JPH1095089A - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置

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JPH1095089A
JPH1095089A JP8271750A JP27175096A JPH1095089A JP H1095089 A JPH1095089 A JP H1095089A JP 8271750 A JP8271750 A JP 8271750A JP 27175096 A JP27175096 A JP 27175096A JP H1095089 A JPH1095089 A JP H1095089A
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laminating
solar cell
laminated
cell panel
heater
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池パネルなどの薄板形状の被ラミネー
ト体において反りをできるだけ発生させることなく、破
損のないラミネートを行うことができる手段を提供す
る。 【解決手段】 下方に向かって膨張自在なダイアフラ3
0ムを備える上チャンバ11と、ヒータ盤35を備える
下チャンバ13とを開閉自在に構成したラミネート部2
を備えるラミネート装置1において、ラミネート部2に
搬入する前に、被ラミネート体Pを予熱する予熱ヒータ
55を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に太陽電池パネ
ルなどの薄板形状の被ラミネート体を製造するために適
したラミネート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ソーラーエネルギを活用すべく、
太陽電池について種々の開発がなされている。また、太
陽電池の形態も、単結晶シリコンや多結晶シリコンを用
いた結晶型の太陽電池の他、アモルファスシリコン(非
結晶シリコン)を用いたアモルファス型の太陽電池な
ど、様々なものが案出されている。しかしながら、これ
ら結晶型とアモルファス型の何れの場合もシリコン自体
は化学的変化を起こしやすく、また物理的な衝撃にも弱
いので、一般には、シリコンを透明のビニールフィルム
や強化ガラス、耐熱ガラスなどでラミネートした太陽電
池パネルが利用されている。また、最近では建材用など
に利用される、外壁材や屋根材と太陽電池パネルを一体
化させた、一体型モジュールなども製造されるようにな
ってきている。そのような一体型モジュールをラミネー
トする場合には、ビニールフィルムやガラスなどの他に
適当な保護材なども併用されている。
【0003】従来、かような太陽電池パネルなどを製造
するためのラミネート装置として、ダイアフラムによっ
て仕切られた上チャンバと下チャンバからなるチャンバ
部を備えた、いわゆる二重真空方式のラミネート装置が
公知になっている。そして、かかる二重真空方式のラミ
ネート装置に関し、本願出願人は実用新案登録第301
7231号の「ラミネート装置」を開示している。この
ラミネート装置は、下方に向かって膨張自在なダイアフ
ラムを備えた上チャンバと、ヒータ盤を備えた上チャン
バによって構成されている。そして、下チャンバに設け
られたヒータ盤に被ラミネート体を載置した状態で上チ
ャンバと下チャンバを減圧し、被ラミネート体を加熱し
て、上チャンバに大気を導入することにより被ラミネー
ト体をヒータ盤の上面とダイアフラムとの間で挟圧して
ラミネートする構成になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
なラミネート装置において太陽電池パネルを製造する場
合、ヒータ盤の上で太陽電池パネルを加熱する際にラミ
ネート材としてのガラス板が反ってしまうことがある。
これは、ヒータ盤の上で太陽電池パネルを加熱した際
に、ガラス板内部での温度伝導が速やかに行われずにガ
ラス板内部に大きな温度勾配が発生することに起因して
いる。特に大型の太陽電池パネルを製造するような場合
は、ガラス板の上面と下面での温度差が激しくなり、大
きく反ってしまう可能性が高い。
【0005】そして、このようにガラス板が反った状態
でそのままダイアフラムで挟圧してラミネートしようと
すると、その圧力でセル材などを破損してしまう心配が
