JP3108119U - 陳列商品表示体およびそれを含む構造体 - Google Patents

陳列商品表示体およびそれを含む構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP3108119U
JP3108119U JP2004005912U JP2004005912U JP3108119U JP 3108119 U JP3108119 U JP 3108119U JP 2004005912 U JP2004005912 U JP 2004005912U JP 2004005912 U JP2004005912 U JP 2004005912U JP 3108119 U JP3108119 U JP 3108119U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
display
support member
shaped
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004005912U
Other languages
English (en)
Inventor
伊藤  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iris Ohyama Inc
Original Assignee
Iris Ohyama Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iris Ohyama Inc filed Critical Iris Ohyama Inc
Priority to JP2004005912U priority Critical patent/JP3108119U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3108119U publication Critical patent/JP3108119U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Display Racks (AREA)

Abstract

【課題】支持部材(フックハンガー)を用いて支持した場合に、正面の方向と左右の斜めの方向のいずれかに自由に向きを定めることができ、かつ、これらのいずれの方向に向きを定めた場合であっても、支持部材に対してぐらつくことなく固定されうる陳列商品表示体(プライスカードホルダー)を提供する。
【解決手段】陳列商品表示体1は、価格等を表示するための表示部2と、その後方に設けられた取付部3を備えている。取付部3は、支持部材20の第一の棒状部21と嵌合させるための嵌合用孔6,7,8が、表示部2の幅方向に位置をずらして複数並設されている第一の成形部分4と、複数の嵌合用孔6,7,8のいずれに支持部材20の第一の棒状部21を嵌合させた場合であっても、支持部材20の第二の棒状部22を揺動させることなく固定して支持することのできるように形成されている第二の成形部分5を含む。
【選択図】図1

Description

本考案は、歯ブラシ等の同種の商品を多数吊り下げて陳列する際に、この商品の価格等を表示するために用いられる陳列商品表示体(プライスカードホルダー等)に関する。
コンビニエンスストア、ドラッグストア等の商店において、同種の商品を多数吊り下げて陳列するための方法として、陳列台の所定の高さの地点にて、2本の平行に延びる棒状部を有するフックハンガーを水平方向に取り付け、これら2本の棒状部中の下側の棒状部に、歯ブラシ等の商品を多数吊り下げ、かつ、これら2本の棒状部中の上側の棒状部に、吊り上げられた商品の価格等を表示した陳列商品表示体(プライスカードホルダー等)を着脱可能に取り付けることが行われている。
しかし、陳列商品表示体の幅が商品の幅よりも大きい場合、隣り合って陳列される異種の商品間の間隔が、陳列商品表示体の幅によって規定されることになり、これら異種の商品間に無駄な空間が生じてしまう。
そのため、陳列商品表示体の向きを正面の方向から左右いずれかの斜めの方向に変えることによって、隣り合って配設されている陳列商品表示体間の間隔を狭めて、幅の小さい商品の陳列の密度を高めることが行われている。
