JP3862709B2 - 陳列台 - Google Patents

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Description

本発明は、カタログやパンフレット等の刊行物類を陳列するための陳列台に関する。
従来、カタログやパンフレット等の、比較的薄い刊行物を陳列する陳列台が知られている。これらは、一般に、回転する枠台や、立設されたパネル状の枠台に、複数の保持ケースが上下方向や左右方向に並設されて、構成されている。これにより、一の陳列台に設けられた全ての保持ケースにおいて、保持ケース内の一番前にある刊行物の表紙の少なくとも一部を見ることができる状態に陳列することができるように構成されている。保持ケースは、金属ワイヤ製のカゴ状であったり、合成樹脂製の箱状であったり、様々な形状や素材のものが知られている。
上記のような陳列台に陳列される刊行物等の陳列物は、比較的薄いものが多く、また、陳列台自体が店舗の外など戸外に設置されることがあり、陳列物がばらついたり、保持ケースからはみ出している部分がおれたりする不具合がある。この不具合を解消するために、従来、様々な技術が提案されている。
特許文献1に示すように、保持ケースを、左右幅方向略中心部が左右両側より前方に位置するように形成して、刊行物を彎曲又は後方に傾斜させて、刊行物が前方に倒れるのを防止する構造が公開されている。
また、特許文献2に示すように、一個の保持ケースと、すぐ上に存在する収納ケースの前後方向の重なりを利用して、刊行物を左右幅方向で彎曲させて、両肩が垂れないように差し込む構造のものが公開されている。
また、特許文献3に示すように、舌片状の補助板を設けることによって、刊行物を前方に押圧させて、がたつくことなく安定に保持された状態で収納部内に収納させたものが公開されている。
実開昭60−19079号公報 特開平6−261822号公報 実用新案登録第3059882号公報
本発明では、上記従来技術に鑑み、陳列台の最上部に位置する保持ケースに保持されている陳列物も、肩が垂れることなく良好に陳列することのできる陳列台の構造を提案する。
また、バリエーションを脹らませることのできる、陳列台の構造を提案する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、少なくとも一カ所に掛止部を形成した縦桟に、上下方向に複数の保持ケースを並べて固定して成るワイヤラックを備え、前記保持ケースを、陳列物を差し込み可能な開口部と、陳列物を保持する保持部とを、一体的に備えて形成し、該保持ケースを、上に位置する保持ケースの保持部の少なくとも一部分を、下に位置する保持ケースの開口部に挿入された状態となるように配置し、最も上に配置された保持ケースの開口部に、陳列物の左右幅方向略中央部を後方から前方へ押し出すことのできる押出部材を設ける陳列台である。
請求項2においては、前記ワイヤラックを、可動台又は固定台に設けた支持桟に引っ掛け固定して構成する陳列台である。
請求項3においては、前記ワイヤラックを、壁に固設した支持桟に引っ掛け固定して構成する陳列台である。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、陳列台の最上部に位置する保持ケースに保持されている陳列物も、肩が垂れることなく良好に陳列することができる。
請求項2においては、ワイヤラックと台とは分離可能であるので、台の形態を選択することで、陳列物の数や面積、方向等の陳列形態を変化させることができる。
請求項3においては、ワイヤラックを壁掛け状態に設置することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施例に係る陳列台の構成を示した正面図である。
図2は枠台の正面図、図3は枠台の側面図である。図4は枠台の平面図である。図5はワイヤラックの正面図である。
図6はワイヤラックの側面図、図7はワイヤラックの平面図、図8は保持ケースの正面図、図9は保持ケースの斜視図である。
図10は刊行物の存在域を示すワイヤラックの平面図、図11は陳列台に刊行物が保持されている様子を示す正面図、図12はワイヤラックに刊行物が保持されている様子を示す背面斜視図である。
図13は本発明に係る陳列台の別実施例を示す正面図、図14は本発明に係る陳列台の別実施例を示す正面図である。
