JPH05160046A - 基板加熱方法及びその装置 - Google Patents
基板加熱方法及びその装置Info
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- JPH05160046A JPH05160046A JP34890991A JP34890991A JPH05160046A JP H05160046 A JPH05160046 A JP H05160046A JP 34890991 A JP34890991 A JP 34890991A JP 34890991 A JP34890991 A JP 34890991A JP H05160046 A JPH05160046 A JP H05160046A
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- Japan
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- heating
- heated
- chamber
- glass substrate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】処理前の予熱を行う基板加熱装置に於いて、処
理前の予熱時間の短縮、熱歪による変形防止、一層の均
一加熱を行う。 【構成】基板加熱室20内の上部と下部に加熱源22,
24を設け、前記基板加熱室に装入された基板14を上
下両面から加熱する様にすると共に少なくとも加熱初期
は前記上下加熱源と非接触状態で最終段階で前記加熱源
のいずれか1方に接触させて加熱し、加熱初期は非接触
状態で上下両面から加熱することで、基板の熱歪みによ
る変形を抑制しつつ加熱し、基板が所定の温度に達する
と1方の熱源に基板を接触させ熱伝導によって急速な加
熱を行う。
理前の予熱時間の短縮、熱歪による変形防止、一層の均
一加熱を行う。 【構成】基板加熱室20内の上部と下部に加熱源22,
24を設け、前記基板加熱室に装入された基板14を上
下両面から加熱する様にすると共に少なくとも加熱初期
は前記上下加熱源と非接触状態で最終段階で前記加熱源
のいずれか1方に接触させて加熱し、加熱初期は非接触
状態で上下両面から加熱することで、基板の熱歪みによ
る変形を抑制しつつ加熱し、基板が所定の温度に達する
と1方の熱源に基板を接触させ熱伝導によって急速な加
熱を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板表面に薄膜を形成
し、或はエッチング処理等の表面処理をして半導体を製
造する半導体製造装置の、特に処理前の予熱、或は処理
後の冷却を行う基板加熱方法及びその装置に関するもの
である。
し、或はエッチング処理等の表面処理をして半導体を製
造する半導体製造装置の、特に処理前の予熱、或は処理
後の冷却を行う基板加熱方法及びその装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置の1つに液晶表示板を製
造するものがある。これはガラス基板に種々の薄膜を成
膜し、或はエッチング等を行いガラス表面に多数の半導
体素子を形成するものである。
造するものがある。これはガラス基板に種々の薄膜を成
膜し、或はエッチング等を行いガラス表面に多数の半導
体素子を形成するものである。
【0003】斯かる、半導体製造装置では一連の処理工
程が自動化されており、処理工程の準備処理として、基
板を処理に適した温度迄加熱している。
程が自動化されており、処理工程の準備処理として、基
板を処理に適した温度迄加熱している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、液晶表示画面は
増々大型化しており、半導体製造装置は斯かる要請に答
えると共に歩留まりの向上、スループットの向上等、製
造能率の向上を図ることが要求されている。
増々大型化しており、半導体製造装置は斯かる要請に答
えると共に歩留まりの向上、スループットの向上等、製
造能率の向上を図ることが要求されている。
【0005】斯かる要求に答えるべく、本発明は、処理
前の基板の予熱を行う場合に於いて、処理前の予熱時間
の短縮、一層の均一加熱、歪みを生じることなく、或は
形成したパターンを損傷させるせることなく迅速に基板
を加熱する様にしたものである。
前の基板の予熱を行う場合に於いて、処理前の予熱時間
の短縮、一層の均一加熱、歪みを生じることなく、或は
形成したパターンを損傷させるせることなく迅速に基板
を加熱する様にしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板加熱室内
の上部と下部に加熱源を設け、前記基板加熱室に装入さ
れた基板を上下両面から加熱する様にすると共に少なく
とも加熱初期は前記上下加熱源と非接触状態で加熱し、
最終段階で前記加熱源のいずれか1方に接触させて加熱
することを特徴とするものである。
の上部と下部に加熱源を設け、前記基板加熱室に装入さ
れた基板を上下両面から加熱する様にすると共に少なく