このような陳列商品表示体の例として、図20および図21に示すように、カードホルダー部61(値札65を収容する部分)と一体構造のものとして形成された連結保持具62が、鉛直方向に貫通して穿設された複数個のバー取付け孔63を備えており、これら複数個のバー取付け孔63に対するフックハンガー64のバーの先端の挿着位置を変更することによって、カードホルダー部61の左右方向の向きを変えるように構成された値札保持具60が知られている(特許文献1)。
特開2002−278463
上述の文献に記載されている値札保持具60は、複数個のバー取付け孔63のいずれにフックハンガー64のバーの先端(鉛直部)を挿着した場合であっても、フックハンガー64のバーの水平部を挿通して支持されるようにするために、バーの径(D)よりもある程度大きな幅(W)(図10参照)を有する開口部66を有している。
そのため、特に、図20に示すように、中央のバー取付け孔63にフックハンガー64のバーの先端(鉛直部)を挿着した場合には、開口部66の幅方向におけるバーの遊び(可動範囲)が、W(開口部の幅)−D(バーの径)だけ生じることになり、その結果、値札保持具60が、フックハンガー64に対して若干のぐらつきを伴って支持されることになる。
そこで、本考案は、支持部材(例えば、フックハンガー)を用いて支持した場合に、正面の方向および左右の斜めの方向の中から選ばれる任意の方向に向きを変えることのできる陳列商品表示体(例えば、プライスカードホルダー)であって、前記のいずれの方向に向きを定めた場合であっても、支持部材に対してぐらつくことなく固定されうる陳列商品表示体を提供することを目的とする。
本考案者は、支持部材の先端部分(鉛直部)を嵌合させるための所定の複数の嵌合用孔を有する第一の成形部分と、支持部材の先端部分(鉛直部)から折曲して延設された部分(水平部)を固定して支持するための第二の成形部分を含むように、陳列商品表示体を形成させれば、前記課題を達成することができることを見出し、本考案を完成した。
すなわち、本考案は、以下の[1]〜[6]を提供するものである。
[1] 陳列商品(例えば、上端に吊り下げ用の孔を有する包装された歯ブラシ)に関する情報(例えば、価格等)を表示するための表示部(例えば、プライスカードを収容可能な表示板)と、該表示部の後方に設けられた取付部とを備えた陳列商品表示体であって、当該陳列商品表示体は、自由端を有する第一の棒状部(例えば、鉛直方向に延びる短尺の円柱体)と該第一の棒状部から折曲して延設された第二の棒状部(例えば、水平方向に延びる長尺の円柱体)とを含む棒状体を備えた支持部材の当該棒状体を嵌合させて支持することができるものであり、当該陳列商品表示体の前記取付部は、前記支持部材の第一の棒状部と嵌合させるための嵌合用孔が、前記表示部の幅方向(左右方向)に位置をずらして複数(例えば、3つ)並設されている第一の成形部分と、前記複数の嵌合用孔のいずれに前記支持部材の第一の棒状部を嵌合させた場合であっても、前記支持部材の第二の棒状部を揺動させることなく固定して支持することのできるように形成されている第二の成形部分を含むことを特徴とする陳列商品表示体。
[2] 陳列商品に関する情報を表示するための表示部と、該表示部の後方に設けられた取付部とを備えた陳列商品表示体であって、当該陳列商品表示体は、上方に延びかつ自由端を有する第一の棒状部と該第一の棒状部の下端にて折曲して水平方向に向かって延設された第二の棒状部とを含む棒状体を備えた支持部材の当該棒状体を嵌合させて支持することができるものであり、当該陳列商品表示体の前記取付部は、前記支持部材の第一の棒状部を下方から挿入して嵌合させるための嵌合用孔が、前記表示部の幅方向に位置をずらして複数並設されている第一の成形部分と、前記複数の嵌合用孔のいずれに前記支持部材の第一の棒状部を嵌合させた場合であっても、前記支持部材の第二の棒状部を水平方向に揺動させることなく固定して支持することのできるように形成されている第二の成形部分を含むことを特徴とする陳列商品表示体。
[3] 前記取付部の嵌合用孔は、前記表示部を正面の方向に向けるための第一の嵌合用孔と、前記表示部を左右いずれかの斜めの方向に向けるための、前記第一の嵌合用孔の左方および右方に位置する第二および第三の嵌合用孔とを含み、前記取付部の第二の成形部分は、前記第一の嵌合用孔に前記支持部材の棒状体の第一の棒状部を嵌合させた場合に、前記支持部材の棒状体の第二の棒状部を固定して支持することのできる第一の揺動防止用部分(例えば、支持部材の棒状体の第二の棒状部の径に合致させた径を有する断面が逆U字状の内周面を有する半円筒形状の部分)と、前記第二または第三の嵌合用孔に前記支持部材の棒状体の第一の棒状部を嵌合させた場合に、前記支持部材の棒状体の第二の棒状部を固定して支持することのできる、前記第一の揺動防止用部分よりも低い位置に形成された第二の揺動防止用部分(例えば、前記の半円筒形状の部分の下端から下方に拡開して延びる部分)を含む前記[2]の陳列商品表示体。