図1に示す如く、本実施例に係る陳列台10は、枠台11とワイヤラック12とで構成されている。ワイヤラック12は枠台11に引っ掛け固定されており、一の枠台11に対して単数又は複数のワイヤラック12を備えることができる。また、ワイヤラック12は枠台11より着脱可能であり、陳列物13を移動させたり陳列物13を変更したりする際に、ワイヤラック12を枠台11より取り外すことができて、利便を図ることができる。
図1乃至図4に示す如く、枠台11は、縦桟21・21と、これらの縦桟21・21の上部同士を連結する上連結桟25と、下部同士を連結する下連結桟26と、各縦桟21・21の下端に略直交するように連結された横桟24・24とで、その外形部分が構成されている。縦桟21と横桟24とは併せて側面視逆さT字状となるように連結されており、横桟24・24の下面には、複数の車輪27・27が設けられて、枠台11が移動可能とされている。
前記上連結桟25の下方において左右の縦桟21・21には化粧板28が架設されている。
また、化粧板28の下方において、略二等辺三角形状に形成された上支持桟22が、左右の縦桟21・21に架設されており、さらに、上支持桟22の所定間隔をあけて下方に、上支持桟22と略同様の形状の下支持桟23が左右の縦桟21・21に架設されている。
この上支持桟22と、下支持桟23とに、ワイヤラック12の上端と下端とが掛止されている。
図1、図5乃至図7に示す如く、ワイヤラック12は、左右の縦桟31・31と、これらの間に架設され、上下方向に複数並設された保持ケース32・32・・・と、保持ケース32・32・・・を連結する連結縦桟33・33と、最も上部に位置する保持ケース32に固設された押出桟34とで構成されている。
これらワイヤラック12の各構成要素は、いずれも金属製の線材で構成されており、各構成要素は溶接固定されている。
縦桟31は、連続する一本の金属線材にて形成されており、その上端と下端とのそれぞれに掛止部としてのフック31a・31bが形成されており、上部のフック31aを枠台11の上支持桟22に引っ掛け、下部のフック31bを枠台11の下支持桟23に引っ掛けるように構成されている。
上部のフック31aに対して、下部のフック31bは後方に位置するように形成されており、縦桟31のフック31a・31bが枠台11の上支持桟22と下支持桟23とに引っ掛けられたときに、ワイヤラック12の縦桟31・31の下方が上方と比較して幾分前方に出た状態に保持されるようにしている。これにより、ワイヤラック12に保持される陳列物13は、常にやや上向きの状態となる。
なお、縦桟31に形成される掛止部としてのフック31a・31bの位置及び数は上記に限定されるものではなく、一本の縦桟31に少なくとも一つの掛止部が備えられて、ワイヤラック12を適当なものに引っ掛け固定することができれば良い。
図8及び図9にも示す如く、保持ケース32は、連続する一本の金属線材にて形成されており、上部に陳列物13を挿入する開口部32aが形成され、該開口部32aに連続して下方に、陳列物13を保持する保持部32bが形成されている。
開口部32aでは、略水平方向に延在する背部32wの左右両端側から、陳列物13を挿入する部分を抱え込むように腕部32x・32xが形成されて、保持ケース32に保持される陳列物13の左右幅方向の動きが規制されている。腕部32x・32xは左右幅方向略中心に向かって前方へ緩やかに傾斜しており、開口部32aが平面視において前方へ脹らんだかたちになるように形成されている。
そして、保持部32bでは、腕部32x・32xから下方へ屈曲して斜め下方向に延在する胴部32y・32yが形成され、胴部32y・32yの下端は背部32w側へ屈曲されて、この保持部32bにて陳列物13の下方向への動きが規制されている。
上述の如く形成される保持ケース32は、ワイヤラック12において上下方向に複数並設される。上に位置する保持ケース32の保持部32bの少なくとも一部が、下に位置する保持ケース32の開口部32aに挿入されるかたちで、保持ケース32・32・・・がそれぞれ一部重複する状態に重ねられた状態に配置されている。
そして、各保持ケース32・32・・・の背部32w・32w・・・が連結縦桟33・33を介して連結され、各保持ケース32・32・・・の腕部32x・32xが左右の縦桟31・31を介して連結されている。
上述の如く配置される上下の保持ケース32・32では、上に位置する保持ケース32・32の保持部32bにより、下に位置する保持ケース32の開口部32aの、実際に陳列物13を挿入できる空間13aの形状が前方に彎曲した状態になる。これにより、図10及び図11に示す如く、保持ケース32・32に保持される陳列物13は、左右幅方向において前方へ彎曲した状態となる。