とも加熱初期は前記上下加熱源と非接触状態で加熱し、
最終段階で前記加熱源のいずれか1方に接触させて加熱
することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】基板を加熱する場合は、加熱初期は上下の加熱
源とは非接触状態で上下両面から加熱し、基板の熱歪み
による変形を抑制しつつ加熱し、基板が所定の温度に達
すると1方の熱源に基板を接触させ熱伝導によって急速
な加熱を行う。
源とは非接触状態で上下両面から加熱し、基板の熱歪み
による変形を抑制しつつ加熱し、基板が所定の温度に達
すると1方の熱源に基板を接触させ熱伝導によって急速
な加熱を行う。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。
説明する。
【0009】図2は、ガラス基板を水平状態で処理する
半導体製造装置を示しており、以下は本発明を該半導体
製造装置について実施した場合を説明する。
半導体製造装置を示しており、以下は本発明を該半導体
製造装置について実施した場合を説明する。
【0010】先ず、該半導体製造装置について略述す
る。
る。
【0011】図中、1はカセットスタンド、2はロード
用ロボット、3はロードロック室、4は第1搬送機、5
は基板加熱装置、6は第1成膜室、7は第2搬送機、8
は第2成膜室、9は第3搬送機、10は第3成膜室、1
1はアンロードロック室、12はアンロード用ロボッ
ト、13はカセットスタンドを示し、ロードロック室3
と第1搬送機4、第1搬送機4と基板加熱装置5、第1
搬送機4と第1成膜室6、第1成膜室6と第2搬送機
7、第2搬送機7と第2成膜室8、第2成膜室8と第3
搬送機9、第3搬送機9と第3成膜室10、第3搬送機
9とアンロードロック室11とはそれぞれゲートバルブ
を介して結合されている。
用ロボット、3はロードロック室、4は第1搬送機、5
は基板加熱装置、6は第1成膜室、7は第2搬送機、8
は第2成膜室、9は第3搬送機、10は第3成膜室、1
1はアンロードロック室、12はアンロード用ロボッ
ト、13はカセットスタンドを示し、ロードロック室3
と第1搬送機4、第1搬送機4と基板加熱装置5、第1
搬送機4と第1成膜室6、第1成膜室6と第2搬送機
7、第2搬送機7と第2成膜室8、第2成膜室8と第3
搬送機9、第3搬送機9と第3成膜室10、第3搬送機
9とアンロードロック室11とはそれぞれゲートバルブ
を介して結合されている。
【0012】前記カセットスタンド1には、ガラス基板
14が所要枚数装填されたカセット15がローディング
され、該カセットスタンド1は装填されたガラス基板1
4のピッチに従って前記カセット15を間欠的に昇降す
る。
14が所要枚数装填されたカセット15がローディング
され、該カセットスタンド1は装填されたガラス基板1
4のピッチに従って前記カセット15を間欠的に昇降す
る。
【0013】又、前記ロード用ロボット2は、前記カセ
ット15よりガラス基板14を1枚ずつ取出しロードロ
ック室3に搬送する。該ロードロック室3は気密構造と
なっており、又基板搬送口にゲートバルブ16を有し、
前記ガラス基板14が搬入された後は、前記ゲートバル
ブ16を閉じて内部を真空状態にする。
ット15よりガラス基板14を1枚ずつ取出しロードロ
ック室3に搬送する。該ロードロック室3は気密構造と
なっており、又基板搬送口にゲートバルブ16を有し、
前記ガラス基板14が搬入された後は、前記ゲートバル
ブ16を閉じて内部を真空状態にする。
【0014】以下、第1搬送機4、基板加熱装置5、第
1成膜室6、第2搬送機7、第2成膜室8、第3搬送機
9、第3成膜室10、アンロードロック室11を真空状
態で、前記ガラス基板14の処理、搬送が行われる。
1成膜室6、第2搬送機7、第2成膜室8、第3搬送機
9、第3成膜室10、アンロードロック室11を真空状
態で、前記ガラス基板14の処理、搬送が行われる。
【0015】前記ロードロック室3に搬送されたガラス
基板14は、前記第1搬送機4によって前記基板加熱装
置5に搬送され、該基板加熱装置5に於いて該ガラス基
板14は処理に適した温度迄加熱される。
基板14は、前記第1搬送機4によって前記基板加熱装
置5に搬送され、該基板加熱装置5に於いて該ガラス基
板14は処理に適した温度迄加熱される。
【0016】予熱された前記ガラス基板14は前記第1
搬送機4によって前記第1成膜室6に搬送され、該第1
成膜室6に於いて第1層の成膜処理が行われる。第1層
の成膜処理が完了すると前記第2搬送機7より前記第1
成膜室6から取出されたガラス基板14は前記第2成膜
室8に搬送され、該第2成膜室8に於いて第2の成膜処
理が行われる。同様に、前記第3搬送機9により前記第
3成膜室10にガラス基板14が搬送され、更に成膜処
理が行われ、所要の成膜処理が完了すると、前記第3搬
送機9によって前記アンロードロック室11にガラス基
板14が搬送される。
搬送機4によって前記第1成膜室6に搬送され、該第1
成膜室6に於いて第1層の成膜処理が行われる。第1層
の成膜処理が完了すると前記第2搬送機7より前記第1
