JP2002038265A - 真空成膜方法および真空成膜装置 - Google Patents

真空成膜方法および真空成膜装置

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JP2002038265A
JP2002038265A JP2000226240A JP2000226240A JP2002038265A JP 2002038265 A JP2002038265 A JP 2002038265A JP 2000226240 A JP2000226240 A JP 2000226240A JP 2000226240 A JP2000226240 A JP 2000226240A JP 2002038265 A JP2002038265 A JP 2002038265A
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heating
vacuum film
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Kazutoshi Miyazawa
和利 宮澤
Yuichi Nakagami
裕一 中上
Kunimichi Kanetani
国道 金谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空排気を行うロードロック室において短時
間で均一に被処理基板の加熱処理が実現できる真空成膜
方法を提供する。 【解決手段】 ロードロック室1に搬入された被処理基
板4の裏面の中央部を支持台6によって支持し、支持台
6とは反対側に設けられた第1の加熱手段2a,第2の
加熱手段2bによって、被処理基板4の周辺部と中央部
との加熱状態を変更して被処理基板4を均一に加熱す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空成膜方法およ
び真空成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5と図6は、従来の真空成膜装置を示
す。真空成膜装置は、図5に示すように、被処理基板
(以下「基板」と称す)を搬入搬出する搬送アームが設
けられた搬送室11を中央にして、その周囲に基板の出
し入れを行うロードロック室1と、基板に加熱処理を施
す加熱室12と、基板に成膜を施す成膜室10a,10
bが設置されている。
【0003】基板がロードロック室1に供給されるとロ
ードロック室1の内部が真空引きされ、ロードロック室
1が真空状態となると搬送室11の搬送アームによって
基板が取り出されて搬送室11へ搬送され、さらに搬送
室11から加熱室12へと搬送される。
【0004】加熱室12は基板の加熱のみを目的とした
加熱専用の真空室であり、基板を昇降ピンで支持し、加
熱室12の上下に加熱体を配置して基板の両面から非接
触で一定時間加熱を行い、成膜前の基板を均一に加熱し
て水分を取り除くものである。
【0005】加熱室12での加熱処理が終了した基板
は、搬送アームにて搬送室11へ搬送され、搬送室11
から成膜室10a,10bのいずれかへ搬送される。成
膜室10a,10bでは基板に真空成膜が施され、成膜
処理が終了した基板は搬送アームにより取り出され、搬
送室11を介してロードロック室1へ搬出される。
【0006】上記のように構成された真空成膜装置で
は、生産効率の向上を図るために成膜室10a,10b
を2個設けている。そのため加熱室12も2個設けるこ
とが好ましいが、装置によっては加熱室12を増やすこ
とが困難なものがある。このような場合には、一般に、
基板の真空排気を行うロードロック室1で加熱処理を行
って作業効率の向上を図っている。
【0007】図6は、基板の加熱処理を行うロードロッ
ク室1の構成を示す。部屋の中央部には基板(ここでは
ガラス基板)4の裏面の中央部を支持する昇降自在に構
成された支持台6が配設されており、ガラス基板4を介
在させた支持台6の反対側には、台13にランプヒータ
2が配置されている。3はゲートバルブである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ガラス基板4を均一に
加熱するためには、ランプヒータ2をガラス基板4の表
面側だけでなく裏面側にも配置することが好ましいが、
ロードロック室1の中央部には支持台6が設置されてい
るためこのような構成とすることはできず、ガラス基板