[4] 前記第二の揺動防止用部分は、前記支持部材の棒状体の第二の棒状部が通過し得る開口部と、該開口部の左右に形成された一対の側壁部を有するものであり、前記一対の側壁部は、前記開口部の左右の一対の縁から前記複数の嵌合用孔の位置する内方に向かって形成された一対の内側の側壁部分と、前記開口部の左右の一対の縁から外方に向かって形成された一対の外側の側壁部分を含み、前記第二または第三の嵌合用孔に前記支持部材の棒状体の第一の棒状部を嵌合させた場合に、前記一対の内側の側壁部分の片方と、該片方と前記開口部を隔てて対向する、前記一対の外側の側壁部分の片方とによって、前記支持部材の棒状体の第二の棒状部を挟み込んで支持することのできるように、前記一対の内側の側壁部分および前記一対の外側の側壁部分が形成されている前記[3]の陳列商品表示体。
[5] 前記第二の揺動防止用部分は、前記支持部材の棒状体の第二の棒状部が通過し得る開口部と、該開口部の左右に形成された一対の側壁部を有するものであり、該一対の側壁部は、前記開口部の左右の一対の縁から前記複数の嵌合用孔の位置する内方に向かって形成された一対の内側の側壁部分を含み、前記第二または第三の嵌合用孔に前記支持部材の棒状体の第一の棒状部を嵌合させた場合に、前記一対の内側の側壁部分の片方と、該片方と前記開口部を隔てて対向する、前記開口部の一対の縁の片方とによって、前記支持部材の棒状体の第二の棒状部を挟み込んで支持することのできるように、前記開口部および前記一対の内側の側壁部分が形成されている前記[3]の陳列商品表示体。
[6] 陳列商品表示体と、該陳列商品表示体を支持するための支持部材とからなる陳列商品表示用構造体であって、前記陳列商品表示体は、陳列商品に関する情報を表示するための表示部と、該表示部の後方に設けられた取付部とを備えており、前記支持部材は、自由端を有する第一の棒状部と該第一の棒状部から折曲して延設された第二の棒状部とを含む棒状体を備えたものであり、前記陳列商品表示体の前記取付部は、前記支持部材の第一の棒状部と嵌合させるための嵌合用孔が、前記表示部の幅方向に位置をずらして複数並設されている第一の成形部分と、前記複数の嵌合用孔のいずれに前記支持部材の第一の棒状部を嵌合させた場合であっても、前記支持部材の第二の棒状部を揺動させることなく固定して支持することのできるように形成されている第二の成形部分を含むことを特徴とする陳列商品表示用構造体。
本考案の陳列商品表示体は、支持部材を用いて支持した場合に、正面の方向および左右の斜めの方向の中から選ばれる任意の方向に向きを変えることができるので、陳列する商品の幅が広い場合には、正面の方向に向きを定め、また、陳列する商品の幅が狭い場合には、左右いずれかの斜めの方向に向きを定めて、隣り合う陳列商品表示体間の距離を狭めるという使用方法が可能であり、商品の陳列の密度を常に高く維持することができると同時に、これらいずれの場合においても、第二の成形部分の存在によって、支持部材にぐらつくことなく固定されるので、常に整然とした状態に保つことができ、使用時の外観も良好となる。
また、本考案の陳列商品表示体を前記[3]の形態に作製した場合には、第二の揺動防止用部分を多段(例えば、2段)に形成することによって、左右の斜めの方向に向きを定める際の角度を多段階(例えば、60度と45度の2段階)に定めることができる。
以下、図面に基づいて本考案の陳列商品表示体の一例を説明する。
図1は、本考案の陳列商品表示体の一例を示す斜視図、図2は、図1に示す陳列商品表示体の正面図、図3は、図1に示す陳列商品表示体の平面図、図4は、図1に示す陳列商品表示体の底面図、図5は、図1に示す陳列商品表示体の右側面図、図6は、図1に示す陳列商品表示体の背面図、図7は、図2中のA−A線で切断した状態を示す断面図、図8は、図1に示す陳列商品表示体と支持部材とを組み合わせてなる陳列商品表示用構造体の一例を示す斜視図、図9は、図8に示す陳列商品表示用構造体の正面図、図10は、図8に示す陳列商品表示用構造体の底面図、図11は、図8に示す陳列商品表示用構造体の向きを左方の斜めの方向に定めた状態を示す斜視図、図12は、図11に示す陳列商品表示用構造体の正面図、図13は、図11に示す陳列商品表示用構造体の底面図、図14は、図8に示す陳列商品表示用構造体の向きを右方の斜めの方向に定めた状態を示す正面図、図15は、図14に示す陳列商品表示用構造体の底面図、図16は、図1に示す陳列商品表示体における取付部の他の形態例を示す底面図、図17は、図1に示す陳列商品表示体の使用状態を示す図、図18は、本考案の陳列商品表示体の他の形態例を示す平面図、図19は、本考案の陳列商品表示体の他の形態例を示す正面図である。