生じる。特に太陽電池パネルなどの薄板形状の被ラミネ
ート体は、端の部分において破損を生じやすい。また、
このように反りを生じた状態では、太陽電池パネル全体
が均一にヒータ盤の上面に接触できなくなるので、部分
的な加熱しかできず、加熱の均一性が損なわれ、ラミネ
ート不良といった問題を引き起こす。
【0006】従って本発明は、太陽電池パネルなどの薄
板形状の被ラミネート体において反りをできるだけ発生
させることなく、破損のないラミネートを行うことがで
きる手段を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明にあっては、下方に向かって膨張自在なダ
イアフラムを備える上チャンバと、ヒータ盤を備える下
チャンバとを開閉自在に構成したラミネート部を備える
ラミネート装置において、前記ラミネート部に搬入する
前に、被ラミネート体を予熱する予熱ヒータを設けたこ
とを特徴とする。
【0008】本発明のラミネート装置にあっては、ラミ
ネート部に搬入する前に予熱ヒータによって被ラミネー
ト体が予熱されているので、ヒータ盤上に載置した際に
発生する内部の温度勾配が、通常の常温の状態で被ラミ
ネート体をヒータ盤上に載置した場合に生ずる温度勾配
に比べて相当に小さくなる。従って本発明によれば、温
度差に起因する被ラミネート体の反りの発生を少なくで
き、ラミネートを行う際にダイアフラムの圧力で被ラミ
ネート体を破損してしまう心配がない。また、反りを小
さく押さえることによって、被ラミネート体全体が均一
にヒータ盤の上面に接触するので、均一な加熱ができる
ようになる。
【0009】本発明のラミネート装置において、前記ラ
ミネート部の側方に、ラミネート部に搬入する前の被ラ
ミネート体が供給される供給部を配置し、該供給部に供
給された被ラミネート体を前記予熱ヒータで予熱する構
成としても良い。また、前記下チャンバに、前記搬入手
段によってラミネート部に搬入された被ラミネート体を
ヒータ盤の上面から離した状態で受け取り、該被ラミネ
ート体をヒータ盤上に載置させることが可能な支持手段
を設けても良い。このような支持手段を設けておけば、
支持手段によって被ラミネート体をヒータ盤の上面から
離した状態で真空雰囲気として被ラミネート体内部に残
留している空気を充分に除去してから、ラミネート処理
を行うことができる。これにより、内部に気泡のない、
性状の優れた被ラミネート体を得ることができるように
なる。
【0010】また、前記予熱ヒータは赤外線ヒータやラ
ンプヒータとすることが好ましい。例えば、被ラミネー
ト体がシリコンを透明のビニールフィルムやガラスなど
でラミネートした太陽電池パネルなどである場合は、赤
外線ヒータやランプヒータを用いて予熱を行うことによ
り、ガラスなどを透過させて内部から暖めることができ
る。このように被ラミネート体を内部から暖めることに
よって、被ラミネート体全体を容易に均一に予熱できる
ようになる。
【0011】そして本発明のラミネート装置は、例えば
太陽電池パネルなどの薄型の被ラミネート体の製造に特
に好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、被ラミネート体の一例としての太陽電池パネルP
をラミネート処理するのに好適なラミネート装置1に基
づいて説明する。図1は本発明の実施の形態にかかるラ
ミネート装置1の正面図、図2はラミネート装置1の平
面図である。
【0013】図1、2に示されるように、このラミネー
ト装置1は、ラミネート部2の両側方に、ラミネート処
理を行う前の太陽電池パネルPが供給される供給部3
と、ラミネート部2において既にラミネート処理を行っ
た太陽電池パネルPを搬出する搬出部4が対向して配置
されている。図示の例では、右側方に供給部3が配置さ
れ、左側方に搬出部4が配置されている。また供給部3
には、太陽電池パネルPをラミネート部2に搬入する搬
入手段5が設けられており、搬出部4には、ラミネート
部2から被ラミネート体Pを搬出する搬出手段6が設け
られている。
【0014】ラミネート部2は、上ケース10の内部下
方に設けられた上チャンバ11と、下ケース12の内部
上方に設けられた下チャンバ13によって構成されてい
る。下ケース12は、床面上をキャスタ15を介して走
行可能な基台16の四隅に立設された支柱17にブラケ
ット18を介して取り付けられており、この下ケース1
2の高さは変わらないように支持されている。一方、上
