度差が大きく形成されているから、直ちに容易に裂
切ることができる。即ち中蓋9は熱による変形に対抗で
きる強さと、裂切り易い弱さの矛盾する二つの機能を果
たすことができる。 請求項9の発明は弱化線12の一
部に裂切り困難な強化接続部36を設け、弱化ライン1
5は該強化接続部36の近傍に、又はこれに接して形成
されたことにより、この耐熱キャップを螺解すれば、自
動的に、弱化線12は一部を残して裂切られると共に弱
化ライン15も裂切られるから、このキャップの容器1
からの除去をきわめて容易にすることができる。請求項
10の発明は封印リング3に把持片20を設けたことに
より、この把持片20を設けたことにより、この把持片
20を外方に引っ張って弱化線12、及び弱化ライン1
5を一度に裂切ることができる。
した場合、中蓋9は上記加熱液体の熱が口部2を介して
伝わり、その熱により軟化して圧接が減少し、密閉性が
減少しようとするが、その場合中蓋9の筒部6の外側に
は中蓋9の合成樹脂よりも軟化温度が高く、剛性が大き
く、かつ水の沸点よりも高い沸点を有する外蓋7の外筒
17が圧接しているため、筒部6の圧接の減少は筒部6
と外筒17の圧接により補われてその密閉性の減少は実
用上差支えない範囲に抑制することができる。又請求項
1の発明における封印リング13は、弱化線12を介し
て中蓋9の下端部11に設けられ、かつ該封印リング1
3に設けた係止部14は、容器1の口部2に設けた係合
部4に係止しているから、容器1の内容ひんを不正に変
更しようとして、この耐熱キャップを螺解して開放しよ
うとすると、前記弱化線12が裂切られてしまいその修
復は極めて困難である。従って、前記封印リング13に
より封印機能を果たすことができる。又、前記上壁5を
裂取部材28により裂溝27から裂切り、そこに形成さ
れた通口から内容品を注出し、容器1の内容品を消費し
た後この容器1を資源として回収する場合は、前記弱化
線12及び弱化ライン15を裂切ることにより前記封印
リング13を除去できる。従って又封印リング13を失
った前記耐熱キャップは螺条3との螺合を解くことによ
りきわめて容易に容器1の口部2から外し取ることがで
きる。なお弱化線12を裂切る場合、中蓋9の筒部6
は、同筒部6よりも硬度の高い外筒17により半径方向
に押圧されているため、前記封印リング13を引っ張
り、引き裂きを行っても伸びを起こすことが極めて少な
く、従って壮快に裂切ることができる。又請求項1の津
名は、前記のように構成されたこおにより、容器1に装
着するキャップは、85℃程度の加熱液体を収容しても
密閉度の減少が実用上差支えない程度に抑制することが
でき、高い軟化点及び剛性を有して堅牢性を持つと共
に、容器1の分別回収の場合には弱化線2及び弱化ライ
ン15等の各裂切部分が剛性が小さく、きわめて容易に
裂き切ることができ、容易に分別回収できるという脆弱
性を有して、矛盾する二つの優れた機能を有する容器及
びこれに用いる耐熱キャップを提供できる。請求項2の
発明は係合部4と係止部14は上下方向において係止さ
せられたことにより、容器1の分別回収に際して、この
耐熱キャップを螺解する場合、前記係止部14は、上方
移動ができないため、弱化線12切断の力は直ちに作動
し、かつ中蓋9の筒部6は剛性の大きい外蓋7の外筒1
7が圧接しているため、上下方向の伸びが行われにくい
ため、前記弱化線12は直ちに壮快に切断できる。請求
項3の発明は、封印リング13が、この耐熱キャップの
螺合に伴い、斜面19上面により自動的に大径となるよ
うに押し拡げられ、自動的に係止部14が係合部4に係
止することができる。特にこの部分は剛性が外筒17よ
り小さい封印リング13としたことにより、良好に自動
的に押し拡げさせることができる。請求項4の発明は、
係合部4と係止部14は周方向において係止させたこと
により、又中蓋9の筒部6は剛性の大きい外蓋7の外筒
17が圧接しているため、上下方向の伸びが行われにく
いから、容器1の分別回収の際に、この耐熱キャップを
螺解すると、前記弱化線12を直ちに、壮快に裂切るこ
とができる。請求項5の発明は係合部4と係止部14の
係止をラチエット機構としたことにより、かつ又、前記
筒部6の外側に剛性の大きい外筒17が圧接しているた
め、筒部6は伸びにくく形成されているから、この耐熱
キャップの螺解の際に弱化線12は直ちに壮快に裂切る
ことができる。請求項6の発明は、その構成により封印
リング13の弱化ライン15を裂切ることにより自動的
に、係止部14に形成された弱化ライン15も連続して
裂切ることができる。請求項7の発明は、中蓋9の主体
10の下端部11を環状で鍔状に形成したことにより、
その下に弱化線12を介して設けられる封印リング13
を大径に形成でき、弱化線12を容器1の口部2から離
間させることができ、口部2のもたらす加熱液体の熱に
よる変形を避けることができる。しかも、前記鍔状部に
剛性の大きい外筒17を位置させて半径方向内方に圧接
させることができるため、弱化線12近傍の強度を高め
ることができるから、弱化線に近傍の強度差を高めるこ