なお、図面では、本考案の陳列商品表示体1の特徴部分である取付部3を正面から見た図を、正面図としている。ただし、本明細書中においては、本考案の陳列商品表示体1が商品の価格等の表示手段であることから、陳列商品表示体1の表示部2の側を「前方」とし、取付部3の側を「後方」とするとともに、取付部3に関する左右方向については、取付部3を正面から見た場合(図1)における方向を示すものとする。
図1中、本考案の陳列商品表示体1は、陳列商品に関する情報を表示するための表示部2と、表示部2の後方に設けられた取付部3を備えている。
ここで、「陳列商品」とは、支持部材20によって支持することのできる複数の同種の商品(図17参照)であって、例えば、上端に吊り下げ用の孔を有する包装された歯ブラシ等が挙げられる。
「陳列商品に関する情報」とは、例えば、商品名、価格等が挙げられる。「陳列商品に関する情報」は、通常、プライスカードを用いて表示される。
表示部2は、図1および図6に示すように、平板部9と、プライスカード(図示せず)を着脱可能に装着するためのカード保持部12,13を備えている。平板部9の上端の中央には、プライスカードの装着作業を容易にするための半円状の切欠部11が設けられている。
取付部3は、第一の成形部分4と第二の成形部分5を備えている。
第一の成形部分4は、表示部2の裏面の後方に形成された外壁部4aと、表示部2の裏面に一体的に形成された鉛直方向に延びる2本の帯状の凸部4bとから構成されている。また、第一の成形部分4は、外壁部4aおよび帯状の凸部4bによって形成された空洞部分として、支持部材20の第一の棒状部21(図8参照)と嵌合させるための複数の嵌合用孔(第一の嵌合用孔6,第二の嵌合用孔7および第三の嵌合用孔8)を有する。これらの嵌合用孔6,7,8は、いずれも軸線が鉛直方向に延びるように形成されており、また、水平方向の相互の位置関係については、表示部2の幅方向に位置をずらして、相互間に隔壁を有さず連続的に連通して形成されている。
これらの嵌合用孔6,7,8は、各々、支持部材20の第一の棒状部21を下方から挿通して、ぐらつくことなく嵌合させることのできる形状に形成されている(図8〜図13参照)。
なお、嵌合用孔6,7,8は、支持部材20の第一の棒状部21の形状に対応して、下方から上方に所定の深さだけ延びるように形成されていればよく、必ずしも鉛直方向に貫通している必要はない。
なお、複数の嵌合用孔6,7,8は、表示部2の幅方向(左右方向)に位置をずらして適宜の位置に並設されていればよく、図1に示すようなこれら3つの孔6,7,8の中心を直線で結びうるもの以外に、種々の形態をとることができる。
例えば、図18中の(a)に示す陳列商品表示体31の表示部32の後方に設けられた取付部33は、第一の嵌合用孔36と、第一の嵌合用孔36の左後方に連通して形成された第二の嵌合用孔37と、第三の嵌合用孔36の右後方に連通して形成された第三の嵌合用孔38とを有する第一の成形部分34と、第二の成形部分35とから形成されている。
図18中の(b)に示す陳列商品表示体41の表示部42の後方に設けられた取付部43は、第一の嵌合用孔46と、第一の嵌合用孔46の左後方に隔壁を介在して独立して形成された第二の嵌合用孔47と、第三の嵌合用孔46の右後方に隔壁を介在して独立して形成された第三の嵌合用孔48とを有する第一の成形部分44と、第二の成形部分45とから形成されている。
図1中、第二の成形部分5は、第一の成形部分4の外壁部4aの下側の領域から後方に向かって突出して形成された部分であり、鉛直方向の断面が逆U字形である半円筒形状に形成された第一の揺動防止用部分14と、第一の揺動防止用部分14の下端から下方に延びて形成された第二の揺動防止用部分15を備えている。
このうち、第一の揺動防止用部分14は、図8〜図10に示すように、支持部材20の第一の棒状部21を第一の嵌合用孔6に嵌合させた場合に、支持部材20の第二の棒状部22を嵌合させて揺動不能に支持するための部分である。第一の揺動防止用部分14の内壁面は、例えば、支持部材20の第二の棒状部22の径に対応させた形状を有するように形成すればよい。