ケース10は、支柱17に沿って移動自在なガイド部2
0と、このガイド部20を支持するブラケット21を介
して取り付けられており、上ケース10は、下ケース1
2と平行な姿勢を保ちながら下ケース12の上方におい
て昇降移動できる構成になっている。
【0015】また、下ケース12に固定されたブラケッ
ト18の上面にはシリンダ22が装着されており、この
シリンダ22のピストンロッド23の先端が上ケース1
0に固定されたブラケット21下面に接続されている。
従って、シリンダ22の稼働でピストンロッド23が伸
張すると、下ケース12の上面から離れるように上ケー
ス10が上昇し、これにより、上ケース10内部下方の
上チャンバ11と下ケース12内部上方の下チャンバ1
3で構成されるラミネート部2が開放状態となる。一
方、シリンダ22の稼働でピストンロッド23が短縮す
ると、下ケース12の上面に密着するように上ケース1
0が下降し、これにより、上ケース10内部下方の上チ
ャンバ11と下ケース12内部上方の下チャンバ13で
構成されるラミネート部2が密閉状態となる。
【0016】図3に示すように、上ケース10の内部を
水平に仕切るようにしてダイアフラム30が装着されて
おり、このダイアフラム30と上ケース10の内壁面で
囲まれた空間が上チャンバ11を構成している。ダイア
フラム30は、例えばバイトン(フッ素ゴム)などの耐
熱ゴムなどで構成されている。また、上ケース10の側
面には上チャンバ11に連通するようにして吸排気口3
1が設けられており、この吸排気口31を介して上チャ
ンバ11内を真空引きし、また、吸排気口31を介して
上チャンバ11内に大気圧を導入できるように構成され
ている。
【0017】下ケース12の内部上方に設けられた下チ
ャンバ13にはヒータ盤35が配置されている。このヒ
ータ盤35は、例えばアルミ製のシーズヒータ盤で構成
される。また、ヒータ盤35は温度制御を正確に行うた
めの水冷パイプなどを備えていても良い。このヒータ盤
35を貫通するようにして多数のピン36が設けられて
おり、図示しない昇降機構の稼働によってこのピン36
は図3中実線36で示されるようにピン36の上端がヒ
ータ盤35の上面とほぼ同じ高さとなる位置に下降した
状態と、図3中一点鎖線36’で示されるようにピン3
6の上端がヒータ盤35の上面から上方に突出した位置
に上昇した状態になるように構成されている。昇降機構
には、例えばエアーシリンダ、ボールナット、ラックア
ンドピニオン、エアーチューブなどの公知の昇降手段が
適宜用いられる。
【0018】また、下ケース12の側面には下チャンバ
13に連通するようにして吸排気口37が設けられてお
り、この吸排気口37を介して下チャンバ13内を真空
引きし、また、この吸排気口37を介して下チャンバ1
3内に大気圧を導入できるように構成されている。
【0019】次に、図示の例ではラミネート部2右側方
の供給部3に設けられている搬入手段5は、ラミネート
装置1の下部において基台16もしくは支柱17によっ
て水平に取り付けられたガイドレール40上を走行する
走行部41と、この走行部41に立設された支柱42に
支持されたテーブル43を備えている。このテーブル4
3には、図示しないロボット等の手段により、被ラミネ
ート体としての太陽電池パネルPが供給部3において所
定の位置に位置決めされて供給されるようになってい
る。そして、走行部41の走行によって、上テーブル4
3上に供給された太陽電池パネルPをラミネート部2に
搬入する。また図2に示されるように、テーブル43に
は数条の切欠き部45が形成されている。ここで、図2
において一点鎖線43’は、走行部41の走行によって
太陽電池パネルPをラミネート部2に搬入した時のテー
ブル43の位置を示しており、このように、搬入手段5
によって太陽電池パネルPをラミネート部2に搬入した
際には、切欠き部45が下チャンバ13のピン36の丁
度真上位置に来ることによって、テーブル43が下チャ
ンバ13のピン36の昇降動作を妨げないように考慮さ
れている。
【0020】また、ラミネート部2左側方の搬出部4に
設けられている搬出手段6も同様に、ガイドレール40
上を走行する走行部50と、この走行部50に立設され
た支柱51に支持されたテーブル52を備えている。そ
して、走行部50の走行によって、このテーブル52が
ラミネート部2に進入して、後述するようにラミネート
部2において製造された太陽電池パネルPを受け取り、