とができ、弱化線12裂切りの際に直ちに壮快に裂切る
ことができる。請求項8の発明は、中蓋9をポリエチレ
ンにより形成し、外蓋7はポリプロピレンにより形成し
たことにより、容器1に収容した水性の加熱液体による
密閉性の減少を実用上差支えない程度に抑制することが
できる。しかも容器の分別回収に際しては剛性の大きい
ポリプロピレン製の外筒17が、弱化線12近傍の筒部
6に圧接して強度を強くしているため、弱化線12近傍
は強度差が大きく形成されているから、直ちに容易に裂
切ることができる。即ち中蓋9は熱による変形に対抗で
きる強さと、裂切り易い弱さの矛盾する二つの機能を果
たすことができる。 請求項9の発明は弱化線12の一
部に裂切り困難な強化接続部36を設け、弱化ライン1
5は該強化接続部36の近傍に、又はこれに接して形成
されたことにより、この耐熱キャップを螺解すれば、自
動的に、弱化線12は一部を残して裂切られると共に弱
化ライン15も裂切られるから、このキャップの容器1
からの除去をきわめて容易にすることができる。請求項
10の発明は封印リング3に把持片20を設けたことに
より、この把持片20を設けたことにより、この把持片
20を外方に引っ張って弱化線12、及び弱化ライン1
5を一度に裂切ることができる。
【図1】この発明の実施例を示し、加熱液体を収容した
場合の、容器及びこれに用いる耐熱キャップの断面図で
ある。
場合の、容器及びこれに用いる耐熱キャップの断面図で
ある。
【図2】図1に示す容器及びこれに用いる耐熱キャップ
の正面図である。
の正面図である。
【図3】図3に示す容器及びこれに用いる耐熱キャップ
の部分の斜視図である。
の部分の斜視図である。
【図4】この発明の他の実施例を示し、図3に示す部分
に相当する部分の側面図である。
に相当する部分の側面図である。
【図5】この発明の更に他の実施例を示し、容器及びこ
れに用いる耐熱キャップの半断面図である。
れに用いる耐熱キャップの半断面図である。
【図6】図5に示す耐熱キャップの部分の斜視図であ
る。
る。
【図7】この発明の更に他の実施例を示し、耐熱キャッ
プの部分の斜視図である。
プの部分の斜視図である。
【図8】この発明の更に他の実施例を示し、耐熱キャッ
プの製造の過程を示す図である。
プの製造の過程を示す図である。
1 容器 2 口部 3 螺条 4 係合部 5 上壁 6 筒部 7 外蓋 8 掛合部 9 中蓋 10 主体 11 下端部 12 弱化線 13 封印リング 14 係止部 15 弱化ライン 16 蓋体 17 外筒 18 掛止部 19 斜面 20 把持片 36 強化接続部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
Claims (10)
- 【請求項1】 容器1の口部2に形成された螺条3、及
び該螺条3の下方に形成された係合部4:前記口部2に
装着された、上壁5及び前記螺条3と螺合する筒部6、
及び後記外蓋7と掛合する掛合部8を有する、合成樹脂
製の中蓋9の主体10;前記上壁5に形成された裂溝2
7及び裂取部材28;前記主体10の下端部11に、周
方向の弱化線12を介して設けられた封印リング13;
該封印リング13に設けられた、前記係合部4に係止す
る係止部14;前記封印リング13の上下方向に形成さ
れ、かつ前記弱化線12に接続させられた弱化ライン1
5;前記中蓋9上に装着された、蓋体16及び前記筒部
6外周に圧接する外筒17、前記掛合部8に圧接掛止す
る掛止部18を有し、前記中蓋9を形成する合成樹脂よ
りも軟化温度及び剛性が大きく、かつ水の沸点よりも高
い軟化温度を有する合成樹脂により形成された外蓋7;
から成ることを特徴とする容器及びこれに用いる耐熱キ
ャップ。 - 【請求項2】 係合部4と係止部14は上下方向におい
て係止させられている請求項1記載の容器及びこれに用
いる耐熱キャップ。 - 【請求項3】 係合部4は下方程大径となる斜面19を
有する突条であり、係止部14は封印リング13の下端
部又は内面から半径方向内方に突出して形成されている
請求項2記載の容器及びこれに用いる耐熱キャップ。 - 【請求項4】 係合部4と係止部14とは周方向におい
て係止させられている請求項1記載の容器及びこれに用
いる耐熱キャップ。 - 【請求項5】 係合部4及び係止部14はラチエット機
構である請求項4記載の容器及びこれに用いる耐熱キャ
ップ。 - 【請求項6】 弱化ライン15は、係止部14に、該係
止部14の上下に亘り延設されている請求項1、2、
3、4、又は5記載の容器及びこれに用いる耐熱キャッ
プ。 - 【請求項7】 中蓋9の主体10の下端部11は環状で
鍔状に形成され、弱化線12は上記鍔状の下端部11と
封印リング13間に形成されている請求項1、2、3、
4、5又は6記載の容器及びこれに用いる耐熱キャッ
プ。 - 【請求項8】 中蓋9はポリエチレンにより形成され、
外蓋7はポリプロピレンにより形成されている請求項
1、2、3、4、5、6又は7記載の容器及びこれに用
いる耐熱キャップ。 - 【請求項9】 弱化線12はその一部に裂切り困難な強