一方、第二の揺動防止用部分15は、図11〜図15に示すように、支持部材20の第一の棒状部21を第二の嵌合用孔7または第三の嵌合用孔8に嵌合させた場合に、支持部材20の第二の棒状部22を嵌合させて揺動不能に支持するための部分である。
第二の揺動防止用部分15は、図2および図4に示すように、第一の成形部分4の外壁部4aの下側の領域から後方に延びて形成された一対の内側の側壁部分17と、一対の内側の側壁部分17の後方側の端部から折曲して後方に向かって形成された一対の外側の側壁部分18とからなる。
一対の内側の側壁部分17は、各々、鉛直方向に延びる平坦な内面を有しており、これらの平坦な内面は、後方に向かうにつれて相互の距離を次第に狭めるように形成されている。一対の外側の側壁部分18は、各々、鉛直方向に延びる平坦な内面を有しており、これらの平坦な内面は、後方に向かうにつれて相互の距離を次第に広げるように形成されている。したがって、一対の内側の側壁部分17の内面と、一対の外側の側壁部分18の内面との境目は、取付部3を正面から見た場合の開口部16の輪郭を形成している(図2および図7参照)。
支持部材20の第一の棒状部21を第三の嵌合用孔8に嵌合させた場合には、図11〜図13に示すように、支持部材20の第二の棒状部22は、第三の嵌合用孔8の側に位置する内側の側壁部分17と、第三の嵌合用孔8と反対側(第二の嵌合用孔7の側)に位置する外側の側壁部分18とによって、挟み込んで支持される。
支持部材20の第一の棒状部21を第二の嵌合用孔7に嵌合させた場合には、図14〜図15に示すように、支持部材20の第二の棒状部22は、第二の嵌合用孔7の側に位置する内側の側壁部分17と、第二の嵌合用孔7と反対側(第三の嵌合用孔8の側)に位置する外側の側壁部分18とによって、挟み込んで支持される。
第一の成形部分4および第二の成形部分5は、図1に示すように一体的に形成してもよいし、あるいは各々独立して離間した形態に形成してもよい。また、第一の成形部分4は、図1に示すように各々独立して離間した2つ以上の成形部分(4a、4b)から構成してもよいし、図18に示すように一体的に形成してもよい。第二の成形部分5は、通常、図1に示すように一体的に形成されるが、各々独立して離間した2つ以上の成形部分から構成することも可能である。
なお、外側の側壁部分18は、図16に示すように、省略することができる。この場合、支持部材20は、次のように支持される。
支持部材20の第一の棒状部21を第三の嵌合用孔8に嵌合させた場合には、支持部材20の第二の棒状部22は、第三の嵌合用孔8の側に位置する内側の側壁部分17と、第三の嵌合用孔8と反対側(第二の嵌合用孔7の側)に位置する開口部16の縁19とによって、挟み込んで支持される。ここでの縁19は、第二の嵌合用孔7の側に形成された内側の側壁部分17の後方側の端部でもある。
支持部材20の第一の棒状部21を第二の嵌合用孔7に嵌合させた場合には、支持部材20の第二の棒状部22は、第二の嵌合用孔7の側に位置する内側の側壁部分17と、第二の嵌合用孔7と反対側(第三の嵌合用孔8の側)に位置する開口部16の縁19とによって、挟み込んで支持される。ここでの縁19は、第三の嵌合用孔8の側に形成された内側の側壁部分17の後方側の端部でもある。
陳列商品表示体1を左右いずれかの方向に斜めに向ける場合の傾斜角度は、正面を向いた状態(図10)を基準(0度)として、適当な角度(例えば、30度)に定めることができる(図13および図15参照)。この傾斜角度は、第二の揺動防止用部分15の形状を設計変更することによって、所望の大きさに変えることができる。
また、この傾斜角度を2段階以上に定めることもできる。例えば、図19に示す陳列商品表示体51は、図1に示す陳列商品表示体1の嵌合用孔6,7,8と同じ位置でかつそれらよりも長い嵌合用孔を有するように形成した第一の成形部分54と、第一の成形部分54の後方に連続的に形成した第二の成形部分55とからなるものであり、第二の成形部分55によって2段階に傾斜角度を変えることができるように構成されている。
すなわち、第二の成形部分55は、図1に示す陳列商品表示体1の第一の揺動防止用部分14と同様に形成された第一の揺動防止用部分55aと、図1に示す陳列商品表示体1の第二の揺動防止用部分15と同様に形成された第二の揺動防止用部分55bと、第二の揺動防止用部分55bの下端から下方に延びて形成された第三の揺動防止用部分55cを備えている。そして、第二の揺動防止用部分55bによって、陳列商品表示体51の向きを、正面の方向を基準(0度)として、例えば30度の斜めの角度に定めることができる。また、第三の揺動防止用部分55cによって、陳列商品表示体51の向きを、正面の方向を基準(0度)として、例えば45度の斜めの角度に定めることができる。