4はランプヒータ2の輻射によって所定の温度まで加熱
される。
【0009】しかし、支持台6の熱容量が大きいためこ
の支持台6と当接するガラス基板4の中央部と支持台6
と当接していない外周部とでは熱吸収率が異なり、温度
上昇の速度に違いが生じ、ガラス基板4には温度のばら
つきが生じる。この温度のばらつきを解消するためには
ガラス基板4の加熱時間を長くする必要があり、生産性
が低下する。
【0010】本発明は前記問題点を解決し、真空排気を
行うロードロック室において短時間で均一に被処理基板
の加熱処理が実現できる真空成膜方法を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の真空成膜方法
は、支持手段で支持された被処理基板の支持手段との当
接部と被当接部とで加熱状態を変更することを特徴とす
る。
【0012】この本発明によると、ロードロック室にお
いても被処理基板の均一な加熱処理が実現でき、加熱時
間の短縮が図れるとともに均一性の良い成膜が実現でき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の真空成膜
方法は、ロードロック室を介して搬入された被処理基板
を、搬送アームによって処理室へ搬送して真空成膜する
に際し、前記ロードロック室に搬入された被処理基板を
支持手段で支持し、この状態で被処理基板が支持手段に
接している部分と接していない部分との加熱状態を変更
して被処理基板を均一に加熱し、前記ロードロック室で
の加熱処理によって水分除去した被処理基板を処理室へ
搬送して真空成膜することを特徴とする。
【0014】本発明の請求項2記載の真空成膜方法は、
請求項1において、前記ロードロック室に搬入された被
処理基板の裏面の中央部を支持台によって支持し、被処
理基板を介在させて前記支持台とは反対側に設けられた
加熱手段によって、被処理基板の周辺部と前記支持台に
接している中央部との加熱状態を変更して被処理基板を
均一に加熱することを特徴とする。
【0015】本発明の請求項3記載の真空成膜方法は、
請求項2において、前記支持台に接している被処理基板
中央部と加熱手段との距離を、被処理基板の周辺部と加
熱手段との距離よりも近接させて被処理基板を均一に加
熱することを特徴とする。
【0016】本発明の請求項4記載の真空成膜方法は、
請求項2において、前記支持台に接している被処理基板
中央部と被処理基板の周辺部とを、格別の加熱手段によ
って加熱して被処理基板を均一に加熱することを特徴と
する。
【0017】本発明の請求項5記載の真空成膜方法は、
請求項2において、前記支持台に接している被処理基板
中央部と第1の加熱手段との距離を、被処理基板の周辺
部と前記第1の加熱手段とは別の第2の加熱手段との距
離よりも近接させて被処理基板を均一に加熱することを
特徴とする。
【0018】本発明の請求項6記載の真空成膜装置は、
ロードロック室を介して搬入された被処理基板を、搬送
アームによって処理室へ搬送して真空成膜する真空成膜
装置であって、前記ロードロック室に搬入された被処理
基板を支持する支持台を設け、前記ロードロック室に被
処理基板を介在させて前記支持台とは反対側に加熱手段
を設け、加熱手段の運転状態をコントロールする温度調
節機を設け、前記温度調節機を、被処理基板の周辺部と
前記支持台に接している中央部との加熱状態を変更して
被処理基板を均一に加熱するよう構成したことを特徴と
する。
【0019】本発明の請求項7記載の真空成膜装置は、
請求項6において、加熱手段は、前記支持台に接してい
る被処理基板中央部を加熱する第1の加熱手段と、被処
理基板の周辺部を加熱する前記第1の加熱手段とは別の
第2の加熱手段とで構成したことを特徴とする。
【0020】本発明の請求項8記載の真空成膜装置は、
請求項6または請求項7において、加熱手段は、第1の
加熱手段と第2の加熱手段で構成され、前記支持台に接
している被処理基板中央部と第1の加熱手段との距離
を、被処理基板の周辺部と前記第1の加熱手段とは別の
第2の加熱手段との距離よりも近接させて配設したこと
を特徴とする。
【0021】以下、本発明の真空成膜方法および真空成
膜装置を具体的な実施の形態に基づいて説明する。な
お、上記従来例を示す図5,図6と同様の作用をなすも
のには、同一の符号を付けて説明する。
【0022】図1〜図4は、本発明の実施の形態を示
す。この実施の形態では、ロードロック室1における加