成膜室6から取出されたガラス基板14は前記第2成膜
室8に搬送され、該第2成膜室8に於いて第2の成膜処
理が行われる。同様に、前記第3搬送機9により前記第
3成膜室10にガラス基板14が搬送され、更に成膜処
理が行われ、所要の成膜処理が完了すると、前記第3搬
送機9によって前記アンロードロック室11にガラス基
板14が搬送される。
【0017】該アンロードロック室11内部を常圧迄昇
圧し、ゲートバルブ17を開いて前記アンロード用ロボ
ット12によってガラス基板14を取出し、前記カセッ
トスタンド13に載置されたカセット15に処理の完了
したガラス基板14を1枚ずつ移載する。
圧し、ゲートバルブ17を開いて前記アンロード用ロボ
ット12によってガラス基板14を取出し、前記カセッ
トスタンド13に載置されたカセット15に処理の完了
したガラス基板14を1枚ずつ移載する。
【0018】尚、上記した半導体製造装置に於いて、処
理室の数はガラス基板の処理の内容により、ユニットの
配置の状態は、設備される空間、或は関連する設備との
関係により適宜変更が加えられる。
理室の数はガラス基板の処理の内容により、ユニットの
配置の状態は、設備される空間、或は関連する設備との
関係により適宜変更が加えられる。
【0019】以下、図1により本発明が実施された基板
加熱装置5を説明する。
加熱装置5を説明する。
【0020】気密な基板加熱室20を設け、該基板加熱
室20の側面には連絡窓21が穿設され、該連絡窓21
より第1搬送機4のロボットアーム(図示せず)が出入
りする様になっている。
室20の側面には連絡窓21が穿設され、該連絡窓21
より第1搬送機4のロボットアーム(図示せず)が出入
りする様になっている。
【0021】前記基板加熱室20の天井にに上加熱ユニ
ツト22を設け、前記基板加熱室20の底部にはポスト
23を介して下加熱ユニット24を設ける。又、前記基
板加熱室20の下面には基板昇降ユニット25を設け
る。
ツト22を設け、前記基板加熱室20の底部にはポスト
23を介して下加熱ユニット24を設ける。又、前記基
板加熱室20の下面には基板昇降ユニット25を設け
る。
【0022】以下、上記した各ユニットについて更に詳
述する。
述する。
【0023】先ず、上加熱ユニツト22について説明す
る。
る。
【0024】前記前記基板加熱室20の天井面にカラー
26を介して反射板27を設け、該反射板27の裏面側
に冷却管28を固着し、該冷却管28は図示しない冷却
源に接続し、該冷却管28を介して前記反射板27を冷
却する。又、該反射板27の反射面側には棒状の加熱ラ
ンプ29を所要数設ける。
26を介して反射板27を設け、該反射板27の裏面側
に冷却管28を固着し、該冷却管28は図示しない冷却
源に接続し、該冷却管28を介して前記反射板27を冷
却する。又、該反射板27の反射面側には棒状の加熱ラ
ンプ29を所要数設ける。
【0025】又、前記下加熱ユニット24は基板受台3
0、ヒータ台31、熱遮断板32からなり、前記ヒータ
台31にはヒータ(図示せず)が埋設され、又前記反射
板32は複数の熱反射板を多重に配設した構成を有し、
前記ヒータから下方への熱輻射を遮断している。
0、ヒータ台31、熱遮断板32からなり、前記ヒータ
台31にはヒータ(図示せず)が埋設され、又前記反射
板32は複数の熱反射板を多重に配設した構成を有し、
前記ヒータから下方への熱輻射を遮断している。
【0026】前記基板昇降ユニット25を説明する。
【0027】前記基板加熱室20の底部に少なくとも3
組のシールブロック33を設け、該それぞれのシールブ
ロック33を介して昇降ロッド34を気密に且摺動自在
に設ける。又、前記基板加熱室20の底部裏面側に昇降
シリンダ35を設け、該昇降シリンダ35のロッド下端
に棚板37を固着し、前記昇降ロッド34の下端を該棚
板37に固着する。該昇降ロッド34の上端には基板上
下ピン36を固着し、該基板上下ピン36は前記熱遮断
板32、ヒータ台31、基板受台30を貫通して昇降す
る様になっている。又、前記昇降シリンダ35は多段ス
トロークシリンダであり、前記基板上下ピン36を段階
的に昇降させる。
組のシールブロック33を設け、該それぞれのシールブ
ロック33を介して昇降ロッド34を気密に且摺動自在
に設ける。又、前記基板加熱室20の底部裏面側に昇降
シリンダ35を設け、該昇降シリンダ35のロッド下端
に棚板37を固着し、前記昇降ロッド34の下端を該棚
板37に固着する。該昇降ロッド34の上端には基板上
下ピン36を固着し、該基板上下ピン36は前記熱遮断
板32、ヒータ台31、基板受台30を貫通して昇降す
る様になっている。又、前記昇降シリンダ35は多段ス
トロークシリンダであり、前記基板上下ピン36を段階
的に昇降させる。
【0028】尚、前記連絡窓21にはゲートバルブ38
が設けられており、ガラス基板14の加熱時には密閉さ
れる様になっている。又、図中39はパーティクルがガ
ラス基板14上に落下するのを防止する石英製のカバー
である。
が設けられており、ガラス基板14の加熱時には密閉さ
れる様になっている。又、図中39はパーティクルがガ