受け取り後、再び走行部50の走行によってテーブル5
2上に受け取った太陽電池パネルPをラミネート部2左
側方の搬出部4にそれぞれ搬出する。こうして搬出部4
に搬出された太陽電池パネルPは、図示しないロボット
等の手段により、テーブル52上から取り去られるよう
に構成されている。また、この搬出手段6のテーブル5
2にも同様に、数条の切欠き部53が形成され、走行部
50の走行によってテーブル52がラミネート部2に進
入した際には、切欠き部53が下チャンバ13のピン3
6の丁度真上位置に来ることによって、ピン36の昇降
動作を妨げないように考慮されている。
【0021】次に、以上のように構成されたラミネート
装置1において、供給部3の上方には、図1に示すよう
に、太陽電池パネルPを予熱するための予熱ヒータ55
が設けられている。そして、供給部3において搬入手段
5のテーブル43上に供給された太陽電池パネルPを、
この予熱ヒータ55によって暖めることにより、ラミネ
ート部2に搬入する前に太陽電池パネルPを予熱できる
ように構成されている。図示の例では、予熱ヒータ55
には赤外線ヒータが用いられている。なお、図1では予
熱ヒータ55を一つのみ示したが、太陽電池パネルP全
体を短時間で均一に予熱できるように、供給部3の上方
に複数の予熱ヒータ55を設置しても良い。
【0022】次に、図4、5は、本発明のラミネート装
置1によって好適に製造される被ラミネート体の一例と
しての、太陽電池パネルPを示す平面図と、側面図であ
る。太陽電池パネルPは、図示の例では下側に配置され
た透明なカバーガラス60と上側に配置された保護材6
1の間に、充填材62、63を介してストリング64を
サンドイッチした構成を有する。保護材61は例えばP
E樹脂などの透明な材料が使用される。充填材62、6
3には例えばEVA(エチレンビニルアセテート)樹脂
などが使用される。ストリング64は、電極65、66
の間に、太陽電池セル67をリード線68を介して接続
した構成を有する。
【0023】以上のように構成された被ラミネート体と
しての太陽電池パネルPは、本発明の実施の形態にかか
るラミネート装置1により、次に説明する工程に従って
製造される。
【0024】先ず最初に、ラミネート装置1の供給部3
に位置している搬入手段5のテーブル43に、図示しな
いロボット等の手段によって太陽電池パネルPが位置決
めされて供給される。このラミネート装置1の供給部3
への供給に際しては、太陽電池パネルPの上面側に、図
5で示した透明な保護材61が来るような姿勢にされ
る。そして、こうしてラミネート装置1の供給部3にお
いて保護材61を上側にして供給された太陽電池パネル
Pの上方から予熱ヒータ55によって赤外線が照射され
る。これにより、供給部3において太陽電池パネルPが
暖められ、適当な温度にまで予熱される。
【0025】この場合、予熱ヒータ55から照射された
赤外線が透明な保護材61を透過し、太陽電池パネルP
内部の充填材62、63およびストリング64から順次
昇温していく。このように太陽電池パネルPの内部から
暖めていくことによって、太陽電池パネルP全体を容易
に短時間で均一に予熱できるようになる。
【0026】なお、このように供給部3において太陽電
池パネルPを予熱する場合は、真空引きする前の大気圧
下での予熱となるため、太陽電池パネルP内部の充填材
62、63が溶けない程度の温度までしか予熱してはな
らない。もし、このような大気圧下において太陽電池パ
ネルPをあまり高温度まで加熱してしまうと、太陽電池
パネルPの内部の空気が十分に除去される前に充填材6
2、63としての樹脂が溶け始めることにより、太陽電
池パネルP内部に気泡が残ってしまう可能性が高い。そ
して、太陽電池パネルPの内部に残った気泡は、太陽電
池の使用時において、起電力や外気温などの温度上昇の
影響によって膨張し、太陽電池パネルPの劣化、寿命の
短命化といった問題を引き起こしてしまう。従って、供
給部3において予熱ヒータ55で赤外線を照射して太陽
電池パネルPを予熱する場合、例えば充填材62、63
にEVA(エチレンビニルアセテート)樹脂を使用して
いるのであれば、約50℃程度まで予熱するのが良い。
【0027】次に、以上のようにして供給部3において
予め適当な温度にまで予熱した太陽電池パネルPを、搬
入手段5を用いてラミネート部2に搬入する。ラミネー
ト部2に太陽電池パネルPを挿入するに際しては、図6
に示すように、上ケース5を持ち上げることによって、