また、最も上に位置する保持ケース32には、その背部32wに、陳列物13の左右幅方向略中央部を後方から前方へ押し出すための押出部材としての押出桟34が設けられている。押出桟34は背部32wから前方へ突出する略円弧状に形成されている。なお、押出桟34の形状は本実施例に限定されるものではなく、背部32wから前方へ突出する形状であればよく、例えば、略三角形状としたり、略五角形状としたりすることもできる。
この押出桟34により、図10及び図12に示す如く、最も上に位置する保持ケース32の開口部32aも、実際に陳列物13を挿入できる空間13aの形状が前方に彎曲した状態になる。これにより、保持ケース32・32に保持される陳列物13は、左右幅方向において前方へ彎曲した状態となる。
従って、ワイヤラック12にて保持される全ての陳列物13は、左右幅方向に前方へ彎曲して、やや反った状態に維持されるため、陳列物13の上部が垂れることなく、また、重ねられた陳列物13がばらつくことなく安定して、ワイヤラック12の保持ケース32・32・・・に保持されることとなる。
なお、本実施例においては、枠台11に設けられた上支持桟22及び下支持桟23は略三角形状として、一台の陳列台10に二つのワイヤラック12・12を備えることを可能としているが、ワイヤラック12の備え付け形態はこれに限定されるものではない。
例えば、図13に示すように、枠台11に設けられた上支持桟22及び下支持桟23を略平板状として、ここに複数のワイヤラック12・12・・・を備えるようにすることもできる。
また、例えば、枠台11を、回転台として、この回転台に設けられた上支持桟22及び下支持桟23にワイヤラック12を引っ掛けて保持させるようにすることもできる。
さらに、必ずしも枠台11は必要ではなく、図14に示すように、上支持桟22及び下支持桟23を壁30等に固設して、この上支持桟22及び下支持桟23にワイヤラック12・12・・・を引っ掛けて備えることもできる。特に、本実施例に係るワイヤラック12は前後方向の厚みが比較的小さいので壁掛け状態としても、室内へ突出して圧迫感を与えること無く設置することができる。
上述の如く、ワイヤラック12と枠台11とは分離可能であるので、枠台11を選択することで、様々な陳列形態(立体状、平面状、可動、固定など)を形成することができる。また、一台の陳列台10に陳列可能な陳列物の数を可変とすることができる。
従って、ワイヤラック12を汎用品とし、枠台11にバリエーションを備えることで、陳列台10としての製品のバリエーションを備えることができる。
本発明の実施例に係る陳列台の構成を示した正面図。 枠台の正面図。 枠台の側面図。 枠台の平面図。 ワイヤラックの正面図。 ワイヤラックの側面図。 ワイヤラックの平面図。 保持ケースの正面図。 保持ケースの斜視図。 刊行物の存在域を示すワイヤラックの平面図。 陳列台に刊行物が保持されている様子を示す正面図。 ワイヤラックに刊行物が保持されている様子を示す背面斜視図。 本発明に係る陳列台の別実施例を示す正面図。 本発明に係る陳列台の別実施例を示す正面図。
符号の説明
10 陳列台
11 枠台
12 ワイヤラック
13 陳列物
22 上支持桟
23 下支持桟
31 縦桟
32 保持ケース
33 連結縦桟
34 押出桟

Claims (3)

  1. 少なくとも一カ所に掛止部を形成した縦桟に、上下方向に複数の保持ケースを並べて固定して成るワイヤラックを備え、
    前記保持ケースを、陳列物を差し込み可能な開口部と、陳列物を保持する保持部とを、一体的に備えて形成し、
    該保持ケースを、上に位置する保持ケースの保持部の少なくとも一部分を、下に位置する保持ケースの開口部に挿入された状態となるように配置し、
    最も上に配置された保持ケースの開口部に、陳列物の左右幅方向略中央部を後方から前方へ押し出すことのできる押出部材を設ける
    ことを特徴とする陳列台。
  2. 前記ワイヤラックを、可動台又は固定台に設けた支持桟に引っ掛け固定して構成する、
    請求項1に記載の陳列台。
  3. 前記ワイヤラックを、壁に固設した支持桟に引っ掛け固定して構成する、
    請求項1に記載の陳列台。
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