この場合、陳列商品表示体51は、右方45度、右方30度、正面(0度)、左方30度、左方45度の合計5つの向きを自由に選択可能なものとなる。
次に、本考案の陳列商品表示体の使用方法について説明する。
図17中、支持部材20は、第一の棒状部(鉛直部)21と、第二の棒状部(水平部)22と、第三の棒状部(鉛直部)23と、第四の棒状部(水平部)24と、第五の棒状部(傾斜部)25とを備えた棒状体に対して、板体27とフック28とを備えた取付部26を固着させてなる。
商品陳列台(図示せず)にフック28を掛けて支持部材20を取り付けた後、支持部材20の第四の棒状部24に商品29を吊り下げるとともに、支持部材20の第一の棒状部21および第二の棒状部22に、陳列商品表示体1を取り付ければ、商品の陳列が完了する。その後、商品29の幅の広狭に合わせて、陳列商品表示体1の向きを正面の方向または左右いずれかの斜めの方向に変更することによって、商品29の陳列の密度を常に高く維持することができる。
本考案の陳列商品表示体の一例を示す斜視図である。 図1に示す陳列商品表示体の正面図である。 図1に示す陳列商品表示体の平面図である。 図1に示す陳列商品表示体の底面図である。 図1に示す陳列商品表示体の右側面図である。 図1に示す陳列商品表示体の背面図である。 図2中のA−A線で切断した状態を示す断面図である。 図1に示す陳列商品表示体と、支持部材とを組み合わせてなる陳列商品表示用構造体の一例を示す斜視図である。 図8に示す陳列商品表示用構造体の正面図である。 図8に示す陳列商品表示用構造体の底面図である。 図8に示す陳列商品表示用構造体の向きを左方の斜めの方向に定めた状態を示す斜視図である。 図11に示す陳列商品表示用構造体の正面図である。 図11に示す陳列商品表示用構造体の底面図である。 図8に示す陳列商品表示用構造体の向きを右方の斜めの方向に定めた状態を示す正面図である。 図14に示す陳列商品表示用構造体の底面図である。 図1に示す陳列商品表示体における取付部の他の形態例を示す底面図である。 図1に示す陳列商品表示体の使用状態を示す図である。 本考案の陳列商品表示体の他の形態例を示す平面図である。 本考案の陳列商品表示体の他の形態例を示す正面図である。 従来の陳列商品表示体(値札保持具)の一例を示す平面図である。 図20に示す従来の陳列商品表示体をB−B線で切断した状態を示す断面図である。
符号の説明
1,31,41,51 陳列商品表示体(プライスカードホルダー)
2,32,42 表示部
3,33,43 取付部
4,34,44,54 第一の成形部分
4a 外壁部
4b 帯状凸部
5,35,45,55 第二の成形部分
55a 第一の揺動防止用部分
55b 第二の揺動防止用部分
55c 第三の揺動防止用部分
6,36,46 第一の嵌合用孔
7,37,47 第二の嵌合用孔
8,38,48 第三の嵌合用孔
9 平板部
11 切欠部
12,13 カード保持部
14 第一の揺動防止用部分
15 第二の揺動防止用部分
16 開口部
17 内側の側壁部分
18 外側の側壁部分
19 開口部の縁
20 支持部材(フックハンガー)
21 第一の棒状部(鉛直部)
22 第二の棒状部(水平部)
23 第三の棒状部(鉛直部)
24 第四の棒状部(水平部)
25 第五の棒状部(傾斜部)
26 取付部
27 板体
28 フック
29 商品
60 従来の陳列商品表示体
61 カードホルダー部
62 連結保持具
63 バー取付け孔
64 フックハンガー
65 プライスカード
66 開口部

Claims (6)

  1. 陳列商品に関する情報を表示するための表示部と、該表示部の後方に設けられた取付部とを備えた陳列商品表示体であって、
    当該陳列商品表示体は、自由端を有する第一の棒状部と該第一の棒状部から折曲して延設された第二の棒状部とを含む棒状体を備えた支持部材の当該棒状体を嵌合させて支持することができるものであり、
    当該陳列商品表示体の前記取付部は、
    前記支持部材の第一の棒状部と嵌合させるための嵌合用孔が、前記表示部の幅方向に位置をずらして複数並設されている第一の成形部分と、