熱手段を、被処理基板としてのガラス基板4が支持手段
としての支持台6に接している部分と接していない部分
との加熱状態を変更してガラス基板4を均一に加熱でき
るよう構成した点で上記従来例とは異なる。
【0023】図1に示すように、上記従来例と同様に構
成されたロードロック室1において、加熱手段は、支持
台6に接しているガラス基板4の中央部を加熱する第1
の加熱手段としてのランプヒータ2aと、ガラス基板4
の周辺部を加熱する第1の加熱手段とは別の第2の加熱
手段としてのランプヒータ2bとからなる。
【0024】第1の加熱手段としてのランプヒータ2a
と第2の加熱手段としてのランプヒータ2bとは、ガラ
ス基板4の中央部と周辺部とで加熱状態を変更するため
に、台13で、ランプヒータ2aとガラス基板4の中央
部との距離h1がランプヒータ2bとガラス基板4の周
辺部との距離h2よりも近接するよう構成されている。
【0025】また、図2に示すように、ランプヒータ2
a,2bにはそれぞれ別の温度調節機7a,7bが接続
されており、温度調節機7a,7bに接続されたガラス
基板4の温度をモニターするセンサ8の検出情報に基づ
いてランプヒータ2a,2bへの投入電力を制御して、
ガラス基板4の周辺部と支持台6と当接する中央部との
加熱状態を変更可能にしている。
【0026】なお、ロードロック室1の底部には、ラン
プヒータ2a,2bの光を反射させて効率の良い加熱処
理を行うために反射体5が設けられている。上記のよう
に構成されたロードロック室1では、支持台6と当接し
ているガラス基板4の中央部への熱の供給量を増加させ
ることができ、ガラス基板4の中央部の熱の吸収率が支
持台6の熱容量を含めて外周部と等しくなるため、ガラ
ス基板4を短時間でかつ均一に所定の温度まで加熱でき
る。
【0027】その結果、上記のロードロック室1にて水
分除去されたガラス基板4を成膜室10a,10bに搬
送して成膜処理を施す際には、均一性の良い成膜が実現
できる。
【0028】以下、液晶パネル装置を製造する際のアレ
イ工程におけるゲート線を形成する真空成膜装置を例に
挙げて具体例を説明する。 実施例 上記のように構成されたロードロック室1において、支
持台6は昇降自在に構成されるとともに回転自在に構成
されており、回転駆動することで載置されたガラス基板
4の向きを縦長から横長に設定して成膜室10a,10
bへ搬送する。ここではガラス基板4を回転させる際に
ガラス基板4のすべりがないように、支持台6を直径1
80mmとする。
【0029】ランプヒータ2a,2bには定格1KWの
ものを用い、第1の加熱手段としてのランプヒータ2a
は3本設置し、第2の加熱手段としてのランプヒータ2
bは6本設置する。
【0030】センサ8には赤外線センサーを用い、温度
調節機7a,7bの温度制御を行う。また、ロードロッ
ク室1には、真空排気を行うための図示されていないド
ライポンプとクライオポンプ、更に、ガラス基板4を搬
入するときにロードロック室1を大気圧にするための図
示されていないN2ガスの導入パイプがそれぞれ接続さ
れている。
【0031】なお、搬送室11には搬送アームとしてガ
ラス基板4の側部を受ける板搬送アームが設けられてお
り、ガラス基板4の加熱が終了すると板搬送アームがロ
ードロック室1に入って上昇しているガラス基板4の下
部へ入り、支持台6が降下した後、搬送室11へガラス
基板4を搬送するよう構成されている。
【0032】このように構成された真空成膜装置では、
以下の手順にて成膜処理が行われる。ロードロック室1
のゲートバルブ3を開いてガラス基板4を搬入し、支持
支持台6に載置する。ゲートバルブ3を閉じた後、ロー
ドロック室1内を1×10-2Paまで真空排気する。
【0033】10秒間の真空引きを行った後、ランプヒ
ータ2a,2bに通電してガラス基板4の加熱を行う。
この加熱処理において、ランプヒータ2a,2bとガラ
ス基板4との距離h1,h2との関係を調べるために、
以下の測定を行う。
【0034】ガラス基板4の設定温度を120℃とし
て、図3(a)に示すように、ガラス基板4の周辺部の
点aと中央部の点bについてそれぞれの温度上昇特性A
1,A2,B1を測定する。
【0035】ガラス基板4の中央部の点aについては、
点aとランプヒータ2aとの距離h1を35mmと45
mmに変化させ、周辺部の点bについては、点bとラン
プヒータ2bとの距離h2を45mmとする。
【0036】得られた温度上昇特性を図3(b)に示