ラス基板14上に落下するのを防止する石英製のカバー
である。
【0029】以下、作動について説明する。
【0030】ロボットアーム(図示せず)によるガラス
基板14の搬入時には、前記昇降シリンダ35を縮短さ
せ、前記基板上下ピン36を前記基板受台30より突出
させておく。前記ロボットアームは前記ガラス基板14
を前記基板上下ピン36上に載置する。常温のガラス基
板14が加熱された基板受台30上に直接載置されない
ことから、ガラス基板14の熱歪みによる変形が防止さ
れる。該ガラス基板14搬入後は前記ゲートバルブ38
によって前記連絡窓21を閉塞する。
基板14の搬入時には、前記昇降シリンダ35を縮短さ
せ、前記基板上下ピン36を前記基板受台30より突出
させておく。前記ロボットアームは前記ガラス基板14
を前記基板上下ピン36上に載置する。常温のガラス基
板14が加熱された基板受台30上に直接載置されない
ことから、ガラス基板14の熱歪みによる変形が防止さ
れる。該ガラス基板14搬入後は前記ゲートバルブ38
によって前記連絡窓21を閉塞する。
【0031】前記基板上下ピン36にガラス基板14が
支持され、前記基板受台30から浮いた状態で、前記加
熱ランプ29により上面から、又前記基板受台30によ
り下面から前記ガラス基板14がそれぞれ熱輻射によっ
て加熱される。而して、該ガラス基板14は上下両面か
ら同様な加熱条件で加熱されることで変形を生ずること
なく昇温していく。
支持され、前記基板受台30から浮いた状態で、前記加
熱ランプ29により上面から、又前記基板受台30によ
り下面から前記ガラス基板14がそれぞれ熱輻射によっ
て加熱される。而して、該ガラス基板14は上下両面か
ら同様な加熱条件で加熱されることで変形を生ずること
なく昇温していく。
【0032】加熱は段階的に行われ、最初の目標温度に
達すると、前記昇降シリンダ35により前記棚板37、
昇降ロッド34を介して前記基板上下ピン36を所定距
離降下させる。この状態でも、前記ガラス基板14は基
板受台30に接触していない。
達すると、前記昇降シリンダ35により前記棚板37、
昇降ロッド34を介して前記基板上下ピン36を所定距
離降下させる。この状態でも、前記ガラス基板14は基
板受台30に接触していない。
【0033】ガラス基板14は、より高温の前記基板受
台30によって更に高温まで加熱される。
台30によって更に高温まで加熱される。
【0034】斯かる段階的な加熱を終了すると、最終的
にガラス基板14は前記基板受台30に載置され、該基
板受台30によって直接所定の温度、例えば400℃に
加熱される。尚、前記加熱ランプ29よる加熱も連続的
に行われている。
にガラス基板14は前記基板受台30に載置され、該基
板受台30によって直接所定の温度、例えば400℃に
加熱される。尚、前記加熱ランプ29よる加熱も連続的
に行われている。
【0035】而して、ガラス基板14は段階的に而も上
下両面から加熱されるので、熱歪みによる変形を生ずる
こと無く、而も迅速に加熱される。
下両面から加熱されるので、熱歪みによる変形を生ずる
こと無く、而も迅速に加熱される。
【0036】ガラス基板14を所定の温度迄加熱する
と、前記昇降シリンダ35により前記基板上下ピン36
を上昇させ前記ガラス基板14を前記基板受台30から
持上げる。次に、ゲートバルブ38を開き前記ロボット
アームを前記連絡窓21から挿入する。前記昇降シリン
ダ35を作動させ前記ガラス基板14を降下させ、該ガ
ラス基板14を前記ロボットアームに乗置する。該ロボ
ットアームを後退させ予熱の完了したガラス基板14を
基板加熱室20から取出す。
と、前記昇降シリンダ35により前記基板上下ピン36
を上昇させ前記ガラス基板14を前記基板受台30から
持上げる。次に、ゲートバルブ38を開き前記ロボット
アームを前記連絡窓21から挿入する。前記昇降シリン
ダ35を作動させ前記ガラス基板14を降下させ、該ガ
ラス基板14を前記ロボットアームに乗置する。該ロボ
ットアームを後退させ予熱の完了したガラス基板14を
基板加熱室20から取出す。
【0037】尚、上記実施例では処理すべき基板として
ガラス基板を例示したが、その他の基板に対しても実施
可能であることは勿論である。
ガラス基板を例示したが、その他の基板に対しても実施
可能であることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、基板の
上下両面から同時に加熱することができるので、迅速に
而も基板に反りなどを生じさせることなく予熱を行え、
予熱時間の短縮を図ると共に予熱時の不良発生を防止す
ることができるという優れた効果を発揮する。
上下両面から同時に加熱することができるので、迅速に
而も基板に反りなどを生じさせることなく予熱を行え、
予熱時間の短縮を図ると共に予熱時の不良発生を防止す
ることができるという優れた効果を発揮する。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明が実施された半導体製造装置の一例を示
す全体斜視図である。
す全体斜視図である。