    前記複数の嵌合用孔のいずれに前記支持部材の第一の棒状部を嵌合させた場合であっても、前記支持部材の第二の棒状部を揺動させることなく固定して支持することのできるように形成されている第二の成形部分を含むことを特徴とする陳列商品表示体。
  2. 陳列商品に関する情報を表示するための表示部と、該表示部の後方に設けられた取付部とを備えた陳列商品表示体であって、
    当該陳列商品表示体は、上方に延びかつ自由端を有する第一の棒状部と該第一の棒状部の下端にて折曲して水平方向に向かって延設された第二の棒状部とを含む棒状体を備えた支持部材の当該棒状体を嵌合させて支持することができるものであり、
    当該陳列商品表示体の前記取付部は、
    前記支持部材の第一の棒状部を下方から挿入して嵌合させるための嵌合用孔が、前記表示部の幅方向に位置をずらして複数並設されている第一の成形部分と、
    前記複数の嵌合用孔のいずれに前記支持部材の第一の棒状部を嵌合させた場合であっても、前記支持部材の第二の棒状部を水平方向に揺動させることなく固定して支持することのできるように形成されている第二の成形部分を含むことを特徴とする陳列商品表示体。
  3. 前記取付部の嵌合用孔は、前記表示部を正面の方向に向けるための第一の嵌合用孔と、前記表示部を左右いずれかの斜めの方向に向けるための、前記第一の嵌合用孔の左方および右方に位置する第二および第三の嵌合用孔とを含み、
    前記取付部の第二の成形部分は、
    前記第一の嵌合用孔に前記支持部材の棒状体の第一の棒状部を嵌合させた場合に、前記支持部材の棒状体の第二の棒状部を固定して支持することのできる第一の揺動防止用部分と、
    前記第二または第三の嵌合用孔に前記支持部材の棒状体の第一の棒状部を嵌合させた場合に、前記支持部材の棒状体の第二の棒状部を固定して支持することのできる、前記第一の揺動防止用部分よりも低い位置に形成された第二の揺動防止用部分を含む請求項2に記載の陳列商品表示体。
  4. 前記第二の揺動防止用部分は、前記支持部材の棒状体の第二の棒状部が通過し得る開口部と、該開口部の左右に形成された一対の側壁部を有するものであり、
    前記一対の側壁部は、前記開口部の左右の一対の縁から前記複数の嵌合用孔の位置する内方に向かって形成された一対の内側の側壁部分と、前記開口部の左右の一対の縁から外方に向かって形成された一対の外側の側壁部分を含み、
    前記第二または第三の嵌合用孔に前記支持部材の棒状体の第一の棒状部を嵌合させた場合に、前記一対の内側の側壁部分の片方と、該片方と前記開口部を隔てて対向する、前記一対の外側の側壁部分の片方とによって、前記支持部材の棒状体の第二の棒状部を挟み込んで支持することのできるように、前記一対の内側の側壁部分および前記一対の外側の側壁部分が形成されている請求項3に記載の陳列商品表示体。
  5. 前記第二の揺動防止用部分は、前記支持部材の棒状体の第二の棒状部が通過し得る開口部と、該開口部の左右に形成された一対の側壁部を有するものであり、
    該一対の側壁部は、前記開口部の左右の一対の縁から前記複数の嵌合用孔の位置する内方に向かって形成された一対の内側の側壁部分を含み、
    前記第二または第三の嵌合用孔に前記支持部材の棒状体の第一の棒状部を嵌合させた場合に、前記一対の内側の側壁部分の片方と、該片方と前記開口部を隔てて対向する、前記開口部の一対の縁の片方とによって、前記支持部材の棒状体の第二の棒状部を挟み込んで支持することのできるように、前記開口部および前記一対の内側の側壁部分が形成されている請求項3に記載の陳列商品表示体。
  6. 陳列商品表示体と、該陳列商品表示体を支持するための支持部材とからなる陳列商品表示用構造体であって、
    前記陳列商品表示体は、陳列商品に関する情報を表示するための表示部と、該表示部の後方に設けられた取付部とを備えており、
    前記支持部材は、自由端を有する第一の棒状部と該第一の棒状部から折曲して延設された第二の棒状部とを含む棒状体を備えたものであり、
    前記陳列商品表示体の前記取付部は、
    前記支持部材の第一の棒状部と嵌合させるための嵌合用孔が、前記表示部の幅方向に位置をずらして複数並設されている第一の成形部分と、
    前記複数の嵌合用孔のいずれに前記支持部材の第一の棒状部を嵌合させた場合であっても、前記支持部材の第二の棒状部を揺動させることなく固定して支持することのできるように形成されている第二の成形部分を含むことを特徴とする陳列商品表示用構造体。