化接続部36を有し、弱化ライン15は該強化接続部3
6の近傍に、又はこれに接して形成されている請求項
1、2、3、4、5、6、7又は8記載の容器及びこれ
に用いる耐熱キャップ。 - 【請求項10】 封印リング13は弱化線12及び弱化
ライン15を裂切る把持片20を有している請求項1、
2、3、4、5、6、7、又は8記載の容器及びこれに
用いる耐熱キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8248126A JPH1095450A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 容器及びこれに用いる耐熱キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8248126A JPH1095450A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 容器及びこれに用いる耐熱キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1095450A true JPH1095450A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17173625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8248126A Pending JPH1095450A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 容器及びこれに用いる耐熱キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1095450A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005231689A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Mikasa Sangyo Kk | 合成樹脂製キャプ |
JP2007040710A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Mizuho Medy Co Ltd | 検体検出用抽出容器 |
JP2011111177A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Hokkai Can Co Ltd | 合成樹脂製キャップ |
JP2017128369A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 阪神化成工業株式会社 | キャップ |
JP2018172123A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 株式会社吉野工業所 | 吐出容器 |
CN115180298A (zh) * | 2022-09-13 | 2022-10-14 | 烟台市永盛密封科技有限公司 | 一种易撕型铝箔垫片封口包装瓶 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60134753U (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-07 | 高圧化工株式会社 | 液体容器のシ−ル装置 |
JPH0632351U (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-26 | 三笠産業株式会社 | 容器の開閉装置 |
JPH06255661A (ja) * | 1993-02-25 | 1994-09-13 | Owens Illinois Closure Inc | 不正開封表示蓋 |
JPH0728858U (ja) * | 1992-12-25 | 1995-05-30 | 三笠産業株式会社 | 容器の開閉装置 |
JPH0858824A (ja) * | 1994-08-16 | 1996-03-05 | Toppan Printing Co Ltd | 中 栓 |
JPH08192861A (ja) * | 1995-01-06 | 1996-07-30 | Shibasaki Seisakusho:Kk | 閉止装置およびキャップ |
-
1996
- 1996-09-19 JP JP8248126A patent/JPH1095450A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60134753U (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-07 | 高圧化工株式会社 | 液体容器のシ−ル装置 |
JPH0632351U (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-26 | 三笠産業株式会社 | 容器の開閉装置 |
JPH0728858U (ja) * | 1992-12-25 | 1995-05-30 | 三笠産業株式会社 | 容器の開閉装置 |
JPH06255661A (ja) * | 1993-02-25 | 1994-09-13 | Owens Illinois Closure Inc | 不正開封表示蓋 |
JPH0858824A (ja) * | 1994-08-16 | 1996-03-05 | Toppan Printing Co Ltd | 中 栓 |
JPH08192861A (ja) * | 1995-01-06 | 1996-07-30 | Shibasaki Seisakusho:Kk | 閉止装置およびキャップ |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005231689A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Mikasa Sangyo Kk | 合成樹脂製キャプ |
JP2007040710A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Mizuho Medy Co Ltd | 検体検出用抽出容器 |
JP4697783B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2011-06-08 | 株式会社ミズホメディー | 検体検出用抽出容器 |
JP2011111177A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Hokkai Can Co Ltd | 合成樹脂製キャップ |
JP2017128369A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 阪神化成工業株式会社 | キャップ |
JP2018172123A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 株式会社吉野工業所 | 吐出容器 |
CN115180298A (zh) * | 2022-09-13 | 2022-10-14 | 烟台市永盛密封科技有限公司 | 一种易撕型铝箔垫片封口包装瓶 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20010034041A (ko) | 음료용 개봉 표시 마개 | |
JPH1095450A (ja) | 容器及びこれに用いる耐熱キャップ | |
JP4727453B2 (ja) | キャップから取り除かれた開口予定部を収納可能なヒンジキャップ | |
JPH11189253A (ja) | 合成樹脂製注出キャップ | |
JP3893522B2 (ja) | 容器及びこれに用いる耐熱キャップ | |
JP2009298447A (ja) | 分別機能付ヒンジキャップ | |
JP4032091B2 (ja) | 分別回収耐熱ヒンジキャップ | |
JP4460710B2 (ja) | 分別廃棄性に優れた樹脂キャップ | |
JP2020070063A (ja) | ヒンジキャップ | |
JP6363036B2 (ja) | 打栓キャップ | |
JPH07315403A (ja) | 分別廃棄性に優れたキャップ | |
JPH101153A (ja) | 容器とそのキャップ | |
JP7505876B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JPH11130113A (ja) | 分別機能を有するプラスチックキャップ | |
JP4815069B2 (ja) | 分別回収キャップ | |
JPH0858824A (ja) | 中 栓 | |
JPH11189265A (ja) | 合成樹脂製注出キャップ | |
JP5808115B2 (ja) | 易開閉プラスチックキャップ及びそれと容器の組み合わせ | |
JP4176304B2 (ja) | 合成樹脂製中栓付き容器 | |
JP4344981B2 (ja) | 合成樹脂製注出キャップ | |
JP3840279B2 (ja) | 分別廃棄性に優れた容器蓋 | |
JP2005206222A (ja) | プルリング付きキャップ | |
JPH0454927Y2 (ja) | ||
JP4002330B2 (ja) | 分別機能に優れたプラスチックキャップ | |
JP4475495B2 (ja) | バージン機構付き容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051220 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060216 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061010 |