14 ガラス基板 20 基板加熱室 22 上加熱ユニツト 24 下加熱ユニット 25 基板昇降ユニット
フロントページの続き (72)発明者 折付 良二 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所茂原工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 基板加熱室内の上部と下部に加熱源を設
け、前記基板加熱室に装入された基板を上下両面から加
熱する様にすると共に少なくとも加熱初期は前記上下加
熱源と非接触状態で加熱し、最終段階で前記加熱源のい
ずれか1方に接触させて加熱することを特徴とする基板
加熱方法。 - 【請求項2】 基板を1方の熱源に段階的に接近させ、
基板加熱を段階的に行う請求項1の基板加熱方法。 - 【請求項3】 基板加熱室内の上部と下部に加熱源を設
け、該下部の加熱源に基板を載置可能とすると共に前記
基板を支持し昇降可能な基板昇降ユニットを設けたこと
を特徴とする基板加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34890991A JPH05160046A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 基板加熱方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34890991A JPH05160046A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 基板加熱方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05160046A true JPH05160046A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18400204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34890991A Pending JPH05160046A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 基板加熱方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05160046A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006273563A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Tokyo Electron Ltd | ロードロック装置,処理システム及び処理方法 |
JP2009010144A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理装置 |
JP2009238951A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 載置台、cvd装置並びにレーザ加工装置 |
JP2014229715A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置及び基板処理方法 |
KR20230011236A (ko) | 2021-07-13 | 2023-01-20 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 부품의 예열 처리 방법 및 기판 처리 장치 |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP34890991A patent/JPH05160046A/ja active Pending
Cited By (5)
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JP2006273563A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Tokyo Electron Ltd | ロードロック装置,処理システム及び処理方法 |
JP2009010144A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理装置 |
JP2009238951A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 載置台、cvd装置並びにレーザ加工装置 |
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KR20230011236A (ko) | 2021-07-13 | 2023-01-20 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 부품의 예열 처리 방법 및 기판 처리 장치 |
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