JP2004005912U 2004-10-06 2004-10-06 陳列商品表示体およびそれを含む構造体 Expired - Fee Related JP3108119U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004005912U JP3108119U (ja) 2004-10-06 2004-10-06 陳列商品表示体およびそれを含む構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004005912U JP3108119U (ja) 2004-10-06 2004-10-06 陳列商品表示体およびそれを含む構造体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3108119U true JP3108119U (ja) 2005-04-07

Family

ID=43270811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004005912U Expired - Fee Related JP3108119U (ja) 2004-10-06 2004-10-06 陳列商品表示体およびそれを含む構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3108119U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016000167A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 アイリスオーヤマ株式会社 陳列商品表示用カードケース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016000167A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 アイリスオーヤマ株式会社 陳列商品表示用カードケース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6786340B2 (en) Ambidextrous merchandise fixture and method of displaying merchandise therefrom
US10188232B2 (en) Decorative article with receiving member
US8511485B2 (en) Modular wave shaped merchandiser rack
JP3108119U (ja) 陳列商品表示体およびそれを含む構造体
US8579122B2 (en) Modular system for display
US6431374B1 (en) Display unit
US5775017A (en) Product display
JP3120799U (ja) 商品表示体
KR101791191B1 (ko) 상품진열용 후크 유닛
JP2020078460A (ja) 表示装置
JP2017506567A (ja) ファーニチャーシステム
JP3234749U (ja) 商品陳列什器
JP5479016B2 (ja) 商品陳列用フック
JP3233388U (ja) 商品陳列具
JP3118413U (ja) 商品陳列棚
JP7474562B2 (ja) 陳列用部材及び物品陳列方法
JP3027975U (ja) 組み立て式ケース
JP4775875B2 (ja) 商品陳列冷ケース用表示具およびその使用方法
JP3862709B2 (ja) 陳列台
JP2006000551A (ja) 商品収納容器
KR200363210Y1 (ko) 액세서리 진열대
JP3130147U (ja) 商品情報表示具及びその連続体
JP3130717U (ja) 表示板支持具及び表示板支持装置
JP5698019B2 (ja) 商品陳列什器
JP4660846B2 (ja) ディスプレーハンガー

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080126

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090126

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees