JPH1094463A - 棚装置 - Google Patents

棚装置

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Publication number
JPH1094463A
JPH1094463A JP25110496A JP25110496A JPH1094463A JP H1094463 A JPH1094463 A JP H1094463A JP 25110496 A JP25110496 A JP 25110496A JP 25110496 A JP25110496 A JP 25110496A JP H1094463 A JPH1094463 A JP H1094463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
plate
shelf
bottom plate
front wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP25110496A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunao Nagasaki
綱雄 長崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP25110496A priority Critical patent/JPH1094463A/ja
Publication of JPH1094463A publication Critical patent/JPH1094463A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストが低くて、体裁が良く、かつフェ
ースアウト陳列した板状物品が落下するおそれが小さ
く、しかも横重ね陳列とフェースアウト陳列とを可能と
した棚装置を提供する。 【解決手段】 底板10の後端部に、上方を向く背板9
を備え、かつ支柱等に支持されるようにした棚板3にお
ける前記底板10の前後方向の中間部に、背面を背板9
に係止して、後傾状態でフェースアウト陳列した板状部
品Aの前面下縁が当接しうるようにした前壁15を有す
る、左右方向に長く、下向凹入する係止溝18を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗等に設置され
る、パソコンソフトパッケージ、CD、本等の板状物品
を陳列するための棚装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンソフトパッケージ、CD、ある
いは本等の板状物品を、その狭幅の後背面が前方を向
く、横重ね陳列としたり、広幅の表面が前方を向く、フ
ェースアウト陳列としたりしうる棚装置の従来例として
は、図3に概略を示した、実公平4−43100号公報
に開示されているものがある。
【0003】この棚装置は、側面視が前向L字形をなす
棚板(01)の水平板(02)の前端部に、下向きに凹入する係
止溝(03)を左右方向に設けてなり、背板(04)の裏面に設
けた後向きのブラケット(05)の後端の係止片(06)を、支
柱(07)の係止孔(08)に係合することにより、支柱(07)に
棚板(01)を取り付けるようになっている。
【0004】前記背板(04)の前面には、上下両端に互い
に対向する嵌合部(09)(09)を備える係止部材(010)が固
着され、側面視後向きU字形をなすように折曲した線材
(011)の上下端部に固着された横向き円柱状の係止杆(01
2)(012)を、上下の嵌合部(09)(09)に係合することによ
り、棚板(01)に線材(011)が固定されている。
【0005】パソコンソフトパッケージ等の板状物品
(A)は、実線で示すように、その表面(A1)を前方に向
けつつ、全体を後方に傾斜させるとともに、その下端部
を係止溝(03)の前壁(03a)に係合させて、背面を線材(01
1)の前端部に支持させるフェースアウト状態か、また
は、仮想線で示すように、側面(書籍の場合には背表紙)
(A2)を前向きとした起立状態で、水平板(02)上に並べ
て載置する横重ね状態として陳列される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のもので
は、棚板(01)とは別部材である係止部材(010)や線材(01
1)を必要とするので、製造コストが高くなり、また物品
を陳列していない時に、係止部材(010)や線材(011)が棚
板(01)の前面に露出して、体裁が悪かった。
【0007】また、相当な厚みを有する板状物品(B)を
フェースアウト陳列すると、図3の仮想線で示すよう
に、板状物品(B)の下面前部が棚板(01)の前方へ突出
し、ここに人体や他物体が当接して、板状物品(B)が移
動したり、棚板(01)から落下することがある。さらに、
係止溝(03)が棚板(01)の前端部に設けられているため、
重量の大きい物品をフェースアウト陳列すると、棚板(0
1)の前端部が垂れ下がり、物品が倒れたり、落ちたりす
るおそれがある。
【0008】本発明は、従来の技術が有する上述のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、製造コストが低く
て、体裁が良く、かつフェースアウト陳列した板状物品
が落下するおそれが小さく、しかも横重ね陳列とフェー
スアウト陳列とを可能とした棚装置を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 底板の後端部に、上方を向く背板を備え、かつ支
柱等に支持されるようにした棚板における前記底板の前
後方向の中間部に、背面を背板に係止して、後傾状態で
フェースアウト陳列した板状部品の前面下縁が当接しう
るようにした前壁を有する、左右方向に長く、下向凹入
する係止溝を形成する。
【0010】(2) 上記(1)項において、棚板を、上端
部を後方に反転折曲して、支柱の前面に対する当接片が
形成された垂直の背板と、背板の下端から前方に向かっ
て延出する底板と、底板の前端から垂下する垂下片と、
垂下片の下端から前方に向かって水平に延出する受片と
からなる基板と、後面にブラケットが固着され、前面が
前記背板の後面下端部に止着されている起立片と、起立
片の前端から前方へ水平に延び、前端部上面が前記受片
の下面に固着されている補強片と、補強片の前端から起
立する前壁と、前壁の上端から、前記底板と同一平面に
おいて前方へ延出する水平の張出片と、張出片の前端か
ら垂下する取付片とからなる副板とをもって構成し、前
記基板の垂下片と受片と、副板の前壁とにより、係止溝
を形成する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図1
及び図2を参照しながら説明する。
【0012】床面上に立設した左右1対の支柱(1)(1)
の前面には、上下に並ぶ多数の係止孔(2)が、左右2列
にわたって穿設されている。
【0013】所望の高さにある係止孔(2)には、棚板
(3)の背面の左右端部に溶接等により固着されたブラケ
ット(4)の後端における下向係止片(5)が係合されてい
る。
【0014】棚板(3)は、側面視前向L字形をなす基板
(6)の下面に副板(7)を止着して構成されている。
【0015】基板(6)は、上端部を後方に反転折曲し
て、支柱(1)の前面に対する当接片(8)が形成された垂
直の背板(9)と、背板(9)の下端から前方に向かって延
出する底板(10)と、底板(10)の前端から垂下する垂下片
(11)と、垂下片(11)の下端から前方に向かって水平に延
出する受片(12)とからなっている。
【0016】副板(7)は、後面にブラケット(4)が固着
され、前面が前記背板(9)の後面下端部に止着されてい
る起立片(13)と、起立片(13)の前端から前方へ水平に延
び、前端部上面が前記受片(12)の下面に溶接等により固
着されている補強片(14)と、補強片(14)の前端から起立
する前壁(15)と、前壁(15)の上端から、前記底板(10)と
同一平面において前方へ延出する水平の張出片(16)と、
張出片(16)の前端から垂下する取付片(17)とからなって
いる。
【0017】しかして、基板(6)の垂下片(11)と受片(1
2)と、副板(7)の前壁(15)とにより、左右方向を向き、
かつ下向凹入する係止溝(18)が形成されている。
【0018】取付片(17)の前面には、上下縁を対向する
ように湾曲させたホルダ(19)が固着されており、このホ
ルダ(19)に、例えば棚板(3)上に載置された物品に関す
る上方を記載したプレート(20)が嵌合保持される。
【0019】パソコンソフトパッケージ等の板状物品
(A)は、その広幅の表面(A1)を前方に向けて、全体を
後方に傾斜させるとともに、その下面前端を係止溝(18)
の前壁(15)に係合して、上端部を背板(9)にもたせかけ
て支持させるフェースアウト陳列(実線示)、または、表
面(A1)を横向きとするとともに、狭幅の一側面(A2)
を前向きとし、係止溝(18)を跨ぐようにして、底板(10)
と張出片(16)との上面に載置する横重ね陳列(仮想線示)
とすることができる。
【0020】
【発明の効果】
(a) 従来例のような線材や係止部材が不要となるの
で、製造コストが低く、かつ体裁のよい棚装置を提供で
きる。
【0021】(b) 係止溝が棚板の前後方向の中間部に
あるため、厚い板状物品をフェースアウト陳列した場合
でも、その前下方端部が棚板の前方へ突出することはな
い。したがって、人体や他の物体が厚い板状物品に接触
して、これを移動させたり、落下させたりするおそれは
ない。
【0022】(c) 係止溝を、棚板の前後方向の中間部
に形成してあるので、重量の大きな物品をフェースアウ
ト陳列しても、棚板が前下方に撓むおそれは少さい。従
って、そのような撓みによって、商品が棚板から落下す
るおそれはなくなる(以上請求項1)。
【0023】(d) 請求項2記載の発明によれば、棚板
の後部に、底板と補強片によって角管状の補強構造が形
成されるので、重量の大きな商品をフェースアウト陳列
した場合でも、棚板が前下方に撓むことは殆どなく、商
品が棚板から落下したり、棚板上で転倒したりするおそ
れは小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】同じく図1の拡大側面図である。
【図3】従来例の側面図である。
【符号の説明】
(1)支柱 (2)係止孔 (3)棚板 (4)ブラケット (5)下向係止片 (6)基板 (7)副板 (8)当接片 (9)背板 (10)底片 (11)垂下片 (12)受片 (13)起立片 (14)補強片 (15)前壁 (16)張出片 (17)取付片 (18)係止溝 (19)ホルダ (20)プレート (A)板状物品 (A1)表面 (A2)側面 (B)厚い板状物品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板の後端部に、上方を向く背板を備
    え、かつ支柱等に支持されるようにした棚板における前
    記底板の前後方向の中間部に、背面を背板に係止して、
    後傾状態でフェースアウト陳列した板状部品の前面下縁
    が当接しうるようにした前壁を有する、左右方向に長
    く、下向凹入する係止溝を形成したことを特徴とする棚
    装置。
  2. 【請求項2】 棚板を、上端部を後方に反転折曲して、
    支柱の前面に対する当接片が形成された垂直の背板と、
    背板の下端から前方に向かって延出する底板と、底板の
    前端から垂下する垂下片と、垂下片の下端から前方に向
    かって水平に延出する受片とからなる基板と、後面にブ
    ラケットが固着され、前面が前記背板の後面下端部に止
    着されている起立片と、起立片の前端から前方へ水平に
    延び、前端部上面が前記受片の下面に固着されている補
    強片と、補強片の前端から起立する前壁と、前壁の上端
    から、前記底板と同一平面において前方へ延出する水平
    の張出片と、張出片の前端から垂下する取付片とからな
    る副板とをもって構成し、前記基板の垂下片と受片と、
    副板の前壁とにより、係止溝を形成してなる請求項1記
    載の棚装置。
JP25110496A 1996-09-24 1996-09-24 棚装置 Pending JPH1094463A (ja)

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JP25110496A JPH1094463A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 棚装置

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JP25110496A JPH1094463A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 棚装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1094463A true JPH1094463A (ja) 1998-04-14

Family

ID=17217713

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25110496A Pending JPH1094463A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 棚装置

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JP (1) JPH1094463A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7768399B2 (en) 2004-12-07 2010-08-03 Inventory Systems Gmbh Holder for at least one object
JP2017153859A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 スガツネ工業株式会社 物品支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7768399B2 (en) 2004-12-07 2010-08-03 Inventory Systems Gmbh Holder for at least one object
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990330