ラミネート部2を開放状態にする。上ケース5を持ち上
げる動作は、図1、2で説明したシリンダ30の伸張稼
働によって行われる。また、図示しない昇降機構の稼働
により、下ケース12内部の下チャンバ13に設けられ
たピン36を下降させる。
【0028】そして、搬入手段5の走行部41の走行に
よって、テーブル43が図中左向きに移動し、テーブル
43上に載置している太陽電池パネルPをラミネート部
2に搬入する(図6において、実線43、Pで示す状態
にする)。搬入後、図示しない昇降機構の稼働によっ
て、下ケース12内部上方の下チャンバ13に設けられ
たピン36が上昇し、ピン36の上端がヒータ盤35の
上面から上方に突出する。そして、このピン36の上端
で、テーブル43上に載置されていた太陽電池パネルP
の下面を突き上げることにより、太陽電池パネルPを、
テーブル43の上面から持ち上げてピン36の上端で支
持した状態にする。なお、テーブル43には数条の切欠
き部45が設けられているので、ピン36は、切欠き部
45の中を通ることにより、テーブル43にぶつかるこ
となく円滑に上昇することができる。こうしてテーブル
43の上面から太陽電池パネルPを持ち上げた後、搬入
手段5の走行部41が先とは逆の方向に走行し、テーブ
ル43が図中右向きに移動してラミネート部2から退出
することにより、図7に示す状態となる。
【0029】次に、図8に示すように、上ケース10を
下げることによって、ラミネート部2を密閉状態にす
る。上ケース5を下げる動作は、図1、2で説明したシ
リンダ22の短縮稼働によって行われる。そして、吸排
気口31、37を介して上チャンバ11内と下チャンバ
13内を同時に真空引きする。
【0030】こうして、各チャンバ11、13内を真空
引きする間に、下チャンバ13内のヒータ盤35を予め
加熱しておく。なお、このようにピン36の上端で太陽
電池パネルPをヒータ盤35の上面から持ち上げると共
に下チャンバ13内を減圧した状態でヒータ盤35の加
熱を開始しているので、断熱効果が極めて高く、減圧中
に太陽電池パネルPに熱が伝わる心配が少ない。そし
て、上チャンバ11内と下チャンバ13内を、それぞれ
例えば0.7〜1.0Torrにまで真空引きした後、下チャ
ンバ13の内部において図示しない昇降機構の稼働によ
りピン36を下降させる。これにより、ピン36の上端
によって持ち上げて支持されていた太陽電池パネルP
が、下チャンバ13の内部においてヒータ盤35の上面
に直接接触した状態となり、太陽電池パネルPが加熱さ
れる。この加熱によって、太陽電池パネルP内の充填材
62、63であるEVA樹脂の化学反応が促進され、架
橋が行われるようになる。そして、この状態で、図9に
示すように、吸排気口31を介して上チャンバ11内に
大気圧を導入することにより、ラミネート部2において
ダイアフラム30を下方に膨張させることにより、太陽
電池パネルPを、ヒータ盤35の上面とダイアフラム3
0との間で挟圧する。
【0031】こうして、加熱および挟圧することによっ
てラミネート処理を終了し、太陽電池パネルPを製造し
た後、吸排気口37を介して下チャンバ13内に大気圧
を導入する。そして、図示しない昇降機構の稼働によっ
て、下チャンバ13のピン36を上昇させて太陽電池パ
ネルPの下面を突き上げ、図10に示すように、太陽電
池パネルPをピン36の上端でそれぞれ支持した状態に
する。また、上ケース10を持ち上げることによって、
ラミネート部2を開放状態にする。上ケース10を持ち
上げる動作は、図1、2で説明したシリンダ22の伸張
稼働によって行われる。
【0032】次に、搬出手段6の走行部50の走行によ
って、テーブル52が図中右向きに移動し、ラミネート
部2に進入する。なお、搬出手段6のテーブル52には
数条の切欠き部53が設けられているので、テーブル5
2は下チャンバ13のピン36にぶつかることなく円滑
にラミネート部2に進入することができる。
【0033】こうして、搬出手段6のテーブル52がラ
ミネート部2に進入した後、図示しない昇降機構の稼働
によって、下ケース12内部上方の下チャンバ13に設
けられたピン36が下降し、ピン36の上端がヒータ盤
35の上面とほぼ同じ高さとなる。これにより、今まで
ピン36の上端によって支持されていた太陽電池パネル
Pが、搬出手段6のテーブル52の上に受け渡されるこ
ととなる。その後、搬出手段6の走行部50の走行によ
って、テーブル52が図中左向きに移動し、ラミネート
部2から退出して、図11に示す状態となる。こうし