す。点bにおける温度上昇特性B1は加熱開始後50秒
で120℃に達するが、中央部の点aでは距離距離h1
によって温度上昇特性A1,A2が異なる。
【0037】得られた測定結果を表1に示す。
【0038】
【表1】 表1に示すように、点aとランプヒータ2aとの距離距
離h1を点bとランプヒータ2bとの距離h2よりも近
接させて加熱処理を行う(h1=35mm,h2=45
mm)と、温度上昇特性A1と温度上昇特性B1とはほ
ぼ同じ形状となり、点bで120℃となる加熱開始後5
0秒において点aでの温度均一性は±2℃となり、均一
性の良い加熱処理が行える。
【0039】一方、点aと点bがともに同じ高さ(h
1,h2=45mm)である場合には、温度上昇特性A
2は、点bで120℃となる加熱開始後50秒では温度
均一性は±20℃とばらつきが大きく、温度上昇速度が
遅いため120秒かかって所望の120℃となる。
【0040】このようにガラス基板4の中央部の点aと
ランプヒータ2aとの距離h1を、周辺部の点bとラン
プヒータ2bとの距離h2よりも近接させて加熱処理を
行うことで、中央部での温度上昇特性が周辺部の温度上
昇特性と重なり、急速かつ均一な加熱が可能となる。
【0041】次に、ランプヒータ2a,2bへの供給電
力の与える影響を調べるために、以下の測定を行う。ガ
ラス基板4の設定温度を120℃として、図4(a)に
示すように、ガラス基板4の点aと点bについて、それ
ぞれの温度上昇特性A3,A4,B2を測定する。
【0042】上記と同様に、点aとランプヒータ2aと
の距離距離h1を35mm、点bとランプヒータ2bと
の距離h2を45mmとした状態で、点aについては1
本のランプヒータ2aにつき印加する電力を500Wと
300Wに変化させ、点bについては1本のランプヒー
タ2bに印加する電力を500Wとする。
【0043】得られた温度上昇特性を図4(b)に示
す。点bにおける温度上昇特性B2は加熱開始後50秒
で120℃に達するが、点aでは印加する電力によって
温度上昇特性A3,A4が異なる。
【0044】得られた測定結果を表2に示す。
【0045】
【表2】 表2に示すように、ランプヒータ2aに印加する電力を
ランプヒータ2bに印加する電力と同じ(500W)場
合には、温度上昇特性A3は、供給電力が高すぎるため
温度上昇が急激に起こり、点bで120℃となる加熱開
始後50秒では、温度均一性は±15℃となりばらつき
が大きくなる。
【0046】一方、ランプヒータ2aに印加する電力を
ランプヒータ2bに印加する電力よりも若干低く300
Wとすると、温度上昇特性A4と温度上昇特性B2とは
ほぼ同じ形状となり、点bで120℃となる加熱開始後
50秒において点aでの温度均一性は±2℃となる。
【0047】このようにランプヒータ2aとランプヒー
タ2bに供給する電力調整を行うことで、中央部での温
度上昇特性が周辺部の温度上昇特性と重なり、急速かつ
均一な加熱が可能となる。
【0048】上記のように、ガラス基板4の周辺部と支
持台6と当接する中央部との加熱状態を変更して加熱処
理を施すことで、中央部の熱吸収率が支持台6の熱容量
を含めて外周部と等しくなり、ガラス基板4を急速かつ
均一に所定の温度まで加熱できる。
【0049】なお、上記説明では、ランプヒータ2aと
ガラス基板4の中央部との距離h1をランプヒータ2b
とガラス基板4の周辺部との距離h2よりも近接させる
とともに、それぞれを格別の温度調節機7a,7bにて
電力制御を行ったが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、前記距離h1,h2を一定にして電力制御のみ
を行う、あるいは距離h1,h2を変化させて供給電力
を一定にする構成としてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明の真空成膜方法によ
ると、ロードロック室で被処理基板に加熱を行う場合で
も、被処理基板の周辺部と支持台に接している中央部と
の加熱状態を変更して被処理基板を均一に加熱すること
で、被処理基板に短時間で均一な加熱処理を施すことが
でき、この加熱処理により水分除去した被処理基板に成
膜を施すことで均一性の良い成膜が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における真空成膜装置のロ
ードロック室の構成を示す縦断面図
【図2】図1のロードロック室の構成を説明する模式図
【図3】実施例におけるガラス基板の測定位置とこの測
定位置におけるランプヒータの制御システムを説明する
【図4】同実施例におけるガラス基板の測定位置とこの
測定位置における温度上昇特性示す図
【図5】従来の真空成膜装置の構成を説明する模式図
【図6】図5のロードロック室1の構成を示す縦断面図
【符号の説明】
1 ロードロック室 2a,2b ランプヒータ 4 ガラス基板 6 支持台 7a,7b 温度調節機 8 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金谷 国道 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4K029 AA09 AA24 BD00 DA01 DA08 EA08 FA06 KA01 KA09 4K030 CA06 DA02 GA12 KA08 KA24 KA49 LA18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロードロック室を介して搬入された被処理
    基板を、搬送アームによって処理室へ搬送して真空成膜
    するに際し、 前記ロードロック室に搬入された被処理基板を支持手段
    で支持し、 この状態で被処理基板が支持手段に接している部分と接
    していない部分との加熱状態を変更して被処理基板を均
    一に加熱し、 前記ロードロック室での加熱処理によって水分除去した
    被処理基板を処理室へ搬送して真空成膜する真空成膜方
    法。
  2. 【請求項2】前記ロードロック室に搬入された被処理基
    板の裏面の中央部を支持台によって支持し、被処理基板
    を介在させて前記支持台とは反対側に設けられた加熱手
    段によって、被処理基板の周辺部と前記支持台に接して
    いる中央部との加熱状態を変更して被処理基板を均一に
    加熱する請求項1記載の真空成膜方法。
  3. 【請求項3】前記支持台に接している被処理基板中央部
    と加熱手段との距離を、被処理基板の周辺部と加熱手段
    との距離よりも近接させて被処理基板を均一に加熱する
    請求項2記載の真空成膜方法。
  4. 【請求項4】前記支持台に接している被処理基板中央部
    と被処理基板の周辺部とを、格別の加熱手段によって加
    熱して被処理基板を均一に加熱する請求項2記載の真空
    成膜方法。
  5. 【請求項5】前記支持台に接している被処理基板中央部
    と第1の加熱手段との距離を、被処理基板の周辺部と前
    記第1の加熱手段とは別の第2の加熱手段との距離より
    も近接させて被処理基板を均一に加熱する請求項2記載
    の真空成膜方法。
  6. 【請求項6】ロードロック室を介して搬入された被処理
    基板を、搬送アームによって処理室へ搬送して真空成膜
    する真空成膜装置であって、 前記ロードロック室に搬入された被処理基板を支持する
    支持台を設け、 前記ロードロック室に被処理基板を介在させて前記支持
    台とは反対側に加熱手段を設け、 加熱手段の運転状態をコントロールする温度調節機を設
    け、 前記温度調節機を、被処理基板の周辺部と前記支持台に
    接している中央部との加熱状態を変更して被処理基板を
    均一に加熱するよう構成した真空成膜装置。
  7. 【請求項7】加熱手段は、前記支持台に接している被処
    理基板中央部を加熱する第1の加熱手段と、被処理基板
    の周辺部を加熱する前記第1の加熱手段とは別の第2の
    加熱手段とで構成した請求項6記載の真空成膜装置。
  8. 【請求項8】加熱手段は、第1の加熱手段と第2の加熱
    手段で構成され、前記支持台に接している被処理基板中
    央部と第1の加熱手段との距離を、被処理基板の周辺部
    と前記第1の加熱手段とは別の第2の加熱手段との距離
    よりも近接させて配設した請求項6または請求項7に記
    載の真空成膜装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008067899A1 (de) * 2006-12-04 2008-06-12 Uhde Gmbh Verfahren und vorrichtung zum beschichten von substraten
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