て、搬出手段6のテーブル52上に載置された状態でラ
ミネート部2の外に搬出された太陽電池パネルPは、図
示しないロボット等の手段により、テーブル52上から
取り去られ、次の工程に搬送される。
【0034】かくして、以上の工程を繰り返すことによ
り、性状の良い太陽電池パネル20を、破損を生じさせ
ずに製造することが可能となる。なお、被ラミネート体
の一例として、太陽電池パネルの製造について説明した
が、本発明のラミネート装置はその他、種々のものにつ
いてラミネート処理を施すことができ、特に薄板形状の
被ラミネート体の製造に好適である。また本発明のラミ
ネート装置は、被ラミネート体の厚みの変化に対応で
き、最近、注目されるようになった建材用の外壁材や屋
根材と太陽電池パネルを一体化させた、一体型モジュー
ルなどの製造などにも供することが可能である。更に、
本発明のラミネート装置は、太陽電池パネルに限らず、
合わせガラスや装飾ガラスなどの製造にも供することが
できる。
【0035】なお、被ラミネート体を予熱する手段とし
て赤外線ヒータを用いる例を説明したが、赤外線ヒータ
以外の適当なヒータを用いて被ラミネート体をラミネー
ト部に搬入する前に予熱しても良い。例えば、予熱手段
として遠赤外線ヒータ、ランプヒータ、ハロゲンラン
プ、赤外線ランプなどを用いても良い。
【0036】
【発明の効果】本発明のラミネート装置によれば、温度
差に起因する被ラミネート体の反りの発生を少なくでき
るので、ラミネートを行う際にダイアフラムの圧力で被
ラミネート体を破損してしまう心配がない。また、反り
を小さく押さえることによって、被ラミネート体全体が
均一にヒータ盤の上面に接触するので、均一な加熱がで
き、性状の良い製品を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるラミネート装置の
正面図である。
【図2】同ラミネート装置の平面図である。
【図3】ラミネート部の縦断面図である。
【図4】太陽電池パネルの平面図である。
【図5】太陽電池パネルの側面図である。
【図6】予め予熱しておいた被ラミネート体をラミネー
ト部に搬入する状態の説明図である。
【図7】ラミネート部に被ラミネート体を搬入した状態
の説明図である。
【図8】ラミネート部の各チャンバ内を真空引きする状
態の説明図である。
【図9】被ラミネート体を加熱および挟圧する状態の説
明図である。
【図10】製造後、各ラミネート部を開放させた状態の
説明図である。
【図11】製造した被ラミネート体をラミネート部から
取り出す状態の説明図である。
【符号の説明】
P 太陽電池パネル 1 ラミネート装置 2 ラミネート部 3 供給部 4 搬出部 5 搬入手段 6 搬出手段 11 上チャンバ 13 下チャンバ 30 ダイアフラム 35 ヒータ盤 36 ピン
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に向かって膨張自在なダイアフラム
    を備える上チャンバと、ヒータ盤を備える下チャンバと
    を開閉自在に構成したラミネート部を備えるラミネート
    装置において、 前記ラミネート部に搬入する前に、被ラミネート体を予
    熱する予熱ヒータを設けたことを特徴とするラミネート
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ラミネート部の側方に、前記ラミネ
    ート部に搬入する前の被ラミネート体が供給される供給
    部を配置し、該供給部に供給された被ラミネート体を前
    記予熱ヒータで予熱する構成とした請求項1に記載のラ
    ミネート装置。
  3. 【請求項3】 前記下チャンバに、前記搬入手段によっ
    てラミネート部に搬入された被ラミネート体をヒータ盤
    の上面から離した状態で受け取り、該被ラミネート体を
    ヒータ盤上に載置させることが可能な支持手段を設けた
    請求項1または2に記載のラミネート装置。
  4. 【請求項4】 前記予熱ヒータは赤外線ヒータである請
    求項1、2または3の何れかに記載のラミネート装置。
  5. 【請求項5】 前記被ラミネート体が、太陽電池パネル
    および/またはランプヒータである請求項1、2、3ま
    たは4の何れかに記載のラミネート装置。
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